
25MAY.
知らない方が良いこと…「田鎖ブラザーズ」第5話
…ん展開させていくの評価すべき点です。TBS 金曜22時「田鎖ブラザーズ」第5話主演…岡田将生脚本…渡辺啓演出…坂上卓哉まず縦軸の方ですが、前回のラストに父親(和田正人)の机から銃が出てきたところから父親に何か闇の部分があったのでは?という疑念が高まることになりました。これ以上調べたら知らない方が良いことを暴くことになるのでは?という懸念、それで稔(染谷将太)が傷つくのは真(岡田将生)の本意ではないのです。しかし、稔はひるまず真実に向き合う覚悟はできていました。真は当時近隣で起きた発砲事件を調べ畳屋が銃殺された事件があったことをつかみます。父親はそれに関わっていたのか?キナくさくなってきました。晴子(井川遥)の質屋に老人が持ち込んだ品から津田(ずん飯尾)の遺品にあった鍵がアパートの鍵とわかり、その部屋に行くと荒らされていて、老人が盗んだバッグから辛島の工場の帳簿の一部が出てきました。なぜ津田はそれを持っていたのか?それをつきとめるために大胆にも稔は辛島家を訪ね、こっそりと帳簿を盗み見ようとしました。途中で見つかりましたが税理士がわかり、そちらで調べて帳簿からある金属についてが消されているのがわかりました。その金属とは拳銃に使われるものらしく、辛島の工場では銃を作っていた疑惑が高まりました。ではなぜ父親はその銃を持っていたのか?真は当時を知る課長(赤間麻里子)から暴力団が拳銃を密造し横流ししていたことを聞き出します。辛島の工場が火事になったのも、田鎖兄弟の両親が殺されたのも暴力団のしわざなのか?かなり核心に迫ってきましたね。一方、今回のエピソードは成田賢心(齋藤潤)という青年が一条という国立大の理事長を殺したと自首してくるも黙秘し、殺した証拠もなく事件として成立できないというもの。成田はその大学の受験に失敗していました。一条は脳出血で病死していましたが高血圧で薬を服用していて、その薬で脳出血をさせれば他殺できなくもないという疑いが出ます。一条について調べるとこの大学は試験の採点にAIを導入し、採点ミスの疑いがあり晴子が文科省官僚から証拠を貰い、採点ミスの隠ぺいと文科省からの不正な助成金の受給が明らかになりました。結局、賢心の母親(中島ひろ子)が薬剤師で息子は自己採点では合格なのに、夢をつぶした怒りから脳出血になるように処方したらしいことがわかります。しかし、証拠はなく真は憶測だと言って母親をかばい一条の悪事を暴こうと賢心が自首したのだろうと指摘しました。このドラマが一筋縄ではいかないのは、そんな親子愛の甘い話では終わらず、賢心は真が専門家に採点してもらったら不合格だったことを本人にだけは告げ、教育は富裕層の味方らしいが、そうではないことを証明したヤツを知っていると励ましました。それは両親がいなくても特待生になり学費を免除され医学部に入った稔のことでした。更に驚いたのはもうひとひねりあって、賢心の母親は「先生」と呼ぶ誰かの指示でやっていたということでした。「先生」とは何者なのか?意味深な終わり方でした。賢心役の齋藤潤はかねてより注目している逸材で今回も印象的な演技でしたね。5話の評価は…8

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