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  1. ついに❗️メディアひっくり返る‼️
  2. 先日、やっとトイレ🚽とキッチンをリフォームした👏👏👏トイレは便座とタンク、床を新しく!キッチンは蛇口のレバーから水漏れがしていて😱😱😱やむに止まれず😑他は照明とか、壊れた扉とかを直して頂きました🙏キッチンの蛇口がシャワーヘッドになって取り外しが出来る様になって!食器洗いが劇的にラクになった😍主婦としてコレは嬉しい😆でもね、、、?何だか微妙ーーに水の味が変わった気がして?浄水器は付けているんだけれどちょっと特殊な物で💦💦全水道の「元」の所に付いているのだ!だからお風呂でもトイレの水でも全部が浄水器を通す仕組み😑💦💦💦これは、、私が敏感肌でマンションの水質が合わなくてそうなった😨お高かった😑💦それもずっと前に付けたものだから、、とっくに時効だったりしてね🤪🤪🤪水道水も、飲むには何だか問題がある😵‍💫とも聞いた事があるし、、100均の食器類もたまに良くないものがあるらしいし😅安い割り箸も、、電気湯沸かしポットも、、フッ素樹脂加工のフライパンも🍳雪平鍋の色が変色してきたのは?😨え?どうなんだろう、、大丈夫かな?💦コンビニのお弁当や、容器のまま温めや、スナック菓子やジュースの添加物や、、野菜や果物の農薬やら😑電磁波?や何やら💦💦もう山盛りいっぱい挙げていったらキリがない!、、、でもね!!勿論出来る限り気をつけはするよ。するけれど!そんな水を飲み、こんなご飯を食べその様な物たちと共存していくことがこの時代を「生きる者」なんだと思う😑体に多少悪いと分かっていてもそんな中でゆるゆると生きて行き結果、、わりと長生きしちゃったなーー🤪なんて言えたらいいな😆

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  3.  昨日は草むしりでもしようかと庭に出た。恥ずかしながら今年は1度もしていない。 雑草だかなんだか判らない可愛い花が咲いている。 前にも書いたが、うちは大きな公園が側にあるせいか、植えたつもりのない植物が勝手に顔をだす。少し前までは水仙や花ニラが咲いていた。松の木の多い公園なので、松の木まで出て来る。勿論、引き抜くが、暮までは放っておいてお正月の花材にすることもある。 隣庭のツツジがきれい。 ちょうど隣庭の奥さんがベランダから顔を出したので、うちの野ボタンがいつまでも咲き終わらずに、隣の庭まで枝を伸ばしているのを詫びる。 ホントにこの子はいつまで咲き続けるつもりなんだろう。秋の花だと言うのに。 「いいじゃない、きれいで」と奥さんは笑って言ってくれたが。 「それより見て! 植えてないのにネモフィラが咲いているのよ」 と言うので見ると、ホントだ、ネモフィラだ。 これを見たら、公園のネモフィラの丘を思い出した。そうだ、2週間見ていない。どれだけ咲いたか見に行かねば。 2週間ぶりに公園に入る。 おや、まだ水仙が咲いている。チューリップは終わったというのに。 コートの横ではママが男の子2人にサッカーを教えていた。よく見るママだ。えらい! ネモフィラの丘に直行! ふ~、がっかり・・・・・・2週間前と殆ど変わっていない。   3月31日   昨日 今年はネモフィラの丘は諦めた。 来年に期待しよう。 それにしてもやけに人が多い。テントもこんなに沢山、と辺りを見渡したら、今週もキッチンカーとフリーマーケットが出ていた。 2週間前の春休みよりテントの数が多いのは、春の陽気のせいか。 午後2時を過ぎていたので、『完売』のキッチンカーが多かった。 久しぶりに海でも見ようかと下に降りて行くと、家族でサーフィン? 家族でサーフィンをする処をみたかったが、橋の下が工事で閉鎖されて海岸はちょっと遠回りになるので行くのを止める。 それにしても沢山の若い家族。いいね、平和で。 公園の中を歩いていて、こっそり笑ってしまった。 テントの中で寝ているお父さんのなんと多いこと! シャアナイ、働き盛りだもの。休日には疲れて家族サービスも大変だよね。 フリーマーケットで、新品同然の本がたくさん出ている店が。しかも安い。2冊100円。 ゆっくり見ている時間がなかったので、目についた漫画『新 子連れ狼』を3巻買った。4巻目はなかった。 1巻は初版でしかも原作者の小池一夫のサインつき。○○さんへ、と言うのがないからもっと高く売れるのに、欲のない売り手の人。 みつはしちかこの『ハーイあっこです』のサイン本を持っているが、これは○○さまと書いてあるので値打ちがない。 サインを貰う時って困るのだ。○○様って書かないで、と言うと、後で売ります、って言っているようなものだから。 『子連れ狼』、懐かしいなあ。テレビドラマでは萬屋錦之介のが好きだった。 (写真はネットから拝借) そんなことを考えながら歩いていると、マンション内のツツジに気付いた。今年は例年より早くもう満開。 秋の野ボタンも、桜もツツジも一緒に咲いていて、今年の春は本当に賑やかだ。

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     湘南の今年の春は本当に賑やか 
  4. 破約
