
17OCT.
青き空の下で④ベルサイユのばら2次創作小説 ハワイ伝説編の続編
…2次創作小説と、A漫画風挿絵を刀能が心を込めて製作させて頂きました♥前回の「神様からのギフト」の最終回、パリに帰った2人のストーリーとなります。また、物語は刀能オリジナルストーリーになります。bun.rose.AI様🌹✨️いつも楽しく拝見させて頂いております😊読者様、bun.rose.AI様物語のご感想を頂けましたら、幸いです✨️ストーリーは全て出来ていますが、漫画風挿絵をAIと喧々囂々しながら、只今製作中です❤(漫画風挿絵⋯物凄い時間掛かります💦)どうぞよろしくお願い申し上げます🌹第四話 『 愛の形 』 翌朝。 ジャルジェ家のアトリエには、いつもとは違う緊張感が漂っていた。 昨夜、あのレストランの女性から聞かされた言葉。 『あなたたちは、前にも一度、同じものを追ったんです』 そして。 『今度こそ、二人とも生きていてください。』 オスカルは一晩中、その言葉を考えていた。 だが、考えれば考えるほど分からなくなる。 前世の記憶は、二人とも持っている。 しかし、十八世紀の自分たちが何かの宝石を追っていた記憶などない。 革命。 軍務。 貴族社会。 そして、互いへの愛。 それ以外の記憶は、今のところ存在しなかった。「おはよう」 アンドレがアトリエに入ってきた。 黒い髪は少し乱れている。 手には二つのコーヒーカップ。「眠れた?」 オスカルがアンドレにキスをして、尋ねる。「君よりは」「⋯⋯分かるのか?」「まあね」 アンドレは、オスカルの額に口付けて、彼女の前にコーヒーカップを置いた。その夫、アンドレにオスカルは囁いた。「夜中に三回、ベッドを抜け出しただろう」アンドレは驚いて妻、オスカルを見下ろした。「⋯⋯起こしたか?」オスカルは優しい目をして笑う。「一回目は」バツが悪そうにアンドレはオスカルの手を握り、「すまない⋯⋯。二回目は?」と、じっとオスカルを見上げている。オスカルは頷いた。「⋯⋯」「では、三回目は?」 アンドレの問いに、オスカルは黙った。 アンドレが笑う。「やっぱり⋯事件のことが気になった」 アンドレは彼女の隣に立った。そして、オスカルを抱きしめた。「だから、今日は事件を忘れる時間を作ろう」抱きしめられたアンドレの腕の中で、オスカルが不思議そうに呟く。声は疲れていた。「そんなことができるか?」「できる」アンドレは即答する。「どうやって?」「まず、朝食を食べる」「それだけ?」「その次は、君と仕事をする」「それは仕事だろう⋯⋯じゃあ、その後は?」そう言われたアンドレは少し考えた。「君を夕食に連れていく」「またレストランか?」「今度は事件とは関係のない店だ」 オスカルは笑った。「分かった」 その瞬間。 オスカルの目に、テーブルの上に置かれたデザイン画が入った。 共同コレクション。 テーマは「Bleu du ciel」。 青き空。 そして、その横には昨日盗まれたものと同じ青い石を使ったデザインが描かれている。「⋯⋯待って」 オスカルが紙を手に取る。「どうした?」「このデザイン」 彼女は中央に描かれた青い石を指した。「昨日の女性が言った『同じもの』って⋯⋯」 アンドレが覗き込む。「宝石?」「それだけじゃない」 オスカルはデザイン画を一枚ずつ並べ始めた。 朝。 昼。 夕暮れ。 夜。 四つの章。 四つのデザイン。「この配置⋯⋯⋯」アンドレはじっと目を凝らしているオスカルを横目で見つめた。「何かに似ている?」「違う」 オスカルは眉を寄せた。「これは地図だ」 アンドレが驚く。「地図?」「この線をつなぐと⋯⋯」 二人は四枚のデザイン画を並べた。 すると、ドレスの刺繍とジュエリーの配置が、一つの図形を作り上げた。 それは、奇妙な紋章だった。「⋯⋯これ」 アンドレの声が低くなる。