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公式ジャンル「アニメ・マンガレビュー」記事ランキングページです。アニメ・マンガレビュージャンルで一番人気の記事は「永遠のジュリエットvol.72 〈キャンディキャンディ二次小説〉」です。
キャンディキャンディ二次小説〈永遠のジュリエット〉
五月のシカゴ。教会の控室へ初夏を思わせるやわらかな陽光が差し込み、窓の向こうでは色とりどりの花々が陽射しを浴びて美しく輝いていた。開け放たれた窓からは、咲き誇るバラの甘い香りと若葉を渡る爽やかな風が流れ込み、小鳥たちの澄んださえずりが静かに響いている。柔らかな陽光に包まれた庭は生命の輝きに満ち、まるでこの特別な一日を祝福しているかのようだった。純白のウェディングドレスに身を包んだキャンディは、鏡の前に静かに立っていた。幾重にも重なる繊細なレースは、窓から差し込む陽光に淡く輝き、長く流れるトレーンは床にやわらかな影を落としている。スタッフたちはドレスの裾を丁寧に整え、髪を結い上げ、純白のベールをかけた。その美しさに、誰もが思わず手を止めて見入ってしまう。「きれいよ、キャンディ」そっと声をかけたのはアニーだった。「本当に……とってもきれいだわ」パティも目を潤ませながら微笑む。「ありがとう」 キャンディは鏡越しに二人へ穏やかな笑みを返した。「そろそろ参列者席へ行くわね、キャンディ」アニーとパティは顔を見合わせて小さくうなずくと、花嫁に最後の微笑みを残し、静かに控室を後にする。扉が静かに閉まると、部屋には再び穏やかな静けさが戻り、キャンディは鏡の中の自分を見つめながら、小さく息を整えた。鏡の中には、誰もが憧れる花嫁の姿が映っていた。孤児院で育った少女が、アードレー家の若き当主アルバート・アードレーの花嫁となる。ほんの数年前まで、誰一人として想像もしなかった未来だった。ふと、鏡に映る花嫁姿の自分を見つめた瞬間、キャンディの心は時を越えるように、遠い日へと舞い戻っていた。ポニーの丘で、風に吹かれながら野原を駆け回り、青空の下で笑い転げた日々。レイクウッドでは、アンソニーやアーチー、ステアたちと夢中になって季節を追いかけ、毎日が輝く宝石のように胸の中で瞬いていた。あの頃は、明日がどこへ続いているのかなど、誰にも分からなかった。ただ目の前の空を見上げ、笑い、泣き、精いっぱい生きていた。そして、思い出の光の向こうから、ひとつの面影が、春風に運ばれるように静かに浮かび上がる。───テリィ。その名を胸の中でそっと呼んだだけで、忘れたはずのぬくもりが、遠い記憶の彼方からやさしく心を包み込んだ。キャンディは静かに目を閉じた。「もう終わったこと………」何度そう言い聞かせても、その名前だけは心の奥から消えてはくれなかった。届かなかった手紙。すれ違った想い。互いを深く愛しながら、それでも離れるしかなかった運命。そのすべてを胸の奥深くへ静かにしまい込み、今日という日を迎えたのだ。アルバートは、どんな時も答えを急がせることはなかった。苦しい時には黙って寄り添い、悲しい時には何も尋ねず、ただ隣にいてくれた。その揺るがぬ優しさに、何度救われてきたことだろう。だからこそ、この人と歩いていこうと決めたのだ。キャンディは、それが自分にできる、精一杯の誠実さなのだと信じようとしていた。「キャンディスさま」スタッフの声に、キャンディは静かに振り向く。「皆さまがお待ちです」「ええ。」小さく頷くと、キャンディはもう一度だけ鏡の中の自分を見つめた。花嫁の笑顔は、きちんとできている。それでも、胸の奥には誰にも触れられない小さな空白だけが残っていた。そっと胸に手を当てる。「さようなら、テリィ……」囁くようなその言葉は、春の風に溶け、誰の耳にも届くことはなかった。キャンディはゆっくりと歩き出す。花嫁として、新しい人生へ向かうために。教会の鐘は、晴れ渡った空へ祝福の音色を幾重にも響かせていた。春の柔らかな陽光を浴びた白い石造りの教会は色とりどりの花々で飾られ、正門の前には招待客の馬車や自動車が途切れることなく列をなしている。モーニングコートの紳士たちと華やかなドレスをまとった婦人たちは笑顔を交わしながら石段を上り、この日を心から祝福していた。シカゴ中が見守る婚礼だった。ブラックストーン鉱山事故という未曾有の危機を乗り越え、すべてを背負いながら立ち上がった若き当主ウィリアム・アルバート・アードレー。その隣に立つ花嫁は、孤児院で育ちながらも幾度もの苦難を越えてきた看護師、キャンディス・ホワイト・アードレーだった。新聞は、この結婚を「希望の象徴」と書き立て、人々は二人の未来を疑わなかった。そして、この結婚を後押ししたのは、ほかならぬブラックストーン鉱山事故の被害者たちだった。責任から逃げることなく最後まで自分たちに寄り添い続けたアルバートに、「補償が終わるまで結婚式を待つ必要はない」「今こそ幸せになってほしい」という声が相次ぎ、その願いはやがて世論を動かしていく。当初は先送りされるはずだった結婚式は、多くの人々の祝福に背中を押されるように、予定より早く執り行われることになったのである。教会の中では、祭壇の前に立つアルバートが静かに教会の扉を見つめていた。やがて、パイプオルガンが厳かに響き始める。大きな扉がゆっくりと開かれると、純白のウェディングドレスに身を包んだキャンディが、静かな拍手に迎えられながら、一歩、また一歩とバージンロードを歩き始めた。陽の光を受けた純白のベールが淡く揺れ、その姿は、まるで天から舞い降りた花嫁のように美しかった。参列者は誰もが幸福そうな笑みを浮かべている。けれど、その祝福の中で、キャンディの胸の奥だけは静かに揺れていた。今日からは、新しい人生を歩いていく。そう何度も自分に言い聞かせてきたはずなのに、胸の奥の小さな空白だけは、どうしても埋まらなかった。祭壇の前では、アルバートが穏やかな眼差しで彼女を迎えている。その優しさが、かえって胸を締めつける。(これでいいの……?)誰にも聞こえない問いだけが、胸の奥で静かに揺れていた。その時だった。教会の外で、一台の自動車が急停車した。激しくブレーキが軋む音が、鳴り響く鐘の音にかき消される。運転席の男が何かを叫ぶより早く、一人の男が車から飛び降りた。男は長い旅の埃をまとい、革靴には乾いた土がこびりついている。何日も眠っていないように頬は痩せ、少し伸びた栗色の髪は風に乱れていた。それでも、そのブルーグレーの瞳だけは、少しも揺らいではいなかった。彼は教会を見上げる。祝福の鐘は鳴り続けている。その音は、まるで「もう遅い」と告げているようだった。それでも男は立ち止まらない。石段を一段、また一段と駆け上がる。長い旅路も、幾百という夜も、胸に抱え続けた想いも、そのすべてを越えて。ただ一人の女性のもとへ。勢いよく、教会の重い扉へ手をかける。そして────。鐘の音が、止まった。教会にいた誰もが振り返る。開いた扉の向こう。逆光の中に、一人の男が立っていた。旅の疲れを隠しきれない姿でありながら、その目だけはまっすぐにキャンディを見つめている。テリュース・G・グランチェスター。空気が凍りつく。誰も声を発することができなかった。ただ、キャンディの唇だけが、かすかに震える。「……テリィ」その声に導かれるように、テリュースはゆっくりと歩き出した。視線は、一度たりともキャンディから逸れない。純白のドレスに包まれたキャンディ。その向こうには祭壇とアルバート。祝福の花々も、居並ぶ参列者も、今の彼には何一つ見えてはいなかった。ようやくキャンディの数歩手前で立ち止まり、長い沈黙のあと、静かに口を開く。「……迎えに来た」教会中が息を呑む。キャンディの瞳が大きく揺れた。神父は言葉を失い、参列者たちの間にざわめきが広がる。それでもテリュースは、ただ一人、キャンディだけを見つめ続けていた。「どうしても君を忘れられなかった」低く掠れた声だった。「RSCへ行っても、舞台に立っても、何を演じても……」テリュースが自分の胸を拳で打つ。「ずっと、君がここにいた」その一言に、キャンディの瞳から涙があふれ落ちた。彼女は祭壇へ進むことも忘れたように、教会の扉を見つめたまま立ち尽くしている。祭壇の前に立つアルバートは、その姿を静かに見つめていた。もう迷う必要はなかった。彼女の心が、誰を愛し続けてきたのか。その答えは、今、あふれる涙の中にはっきりと示されていた。アルバートは穏やかな表情のまま、ゆっくりとキャンディへ 言った。「キャンディ」その声は、どこまでも穏やかだった。キャンディが涙に濡れた瞳で見上げる。アルバートは悲しいほど優しく微笑んだ。「君が選ぶんだ」静かな声が教会に響く。「行きたいなら、行っていい」その言葉を聞いた瞬間、キャンディの中で張りつめていたものが音を立てて崩れていった。アルバートとなら、穏やかな人生を歩めるだろう。支え合い、寄り添い、誰からも祝福される未来が待っている。けれど、どれほど自分に言い聞かせても、胸の奥にはたった一人の男性が住み続けていた。キャンディは震えながらアルバートを見つめる。「……ごめんなさい」アルバートは小さく首を振った。謝る必要などない。愛する人が幸せになることだけを、自分は願ってきたのだから。テリュースがゆっくりと手を差し出す。あの日と同じように。キャンディは涙に濡れた瞳で、その手を見つめた。長い年月。幾度ものすれ違い。別れ。孤独。そのすべてを越えて、ようやくたどり着いた場所が、今、目の前にある。キャンディは静かにブーケを落とした。純白の花々が、大理石の床へ音もなく散る。そして震える指を伸ばし、そっとテリュースの手を握った。教会中が大きくどよめいた。だが、二人にはもう何も聞こえていなかった。テリュースはキャンディの手をしっかりと握ったまま、一度だけアルバートへ視線を向けた。言葉はない。それでも、その眼差しには深い敬意と感謝が宿っていた。アルバートも静かに頷く。それは敗北ではなかった。愛する人を、本当に帰るべき場所へ送り出したのだから。テリュースはキャンディの手を握ったまま、大扉へ向かって歩き出す。もう、この手を離すことはない。その決意だけが、静かに背中から伝わっていた。大扉が大きく開かれる。春の風が一気に吹き込み、純白のベールを高く舞い上げた。眩しい陽光が二人を包み込み、テリュースとキャンディは手を取り合ったまま、光の中へ歩み出していく。誰一人、引き止めようとはしなかった。ただ静かに、その背中を見送っていた。誰もが心のどこかで悟っていた。これこそが、長い年月を経てようやくたどり着いた、本当の結末なのだと。祭壇の前には、アルバートだけが残されていた。その表情には寂しさがあったが、それ以上に穏やかな安堵が浮かんでいた。愛する人が幸せになることを願う。アルバートのその願いだけは、最後まで変わることはなかった。やがて静寂を破るように、教会の鐘が再び高らかに鳴り響く。それは結婚を告げる鐘ではない。幾度もすれ違い、遠回りを重ね、それでも互いを想い続けた二人の、新たな旅立ちを祝福する鐘だった。白い光の中へ、二人の姿はゆっくりと溶けていく。そして____。みなさまの貴重なお時間の中で、拙い私の物語を読んで下さり、ありがとうございます💕深く深く感謝しています💕ぽつぽつと書いてまいりました二次小説、「永遠のジュリエット」が、あと1話を残すところとなりました。これまで、韓流ドラマにのめり込んで時間が無くなったり、投資に熱中して忙しかったり……とコンスタントにアップできていないにも関わらず、最後まで見捨てることなく、読んで下さり、本当に本当にありがとうございます。深く感謝しています。それはやはり、キャンディキャンディという素晴らしい作品のお名前とストーリーをお借りしていればこそ。キャンディキャンディという物語が出版されたのと同じ時代に生きられたことを幸せに思っています。そして、現実社会とは離れ、楽しく熱く想像と妄想の世界に一緒に旅をしてくださる同志のみなさまと知り合えたことが、私の宝物です。みなさまに愛をこめて。ジゼル
刀能京子 ベルサイユのばら2次創作小説&イラストのお部屋(&デザイナー・アーティスト)
…夜を過ごしたのか⋯漫画では幸せな顔な二人。でも。明…ameblo.jp
ベルばら日記
…たのですが、ベルば原作に描かれている7月11日の出来事についておさらいします まずはベルナールがパリの広場で、武器をとれ 市民諸君!!の演説をする。 衛兵隊員がジャルジェ邸へ侵入(?)7月13日の衛兵隊出動の命令をオスカルに伝える オスカルとアンドレの対話 アンドレの自室でのモノローグ結構濃い目の内容が描かれている一日でしたこのあたりの記事もこれまでがっつり書いてきましたので、さすがに書くことないんじゃないか???と思ってベルばらを開いたら...|ω・)思った以上の書くことがありました^_^;本当は7月14日まで、原作に描かれたその日の出来事について一日一記事の構想を練っていたのですが、書くこと多そうなので、たぶんのんびりスペースになります🐢^_^;さてさて、まずベルナールの演説シーン☆このシーンでも気になったことがいくつかあったのですが、細かいことは書いていられないので^_^;一つだけ書いておきます。わたしが気になったのは、ベルナールが演説しているときに手に掲げている、2本のサーベル⚔さやに入っていないむき出しのサーベルを(危ない)しかも2本!片手で握りしめているベルナールの意図するところがで、なんだろう?と気になったのですが、もしやと思ってベルナールのモデルとなったカミーユ・デムーランのこのシーンの肖像画をネットで探して見てみたら…はい、ドドーん!👇【ウィキペディアより】持ってた(・ω・)ノ(笑)原作者さんはこれを模写して描いただけのようなので、なにゆえ2本のようなツッコミは無用のようです^_^;続けますさてさて、その後のシーンが、夜のジャルジェ邸です🌙オスカルが一人でたそがれながら、パリで市民たちがついに武装を始めたことについて考えています。パリの武装を促した立役者が、オスカルの友人であり、ロザリーの結婚相手である、ベルナール🐎というのがおもしろいシナリオですが、今回はまず、気になったオスカルのこの一言☆これ👇【ベルサイユのばら 電子版 8巻】なぜだか、ジェローデルに呼びかけるオスカル。ジェローデルと言えば、このシーンの少し前にオスカルに求婚して、もう少しで落とせそうなところまでいってましたが(キスもした)いやはや...なんでジェローデル最近ベルばらを読んでいなかったので、必死に脳内検索をかけたところ、思い出した、三部会会場への近衛隊の突入シーン🐎あのシーンって6月下旬なので、オスカルが「見ているか ジェローデル」って言っているシーンの、たった数週間前のお話なのですね。あのとき近衛隊を指揮していたのが、オスカルの後任で近衛連隊長をしているらしいジェローデルで、オスカルが近衛隊を自らの体を盾にして止めたときに、【ベルサイユのばら 電子版 8巻】「あなたのまえで どうして武器も持たぬ者に武力をくわえるひきょう者になれるでしょうか彼らが武器をとる日まで... その日まで待ちましょう」と言ってジェローデルは、近衛隊を撤退させたのでした(ジェローデルも軍務違反)オスカルは、市民が武器を取ったことを考えていたら、数週間前のジェローデルとの対話を思い出した、それだけのことなのでしょうけど、でもオスカルにとってジェローデルってちょっと前に求婚してきた相手で、しかもキスしてるしそんな相手に、「見ているか ジェローデル」って心の中で呼びかけているのが、なんだか不思議ですオスカルとジェローデルの対峙シーンを久しぶりに確認したらまたいろいろと考察したいことが出てきたのですがそれをやっていると先に進まないので^_^;それはまたいつかするとして...先に進めます。さてさて、市民が武器を取ったことについて思いを巡らしているオスカルですが、そのオスカルの元へ、衛兵隊隊員が1名到着します。【ベルサイユのばら 電子版 8巻】植木の間から唐突に現れた隊員|ω・)なんだか、けもの道から野良猫現る的なものを感じますが(笑)一体なにゆえにこんなところから登場この人ジャルジェ邸に不法侵入してきたとか、いろいろ妄想してしまいました(笑)でもきっとあれですね。きっと正式にジェルジェ邸を正面玄関から訪問して、対応した人に、オスカルさまはきっと今、〇〇にいらっしゃいますよ~と言われ、この場所にたどり着いた?いやいや、玄関からこの場所にたどり着いたとしたら、きっとお屋敷の通路を通ってくるハズで、植木の間から登場はしないのでは?とか、いろいろと考えてしまいました^_^;きっとあれです。お屋敷に人に一番の近道を聞いたら、このルートだったのかも。そこをまっすぐ進んで行って!と外を指さされて、その方向を言われるままに進んできたら、こんなことになった...と、ホント、どうでもいいポイントで妄想を展開してしまったわ(笑)続けます☆7月13日の衛兵隊の出動命令について聞かされたオスカルですが、オスカルは一言も発せず、その場を去ります。よく見ると...【ベルサイユのばら 電子版 8巻】報告しに来た衛兵隊員はその場に放置置いてけぼりです(笑)【ベルサイユのばら 電子版 8巻】兵士もオスカルの塩対応にこの表情…(笑)ああ、どうでもいいところに時間を使ってます^_^;その後アンドレを呼ぶオスカルですが、アンドレが登場します🍷【ベルサイユのばら 電子版 8巻】なにか?ってやってきたアンドレ、目に力が入ってませんなんだかオスカルに放置された衛兵隊員の目の感じと似てません?【ベルサイユのばら 電子版 8巻】(笑)オスカルの側で部下として働くと、きっとみんなこんな目になってしまうのかもしれません(ただの妄想です)それにしてもジャルジェ家って広い印象ですが、呼べばやってくるアンドレ、なんだか飼い犬みたい…それまでクールな表情をしていたオスカルが、アンドレを目の前にすると、【ベルサイユのばら 電子版 8巻】少女の顔になってます🌸あーん💦この先も書きたいのですが、アンドレ登場したらいろいろと書きたくなってしまったので一旦ここで打ち切ります続く☆おまけわたしのYouTubeチャンネルSparks of Light Music Welcome to Sparks of Light Music!✨ This channel will post my music videos that combine my baroque-style compositions with beautiful images depicting the noble life in 18th-centur…www.youtube.comBaRock Fantasia Welcome to BaRock Fantasia!✨ This is a sub-channel of the Sparks of Light Music Channel. This channel will post my compositions that blend baroque and modern music, such as roc…www.youtube.com最新作チェンバロ協奏曲 ロマンティックな曲❤ダイナミックな曲お暇な方、お聴きください【コミック】ベルサイユのばら(全14巻)Amazon(アマゾン)7,500〜7,843円ベルサイユのばら 完全版 全9巻セットAmazon(アマゾン)The Rose of Versailles Volume 2 (2)Amazon(アマゾン)The Rose of Versailles Volume 3 (3)Amazon(アマゾン)The Rose of Versailles Volume 4 (4)Amazon(アマゾン)
小説キャンディ♡キャンディファイナルストーリー二次小説【時の彼方で】
四月、ニューヨークは、まだ春の入口に立ったばかりだった。冬の名残をわずかに残した風が街路を吹き抜け、それでも陽射しだけは確かに季節の移ろいを告げている。その日、マンハッタンの一流ホテルでは大規模な催しが開かれていた。全国医療大会と全国看護大会。全米各地から集まった医師や看護婦たちが最新の医療技術や症例について意見を交わし、功労者表彰も行われる年に一度の大きな集まりだった。夕方。長かった式典がようやく終了し、会場から人々が次々とロビーへ流れ出していく。キャンディもそのひとりだった。「お疲れさま、キャンディ」隣を歩くマーチン先生が穏やかに声を掛ける。二人は並んで歩きながらロビーへ向かう。その途中だった。「マーチン先生!」後方から声が飛んできた。振り返ると、先ほどまで会場にいた医師のひとりが近づいてくる。「ああ、これは」名刺交換が始まり、話は思った以上に盛り上がりそうだった。キャンディはそれを見て小さく微笑む。「先生、私は先にロビーで待っていますね」「ああ、すまない」「ごゆっくりどうぞ」軽く頭を下げると、キャンディは人波の中へ歩き出した。広いロビーは人で溢れていた。大会が終わったばかり、各地から集まった参加者たちが帰り支度をしながら談笑している。ホテルマンたちも慌ただしく行き交い、ロビー全体がざわめきに包まれていた。キャンディは大理石の柱の近くまで歩き、そして立ち止まった。大きな窓の外にはニューヨークの街並み、ふと、胸の奥が少しだけ痛む。ニューヨークという街は、どうしても彼を連れてくる。彼の名前を心の中で呼ぶだけで、今でも少しだけ息が苦しくなる。もう会うことはないと思っていた。きっと生涯。どこかで元気にしていてくれたらそれでいい。そう思うようにしていた。だから――。その瞬間だった。ホテル正面の回転扉がゆっくりと回る。外の光が差し込む。何気なくそちらへ視線を向けたキャンディの身体が、不意に止まった。黒いコート、片手にはタキシードを掛けたハンガー、見知らぬ男性の隣には誰かがいる。本来なら気にかけないのに、視線が離れない。なぜだろう。胸がざわつく。鼓動が少しだけ速くなる。男性もまた歩きながら何かを話していた。だが突然、その足が止まる。まるで何かに引き寄せられたように。ゆっくり顔を上げ、視線が重なる。その瞬間、世界から音が消えた。テリィは息を止めた。目の前にいる女性を見つめる。ありえない。そんなはずはない。何度もそう思う。けれど目を逸らすことができなかった。髪は肩までに短くなっていた。少女だった頃より少し大人びている。だが、優しかった瞳は変わらない。忘れられるはずがない。7年間、どれだけ遠ざけようとしても消えなかった人。心の奥底へ閉じ込めたまま、ずっと生きてきた人。キャンディだった。胸が苦しくなる。言葉が出ない。なぜここにいる、どうして。そんな疑問すら浮かばなかった。ただ目の前にいる。それだけだった。キャンディも動けない。夢を見ているのではないかと思った。何度も想像した。もし再び会えたなら。もしどこかで偶然会ったなら。けれど現実になるなど思ったことはない。だから信じられなかった。目の前の男性は以前より大人になっている。顔立ちも精悍になっていた。それでも、あの青灰色の瞳だけは変わらない。忘れられるはずがなかった。周囲では人々が行き交っている。誰かが笑い、誰かが話している。だが二人には何も聞こえなかった。ただ互いだけが見えていた。気づけば、どちらからともなく歩き出していた。一歩。また一歩。人混みの中を進む。誰かに肩がぶつかっても気にならない。ただ引き寄せられるように。7年という歳月を埋めるように。距離が縮まっていく。そして……
