
26MAY.
読書 『琥珀の夏』
…本。琥珀の夏 (文文庫)Amazon(アマゾン)『琥珀の夏』 辻村深月 文春文庫 ノリコは小学4年生の夏休み、クラス上位に属してるユイから「ミライの学校に一緒に参加しよう」と誘われる。1週間だけの参加だが、ノリコは断ることができず、参加することにする。 ミライの学校はサマースクールのような感じではあったが、子供たちの自主性にまかせた内容になっており、100名ほどが参加していて、それぞれの班に分かれていた。 問答という独特の時間があり、その時間が子供たちの自主性を高める時間でもあるようだ。 ノリコは通っている学校でもそうだが、仲の良い友達を作るのが下手だった。ミライの学校でも誘ってくれたユイは違う班になってしまい、一人でいることが多かったのだが、そんなノリコにある日、常時ミライの学校にいて夏のサマースクールの手伝いをしているという、同じ年齢のミカが声をかけてくれる。 ミカはノリコを秘密の泉につれていってくれたりと何かと気にかけてくれた。 そしてミカと同じく未来の学校で育った年上のシゲルもノリコと仲良くしてくれた。 ノリコは小学5年、6年の時も未来の学校に参加した。ところが、6年生の時はミカに会うことが出来なかった。 それから数十年後、ノリコは弁護士になっていた。結婚して子供もいる。 そんなある日、ミライの学校の敷地内から子供の白骨が見つかる。 誰の白骨化わらないまま、ノリコの所属する弁護士事務所に老夫婦が訪ねてきた。あの白骨は自分の孫のものではないか?調べて欲しいと。 ノリコはミライの学校の事務局に出向くと田中という女性に案内される。 冷たい態度をとられるが、じつはその田中という女性はかつてのミカであった。 そうこうしているうちに白骨の身元が分かる。当時問題児だった久乃のものだったのだが、未来の学校が久乃の死を隠蔽したと叩かれる。 また久乃が死んだ原因がミカにあったとされ、ミカと婚姻関係にあったが離婚していたシゲルにミカの弁護を頼まれるが・・・。辻村深月さん、久しぶりですね~。この方の作品読むのってなんか覚悟が必要なんです(笑)一番最初に読んだ作品が良かっただけに、その後読んだ作品がイマイチで・・・結構ボリュームある作品が多いもんで、覚悟してよむんですが結果がガッカリってことが多いもので。。。今回も600ページほどのボリュームある作品だったんですけど、最初はすらすらと読めました。ちょっと私の嫌いな「カルト団体」みたいな内容の作品なんですけど、主人公も最初はミカだと思ってたんですよ。そしたらノリコだったんですよね~。ただ、内容的には読みやすい部類に入ると思います。けど、締めがやっぱり納得いかないというか、うーんって感じ。あとあるあるなんだけど、ノリコの性格が好きじゃないかな~。子供の頃の性格はわかるなって思うけど、大人になってからも頭で考えてることの方が多すぎて、考えてる暇があるなら行動しなよ!って思ってしまう。評価は★3~4.まぁ、辻村さんらしい作品かなって思う。読ませる力はあるのに、内容がついていかない。スローハイツの神様のような作品をまた書いて欲しい。感動できる作品を書いて欲しい。力のある作家さんだと思うのに、何か物足りないというか、テーマが悪いのか?よくわからないけど、この作家さん、逃げる話が多いな~と感じたこともあったし、内容が実力について行ってない気がします。

一番小さなルーズリーフは最強

よく、「人生は何度でもやり直しできる」って言うでしょ? あれはね、ちょっと正しくない。

ひと笑いしてから作業する