
13JUL.
読書 『イーヨくんの結婚生活』
…の結婚生活 (講談文庫)Amazon(アマゾン)『イーヨくんの結婚生活』 大山淳子 講談社文庫 夏目家は男の子ばかりの5人兄弟。母親は末っ子のイーヨくんが7歳の時に交通事故に巻き込まれて死んでいる。イーヨ君の誕生日の日だった。そして、母親の死後父親は育児放棄して出て行ってしまった。 夏目家の5人兄弟は母親の兄である伯父さん夫妻に育てられる。 それから20年。長男の太一郎がインフルエンザで急逝した。そして葬儀の日に現れたのは見た目がパッとしないしかもお腹の大きな妊婦さん。なんと太一郎と数日後結婚する予定の人であった。 戸惑う周囲をよそにそに妊婦・・・太宰薫はその場に居続けた。お腹の子どもは太一郎の子どもだし無下にすることも出来ず・・・ そして伯父が考えたのはイーヨくんと結婚させることだった。 イーヨくんは兄弟の仲でちょっと異色だった。高校中退。しかし運動神経も成績もよかった。性格は何を考えてるのかよくわからず、何を頼んでも返事は「いーよ」と 否定したことがない。名前の「伊代太」となんでも「い~よ」ということからイーヨくんと呼ばれていたのだが、伯父の提案にイーヨくんは迷うことなく「いーよ」と答えた。 かくしてイーヨくんは太宰薫と結婚することに。薫は不精な性格でなんでもイーヨくんに頼んでいたが、イーヨくんはとことん薫の夫を務める。 そうこうするうちに薫の出産予定日が近づいてきて・・・大山さん久しぶりです(笑)猫弁シリーズは中途半端なまま読めないでいるし、ってか、高くて買えない(笑)この作品は200円クーポンがあったのでそれで買ってきたもの。大山さんの作品は私を裏切らない。ほんわかやさしくて、登場人物に悪人が出てこない…。安心して読める作品ばかりである。今回のイーヨくんも前半こそ、おいおい・・とツッコミどころは多かったが、ラストちかくで泣かされた。なんでも「いーよ」と否定しないイーヨくんが突然兄の婚約者を押し付けられ、妻になったその女・・・薫を気遣いながらも、父親になる準備も密かにはじめてる。パパママ教室にもきちんと出席する。しかし、薫のほうは実は秘密を抱えていたのだ。出先で友人らしい人に逢った時に放った「すべて予定通り」というのは何をさすのか?薫は一体何者なのか?評価は★4~5大山さんだからいい感じの作品で、めっちゃ感動させられるけど、これ、犯罪だよな・・・って感じ(笑) なので★5ではない(笑)ただ、イーヨくんを見守る死んだお母さん・・・この作品は死んだお母さん目線で書かれている部分が多いのだが、本当にイーヨ君を心配してるのがわかる。ふわふわした性格のイーヨくん。なんでも「いーよ」と引き受けてしまうイーヨくん。私でも心配してしまう。この作品ラスト1ページで胸がぎゅっとなります。正確に言うとラスト5行ですかね。。。(笑)大山さんの作品はどれもお勧めです。読後感がとても良い作品ばかりです。

新しい世界に向かうエネルギー

描き下ろしイラスト100種!Suicaのペンギンファンブックの付録のマシュマロシールが可愛すぎる

『本屋さんのある街で』(瀬尾まいこ他)