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〜冬の神話〜その翌日。ベルばら2次創作小説 続編書き下ろしR18
ici là partout……~冬の神話・その翌日~●2023年初期に書いた〜冬の神話〜アメブロでは2023年12月11日に掲載。ici là partout…… (here there & everywhere ) の、続きを書いてみました。最近、短編小説、ピロートーク等の続きを改めて書きたくて、休みの日に書きだめしています♥️冬の話ですが。私は冬が好きなので🌹2人の会話形式ラブストーリーです。まず、以前書いたこちらを読まれてから、どうぞ♥️『 (here there & everywhere )~冬の星座』ici là partout…… (here there & everywhere )~冬の神話~#ベルサイユのばら#2次創作小説#ladyOscar#ラ…ameblo.jp〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹ici là partout……~冬の神話・その翌日~ノエルの朝は、静かだった。夜明け前。ジャルジェ家の屋敷はまだ眠りの中にあり、廊下にも人の気配はない。オスカルはふと目を覚ました。隣ではアンドレが眠っている。昨夜は遅くまで二人で星を眺めていた。いや⋯⋯本当は。星を眺めていた時間よりも、その後、互いのぬくもりを確かめ合っていた時間の方が長かったのかもしれない。冬の朝の冷たい空気。だが寝台の中だけは暖かい。アンドレの腕が自然に彼女の腰を抱いていた。眠っていても離したくないらしい。そのことが可笑しくて、オスカルは微笑む。そして左手を持ち上げた。薬指。青いジルコン。朝の薄明かりの中でも、小さな星のように輝いている。思わず唇を寄せた。すると。「……おはよう」掠れた声。アンドレが薄く目を開けていた。「起きていたのか」オスカルが横を向き、ハンサムな恋人に尋ねると、「今、指輪にキスしただろ」と、言われた。「見ていたのか?」「見てた」そう言って笑う。寝起きのくせ毛がいつも以上に乱れている。それが可愛くて。オスカルは思わず額に口づけた。「お前もだいぶ甘くなったな」「誰のせいだと思う?」「知らない」「嘘つき」二人は笑った。ミサを終えた頃には空は美しく晴れていた。昨夜の雪が世界を真っ白に染めている。馬車は用意してあった。表向きはアラス視察。実際は二人だけの小旅行。隊にも屋敷にも既に話は通してある。今日は誰にも邪魔されない。それだけで至極幸福だった。馬車の窓から見える景色はどこまでも白い。雪を被った森。凍った川。煙を上げる農家。冬のフランスは静かだ。「綺麗だな」オスカルが呟く。アンドレは彼女の肩を抱いた。「寒くないか?」「大丈夫だ」そう答えながら、しっかり寄り添ってくる。大丈夫ではないらしい。「寒いんだろ」「少しだけ」「正直だな」「恋人には正直でいたい」そう言われると反論できない。オスカルは幸せそうに微笑む。昼過ぎ。二人は小さな村へ立ち寄った。ノエルだからだろう。広場には市場が立っていた。焼き栗の香り。パン屋から漂う香ばしい匂い。子供達の笑い声。平和だった。「焼き栗だ」オスカルが足を止める。「食べたいのか?」「少し」アンドレは笑いながら買いに行った。戻ってきた時には紙袋いっぱいの焼き栗。「買い過ぎだ」「そうか?」「二人で食べる量じゃない」だが。熱々の栗を割りながら歩く時間は妙に楽しかった。オスカルが一粒差し出す。「アンドレ」「ん?」「口を開けろ」「はい?」「いいから」その瞬間。栗が口に入った。「どうだ?」「美味い」「そうか」満足そうに笑う。その顔を見ているだけで幸せだった。村外れの丘へ着いた頃には夕方になっていた。空は茜色。雪原が黄金色に染まっている。誰もいない。風だけが吹いている。二人は並んで立った。遠くまで続く冬の景色。まるで世界に二人しかいないようだった。「なあ、アンドレ」「ん?」「私は幸せ者だな」不意の言葉だった。アンドレは驚く。「急にどうした」「いや……」オスカルは空を見上げた。「昔はな」静かな声。「軍人として生きる事だけを考えていた」風が髪を揺らす。「誰かを愛する日が来るとは思わなかった」アンドレは何も言わない。ただ聞いている。「まして、その相手がお前だとは」オスカルは笑った。少しだけ涙ぐんでいた。「私の人生は不思議だ」アンドレは彼女の手を握る。冷たい指。薬指の青い石。夕陽を受けて輝いていた。「俺もだよ」「アンドレ」「子供の頃からずっと好きだった」雪原の中。彼は微笑見ながら、互いを抱き、互いの髪に指を絡め、熱く口づけを交わした。唇が離れると、「でも、お前が俺を見る日は来ないと思ってた」「馬鹿」「本当だ」「馬鹿だな⋯⋯」オスカルはそう言って彼の胸へ額を預けた。帰り道。空には一番星。そして。東の空。巨大なオリオン座。昨夜見た星座だった。怖いくらい、その輝きは美しかった。オスカルは馬車の窓からそれを見つめる。「アンドレ」「なんだ?」「見ろ」彼も空を見上げた。「ああ」輝く、オリオン座。冬の王者。美しく煌めいている。オスカルはそっと薬指の指輪に触れた。「神話は悲劇で終わったが」「うん」「私達は違う」アンドレは優しく微笑む。そして。誰も見ていない馬車の中で。彼女の指先へそっと口づけた。「もちろんだ」静かな声。「今度のオリオンは、ずっとアルテミスの傍にいる」オスカルは笑った。心から。幸せそうに。馬車は雪道を進む。暖かな灯りが待つベルサイユへ。そして二人の未来へ。冬の星座は高く輝き続けていた。まるでこの二人を心から祝福するかのように⋯⋯⋯。ici là partout……~冬の神話・その翌日~〜 fin 〜🌹✨️

ウザい毒親

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クレヨンしんちゃん 1337話 お外でお弁当/クラゲダンスに夢中… あらすじ