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  1. VAST POSTはJAKOMO公告
  2. ようこそ新作映画の世界へ(2024)2024年3月29日公開 115分初代メンバー集結!「ニューヨークに戻るのは格別だ」シリーズ愛を語る特別映像公開2024年3月26日 8時03分  人気SF映画シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(3月29日全国公開)から、新旧ゴーストバスターズのメンバーがシリーズ愛やリスペクトを語る、特別映像が公開された。 前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2022)の田舎町から、シリーズではお馴染みのニューヨークへと舞台を移す本作。真夏のニューヨークに現れた、全てを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト・ガラッカを退治すべく、新旧ゴーストバスターズが立ち上がる。 映像では、新ゴーストバスターズとして続投するポール・ラッド(ゲーリー役)が出演の喜びを語り、「レジェンドもいます」とビル・マーレイ(ピーター・ベンクマン博士役)、ダン・エイクロイド(レイモンド・スタンツ博士役)、アニー・ポッツ(ジャニーン・メルニッツ役)、アーニー・ハドソン(ウィンストン役)を紹介。ハドソンは「新しい世代とニューヨークに戻るのは格別だ」と新世代メンバーとの共演について語ると、ビルも「この(新しい)世代は善人だが面白みに欠ける」と初代ゴーストバスターズらしくユーモア交じりにコメント。ダンは「シリーズの伝統が効果的に受け継がれています」とシリーズ愛を強調する。新旧キャストの本格共演に注目 トレヴァー役のフィン・ウルフハードが「新しい装置とゴーストが登場します」と新要素について説明すると、ポッツは「驚きに満ちています」と期待を寄せる。また、シリーズを象徴するゴースト・スライマーも再登場を果たしており、パットン・オズワルド(ヒューバート・ワルツキー博士役)は「スライマーに再会して感激しました」と喜びを爆発させている。 最強ゴースト・ガラッカとの戦いについて、「重要な戦いです。もし負けたら誰も生き残れません」と予告するポール。レジェンドキャストをリスペクトするクメイル・ナンジアニ(ナディーム役)は「シリーズのファンなのでレイとの共演は夢のようでした」と振り返っていた世界初解禁!『バッドボーイズ RIDE OR DIE』予告6月21日(金)全国の映画館で公開<予告1>バッドボーイズ RIDE OR DIE:画像(1バッドボーイズ RIDE OR DIE:画像(ファン待望!ウィル・スミスがスクリーンに帰ってくる! 全世界で大ヒットのバディ・アクションシリーズ最新作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』6月21日(金)全国の映画館で公開!最新作では、バッドボーイズが<容疑者>に! 敵は巨大麻薬カルテル、そして警察!マイアミ市警のバッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)。高級車をハイスピードでぶっ飛ばずマイクの横で、いつものようにマーカスが毒づき、2人の<息の合わない!?>掛け合いは相変わらず――。そんな時、亡き上司のハワード警部に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた上司のために、独自に捜査を始めた2人は、警察からも敵組織からも追われる身となる。四面楚歌の中、汚名返上のための命がけの戦いが始まる!本作の副題である「RIDE OR DIE」が意味するのは「一蓮托生、死ぬまで共に――」。過去シリーズでもピンチの時に何度も彼らが唱えた合言葉、「共に生き、共に死ぬ。一生悪友<バッドボーイズ>」(We ride together. We die together. Bad Boys for life.)がここに表現されている。年期が入った2人の掛け合いと、生きるか死ぬかの決死のアクションの中で、シリーズ史上最も強いふたりの“絆”が描かれる! お楽しみに☆彡Netflix 2024年4月の新着コンテンツ癒されてくださいね・・・<br>

    2024/03/28 2☆彡『ゴーストバスターズ/』『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
  3. そう言えば、宮崎駿監督、山崎貴監督、アカデミー賞受賞おめでとうございます。日本映画が同時に二本は初めてらしい。ビバジャパン\(^○^)/昨日今日で5本の映画を観た。一本除いてDVD(^_^)ハル・アシュビー監督「帰郷」。半身不随のベトナム帰還兵と、ハイスクールの同級生が再会し、やがて不倫の恋に落ちる話。不倫される旦那役はブルース・ダーン。この人は「華麗なるギャツビー」でも不倫されてた。寝取られ男が似合うのだ(^_^)ロバート・レッドフォード監督「クイズ・ショウ」。実話を基にした話。そりゃあね、誰だってTVで見たいと思うのは見た目も性格もよりよい方の人でしょう。クイズ番組の不正はよくないけど、それと、誰の中にもある差別感情は別物であって、これを一緒にするから話がおかしくなるのだ。ポール・スコフィールドが現代劇に出てるの珍しい(^_^)デビッド・O・ラッセル監督「ザ・ファイター」。実話が続いた。実在の元世界王者ミッキー・ウォードとその家族を描いた話。シュガー・レイ・レナードをダウンさせた兄がトレーナーを、金欲と名誉欲の強い母がマネージャーを務めるのだけど、この二人のロクデナシっぷりがいい。演じたクリスチャン・ベールとメリッサ・レオはどちらもこの映画でオスカー受賞してて、ナットク(^_^)ハーバート・ロス監督「摩天楼はバラ色に」。マイケル・J・フォックスが出世を目指す若者を演じるコメディ。相手役はスーパーガール役でデビューしたヘレン・スレイター。キレイで好きだったんだけど、その後パッとしなかったなあ。深町章監督「エッチな金魚姫 海に恋して」これだけ録画。金魚が若い女に変身する、ポルノ版「蜜のあわれ」。この「蜜のあわれ」という本は昔から俺もやりたかったのだ。誰かやってくれる若くてかわいい女優さんいないかなあ。もちろんポルノじゃなく(^_^)

    誰かいないかなあ
  4. 映画「アウトフィット(ある仕立て屋の長い夜)」2022年Netflix配信 ★★★★☆(英語:字幕翻訳 不明)1956年 シカゴ。「L.BURLING BESPOKE」の看板の紳士服店を切り盛りするのはイギリス人のレオナルド・バーリング(マーク・ライランス)。「布を38のパーツに分け、228の工程を経てスーツができる・・」といったナレーションに載せて、レオナルドの日々の手仕事が映し出されます。職人は彼ひとりで、あとは娘くらいの年頃の受付のメイブルがいるだけ。メイブルはスノードーム集めが趣味で、手先は器用とは言えず・・・レオナルドがロンドンからハサミひとつでここにやってきたとき、最初に訪れた客はここを縄張りにしているアイルランド系ギャングのボス、ロイ・ボイルでした。彼はレオナルドの仕事を気に入って、以来、一番の得意客。そのために、彼の手下たちがこの店を違法なものや情報の受け渡しに使って、警察やほかのギャングの目を欺いていました。なかでも、ロイの息子のリッチー・ボイルと、相棒のフランシスはよく店に来ていてリッチーのほうがメイブルと「できてる」のは公然の秘密でした。ある日、腹から血を流したリッチーをフランシスが連れてきます。敵対するギャングに追われているので病院にもいけず、もちろん警察にも。弾は貫通しており、ひどい出血です。「針と糸があるだろう」フランシスに銃でおどされ、レオナルドは傷口の縫合をするはめになります。上部組織の「アウトフィット」からはラット(密通者)の存在を仄めかされており、今回襲われたのもそれが原因とふたりは考えています。FBIが仕掛けた盗聴テープのコピーを手にいれたものの再生装置がないので、今は確かめることができません。一刻も早くラットの正体を知りたいフランシスは怪我の処置が一段落すると、リッチーをのこして再生装置をさがしに行きます。一方、出血がおさまって少し元気になったリッチーはレオナルドに感謝します。「敵に情報を売ってFBIに協力したのは私です」「実は私がラットです」というレオナルドに「うっかり騙されるところだったよ」と大笑い。「笑いは百薬の長です」とレオナルド。そこへフランシスが帰ってきて、「再生装置のある店が見つかったので、これからテープを持っていく」といい、「もうすぐ父がくるから、いっしょに聞けばいい」というリッチーと言い合いになり、さらにテープがバッグのなかから消えており疑心暗鬼になったふたりは銃で撃ち合います。先に発砲したのはリッチーでしたが、フランシスの弾が当たってリッチーが倒れさらにとどめを刺したところで、父ロイ・ボイルの車が到着し・・・・               (あらすじ とりあえずここまで)OUTFITって、「衣装」という意味と、アルカポネ時代に実在したマフィア組織をかけているんですね。「キングスマン」とか、紳士服テーラーは映画の舞台になること多いです。ただ、レオナルドはちょっとしつこいくらい私はテーラー(仕立て屋)ではなくてカッター(裁断師)です」って言ってましたが。冒頭は採寸から裁断、仕立て、仕上げ、と正確で丁寧な仕事の紹介からはじまり、なんか、この映画を思い出してしまいました。⇩『テーラー 人生の仕立て屋』映画「テーラー 人生の仕立て屋」 2021(令和3)年9月3日公開 ★★★☆☆(ギリシャ語・ロシア語; 字幕翻訳 星加久実、字幕監修 柳田富美子)ニコス…ameblo.jp大事なのは「客を観察して、人となりを読み取ること」野望をもってるのか、人ごみに紛れたがっているのか、聞き役に徹しながら、情報を読み取ることが重要、といいます。「無関係の服職人が犯罪にまきこまれる」という形ではあるものの、職業柄、出入りする人間の性格を完全に把握しているのですべての瞬間でレオナルドは最適解をだすことができるんですね。フランシスとリッチーはいつもいっしょに行動してはいますが、正確も資質も大きく違っていることも、レオナルドにはお見通し。フランシスは以前、身を挺してボスを庇って6発も撃たれたことがあり、そのために、血縁でもなく、アイルランド系でもないのにボスから可愛がられているのが、リッチーには我慢なりません。一方、ギャングとしての資質はフランシスの方がはるかに上なのにリッチーはボスの息子というだけで№2だということをフランシスは不満に思っています。そんな二人に対してレオナルドはリッチーの前では、「私がラットです」とかまをかけ、フランシスの前では、「犯罪にまきこまれた哀れな老人」で通します。つづきです(ネタバレ)↓↓↓↓リッチーの死体をトランクに隠し、父ロイには、「リッチーはテープをもってあわてて出かけた」ことにします。ロンドンのサヴィルローで修業し、やっと出した店が火事で妻と娘を失ったこと、シカゴにやってきたときにもっていたのは妻からのこのハサミ1本だった・・・という話をすると、ロイ・ボイルは、「俺の道具はこの銃。これで何人もの人を殺し、人生をきりひらいてきた」ロイはレオナルドを信頼しており、銃に触るのも許しています。「あなたは指を鳴らすだけで、私を殺すことなどたやすいはず・・」といいながらも、常に冷静で「引用が得意」なレオナルドをかなり気に入っている様子です。撃たれた息子の命をレオナルドが救ったこともロイは知っておりしばらくはなごやかな時間が流れるのですが、ハンガーにかかったリッチーのコートが見つかって、一転あやしまれることに。「12月にコートなしで息子が出かけるか?」「リッチーは(付き合ってる)近所のメイブルの家に行ったのでは?」と今度はメイブルに目を向けさせるのがフランシスの作戦。ロイが別室でメイブルを拷問にかけようとしますが、そこへ店の電話が鳴り、レオナルドが出ます。「電話はリッチーさまからでした。」「この場所にいるから迎えに来て欲しいと」と、メモを渡すレオナルド。父と手下は店を出ていきますが、リッチーの死体は部屋のなかにあるわけでどう考えてもウソの情報とわかっているフランシスは、店に残ります。銃を持っているのはフランシスですが、ここで形勢逆転。①「あの電話が嘘だとわかって息子の死体がみつかれば我々3人は殺される」②「ここでボスたちの居場所を、敵対する「ラフォンテーヌ」に流せばボスは彼らに始末されて、あなたは組の№1になれる」ラットが実はメイブルで、それを陰で支えていたのがレオナルドだということもわかるのですがフランシスは考えた挙句②を選び、メイブルがフランス語で電話をかけます。また、テープをかくしたのもレオナルドで、それもラ・フォンテーヌは買い取ると言ってきています。やがて、ボイルたちを殺したラ・フォンテーヌのボスと手下が大金をいれたトランクを持って店を訪れます。フランシスはクローゼットに隠れてレオナルドに応対させますが、レオナルドは機転を利かせてフランシスを見つけさせ、手下が射殺。テープを受け取って帰っていきます。大金の入ったトランクはメイブルに渡し、レオナルドは後始末を。というのも、渡したテープは自作の偽物で、ただの洋裁の解説テープでした。ラ・フォンテーヌがそれに気づいて戻ってくるまでに完了しなければなりません。店に油をまき、火をつけると、なんと死んだはずのフランシスが起き上がり、襲撃されそうになりますが裁ちばさみで応戦。レオナルドの両腕には派手な刺青が・・・実は裁断師になるまえ、レオナルドはギャングだったのでした。(あらすじここまで)日本では劇場公開されなかった少し前の映画なんですが、最近、ネットフリックから、「あなたの好みにぴったり」と頻繁にオススメされているもので、気になって鑑賞。Netflixのイチオシ作品はほんとにハズレがないですね。本作も、ワンシチュエーションの舞台劇のようなギャングの話で、まさに私の好み!NetflixのAIは完璧ということなんでしょうか?それにひきかえ、アメブロの「あなたにオススメのブログ」「あなたと似ているブログ」は全く判断基準が理解できないんですけど、こんなこと思ってるのは私だけ??すべてを仕立て屋の店内だけで完結させる、という、無理を承知の脚本ながらとてもよくできていたと思います。「実はレオナルドがアウトフィットの幹部」「アウトフィットだけに・・・(笑)」なんてくだらないオチだったらどうしようかと思いましたが、ホント、上手!連絡方法は固定電話だけカセットテープがなかなか再生できないなんて時代をしらない世代には通じづらいかもしれませんけどね。マーク・ライランスの落ち着き払ったポーカーフェイスは助演賞を総なめした「ブリッジ・オブ・スパイ」を彷彿とさせます。彼は70代くらいと思っていたら、まだ60代前半なんですね(トム・ハンクスより若いとは!)ディラン・オブライエンとジョニー・フリン。若手のふたりも多分舞台経験ないだろうに、上手かったですね。ジョニーなんて、本職はミュージシャンと聞いて驚きました。Netflix配信作品、アカデミー賞の前後はチェックしていますが、平均したら月に1本くらいしか観ていないのはせっかくのサブスクなのに、もったいないですね。

