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公式ジャンル「映画レビュー」記事ランキングの78位〜97位です。映画レビュージャンルのこの順位のなかで一番人気の記事は「リミット(ネタバレ)~子供が誘拐された~」です。
映画でもどうどす?
■あらすじ●ユン…巡査部長、誘拐事件にかかわるが●ダヒョン…ユンの息子●ヘジン…誘拐犯のリーダー●ヨンジュ…誘拐された娘の母韓国では今日も子供が誘拐される。シンママのユン・ソウンは息子のダヒョンを育てるため禁止されてるバイトに手を出したりしてる。初っ端から韓国アカン警察。裕福な家のお嬢ちゃんが誘拐され、ショックで倒れた母ヨンジュに成り代わり、ユンが犯人との交渉電話に出ることに。だが、犯人はユンを偽物と見抜き、ユンの息子ダヒョンを誘拐。このことをほかの警察官たちは誰も知らない、知られちゃいけない。ヨンジュの家に切り取られた指が送り届けられる。指紋採取の結果、ヨンジュの娘の指ではなかったことが判明するものの、ユンがこっそり忍ばせておいた折り紙に付いていた息子の指紋と切断指の指紋が合致。うちの子のやんか~いなのに、大っぴらに出来ないユン。犯人に脅されてるからよぅ。犯人はユンに身代金を持ってくるように指示。もちろん捜査してるやつらには内緒やで?ユンは身代金を持って指定された場所に出向き、息子を返してくれと訴えるが無視されちゃった。ユンはおとなしく金を渡して立ち去ったように見せかけ車で犯人に突っ込むが、失敗。犯人に気絶させられてしまうヨンジュの娘は無事保護されるが、ユンはひとり犯人たちと戦う決意を固め行動に移す。その結果「ユン巡査部長犯人と共犯」説まで浮上。ユンは指名手配されてしまう。犯人は子供を誘拐し、臓器を売り飛ばして儲けようとしていた。表の顔は養護教師。裏の顔は臓器密売人のヘジンは弟を溺愛。弟の彼女?と3人で子供を誘拐しては売り飛ばしてるっぽいぞ。ヘジンたちを追うユンだが、弟の彼女がユンにブチ切れかまして銃を乱射。彼女は警官たちに銃殺され、弟はやり場のない怒りをユンに向ける。小さな船に閉じ込められているダヒョンは、たぶん指切断後の処置が悪くて体調がかなり悪化。港に急ぐユンの前に弟登場。ユン、危機一髪。揉み合ううちに弟は山肌の斜面を滑り落ち、車にはねられてポテチン弟を待つヘジンの前に現れたユン。弟をKILLされた怒りで戦闘能力のアップしたヘジンと最後のバトゥ開始。結局ヘジンは負け、一味は全員シボンヌ。ユンは息子を救い出し、世間の誤解も解けましたとさ。■おしまいリミットAmazon(アマゾン)https://www.amazon.co.jp/dp/B0CHKQ6Y5G■感想すみません。お密に画像がありません。WOWOWオンラインwww.wowow.co.jp誘拐サスペンスが臓器売買になり最後はアクションみたいな~。ジャパニーズ作家さん・野沢尚さん原作。テレビドラマにもなったらしい(観てへん)ですぞ。で、韓国版。ヘジンと弟の関係が、仲のいい姉弟以上に密着度が強いのか?って感じがした。弟は異常で、多分だけど人をKILLしたりすることに何のためらいもない。弟の彼女もヤク中っぽいかんじ。全体的にテンポよく話が進む。もう少し重厚感(韓国映画にはそういうのを望むよね)があれば良かったのに。救いようの無さやらムナクソやらを期待してる人には拍子抜け。子供の小指を切断して送りつけるなんて、気がふれてるとしか思えないところもあるから、そこはムナクソ我が子が誘拐されたのに、それを誰にも言ってはいけない母。孤軍奮闘するも非力。母と言う謎のパワーだけで戦うユン。そんなことより、自宅マンション(アパート?)で寝ているところを誘拐されるって。留守番に来てたユンの母はどんだけ爆睡してたんや住居セキュリティはどないなってんの?鍵もかけずに寝込んでたん?犯人一味のサイコっぷりをもっと前面に押しだしたら、二時間ドラマのような感覚はなくなると思うの。でも、設定やキャラ造詣はわかりやすいので、気軽に観る分にはイイと思いますぞ。この映画のテーマは。自分の子供が助かるためなら、他人の子供がどうなろうが知ったこっちゃねーわ。それもまた、母の愛の真実です。これ!韓国って、ほんと子供の行方不明多いねん。行方不明をテーマにした作品も多い。こっちの胸も痛くなるっぺよ。ポチ↓にほんブログ村
シネマ係長の秘密基地
ヘブンズ・ドア2009年2月7日公開余命わずかな青年と少女が、死ぬまでにやりたいことを叶えていくロードムービー。あらすじミュージシャンになる夢を諦めた28歳の青山勝人 は、病院の検査で脳に腫瘍が見つかり、余命幾ばくもない状態だと宣告される。勝人は病院で、14歳の少女・白石春海 と出会う。7歳から親と離れて病院で暮らす春海は先天性疾患と骨肉腫を患い、余命1カ月と告げられていた。2人は意気投合し、病院の調理場に忍び込んでテキーラで乾杯する。勝人が海の話をすると、春海は海を見たことがないと言う。勝人は、春海を海に連れて行くことにする。2人が病院を抜け出すと、鍵がついたままのオープンカーを見つける。2人はその車で出発する。しかしそれは、謎の企業K3ホールディングス社長・小久保が、部下の辺見 と安達に“ある物”を運ばせるために用意した車だった。2人はガソリンスタンドに立ち寄るが、所持金がない。春海は車内を探り、拳銃を見つける。店員に強盗と間違われた勝人は、成り行きで金を奪い逃走する。2人は東京に着き、原宿で洋服を買い込む。しかし金が足りないので、勝人は郵便局で強盗を働く。海に向かう準備を整えた途端、勝人が発作で倒れる。薬で一命を取り留めた勝人を支え、春海が荷物を車に積もうとすると、トランクに大量の現金入りの重箱があった。2人は高級ホテルのスイートルームに泊まり、豪勢なディナーを食べ、楽しい時間を過ごす。しかし、再び勝人の発作が起こる。翌朝テレビで、勝人が強盗と春海誘拐の容疑で警察に追われていることを知る。ホテルに大勢の警察官がやってきて、県警本部・刑事部長の長谷川 とその部下が2人に迫っていた。辺見と安達も、盗まれた車を探してホテルにやってくる。何とかホテルを脱出した2人は、奪ったパトカーを走らせる。2人は遊園地に立ち寄る。勝人を3度目の発作が襲うが、薬はもうなかった。春海は薬局を見つけて入ると、店員に拳銃を向ける。持ち直した勝人と春海は、残り少ない時間を、再び走り出す。監督:マイケル・アリアススーパーバイザー:小川真司、石原隆、長松谷太郎脚本:大森美香英語脚本:クリスチャン・ストームズ原案:トーマス・ヤーン(「KNOCKIN ON HEAVEN'S DOOR」)、ティル・シュヴァイガー(「KNOCKIN ON HEAVEN'S DOOR」)エグゼクティブプロデューサー:豊島雅郎、亀山千広、藤島ジュリーK.プロデューサー:宇田充、関口大輔、原藤一輝撮影:小松高志主題歌:アンジェラ・アキ(「KNOCKIN ON HEAVEN'S DOOR」(EPICレコードジャパン))【キャスト】長瀬智也、福田麻由子、長塚圭史、大倉孝二、和田聰宏、黄川田将也、SACHI、霧島れいか、北見敏之、不破万作、徳井優、井田國彦、柄本佑、今宿麻美、諏訪太朗、吉野由志子、桃生亜希子、納谷六朗、谷津勲、川口真五、田中栄子、浅川稚広、岡田幸樹、小川岳男、佐藤宇、吹上タツヒロ、チューチョ・デ・ヒメコ、イタマール、クラウディア、飯田賢治、荒井隆人、中山英樹、北島康平、柳本将夫、成田一成、平間壮一、ブランドン、森田昌利、上井陵、飛田光里、山本泰子、原田麻里菜、竹内伸治、二宮和也、吉村由美・PUFFY、土屋アンナ、阿部知代、薬師丸ひろ子、田中泯、三浦友和
ねこのしっぽ ~映画狂の好奇心的☆日常~
こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ本日ご紹介させて頂くのは、連続猟奇殺人鬼に命を狙われたサイコパス弁護士が、殺人鬼を返り討ちにする機会をうかがう様を描いた倉井眉介の小説を映画化したサイコスリラー「怪物の木こり」絵本「怪物の木こり」に登場する怪物の仮面をかぶり、斧で頭を割って脳を奪い去る猟奇殺人事件が続発する😱❗次の標的として弁護士・二宮彰(亀梨和也)が狙われるが、彼は殺人鬼を上回るほど狂気じみたサイコパスだった😨一命を取り留めた彰は復讐を誓い、自ら犯人を突き止めようとするが、警視庁のプロファイラー・戸城嵐子(菜々緒)ら様々な者たちの思惑が絡み合い、捜査は混迷していく。誰ターゲットの絵本だよ?ガチであったら、間違いなく子どもに見せたくない絵本No.1だわ🙅亀梨和也、氷川きよし化してるけど、作品はまぁ面白かった👍️サイコパスでなくなった瞬間、サイコパスだった過去が許せなくなり、サイコパス狩り▪︎▪︎▪︎?サイコパスなら、殺すことは正義だとでも言うのだろうか?そのあたりは矛盾していませんか?たけしくん、ずっとあきらを守り続ける姿勢は変わらなかったのね。見た感じ、たけしはオペ後みたい(だし、当然まだ脳チップ破損前)だけど、ちゃんと他者への思いは持っているような▪︎▪︎▪︎?映美(吉岡里帆)は、あの流れだから、想定内。むしろ、アレ?まだ?と待ち構えてたもの。菜々緒は、ちょっと物足りなかった。戸城(菜々緒)、そもそもプロファイリングで「間違いなく」は言わないのでは?深海魚、よい💿️🎶今回評価は、⭐⭐⭐⭐★の3.62023.12.4鑑賞入場者特典のポスター ↓
魔神機兵団の日記
ヤマザキ 今月のおすすめ新商品山崎製パンから発売される今月のおすすめ新商品をご紹介!ヤマザキオススメの食パンや菓子パン、和菓子、洋菓子を是非チェックしてください!毎月1日に更新しています。www.yamazakipan.co.jpこの商品も、11月の新商品らしい。---------------焼き目を入れたやわらかいお団子に、別添の沖縄県産黒糖入りの黒みつと焙煎きなこをトッピングして食べる新しいタイプの3本入り串団子です。最後の仕上げを、自分で出来るのが、なんか楽しそう・・・と思って買ってみました。完成!!!ぶっちゃけ、信玄餅くらいのきな粉と黒みつを想像していたから、この商品は量が少なくて、味は少し物足りない。・・・けど、作るの楽しかった。---------------これ美味しそう。山焼きだんご きなこ餅 農林水産大臣賞受賞 お茶菓子 人気スイーツ おすすめスイーツ 山口 お土産 ギフト 帰省土産 ご挨拶 お年賀 (12串 )Amazon(アマゾン)これはスナック菓子?越後製菓 ふんわり名人黒みつきなこ 56g ×6袋Amazon(アマゾン)
勝手に映画紹介!?