  5. もしもし、聞こえますか、見えますか。こちらは、視覚障害と聴覚障害を併せ持つ、「盲ろう者」の私(彩菜)の、お粗末な随筆もどき。たぶん、なんの気づきも得られないと思うが、よければゆるりとどうぞ。4月3日(水)濃い緑茶を急須で淹れて、カップに注ぐのだが、なぜか、どこからともなく、一部のお茶がこぼれる。寝巻きのズボンにも被害が頻発。こいつは、一体どこから出てきてんだろうか、注ぎ口も角度も、これと言っておかしな点はないはずである。とはいえ、お茶はうまい、アルフォートもうまい。夜は深まる。4月2日(火)ぷっちんプリンのデッカいサイズを祖母から貰い受けた。半ば強制的に[腹減っとるやろ、食べんか]と、目の前にどんと出される。ご丁寧にスプーンが添えられ、ベリッと封を剥がれてしまえば、食べる以外に選択肢はない。黙々と、すくってはパクリすくってはパクリと、人工甘味料を味わっているうちに、プリンの容器が桜の形になっていることに気がつく。皿に逆さにしてぷっちんすれば、桜の輪郭を持った、飴色のソースと卵色のプリン部分が、うるーんうるーんとぷるるんちょとなるわけだろう。でも、もう遅い。4月1日(月)嘘がつきたい、でもろくなことを思いつかない。センスのない自分を慰めるために、ちょっといいとこのみたらし団子の箱を引き寄せる。紙の箱で、蓋を取ると竹っぽい髪が現れる。スーパーのみたらし団子とは違い、団子部分がタレを絡める前に炭火で炙られており、大変香ばしいのである。竹串をつまんで台紙から、ベリベリと剥がして齧る。齧る……齧る……齧る…………?歯が通らない、アホ硬い。昨日の団子は恐ろしくかんぴんたんであった。お茶碗に入れたご飯をそのまま1日ほっとけば、ガチガチになるんだから、いいとこの団子も同じである。これがなぜか、スーパーのパックの団子だと案外そうでもなかったりするのだが。私は非常に残念に思いながら手にしていた食えない団子を箱の中へと手放した。完。

  6. ねぇ…翔くんは、どう思ってるの?ちょっと覗き込むしぐさズルいヤバい………この顔に弱いこと知ってるの?嵐を辞めて欲しいのか嵐に戻って欲しいのか複雑過ぎて自分でも、わからないのに嵐は、5人で嵐だから!と、他のグループと違ってたった1人抜けただけで、稼働しなくなる珍しいグループだ。智くんの代わりなんて、考えられない。そして、何年経ってもこの5人でいることに、拘っている。。これだけ言えば、人は……どんなに絆が強いグループなんだと思うだろう。だけどたまたま、その時代に同じ事務所に居合わせた、ほぼ同期みたいな子供5人が、社長の気まぐれだけで、グループを結成させられただけなんだ。だから、お互いのことなど全く分からないし、気が合うとも思えなかった。仲が良いと言うよりは、むしろギクシャクしたり、イライラする事ばかりだった。そんな多感な嵐を、まとめたのはやはり、まとめない主義のリーダーだった。一番年上なのに、年下みたいに可愛くて、先輩風を吹かさないから、メンバーも智くんのこと…いじりまくってさ。末っ子みたいで、優しいリーダーのせいか、反抗期だった松本もいつの間にかすっかり智くんに、懐いていた。松本は、最近事務所のプロデュースをしているらしい。だからオレは、智くんを松本のところに連れて行くことにした。恥ずかしいけれど、自分の力では自信がなかったからだ。松本は、彼になんて言って説得してくれるだろうか。

    輝く星へ……115
  7. こんばんは驚くべき早さで、日が過ぎて行きます昨年12月10日に買ったシクラメン4か月以上たった今、、、まだ沢山の花を咲かせてくれていますが、色がほとんど真っ白こんなに変わるなんて、想像付きませんでしたまるで別のシクラメンのようですなんか、今日もバタバタしていて、はな明かりさんにお昼を食べに行き、今日はえび天ぷらうどんに、やはりお出汁のあるうどんの方が好きですねそして、そこからの帰り道、、、愛車の走行距離が、66,666キロになりました購入して5年目手前の5月5日に55,555キロになり、5の並びに驚きましたが、、その日から1年も経たずして、11,111キロも走っているんですね以前ほどは遠出もしなくても、年間12,000キロは走っているのに、我ながら驚きましたそれにしても、今日の外気温、昼間とは言え、26.5℃もあったんですね暑いはずでしたちょうど、去年5月5日にベルファームで買ったペチュニアがまた咲いていて、ビックリ‼️年末に植えたミニ葉牡丹と一緒に咲いて、、、季節はどうなるんでしょうかまだまだ忙しさが続きそうですが、美味しい物を食べて気合いれて頑張らないとです

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    あっという間に、、、
  8. 常連の俳句―河野祐子
  9. やはり、「日蝕」に起こるはずだった「ヨハネの黙示録」の「タイムライン」は回避したという事が明白になりました。昨日の2つ位のオススメ動画で「タイムラインが変わった」の言葉を聞き、確信しました。「破壊」が無くても、「地上天国創成」の叶う「タイムライン」に乗ったのだと。案外、簡単でしたね。石川県に地震が起きた時は、「破壊のタイムライン」に押されているのを感じたけれど、所詮、恐れ知らずの私の敵じゃないって事かな。私の「ポジティブ・シンキング」は無敵でした。昨日は天皇家に深い関わりのある「秦(はた)氏」の動画が沢山出て来ました。市村よしなりさんの「スターシードチャンネル」にも出て来られた狐のお面をつけた、その「秦氏」は、ほんの1ヶ月か2ヶ月前から狐のお面を外すようになったらしい。丁度、私が「地上天国創成」を始めると決めて、動き出したからなのかなとふと思いました。狐のお面をつけていたのは、今まで世の中の裏側で動いていた家系だかららしい。「今だから・・・」の話を次々と解禁にし始めているとか。本当は、予定が30年遅れたというのも、私が24歳の時に、元の世界に戻ったつもりで、この「仮想現実」に来た「あの日」の事を言っているのでしょう事は、もう、言わずもがなです。私としては、それは、もう、受け入れてしまっている「現実」。では、「秦氏」とは、何者?私は、「聖書の中での'神様'・・・?」と解釈しました。