6JUL.
「哭悲 THE SADNESS」あまりにもグロテスクなスプラッターなので万人に薦められないなぁ。
…が出来るのか。後は映画を観てくださいね。この映画、話題ではあると思うけど、良い映画とは私は言いたくないなぁ。あまりにもグロくて、スプラッター映画に慣れている私でも、気分が悪くなるほどでしたもん。本当に、一般の方は見ない方が良いようなきがしちゃったなぁ。いくら何でも、ここまでしてイイの?HPで解説はしてあったけど、映画を観ているだけだと、欲望を解き放つウィルスが、どこからどう拡散して行ったのか、元は何だったのかという事は、誰も解説をしてくれません。今のコロナウィルスのような感じのが流行り始め、気を付けなくちゃと言いながらも、気を付けなかったら、ウィルスが変異して、欲望を解き放つウィルスに変異したのだという、ちょっと無理やりな展開でした。きっと、作った人達は、その部分は重要視してなかったんでしょうね。誰もが、そのウィルスに感染すると、自分の欲望を止められなくなってしまうのですが、脳内では、自分が酷いことをしている自覚があるので、涙を流しているらしいんです。欲望を抑えられないと、どうして誰もが殺人か、レイプをすることになってしまうのかしら。人間の欲望って、それだけじゃないと思うんだけど。「食欲」だったり、「承認欲」だったり、他にも色々あるから、みんながみんな、殺しながらレイプするって、おかしいと思いませんか?不思議でした。最初、幸せそうなカップルが朝起きて、彼女・カイティンの方が先に仕事に出るんです。彼・ジュンジョーはゆっくり家にいるのですが、TVは緊急停止しているし、そこから不穏な空気が漂い始めます。カイティンは、電車の中で感染者が出てしまい大騒ぎになり、ジュンジョーは隣家の人に襲われ、指を切られながらも、なんとか逃げ切ります。ジュンジョーは、感染者に襲われながらも、カイティンの待つ病院へ急いで向かいます。まぁ、酷い惨状なのは解りますよね。欲望と言いながら、人を殺して、それを食べ始めるんです。それ、望んでいる事なのかしら。ただのゾンビになってますよね。面白いから、食べさせているだけじゃないの?人間の欲望として、他人を憎んで殺すという事はあると思うけど、食べたいという欲望は無いと思います。共食いは生物として一番やってはいけない事とされているから、普通、食べたいと思わないでしょ。口に入れたら気持ち悪いよね。それなのに、喉を食い千切るとか、酷い描写が続きました。カイティンの方も、病院に感染者が入ってきて、患者がどんどん襲われ始めます。カイティンも必死で逃げますが、何故か、しつこく何処までも追ってくるオッサンがいるんです。電車の中から付け狙われていて、変態オヤジでした。それまで、病院内で、一緒に励まし合っていた人々もどんどん感染してしまい、酒池肉林状態で、人々が絡み合っているという悲惨な現場になっていきます。その中で、何故か、カイティンだけは感染せずに逃げまどい、病院のある場所に辿りつきます。その後の展開は、ネタバレになるので映画で観てくださいね。一方、ジュンジョーですが、途中で何度も襲われ、ボロボロになりながらも、病院のある場所へと近づきます。しかし、段々と身体に以上を感じ始めます。このウィルスですが、空気感染ではなさそうでしたが、飛沫感染のようで、感染者の血や体液を浴びたりしてしまうと、感染してしまうようでした。もちろん、みんな叫んでいるので、飛沫は飛んでますよね。だから、ジュンジョーも戦っている時に血を浴びたりしていて、感染してしまったことも考えられるんです。でも、もしかして・・・。いや、あのね、この映画、コロナウィルスが世界で流行って、大きな映画公開が軒並み延期されたでしょ。それを見た台湾の映画関係者が、ちゃちゃっと作れる映画を作って公開しちゃえば、今ならライバル映画が無いから売れるだろうと考えて、低予算で、短期間で撮影して、公開したという噂を聞きました。うーん、そう言われてみれば、内容は雑だし、撮影も粗いけど、凄い衝撃作だった事は確かで、インパクトを与えるための映画だとしたら、大成功だったのかなと思いました。だって、銃で撃っても、刺して殺しても、また立ち上がってくるんですよ。脳の欲望の部分が勝っていて、痛みとかの部分が抑えられていたのかもしれませんが、これ、ただウィルスが感染しただけの人間とは思えないですよ。どう考えてもゾンビでしょ。うーん、キモかった。この映画、私は、うーん、お薦めして良いのかなぁ。凄い衝撃作で、恐いホラーではあるけど、スプラッター映画を通り越してグログロになっているので、何とも、お薦めして良いものかと悩みます。面白くないとは言いませんが、キモい映画でした。全くスッキリする映画ではないし、”台湾、終わったな。”って感じでしたもん。うーん、でも、ホラー好きは観ちゃうんだろうなぁ。仕方ないです。ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。「哭悲 THE SADNESS」映画『哭悲/THE SADNESS』公式サイト|7月1日公開映画『哭悲/THE SADNESS』公式サイト|7月1日公開|あなたの中の悪意が目覚めるklockworx-v.com案山子~KAKASHI~ [DVD]Amazon(アマゾン)929〜7,300円変態村 [Blu-ray]Amazon(アマゾン)2,245〜4,416円変人村 [DVD]Amazon(アマゾン)1,349〜7,053円
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