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公式ジャンル「小説・エッセイ・ポエム」記事ランキングの40位〜59位です。小説・エッセイ・ポエムジャンルのこの順位のなかで一番人気の記事は「雨に濡れて恋は輝く(仮)(9月の恋) 2」です。
青のパラレルワールド物語
こんばんは、ざぼんです。先日お話のあげ方についてご意見を伺って、同じ話がいいというご意見があったので、頑張ってみたのですが、なかなか進みません。ざぼんの一番進めたい話はTWO TO TANGOなのですが、これがまた書けない。このペースで行くと、かなりの時間お待たせすることになりそうなので、同じ話を続けて読みたいと希望された方には大変申し訳ないのですが、いままでどおりバラバラに上げさせていただきます。(なるべく続けてあげられるようにしたいとは思います)すみません銀縁の眼鏡、キチンと整えられた髪、ピシッと決めたグレーのスーツ。いつもの二宮さんがそこに居た。「なんで、ここに?まさか、しょ・・むぐ・・・」最後まで言わないうちに俺の口に二宮さんの手が押し付けられて、危なく、二宮さんの指をかじるところだった。俺はそのまま、人混みから引きずられる。「ハアァ、な、なにすんですか?」周りに人がいない場所でようやく手が離されて、俺は大きく息を吸った。「撮影中でしたから・・」それは俺もわかってるって・・そもそも、子供じゃないんだから・・「二宮さんがいるってことは、これは翔の?」俺は、文句をぐっとこらえた。もしかしたら翔に会わせてもらえるかも・・しれない。しかし、二宮さんの返事は素気なかった。「この映画は櫻井の主演作ではありません。が、マダム・・副社長の関係でどうしても断れず、友情出演します。ですが、今日のロケには参加していません。」なんだ、いないのか・・・じゃあ、二宮さんはどうしてここにいるのさ?担当するタレントがいないのに・・遊んでいるの?忙しい翔の面倒ちゃんとみてくれてんのかな?「撮影で忙しい監督と打ち合わせするために現場に来ました。マネージャーは担当するタレントに、四六時中張り付いてはいません。やらなければならない仕事は多種多様なので、ある意味櫻井よりも忙しいくらいです。」無表情のまま、眼鏡を指で押し上げつつ捲し立てられて、俺の背筋に悪寒が走る。やば、聞こえてたよ・・怒らせた・・なんか不機嫌だったもんな・・これは不味いかも・俺の勘は当たるんだよ。ここは、早く退散しよう・・・「す、すみませんでした。忙しいところお邪魔して・・」二宮さんに謝りながら、別に俺何もしてないんだけどと、不満を覚えながらも、俺は、そろりそろりと後ずさりする。ドン3歩下がったところで、俺は誰かとぶつかった。「す、すみません。」振り向くと、ぶつかったのは、赤いチェックシャツに、ハンチング帽をかぶった大柄な人中年男性無精ひげも生えているし・・俺が謝ったのに相手はじっと俺を見ているその見方が尋常じゃなくて、よく言う、舐めるようってやつ・・えっ・・この人、やばい人?893さん?俺は後ろに立つ二宮さんを見た。助けてニ宮さん。「さっき話した人物はこの人です。たまたま、買い物に来たようです。」「たしかに小野知日によく似ているな」俺を無視して二人は話し出す。はあ?だからなんのこと?二宮さんの知り合いなの?全然わかんないけど、いいや。今のうちに逃げよう。走りだした俺は、後ろからの強烈なタックルを受け、そのまま前のめりにこけた。
nori_s 三次創作小話
三次創作小話「忘羨その後」(122-5)(ある丘の上で)その日の夕暮れ、二人は丘の上を目指して手を繋いで歩いている。ランジャンの右手には、大きなかご。そこには、こぼれ落ちそうなたくさんの花々がゆさゆさと揺れている。丘の上の墓石の前に、ひざまずく人影が見えた。小柄な影が立ち上がると同時に、ウェイインたちに気付き、「藍兄ちゃん、魏兄ちゃん」と手を振っている。ウェイインが片手を上げて答える。もう一人、大きな人影が立ち上がった。「網元でしたか。驚きました」「先月、息子の祥月命日に藍シュウ殿が来て下さったんです。私は、嬉しくて、嬉しくて、」「ほおお」というランジャンの声に、網元の背後に隠れるようにしていた藍シュウは、照れくさそうに下を向いた。網元の娘が、泣き始まった網元の大きな背中を、思いきり叩いて、「親父、泣くんじゃないよ。兄ちゃんたちが困るだろ」「これは嬉し涙だ」と言って涙を拭い、「念願叶って、ようやくホアチョン殿にも、ご挨拶できました」「ありがとう、来て頂いて、感激です」ウェイインは網元の手を力強く握った。「今夜は呑み明かしましょう!」ウェイインとランジャンは、雲深不知処に咲く、色とりどりの野花を一本一本供えながら、ホアチョンに語りかけている。まるで、そこにホアチョンがいるかのように。やがて、二人は立ち上がり、天を見上げる。(お前が生きていたら、どれほど立派な仙師に成長しただろうか。見てみたかった。会いたいよ、)ウェイインが涙目でランジャンを見ると、ランジャンは優しい笑みで見返す。微笑み合う二人の姿は、夕日を背景に、燃え立つ*ようだ。「まるで、天使さまが舞い降りたみたいだ」「親父、こんなに美しい人間を見たのは初めてだ」(静室にて)その夜は、網元の土産の干物を酒の肴に、にぎやかに歌ったり踊ったり、涙を流したり、ユンユンとファファは、すっかり網元に懐き、網元が酔い潰れてひっくり返ったお腹の上で、すやすやと寝てしまった。つづくこの日は、ホアチョンの祥月命日でした。*燃え立つ…炎のように輝く例え。以前も三人で酒を呑んでます。『三次創作小話(109-10)「忘羨その後」』三次創作小話「忘羨その後」(109-10)(網元宅、離れにて)主屋の方から、大声が聞こえてきた。「言い争いでもしているのか?」ランジャンは、戸を開けた。男の声…ameblo.jp藍シュウと網元の繋がりが分かります。『三次創作小話(109-20)「忘羨その後」』三次創作小話「忘羨その後」(109-20)(網元宅にて)「どんな毒薬を使ったのですか?それとも、人を惑わす妖術ですか?」聶ホアイサンが好奇心満々で聞いてくる。…ameblo.jpこんなに柔らかいものですか?ぷるんぷるんしてますhttps://x.com/dnstlaqnwlcj_/status/1717008995536548347?s=46&t=BKI2Vjbw7xegQeZ79lADgwこれは、あくまで推測です!CPN!! 🍬🐰が0503に投稿した、ブラッドムーンは、🦁が海外(南フランス)で撮ったものです🦁は4月25日~26日に、🐰に会いに青島へ行き、その後4月28日に、南フランスへ、5月4日~5日に、中国に戻った(🧗♀️)5月6日~7日に、再び🐰に会いに青島へ行き、約2日間滞在しましたCPN!! 🍬Red blood 🌕 posted by 🐰 on 0503 was taken by 🦁 abroad! "🦁 went to Qingdao to see 🐰 on April 25-26, then went to the South of France on April 28 🧗♂️ He returned to China on May 4/5 & went to Qingdao again on May 6/7 to see 🐰, staying about 2 days", [long thread!] pic.twitter.com/z49nCDliRV— Okcd_aktf ʕっ••ʔっ🌕☀️ (@Olya1823) 2026年5月16日
君がいいんだ~緑くんのおはなし~
|´-`)チラッ皆様お久しぶりです。お元気ですか?私は仕事に忙殺されつつ元気にしておりました。久しぶりにお話書いてみました。よろしければお立ち寄りくださいね!泣き虫妄想です。お気をつけて!。:*:♡━━━━━━━━━━♡:*。「ねぇ、まー!」潤がちょっと不貞腐れたような顔して俺んとこに来た。大阪初日が終わり、ちょっと色んな不具合があったもんだから、それらの調整を終えて潤がホテルに戻ってきたのはまあまあ遅い時間。今からそっち行くっていう短いLINEのあとに部屋にやって来たから、きっと疲れてるのかな?って思ってたら「ずっと思ってたんだけどさぁ!あんまり可愛い可愛い言わないでよ!」って思いのほか元気にぷりぷりしながら文句を言われた。かぁわいい~「なんでよ、だってかわいいじゃん。」って言ったら、ますますほっぺを赤くして「だからぁ!かわいくないっ!」なんてますます可愛いから「じゅんかわいい!」って思わずぎゅっとしたら、潤が俺の腕ん中でしゅん、とおとなしくなった。くふ、かわいい。でもそっかぁ、そんなにいやだったのかぁ。「…ごめんね、潤。いやだった?」「……ちがくて。…まーのかわいいには…どんな反応したらいいか分かんねぇの!」「!」うわぁ、かわいい!もうほんとにかわいくて、ますます潤をむぎゅむぎゅしながら、ホントのことを言ってみることにした。「ごめんね? 俺の勝手でほんと申し訳ないんだけど。もうね、隠さないことにしたの。潤のこと可愛いって思ってること。」「…前からあんま隠してないだろ」「くふ、バレたか。でも、もうあんまりこう…たくさんのお客さんの前でさ、かわいいって言えるチャンス、ないかもしんないじゃん?」潤と、こんなに一緒の時間を仕事で過ごせるのも、これからないかもしれないし。だから楽屋ではなるべく潤の近くにいたいし、潤が何やってるか知りたいし、家で準備してたよくわかんないお茶とかコーヒーとか、不思議な食べ物とか、家でもいつも使ってる綿棒とか、梅干しとか…とにかく同じものを共有したかった。あと。ファンのみなさんなら知ってるとは思うけど、潤ってかわいいんだよ!!!!ってお知らせしたかったの。って白状したら、潤が俺の肩口に顔を埋めて「………ばか。…これからもずっと一緒じゃん」って呟いた。くふふ、照れちゃってかわいいな!「そんなわけで!あと3公演も覚悟しといてよね!」って不満そうな顔の潤のおでこにちゅーをした。♡おわり♡