「ジャルジェ家の古い紋章に似ている」「でも、少し違う」 オスカルは、図形の中央を指した。「ここに何かある」 アンドレは拡大されたデザインを見る。「青い石」「そう」「そして周りに星」「まるで⋯⋯」「ハワイ伝説の夜空」 二人は同時に言った。 オスカルは立ち上がった。「宝石は、単なる宝石ではない」「何かの鍵?」「たぶん」 そのとき。 アンドレが突然、自分のデザイン帳を開いた。「オスカル」「何?」「このデザイン、ハワイにいた頃に描いたものだ」「いつ?」「店を始める前」 ページには、古いスケッチがあった。 青い石。 波。 星。 そして、中央に小さな円。 オスカルは息を呑んだ。「これ⋯⋯」「でも、俺はあまり覚えていないんだ。無意識に描いたから」「でも、描いた」「ああ」 アンドレは額に手を当てた。「どうしてこんなものを描いたのか、当時は分からなかった」 オスカルは彼の手を握った。「ハワイ伝説の前世の記憶が、無意識に残っていたのかもしれない」「⋯⋯そうかもしれない」 そのとき。 オスカルの頭に、一瞬だけ映像が浮かんだ。 青い空。 白い雲。 そして。 石造りの古い部屋。 誰かが、何かを隠している。 声。 『二人が再び出会ったとき、それを渡せ』 オスカルは目を開いた。「今、見えた」「何を?」「記憶⋯⋯かなり古い⋯⋯」「前世?」「分からない」 だが、彼女は確信していた。「このコレクションを完成させる必要がある」「事件を解くために?」「それだけじゃない」 オスカルはデザイン画を見つめた。「私たちが無意識に作っていたものが、何かを示している」 アンドレは頷いた。「じゃあ、完成させよう」 その日から、共同コレクションの制作は急速に進んだ。 オスカルは服の刺繍に古い紋様を取り入れた。 アンドレはジュエリーに同じ形を刻んだ。 ただし、誰にも事件との関係は話さない。 表向きは、新しい芸術的テーマとして発表する。 そして、二人は一つずつ謎を解いていった。 最初の青い石。 次に星。 その次に波。 最後に空。あの、ハワイの空⋯⋯。 四つの要素を組み合わせると、一つの場所を示すことが分かった。「ヴェルサイユ」 アンドレが言った。「また?」「まただ」 オスカルは苦笑した。「どうやら、私たちはヴェルサイユから逃げられないらしい」「前世からの縁だな」「今世まで続くとは思わなかった」 だが。 二人にはもう一つ、気になることがあった。 青い石が盗まれた直後から。 アンドレのハワイ時代の顧客名簿に、奇妙なアクセスがあった。 誰かが、彼の過去を調べている。 そして、その人物は。 二人がハワイで出会ったことまで知っていた。「俺たちを調べている」 アンドレが言った。「そうだな」「でも、何のために?」 オスカルは答えなかった。 ただ、彼の手を握った。「分からない」「怖い?」「少し」「俺も」 そして二人は、互いに微笑んだ。「だからこそ、一緒にいる」 その夜。 事件の調査も、仕事も、すべてを一度忘れて。 二人は自宅で静かな夕食を取った。 キャンドルの明かり。 窓の外にはパリの夜景。 テーブルにはワイン。 そして、二人だけの時間。「今日は長かったな」 アンドレが言った。「ああ」「でも、楽しかった」「事件の捜査が?」「君と一緒に仕事をしたこと」 アンドレの微笑みに、オスカルは笑った。「そっちか⋯?⋯⋯私もだ」「昔は、こんなふうに一緒に仕事をする未来なんて想像できなかった」「私も」「君が服を作って、俺がジュエリーを作る」「そして、それを一つの作品にする」「夫婦でブランドを作る」「⋯⋯悪くないな」 オスカルはグラスを置いた。「むしろ、最高だ」 アンドレが彼女を見る。 その目は、仕事をしているときとは違っていた。 優しく。 深く。 愛情に満ちている。「オスカル」「何?」「今日は、事件の話はもう終わりにしないか?」「⋯⋯賛成だ」 アンドレが立ち上がる。 そして彼女の椅子の後ろへ回る。