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  1. 一番いい所で風呂の順番 ・・・思わず池田を睨んだ「見せてから入って」などと子どもじみた我儘も言えず君が浴室に入るのを見送った君がホッとした表情をしたのがちょっとだけ気になった ・・・「いつも以上に早くない?」思わず嫌味を言ってしまった(大人げないな)「夏は長湯しないだろ それに、後がつかえてるんだから ゆっくり入れないだろ なあ、内田」話を振られた内田も大きく頷いて「早くビール飲みたいから 超早で出てきた」「それはそうだけど ・・・」「じゃあ、お前はゆっくり入ってきなさい」こりゃ藪蛇だ ・・・俺は二人よりも超早で出る予定「まあ、トニーの顔が気になるのは分かるけど」「だって、すぐに見せてくれなかったんだぞ それって隠してるって事?」俺が思っていたことを内田が代弁してくれる思わず横で何度も頷いた「んな訳ないじゃん 見せるなら4人揃ってから それに見せたくなかったら 写真は無いって言うだろ」『やれやれ困ったものだ』言いたそうな顔で小さくため息をついた「そう言われたらそうだな ・・・ 池田だけ見てないってなったら 後でまた見せなきゃいけないもんな」「確かにそうだな ・・・」「なんでそんな気になるの?」それが理解できないって顔をする気にならない方がおかしいだろうと口まで出かかったけど飲み込んだら「池田は気にならないの?」もしかしたら俺の気持ちを知ってるんだろうかそんな事を考えるほどナイスなタイミングで言ってくれる「そこまで気にならないな ・・・ 来月向こうで会えるかもしれないだろ」「バカンスに行ってたら 会えないらしい」「向こうのバカンスは 日本より長いからな  会えなかったら会えなかったで 仕方ないだろう」池田の話を聞いてると騒いでる俺達がバカみたいだと思えてくるそれでも気になるのは気になる警戒装置が鳴ってるんだよな 「相手は男だし  そこまで勘繰らなくても」「まあ、そうなんだけど ・・・」「親友としては知っておきたいんだよな」さっき助けてもらってるからここはフォローしておかないとその言葉を聞いて内田が「うん」と言って頷いた彼女が居なければもしかしてライバルかと邪推してしますがその心配はないだからいくらでもフォローする「それこそ待ってやれよ 見せてくれるって言ったんだろ?」言われなくても分かってるただ有耶無耶にされるのが怖いんだよな「飲みだしたら忘れるかもしれないじゃん」内田とここまで気が合うとは正直驚いてる全てがパーフェクト「俺が憶えてるから」任せろって顔で言うと嬉しそうに笑った「俺も憶えててやるよ」呆れてた池田も協力してくれそうだ3人とも忘れたら ・・・それも有り得そうだ ・・・「そろそろ出てくるぞ 櫻井は風呂に行く準備 内田はグラスを並べて」セッテイングが中途半端なのを見て池田が渋い顔をする「用意しま~す」内田が慌ててグラスを取りに行ったその後すぐ、君が風呂から出て来て俺とバトンタッチしたシャワーを浴びながらどうやって切り出すかを思案するそうだお土産交換に時切り出せばスムーズにいくはず頭の中でシュミレーションしながら風呂を出た<続きます> 

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  2. 妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから…おはようございます。誤字脱字だらけのお母ちゃんの妄想にお付き合い頂きありがとうございます昨夜仕事が終わってベッドに転がって休んで朝まで爆睡…夜はしばらくおやすみになりそうですゆっくり長くお話を続けたいのでよろしくお願いします。必ずハッピーエンドは変わりません感謝してます桜が咲いた森サトシくんは花見を楽しみにする人間に森を解放した「大丈夫ですか」「ふふっ悪い事ばかり考えてたら疲れちゃったですそれに泉の水ならいくら持っていっても大丈夫だし僕なら消える事も出来るです」サトシくんは自分を自由に操る人間の姿から羽を出しペルルになり消える自由自在らしいそして沢山のペルルを生み出し森を深くする森の家を隠すのに大木が迷路を作り不老不死の力を狙う者を森から追い出す「まただ…ここから入ったのにここに出てしまった泉すら…見られなかった町の人は花見をして楽しんでいるのに」大きな木が足を生やし小走りで動くなんて考えられないだろうな「ふふっ足を生やして動かせます」本当にサトシくんは完成したんだろうな…貪欲な人に限って諦めが悪いサトシくんを探している町の人が困っている時には姿を現し不老不死の涙入り水を相変わらず分けている「はい…これで大丈夫お母ちゃんの言う事聞くんだぞ」「ありがとう!森の先生」直ぐに姿を消して大きな翼をふわふわとさせて帰ってくるサトシくんを探す人が毎日毎日必死で木が歩く森の中を駆けずり回っていると言うのにのんきなもんだ…ジュンは「サトシの言うようになる事が多いからなショウさん心配しないで」「でもさ…」「まぁ欲深な人間はさしつこいよな…ショウさんの本も理解出来ていないしなでもさサトシを信じるしかないよ」と言ってるしカズナリは「サトシならショウさんを泣かすことは絶対にない」とも言ってくれるだけど何故か不安がまとわりつく「サトシくん森を解放している間は…治療をやめた方が良くないですか」サトシくんはペルルの姿で「ん…心配いらないよ」頰に柔らかな唇が触れる何故かそれだけで心が温まる…ふわりと人間の姿になり抱きしめられる「僕は大丈夫だからさ難しい顔しないでショウくん」「難しい顔?」「森を町の人に解放してからずっと難しい顔してる…大丈夫?僕を信用してよショウくん」…こんなに幸せなのに私は難しい顔をサトシくんに見せて何してんだ…

