
13APR.
名もなき、愛を。12ベルサイユのばら 2次創作小説 書き下ろし
名もなき、愛を。12第12話(愛と、言う名の。)今回の小説。◆この物語のテーマ愛は、記憶ではなく「今の選択」時空を越えても、人はもう一度恋をする。◆です。今回のオスカルの仕事ですが⋯。それが調べたら本当にフランスらしい、複雑で、繊細で、多岐にわたって、活動している機関で、びっくりしました。オスカルの仕事を、フランス独自の本当にある機関にしました。小説にどれだけ関わるかはわかりませんが、一応、下記⬇️にオスカルの仕事を書きます。これを踏まえた上で、小説をご覧頂きましたら幸いです♥️現代のオスカルが働いている仕事場。実際にある、研究所です。⬇️フランス学士院は、フランスの学術・文化を支える最高機関です。 1795年に設立され、5つの権威あるアカデミーで構成されており、フランスの文化遺産を守り、学術活動を社会と結びつける重要な役割を担っている。 文化遺産の保護 言語、文学、科学、芸術など、多岐にわたる分野でフランスの文化遺産を維持・発展させている。 学術・文化の振興 研究や議論、表彰を通じて、知識の発展と社会への貢献を促進している。 フランス語の統一と純化 特にアカデミー・フランセーズは、フランス語の標準化や、辞書編集を担当し、その影響力は国内外に及んでいる。 メセナ活動 文学賞の授与や芸術・学術への助成、慈善活動、奨学金の提供など、幅広い支援を行っている。 フランス学士院は、セーヌ川左岸に位置し、ルーヴル美術館や、ポン・デ・ザールなどの観光名所からも近く、訪問者にとって魅力的な場所にある。そんな所に、彼女オスカル・フランソワ・ジャルジェは、在籍している。所属先は⋯フランス学士院メセナ活動上記に記された①文化遺産の保護 言語、②文学、科学、芸術など、多岐にわたる分野でフランスの文化遺産を維持・発展させている。 ③学術・文化の振興 研究や議論、表彰を通じて、知識の発展と社会への貢献を促進している。 特に中世フランス歴史と、絵画、アート等への造詣が深い仕事だった。なので、色んな世界遺産の建物等での、フランス在住のアーティスト達の文化振興として、彼女は、様々な企画をし、無名アーティストの名をイベントで知って貰う事に、力を注いでいた。企業が行うメセナ活動は、文化・芸術活動の支援を指す。特にフランスでは、都市開発や福祉と関連付けて地域文化活動への支援が行われています。 メセナ活動の概要 範囲と対象 資金提供 企業が活動の主要な資金を提供する。 経営資源の提供 人材や施設など、資金以外の資源も提供する。 事業主催 企業がコンサートやイベントを主催する。 🇫🇷 フランスでのメセナ活動 フランスでは、メセナ活動は都市開発や福祉政策と密接に結びついていると考えられています。文化活動抜きでは都市開発や福祉は考えられないという思想に基づき支援が行われます。 活動の特徴 多岐にわたる支援 文学賞の授与、芸術・学術への助成、慈善活動、奨学金提供など 地域の文化振興 小規模なフェスティバルや街頭演劇、文化施設への支援など。 自治体との連携 地域文化振興活動は自治体の政策と合致し、議会と協力して進められる。 芸術家への質の重視 貧しい芸術家の救済ではなく、芸術の質を重視する。 例えば。大学でのコンサート 地域オーケストラに依頼し、大学キャンパスで学生向けに無料コンサートを開催する。など多岐にわたる。🔴過去世の記憶あり🔴アンドレの仕事。デザイナー。画家。主に公園に出向き、風景画や、古き良き建物等を独自の手法で描く。