みんなが見ている注目記事

  1. 『じゃあ、認めるな?』「…うん。……ごめんなさい。」『…わかった。』静かな声で夫は言った。『もう、ええよ。』え……?怒らないの……?私は恐る恐る頭をあげた。とてもじゃないが、夫の顔は見れなかった。『いつから?』「ブログに書いてるとおり…。」『……どっちから誘ったん?』「……たぶん私。私が先に好きになった。」……。『……そんなわけないやろ。』少しずつ夫がイライラしてきだした。『そいつは、なんて言うてるねん?』「……なんてって?」『いやだから、今回のことや!人の嫁に手出しといてなんもなしか?』「え?…いや、だから…まだむこうは、何も知らないというか…」『ホンマになんも届いてない言うてたか?おかしいなぁ。』思わず、夫の顔を見た。おかしい…って、どういこと?やっぱり、夫が出したのか……。『とにかく、もう一回、電話しろ。今すぐここに土下座しに来い!って言え!』だんだん、興奮してきた夫。なすすべのない私。もう一度、蓮に電話をした。「…ごめん。旦那にばれた。うちに謝りに来いって言うてる…」『は?? ちょ、ちょっと待って。』きっと奥さんがいるのだろう。あわてて動く音がした。『バレたってどういうこと?手紙って何?昨日、大丈夫やったって言うてたやん。』「ごめん…」『ちょっと待ってや。あれだけ気をつけろって言うたよな?なんで??』「ごめん…」『ごめんってさ、、まさか、認めたんちゃうよな?』「……ごめん」『なんでやねん!!何があっても、何をされても絶対に認めへんって約束したよな?!証拠ないんやろ?なんで認めるねん!』「………ごめんなさい。」『認めたらあかんやん!せっかくあれだけ気をつけてたのに…』突然、目の前の夫が大声で怒鳴りだした。『何をごちゃごちゃぬかしとんねん!!とっと謝りに来いや!!今すぐじゃ!!』あまりにも突然だったので、電話を落としそうになった。当然、電話の向こうの蓮にも聞こえたはず。夫が動いたので、思わず身構えた。『替われ!』私から電話を取り上げた。『…切れとるわ』夫は舌打ちした。『しょうもない男や。逃げよった。』うなだれるだけの私に、夫は穏やかな声に戻して、話しだした。『あかり。分かったやろ?これがこいつの本性や。俺が怒鳴ったらびびって電話切るようなやつや。今からよう見ときや。この男が、どういう行動をするか。ええか。今から、そいつが、この家に来て、きちんと土下座して、あかりさんが好きなんです。一緒になりたいんです。どうか許してください。って頭下げたら、考えたる。でもな、絶対そんなことせえへんよな?そいつは、必ず、おまえじゃなく、自分の嫁さん守るはずや。間違いなく、おまえが切り捨てられる。じゃなかったら、こそこそ、夜中に人の嫁呼び出すようなことせえへん。そもそも、配送先の客に手出すって、会社から見てもアウトやろ。最悪やぞ、その男。社会人として終わっとるやんけ。ええか、あかり。おまえは、騙されたんや。遊ばれただけや。頼むから、目、覚ましてくれ。俺が悪かった。おまえに寂しい思いをさせてたんやと思う。俺もちゃんと反省する。だから、どうか、おまえも、目、覚ましてくれ。現実をちゃんと見てくれ。』夫の言うとおりだと思った。絶対にそんなことは蓮はしない。そんなやつじゃない。そもそも、私もそれは望んでない。じゃあ、一体私は、何を望んでいたのだろうか……『ただな…』急に夫の声のトーンが変わった。『そいつのことは、絶対に許せへんからな。きっちり、罪は償ってもらう。実は、もう弁護士には相談してるねん。あのブログも一部見せた。過去の判例で日記が証拠として認められたことがあるらしいねん。だから、ブログも証拠になるって。でも、今、おまえ、認めたやん?もうそれで十分や。先生が言うには、証拠なんかなくても、本人同士が認めたらOKらしい。間違いなく、そいつも認めざるを得なくなるよ。だから、きちんと、慰謝料は請求する。こんだけ、こっちの家、壊されたんやから、きっちりカタつけてもらわんと。あいつには、すべて失ってもらうよ。』それが、脅しじゃないことは分かった。夫は……そういう世界の人だから…。どんどん、重い鉛が体の奥に沈んでいく気がした。『それにしても、あの時、おまえが尾行まいてくれて正解やったかもな。』夫は、フッと笑った。『あの時に、もし、おまえとそいつが一緒におるのを見てもうたら、間違いなく、俺、そいつ殺してもうてたと思うから。Nを連れていったのは、ホンマは、そういう意味もあってん。興奮して、殴り殺してまうやろうから、死ぬ寸前に止めてくれって頼んでてん。そんなカスの為に、子供らを殺人者の息子にはしたないからな。』…………。ただただ、うなだれるしかなかった。そこに再び、私の携帯が鳴り響いた。……蓮からだった。