…来事の途中あたりか原作では正確な日付は書かれていなくって、その後にオスカルとアンドレが相思相愛になった日付も諸説あるし、(以前検証してみたが、確証は得られなかった)そのあたりのことはふわっとしています🎈オスカルとアンドレが相思相愛になったその日のうちに2人はベルナールに会いに行って、その後に衛兵隊員たちが釈放され、その後にオスカルはアントワネットを訪問その後ジャルジェ将軍がオスカルをアンドレに託すシーンがあって、同時にアンドレは初めて両目とも視力を失う経験をし、オスカルが画のモデルになるために準備に行く途中で人生で初めて血を吐いて、アンドレと廊下でラブラブして💕そして同じ時期スウェーデンにいたフェルゼンは、王妃さまの愛の為に家族を捨ててフランスへ向かいます🐎このあたりの下りは全部、6月末~7月10日あたりの2週間ほどのこと。その後ようやく日時が確定しているナレーションが登場☆それがこれ👇【ベルサイユのばら 電子版 8巻】7月10日までに国王の軍隊がパリへ集結🐎そして国王の軍隊の撤退を国王に願い出たネッケルが国王により大蔵大臣を罷免され、ベルナールの演説が7月11日になります。本日はまだこちらの日付で7月10日☆せっかくなのでオンタイムでこの先を読んでいきたいので、今回はこのあたりの個所について書きます...ということで久しぶりに、衛兵隊員たちが釈放された後にオスカルが王妃さまに会いに言ったシーンから読んでみましたこのあたりのことも以前がっつりと書いているのですが、細かいことはいろいろとまた思うところはありました。...で、今回書きたいと思った箇所が…オスカルとアンドレが廊下でラブラブ💕しているシーンまあこのあたりも以前書いているですが、今回はその中でも特に書きたくなったのが…オスカルとアンドレがキスして、アンドレが去って行った後の、オスカルのモノローグ2人が廊下でがっつりとキスした後、アンドレがあっさりと去って行くのですが^_^;その後ろ姿を見ながらオスカルがアンドレへの想いを大爆発🌋その後のモノローグ☆はい、これです👇【ベルサイユのばら 電子版 8巻】アンドレの何が今のオスカルの心に刺さっているのか、そのあたりのことを語っているオスカルですが、その内容が…🍷 黒ぶどうの髪🍷 黒曜石のぬれてきらめくただひとつの瞳🍷 なつかしい香りと、五感で感じるような感覚な話をしています今回これを読んで初めて気づいたのですが、これにそっくりなこと言っているシーンが…はい、ドドーン!(・ω・)ノ👇【ベルサイユのばら 電子版 5巻】アンドレのオスカルへの大告白劇場このアンドレの語っていた内容がものすごーく感覚的な話をしていたのですが、よく読んでみると、オスカルのアンドレへのときめきポイントとアンドレのオスカルへのときめきポイントが、ものすごくかぶってます^_^; ブロンドの髪が鼻先をかすめて...(髪について言及) 冬のオリオンをうかべる瞳(瞳について言及) 生きたかぐわしい吐息(匂いについて言及)|ω・)めちゃくちゃ内容がかぶってます2人の間には親密な関係性の歴史がありますが、オスカルのモノローグで言われていることはそんなことじゃなくて、もっと本能的なものお互い本能的に惹かれているようです❤そしてもひとつ感じたのが、オスカルは、「こんなにも思いのたけをこめて人を恋する日がこようとは…」って言ってますけど、オスカルがこのとき流している涙はいろいろな意味があるんでしょうけど、その中の一つに、人を恋するという人間の基本的な感情を初めて制限なく自分で受け入れて味わうことが出来ている、そんな幸せの涙なのかも💕と大妄想このシーンの数年前までオスカルは、長年のフェルゼンへの片思いに苦しんでいましたが、確かに、実ることのない恋💔と言った点で苦しかったと思うのですが、それ以上に、好き❤という気持ちを相手に伝えられないそれ以前に、その気持ちを簡単には自分で認めることも受け入れることもできないそんな苦しみの中にオスカルはいたんじゃないかと思います以前のオスカルのモノローグ👇【ベルサイユのばら 電子版 6巻】「堪えることしかゆるされなかったはじめての恋」オスカルの場合、恋するフェルゼンに思い人がいるそれだけじゃなくて、オスカルは軍人として生きていて、フェルゼンはオスカルのことを女性だと認識していますが、関係性は男友達的な感じです。それまでのフェルゼンとの親密な関係を崩さないためにもフェルゼンへの想いを彼に伝えるわけにもいかないし、自分の彼への気持ちを自分で認めてしまったら、自分が苦しくなってしまうだけ...だから一人で必死にフェルゼンへの気持ちを封印しようとして生きて来たんじゃないかと今回妄想してみたのですが、うーん...それは苦しいですね…でもオスカルはアンドレへの恋心はこのシーンで心の底から自分で受け入れて認めてます🌸自分の心の奥の気持ちと頭で考えていることが一致している世界🌸それってものすごく幸せなことなのかもこの構図ってアンドレも一緒で、アンドレも身分違いの恋ゆえに自分のオスカルへの想いはオスカルに告げることはできなかったと想像できます。でもアンドレの場合は、自分の気持ちは自分でしっかりと受け入れて自分の中では大切にしていたみたいですけどね。相手への恋心を自分の中で封印し、その想いを否定するあまり苦しんでいるのって、きっとこのシーンのあたりでは、あの人が一番つらかったのかも…あの人👇【ベルサイユのばら 電子版 8巻】はい、アントワネットですアントワネットはオスカルと対面したときに、今自分が生きているのは、愛する子どもたちと女王としての誇りと廷臣たちのため(ん? 夫のルイ16世は?)と、王妃の模範解答的な答えをしていたのですが、それをオスカルがいきなり食い下がって【ベルサイユのばら 電子版 8巻】アントワネットはオスカルに対して自分の本心を絞り出すように語り出します以前このあたりを読んでいて、オスカルがいきなり真っ青になって食い下がってるのを見て、💦と、わけわからなかったのですが、きっとオスカルは、王妃さまがフェルゼンのことを深いレベルで愛しているのにその想いを隠そうとしている、いや隠そうとしているどころか自分で自分の気持ちに蓋をしてやり過ごそうとしている姿に、それまでの自分の姿や自分の心の苦しみをダブらせて、いてもたってもいられなかったのかもと妄想してみました。このシーンの冒頭ではオスカルとアントワネットは女王と廷臣の関係性で、【ベルサイユのばら 電子版 8巻】上下関係がしっかり描かれていましたが、その後の2人の姿は...【ベルサイユのばら 電子版 8巻】なんだか対等です🌸オスカルがアントワネットのことを対等な立ち位置で支えているような構図です。アントワネットは王妃👑で国王の妃で、この時点では王妃としての力も失いつつあって、フェルゼンに愛しているから自分の側に来てほしいって言えないらしい...アントワネットはフェルゼンへの想いを一人で胸に秘めて、でも一人で胸に秘めるのってきっと苦し過ぎて、それでフェルゼンのことは自分の頭から消し去ろうと必死に戦っていて、似たような状況を経験したことあるオスカルがそのことを感づいて、それでこんなに必死な形相でアントワネットに食い下がったのかもしれないわと、妄想が広がってしまいました尋常でない食い下がりを見せるオスカル👇【ベルサイユのばら 電子版 8巻】おびえる王妃さま(笑)アントワネットもまさかそのポイントでオスカルが食い下がって来るとは夢にも思っていなっかのでは?と思います^_^;みんな愛に苦しんでいる…そういえばTVアニメのベルばらは、そのあたりのテーマをしっかりとらえていたような描かれ方だったかも(・ω・)ノと、なぜだかアニばら🌹を思い出すわたしオスカルとアンドレは結ばれてすぐにこの世を去ってしまい、相思相愛になった時間の短さで言ったら悲劇の恋の物語💔にも見えるかもしれませんが、でも最後にはオスカルもアンドレも自分の愛する人への想いを自分の中でしっかりと認められて、そしてその愛を相手に表現できて、それも言葉だけじゃなくて、大人な見方をすると、体で表現することもできて❤あの旧体制の世界の中での身分違いの恋愛としては、最高の結末を迎えたと言っても過言ではないのかもいやはや...いろいろと考えさせられます、ベルばらは......と、久しぶりにオスカルの恋愛について大妄想してみましたが、ふ~…フランス革命記念日へのカウントダウンですねおまけわたしのYouTubeチャンネルSparks of Light Music Welcome to Sparks of Light Music!✨ This channel will post my music videos that combine my baroque-style compositions with beautiful images depicting the noble life in 18th-centur…www.youtube.comBaRock Fantasia Welcome to BaRock Fantasia!✨ This is a sub-channel of the Sparks of Light Music Channel. This channel will post my compositions that blend baroque and modern music, such as roc…www.youtube.com最新作『時代を超えて』編曲バージョン👇ピアノ交響曲🎹👇お暇な方、お聴きください【コミック】ベルサイユのばら(全14巻)Amazon(アマゾン)7,500〜7,843円ベルサイユのばら 完全版 全9巻セットAmazon(アマゾン)The Rose of Versailles Volume 1Amazon(アマゾン)The Rose of Versailles Volume 2 (2)Amazon(アマゾン)The Rose of Versailles Volume 3 (3)Amazon(アマゾン)The Rose of Versailles Volume 4 (4)Amazon(アマゾン)
あと一歩で手が届く場所まで来たところで、二人は立ち止まった。驚きに満ちた瞳。信じたいのに信じきれない表情。まるで幻を見ているようだった。先に口を開いたのはテリィだった。震えるほど小さな声だった。「……キャンディ?」その呼び方だけで十分だった。7年という歳月が、一瞬で消える。キャンディの唇がわずかに震える。そして。「……テリィなの?」声になった瞬間、胸の奥で何かがほどけた。間違いではなかった。幻でもなかった。目の前にいるのは。確かに。あの日、雪の夜に別れた人だった。二人はしばらく何も言えなかった。ただ見つめ合う。笑えばいいのか。泣けばいいのか。何を話せばいいのか。何ひとつわからない。けれど。互いの顔を見た瞬間に浮かんだのは、あまりにも複雑で、あまりにも懐かしい笑顔だった。まるで長い夢から覚めたばかりのように。そして二人は、ようやく同じ時間の中へ戻ってきたのだった。二人はしばらく、その場から動けなかった。積み重なった時間はあまりにも長い。雪の降る日に別れてから今日まで、互いに別々の人生を歩いてきた。それなのに今、目の前にいる。夢でも幻でもなく、その事実だけで胸がいっぱいになり、言葉が続かなかった。不意に、背後から声が飛んだ。「テリュース、知り合いか?」テリィははっと我に返った。隣には壮行会へ同行してきたマネージャーが立っている。マネージャーは不思議そうに二人を見比べていた。「あ……ああ」テリィは慌てて答える。「すみません。先に行っててください。すぐ行きますから」「わかった」マネージャーはそれ以上何も聞かなかった。手にしていたタキシードを持ったまま、人混みの向こうへ消えていく。再び二人だけになる。だが、今度は余計に言葉が出なかった。何を話せばいいのかわからない。元気だったか。久しぶりだな。そんな言葉では足りない。会いたかった。そう言うには、あまりにも多くのものを抱えすぎていた。胸の中に言葉だけが溢れているのに、一つも口から出てこない。そして結局、最初に出てきた言葉は、あまりにも唐突だった。「喫茶室で待ってて」「え?」キャンディが瞬きをする。「すぐ行くから」それだけ言うと、テリィは踵を返した。「ちょ、ちょっと待って――」キャンディが呼び止める間もなかった。テリィはそのまま人混みの中へ走って行った。キャンディは呆気に取られたまま、その背中を見送った。「なによ、それ……」思わず苦笑が漏れる。戸惑いながらも、キャンディは言われた通り喫茶室へ向かうことにした。その途中、「ああ、キャンディ」聞き慣れた声がした。振り向くとマーチン先生だった。「まだこちらの先生方と話がありそうなんだ。先にホテルへ戻っていてもいいんだがね」「わかりました。ではホテルで」軽く会釈を交わし、キャンディは再び歩き出した。
喫茶室はロビーの一角にあった。大きな窓から春の日差しが差し込み、落ち着いた音楽が流れている。キャンディは窓際の席へ座った。だが落ち着かなかった。心臓がずっと早鐘を打っている。本当にテリィだった。思い出さないようにしても思い出してしまう名前。もう会えないと思っていた人。その人が今、このホテルのどこかにいる。そう思うだけで胸が苦しくなる。やがて、喫茶室の入口が勢いよく開いた。ホテルスタッフの「いらっしゃいませ」という声を振り切るように、一人の男が飛び込んでくる。息を切らしながら辺りを見回し、すぐにキャンディを見つけた。そして真っ直ぐ駆け寄ってくる。タキシードジャケットとネクタイを手に持ち、白いシャツ姿のテリィは、どう見ても落ち着いている人間には見えなかった。「ごめん、遅くなった」肩で息をしながら言う。キャンディは思わず笑顔になる。「ううん。そんなことないわ」そして少し首を傾げる。「でも……何かこのあと用事があるんじゃないの?」「ああ」テリィは短く頷いた。「今夜は俺の壮行会なんだ」壮行会。その言葉だけで十分だった。キャンディはすぐに理解する。新聞で見た記事、ブロードウェイから選ばれた俳優、シェイクスピア記念劇場……テリィが夢を叶えようとしていることを。「そうなのね」自然と微笑みが浮かぶ。「おめでとう」テリィは少し照れたように視線を逸らした。「ありがとう」そして小さく息を吐く。「それにしても……まさかこんなところで会うとは」「それは私も同じよ」二人は顔を見合わせる。まだ信じられない。再会した実感が追いついていなかった。「でも、なぜニューヨークに?」テリィが尋ねる。「全国医療大会というのがあって」キャンディは答えた。「私たち診療所が表彰されたの」テリィの目が大きくなる。「すごいじゃないか」「そんなことないわ」「いや、すごい」今度は本気だった。心からそう思った。キャンディは昔から誰かのために走り続ける人だった。その努力が評価されたのなら、それほどうれしいことはない。けれど、そこでまた会話が途切れる。沈黙が落ちる。話したいことは山ほどある。それなのに、何から話していいのかわからない。7年という時間は、それほど長かった。その時だった。「ああ、キャンディ」マーチン先生が姿を見せた。「まだいたのかね」そして向かいに座るテリィを見て首を傾げる。「……こちらの方は?」「あ、先生」キャンディが慌てて立ち上がると、テリィも倣って立つ。「学院時代の友人です」「そうかね」マーチン先生は穏やかに微笑む。「まさかこんな場所で再会するとは思いもよりませんでした」穏やかにテリィが答えるとキャンディはテリィへ向き直る。「覚えてる? 私がシカゴで働いていた診療所のマーチン先生」テリィは一瞬考え込んだ。「シカゴの診療所で?……」そして記憶が繋がる。「ああ……」あの頃、キャンディが手紙に書いていた。そう思い出し始めたとき、喫茶室の入口から大きな声が飛んできた。「テリュース!」マネージャーだった。顔には明らかな焦りが浮かんでいる。「こんなところにいたのか?! もう間に合わなくなるぞ!」その瞬間、テリィの中で何かが決まった。今ここで別れたら、また会えなくなるかもしれない。7年前と同じように。そんな考えが脳裏をよぎる。だから彼はほとんど反射的に口を開いた。「キャンディ、いつ帰る?」「え?」「いつだ」「明日の午後だけど……」「じゃあ明日12時」間髪入れずに続ける。「ホテルに迎えに行く」「ちょ、ちょっと待って」キャンディは戸惑う。「それって――」「どこのホテルだ?」「え?」「どこのホテル?」勢いに押される。考える暇を与えないほどの早口だった。「コモンドホテルだけど……」「わかった」即答だった。「ホテルを出たところで待ってる」「テリィ!」キャンディは思わず声を上げる。だが本人はまるで聞いていない。いや、聞いていても止まらなかったのだろう。ようやく繋がった糸を、二度と離したくないと言わんばかりに。その様子を見ていたマーチン先生が穏やかに笑った。「まあ、久しぶりに会った友人ならいいじゃなかろうか」そう言ってキャンディを見る。「汽車の時間まで積もる話でもしてきなさい」先生の目には、若い頃の旧友と偶然再会しただけに映っているらしい。それが幸いだった。キャンディは返事をしながらも、胸の奥が妙に温かくなっていることに気づいていた。半ば押し切られ、考える暇もなかった。けれど、本当は。自分ももう少し話したかったのだ。長い間ずっと会えなかった人と。明日、もう一度会える。その約束が胸の奥で静かに灯り始めていた。そしてテリィは何度も振り返りながら、マネージャーの後をついていった。まるで再び離れ離れになることを恐れるように。