「アダム」と「イヴ」を作った「神様」。ああ、なるほど。だから、「地上天国」を作ろうっていう「今」、姿を現して、現実的に私の「ブループリント(青写真)」を形にする為に着手を始めた事を報告してるのかな。「神様」なら「地上天国創成」も「本家本元」ですからね。でも、「土地を押さえるサインをした」って具体的過ぎるのですけれど(笑)。地上全体が「天国」になるんじゃないの?ああ、そうか。「土地」は「お祭り」の為に押さえたって言っていたのでした。「お金」の存在は、無くなる方向で、もう、決定しました。という事は、「仮想通貨」はどうなる?ああ、ちなみに「政府」も無くなります。「管理社会」なんて、無理があるでしょう?人間、「管理」なんて圧力かけても変わりませんよ。何も無理しなくても「統一」される。それこそ「ワンネス」でしょう?「不協和音」は、正されました。変わる時は「一瞬」です。とにかく、一度、明確に計画を実行する事を宣誓したら、影になり、日向になり、世界が動き始めているのを節々で確認しています。そう、もう、「始めた」のです。30年も立ち止まっていたけれど、自分の中で、ひとつの答えが出た気がしますよ。「ブループリント(青写真)」の「最後の一筆」に終止符を打てた。「納得をした」「腑に落ちた」「結論が出た」私は、「電子書籍」を出したい。やる事は、アメブロで毎朝書いているブログと同じ感覚で、一段階、ランクが上がる感じ。「お金」というものが無くなれば、「印税」ってものも無くなる。でも、「電子書籍」という正式な形になれば、読まれる回数も増えるかも。やっぱり、書くからには「読まれたい」って欲求が出て来ます。「電子書籍」が出れば、アメブロ内でも位置が変わって来ます。まあ、こういうのも「分離」の考え方なのかな。YouTubeの占いでは、遅いながらも出版社さんも資料をまとめてくれて、殆ど、ライバルのいない独占的な学びの場になるらしい。お金の面での壁については占いでは言っていなかったけれど、なんとかなるって事でしょうか・・・?今、多少、内緒で買った仮想通貨が、上手く、物事が始まる前に値上がりしてくれたら問題解決なのですが。そう、上手く行くかどうか・・・。今日の時点では、こんな所かな。とりあえず、冒頭でも申し上げました通り「タイムラインが変わった」らしいです。後、「地球の地軸」も変わった時です。「日本」に「高度文明」が発展して行く予定とか。「地上天国」は、着々と進行しています。今日も、私は、情報を集めて、「過去動画間テレパシー」で色んな「ディスカッション(討論)」を深めて行きます。ちなみに、今日から町内の御輿祭りの夜間練習が始まります。季節は、5月へと1歩ずつ歩みを進めています。そんな風に「永遠」も過ごして行けるといいなぁ。では、皆様、お時間もよろしいようです。皆様の空間世界に今日も幸せが滑り込んで参りますように。いってらっしゃいませ。1000円ポッキリ 送料無料 訳あり 黒糖まんじゅう(12個入) お徳用 和菓子 あんこ こしあん 業務用 まんじゅう 饅頭 黒糖 かりんとう饅頭 天ぷらまんじゅう スイーツ 訳ありスイーツ 1,000円ポッキリ ポイント消化 買い回り楽天市場1,000円${EVENT_LABEL_01_TEXT}本日特価1940円 六方焼 どっさり 1kg 訳あり 送料無料 個包装60個から70個 ギフト 六方焼き楽天市場1,940円${EVENT_LABEL_01_TEXT}饅頭 ギフト 江戸名物第1位 塩瀬の薯蕷饅頭 一口サイズ9個入日本3大まんじゅう 日本ギフト大賞受賞 饅頭 まんじゅう 薯蕷 歴史 歳暮 年賀 老舗 高級 和菓子 手土産 ギフト 内祝 塩瀬総本家 宮内省御用達 日本第一番饅頭所 グルテンフリー楽天市場2,200円${EVENT_LABEL_01_TEXT}お買い物マラソン もっちり黒糖饅頭 6個/10個 メール便【送料無料 限定 お得 買い回り タイムセール 和菓子 お取り寄せ 黒糖まんじゅう まんじゅう 饅頭 高齢者 個包装 あんこ お菓子 スイーツ 茶菓子 ポイント消化 訳あり ではない 1000円ぽっきり 1000円ポッキリ】楽天市場1,080円~${EVENT_LABEL_01_TEXT}【1000円ポッキリ!】かりんとう饅頭 ソフトタイプ 送料無料8個入セット 個包装【クリックポスト】群馬銘菓 おもてなしセレクション受賞 丸久謹製しっとり美味しい\楽天ランキング第1位ありがとうございます/*楽天市場1,000円${EVENT_LABEL_01_TEXT}

    「神様が地上天国の着手を始めた」
  10. 妄想のお話です。打ち上げは、松潤に乾杯を頼んだ。「なんだか、俺、今回は何もしてないけど、ともかく、おめでとう、乾杯!」「「「「乾杯!」」」」「松潤の誕生日も過ぎちゃったし、今日は4人で払うよ。」「ん?そんな、忙しかったんだから、別にいいよ。ねぇ、それより、たまには皆で旅行に行かない?」「いいね、どこに行く?」「いや、場所より、何をする旅行がいい?」松潤の提案に、皆、乗っかってきた。「山に行くか、海に行くか、建物や美術を巡るか、アクティビティか。」「んー、美味しい物食べたい。」「日本中、どこでもそれぞれ美味しい物あるよね。」あれこれ言っていたら、翔ちゃんが立ち上がって、仕切り始めた。「まず、期間!これは、9月の連休がいいよね?で、地方を決めて、場所を決めて、そこでの観光や遊びを決めよう。」「あ、じゃあ、くじ引きしよう。今日届いた名刺、間違いがあって刷り直しを依頼してあるんだ。これ、使えないから、裏に書いて、くじ引きにしよう。えっと、まずは大まかな地域ね。北海道、東北、関東、関西、えっと、四国、九州、沖縄。」「中部、中国、あ、北陸もいい所がいっはあるよ。」相葉ちゃんが、名刺の裏にどんどん書いてる。「ねぇ、新潟って、東北?」「え?北陸じゃないの?」「中部です。」「新潟って、寒くて雪が積もるよ。中部な訳、無いでしょ?」「あー、面倒だから、新潟は新潟ね。」相葉ちゃんが、ひらがなで新潟を書いて、たまたま持っていた小さな紙袋に名刺を入れた。