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    君への涙 104
  3. 何をどこからどう説明したらいいのだろう。分からなくて黙っていたのを、雅紀がどう捉えたのか。行こって、俺より少し大きい手が俺の手首をつかんだ。手は擦りむいていて痛いから、手首。別に、イヤがる子どもじゃないんだから、こんな風にしなくても行く。一緒に。それでもつかむのは、繋げない手のかわり。本当は手を繋いで行きたいけど、繋げないから。で、いいんだよな?『シんじゃえ、しょーちゃん』そう言ってニタリと笑った雅紀の顔が、頭の中にチラついた。そのまま引っ張られ引っ張られて、納屋ドーム外にある手洗い場に連れて行かれた。ここは収穫した作物や作業後の農道具、手や足を洗うところ。「先に手ね」いつもよりワントーン低い声の雅紀に促され、俺は雅紀にもらった腕時計を外してポケットに入れてから、ジャケットの袖を捲った。「しょーちゃん、ほら、顔拭くよ」「………ゔゔ」返事と同時に拭かれる。城島教授のところでもらったティッシュで。顔を。汗と涙と鼻水でぐしゃぐしゃな顔を。俺はもう雅紀にされるがまま。お任せ。全速力ダッシュ中に『何か』に躓いて転んでできた擦り傷は、想像以上にひどかった。結構深くまでずしゃっといっちゃっていた。それを洗って痛くないわけがない。でも洗わなければ細かい砂利なんかが傷口に付着している。入り込んでいる。ってことで洗ったのだが。痛い。とにかく痛い。まあ、痛い。泣いた。いや、勝手に涙が出た。痛すぎて。特に膝は悶絶した。叫んだ。いたいいたいいたいいたいいいいいいいい‼︎って。痛すぎてすぐに手を止める俺に、オレがやろうか?って雅紀が言った。それもありかと思ったが、自分のタイミングの方がいいだろ。痛くてストップして欲しくても、あとちょっとだからってノンストップでやられるとかイヤだろ。しかも雅紀は力加減ばか男だ。ってことで何とか自分で両手両足を洗い、手足は水でびしょびしょ、顔は汗と涙と鼻水でびしょびしょで、雅紀にそのびしょびしょの顔を拭かれているのであった。この一連の俺の大騒ぎで、さっきより雅紀の空気はやわらいだ。「拭いたら病院行こう。ちゃんと消毒してもらおう」雅紀はそう言いながらスマホを取り出して何やら打ち始めた。何だろうと思ったら、ここから一番近い病院を探してくれていて、あと1時間半ぐらいで午後の診察が始まるって。「途中コンビニ寄ったりして行って、駐車場で待ってればいいよ。しょーちゃん叫んで泣いて喉かわいたでしょ?」「ん、めちゃくちゃかわいた」「じゃあ行こう。その足じゃさすがにお店は入れないし」「行こうはいいけど、そういえば雅紀ってここまでどうやって来たの?っていうか何で雅紀はここに………」そうだ。雅紀は今日地下にもぐるって言っていた。もぐっていた。俺はちゃんとそれを見た。そして雅紀はもぐると基本音信不通になる。俺以外の誰からの連絡も無視する。え。俺じゃない。雅紀に連絡をしたのは。俺は雅紀に連絡なんてしていない。しようと思ったけど、する前にオレンジくんの葉っぱでパニクって結局していない。え。これ。今目の前にいる雅紀は………雅紀、だよな?さっき俺に『シんじゃえ』って言った雅紀は雅紀じゃない。雅紀は絶対、俺にそんなこと言わない。じゃあさっきのは何だ、誰だって話は今はちょっと置いといて、あれは雅紀じゃない。けど。なら。この、雅紀は?ドッドッドッドッドッ……… ドッドッドッドッドッ………おさまっていた心拍数が、また一気に、ぶわっと上昇した。

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  4. 妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。「・・・潤?」「でも今日は・・・無理だよぉ・・・結局は風呂だってお湯浴びただけだし・・・その・・・しょおくんっ?!」背後から潤の股間に鎖で繋がれた右手を伸ばした翔、潤が咄嗟に体幹を左サイドに捻って逃れようとするも無駄な努力だった。「・・・お前だって反応しかけてるじゃん」翔が抑揚のない声でそう呟くと、潤は顔だけでなく首や胸元まで真っ赤にして更に俯く。緊張で引いていた血液が、翔の熱い指先に触発されて下半身に向かって集まりつつあるのを感じて潤は狼狽え身動ぎすらできずにフリーズした。風呂でのぼせた潤のため、強めに設定されているエアコンの運転音が急に耳につく。今はカメラは回っておらず自分たちしかこの部屋にいないのだという事実を今更のように意識した翔と潤。2人きり・・・この空間には他に誰も存在しない。その事実を認識した瞬間から翔の理性は徐々に崩壊し始めていく。テレビ映えを意識して戯れることはあっても、こんな風に密着するのは2人にとっても初めての経験。同時に潤の羞恥心も暴走を始めていて手錠で繋がれている以上は術はないにも関わらず、翔の腕の中から逃げ出そうともがき始める。けれど先に説明したように既に背後を取られ翔がその気になればヘッドロックだって可能なこの状況で、潤が逃げ出すことは99.9%不可能なことだった。案の定、潤の抵抗を華麗にスルーした翔は後ろから抱きすくめる形のままゆっくりと潤の身体に愛撫を施し始める。・・・背後から回された翔の左手が、潤の胸元を弄り、「しょ・・・っ!」なんの膨らみもなく平らなその部分に在る小さな突起を弄ぶ。既に少し反応しかけていた胸のその部分を指先で摘まんで軽く引っ張ると、「あっ・・・っ!」顎が上がった潤の口から声にならない吐息が漏れて、それが耳に届いた瞬間に翔の理性は脆くも崩れ去った。胸への愛撫はそのままで右手を滑らせた翔は、その中心の昂りを優しく握り込む。「い・・・や・・・だ」言葉では争ってはいるものの既に潤のそこは軽く勃ち上がりかけていて、それを確認した翔は己の下半身が熱い昂りを宿したことを自覚する。

