
22MAY.
ジブリへの挑戦「耳をすませば編」
…ストロイヤ」が私が映画館で視聴した最初の作品です。(どちらが先か忘れました)私、3歳上に兄がいますが、いつも映画行く時、父親or母親と兄が行って、幼い私はお留守番でした。(決して親の愛情が兄のみにいってた訳でなく、私が幼すぎて周りの人に迷惑かけないようにする親の配慮。笑)僕も連れてって〜と泣きじゃくり、親も観念し、「耳をすませば」を4人で行くことに。映画始まった瞬間、意味不明で爆睡😪幼稚園児に恋愛が分かるわけもなく。映画が終わり、兄貴が一言「なんやねん。コイツ。」→そんな言い方せんでいいやん※ここから個人的感想が含まれます。 記事をご覧の際はお気をつけ下さい。そこから30年ちょいですかね。「耳をすませば」観ました。感想「うーーん…💧」※はじめにも言いましたが、 私が悪いですよ。いろいろよくわからんところがあるんですけど、1つだけ言わして下さい。雫ちゃん中学生ですよね?中学生って子どもですよね?夜中しかも明け方に女の子連れ回す男の価値観が理解出来ないです‼︎しかも男の子にのめり込んで、雫ちゃんも反抗期みたいになってますし。好きな子を大切にする事は、周りを心配させてまで一緒にいる事ではなく、周りを安心させる、お付き合いをする事!なぜなら中学生や高校生は何かあった時に責任が取れないから!!…と思ってます。すいません🙇すごい浅い感想ですよね。でも気になるんですよ😅「もののけ姫」は面白かったんですが…。(ただ、「もののけ姫」もアシタカがカヤからもらった大事なお守りをサンに渡してて、「え…⁇」とは思いました。)本作は、原作があるみたいなので、純粋なジブリとしてカウントしていいか、なのかはよくわかってないですが、なんかジブリって本質じゃないところが気なるんですよね〜😂ってか、もう一度じっくり観てみます!笑こちらは当時も普通に観れました。笑

九州ひとり旅 鹿児島
反則級ファンサ 当選者編②
会場の熱気は、もはや天井を突き抜けそうだった。スタッフの声に、客席がまたざわめく。「――412番さん、どうぞ!」呼ばれた女性は、胸の前で両手を握りしめながら舞台へ上がってきた。少し緊張した声。「う、後ろからそっと抱きしめてもらって……耳元で囁いてほしいです!」「おぉ〜!」客席がどよめく。ケビンが楽しそうに身を乗り出した。「続くねぇ、ハグ系が! みんなテリィに抱きしめてほしいんだね!」「そりゃそうだろ」マイケルが笑う。「じゃあ、シチュエーションは俺が考える!」彼は勢いよく前へ出た。「えっと……ごめんね、お名前聞いていい?」「chiharuです」「chiharuさんね」マイケルは腕を組み、少し考える仕草をする。「たとえば……仕事でいろいろあって、考え事しながらバルコニーから外を見てる。そこへテリィが帰ってくるわけ」客席が「きゃ〜……」とすでに甘い空気になる。「で、なんか寂しそうな後ろ姿だったから、テリィがそっと後ろから抱きしめる」「いいねぇ」ケビンが頷く。「んで、セリフ……」マイケル、急に詰まる。「セリフが浮かばない! テリィ、それはお前が考えないと!」客席爆笑。するとケビンがすかさず横から口を挟む。「いつもより化粧濃いね、はダメだぞ? 言っとくけど」会場、大爆笑。テリィは呆れた顔でケビンを見る。「お前、それ本気で言ったら追い出されるぞ」「えっ、ダメ?」「ダメに決まってるだろ!」マイケルまで吹き出した。笑いの余韻が残る中、chiharuさんが舞台中央へ立つ。照明が少し落とされる。「じゃあ、スタート」マイケルの合図。chiharuさんはバルコニーを見つめるように背を向けた。そこへ、テリィが静かに歩み寄る。さっきまで笑っていた空気が、不思議なくらい変わった。彼はそっと腕を伸ばし、後ろから包み込むように抱きしめる。歓声。けれど次の瞬間、会場が静まり返った。テリィが耳元へ顔を寄せる。