新し目のネトフリオリジナル映画を物色していて「タン・ソイ: 美しき殺し屋」(2023年)というベトナムのアクション映画が、マッチ度97%でお薦めされていたんだけれども…この作品がどうやら「ハイ・フォン:ママは元ギャング」(2019年)という作品の前日談になっているらしい…シリーズものの続編が前日談ということは、ぶっちゃけどっちから見ても問題なさそうだなとは思ったんだけど…予告を見てみたら「ハイ・フォン:ママは元ギャング」の方も面白そうだったので発表順に、ちゃんと見てみようと思った…ということで「ハイ・フォン:ママは元ギャング」から鑑賞。かつては荒んだ生活を送っていたハイ・フォンは、小学生の娘マイを育てるため、取り立て屋の仕事をしていたが、マイは母親の仕事のせいで学校でイジメに遭っていた。ある日、市場に出かけた際に…財布を拾ったマイが、泥棒と間違えられる騒動が起きる。ハイ・フォンは無実を訴えるマイを信じず、喧嘩してしまうのだが…その直後、マイが人身売買組織に誘拐されてしまう。追跡を阻もうとする組織の人間を交わし…必死で追いかけるも、奪還に失敗。ハイ・フォンはマイがホーチミンに連れて行かれたと考え、昔の伝手などを頼り、マイを必死に探すが…。昔はけっこうヤンチャしてた美人ママが、女手一つで小学生の娘を育ててるんだけど…ある日、娘が人身売買組織の餌食になってしまう!目の前で連れ去られた娘を必死に追いかけるママ、ボートで逃げる相手を、盗んだ原チャで追いかける…途中、組織側の人間の妨害をくらい、見失うも…ボートからバスに乗り換えさせられている娘を発見!しかし…あと一歩及ばず、無情にも娘が乗せられたバスは走り去ってしまう。バスの行先はホーチミンらしい…実は、ママの故郷でもあった。ママは娘を追ってホーチミンへ、誘拐の背後には過去のしがらみもあり?組織に誘拐された娘を奪還しようと親が必死こくという展開は…ママ版「96時間」といった印象だが、立ちはだかる敵を拳でねじ伏せていくというのは、どちらかというと「キル・ビル」に近いのかなとも思ったり。主人公の前に立ちはだかるゴリラみたいな組織の女ボスのオバチャンがめっちゃ強い…ファーストバトルでは、ママが、まったく手も足も出ず、コテンパにやられる。それでも諦めないで、娘奪還に挑むママ…組織を長年追っていた熱血刑事が意外と寛容で協力してくれるのね。銃を持つ複数人の敵と対峙するラストバトルは…まるで女ジョン・ウィック(笑)そういえば…前述したゴリラみたいな女ボスの名前が“タン・ソイ”だったことに気づく。続編であり、前日談のタイトルが「タン・ソイ: 美しき殺し屋」ってことは、あのオバチャンの過去が描かれるってことだろうか?主役昇格?っていうか、“殺し屋”は想像できるけど…“美しき”という部分が、現時点ではまったく繋がらないんだけど(笑)何がどうなってるのかは、実際に続編を見てからのお楽しみってことなんだろうな。「タン・ソイ: 美しき殺し屋」にいきなり入るより、一応、順番通りに見ておいてよかったのかもしれないね。単独で鑑賞しても普通に面白い作品でした。主役の戦う美人ママを演じるのはヴェロニカ・ンゴーという「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」にも出ていた女優さん…正直、「最後のジェダイ」でどんな役で出てたのか記憶にない。別名とかも色々あって、違う名前で出てる作品なんかもあるんだけど…ネットでフィルモグラフィを調べてみたら、同じベトナム映画の「CLASH クラッシュ」にも出ていた…こっちはなんとなく覚えている、あの映画の女性主人公か?他にも、過去にネトフリで鑑賞経験があるスパイク・リー監督の「ザ・ファイブ・ブラッズ」、シャーリーズ・セロン主演の「オールド・ガード」にも出てたらしい。監督:レ・ヴァン・キエ出演:ヴェロニカ・ンゴー ファン・タイン・ニエン マイ・カット・ヴィー ダイン・ホア ファム・アイン・コア【ヴェロニカ・ンゴーの出演作はこちら…】DVD クラッシュ LBXC-001DVD ソード・ウォリアーズ 皇帝の剣闘士DVD サイゴン・クチュール人気blogランキング 参加中 -クリック- ご協力ください!
映画女優のエレガンス
60代のカトリーヌ・ドヌーヴを紹介しています。こちらは、スターチャンネルのGaumont特集に入っている作品で、12月に特集配信されるそうです: 12/1(金)21:00~ 12/17(日)15:00~フランスの老舗映画会社 「Gaumont(ゴーモン)」セレクション Part1 | 【スターチャンネル】映画・海外ドラマの放送・配信サービススターチャンネルは映画が好きな全ての人のための「映画エンターテインメントサービス」です。さらに海外ドラマでも充実したラインアップをご用意しています。www.star-ch.jp『愛しのプリンセスが死んだワケ』(2005) ※原題 "Palais Royal !"監督 ヴァレリー・ルメルシェ共演 ヴァレリー・ルメルシェ撮影 ジェームス・ウェルランド【あらすじ】架空のヨーロッパの王国を舞台に、突然夫が王位を継承することになり、女王の役目を任されてしまった主人公が、慣れない環境で奮闘するさまを描いたコメディ。■ドヌーヴは、2000年代頃から何回か女王の役を演じています。この映画は、現代に生きる(元)女王の役です。(フランスには女王がいませんので、イギリスらしき国という設定です。)ドヌーヴが女王ともなると、共演者がすっかりかすんでしまうので、この作品では、主演女優ヴァレリー・ルメルシェは、滑稽な役どころになっています。賢明な判断のような気がします。※邦題が今回初めてついたのですが、なぜ「クイーン」でなく、「プリンセス」なのか謎です。■なお、主演女優兼監督のヴァレリー・ルメルシェは、この作品の後、ドヌーヴと『輝ける女たち』(2006)、『アステリックスの冒険』(2012)で共演しています。ヴァレリーは、2022年に『ヴォイス・オブ・ラブ』でセザール賞最優秀主演女優賞も獲得しており、絶好調の女優でもあります。■残念ながら日本盤DVDは出ておりません。#映画好きな人と繋がりたい#洋画好きな人と繋がりたい#女優好きな人と繋がりたい#女優さん好きな人と繋がりたい#女優好きさんと繋がりたい#エレガンス#ブロンド#モード#クールビューティ#フランス女優#カトリーヌドヌーヴ#カトリーヌドヌーブ#女優志願#女優志望#クラシック映画#最も偉大な女優#cinemaclassic#classicmovies#vintagemovie#actress#elegance#actrice#catherinedeneuve
ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁
“原爆の父”と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマーを描き、米国では3億2538万ドル、全世界興収9億5068万ドルの記録的大ヒットとなった『オッペンハイマー』。しかし物議を醸しているその内容から日本ではなかなか公開が決まらず、クリストファー・ノーラン監督の新作なのにこのまま劇場未公開のままになってしまうではと危惧されていた。しかしついに2024年の日本公開が正式に決まったのだ。ユニバーサル作品は通常なら東宝東和が配給するが、本作の国内配給はビターズ・エンドが手がける。米国では今年7月に同日公開された『バービー』とかけ合わせたインターネットミーム「バーベンハイマー」がSNSでトレンドとなり、バービーと原爆を合成した画像が大量に出回った。それに『バービー』の公式Xが乗っかってアピールしたことに日本では猛烈な批判が起こった騒動は記憶に新しい。日本でも多くの映画ファンから注目されていた作品だけに配給のビターズ・エンドがコメントを発表している。弊社ビターズ・エンドは、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』を2024年、日本公開いたします。本作が扱う題材が、私たち日本人にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであるため、さまざまな議論と検討の末、日本公開を決定いたしました。作品を観た上で、クリストファー・ノーラン監督の手による伝統的な作劇手法を超越した唯一無二の映画体験には、大スクリーンでの鑑賞が相応しいと考えております。日本公開の際には観客の皆様ご自身の目で本作を御覧いただけますと幸いです。『オッペンハイマー』日本公開決定のニュースにSNSではやはりビターズ・エンドへのコメントが多かった。ビターズ•エンド。さすがだぜ。配給のビターズエンドさんの苦労と配慮は底知れない...今回の勇断は本当に称賛したい👏👏👏👏👏👏👏オッペンハイマー日本公開のニュースでベッド飛び起きた。ビターズ・エンドのおかげで遅刻しないで済むよどこかの評価が下がるとかはないけど、ビターズ・エンドの評価はグンと上がる朝ですねどうか…どうか全国規模公開してください!!!!IMAXがある映画館でやってください!!!!!ビターズ・エンドありがとう、グランドシネマサンシャインでやってくれ、すぐ観に行くよビターズ・エンドは『パラサイト』でIMAX上映の実績があるから『オッペンハイマー』のIMAX上映も大丈夫ですねビターズ・エンドって『ドライブ・マイ・カー』とか『パラサイト 半地下の家族』の配給やってるとこか。よかった。地方でも観れそうだしIMAXもたぶんやるよねともあれ公開に尽力している皆様に感謝。見ないことには議論も何もできないそういや『アンブロークン』も本国ユニバーサル、日本ビターズエンドなんだった。そういう「実績」に基づく流れか…東宝東和の会社としての判断は残念ではあるが責められないし、ビターズエンドの賭けは尊敬する。実際に劇場に行くことで支持したい公開にあたっていろいろな検討課題や内情があったとは思うけど、まずはビターズエンドにとにかく感謝の意を伝えたい この投稿をInstagramで見る 映画会社ビターズ・エンド(@bitters_end)がシェアした投稿US版予告編●関連記事『バービー』大ヒットに水を差した米ワーナーの「バーベンハイマー」ミームのリプライ騒動に思うこと。