如月あこ『青い空と希望の光』オフィシャルブログ|乳がんと日々の暮らしのなかに見つけた小さな幸せ☆
こんにちは♪🍀如月あこです 今日は、最近気になっている映画について 少し書いてみようと思います🎬✨ 9.25公開 気になる映画🎬✨ ✳︎画像はお借りしました⬇️映画『シャドウワーク』公式サイト|9.25 FRI 全国公開吉岡里帆×奈緒 W主演|違和感がすべてを疑わせる、女たちのサバイブクライムサスペンスshadowwork-movie.jp今回、私が気になった作品はこちら👇『シャドウワーク』吉岡里帆さん×奈緒さん出演のクライムサスペンス作品ですただのミステリーではなく、“心の傷”“女性たちの再生”“閉ざされた場所の違和感”そんなテーマが描かれているみたいで、予告やあらすじを見ただけでもかなり惹き込まれました👀特に気になったのは…DVから逃げた女性たちが、シェルターで共同生活を送りながら「ある裏の役割」に巻き込まれていくという設定守られるはずの場所なのに、どこか不穏で、静かな恐怖が漂っている感じ…こういう、“優しさの裏にある違和感”を描く作品って、じわじわ怖くて気になりますよねしかも、ただ怖いだけじゃなく、自分を取り戻していく女性たちの姿も描かれているみたいで、そこにもすごく惹かれました🍀私は昔から✔︎ 心理描写が深い作品 ✔︎ 人間の裏側を描く物語 ✔︎ 静かな狂気がある作品 に惹かれるタイプなので、これはかなり気になっています👀✨みなさんは、最近気になる映画ありますか?🎬おすすめがあれば、ぜひ教えてください✨👇こちらも気になる映画🎬✨🤭過去に読んだ小説を読み返しています📖👓『#私のおすすめする一冊〜【未来】〜近日公開の映画〜湊かなえ』こんにちは♪ 🍀如月あこです 今日は、、、5/8(金)に公開される湊かなえ原作の映画🎬未来6年ぐらい前にこの小説を読ん…ameblo.jp最近のブログ📝『#推しの魅力を語りたい〜闘病中の私を救った、あるインフルエンサーの言葉✨』こんにちは♪🍀如月あこです 今日テーマは…📝 闘病中、私はエッセイストの 田宮陽子さ…ameblo.jp『#もしも芸能人になったらしたいこと?〜第二の青春開幕!〇〇〇モデル募集?』こんにちは♪🍀如月あこです 先日Google ニュース📰に こんな記事が掲載されていました シ○ア オ…ameblo.jp
和宮❤︎和子の御伽草子
こんばんは🌙五月なのにすごい陽気ですね。お元気ですか?大阪。行かれた方々のレポやら日記やら楽しませていただいております。ありがとうございます♡💚💜💛💙❤️私たちアラシック。同義で、🟰「嵐の女」😂私たちサトシック。同義で。🟰「智の女」🤭ふふふ。31日まであと二週間になりましたが・・・もうここまで来たら泣いてなんかいないで大いにその日を楽しみましょうね。ご馳走作ってパーティですよ。歌って踊って盛大に楽しみましょう。その日その時が来ても私たちはずっとずっと「嵐の女」。その後も普通に6月が来て普通に11月が来るのですよ。「配信何度もお代わりしたー♡」「円盤📀届いたー♡」って喜んで普通に「お誕生日🎂おめでとう🎉」って「今年も彼ら💙💛にとって良い一年になりますように」ってお祝い🥂するんですよ。もうここまで来たらジタバタすんな😂オタオタすんな😂覚悟決めて腹に力入れてしっかり着いて来いよっ♡一生。うちら嵐の女や。舐めんなよっ。行くぜぃっ🏃♀️🏃♂️🏃♂️🏃♀️🏃♀️ってことで。31日になってから変えるのはなんや寂しいのでそろそろこちらに戻しますね。長いこと使わせていただいた和に嵐のマーク・・・お気に入りでしたが・・・こちらもどうぞ宜しくお願いします。物語の方も。ララァさんのこちらこちらを使わせていただきます。これからもよろしうにおたのう申します。🙇♀️和宮♡和子
たくさん共感されています
林誠司 俳句オデッセイ
(滋賀県琵琶湖)辛崎の松は花より朧にて(からさきの まつははなより おぼろにて)松尾芭蕉「たかんな」(吉田千嘉子主宰)の連載「詩歌教材としての芭蕉」を愛読している。執筆の谷地快一さん(国文学者・東洋大学名誉教授)の文章や解説はとてもわかりやすく、無学な私にいつも「新しい気づき」を与えてくれ、たびたびこのブログでも紹介してきた。『芭蕉の深川隠棲と白楽天の詩』(東京都足立区北千住)今日は足立区北千住のよみうりカルチャー「芭蕉の五大紀行文」講座。芭蕉の紀行文「笈の小文」の「吉野」の場面について講義をした。講座の…ameblo.jp『松尾芭蕉の「年の市」の句について』(東京都中野区 JR 中野駅)年の市線香買ひに出でばやな松尾 芭蕉今日は池袋の「第一谷端川句会」。新規にお一人が参加してくださった。が、お一人、都合が…ameblo.jp『松尾芭蕉『鹿島紀行』の句を考える~まこと顔とは?』(東京都杉並区西荻窪)ここ数日の風雨で東京の桜は一気に「終盤」になった。道端に桜の花びらが大量に散っている。今日は午前、午後ともに西荻窪で句会。ところで…ameblo.jp2026年5月号(連載42)では上記の芭蕉の句について触れている。この〈辛崎〉の句は実に厄介で、とりわけ好きな句というわけでもないが「気になる句」で、この句については何度も考えた。『「切れ」と「句切れ」について』2006年度「俳句研究年鑑」に、「俳句この一年」という欄があり、仁平勝さんの「あしたの俳句批評のために」という文章が載っていたので、読んでみると、なるほどと思…ameblo.jp『芭蕉の推敲について』辛崎の松は花より朧にて 松尾芭蕉(からさきの まつははなより おぼろにて)先日発刊された「俳句研究」夏の号に「いま、芭蕉を読む」という特集があり、山下…ameblo.jp『唐崎の松について』先日、本を読んでいたら、唐崎の松は扇のかなめにて漕ぎゆく舟は墨絵なりけり 紀貫之という和歌に出会った。おや、と思った。これは、辛崎の松は花より朧…ameblo.jp『松尾芭蕉のいう理屈とは?』(滋賀県大津市 唐崎の松)辛崎の松は花より朧にて 松尾芭蕉(からさきの まつは はなより おぼろにて)今日は杉並区高円寺の香林会。昨日のブログを読ん…ameblo.jp今回気になったのは、この句の風景…。私はこの句は「晴れた春の夜」の風景だと考えていたが、谷地さんは「雨の春の夜」の風景だと述べている。以下、引用する。近江八景というくくりがある。大津を中心とする琵琶湖周辺の八つの名勝のこと。「辛崎の松」はその一つで、「辛崎夜雨」と称揚される琵琶湖西岸の歌枕(古歌によって作られた名所・伝説)であった。(中略)夜雨にけぶる一本松を眼前にした感遇を、〈朧夜の花はいうまでもないが、「辛崎の松」はそれに劣らない〉と詠じる。ちなみに「近江八景」とは、中国に倣ったやり方で景勝地の中の八つの優れた風景を、晴嵐(せいらん):本来は春または秋の霞。青嵐と混同して強風としたり、嵐の後の凪とする例もある。晩鐘(ばんしょう):沈む夕日と山中の寺院の鐘楼の組み合わせ。夜雨(やう):夜中に降る雨の風景。夕照(せきしょう):夕日を反射した赤い水面と、同じく夕日を受けた事物の組み合わせ。帰帆(きはん):夕暮れの中を舟が一斉に港に戻る風景。秋月(しゅうげつ):秋の夜の月と、それが水面に反射する姿の組み合わせ。落雁(らくがん):広い空間で飛ぶ雁の群れ。暮雪(ぼせつ):夕方ないし夜の、雪が積もった山。それぞれで表現したもので、「近江」の「八景」は、粟津晴嵐= 粟津原(大津市)三井晩鐘= 三井寺(園城寺)(大津市)唐崎夜雨= 唐崎神社(大津市)瀬田夕照= 瀬田の唐橋(大津市)矢橋帰帆 = 矢橋(草津市)石山秋月 = 石山寺(大津市)堅田落雁= 浮御堂(大津市)比良暮雪 = 比良山系(大津市)である。確かに、芭蕉は常に「詩歌の伝統」を尊重する。『おくのほそ道』でも、芭蕉は常に先人の哀歓だったり、歴史だったり、古歌や漢詩などと対峙して句を作っている。芭蕉が「辛崎の松」と対峙した時、当然、「辛崎夜雨」という「伝統」というものを意識しただろう。この句のもともとの意味は「おぼろの松」に「小野小町の晩年の悲しみ」を思いやったものであるから、「夜雨にけぶる松」が似合うようにも思う。ただ、どうだろうか?「朧」とは、水蒸気が多く、風景やものがぼんやり見える状態であるから、この場合は「月夜」を想像したほうが美しい。まして琵琶湖であるから、「辛崎の松」に朧月がかかり、琵琶湖の湖面も靄がかっている風景こそ似つかわしい、と私は思う。ちなみに『袖珍版 芭蕉全句』(小学館)では、この句を、近江路は春たけなわ。湖上はるか彼方、老松が夢幻のような姿で浮かぶ唐崎あたりは、茫々乎として、煙霞が濃い。と鑑賞している。断定をしているわけではないが、この句を「昼間」の風景として、鑑賞しているように思える。となると、この〈辛崎の〉の句の鑑賞は、1、(春の)雨の夜2、(春の)月夜3、(春の)昼間という「三つの風景」が存在することとなる。芭蕉は天気、時間については何の言及もしていない(…はず)ので、どう鑑賞しても読者の自由なわけで、どれが正解ということはなく、それぞれが好みの風景を想像すればいいのだが、悩ましい。確かに私も「昼間の風景」に大いに賛同したいのだが、「昼」「朧」という言葉に違和感がある。「昼」なら「霞」とすべきだろう。水蒸気にかすむ現象を昼は「霞」、夜は「朧」と表現する、と何かで読んだ事がある。しかし一方で、芭蕉ならそんな細かいこと気にしないかもしれないし、現代と江戸時代では感覚や言葉遣いに違いがあったかもしれないし、〈辛崎の松は花より霞にて〉では句として成立しないから、「朧」とした、とも考えられる。もしご意見があったり、根拠などを知っていれば教えていただきたい。林誠司~句会、講座一覧(東京、千葉でやっています。)『俳句講座・イベント一覧』カルチャー講座杉並区【松尾芭蕉と俳句の古典】(西荻窪) プロムナード荻窪2号棟集会所…JR荻窪駅・関東バス「立教女学院」「北裏」「武蔵関」行→「日産自…ameblo.jp