    アウトフィット
  5. はいどんも。今日はディズニーの原点である短編映画シリーズ語り。「ミッキー・マウスシリーズ」や「ドナルド・ダックシリーズ」等と並ぶディズニーの代表的な短編作品群である「シリー・シンフォニー」シリーズの登場です。ディズニーは元々短編カートゥーンが主戦場の小さな映画制作会社でした。その中で、キャラクターを中心として展開したミッキーやドナルドのシリーズとは違い、音楽とアニメーションを精密に融合させた単発作品のシリーズとしてスタートしたのがシリー・シンフォニーです。ウォルトの友人であった音楽クリエイターのカール・スターリングが提案した「アニメーションに合わせた音楽」ではなく「音楽に合わせたアニメーション」という発想から始まった今シリーズは独自の発展を遂げていき、ウォルトとディズニースタジオにとって、新しいアイデアや技術・手法等を試す最良の実験の場として機能することになります。その過程の中で、【初のカラーアニメーション】や【マルチプレーンカメラの導入】【ドナルドダックの誕生】等映画界に様々な影響を与えながら多数の名作を生み出していきました。このシリーズでのディズニーの実験の数々は、やがて初の長編アニメーション映画制作という偉業へ直接結びついていく事になります。アカデミー賞受賞作品もとても多く、シリー・シンフォニーシリーズとしては実に7本の作品が受賞を成し遂げました。今回はそんな作品群の中から、あの押しも押されぬ大人気キャラクターのデビュー作となったこちらの作品について語っていきます。(※当ブログは基本ネタバレありです。ご了承下さい。)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー赤ずきんちゃん(原題:The Big Bad Wolf)1934年監督バート・ジレットデータ1934年に公開されたシリー・シンフォニーシリーズ第44作目(諸説により前後あり)となる短編アニメーション映画。古くから伝わるイギリスの民話を原作に1933年に短編映画化され大ヒットを記録した「三匹の子ぶた」の正式な続編作品であり、同時にシャルル・ペローやグリム童話でも知られるおとぎ話「赤ずきん」を映画化した作品でもあります。監督はウォルトから引き継いで数々のミッキー・マウス作品を監督した事で知られる、バート・ジレット。ディズニー草創期を支えた人物です。脚本にはディズニーストーリー部門初代責任者であり【絵コンテ】を開発した人物の一人であるテッド・シアーズ。音楽は「白雪姫」「ダンボ」「バンビ」等の錚々たるディズニーミュージックを手掛けたフランク・チャーチル。彼が前作で作った大ヒット曲「狼なんか怖くない (Who's Afraid of the Big Bad Wolf)」は今作でも使用されています。ボイスキャストには前作に引き続き、、ピント・コルヴィグ(プラクティカル・ピッグ)ビリー・ブレッチャー(ビッグ・バッド・ウルフ)ドロシー・コンプトン(ファイファー・ピッグ)メアリー・モダー(フィドラー・ピッグ)そして新たに赤ずきんちゃん役としてシャーリー・リードが出演しています。1933年の「三匹の子ぶた」の空前の大ヒットはディズニーや関連会社にとって非常に意義のある大きな成功であり、アニメーション業界、シリー・シンフォニーシリーズの社会的認知度や価値の上昇にも繋がりました。これを弾みに初の長編アニメーション制作の足掛かりとしたいディズニーでしたが、世間や配給会社が望んだのは【子ぶたの続編】。「豚で豚を超えることはできない」と、続編化に消極的なウォルトでしたが配給会社に押し切られる形で、単なる続編ではなく新たな題材と子ぶたを組み合わせた短編作品を制作。それがこの「赤ずきんちゃん」です。あのヒット作の続編と言う事で注目は集めたものの、結果としては収益面でも評価面でも一作目には遠く及ばず。さらなる大ヒットを生み出すことはできませんでした。しかしながらどちらも決して悪いわけではなく、その職人芸の如きクオリティの高さは一定以上の支持を獲得し、今作をきっかけに子ぶた達とビッグ・バッド・ウルフはキャラクターとしてより認知度を上げ、様々な作品にゲスト出演するようになる等、キャラの自立化と定着化にひと役買いました。又その後のリバイバル等でも「三匹の子ぶた」と抱合せでリリースされる事が多く、もちろん一作目に及びはしないもののシリー・シンフォニーシリーズの中でも上位に入る人気の高さと認知度を誇る作品となっています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあらすじある日、赤ずきんは病の祖母の元を訪ねる途中で子ぶた達の家に立ち寄る。子ぶた達は、前作でプラティカル・ピッグが建てた煉瓦の家に3人で住んでいた。これから祖母の家へ行くという赤ずきんにファイファーとフィドラーは近道を勧めるが、プラティカルは【近道の森には狼が出る。危険だから遠回りでも堅実な道を…】とアドバイスする。そんなプラティカルの助言も聞かずフィドラーとファイファーは赤ずきんを連れて近道の森へ向かってしまうが…ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー感想「豚で豚を超える事はできない」このウォルトの一言が全てを物語っている気がします。この言葉、実はかなり深いというか真を突いた名言だなと思うんですよね。現在でも尚続いている映画をはじめとする各種作品の「続編」問題。果たして続編はオリジナルを超える事ができるのか。商業目的以外の続編の意義とは一体なんなのか。その答えを示しているような言葉だと思います。同じ事をやったってオリジナルを超える事は決してできない。素晴らしい1つの作品を超えようと思ったら、全く違うことで勝負しなきゃいけない。これを1930年代に言っていたウォルトってやっぱり凄いと思うし、映画業界における続編問題が90年も前から既に存在していた事にも驚きます。そして、ウォルトが存命中ディズニーの長編アニメーションで直接的な続編が1本も無かった事実も深く頷けますね。かと言って今作が良い作品じゃないかと言うと全然そんな事はないんですけどね。単純な続編を嫌ったウォルトの意向によって「赤ずきん」という全く違った題材をメインで扱った変わった作風になっていますし、アニメーションは相変わらず文句のつけようがない素晴らしさです。キャラクターの描写力にも磨きがかかっていて、特にビッグ・バッド・ウルフは非常に魅力的に進化しています。ただ、やはりストーリー展開やギャグ構成、そしてシリー・シンフォニーの魅力である音楽とのシンクロという点等に少々惰性感が見られるのも事実です。特に音楽はほぼ全編前作の「狼なんか怖くない (Who's Afraid of the Big Bad Wolf)」のアレンジに留まっていて、せめてここは新曲で勝負して欲しかったなと。まぁただ大ヒット曲ですし、当然上からのゴリ押しがあったのは容易く想像できますが…。映画というのは大衆娯楽であると同時に商品であり商売です。だから売れた商品を再利用して…というのは商売として当然のプロセスですしそれを否定するつもりはありません。ただやはり続編というのはオリジナルでヒットを出すよりも数倍難しい事であるという事は、歴史が証明していますよね。大きな問題は【オリジナルと同等の熱意と情熱で制作に取り組めるか】と【オリジナルとは全く別のやりたい事を見いだせているか】だと思います。これが、本当に難しいんですよね。言うのは簡単ですけど。今作はまさにそんな続編のジレンマを体現している作品じゃないかなと思います。職人芸が光る良い作品なのは間違いないんですが、一作目程の情熱や力強さ、そして何より作り手のやりたい事が見えてこないんですよね。なんか、この何十年後かにはじまる【トゥーン・スタジオの続編乱発問題】に繋がっていくものを感じました。まさに、ディズニーの続編ジレンマの元祖と言っても良いのではないでしょうかね。間違いなく現在でも子供が安心して楽しめる良い作品なんですけどね!「赤ずきんちゃん」は現在ディズニープラスで配信中です♪「三匹の子ぶた」は知っていても続編の存在は知らなかった〜という人も結構多いようなので、未見の方も一度昔観たよ〜という方も、機会があれば是非現在の視点で、一度改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。はい。というわけで今回はこの辺で!今回も長文駄文にお付き合い頂きありがとうございました♪しーゆーねくすとたぁいむー。にほんブログ村

    ディズニー映画語り 赤ずきんちゃん
  6. 横浜フランス映画祭2024「コンセント/同意」を観てきました。ストーリーは、文学が好きな13歳の少女バネッサは、母親が招かれたパーティーに同席し、50歳の有名作家ガブリエル・マツネフと出会う。彼は自身の小児性愛嗜好を隠すことなく文学作品に仕立て上げ、既存の道徳や倫理への反逆者として注目を集めた人物だった。まだ13歳だったバネッサにマツネフは何度も熱烈な大人の手紙を書き、文学に興味を持ち始めた頭の良いバネッサは手紙の文章に感動し、マツネフに憧れを抱きはじめる。有名な作家だという彼に思われているのだということで高揚感を覚えたのだ。最初は拒んでいたバネッサだったが、学校の前に立ちバネッサを見つめるマツネフにとうとう折れてついていってしまう。そしてこの男の恋人となりミューズとなり、マツネフの作品を生み出す糧となってしまう。この時バネッサは、彼女自身が彼の獲物だったことに気が付かなかった。彼女はこの捕食者であるマツネフが彼女に及ぼす破壊的な支配にますます激しく苦しんでいく。母親はこうなることが解っていてバネッサに辞めるようにと忠告しましたが彼に夢中だったバネッサは話を聞かず、苦しむところまで来てしまいます。マツネフは段々と抵抗するようになるバネッサを言葉で支配しようとしますが…。後は、映画を観てくださいね。この映画、凄く恐ろしい内容でした。私は観ていて、これこそジャ〇ーズ事務所でジャ〇ー喜多川が少年たちにやっていた支配と同じなのだろうと思いました。本当に酷いんです。13歳といってもまだ子供です。有名な人に声をかけられれば嬉しいだろうし、自分は特別なのかもと思ってしまいますよね。そこに付け込んで、わざと大人の言葉で誘惑するんです。”君は素晴らしい”とか、”素敵だ”とか、そんな言葉は子供同士では使いませんよね。だから自分も大人になったような気持ちになり、周りの友達よりも私は上なんだと思わせて、自分の手の中に取り込むんです。このマツネフという人物、本当に悪魔だなと思いました。こんなロリコン、逮捕しなきゃ終わらないと思うけど、有名な作家だし、純粋な愛だったと言い切っていて逮捕が出来ないようなんです。それこそ題名にある”同意”があると言っているんです。でもね、13歳が同意なんて出来ませんよ。それは同意ではありません。無理やりに”イエス”と言わせてるんです。観ていただけると解るけど、汚いやり方をするんです。でね、それでもダメだとなると、すぐに他の少女を手に入れてくるんです。おいおいオッサン、いい加減にしろよって言いたくなりました。マジで映画を観ながら”許せない!”と思いましたもん。このバネッサがジャ〇ーズの少年たちに見えて、マジで生々しかったなぁ。処女を奪う時だって色々あって、ネタバレになるから書けないけど、ここまで少女にやらせるかっていうようなことをさせて、その上で奪うという、なんだかもう、信じられませんでした。不思議なのが、何故、母親が訴えなかったんだろうと思うんです。いくら本人が同意したといったって、未成年なんだから親が訴えれば引き離せられたでしょ。映画では、母親にも問題があることをしっかりと描いていて、娘に強く言えないような母親なんです。驚いたのは、娘とオッサンの関係を知っていながら、家に招いて一緒に食事をするとか、あり得ないでしょ。どんなに有名な作家だろうが、私なら絶対に許しませんけどね。バネッサは大人になってから、自分が狙われて捕食されたのだということに気が付き、その手口を小説にして出版したのが、この映画の原作になった「コンセント/同意」です。その時はそれが何なのかよく解っていなかったけど、大人になって全て理解が出来たのでしょう。この本を出してから、同じように被害にあった女性が自分も被害者だったんだと気が付いたそうです。それくらい手口が汚くて、無理やりにイエスと言わされていたことに何年も経ってから気が付くということがあるようでした。小児性愛者って思っているよりも多いので被害に遭われた方もいらっしゃるのだと思います。でもね、ここで言っておきますがロリコンだからって全ての人が酷い奴とは限りません。もうすぐ映画公開される「マンティコア」という作品は自分が小児性愛者であるということが解っているけど、子供は傷つけてはいけないと考えている人物が主人公なんです。どんなに可愛いと思っても遠くから見るだけで我慢をしている。そんな彼がどうなるかという作品で、全てのロリコンが変態レイプ野郎ではないということが解ります。最近はこういう問題も取り上げられるようになって、みんなで子供を守ろうという考え方になってきていて嬉しいです。子供の頃に性被害に遭うとトラウマになるので、出来るだけそういう嫌な思いをさせないように気を付けていきたいですね。ジャ〇ーズの件ですが、なんで最初にフォーリーブスの方が本にした時に取り上げなかったんでしょうね。今でもよいので映画化すればよいのに。どんな酷いことが行われていたのか、しっかりと言葉だけでなく映像で描いてみても良いと思うんです。でないと、また同じような事件が起こってしまうかもしれません。もう二度と子供たちが芸能界に入るためにおもちゃにされるようなことが無いようにして欲しい。この映画、素晴らしい映画です。私は超!超!お薦めしたいと思います。子供がどんな風に被害に遭っていくのかということが良く描かれているので、沢山の人に観ていただいて子供を守ってあげて欲しいです。そして、こんな人間を見つけたら、すぐに警察に突き出してください。ホントに許せませんから!ダメ、ゼッタイ!です。もう日本配給が決まっているので今年中に公開されると思います。ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。「コンセント/同意」コンセント/同意unifrance.jp「マンティコア」映画『マンティコア 怪物』オフィシャルサイトゲームデザイナーの青年が生み出したマンティコア[怪物]。人間の心の闇のタブーに踏み込んだ、衝撃のアンチモラル・ロマンス。4月19日(金)全国順次公開www.bitters.co.jp同意Amazon(アマゾン)10代で知っておきたい「同意」の話 : YES、NOを自分で決める12のヒント (14歳の世渡り術プラス)Amazon(アマゾン)