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    【Reality Show 翔潤ver.27】
  5. Oいつの間にか雅紀という男が俺と櫻井を両側に従えて意気揚々と歩いていた…。…おそらく行き先は……ホテルに違いない…確かにコイツは…3P…と言った…俺と櫻井と…この雅紀を交えて……セックス…するつもりなんだって……ドキドキ…俺は……阻止するどころか…素直に付いていっている…その理由は………チラッ…櫻井の方を覗き込んだ…パチッ!ドキッ!目が合った…『ごめん!』ドキッ…櫻井が口パクでそう言って申し訳なさそうな顔をした…そう…なぜか櫻井が…拒否しないからだ…普通なら…断固として断るはずだ…だって…3P…って……普通ならあり得ないことだ…だけど……チラッと隣の雅紀を見上げた…ドキッ…!ニコニコ笑顔で…ウキウキと楽しそう…そう…この男の雰囲気が……とても悪い奴には感じないんだ…しかもさっきからずっと一人で喋り続けている…その内容は……【彼氏自慢】だ…。櫻井から雅紀には恋人がいるとは聞いていた…さっきからの話からすると…その恋人とはかなりのラブラブなんだとわかる…そんな雅紀が……なぜか今から櫻井と俺をも交えて…セックス…するって乗り気なのだから……これが…不思議で仕方ない…でもどうしてだろう……この雅紀という男からは…【悪】や【罪】らしき雰囲気が全く感じない…むしろ……男三人で楽しく汗でも流そうぜ!!!的な雰囲気しか感じない…もしかしたら…ゲイの人たちは…セックスをスポーツ感覚で捉えているんじゃないかって思ってきた…だから…櫻井も……ついこの前までこの雅紀と…未遂だけど…セックスしようとしたんだって思えてきた…雅紀って男は……例え相手が俺だとしても……セックス…できてしまう奴なんだろう…例えて言うなら……セックス…マシーンのような……ロボット?いや………コイツは…セックス推奨大臣なんだって思えてきた…世の中の…ゲイの男性の強い味方…雅紀とセックスできるってことは……光栄なことなのかもしれないって……そう思えてきた…。「大野くん!大野くん!」「え!」櫻井に名前を呼ばれハッとした…「ハニー♡♡♡」…!?雅紀がスッと俺たちから離れた…「…来やがった。」…え!?誰!?…ここって…どこ!?