低く、優しい声。「……そんな顔してると、離したくなくなる」一瞬の静寂、そして。「きゃああああああ!!!」会場が揺れた。ケビンが頭を抱える。「おい!! なんでお前、毎回ナチュラルにそういうセリフ出てくるんだよ!?」マイケルも笑い転げている。「これはダメだろ……反則だろ……!」chiharuさんは完全に崩れ落ちそうになっていた。◇呼ばれて現れたのは、最初からかなり興奮した様子の女性だった。「名前を呼んでほしいです、それとハグ、それとそれと……!」「おいおい、大丈夫か?」マイケルが優しく笑う。「ちゃんと息継ぎして。慌てなくても大丈夫だから」その声音に、客席のマイケルファンから黄色い声。「マイケル〜!!」「素敵〜!!」マイケルは照れたように笑って手を振った。ケビンが笑いながら言う。「続きがあるみたいだから、ちゃんと聞こうぜ」女性は頑張って息を整えた。「時計をもらいたいです……!」「時計!?」テリィは少し困ったように、自分の腕を見る。「時計はさっき渡した以外ないけどな……どうするか……」そう言いながら、自分の今日の身なりを見下ろす。胸ポケットから、淡い色のハンカチを取り出す。テリィがモデルを務めたHERMES、角には小さく刺繍。――Terrence G.「これでいいか?時計でなくて悪いけど」「おい!それお前、世界にただ一つのハンカチじゃないのか、刺繍で名前が入ってるやつ!」会場が「わぁぁ……!」「いいなぁ!」と沸く。「ありがとうございます!」ミカエルモさんは深々と頭を下げた。宝物みたいにハンカチを受け取る姿に、客席から温かな拍手が起きる。「では、次はハグだっけ?」ケビンが腕を組む。「今回は俺がシチュエーション考える番だな」「頼むぞ、ロマンチスト」マイケルが茶化す。ケビンは真剣に考え込む。「デートの待ち合わせ、キッチン、悩んでる姿……他にある?」そして突然、ぱっと顔を上げた。客席がざわめく。「久しぶりの再会。駅まで迎えに来たテリィが、人混みの中で……えっと……ミカエルモさんを見つけるわけ」「おぉ〜!」「で、ようやく会えたから、そのまま抱きしめる」マイケルが頷く。「いいじゃん」「しかも、ちょっと走ってきた感じな!今度はテリィがな」「たしかに、待ち侘びてた感じでいいな、それ」会場爆笑。「では、再会編いきます!」ミカエルモさんが舞台端へ。少し離れた位置にテリィ。「よーい、スタート!」ミカエルモさんが小走りで近づいていく。その瞬間、テリィの表情がふっと緩む。「そこで待ってて」テリィの台詞に言われた通り足を止めるミカエルモさん。テリィが走って近づく。自然に腕を広げ、そして、そのまましっかり抱き寄せた。悲鳴混じりの歓声。さらに耳元へ低く囁く。「……やっと会えたな、ミカエルモ」会場、崩壊。「名前呼びぃぃぃ!!」「無理ーーーー!!」ケビンがガッツポーズ。「よし、決まった!」マイケルはもう笑いすぎて立っていられない。
【J】Jupiter
【J】Jupiter(遠くで光る星のように)ニューヨークの秋は、夏の熱を少しずつ手放しながら、静かに夜を長くしていく。窓を開ければ、遠くからクラクションの音が微かに届く。けれど高層階にあるこのペントハウスまで来るころには、それもどこか別世界の響きのようにやわらいでいた。結婚して、まだ二ヶ月と少し。部屋には、キャンディのものが少しずつ増えていた。洗面台に並ぶもう一つの歯ブラシ、ソファへ置かれた薄いカーディガン。どれも小さな変化なのに、それを見るたびに、テリィは不思議な感覚になる。バルコニーでは、テリィが欄干へ腕を乗せたまま夜空を見上げていた。秋の空気は少し冷たい。だが、その冷たさが心地いい。背後でガラス戸が静かに開く音がした。振り返らなくてもわかる。「こんなところにいたのね」キャンディの声。やわらかな足音が近づき、隣へ並ぶ。キャンディは少し笑う。「月でも見てるの?」「いや」テリィは空を見上げたまま言った。