テリュース・グレアムのプリンシパル任命の知らせは、RSCの壁の内側に留まらなかった。ロンドンの劇場街でその名が囁かれた翌朝には、新聞社の編集室で見出しとなり、午後には社交界の茶会で扇の陰で語られ、夜には貴族たちの晩餐の席で口にされていた。テリュース・グレアム。RSC新プリンシパル。その名は、乾いた絹へ火が移るように、静かに、けれど止めようもなく、ロンドンの上流社会へ広がっていった。かつてブロードウェイの舞台で名を馳せ、RSCの舞台に立ち、ついにはプリンシパルの座へ上りつめたという噂は、それだけで一編の戯曲のようだった。しかも彼は、ただの俳優ではないらしかった。長いあいだ家名の外に置かれていたグランチェスター家の血を引く人物ではないか、そんな噂が、いつしか社交界でもっとも魅力的な話題の一つとなっていた。その真偽を知る者はほとんどいなかったが、だからこそ人々は想像をふくらませ、その劇的な響きに心を奪われていた。そんな中、その熱を受けるようにして、国王主催による、RSC新プリンシパル就任を祝う晩餐会が開かれることになった。会場は、代々王家の公式晩餐会や外国賓客の接遇に用いられてきた、由緒ある宮殿の大広間だった。馬車が次々と正面玄関へ横づけされ、磨き上げられた青銅の扉の前で従僕たちが客を迎えるたび、春の夜風とともに絹の衣擦れや香水の香りが流れ込み、宮殿の内側に灯る無数の明かりは、外のロンドンとはまるで異なる世界を映し出しているようだった。広間へ一歩足を踏み入れれば、高い天井から幾重にも枝を広げたシャンデリアが眩い光を降り注ぎ、壁には歴代国王の肖像画が重厚な額縁に収められ、深紅の絨毯は幾世代もの歳月を吸い込んだような気品ある艶をたたえていた。集まっていたのは、王族、貴族、閣僚、RSC理事、劇場関係者、著名な批評家、そして王立劇団を支える俳優たちだった。その中で、アーサー・ベネットだけは、広間へ入った瞬間から露骨に機嫌が悪かった。「俺は場違いだ」低く吐き捨てるように言うと、隣に立つローレンスが、グラスの縁へ指を添えたまま、表情一つ変えずに答えた。「そんなことは分かっている」「なら連れてくるなよ」「仕方ない。必要だからだ」「ずいぶん勝手だな」「今さらだろう。しばらくおとなしく我慢しろ」アーサーは顔をしかめ、燕尾服の内ポケットから煙草を取り出しかけたが、近くを通った侍従の視線に気づき、舌打ちして再びしまい込んだ。「王宮は煙草一本吸えねぇのか」「少なくとも、この広間ではな」「肩が凝る場所だな」「馬子にも衣装だ。お前には珍しく正装が似合ってる」「褒めても何も出ねぇぞ」そのやり取りを聞いていた若い俳優たちが笑いをこらえ、ローレンスは何事もなかったように視線を広間へ戻した。少し離れた場所では、ジュリアンがすでに数人の夫人や令嬢に囲まれていた。今夜の彼もまた、国王主催の晩餐会にふさわしく、黒の燕尾服に白いピケのベストと蝶ネクタイを端正に着こなし、その柔らかな金髪は後ろへ美しく整えられている。穏やかな微笑みを浮かべ、相手の話を受け止める間合いも、言葉を返す声音も、すべてが洗練されていた。「ジュリアン様、先日の舞台は本当に素晴らしゅうございました」「次の公演も、必ず拝見いたしますわ」「舞台では近寄り難い方かと思っておりましたけれど、お話しすると、とてもお優しいのですね」ジュリアンは穏やかに笑い、軽く一礼した。「それは光栄です。舞台の上では、たいてい誰かを裏切るか、嘆くか、死ぬかしておりますから、今夜くらいは無害でいようと思いまして」「まぁ、ジュリアン様」「楽しい方ね」夫人たちは楽しそうに笑い、令嬢たちも思わず扇で口元を隠した。その輪は、華やかな笑い声に包まれていた。だが、そのジュリアンでさえ、不意に人々の視線が自分の背後へ流れていくのに気づく。一つ、また一つと会話が途切れ、扇を動かしていた手が止まり、広間に満ちていた笑い声が、潮が引くように静まっていった。誰かが、息をのむように小さく囁く。「……テリュース様ですわ」その名が落ちた瞬間、広間の空気は、目に見えない力に導かれるように、一斉に宮殿の大扉へと向かった。そこへ姿を現したのは、黒の燕尾服に純白のピケベストと蝶ネクタイを合わせた、正式なホワイトタイ姿のテリュースだった。寸分の隙もなく仕立てられた黒の燕尾服は、彼の長身をいっそう端正に見せ、胸元の白だけがシャンデリアの光を受けて静かに浮かび上がっている。一歩、歩みを進めるたび、その優雅な立ち姿は宮殿の輝きさえ従えるようで、人々は思わず息をのみ、誰もが無意識のうちにその姿を追っていた。グランチェスター公爵家との繋がりを囁く噂を耳にしていた者は、その横顔に古い名門の面影を探そうとし、まだ彼の舞台も、その過去も知らない令嬢たちは、ただ息をひそめ、その姿から目を離せずにいた。「まあ……なんて素敵な方……」一人の令嬢が、思わず扇の陰で声を漏らす。隣の夫人は穏やかに微笑んだ。「ええ。今夜の主役ですもの」そう言いながら、その夫人自身の視線もまた、テリュースから離れようとはしなかった。テリュースは静かに歩みを進める。やがて、次々と差し出される手。穏やかな微笑み。惜しみなく送られる称賛の言葉。人々は一人、また一人と彼へ歩み寄り、気づけばその周囲には幾重もの輪が生まれていた。貴族も、新聞記者も、劇場関係者も、若い俳優たちも、誰もがほんの少しでも近くで言葉を交わしたいと願い、その姿を追う。広間を行き交っていた人の流れは、いつしか一人の男を中心にゆるやかな渦を描き始めていた。それでも、人波がどれほど膨らもうと、テリュースの歩調だけは終始変わらない。静かに前へ進み、そのたびに人々は自然と道を開ける。だが彼が通り過ぎても、その場を離れる者はほとんどなく、後に続き、広間の中央には大きな輪がゆっくりと形づくられていった。「見事なものだ」「あの若さでRSCのプリンシパルとは」「『ハムレット』以来、彼の舞台を何度も観てきたが、あれほど人を惹きつける役者は見たことがない」「あの名門、グランチェスター家のご子息だという噂もある」「本当なのか?」「さあ。真実を知る者はいない」囁きは幾重にも重なり合い、波紋のように広間を巡って、やがてテリュースの耳にも届いていた。それでも彼は、その一つひとつに振り向くことはない。近づいてくる貴族には端正に一礼し、夫人たちには穏やかな微笑みを返し、紹介を受ければ簡潔で誠実な言葉を交わしていく。その所作には一分の隙もなく、誰もが心地よく感じる距離を自然に保っていた。しかし、その微笑みには、舞台の上で自由に生きる役者の輝きとはどこか異なる、静かに感情を包み込んだような抑制が宿っていた。その様子を少し離れた場所から眺めていたアーサーだけが、小さく鼻を鳴らす。「……相変わらず大変そうだな」隣に立つローレンスが視線だけを向けた。「何がだ?」「テリュースだ。笑顔は完璧だが……」アーサーは、令嬢へ礼儀正しく微笑むテリュースを見つめたまま肩をすくめた。「でも、目が笑ってねぇ」ローレンスは、もう一度テリュースへ視線を向けた。夫人へ穏やかに頷き、令嬢の言葉へ絶妙な間で応じ、その場にいる誰もが心地よく過ごせるよう自然に気を配っている姿は、遠目には王宮の空気にもよく馴染む若い紳士にしか見えない。だが、舞台の仲間にはわかっていた。ローレンスはグラスを持ち替え、小さく息をつく。「……まぁ、これも仕事だからな」「そんなこたぁ、分かってる」アーサーは苦笑しながら肩をすくめた。「あれは、テリュース・グレアムの、まさに『社交界』って芝居だな」ローレンスの口元に、ごくわずかな笑みが浮かぶ。「今夜の客席は、RSCの舞台より手強いぞ」「違いねぇ」 アーサーが低く笑うと、その声は楽団の演奏へ溶けていった。その頃、広間では、テリュースのもとへ声をかけようとする人々が、自然と一つの列を作り始めていた。紹介を求める貴族。言葉を交わしたい劇場関係者。娘をそっと前へ導く夫人たち。誰も急ぐことはない。それでも少しでも早く彼と言葉を交わしたいという思いだけは、誰も隠そうとはしなかった。「テリュース様、お目にかかれて光栄です」「『ハムレット』は忘れられませんわ」「次回作も楽しみにしております」テリュースは一人ひとりへ丁寧に一礼し、穏やかな微笑みを崩さない。「ありがとうございます」「そう言っていただけることが、何よりの励みになります」「今後とも、よろしくお願いいたします」老貴族にも、若い令嬢にも、劇場支配人にも、その声音も眼差しも少しも変わることはなかった。礼節を尽くしながらも媚びることはなく、必要以上に踏み込まず、それでいて相手に冷たさを感じさせない。その絶妙な距離感が、かえって人々を惹きつけ、彼と言葉を交わした者は誰もが、自分だけは特別に誠意を向けられたような不思議な満足を胸に、その場を離れていった。夫人たちは娘を紹介する機会をうかがい、若い令嬢たちは一言でも言葉を交わせたことを頬を染めながら喜び、劇場関係者たちは、これほど社交界にも自然に溶け込めることへ感心していた。テリュースに、次から次へと差し出される祝福の言葉。絶えることのない紹介。その様子をしばらく黙って眺めていたジュリアンは、小さく目を細めた。舞台の上なら、どれほど大きな拍手を受けても、幕が下りれば役は終わる。だが社交界には幕がない。微笑みを絶やすことも、立ち止まることも許されず、人々の期待へ応え続けなければならない。テリュースは今、その終わりのない舞台の中央に立っていた。ローレンスとアーサーの近くにやって来たジュリアンは、グラスを口元へ運び、小さく笑う。「舞台の上のほうが、よほど楽だ」「だろうな。あんな会話、無理だ。俺なら10分で逃げ出してる」「10分も持つか」ローレンスが淡々と言う。「せいぜい3分だろう」アーサーは肩をすくめて吹き出した 。「……ったく、ひでぇな。でも、当たってる」三人の笑いは、楽団の奏でる優雅な旋律へ静かに溶けていった。――その瞬間だった。広間の空気が、わずかに変わった。それに呼応するように楽団は演奏の音量を落とし、華やかな談笑は、潮が引くようにゆるやかに静まっていった。それまでテリュースへ向けられていた人々の視線も、何かに導かれるように広間の奥へと集まり始める。誰もが自然と息を潜めた。重厚な扉が、音もなく左右へ開かれる。そこへ姿を現したのは、アレクサンドラ王太后だった。本来、この祝宴に王太后が姿を見せることは、誰一人予想していなかった。RSC新プリンシパル就任を祝うこの晩餐会は、王立劇団の最高後援者である国王が王室を代表して催した公式の祝宴であり、列席者の誰もが、王太后が臨席されるとは思ってもいなかったのである。だからこそ、その優雅な姿が広間へ現れた瞬間、祝宴を包んでいた華やかな空気は、目には見えない波紋が静かに広がるように、一変した。深い紺青のベルベットで仕立てられた正礼装は、歩みを進めるたびに気品ある光沢をたたえ、胸元を飾る幾連もの真珠は、華やかさを競うためではなく、長い歳月を王家とともに歩み続けた者だけがまとうことのできる威厳そのもののように輝いている。侍従たちが一斉に頭を垂れ、人々もそれにならって静かに一礼する。先ほどまで響いていた笑い声はいつしか跡形もなく消え、広間に流れるのは、ドレスの裾が絨毯を優雅に滑る衣擦れの音と、楽団が奏でる弦の旋律だけだった。王太后は穏やかな微笑みを絶やさぬまま、ゆっくりと広間を見渡していく。王族。名門貴族。劇場関係者。その誰にも足を止めることなく、王太后はまっすぐテリュースへ向かっていた。人々は命じられるまでもなく左右へ分かれ、一筋の道が静かに開かれていく。ブルーグレーの瞳と、王太后の眼差しが、シャンデリアの光の下で静かに交差した。互いの表情は少しも変わらない。それなのに、その一瞬だけで広間を満たしていた空気は、張りつめた弦のようにぴんと研ぎ澄まされ、人々は息をすることさえ忘れたように二人を見つめていた。ジュリアンは無意識にグラスを握る手へわずかに力を込め、その隣では、アーサーも先ほどまで浮かべていた笑みを静かに消していた。ローレンスだけは最後まで表情を変えなかった。ただ静かな眼差しで、王太后とテリュース、その二人の間に流れる目には見えない緊張を、じっと見つめ続けている。やがて王太后は、テリュースの前でゆるやかに歩みを止めた。幾重にも連なるシャンデリアが黄金色の光を降り注ぎ、その輝きの中心には、王家の威厳を纏う王太后と、漆黒の燕尾服を優雅に着こなしたテリュースの姿だけが浮かび上がっていた。誰も口を開かない。王太后はゆるやかに微笑み、その気品ある唇を静かに開いた。「見事な一年でしたね、テリュース」決して広間中へ響き渡るような大きな声ではないが、それでも、その澄みきった声音は不思議なほどよく通り、静まり返った空気を滑るように広間の隅々まで届いていく。テリュースは優雅に一歩進み、深く一礼した。「光栄です、殿下」顔を上げたブルーグレーの瞳には、揺らぎも気負いもなかった。その落ち着いた佇まいは、まるでこの華やかな宮殿こそ、生まれたときから自分の居場所であったかのような気品に満ちている。王太后は満足そうに微笑み、まるで一幅の肖像画を鑑賞するかのように、ゆっくりとテリュースを見つめる。「舞台の評判は、わたくしの耳にも届いております。『ハムレット』はもちろん、その後の公演も実に見事だったとか」「恐れ入ります」その簡潔な受け答えには少しの乱れも気負いもなく、王太后を前にしてなお揺るがぬ品格が静かににじみ出ていた。その姿を目の当たりにした貴族たちは、互いにそっと視線を交わし、胸の内で同じ思いを抱く。なるほど。これほどだからこそ、国王陛下自ら祝宴へ招かれたのか。やはり、グランチェスター公爵家の血を引くという噂は、ただの噂ではないのかもしれない。さざ波のようなざわめきが、広間のあちらこちらで静かに広がっていく。王太后はその空気さえも楽しむように微笑み、ゆるやかに頷いた。「RSCの新しいプリンシパルとして、これ以上ない船出ですね」「身に余る評価です」「謙遜することはありません」王太后は微笑みを崩さぬまま、あと半歩だけ距離を縮めた。「ですが、この成功は、劇団だけの喜びではありません」その言葉に、近くで聞いていた数人の貴族がわずかに表情を引き締める。王太后はゆっくりと続けた。「長い年月、表へ出ることのなかったグランチェスター家の血筋が、これほど多くの人々から祝福を受ける日が来るとは思いませんでした」その一言に、広間の空気がざわりと揺れた。先ほどまで人々が扇の陰や杯の向こうで囁いていた噂を、王太后自らが口にしたのである。――それでは、グランチェスター公爵家の血を引くという話は、やはり真実なのか?誰ひとり口にはしない。しかし、その場にいる誰もが同じ思いを胸に抱いていた。劇場関係者たちもまた息を詰め、王太后とテリュースの静かな応酬を固唾をのんで見守っていた。王太后はなおも穏やかな微笑みを崩さぬまま、ゆっくりと口を開いた。「あなたが舞台を愛していることは、よく分かっています」その声音はやわらかかった。だが、そのやわらかさは、相手に逃げ道を与えるためのものではなく、むしろ逃げ場を狭めていくためのものだった。「ですが、人には、愛するものや大切なものとは別に、背負わねばならないものもあります。望むと望まざるとに関わらず、それが名門に生まれた者の宿命なのです」王太后が語っているのは、もはやただの祝辞ではなかった。テリュース・グレアムという一人の俳優に向けられた言葉ではなく、グランチェスター家の血を引く者としての務めを、彼に静かに説いているのだ。テリュースは、すぐには答えなかった。王太后の視線を静かに受け止め、礼を失わぬ静かな声で口を開いた。「殿下のお言葉は、ありがたく承ります」その声は落ち着いていた。「ですが、私がこれまで背負ってきたテリュース・グレアムという名は、家に与えられたものではなく、観客の前で、失敗と喝采の中から得たものです」広間の空気が、わずかに張りつめる。テリュースは、王太后から目を逸らさなかった。「務めを軽んじるつもりはございません。けれど、私にとって務めとは、誰かの血筋を証明することではなく、舞台の上でシェイクスピアを生かすことです」王太后の瞳の奥に、かすかな冷たさが差した。「それが、あなたの答えですか?」「はい」テリュースは静かに答えた。「少なくとも、今夜ここで、私が差し出せる唯一の答えです」 長い沈黙が流れた。 その沈黙は、拒絶を受けた者の怒りというよりも、次にどの一手を打つべきかをすでに知っている者の、冷静な間合いに似ていた。王太后は、やがてごくゆるやかに頷いた。「あなたらしい答えですね」その声には責める響きはなかった。むしろ、才能を認める者だけが持つ静かな慈愛さえ滲んでいた。 「ですが、あなたは俳優である前に、グランチェスター公爵家の者なのです」テリュースは黙って耳を傾けていた。「あなたほどの人物であれば、そのことも、理解しなければなりません」そして王太后は、ごく自然な口調で続けた。「実は、以前から考えていたことがあります。わたくしの姪は、聡明で、教養もあり、幼い頃から王家の一員として相応しい教育を受けてまいりました」テリュースは何も言わない。王太后は穏やかな微笑みを崩さぬまま続けた。「家柄も申し分なく、あなたの良き伴侶となるでしょう」その言葉が広間へ落ちた瞬間、談笑の余韻は完全に消え去った。 それは勧めではなかった。断るという未来が、最初から存在しないかのような響きを帯びていた。ジュリアンはゆっくりと息を吐き、グラスを握る指先へわずかに力を込める。アーサーは眉をひそめ、小さく舌打ちした。ローレンスだけは視線を逸らさず、静かに二人を見つめ続けている。テリュースはしばらく言葉を発しなかった。その沈黙に、広間の人々は息を詰める。もしここで断れば、それは王太后の面前で、王家に近い縁談を退けることになる。だが受け入れれば、彼は舞台の上で築いた名も、自由も、誰にも明かさず胸の奥に抱いてきた思いも、すべて別の形へ塗り替えられてしまう。王太后は、静かに微笑んだまま、さらに一歩、逃げ道を塞ぐように言葉を重ねた。「返事を聞かせてもらえますね、テリュース」広間の空気が凍りついた。テリュースは王太后の瞳をまっすぐ見つめたまま、ゆっくりと唇を開こうとした。その時だった。 「――それはならぬ」低く、よく通る声が広間の奥から静かに響いた。決して大きな声ではなかった。それでも、その一言が落ちた瞬間、その場はしんと静まり返った。国王だった。濃紺の正礼装に身を包み、胸には王家の勲章が静かに輝いている。その姿が近づくと、侍従たちは無言のまま人の流れを整え、列席者たちは頭を垂れながら静かに左右へ退いた。その歩みには少しの迷いもなく、広間の中央へ進むだけで、人々は王の意思を悟っていた。王は王太后の前で歩みを止める。「母上」「陛下」王太后は優雅に一礼した。その微笑みは崩れない。「これは、グランチェスター家にも王家にも望ましい話かと思います」王は静かに首を振った。「余は、そうは思わぬ」穏やかな口調だったが、その返答には迷いがなかった。王はゆっくりと王太后を見つめた。「母上は、一つ思い違いをしておられる」その言葉に、王太后の微笑みが、ごくわずかに止まった。王は静かにテリュースへ視線を向ける。「この者は、もはや一公爵家の跡継ぎとして語られるだけの存在ではない」人々の視線が、一斉にテリュースへ集まる。「彼は、RSCのプリンシパルだ」その一言には、王の確信があった。「王冠は王家の象徴であり、シェイクスピアは、この国の魂そのものだ。その言葉を舞台の上で未来へ渡す者を、家同士の縁談に用いることを、余は許さぬ」広間の空気が静かに張りつめる。王太后はなおも微笑みを保ったまま口を開いた。「ですが陛下。グランチェスター公爵家の血を軽んじることは、王家の権威を軽んじることにも繋がります」「軽んじてはおらぬ」王は即座に応じた。「だからこそ、グランチェスター公爵家、その名を守る」そう言うと、王はテリュースの前まで歩み寄った。ブルーグレーの瞳が、静かに王を見つめ返した。「テリュース・グレアム」広間には、衣擦れ一つ聞こえない。「そなたは、その名で舞台へ立ち、その名で人々の拍手を受け、その名でプリンシパルとなった。だが、今夜より、その名は新たな重みを持つ」王は、居並ぶ列席者をゆっくりと見渡した。「ここに宣言する」その声には、王としての揺るぎない威厳が宿っていた。「そなたは、今夜この瞬間から、テリュース・グレアム・グランチェスターとして、この国に立つのだ」広間のあちこちから、息を呑む気配が広がった。噂でしかなかった名が、いま王の言葉によって公のものとなったのである。王は静かに続ける。「グランチェスターの名を背負え。だが、その名に縛られることはない。グランチェスター家は、もはや一公爵家ではなく、この国の文化を支える家として存続させる」テリュースの胸に、あの日の父の声がよみがえる。――その座へ立てば、王太后ですら、お前を思うままにはできない。その言葉が、ようやく現実の姿を持った。「プリンシパルとして舞台へ立ち続けよ。英国演劇の未来を、その手で支えてほしい」テリュースは深く頭を下げる。「……身に余るお言葉です、陛下」王は静かに頷いた。そして王太后へ向き直る。「母上」その呼びかけは穏やかだった。「この件について、この者へ、これ以上の干渉は認めません」王太后は黙って王を見つめている。「たとえ母上であっても」長い沈黙が流れた。やがて王太后は、ごく静かに頭を下げる。「……承知いたしました、陛下」その声音は少しも乱れていなかった。しかしテリュースは、その瞳の奥に、一瞬だけ冷たい光が揺れたのを見逃さなかった。王は最後にテリュースへ視線を向ける。「プリンシパル」その呼び名には、先ほどまでとは違う響きがあった。一人の俳優ではなく、この国の演劇を託す者への呼びかけだった。「英国演劇の未来を託す」テリュースはもう一度、深く一礼した。「……お預かりした未来に恥じぬ舞台をお見せいたします」静寂のあと、理事席から一人が拍手を送り始める。その音に劇場関係者が続き、俳優たちも手を打ち、やがて貴族たちも、夫人たちも、その拍手へ静かに加わっていった。高い天井の下で幾重にも重なった喝采は、祝宴を締めくくる拍手というより、一人の芸術家の新たな門出を祝福する響きとなって広間を満たしていく。ジュリアンもまた、その輪の中で静かに拍手を送っていた。その眼差しに浮かんでいたのは、競い合ってきた役者へ向ける揺るぎない敬意だった。少し離れた場所で、アーサーが小さく肩をすくめる。「……あいつ、とんでもねぇところまで来やがったな」ローレンスは拍手を続けながら、テリュースから目を離さない。「ああ」短く答えたあと、静かに言葉を継いだ。「ここから先は、この国中が、あいつという役者を見つめることになる」王の宣言によって、祝賀晩餐会は静かな余韻を残したまま幕を閉じた。みなさまの貴重なお時間の中で、拙い私の物語を読んでくださり、ありがとうございます💕深く深く感謝しています💕さて、今回はテリィの国王主催の祝賀晩餐会第一弾です。物語を進めるために、リアルなイギリス王室のしきたりや流れとは違っている部分がありますことをお許しくださいませ♡みなさまが、穏やかで幸せな時間をお過ごしでありますように💕ジゼル次のお話は↓『永遠のジュリエットvol.71〈キャンディキャンディ二次小説〉』国王と王太后の退席を合図に、大広間の奥の扉が開かれた。侍従たちの案内のもと、列席者たちは隣接する迎賓室へと順に進み、宮殿の夜は次の歓談のひとときへと移っていっ…ameblo.jp
…言うベルばら三が日原作漫画の内容を基本に、様々な角度で書き溜めた、3日間のオスカルとアンドレのストーリーを3日間で、時系列にて掲載致します。(小説は改正版)そして、新たに学んだ、個人事業用のAI技術を活かして、切なくも美しい(自分で言うか?💦)オスカルとアンドレの挿し絵を、ある時は漫画風に。また、ある時はイラストで、差し込んだものをアップ致します♥️どうぞ、お楽しみに♥️ツライ話だけではなく、ストーリーが、枝分かれして、お好きな方を読んで頂けます♥️と、言うお楽しみ付き‼️(明日は休みの日ですが、14日まで、仕事しながら、アップ致します‼️頑張ります‼️)少しだけ、ちらっと挿し絵を♥️では明日また、お会いしましょう♥️
楓坂四駒堂