*たんぽぽ日和*
お早うございますいつもお越しいただいて有難うございます昨日の午後はマリーンズの3連勝を見届けるぞとテレビ観戦していたのですがスマホで調べ物をしていたら姉からスマホに電話?スマホの電話の音が鳴らないな〜?なんて思っていたら今度は固定電話にかかってきて『今、ホームセンターにいるんだけど散水ホースリールどれ買えばいいか分からないんだけど…』と姉っち。そうなんだよね〜。私も散水栓用の散水ホースリールどれ買えばいいのかめっちゃ悩みました私は、取り敢えず本体は15m用の散水ホースを買ってもし、取り付けられないようなら器具を取り付けて…なんて思っていたらちゃんと取り付けられたので肩透かしをくらった想い出が…とにかく姉にもサイズ的にも大丈夫だと思うのでそれ買っちゃえば?とすすめ、20m用の散水ホースリールを購入しました。問題はそこから!なぜ、スマホの電話が鳴らなかったのだろう?とスマホの設定の音とバイブレーションをチェックしたら…なんと音の設定、何にもしてなかったのです〜すべて0になってました(笑)そりゃ、鳴らないよね昨年の暮れにスマホを買い替えて以来、知り合いからは電話が来なかったので気付きませんでした(笑)迷惑電話は何件かあったけどあれ?電話の音、鳴ったっけ?といつも思ってたけど鳴ってなかったのですね家族とはLINEばかりなので電話ってすっかり遠い存在になってますでも、ようやく姉の家にも散水ホースリールが取り付けられるので水やりが楽になりますわ。姉夫婦は、庭仕事いっさいやらないのです木が枯れそうで大変なんですよ。これで今年の夏の水やりは楽にやれそうですけれど…そんなことあれこれやってたらマリーンズ戦ちっとも見れなかった〜とはいえマリーンズ3連勝おめでとうタンポポ❁
すえよしの俳句ブログ
5/17朝日俳壇・歌壇◎長谷川櫂選☆死者のみな笑まふ写真や昭和の日(茅ヶ崎市)清水吞舟※大串章共選。★思い出の森の中なる春の鹿(フランス) デュマ アンジェリーナ未来 【評】今年もフランスの子どもたちから投句。思い出の中に鹿がすんでいる。★やはらかにほどける春の包み紙(さいたま市)丸谷 僚★火事なくば山も笑つてゐるだろに(市川市)白土武夫★なすべきをなさぬ一日の永さかな(青梅市)市川蘆舟★さくらんぼ夢見るやうに摘(つま)みをり(厚木市)北村純一◎大串章選★花は葉に遺品の山にひとり住む(生駒市)小田原久美子★少年に戻るふるさと春の川(盛岡市)福田栄紀★母の日の母の遺影を幾度も拭く(川口市)青柳 悠★戦無き大和まほろば野に遊ぶ(柏市)藤嶋 務★人類の進歩と退歩春の月(輪島市)國田欽也★春田打つ農婦の胸にクルスかな(大村市)小谷一夫★近隣の人も喜ぶ鯉のぼり(奈良市)川崎和子★燕来る親子三代理髪店(東京都世田谷区)今 啓子★春風や闘志の欠片あらまほし(我孫子市)相川 健 【評】高浜虚子〈春風や闘志いだきて丘に立つ〉を踏まえる。◎高山れおな選★前髪をひらひらさせて初蝶来(長崎市)里中和子☆樫の森春の光が道つくる(フランス)キャロンコット マティス※小林貴子共選。★葉桜となりて公園もとの顔(伊丹市)保理江順子★妹といへばさくらと律うらら(熊本市)柳田孝裕★ウイニングランの人馬に風光る(京都市)石田俊雄★薫風が上唇にやつて来る(藤井寺市)横内正人★けんけんばして帰る声新学期(東京都練馬区)早川 厚◎小林貴子選★表情を眉に集めて児の朝寝(伊万里市)萩原豊彦★さくら散るさあ新年度がんばろう(大阪市)梅田博子★月の舟星の林に朝寝かな(八王子市)額田浩文※額田さん、短歌でも川野里子選入選。★気球にて古墳巡りや風光る(宝塚市)大曲富士夫★朝寝して遺影五人に見下ろされ(金沢市)岩本卓夫◎永田和宏選★汗かかず息継ぎもせず水飲まず二足ロボット走る不気味さ(観音寺市)篠原俊則 【評】中国の凄い技術力だが、こんなロボットが銃を持って突進してきたらもっと怖い。★私の気持ち分からないでしょと言う人に私の気持ち分からず(横浜市)菅谷彩香 【評】私の気持ちなんてと言う人に限って、人の気持ちわかろうとしないもの。★このひとの世話なんかもうゴメンだとおもう時まで死んじゃイヤだよ(半田市)石橋美津子 【評】介護する人の切実な願いとされる側の幸せ。☆制服のネクタイをかっこよくできた朝はすべてがうまくいきそう(奈良市)山添聡介※高野公彦共選。中学入学直後の歌、だそうです。◎川野里子選★「打ち込めるもの何かないの」と聞く娘 二十年間あなただったの(高槻市)鈴木紀子★このまんま死んでもいいやという貌で花粉にまみれる野いばらの蜂(浜松市)久野茂樹 【評】いい季節を短い命でとことん味わう。★慰めることは慰められること躑躅のなかで向き合って立つ(市川市)小林菫子★こどもの日、母の日、父の日来る前に味わう前に結希君逝けり(八王子市)額田浩文※京都府南丹市の小学校6年生・安達結希くんの事件。4月13日に遺体で発見された。★海峡を我が物顔に封鎖する百万年に満たぬ人類(観音寺市)篠原俊則※篠原さん、2首目。★あと少しすれば納屋から白熊のかき氷器が目覚める頃だ(和歌山市)岡田信也 【評】まるで白熊が目覚めるようだ。 ※「白熊のかき氷」の代表的なものに、鹿児島のかき氷「しろくま」がある。山盛りのかき氷にフルーツなどをトッピングし、甘い練乳がたっぷりかかっている。◎佐佐木幸網選★こんなにもホッケを食べる半生になるとは知らず函館移住(函館市)中屋敷 歩★農継がず美術教師となりし父仏ばかりを描き逝きたり(観音寺市)篠原俊則※篠原さん、3首目。★大雪山から十勝岳へ続く山なみを白鳥北へ悠々と翔ぶ(北海道)高井勝巳★教室で育ちしモンシロチョウは今児らに送られベランダより発つ(郡山市)藤田好子★縄文の遺跡をあまた眠らせて伊那の段丘に梨の花咲く(飯田市)吉村志保子★岩魚棲むこの渓訪ふも最後かと思ひつつ畳む喜寿の釣竿(高山市)直井照男★明け方の嵐の中を鶯は修行のごとく鳴き続けたり(秋田市)佐々木義幸◎高野公彦選★仕事する重油が足りぬと嘆きおり鰯の漁師もいちご農家も(観音寺市)篠原俊則※篠原さん、4首目。★身の周り石油由来の品溢れ江戸時代には戻れぬ暮らし(四国中央市)石川明憲★昼夜と命の危険感じずに食べて寝られる「普通」の奇跡(東京都)萩原純子★いにしえの伊那の郡衙(ぐんが)のそば近くリニア通ると工事は続く(飯田市)吉村志保子 【評より】「郡衙」はかつて郡役所があった地区。★欲しいものトランプが映らないテレビ 連日連夜募る憂鬱(五所川原市)戸沢大二郎★キッズ用めがねからメンズ眼鏡へと子のフレームを買い換える春(奈良市)山添聖子★高く飛ぶ大谷さんのホームラン米寿迎えるわれの生きがい(鎌倉市)秦 和之★ヨガクラス瞑想集中するけれどまぶたの裏は買い物リスト(奈良市)竹花雅美★毎朝のこの蜂蜜は一匹が一生かけて集めた一匙(下松市)内山春日
アルクのつぶやき
わたしの名前は、ななこ。昔から、男運が悪かった。好きになった人には振り向いてもらえず、それほど好きではない人から好かれることが多かった。「付き合っているうちに、好きになるかもしれない」そう思って付き合ったこともある。でも、やっぱり駄目だった。そんなある日、年上の女性に恋愛相談をした。「ななこさん、自分のこと、好き?」わたしは苦笑いした。「劣等感の塊です」すると彼女は、静かに言った。「でも、あなたを好きになる人はいるんでしょう?」「……はい」「だったら、あなたに魅力があるってことじゃない。なのに、一番近くにいるあなた自身が、それに気づいていないのよ」その言葉は、不思議なくらい胸に残った。彼女は続けた。「どんな魅力的な人でも、気づかれないことはあるわ。振られた回数で、自分の価値を決めちゃ駄目」そして最後に、こう言った。「まずは、自分で自分を好きになりなさい。あなたの魅力に、最初に気づくべき人は、あなた自身よ」それからわたしは、自分と向き合うようになった。少しずつ。ほんの少しずつ。そしてある日、鏡の中の自分を見て、自然に思えた。――わたし、けっこう悪くないかもしれない。その頃、啓介と出会った。啓介は、わたしの過去の話を、途中で否定せず、ただ静かに聞いてくれた。数か月後。彼は、小さなカードを渡してきた。「ななこの話を聞いて、詩を書いてみたんだ」そこには、こう書かれていた。🌟自分の魅力に やっと気づいたななこながい間きづかずにごめんねなみだの奥で待っていたここにあったんだ、わたしの光文:己加沙アルクブログ『アルクのつぶやき』スピリチュアルショートショート、あおうえい作文、そして日々の気づきを 、海のようにゆったりとお届けします。※SNSでのシェアはご自由にどうぞ。
