25APR.
158円から始まった、嫁さんの痛みと40万の鉄槌!
…映っていたのは、相ドライバーの視線が、明らかに斜め左下のセンターコンソールに向いている映像で、スマホをいじっていたのは明白。そして、ハッと顔を上げた時には、もう時すでに遅しの状態よ。相手の車はボンネットが盛り上がり、無残な姿を晒す一方、我が家の車は、一見すると小さな傷、ナンバープレートの歪み、そしてリアゲートのわずかな凹みに、この時は見えた。そして翌日からは、両者の保険会社との煩雑なやり取りが始まった。現代の交通事故において、「ながらスマホ」による追突は、もはや日常茶飯事のあるある事故なのだろう。相手方の保険会社(○○ジャパン)は、ドライブレコーダーの映像もあることから、すんなり100:0の過失割合を提示してきた。何よりも心配だったのは、嫁さんの身体。事故直後は、アドレナリンが出ていたせいか、さほど痛みを感じていなかったようだが、その日の夜になると、首筋から腰にかけて鈍い痛みが広がり始める。翌日には、起き上がることさえ困難なほどに悪化し、診断の結果、仕事を休むことを余儀なくされ、医師からはしばらくの通院が必要だと告げられた。そして、もう一つは車の修理。大したことはないと思っていたのだが、ディーラーからの回答は、見た目以上に損傷があり、修理費用に加えて、40万円前後の評価損が発生するという、僕の予想を遥かに超えるものだったのよ。評価損とは、事故によって車の価値が下落してしまう損害のことだ。一般的に、購入から3年以内の車であれば、修理代金の2~3割を評価損として上乗せして支払われることが多いらしいが、我が家の車は、一度目の車検を通して4年目に突入したところ。つまり、この40万円もの損害は、保険の適用外になるということよ。一体、僕らが何をしたというのか?って感じだよね。スマホに夢中な若者に追突され、身体的苦痛を強いられ、挙句の果てに、何の落ち度もない愛車が40万円も価値を下げられるなんて。たかが158円のレタスのために、一体どれだけの代償を払わされるというのか!さらに、追い打ちをかけるような出来事が、警察とのやりとり。事故現場では一旦物損事故として処理されたのだが、嫁さんが通院することになったため、後日、人身事故扱いに切り替えるべく警察に連絡。返って来た言葉は「人身扱いにしても、19歳は少年法が適用されますし、現場検証や診断書の提出など、何かと面倒ですよ」と、被害者に寄り添うのではなく、どちらかといえば冷淡な言葉だった。この件については、周りの友人や知人からも、「人身にすべき」「物損事故で問題ない」など、様々な意見が寄せられるも、事故経験が少ないこともあり、どちらにすべきか悩みどころ。さらに保険会社との交渉も、修理費用についてはまだ理解できるものの、嫁さんの治療費が、どこまで認められるのか全く見当がつかないし、しかも相手は交渉のプロ。無駄に治療を引っ張るつもりはないが、言いくるめられて、泣き寝入りするような事態だけは避けたいところ。そんな様々な思いが交錯する中、ふと、加入している保険の弁護士特約の存在が頭をよぎった。相手の過失が100%なので、自分の保険を使うことはないと考えていたのだが、調べてみると、相手100%過失でも人身傷害による見舞金や弁護士特約は、等級に影響することなく利用できるという。藁にもすがる思いで、すぐに保険会社に連絡を取ったところ、すぐに人身傷害保険と弁護士特約の手続きを進めてくれた。さて、この状況、一体これからどうなっていくのだろうか。この話の続きは、近いうちに、また書くことにするよ。
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