    【横浜フランス映画祭2024】「コンセント/同意」小児性愛者ってこんな風に子供を取り込むんです。
  7. デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション前章を観た。前編とは知らずに見たが、めちゃくちゃ面白い。SFテイストは、近年得意の"突如巨大UFO現れてから数年後の日常"だが、異星人の描写が秀逸だし、克明な日常の描き方半端ない。主人公2人の過去の下り長すぎるが、アスペクト比がそこだけスタンダードで観客の混乱を避ける工夫。それにしても圧倒的な背景美術だ。異常に描き込まれた浅野いにおの原作漫画には及ばないが、ちょっとした背景も実に見事だ。電車のドアに貼られたシール広告がこれほど見事かつ自然なアニメ見た事ない。実際の企業名を出さずに、それでいてその商品やお店の雰囲気を完璧に再現している。何度も出てくるテレビ中継も自然。今後の怪獣映画はぜひお手本にしてほしい。そして"あの"の声優が超絶素晴らしい。うますぎて最初は信じられなかった。実写演技の1000万倍の出来だ。異星人たちの落下で終わるラスト良いし自衛隊の攻撃も無謀で面白い。今から後編が楽しみだ。なお、劇場公開では、予告後に先日逝去された声優TARAKOさんへの追悼コメントが追加されている2024年劇場鑑賞第5位

    ◎ デッドデッドデーモンズ デデデデデストラクション 前章
  8. さっそくですが今回鑑賞したのはコチラです【ホビッツベイ】1946年、オレゴン州の沿岸部ホビッツベイ庭の貯水タンクに入って作業していた男性が何かに襲われた?中へ引きずり込まれ。。。とか不穏な空気が漂う映像で始まるこの作品月日は流れて1978年。。。傾きかけてる?ペットショップを営むベンは疎遠だった母の死を知らせに来た弁護士からオレゴン州ホビッツベイにある土地の相続と30年以上前に"事故死"したと聞いた父と姉が実は行方不明で遺体が見つかってないと知る妻ジュールズ、幼い娘レイア、愛犬アーチ―家族を連れベンは相続した土地を見に行くと倒木で閉ざされた深い森の奥に建つ一軒家が長く空き家だったため古びてはいるけれども(ちょっと不気味だけどねw)家の裏手には手つかずの自然が残るビーチが裏のポーチには貯水タンクの入り口があってベンが確認のために中に入ると意外と広い?しかし水は無く外に出たベンは蓋を閉め忘れで、売るにしても住むにしても掃除は必要?すると大量の新聞の切り抜きや書類を見つけ1900年代に近くで座礁した船の保険証書やその船員がたちが姿を消したという新聞記事父と姉が行方不明と報じる記事もそこにあり中にはベンを身ごもる母が容疑者との記事も(まさか母が犯人?)と、遺されていた母の日記を読むとそこにはベンを妊娠してこの地に引っ越してきて事や貯水タンクを作ってもらい泉の水を引いた事夫が消えた日の事日付も記されていたけれどその日付と姉が消えた日付には"5日"の間が5日の間に母とこの家にいったい何があった謎が深まる中で寝ていたレイアが何かを感じ「家に何か入ろうとしている」と言い出して起こされたベンとジュールズはそれぞれ外へジュールズが表を見回ってた。。。その時!(背後からベンが脅かすw)特に異常は見つからず。。。そして夜が明け納屋を片づけていたベンは大量の化成肥料や導火線なんて物騒なものまである事に気づきで、このまま生活するには水が必要不可欠?空の貯水タンクに泉の水を取り込もうと考えベンは貯水タンクの閉ざされてる弁を開いて無事に泉からの水がタンクに流れ込む一方で手掘りの貯水タンクの奥に洞窟を発見。。。そのうえ底にたまった泥の中に埋もれていた両生類の幼体のような生物を見つけ持ち帰る(よく分かるなw)新種?珍しい種?ベンとジュールズは大興奮粘液で覆われてる生物をクーラーボックスへ一方でレイアは覗き込んだ貯水タンクの中で蠢いている何か生物のような物を目撃。。。そこに不動産業者のティンゲイが訪ねてくる相続を伝えた弁護士の紹介できたという彼女土地を売るなら。。。と商売の話だけでなくこの土地を昔から人々は"呪われた地"と呼び1700年代には巨大な地震が起き被害が出て先住民たちは何かを恐れてこの地から去ると(不気味な先住民の伝説。。。)なんて散々脅かすような話をしていたくせに既に買い手がいるとティンゲイは金額を提示その金額に思わず即決しそうになるベンたちが、ここはグッと堪えて?いったん保留にしいい返事を待つと帰ってゆくティンゲイだがひとり森に置いた車に戻ると何かに襲われてそうとは知らず夜が更けて?眠るジュールズ物音に気が付きキッチンの様子を見に行くと窓から覗くヌルヌルした"何か"の姿を目撃!しかしベンが駆けつけると既にその姿を消し(窓に!窓に!ってアレだ)とにかく買い手に会って売ればそれで終わりそのつもりだったベンとジュールズだけれど翌朝、貯水タンクから引いている水が臭い?異変を感じたベンはタンクの蓋を開けて中へ腰まで水に浸かり真っ暗な中を調べるベンは取水口に詰まっているアライグマ?の死体と水面に浮かぶ小さな皮の巾着を見つけ。。。貯水タンクから出て巾着の中身を確認するとそれは天使のチャームが付いたアクセサリージュールズはそのアクセサリーには見覚えが(ベンの姉の写真と同じ。。。)もしも死んだ姉が身に着けていた物であれば貯水タンクのどこかに遺体がある可能性も?「通報すべきよ」そう言うジュールズに同意警察に通報するついでに燃料を購入しようとベンはひとり車に乗ると街に向かう道を走りと、森を抜ける一本道にはティンゲイの車が帰ったはずの彼女の車がどうしてまだある?まだティンゲイが近くにいるのか不振に思い既に日が暮れ始めて薄暗い森に分け入るベン血の付いた草を辿り奥へ進むとそこに。。。(バラバラになった死体が!)無残な死体を晒すティンゲイに驚いたベンは車に戻ると無線機で。。。って、そういえば忘れてましたが舞台は1978年なんですよねで、携帯とかスマホがあるワケではないので無線でベンが誰かに繋がるまで呼び続ける頃家に残っていたジュールズは床に点々と滴る水?のような物を見つけそれを辿ってゆくと鍵がかかりドアが開かない部屋へと辿り着く「こんな部屋あった?」鍵を開け中に入るとそこにはベンの母が記した"日記"の断片が!(もしかして空白の5日間の事が?)そこに記されていたのは。。。と、その時!日記を読むジュールズの背後でドアが閉まるドアの下から廊下を覗くと何かの影が見えて娘レイアの身を案じるジュールズはとっさに高窓から這い出しレイアの元へと駆けつけてそこに戻ったベンはジュールズたちと合流し保安官と連絡が取れたから家で待つと話して一方でジュールズは日記で読んだ事実を語りベンの父はこの地に潜み棲む何かに殺された家に隠れた母と姉だが5日後には姉も。。。(二人は何かに殺された!)父と姉は正体不明のその"何か"に殺害された今もそれはこの地に潜みティンゲイも。。。そして日記の最後には"逃げて!"と記されてとにかく保安官が来たらここから逃げよう!そこにパトカーの音が聞こえ迎えに出るベン一方で倒木の前でパトカーから降りた保安官慎重に周辺を警戒し。。。パトカーに戻るがふと見ると車内にはダラダラと唾液を滴らせ保安官にジリジリと近づく未知生物の姿が!命の危険を感じ拳銃に手を伸ばす保安官だが(ヌルヌルとした何かが迫る!)(保安官は噛まれ。。。)パンパンと森に響き渡る銃声を耳にしたベン駆けつけると保安官を森に引き込む怪物の姿何もできないベンは急いで家へと引き返すと自分が何を見たかをジュールズに説明。。。化成肥料と導火線で作った爆発物を爆破させその音で奴を貯水タンクに誘き寄せ蓋を閉じ中に閉じ込めると話したベンはひとり納屋へ必要なものを集めて貯水タンクへと向かうと腰まで水に浸かりながら奥へと進み弁を閉じと、水の供給を止めたベンを見つめる視線が(様子を伺う怪物。。。)ベンの前で怪物は静かに水中へ沈み姿を隠しどこから襲ってくるか分からない中でベンは貯水タンク奥にある洞窟の方へと移動。。。そこに手製の爆薬を仕掛けて導火線に点火!急いで貯水タンクの方に戻ったベンだけれど爆発が早すぎたため怪物に襲われ大ピンチ!それも怪物は"一体"だけではなかったようで身を潜めていたジュールズとレイアも襲われ怪物にタンスごと押し倒されたジュールズはとっさに掴んだランプの灯りで撃退するけど(その隙にレイアが捕まる!)(いい表情ですw)やっと貯水タンクから這い出したベンの横で怪物がレイアを咥えたまま貯水タンクへ入りで、傷で動けないベンを保護したジュールズ怪物らに連れ去られたレイアを救い出すため松明とピッチフォークを手に貯水タンクへ!灯りのおかげか?怪物たちは近づく事はなく水中からの攻撃にはピッチフォークで反撃し獅子奮迅?ベンよりも大活躍で怪物を倒すと洞窟部分でレイアを確保!後は逃げるだけ?ガスボンベとライターで火炎放射器のように(汚物は消毒。。。)炎で威嚇し怪物たちが怯んだ隙に外に出ると貯水タンクの蓋を閉じて怪物たちを閉じ込めで、先にレイアとアーチ―を車へ連れてゆき落ちていた保安官の銃を拾ったジュールズはベンを運ぶために家に戻ったは良いけれど?蓋を開けて怪物が貯水タンクから出てくる!動けないベンを担いで車へと急ぐジュールズその頃、車のレイアにも怪物が接近し。。。万事休す!と、そこにジュールズたちが戻り車に乗った一家に怪物が執拗に襲い掛かるが(怪物が車内にまで侵入!)(え?)(パーン!)母は強しか?そのまま一家は車で走り去って-ラストシーン-時代は移り変わって。。。1996年ホビットベイの"開発計画"により業者が入りあの貯水タンクが再び開かれてしまい。。。また惨劇が始まるのか?で、エンドロールへ母から相続した人里離れた景勝地に建つ廃屋そこに秘められた消えた父と姉の死の真相と貯水タンクの奥にジッと潜み棲む何か。。。何も知らずその地を訪れた主人公たち一家が土地に棲む恐ろしい恐怖と対峙するって本作まさに王道?これぞB級モンスターパニック!分かりやすくお馴染みの展開が盛りだくさんいろんな意味で安心して楽しめちゃいました一部映像が暗すぎてほぼ見えないところなどそういうところも含めて安定感はバツグン!廃屋に霊的な何かがいるような演出もあって「あれ?」なんて一瞬思わせてくれるけれどま、ジャケットに怪物が描かれていますから怪異なんかが出てくるワケがない?(^▽^;)貯水タンクに何かがいるのは分かってるのにそれがなかなか姿を見せないし画面に映らず引っ張って焦らしに焦らしヌルヌルと出現!やっと登場するのは中盤頃なのもいつも通りサンショウウオをモチーフにしているのか?黒くて粘液でぬらぬら光るその肢体は不気味なかなか悪くないデザイン。。。なんですがだからこそもう少しハッキリと見たかった?特に貯水タンク内でのバトルは映像が暗くて水中は水が濁って何がなんだかサッパリ(笑とはえい終盤にしっかりと見せ場も準備されまずまず満足させてもらえましたよ(*^^)v欲を言えばもうひと暴れしてほしかったけど怪物が出現した設定も何気に語られていたり。。。巨大地震が原因ですよね?( ̄▽ ̄;)人間ドラマや家族の絆なんかも盛り込まれてってか、時代設定が何故に"1978年"なのか正直なところよく分からなかったのですが?良い意味でも悪い意味でも?堪能できましたB級映画好きの方にはオススメできるかな?とはいえあまり期待はせずに観て下さいね!