…月公開の戦国ミステ映画「黒牢城(黒沢清)」では「吉高由里子」が…※「荒木村重」は「本木雅弘」。なお、この映画「菅田将暉」は「竹中半兵衛」ではなく「黒田官兵衛」役…ややこしい!そして「池田屋」での死闘は続く…。次回4コマは「日曜ロードショー」取り上げる映画は未定でおます。「奥方選手権」 エントリー№2 久栄 その4♪女は息 男は汗 夜を重ねて~ わかり合い くい違う 生きる旅人 ※詞・伊藤薫 「二代目・中村吉右衛門」主演「鬼平犯科帳」… 1989年の第1シリーズから2016年のスペシャル「FINAL」まで27年…。 「吉右衛門」にとってはテレビ時代劇としてのライフワーク。 その伴侶として寄り添った「多岐川裕美」にとっても、「久栄」はその女優人生における代表作のひとつだった筈。 そこに至る「女優・多岐川裕美」の軌跡を、またほんの少しだけフィーチャーしてみます。 デビュー映画「聖獣学園」のヒロインの名は「多岐川摩矢」。 これが芸名の由来… 不本意なヌード撮影があったにしろ、けっして消したい過去ではなかった… ここらあたりがこの人の潔さ…魅力のひとつかも知れません。 「東映」時代…「梶芽衣子」の後を継いで、二代目「さそり」だったことをご記憶の方はもう少ないかも知れません。 「これは違う!」という決断もこの人らしくて…。 多くの「東映映画」と同時に、テレビドラマにも… 1979年…二度目のNHK大河出演が「草燃える」。 主演「北条政子」が「岩下志麻」。 「源頼朝」が「石坂浩二」、「頼家」が「郷ひろみ」、「実朝」が「篠田三郎」の布陣。 「多岐川裕美」はその「実朝」の正室、「音羽」役。 運命に翻弄される美貌の姫君。 「仁義の墓場(1975)」「新幹線大爆破(1975)」「新女囚さそり701号」を経て、「東映」を去った、この1980年前後… 最もトレンディな女優の一人だった…そんな頃のテレビドラマを挙げてみます。 紹介する2作は、いずれも今は亡きTBS「木曜座」。 1978年4月から始まったこのドラマ枠…木曜午後10時~。 約6年間の放送で、どんな名作が生まれたかと言えば… 少し脇道に逸れますが… 1978年6月「大原麗子&近藤正臣」主演「愛が私を」 脚本の「小山内美江子」が「3年B組金八先生」を書き始める1年前。 1979年1月「大原麗子&原田芳雄」主演「例えば愛」。 脚本は「倉本聰」。 1979年7月「松坂慶子」主演「愛の水中花」。 「五木寛之」原作「岩間芳樹」脚本…共演は「近藤正臣」。 などなど…。 このドラマ枠で2作以上の主演を務めた女優たち… 「大原麗子」「松坂慶子」「十朱幸代」「山本陽子」 …そして「多岐川裕美」。 あの時代、最も輝いていた女優たち…。 その「多岐川裕美」の出演作品ですが… 1981年…「沢田研二」主演「いつか黄昏の街で」。 脚本はNHK朝ドラ「雲のじゅうたん(1976)」「ロマンス(1984)」の「田向正健」。 「沢田研二」は「悪魔のようなあいつ(1975)」以来の連続ドラマの主演。 舞台はファッション業界…「多岐川裕美」はデザイナー志望のモデル。 「悪魔のような」…「ジュリー」ですから、妻(山本郁子)も交え、 「多岐川裕美」「佐藤友美」とのどろどろの愛憎模様。 脳内再現だと「萬田久子」とかも出てたなぁ…。 一方では、「多岐川裕美」を巡っての「ジュリー」vs「中山仁」。 30才…仕事と愛のはざまで揺れ動く女性の生きざまを華やかに… 一層、女に磨きがかかった頃。 この当時、ビジュアル的に「ジュリー」と釣り合う女優は「多岐川裕美」くらいしかいなかったかもなぁ… ストーリーはきちんと憶えていませんが…「多岐川裕美」の艶やかさだけが記憶に残っています。 もう1作…これが「木曜座」枠の最期の作品。 1983年「誰かが私を愛してる」。 タイトルは「ジョージ・ガーシュイン」のジャズの名曲から? これも業界もの…舞台はシティホテル。 この後、隆盛を誇るトレンディドラマの先駆け的作品。 脚本はその前年の「淋しいのはお前だけじゃない(TBS)」で第1回「向田邦子賞」を受賞し、脂の乗りつつあった「市川森一」。 その「市川森一」が「野口五郎」のイメージを念頭に描いたドラマ。 これも何とか記憶をたどってみると… その「野口五郎」と高校時代から10年の付き合いのある彼女が「多岐川裕美」。 たしか職場が同じホテルになるのかな? 二人の上司である副支配人が「露口茂」…当時51才。 「太陽にほえろ」で殉職する少し前。 このイケオジの魅力に次第に魅かれていく「多岐川裕美」。 戸惑う「野口五郎」。 「五郎ちゃん」がどうのというよりも… やはりこのツーショットは画になっていて… バブル直前のおしゃれな大人のシティロマンス…。 微妙な恋のトライアングル… と思っていたら…ここに韓流的出生の秘密ネタが絡み… そんなベタな設えでも、華やかな時代を身に纏ったような「多岐川裕美」の美貌が、ドラマに不思議なリアリティを与えます。 このドラマの放映後、妻となり、やがて母となり…充実?の時を重ねながら… 「時代劇」「サスペンス」「メロドラマ」…様々な役柄をこなしながら… 1989年、「多岐川裕美」は「久栄」に辿りつきます。 以下次週… なお、冒頭のフレーズですが… 「野口五郎」が唄った「誰かが私を愛してる」の主題歌♪19:00時の街。 詞は♪ラブ・イズ・オーバーの「伊藤薫」。 曲は♪青いリンゴの「筒美京平」。♪霧雨ふる ガラス越しに 19:00(じゅうくじ)の街~
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40代からのオタ活日記
…にお話させてくださアニメ『呪術廻戦』5周年 1期EDビジュアル風 グッズ 公式グッズ | TOHO animation STORE ONLINE【TOHO entertainment ONLINE】アニメ『呪術廻戦』5周年 1期EDビジュアル風 グッズ 公式グッズの特集ページです。 ここでしか手に入らないオリジナルグッズや特典多数!tohoentertainmentonline.com今回ZOZOとTOHO両方でグッズが発売されました。事前にラインナップは確認していましたが、色々悩んでZOZOは見送ることにしてTOHOのグッズのみに。全然厳選はできていませんが、アクスタ・クリアファイル・クリアポスター辺りは購入~アクスタがすごくかわいくて、本当は全員欲しいくらいでしたが、五条先生・悟くん・傑くんだけにしておきました9月下旬お届け予定との事で、今から楽しみですさて、ここからはVOLTACTIONの話のみです7月13日はVOLTACTION4周年なので、毎日そわそわしています私にとってはヴォルタを好きになって、初めて迎える周年記念日カウントダウンのショート動画もかわいいし、当日は「4周年SP」でバラエティー・ライブと重大告知もあるらしい何だろー??新曲かな?ライブ開催かな?と楽しみ!!20時からはリアタイしたいです~4周年のグッズも楽しみなのですが、昨日ボイスが発売されまして…今回は「キミと夜空ボイス」と「わがままボイス」。夜空をテーマにしたシチュエーションボイスとわがままか~わがままの方は共通台本が数パターンあって、どれを選んでいるかまだ分からないんですよね。どっちのボイスも気になりますが、かわいい子のわがままを聴きたいのでこっちかな?問題はVOLTACTION全員あるのでどうするかひばは絶対ですが、先日見つけたセラフのボイスがめちゃくちゃ良くて…でもそれはもう販売終了していたんですよねこちら普段はヴォルタのかわいい末っ子だと思ってましたが、こんなにヤンデレみのあるセラフにドキドキしてしまいましたってことで、ひばは必須ですがセラフのボイスも欲しかったり…奏斗もかわいい感じでもいいし、いつもと雰囲気違ったりしてもいいよな~凪ちゃんは奥ゆかしいわがままな気がする…全部聞いてあげたい今までドラマCDとかボイス系はまったく興味がなかったのに、今回はめちゃくちゃ迷っています買うかどうかじゃなくて、どこまで買うかwただ、4周年グッズも絶対出ると思うので色々悩もうと思います続いて、本日のおすすめ動画を完全に自己満ですが良かったらお付き合いくださいまずはVOLTACTIONメンバーの呪術廻戦カバー奏斗編King Gnu「SPECIALZ」奏斗は普段めちゃくちゃ面白いお兄さんですが、歌うと雰囲気変わりまくりでカッコいい奏斗も歌上手すぎで、映像も綺麗で大興奮しましたひば編King Gnu「逆夢」これアカペラなんですよね~すごすぎる!!!呪術廻戦の曲の中でも特に大好きなので嬉しかったなぁ5人のライバーさんが参加されているのですが、皆さまの歌声が美しすぎて…本当おすすめですセラフ編キタニタツヤ「青のすみか」懐玉・玉折好きとしては、青のすみかも外せませんセラフの爽やかな透明感のある歌声がこの曲にぴったりだなって思って、こちらもお気に入りの動画です凪ちゃん編凪ちゃんは探してみたけど、多分呪術廻戦のカバーはしていないかな?ってことで、凪ちゃんの十八番の曲を貼らせてください!梅沢富美男「夢芝居」動画に出てくる美人さんは全部凪ちゃんです他にもおすすめ曲はあるけど、これは外せないかなとここからは私の癒しショート編先輩のChroNoiRの曲で踊っているひば。動きはキレッキレなのにニコニコ笑顔なひばがかわいすぎて、毎日のように観ています仕事行きたくない日はこれ。やる気が出ますあ!VOLTACTIONオリジナル曲のおすすめが貼りきれなかった次回またご紹介します!!もしVOLTACTION以外でも、おすすめの動画があったらぜひ教えてくださいそんな感じでVTuberさんにのめり込んだ毎日を過ごしていますアニメのグッズは何とかなっていましたが、VTuberさんは生配信があったりで情報が間に合わないので…今さらですがXを始めました。まだほやほやで1週間も経っていませんが、こちらは煩悩まみれのポストしかありませんそんなのでも繋がってくれる方がいらっしゃったら、メッセージをいただければと思います~(Xの貼り方が分からない)では、最後まで見ていただきありがとうございました
ずっと大好き名探偵コナン(風優日記)
本日発売のサンデー30号に掲載されているFILE1163「先生の贈り物」の感想です。本日2回目の更新、1回目はこちら『サンデー30号 コナン情報(コナンカフェくじ・コナンおせち・さんま御殿)etc.』こんにちは昨日のブログにも書きましたが、サンデー情報記事は今日中の更新は無理かと思ったけど大丈夫でしたなので、いつも通り情報記事から更新します情…ameblo.jp上の情報記事にも書いていますが、仕事は休みじゃないけど、予定よりスムーズに進んだので、ほぼいつも通り更新できています。さすがにサンデーの感想記事は仕事中には書けないので、仕事を休めないと夜からの更新で遅くなるかと思ったけど、昨夜は役員の仕事が深夜1時頃に終わったので、家に戻ってからうぇぶりでサンデーを読んで、昨夜はコメントの返信もなかったからその時間を使って感想記事が書けちゃいました予想外に早く書けたのですぐ更新しようか迷ったけど、さすがに発売早々の深夜3時頃にネタバレ記事を更新するのはマズイのでやめました。そんなわけで、感想記事も帰宅前に更新しますがコメントの返信は夜になります。※記事の一番最後に「シェリーのひとりごと」を追記しました(6月26日 13時追記)では、本誌の感想です。FILE1163、シリーズ第1話、ネタバレしています。 週刊少年サンデー30号は本日発売だよ! 表紙&新章開幕! タコ焼きパーティのためにみんなで買い出しの帰り、小林先生と若狭先生がブランド店でお買い物してるのを見掛けたボク達。 気がつくとお店にもう灰原が入ってて…。 詳しくは30号を見てね! pic.twitter.com/0Nm7DsJrlr— 江戸川コナン (@conan_file) June 23, 2026いつもは水曜日の午前0時を過ぎたらうぇぶりで今週号のサンデーを購入して読んで、朝になったらコンビニで紙のサンデーを買ってまた読むのが定番でしたが、今回初のうぇぶりで定期購読デビューです何が違うかって、毎週うぇぶりでサンデー購入の手続きをしなくても、1ヵ月は自動的に読めるということですね今日は紙版を買う前に記事を書いたのでデジタル画の扉絵です。まぁ、これなら上のポストにも載っていますが...サンデーの表紙もみんなでくっついてカワイイ元太くんは何?その顔は今シリーズの登場人物はコナン、哀、博士、少年探偵団、小林先生、若狭先生。博士の家でタコパをやるということで、材料を買いに行った帰り道。立ち止まった場所にフサエブランドのお店があり、そのお店の中に小林先生と若狭先生がいるのを発見。ブランドのお店だから自分用?それとも白鳥警部への贈り物?と、子どもたちが予想していると、あの「イチョウ色の初恋」の時を思い出し、あのあと博士の初恋はどうなったのか?という話になる。そしたらなんとフサエさんと阿笠博士が現在メル友であることが判明哀ちゃんがフサエブランドのお店に何度も電話して取り次いでくれたお陰らしい。哀ちゃんナイスそんな話をしていると、いつの間にか哀ちゃんが店内に...若狭先生と親し気に話をしている。歩美「哀ちゃんってホント、若狭先生のこと好きだよね...」コナン「ああ...」店内にいた小林先生も若狭先生も外にいる子どもたちに気づき、みんなも中に入る。ここへ来たのは小林先生が白鳥警部へのプレゼントを買うため小林先生はこういうお店には来たことないから若狭先生に付き添いを頼んだ。フサエブランドのお店を選んだのは若狭先生の知人が贔屓にしてたから。贔屓って誰これは重要になる予感店員さんが男性への贈り物ならカフスボタンはどうかと言う。見せてもらったカフスボタンは丁度白鳥(ハクチョウ🦢)の形をしていたので、白鳥警部にピッタリだと喜ぶ小林先生。その様子を見ていたコナンくん。店員の行動を不審に思い、鎌をかける。そしてスマホの位置情報でお店の混み具合をチェック。見ると店の混み具合が凄いことに。これはスマホを持ってないと数に入らない。子どもたちと哀ちゃんのスマホはゲームのやりすぎで博士の家で充電中。スマホを持ってるのは4人だけ。ということは、見えないところにスマホを持ってる人が沢山いるということ。そしてカフスボタンを見せた店員が素手だったことや、コナンくんが聞いた店員なら誰でも知ってることを知らないなど、偽の店員の可能性が高い。このままこっそり店を出て警察に連絡を...と話をしてると中に隠れていた仲間とみられる男が博士にナイフを突きつける更にもう1人男も出てきて、店員のふりをしてた女と合わせて3人は強盗のようだ。みんな後ろ手に結束バンドで縛られる。子どもたちと小林先生、若狭先生以外には客はいなくて、店員が3名縛られていた。男性2人、女性1人。ドアノブを外して開けられなくされた部屋に閉じ込められる。店員さんに聞くと犯人は3人だけではなく、まだ他にも2人いるらしい。全部で5人だと言う。強盗犯はなぜこの店に留まっているのか?このあと午後4時に、以前この店で子ども用のゴーグルを買った資産家のお客様が壊れた留め金の修理のため来店する。ゴーグルは10万円ぐらいだったけど、資産家が自分で宝石をデコり、今は1億円のゴーグルになっている。強盗犯の目的はそのゴーグル🥽で間違いないだろう。コナンくんがドアの上についているガラス窓から外に見張りがいないかぴょんぴょん飛んで確認している。よろけた拍子に近くの壁の電気のスイッチを押してしまい部屋の中が真っ暗になる。もう一度壁のスイッチを押して電気を点けるあと25分で約束の午後4時縛られてる男性店員に後ろ手に縛られてる手を見せて、よろけた時に転んだからすりむいてないか見てというコナン。覗き込んで確認しようとする男性店員に向かって、麻酔銃を撃つ⌚部屋の電気を消した時に明かりが漏れてるのを確認して、この男性がスマホを持っていると確信。みんなは縛られた時にスマホを取り上げられたのに、この男性だけはスマホを持ったままだったことになる。午後4時に資産家が来店するとか、そのゴーグルが1億円するとか、強盗犯の仲間が店員の中にいる可能性が高い。この男性店員が強盗犯とグルだと確信したので眠らせた⌚結束バンドは縛られる時に手首を寝かさず、立てて交差しておけば簡単に外れる。哀ちゃんもそれをコナンくんから聞いて知っていたから既に外していた。そして、子どもたちや先生たちの結束バンドを外す。みんな手が自由になったところで、コナン「んじゃあまぁ...反撃開始と行きますか!」次号につづく...タコパもフサエブランドのプレゼントもどっちもパーになりそうな気が...いや、事件解決後には🦢ハクチョウの形をしたカフスボタンを買えるのかな?フサエブランドってイチョウ柄がメインだと思うけど、ハクチョウ🦢柄の商品もあるのですね。コナンくんたちもせっかく材料を買ったんだから事件解決後にタコパやって欲しいもしこのままタコパはやらないなら、作り過ぎたたこ焼きを持ち帰れるように持ち帰り容器まで買ってる描写は要らないですよね。ということは、あとでそれが必要になる?買い物した荷物はどうなったんだっけかな?監禁部屋の中にあるのか、外に置かれているのか?中にあるならその買い物した何かを使うのでしょうか?買った物の紹介が1人ずつ細かく描かれてるのも気になります。あの買い物が反撃の材料になるのでしょうか?ドアの外にはポリタンクが2個あって、中身がガソリンなら強盗犯は逃げる時に火を放って逃げるかもしれないと哀ちゃんが言ってるので、それの中身が何かわからないけど、このポリタンクもあとで何かある伏線?買い物が終わりこれから博士の家に行くって時に、もし黒ずくめの組織に見つかって正体がバレたら消されるなんて絵空事のように今は平和だと哀ちゃん言ってました。タコパ前の状況が平和であると強調するのは、この後地獄を見るから?今回は哀ちゃん必見回なので、何かしら進展があるはず。なので、若狭先生をなぜあんなに慕っているのか、明かされたらいいなと思います。若狭先生にエレーナさんの面影を感じるのかな?フサエブランドを贔屓にしてたのがエレーナさんだとしたら、若狭先生はエレーナさんと繋がりがあるということだから、哀ちゃんが無意識に若狭先生を慕うのもわかる気がします。でも、フサエブランドがいつ頃から有名なのかにもよるのですが、いつだろう?贔屓はエレーナさんじゃなかったとしても、哀ちゃんが若狭先生を慕うのは、やっぱりエレーナさんと関係ある気がします。今回は若狭先生の贔屓の人物が誰なのかというのと、哀ちゃんが若狭先生を大好きな理由がわかるとかだと嬉しいけど、そんな一つの話で色々わかるわけないか...それにしても「イチョウ色の初恋」の中で「今でもイチョウは大好きですよ~」って言ってた博士のシーンが好きなんだけど、まさかのメル友もうあれきり会ってないのかと思ってたからびっくりです。これはもっと更なる進展も期待できそう?ここでフサエブランドが出ると運転手のビリーも気になりますよね。ホントにベーダーさんの運転手がビリーだったらどうしよう思うけど、若狭先生が一緒なら怖いものなしですよね?いざとなれば豹変して強盗なんか簡単に捕まえてしまう気がします午後4時に来店予定の資産家🥽上手く外部と連絡ができれば、その資産家に刑事が変装して来店することもできるけど、間に合いそうにないですね。それか、最初からその資産家がみんな知ってる人だったりして...誰?その資産家って!!贔屓の人物も気になりすぎるし...でも一番気になるのは、博士とフサエさんのメールでの会話かな?どんな話をしてるんだろう?とりあえず今週の感想はこんなところです。では~6月26日更新分の「シェリーのひとりごと」 フサエ・ブランドの アメリカの本店に 何度も電話して 大変だったわよ… pic.twitter.com/YGjlt9JvO8— シェリーのひとりごと (@sherry_conatsu) June 26, 2026
Rose rain 〜みんな違うばら〜
ピーンポーンパーンポーン#shortm.youtube.com使い回しです🤗皆様分かっているよ、そんなことは。(略)お問い合わせ○田区アリス管理委員会コールセンター9876-543-210間に合ったんだな。(一部の人の声)・・・・・・多分、間に合いますσ( ̄∇ ̄; )💧見切り発射かい‼️(›ଳдଳ‹)byアリスこの放送ネタは、彩夏さまの記事から着想を得ました。彩夏さま、ありがとうございます✨✨✨
アルバレスのブログ