  11. 異性からモテル人
  12. どの道を選んでも先のない未来その中で唯一の光の道を選んだ皇子の判断と翔様の判断は間違って居ない俺だったら、やっぱり同じ道を選ぶきっと智君もそうだと思う二人の転生を願い待ち続けた智慈さんと真翔さんの思いその思いが奇跡を起こす一端を担ったのは間違いないと思う「一つ心配なことがございます」先ほどまで嬉しそうに笑っていた御前が居住まいを正し神妙な顔をして蒼灯さんの顔をじっと見つめる「心配とは?」「心配性の老いぼれでございますが 確かめたいことがございます 皇子は国をも滅ぼすほどの力をお持ちです そして長もそれに近い力をお持ちです その二人が同化することで 計り知れない力を持った『真の長』になられるのでしょうか?」御前の言葉の裏にはあの悲劇が繰り返されるのではとの心配だ俺も一番それが気がかりだった智君の力が暴走して ・・・そんな事を考えると怖くなってくる「皇子の力は 『千年の守護』と言う形に姿を変え 蒼穹殿に座したままの状態だ そしてその力は この先も蒼穹国を守り続ける 皇子はその力から解放され 本当の意味で転生を果たすことになる 同化することで 現長の足りない部分を補い 真の長 帝となる 力については賢帝と同等だな 決して暴走することはない」暁殿に居た全員が安堵の表情を浮かべた多分、皆その部分だけが気がかりだったのだと思う「皇子はその身を蒼穹国の民の為に捧げ 守り続けることで 巨大な力から解放されたと言うことですか?」「その通りだよ 神に近い力を守る神に 昇華したと言った方が分かりやすいな それには千年掛かったのだから 皇子の力がどれほどだったか 推して知るべし」それを聞いた御前次は皇子達の方に向き直る「皇子 ・・・ 長きに渡り 蒼穹国の民を大野本家一族を お守りくださり 誠にありがとうございました 言葉では言い尽くせない ・・・ 真の転生をされる皇子 どうか真の長として 新しい生を生きて頂きたいと存じます」「大野本家には苦労を掛けました 蒼穹国帝の血統をお守りくださり ありがとう存じます」「我が娘を守り育ててくださった 義弟には心より感謝する」皇子と帝が御前に一礼して感謝の言葉を伝えた「恐悦至極でございます ここで現長と翔さんの ご両親にお願いがございます」 今度は後ろ向きに座り直し智の両親と俺の両親に向かいあった「明日の儀式の後 皇子と翔様は転生を果たされます 千年の時を経て 漸くお互いの手の温もりを 感じることが出来るのです どうか現世の二人が 共に歩くことを認めて頂きたい」御前が4人に頭を下げた慌てて俺と翔も御前の横に並び同じように頭を下げることにした「御前、頭をお上げください どの時代の親も同じでございます 親は息子の幸せだけを願います 本人が望む相手と添うのが一番 それ以外は何も望みません 一つだけ心配なのは櫻井家の方々です 息子は一族の長として この地を離れることは叶いません 共に歩くと言うことは 大切なご子息をこの地に縛りつけることになります 私どもと違い、一族の跡取りでもあるご子息 それでも許して頂けるのでしょうか?」「私共もお二人と同じでございます 二人が添うことは 翔様のご両親様の願いでもあります 千年の時を経て大願成就するのですから 一族がどうとか問題ではありません そして何より、息子の幸せは 現長、智さんの隣にあるのですから 心より祝福させていただきます」「父さん ・・・ ありがとう」「ありがとございます」「二人ともご両親様の思いを受け取り 末永く仲良く過ごすように 蒼灯さん、お時間を取らせていただきました」「御前が言わなければ私からお願いしていたよ さて、まだ話があるのだよ まずは翔様に」蒼灯さんはにやりと笑って翔様の前に細長い綺麗な装飾がなされた箱を置いた <続きます>    

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  13. リアル
  14. 今の時代、いつどんな事で、生が断たれるか知れない。良かれと思って打ってきたモノが!まさかの命取りであった事を知った時、取り返しのつかない思いにうちひしがれもする。今まで信頼してきた成り立ちが、とんでもない事であったり……と、思いもかけなく明日が突然に無くなりもするそんな人々の日々の中、ブログを通しての、いつも目に触れていた親しくなった人々の音沙汰がいいねの言葉で無事を知る思いにある。今の世の中、こんなにも不自然に突然人が亡くなり、いつもの音沙汰が途切れると、不安で仕方なく、心配が募ってしまうがいいねの文字に触れてホッとする自分がいる。良かった……と、それだけで安心する、そんな日々〜〜しかし、そんな中で、毎日コメントのやり取りをしていた心許せていた、大切なブログ仲間の一人であったブロ友さんからは……低周波にやられていると言うコメントを最後にプッツリと音沙汰が途切れた!命に別状がないかと、そればかりが心配になっているが、メールにても返事がないままに、もう数ヶ月も過ぎた……ブログを始めてから、かなりの年月が経過しているがこんな事は過去には全くなかった……本当に、本当に、酷い世の中になったものです!世界を見渡してみても、あまりにも異常過ぎることばかりが、伝わってくる!人口削減だの、人工地震だの、人工毒針だの〜今や、ジンコウと付くものにろくなものがない!人間がこんなにも、悪魔👿と化し、ゴムだの、クローンだのと、化け続けて、何が残ると言うのかこれからを生きる、子供達の👶🧒未来を、本当に考えてやって欲しいと心底思います(言葉の魔法ーーボイスA iK)