「何をする?」オスカルが背後のアンドレを見上げた。「妻を誘う」「どこへ?」「寝室へ」「それだけ?」「その先は、秘密」 オスカルは笑った。「あなたは昔より大胆になったな」「結婚したからな」 アンドレは彼女の手を取った。 オスカルはその手を握り返す。アンドレは妻を抱き上げ⋯⋯ 二人はゆっくりと2人だけの寝室へ移った。 窓の外には、パリの夜。 アンドレは彼女の肩を抱く。 オスカルも彼の胸に身体を預けた。「温かいな」「君が冷たいんだ」「そうか?」「手が冷たい」「では、温めてくれ」「喜んで」 アンドレは彼女の手を両手で包んだ。 そのまま指を絡める。 オスカルが顔を上げる。 二人の視線が重なる。「アンドレ」「ん?」「幸せだ」 その一言に、アンドレの表情が変わった。「俺も」 彼はそっと彼女の頬に触れた。 オスカルは目を閉じる。 唇が重なる。 短いキス。 離れる。 そして、もう一度。 今度は少し長く。 互いの体温を確かめるような、静かなキスだった。 アンドレの腕が彼女の腰を抱く。 オスカルも彼の首に腕を回す。「⋯⋯こうしていると」 オスカルが小さく言った。「うん?」「前世のことが嘘みたいに思える」「俺も」「でも、あなたがいる」「ああ」「だから、本当なんだな」「全部、本当だ」 アンドレは彼女の額にキスをした。「君が俺を見つけてくれたことも」「あなたが私を見つけたんだ」「どちらでもいいよ、オスカル」「よくない」「じゃあ、二人とも見つけた」 オスカルは笑った。 そして再び彼の胸に顔を埋めた。「今度は、誰にも邪魔させない」「ああ。させない」「どんなことがあっても?」「どんなことがあっても」 二人はしばらく抱き合っていた。 事件も。 宝石も。 過去も。 すべてを忘れて。 ただ夫婦として。 愛し合う二人として。 その夜を過ごした。 翌朝。 アトリエに届いた一通の封筒が、二人の平穏を再び壊した。 差出人はない。 中には一枚の写真。 それは、完成間近の共同コレクションのドレスだった。 しかし。 写真の裏には、一行だけ書かれていた。 「そのドレスを完成させてください」 オスカルは眉を寄せる。 そして、その下の文字を読む。 「完成すれば、青い宝石が何を示しているのか分かります」 アンドレが写真を手に取った。 さらにもう一枚。 古い写真だった。 十八世紀のヴェルサイユの絵をプリントしている。 その写真の隅には、小さな青い印がある。 オスカルは息を呑んだ。「これ⋯⋯」「何?」「私の記憶にある」「どこで?」「ヴェルサイユの地下室」 アンドレの顔が変わる。「地下室?」「ああ」 オスカルは静かに言った。「私たちの共同コレクションは、ただのファッションじゃない」 そして、完成間近のドレスを見る。 青い刺繍。 星のような宝石。 波を思わせるライン。 すべてが、一つの場所を指している。「この服そのものが、事件の地図なんだ」 アンドレは頷いた。「なら、完成させよう」「危険かもしれない」「それでも?」「ああ」 オスカルは彼の手を取った。「二人で作る」「もちろん」 窓の外には、青い空が広がっていた。 その青は、ハワイの海を思わせた。 そして二人はまだ知らない。 完成したコレクションの最後のジュエリーが。 二人の前世に隠された、最大の秘密を開く鍵になることを。 愛と過去。 仕事と運命。 そして、青い空と海。 すべてが一つにつながる場所へ。 二人は、再び歩き始めた。青き空の下で。第4話〜 fin 〜🌹2026年10月12日書き下ろし🔴AIおかしい(笑)透けないネグリジェと指示したのに、スケスケネグリジェ😂🔴グッズも作れないイラスト💦お買い上げプレゼントでプリントアウトします💦

KAS雑貨さんの広東語教室とお酒を愉しむ夜

【マカロンさんのひとりごと】クオリティ!!!

【マカロンさんのひとりごと】しあわせだ……