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    「ホビッツベイ」。。。
  9. 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」」2010年の日本映画。監督・VFXは山崎貴、出演は木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎、緒形直人、山崎努西暦2194年、謎の異星人ガミラスが地球に侵攻し、その圧倒的な攻撃力によって人類は絶滅寸前に追い込まれてしまう。5年後、生き残った人間たちは放射能で汚染された地上を逃れ、地下で生活していた。元エースパイロットの古代進は、放射能除去装置があるというイスカンダル星を目指して旅立つが…山崎貴のアカデミー視覚効果賞受賞記念で観ました。(←ウソです)平日はやっぱり頭の使うものを観たくないのですよ。大した仕事はしてないとは言え、疲れてるので。くだらない映画を「くっだらねー」って笑いながら観たいので、この映画をチョイス。結果新春かくし芸大会みたいな映画でしたもう、演者のコスプレ感がものすごいです!全員が全員、みんな「着せられてる感」満載なのね。衣装が悪いのか、役者が悪いのか、監督が悪いのか分かりませんけど…いや、分かるか。全部悪いこれに尽きますな。良い処を探すのが難しい映画でした。うーんやっぱ、何と言っても企画が悪いよねぇ。。宇宙戦艦ヤマトってそもそも実写化しちゃいけない作品だよねぇ。アニメだから成立する話なのであって。元々の設定がSFってよりはファンタジーなんだけど、SF作品風になってるじゃないですか。設定が未来の地球だから、地に足がついた設定にしないといけないんだけど…。でも、まあトンチキ映画大好きの僕としては大満足!!夜中にお酒飲みながら半笑いして観るのはピッタリです!なかなかこのクラスのトンチキ映画はないですよ!是非、酔っぱらった時の酒のつまみに是非!!でも、山崎貴って特攻好きですよねー百田尚樹君だけはこの映画褒めるんじゃないですかね。「ウホ!特攻キター!!!」とか言って。

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    【NETFLIX】SPACE BATTLESHIP ヤマト
  10. 1314ラジオ大阪 3/31(日)「水谷ひろしの OSAKA歌謡ウェ~ブ 」にて
  11. はいどうも!今回はディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの作品について一本語っていきたいと思います。ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーとはその名の通り衛星放送ディズニーチャンネルのオリジナル作品として制作されたテレビ映画作品郡のことです。衛星放送専用のオリジナルテレビ用ムービーでありながら非常に凝った作りのハイクオリティな作品も多く、「キャンプ・ロック」や「ハイスクール・ミュージカル」等ヒット作も多く排出しています。その他の配信用や劇場用の作品と違い、衛星テレビシリーズ用ならではのコアでマニアックな作風、もしくはティーンが活躍する青春劇が多いのも大きな特徴です。ラインナップとしては実写映画が圧倒的に多いのですが、その中でも「キム・ポッシブル」や「フィニアスとファーブ」といった人気アニメーション作品の長編等も制作されています。実に多作なコンテンツ力が武器で1997年にシリーズが始まってから現在までで実に100を有に越える作品を公開し、コンスタントにヒット作も生み出す、ディズニーのもう一つの作品ラインとして長年秘かに一定の注目を集め続けているパッケージでもあります。今回はそんなディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの中でから、若者を中心に絶大な人気を誇り続けるディズニーチャンネルの看板作品の1つについて語っていきます。(※当ブログは基本ネタバレありです。ご了承下さい。)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーディセンダント(原題:Descendants)2015年監督ケニー・オルテガデータディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー(以外DCOM)の98作目として2015年に同チャンネルで初放送されたテレビ映画。マレフィセントや白雪姫等歴代ディズニー映画のヴィランズの子孫達を主役とした、DCOMの得意分野であるダンスミュージカルとおとぎファンタジーを組み合わせたオリジナルストーリーによる青春ミュージカルファンタジー映画です。監督は「ホーカス・ポーカス」マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ等の名作を手掛けてきたケニー・オルテガ。脚本は「プリティー・ブライド」の「ブラッド・ピットのヒミツのお願い」等の90年代映画作品で知られているサラ・パリオットとジョサン・マクギボン。音楽は「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのデヴィッド・ローレンス。楽曲に関しては第一線で活躍する様々なジャンルのミュージックアーティスト達が10を越える総数のオリジナルナンバーを提供しています。マレフィセントの娘である本作の主人公マルを演じるのは「うわさのツインズ リブとマディ」や「クラウド9」等以前ディズニーチャンネルの主力若手であったダヴ・キャメロン。知る人ぞ知る有望女優として注目されていましたが、今作をきっかけにその人気は一気に爆発する事になります。白雪姫に登場する王妃の娘・イヴィ役には同じく新人であったソフィア・カーソン。ダヴ同様今作をきっかけに大きな躍進を遂げた女優さんです。101匹わんちゃんのヴィランであるクルエラの息子・カルロス役をかねてから「シェキラ!」「グッドラック・チャーリー」等ディズニーチャンネル作品に多数出演していたキャメロン・ボイス。他のレギュラーメンバー同様今作で大きな注目を集めますが2019年持病の為なんと20歳という若さで他界。「ディセンダント3」が遺作となりました。アラジンに登場するジャファーの息子ジェイは子役として2004年から多数のドラマや映画で活躍していたブーブー・スチュワート演じています。さらにマルの恋人となるベン王子役を「パパに教えられたこと」等のミッチェル・ホープが務めました。メインキャラクターはいずれも今作をきっかけにブレイクした20歳前後のフレッシュな役者陣で構成され、その他にもフェアリー・ゴッドマザー役のメラニー・パクソン(ウォルト・ディズニーの約束)、ベル役のキーガン・コナー・トレイシー(ワンス・アポン・ア・タイム:ブルー・フェアリー)等ベテラン陣が脇を支えています。ディズニーチャンネルで初放送されるや否やキッズ・10代20代の女性を中心に爆発的な人気を獲得。視聴者数も歴代の記録を塗り替えんばかりの高数字を叩き出し、2000年代に一大ブームを巻き起こしたハイスクール・ミュージカルに勝るとも劣らない、DCOM久々の特大メガヒット作品となりました。サントラCDはビルボード1位を獲得した他、関連グッズ等も多数制作され、若者を中心とした大きなブームに発展。その人気は国内だけに留まらず、日本を含め世界中で瞬く間にディセンダント旋風が巻き起こり、主演のダヴ・キャメロン等は今作をきっかけにスター俳優へと躍進しました。評価面でも一般評価・批判家レビュー共に非常に高い支持を獲得し、主に音楽とダンス、ディズニー歴代作品達への多数のオマージュ、そして若いキャスト達の演技が他方面から称賛されます。一方でキッズ等をターゲットにしたDCOMらしいストーリーの簡素さや薄さ、その商業戦略には批判の声も上がりました。現在においてもその人気は衰えず、多数の続編やスピンオフが制作され続けており、現在進行系のディズニーの代表的人気コンテンツの1つとして依然世界中から注目を浴び続けています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあらすじ様々なお伽噺の世界が連合して作られたオラドン合衆国。治める王は【美女と野獣】で有名なアダム。彼はヒーロー達に敗れたヴィラン達をロスト島という離れ島に追放し、ヴィランズは結界の張られたその島から出ることを許されず定住を強いられた。ヴィランズの末裔、ディセンダント達はそんな理由から外の世界を知らずロスト島という小さな世界で荒んだ生活を送っていたのだが、そんなある日転機がやってくる。アダム王の息子であるベン王子は、ヴィランズの子孫達にも平等に接するべきだと主張し、オラドン合衆国の高校へディセンダント達を招き入れる決定を下したのだ。これをチャンスと見たマレフィセント達ヴィランズは、我が子達を使ったオラドンの人々への復讐を画策する…。そんな親達に言われるがまま、オラドン高校へやってきたのはマレフィセントの娘マル、王妃の娘イヴィ、クルエラの息子カルロスにジャファーの息子ジェイの4人。彼らの葛藤と青春の日々が今始まろうとしていた…。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー感想想像以上に良い作品でしたね。もっと、安っぽいファンタジー色の強い作品なのかなと勝手に思っていたんですが、そこは流石のケニー・オルテガ監督ですね。見事にファンタジーと学園青春ミュージカルを融合させていて、まさにワンス・アポン・ア・タイム+ハイスクール・ミュージカル。古典的な題材とストーリーを扱いながらも、音楽、キャラクター、ダンス、ヴィジュアル、小ネタ…その全てが若い人達へ魅力的に伝わりやすいよう工夫が成されていて、ティーンに人気が出るのも納得の出来です。もちろんキッズ・ティーンをターゲットとしたテレビ映画なので諸々粗かったりとか強引だったりとか安っぽかったりとかそういう部分も散見はされますが、それでもトータルクオリティはしっかり高くて、一世代前の作品と比べるとDCOMもここまで来たかぁ〜と感慨深くもなりますね。個人的にはストーリーとキャラクターの魅せ方が、ハイスクール・ミュージカルの頃よりも格段に進化しているなと思いました。それとやっぱりダヴ・キャメロンはじめ、メインキャスト4人が醸し出す不思議な魅力がこの作品をしっかり芯から支えてくれている事は間違いないですね。ストーリーの塩梅これはねぇ〜、個人的にはとても好き…ていうか巧妙で絶妙だなぁと思いました。本当にハイスクール・ミュージカル(以下HSM)から格段に進化しています。でもね、この作品本質のテーマはほとんどHSMとほぼ同じなんですよね。ファンタジーの皮を被っただけの超青春学園ミュージカルなんです。【周りから求められる自分と本当の自分。】【どうありたいかは自分で決める。】というテーマは、本当にそのまんまHSMの第一作そのものなんです。ただその魅せ方と伝え方、そしてストーリーとして観客を退屈させない工夫と捻りが(しかもキッズやティーンの視聴にも配慮して)HSMとは比べ物にならないんですよね。もちろん劇場用の大人向け映画みたいな重厚な物語じゃないし、基本的には薄いんですけど、ミュージカルシーンに全フリしていたHSMとは違い他の部分でも、エンタメとして、そしてストーリー映画として色々な工夫が凝らされてるんですよね。しかもキッズも観れるレベルで!キャラクター個性とその変化の丁寧な描写とか、フェアリー・ゴッドマザーの娘や魔法のクッキー、マルの目力能力?などの伏線とか、何気に脚本がかなり丁寧なんですよ。青春ミュージカルをしっかりしながらも、1本のファンタジーストーリーとしても普通に面白く物語を楽しめる…というのはかなり個人的には大きかったですね。あのぺらっぺらだったHSMを思うと、同じテーマ同じ媒体でもここまで違うか!と嬉しくなりました。それとやはりメインキャラクター4人の魅力。これの魅せ方が上手かったです。人となり、そしてキャラとしての個性と愛すべき部分を序盤〜中盤にしっかり描いてるので後半には観客がちゃんと感情移入できるんですよね。褒めすぎですか?いやでも、本当にディズニーのファミリーエンタメ作品としてかなり質の高い脚本だったと思いますね。ミュージカルの後付感反面、ダンスミュージカル映画としては完全にとってつけた感が透けて見えてしまい、こちらのパフォーマンスではHSMには遠く及んでない印象ですね。音楽も決して悪いとは言いませんがHSM程の素晴らしさではありません。これは、当初この作品がミュージカルとして作られていなかったというのも影響しているとは思いますね。ちょっと後づけ感があるというか…このクオリティなら別にこれは不要なんじゃ…と思ってしまうシーンも結構ありました。「一人ぼっちの晩餐会」のアレンジ曲とかもオマージュとしては良かったですけど、クオリティとストーリーの流れ考えると不要だったかなぁと。マルの心情を歌った「If Only」とか良いシーンも勿論ありましたけどね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまとめ上記で語った脚本の良さと学園ミュージカルの魅力、そこにギャグ・コメディセンスや登場人物のイマドキ感、隠れたディズニー映画へのオマージュも含めて、トータルで考えるとテレビ映画としてかなり至極のエンターテインメント作品になってるんじゃないかなぁと。薄い…と言う人も居ますがよく見ると結構色々な要素や面白さがバランス良く詰まっていると思いますね。まぁちょっとヴィジュアルとかの印象だともうちょいダーク要素とか深みがあるのかなぁと期待しちゃうのも分かりますが、内容はHSM同様非常に前向きで明るいクリーンな青春エンターテイメントになっています。うーん、これは若者に人気出ますわね。重ね重ね納得です。若者じゃなくても、なんかこのDCOMの独特なクリーンで薄くてポジディブなノリって、たまに心が凄い欲する時あるんですよね。なんか、HSMのレビューかなんかで誰かが書いてましたけど、、【映画なんて全部こんなんで良い】って。本当に心底そう思う時があるんです。何にせよ、現在のディズニーのワリと主力コンテンツの一つですし、見て後悔した〜なんて事は恐らくない、しっかりした面白さを持ったエンタメ作品に仕上がってると思います。嫌遠している人も結構いるみたいですが、未見の方は是非一度観てみる事を強くオススメしたいですね♪あ、ただし本来のディズニーヴィランズに強い拘りや思い入れがある方はちょっと注意かも…!「ディセンダント」は現在ディズニープラスで配信中です♪はい。というわけで!今回はこの辺で。いつも長文駄文にお付き合い頂き本当にありがとうございます。感謝です!では、また次回!しーゆーねくすとたぁーいむ。ディセンダント (字幕版)Amazon(アマゾン)にほんブログ村