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「この間はなんか、棒を振ってましたが、実際のクラブをちゃんと振れるのか、見せて貰わないと」「ほしがりますね、あなたは。まあ、いいでしょう。ちょっと動画を作りましたよ」「ええ」「実際、どれくらい、ゴルフの専門用語とか分かるんですか?」「まあ、私なんかはそこそこ学究心が旺盛なんでね」「まあ・・・そうですね。しかし、この間も書いたが、タレント、芸能人、ゴルフやってる人多いでしょう? 碑文谷でゴルフやってる芸能人とか」「碑文谷ね、そうみたいですね。まあ、用具一式だけで本当に高価なんでね」「ですよね」芸能人の多いゴルフ練習場 今まで練習場で見たことのある著名人思い出すこと。 私のゴルフ歴は30年弱です。 30年もやれば、何の世界でも、相当なものだと思われますでしょうが…seonpapa.com「リリカがクラブ購入してますが」「お姉ちゃんのお古でやってたみたいですからね」「ドライバー一本で10万以上・・・・たかっ!」「ええ」「何本でやってもいいんでしたっけ?」「上限14本かな。最初にドライバーで打って(ショートホールなら一打目でアイアンなど)、真ん中で、アイアン、ヘアウェイウッドかユーティリティー。グリーンへのアプローチでウェッジとか」「グリーンに乗ったら、ドライバー」「グリーンでドライバーはないな・・・。パター」「ああ、あいつね。ちっちゃいの」「そんなにちっちゃくもない」「そうですか?」ゴルフクラブの種類を一覧で紹介!飛距離と使い分けのコツは?初心者が最初に持つことが多い疑問のひとつが、クラブの種類です。各クラブの名前(番号)はもちろん、複数使う意味や飛距離などの違い、使い分けのポイントなど気になりますよね。この記事では、クラブの種類をわかりやすく一覧で紹介していますので、ぜひここで覚えてくださいね。www.stepgolf.co.jp「リリカが試し打ちしてますが、この頃は、まだ打った後に左腕を上手くたためずに、チキンウィングになってますね」「最初はそうでしょう?」「ええ」ゴルフでチキンウィングになる原因は?直し方や矯正ドリルを徹底解説本記事ではチキンゴルフになる原因と直し方について解説!チキンウィングになるとスライスの原因となり、飛距離も伸びにくくなってしまいます。ばっちり改善をして、力強く美しいスイングを目指しましょう!chicken-golf.com「・・・型落ちのアイアンで7万5000円?」「そうですね。アイアンのセットですね」「9本?! これだけで、簡単に数十万?」「そうかもしれませんね。レンズ交換式のデジカメなら、フルサイズの中級機で、30~50万強。フラッグシップ(最高級機)なら100万程度。カメラはなんなら、レンズが高いんで、+レンズ各種で、沼にはまると、大変なことになりますがね。それと同じくらい、ゴルフも沼だな」「しかし、ゴルフはその上、レッスン料、教わらないと分からないですもんね、打ち方」「でしょうね」「レッスン料、打ちっ放し、コース・・・・うわぁ、、、、すっごい費用がかかる・・・」「ですね、これは」「しかし、リリカも、仕事貰えるようになって、この仕事も一年経ったようですよ」「そうですね。事務所内でも認知されておらず、マネージャーもいなかったのに」「ええ。水モノの芸能界、来月には仕事もないかもしれない。そんな業界で、今、大事な時期だ」「でしょうね。不祥事が怖いな。不祥事一つ出たら、一気に消える・・・」「ええ。がんばって欲しいですね」「そうですね。炎上系のバカになったら、もうおしまい。あれは実力がない奴が、社会の関心をひこうと、炎上するようなことをして、注目を浴びようとするわけでね、あそこに落ちれば犯罪だし、ゴミ野郎。人間墓場だな」「まあ、そうですね。それに炎上系のバカには、当然まともな仕事もこないし。頭が非常に悪い奴がとる戦略だな」「そらそうですね。後はスキャンダルや、恋愛、結婚で注目浴びようとする奴とか。YAHOOニュースがそれ拾って記事にする、みたいな」「まあ、せっぱ詰まった奴がとる自爆テロみたいなもんだな」つづく
怖い話します2
今日は少し趣向を変えて、日本四大怪談について雑感でも書いてみます。よく言われるのは「日本三大怪談」で、普通は『四谷怪談』 『番町皿屋敷』 『牡丹灯籠』ですが、自分は『累ヶ淵』が怖いし、興味深いと思っているので、これも入れさせて下さい。この項は前に書いたものと少し重なります。・四谷怪談実話とされる元話がある、と言われています。実際にいくつか文献も残っているんですが、内容は文献によって微妙に異なっています。ここでは混乱をさけるため、鶴屋南北の歌舞伎狂言 『東海道四谷怪談』の筋をもとにして話していきます。これは日本で最も知られた怪談ではないでしょうか。現代でも芝居や映画、小説などさまざまなジャンルで扱われ、関係者はお祓いをうけないと祟りがあるなどとも言われます。ただ、どうでしょう。怪談としてみた場合、二つの点から、そんなに怖いのかなあという疑問が自分にはあります。一つは、前半部分は生きた人間の愛憎劇であるということです。伊右衛門に嫌われたお岩は薬と偽って毒薬を飲まされ、髪が抜け、顔が腫れて死にます。お岩の心情を思いやるとなんとも気の毒なんですが、このあたりはあくまで、生きた人間の犯罪劇としての怖さです。二つ目、後半部分は、お岩の亡霊によって伊右衛門が苛まれ、果ては狂い死にするという、因果応報の劇となります。因果応報は仏教の言葉ですので、必然的に勧善懲悪劇となります。悪が栄えるという結末にはできないんですね。そう考えたとき、戸板返しなどの芝居的な趣向を抜きにすれば、怖いというより「伊右衛門ザマミロ」という感のほうが見ていて強いんです。悪い人間が自らの罪業によって滅び去るわけですから。江戸の観客も、お岩の亡霊に感情移入をして快哉を叫んだ部分があったのではないでしょうか。あと、これはご存知の方が多いと思いますが、四谷怪談って、忠臣蔵の外伝のひとつなんですよね。元塩冶家(浅野内匠頭)の家臣の娘がお岩。そして伊右衛門は公金横領で塩冶家を追放され、お岩の父を殺します。忠臣蔵も、ある意味では復讐譚であり、勧善懲悪の物語です。・牡丹灯籠明代の小説集『剪灯新話』に収録された小説、『牡丹燈記』が元になって作られたと言われています。他の怪談諸作が因果物であるのに対し、これは中国の説話がもとになっているため、仏教的な因果応報物ではありません。お露にたまたま見初められた浪人、新三郎が一方的に害を受けるという話です。ここに出てくる中では最も現代的というか、ストーカー犯罪などに通じる部分があります。まあ、お露側からみれば、焦がれ死んだほどの恋が成就したのに、死人とわかって離れていった信三郎が憎いという理屈は成り立つのかもしれませんが、やはり理不尽さはぬぐえません。例えばこれを、『耳なし芳一』と比較したらどうでしょう。芳一も何の罪もないのに平氏一門の亡霊に目をつけられてしまうのですが、とはいえ芳一は平家の滅亡劇である平曲を生業としていましたし、しかも上手い。そこで因縁がついてしまっているわけです。このような、死女に一方的に見初められてしまう話は中国には多いんですが、『牡丹灯籠』の場合は、印象的な赤い牡丹の灯籠、カランコロンという駒下駄の音(この幽霊に足があるのも中国話のせいでしょうか)御札はがしの場面など、怪談として印象的な小道具がふんだんにちりばめられています。坊さんではなく、むしろ『チャイニーズ・ゴーストストーリー』『霊幻道士』のような、中国の道士が出てきたほうが似合いそうです。・番町皿屋敷播州姫路が舞台の『播州皿屋敷』と、江戸の番町が舞台の『番町皿屋敷』があり混乱しています。播州ーのほうは、お家騒動が絡んだ複雑な筋で、『鍋島猫騒動』などもそうですが、単にお家騒動を芝居とするのは武士の世では難しかったため、わざと怪異を絡めて筋が作られているという意味合いがあるようです。ここでは番町皿屋敷について述べます。下女のお菊が家宝の皿を割ったため、主人の青山主膳に責められ井戸に身を投げる。夜な夜なその亡霊が現れ、それが世に知れて主膳の家はおとりつぶしになるという、典型的な因果応報物ではあります。ただ、現代から見ての感覚とは少し違う面もあります。現在なら人権意識が浸透していますので、「たかが皿ごときと人命ではしょせん重さが違う」と考える人が多いでしょうし、もちろんそれがあたり前なんですが・・・しかし、時代背景を考えれば、身分の高い武士が使用人の小者を手討ちもふくめて処罰する権限はありましたし、また主家からの拝領の宝物(この場合は皿)などであれば、紛失破損した場合は、大きな処分を家の当主が受ける可能性もあったんです。