
3JUN.
雪の仕業ベルサイユのばら2次創作小説 続編 書き下ろし
2024年11月にアメブロに書いた小説。「〜雪の仕業〜」季節は夏になろうとしていますが、私は冬が好きなので、寒さを感じたくて、続編をまた書いてしまいました(笑)2人のナチュラルなラブストーリー♥️では、どうぞ♥️↑描いたイラストを、AI加工したら、オスカルまで緑系の服を着ていた💦ああ⋯💦〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹〜🌹le travail de la neige ~雪の仕業~ 続編屋根裏へ続く細い階段を上るたび、オスカルは不思議な気持ちになる。まるで時間を遡っているようだった。幼い頃。 まだ自分が恋というものを知らず。 アンドレもまた、ただ自分の隣にいることが当たり前だった頃。古びた扉の前で、アンドレが振り返る。「開けるぞ?」「ああ」鍵が回る音がした。扉を押し開くと、懐かしい空気が二人を迎える。古い木材の匂い。 使われなくなった家具。 窓から差し込む冬の光。そして窓の向こうには、一面の雪景色。「変わらないな」オスカルが微笑む。「そうだな」アンドレも笑った。毛布を広げ、二人は窓辺の近くへ腰を下ろした。外では雪が静かに舞っている。音のない世界だった。まるでこの部屋だけが、誰にも見つからない別世界のようだった。「覚えているか?」ふいにアンドレが言った。「何を?」「お前が初めてここを見つけた日のこと」オスカルは吹き出した。「覚えているとも。お前が蜘蛛の巣に引っかかって大騒ぎしていた」「それは忘れてくれ」「無理だな」二人は声を上げて笑った。笑いながら、オスカルは思った。こんな時間が、どれほど大切なのだろう。戦もなく。 任務もなく。 誰かの視線もない。ただ二人でいるだけ。それだけで胸が満たされる。アンドレがワインを注ぐ。琥珀色の液体が揺れた。「乾杯」「何に?」「雪に」「雪に?」「だって、雪が降らなければ今頃は馬で出掛けていた」「それもそうだな」グラスが軽く触れ合う。窓の外では白い雪。部屋の中には暖かな空気。オスカルはふとアンドレの肩に頭を預けた。その瞬間。アンドレの身体が少しだけ固くなる。今でも時々そうなのだ。長年想い続けてきた相手がこうして寄り添ってくれることが、まだ夢のように感じるらしい。「どうした?」「いや」「何だ?」「幸せだと思って」その言葉に、オスカルは目を伏せた。自分も同じだった。かつては想像もできなかった未来。恋人として。人生の伴侶として。こうして隣にいる。「私もだ」小さな声だった。しかしアンドレは聞き逃さなかった。彼はそっとオスカルの手を握る。指先が重なる。温かい。「オスカル」「うん?」「俺は昔、お前がどこか遠くへ行ってしまう気がしていた」オスカルは黙って聞いていた。「だから必死だった。追いかけても追いかけても届かない気がして」「⋯⋯⋯」「でも今は違う」アンドレは微笑んだ。「こうして隣にいてくれる」「当たり前だ」雪明かりが彼の横顔を照らしている。優しい瞳だった。オスカルは胸が熱くなるのを感じた。どれほど自分は愛されているのだろう。どれほどこの男は、自分を大切にしてくれているのだろう。その想いに触れるたび、涙が出そうになる。「アンドレ」「ん?」「ありがとう」「急にどうした」「言いたくなった」アンドレは少し照れたように笑った。「それなら俺も言う」「何を?」「ありがとう」今度はオスカルが笑う番だった。「そうか⋯」雪はなおも降り続いている。白い世界の中で。二人は同じ毛布にくるまりながら、ただ静かに寄り添った。言葉は少なくてもよかった。沈黙さえ心地よい。夕刻が近づく頃には、窓の外は薄い藍色に染まり始めていた。遠くで教会の鐘が鳴る。その音を聞きながら、オスカルはそっと目を閉じた。アンドレの肩にもたれたまま。「眠いのか?」「少しだけ」「寝てもいいぞ」「うん⋯⋯」微睡みの中。オスカルは最後に思った。今日という日は、きっと一生忘れない。降り積もる雪。秘密の部屋。愛しい人の温もり。そして。何気ない一日こそが、何よりも尊い宝物なのだと。窓の外では雪が静かに降り続いていた。まるで天上からの祝福のように。二人の未来を、白く優しく包み込みながら⋯⋯⋯。雪の仕業 続編〜 fin 〜🌹2026年5月31日書き下ろし今日は、5年前に亡くなった我が家の長男ゴールデンレトリバーの命日です⋯凄く穏やかで、我が家のインコとも中が良く、優しい保護犬でした。

アニメ『神の庭付き楠木邸』第8話 あらすじと感想 〜人と神との関わり、神と神との因縁〜

フリーレンは久しぶりに♡〜

アーチーの誕生日。なのに、MCスザナ