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    ディズニー映画語り ディセンダント
  12. 4月5日のベティ・デイヴィスの生誕116周年を記念して、彼女の作品を紹介します。(1908年4月5日生誕 - 1989年10月6日死没)■ベティ・デイヴィスは、AFI(アメリカ映画協会)の女優ランキングの第2位の女優です。(1位は、キャサリン・ヘップバーン)冷酷そうに見える容貌もあり、残念ながら日本では人気は高くありません。AFI’s 100 YEARS…100 STARSAFI's 100 Years...100 Stars is a list of the 50 greatest screen legends — the top 25 women and top 25 men — of all time.AFI defines an www.afi.com■ベティ・デイヴィスの出世作がこちらです。なお、Amazonプライムで無料で視聴可能です。https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08YDQXLXF/ref=atv_dp_share_cu_r『痴人の愛』(1934)監督 ジョン・クロムウェル共演 レスリー・ハワード、フランシス・ディー、アラン・ヘイル音楽 マックス・スタイナー原作 サマセット・モームタイトルは『痴人の愛』ですが、谷崎潤一郎とは関係がありません。この作品については、淀川長治氏の言葉を引用しておきます。この主役の女を演じる女優が1人もいなかった。これを引き受けたのが当時26歳のベティだった。イギリスの大学のそばのレストランの女給があまりにも美人なので多くの学生が目をつけるが、この女給はなびくと見せてその相手から逃げる。ひとりの学生がデイトをせまる。オペラに、映画に、どこに誘ってもイエスともノォとも言わぬ。″どっちでもいいわ″と男をじらす。そしてやがてその男を捨てる。それから20年...その医学生は今は立派な病院の腕ききの外科医になっていた。そこへころげこんで来たのが、あのかつてのレストランの女給の成れの果てだった。彼女は梅毒に侵されて顔までがくさりかけていた。そして彼女はその医者に看取られて亡くなった。画面にこの女のくさりかけた顔のクローズアップが出た。顔をそむけたいこわい一瞬だった。どの女優もがやりたがらぬこの役をベティはかんぜんと勇気をもってやりとげたのであった。■そのクローズアップをここで掲出するのは、差し控えたいと思いますが、そうした凄まじい堕落した映像は、1934年だからできたことでしょう。1934年はハリウッド映画の大きな節目で、ヘイズ・コードと呼ばれる映画業界の自主規制により、性・暴力・薬物・犯罪などのテーマを扱うことが禁じられた年です。その意味で、1920年代に世界的な思潮だったエログロナンスセンス的なものが画面から奪われることになります。■それよりも、1934年以降は、映画の語り方自体が大きく変わったことに注目したいと思います。とりわけ、女優については、ジーン・ハーロウに代表されるような蠱惑的な魅力は、彼女が1937年に夭逝したこともあって、中心的な魅力ではなくなります。同様に、セダ・バラや、ニタ・ナルディのような、ヴァンプ女優(男を誘惑し食い物にしようとする女性。毒婦、妖婦、魔性の女)も衰退していきます。そのかわりにトップスターになったのは、『或る夜の出来事』(1934)のクローデット・コルベールであり、『青春の抗議』(1935)・『黒蘭の女』(1938)のベティ・デイヴィスだったのです。 ※いずれも、1934年、35年、38年のアカデミー賞主演女優賞女優です。そして、1939年には、『風と共に去りぬ』が生まれ、ハリウッド映画は、1935年以前の映画から生まれ変わった後に、絶頂期を迎えることになるのです。ここら辺の話はまた別の機会にいたします。#映画好きな人と繋がりたい#洋画好きな人と繋がりたい#女優好きな人と繋がりたい#女優さん好きな人と繋がりたい#女優好きさんと繋がりたい#エレガンス#女優志願#女優志望#クラシック映画#最も偉大な女優#ベティデイヴィス#cinemaclassic#classicmovies#vintagemovie#hollywoodlegend#oldhollywood#vintagehollywood#classichollywood#goldenageofhollywood#actress#elegance#BetteDavis#痴人の愛

    アメリカNo.2女優ベティ・デイヴィスの出世作 ---『痴人の愛』
  13. 桜の写真見せて!▼本日限定!ブログスタンプ あなたもスタンプをGETしよういつだったかな?少し前に食べたパンです"桜餅風味"なんて控えめな名前してますが道明寺の桜餅が普通に入っていました(笑美味しいかどうかは微妙なところですがね昨日は仕事で久々に山形県の南陽市へ行きちょっとだけ時間に余裕があり熊野大社へ一昨日の夜に少し雪が降っていたのですが日中の暖かさでほとんど溶けていましたね春休みで混んでると思ったけど人はまばらお参りして動画まで撮っちゃいました(笑山形県南陽市、熊野大社山形県南陽市にある熊野大社を参拝しましたyoutu.beってか、参道の石段を登りきったところでふと何かとあり気になったのですが。。。。。。ラーメン大好き小泉さんでした"赤湯ラーメン"のある南陽市とのコラボでローカル線のラッピング列車?もあるとかま、いろいろ頑張ってるみたいですね(^o^;)そんなコラボに負けず劣らず頑張ったのでちょっとだけ贅沢してお高いビールを一本ジョッキ缶の新商品?初めて見たのですがニャッキさんならご存知でしょうかね?ジョッキ缶のスーパドライとは違う味わい美味しかったです。。。なにせお高いので"値段=美味しい"ですからね(←バカ)そんなワケで?久しぶりの仕事での遠出と久々のビールで寝坊してしまったのもあり今日の映画の紹介はお休みしちゃいますね飲みすぎ寝すぎには要注意ですな(@_@;)

