
23APR.
「シンプル・アクシデント 偶然」自分を拷問した看守に偶然出くわしたワヒド。そりゃ復讐するよね。
…出てみると…。後は映画を観てくださいね。この映画、偶然に復讐相手を見つけた主人公のワヒドが復讐をしようかどうしようかと右往左往するお話なんです。普通の映画なら、そのワヒドが復讐相手を見つけるところから始まると思うのですが、最初に描かれるのは復讐相手のエグバルと思われる男が夜道で犬を轢いてしまう場面から始まります。彼にとって犬は不浄なモノで、殺しても運が悪いと思うだけなのですが、娘は犬のぬいぐるみを持っていて犬が可哀相だと訴えるんです。彼の立場だと捕まえた人間は犬同然で拷問も当たり前。家族を養うために仕事をするのですが、犬にも命があるし家族がいるんです。最初にその人物たちの立ち位置をしっかりと描いてから本編に入って行くんです。整備士のワヒドは義足の音と話し方で自分を拷問した看守だと、その時は確信したのだと思います。だからドア越しに話しかけられた時に声を変えて返したんだと思うんです。でも、捕まえて殺そうとすると、自分はエグバルじゃないと言われ、自分の記憶を不安に感じ始めるんです。目隠しをされていた時に感じた感覚と目が見えている状態での感覚では違ってきますよね。名前などの情報を目にしてしまうと、見えない時に感じていたモノに確信が持てなくなる気持ちは凄く解りました。でも目で見ていない時の感覚が一番鋭いんですよね。きっとワヒドが最初に感じた”ピンと来た”ってヤツが一番正しいんだと思うんですけど、もしかしてと一度でも考えてしまうと迷ってしまうんです。そして自分と一緒の時期に逮捕された人々を当たっていくんです。誰もがそれぞれにエグバルだと思うけど…という感じで、こいつがエグバルだと言えないんですね。そんな事をやっているうちに、何だか出産のお祝いをしたり、結婚のご祝儀を払ったりと何だか解らない祝い事が立て続けに起こりまして、まるでコメディのような展開になっていくんです。その間、エグバルらしき人は拘束され車の中にずっと監禁されたままなんです。扱いが雑でしょ。段々と、色々な事が起こり過ぎて訳が分らなくなってきちゃうんですよ。本当は復讐の為に集まったんだから、もっとギスギスしていそうなんですが、数年経ってそれぞれの生活基盤が出来てきているので、そちらの生活も大切なんです。現実にイランでは不当な理由で拘束されて殺されることが日常茶飯事にあり、1日に4人以上も処刑された日もあるようです。それ以外にも反政府デモ中に殺されたり、10代の若者も殺されているとのこと。そんな国ですから不当な理由で拘束されて拷問を受けたという人は沢山いるのだと思います。ということはやった人だって沢山いたのでしょう。だから偶然に拷問をした人間を見つける事だってあるかもしれない。それがこの映画なんです。拷問する方は政府の仕事でやれと言われているだろうから、もし拒めば自分が拷問される方になるのでやりますよ。どちらの立場でも人間として苦しい状態に陥ることは解っているんだけど、独裁政権でどうしようもないんだと思います。今回のアメリカとの軍事衝突でイラン政府が国民のための政府に少しでも近づいてくれたらよいんだろうけど、そう簡単ではないでしょうね。いつも思うんだけど、どうして自国民が苦しむ様な事をするんだろう。中国や北朝鮮もそうだけど、政府の批判をしたら逮捕されて処刑でしょ。どう考えてもおかしいよね。国民のための国なのに、政府が洗脳してるからなんだろうなぁ。ジャファル・パナヒ監督はご自身が何度も政府に拘束されたり投獄されたりしていて、今回はこの映画、イランで撮影、制作をしているけど、フランス映画として発信されています。今も隠れながら撮影をしているんだろうと思うけど、気をつけて欲しいです。パナヒ監督がいなくなったら本当のイランを世界が知ることは出来なくなりますからね。本当に面白い映画でした。色々と部分部分に政府批判が盛り込まれ、人間の根本的な善悪の感覚や恐怖が描かれていて楽しめました。観れば観るほど味が出てくる作品のような気がしました。だって、感想を書いていると、後から後から比喩表現に気が付いたり、深い内容が隠されていることに気が付きます。