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    ふたりのソノご ③
  6. 蒼の隠れ家の打ち合わせはあっという間に終わり再会を喜びながら会食となった一つだけ不思議だと思ったのは何処に扉が出現したのか「わかちゃん、しゃちょうさん ここにくるせつめいは だれからきいちゃの?」さとちから質問を投げかけられた二人顔を見合わせて苦笑い「説明は聞いていないんだ」「社長殿が言う通り 私も何も聞かされていないのですよ」それなのに扉を開けた?怖くなかったのかな?思わずお兄ちゃんを見ると同じように目をパチクリさせて驚いた「怖くなかったんですか?」「うん、どこにいくかわかんないのに ・・・」「俺たちはあのアパートで 扉と一緒に暮らしてただろ だからチビちゃんたちのいる場所に 繋がってるって思ったよ」「旅行社に扉が現れたんですか?」「社長がいつものように 窓際のソファーで寝転がってて 俺が珈琲を淹れて運んでるとき 忽然と扉が現れたんだ  そりゃ驚いたけど この人は全然驚かずに すぐに立ち上がって 俺の腕を掴んでドアノブを開けたの」「見慣れてた扉だから 迷わなかったよ」流石、旅行社の社長扉の意味にすぐに気が付いた様子「さすが、しゃちょうしゃん それじゃあ、わかちゃんは?」「おやつを食べて  店に戻ろうとしたら 木戸口の前に扉が現れて 腰を抜かしそうになってる私を 縁側で見てた智がすぐに飛んできて 『さとし殿が待ってるようだ』と言ったんだ」「私たちの時代には このような扉は無いだろ だから、さとし殿からの 呼び出しだと思ってな すぐに扉を開けたんだ」上ちゃん一人では開けられないだろうな機転の早さは誰よりも抜きんでている若ちゃんすぐさま理解して扉を開けたようだ「わかちゃんんもすごいの~ こんどは おいらのまえに ドアがあらわれないかなぁ ・・・ そちたら、おえどにも しゃちょうさんたちのいるところにも いけるのに ・・・」お江戸に行けても未来には行けないのを知ってる社長それでも、叶わないこともないかと気を取り直して笑顔で「次はチビちゃんの番かもな すぐにドアを開けられるかな?」「あけられるもん!」楽しく談笑をしているところに新たな来客が2人豆屋さんとMaster(ケット)が店に入ってきたこちらは正規の方法で「いらっしゃい 来ると思ってたよ」蒼ちゃんもマスターも想定済みの来客だった様子「二人が案内人なんだろ?」蒼ちゃんに言われて頷く二人「大事な役を仰せつかったよ」豆屋さんは嬉しそうだけれどMasterは少々戸惑い気味(笑顔ですけどね)「豆屋はお江戸だろ?」「ああ、あそこには俺が居るからな」なるほど、向こうの世界にも存在している人が選ばれたようだって事は ・・・ Masterもいるのかな? ・・・「Masterは大丈夫なの?」「ああ、もう知ってるから 向こうで待ってるよ 俺はドアを開ける役目だけ」「文を送ったな?」蒼ちゃんに言われてにやりと笑う「ああ、それが出来るのは 骨董屋だけではないからな」「それは失礼(笑)」笑ってる豆屋もいるはずですが今回はお江戸担当です この二人がドアを開けることで向こうの世界と繋がるらしい妖精の国の案内人は蒼ちゃんなんと言ってもアルフヘイムの王様ですのでドアを潜る前に皆様には羽が生えた妖精になって頂きます「お江戸の二人と 旅行社の二人に 挨拶して来て」「了解!」二人は歓談中のさとち達の輪に加わる「どうして俺の店が選ばれたのか 何となくわかったよ 今回は異世界から飛ぶんだな」「ああ、ここは どの世界にも繋がるから」過去にも未来にも ・・・向こうの扉の前に蒼灯とMasterが立つことで道は繋がる「豆屋にはどう伝えるの?」「それは大丈夫 勘のいい若ちゃんがいる 今回の鍵が蒼灯だと気が付いて 向こうに帰ってお願いするよ」「確かに彼なら気が付くか ・・・」あの二人はかなり昔から繋がっている過ぐに伝わるはず「まあ、その集いの場に この店が選ばれたことは 光栄に思わないとな」「ふふ ・・・ ウェイター君 今日は暇だろ? 俺に何かカクテル作ってよ」突然、蒼ちゃんに言われて今日一番驚いた顔をするウェイター君「え~~~~ それは ・・・」無理だと言う顔をしたがマスターがにやりと笑って「シェイカー使う?」作ってみたらと言われてしまったウェイター君はどんなカクテルを作るんでしょうねぇ(笑)それはまた別の機会に <続きます>お知らせ扉の向こうへの参加者様明日の13時にそれぞれの場所に集合してください妖精の国班 ・・・ 松岡邸テラス前案内人 蒼ちゃん 同行者 さとち&お兄ちゃん&3人妖精お江戸の町班 ・・・・ 松岡邸楠木の前案内人 豆屋さん  江戸の町の案内人 蒼灯さん 若ちゃん、上ちゃん、翁他未来のどこか班 ・・・ 森の小さな美術館前案内人 Master(ケット・シー)未来の案内人、社長、副社長 Masterとなります明日出発となりますがお話はゆっくり進みますのでご了承ください「おにいちゃん たのちみだね!」「皆にも楽しんでもらおうね」「みなさまのおこちを おまちちております!」さとち&お兄ちゃん&魔女それから ・・・どうしても行きたい!と思ってる方今日中にお知らせください

  7. 妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。「翔くんは初めてでしょ・・・その・・・男とこういう関係になるの。なんか俺が有無を言わせず俺の傍に掻っ攫った感じがして・・・ごめんね、翔くん」智くんの声に後悔の色が滲んでいる気がして辛くなって、「・・・後悔してる?」とか、ネガティブ発言をした俺に、「・・・声をかけなかった方が絶対的に後悔したと思う。だから・・・これから先、どうなるかは分からないけれど、翔くんが嫌じゃなければ傍にいて欲しいんだ」智くんはそう言いながら優しい仕草で頭を撫でてくれた。こんな風に誰かにリードしてもらう経験も俺にとっては初めてで、もう気分は完全に乙女←智くんに甘えたくて仕方なくて身体をグイグイ押し付けると、「・・・翔くん、俺も男なんだよ?好きな相手に密着されると辛い」困ったような声が頭上に降ってくる。「ゆっくり進もう・・・今日はとにかく、寝なくちゃ。俺も明日は初日で特に大切な日だし」深い溜息の後で俺の頭に顎を乗せて、「7時に迎えが来るんだ・・・オコになるとスゲー怖いマネージャーがさ」少し面倒臭そうに言うから、「前に怒ると般若みたいになるって言ってた人?」ちょっと気になって質問してみた。「そう・・・その人。名前はM本潤で本来はオーナーの秘書なんだけど」「M本さん・・・会ってみたいな」「嫌でも明日・・・会場で会うことになると思うよ?でも」智くんが俺に回した腕の力が強くなって、「会わせたくねーんだよなぁ」と、苛立ちを隠せない様子で呟いた。「・・・どうして?」・・・俺じゃ智くんに相応しくないから?とか悲しい気持ちが湧き上がって来た俺に、「またネガティブなこと考えてない?違うから!そうじゃなくて、顔だけはイケメンなんだよ、潤の奴」智くんが呆れたみたいに言う。「・・・イケメン?」「ああ、画廊のスタッフ的な立ち位置なのにファンがめっちゃついてる・・・それに」智くんは俺の肩を押して少し身体を離して真正面から見つめると、「面食いなんだよ、あいつは。しかも翔くんみたいなタイプはドストライクなはずだ」とか意味不明なことを言い出した。「・・・俺のことを好きになってくれる男子なんて智くんしかいないと思うけど」それを受けて咄嗟に口に出た言葉に、「甘い!翔くんは自分のことが全然分かってない!!」智くんは憮然として、「自分の魅力が全然分かってないから・・・心配なんだ」また俺を強く抱きしめてくれた。