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    花より。。。
  14. 春分Marchいつも向上心の塊の聖子さん、法学部ご卒業、おめでとうございます松田聖子 ♪赤いスイートピー Seiko Matsuda生バンドでありながら1コーラスのみという勿体無い映像です。この当時の公開放送では多かったですねwwyoutu.be★スイートピー(Sweet pea,学名:Lathyrus odoratus) は、マメ科レンリソウ属の植物。和名では、ジャコウエンドウ(麝香豌豆)やカオリエンドウ(香豌豆)、ジャコウレンリソウ(麝香連理草)などと呼ばれている。★スイートピーは、スイート(甘い)ピー(豆)。日本語で言うと、麝香豌豆や香豌豆。豌豆の種子。六代目三遊亭円楽の、「一文笛」。「一文笛」六代目 三遊亭 円楽「一文笛」桂米朝が創作した新作落語で高齢の米朝には教わる事ができず2代目 桂 ざこばから習い江戸落語に入れた噺。まくらでこの噺を教わる経緯が語られている。スリの達人が狙った煙草入れを奪うため持ち主に声を掛け自分はスリだが仲間に金を払い煙草入れをスり取る権利を譲ってもらったのだが持ち主にスキがなくてスれない。元は取...youtu.be江戸から明治になったばかりの頃の話。スリの「ひで」が主人公。このひでが、仲間内で誰も盗れない、ある旦那の煙草入れを狙いたいと思い、その「スリの権利」を仲間2人から合計三円で買った。(権利を売った人は、もうその煙草入れを狙えない)ひではその旦那を狙うが、隙がなく、どうしても煙草入れを盗めない。そこでひでは、旦那に直談判。旦那を茶屋に誘い、訳を話し、「ということで、その煙草入れを10円で売ってくれないか」。旦那は「お前は合計13円も払ってこれを手に入れたところで、儲かるのか?」。「いやそれは俺がその筋の者に売っても、いって4円でしょう。俺は、仲間内での名誉が欲しいんだ」。隙がないということに気を良くした旦那、その煙草入れをひでに10円で売った。ひでは仲間内で「すげー」となった。その仲間が集まる場所に、既に足を洗った元兄貴が来た。元兄貴はひでに、「おめえ、俺の長屋の角の駄菓子屋で、一文笛を盗まなかったか?」。ひでは「はい、盗みました。あそこにおもちゃの卸しが来て、とたんに子供たちは、その一文笛を吹いた。でも一人の子が吹こうとすると、『お前はお足を持ってないから吹いちゃ駄目だよ』と店の婆。可哀そうになった俺は、一文笛を盗んで、その子の着物の中に入れてやったんだ」。「そうだろう?」と元兄貴。元兄貴は、「その子はおめえがいなくなってすぐにその笛を吹いた。とたんに婆が『泥棒だ』と警察に通報。その話を聞いた子供の元武士の父親(腰が抜け、内職でなんとか2人暮らしを維持していた。子の母親はいない)は、子がどんなに謝っても許さない。子は、井戸に身投げしたんだ。おめえな、何で、買ってからその子にあげるってことができなかったんだ。おめえの才覚なら俺が何とか話をつけてやる。すぐに足を洗ってまともな仕事をしろ」という話をする。するとひでは驚き、「その子は死んだのか?」「命は助かった。でも目は開かねえ」ひでは匕首を出し、自分の右の人差し指と中指を詰め、懺悔。その後「何とかなんねえのか?」とひで。「この辺の貧乏人が頼める医者は藪医者だ。でも、〇〇酒屋に出入りしている医者なら洋行帰りで何とか出来るだろう。でも、診療代が50円もする」。するとひでは、50円を元兄貴に持ってきて、「これであの子を救ってくれ」。「この金を出せば診てもらえて、あの子の目は開くだろうよ。でもこんな大金どうしたんだ?」「〇〇酒屋の前に止まっていた人力車の人夫もその医者も酔ってたから隙をついて医者にぶつかったふりをしてその隙に医者から盗ったのさ。巡り巡って自分の金を医者はもらうって訳だが、でも世の中そんなもんだろう」「ひで、右手の二本指がねえのによくそんな仕事ができたな」と感心した元兄貴に、ひでは「兄貴、俺、左利きだったんだよ」で下げ。スリが縄張りの話をするが、縄張り(テリトリー)という言葉も概念も、いかにも暴力団という言葉を小学生も知っていた、昭和時代までの遺物だなと思った。★匕首(あいくち、ひしゅ)または合口(あいくち)は、鍔(つば)の無い短刀のこと。本来の日本語では「合口」であったが、中国の「匕首」(ひしゅ、拼音:bǐ shŏuビーショゥ)と混同され、現在はどちらの表記でも「あいくち」で意味が通る。また、本来の「匕首」は、その形状・定義も合口とは厳密には異なる。★一文笛。(「一文は、今なら50円」という記事を見かけた)現代に翻訳するとこんな笛では、と思った。懐かしい雰囲気の、駄菓子屋。【人情駄菓子屋さん】創業68年 子どもも大人も通う店 父と娘が切り盛り【兵庫・尼崎市】地域の人々にとって、大切な場所です。兵庫県尼崎市に、創業68年を迎える、昔ながらの駄菓子屋さんがあります。父と娘で切り盛りする店には、毎日、子どもたち、そして、大人もやってきます。心がふれあう、“人情駄菓子屋さん”に密着しました。(2021年10月19日放送)#ABCテレビ #キャスト#特集youtu.be韮の汁を混ぜ込んだ、韮色の餃子の皮。칼로 돌려깍아 만드는 만두피 달인 / Master of cutting dumpling skin with a knife / Korean Street Food칼로 돌려깍아 만드는 만두피 달인 / Master of cutting dumpling skin with a knifeGoogle Maps : 의정부 조경제 만두쟁이https://www.google.co.kr/maps/place/%EC%A1%B0%EA%B2%BD%EC%A0%9C+%E...youtu.be緑色を付ける植物というと、ヨモギを想起。【基本】ヨモギのアク抜き&長期保存法|草餅やおはぎに!簡単下処理のコツヨモギのアク抜きと長期保存法(天日干し/冷凍)。今回はチャレンジしやすい冷凍保存のやり方をご紹介。これで草餅やおはぎを作れば激ウマ間違いなし!ぜひお試しあれ。▼チャンネル登録宜しくお願いします。https://www.youtube.com/channel/UCDzOfd9304g0cWmSameJNWw?sub...youtu.be春を感じるたけのこ料理と、ふきのとう味噌ご視聴ありがとうございます。クロと申します。本動画は字幕付きですので、ぜひ日本語字幕(CC)をオンにしてお楽しみください。もし気に入っていただけたら、高評価👍とチャンネル登録よろしくお願いいたします!▼庭の雪が融けて、ようやく本当の春が訪れた気がします。この日は母がタケノコとふきのとうを料理してくれました。今回...youtu.be蕗の薹「ふきのとう」のイントネーション。「優先は『低・高・高・高・低』だが、『低・高・高・低・低』も間違いではない」らしい。わたしはずっと『低・高・高・低・低』だと思い込んでいたが、先日のNHKのラジオ文芸館の『好好軒の犬』(井上荒野・作)の朗読で「蕗の薹」が『低・高・高・高・低』で美しかったため、その場で声に出し、矯正した(笑)。「蕗の薹」の「とう」の「と」が高いと、「とう」と遠くの湖にすーっと投げるような、詩的イメージが降臨するのだ。いつもみんなのことを考えてあげる優しくしっかりもののユヅちゃん。だから自分の目算ミス(御飯茶碗のテーブルはみ出し→落下)が悔しい、認めたくない。物理的理想と現実のギャップに悶える。しかしママのギューで全消化16:18~リタくんの、未知との遭遇【夕食ルーティン】騒がしすぎるドタバタな夕方に密着!ユヅ涙の訳とは…?#美奈子ファミリーTV #ルーティン #ドタバタ★美奈子ファミリー「公式LINEスタンプ」https://line.me/S/sticker/13944522サブチャンネル【美奈子ファミリーのひみつきち。】https://www.youtube.com/channel/UCL0cf2bxr6iaxLpYXYv7Y...youtu.be04:48~面倒見のいいユヅちゃん05:28~みんなにチーズ06:36~謎の家出ブーム14:00「こんにちはー」【もはや日常】ピクニックのサンドイッチ準備中に起きた「謎の家出騒動」に一同騒然!?【成長日記】#美奈子ファミリーTV #家出 #ピクニック★美奈子ファミリー「公式LINEスタンプ」https://line.me/S/sticker/13944522サブチャンネル【美奈子ファミリーのひみつきち。】https://www.youtube.com/channel/UCL0cf2bxr6iaxLpYXYv7YfQ...youtu.beエネルギーカオス06:05~「一回落ち着いてもらってもいいですか?」「もう元気がなくなった」12:10~ちびっこアーティスト誕生味海苔は混沌を救う【コッコ様大暴走】おてんば娘達が大喧嘩で母大説教の巻!鶏団子鍋は絶品でしたw#鍋料理#ルーティン#鶏団子鍋★美奈子ファミリー「公式LINEスタンプ」https://line.me/S/sticker/13944522サブチャンネル【美奈子ファミリーのひみつきち。】https://www.youtube.com/channel/UCL0cf2bxr6iaxLpYXYv7YfQ「あの美奈子フ...youtu.be07:04~「チーズください」「そこにあるのは分かってるんですよ」チーズ探偵(笑)【夕食風景】本日も姪VS叔母の抗争勃発!?母は大量にカレーとシチューを煮込む…の巻w#クリームシチュー#喧嘩#カレーライス★美奈子ファミリー「公式LINEスタンプ」https://line.me/S/sticker/13944522サブチャンネル【美奈子ファミリーのひみつきち。】https://www.youtube.com/channel/UCL0cf2bxr6iaxLpYXYv7YfQ「あの...youtu.beお知らせわたしが文を書きました、福音館書店こどものとも 年中向き 2月号の「クックククックレストラン WELCOME TO THE RESTAURANT!」、発売中です家族みんなでレストランに来ました。注文したのは、ハンバーグ、ナポリタン、ミックスピザに、特製デザート! クックククック、さあ作ろう! シェフたちが自慢の腕をふるって、ごちそうを作ります。つぎつぎと料理ができあがっていく過程を、弾むような言葉と踊るような絵で、美味しく楽しく描いた作品です。【4~5才向け】こどものとも年中向き|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)福音館書店(ふくいんかんしょてん) (fukuinkan.co.jp)心のこもった温かく素晴らしい絵を描いてくださったのは、優しい天才イラストレーター、嶽(だけ)まいこ さんですお手にされた方は、嶽さんが描くおいしそう過ぎる絵を、どうぞ隅々までお楽しみになってくださいませ嶽 まいこ / Maiko Dake (dakemaiko.com)嶽 まいこ / Maiko Dake (@mk_dake) / X (twitter.com)閉じ込み付録「絵本のたのしみ作者のことば」には、「ワクワク クックク レストラン」と題して、この絵本が生まれるもととなった、こどもの頃の思い出を書いておりますプロフィール絵は、わたし作・ぶたさんシェフですどうぞよろしくお願いいたします(=^・・^=)閉じ込み付録の「おたよりのへや」では、読者の方から『ひゃくえんだま どこへゆく?』の感想をいただいております。どうもありがとうございますひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)クックククック レストラン (こどものとも年中向き2024年2月号) |くら ささら, 嶽 まいこ |本 |通販 |AmazonAmazonでくら ささら, 嶽 まいこのクックククック レストラン (こどものとも年中向き2024年2月号)。アマゾンならポイント還元本が多数。くら ささら, 嶽 まいこ作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またクックククック レストラン (こどものとも年中向き2024年2月号)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。www.amazon.co.jp福音館書店こどものとも7月号「ジッタとゼンスケ ふたりたび」発売中ですこどものとも (2023年7月号)ジッタとゼンスケ ふたりたび|www.kinokuniya.co.jpジッタとゼンスケ ふたりたび (こどものとも2023年7月号) |くら ささら, くりはら たかし |本 |通販 |アマゾンこどものとも -雑誌のネット書店 Fujisan.co.jp 雑誌こどものとも(福音館書店)を販売中!割引雑誌、プレゼント付雑誌、定期購読、バックナンバー、学割雑誌、シニア割雑誌などお得な雑誌情報満載!www.fujisan.co.jpオオカミの兄弟、ジッタとゼンスケは、大仏さまをおがむために、はるばる都にやってきました。その道中で、ふたりは氷をキツネのお殿様に届ける仕事を任されることに。しかし、行く先々には数々の困難がふたりを待ち構えていました。果たしてふたりは、氷が溶けないうちにお城にたどりつけるのでしょうか? 新感覚時代劇絵本。ジッタとゼンスケ ふたりたび|福音館書店ジッタとゼンスケ ふたりたび。子どもたちに長く読み継がれる絵本・童話・科学書を作り続けている福音館書店の公式サイト。www.fukuinkan.co.jp【5~6才向け】こどものとも|月刊誌のご案内|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)「ひゃくえんだまどこへゆく?」コインの世界一周の旅発売中です男の子がジュースを買おうと、100円玉を自動販売機に入れようとしたその瞬間......。100円玉がおっこちた! 100円玉は、ころころころころ、坂を転がって、トラックに運ばれたり、空を飛んだり、海に落ちたり。しまいには南極にたどり着いたり......! いったいどこまで行ってしまうのでしょうか? 小さな100円玉の壮大な冒険を描いた絵本です。ひゃくえんだま どこへゆく?|福音館書店ひゃくえんだま どこへゆく?。子どもたちに長く読み継がれる絵本・童話・科学書を作り続けている福音館書店の公式サイト。www.fukuinkan.co.jpくらささら名義の他作品🐪「ひみつのえんそくきんいろのさばく」🐪ひみつのえんそく きんいろのさばく|福音館書店ひみつのえんそく きんいろのさばく。子どもたちに長く読み継がれる絵本・童話・科学書を作り続けている福音館書店の公式サイト。www.fukuinkan.co.jpひみつのえんそく きんいろのさばく (こどものとも2022年8月号) |くら ささら, 木内 達朗 |本 |通販 |アマゾン以下、九螺ささら名義の著書です神様の住所 |九螺ささら |本 |通販 |アマゾンきえもの |九螺 ささら |本 |通販 |アマゾンゆめのほとり鳥 (新鋭短歌シリーズ40) |九螺 ささら |本 |通販 |アマゾン

    春分March「クックククックレストラン」発売中&イマココミュージック☆☆☆☆☆
  15. 嬉しかったステキなプレゼント!
  16. 「新参者シリーズついに完結!」そんなキャッチ・フレーズで煽られれば煽られる程観る気が失せて、初めて観たのは公開後二年以上経ってからです。「シリーズものは絶対に最初が面白い!」というのが鉄則ですが、ドラマだけでなく東野圭吾氏のファンとしては、やはり”最後の加賀恭一郎”は見ないわけにはいきません。それに大好きな街の日本橋が舞台ですから尚更ですね◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆「祈りの幕が下りる時」2018年/日本(119分)◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆東野圭吾の人気ミステリー小説を映画化した「新参者」(加賀恭一郎主演)シリーズの完結編!原作東野圭吾監督福澤克維キャスト加賀恭一郎/阿部寛浅居博美/松嶋菜々子松宮脩平/溝端淳平金森登紀子/田中麗奈浅居厚子/キムラ緑子宮本康代/烏丸せつこ大林(捜査一課主任)/春風亭昇太石垣(捜査一課刑事部長)/上杉祥三浅居博美(20歳)/飯豊まりえ浅居博美(14歳)/桜田ひより押谷道子/中島ひろ子苗村誠三/及川光博田島百合子/ 伊藤蘭浅居忠雄/小日向文世加賀隆正/山﨑努主題歌JUJU 「東京」なんと言っても”新参者の最終章”ということで配役が豪華です。阿部寛というより”新参者”の加賀恭一郎がいいですね。相手役には万全を期しての松嶋奈々子。他にも、大好きな田中麗奈をはじめ、キムラ緑子、烏丸せつこ、小日向文世、伊藤蘭などが脇を固め、ドラマ「新参者」からも友情出演の恵俊彰、杏、香川照之らが顔をそろえていたのもうれしいですね。主題歌のJUJUの「東京」が泣けます。レビューの終わりにこの曲のMVも紹介してますので是非どうぞ!「新参者」加賀恭一郎最後の事件! 東京都葛飾区のアパートで、滋賀県在住の押谷道子(中島ひろ子)の絞殺死体が発見された。アパートの住人も姿を消し、住人と押谷の接点は見つからず、滋賀県在住の押谷が東京で殺された理由もわからず捜査は難航する。謎に包まれた殺人事件の捜査線上に、ある女性演出家(松嶋菜々子)が浮上してきた。そして、その被害者が発見された部屋から、日本橋を囲む橋の名が出てきて加賀恭一郎(阿部寛)は、亡き母の秘密と結びつけるのだが・・・▲加賀恭一郎/阿部寛▲浅居博美/松嶋菜々子▲松宮脩平/溝端淳平▲浅居博美(20歳)/飯豊まりえ▲浅居博美(14歳)/桜田ひより加賀恭一郎はなぜ「新参者」になったのか?2010年に連続ドラマで放映された「新参者」を皮切りに、2011年スペシャルドラマ「赤い指」、2012年映画「麒麟の翼」、さらに2014年スペシャルドラマ「祈りの森」に続く加賀恭一郎シリーズのフィナーレを飾る作品です。東野圭吾氏の加賀恭一郎シリーズは全10作で時系列で並べてみましたが、映像化された順とは若干異なります(最下記参照)全ての始まりは連続ドラマ「新参者」です。東野圭吾氏の本格ミステリーを阿部寛主演でドラマ化し複雑に入り組んだ人々の心の闇を一人の刑事が解き明かす物語です。原作も面白いですが、毎回芸達者なゲストが出るドラマ版がおススメです。あわせて是非この際にご覧ください。本作では、事件の裏に隠された哀しい事実が明らかになる一方、これまで最大の謎のまま解き明かされていなかった、加賀の母の失踪の真相や父との確執、そして加賀がなぜ捜査一課から日本橋署の「新参者」になったのかという、これまで明かされることがなかった加賀恭一郎自身の謎が明らかになります『本の話「新参者」/東野圭吾×阿部寛』先週、インフルエンザに罹りましたが、ようやく全快しました!月曜より仕事に復帰します。たくさんの励ましやお見舞いをありがとうございます!この場を借りてお礼申し…ameblo.jp日本橋、人形町界隈は大好きな街で、毎年何回か泊りがけで遊びに行きます。横浜からだと1時間くらいで行きますが新旧さまざまな店を見るのが楽しくて、毎回日本橋のど真ん中のホテルでのんびりして遊びます。銀座にもほど近く、是非街歩きを楽しんで欲しい街ですね人が嘘をつく時には”祈り”が隠されている全体的な印象としては、東野圭吾氏の原作ですから練られたストーリーは面白いです。ただ、このポスターを見ても感じるように映画全体としては若干散漫な印象です。ただでさえ人間関係が複雑で情報が多く「最後の最後に詰め込んだ」感があり消化不良の印象がしました。それでも豪華メンバーに加え見ごたえあるサスペンスドラマに仕上がっています好きですよ、この映画!この物語の中心には2組の親子が登場します。忠雄(小日向文世)と博美(松嶋菜々子)と加賀と両親(山崎努と伊藤蘭)です。娘を守るために別れる父と娘、父と息子の確執、別れても息子を想う母。そして、それぞれの深い愛には「祈り」が込められています。決定的なのは博美がわざわざ危険を冒してまで加賀に会いに行ったことです。彼女は会わずにはいられなかった!父が最後に愛した女性の息子を見ておきたかった。逆に加賀は、母が最後に愛した男性を知りたかった。この映画はそれぞれの”祈り”によって犯罪を犯し、犯罪が暴かれていきます。そしてそれはまるで明らかになることをを望んでいたように見えましたトンネル内に響く「お父ちゃん!」テレビドラマ「新参者」-スペシャルドラマ「赤い指」-そして映画「麒麟の翼」のあとに続く物語として自分の中でかなりハードルを上げておりました。回想シーンは面白いのですがその分、現代のサスペンスの部分が希薄になった印象で惜しく感じました。それでも、物語としては面白い。エピソードを彩る俳優陣が素晴らしかったですね。特に14才と20才の浅居博美を演じた飯能まりえと桜田ひよりは良かったです。特に桜田ひよりの回想シーンのトンネルでの別れのシーンは泣けます!重い決意と娘への深い愛を背負った父(小日向文世)の背中・・そして、トンネル内に響く泣き声!「お父ちゃん!」。娘役の桜田ひより(当時16才)をこの一言だけでファンになりました。彼女はドラマ「HERO」第2シーズンや「相棒」など多くのドラマや映画に出演しており、昨年の連ドラ「あたりのキッチン」でも主役を務めたお気に入りのひとりです「新参者」シリーズは大好きで、映画やドラマだけでなく原作も何度か繰り返し読んでおります。ミステリーとしての謎解きはもちろん、過去の謎があぶりだされていく後半の濃厚なドラマとしての展開は見ごたえがあります「もうすぐ幕が下りますね」「ええ、やっと下すことが出来ます」「長い悲劇でしたけど・・・」それは、苦労してつかんだ演出家としての博美(松嶋菜々子)の明治座公演の幕であると共に、長い長い父との逃避行の終わりを意味します。そして、新参者の加賀恭一郎の長い捜査の終了でもあります。親子の絆を見る悲しく切ないストーリーです。単発でこの映画を見ても十分楽しめますが、一連のドラマや映画を見たあとの方が加賀恭一郎への思い入れが違うかもしれません今は亡き母が、かつて胸に抱きしめた”あの雑誌”を抱きしめ映画の幕は下ろされます▲ドラマ「新参者」▲スペシャルドラマ「赤い指」▲ドラマ「新参者」▲映画「麒麟の翼」東野圭吾の〈加賀恭一郎シリーズ〉1.『卒業』2.『眠りの森』 *スペシャルドラマ3.『どちらかが彼女を殺した』4.『悪意』5.『私が彼を殺した』6.『嘘をもうひとつだけ』7.『赤い指』 *スペシャルドラマ8.『新参者』 *連続ドラマ9.『麒麟の翼』 *映画化10.『祈りの幕が下りる時』 *映画化*マークが映像化された作品です東野圭吾の加賀恭一郎シリーズはどれも面白いですが、特に「新参者」が面白い。個人的な意見ですが原作より連続ドラマが面白いです。機会があったら是非どうぞ!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~主題歌 JUJUの「東京」映画とは直接関係はありませんが、このMVがめちゃくちゃいいです。「たおのゆるゆるブログ」で絶対に泣ける!と紹介されたのですが、やっぱり泣けました。是非どうぞ!