だから、当時の武士側からすればそれほど無理無体な話でもないんですが、やはり人命より物が重いということ、武士と町人の身分差など、本質的に隠しきれない時代の矛盾はにじみ出てしまい、こういう怪異の形で現れているのだと思われます。 (自分は、民衆に広まる怪異現象は時代矛盾の現れの一つ、という説をとっています)耳なし芳一・累ヶ淵この話は最も典型的な因果応報物です。百姓、与右衛門の後妻お杉の連れ子、助は足が悪く顔も醜かったので、与右衛門は川に投げ落として殺してしまいます。この無個性かつほとんどしゃべりもしない、か弱い子どもであった助が、この後、腹違いの妹である累、その夫の谷五郎の5人の後妻、さらには6人目の後妻の娘、菊にとり憑いてさんざんに祟りをなし、たくさん死人が出ます。最後に当時の浄土宗の大立て者、江戸時代を代表する呪術師である祐天上人が現れ、法力ですべての因業を消滅させることになります。この話のポイントは、他とは違って、田舎の百姓家が舞台であること、代々祟るのが、無個性に描かれた子どもという点です。「累ヶ淵」は、茨城県常総市羽生町の法蔵寺裏手辺りの鬼怒川沿岸の地名ですが、この手のことは、当時の農村ではどこにでもあったのではないでしょうか。おそらく、間引きや口減らし、子売りなど、子どもに対して後ろめたい点の多々あった当時の農村社会の闇を凝縮して、このような話ができたんだと思われます。助、累の背後には、無辜にして死んでいった無数の子どもの霊が積み重なっているんでしょう。そういう点が怖いなあと思います。『怪談 かさねが渕』
ち〜ぶ〜 短歌詠みます✒️
2026年5月、京都、八坂神社の向いに大衆演劇の劇場がオープンした。その名も「祇園呉服座」建物は昔は祇園会館という映画館で、その後吉本興業の祇園花月だった所が、今回劇場に。杮落としは一大事で、杮落とし公演を任されるって凄いこと。その5月1ヶ月公演が「劇団九州男」の「大川良太郎座長」で、わが(いつの間に、わが❓️)龍馬さんはマンスリーゲスト。龍馬さんの応援団のピンクさんから「優夢(ゆず)&龍馬祭りの15日、いかがですか」と連絡があった。勿論行きま〜す。ピンクさんは広島から新幹線で日帰り、私含め8人が集まった。凄いね〜。マンスリーゲストがたくさんおられて、前に一度観て『親しみやすそうでなかなかのお気に入り』になった「澤村かずまさん」も出られるので楽しみ。開場時間前で少し待っていると、ピンクさんとめんじいさんが登場。綺麗な会館の中に入って2階に上がると、4月に龍馬さんを観に行った時にお話した方がお話に来てくださった。こんな風に繋がっていくんだね。席は花道から左側の一番前。嬉しいけど緊張するね。第一部、お芝居は「五度目の勝負」お祭りのお二人、優夢さん(弟分)と龍馬さん(兄貴分)が主役で、親分のお嬢さんを取り合って勝負する筋書き。役者さん達それぞれの良さをいかして笑う場面が多く『吉本新喜劇みたい』と何度思ったか。勝負には勝ったけれど、お嬢さんを優夢さんに譲る龍馬さん。ピッタリな配役だった。第二部は舞踊ショー。場内放送で何度も言われている。「動画は禁止。群舞の写真撮影禁止。個人舞踊のみ写真撮影OKでございます」ありがと~、カメラを持って来た甲斐がある。龍馬さんが踊っている時に、畳紙に包まれた真っ白な袴の白一色の和装と、風呂敷に包まれた黒の和服を贈られている。凄ッ。そして白を着て龍馬さん登場。凛々しい若者によく似合うお衣装で「山河」見応え十分だわ。そして「山河」を聴くと『五木ひろしはホントに上手い』といつも思うのよ。ほかの人達も良かったけれど、良太郎座長は別格のオーラ。何なんだろうね、人を惹きつける力。見惚れちゃうわよ。かずまさんは1曲だけだったけれど可愛らしい女性になって、求められているキャラクターを存分に発揮された。最前列からの写真は近くて、手が震えながらの撮影。最後の群舞も圧巻だった。2月に龍馬さんの舞台を一緒に観たPさんともお話出来た。送り出しの時にかずま座長に「去年布施で初めて観た」こと。「その時のお芝居の中で良太郎座長にお酒を飲まされたことが強烈な印象になった」ことなどお話しすると、その後のことを話された。もちろん龍馬さんともお話が出来た。少し痩せたかしら。頬のあたりがシュッとして、男前更にUP。夜の部の途中まで観られるピンクさんを置いて、私は昼の部だけで失礼する。夜はコーラスの練習へ。【 贈られたばかりの真白き衣装着け龍馬「山河」をキリリと踊る 】ち〜ぶ〜 短歌詠みます✒️さんのプロフィールページhttps://www.ameba.jp/profile/general/chika33217/
短歌・桜花の愛うた
娘へと唇這わせ禁断の果てへと素肌淫らに誘い😸君(美衣)は、 ウイスキーの 酔いのせいか、 お母様のなすが ままだった。 お母様の愛撫に 捕らわれた、 背徳的な匂いのする、 お人形さんだった。 唇を 成す術もなく奪われ、 素肌を 甘美にもてあそばれ、 性器を 淫らにまさぐられて、 お母様に抱きついていた。 母と娘のレズビアン。 幻覚みたいに危険で、 中毒になりそうな 女の絡み合う姿だった。 男が憧れる 甘美な映画みたいに、 夢精を誘う痴態だった。「アッアッアッアッアッ。 お母様、お母様・・・ アッアッアッ、お母様・・」 君は、ただ感じていた。 君は、 お母様に処女を奪われる、 そんな予感を、 僕のペニスは、 何故か求めていた。 お母様は、 松山市の中学校の 寄宿舎で、 乙女達の処女膜を 指で破り、 生娘達に破瓜の痛みを 刻んでいたのと、 君は話していた。 「アーッ、アーッ、アーッ。 お母様、お母様、私、私、 お母様に 処女を奪われるの? 女にされてしまうの? アーッ、アーッ、アーッ」 君は、 お母様に抱かれながら、 切なさそうに 腰をツンツンとさせ、 体をピクピクと 震わせていた。 そして、「アッアッアッアッアッ」 君の喘ぎ声が速くなった。 お母様が、 君の膣へと 指を一本挿入し、 小刻みに動かしていた。 禁断の果て、 母娘レズへと、 近親相姦の甘美な瞬間へと、 君の素肌は 抗うことも出来ずに、 ただ迷い込まされていた。母親の肌へと抱かれ官能へ彷徨う君が素股へ堕ちて😸僕は、 君とお母様の痴態に こらえきれなくなり、 君のそばに立つと、 君の顔へと射精した。「えっ?あなた・・・」 君は嬉しそうだった。 顔にかかった精液を 嫌がりもせず、 そして、 ぬぐいもせず、 ただ淫らに悶えていた。「アッアッアッアッアッ。 あなた、 もう一度見せて。 あなたが、 自分でするところ・・・ アッアッアッアッアーッ。 あなた、あなた、あなた、 ちんぽ、ちんぽ、 アッアッアッアーッ」 ペニスへと差し出す手が、 頼りなかった。 君は、体の自由が、 少し効かなくなっていた。 アルコールのせいか? あるいは、頓服の効果か? それとも、 ただ感じて 力が入らないのか? 君は、だらしなく 仰向けに横たわっていた。 そして、 お母様に もてあそばれる素肌は、 まるで 美少女の死体みたいで、 現世への未練が 断ち切れないかのように、 お母様の愛撫へと、 よがり声を あげ続けていた。 やがて、お母様は、 君の膝を 少し立て気味にして、 君の太ももの間に、 柔道の抑え込みみたいに 腰を入れて 覆いかぶさると、 小刻みに 腰を動かし始めた。 足元の方から見ると、 お母様の お尻の穴、ワレメ、 そして君の ワレメにお尻の穴が、 卑猥に縦に並び、 たまらなく 官能的な痴態を 見せていた。 そして良く見ると、 お母様と、 君のクリトリスが 擦れていた。「ジャニーズ君。 ちんぽ立ってる?」 勿論って答えた。「もうすぐよ。 アァッ、アァッ。 私が合図したら、 この子を抑えつけて、 犯してあげなさい。 アァッ、アァッ、 アァッ・・・ いい?分かった?」 お母様は苦しそうだった。 お母様も感じている? そして君も、「お母様、お母様、 アッアッアッアッー。 イッイッイッイッ。 イイわ、イイわ・・・ 貝合わせ(素股)ね? お母様と貝合わせ・・・ 私、憧れてたの、 貝合わせに・・・ アッアッアッアッアッ」 君は、 お母様にしがみつくと、 腰を小刻みに 動かし始めていた。「入れる穴、間違えないでよ。 いい?アッアッアッ。 もうすぐだから、 もうすぐだから、 アッアッアッ」 でも僕は、その、 もうすぐが待てなかった。 お母様の小陰唇が、 そして、 その奥の薄紅色の粘膜が、 誘惑的過ぎた。「えっ?」 僕は、 お母様のお尻に抱きつき、 後ろから お母様の膣へと ペニスを挿入していた。「ジャニーズ君? あなた、やめなさい。 アーッ、ダメ、ダメよ。 やめて、アッアッアッアッ。 やめて、お願い。 やめて、あなた。 美衣を イカせられなく なっちゃうでしょ」「何?なんなの? ええええーっ!?」 君にも気づかれてしまった。「やめてっ!あなた。 やめて、お願い。 やめて、酷い、酷いわ、 あなた! アーッ、アーッ、イヤーッ!」 君は、 お母様の下で、 絶叫していた。「ジャニーズ君、 イイッイイッ。 アッアッアッアッアーッ。 イキそう、イキそう。 でも、口惜しいわ、 あー口惜しい。 あなたに イカされるなんて・・・ あああああーっ」 お母様は、 僕のペニスへと崩れ堕ちた。 そして、僕の下には、 泣きじゃくる 君の痴態が横たわっていた。禁断へ肌を委ねて破瓜の血を涙に映す君 二十歳の日😸僕は、 お母様の膣へと 射精したが、 まだペニスは 勃起したままだった。 