7月21日米国公開!『オッペンハイマー』フィーチャレット&UKプレミア&インタビュークリップ集!7月21日米国公開!『オッペンハイマー』本編クリップ&フィーチャレット&インタビュークリップ!!7月21日米国公開!『オッペンハイマー』ドルビーシネマ版ポスター&フィーチャレット!!!!クリストファー・ノーラン監督新作『オッペンハイマー』IMAX版ポスター&IMAXフィーチャレットクリストファー・ノーラン監督新作『オッペンハイマー』最新予告編!! 日本公開はいつ!?7月21日米国公開!クリストファー・ノーラン監督新作『オッペンハイマー』最新ポスター!!!!クリストファー・ノーラン監督新作『オッペンハイマー』最新予告編が公開!!!!『オッペンハイマー』最新ポスター&TOTAL FILM誌カバーフォト&独占場面写真クリストファー・ノーラン監督の新作『オッペンハイマー』ティーザートレーラー!!!!ワーナーから離れたクリストファー・ノーランの次回作はユニバーサル制作で“原爆の父”を描くOppenheimer [4K Ultra HD] [2023] [Region Free]Amazon(アマゾン)Oppenheimer [Blu-ray] [2023] [Region Free]Amazon(アマゾン)クリストファー・ノーラン 時間と映像の奇術師Amazon(アマゾン)ノーラン・ヴァリエーションズ クリストファー・ノーランの映画術Amazon(アマゾン)クリストファー・ノーラン (文藝別冊)Amazon(アマゾン)オッペンハイマー 上 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇Amazon(アマゾン)8,000〜8,707円オッペンハイマー 下 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇Amazon(アマゾン)12,500〜48,820円ロバート・オッペンハイマー ――愚者としての科学者 (ちくま学芸文庫)Amazon(アマゾン)1,320円ヒロシマ・ナガサキのまえにーオッペンハイマーと原子爆弾ーAmazon(アマゾン)880円原爆の父オッペンハイマーと水爆の父テラー―悲劇の物理学者たち (PQ books)Amazon(アマゾン)786〜2,970円
タマゴローのブログ
劇場で予告を何度も観ましたが、興味ねえ!と思っていました。ところが、ところが。やたら良い評判が聞こえてくるじゃないですか。まあ、そのぐらいじゃ無視できますが、「胸糞」「横溝正史」という単語は聞き捨てなりません。逆にこうなると自分の案件と言うか、「お前が行って確かめるのだ」という発令が出された気になってしまい、悩みはしたものの観てきました。いや、全部本当でした!思った以上に「胸糞」で「横溝正史」でした。おまけに盛大にゲゲ泣きしてしまいました・・・。ただの優良な客です。そうは言ってもゲ太郎だろ?そう思いますよね。ちなみに、父親は鬼太郎の事を常にゲ太郎と呼んでいました。ゲゲゲと来たらゲ太郎になると思うのが普通です。ゲタも履いているし。そもそもゲゲゲって何ですか?「ゲタ」「芸達者」「ゲイ」の特徴を兼ね備えているから?ゲゲゲの謎・・・についてはあんまり分からない内容でした。いや、舐めない方が良いです。舐めるのはネコ娘だけで良い(本作のネコ娘はモデル体型!好き!)。本当に、こちらの心をポキリ、ポキリと折り続け、おいおいそこまで執拗に最悪な展開にするのかよ、と頭を抱えるほどです。様々な映画の鬱展開を集めて、お弁当箱にきれいにみっしりと詰めたみたいな映画です。「メイド・イン・アビス」よりは多少マシ、くらいに思っていた方が良いでしょう。鬼太郎のアニメは、子供の頃からまあまあ観ています。よく観たのは第3期、吉幾三(日本語ラップの創始者)の歌う主題歌のやつです。80年代テイストの、明るく暴力的な内容だったと思います。あと、日曜の朝にやっていた第5期も結構観ていました。ネコ娘が急激にギャル化した画期的な作品でしたが、内容も面白かったと思います。電気グルーヴが主題歌をやった「墓場鬼太郎」も観たはずですが、内容はあんまり覚えていません。しかし、今回のこの映画、鬼太郎誕生が描かれる墓場鬼太郎よりさらに前、目玉のオヤジがイケメンだった頃のお話なのです。なので、鬼太郎はほとんど出てきません(ネコ娘も)。本編が始まると、「あれ?犬神家の一族のアニメ版が始まった」と誰もが思うはずです。田舎の権力者の死!遺産相続でいがみ合う親族!弁護士!手漕ぎボートまで!もちろん、猟奇殺人も次々起こります。地井武男の生首は出ませんが、目玉を潰す残酷な死体アリ。戦争の影響やキチガイの登場は「獄門島」、鍾乳洞とか、都会から来た男が村の女性を助けるために奮闘する展開は「八つ墓村」と、鬼太郎より圧倒的に横溝正史要素が濃厚です。あと、詳しくは言えませんが、明かされる惨い真相も横溝のやつです。ウルトラ怨念話です。妖怪の話なのでトリックとかはありませんが、それ以外はもう、大体そんな感じ。さらにさらに、終盤はもっと別ベクトルでの壮大な大残酷計画まで登場して、絶対に観客を元気な気持ちで家に帰さないという意気込みを感じました。酷いなあ!ぬりかべとか一旦木綿みたいな、呑気な妖怪も全然出てきません。ねずみ男みたいなのはいましたが。ネコ娘は(以下略)。楽しい妖怪退治を期待した子供はどうなのでしょう。でも、案外子供って、こういう残酷な話にグッとくるものです。僕も小中学生の頃から金田一の映画を観ていましたから。もっとこういう気持ち悪いのが観たい!子供がそんな風に言いだして、閉口する親もいるのでは?今の日本は「新しい戦前」と言われていますが、過去の日本を描いている様で、実は今の日本にもピッタリ当て嵌まる様な内容になっていると感じました。一部の権力者のために、妖怪だろうと人間だろうとじゃんじゃん生贄にされ、その養分とされる世界。ターゲットは弱い存在、つまり子供から狙われます。別に、今の現実を作品に反映する必要はないのです。今の日本が、これまでの漫画や映画で描かれたディストピアになってしまっただけだからです。墓場鬼太郎の鬼太郎誕生譚が元になった映画なのですが・・・。映画を盛り上げすぎたため、これであの内容に繋がるかな?とは思います。さすがに苦しいか。もう、その辺も含めて作り替えてしまっても良かった気がします。ネコ娘もデッカくなったし(過去のネコ娘と比較したらすごい成長です)。あまりに陰惨な内容なので、短編を付けたら良かったのでは。主人公はもちろん、ネコ娘。彼女がマシンピラティスで鬼ダイエットをするとかいった陽気な話だったら、本編とバランスが取れたと思います。あとは鬼太郎がタバコ喫ったり唄ったりして、楽しくやってるところが見られればね。
咲くやこの花のキラキラパラダイス
シャルレーヌ公妃、オテル・ド・パリで催されたバル・ド・ノエルに出席Princess Charlene attended the Bal de Noël at the Hôtel de ParisPrincess Charlene attended the Bal de Noël at the Hôtel de Pariswww.therealmyroyals.comモナコ公室Monaco RoyalsThe one and only my royals!www.therealmyroyals.com関連記事La princesse Charlène étincelante à côté du Père Noël pour son gala de NoëlLa princesse Charlène porte une robe à sequins pour assister au Bal de Noël Centenaire de sa fondation le 8 décembre 2023.histoiresroyales.fr関連記事モナコ公室シャルレーヌ公妃の“離婚危機”は去ったのか?【2023年11月の海外ゴシップ】 | marie claire [マリ・クレール] - Page 2世界のエンタメニュースやセレブのうわさ話などを紹介する、海外ゴシップ連載。今月は、離婚のうわさが絶えないモナコ公アルベール2世とシャルレーヌ公妃夫妻のトピックスをご紹介。 - Page 2marieclairejapon.com
MOJIの映画レビュー
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023 日本)監督:古賀豪脚本:吉野弘幸原作:水木しげるキャラクターデザイン:谷田部透湖美術監督:市岡茉衣撮影監督:石山智之制作:東映アニメーション出演:関俊彦木内秀信、種崎敦美、小林由美子、白鳥哲、飛田展男、中井和哉、沢海陽子、山路和弘、皆口裕子、釘宮理恵、石田彰、古川登志夫、沢城みゆき、庄司宇芽香、松浦雅也、野沢雅子①広い層に開かれた本格アニメ作品「ゲゲゲの鬼太郎」と言えば子供の頃に見ていた「野沢雅子の鬼太郎」のイメージが強いのですが、その後もずーっと続いていて。最新のテレビシリーズは第6期にもなっていて、野沢雅子は目玉おやじ。全97話というから堂々たる人気作ですね。本作はその第6期の劇場版に当たるわけですが、映画館は満員。「ゴジラ」よりも「首」よりもぎっしりの劇場で、ものすごい熱気の中で観ることになりました。すごいですね鬼太郎の根強い人気。第6期の…と言いつつ、本作は独立した物語になっているので、アニメシリーズを観ている必要はまったくない作りになっています。とりあえず鬼太郎と目玉おやじくらいを知っていれば、それで十分。誰でも、敷居なく楽しめる作品です。実際、満員の劇場はアニメシリーズのファンの人たちから、鬼太郎ファンの子供を連れた家族づれ、更に評判を聞いて駆けつけた映画ファンまで、非常に広い客層でした。映画はPG12になっていて、残酷な描写や、大人っぽい表現も多い。小さな子供にはちょっと怖すぎるかも……とは感じました。僕の観た回は休日の昼間で、子供づれも多かったのだけど、それでも途中で騒がしくなったりってことはなかったですね。すごく固唾を飲んで観ている、物語に集中している雰囲気がありました。エンドクレジットも、最後まで誰も出ていかず。