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    新参者の最終章!「祈りの幕が下りる時」/2018年
  17.  80年代、日本は経済大国といわれ、我が世の春とばかりに世界を闊歩していた。その80年代に書かれたフランスに関するエッセイを読んだ。今から40年以上前のパリ。パリの方はあまり変化はないのかも知れない。変化したのは日本。当時は経済大国として世界を席巻する勢い。 しかし、90年代バブル崩壊後、日本の経済は落ちていくばかり。韓国、中国に遅れをとっていると言われる始末。 この本の当時は経済に進展のないフランスを日本人は技術革新のできない国と、ある種蔑んでいる時代。 この時代も、今もフランスが誇っているのは文化。この本で語られているのは、その社会を支える教育の問題、生活様式など。 教育は日本では、この40年でかなり変化した。いわゆる詰め込みから、ゆとりへ。しかし、日本の教育システムが進化したとは思えない。どちらにせよ、学歴が優先する社会自体には大きな変化はない。 ゆとりになって教育の現場は混乱。教師は疲弊、なり手が激減。問題の目先が変わったけど、教育に対する明確な方針が見えないまま、現状を変えただけに見える。 その点、フランスには、社会に対する揺るぎない哲学がある。彼らが絶対視する「自由」であること。これは社会の基礎を支えるもの。 しかし、そのフランスでも移民が増え、社会の構造の変化が起こっている。パリの郊外では移民たちが社会的な問題のタネになっている。 教育の低下、ドラッグの蔓延などで社会システムは揺らいでいる。これは今のところ日本にはない現象。 この40年前にはヴァカンスを取ることはフランス人にとっては必要であり、必然だった。しかし、今はそのヴァカンス先でモバイルで仕事をする時代。ヴァカンスの意味も変わっている。 このように40年で変わったことも多い。日本は元気を失い、当時、当たり前だった終身雇用制は過去になりつつある。 フランスも日本も良き方向へ行ったとは思えない厳しい21世紀の現実があることを感じた。

    80年代に朝日新聞特派員が書いた「小さな目が見たフランス日記」40年間の変化。
  18. 今日はひとりごとにさせていただきます。先日、デューン 砂の惑星が公開となりまして、通常上映で観てきました。先行上映でIMAX版で観たので、通常だとどうなんだろうと思い、2度目の鑑賞だったのですが、どんなに大きなスクリーンで観ても、やっぱりIMAXとは全然違うということが、解りました。今回は、IMAXと通常版とどれくらい違うのかなということを知りたくて観たのですが、こんなにも歴然とした違いがあることに愕然としました。ちょっと割増料金を払ったとしても、これほどに違うのなら全然許容出来ます。今まで、同じ作品をIMAXと通常とで観ても、このデューンほど違うと感じたことはありませんでした。もう、画面の深みが違うというか、何なんだろう。IMAXで観ると、その世界に入れる感覚なんですよね。画面が自分の周りにまで来ている気がするんだけど、通常版だと画面の中の絵を見ている感覚なんです。SF作品で宇宙を描いている方がIMAXに合っているんじゃないかと思っていたけど、宇宙よりも地上の砂漠とか広大な土地を描く方が向いているんですね。”ダンケルク”もIMAXで観たのですが、これほど壮大には感じなかったけど、今回は凄かった。砂漠の地平がどこまでも続いている感覚がありました。それにあのサンドウォームの巨大さや、ハルコンネン家の邪悪な城、皇帝シャッダム4世の丸い宇宙船など、IMAXで観ると凄さがハンパ無いです。シャッダム4世の宇宙船は鏡張りなので砂漠が写るんだけど、ちゃんと砂漠に落ちている自分の宇宙船の影も写っていて、あまりにもリアルで驚くの。それが宙に浮かんでいて、そこにフレメンが攻撃を仕掛けるから壮大なんです。私、今回ほどIMAXと通常版の違いを感じたことはありませんでした。またIMAXで鑑賞してこようと思っています。通常版だと画角が切れていて、映画の全てが観れていないんですよ。これ、比べないと気が付かないんです。いやぁ、驚いた。もちろんストーリーは変わらないので通常版でも理解出来るんですけど。絵の違いだけです。デューンは3作目もありそうですね。重要人物が出てきているけど、まだ動いていないので、次でどうするのか楽しみです。原作でいうと「デューン 砂漠の救世主」を映画化するのだろうけど、この内容を1作で描くのか2作に分けるのか、どうなるのかな。きっとポールの最後までを描くのではと思うんです。となると、妹のエイリア(アーニャ・テイラー=ジョイ)が重要になってくるし、イルーラン姫も動き出し、パート2でフェイド・ラウサの子供を妊娠したレディ・マーゴット(ベネ・ゲセリット)も何か仕掛けてきますよね。ダンカン・アイダホが復活するんじゃないかな。チャニは双子を生んで、その子供が本当のリサーン・アル=ガイブ(救世主)になるので、砂漠に去ったチャニが帰ってくるのか、それとも一人で子供を産むのか、どうするつもりなんでしょう。チャニが死ぬ未来をすでにポールが予見してしまっているので、それを回避出来るのかが心配です。でも、彼女が死なないと双子が覚醒しないんじゃないかなぁ。息子は常人じゃないですからね。それにエイリアにとってもチャニは邪魔になってくるから、この先があるとしたら、ちょっと恐ろしい話になりそうです。でも、続きが観たい!そういえば、「ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界」という豪華本が出まして、パート1でも購入したのですが、パート2も出たので購入しました。素敵ですよ。すみません。今日はデューンの世界にどっぷりハマっている私の独り言を書いてしまいました。もし、これからデューンを観る方がいらっしゃるのでしたら、出来たらIMAXで観られた方が良いと思います。感動すると思いますよ。お話は、ちょっと面倒臭い内容ですけどね。私のようなオタクには大好物な内容なんです。明日は、また通常の映画感想に戻ると思います。では、また。ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・デューン 砂の惑星PART2Amazon(アマゾン)ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・DUNE/デューン 砂の惑星 [普及版]Amazon(アマゾン)