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    スーツを着たお姫様52【お山・翔サイド】
  8. 彼が言った一言が妙に引っ掛かった特別居住区「RAY」の存在はO国に住む者はほぼ知ってるこの国以上にアルフヘイムの加護を受けた場所エルフの王が住んでるとの噂もあるそこに異変?「どうしてさっき 『「RAY」で何かあった?』 って聞いたの?」彼は俺の問いを予測してたのか慌てる様子もなく「日本食に必要な調味料は 「RAY」から輸入してるだろ だから、何かあったのかなって思っただけ」本当にそうだろうか?それ以上の事を知ってる気がした絶対に何か隠してる「この星の危機?」思わず口に出てしまうが彼は全く動じる様子はなく「この星の危機はずっとだよ この国は恵まれてるから 忘れてしまうけど」その通りだアルフヘイムの加護のお陰で環境は守られ食料にも困らないそう言う意味ではこの星の命運を握る国ともいえる特権階級の人間は月に移住して母星の事など考えていないけど 「忘れてるわけじゃないよ 外に出られないからね」「それは仕方ない この国の人たちは外に出たら 環境に対応できないよ」「本当にそうなの?」行ったことがないから分からない「一旦外に出たら 帰って来れないけど それでもいいなら 国外に出てみたらいい」そう言われたらぐうの音も出ない俺たちは守られてるそれは知ってるけど ・・・「『RAY』で何か起きてるなら 力になりたいと思う どうしてかは分からないけど じっとしてたらダメな気がして」胸騒ぎがするんだ ・・・一度も行ったことがない場所なのに何故か大事な場所の様な気がして「気持ちはわかるけど ・・・ 何も出来ないよ」「そうだけど ・・・」なんだろう ・・・何も出来ないのが歯がゆい ・・・「今は何も出来なくても この先、何かできる ゆっくり考えれば良いんじゃない いつか「RAY」にも行けるようになる」何を聞いても誤魔化す彼が急に真面目な顔をした多分、何が起きてるのか知ってる「君は何もしないの?」「俺?」「そう、君なら出来るんじゃないの?」「おかしなオブジェばかり作ってる俺に 何が出来るんだろうねぇ ・・・」彼はそう言ってにやりと笑った蒼 ・・・ チビちゃん ・・・頭の中に浮かぶ言葉心の中で繰り返したら懐かしくてそれ以上に切なくて ・・・大事な何かを忘れてるそんな気がした<続きます> 

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  9. 潤「おい、何してんだよ。リーダー、リーダー大丈夫?おいっ。やるものはないって本人が言ってるだろう。お前しつこいぜ。」飛び込んだ先は、やっぱりガレージ。ただ、今はあんたのアトリエになっているようだ。壁に立てかけられた大小様々なサイズの絵たち。水彩画から、油絵、線だけのもの多種多様なものたちがあった。あんたはここで絵を描いていたんだ。自由に、心のままに・・・「松本!なんでおまえがここにいるんだよ。それに口出しされる覚えはない。」罵声を浴びせてくるあいつ。そうだ、俺はあんたを助けに来たんだ。「口はだすぜ。その権利もある。大野さんは俺たちのリーダーだ。俺が守る」「松本、お前は何も知らないくせに。こんな絵、こうしてやる。俺を嵌める気だろうがそうはさせないからな」いきなりあいつが、目のまえの絵にそばに会ったペーパーナイフを突き立てた。力任せに切り裂く。「あッあああ・・・やめて・・さ・・櫻井・・さ・ん・・やめて・・・・」あんたの懇願する叫びを無視して、あいつは捨て台詞を吐いた。「俺が何をした?どうしてそこまで俺を苦しめるんだ。俺のせいじゃない・・全部そっちのせいだ・・すべての結果は己の責任だと自覚しろ。」あいつは、憎しみの籠った目であんたを睨むと、俺の肩にワザとぶつかりながら外に飛び出していった。「うう・・うう・・翔くん・・うぅ・・うぅ・・・俺が悪いんだ・・全部・・全部・・俺がぁ・・」「リーダー・・・。悪いのはリーダーじゃないよ。あいつだから・・あいつがもう少し周りをみる目があればこんなことには・・ならなかったんだ。幸せにするって約束したくせに、最低なのはあいつだ。くそ、待てよ~。櫻井翔・・・待ちやがれ!リーダーちょっと待っててくれ。あいつを捕まえてくるから。」俺は、あいつを追って玄関を飛び出した。目の前で、あいつは、待たせていたタクシーに乗り込もうとしていた。俺は、ダッシュするとタクシーのトランク部分から屋根に飛び乗った。昔、冠番組の企画でアクションを練習したのが役立ったぜ。急停車したタクシーから降りたあいつが、俺に向かってきた。「松本何すんだよ!おまえ器物破損だぞ。訴えられたいのか?」物凄い剣幕で怒鳴るあいつに、俺はおもむろに鞄から小型カメラを取り出して見せた。「はい、そこまで。どっきりだよ、櫻井さん。驚いた?面白い画像が撮れたねぇ。」俺がおどけたように笑うと、あいつが、般若の形相のままに固まった。