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  15. *嵐妄想小説*BL小説*お山妄想・大宮妄想・末ズ妄想*ロバ丸妄想(KAT-TUN)*吸血鬼幻想*お話の全てはフィクションです。*文字数 8000前後第11章「可愛い花には毒がある、綺麗な薔薇には棘がある」後編 浅間が消えて、最初に口を開いたのは大野だった。「……浅間だったな」「大野さん……どうしたらいい?」大野は、床に座り胡座をかいた。「ニノに、自分から来させたいんだろう。目が覚めたら一緒に行くよ」「目が覚めるのって……」「数日かかるよ」「潤は、それまで大丈夫?」翔が不安そうだが、大野は慌てた風でもなかった。「んー、わかんない」亀梨はそっとニノのそばに座り寝顔を見ている。「吸血鬼の家族になったら、こんな風になるんだね……」本当は自分も、こうなったんだろうかと、考えた。綺麗な死体のように眠る姿。雅紀は、立ったまま呆然と亀梨の隣でニノを見ていたが、翔と大野の前にやって来た。「吸血鬼って、何?! ……大野さんも吸血鬼なの?」「雅紀君……」翔が返事に詰まったが、大野は微笑むと優しい声で答えた。「うん、そうだよ。君も、もう思い出したんじゃない?」「……」雅紀の瞳が、忙しく動いた後で目を瞑る。大野がそっと雅紀のそばに立つと、その手を握って見つめる。……霧が晴れていくように、記憶が戻ってきた。「俺……吸血鬼に会ったよね? ……そうだ、ニノちゃんだったんだ、あの時の男の子」去年の春、吸血鬼である浅間に、最初に会ったのは雅紀だった。その後で、逃げてきたニノを保護したのも。「……あの時も、逃げてきたってこと? で、また逃げてきたの?」雅紀は目を開けると大野に尋ねた。「去年はそうだったけど、今回は違うかもな」「浅間さんて、ニノちゃんのこと虐めてんの?」真剣に聞いてくるが、その返事は難しい。「ニノの目が覚めたら、聞いてごらん?」小さな子供に言うようだった。雅紀は、黙って帰ろうとしたが翔に腕を掴んで引き止められた。「雅紀君? なに考えてるの?」「まだ、分からないよ。頭の中がぐちゃぐちゃで……」「雅紀君……」「翔ちゃん……俺だけ知らなかったんだね」「ごめん! 本当にごめんね? 言いたかったんだよ? でも……」「謝んないでいいよ、翔ちゃん。……でも今は帰るよ、ニノちゃん見てあげてね」力無く笑った雅紀は、静かに出て行ってしまった。「翔ちゃん、大丈夫か?」「うん。俺……でもっと早く話してあげなかったんだろう」先延ばしにしてしまった告白が、親友を傷つけた。雅紀は、どうするだろうか。亀梨がニノのそばに座ったままで、その様子を黙って見ている。……大野は、ぼんやり何も無い空(くう)を見つめていた。******亀梨の部屋に、翔と大野は泊めてもらうことにして、眠ったままのニノを見守ることにした。雅紀と潤が心配だったが、今は何もできなかった。亀梨は、本当に気配も、姿も吸血鬼のようだった。人間の少年のはずなのに、吸血鬼とだけ暮らしてきたせいだろう。「本当に、人間じゃないみたいな子だなあ」と、大野が呑気に笑っていた。その横で、翔は元気がない。大野は、翔が考え込むと、笑って元気を出させようと、色々話しかけてくれる。亀梨は、そんな二人を微笑んで見ていた。羨ましくは、なかったが、こんな人間と吸血鬼もいるんだと感心していた。また、そんな風に吸血鬼のそばに居たくない気持ちもあった。******ニノが眠って3日経つ頃、雅紀がやってきた。「ニノちゃん、どう?」「雅紀君!」駆け寄った翔に、雅紀はニコニコ笑って、何もなかったようだった。「ごめん! 本当にごめん! 雅紀君!」「謝んないでってば。その代わり、今までの事、ちゃんと教えて?」二人が並んで座って話しているのを、大野は嬉しそうに見ていた。翔は大野が吸血鬼で、浅間も吸血鬼なこと。浅間に攫われたニノが、吸血鬼の家族で吸血鬼なこと。元は、大野が大切に育てた子供だったこと。記憶が無くなってしまったニノを、潤は受け入れて守っていること。――そして。「あのさ、俺、いつか大野さんの……家族に……なってあげる約束……したんだ」「それって、結婚てこと? あの言ってたじゃん? 浅間さんとニノちゃんみたいな?」「えっ! そ、そうなるかな……」その時、亀梨が声をあげた。「ねえ! ニノ、目が覚めたみたい!」飛び上がって、雅紀と翔がニノのベッドまで走った。「ニノちゃん!」「大丈夫? 分かる?」大野は、ゆっくり歩いて、そばまで来た。「……ニノ」ニノは、目が開いただけで、意識はまだ有って無いようだった。大野は、ニノの白い手を両手で握ってやる。「まだ、寝ていていいんだぞ? 動けないだろ?」ニノは、大野の顔をじっと見ている。「…………」声にならない声で、何か言うが分からない。大野は、優しく声を掛ける。「ニノ……? どした? なにか、言いたいのか?」ニノは涙を浮かべると、すっと手から力が抜けて、また眠ってしまった。大野は、複雑な顔で目を伏せると、ニノに布団をかけ直してそばを離れた。「大丈夫? まだ目が覚めないの?」後ろについて来た翔が心配そうだった。「翔ちゃん、ニノは記憶が混乱してるんだろ?」「うん、一度に色々思い出したみたいで、怖がってた」「浅間に会わせたら、殺されるかもしれない。いや、今度こそ人形にされるかもしれない」「どうして、浅間さんが殺すの? あんなに大切にしてたのに」「記憶が混乱したまま、浅間が許せないことを口にしたり……浅間を殺そうとするかも知れない。まだ殺された時の記憶で、さっき言ったよ。」「なんて……?」