14JUL.
No.758 変換スキルの良し悪し、どこで見分ける?
目利き、それはものの良し悪しを見極める能力、あるいはそれを行える人。 鮮度の良し悪し、物の真贋、様々な場面でこのような能力は発揮されているわけですが、それはポコダンの世界でも同様。山のようにあるスキル効果にもカテゴリーごとに良し悪しがあり、それを判断するポイントというものがあるわけです。 で、今回は何回目までやるかわからないポコダン目利き話。第1回のテーマは『変換スキル』です。 なお、この手の判断基準は人それぞれに価値観が違うため、ここで扱う内容が必ずしもポコダンにおけるスタンダードとは思っていません。 なので、この企画で扱うポイントといえのは『当採点図鑑での評価において、どこを見ているのか』と読み替えてもいいのかなと。 ということで、変換スキル。一口に変換スキルといっても実に多様な種類があります。©Grenge.Inc.ALL Right Reserved. これでも一部…バリエーションとしては半分もないかな? 変換スキルの強弱を図る上でいつも見てようにしているのは以下の4点です。・コスト・変換数・変換対象・追加効果の有無 この4つを確認し、その情報を組み合わせて良し悪しや特徴を見ています。 ではここからは、実際に確認しているポイントを挙げていきましょう。まずは『変換効率』です。コストと変換数から考えるこの要素は、変換スキルの良し悪しにおける基本だと考えています。 先ほどの画像で上から2つを比べてみましょう。変換数は7と12で下の方が大きく上回っていますが、そのコストは3倍以上違います。単なる変換効率だけで見るのなら、1マス変換するのに必要なコストがより少ない方が効率的なのです。 この辺は体感ですが、1変換に対し10コスト必要なようでは効率的とは言い難いのが今のポコダン。ただし、この変換効率はあくまで生成される床の数とコストだけを見ています。 そして様々なバリエーションの追加を経た結果、これだけでは正常に測りきれなくなりました。 そこで次に確認するのは『変換対象』。要は『どこの何を変換するのか』ですね。 火→水などという変換元の属性指定についてもそうですが、位置指定や剣のスキル範囲などといった固定範囲など、変換範囲についても含めています。 たとえば、剣のスキル範囲を変換するのであれば、障害物がない場合最大で18変換。しかし、四方に伸びる範囲の関係上、そのターンにすべてを利用することは難しいものです。実際にはひし形12+ちょいといった程度でしょうか。 また、範囲変換はスタンプのように範囲を塗りつぶす効果です。面積的には18マスあったとしても、そこに元々変換後の色が含まれているときも多いものです。円範囲の12変換であれば期待値的に3つは変換後の色が混ざっていて、変換スキルによる追加とはいえなくなります。 変換で作ったポコロンのうち、『実際に使えるのは何マスなのか、実際に増えたのは何マスなのか』。その辺も加味して効率を考える必要はあるでしょう。 こういう意味で評価が下がりやすいのは変換数が多すぎるもの、あるいは固定範囲系の変換。変換対象が不足しやすく実際に17変換も出来ないことが多いとか、範囲内に目的の色が既にあることが多くどうしてもロスが出やすいとか。 このように、変換対象の要素はスキルの良し悪しに影響する部分も大きいのですが、変換スキルの『特徴』に対しても大きく響きます。 例えば一番上は雷→水の単色変換。上から二番目は水、雷→火の二色変換。 変換効果はプレイヤーの上方向からひし形の時計周り、そしてプレイヤーに近いものから順に選択されていきます。 そのため、二色変換はプレイヤーの近くを多く変換しがちであり、変換数によっては遠くへのアプローチを苦手とします。 逆に単色変換は遠くまで手を伸ばすことがしやすいですが、変換地点は散らかりやすいところがあります。 これらはまさに特徴、性質というべき要素であり、良し悪しとは違うもの。 また、評価に注釈がつくケースもありますね。例えばアヴァロンの持つ『位置指定、十字9範囲』変換は普通に使えばさほど効率的ではないですが、反射ブロックを使えば変換数を激増出来ます。 なので、『反射環境では強いという性質を持つ』ことを注釈としてつけるわけですね。 そして最後に確認するのが追加効果の有無。 例えば一番上は50コスト7変換。対して上から4番目は同じ7変換に対して100コスト。これだけだと効率面では倍も違うことになります。 しかし下のスキルには多重ポコロン化という追加効果が。これは、ざっくりいえば二度踏めるポコロン。つまり、実際に踏めるポコロンは2倍の14マスと捉えることが出来ます。 そうなると、100コスト14変換。上のものと同効率になりますね。ちなみにスキルを上げきってもこの2つは41コストと82コスト。効率面で変わりません。 他にも回復ポコロン、攻撃ポコロン、強化やダブル強化ポコロンといった追加効果も存在します。これらは『変換』効率においては影響しませんが、ASそのものの効率としてはプラス評価。 一番下のスキルで言えば80コスト9変換と90%分の物理、CSへの攻撃力補正。複合型のASとして評価していくことになります。 はい、思ったより遙かに長くなったのでここらでやめやめ。長い。改めて自分の思考を整理しながら書いてたわけですが、長いって。 これでも省略は色々していますし。 ただ、これを応用すると実際のクエストにおいて『変換ASの使用タイミング』を考える時にも役に立ちます。 一番顕著なのは範囲変換でしょうか。範囲内にロスがないときが効率良くなる訳ですし。 また、位置指定変換は変換数が少な目ですが、位置を選んで繋ぐことで使用可能なポコロンを複数増やすことが可能です。例え5変換であっても変換によってなぞれるマスが10増えているのなら、それは実質的に10変換と同義。こればかりは事前に見積もるわけにはいきませんが、使うときには心掛けるポイントになるでしょう。 同じASでも使い方や使う人によって性能が違って見える。その一因として、こういう細かい判断もあるのだと思います。 最初に述べた通り、この辺の見方は私の場合。人それぞれの価値観、重視するポイントがあり、同じ要素を見るとしてもどこに重みを置くかが違います。私は割と『そもそもの軽さ』重視型。 難しいことを考えなくても楽しめるのはポコダンの良いところだと思いますが、少し視点が増えれば戦闘中でも編成時でも、より色んな選択肢が生まれます。 この子は重めだけど一回の影響が大きい切り札タイプ、使えるまではこっちの軽い子でしのいで…とか。 キャラにストーリーのないポコダンだからこそ、キャラに特徴がついていくのが楽しかったりもします。効率に囚われすぎても面白くないですが、こういう見方をあるのだなという程度に捉えてもらえたら幸いです。 ということで、今回はこの辺で。この長さで第2回やるんかなあ…。
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