  10. 「…松本さん、これ。」会議室のような部屋で目の前に座るのは、なぜかやけにかしこまったマネージャー。そして事務所の社長であった。なぜ社長がいるのかということも聞けないまま、緊張する俺の目の前に差し出されたのは1枚の紙である。「…。」白黒の写真は俺と翔さんと思わしき人が映っていて、翔さんと思わしき人は俺の腰を抱いている。恐らくこの前の…店からタクシーまでの数mの距離を付き添って歩いてくれていた時だろうか。上の部分には「人気若手俳優の知られざる素顔?!」とデカデカと面白がるように書いてあった。…ソッチの感じに見えるように。そして下の方にはあからさまに盛ったような文章がズラリ。…ったく、こんな嘘ばかりを書くことを仕事にしてなにが楽しくて誰が得するんだろう。ま、嘘じゃない部分もあるんだけど。「説明してもらえるかな、」一切表情を変えないまま社長が言った。「………。なんだか変なように書かれていますが、出てきた店はただのバーです。最近行きつけの。隣の方は友人です。少し飲みすぎてしまったのでタクシーまで付き添ってもらっていました。」こんなのもちろん全部嘘だ。あのビル、一応バーが入っていてね。それもSMクラブと同じ店長。もし撮られるようなことがあればバーに行ってましたって言いなさい、ってカズに言われてた。翔さんがスタッフであることまでは知られていないし、まぁ大丈夫だろう。俺と外に出る時、翔さんには普通の格好をしてもらっているし。「…理由はなににせよ、今後に少し影響があるかもしれません。やはり最近勢いのある松本さんは狙われると思っていたんですよね…。」はぁ、とため息をこぼしたマネージャーを見て、無事に誤魔化せたと安堵した。「…しばらくはその店に行くことを控えた方が良さそうですね。」「えっ、」「張っているかもしれません。」「そんな、、、」本当の理由を告げていないからには、これ以上なにも言うことが出来ない。でも、しばらく通えないなんて…。ツー、と冷や汗が背中を伝っていくのを感じた。「これ以上おもしろおかしく事実ではないことを書かれても、困るのは松本さん本人ですよ。」「………分かりました。。。」…どうしよう、俺。ーーーS side「ニノ、、、」「さぁね。だから忙しいんでしょう。」ソファーにだらしなく寝転がってスマホゲームをしているニノの名前を呼んだ。はぁ、と思わずため息が漏れる。潤がまた店に来なくなったのだ。最後に来たのは3時間コースだったあの日…もう1ヶ月前になる。

  11. Side−A『翔くんを守りたいと思うことと、守れることとは違うぞ!』潤にぃから、何度言われただろう…『それでも、翔ちゃんを守りたいって思うんだよ!それのどこがいけないの?』僕はその都度、言い返してた。たとえ翔ちゃんを守れなくても、心が寄り添っていれば、翔ちゃんを支えられるんだと意地になっていた。つくづく、僕は子供だったなと今では思う。何も出来ないって頭では分かっているくせに、思い上がっていたんだな…。あれから翔ちゃんと僕は、『櫻井』の『お父さん』に認めてもらおうと、それぞれの道で頑張った。翔ちゃんは大学で経済学を学び、僕は専門学校で理学療法士の資格を取るために。それが、何者でもない僕たちに出来ることだと信じて。やがて、翔ちゃんは大学を卒業し、『櫻井グループ』の中で、働くことになり…僕はその一年後、理学療法士の資格を取り、特別養護老人ホームに就職した。『雅紀の我儘を全部叶えてやる』『大学を卒業したら、一緒に住もう』2つとも、未だに叶えられてはいないけど、諦めたわけでもなかった。一歩一歩、確かな歩みを進めていれば叶う筈だと、ただ前を向き続けた。…気がつけば、十年の月日が流れていた。「おはようございます、大野さん。」僕は変わらず、『大野』の姓を名乗っていた。翔ちゃんは『櫻井』の『お父さん』から養子にならないかと持ち掛けられていたけど、頑なに『大野』であることを選んでいた。「おはようございます、岸辺さん。」「今週は、大野さんが担当なんですね?」「はい、よろしくお願いします。」岸辺さんは身寄りが無く、この特別養護老人ホームに入所していた。目が不自由で足元も覚束なく、室内では白杖を、施設内では車椅子を利用していた。「岸辺さん、今日は熱もありませんし、血圧も良いみたいですね?」「ええ、今日は気分が良いです。」「ちょっと外の空気を吸ってみますか?」「はい、お願いします。」僕は岸辺さんを車椅子に乗せると、施設の敷地内にある小さな庭へと向かった。「風が気持ち良いです。」「桜が散り始めてますけど、寒くないですか?」「寒くはありませんが、どうりで…花の匂いがすると思いました。」「来年は、満開の桜の下で散歩が出来ると良いですね。」「……そうですね、そう…したいです。」だが、岸辺さんのその願いは叶うことなく、その命を終えた。身寄りの無い岸辺さんの葬儀を施設の職員達で執り行い、斎場でその最後を見送ろうとしていた。そして、そこには智にぃ、潤にぃ、翔ちゃん、和也も参列していた。5人で棚引く煙を見ていた。「とうとう、『あの人』ともお別れだな…」「そうだね…」「世話してくれてた職員が雅紀だって、分かってたかな?」「…どうかな?それより、今頃父さんと出会えてるかな?」「多分、会えてるよ…」僕の中でずっと『あの人』で通していた。その名前を呼ぶ日なんか、来ないと思っていた。『岸辺絢斗(きしべあやと)』岸辺さんの遺品にあった日記には、若かった日々の想いと…『思えば、後悔だらけの人生だった。親戚からも縁を切られた私だが、許されるのなら、誠司の息子の幸せを願っていたい。』そう…綴られていた。…つづく。