そして君は、 お母様の肌へと 身をまかせて、 濡れた体で 泣きじゃくっていた。「酷い! 酷すぎるわ、あなた。 私の目の前で、 お母様を犯して 射精するなんて、 あんまりだわ。 殺して、私を殺して。 もう、イヤッ。 もうイヤッよ、あなた」 僕は君に覆いかぶさった。 君は、唇をつぐんでいた。 そして、 顔をそむけて、 口づけを拒んだ。「嫌いだから、あなた」 「幻覚さ。君は、 幻覚を見たんだ。 アルコールと 向精神薬のせいだ。大丈夫」「幻覚?」 次の瞬間、 僕は覚悟を実行し、 そして、 君の哀しみの泣き顔が、 苦悶の涙へと変わった。 母親への射精と言う ショックに震える 泣き声が、 破瓜の激痛への 絶叫となり、 僕の鼓膜へと 突き刺さった。 僕は破壊神の如く、 怒張したペニスを、 君のワレメへと 突き刺した。 君を殺すつもりの覚悟で。 痛かった。 背中に刺さる君の爪が、 僕の肌へと鋭かった。 間もなく、 君の悲鳴が鼓膜から消え、 涙ぐむ 君の可愛らしい顔が、 僕の目の中にあった。「あなた、これも幻覚?」 「いや。それよりも、大丈夫?」 君は恥ずかしそうに頷くと、 「ありがとう。 でも私、 処女だったでしょ?」 僕は頷いた。 そして君は、 僕へとキスしてくれた。 「永かった」 君に破瓜の痛みを刻み、 破瓜の血を 流してあげられるまで、 まさに永い青春だった。 君は、ウンって微笑むと、「私の中に、射精する?」「いいの?」「ウン。でも、まだ痛いから、 あまり動かさないで」 分かったと答える前に、 僕はもう、 射精してしまっていた。 君の言う、早漏だった。 そして僕が、 ゆっくり ペニスを抜くと、 真っ赤な破瓜の血が 付いていて、 君は二十歳の瞳へと、 嬉しそうに映していた。 お母様は、まだ アクメへと微睡んでいた。 君は、嬉しそうに、 破瓜の血と、精液と、 そして 君の愛液の付いた ペニスを、 愛おしそうに舐めると、 僕にキスして来た。 そして、 君の唾液が混ざった 破瓜の血と、 精液と愛液を、 僕へと口移しして来た。 二十歳の ヘンな味と匂いと、 そして 君の笑顔の混ざった キスだった。
ことばの巣ごもり
朝4周に切り替えて、脳内で、“1周”“2周”と今の周回だけ唱えながら歩くと、自分の呼吸、足音、世界がそれだけに収斂していくことに気づきました。あと何Mと意識しなくなって、ただ“1”“1”“1”………と唱えるリズム、吸う息、吐く息、コースを踏む足だけで世界が閉じます。 やばい。 哲学してしまいそう。 こんなに自分しかいない時間が 90分続くとか人生でなかったかも。たかがウォーキングで恐縮ですが、ランナーズハイっていうの、この閉じた世界で起こる異次元感覚なのかもと、妙な納得をしてしまいました。昨夜、もしかしてスマホが数えてくれてるかもと思い、開いてみたらほんとに数えてくれてました。で、今朝、ウォーキングを終えて帰宅し、開いてみたら10,989歩でした。ほんとは、90分歩くと、10キロいくらしいですが、庵主は8キロ。無理せず続けるのが基本ですから、今のペースでいきます。慣れてきて速くなったら、10キロにします。駐車場が無料なのは2時間未満なんで、無料時間内というのも大事。さて、本日も書いてみます。ウォーキングタイムは涼しいですが、ここからガンガン気温上昇の予報です。昨日は無料の水辺を覗きに行ったら、9時で満車だったんでお買い物だけして戻りました。無料の水辺の公園なめてました。やっぱり週末ですと、水しかない24時間営業のとこに早朝到着ですかね。画像はお借りしました。ありがとうございます。
「窓と窓」―窓を開く・言葉を紡ぐ
三鬼の句集『旗』水枕ガバリと寒い海がある春夕べあまたのびつこ跳ねゆけり算術の少年しのび泣けり夏緑陰に三人の老婆わらへりき湖畔亭にヘヤピンこぼれ雷匂ふ ※ 西東三鬼の最初の句集『旗』は1940年(昭和15年)に出た。時に作者は40歳だった。この句集の秀作は上に挙げたようなものだろう。句集には無季の句のも多いが、彼の無季の句は引用した句に及ばない。今から見れば無季の試みは失敗だったのかもしれない。 『旗』の鮮やかな特色は俳句が都市の暮らしに根差していることだ。もちろん、使われている季語も都市的である。農村の匂いはない。
5/16西日本新聞「ながさき読者文芸」◎籏先四十三選★逃水やフェンスの分かつ基地の街 佐世保 相川正敏 ※「逃水」=晴れた暑い日のアスファルト道路などで、遠方に水たまりがあるように見える現象。★長閑さや母子で飛ばすシャボン玉 諫早 高塚太喜★そこここに鈴ひびかせる遍路杖 佐世保 小山雅義★のどけしや回覧板の入る音 佐世保 村上美佐子★朝霞静かに巨船接岸す 佐世保 太田恵子★亡き人の舟古りしまま春の潮 西海 森 保子★ふんわりと握るおむすび青菜飯 佐世保 詫間初美★風青し少女の瞳秘密めく 長崎 野田修子★惜春や友とのボタン掛違へ 西海 楠本良子★爆買ひの古書の積読楠若葉 諫早 篠崎清明★春深し欲が無ければ足る暮し 島原 坂本優美子★目をみはる手編みの速さ春の虹 諫早 森 裕子★惜春や港見下ろす墓を閉づ 西海 高田正世★春耕の翁の鋤にあるリズム 諫早 安浪加余子★くちびるに桜吹雪の一片が 佐世保 宮本由美子★故郷の香りふんわり豆御飯 佐世保 豊村正人★たんぽぽのはじめは風を恐れけり 佐世保 牛飼水鳥★木苺の花に淋しき雨降りぬ 大村 天野美登里◎黒田邦子選★地震から山火事までも北日本の住民の気持ちいかばかりかと 松浦 母袋トヨ子★色あせたランタン無造作に積まれ祭りの後のけだるさ残す 長崎 塩塚理人★五十年経てもあなたを忘れない声・顔・仕草・麺すする音 対馬 神宮斉之★鯉のぼり川岸わたす壮観も年ごとに減り数匹さびし 佐世保 小田美惠子◎川田金太郎選★命燃え手のひらほどの夢を抱く 諫早 松原静枝★花菖蒲うとうと亀の甲羅干し 諫早 八田幸世★朝一の友の愚痴聞き役になる 大村 松永喜美子★暴れん坊静かに鎮座普賢岳 長崎 堤 博俊★終の家静かに我も老いてゆく 佐世保 牟田一彦★蕨場にお礼を言って採り納め 松浦 前田サツキ★散歩道野良に出会えば語りかけ 西海 上野久美子★傘寿来てまだ二十年ある未来 対馬 神宮斉之
隠居爺の世迷言
戦争とは、文明が自らの中にある野蛮さを制御できなくなったときに起こる、精神的な病である。——アーサー・コナン・ドイル(1859-1930) 高市早苗や自民党右派は日本を戦争のできる国にすることを目指しています。平和が嫌いなのでしょう。世の中にはそのような人もいるんですね。しかし、天皇に関していえば、戦後の昭和、平成、令和と3代にわたり平和を大切にしたいと考えてきました。天皇と政府のこの分裂はどのように受け止めるべきでしょうか。どちらかが方針を変更するべきでしょうか。 高市早苗は4月29日(昭和の日)に政府主催で開催した「昭和100年記念式典」において、天皇に発言を許しませんでした。天皇が「平和を守ることが大切」などと言うのを聞きたくなかったのでしょう。 そして、高市早苗や自民党右派にとって天皇以上に邪魔な存在があります。ご存知のとおりそれは日本国憲法第9条です。何とかして第9条を亡きものにして、中国やロシアへと派兵したい、何ならイランにも派兵したいというのが、高市早苗や自民党右派の願いになります。 憲法第9条は皆さんご存知でしょうが、短いですから念のため書いておきましょう。第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 なるほど、現在の日本は憲法違反状態ですね。自衛隊は間違いなく憲法違反です。自衛隊の存在は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。」という規定に明確に反します。日本は現在すでに世界第8位の軍事大国です。(2025年の世界軍事力ランキング:グローバル・ファイアパワー) 実際問題として、1973年に北海道の長沼町にある航空自衛隊の「ナイキJ地対空ミサイル基地」を巡って行われた裁判においては、「自衛隊は憲法第9条が禁ずる陸海空軍に該当し違憲である」との判決が第1審で出されました。以後、高裁、最高裁でその判断はうやむやにされ、現在に至るまで裁判所は自衛隊が合憲か違憲かについて判断をしていません。 ここで私が言いたいのは、自衛隊が合憲か違憲かの問題ではありません。裁判所で違憲判決が出るくらいに、「憲法第9条は日本が戦力を持つことを否定している」ように読めるということです。 であるにもかかわらず、すでに日本は現在世界第8位の軍事力を持っています。ここがポイントです。仮に憲法改正をして自衛隊の存在を認めたらどうなるでしょうか。おそらく天井知らずに、世界第3位、4位の軍事力を目指すおそれがあります。核兵器も当然保持する方向に進むでしょう。それが日本政府の小狡いやり方ですね。既成事実を積み上げ拡張していこうとします。 5月2日に公表された共同通信の世論調査があります。この中で「憲法を改正する必要がある、あるいはどちらかといえばある。」との回答は69%もあったそうです。その理由としては「時代に合わなくなっているから」という軽薄なものが60%を占めました。総理が総理なら国民も国民です。 