…026年7月5日 ネタバレ注意・随時更新)■ タイムライン(36~81話) ▼ 最終行へ 話数 コミック アニメ 主な出来事(【】内は各話タイトル) キャラ目線の出来事のため、他のキャラに起こったことは記載していません。 36話 5 巻 13話 【鬼頭家のババア】 ・桃はいきなり戦闘モードとなり男たちに戦いを挑む。 ・蹴りや超能力ハンドによる攻撃で男たちを圧倒する桃だったが、背後を取られ後頭部に頭突きを食らってしまう。 ・すると背負っていたリュックの中からターボババアが現れたおかげで戒めから脱出。 ・「この家から出ていけ!」と言う桃は、側面から放たれた蹴りでふっ飛ばされる。 ・その蹴りを放った中年女(鬼頭ナキ)は桃の攻撃を巧みに避けると、蹴りと諸手突きの複合技、"ぢぇにふぁ・ろぺす・穴根打"を放った。 ・桃はそれを超能力でガードするも、その衝撃で家の壁を破ってその奥の空間に倒れ込んだ。 ・桃「何者だよあのババア」 ・ターボババア「ただの強ぇババアだろ」 ・桃「いやそんなヤツいる!?」 ・ターボババア「テメェんちにもいんだろ」 ・桃「確かに」 ・その強いババアは自分たちを鬼頭家だと名乗り、こんな事を言った。 ・「鬼頭家が200年間、大蛇様に供物を捧げているから、火山の噴火はおさえられ、温泉という恩恵を受けている」と。 ・さらにジジの家について「この場所は祭壇があった場所で、ここで人柱が立てられた」 ・「ちょうど三人、供物がたりねぇとこだった。大蛇様は腹をすかせてる」と。 ・その直後、桃の足元が動き出し沈み始めた。 37話 5 巻 13話 【大蛇伝説ってこれじゃんよ】 ・桃はその場所から出ようとするが鬼頭家たちが邪魔をする。 ・するとオカルンとジジが助けに入った。 ・桃ら3人と鬼頭家たちがもみ合いになる中、ついに床が崩れ、全員が落下。 ・落ちた先では積み重なるように家々が埋まっていた。 ・雨樋にぶら下がっていたジジは下に落ちてしまうが、落ちた先は巨大な蛇の様な怪物の背中だった。 ・鬼頭家たちはその怪物を“大蛇様”と呼んだ。 ・桃はジジを超能力ハンドで助けた。 ・ターボババアはその怪物を“くらがり”と呼び、オカルンは“モンゴリアンデスワーム”だと説明。 ・オカルンの説明では、「モンゴリアンデスワームはゴビ砂漠にいる巨大ミミズで、通常は体長1.5〜2m。」 ・鬼頭ナキは桃たち3人を新たな供物と言い、モンゴリアンデスワームに食わせようとしたが、自分たちが食われてしまう。 ・桃たちはとりあえず家の一つに隠れようとするが、頭を押さえてうずくまってしまう。 38話 5 巻 14話 【モンゴリアンデスワームはやばい】 <桃とオカルンはモンゴリアンデスワームの自殺念波でおかしくなっている状態> ・桃は割れたガラスで自分の腹を刺そうとするが、いつの間にか腹の前にいたターボババアに刺さり難を逃れる。 ・ジジに押さえられている桃は超能力ハンドで割れたガラス片を掴みジジを攻撃し怪我をさせる。 ・さらに超能力ハンドでターボババアを押さえガラス片で自分の喉を刺そうとする桃。 ・(ジジはそれを自分の腕で防ぎみんなを掴んで逃げ出す) ・ジジが転倒した隙を見て桃は階段から飛び降りようとするが、ジジに助けられる。 39話 5 巻 14話 【邪視】 ・桃とオカルンが正気に戻ると目の前に化物(邪視)がいる。 ・ターボババア「モンゴリアンデスワームと邪視の自殺念波が相殺しあってる。」 ・桃はオカルンに桃への攻撃を依頼。オカルンは本気アタックでモンゴリアンデスワームの頭を切断するが、すぐに再生する。 40話 5 巻 14話 【契約】 ・桃はジジにしがみついている邪視を超能力ハンドで引き剥がそうとするが、邪視は離れない。 ・邪視にしがみつかれたまま下に走っていくジジを追いかける桃。 ・下に行くに従って家の造りが古くなって行くことに桃は気づく。 ・ジジを追いかけ一番下の小さな古い部屋にたどり着いた桃は、そこに柱に縛り付けられた小さな死体を見つける。 ・その直後、桃とジジは突然の電撃を受けて倒れ込む。その床にはネバネバの物体で満たされていた。 ・桃はジジにその部屋からの脱出を促すが、ジジは急に叫び始めた。 ・そして再び電撃を受けて倒れ込む桃とジジの前にモンゴリアンデスワームが迫る。 ・すると起き出したジジが放った強烈なパンチがモンゴリアンデスワームを吹き飛ばした。 ・ジジの姿はすっかり変わっており、こんな言葉を放った。 ・「やっと手にいれたでのぉこの体ぁ。人間は皆殺しじゃあ。」 番外編 5 巻 - 【缶蹴りをしよう】 ・遅刻しそうな桃とオカルンは学校へ全力疾走。 ・その途中で自販機横の缶入れ用のゴミ箱が倒れていたので、桃は超能力ハンドで一瞬のうちに片付ける。 ・結局、遅刻した桃は放課後補習になり、オカルンに文句を言う。 ・オカルが言うには宇宙人の目撃情報を確認するため廃墟巡りをしており、そのため待ち合わせに遅れたとの事。 ・喧嘩別れした桃が一人で教室にいると、突然空き缶が飛んできた。 ・その缶を放ったのは猿顔の宇宙人(宇宙科学者)だった。 ・既に虚空にとらわれていた桃は宇宙人からの攻撃を受け窓を割って下に落とされるが、超能力ハンドで無事に着地。 ・桃が見上げると校舎の屋上に巨大な缶が置かれていた。 ・そこに人間サイズの缶たちに追われて走ってくるオカルンがやって来て、缶人間にさらわれると缶になってしまうと言う。 ・宇宙人は屋上の巨大缶はテリトリー缶といい、その缶から半径100km内では人間の缶化が行われ、解剖実験にすると宣言。 ・その一方でテリトリー缶は精密機械だから叩いたり蹴ったりするなと、なぜか弱点を晒す宇宙人。 ・缶人間たちから逃げる桃とオカルンは、テリトリー缶を壊すため屋上を目指す。 ・やっとテリトリー缶にたどり着いた桃が缶を蹴ろうとした時、オカルンがテリトリー缶に触れると缶になる事に気づいてそれを制止するが、その際に缶に触れてしまい、オカルンも缶人間になってしまう。 ・缶人間にオカルンらから逃げる桃は教室に入る。 ・宇宙人はそれを追って来て、缶攻撃の連打を桃に浴びせる。 ・桃は超能力ハンドで防御するが、その際、弾かれた缶が桃の背後の壁を破壊。 ・教室が潰れたため校舎が傾き、屋上のテリトリー缶が地面に落ちて破壊される。 ・怒った宇宙人が桃に殴りかかるが、変身したオカルンが宇宙人を撃破。 ・現実に戻っても桃の機嫌は直らない。 ・オカルンは機嫌を直してと桃にプレゼントする。 ・それは桃が欲しかった『ゴレゴ13』のプレミアムDVDだった(元ネタ:高倉健主演の1973年の映画『ゴルゴ13』) ・オカルンは短期の新聞配達で桃へのプレゼントを買ったのだった。 ・そして2人は仲直りするのだった。 41話 6 巻 14~15話 【天才ジジ】 ・ジジの変貌に驚く桃に、ジジに取り付いた邪視が蹴りを入れ吹き飛ばす。 ・ターボババアに助言されていた桃は超能力ハンドでガードして難を逃れた。 ・そこに再び電撃を放とうとするモンゴリアンデスワームが現れるも、邪視は桃ごと"呪いの家"発動し電撃をガード。 ・そして呪いを凝縮した"呪い玉"を邪視は蹴り上げモンゴリアンデスワームを直撃、モンゴリアンデスワームは土の中に逃げ込む。 ・ターボババアは邪視がジジを狙っていた理由について、ジジが天才的な霊力を持っているから狙ったのだと説明。 ・邪視は再び桃を攻撃するが、そこへ変身したオカルンが助けに入る。 42話 6 巻 15話 【脱出!多段式!】 ・オカルンは桃を掴んで脱出。 ・上を見ると土の中からモンゴリアンデスワームが毒液を吹き出しているのを見つける。 ・オカルンはミミズの弱点は太陽光と言うものの、モンゴリアンデスワームのような巨大なものを外に追い出す方法が見つからない。 ・そして桃だけでも外に出すために、椅子に桃を乗せその椅子を変身したオカルンが両足で蹴り上げた。 ・桃は最高到達点で超能力ハンドを使ってさらに飛び上がり、ギリギリで外に出ることに成功する。 ・外に出た桃はカーテンをつなげてロープにするも、オカルンたちがいる下には全く届かない。 ・何かないかと探していた桃は何かに気づいて、ジジの家に火を放つ。 44話 6 巻 15話 【目障りな家じゃんよ】 ・消防車がやって来て桃が火を付けたジジの家の消火にあたる。 ・桃は鬼頭家の話を警官に話すが、放火を疑われて連行されそうになる。 ・その時、突然の地震が発生、それと共に凄まじい勢いでモンゴリアンデスワームが地中から飛び出して来た。 ・桃はジジから幼い時に教えてもらった、"ミミズの自殺"の話を思い出していた。 ・それは"雨の日の後にミミズが地上に出てくるのは、地中に水がたまって皮膚呼吸ができなくからだ"という話。 ・桃は"ミミズの自殺"を行うために、ジジの家に火を付け、その後消火させることで地中を水浸しにしたのだった。 ・モンゴリアンデスワームは家の影に隠れ太陽光を防いでいたが、桃は超能力で消防車を家に投げつけ、隠れる場所を奪った。 45話 6 巻 15~16話 【ポンプです】 ・モンゴリアンデスワームは隠れる場所がなくなり、太陽光にさらされると、のたうちながらついに動かなくなった。 ・死んだはずのモンゴリアンデスワームの腹が動き出すと、口の中から鬼頭家の面々が出てきた。 ・その直後、火山が噴火した。 ・鬼頭ナキは桃が大蛇様(モンゴリアンデスワーム)を殺したから火山が爆発したと罵る。 ・しかし桃は、太陽の下に出てこれないモンゴリアンデスワームを"天昇る竜"と例えた言い伝えはおかしいと気づき、それは火山が噴火する予兆の"噴泉"のことだと気づく。 ・桃は超能力ハンドでモンゴリアンデスワームの死体を持ち上げ、それを持って走り始める。 ・そして噴泉が吹き上がる先にモンゴリアンデスワームの尻を突き入れると、噴泉は勢いよくモンゴリアンデスワームの口から放出された。 46話 6 巻 16話 【消火しよう】 ・桃はモンゴリアンデスワームの死体をホース代わりにして溶岩を消火し始める。 ・しかし桃を追いかけてきた鬼頭ナキらは桃を攻撃。 ・そこにツチノコ神社のブーチューバーになりたい神主が助けに入った。 ・彼は実は星子の弟子で、桃たちが行くから見張れと言われていたのだった。 ・神主が鬼頭家の相手をしてる間に、再び消火活動を始める桃。 ・そこに邪視がやって来て、呪い玉でモンゴリアンデスワームの死体を破壊し、鬼頭ナキの右腕を破壊する。 ・桃は鬼頭ナキを助け、神主は邪視を攻撃。 ・そして桃&鬼頭ナキ%神主VS邪視戦が始まる。 47話 6 巻 16話 【やば過ぎじゃんよ】 ・鬼頭ナキは"ぢぇにふぁ・ろぺす・穴根打"を邪視に放つも、片腕だけの一撃では邪視には通用しない。 ・神主の"大雪山落とし"同様だった。 ・桃は両手の超能力ハンドでジジを拘束するも、呪い玉で超能力ハンドが壊されてしまう。 ・邪視は反撃の一撃を桃に向けるが、そこに助っ人に現れたのは宇宙に帰ったはずのドーバーデーモンだった。 ・さらに上空のUFOから降りてきたのは、太郎の背に乗った星子だった。 ・星子は満次郎(ツチノコ神社の神主)に"吐普加美依身多女"を唱えるように命じると、太郎から降り、ドーバーデーモンと一緒に邪視に戦いを挑む。 ・星子の金属バット対邪視の攻撃はお互いに当たらない。 ・しかし、一瞬の隙をついて星子の金属バットが邪視を転倒させる。 ・その瞬間、星子は太郎に来るように叫び、一直線に走り込んできた太郎は、起き上がった邪視のパンチでバラバラになる。 ・しかし次の瞬間、バラバラになった太郎はその内側に邪視を巻き込んで合体。 ・実は太郎の内側には御札が貼られていた。 ・そして完全にもとの姿に戻った太郎は邪視をその内側に取り込み、捕獲した。 48話 6 巻 16話 【UFOすげえ】 ・ドーバーデーモンの息子のチキチータがUFOを操縦し、モンゴリアンデスワームを使った消火活動を続けていた。 ・桃はドーバーデーモンと一緒に、オカルンがまだいるはずのジジの家に向かう。 ・しかしジジの家の地下はマグマで埋まっていた。 ・桃はチキチータにモンゴリアンデスワームの粘液をマグマに入れるように指示する。 ・桃はマグマの中に入ってオカルンを助けようと考えていた。 ・しかしチキチータは「(桃が)無駄死にする必要は無いでぃス」と言ってその案を拒否。 ・「オカルンを助けて!」と叫ぶ桃だが、その目の前にはマグマの中から引き上げられた塊があった。 ・桃は熱さをこらえてその塊を素手で開くと、その中からターボババアを抱いた上半身裸のオカルンがいた。 ・実はオカルンがいた地下の部屋はモンゴリアンデスワームの粘液のお陰でマグマが侵入しなかったのだった。 ・オカルンは塊の中から出てくる際、粘液に足を取られて桃に抱きつく。 ・慌てて桃から離れようとするオカルンだが、桃はオカルンを抱きしめて「生きてて良かった」と涙を浮かべた。 49話 6 巻 17話 【封印じゃんよ】 ・場面は綾瀬家の夜。 ・本堂前には正装の星子、桃、満次郎、そして中央に横たわるのは太郎。 ・邪視のお祓いをする星子たちだが、太郎の中の邪視は一向に祓われそうにない。 ・お祓いを中断しおでんで夕食を摂る綾瀬家の面々。 ・星子、桃、オカルン、満次郎、太郎、花、ドーバーデーモン、チキチータ、そしてなぜかアイラもいて美味しそうにおでんを食べていた。 ・星子は満次郎に"六軒会"の事を聞くが、満次郎は最近連絡取ってないと答える。 ・アイラがドーバーデーモンに「なんで帰ってきたの!」とと追い詰めると、ドーバーデーモンは理由を語った。 ・「もらった牛が母星では乳が出なかった。母星は肺に酸素を送る水のようなもので満たされているので(パーフルオロカーボン)、搾乳も困難」と。 ・さらに「チキチータは常に牛乳を採らないと生きていけないので地球で暮らすことにした」と。 ・「ここにいちゃダメ?」と言うチキチータに対してアイラは満面の笑みを向けて「いつまでもいていいからね」とチキチータの頭を撫でる。 ・星子と満次郎の会話は続き、満次郎は「囃子があったとしてもジジの霊力が強すぎて邪視の除霊は難しい」と答える。 ・その時、おでんを食べた太郎がひっくり返り、「みんなどこ?」と言い始めた。 ・太郎の顔を外すと、いつものジジの顔が現れた。 ・それを見た星子がジジの顔に冷水を浴びせると、なんと邪視の顔に変わった。 ・星子はさらにおでんの汁を浴びせると、今度はジジに戻った。 50話 7 巻 17話 【みんなでお湯を持とう】 ・冷水をかけると邪視になり、お湯をかけるとジジに戻るおかしな体質になったジジ。 ・星子はジジ、そして桃とオカルンに対して、邪視の相手をさせた事を素直に謝る。 ・ターボババアが言うには「邪視はまだ生まれたての赤子のようなもので、これからどんどん強くなるからいずれ防げなくなる」と忠告。 ・星子はジジに「必ず誰か目の届くところに居るようにし、神越市から出るな」と言う。 また太郎の結界も長くはもたず、邪視は耐性を得るだろうとも言う。 ・そして全員にお湯の入った水筒をもたせ、いざと言う時に対応できるように言いつける。 ・桃はドーバーデーモンの事をシャコ星人と呼んでいるが、改めて名前を聞くと、彼は「ペニーチンコス」と答えたので、やっぱりシャコと呼ぶことにする。 ・シャコは綾瀬家の近くの酪農場で、住み込みで働く事になった。 ・翌日、桃たちは満次郎の運転でジジの両親が入院している病院に挨拶に行く。 ・後ろの席に座った桃とオカルン。 ・桃はオカルンの手を指で触る。 ・焦るオカルンに桃は何もしてないととぼける。 ・すると突然、ジジが「太郎が言う事を聞いてくれない!」と言い出し、桃とオカルンはビックリする。 ・桃とオカルンは、ジジが両親と会っているところをこっそり見て安心する。 51話 7 巻 17話 【みんなでお泊りじゃんよ】 ・登校途中でオカルンに出会った桃は一緒に行く。 ・桃は、邪視にお祓いする方法について"囃子"で邪視を楽しくさせて体から出てきやすくするらしいとオカルンに説明するも、囃子を引き受けるところが無いので自分たちで抑え込むしかないと言う。 ・そこへミーコとケイがやってくる。 ・思わずミーコに抱きつく桃。ケイはオカルンに抱きつき「桃を返せ」と絡む。 ・ミーコは桃たちに火山の噴火の話をするが、巨大ミミズについては何も報道されていなかった。 ・桃とオカルンは、自分のクラスの前で立ち往生しているアイラを捕まえて中庭まで連れてくる。 ・そして桃はオカルンとアイラに「ウチでお泊りしてほしい」と頼む。 ・ジジが邪視になってしまった時に助けて欲しいという事だったが、オカルンとアイラがもじもじしているので「無理ならいい」というと速攻でふたりは「泊まる!」と言った。 ・桃がアイラに「友達と予定あるならいつでもいいけど」と聞くと、アイラはそっけなく「別に予定ない」と返した。 ・桃はアイラに「ウチのせいで友だちとなにかあるなら無理しなくていい」と続けるが、アイラは「悪いのは私」と伏し目がちに答えるのだった。 ・桃はオカルンと着飾ったアイラの3人で綾瀬家に帰ってきた。 ・出迎えたジジは大喜び。 ・星子は桃たち3人にお湯の入った水筒を渡した。 ・夕食は、大きな鉄板の上に広げられたもんじゃ焼き。 ・オカルンは星子に「醤油くれ」と言われ、醤油さしを手渡そうとするが、そこから垂れた一滴の醤油がジジの親指に付いた。 ・次の瞬間、邪視が現れ食卓ごと全員を吹き飛ばした。 52話 7 巻 17~18話 【囃子が来ました】 ・醤油一滴で出現した邪視は綾瀬家の居間を破壊するも、桃がお湯を掛けたお陰でジジに戻った。 ・しきりに反省するジジ。 ・オカルンは邪視がますます強くなっているのを危惧し、桃は星子に不安を吐露する。 ・その時、ヴィジュアル系バンド風の4人組が綾瀬家を訪れた。 ・「邪魔するぜぇー」と言う4人組に、星子は「邪魔すんなら帰ってー」と返したため、そのまま帰って行く4人組。 ・桃とアイラが小競り合いしている最中、再び4人組が現れ、自分たちが“囃子”だと言う。 ・その姿を見てテンションが上がる桃。 ・星子が言うには「彼らには霊感が全くないが、その演奏は幽界にも届く」と。 ・準備が整い囃子の演奏が始まると、その圧倒的なエネルギーに、最初は胡散臭そうに見ていたアイラまでもがヘッドバンキングし始める。 ・すると祭壇の上で横になっていたジジの身体が激しく跳ね上がり始める。 53話 7 巻 18話 【家族になりました】 ・囃子の演奏が続く中、ジジは大声で「やめろ!」と叫ぶ。 ・桃は星子の指示で、暴れるジジの体を超能力ハンドで押さえ込むが、超能力ハンドを通して邪視の過去が見えた。 ・ジジは泣きながら言った。 ・「消さないで。邪視を消さないで。一緒に遊ぶと約束したんだよ。」 ・「ずっと閉じ目られてやっと出てこれたと思ったらまた殺されるのかよ。」 ・「そんなのかわいそうじゃんかよ!!」と。 ・ジジはさらに「頑張って水を使わないようにするから、邪視を殺さないで!お願いします!」と懇願した。 ・それを聞いた星子はお祓いをやめると「邪視を家族にする」と言った。 ・オカルン、桃、アイラもそれに同調し、自分たちが強くなって邪視を抑えると誓う。 ・喜んで泣きながらオカルンに抱きつこうとするジジだが、運悪く小雨が降ってきたため、再び邪視が現れ、オカルンを殴り飛ばし、家がまた壊れた。 ・一夜明け、ジジは星子から氣を練る訓練を受け始めた。 ・桃はジジに手本を見せる。 ・正座した桃はジジに押されてもビクともしなかった。 54話 7 巻 18~19話 【バイトをしよう】 ・オカルン、アイラ、満次郎が綾瀬家に泊まり込み、ジジを24時間監視体制に。 ・夜中、ジジがトイレに行くのにオカルンが付き添っているのに気づいた桃は2人に親指を立てる。 ・朝食時、しっかりメイクしたアイラは甲斐甲斐しくオカルンの世話をするが、桃のおかわり要求にはきっぱり拒否。 ・桃、オカルン、アイラが揃って登校。 ・「家が寒くて腹が痛い」と言う桃に対して、「腹出して寝てたから」と言うアイラ。 ・そこからお互いを「寝相が悪い」「歯ぎしりうるさい」と言い合う桃とアイラ。 ・教室に入った桃はミーコとケイにバイトすると宣言。 ・それを聞いたケイは「リリナがバイトのヘルプを探してたよ」と桃に教え、桃はそこでバイトすることに決めた。 ・実はそのバイト先はメイド喫茶だった。 ・ミーコとケイは学校帰りにオカルンを連れて桃のバイト先にやってきた。 ・恥ずかしくてつい乱暴な口調でオカルンたちに対応する桃を、先輩メイドが叱る。 ・オカルンたちを接客する桃は恥ずかしくてたまらない。 ・そのメイド喫茶の決め事に、飲み物を美味しくする呪文があり、桃はその呪文の“モエモエ気功砲”をオカルンたちの飲み物にかける。 55話 7 巻 19話 【モエモエ気功砲】 ・オカルンたちが帰る時、桃はミーコとケイに悪態をつく。 ・ミーコとケイはオカルンに帰るよと誘うもオカルンが渋るので先に帰る。 ・オカルンは桃のバイトが終わる午後10:00まで待ってると言うが、桃は「寒いから帰りな」と返すのでその場をとぼとぼ離れる。 ・桃はバイトに戻り仕事を終えて外に出ると、オカルンの姿を探すが見当たらないので帰ろうとする。 ・その時、オカルンが走ってきて「帰りましょう」と言う。 ・桃はそっとオカルンの手を握り一緒に綾瀬家に帰る。 ・綾瀬家に帰った桃とオカルンにジジとアイラが走り寄ると、ジジとアイラがぶつかってしまう。 ・するとアイラが持っていたタピオカドリンクの雫がジジに触れてしまい、邪視が現れる。 ・周りの人たちは一斉に邪視にお湯をかけるが、邪視は呪いの家を発動し防いでしまう。。 ・桃は一人呪いの家に囚われ両手を塞がれてしまい、そこに邪視が迫る。 56話 7 巻 19話 【なんかモヤモヤするじゃんよ】 ・邪視は桃の制服を引きちぎり渾身の一撃を見舞おうとするが、桃は超能力ハンドで防御し邪視を呪いの家の壁に押し付ける。 ・邪視は呪いの家を縮小して桃に接近、すると桃は含んでいたお湯を邪視に吹きかけ、邪視はジジに戻る。 ・慌てて謝るジジを押しのけて、オカルンが桃を気遣う。 ・その夜、桃と一緒に寝るアイラは真剣に桃に謝罪するが、桃は気にするなと言う態度。 60話 8 巻 20~21話 【がんばれオカルン】 ・ある夜の綾瀬家。満次郎はジジにこのままでは死者が出るといい、邪視のお祓いをやり直すときっぱり言った。 ・そして明日、お祓いを行うこと、囃子は既に手配済みである事を告げた。 ・桃は「邪視を家族にすると言ったじゃん」と怒るが、その時、庭先からジジを呼ぶオカルンの叫び声が聞こえた。 ・そこには真剣な顔をしたオカルン、アイラ、そしてターボババアがいた。 ・オカルンは言った。 ・「今から邪視をボコボコにぶっ倒します。」 ・「邪視は危険だ。しかし綾瀬さん家は邪視を受け入れようとしている。」 ・「そんなのすごくおかしいし、すごくカッケぇじゃんかよぉ」と。 ・そしてオカルンは変身し、それを合図にアイラはジジに水をかけ、邪視を呼び出す。 ・ついにオカルンと邪視のバトルが始まった。 61話 8 巻 21話 【邪視のブリーフ】 ・オカルンは巧みに邪視の攻撃をかわしカウンターを決めていき、徐々に邪視を追い込んでいく。 ・そして最後は本気アタックを邪視にぶち当てる。 ・オカルンの本気アタックをまともにくらった邪視は吹っ飛んだ。 ・そして綾瀬家は完全に崩壊した。 ・しかし邪視は口から血を流しながらも本心から戦いを楽しみ、「もっとやろう」とオカルンに迫る。 ・しかしオカルンは既に2回目の本気を使ったため、変身が解けていた。 ・「早く変身して戦えという邪視に対して、オカルンは「やだね。弱い者イジメはしたくない」と言い放つ。 ・子どもがダダをこねるように怒り出す邪視に、オカルンは条件を出す。 ・ターボババアは桃たちにオカルンが何を考えていたかを説明する。 ・「あいつ(オカルン)は邪視の遊び相手になりたいってよお」 ・「邪視にとっては人殺しも遊びと同じ。」 ・「ジブンが強くなえば、邪視と友達になれるかもしれない。」と。 ・オカルンの出した条件は2つ。 ・"ジブンと戦う以外で人は殺さない" ・"毎週火曜の学校終わりに一回" ・邪視はそれを聞くとブリーフを脱ぐと「こいつらは人間を皆殺ししたいから、今の約束を飲めねぇと言ってる。」と言ってオカルンにブリーフを渡し、ジジの中に帰って行った。 ・そこに残ったのはオカルンと全裸のジジ。 ・オカルンに「普通の暮らしに戻れる」と言われたジジは涙ぐむが、桃、アイラ、花は横を向いてドン引きだった。 62話 8 巻 21話 【家を建て直したい】 ・"邪視のブリーフ"は満次郎が自分の神社で保管する事になり帰って行った。 ・そこへジジの両親がやって来て、ジジも一緒に帰って行った。 ・オカルンとアイラも綾瀬家を後にする。 ・残った綾瀬家の面々は全壊した自宅を前にして、スーパー銭湯に行くことにした。 ・桃、星子、ターボババア、花はスーパー銭湯を堪能。 ・そしてトボトボと自宅まで帰って行った4人だが、鳥居をくぐった先にはロボットのような怪人が「トゥンムトゥンム」と言いながら立っていた。 ・桃と星子はその怪人を蹴り倒した。 ・するとオカルンとアイラがシャコ星人親子と一緒にやって来ていた。 ・オカルンが言うには先程桃と星子が蹴ったのは、シャコ星人の友人のルドリスという宇宙人で、綾瀬家の立て直しのために来てくれたとの事だった。 ・桃は素直にルドリスに謝ったがルドリスの怒りは収まりそうもない。 ・星子はシャコ星人とオカルンに「困ってないから帰れ」と言うが、桃は速攻で「困ってる」と言う。 ・結局、みんなで綾瀬家の立て直しを行う事になった。 ・材料はルドリスが持ってきたナノスキン。 ・ナノスキンは超高密度のナノマシンで構成された形状記憶合金で、作成者の脳の電気信号をキャッチしてイメージ通りの形を作るキューブ。 ・桃たちは総出で綾瀬家建て直しを始める(ただアイラとチキチータはナノマシンで人形を作って遊ぶだけだったが。)。 63話 8 巻 21話 【学生生活】 ・翌朝、綾瀬家は見事に再建された。 ・桃は手伝ってくれたみんなにお礼を言い、オカルンたちは帰って行った。 ・それからしばらくすると、ジジとジジの両親が綾瀬家建て直しのために木材を運んで来た。 ・しかし綾瀬家は既に再建されており、星子は爆睡中だったため帰って行った。 ・後日の朝、登校中の桃は、一緒に登校しているジジに邪視の様子を聞いた。 ・ジジが言うには「何回か邪視に変身したけど何もしてない。ちゃんと約束守ってる。邪視は案外楽しんでるのかもしれない。」と。 ・その後、ジジは桃に突然「好きな人いる?」と聞いた。 ・それを聞いた桃はあからさまに動揺してジジにあたった。 ・そこへジジのファン的女子生徒らがやって来て冷たい飲み物を飲ませてしまったため。邪視が現れる。 ・霊感のない女子生徒たちは、ジジの様子が突然変わったように見えて驚く。 ・桃は慌てて彼女たちを邪視から引き離して校内に入った。 ・するとサッカーをしている男子生徒を見つけた邪視はサッカーボールを奪って遊びだす。 ・授業中の邪視はきちんと自席に座るものの、机をダンダン叩いたり、突然「ぶっ殺したい」と言い出したりするため、桃は必死にフォロー。 ・学食で何か温かいものを食べさせてジジに戻そうとする桃だが、温かい食べ物は完売。 ・そのため邪視には冷麺を食べさせるが、箸の使い方を知らない邪視は手づかみで食べ始める。 ・食後、桃はミーコとケイから"団地の幽霊"の話を聞く。 ・その映像は、団地の廊下に浮いている金色の玉の映像だった。 64話 8 巻 21~22話 【モテる秘訣はなんだ】 ・"団地の幽霊"の話を聞いた桃はオカルンの教室に走り込んでオカルンに「もう一個の金玉見つけた!!」と告げる。 ・それを聞いたオカルンの隣にいた男子生徒(坂田金太)が驚き、桃はオカルンの友達と思い「オカルンと仲良くしてあげてね。」と言う。 ・そこへオカルンの暮らすの学級委員長の女子生徒(佐脇凛)が「他のクラスに出入りするのはやめて」と叱る。 ・桃は謝罪してオカルンと外に出ようとすると、学級委員長はオカルンが無理やり連れ出されていると勘違いし、桃と言い合いになる。 ・そこに先程の男子生徒が間に入って下ネタを連発したため、桃はキレる。 ・場所は変わって金玉が出るという団地にやって来た桃とオカルン。 ・そこには下ネタ男子生徒もいたが、急にふわっと空中に浮かんだ次の瞬間、桃に向かって飛んできた。 ・変身したオカルンが桃をかばうと、先程下ネタ男子生徒のいたあたりに金玉が浮かんでいたのを2人は見た。 ・桃とオカルンが金玉を捕まえようとするが、金玉は逃げ回る。 ・オカルンは金玉の周りになにかあるのに気づき、そこに誰かがいる事を確信した。 65話 8 巻 22話 【見えないじゃんよ】 ・桃とオカルンは団地内を縦横無尽に逃げまくる金玉を追いかけるが、相手の本来の姿が見えないためなかなか捕まえられない。 ・そんな中、先程の下ネタ男子生徒が「ジェットストリームアタック!!」と叫んで突撃するも避けられる。 ・しかし後ろに回った男子生徒は「ヤツを三方向から見るんだ!!"再帰性投影技術"を使っている!」と叫んだ。 ・桃はそれを聞くと横から金玉を見る。 ・するとおぼろげながら金玉の周りに輪郭が見え、超能力ハンドで掴んだ。 ・そこに向かってオカルンは本気アタックをかけると、何者かが団地の下に転落した。 ・桃はヒントをくれた男子生徒に礼を言って何者かが落下した先を確認すると、下に横たわっていたのは怪獣だった。 66話 8 巻 22~23話 【怪獣じゃんよ】 ・桃は下に降りて確認しようと背を向けたが、怪獣は団地を遥かに超える大きさに巨大化。 ・慌てて逃げ出す桃、オカルン、男子生徒。 ・逃げた先にはアイラとジジがいた。 ・そしてみんなで一緒に逃げ出すが、男子生徒が転んでしまい踏み潰されそうになる。 ・桃、オカルン、アイラが男子生徒を間一髪で助け出し戦闘モードになる。 ・ジジは男子生徒を背負って逃げ出す。 ・アイラは伸縮自在の髪の毛を使って立体起動で怪獣と戦い、桃は超能力ハンドで車を掴んで投げ飛ばす。 ・そんな中でもアイラは自分がリーダーと言い、桃と口論し始め、その隙をついて怪獣がアイラにパンチを喰らわせる。 67話 8 巻 23話 【怪獣はめちゃ強い】 ・倒れたアイラを救いにオカルンが飛び出し、本気を出して怪獣のパンチをかいくぐってアイラを救助するも、2度目の本気を使ったため変身が解けてしまう。 ・アイラを抱いて落下するオカルンだが、桃の超能力ハンドで捕まれ危機を脱する。 ・オカルンは気絶したアイラを抱いていて動きが取れないため、桃の超能力ハンドに掴んでもらい、なんとか怪獣から逃げ、綾瀬家にたどり着く。 ・アイラはいつの間にか気づいておりオカルンに抱きついたまま離れないため、桃と喧嘩になる。 ・そこに笑顔の邪視が「戦おう」とやって来るが、オカルンに「今日は戦う日じゃないからダメ」と言われシュンとなる。 ・桃はオカルンにこっそりと「邪視に一緒に戦ってもらう?」と聞くが、オカルンは「約束を変えたらどうなるか分からない。」と否定される。 ・星子も不在のため途方に暮れる桃が家の壁に手を当てると、そこがキラキラと光った。 ・怪獣は綾瀬家に向かってやってくる。 ・オカルンは先程のキラキラの光で綾瀬家がナノスキン製だと言うことに気づき、それを使えば怪獣を倒せるかもしれないと桃に告げる。 68話 9 巻 23話 【金太のイメージ】 ・オカルンが言うには「この家はほぼナノスキンでできているから家全体をイメージで作り変えられる」と。 ・オカルンは自分のイメージでを家に送り込むと、家全体がゆらゆらと揺れ始め、天井が迫ってきてみんなが潰されそうになる。 ・すると金太が自分がイメージするといい家に触ると言えが光り始める。 ・するとみんなが一人ずつどこかに移動し始め、桃は上にすごいスピードで運ばれ、コクピットのようなところに移った。 ・そして家全体が変形した姿は巨大な大仏だった。 ・それは桃が大仏を思い浮かべたからだった。 ・金太はその大仏ロボットを"グレートキンタ菩薩ゼータバージョン"と名付けた。 ・せっかく変形した大仏ロボットだったが、動かし方はわからなかった。 69話 9 巻 24話 【激突!宇宙怪獣対巨大ロボ!】 ・突っ立ったままの大仏ロボに向かって怪獣が迫る。 ・動かし方の分からない桃たちは目の前のボタンの中で好きなボタンを押してみた。 ・大仏ロボはおかしな動きをして左腕が吹っ飛んだ。 ・怪獣のキックが大仏ロボに直撃。その衝撃で壁の周りからエアバッグが作動し、桃を押しつぶす。 70話 9 巻 24話 【怪獣の倒し方はこれじゃんよ】 ・金太の動かす大仏ロボは怪獣との戦いで半壊。 ・その桃は超能力を発動。 ・アイラもアクさらの力を発動し、協力して大仏ロボを操作。 ・そして怪獣を空中高く持ち上げると地面にパワーボムを喰らわした。 71話 9 巻 24話 【ロボットも怪獣もこりごりだ】 ・パワーボムを喰らった怪獣は元のサイズに戻り、虚空も解除された。 ・桃は元の家の形をイメージして大仏ロボを綾瀬家に戻した。 ・その瞬間、桃とアイラは吐き気をもよおしトイレに駆け込む。 ・桃は這いずりながら玄関を出ると、目の前には知らない少女とキスするオカルンがいた。 72話 9 巻 - 【だれか翻訳してくれ】 ・桃は謎の少女(バモラ)にドロップキックをかまし、馬乗りになって文句を言うが、バモラは何を言っているか分からない。 ・オカルンは「事情を聞きましょう」と桃に言うが、桃はオカルンがバモラを庇ってるように聞こえたため、怒って家の中に入ってしまう。 73話 9 巻 - 【タコヤキを食べよう】 ・綾瀬家の夕食はタコヤキ。 ・桃はバモラを睨みつけながらふてくされてタコヤキを食べる。 ・オカルンが言うには「彼女は強い人と戦って負けたら結婚するシステムらしい。」と説明。 ・「勝ったのは自分たちだ」という桃とアイラ。 ・宇宙人の少女=バモラに興味津々のオカルンを睨みつける桃。 ・バモラに張り合ってタコヤキをやけ食いした桃は食べすぎて横になる。 ・桃はいまだにバモラを信用しておらず「まだ敵だ。」と。 ・そしてオカルンに「チューされたからって気を許さないでよ」と言いからかう。 74話 9 巻 - 【学校へ行こう】 ・結局、バモラを留学生扱いする星子から、学校に一緒に行くようにと言われる桃。 ・星子はターボババアと一緒に仕事に仕事に行くから面倒見ろということだった。 ・桃は文句を言いながらもバモラの衣装を用意するも、バモラは怪獣スーツを被ってしまう。 ・しかし怪獣スーツが光りだすと、桃の着ている学生服をコピーしてしまった。 ・2人で登校する桃はバモラに日本語を教え、バモラがうまく喋ると嬉しくなり抱きつく。 ・それから団地で見た金玉の事を聞くと、バモラはスーツを脱ぎ、そこから玉を出した。 ・その玉をスーツにはめると金色に輝くのだった。 ・そんな事をしているうちに時間が過ぎ、遅刻しそうな事に気づいた桃は、星子から行っちゃいけないと言われている廃墟を通って近道して学校に行くことにした。 ・そして廃墟を進んだ桃とバモラは巨大な怪女に遭遇する。 ・その怪女は桃たちに「ワタシキレイ?」と聞いてきた。 ・桃は即座に「ポマード、ポマード」と言うと、怪女はいきなり桃を殴りつけた。 75話 9 巻 - 【やべえ奴に遭遇しました】 ・それを見たバモラはスーツを巨大化して怪女を殴りつけるが、解除はびくともしない。 ・そして解除はバモラにバックドロップをかます。 ・倒れるバモラだが、桃は怪女が"口裂け女"と断定し、「ポマード」を連呼。 ・すると怪女は持っていた手鏡に拳を突っ込み、その手は桃の足元からパンチを放つ事になった。 ・怪女は鏡を通して自在に手を伸ばす事ができ、廃墟には鏡の欠片が敷き詰められていた。 ・バモラは起き上がって解除を捕まえるが、怪女の手鏡に映った瞬間に消えてしまう。なんとバモラは怪女の手鏡の中に閉じ込められてしまった。 ・桃は超能力ハンドで周りの瓦礫を掴んで怪女に投げつけるが、怪女には全く通じない。 ・怪女は桃に「ブサイク」と言われ発狂するが、桃はその隙に怪女の手鏡を奪っていた。 ・怪女から逃げながら超能力ハンドでバモラを手鏡の中から助け出そうとする桃だが、その後ろから迫って来た怪女が桃と一緒に手鏡の中に映ってしまい、桃も手鏡の中に閉じ込められてしまう。 76話 9 巻 - 【どーするこいつ】 ・怪女は手鏡の中にいる桃の顔に落書きをする。 ・そして、桃とバモラがいるせいで、自分の姿が手鏡に映る余地がなくなってしまった事に気づく。 ・頭にきた怪女は桃とバモラを手鏡の中から放り出し、自分の姿を映してうっとりする。 ・その隙に廃墟の中のビルに隠れた桃が「ポマード」を10回唱えた。 ・その瞬間、怪女の姿は忽然と消えてしまった。 ・涙目で桃に抱きつくバモラを見て、桃はバモラを信じる事にした。 ・ギリギリで遅刻を逃れた桃とバモラはオカルンとアイラに出会う。 ・アイラは落書きされた桃の顔を見て爆笑する。 ・そこへ科特隊スーツのハゲ先生(女王先生にお仕置きされていた先生)が現れ、バモラはオカルンのC組に入ると告げた。 ・バモラがオカルンといい感じになるのを恐れた桃とアイラは反対するも、先生は決まったことだからと2人に告げる。 ・C組に入ろうとする桃とアイラだが、いんちょーに防がれてしまう。 77話 10巻 - 【めんどくせえ奴】 ・桃は廊下からC組の教室を覗くと、オカルンがバモラと賑やかにしているのを見て苛つき、オカルンを呼び出して絡む。 ・桃はオカルンがジジとはタメ口で喋っているのに気づくと、自分にも普通に喋れと言うが、オカルンはできないという。 ・桃はちょっと苛つきながらバモラのスーツになる金玉について説明。 ・スーツの金玉は外に出すとただの丸い石だが、スーツにはめると金色に輝く。 ・それを見た金太は、その玉はスーツ固有のものらしいと言う。 ・その夜、桃は廃墟で口裂け女に出会った事を星子に話す。 ・"ポマード"を10回言って撃退した事を聞いた星子は、次は100回言わなきゃならないと言う。 ・星子が言うには、「"ポマード"は一時的に悪霊を次元の狭間に飛ばす呪文で、一度使うとどんどん効力が落ちていく。」と。 ・そして「廃墟があのまま放置されているのは"カシマレイコ"を誰も倒せないからだ。」と言う。 ・そして星子は桃に「今日から一週間は夜10時以上は外出禁止で、知り合いの声で呼ばれても窓から外を覗いてはダメだ。」と言う。 ・そうしないとカシマレイコに見つかると。 78話 10巻 - 【ときめきナイトじゃんよ】 ・桃は星子から2つのルールを与えられる。 ・「鏡はしまうか布をかけろ」 ・「夜10時から朝5時まで部屋をでるな」 ・桃はこのルールを軽く受けて、バモラと一緒に就寝する。 ・しかしなかなか寝付けない。 ・すると窓の外からオカルンの呼び声が聞こえてきた。 ・オカルンは「(桃の)呪いが終わるまで外で見張ってる。」 ・「なにかあったらジブンが守る。」 ・「ジブンは綾瀬さんが好きだから」と。 ・そして桃は部屋から出てオカルンに会おうとするが、オカルンにジジの事を聞いた。 ・すると外に居るはずのオカルンがジジのことを"さん"付けで話した事で、そのオカルンは偽物と判断した。 ・今のオカルンはジジと友達になっており、"さん"付けでは呼ばなかったからだった。 ・すると部屋の外から家をバンバンと激しく叩く音がし始め、それは一晩中続いた。 79話 10巻 - 【こいつは一体何者なんだよ】 ・翌朝の綾瀬家の朝食、桃は完全に寝不足だった。 ・星子は桃に、バモラに箸の使い方を教えろと言う。 ・桃はターボババアにバモラスーツの玉を見せた。 ・ターボババアはその玉を見ると「そいつには"人の業"が見える。二度と見たくない。」と言った。 ・バモラはスーツを学生服に変形させ、桃と一緒に登校する。 ・そこにオカルンがやって来た。 ・桃はオカルンに昨夜ウチに来てないよねと確認すると、オカルンは「はい行ってません。」と答える。 ・すると桃は昨夜の偽オカルンの告白を思い出し、「昨日言った事覚えてないの!」と無茶なキレ方をする。 ・教室に入った桃は自分の席でよだれを垂らしながら寝てしまう。 ・ジジに校舎裏に呼び出された桃たちは、氣の力で木の葉を揺らす事ができるようになったと告げられ、実際にその様子を見せられ驚く。 ・桃は学校帰りにバイトに行くから、オカルンにバモラを送るように言う。 81話 10巻 - 【どうしようやべえやつら】 ・(ここでは桃はオカルンの記憶の中の姿として登場するのみ) ▲ 先頭へタイムライン(83〜125話)へ
夕方の病棟には、長い一日を終えようとする静かな時間が流れていた。薬の時間を告げる看護師の足音も、家族を見送る患者たちの声も、雪解けの湿った空気に溶けるようにやわらかく響き、人々の疲れをそっと包み込んでいた。キャンディは熱の下がらない患者へ水を飲ませ、枕の高さを少しだけ直して病室を出た。廊下を歩くたび、開いた扉の向こうには、それぞれ違う時間が流れている。眠る夫の手を握ったまま窓の外を見つめる若い妻もいれば、退院を明日に控え、孫の描いた絵を何度も見返している老人もいる。病院という場所には痛みだけではなく、誰かを待つ時間や、誰かの帰りを信じる時間も静かに息づいていた。キャンディは薬の盆を抱えたまま、廊下の窓辺で足を止めた。窓硝子には白衣姿の自分が淡く映り、その向こうには冬の終わりを迎えようとする空が広がっていた。キャンディは、そっと目を閉じた。瞼の裏に広がる闇の向こうから、一人の姿がゆっくりと浮かび上がる。風に揺れる栗色の髪、ブルーグレーの瞳が、まっすぐに自分を見つめていた。その眼差しは、いたずらを思いついた少年のように無邪気な笑みを浮かべることもあれば、誰にも見せまいとする寂しさを胸の奥深くへそっとしまい込み、ふと遠くへ視線を漂わせることもあった。そして、本当に大切なことを伝える時だけは、何ひとつ飾ることなく、ただ真っ直ぐにキャンディだけを見つめていた。「すべてを捨てて、二人で遠いところへ行こう」あの日の言葉が、今も耳の奥に静かによみがえる。差し出された手の温もりも、その声も、昨日のことのようにはっきりと思い出せた。何があったのかは分からない。けれど、テリュースには、どうすることもできない事情があったのだと、キャンディは今でも信じていた。もし、今、会いに行ったら?ふいに、そんな想いが胸をかすめた。劇場を訪ね、舞台を終えたテリュースの前に立ったなら、どんな顔をするのだろう。驚くだろうか。笑ってくれるだろうか。それとも、困ったように黙り込んでしまうのだろうか。会いたい。テリィ。その願いは、少しも変わってはいない。けれど、自分が現れたことで、ようやく前を向いて歩き始めたテリュースを、再び苦しめてしまうのではないかと思うと、キャンディの足は一歩も前へ踏み出せなかった。愛していても、運命がそれを許さない。近づこうとすればするほど、お互いを傷つけてしまう、そんな巡り合わせが、この世にはあるのかもしれない。そんなことを考えながら、キャンディは静かに息をついた。あの空の下で、あのひとは今ごろ何をしているのだろう。稽古をしているのだろうか。楽屋で台本を読んでいるのだろうか。それとも誰もいない舞台にひとり立ち、静かに客席を見つめているのだろうか。そう思い描くだけで、胸の奥には、懐かしさにも似たあたたかな痛みが、ゆっくりと広がっていく。忘れたいわけではない。忘れるつもりもない。けれど、会わない。その言葉を胸の奥で静かに受け入れた時、涙は一粒もこぼれなかった。ただ、ずっと抱き続けてきた大切な想いを壊さないよう、そっと両手で包み込み、胸のいちばん深い場所へ戻していくような、穏やかな静けさだけが残っていた。その時、廊下の奥から看護師を呼ぶ声が聞こえた。「看護師さん!ちょっと来て!」キャンディは、はっと目を開いた。「今行きます!」返事をすると、薬の盆を抱え直し、窓の外へもう一度だけ目を向けた。夕暮れの空は静かに街を包んでいた。キャンディは白衣の裾を翻し、待っている患者のもとへ足早に歩き出した。夜が深まる頃、病棟の騒がしさはようやく収まった。夕方まで人の出入りが絶えなかった廊下には、夜勤の看護師たちの足音だけが規則正しく響き、病室の扉の隙間からは、眠りの浅い患者の咳がかすかに漏れていた。キャンディは休憩室で、冷めかけた紅茶を両手で包んでいた。指先に伝わる温もりはもう頼りないほど薄くなっていたが、それでもカップを離す気にはなれなかった。その時、休憩室の扉がそっと開いた。「キャンディ」若い看護師が顔をのぞかせた。「アードレー家から差し入れが届いたわよ」「差し入れ?」キャンディはカップを置いて立ち上がった。廊下へ出ると、受付の机の上には大きな籠が置かれていた。厚手の布をめくると、湯気の残る壺と、柔らかなパンが丁寧に包まれている。傍らには小さなカードが添えられていた。『夜勤の皆さんへ。少しでも温かいうちに』名前はなかった。けれど、キャンディには分かった。その字を見つめた瞬間、胸の奥に、低く穏やかな声が戻ってくるようだった。『帰りたいと思う理由ができたんだ』キャンディはカードの端をそっと押さえた。看護師たちは嬉しそうに籠を囲み、看護師長もめずらしく口元を緩めている。疲れた顔をした夜勤の者たちが、壺から注がれる温かなスープを受け取るたび、白い湯気がそれぞれの頬をやわらかく包んだ。「ありがたいわね」誰かが小さく言った。キャンディは器を配りながら、ただ微笑んだ。スープの湯気は、薬品の匂いが漂う夜の病棟に、家の台所を思わせるような温もりを運んでいた。キャンディは最後に自分の分の器を受け取り、両手で包んだ。遠い人を思う胸の痛みと、近くに届いた温かいスープの匂いが、同じ夜の中にある。そのことを思うと、少しだけ胸がつまった。どちらかを消さなければ、前へ進めないのだろうか。