(それはまあ、エンドクレジット中も絵でストーリーが展開するからでもあるんですが。でも小さな子供だと、トイレとかで大慌てで出て行くことも多いので。)大人っぽいドロドロした愛憎劇なので、小さな子供に見せるべきじゃない…と感じる人もいそうではありますが、僕は個人的には、子供に見せても全然大丈夫じゃないかなとは思いました。勧善懲悪なので。残酷だけど、望ましい正義のあり方を見せていく内容なので。「怖さ」にはある程度耐性は必要だけど、ちゃんと子供「にも」向けた作品になり得てるんじゃないかなあ…と思いましたよ。②横溝正史世界と昭和の再現昭和31年。血液銀行に勤めるサラリーマンの水木(木内秀信)は、得意先の龍賀製薬を経営する龍賀一族の当主・時貞翁が死去したとの報を聞き、謎の血液製剤Mの秘密を掴むため一族の本拠地・哭倉村へやって来ます。龍賀一族が集う場で遺言書が読み上げられ、長男・時麿が当主に指名されますが、時麿は惨殺されてしまいます。妻を探しに来たというよそ者の男が疑いをかけられ、水木はゲゲ郎(関俊彦)とあだ名をつけたその男に接近していきます…。…というストーリーからもわかるように、物語の骨格は「犬神家の一族」。まさしく横溝正史ばりの、因縁と因習に満ちた土俗的本格ミステリが展開していきます。単なる表面的な真似っこではなく、非常に本格的な描写になってる。宗教的儀式のみに生きてきた長男、婿養子である俗物社長を傀儡にして暗躍する長女、派手好きでアル中の次女など、いかにもそれらしく分厚い人物配置。そして、村を出て都会へ行くことを夢見る薄幸な美少女。次期当主になることを運命づけられた少年など、感情移入しやすいキャラクターも用意されていて。そして、その中で当然のように起こっていく連続殺人。死体の描写もなかなかドギツくて凄惨です。屋敷のデザインや人物の衣装、煙草を吸いまくる描写など、「昭和」の再現も手を抜いていなくて周到です。また、水木が戦争帰りであることも物語やテーマに生きている。水木しげるの実際の体験に根差した「総員玉砕せよ」などの物語の要素も盛り込んで、命を使い捨てにする戦争の恐怖と罪、その「後遺症」としての人々の傷を描いていくのは、奇しくも同時期の「ゴジラ-1.0」と共通するところがありますね。戦後復興に貢献した怪しげな薬「M」の正体が徐々に明かされることで、弱者を犠牲にする最悪なシステムが見えてくる。玉砕を命じたのと同じ精神が、戦後も生き延びて弱者を搾取している…。そんなシビアな問題提起。そこも「ゴジラ-1.0」と通じる要素になっています。③情緒を振り回す怒涛の展開!本格ミステリ要素に関しては、まあ途中から妖怪が出てくるので、推理ものになることはないのですが。物語の中心がゲゲ郎に移っていくと共に怪異が前面に出てきて、伝奇的ホラーとして見応えのあるものになっていくので、興味は削がれず持続していくことになります。しかし終盤、明らかにされていくのは、妖怪よりも恐ろしい人間の怖さ。欲に取り憑かれた人間が、ゲスの極みのような最悪の行為をなしていく様子を、じっくり、たっぷり、これでもかと言うほどに描写していきます。その気の悪さはもう、A24か!と思うくらい。敵は憎たらしいほど、その後の逆転のカタルシスは高まるものではあるけどね。それにしても本作の敵のゲスっぷりは徹底していて、観ていてムカムカイライラしてきます。そりゃもう見事に、こちらの情緒を弄んでくれます。ヤバイです。更にヤバイのは、この胸クソ展開のその先に、今度は感動の涙がやってくるところ。ゲゲ郎と妻の悲恋と、水木との熱いバディ展開。そして悲劇的な鬼太郎の誕生へ…まさに感情のジェットコースターのように、上へ下へと情緒が引っ張り回されます。日頃から情緒が乱れがちな人は、気をつけた方がいいかも。上にあげた「胸くそ描写」の長さなど、やや冗長に感じる部分はないではなかったです。もうちょっとテンポが良くても良かった…という気も。ただ、そのような「お腹いっぱい感」が情緒にダイレクトに訴える強さにもなってた気がするので、一概には言えないかな。驚くべきことに、本作の感情の高まりは物語がクライマックスを迎え、エンドクレジットが流れる間もなおも続いていきます。本作はエンドクレジットの最後の最後にタイトルが出て、そのまま場内が明るくなる…というちょっと珍しい構成なのですが、その「放り出され感」がもたらす余韻もなんだか凄いです。明るくなった劇場がざわついてましたからね。ざわ……ざわ……って感じで。なんかすごいもの観たね……って感じで、多くの人がなかなか立たない。(そこで「鑑賞後に開けてください」と書いてある入場特典の袋を開けて中の絵を見ると、情緒にトドメを刺される、という。そこまで含めて、よく出来てました。)本作のような映画は割とファン向けというか、一般的な観客は度外視した作りになりがちなものだと思うのですが。本作は、ファンの中だけに閉じず、一般の客層に開かれたものになっていたと思います。横溝的ミステリや、人怖系ホラーを観たい人は、先入観を持たずに観ることをオススメします!第1話 妖怪が目覚めた日Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}本作の世界観が属する第6期テレビシリーズ。第1話 鬼太郎誕生Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}本作がつながる「鬼太郎の誕生」を描いたダークなシリーズ。貸本版墓場鬼太郎 水木しげる漫画大全集(1)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}初期貸本版を読んでいると、わかりやすくはあります。
正欲(2023 日本)監督/編集:岸善幸脚本:港岳彦原作:朝井リョウ製作:石井紹良、神山健一郎、定井勇二、飯島三智企画/プロデュース:中村優子撮影:夏海光造美術:井上心平音楽:岩代太郎出演:稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、山田真歩、坂東希、宇野祥平、渡辺大知①世界の見え方が変わる映画横浜に暮らす検事の寺井啓喜(稲垣吾郎)は、不登校になった息子の教育方針をめぐり妻と衝突を繰り返しています。広島のショッピングモールで働く桐生夏月(新垣結衣)は、中学の同級生だった佐々木佳道(磯村勇斗)が地元に帰ってきたことを知ります。夏月は水にしか性欲を感じることができず、同じ傾向を持っていた佐々木以外には誰にも心を開かず生きてきました…。朝井リョウ原作の小説の映画化。複数の主人公による群像劇で、様々な多様性の形、「普通」と「異常」のせめぎ合いを描きます。スゴイ話でした!「水」にしか性欲を感じないというのは突飛な話で、劇中の人たちのように「そんなの信じられない」というのが初めの方での感覚なのですが。じっくり丁寧に「当事者の一人称の感じ方」を描いていくことで、感情移入し、深く共感することができていく。「確かに、そういうこともあるだろう」と徐々に思えてきて、いつしか当たり前のように感じていく。冒頭ではまったく共感できなかった「明日生きていたいと思わない」ほどの孤独が、よくわかるものになっていく。最後の方では、劇中でそれを否定し、「あり得ない」と切り捨てる人たちが憎たらしくも思えてくるのだけど。でもその感覚は、まさしく映画を観始めた最初の頃の自分自身の感覚なんですよね。だから確かに、世界の見え方が変わる。コピー通り、「観る前の自分には戻れない」映画だと思います。②「ノーマル向けの世界」での生きづらさを体感本作は寓話でもあって、「水にしか性欲を感じない」というのは、「ノーマルとは違うすべての性的指向」のメタファーですね。異性愛をノーマルとした時に、同性愛や無性愛が多様性の範疇になります。ただ、それらは少なくとも対象として考えられるのは人間であって、人間に対して一切の性欲を感じず、無機物である水にのみ性欲を感じるというのは、その中でも相当に特殊なケースですね。あえてもっとも極端なケースを想定することで、そこから生じる問題を見えやすくしている…というのが、本作の基本的な狙いだろうと思います。我々が自分と違う指向性の人を見た時に、その人自身の感じ方を本当には想像できていない。想像して、共感しているつもりでも、どうしてもどこか「軽く」考えてしまっている…ということが、往々にしてあるのだと思います。「そこまで大騒ぎするほどのことか?(ちょっと我慢すればいいのでは)」というふうに思ってしまっている。「ちょっと努力すれば、自分を変えられるんじゃないの?」とかね。生まれつきの、自分ではどうにもならないことなのに。(異性愛である人が、無理やり自分を同性愛に変えることを考えてみれば、このことの理不尽さはわかるはずなのだけど。人のことだと、軽く考えちゃうんですよね)世の中は「ノーマルな人」に合わせてカスタマイズされているので、そうでない人にとってはいろんなところで細々と生きづらい。でもそれは、「ノーマルな人」には感じ取れないんですよね。日頃からずっと我慢して我慢して、耐えきれなくなって「配慮を求めた」時には、相手にとってはあたかも「行き過ぎた配慮を求められている」ように受け取られてしまう。夏月にとっては出産の話をしてくる先輩も、「彼氏いないの?」とか聞かれることも、友人の結婚式にメッセージを送ることも、町で親子連れを見かけることも、テレビで「はじめてのおつかい」を見ることも、すべてがストレス要因としてのしかかってくる。その一つ一つは「小さなこと」かもしれないけれど、でもそれが「物心ついて、自分と人との違いを自覚してから、今までずっと」続いているんですよね。毎日、当たり前に身の回りにあるものとして。やめてくれとは言えない。だって、「水にしか欲情しない」なんて人に説明できないから。(信じがたい話というのもあるけど、そもそも自分の性欲について他人に説明するなんてこと自体が、普通はしないし抵抗感があり過ぎることですよね)だから夏月はずーっと死んだ目をして、薄い笑いと合わせた態度で人生を生き延びてきた。他人からは「心を開かない嫌な奴」と思われつつ。それでも遂に耐えきれず、不快感を表明すると、先輩は逆ギレするんですよね。あたかも不当な非難を浴びせられたように感じる。なにこの先輩!