  12. ㊟成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 ユニは正味七日ほどの講義を休んだことになっていた。講義によって一回か二回飛んでしまっている。病故、欠席自体は許可されているが、試験範囲に温情はない。ユニは現在の講義を受けつつ、受けられなかった回の内容もどうにかしなければならなかった。 書物自体は少女時代からの素読と弟ユンシクの病床での音読で読んだものばかりだ。しかし内容の解釈などは自己流か一般的なもの、深く思考し、現実世界とつなぎ合わせるという作業はしたことなく成均館に来ている。ユニにとっては新たな学問に等しい。同じ講義をとっているソンジュンや、すでに講義を取り終わっているジェシンやヨンハの手助けも借りて、膨大な学習量をこなさなければならなかった。 しかし、どうもおかしい、と思ったのは、それほど内容に躓きがなかったからだ。まるで以前聴講したことがあるかのように、理解できることがほとんどだった。ソンジュンに聞きながら自分の本に手書きの付箋を貼っていく。しかし、不思議とどこかで聞いて知っていた気がした。 ユニは、実家に父が遺した多くの本を、四書五経に限らず読み散らして学んできた。とにかく読んだ。亡き父は少数ではあるが人を教えていたぐらいの人なので、書物に不足はなかった。講義でとるものでも、すでに読んでいるものを使ってのものだが、ユニが父を亡くして以来、師がいない中で自己流で読んできたものだから、学問としては初めて取り組むと言っても間違いない。だから、言葉面は知っていても、内容を踏み込んで理解しているとは言えないのだ。しかしソンジュンが教えてくれる講義での博士からの教授内容に、ユニは初見でない理解が出来た。 その違和感は誰にも言わなかった。それに、全てがまるっきり大丈夫だったわけでもなく、ソンジュンやジェシンに質問しなければならないところだってあったし、不安なところは博士に聞きに行ったりもしなければならなかったから。それでも、いつも講義中に覚える自分の中にないものを知る驚きが少ない事には気づいていた。 体調を崩したためか、同室の二人のユニへの時間管理は厳しく、そしてユニ自身も遅れを取り戻すためにいつもより学問に没入煮なければならない時間が増えすぎて、二人に言われなくても、床に入れば泥のように眠る日々が続いた。だから5の日に霊廟に行くことができなかった。あの人のお話を聞きたい、とは思いながらも、気が付くと朝だった。 「テムルよ・・・お前寝ているときに何か重いものに押しつぶされているような事はないか?体は辛くないか?」 と聞いてくるドヒャンの様子に、あの人が見まいに来てくれていたことを知ったが、どうにか顔には出さずに、 「サヨンに監視されて布団に入らされるの。すごく良く寝てるみたいで、僕元気だよ。」 と答えると、 「はあ~、コロの暴れっぷりは幽鬼にまできくのか・・・。」 とドヒャンがジェシンを拝んで気持ち悪がられたりという騒ぎはあったが、そんな会話も2、3度ドヒャンとユニの間で繰り返されると、周囲も何も言わなくなった。皆それどころではないのだ。月末の試験前だからだ。 「キム・ユンシクは今回成績は大丈夫なのかな。それなりの日数怠けていただろう。成均館にきて貧乏暇なしの習慣が抜けてしまったのではないか?」 と厭味ったらしく言ってきたハ・インスに、試験に関しては確かに講義を抜かしていることもあって不安しかないから言い返せなかった。けれど怠けたと言われたことにはカチンとは来た。ただ、その前に、ハ・インスが、ユニが病になったのは自分の体調の制御ができていなかったからだ、というようなことを言っていた、とは聞いていたので、それについても反論しにくかった。 「取り返すのに大変ですから、僕これで失礼します。」 と慌てて迎えに来たジェシンの方へ逃げ出すしかなかった。悔しいけれど、ハ・インスもたまに正論を言うのだ。嫌みだけれど。 ただ、インスも言ったようなことは起こらなかったのだ。 ユニは月末の試験で、全ての講義の成績を今までより上げ、更に『中庸』の試験においては、ソンジュンに次ぐ二番の成績だったのだ。にほんブログ村