楽しめて、考えさせられる作品だと思いました。最後はちょっとゾッとするような感じもあり、よく出来ているなと思いました。私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。すっごく面白いのですが、これ何度か観て気が付くことが沢山あるのではないかと思います。それくらい奥が深い作品なので、軽く映画を観たい方には少し面倒な映画かもしれません。ぜひ、観てみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。「シンプル・アクシデント 偶然」映画『シンプル・アクシデント/偶然』公式サイト第98回アカデミー賞 最有力! 脚本賞・国際長編映画賞ノミネート 第78回カンヌ国際映画祭パルムドール〔最高賞〕受賞 偶然の事故を引き金に出会った、不当に投獄された過去を持つ男女。<報復殺人>の行き着く先はーユーモアとスリルに満ちた、サスペンスの最高峰 5.8 Fri 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下Ro…simpleaccident.com熊は、いない【Blu-ray】Amazon(アマゾン)人生タクシー [DVD]Amazon(アマゾン)君は行く先を知らない [DVD]Amazon(アマゾン)
<137> 順位付けない徒競走、在り方に賛否
順位付けない徒競走、在り方に賛否 「なくても誰が速いかは分かる」「あった方が頑張るきっかけに」「11月上旬にあった小学校の運動会の徒競走で順位を数えて いなかった。何の配慮なんでしょうか」。広島市西区の小学校に子どもが通う30代主婦から編集局にこんな声が寄せられた。調べてみると、この学校以外にも市内の複数の小学校で同様の措置が取られていた。その意味や児童の受け止め、保護者の反応を探った。 この小学校では学年ごとに徒競走を実施。いずれも順位を付けず、ゴール付近に順位を示す旗も立てていなかった。校長は「新型コロナウイルス対応の一環。 人員を確保するのが難しかったため」と理由を説明。順位ごとの案内係を取りやめるなど他者との接触機会を減らし、午前中で運動会のプログラムを終えるよう工夫したそうだ。校長によると今回の運動会は「子どもの頑張りを見てもらう『発表会』の意味合いが強か った」という。 広島市内の市立小は計141校あるが、少なくとも1割を超える15校が順位付けをしていなかった。東区の小学校では「体育参観日」と称し、ゴールテープも設けなかった。 あくまでも今年は、新型コロナ対策とのこと。しかし、順位付けには以前から賛否があるそうで、学校側には保護者から「なぜ順位を付けるのか」との指摘を受けるケースもあるという。 中区の小学6年男児(11)は「子ども同士で誰が速いかは分かっている」と強調。ある保護者も「本人や親は順位を分かっている。 それなのにわざわざ付けるのは、みんなに知らしめるだけ。 速い子はいいけど…。 理解できない部分もある」と首をかしげる。 一方、順位付けしてほしい側の意見。東区の小学6年男児(11)は「達成感がなく、全力を出しにくかった。 順位があった方が頑張るきっかけにもなるのに」と話した。男児の父親(44)は「社会に出ると順位が付くシチュエーションはいくらでもある。 優劣を付けない配慮が果たして社会に出た時のためになる のか」と言い切る。 負けたくないとの思いで努力する過程が大事との意見も一定にあり、1位になれば自己肯定感につながり、負けて挫折感を味わうのも大切な経験の一つとの見方もあった。 たかが徒競走、されど徒競走―。「新型コロナ対応」で見えた徒競走の在り方は来年度以降、どうなっていくのか。 声を寄せてくれた主婦と同じく、徒競走は順位を付けられるのが当たり前で、走り終えた児童は順位ごとに整列するのが自然な光景だとばかり思っていた。この「常識」は果たして間違っていたのか…。みなさんはどうあるべきだと思いますか?

ガス給湯器の見積もりと謎飲料
日曜日が連ドラ渋滞で困った…「10回切って倒れない木はない」第1話
…様子見します。1話評価は…7