と観てると思うのだけど、でももし自分がこの先輩の立場で、日頃から「気を使って話しかけてる」相手にこの態度を取られたら、確かにムカつくだろう…というのもわかっちゃう。かと言って、説明されてれば受け入れられるか…といえば、それもまた微妙な話であって。「水」なので極端な話にはなっているのだけど、これが実は「ノーマルからはみ出した多様性を属性として持つ人」が日常的に生きている世界であるということ。そのことを、理屈ではなく肌感覚として実感させられていきます。③そんな世界での関係性のかけがえのなさ辛いということ自体が、誰にもわかってもらえない辛さ。親しい友人にも、親にもわかってもらえない。それほどの孤独だからこそ、わかり合える人と出会えたとしたら、それは奇跡のようなかけがえのないものになる。絶対に手放したくない、それなしの生活にはもう絶対に戻れない。この特殊な性的指向を持つ男女がたまたま同じクラスにいて、再び巡り会うことができるというのは、実際問題としては無理のある話だとは思います。そこにリアリティはない。だからやはり、そこは寓話なんでしょうね。ここまで「孤独性」が強調されているからこそ、互いの存在の重要性がひしひしと伝わる。「宇宙から留学しているみたいに思っていた」という気分は、人間として当たり前とされる営みから除外されていれば当然でしょう。「生殖」からの除外。人間というか、生物そのものからも異質な存在になってしまったような。そしてそれは、「水」じゃなくても、異性愛以外の性的指向であれば同じですね。だからこそ夏月と佳道の結びつきの貴重さ、当人たちにとってのかけがえのなさがわかる。そして、それが無理解と決めつけによって引き裂かれようとすることの悲劇性も。この辺りは、今日の同性婚の問題とか、制度や権利の問題にも通じるところになってきますね。本作のある種のクライマックスシーンと言えるのが、夏月と佳道が男女のセックスを擬似的にやってみるシーン。お互いに、まったく相手への性的感情がない状態で、セックスっぽい動きを「やってみる」。ものすごくエロチックなシーンなのだけど、抱き合おうが腰を振ろうが、登場人物の感情からはエロいものがきれいさっぱり排除されているという、驚くべきシーンなのですが。こうして客観的に見てみると、男女の「普通の」営みというものも、いかに滑稽で、いかにヘンテコなものであるかが見えてくる。見た目のアホらしさという点では、「普通」だって大して変わらない。だから結局のところ、すべては見方の問題にすぎない。普通のセックスが正常で、それ以外が異常なんてことは別になくて、ただそれをやる人が多いか少ないかだけの問題でしかないのです。④それぞれの世界の在り方、変わることと変わらないこと夏月と佳道のストーリーと並行して、いくつかの別の主人公の物語が描かれていきます。その一つが、男性恐怖症の大学生・神戸八重子(東野絢香)とダンスサークルに所属する人嫌いの青年・諸橋大也(佐藤寛太)の物語。八重子は「何らかのトラウマ的な出来事」のせいで、男性が近くにいるだけで過呼吸になるほどの恐怖症を抱えています。大也の性的指向ははっきりとは示されないのですが、本人は自分の性的指向を強く恥じていて、激しい自己嫌悪に陥っています。八重子はなぜか大也とだけは恐怖症にならずに接することができる。そこから、自分を変えようとし、大也にも変わってほしいと求めます。八重子と大也に共通するのは、自分を嫌っていること。それは自分がノーマルではないからで、そこは夏月や佳道も同じですね。ただ、八重子は出来事のトラウマによる恐怖症だから、後天的なものですね。それに対して大也の性的指向はおそらく先天的。だから前者は変わろうとするし、後者は変わることを拒む…というか、変わるなんてそもそも考えられない。「普通でない状態」を、持って生まれた個性と取るか、あるいは克服すべき課題と取るか。そこも、難しい問題ですね。八重子が変わろうとするのは、彼女にとって望ましいことだと思えるのだけど。でも、大也は自分が変わるということを考えることもできないし、それは夏月や佳道も同じでしょう。「普通」の側にいる人は、努力すれば変われるんじゃないの?と軽く考えがちだけど。でも、それこそ我々が「明日から異性を愛することをやめて、水だけを愛するように変われ。明日以降はそうやって生きていけ」と言われたって、そんなの無理ですよね。もう一つのストーリーは、検事の寺井(稲垣吾郎)の物語。小学生の息子が不登校になって、不登校小学生YouTuberに憧れて、母親も応援してYouTubeを始めるけれど、寺井だけはいつまでも不満な態度を隠そうとしない。彼にとっては「皆と変わらない普通であること」だけが望ましいことで、そこから外れた生き方は落伍でしかない。ここもね。両方の気持ちがわかるんですよね。息子が生き生きとするのであれば、YouTuberであっても応援したいし、そんな在り方も認めてあげるべきだという母親の思いもわかるし。でも、そんな「自由」を無尽蔵に認めていたら甘やかしにしかならないし、親なら学校に行けと言うべきじゃないのかという父親の気持ちもわかる。自由と規律の軋轢…ということになるかと思うのですが。無制限の自由なんてものはない。無制限の自由なんてものがあったとしても、それは人をより良いものにはしない。…という考え方になるのは、日頃から規律から外れることで人の道も踏み外した犯罪者たちを見ている検事の寺井であれば、当然のことだと思います。そうでなくても、小学生が学校に行くことを拒否して、代わりにYouTuberという居場所を与えられることは本当に正しいのか?というのは気になりますね。まだ未熟な子供なのだから、叱ったり、ある程度いやなことを強制することも、大人の責任ではないのか?…と言いつつ、虐待になってもいけないし。結局のところすべては程度問題で、どっちかに白黒つくことではないとは思うのですが。「ノーマルでないことは、努力で矯正される。ノーマルでないままでいるということは、努力が足りないのだ」というのが、寺井の考え方なんですよね。もしかしたら寺井自身、自分も努力しているのだという自負もあるのかもしれない。自分は努力してノーマルでい続けているのに、どうして他の奴らはその努力をしようともせずに、甘えて認めてもらおうとするのだ…という憤り。それはそれで、共感できるところもあるのだけれど。その考えを変えられないことで寺井は家族を失い、孤独になっていくことになります。⑤他者との関係性のない性的指向は…?世の中は「普通」に合わせて設計されているから、普通でない人は、多かれ少なかれ世の中との軋轢を感じることになっていく。「水」に欲情するからと言って、別に何の罪にもならない。罰せられることはないはずだけど。でも、公園の水道を出しっぱなしにするのは、厳密に言えば軽犯罪? 少なくとも迷惑行為とは言えると思うし。公園の噴水を見て人知れず興奮しているだけならいいけど、もしそこで我慢できずに自慰を始めたりしたら、やっぱり逮捕されちゃいますね。(性的指向と言いながら、そこに踏み込んでいないのは本作の上品さなのだけど、やや都合の良いところであるとも言えます)そして、同じ性的指向でも、子供に対しての性欲に関しては、絶対的に許されないものとして排斥されることになります。実際に子供に性行為を強制するようなことが犯罪であるのはもちろんとして、現代ではそれを目的とした表現だけでも規制されることになりますね。劇中で、「噴水で遊ぶ子供の動画」が猥褻目的として槍玉に挙げられていたように。僕自身も子供の親なのでね。子供に性犯罪をやらかすような奴は最低だ! 絶対に許すな!と正直思うのだけど。でも、もしそれが生まれつきの性的指向であるなら…「水に欲情する」ことが多様性として認められるなら、「子供に欲情する」ことも認められるべきなんじゃないか。もちろん実際に犯罪行為を行うことが許されないのは当たり前のこととして、でも例えば「噴水で子供が遊ぶ動画」を「欲情目的」でハードディスクに溜め込むことは、どう受け取ったらいいのだろう?…ってなっていかないですか? どうなんだろう。なんか観ていてそういうところまで考えが及んで、頭がクラクラしてきました。映画の全体を通して「水に欲情する人」に感情移入し、深く共感してきただけに、最後に放り込まれるこの「劇薬」はかなり刺激的です。本作における「水に欲情する」そしてそれと同時に「人間には欲情しない」という属性は、どこまでも他人に迷惑をかけないと言う点で、極めて特殊なんですよね。その点で、ちょっとズルい設定だとも思います。性欲というのは本来は他者との関係性あっての存在で、そして他者と関係するというのは多かれ少なかれ、他者に迷惑をかけることではあります。他者に迷惑をかける可能性をあらかじめ排除した上での性的指向というものが、このテーマを語る上でのメタファーとしてふさわしかったのか、少しモヤっとするものが残ったりもしました。…と、ちょっとモヤモヤしたりするのも、それだけ本作に深く考えさせられたからであることは確かです。答えはない。観るものに深く考えることを促す、思考実験のような映画です。一緒にモヤモヤ考えましょう!正欲(新潮文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}『「窓辺にて」 手放すことと書くことの関係。優しさが導く切なさ。ネタバレあり』窓辺にて(2022 日本)監督/脚本:今泉力哉製作:和田佳恵、飯島三智、太田和宏撮影:四宮秀俊編集:相良直一郎音楽:池永正二主題歌:スカート「窓辺にて」出演:…ameblo.jp心のあるようなないような…という有り様がいつも絶妙な稲垣吾郎。『「月」 答えのない問いに悩むことこそが、人間らしさだと思う… ネタバレあり』月(2023 日本)監督/脚本:石井裕也原作:辺見庸企画:河村光庸撮影:鎌苅洋一編集:早野亮音楽:岩代太郎出演:宮沢りえ、磯村勇斗、二階堂ふみ、オダギリジョー…ameblo.jpそして、磯村勇斗の存在感は近年いつも素晴らしいですね。
役者・吉田ケツのツケ帳
