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ハウスメイド2 死を招く秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon(アマゾン) 一気読み必至、驚きのサスペンススリラーだった『ハウスメイド』。 その続編が早くも翻訳刊行! 前作を読んだ方は、エピローグからの続きなのかどうかとか。 あの人は再び登場するのだろうかとか。 そして主人公のミリーはそ
結城真一郎さんの『#真相をお話しします』のレビュー(小説版)です。こちらは全5篇収録のミステリー短編集で、漫画化もされています。 実は過去に、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した『#拡散希望』だけは読んだのですが、それ以外の短篇は読んでいませんでした。しかし、のちに本書の映画化が決定し、
横関大さんの『再会』のレビューになります。こちらはドラマ『再会〜Silent Truth〜』の原作で、第56回江戸川乱歩賞受賞作でもあります。 あらすじ小学校卒業の直前、悲しい記憶とともに拳銃をタイムカプセルに封じ込めた幼なじみ四人組。23年後、各々の道を歩んでいた彼らはある殺人事件をきっかけに再
No.137 2023.12.15(土)楽園の犬/岩井圭也/角川春樹事務所/2023.8.31 第1刷 1800+10% 期待の作家の一人であるのは誰もが認めることだろう。出版関係者に止まらず本屋さんたちへもそれは波及している。 その上で本書を読むとその構成力や登場人物の造形力に卓越した才能を感じる
香坂鮪さんの『どうせそろそろ死ぬんだし』のレビューになります。 本書は、2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作ということで、話題の一冊でもあるのですが、SNSの反応を見ると、どうも評価が低い。それはなぜ?と、気になって読んでみたら・・・なるほど。 ざっくりなあらすじ
※※※ 注意 ※※※ 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。「『シネマ報告書2025
わぁぁあ!ちょ、、すみません。なんか少ないなと思ったら!青天シリーズを入れ忘れていました少々お待ち下さい 落花有意 流水无情シリーズの下に徐々に追加していきますすみません!誤ってまとめを消してしまいまして…再度作成しています。。まぁね、カテゴリー『春花秋月』でも見れるんですけども。それでもここにまと
ドラマ 十角館の殺人2024年3月にドラマ化されたと聞いてから、見たくてたまらなかった作品。年末に日テレで放送したのをやっと開封!私が初めて「十角館の殺人」を読んだのは二十歳の時。父か弟から借りた記憶がある。物語の登場人物に著名なミステリー作家のあだ名がつけられていて、エラリークイーンや、アガサクリ
昨日の夜、スマホを片手に焼酎を飲んでたやっぱり湯割りって飲みやすいなって感じが…気管に入ったんだろうか咳き込みが止まらなくなった薄れゆく意識の中で、タバコが落ちてゆくそこまでは記憶があった…闇の中、自分の存在すらも感じられず何の感情も無い…そんな空間ただ、フワフワとしている空間…やがて、闇の中に何か
死んだ木村を上演金子玲介あらすじ 演劇研究会の合宿中に木村が死亡し、自殺と判断されてから8年後、当時の仲間たちの元に「木村の死の真実を知りたければ集まれ」という手紙が届きます。集まった4人の仲間の前に木村の妹・璃佳が現れ、兄を殺した犯人を探すため、当時の木村を演じるように要求します。4人の仲間は当