「殺して欲しいって。……俺が悪かったよ、俺の血なんか飲ませたせいだ。死なせてやれば良かった」悲しそうに、大野が無表情に言う。「そんなことないよ? 命が助けられるなんてスゴイじゃん! 死んでたら、ニノは潤にも再会してなかったよ? みんなにも会えなかった! 大野さんは間違ってなかったよ!」翔がすごい剣幕でいう顔を、大野が驚いて見つめて――爆笑した。「翔ちゃん、面白い顔だなあ」「ひどいよ! 心配して言ってんのに!」大野の肩を叩いて、顔を真っ赤にして怒る。「あはは……ごめんごめん!」大野を叩く翔の両手を捕まえて、宥めるように胸に抱き締める。「翔ちゃんは、良い子だなあ」大野は、翔を自分の人生に巻き込んだことを、後悔し始めた。本当なら、吸血鬼も、恐ろしい出来事も、何も知らないまま生きていけたのに。「……大野さん、俺は後悔しないからね。もし、ニノみたいになっても、例えさ……死んじゃっても。俺が選んだんだから! 俺が自分で大野さんの家族になるって」心の声が聞こえたように翔が言った。「翔ちゃんが死んだら、後悔するからやめてね? それに殺した相手を必ず殺すよ?」大野がニッコリ笑ったその時、雅紀が驚いてあげた声で振り返ると、亀梨がニノを止めてるところだった。「ニノ! だめだよ! 今、動いたら君が危ないからっ!」ニノがベッドから走り出してどこかへ行こうとしている。雅紀が大野に駆け寄って叫んだ。「大野さん! 翔ちゃん! ニノちゃんを止めて!」ニノが突然、フッと動きを止めて、それを見た亀梨の力が抜けた瞬間だった。「やめろニノ!」大野が叫ぶより、ニノの動く方が早かった。瞳を光らせてニノが、亀梨の首筋に思い切り噛み付いた。亀梨は床に倒れ込んで、段々と動けなくなる。抵抗していた腕がスルッと落ちて気を失った。ニノが噛み付いたままの首筋から大量に出血している。「ニノちゃん! やめて!」雅紀がニノの腕をつかむが、全く離そうとしない。どんどん、床に血が落ちていく。亀梨の顔が真っ白に変わっていく。白い顔に真っ赤な血が、綺麗に映えて恐ろしい光景だった。「ニノ! だめだ!」大野の体が膨れて大きくなり、異様に目が光る。太くなった腕がニノの体を掴んで、亀梨から引き離した。暴れるニノが今度は、大野に噛み付く。「大野さん!」大野は、少し顔を歪ませただけで抵抗しなかった。しばらく好きにさせていると、花びらのような血を口からこぼしながら、気を失った。「浅間だ……。ニノを呼んだんだろう」人形は、その体にある主人の血の命令で動いてしまう。眠った体は、意識が無い分、命令が届きやすい。大野も、昔、ニノを呼んだことがあった。「あまり待たせると、攫われたあの子を殺すかも知れない」「大野さん……」大野はニノを床に寝かせると、亀梨を抱き上げて傷を見る。「翔ちゃん、家中に鍵をかけて。この子の血の匂いで、吸血鬼が来てしまうから」「分かった……でも亀梨君は?」「大丈夫、傷なら酷くない。ニノは、噛みつくだけで血を吸ってない」雅紀は、震えながら亀梨の首にタオルを当てて血を拭いている。亀梨のまつ毛が震えて、薄く目を開けた。涙を流しながら、亀梨の傷を手当する雅紀に、問いかける。「ニノは……?」「大丈夫、止まったよ。痛いだろ? ごめんね」「なんで雅紀さんが謝ってんの? もう……泣かないで……」真っ白な顔で亀梨が、微笑んだ。「俺は……痛いとか、慣れていて……平気だから。雅紀さん……泣く方が辛いよ……」雅紀がそれを聞いて、さらに声を出して泣き出した。「バカ! 平気だなんて言うな! こんなに血が出たら! 痛いに決まってんだろう!」「ごめん……」二人を見て翔も、もらい泣きしてしまった。誰も悪くないのに辛い目に遭ってしまう。吸血鬼がいるだけで、色々起こってしまう。大野はニノを連れて、翔やこの子達から離れるべきか、思わず考えてしまう。翔がいつの間にか、大野の腕を掴んでいた。「大野さん……どこにも行かないで。俺に黙って居なくならないって、約束して」「翔ちゃん、……うん、分かってるよ」大野はそう言いながら、約束はしなかった。いつだって彼は、約束はしてくれないと、翔は思った。**********音も無く夜を走る影が、ビルのそばで止まった。金髪を揺らせて、一人が後ろの黒髪の人物に声を掛ける。「ユウイチ、この匂い……和也の血だ」「ああ、何かあったな」美しい姿をした、和也の保護者の吸血鬼で、掃除屋と言われる暗殺者組織の二人だった。「大野さんの気配もある……浅間か?」「和也のところへ早く行こう?」「いや、大野さんがいるなら大丈夫だから。先に浅間を調べよう」そう言った黒髪のユウイチに、納得しない顔を見せる金髪が上田タツヤだった。「……ユウイチ、もし和也が死んでたら、許さないからな?」ユウイチは微笑んで、その時は俺を殺していいよと、笑った。**********潤が、ハッキリ目を覚ましたのは、攫われて3日後だった。浅間の家のベッドに寝かされていた。家の中は使用人らしい男たちが動いていたが、浅間の姿は無い。誰も潤の問いかける声に返事をしないので、ここが誰の家なのか分からなかった。3日寝ていた為に、体に力が入らない。「どこなんだよ……」ベッドから降りて、スマホの入っていたカバンを探すが見つからない。すると、薔薇の生けられた花瓶のそばに光るものが有った。ニノがつけていた、茜に貰った十字架のネックレスだった。「カズの……? ここ、浅間の家なのか?」気を失う前の記憶は、浅間がいた。「カズは……?」ネックレスを握ったままで、慌てて家の中を探すが、いるのは幽霊のように働く人ばかりで、彼らは潤には興味が無かった。ただ、玄関に行こうとすると、すごい力で引き戻される。「痛いよ! わかった! 出て行かないから離せ!」黙って、潤から男は手を離すと離れていく。はあっと息を吐くと、ネックレスを自分の首にかけた。