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  14. え?「あ、サトシッ!」《リーダー!いつからそこに?》『オレは、いつだって嵐のメンバーだよ。MAと嵐を比べたことはない。』「サトシッ」松本の前でもはばからず、オレは思わずサトシを抱きしめた。「ありがとう」《リーダーここに座って》松本が椅子を差し出した。「大丈夫?水を飲む?」『うん……』『翔くんが、ドアを開けっ放して行ったから、松潤の声がして少し参加したくて…。』しまったチラッと松本がオレを睨んだ『二人共…心配しないで。過去のことは考えてない。確かに町田は親友で、きっと一生の付き合いになるだろう。嫌いになんかなれないけど。…だけど……MAとは比べたくない。オレにとっては、嵐のメンバーは家族と同じくらい…それ以上のものかも知れないから。』「智くん」『それに…オレを待ってくれているファン、オレを必要としてくれるメンバーには、本当に感謝しているから…答えを出さなきゃいけないんだ。。』「焦らないで…大丈夫だから。」サトシくんのデビューは、壮絶なものだった。裏切り者!と書かれたうちわが並び、MAファンがJrコンサートに押しかけた。少年隊専属バックダンサーから、サトシくんがアイドルグループ「嵐」に移籍したことは、結成したばかりのMAのファンには許されざる行為だった。MAにも戻れない彼の居場所は、もはや嵐だけだった。《リーダー、ゆっくり進もうよ。キャンプでも、絵画でも好きなことだけしていれば良いよ。》『うん』《じゃ、オレは帰るわ…》「ありがとう」《翔さん、また。》『行っちゃったね…』「寂しい?」玄関まで見送ると、思わず抱き合った。『ううん。僕には翔がいる』「サトシ…」『寂しいわけないでしょ?』その言葉に思わず目が潤む長ソファに寝かせて、全身に思い切りキスを降らせた『しょお…』「優しくするから……」『ダメ…だよ…』

  15. 今回の泊まりがけで一泊二日に行くのはA氏(男性)B氏(男性)Cさん夫婦Dさん(女性)そしてわたし、という男女三人ずつ計六人。A氏とB氏がお仕事がきっかけで仲良くなった那須のおばさま、なる人物にA氏B氏が今後仕事で使いたい古民家を見せてもらうというのがまず第一の目的。その古民家を拠点にあれもしたいこれもしたい、があるメンバーが集結した感じかな。そのおばさまがたくさんお持ちの(倉庫借りてる程)きものや古いお宝を好きな方に譲りたいのでまず見てもらいたい、というので見せていただくのが第二の目的。あと、昭和天皇が那須にいらした折りに散策されたという広大な野っ原をご案内いただき自然と親しむのが第三の目的、といったところでしょうか。そんなこんなの六人の遠足A氏の車で高速をぶーーーーん。笑って話している間にあっという間に湘南から那須に到着。まずは腹ごしらえ。Cさんの奥さんがささっと探してくれた蕎麦処 れんや。みんなの注文が那須野菜と白海老かき揚げ蕎麦←三人これ那須れんや蕎麦(すだち塩味汁仕立て)月見山芋蕎麦名物湯葉蕎麦(豆乳仕立て)←これわたしどれもおいしかったのですがふと気付くと隣のテーブルの地元の方と思しいグループ、みなさんのお蕎麦にニラがのってる。これが噂のケンミンショーで紹介されていたやつ?!メニューをよく見ると確かに栃木の郷土蕎麦、としてにら蕎麦がありますよ。今食べているそれぞれのものに満足しつつもにら蕎麦が非常に気になってきた。次に入店したグループも迷い無くみんなにら蕎麦を注文するのを聞いてざわつく六人。なんで今回誰一人としてにら蕎麦に行かなかったんだ?地元の人がみんな頼むってどんなか気になるから明日はここでにら蕎麦食べたいね、なんて会話しているわたし達でしたがそうは予定通りいかないのが旅というものであります。つづく

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    大人の遠足 その1 にら蕎麦が気になる
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  17.    かか……。 とと……。 ねぇね……。 どうしてるんだろう。  すぐに離されてしまったけれど、われにはしっかり顔が焼き付いている。 やさしそうなとと、たおやかなかか、元気いっぱいでよく動き回るねぇね。 もっと一緒にいたかった。 普通の子供みたいに野原を駈け、ご飯だと呼ぶかかの声に家にもどる。 そんな普通なことがわれには許されなかった。 誰も恨む気はない。 嫁御様の代わりだったけど、ただのお世話役……嫁御様が誕生するまでの餌だったけど。 嫁御様が現れるまでは。幸せも不幸せも知らずに生きていた。 それがわれに与えられた使命だったから。 なぜか生まれ落ちたそのときからわかっていた。 だから言葉なんか必要なかった。 誰も話しかける人もいなかったし、われも話しかける人と会ったこともなかった。 岩屋にこもって日々を暮らしていたとき、仲良くなった動物達はすぐに凍りついてしまった。 それがなぜなのかはわからなかったけど、今ではわかる。 あのときわれは【あれ】以外の物に気を取られてはいけなかったんだ。 代わりでも、嫁御だったから。 そしてあの日突然のように村中に響き渡った産声。 盛大な祭囃子。 祝福の中で、われは居場所を失った。 岩屋はわれにはどこからも入れず、ただ、足元に光る鱗のようなもの。 われの使命が終わった印。 日常が日常でなくなった印。 でも、今はそれでよかったんだと思う。 そうでなければしょうさまと会うことは出来なかった。 この運命が待っていたことをあのときのわれに教えてあげたい。 お前はとても素敵な人と巡り会うことが出来るんだぞ、と。 子犬のワルツはとても素敵な音なんだぞ、と。 それ以上にしょうさまは【あれ】とは全く違う【われのかみさま】なんだから。    JUN MATSUMOTO 20220830-20231026 THE RECORDS OF DAYS OF LIVING AS IEYASU [ 松本 潤 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}ナラタージュ DVD 通常版 [ 松本潤 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}どうする家康 一(1) [ 古沢 良太 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}どうする家康 二(2) [ 古沢 良太 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}どうする家康 三(3) [ 古沢 良太 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}どうする家康 四(4) [ 古沢 良太 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}

  18. それでも… 49