キャンディは、まだ分からなかった。キャンディはそっとスープをひと口飲んだ。優しい温もりが冷えた身体へゆっくりと広がり、張りつめていた心をほんの少しだけ和らげてくれる。受付の机には、あのカードがまだ置かれていた。差出人の名はなくても、その短い言葉に込められた誰かの温かな想いだけは、夜の病院の静かな灯りの中で、変わらずそこに息づいていた。翌朝、病院の窓の外は、雨に濡れた赤煉瓦の壁から細い雫が落ち続け、中庭の石畳には朝の光が淡く広がっていた。昨日の雪はところどころに白く残っていたが、冬が少しずつ遠のいていく気配があった。キャンディは仮眠室でほんの短い眠りを取ったあと、まだ少し重いまぶたをこすりながら、担当の患者を順番に回り、最後にジョーの病室へ向かった。扉を軽く叩く。「ジョー、入るわよ」返事はない。キャンディは眉を寄せ、そっと扉を開けた。ジョーはベッドの上にいた。枕を背にして上半身を起こし、膝の上に広げた新聞へ視線を落としている。包帯の巻かれた腕はシーツの上へ投げ出され、読む姿勢だけを見れば大人しくしているように見えたが、ベッド脇に寄せられた靴の位置が、ほんの少しだけ怪しかった。キャンディは黙って靴を見て、それからジョーを見た。ジョーは新聞から目を上げない。 「……何だよ」「歩こうとしたでしょう?」「してねえよ」 「その靴が証拠よ。前にあった場所から移動しているもの」 「それなら、きっと靴が勝手に逃げたんだな」「便利な靴ね。勝手にうごくなんて」キャンディはしゃがみ込み、靴をベッドからさらに遠ざけた。「おい」「言うことを聞かないなら、靴は没収です」「横暴な看護師だな」「今歩くと危ないの。だから、患者さんを守るために仕方なく、ね」ジョーは新聞を畳んでため息をついた。「俺を子ども扱いしやがって」「子どものほうが、もう少し言うことを聞くわ」ジョーはチェッと言いながら、肩をすくめる。「……痛みは?」「ねえよ」キャンディは黙って見つめる。「……少しだ」「最初からそう言えばいいのに、素直じゃないんだから」キャンディがぶつくさ言うと、その時、廊下から穏やかな足音が近づいた。「おはよう」アルバートがそう言って病室へ入ってくると、キャンディの表情がぱっと明るくなった。「アルバートさん」「様子を見に来たよ」ジョーが肩をすくめる。 「総長まで見張りですか」「見張りじゃないよ。応援かな」「アルバートさん、ジョーが、また歩こうとしてたの」「まだ歩いてねえ!」「"まだ"って言ったわね」アルバートは吹き出した。「ジョー、今日はキャンディに従ったほうがよさそうだ」 「総長までそっち側か」「キャンディには、勝てる気がしないからね」キャンディが首をかしげる。「私、そんなに怖い?」アルバートは笑いながら首を振った。「怖くはないよ。でも、キャンディに勝てる人は、なかなかいない」そう言って、アルバートは革鞄を小机へ置き、紐で綴じられた書類を取り出す。「さて、本題に入ろうか。これは補償手続きの書類だよ。今すぐ読まなくてもいい。あとで担当者が来て、必要なところだけ説明してくれる」 ジョーは書類へ目を向けた。「読まなくていいって言われると、読みたくなるな」アルバートは笑みを浮かべた。「じゃあ、キャンディに預けておこうか」「それだけは勘弁してください」病室に穏やかな笑いが広がった。その時、病室の外から遠慮がちな声がした。「キャンディ?」振り向くと、アニーが小さな包みを抱えて立っていた。雨上がりの街を歩いてきたのだろう、淡い色の外套の裾には細かな雫が残り、頬も少しだけ冷たい空気に染まっている。「アニー!」キャンディはぱっと顔を輝かせ、すぐに駆け寄った。 「来てくれたの?」「ええ。パティから預かったものがあって……それに、少しだけあなたの顔が見たくなって」 キャンディは嬉しそうに包みを受け取ると、笑顔のまま言った。「ちょうど休憩時間なの。一緒にお茶を飲みましょう」「ええ」その時、新聞の向こうからジョーが顔を上げた。「ちゃんと戻って来いよ、看護師」「戻ります」「俺を置いて逃げるな」「逃げません」そのやり取りに、アルバートが小さく笑った。「さあ、行きましょう、アニー」キャンディが袖を軽く引く。「ええ」アニーは微笑み、小さく頷いた。病室を出ると、中からジョーとアルバートの話し声がかすかに聞こえ、それも廊下を歩くうちに少しずつ遠ざかっていった。休憩室へ向かう廊下には朝の光が差し込んでいる。いつものように少し早足で歩くキャンディの後ろ姿を見つめながら、アニーは胸の中で、まだ言葉にならない想いをそっと抱きしめていた。休憩室は、やわらかな光に包まれていた。キャンディは戸棚から二つのカップを取り出すと、温めておいたティーポットへ熱い湯を静かに注ぎ、茶葉がゆっくりと開くのを待った。キャンディはそれを一杯ずつ丁寧にカップへ満たす。「熱いから気をつけてね」「ありがとう」アニーはカップを受け取ると、両手で包み込むように持った。しばらくは他愛もない話が続いた。パティのこと。アーチーのこと。コーンウェル家の庭に咲き始めた花のこと。冬が終われば、またみんなで出かけたいという話。笑い声が小さく重なるたび、窓の外の空も少しずつ明るくなっていくようだった。やがて紅茶を一口飲んだアニーが、ふとキャンディを見つめた。「ねえ、キャンディ」「なあに?」 キャンディは首をかしげる。「さっきね、病室で見ていて、少し羨ましくなっちゃった」「え?」キャンディは目を丸くした。「何が?」「キャンディとアルバートさん」思いがけない名前に、キャンディは小さく瞬きをした。「私たち?」「うん」アニーは照れたように笑う。「キャンディ、アルバートさんには何でも言えるでしょう?」「そうかしら」「そうよ」アニーは迷いなく頷いた。「心配したら心配って言うし、叱りたくなったら叱るし、思ったことをそのまま口にしてしまうでしょう」キャンディは少し考えてから、困ったように笑った。「そうなのかな」「そうよ。さっきだって、ジョーさんよりアルバートさんのほうを叱っているみたいだったもの」キャンディは思い出して吹き出した。「だって、アルバートさんが私を怖いみたいに言うんだもの」「ほら、そういうところ」アニーは嬉しそうに笑った後、少しだけ視線を落とした。「私ね……アーチーのことは大好きなの」キャンディは黙って頷いた。「でも、好きだからこそ、こんなことを言ったら困らせるかしら、とか、嫌われたらどうしよう、とか、つい考えてしまうの。本当は言いたいことがあっても、飲み込んでしまうことがあるの」休憩室に静かな沈黙が流れた。「アーチーは、そんな人じゃないって分かっているのよ」アニーは少し照れくさそうに笑う。「それでも、そう思ってしまうの」カップから立ちのぼる湯気が、二人の間をゆっくりと流れていった。「でもね」アニーは顔を上げる。「キャンディは違うでしょう。自分では気づいていないかもしれないけれど、アルバートさんの前では、いい子でいようとしていないわ。笑って、泣いて、怒って、また笑っている。自然にね」病室でのやり取りが、ふとキャンディの胸によみがえる。「見ていて思ったの」アニーは窓の外を眺めながら、小さな声で言った。「本当の家族みたいだなって」その言葉に、キャンディは思わず息を止めた。「家族……」無意識にその言葉を口の中で繰り返す。家族。それはずっと、ポニーの家やアニーや、みんなと過ごした時間のことだと思っていた。けれど、病室でアルバートと交わした何気ない言葉を思い返すと、そこには気を遣う苦しさも、いい人でいようとする緊張もなかった。怒って、笑って、心配して、また笑う。そんな当たり前のやり取りを、自分はいつから、あんなに自然にできるようになっていたのだろう。キャンディは何も言えないまま、静かにカップを口元へ運んだ。紅茶の温もりが喉を通り過ぎても、アニーの言葉だけは、胸の奥に静かに残り続けていた。午後の病棟には、昼食を終えたあとの穏やかな時間が流れていた。射し込む陽射しは朝よりも少しだけやわらかくなり、雨に洗われた中庭の木々は、濡れた枝先を光らせながら静かな風に揺れている。廊下を行き交う人の足音も朝ほど慌ただしくはなく、病室のあちこちでは退院の支度を始める患者の姿が見え始めていた。キャンディは看護師長に呼ばれ、行くように言われた一人の老婦人の病室へ向かった。窓際の椅子には、小さな旅行鞄が置かれている。ベッドの上にはきれいに畳まれた入院着。退院の日だった。「ミス・キャンディ」老婦人は穏やかに笑った。「本当にお世話になりました」「こちらこそ、お元気になられてよかったです」キャンディは荷物をまとめる手伝いをしながら微笑み返した。老婦人は、ふと窓の向こうの空を眺めながらぽつりと言った。「家へ帰るのが、なんだか照れくさいんですよ」「照れくさい?」「ええ。主人がね、毎日来てくれたものですから」キャンディは思わず笑みを浮かべた。「とても仲がよろしいんですね」「若い頃は、そうでもありませんでしたよ」思いがけない言葉だった。老婦人はゆっくりと鞄の留め金を閉じる。「喧嘩もたくさんしましたし、腹も立ちました。一週間くらい口をきかなかったこともあります」キャンディは目を丸くした。老婦人は声を立てて笑った。「でもね、今思えば、それも一緒に暮らしていたからできたことなんですね」キャンディは黙って耳を傾けていた。「若い頃。結婚前は、この人が運命の人なのかしら、とか、本当にこの人でいいのかしら、とか、そんなことばかり考えていました。でも、人は案外、そういうことだけで夫婦になるわけではないのかもしれません」老婦人は窓辺へ目を向けたまま続けた。「悲しい日も、嬉しい日も、何もない日も、同じ家で時間を重ねていくうちに、いつの間にか、その人のいる場所へ帰りたくなるんです」その言葉は静かだった。けれど、不思議なくらい胸へ沁みてきた。「私は若い頃、主人より先に別の人を好きだったこともありました」キャンディは息をのんだ。老婦人は少し照れくさそうに笑う。「主人も知っています。隠しませんでしたから」キャンディは何も言えなかった。老婦人は窓の外を見つめながら、穏やかな声で続ける。「昔好きだった人を思い出す日は、今でもありますよ。でもね、そういう日ほど、不思議と主人の帰りを待ってしまうんです」病室に沈黙が落ちた。廊下の向こうで誰かが笑い、その声が遠ざかっていく。「忘れようとしたことは、一度もなかったと思います。でも、年を取ると分かるんですよ。胸の奥にしまってあるものと、今日の夕食を一緒に食べたい人とは、同じ場所にいなくてもいいんだって」キャンディは窓の外へ目を向けた。雨上がりの空はどこまでも澄み、白い雲がゆっくり流れている。胸の奥で、テリィの笑顔が静かによみがえった。栗色の髪。ブルーグレーの瞳。「すべてを捨てて、二人で遠いところへ行こう」あの日の声は、今も少しも色褪せていない。それでも、その記憶の隣に、ふと別の光景が浮かんだ。「キャンディには、勝てる気がしないからね」 そう言って笑った穏やかな横顔。キャンディは、その二つの景色を胸の中で並べたまま、しばらく動くことができなかった。翌日の午後。コン、コン。静かなアードレー家本社の執務室に、控えめなノックの音が響いた。机いっぱいに広げられた書類へ目を落としていたアルバートは、万年筆を置き、顔を上げる。「どうぞ」扉がゆっくりと開いた。「失礼します」姿を現したのは、キャンディだった。病院から直接来たのだろう、淡い色のコートをまとい、帽子を両手で抱えている。その姿を見た瞬間、アルバートは少しだけ目を見開いた。「キャンディ」穏やかな声だった。けれど、その声には思いがけない人を迎えた時だけに生まれる小さな驚きが混じっていた。キャンディは静かに扉を閉め、部屋の中央まで歩いてくる。大きな窓から午後の光が差し込み、執務机の上には鉱山事故の補償書類や決裁を待つ書類が整然と積まれていた。アルバートは椅子から立ち上がる。「どうしたんだい?」キャンディは小さく息を吸った。胸の鼓動が聞こえてしまいそうだった。それでも視線を逸らさず、まっすぐアルバートを見つめる。「アルバートさん」短い沈黙が落ちた。「……お返事をしに来ました」アルバートは何も言わなかった。急がせることも、答えを促すこともなく、ただ静かに待っている。その沈黙に背中を押されるように、キャンディはゆっくりと言葉を続けた。「私の心には、テリィがいます」その名前が部屋に落ちても、アルバートの表情は変わらなかった。ただ静かに耳を傾けている。キャンディは続けた。「忘れようとしたことはありません。忘れられるとも思っていません」窓の外では、雲の切れ間から射した光が、街の屋根を静かに照らしていた。アルバートはゆっくりと頷いた。それだけだった。その頷きが、続きを話してもいいと言ってくれているようだった。キャンディは両手を胸の前でそっと重ねた。「でも、病院でね……退院していくご夫婦を見ていたんです」アルバートは黙って聞いていた。「ご主人が毎日お見舞いに来ていて、奥さんは、退院して家へ帰るのが照れくさいって笑っていました。若い頃はたくさん喧嘩もしたし、奥さんは昔、別の人を好きだったこともあったって。でも、それでも今は、ご主人のいる家へ帰りたいんだって」アルバートの青い瞳が静かに揺れた。「それを聞いた時、私……少しだけ分かった気がしたんです」病院の廊下。患者たち。アニーの微笑み。退院していった老婦人。一つひとつの景色が胸に浮かび、静かに通り過ぎていく。「何でもない一日を、一緒に重ねていくことって……あんなにあたたかいものなんですね」アルバートは何も言わなかった。キャンディは少しだけ笑った。「病院であったことを話して、笑って、叱って……また笑って。私、アルバートさんの前では、いつもの私でいられるんです」アルバートはかすかに息を止めた。「怒っても、泣いても、笑っても、失敗しても……アルバートさんは、ちゃんとそこにいてくれるから」キャンディの声が少し震えた。「私、それがどれほど大切なことなのか、今まで分かっていたようで、分かっていなかったのかもしれない」部屋は静まり返っていた。時計の針だけが、小さく時を刻んでいる。キャンディは深く息を吸った。「私の心には、これからもテリィがいます。それでも……」キャンディはまっすぐアルバートを見つめた。「明日のことを話したくなるのは、アルバートさんなんです」そして、もう一度、静かに言った。「アルバートさんと、一緒に歩いていきたいと思っています」その言葉を言い終えると、胸の奥にあった長い緊張が静かにほどけていった。アルバートはしばらく何も言えなかった。窓の外へ一度だけ目を向け、小さく息をつく。それからキャンディへ視線を戻した。その瞳には、長いあいだ胸の奥へしまい続けてきたものが、ようやく光の当たる静かな場所へたどり着いたような穏やかさが宿っていた。「……それを、返事として受け取っていいのかな」キャンディはまっすぐアルバートを見つめた。そして、小さく微笑んだ。「はい」アルバートは目を伏せ、ほんの少しだけ笑った。「……よかった」その声は、とても低く、静かだった。けれど、その一言の中には、長い時間待ち続けた人だけが持つ深い安堵があった。キャンディが黙ってアルバートを見つめると、アルバートはキャンディの視線を受けたままゆっくりと言った。「君がそう言ってくれる日を、ずっと待っていた」キャンディの胸が、少しだけ痛んだ。「でも、待つことしかできなかった。君が自分で選ばないかぎり、僕がどれほど願っても、それは君の幸せにはならないから」その声はあまりにも穏やかで、優しくて、キャンディは目の奥が熱くなるのを感じた。アルバートは続けた。「話してくれてありがとう、キャンディ」キャンディは小さく首を振った。「こちらこそ」「君が今日話してくれたことは、一つも忘れない」キャンディは静かに頷いた。その時、午後の陽射しが雲の間から大きく差し込み、執務室いっぱいをやわらかな光で満たした。キャンディはその光の中を、一歩だけアルバートの隣へ歩いた。 その歩幅は小さかったけれど、誰にも強いられず、自分で選んだ未来へ向かう、最初の一歩だった。みなさまの貴重なお時間の中で、私の拙い物語を読んで下さり、ありがとうございます💕深く深く感謝しています💕さて。今回の物語は、お叱りを受ける覚悟はできております💧😆ですが、もうしばらく温かい目で見守ってくださいませ♡それから♡ブログお友達もCさまとtさまとお話をしていて、私の文章能力が足りず、お伝えできていないかも〜💧と思う点がありましたので、教科書ガイドならぬ、永遠のジュリエットガイドを下に書いておきます。Cさまtさまありがとうございます😊💋*スザナのお墓参りの時、テリィがすぐそばにいて、アルバートさんがそれに気づいていたにも関わらず、キャンディに教えず、わざとふたりを再会させなかったのは、それはアルバートさんは、テリィがキャンディを置き去りにしたと思っているからです。海を超えてテリィに会いに行ったキャンディを捨てた💢とアルバートさんは思っています。テリィが王太后に「言うことを聞いてグランチェスター公爵家におとなしく戻らないなら、キャンディの命はない」と脅迫されていたことをアルバートさんが知らないのです。だから、アルバートさんは自分がキャンディを守る!と思っています♡*テリィがキャンディを積極的に探せないのも同じ理由。キャンディの命が危ないからです。*ではなぜ王太后がテリィを脅してまでグランチェスター公爵家に連れ戻したのは、自分の姪とテリィを結婚させ、権力を不動のものにするためです。説明しちゃうなんて、恥ずかしいけど、これで理解していただけるところが増えるはず♡あと1話キャンディアルバート編があり、次はテリィ編になります♡最後まで読んでいただけたら、嬉しいです💕みなさまが穏やかで幸せな時間をお過ごしでありますように💕ジゼル次のお話は↓『永遠のジュリエットvol.69 〈キャンディキャンディ二次小説〉』病院の玄関を出ると、赤煉瓦の壁は傾き始めた陽を受けて淡い茜色に染まり、車寄せの石畳には長く伸びた影が静かに重なっている。病院の扉を一枚隔てただけで、薬品の匂い…ameblo.jp
momoのつれづれ日記
こんにちは。当ブログにお越しいただき、ありがとうございます今日は、7月11日ということで、ハイキュー‼︎の宮ツインズの日とか。ユニフォームの番号が、7番と11番だからですねなので、この二人のねんどろいどを出してみました。随分前に、メルカリで未開封品をお迎えして、そのまま箱入り息子だった二人です開封のついで?なのでねんどろいど劇場を色々拙いところがありますが、温かく見ていただけたら嬉しいです。(私は、生粋の関東人なので関西弁がおかしなところがあるかもしれません・・・💦)なんでも、許せる方のみお進みください。よろしくお願いします🙏侑:サムはほんま、おにぎり好きやなあ。今日みたいな日は、アイスやろ。治:別にええやん。おにぎり食うと、落ち着くんや。それに、いっちゃん美味いしな。治:それよか、はよせんと練習遅れるで。侑:今日の練習、4時からやろ?治:アホか。3時半からや。侑:まじか、もう過ぎとるやん。北さん、待っとるで💦北:遅い💢北:遅れて来るとはええ度胸やな。お前ら。侑&治:北さん、ほんますんません。北:まずは、ウォーミングアップからや。ちゃんとやれや。見とるからな。侑&治:へーい。〜練習中〜北:ふっ。。なんやかんや言っても、今日もあのふたりは絶好調やな。北:大会近いし、この調子で頼むで。侑&治:うっす!こうして、稲荷崎の練習は続くのであった。完🏐🏐🏐ねんどろいどで、遊んでみました。バレーボールのシーン、難しい💧でも、動きのある作品は楽しいですね。(バレーボールに使っている支柱は、消しゴムマジックで消してます。)ポジション的におかしいとかあるかもですが、そこは目を瞑っていただければ嬉しいです。バレーのネットは、ねんどろいどの日向と影山についてくるパーツを使いました。体育館シチュを作りたいのですが、なかなか難しい・・・。〜おまけ〜北さんのレシーブ練習ではでは、この辺で。お読みいただき、ありがとうございます
「のぞみのつかみ」公式ブログ “さやんぴょん”