「カズ……よくここから逃げ出してくるよ」純粋に感心していると、隣の部屋から大きな物音が聞こえて、爆発音が響いた。「なんだ……?」家中の浅間の部下らしい男たちが音のした方へ走っていく。遠く、近く、破壊音が家中で、響き出した。すぐ後ろの窓が割れて、大きな声が飛んでくる。「こっちへ来い!」窓には、金髪の美しい顔をしたタツヤが立っていた。窓から飛び降りると、潤に走り寄る。「おまえ! 早く逃げないと死ぬぞ! 和也の友達だろ!」「あんたは……」「いいから、こっち来い!」細い体から出るとは思えない力で、潤を肩に抱えると窓から飛び出した。飛び降りた地面に降ろされて、上を見上げると、窓から知らない男が覗いていた。「あいつは……」タツヤが驚いた顔で、その男と見つめ合う。「おい! 浅間を狙ったの! もう殺したのか?!」タツヤが怒鳴ると、その男はヒラヒラと手を振って笑うと、窓から消えて見えなくなった。「え? 浅間が殺されたの?」「いや、まだそんな気配はない。この先の事はわからないけどな」「待って! 浅間が死んだら、カズも死んでしまう! 止めてよ!」潤がタツヤの肩を掴んで、叫ぶがタツヤには響かない。「なに? お前、浅間の子も知ってんの?」タツヤが不審気に潤を見ると、ユウイチが走って来た。「タツヤ! もう行くぞ!」「ああ! おい、おまえも行くぞ!」待ってと言った声は、聞いてくれずに、潤はまた抱えられて、浅間の家から離れた。それを、またあちこち炎が上がる中から、静かに先ほど姿を現した男が見つめていた。その口元は、笑っているが氷のように冷たい表情だった。長身で、美しい小さな顔を持つ、栗色の髪の男は作り物のようだ。「あれが、掃除屋か……」男は楽しそうに呟いて、白いコートを翻すと、浅間の家を後にした。轟音がして浅間の家は、炎に包まれて燃え上がる。火柱が高く上がり、家の中の人形たちの断末魔の声が、爆発音と一緒にいつまでも聞こえていた。**********泣き疲れた雅紀と、翔がソファで眠っている。亀梨をベッドに寝かせて、そばのソファで、大野は自分の膝にニノを寝かせていた。……静かにドアが開いて、浅間が入ってきた。「……待ちきれなくて、迎えに来たよ」「浅間……どうした? 怪我してるじゃないか?」「ああ、いきなり襲われた」浅間の体のあちこちに血が滲んでいた。「ニノを連れて行く。返してくれ」「ニノは、動けないぞ? その怪我じゃ、二人とも危ない」「……構わないよ。この子も連れて行く」「……お前が拐った子供はどうした?」「あの子は、掃除屋が持っていったらしい。そのうちここに戻るだろう。さあ、渡してくれ。」「……だめだ、危ない。ここにいろよ」浅間は、笑ってニノに声をかけた。「ニノ、おいで」大野の膝にいたニノが、眠ったまま、ゆっくり起き上がる。「無理に起こしたら、危ないだろう? それにニノは今、記憶が混乱してて何をするかわかんないぞ?」「どのみち、危ないからな。死んだって構わない。誰かに盗まれるのは許せないからな。貴方もそうだっただろう?」大野は、嫌そうに顔を歪めた。「俺は、変わったんだよ。可哀想なことは、もうしたくない」浅間が、視線を落とすと低く笑った。「変わってないさ。変わりたいだけで貴方は一ミリも変わってない。ニノや、その子供たちを残酷に翻弄して……遊んでるだけさ」ニノが歩き出して、浅間がその体を抱き上げると振り返った。「これ以上この子を構うなら、私の手でこの子を殺す。もう追いかけないでくれ。あの子供にもそう言ってくれ」大野は、何も言えなかった。……浅間のいう通りだったから。ーわかっているのに。吸血鬼が人間に深く関わってしまったら、皆不幸にしてしまうと。そのまま浅間は、静かに部屋を出て行った。大野は、しばらく座ったまま考え込んでいた。そして、何かを決心したように立ち上がると、そっと翔の顔を覗き込んだ。「ごめんな……」翔の頭を撫でると、大野は部屋を黙って出て行った。そっと、その様子を、目の覚めた亀梨がベッドから見つめている。「大野さん……」翔が寝言で、消えた彼を呼んだのを見て、亀梨は心が、ツキんと痛んだ。*********「和也!」大声がして、タツヤとユウイチが潤を連れて入ってきた。眠っていた翔と雅紀は、その大声に驚いて飛び起きた。「な……な、なに?」「え……潤!」また眠ってしまっていた亀梨は、ボンヤリしたまま起き上がった。「……タツヤ……?」「和也! なんだよ! この首! 噛まれてんじゃん!」ベッドの和也に跨って、タツヤがさらに声を上げた。「誰にやられたんだよ!」「……大丈夫だよ。ちょっと怪我しただけだから」「バカ! ちょっとってなんだよ!」「タツヤ……怪我してんのに、跨って乗るなよ」ユウイチが綺麗な手で、タツヤをベッドから引き摺り下ろした。「潤! 心配してたんだよ? ニノも……」ニノと大野の姿が無いことに、やっと雅紀と翔が気が付いた。「どこ行ったんだろ? なんで……?」「カズは、ここにいたの?」潤が聞いてくるが、翔は一気に不安が押し寄せて、返事もせずに部屋を飛び出した。「大野さん! ニノ!」探しても、どこにもいない。ビルの外にもいなかった。「大野さん。……ひどいよ」翔は呆然と、立ち尽くした。*********大野も、ニノも、浅間まで姿が消えて一週間たった。亀梨が、浅間がニノを連れて行ったこと、大野が一人で出て行ったことを告げたが、探しようがなかった。ユウイチやタツヤは、大野の行方を探す気はないようだった。心配で落ち着かない翔にユウイチがいう。「大野さんも何か、考えがあるんだよ。ゆっくり待ってるといい。自由に幸せにって言ってたんだろう?」「でも、それは、大野さんがそばにいるからって……。そう言ってたのに」いつか大野がいなくなるかもとは、思っていたけれど。「一緒にいるって、家族になるって……言ったのに」翔の寂しそうな顔に、亀梨も、雅紀も心が痛む。