「9条を改正する必要がある」との回答は50%、「ない」との回答が48%だそうです。拮抗しているともいえますが、日本には愚民が50%住んでいることになります。危険ですねえ。日本人が一番戦わなくてはならない相手は、実は外国でも外国人でもなく、愚かな日本人であることが分かります。もちろん、愚かな日本人の筆頭は現在のところ高市早苗になります。 実際問題として、憲法第9条が改正された場合にはどのようなことが起きるのか、想像されたことがありますでしょうか? まず、現在の自衛隊の名称を国防軍とするかどうかはともかく、堂々とした軍隊としての扱いになります。軍隊の存在が合憲となります。長沼ナイキ訴訟のようなことはもう起こらなくなります。 それでめでたしめでたしとはなりません。合憲化されることで、大手を振って軍備拡張路線を政府は走り始めるようになります。これが一番恐ろしいところです。そして、軍備を拡張するために多額の税金が注ぎ込まれます。 その税金はどこにいくでしょうか。そうです、三菱重工業、川崎重工業、三菱電機、IHI、NECなどの軍需産業に流れていきます。もうお分かりですね。陰に隠れてのリベートが発生します。表でも裏でも企業献金が行われます。軍需産業による自民党の選挙応援やパーティ券の購入なども行われます。今の日本の政治を見ていれば、そのことは必然でしょう。おまけに仮に賄賂などの犯罪がバレたとしても、捕まらないのが今の日本の政治家です。 さらに恐ろしいことが生じます。政治家も軍需産業も、戦争を起こす方向で活動を始めるようになります。高市早苗が昨年中国に喧嘩を売って、現在も日中関係は険悪ですが、それをもっと派手に行うようになります。 今年の3月に、自衛隊員が中国大使館に侵入して逮捕されましたが、そんな程度ではすみません。自衛隊の護衛艦が中国軍の軍艦に発砲するかもしれません。そうなれば日中戦争の開始です。私たち平凡な日本の国民にとっては辛いこと、危険なことがいろいろ起こりますが、日本政府や軍需産業は大喜びとなります。 戦争が始まればまずは増税でしょう。そして、軍事産業に次々と武器や装備の注文が舞い込みます。儲かって儲かって笑いが止まらない状態になります。日本の兵隊は当然戦死するでしょうし、とばっちりが一般国民にも及んでくるでしょう。今回のイラン戦争では、開戦するとすぐにアメリカ軍は小学校にミサイルを打ち込み、女子小学生を約170人虐殺しました。そのあたりは日本人も太平洋戦争で経験しましたから、知識としてはよく知っていることでしょう。それが現実に起きます。 さらにいえば、この先日本と戦争をする可能性のある国は、中国とロシアになります。北朝鮮は実質ロシアの傘下に入りましたので、単独で日本と戦うことはないでしょう。日本は中国やロシアとの戦争をする覚悟があるのでしょうか。中国やロシアは現在すでにアメリカよりも軍事的に強い国になっていますよ。いいのですか? 何となくの雰囲気で高市早苗に騙されて、「日本も憲法改正をして戦争のできる国にしよう」なんて考えるのはやめましょうね。 以前はそんなことを言い出すのは、右翼のむさ苦しい男と相場が決まっていたものですが、最近は女まで戦争をしたがるようになってきました。女が国民を戦争へと誘導するのは卑怯です。なぜなら自分が死ぬことを前提としていないからです。男ならいくら死んでもいいという無責任さがそこにあります。しょせん女にとって戦争は他人事でしょう。特に高市早苗のように自分の腹を痛めた男の子を持っていない女にとっては。 さて、もう少し広い視野から考えてみましょう。最近の日本では憲法第9条を軽視する風潮が一定の勢力を持つようになっています。「紙に書いた文字で戦争が防げるのか」「敵が攻めてきた時に憲法9条は何かの役に立つのか」という言い方が目立つのではないでしょうか。 そして、強力な軍事力を持たないと日本はやられてしまうのではないかと、多くの人が思うようになってきたようです。しかし、それは誤りです。その誤りを指摘できないのは、日本の思想家、哲学者、知識人、評論家、アナリストなどと呼ばれる人たちのサボタージュではないかと私は考えています。 軍事力が全てと考える人の中に「伊藤貫」がいます。ワシントンにもう40年くらいも住んでいる国際政治アナリストと呼ばれるような人です。大変に分かりやすい話をしますし、なおかつ聞いていて面白いと思わせるような話し上手でもあります。 私の大変好きな人なのですが、しかし、考え方は私と全く違います。伊藤貫は日本は核武装をするべきであり、核武装しなければ近いうちに滅びるとまで言っていたことがあります。本当にそうなのでしょうか。 そのような意味で、イラン戦争は興味深いですね。イランという核兵器を所持していないと思われる国が、アメリカとイスラエルという核兵器を所持している国と戦争を始め、優位に経過しているように見えるからです。 また、ウクライナ戦争についても、核兵器を山ほど持っているロシアと、核兵器を所持していないウクライナがもう4年以上戦争を続けています。これをどのように理解したらいいでしょうか。ロシアは所持している核兵器を使用しません。アメリカやイスラエルも所持している核兵器を使用しません。 さらに考えを進めるならば、核武装をしていない国、軍事力が日本より弱い国が世界には100以上もあります。それらの国が存在できている理由は何なのでしょうか。伊藤貫流に軍事力を国際政治の中心に据えて考えると、そのようなことはあり得ないのではないでしょうか。 その答えは、アメメリカから戦争を吹っかけられない国というのは、アメリカが戦争によって相手国を攻め滅ぼしてもメリットのない国であり、そのような国にアメリカは攻撃を加えないということでしょう。 イランは石油資源大国ですからそれを狙われました。ベネズエラもそうですね。ロシアは石油や天然ガス国加えて、石炭、非鉄金属、ウラン、リチウムなどの資源大国です。イラクも石油資源の豊富な国でした。 つまり、戦争を仕掛けてその国を滅ぼすなり支配するなりすることで、アメリカが儲かる国が狙われることになります。その反対が北朝鮮でしょう。アメリカが北朝鮮を支配したり乗っ取ったりしたところで、さしたる旨味がありません。そうなると核を開発しようが、トランプに罵詈雑言を投げかけようが、アメリカは攻め込もうとしないわけです。 戦争というものは、単に強い国が弱い国をやっつけるため、あるいは支配するために生じるものではないのです。 そのようなことを無視して、伊藤貫は中国、北朝鮮、ロシアという核保有国に囲まれている日本は大変に危険な国であり、日本も核武装しないことには国として存在できなくなると脅すわけです。分かりやすくはあるのですが、大変に幼稚で物事の一面だけを取り上げた考え方になります。 では、実際問題として、日本は狙われている国なのでしょうか。日本を攻め滅ぼすと相手の国は大儲けできるのでしょうか。幸か不幸か日本は資源の乏しい国です。乗っ取ったところで、イランやロシアのように莫大な資源を強奪できません。 日本で一番の財産といえば、国民の金融資産でしょうか。2025年末の日本の家計の金融資産は前年比5.3%増の2351兆円と過去最高だそうです。このくらい巨額になると、アメリカも狙っているでしょう。しかし、だからといって強制的に取り上げることはできません。資本主義というアメリカそのものを成立させている価値観や体制の否定になってしまうからです。 そのため、アメリカはできるだけ増税や社会保険料の値上げなどによって日本人の個人資産を奪い、アメリカに回すように日本政府に要求しています。日本政府が死んでも減税したがらない理由がそこにあります。要するにアメリカに貢がせようとしているわけです。 物価高も増税と同じ効果を持ちますから日本政府は促進しようとします。軍事力の強化もアメリカに金を貢ぐためであって、当面は戦争をするためのものではありません。アメリカ製の高価なばかりで実戦には役立たない武器・兵器を購入させて、アメリカを儲けさせるためのものです。 ただし、気をつけなければならないことが一つあります。それは、下僕である日本を使って、アメリカが中国やロシア相手に戦争を仕掛けることです。日本が勝手に戦争をする分にはアメリカは損をしません。 現在イラン戦争でアメリカは痛い目を見ていますが、それはトランプが愚かであることが原因であり、本来であればイスラエルにイランを攻撃させて、最低限でもイランが疲弊したところにアメリカが乗り込んでいくべきでした。しかし、イスラエルでは非力なことから、アメリカが直接乗り込んで行ったのが間違いのもとでした。アメリカであってもイランには歯が立たなかったのです。 アメリカという、世界1、2にを競う軍事大国でもイランに敵わないのですから、日本ごときが中国やロシアと互角に戦えるはずがありません。軽く門前払いとなっておしまいです。お分かりになりますよね。おまけに日本の武器ときたらアメリカ製のガラクタが中心なのですから。 伊藤貫は中国やロシアの軍事的脅威を挙げますが、果たして本当に脅威なのでしょうか。上でも触れましたが、日本を攻め滅ぼすことが中国やロシアにとってどのくらいのメリットがあるかを考えることが必要です。 どうでしょう、中国やロシアにはどのくらいのメリットがあるでしょうか。実は日本という国は価値の低い国であることを日本人は知る必要があります。