また、依頼があった場所で、絵を描いている。若い時に外国で新人賞を獲得した腕を持つ。時折、頭の中に浮かんだ映像を絵にしたりするが、何故その映像や、絵になるのかがわからない自分がいる。🔴過去世の記憶は、オスカルと一夜を過ごした時に、次第に断片的に思い出した🔴2026年4月 9 日書き下ろし〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹名もなき、愛を。12第12話(愛と、言う名の。)セーヌの流れは、変わらない。時を越え、幾度も人の営みを見つめながら、 ただ静かに、そこに在り続けている。そのほとりに佇むフランス学士院の一室で、 オスカルは、一枚の案内状を手にしていた。厚手の紙に、簡潔に印刷された文字。〜 新進気鋭の画家 アンドレ・グランディエ個展 〜「名もなき、愛を」(⋯⋯ここまで来たな)静かに目を閉じる。あの日、契約書に署名をさせた時。 彼の手は、確かに震えていた。だが今は違う。キャンバスに向かう彼の背は、 迷いを抱えながらも、確実に前へ進んでいた。それでも。(⋯⋯⋯お前は、何を見ている?)過去か。 今か。あるいは。その両方か。 *** 個展の準備は、順調とは言い難かった。アンドレは、描けば描くほど、 自分の中に眠っていた“何か”に触れていったからだ。「⋯⋯また、か」筆を止める。視界の奥に、閃くように浮かぶ光景。石畳。 怒号。 血の匂い。そして。剣を構える、金の髪の女。「⋯⋯っ⋯⋯」胸を押さえる。(⋯⋯なんでこんなに、鮮明なんだ)最初は断片だった。だが今は違う。温度すら感じるほどに、 記憶が“現実”として押し寄せてくる。(俺は⋯⋯)キャンバスに目を向ける。そこには、 炎の中で立つオスカルがいた。だが、それだけではない。彼女を見つめる“誰か”の視線。それが、自分だと⋯⋯分かってしまう。「⋯⋯くそ」苦く笑う。嬉しいのか。 苦しいのか。もう、分からない。(でも⋯⋯⋯)筆を握り直す。(やめる気は、ない)その理由も、分かっている。オスカルが、いるからだ。過去ではなく。 記憶でもなく。今、隣にいる愛しい女。彼女が、自分を見ている。(なら⋯⋯)線を引く。(今の俺で、描くしかないだろ) *** 個展当日。会場には、静かな熱が満ちていた。招待客。 批評家。 そして、名もなき観客たち。メセナ活動団体のイベントとしてはある意味、最大規模にしていた。それは、オスカルからの強い要望だったからだ。そして。会場では。誰もが、言葉を失っていた。壁に並ぶ絵。それらは、単なる風景画ではない。時間が滲み出ている。記憶が、呼吸している。ある者は立ち止まり、 ある者は目を逸らし、 ある者は涙を浮かべていた。「⋯⋯これは⋯⋯」「何だ、この感覚は⋯⋯」ざわめきは小さい。だが、確実に広がっていく。その中心にいるのは、 一人の男。アンドレ・グランディエ。 彼は、少し離れた場所から その光景を見ていた。(⋯⋯⋯なんだよ、これ)現実感がない。ただ描いただけだ。自分の中に浮かんだものを、 そのまま外に出しただけ。なのに。「⋯⋯⋯すごいな」不意に、隣から声。振り向くと、 オスカルが立っていた。黒のスーツに身を包み、 凛とした佇まい。だが、その瞳は柔らかい。「……何が?」「全部だ」短い言葉。アンドレは、少しだけ目を細めた。「お前⋯⋯⋯最初からこうなると思ってたのか?」「いや」即答だった。「だが」一歩、近づく。「こうなる可能性は、見ていた」「⋯⋯⋯相変わらずだな」苦笑。けれど。(⋯⋯嬉しいな)心の奥が、静かに温かくなる。 その時。一人の老紳士が、ゆっくりと近づいてきた。