潤は、翔の気持ちが、わかりすぎて何も言えなかった。「ごめんね……大野さんのこと止めなくて」亀梨が謝ってくれるが、きっと止めても一緒だと思った。「大野さん、どうせ、人の言う事なんか聞かないから。気にしないで?」元気なく翔が笑う。昔、ニノがいなくなった日を、潤は思い出した。「浅間は……死んでないよね?」潤が聞いて、ユウイチが答えた。「死んだら、もうすごい噂になってるよ、特にうちの組織ならね。浅間は有名人だから。無事だと思うよ。」「なら……カズも死んでないよね?」「……うん。多分ね」ユウイチは微笑んだが、タツヤは難しい顔で答えなかった。雅紀が、皆の顔を見回して、ため息をついた。(俺、何もわかんないし、何もできないなんて……。悔しい)翔やニノが、可哀想で仕方ない。それと別に、気になることがあった。なぜか、潤が落ち着いているのが怖かった。(潤……絶対変だよね)潤は、ずっと静かだった。きっといつもなら、ニノが心配で探し回ってるのに。「潤……? なんか大丈夫?」「雅紀さん。どう思う? カズは幸せだと思う?」「どういう意味?」「もうカズは生きてるのが、可哀想になってきたよ、俺」翔が、潤を見つめる。ユウイチとタツヤは、黙って聞いている。亀梨は、潤の言いたい事が分かった。「潤、ニノは浅間さんが好きだよ? 一緒にいたいから、怒ったり甘えたりしてただろ?」「……攫われて、好きになる? 洗脳しただけだろ?」亀梨が、ビクッと体を震わせた。「対等じゃないんだから。暴力も振るってたし。大野さんと翔さんとは違うよ」「潤は……何が言いたいの?」「浅間を殺したい。カズを自由にしてやりたい」「でも、そんなことしたら……」「今も、死んでる……いや死ぬより辛いかも。もう終わりにしてあげたい」「だ……だめだよ。ニノは死にたいって言ってないんだから!」「翔さん、翔さんもニノみたいになるかもしれない。大野さんが離れたなら、忘れた方がいいと思う。」雅紀と翔が息をのんで黙った。「……本気なら、俺が手伝うよ。……どうする?」ユウイチが、潤に向かって綺麗に笑った。「ユウイチ! ダメだって! 浅間は危ないって!」「やだよ! ニノちゃんを殺さないでよ!」タツヤと雅紀が同時に反対した。「タツヤ、浅間は今しか、殺せない。しかも別の男も狙ってた。うちの組織以外に殺されたら、困るんだよ」「……どうだっていいじゃん! 誰かがいつか、殺す男なんだから! 俺たちがしなくてもいいだろ?」翔は、どうしていいかわからない。大野に相談したかった。(大野さん、大野さんがいないと、ニノが死んじゃうのに。どこに行ったんだよ)まだ、ニノへの不思議な気持ちが燻っている。大野へとは違う、吸血鬼に惑わされた愛情だったが、それはもうどうでも良かった。ただ、大野とニノに会いたかった。大野がいない毎日は寂しくて、たまらない。ニノが気になって、仕方ない。「誰かが、殺すかもしれない。でも待っていたら、いつか……タツヤや和也も殺される。一度揉めた相手を、浅間は絶対に許さないからね」潤が、頷いた。「なんでもする。絶対に浅間を殺したい」「潤!」翔の声も、タツヤと雅紀の声も届かない。亀梨だけが、静かにそれを眺めていた。**********綺麗な薔薇は、傷つけるが、殺さない。ただ、可愛い鈴蘭が、命を奪うことがある。その花で。その茎で。その葉で。その隠した毒が、命を奪ってしまう。フランスでは、5月1日に鈴蘭を贈る。ただただ……愛する人の幸せを祈って。<end>第12章へ。

    薔薇の葉の誓い・第11章・後編
  16. 塞栓性脳梗塞(そくせんせいのうこそく)退院2か月後脳梗塞は退院後がつらい。心臓のドッキンどっきん・頭痛・手足のしびれとふらつき・めまい・食欲不振・倦怠感がはんぱない。これが長く続く。2か月で、5キロウエイトが落ちた。腕~指先には軽いしびれがあるのに、仕事の依頼を受けると、なぜかしびれが止まる!収入の喜びが私を助ける。さいわい、私のお口はトークには影響ない。ところが、腕のしびれで車いすがこげなくなった。ん、スーパーでの買い物どーする?車イスに座らないで歩きながらイスを押す。5Mほど歩いて、脚がうごかなくなったら、車イスに座る。痛みが引いたらふたたび立って車イスを押しながら歩く。これのくり返し。店内1周(5~60M)が限界だ。車イスのないスーパーには買い物に行けない。ただ、服のサイズ調節や修理に、いままでより時間がかかるのがせつない・・・・・・起床4時。5時半まで全身のリハビリに精を出すのが習慣になった。これをさぼると、ベッドから降りて立ち上がることができない。体調の悪化は日によってちがう。特に天候の変化、仕事の煩雑、閉店6時になると入浴の気力さえない。もちろん食欲も。ただただひたすら「横」になりたい。横になれば股関節の激痛も腕のしびれも失せ、健康的な以前の私に戻れる。私の通所しているリハビリセンターに60代の男性が入所された。やはり「脳梗塞」で背骨を境に、顔から下の左側面がマヒ状態。左手はブランと垂れ下がったまま。脚は義足のようなサポーターを装着してぎこちない歩行だ。見ていると気の毒より、哀れみをさそう。 (私)「家族のかたたちに、ヘルプしてもらえますか?入浴や着がえなどです」(本人)「いいえ、ありません。自立を目指す私にヘルプは障害です」おおおおおー!明快かつ頼もしいレスポンスじゃん!!これぞ男だ!彼も会話には影響ない。他の通所者「IQ不明老人たち」と比較して、会話が通じるのはこのかただけだ。 暗黙の瞳に見える私たち2人の共通精神は “がんばって、がんばって、 元の体に戻ろ~!戻れないはずはない”(参)塞栓性脳梗塞(そくせんせいのうこそく)とは

    塞栓性脳梗塞(そくせんせいのうこそく)退院2か月後