    たくさん共感されています

  2. 簡単なご飯また是非紹介してくださいというメッセージをもらったので、調子に乗って、偉そうに、今夜のご飯を紹介しようかな。このお鍋の季節の時におすすめなのが、白菜サラダ。おなべのときって、芯が余ったりしない?私は大きめに切る母の白菜の芯が大嫌いで、自分が鍋をやるときは、4センチくらいにざっくり切ったあと、繊維にそって、細く切る。丁寧に切ることってやっぱり料理の味を変えるよね。それでもおなべはくたくたの白菜だけをとろーりと食べたいので、白菜の芯はサラダにしちゃいます。生で意外とみんな食べないよね。芯のところだけを丁寧にみじん切りにして、カリカリベーコンと合わせ、かつおぶしとごまをかけて、ピエトロドレッシング。もちろんお好きなもので。カリカリベーコンは、こんな風に広げてペーパータオルとかリードではさんで、押し花みたいに両側貼り合わせてね。レンチン。1分だとやわらかい食感(写真が1分。カリカリではない。親が硬いと嫌がるので)、1分半だとちょっと焦げ目がついたような感じになるよ。それで小さく切る。調味料一つ!肉じゃが。彼氏の家や、キャンプなど、調味料をいくつも揃えられないときに便利なこの肉じゃが。じゃがいもをたけぐしが通るくらいになるまで水から煮て、お湯をこぼし、そこにお肉と焼肉のたれを入れて混ぜながらお肉に火を通します。それだけで出来上がり。今日はそれに、残り野菜のスープと、ハムカツ、しらすおろし、って感じです。

    簡単夜ご飯
  3. 先に沈黙に耐えられなくなったのは夫の方だった。『ところで、あの手紙。最後に、○○職員の家にも手紙出すって書いてあったけど…。』夫の顔を見た。『彼に一度確認してみたら?』なるほど…。そう来たか…。『おまえ、連絡先知ってるんやろ?』………。『担当、誰やったっけ?』……………。『ホンマに関係ないんやったら、大変な迷惑をかけてることになるやん。おまえ、班長やから担当者の携帯ぐらい、知っててもおかしないやん。』……………。「分かった。」しぶしぶ、夫の前で携帯を開いた。蓮はすぐに電話に出た。『もしもし?あかりさん??めっちゃ心配したねんけど!!今、大丈夫なん?結局、あれからどないしたん?』一気にまくしたてる蓮。そうなるよね……。 昨夜の尾行の件だよね……。ごめんなさい……。全然、大丈夫じゃないよ……。今、目の前に夫いるからね……。そんなに一気に話さないでよ……思いっきり声、漏れてるよ………………。夫の前だけど、もう、白々しく他人のふりをするのはやめた。「あのさ、旦那の会社に手紙が届いたらしいの。で、その手紙に、あなたの家にも出しましたって書いてあるんだけど……何かきてる?」『何?手紙って……。何が書いてあるん?え?なんなん?』「来てるのか来てないのかを教えてほしい。奥さんに聞いてもらえないかな?」『………ちょっと待って。』私の淡々と話す様子で、ようやく、蓮も何か気づいたようだ。夫の私を見つめる目が怖い。『いや、何もきてないらしい。』「もし、届いたらすぐに教えてもらえるかな?お願いします。」私は電話を切った。もう一度、きちんと座り直した。静かに息をすいこんだ。「ごめんなさい。」しばらくの間、頭をあげることはできなかった。…………それぞれの地獄が始まった。

    たくさん共感されています

  4. ら??いや、何年先離婚が成立してから!????まぁ、整理つけてからって事は、離婚してからって事なんだろうけど、この時の私はかるくパニックで、深く考える事もできず、すぐにLINEを返してしまった『それまでは、お互い自由ってこと?何しててもいいの??元カノとどういう話し合いをしたとか報告はしてくれないの?』そして、直ぐに返信がきた『みな、どうしたの?』『なんか、おかしいよ?』え?おかしい??私、おかしい事、言ってるの???おかしいんだ、私。。。このとき、やっと少しだけ冷静になる事ができた。私からバイバイしておきながら、報告してとかは都合良すぎる話だろうけど、なら、なぜ迎えに行くと言ったの??しばらくして、気持ちを落ち着かせ、冷静になってからLINEを返した『さっきはごめん。何が言いたかったかは、○○(彼の名前)がこの連絡取らない間にどこか行ってしまうんじゃないか、気持ちが離れてしまうんじゃないかと、勝手に不安になって、寂しくなった。こうしてる間に、元カノと寄りを戻して仲良くやってるのかな?とか考えちゃう。○○(彼の名前)の事、信じられるように報告して安心させてほしかった。ただ、それが言いたかっただけです。』この日、彼からの返信は来ることはなかった無かった

    たくさん共感されています