    【ひとりごと】デューンを通常上映で観てやっぱりIMAXって凄いと思ったこととデューンの考察です。
  19. 『一ダースなら安くなる Cheaper by the Dozen』1950年Cheaper By The Dozen (1950)- Dance SceneThe chaperone is the belle of the ball.youtu.be視点人物は、第一子である長女アン。父親は「変わり者」で、自分のルールに従って行動、効率化の専門家で、そのアイデアを売って生計を立てているらしい。こういう「発明家」的職業というのは映画でよくあるが、これは事実ベースで、一家のお父さんは本当にそれで家族を養って広いいい家に住んでいたらしい。当時そういう「効率化」の需要が激しくあった時代だったのだろう。時間短縮、という旗印のあった時代。そのための、電化、情報化、という戦後の「右肩上がり」の時代。それは多分に、ファンタジーでもあったのだろう。その後ワープ(瞬間移動)という言葉が流行語になる時代。「効率化による時間短縮による、いまだかつてない幸福なハッピーライフ」という幻想があり、その半分くらいは当時叶えられ、今に至っては、その時代の想像も軽く超えた時間短縮がなされているのでは、と思った。とにかく笑うのは、そのお父さんがしていることの内容。それがまるで、昭和の小学生のようなのだ。お父さんは、ベストのボタンを、上からかけるのと下からかけるのと、どっちが時間短縮か、ということを、ストップウォッチを使って計測、妻にも計測させ、「やっぱり〇〇からの方が速い」と真面目に言っているのだ。しかし、こういうことを、実際にお父さんはしていたらしい。それで「そういう変な人」という芸人として成り立っていたのかというとそうではなく、プラハやロンドンから講演に呼ばれるというのだから、時代がそんな風だったのか、実はお父さんは世界の秘密に迫っていたのか(笑)、とにかくそれらが事実ベースだったことが面白い。原作は自伝的小説「一ダースなら安くなる あるマネジメントパイオニアの生涯」。自伝的というのだから、多少デフォルメはあるのかもしれない。「あるマネジメントパイオニア」というのだから、自己管理、企業管理のパイオニアということだろうか。企業研修などで講師をしたのかもしれないし、企業の生産効率を上げるために、箱根駅伝の青学の原監督のように、0.1秒を削り出すということをして、全体に利潤をもたらしたのかもしれない。昭和時代に人口に膾炙したマニュアルというのは手順ということだが、例えば工場では、ちょっとしたことをシェアし全員の行動化にするだけで、生産効率が上がり、生産性が上がるのだろう。原作は、一家のお父さん↓の息子さんが書いたらしい。映画のお父さんは、子どもに対して校長先生のような、工場長のような、軍隊の隊長のようなノリ。そうしないとカオス過ぎ、結果全員が困るのだろう。このお父さん役のクリフトン・ウェッブは、『愉快な家族 Sitting Pretty』でメリー・ポピンズ的ベビーシッターをしていた人。その時同様、「▲▲でちゅね~」というような幼児への媚び・同調・同期は一切しない。そこが可笑しい。威厳があり過ぎる父とその12人の元気過ぎる子たちのコントラストがもう絵的音楽的に可笑しいのだ。★赤信号で止まっていると、歩行者から「なぜそんなに子供を連れているの?」と聞かれることが度々あり、父フランクはわざとじっくり考える振りをして信号が青になると「一ダースなら安くなるからね」と言ってすぐに発車していたことからこの題名がついた。★「一ダースなら安くなる」というビジネス本的タイトルが、子どもが丁度12人であることと相まって、まず可笑しいのだと思う。これは、お父さんが時間動作研究、及び効率向上技師だから出た言葉だと思うが、言われた人は一瞬考える。そしてハテナ、と思う。分かるようで分からないような。一ダースでセット買いすれば、単品で別々に12個買うより単価が安くなるだろう。それは売る側が、商品が一度に多く捌けて都合がいいからなのだが、この映画の場合、子どもが12人で、例えば遊園地の入場料が団体とみなされ一人一人別に入るより一人分が安くなるのか、というようなことだ。(ここでは【20名以上】から団体受付らしい→)一般団体でご利用の方 | 西武園ゆうえんち (seibu-leisure.co.jp)でも、路上ではそれでウイットの効いた返事っぽくはなりそう、というところが面白い。視点人物のアンは高校二年生。思春期で、次女と共にある男性をカッコいい、と密かに思っている。そして御多分に漏れず、彼が氷運びのバイトをしているその足元にハンカチを落としたりするのだが、彼は気づかず残念、というような、昭和の少女漫画的ノリ。このアンが、自分と妹たちのために革命を起こす、と、父に逆らいお化粧をしたり流行ファッションにしたり髪をショートヘアにしたり、男の子とデートしたりする。この絶対的父性の壁の切り裂きが、大家族の第一子の重責、と共感した。父はアンが逆らう度に、「修道会へ送る」と本気で言う。アンは、その勇気と行動力により、意中の青年のハートを射止め、保護者としてダンスホールに来てしまったお父さんは、アンの同級生と御機嫌に踊る。アンとも軽快に踊り、お父さんは一躍生徒たちの人気者に。(左から、アンの意中の青年、アン、アンのお父さんをかっこいいと思っている同級生、アンのお父さん)そのダンスホールの父へ、子どもの一人が手紙を届ける。その手紙は、父が心待ちにしていた、プラハとロンドンの講演出演のオファー。お父さんは、その講演へ向かうため車に乗り家族に送り出され↓、駅で倒れ、妻に電話している最中に事切れた。シーン変わって、お父さんのいなくなった一家の家族会議が開かれる。子どもたちは皆、「自分に任せて」という頼もしさ。心理学の素養もあるお母さんがお父さんの代わりに講演に行くことになり、これをお父さんも喜んでくれると思います、というムードでジエンド。お父さんは仕事から帰ってくると子どもを全員立たせ、一人一人に別の質問をする。この子↓には、「手を洗った方がいいな」。男の子は「どうせ汚れるよ」などと返す。この家は、病気厳禁。すぐ感染してしまうから。しかし百日咳に子供たちが罹って隔離されると、お父さんは寂しいからと子供たちのベッドルームに来て一緒に咳をする。手術も家でさせ、その様子を助手と撮影。しかし助手は気持ちが悪くなり、結局「フィルムを入れていませんでした」と帰る。お父さんはそのフィルムを解析して手術の時間短縮の策を提案して稼ぐつもりだった。向田邦子脚本の、『寺内貫太郎一家』を想起。寺内貫太郎一家 - Wikipedia懐かしい、昭和の強く愛ある、実は寂しいお父さん。向田邦子は、父を男として深く愛せてしまった長女なのだと思う。その向田さんの懐の広さ深さが、読者をずっと感動させているのだろう。父を男として本気で愛したら、それ以外の男はもう愛せないだろう、と思ったりもした。★『一ダースなら安くなる あるマネジメントパイオニアの生涯』 (Cheaper by the Dozen) はアメリカ合衆国のフランク・バンカー・ギルブレス・ジュニアとアーネスト・ギルブレス・ケアリーによる書籍。時間動作研究および能率向上技師のフランク・バンカー・ギルブレス・シニア、リリアン・モラー・ギルブレス夫妻とその12人の子供達について描かれている。一家が長年住んだニュージャージー州モントクレアでの生活に焦点を当てている。1950年、20世紀フォックスにより映画化され、『一ダースなら安くなる』として公開された。一家総出で車で出掛けて赤信号で止まっていると、歩行者から「なぜそんなに子供を連れているの?」と聞かれることが度々あり、父フランクはわざとじっくり考える振りをして信号が青になると「一ダースなら安くなるからね」と言ってすぐに発車していたことからこの題名がついた。実生活では第二子で次女のメアリーはジフテリアのため5歳で亡くなっている。本の中ではメアリーが亡くなったことにははっきりと言及していなかったが、『続 一ダースなら安くなる』では彼女の死について脚注で述べられている。1950年発刊の『続 一ダースなら安くなる』では1924年の父フランクの死後の家族の様子を描いている。映画化詳細は「一ダースなら安くなる (映画)」を参照1950年、クリフトン・ウェッブがフランク役、マーナ・ロイがリリアン役で『一ダースなら安くなる』が公開。家族計画団体からの訪問者役でミルドレッド・ナトウィックが出演しており、家族からからかわれる役となっている。1952年、続編もまた映画化され『続 一ダースなら安くなる』としてジーン・クレイン、マーナ・ロイが主演した。この映画は母リリアンと子供達に焦点を当てている。コメディ俳優スティーヴ・マーティンとボニー・ハント主演で2003年『12人のパパ』、2005年『12人のパパ2』が公開されたが、12人子供がいるということ以外は原作や1950年の映画とは全く違う作品となっており、母の旧姓がギルブレスとなっている。★★Wikipediaより★『一ダースなら安くなる』(Cheaper by the Dozen)はアメリカ合衆国の1950年のテクニカラー映画。ウォルター・ラング監督。1948年発刊のフランク・バンカー・ギルブレス・ジュニア(en)とアーネスト・ギルブレス・ケアリー(en)による自伝的小説『一ダースなら安くなる あるマネジメントパイオニアの生涯』をベースにしている。この小説および映画はニュージャージー州モントクレアの12人子供のいる一家の様子を描いている。あらすじ両親は時間動作研究(en)および能率向上技師のフランク・バンカー・ギルブレス・シニア(en)と心理学者のリリアン・モラー・ギルブレス(en)。一家総出で車で出掛けて赤信号で止まっていると、歩行者から「なぜそんなに子供を連れているの?」と聞かれることが度々あり、父フランクはわざとじっくり考える振りをして信号が青になると「一ダースなら安くなるからね」と言ってすぐに発車していたことからこの題名がついた。1920年代の能率向上技師の両親と12人の子供達の日常の生活から始まる。父フランクによる珍しい教育方針や、派手な服装や化粧など子供達の成長による欲求などが織り交ぜられている。父フランクは常に時間動作研究や能率向上を念頭に生活している。父フランクの死後、母リリアンが父の仕事を継承していくことに家族は同意し、子供達は祖母のいるカリフォルニア州に引っ越すことも検討されたが結局母親のもとに残ることとなった。未亡人となった母親が働きに出て、収入も1人分となったことで子供達もそれぞれの責任を負うこととなる。フランクの死後の彼らの生活は続編の『続 一ダースなら安くなる』で描かれる。配役 フランク・バンカー・ギルブレス(父親:クリフトン・ウェッブ) アン・ギルブレス (ジーン・クレイン) リリアン・ギルブレス (母親:マーナ・ロイ) デボラ・ランキャスター (ベティ・リン) ドクター・バートン (エドガー・ブキャナン) アーテスティン・ギルブレス (バーバラ・ベイツ) ミセス・メベイン (ミルドレッド・ナトウィック) ミセス・モナハン (サラ・オールグッド) ウィリアム・ギルブレス (ジミー・ハント) リリー・ギルブレス (キャロル・ニュージェント) フランク・ギルブレス・ジュニア (ノーマン・オールスタッド) 校長先生 (イヴリン・ヴァーデン) トム (クレイグ・ヒル)続編『一ダースなら安くなる』の成功により、フランク・バンカー・ギルブレス・ジュニアとアーネスト・ギルブレス・ケアリーは続編である『続 一ダースなら安くなる』を発刊し、1952年、20世紀フォックスにより『続 一ダースなら安くなる』が製作された。また、2003年には、リメイクとして『12人のパパ』、その続編の『12人のパパ2』が制作された。実生活との相違何人かは実際の誕生年とは違っている。実際はロバートが1920年生まれでジェーンが1922年生まれの末っ子であるが、映画ではロバートがジェーンの後の1922年生まれの末っ子ということになっている。実生活では第二子のメアリーは1912年に5歳で亡くなっている。映画ではアーネスティンの次の第三子ということになっており、あまり登場しない[1]。実生活では両親共に重要な役割を担っている。映画の終盤、ナレーターが母親のリリアンは能率向上技師として世界的に有名となり、1948年、『タイム』誌が選ぶウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたと語っている。補足であるが、リリアンは1984年には切手の図案にもなっている。余談ラジオドラマ「お父さんはお人好し」やラジオドラマ お父さんはお人好し昭和29年12月13日〜昭和40年3月29日放送 花菱アチャコと浪花千栄子が組んで人気を博した上方人情コメディーの傑作。全国各地で公開収録されていたラジオドラマ。#浪花千栄子#花菱アチャコyoutu.be赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」はこの映画から着想を得たとされている。★

  20. 今日は2期12話のレビューです。2期最終回ですねー。リュウ金宴のこともいったんは解決を迎えたものの、千秋や謝憐には跡を残すものとなりました。それにしても、神官たちよ!なんやかんやと詮索して!謝憐のこと、悪く言わないで!ほんと、神様だけどみんな人間らしいよねぇ(笑)そこが「天官賜福」の魅力のひとつですが。謝憐だって花城だって、ひとりの人間なんだなとここまで観てきて感じます。謝憐は2期後半からは自分を責めてばっかりですが、彼の中に「正しいことをなすべき」という思いがきっととても強いからなんですよね。でも、それはできなかった。正しいと思ったことは、よき結果に繋がらず、自分を犠牲にしても、すべての人を守ることはできませんでした。これは1期の半月関事件に登場した半月ちゃんも同じ心境でしたね。夜空を見上げてポツリと謝憐に言います。半月「花将軍教えてください。   何が足りなくてどこで踏み外したのか」謝憐「ごめんよ、半月。その答えは私にも   わからない」人々は半月国師と芳心国師(謝憐)を「妖道双師」と呼びました。同じようにそれは国を滅ぼした存在として、忌み嫌う意味も込められていると思うんですが、彼らは本当に国と民を愛し、そしてこぼれ落ちるものを救うことができない同じ悲しみを抱えた「双師」なんですよね。そんな、悲しみを抱えて、父母の皇陵に来たものの、そこで待ち受けていたのは、他の人間に乗り移り母の葬られた時の着物を来たチーロンでしたいやー、あの嘲り方は…。 どこまでも謝憐を責めてきますね。だけど、的外れのようで、そうではなく、自責の念を抱えた謝憐にとっては、本当に辛い言葉チーロンて愚かだけど、バカじゃないんだよね。太子兄さまの嫌なことを的確に突き、怒りを爆発させようとします。謝憐はとても嫌なんですよね。花城のためには怒れても、自分のことで、怒りに駆られるのはとても嫌。そんな醜い気持ちがあるのは認めたくない。だけど、目の前の奴は許せない!その時に回想する半月ちゃんとのやりとり、千秋の問いかけ、安楽王への怒り、そして、花城の謝憐を肯定する言葉。「あなたは悪くない。俺だってそうした。3人の命で太平を得る。最上のやり方」そのままクライマックスへと続いていきます。滅びた自分の国。幻滅した民。謝憐のかつての言葉。「美化しすぎてはいけない。近づけは最後は完璧な幻影が崩れ去ってしまう」そして、包帯の少年。「永遠にあなたのことは忘れないから」三郎(花城)のと出会い。「兄さん、今度は最後まで肩を並べて歩きたい」素晴らしい余韻の残るエンディングでしたこの回想シーンの挟み方は、1期でもところどころにあって、それぞれの想いや物語の奥深さをあらわし、まだ判明しない関係性を映像だけで示唆している。ほんとに秀逸だな思います。今回のタイトルは「百無禁忌」。「怖いものなし」です。とても切ない終わり方で、なんで、「百無禁忌」というタイトルなんかなと思ったのですが、花城の「今度は最後まで肩を並べて歩きたい」という言葉に、これからの謝憐の歩みが花城とあって、それがまさに「百無禁忌」であることを告げているのではないかと感じましたいまの花城は、あの時のか弱い子どもでもなく、従順な信徒でもなく、謝憐を守るために鬼王となったひとりの男。今度は対等な形で謝憐を愛することができるかなこの想い、早く気づけ!謝憐よ!(笑)この後、原作は過去編に移ります。アニメもちゃんと伏線を張ってあって続けられるようにしてあるんですよね。まだわからないみたいですが、3期も制作してほしいですね

    2期第12話(最終話)謝憐にとっての正しさを貫くこととは?「百無禁忌」『天官賜福 貮』