日本は魅力的な国土ではないのです。 日本が自給自足できるような資源というのは、石灰石やヨードくらいのもので、侵略するほどの魅力にはなりません。日本の力というのは、労働力や生産力なのであって、それらは言ってみれば人間力ですから、侵略の対象にはなりにくいのです。 それよりは貿易を活発化させて利益を上げる方が、中国やロシアにとってもメリットが大きいことになります。 そのようなことを考慮に入れずに、日本は核保有国に囲まれているから大変危険であり、すぐにでも核武装した方がいい、軍事大国になった方がいいという議論は大変に乱暴かつ幼稚であるといえます。アメリカの手先になった人の論理でしょう。あるいは白人の男を異常に好む女の論理でしょう。 お分かりになりますでしょうか。現在は日本人もすっかり劣化してしまい、現実に即した実効性のある議論をする人がいません。分かる人は分かっているはずですが、もっと一般の日本人に浸透させて、高市早苗が戦争のできる国にするのを防ぐ必要があります。 日本は1945年に敗戦となり、戦争をもうしないと決意しました。つまり、帝国主義から足を洗うことにしたわけです。それでやっていける、やっていくべきであるというのが先人の考えた日本の国造りであり、その方向で戦後の80年を乗り越えてきました。※帝国主義:政治・経済・軍事などの面で、他国の犠牲において自国の利益や領土を拡大しようとする思想や政策。(デジタル大辞泉) にもかかわらず、衰退するアメリカにそそのかされるままに、日本は今また帝国主義の子分として名乗りを上げようとしています。私たち国民にとって何一ついいことはありません。まずは、首謀者である高市早苗政権を倒すことから始める必要があります。 と、今回は比較的一所懸命書いてみましたが、お分かりいただけますでしょうか。新型コロナ騒動以降、多数派からは理解されないことばかりを私は書いています。まあ、書くだけ無駄かもしれません。でも、本当にいいのでしょうか? 再度の1945年8月15日が来ても・・・。
歴史雑木話
大僧正天海 (273) 「城兵も大将と見ければ、我も我もと切りかかり、城中より大石を飛ばせて重昌が兜をくだく。重昌これにも屈せず駆けのぼるに、鉄砲乳の下にあたり、そのまま倒れけり。」(「大猷院殿御實紀」) 「頭!あれを!」と指さす方を見ると、紺糸威しの甲冑を身に着け、黄金の太刀を佩き、腰に采配を指した武将が直槍を持って駆けてくるではないか。 「ほう、これは驚いた。あの巴紋は板倉の大将ではないか。実に天晴な覚悟である。」と鉄砲組頭・駒木根友房は手を打って褒めたたえた。 「こちらも相応にお出迎えせねば。」というと、城門を開いて農民兵を突撃させた。さらに投擲と銃撃で応戦したのである。 板倉軍は敵兵を突き崩しながら土塁をよじ登り石垣に手を掛けたが、その時重昌の兜に投石が命中した。重昌はそれでも塀に向かって上り始めたのである。 「オレによこせ。」と友房は鉄砲を手に取ると、重昌に狙いを定めた。 重昌がまさに塀に手をかけようとした刹那、友房の放った弾丸は、胸板を貫き、そのまま堀の底に転落したのである。即死であった。 重昌の屍は、従者によって担ぎ出され、敵兵の追撃を撃退しながら退却した。 板倉重昌、享年五十一である。 副使であった石谷十蔵も塀まで上ったが、待ち構えていた敵兵に長槍で突かれて転落した。しかし家臣の湯浅覚太夫に助けられ退却した。こうして重傷を負った十蔵であったが、重昌に代わり全軍退却の命を出したのである。 征討軍のこの日の死傷者数は4千人、そのうち死者は700人を数えた。 この日、板倉重矩は、松倉軍の与力として参戦していたが、父の死を知ると憤然として、ひとり弔い合戦に行くと言い出した。板倉の家人たちが必死で止めたため、思いとどまったが、その無念はとても言葉で言い表すことができなかったのである。 「態と注進致し候、先以て改春の御慶賀申納候。然者、当地御成敗の切支丹一揆寄集候。有馬の城朔日寅卯の刻に責め掛り、板倉内膳緒手に加わり下知候処、鉄砲に当り、深手を負い、即時討死仕り候。各諸勢一入精を出し、働き申され候えども、先手悉く手負或は討死多数御座候に付、今日は乗崩し候事成り難く候故、諸手兵先陣屋に引取申候、次に拙者共少し宛手負候。儘働も罷り成らず、無念の至りに御座候。猶具の儀追々可申上候。 恐々謹言 寅正月朔日 石谷 十蔵 松平 甚三郎」(「綿考輯録」) 「取り急ぎご報告申し上げます。まずもって、新春のご祝儀を申し上げます。 さて、当地で成敗すべき切支丹一揆勢が立てこもる有馬の城に対し、正月元日の寅卯の刻(午前5時頃)に攻めかかりました。 上使の板倉内膳が先陣に加わって指揮を執っていたところ、敵の鉄砲に当たり、深い傷を負ってその場ですぐに討死してしまいました。 各軍勢とも一層精を出して戦いましたが、先陣の者たちはことごとく負傷、あるいは討死が多数出ました。そのため、今日は敵陣を崩し切ることが難しく、諸軍はそれぞれの陣屋へと引き揚げました。 次に、私たち(石谷・松平)も少し負傷してしまい、思うように働くことができず、無念の至りです。詳しい状況については、追って申し上げます。恐々謹言。」 将軍・家光は、雑兵のような重昌の死を聞いて激怒した。 「大将自ら突撃など、猪武者とは、まさにこのことだ。」 将軍として生まれついた家光には、死ぬしかなかった武将の気持ちなど、分かるはずがなかったのである。
橋本ねね 公式ブログ ~ 記憶の先にある物語 ~
「人生、何度でもやり直せます」バツ3、結婚4回。波乱万丈の真実を「光」に変えるノンフィクション作家・橋本ねね です。 🔻前回の記事第82話は、こちら🔻『【実話・別居編】82話:繰り返される脅迫。狂気と決別の対峙』「人生、何度でもやり直せます」バツ3、結婚4回。波乱万丈の真実を「光」に変えるノンフィクション作家・橋本ねね です。 🔻前回の記事第81話は、こちら🔻『…ameblo.jp何時間かけて話し合っても、結果は同じでした。一歩もまとまらない、不毛な平行線のまま、私はその日、一旦義実家を後にしました。こうなることは、ここへ来る前から分かっていた、想定内のはずでした。けれど、あの男の狂気を目の当たりにし、「本当にあいつは、次に何をするか分からない」という底知れない恐怖が、じわじわと私を侵食していきました。1人、静まり返ったアパートに戻ると、昼間の毅然とした態度の裏側にあった「不安」が、一気に押し寄せてきました。シングルマザーという環境で、私はこの子たちを本当に幸せにできるのだろうか。今の私には、実家などの頼れる後ろ盾もありません。それに、これから先、大きくなっていく子供たちの教育資金の不安。私のせいで、娘たちに惨めな思いをさせてしまうのではないか……。そして、もう一つ。どうしても避けて通れない、重く冷たい壁がありました。「宗教」のことです。あの家で、彼らから散々言われ続けてきた言葉が、耳の奥で呪いのようにリフレインしていました。『子供たちは、絶対に宗教3世として育てること』『だから、邪宗のあんたには、子供を任せるわけにはいかない』彼らの歪んだ信仰心から見れば、私はただの「異分子」であり「邪宗」。子供たちを自分たちの色に染め上げるために、母親である私から引き離そうとしているのです。「娘たちと一緒に暮らしたい」その私の強い想いは、今、そして、この先の未来の娘たちにとって、本当に『正解』なのだろうか……。暗闇の中で、私の心は激しく揺れ動いていました。(つづく)編集後記夫の狂気から逃れた後に待っていたのは、自分自身との孤独な戦いでした。経済的な不安、後ろ盾のない現実、そして「宗教3世」という重すぎる呪縛。義実家の言いなりになってあの檻に戻れば、子供たちは経済的には苦労しないかもしれない。でも、そこにあるのは歪んだ支配の世界。私の選択は、子供たちを不幸にしてしまうのか。引き裂かれそうな胸の内で、母親としての「正解」を探し求めて、何度も何度も夜の天井を見つめていました。この深い葛藤の夜………また見守っていただけると嬉しいです。『バツ3結婚4〜愛と執念の記録〜(一)』Amazon Kindleより発売されました。 〜搾取からの逃亡、銀座の頂点へ〜 第1巻(ペンネーム:橋本ねね)私の魂を削って書いた一冊です。ぜひ読んでみてください!Kindle Unlimited(読み放題)の方追加料金なしでそのまま読めます!バツ3結婚4~愛と執念の記録~: 搾取からの逃亡、銀座の頂点へAmazon(アマゾン)
日々、観察中。
幼児期における頭部毛髪量と恐怖反応の相関─余談閑話─小さい頃、どうしても理解できないことがあった。家の近くの写真館。七五三など節目のたびに撮影してもらうのだが、店主がカメラを構えるとわたしは火がついたように泣いたのだそう。あやされても泣く。なだめても泣く。とにかく泣く。けれど、理由は不明。そしてもうひとり。小学校の裏手に住んでいた、大叔父。高校の校長を退職した人で、わたしの中では「学校の裏のオジサン」。お風呂をぐずる時など、母にこう言われたものだ。「学校の裏のオジサンを呼ぶよ!」するとわたしは、素直に言いつけに従った。怖かった…。とにかく、怖かった。でもずっと不思議だった。なぜわたしは、あの二人が怖かったのか。大人になって思い出して、ある共通点に気づいてしまった。……二人とも、禿げてた(笑)