…ちらをご覧ください映画の撮影中だったがトラブルがなんとかしんのすけでごまかし、台本も変えてやってのけた。はい。(ってこれだけ?って思うかもしれませんが、正直内容は詳しく書くほどでもなんでもないので......代わりにリョクシャカの「マジックアワー」の歌詞の一部をご覧ください)フジテレビのドラマ「真夏のシンデレラ」の挿入歌でも知られています。リョクシャカは今年9月にはアルバムも出すそうで!ぜひ.....今週の挿入部分Aパート後:マユリカと沙莉で映画あと3週Bパート前:映画告知(本編映像版)Bパート後:FRUITS ZIPPERと映画あと3週Cパート前:佐藤ちひろアナとプニプニシール告知Cパート後:TOMOOさんと映画あと3週今週の作画監督シンクロ(再):高倉佳彦ベッタリ:林静香マジックアワー:間々田益男(原画は出原、大和田、植木、平野)次回は?再放送2本「幻のフルーツサンドだゾ」(2022年)「ダチョウの卵を食べるゾ」(2021年)新作は.....超久々にもとひさがやってくる!って誰やねん?って思った方はまあまあ.....とにかくフラットに見ればええさー「スパイ対決は危機イッパツだゾ」お楽しみに!今週は何かと怒らなかったみさえがよかったねで、2つほどお知らせ!\🍃新作映画公開記念特番 放送決定🍃/⠀『#映画クレヨンしんちゃん奇々怪々!#オラの妖怪バケ~ション』公開記念!野原家とゆかいな妖怪が夏の大冒険SP#伊藤沙莉 さん #マユリカ のお二人と#小林由美子 さんが映画の見どころや魅力を語りつくす‼7月25日(土)以降、順次放送予定📺… pic.twitter.com/nwYVF9cqsN— クレヨンしんちゃん【公式】 (@crayon_official) 2026年7月11日新作映画公開記念特番の放送が決定!テレ朝では7/25の深夜放送。その他系列局でも順次放送します!!さらに!!🍛˖*┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 最新作公開記念!『#映画クレヨンしんちゃん超華麗!#灼熱のカスカベダンサーズ』 テレビ初放送決定✨┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈*˖🍛インドを舞台に送る劇場版初の《ダンスエンターテイメントムービー》7月26日(日)以降、順次放送予定📺… pic.twitter.com/HBPqcWvROm— クレヨンしんちゃん【公式】 (@crayon_official) 2026年7月11日去年の映画カスダンが地上波放送決定!!テレ朝では7/26 10:00から!!その他系列局でも順次放送!上2つの詳しい事柄はこちらをチェック✅ニュース|『『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ〜ション』公式サイト『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ〜ション』2026年 夏休み公開!shinchan-movie.com※なお地上波版では全ての映画シーンは放送できない可能性が高いので全てを今見たい方はぜひU-NEXTでレンタルしてご覧ください!U-NEXT限定ですよ!今ならプライムデーでさらにお得です!!これは買いです!!U-NEXTギフトコード 30日間見放題+1,200ポイント|オンラインコード版Amazon(アマゾン)じゃあまた来週〜PR:綾鷹 ミネラル緑茶 525ml PET ×24本Amazon(アマゾン)【希釈用/1本あたり15杯分】ネスカフェ エスプレッソベース 甘さひかえめ 500ml×3本 【 微糖 】【 アイスコーヒー 】【 カフェラテ/カフェオレ 】Amazon(アマゾン)ニチバン バトルウィン 指プロテクター親指用 M~Lサイズ YPT6ML 簡単 テーピング ばね指 腱鞘炎 親指Amazon(アマゾン)【正規品】パナソニック 替刃 メンズシェーバー用 6枚刃 セット刃 ES9600Amazon(アマゾン)コカ・コーラ やかんの麦茶 from 爽健美茶 650mlPET×24本Amazon(アマゾン)CIO モバイルバッテリー 半固体電池 薄型 軽量 タイプC 35W 急速充電 3ポート 10000mAh iPhone 17 Pixel10 Galaxy S26 iPad MacBook Windows ノートPC対応 パススルー 機内持ち込み SMARTCOBY Pro SLIM SS (ホワイト)Amazon(アマゾン)森永 大粒ラムネ SUPER ピーチ味 35g×10個Amazon(アマゾン)スプラトゥーン レイダース|オンラインコード版Amazon(アマゾン)【Amazon.co.jp限定】バッファロー SSD 外付け 1.0TB 超小型 コンパクト ポータブル iPhone 17e / 17 / 17 pro / PS5 / PS4対応(メーカー動作確認済) USB3.2Gen1 ブラック SSD-PUT1.0U3-B/NAmazon(アマゾン)めぐりズム 冷感スポットジェル 70ml【熱ごもりが気になる酷暑に 屋内使用で冷涼感約30分持続。いつでもどこでもさっとひと塗り。】ハーバルグリーンの香り メントール(冷涼成分)配合Amazon(アマゾン)サンワサプライ モバイルバッテリーケース 難燃ポーチ Mサイズ(W270×D10×H150mm) 発火時の延焼抑制 保管・持ち運び用 薄型 軽量 ブラック IN-FP2BKAmazon(アマゾン)
本日発売のサンデー31号に掲載されているFILE1164「命懸けのイタズラ」の感想です。本日2回目の更新、1回目はこちら『サンデー31号 コナン情報』こんにちは本日発売のサンデー31号やサンデー公式サイト等に掲載されているコナン情報です。 週刊少年サンデー31号は本日発売だよ! シリーズ第2話!…ameblo.jp※記事の一番最後に「シェリーのひとりごと」を追記しました(7月3日12時40分)現在多忙で返信の時間が取れないためコメント欄を閉鎖したく、いつもコメントをくださる皆様にお願いをしているところですが、今日はこの記事に限りコメントを受け付けるつもりでいましたが、先週のサンデー記事とアニメの感想記事にどちらも同じ方ですが、初めましての方から唐突にとてつもない長文のコメントをいただきまして、返信にそれはそれは時間がかかってしまいました。コメントをいただいたら長文短文に関係なく全文に対して返信を書かないとならないので、今はとてもそんな時間が取れないためこの記事のコメント欄もなしとさせてください。短いコメントの方は何も問題ないのですが、返信するコメントと返信しないコメントを作ってしまうと色々問題が生じるため今日はなしでお願いします。コメントをしようと思っていた方は申し訳ありません🙇では、本誌の感想です。FILE1164、シリーズ第2話、ネタバレしています。シリーズ第1話はこちら『サンデー30号 名探偵コナン FILE1163「先生の贈り物」』本日発売のサンデー30号に掲載されているFILE1163「先生の贈り物」の感想です。本日2回目の更新、1回目はこちら『サンデー30号 コナン情報(コナ…ameblo.jp 週刊少年サンデー31号は本日発売だよ! シリーズ第2話! 偶然小林先生と若狭先生がお買い物してる所に遭遇したボク達は、お店の店員さん達も一緒に全員 強盗団に捕まっちゃったんだ! 部屋にある物や買い出しで持ってたタコ焼きパーティの材料で、みんなで反撃の準備を…! 詳しくは31号を見てね! pic.twitter.com/ZHNMyVrUMg— 江戸川コナン (@conan_file) June 30, 2026反撃開始まずコナンくんが監禁されていた店員にここまでの経緯を聞く。強盗団は5人で店にやって来て、他の客がいなくなるまで適当に店内を見ていた。客が誰もいなくなったら、その中の1人が話しかけて来た。そして変な音がするという部屋を見に行き、そこでスタンガンで気絶させられたもう1人の店員も同じようにスタンガンで気絶させられた監禁されていた店員は3人で、そのうちの男性1人は強盗団の仲間だったのをコナンくんに見破られて麻酔銃で眠らされている⌚先週、店員3人の内訳を男性1人と女性2人と書いたのですが、今週号で女性だと思った1人が男性だったとわかり、内訳は男性2人と女性1人でした。オバサンに見えた人が、オジサンでした失礼しましたm(__)mただ、店員は名前もないので、性別はどっちでも特に問題はないと思います。その男性のうちの1人は強盗団の仲間なので、本物の店員は男女1名ずつになります。強盗団が店に留まっているのは午後4時に資産家が修理のため持ってくる1億円の宝石の付いたゴーグル🥽を狙っているから。今週はこの子ども用ゴーグルがしっかりと描かれていて、これは次郎吉おじ様の愛犬のルパンのゴーグルにしか見えないですね先週のコメントでこれはルパンのゴーグルで資産家は次郎吉おじ様だと予想してた方がいましたが、これは当たってそうですね。監禁部屋のドアノブが外れているのは強盗団が外したわけじゃなくて、そこが倉庫なので荷物の出し入れの時に店員がぶつかって外れてしまったらしい。中から開けられないから丁度いいと監禁部屋として利用された可能性が高い。麻酔銃で眠らせた強盗団の仲間のスマホを使って警察を呼んだらどうかと小林先生が提案する。そのスマホは今哀ちゃんが手に持っているでも、このスマホはずっと通話中で強盗団がこっちの様子をうかがっているから使えないとコナンくんが説明する。哀ちゃんがそのスマホを持っているのはマイクの部分を手で押さえてこちらの声を聞こえにくくしてるから。そしたら、音がしないのを怪しいと思った強盗団の1人が部屋の様子を見に来た。みんな慌てて結束バンドで縛られてるふりをする。ドアを開けて入って来た強盗犯はみんながおとなしく縛られているのを見て戻って行った。そのスマホはこのまま哀ちゃんが部屋の奥で適当なことを喋って強盗団をごまかす。コナンくんにそうするように言われた哀ちゃんは...「あーあ、退屈すぎて死にそうだわ...」とスマホに向かって言う。そしてコナンくんたちはタコパ用に買い物してた物を使って反撃の準備を始める。買い物した袋は同じ部屋の中にあったのですね。先週はどこにあるという描写がなかったので、手元にあって良かったです。反撃の道具の作り方の細かい説明は長くて大変なので省きます。ストローを細かく切って輪ゴムも使って細かい虫が動いているように見える物を作る。それを使い捨ての容器に入れる。犯人が開けたら虫が飛び出たように見えて驚いて腰を抜かすという仕掛け。大量にストローが必要なため、元太と博士が紙パックのジュースを全部飲まされる。飲み干した後の元太と博士が苦しそう何でこの2人に飲ませたんだ?体型的に際限なくいくらでも飲めそうに見えたのか今度は空になったジュースの紙パックを広げて繋げてびっくり箱から出て来たオバケのようなものを作る。これは全部ネットで見かけたイタズラグッズらしい。後は博士がネットで見かけたというイタズラもやってみることになる。そのためにはノブが外れたドアを開ける必要がある。コナンくんはメガネの弦を使って簡単にドアを開ける。そして、犯人が部屋に入って来たら、つまずく仕掛けも完成。午後4時まで、もう3分もないと哀ちゃんが言う。一応、奴らの隙を作る仕掛けは3つ作った。問題は5人いる強盗団をどう取り押さえて結束バンドで拘束するか...麻酔銃は奴らの仲間に使ってしまった。ベルトから出せるサッカーボールは一発だけ。倒せても2人まで。もう一発、花火ボールっていうのも出せるけど、人に当てたら死に兼ねないし、店の中で破裂したら火事になる。戦力になるのは凄腕のボディーガードだったという若狭先生。だけど、こちらの思惑通りに動いてくれるかどうかわからない。若狭先生が怖い顔をしているのを見た歩美ちゃんが心配する。きっと上手く行くから大丈夫だよと若狭先生を励ます。歩美ちゃんには笑ってそうねと返事をする若狭先生だけど、心の中では...(無謀...あの子は頭は切れるようだけど、詰めが甘い...)コナンくんが想定してるのは博士を脅した時に見せたナイフとスタンガン。でも、本当の脅威はもう1人、リーダー格の男が懐に忍ばせてるカード型の銃クレジットカードくらいの大きさで中央部を開くと拳銃に変形する。コナンくんがそれにどう対応するつもりなのかと心配している。でも、イタズラの仕掛けは目くらましになる。2、3人撃たれて死ぬかもしれないけど、問題はない。血を見れば撃った側も動揺する。その虚を衝けば5人程度なら制圧できる。私はこんなところで命を落としてる場合ではないのだから...そう心の中でつぶやき、ニヤリと微笑む若狭先生。哀ちゃんが話しかけてくる。「ダメよ先生...そっちに行っちゃ...」怖い目で哀ちゃんの方を振り返る若狭先生。ダメ、と厳しい顔で見つめる哀ちゃん。次号、明かされる灰原の思い。次号につづく...まさかの花火ボールが原作に登場あんな危ないのは劇場版限定だと思ってたけど、ちゃんと存在してるのですね。でも、原作の中で使うのはかなり派手すぎますね人に当てたら死に兼ねないって言ってるから、一応そういう認識はあるようです。それより、2、3人撃たれて死ぬかもしれないけど、問題はない。と言ってる若狭先生が怖すぎやっぱり若狭先生は何の罪もない人が巻き込まれても気に留めないのですね。あの時も小林先生が危険にさらされても何とも思わなかったですしね。今回もまた小林先生が危険。子どもたちが撃たれそうになっても若狭先生は気にしないんだろうか?人質の店員さん2人は完全に切り捨てられてそうで可哀そうでも、そんなことを心の中で思ってた若狭先生を見抜いて止める哀ちゃんが凄い。「ダメよ先生...そっちに行っちゃ...」あつ森のコメントのこれはこんな大事なセリフだったのか...そっちに行っちゃダメ?そっちとは、無関係な人を犠牲にしても構わないという考え方で突き進むこと?そういう方向性は人としてダメだということですかね?かつての哀ちゃんはそういう方向性だったと思うけど、博士や子どもたちと出会い今はかつての自分と同じ匂いを感じた若狭先生を止めたということ?若狭先生に対する思いがどういうものなのか、次号で明かされると書いてあるのでめちゃめちゃ楽しみなんですが、17年前の事件を哀ちゃんが知ってるわけないので、誰かから聞いてあの事件を知っているのか、それとも若狭先生と昔の自分を重ねているだけなのか...花火ボールはまさか使わないですよね?でも、使わないならその名前出さなくてもいいような気もするんですよね。わざわざ出して、原作逆輸入を仄めかす理由は何だろう?強盗団を驚かすイタズラグッズを作るために、タコパをする設定でその材料を持って監禁される話を考えたということ?ですよね?作りすぎた時用の持ち帰り容器もちゃんと使い道あったし、無駄がないですね。強盗団に怪しまれないように適当に喋っておけってコナンくんに言われた哀ちゃんが、スマホに向かって言ったセリフ「あーあ、退屈すぎて死にそうだわ...」捕まって縛られてる子どものセリフっぽくなくて何かの暗示のように思えてしまいます。やっぱり花火ボールを使うフラグ...退屈が一気に吹っ飛ぶだろうけど...いやいや、それはないよね?先週分の「シェリーのひとりごと」のフサエブランドの本店がアメリカなこともこの後に出て来るのかそこも気になります。あのゴーグルは次郎吉おじ様の愛犬ルパンがいつもつけてるゴーグルで合ってる気がします。鈴木財閥なら間違いなく資産家だし、愛犬のゴーグルに1億円の宝石をつけるのも頷けますしね。もしそうなら次郎吉おじ様、来週出るんだろうか?でも、次郎吉おじ様が出る時は漏れなく怪盗キッドも出るからなぁ...今回はキッド様の出番は無さそうですよね。まぁでも、おじ様直々にゴーグルを持ってくることはないのかなとも思います。強盗団が全部で5人も気になるのですよね。仲間だった店員の男性を入れても4人しか出て来てないので、もう1人はどこに?寝不足で頭が回らないので、私が見逃してるだけかもしれない...とりあえず、第2話の感想はこんなところです。では~7月3日更新分の「シェリーのひとりごと」 なにやら ホーム アローン じみてるわね… pic.twitter.com/pdRyzSSUlS— シェリーのひとりごと (@sherry_conatsu) July 3, 2026
ベルばら、映画、本のこと
先日、Xで7/14まで柏市とベルばらがコラボすると知って、今日行ってきました柏市は、池田理代子先生がベルばらを描いた地。ベルばら誕生の地ですもう、今日が楽しみで楽しみで、数日前からあまり寝られない現象が発生!!こんなの、大人になってから初めてですよ!?!?旅行行く前日も、大学始まる前日も、ぐっっっすり寝れてましたからね!!!ベルばらパワーすげえしかも、推しのアンドレがいるんだから、とびきり可愛いコンディションで行きたい!と意気込んでたのに、昨日の夜アンドレが戦死するシーンを読んで大号泣し、起きたら目がパンパン、、、この人のために可愛くなりたいのに、その本人に泣かされるという毒彼氏みたいなことになってましたwwwパリで買ったShakespeare and companyのトートバッグに、ベルばら7巻を入れてgoなぜ7巻かというと、電車の中で読んでも人目があまり気にならないシーンが多いから(革命のシーンが多くてかっこいいしあわよくばチラッと見た人を洗脳したかった)あ、アランの壁ドンキスとアンドレの生着替えは飛ばしましたが片道2時間近くかけて、まずはSolito Mago Coffee Laboに到着!いた!!!アントワネットとオスカルだ!!店内にはエピソード編まで揃ってて、これがアントワネットラテ コースターもついてくる!はあ、、、綺麗なんとワイン樽で熟成させたコーヒー豆で、ブドウのような香りがするのです!!初めて飲む味でとても美味しかった次はららぽーと柏でお買い物!いくら使ったか、知りたくないです 後日向き合います柏駅の方に戻って、柏神社へ!買いましたよ!!御朱印奥のオスカルぼやぼやですが笑、境内にオスカル様が!こういうとこ、日本のいいとこだなって思います。寛容な宗教その後高島屋に行ったのですが、ららぽーとと品揃えが似てたので、最後に一番の目当てのベルばらファン交流サロンへファンの方と直接はお会いしたことなかったので、もう緊張とワクワクでいっぱい!!でも皆さん優しかったです!1時間半もいた笑絵を残してきた!サッと描いちゃったけど、もっと描き込めばよかった!!推し投票では、もちろんアンドレに投票!!今のとこオスカルが圧勝です笑 アンドレファン、投票頼む!!そして死ぬほど感動したんが、当時のマーガレット、、、!ブログに載せて良いか聞き忘れちゃったので中身は載せないけど、アランの壁ドンシーン、アンドレが死ぬシーンの号があって当時の人はこんな風に読んでたんだーーーー!!って、ほんとに感動しましたでもやっぱ、1番楽しかったのはリアルで語れたことかなあついつい熱くなってしまった!!いつかブログの方たちともリアルで語りたいもう楽しすぎて帰りは2時間ずっとニヤニヤしてましたね。不審者すぎる!!!夜ご飯はベルばら読みながら行きつけの喫茶店で食べて、家に帰って買ったグッズの撮影叔母のビンテージのレースを引っ張り出して。それから、神棚作りましたwwwきゃーん、もう幸せそれにしても、普段は趣味の全てが洋の私(洋楽、洋画など)にヲタ活なんて無縁だと思ってたけど、気づいたらしっっかりヲタ活してるじゃねえか!!色んな国で育って色んな経験して、色んな価値観が自分の中で育ったと思うのですが、ベルばらはまだまだ新しい世界を景色を見せてくれて、読みこめば読みこむほど新しい価値観が広がっていくのです!!さっき母にも言ってたけど、ストーリー、絵共にベルばらは人類が成しうる最高のクオリティだと思いますほんとに人生にベルばらがあって良かった!!!まだまだ大コーフンで今日も不眠症かな!!!
2月の半ば、村の診療所。昼過ぎの診療所は束の間の静けさに包まれている。午前中の患者が途切れ、待合室の椅子には誰も座っていない。遠くで雪遊びをする子どもたちの笑い声が聞こえる。キャンディは薬品棚の整理を終え、記録簿へ午前中の処置内容を書き込んでいた。この村へ戻って何年になるだろう。再びポニーの家へ戻り、この村で診療所を支えるようになってからの年月。気づけば毎日が慌ただしく過ぎていった。それでも不思議と、この仕事を辞めたいと思ったことは一度もなかった。誰かの役に立てることがうれしかった。目の前の患者が元気になることがうれしかった。その積み重ねだけで十分だった。そんな時だった。診療所の扉が開き、いつものように郵便配達員の青年が顔を出す。「マーチン先生宛てのお手紙です」「ありがとう」受け取ったのはマーチン先生だった。厚みのある封筒を見て、彼はわずかに眉を上げる。差出人には見慣れた名前が記されていた。アードレー財団記念病院。シカゴにある大病院であり、名誉会長はアルバートだ。ここ村の診療所とは、記念病院創設以来交流があり、マーチン先生は年に数回、講師として呼ばれているし、キャンディもまた最新の看護技術の修得のため、定期的に訪ねている。「研修医の件ですかね?」キャンディが尋ねる。「そうかもしれないね」そう言いながら封を開いたマーチン先生の表情が、次第に真面目なものへ変わっていった。読み進めるたびに黙り込んでいく。やがて先生は手紙から顔を上げた。そしてゆっくりと眼鏡を外す。「驚いたな」「何が書かれてたのですか?」「君も読んでみなさい」差し出された書類を受け取り、キャンディは目を通した。最初は内容が頭に入ってこなかった。4月に開催される全国医療大会。全国看護大会への推薦。そこでこれまでの経験を発表し、功労を讃えて表彰する……見慣れない言葉が並んでいた。『マーチン医師ならびにポニー村診療所の看護婦・医療スタッフ一同を、地域医療功労者として推薦する』そこには大会への出席者名簿が添えられていた。代表出席者――・ハッピーマーチン診療所 院長 マーチン医師・看護婦代表 キャンディス・ホワイト「……私の名前?」思わず目を見開く。唖然とするキャンディから書類をマーチン先生が受け取る。「どうやら診療所を代表して、医師と看護婦、それぞれ一名ずつ出席してほしいということらしい」マーチン先生は書類へ視線を戻しながら穏やかに答えた。「君には看護婦代表として、日頃の活動や地域医療の取り組みを紹介してもらいたい、と書かれている」「何かの間違いじゃありませんか?」真っ先に出た言葉がそれだった。マーチン先生は苦笑する。「だって、私たちは、それぞれ自分の仕事をしていただけです」「それが評価されたんだろう」先生は静かに言った。「この村は都会のように設備も十分とは言えない。それでも私たちは、限られた物資の中で知恵を出し合いながら医療を続けてきた。君たち看護婦は災害派遣にも参加し、記念病院で学んだ技術を診療所へ持ち帰ってくれた。その積み重ねが評価されたんだろう」「でも、それは患者さんのためで……。診療所のみんなで表彰されるなんて、考えたこともなかった」「だからじゃよ」先生は穏やかに笑った。「評価されるためにやったことじゃないからこそ、評価されたんだ」キャンディは何も言えなくなった。表彰されるなんてこと、無縁だと思っていた。目の前の患者を助けることだけを考えていたから。キャンディは書類を読み返すと、開催地の文字が飛び込んできた。場所はニューヨーク。胸の奥が静かに揺れる。あの街を思い浮かべると、胸の奥が少しだけチクリと痛む。キャンディは小さく笑った。「ニューヨークなんだ……」その呟きは誰にも聞こえなかった。もちろん、その街で何が待っているのかも知らない。