
9FEB.
正体(ネタバレ)~原作改変が大成功~
…zon.co.jp感想(C)2024 映画「正体」製作委員会出典:映画.com原作既読。原作では人のために優しさを見せる鏑木に待ち受けるあまりに理不尽な結末に涙。原作の鏑木も無罪になるが、それは彼の死後…。でも映画版は、生きて無罪になる。ここからの人生をまた歩んでいける…。それは鏑木慶一という青年に思いを寄せた読者たちが望んでいた「if」の世界線なのだ。生きていてほしかった。そう思った多くの読者たちが、映画でその思いを昇華できる。これは原作を破壊するのではなく、原作を尊重しつつ築き上げられた再構築の作品。野々村がむっちゃいい。彼の通称「ジャンプ」は、すぐに職場を飛ぶから。貧困の中で喘ぎながら、おまけにケガまでして先が真っ暗な野々村が懸賞金欲しさに通報するのを誰が責められよう。その後の彼が後悔と懺悔の中で、鏑木を救おうと努力したんだろうな…と言うのが察せられて善き。安藤の、原作では、年下のイケメンにぽっとなったの?と思ってしまうほどの微弱な動機が、父親の冤罪を絡めたことで司法に対する不信、捜査に対する不信、そして弱者に対する思いやりが浮かび上がってこちらも非常に良かった。舞ちゃんは、さえない人生のちょっとした彩にイケメンがおったらSNSにUPしたくなろうよな、それがマイナスの道でも、鏑木の心情吐露と世間の流れを変える配信に協力してくれたのもナイス。警察でありながら上司に逆らえず正義と立場の板挟みになる又貫が、これまた善き。オジスキーはこちらにも注目だ。アタイ的にはネカフェに泊まるお金もなく小銭を数えてる鏑木にきゅぅぅ…ってなったし、安藤さんの家から逃げる鏑木を「アタイの車に乗りな!」言うて助けてあげたいと言う気になったよ。横浜流星くんはすごいなー。土木作業員・フリーライター・介護職員。全部雰囲気が違うのに、全部のキャラが優しさを纏ってる。いろいろツッコミどころもありますが、映画なので。フィクションなので。まだこういう映画を観て泣けるアタイはかろうじて真っ当なのかにゃ~なんておもったりね。原作もぜひ。染井為人さん、それまで終盤のスチャラカさが魅力の作家さんでしたが、これは非常に考えさせられて、人生の無情さを味わえる作品でした。原作→映画、この流れの方が、鏑木が生きる世界線のありがたみがわかろうもんよ。小説と映画が補完し合う理想のかたち。横浜流星君、吉岡里帆さん、山田孝之さん、森本慎太郎君、そして山田杏奈ちゃん。このさえない舞ちゃん役の山田杏奈ちゃんが、寄河景(恋に至る病)になるのか!ふり幅すごいな!いや、『ミスミソウ』…!『ミスミソウ(ネタバレ)』超絶復讐劇。初っ端からお目ン玉。転校してきた閉鎖的な田舎の中学で虐められてる少女。家族まで巻き込まれてしまい、彼女はそれまでの無抵抗主義から、徹底的な復讐へ…ameblo.jpこの映画のテーマは。バッドエンドも好きだけど、バッドエンドで「ムギギ」となった作品が、とても上手なラストに改変されるのは泣ける。幸せな改変。これ!横浜流星君がイケメソすぎて、「助けてほしいンヌ、ちゅ」ってしたらその辺のBBAはみんな彼の味方になると思うねん。世界で一番イケメソなのはクリヘムと思ってるアタイでもクラっとしちゃうわ。街中を投げチッスで逃走すればムテキングちゃうやろか。ポチ↓にほんブログ村

「ブラック・サバス/恐怖!三つの顔」③水滴の音

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映画『スノーピアサー』