さて。株主優待切符がまだ二枚余っている。どこかに出掛けなければ(いや、義務ではない)。で、この機会に三島に行ってみる事にした。三島スカイウォークという、日本で一番長い歩行者用吊り橋があるのだ。いつか行ってみようと思っていたのだが、どこかに行く途中(例えば四国とか)で立ち寄るには近過ぎて微妙に難がある。やはりそこだけを目指して日帰りするのがベストな選択って事になる。で、11月27日(月)、念願叶って行って来た。小田原からJRに乗り継いで三島駅で降りよう………とすると「ピンポン」の音と共に自動改札のゲートが閉まる。え?見ると有人改札に何故か長蛇の列。あ!三島はもうJR東海の管轄だ!小田原からPASMOで乗ると、エリア跨ぎになってしまい、止められるという訳だ。「はい、小田原からね。じゃ、こっちで精算するから。この構造をみんな早く理解して欲しいんだけどね………」駅員がブツブツ文句を言いながら精算する。流石、東海道新幹線を有し、全JR中で唯一左団扇経営のJR東海だ。接客対応が尊大である。帰りもこの現象が起きるのかと考えると、来て早々、ちょっと萎える。無事、駅改札を抜け、バスのフリー乗車券を買う。みしまるきっぷ。指定区間が何度でも乗り降り自由。準指定区間では、一乗車100円で乗れる。三島スカイウォークまでだけで710円するので、往復だけで元が取れる計算だ。バスに揺られる事、およそ20分。スカイウォークに到着した。手前の発券所の奥に見えるのが、件の吊り橋。入場料1100円を支払って………手前側の橋の袂に着くと、オッシャレ~な看板に出迎えられる。観光客が、入れ替わり立ち替わり写真を撮るので、看板の前に誰も居ないタイミングでシャッターを切るだけで一苦労だ。遠く、富士山を望む。遠くと言っても、ウチから見るよりもかなり近い。この日に来る事は決めてたんで、前々から天気は気にしていて、予報通りとは言え、晴れて良かった。こういう眺望命な場所に来て曇ったり、ガスったりしてるのは最悪だからね。橋の支柱。なかなかの迫力だ。紅葉に青く浮かび上がる富士山。最初、富士山を画面中央に置いて撮ってみたが、どうもイマイチ。軸をずらした方が写真てのは収まりが良くなるんだね。聞いた事はあったが、実感した。さあ!渡るよ~!全長400m。橋の幅は、人がすれ違える程度。中央付近まで来ると、そこそこ揺れる。でも、しっかりした構造体なので不安感はない。橋中央付近から眼下の渓谷を望む。この辺りが恐らく地上からの最高高度地点。およそ70mあるそうだ。橋の下側には、揺れを抑える為にワイヤーが張ってある。これが無かったらもっと揺れるって事だよね。渡り切った側の袂には、色んな店が有ったり、アクティビティに参加出来たりする、この施設全体で一番滞在時間が長いであろうエリアになる。そこで食べたそらソフト。また傾いてるねw。最近のこの、尖った形状の食い物が必ず傾く現象は一体何なの?因みに通常500円するが、入場料を支払う際に、どこの県から来たか?という一問の質問に答えるだけで50円引き券をくれる。ので、450円!安い!いや、全然安くはないw!でも、こういう所に来ると何故かソフトクリームは買っちゃうよね。青い色にはバタフライピーが使われているそうで、その為か濃厚さの中に、一種独特な爽やかな香りを感じる。アクティビティは物凄い数と種類がある。もちろん、野山を散策するコースもあるし、フィールドアスレチックも何コースもある。そして、最近のこういう大自然系の観光地には欠かせない、ロングジップライン。往復の二回乗れる(翔べる?)設計になっている。目茶苦茶楽しかったが、滑空中、スマホは使用禁止との事で、写真、動画は残せなかった。因みに、アクティビティには全て手袋が必須。もちろん自前でいいのだが、そんな事とは知らなかったので、現地で買う羽目に。可愛いと言えば可愛いが、こんな物に200円はバカバカしい、と私は思う。しかも柄が滑り止めラバーになってるっぽいが、その割りには、大した滑り止め効果はない。同様に、この200円を下らないと考える諸兄は、手袋を持参するのをお忘れなく。時間があれば散策もしたかったし、セグウェイやオフロードバギーにも乗ってみたかった。が、そこまでの時間はない。フィールドアスレチックはもっと時間掛かるし、実はこの後の予定と、内容が被ってる。てな訳で、ジップラインだけ楽しんで元来た吊り橋の道を戻る。「こちら側」に戻り、飲食系の施設で遅めの昼食。エスカレーターを上った先にあるスカイガーデンは、ガラス張りの温室のような空間に、多様な花をあしらったお洒落な空間で食事が摂れる。ここで頂いたのが、黄金トマトのカル麺さんの期間限定麺、オニグラ麺。オニオングラタンスープをイメージしたラーメンで、この一杯に玉葱が三個分入っているそうだ。じっくり飴色になるまで炒めた玉葱の美味さは見事な物なのだが、惜しむらくはどうやら作ってる当事者達が、そこに自信を持てていないようだ。かなりしょっぱい。これだけ玉葱の旨味が引き出されているなら、塩味はもっともっと抑えていい。と言うより抑えた方がいい。素材の味がよっぽど引き立つはずだ。とてもいいコンセプトと、それを生かすだけの技術力を持ちながら、(敢えてこういう言い方をするが)下衆な方向に流されてしまうのは、とても勿体ない事だと思う。中央の丸ごと玉葱も、しゃきしゃきした食感も生かしたかったのだろうが、それでももうちょっとじっくり火を通して、甘味を引き出してくれていれば、もっと美味かったのではないか?と思えてならない。この一連、否定が強いように読めてしまうが、旨味は本当に凄かったのだ。もっと高みを目指せるはずの味なのだ。それだけに惜しい!と感じて、つい沢山物申してしまった。頑張って頂きたい。さて、この後、スカイウォークを後にして……と思いきや、まだもうちょっと食うwwそれは次の記事にて。
ミー坊のブログ
早稲田大学の大学院 に博士論文の不正で有名なものは理系 小保方さんの写真のかいざんとないものをあると書いたことだ。これで博士号も剥奪され人まで死んでいる。理系では、研究発表のときに、ないものをある等と言っても書いても駄目だわな。(ちゃんと聞いてたらそんなのあるの?って思うだろうけれどなあ)そんな博論誰が査読したか(基本誰かはわからない)調べたらわかっちゃう。論文で人が死ぬってのあるんだなと思ったなあそんなことする必要あるんかなあ。今回のもインタビュー1000人以上で人数をごまかしたって。1000人以上ってのがちょっと多いなあ。こんなこと許したら研究の意味が薄くなる。やっぱり研究費用やなんかかなあ。文系でそんなにお金が出るはずもないしなあ。早稲田大学でやったら駄目だよな。(勿論他の大学院でも駄目だけれど、特に利口な人たちの集まりなんだから)
チャコティの副長日誌
製作年:2023年 製作国:日本 上映時間:120分林遣都と上野樹里の組合せって面白いかも、と思いMovixつくばで観たのは本年度累積288本目.他人種迫害?を描く作品.—————————————————————第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子の小説「隣人X」を、上野樹里と林遣都の共演で映画化した異色のミステリーロマンス.故郷の惑星の紛争によって宇宙から難民として地球にやってきた「X」と呼ばれる生命体が世界中に溢れ、各国がその対処に苦慮する中、日本はアメリカに追随するように彼らの受け入れを決める.Xは人間にそっくりな姿で日常に紛れ込み、人々はXを見つけ出そうと躍起になって社会に不安や動揺が広がっていく.そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎はX疑惑のある柏木良子の追跡を開始.自身の正体を隠しながら良子に接近し、ふたりは徐々に距離を縮めていく.やがて良子に対して本当の恋心を抱くようになった笹は、彼女への思いと罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれそうになりながらも、ある真実にたどり着く.監督・脚本・編集は「ユリゴコロ」の熊澤尚人。良子とともにX疑惑をかけられる留学生リン・イレン役で台湾の女優ファン・ペイチャが出演するほか、野村周平、嶋田久作、バカリズム、川瀬陽太、原日出子、酒向芳らが共演する.以上は《映画.COM》から転載.——————————————————————原作は未読.惑星難民Xの受け入れをアメリカが了承した事で日本でも蔓延しつつある惑星難民Xの捜索をスクープとして始める週刊誌….という設定がずいぶん陳腐な気もするのだが、内含するテーマや主張はしっかりしていると感じた.集団心理の恐怖という、「福田村事件」と同様のテーマを扱っているが、加えてそれを煽る醜悪なマスコミの存在も訴えている.なにより主人公笹憲太郎:林遣都がその悪辣雑誌の記者であること自体が逆説的だ.笹が難民Xでは無いかと疑われている良子:上野樹里にかなり強引に関係を築く様は果てしなく醜い. その後良子の父親が難民Xではないかと信じ込み、良子への想いとスクープを取りたいという板挟みの姿を林遣都が上手く演ずる.こういうクズで悩む演技をさせたら林遣都は一流というか、似合っているのだ.反して上野樹里は全く笑顔を見せない演技に終始する.されど暗い演技では無く、なにか人生になんの面白みを見いだせない30代の独身女子を淡々と演ずる.そして、笹は良子と共に彼女の両親(酒向芳&原日出子)に会いに行き、父の白髪を一本取り逃げるように去り、分析に出すのであった.毛質で難民が判定できるなんていい加減だと思うのだが、笹は信じ込んでしまう.彼の書いた記事は愚かしき編集長達(嶋田久作&バカリズム)により、捏造されてスクープ記事として紙面を飾ってしまう.その後、良子と彼女の両親のもとに押し掛ける愚かしきマスコミたち….マスゴミに一度狙われたら最後、それは瞬く間に拡散され、魔女裁判のごとき集団心理で徹底的に糾弾される.そんな醜いシーンで、本作は興味本位のあくどきマスゴミ現代の風潮にも一石投じる.ここで父親役の坂向芳が圧倒的な演技を魅せる.酒向芳はXを疑われる上野樹里の父親役. 何かに取り憑かれたように、重い過去を背負っているのが目に見えてわかる.泣き姿なんかは、とんでもなく胸が締め付けられる.その実は良子:上野樹里は実子で無いことをマスコミの前で告白する.愛があればそれでいい.社会の地位や名誉なんていらない.綺麗事のように思えるその文言を、体を張って表明した柏木父:坂向芳がカッコよかったし、同時にその姿を見てコロッと意見を変える世間がとんでもなく恐ろしい….