「木星を見てた」「木星?」キャンディも同じように夜空を見上げる。無数の星の中で、ひとつだけ静かに強く光る星があった。「どれが木星?」「あそこ。南の少し高いところ」テリィが指をさす。キャンディは目を細めた。「ああ……あれかしら?」「そう」しばらく見つめてから、キャンディが小さく首を傾げる。「でも、どうして木星なの?」その問いに、テリィは少しだけ笑った。「月もいいけど、月って近すぎるんだよ」「近すぎる?」「ああ」欄干へ腕を乗せたまま、静かな声で続ける。「月ってのは、人間が勝手に意味を重ねるだろ。寂しいとか、綺麗だとか、恋しいとか」「……うん」「でも木星は違うんだ」夜空に浮かぶその星を見つめる。「あれは、ただそこにある、という感じ」静かな声だった。「寂しいとか、恋しいとか、そういうことはなく……でも月と同じようにずっと空にいる」キャンディは黙って聞きながら、テリィの横顔を見上げた。その横顔は、どこか遠い時間を見ているようだった。そっと彼の袖を掴む。結婚してまだ二ヶ月。こうして並んでいても、ときどき彼がふいに遠くへ行ってしまいそうに見える瞬間がある。するとテリィは、その小さな手の感触に気づいたように視線を落とした。「ん?どうした?」「ううん」キャンディは少し笑う。「そうね……なんだか、木星ってテリィみたい」キャンディがそう言うと、テリィは少し目を丸くした。「……比較対象がでかすぎるだろ」「なんとなくそう感じたの」キャンディは空を見上げながら笑う。「静かに見てる感じ。テリィって、あんまり騒がないのに、ちゃんとそこにいるっていうか」テリィはしばらく何も言わなかった。それから、ふっと小さく笑う。「だったら、きみは太陽だな」「え?」今度はキャンディが目を丸くする。テリィは欄干へ腕を乗せたまま、夜景の向こうを見ていた。「いつも明るくて、周りを照らしてる。診療所でも、村でも……きみがいるだけで安心する人間がいる」キャンディは、少し照れたように笑った。「そんな大げさよ」「大げさじゃないさ」テリィはさらりと言う。「きみ、自分で思ってる以上に人を照らしてるからな」そのあと、ほんの小さな声で付け加える。「……俺には、眩しいくらいだ」風に紛れるほどの声。キャンディには届いていない。「え? なに?」「いや、別に」テリィは照れ臭くてそっぽを向く。キャンディは少し不思議そうにしながらも、すぐにまた楽しそうに笑った。夜風がやわらかく吹き抜ける。ニューヨークの夜景の向こうで、木星は静かに光っている。その下で、結婚してまだ二ヶ月ほどの新しい夫婦は、肩を寄せ合いながら、まるで子どものように星の話を続けていた。「じゃあ、アルバートさんが惑星なら?」「アルバートさん?」テリィは少し考える。「……土星かな」「土星?どうして?」「あの人、穏やかに見えて、周りにものすごい重力持ってるだろ」キャンディが吹き出す。「ああ、なんかわかるかも」「気づくと、みんなあの人の周りに集まってる」「ふふっ、そうね」「しかも本人は無自覚だ」キャンディは肩を震わせながら笑った。「じゃあアーチーは?」「アーチーか……」テリィは夜空を見上げたまま少し考える。「火星かな」「えっ、なんで?」「妙に負けず嫌いだろ」「ふふっ。それは否定できないわね」「そして、熱い男だ」テリィが言うと、キャンディはとうとう声を立てて笑った。「もう、ちゃんと見てるのね」「彼は特にわかりやすい」その言葉に、キャンディはまたくすくす笑う。その笑い声を聞きながら、テリィはふっと目を細める。そして自然に、彼女の肩を引き寄せた。キャンディは驚いたように彼を見上げる。まだ、こういう距離に少しだけ照れてしまう。結婚して、毎日一緒にいるのに。それでも、触れられるたびに胸が少し熱くなる。テリィはそんな彼女を見て、わずかに笑った。夜空の高い場所で、木星は静かに輝いている。遠く、揺るがず、まるでずっと前からそこにあったように。