「失礼」フランス語の柔らかな響き。「この作品は⋯⋯⋯あなたが?」「ああ⋯⋯はい」アンドレは少し戸惑いながら答える。老紳士は、しばらく絵を見つめ、 やがて静かに言った。「これは、“記憶”ではないですね」「……え?」「むしろ⋯⋯今、だ」その言葉に。アンドレの心臓が、わずかに跳ねた。「過去を描いているようでいて、 決して過去に留まっていない」ゆっくりと振り返る。老紳士はアンドレを見つめた。「あなたは、“今”を描いている」 ⋯⋯今を。 その言葉が、深く刺さる。 オスカルが、隣で小さく息を吐いた。「⋯⋯その通りだ」静かに、だが誇らしげに。「彼は、“今を選んだ画家”だ」 アンドレは、何も言えなかった。 ただ。胸の奥にあった何かが、 すっとほどけていくのを感じた。 ***数日後。 夜。個展は大成功のうちに終わった。人は去り、 静寂が戻る。会場に残ったのは、二人だけ。明日は、この絵の撤去と、スタッフたちと、イベント成功のパーティーをする事になっている。「⋯⋯終わったな」アンドレが呟く。「いや」オスカルは首を振る。「始まりだ」「始まり?」 「ああ」ゆっくりと、彼を見る。「お前の人生のな」 少しの沈黙。 「なあ、オスカル」「うん?」「俺さ」言葉を探すように、 視線を彷徨わせる。「思い出してきてる」オスカルの表情が、わずかに変わる。「全部じゃないけど」「⋯⋯⋯そうか」「でも」アンドレは続ける。「それでもいいって、思えてる」 一歩、近づく。 「昔の俺が、お前をどれだけ愛してたか」「⋯⋯」「少しずつ分かってきた」 そして。 「でも」はっきりと、言う。 「今の俺の方が、お前をもっと好きだ」 オスカルの瞳が、揺れる。 「今のお前を、好きになってる」 静かな言葉。だが、それは何よりも強かった。 オスカルは、ゆっくりと嬉しそうに、息を吐いた。 「⋯⋯そうか」 その一言に、 全てが込められていた。 やがて。 彼女は、一歩踏み出し、 そっとアンドレの頬に触れた。 「私もだ」 低く、静かに。 「記憶ではない」 指先が、温度を確かめるように動く。 「今のお前を、愛している」 視線が交わる。 過去でもなく。運命でもなく。 ただ。 今。生きている二人。 アンドレは、小さく笑った。 「じゃあさ」 「?」 「これからも、選び続けるか」 少しだけ、照れたように。 「俺と」 オスカルは、ほんの一瞬だけ目を伏せ。 そして。 「当然だ」 迷いなく、答えた。 セーヌの水面に、夜の光が揺れる。 時は流れる。記憶は薄れる。 それでも。 人は。 何度でも、恋をする。 そして。 何度でも、選ぶ。 それが。 愛と、言う名の⋯⋯⋯。名もなき、愛を。12第12話(愛と、言う名の。)〜 fin 〜🌹第13話(最終回)に続く🌹忙しくて、新規のイラストを描けてません!!すみません💦

星奈ひかるさんの誕生日2026
#よく食べるごはんのお供
材料(2人分)なす…2本(200g)A)揚げ玉…大さじ2A)マヨネーズ…大さじ2A)めんつゆ(4倍濃縮)…大さじ1*めんつゆは、ほかの濃縮度合でも作っていただけます。その場合は味を確認しながら量を調整してください作り方なすを1cm幅の細切りにし、耐熱容器に移します。ラップをかけて、電子レンジ600Wで4分加熱します。加熱後、なすをキッチンペーパー等で押さえながら、容器内にたまった水分を切ります。材料Aを加えます。全体を混ぜあわせます。最後に、器に盛りつけて、お好みで青ネギを散らせば…「なすと揚げ玉のマヨめんつゆあえ」の完成です。

名もなき、愛を。⑨R18 ベルサイユのばら 2次創作小説 書き下ろし