いつも好きな番組「ボクらの時代」の話しで恐縮だが、先週の日曜出演の3人が江口のり子とムロツヨシ、そして坂向芳だった.劇団出身の俳優繋がりの出演だったが、他の2人が独身の所、坂向芳だけ既婚、まだ小さい子供がいるらしい.54歳の結婚だったそう.劇団時代の暮らしぶりや、劇団での状況説明があって、面白い30分であった.興味ある方はT-verで今週末まで無料配信されている.とにかく、怪演、快演をときはなつ貴重なバイプレーヤーだ.もう一人、X容疑者とされるのが台湾からの留学生リン・イレン:ファン・ペイチャ.日本語が少しも上手くならない留学生を演じたファンがとにかくいい味を出していた.日本は自分を救ってくれた素晴らしい国なのに、同時にすごく居心地の悪い国でもある.良子と同じコンビニに勤めるも、言葉の壁で上手くいかないことばかり.もう一つのバイト先の居酒屋でもトラブルだらけで首寸前までにまでに追いやられる.我々が外国人に接する態度は、異星人に対するものと本質的に同じであり、それを受ける側に悲痛な思いを抱かせていることに気づかされる.惑星難民XというSF設定は、単なる舞台装置にすぎず、その謎を解き明かすと見せかけて、本当に描きたいのは“差別や偏見を捨てて心の目で相手を見ることの大切さ”である.そこで、一見荒唐無稽とも思えるXの存在に現実感を持たせるために、対比のように配置した台湾人女性をめぐるエピソードが際立ってくる.これにより、彼女と同じコンビニで働く柏木:上野樹里が、心でつながろうと向き合う姿に、理想の関係が垣間見えてくる気がした.そんな本作のテーマに気づくと、もはやどうでもいいと思えてくるXの真相.最後の結末辺りで描かれる手首の三つホクロがどうやら難民Xの目印らしき事が描かれる.あの人の手首にはホクロが…、そしてあの人の手首には…と混乱させる作り.結局、Xであるかどうかは本人さえ認識も証明もできないものであり、ことさらそれを取り上げることに意味はないと訴えているよう.作中で朗読される「星の王子さま」の有名な一節から、「いちばんたいせつなことは、目に見えない」これは本質かも知れない..
☆*゚真珠のつき世界☆*゚
あのナイスバディーは努力なしではありえないんですね。52歳とは思えない美しさ。ここで聞いて思い出した!「翔んで埼玉2」で夫婦役だった片岡愛之助とは本当の夫婦だったんですね。そういうの全然気にしてないから、自然に見てた。「翔んで」を変換する時どうしてますか?「とんで」じゃ出てこない。見つけたのが「かける」でした。なんでこんな難しい字使うかな。話戻って、紀香さま。ホリケンのギャグにも付き合うノリの良さ。口を鍛えるのに風船ガムを使う。宇宙人愛の話。歌のうまさ。楽しませてもらいました。人間いつまでも努力ですね。負けないぞ!とは思わないけど、刺激になりますね。がんばろう♪***昨日から大掃除開始。トイレのスタンプ押すついでに大掃除しました。そして洗面所も少し。疲れないようにボチボチやることにします。見ていただきありがとうございました。
映画待ちの時間があると、ついついスタバに寄って、珈琲1杯の癖がついてしまっている.映画館の近くにはなぜかスタバがあるのだ…(汗).不味いと小馬鹿にしてるくせに、毎回珈琲と供に甘いモノもオーダーしてしまっている.そんな状況を以下に.先ずは、期間限定品“ハロウィン・チョコケーキ”外はカリカリのチョコ、甘くない.中味はブルーベリーベースのクリーム..甘みと酸味がしのぎ合う….濃い目のドリップには合うかも.350円也(珈琲代別).-------------------------次は、プレーンに“シュガー・ドーナッツ”珍しく乾ききっていない.しっとりのドーナッツ.シュガーレイズドなだけ.どこにでもある味.感動の無い290円也(珈琲代別).ーーーーーーーーーーーーーー次ぎも、定番商品?“チョコ・チャンク・スコーン”これもまた、乾燥しきってはいない.でも、ポロポロなのはスコーンの宿命だね.チョコチップが少し塩辛い.スコーンの小麦の味と干渉している?スコーンとしては並みの出来.特に感心もしない300円也.(珈琲代別)---------------------------最後は、新商品??“クランベリー・ブリーズバー”詳しくは三層構造.横から撮ってみる.小麦の生地の上にキャラメル・ペースト、その上にサワー・クリームペースト、そして、乾燥クランベリの実を散らしてある.3種の味が混じり合い、それなりの味のハーモニー ♪満足の350円也(珈琲代別)----------------------------今回は、1勝、1引き分け、2敗、というところか?(笑).まだまだ続く、スタバ旅…..
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ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!
「首」を観てきました。ストーリーは、天下統一を目指す織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい攻防を繰り広げていた。そんな中、信長の家臣・荒木村重が謀反を起こして姿を消す。信長は明智光秀や羽柴秀吉ら家臣たちを集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索命令を下す。秀吉は策を練り、村重を探すよう指示。実は秀吉はこの騒動に乗じて信長と光秀を陥れ、自ら天下を獲ろうと狙っていた。というお話です。天下統一を掲げる織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げていたが、その最中、可愛がっていた家臣・荒木村重に反乱を起こされてしまう。直ぐに鎮圧し、村重に追手を放つが逃げられてしまう。、信長は羽柴秀吉、明智光秀ら家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じる。秀吉は、弟・秀長、軍司・黒田官兵衛の策により、村重を捕らえ、信長には引き渡さずに、光秀に引き渡すことに。秀吉には策があったのだ。光秀は秀吉より託された村重を、何故か殺さず匿う。それもそのはず、2人はただならぬ仲だったのだ。光秀は信長の疑いを逸らすため、村重は家康の領地へ逃げ込んだという噂を流す。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始める。だが、それはすべて仕組まれた罠だった。そして、全てを知り、裏で笑っていたのは誰なのか。後は、映画を観てくださいね。この映画、賛否があるようですが、私は面白かったです。気に入りました。今の日本映画の中で、これだけ予算を出して時代劇を撮影出来るのは、北野監督しかいいないんじゃないですか?時代劇なのに、現代風の言葉使いでと言う方もいますが、じゃぁ、昔の言葉でやったとして、意味が伝わるのかな。場面がバンバン切り替わるというけど、そりゃ、駆け足で歴史を描いているんだから仕方ないんじゃないの?と思うけど、まぁ、場面の切り替わりは、ちょっと私も気になりました。仕方ないとは思いつつ、楽しいからイイかって考えました。歴史的な解釈でいうと、今まではあまり描かれなかったけど、小姓という人間を多くの武将が傍に置いていたのだから、同性愛は一般的に認知されていて、それをおかしいと思う人はいなかったんじゃないかな。だから、明智と荒木がそういう関係でもおかしくないし、織田信長に沢山の人が付いて行ったのも、単に強かったというだけでなく、男として魅力的だったからなんじゃないかなと思うんです。誰もがトップに立ちたくて、今のトップにいる奴をどうにかして陥れて、自分が上に行きたいと思うのも道理で、こんな風に心理戦が沢山行われていたのだと思います。その点からいうと、元々、百姓だった秀吉は、下からのし上がってきた口の上手さと、人懐こさがあり、その上、仲間との信頼も厚かったんじゃないかな。武士の家系だと、色々と君主論みたいのを叩き込まれるだろうけど、秀吉は、そんなのが無いから、信じて裏切られ失敗してきたからこそ、人を見る目が養われたのではないかと思います。今回の信長、強烈で素敵でした。ここまでやって下さると、本当に面白いし、楽しめました。あの言葉は尾張弁だそうですね。聞いたことがあまりない言葉だったので、へぇ~と思いました。あの言葉なら、あの信長もあったかもしれないですね。カッコイイ信長ではなく、強烈な信長。私は、とても良かったと思いました。というか、信長って、こんな人だったのかもって思いました。だって、西洋の服を着て、エリザベスカラーを付けてたってくらいだから、変人だったのは確かですよね。イジメのやり方も、こんな風だったんじゃないかな。だって、その場では最高権力者でしょ。お饅頭を刀で食べさしたとかっていう逸話があるとなると、もう、変態+サディストだったとしか思えません。そうなると、加瀬さんが演じてくださった、あの怪演は当たりなんじゃないかと思っちゃいました。それぞれのキャストも良かったです。一番マトモに見える明智光秀、西島さん、ピッタリでしたね。他の人物は、みーんな癖が強くて、おいおいって感じでしたもん。ちょっと残念だったのは、甲賀の里にいた”ジャパザハット”にそっくりの入道って言ってたかしら。あの人、もうちょっと使って欲しかったな。何かしてくれそうだったのにぃ。あと、毛利軍の二人、最高でした。清水が切腹してるのにざわざわしていて、清水の”えっ?!”という表情でズパッと首が落とされるんですけど、もう、この表情、荒川さんならではでしょ。マジでツッコミを入れたくなりました。面白かったなぁ。キャスティングが神です。もう、誰もかれも、面白いのよ。家康は飄々としていて、臆病でずる賢いんです。家康をいつも守っている服部半蔵が、穏やかな表情で暗殺者を片付けていって、その雰囲気も良かったです。小林さんの家康を見ていると、これなら徳川家で将軍を続けていけるのも頷けるかなという感じでした。用意周到で、情に流されない雰囲気でしたもん。そして秀吉と秀長と官兵衛の3人。まるでコントのようなやり取りで、ホント、笑ってしまいました。秀吉は武士としての基本が無いから、こんな風になっちゃうんでしょうね。官兵衛が仕切って、武士はこうしなければいけませんと教えてくれていて、秀吉と秀長で、”そうなんだー。”みたいな感じが、とっても家族的で笑っちゃうんです。実際に身についてないんだから、仕方ないんですけど、ちょっとかわいいでしょ。光秀と荒木村重の恋愛的な関係は、あってもおかしく無かったと思うんです。だって、この時代、女は子供を産む道具であり、子孫を残すために必要だっただけで、武将と女性との恋愛って結びつかないんですよ。武将同士なら、同じ戦場で戦う同志となる訳でしょ。そこに友情も生まれるし、助け合い生きて帰ろうという目的も生まれ、愛も同時に生まれても不思議じゃないですよね。戦場での助け合いというと、もう”吊橋効果”と言って良いんじゃないかな。ま、いつの時代も、好きになったらそれはそれでいいんじゃないの?性別なんて関係無いじゃん。私は、王道の時代劇をあまり知りませんが、北野監督の時代劇は楽しく観れました。それに、日本の武将ってこんな感じよねって事を、強烈にアピールしているのは、海外向けだからじゃないかな。切腹や斬首は、やっぱり日本を現しているし、そこを協調しないと海外ではウケませんからね。映画はお金目的じゃないと言う人がいるけど、エンタメだから、儲からなきゃ意味がないでしょ。何のためのエンタメなの?客が入って、利益が上がってなんぼでしょ。芸術だからというけど、芸術は博物館で展示されて、ちゃんとお金を生んでますよ。いつも思うんだけど、日本の映画評論家って、日本人の感覚だけで評論するでしょ。視野がとても狭いんです。でも、世界を相手にしている北野作品なんだから、もっと広い視点で観ないと、全く海外の評価と違ってくるんですよ。それに映画評論でお金を貰ってるなら、映画の良い部分を見つけて、みんなに観てもらえるように後押しするのが仕事じゃないですか?是枝監督作品や濱口監督作品は、最初、日本の評論家って、あまり推してなかったくせに、海外で賞を取り始めたら、褒めるようになりましたよね。映画界に限らず、日本って、教科書通りにやろうとするから全く新しいモノが生まれないし、ハズれた人たちを潰そうとする勢力が強いから、見ていてえげつないです。そうそう、北野監督が、この映画のギャラが12億とか、ホントか嘘か知らないけど、たった12億ですよ。それも監督も主演も編集も、全部やってるんでしょ。宣伝までしていて、それで、たった12億ですよ。ハリウッドの人たちが見たら、笑っちゃいますよ。それくらいで騒ぐなって値段です。お安くやって下さったんじゃないの?日本のマスゴミは、あまりにもお金に関して知識がないので嫌になります。記事を書くなら、勉強しようよ。話を映画に戻して、私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。エンタメ作品としては、本当に面白いと思いました。時代的な解釈も、突拍子もないような解釈ではなく、言われてみると、そうだったのかもしれないなと思えるような内容で、見識の深さを感じました。素晴らしい作品です。ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。「首」映画『首』公式サイト2023年11月23日(木・祝)公開!衝撃に備えよ。構想30年、北野武監督が放つ前代未聞の“本能寺の変“。出演:ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、浅野忠信、大森南朋movies.kadokawa.co.jp首 (角川文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}Dolls[ドールズ] [Blu-ray]Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}その男、凶暴につき [Blu-ray]Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}アウトレイジ [Blu-ray]Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}
岩出和也オフィシャルブログ☆演歌・歌謡曲が大好きなシンガー☆【カズ♨️ブロ】
水谷孝のブログ「つれづれなるままに」
おはようございます!みなさんご機嫌いかがですか?前回からの続きです、、、兄が毎日自動車教習所に通っている間、スタッフたちはいつものようにハッピーな気持ちで仕事をしていたので、何事もなく平穏無事に時は過ぎて行ったのですが、とうとうスタッフ全員に僕が退職することを知らせる日がやって来たのでした。社長からスタッフ全員に僕の退職を伝える許可をもらえたのは、退職する一日前のことでした。(一日前です!)オープン前から、「みんなで力を合わせて、宇都宮で一番愛されるホテルにしよう!」と、スタッフ全員を励ましておきながら、オープンして2ヶ月後には退職するということを、退職の前日まで黙っていたのですから、一体どんな顔をして、明日退職することを伝えれば良いのかわかりませんでした。みんな「総支配人は、自分たちには誠実をモットーにと言いながら、自分がやっていることは一体何なんだ」と思うだろうなぁと思いました。しかしどう思われようと、退職する直前まで黙っていた事実は変えられないので、とにかく一分一秒でも早く伝えねばと思いました。みんなに「みなさんにお話しがあります。実は今日まで事情があって、みんなに知らせることが出来なかったのですが、私は明日を以て退職します。」と伝えたところ、あまりにも突然のことだったので、最初はみんな豆鉄砲を食らったような顔(いわゆる''キョトンとした顔‘’)をしたのですが、僕の真剣な顔を見て、すぐに「冗談ではない」と思ったようで、全員が異口同音に「どうして辞めるんですか!?」と、辞める理由を聞いてきたのです。せめて辞める理由だけでも、誠意を以てきちんと説明しなければと思ったので、次のことを説明しました。1.2年半前に「ホテル○○ロイヤル川崎」の総支配人として入社した時から、社長には僕の役目(ヤクザの大掃除)が終わったら、即退職させてもらうことは伝えていたこと。退職理由は家族でスペインに移住するため。2.ところが退職直前に、急遽宇都宮に新しいビジネスホテルをオープンする責任を任せられたため、あらためて退職を伸ばして、社長には宇都宮のホテルのオープンが済んだ時点で、退職させてもらうことで了承してもらっていたこと。3.今日までみんなに知らせることが出来なかったのは、社長から、退職のことは今日までみんなに言わないで欲しい、と強く頼まれていたため。以上のことを説明したところ、誰一人として僕を責めず(みんな本当に優しいなと思いました。)、全員が何かを言いたいけれど、何を言えばいいのかわからない、といった表情のまま無言で、しばらく沈黙が続いた後で、突然女子スタッフたちが、シクシク泣き出したかと思ったら、ワンワン大泣きし始めたのです。明日退職すると言っただけで、まさかこんなに大泣きされるとは思ってもいなかったので、一体どんな言葉をかけて慰めればよいのかわかりませんでした。退職しても、日本で生活しているのであれば、「退職しても、時々みんなの顔を見に来るよ。」と慰めることも出来ましたが、僕がスペインに行ってしまったら、もう二度と会えないかも知れない、と思ってワンワン泣いているのがヒシヒシと伝わってきただけに、慰めの言葉が見つかりませんでした。最後は泣くだけ泣いたら落ち着いてくれました。(ホッ!)翌日、みんなと一緒に仕事ができる最後の日となりました。何と最後の日の朝、人生初の「痛風発作!!!!!」の痛みと共に目覚めたのです。みなさんは「痛風」というとても痛い病気(本当に痛いのです。)を知っていますか?まさか自分が、あの「風が吹いただけでも超痛い」と言われている、「痛風発作」に見舞われるとは夢にも思いませんでした。この時から生涯にわたって「痛風」に苦しめられることになるのでした。当時は36才で、現在70才ですので、実に34年も苦しめられてきたのです。(自慢になりませんが。笑)続きは次回のお楽しみに!それではまた来週の金曜日にお会いしましょう!みなさんお元気で!スペインのイルンより心を込めて、、、水谷孝
連ドラについてじっくり語るブログ
今回は、笙野(毎熊克哉)が田中さん(木南晴夏)に大きな気づきを与えるというまさかの展開でした。日本テレビ 日曜22時30分「セクシー田中さん」第6話主演…木南晴夏脚本…相沢友子演出…猪股隆一前回、愛子先生を演じているのが元ピンクレディーの未唯mieだと気づきませんでした。言われてみれば確かに未唯mieでした。当然ですが…(笑)かつて山本リンダに感じたような年齢を感じさせないパワフルなセクシーさでした。ちょっと怪物的ではありましたけどね…(失礼)田中さんは自分より更に年上の愛子先生が踊るベリーダンスにいたく感銘を受けます。そんなセクシー愛子先生に田中さんは40歳にしてファーストキスを半分奪われます。更に愛子先生はすっぴんの田中さんを強引にステージに連れ出し、一緒にダンスを踊ります。これがあだとなりその映像がSNSに流れ、プチバズりをしてしまい、田中さんがすっぴんでダンスを踊る姿が、会社の人たちにも知られてしまいます。田中さんは会社で視線や陰口を感じ、いたたまれず会社に出られなくなってしまうのです。素顔の田中さんはホントに傷つきやすく卑屈なんですよね。そんな田中さんに背筋をのばしてと朱里(生見愛瑠)は力づけますが、それでもダメで、立ち直るきっかけになったのは笙野の言葉でした。田中さんは宣伝不足だ。もっと田中さんのことを知ってもらうべきだ。そしたら朱里のように田中さんを好きになる人がもっと増えるはずだと笙野は熱く語ります。今回、笙野は大活躍で、三好(安田顕)の店に田中さんの会社の人たちが来店し、田中さんがお腹が痛くてステージに立てなくなると、代わりに笙野が三好から習った楽器を披露し始め、一緒に演奏した三好と田中さんの穴を埋めます。やるじゃないか、笙野。って感じでお株が上がりましたね。笙野から言われた言葉を思い出し、帰っていく会社の人たちを追いかけた田中さん。会社の人たちは冷やかしに来たのではなく、SNSを見て純粋に田中さんのダンスを見に来てくれたのでした。田中さんは自分で自分を苦しめていたんですね。一皮むけて良かったです。今回の評価は…8