27APR.
君がサヨナラ言えたって・・・ #5
これまでの続きです!#4で早く続きが見たいとのコメントを頂いたのでさっそく書いてみました!!!今回少し長めかも、、🙇♀️それではどうぞ!!!________________________由依sideお陰様で忙しい日々を送らせていただいており、理佐のこともようやく忘れてきたかと感じていた頃だった。仕事がやっと落ち着き始め、久しぶりにみいちゃんと家の近くでご飯に行くことにした。そこではお酒も飲むことができ、今日はとことん飲もう!ということになった。み 「お疲れ様ー!」私 「お疲れ様!」み 「最近忙しかったみたいやな!」私 「そうなのー。おかげさまでね笑」み 「すごいやん!」私 「みいちゃんは最近身体の方はどう?」み 「ぼちぼちかなーでも今日は調子もいいしお酒もいっぱい飲めるで〜!」私 「飲み過ぎには注意してよね?笑」私は結構お酒は強い方だがみいちゃんはすごくお酒が弱くいつも調子に乗っていっぱい飲んで私が家まで送るというのがループになっている。しばらくお酒を嗜みながらお互いの最近の話や仕事の話で盛り上がっていると、斜め後ろの方から聞き馴染みの声が聞こえてくる。みいちゃんからは見える方向なのだがもう既に酔い始めており机にあるお酒が入っているコップにしか目がいっておらず確認することが出来なかった。みいちゃんの話を軽く受け応えながら斜め後ろから聞こえる声に耳を傾ける。 「もうーその話さっきも聞きましたよー?笑」 「だってさーまだこんなに好きなんだよー?」 「だったらまた連絡したらいいじゃないですかー」 「今更そんなことしたってさーもう、きr☆%°...」 「あーもう理佐さーーーん!寝ちゃダメですって!」その呼ばれた名前にハッとして思わず話していた方向に勢いよく振り返るとそこには2期生でずっと理佐と仲が良かった天ちゃんと理佐の姿があった。理佐は私に背を向けていて気づいていなかったが天ちゃんはすぐに私に気づき手を振ろうする。だが理佐にバレてはいけないと思ってしまったためすぐに天ちゃんにはバツの手で記して携帯を見てと合図をした。すぐに天ちゃんのLINEを開き文字を打つ。 私 「トイレ来て」 天 「了解です」すぐに返事が来て、トイレに向かう前にみいちゃんに一言声をかけ席を立つ。私の後ろで天ちゃんも同じように理佐に声をかけ席を立つような音が聞こえてきた。トイレに着き、後ろからきた天ちゃんの方を向く。私 「ごめんね急に」天 「いえいえ、お久しぶりですね。まさかこんなところで会えるとは笑」私 「ほんとだよね笑」天 「てかやっぱり理佐さんのこと?」私 「うん。あの感じ、多分天ちゃんにしかホントのこと言ってなさそうだったから。」天 「そうなんです、しかもああやってお酒を飲んで酔った状態にならないと私にすら全てを話してくれなくて、シラフの時に聞いたって理由すらも教えてくれないんです。」私 「そうだったんだ。ちなみにさ理由って聞いてもいいかな。」天 「私から言ってもいいのかな、あ、なら今日理佐さんのこと由依さんの家に送ってあげてください。たしかお家この近くでしたよね?」私 「まあそうだけど、大丈夫かな。」天 「本人から聞いた方がいいと思いますし、あとこれだけ伝えときます。理佐さんはまだ由依さんのこと好きですよ。」その言葉で一気に胸が熱くなる。お酒をどれだけ飲んでも熱くならないのにこの感覚は理佐に別れを告げられた時以来。ここまで来たならもう嫌われる覚悟で行動する。そう決めたのだ。私 「わかった。連れて帰る。ただみいちゃんもだいぶ酔ってるからおうちまで送ってくれないかな。」天 「それは全然大丈夫ですよ!任せてください!」ほんとにいい後輩を持ったと心の中で呟きながら意を決して2人がいる所へ戻る。天ちゃんはみいちゃんに理佐と私が2人で帰ることを伝え全てを伝えていたみいちゃんはすぐに察して天ちゃんともう少し飲むことにしたみたいだ。そして理佐はというと私らより先に来ていたのかもう既にベロベロ状態で私が近づいても気づかないくらいだった。2人のカバンを持って肩を揺すって寝かけている理佐を起こす。私 「起きて、帰るよ。」理 「んー?由依ー?かえる!由依ー!」ベロベロだからか私に対して驚く様子はなかった。ただフラフラだから私の腕をしがみつくように歩き始めるため私の心臓の音は鳴り止まない。人の気も知らないで、、、と捨て台詞を吐きそうだったが付き合っていた時から酔うとこんな感じだったので唾を飲んで堪えることにした。迷惑をかけてしまったぶん私と理佐と残ってる2人分の現時点のお会計を済ませ、お店を出る。このお店からは歩いて15分。理佐はフラフラで腕で支えるのがやっと。常に腕に力が入っている状態のため明日は筋肉痛だと確信する。いつも酔うと次の日には前日のことを忘れているため、それをいい事に私は自分の気持ちを吐き出すことにした。私 「理佐ってさ、」理 「んー?どしたのゆいちゃーん!」私 「ホント自分勝手だよね。」理 「うっ、ごめんなしゃい。」私 「せっかく仕事がたくさん入って忘れれるかと思ったのにさ、あんなこと喋ってるの聞いたら、、グスッ」思わず忘れかけていた思い出が次第に蘇ってきて気づけば涙を流していた。理 「え、由依ちゃん!?ごめんね、私がこんな自分勝手だから、由依ちゃんに迷惑かけちゃってた。別れるのが正解なんだって、、グスッ」私の涙につられたのか理佐も涙を流し始める。私 「なんで理佐が泣くの、笑 グスッ 私を捨てたの理佐でしょ笑 」理 「捨てたんじゃないもんグスッ 好きだけど、好きだけど付き合っちゃダメだったんだよ!グスッ」何を言っているか分からなかったが私も少し酔いが回ってきていたせいかこれ以上私も理佐も会話を続けることはなくひたすら帰り道を2人で泣きながら、気づけば手を繋いで帰っていた。続やばい切ない、でもえもい、、書きながら想像していると涙が出そうになります。笑次は理佐思考から入ると思います!!あと2、3話で終わりそうかな!感想などTwitter@same___727の質問箱でお待ちしております!!!読んで頂きありがとうございました!
ちょっと気になる女性 岡崎紗絵
春風香る夜
卒コンが終わってから特にすることもなく、実家に帰ったりメンバーと遊びに行ったりのんびりと気ままに過ごしていたんだけど…。小林。絶賛大ピンチ中です。普段は滅多にかかってこない電話が鳴ったから、不思議に思いながらも電話に出ると。理佐「もしもし、こば?」由依「…!?理佐!?」予想もしていなかった人物からの電話に思わず背筋を伸ばして正座してしまう。理佐「そうだよ〜。久しぶり!」由依「久しぶり…!どうしたの?」理佐「こばさ、今日暇?」由依「今日…?暇だけど…。」理佐「私今日仕事早めに終わるからさ、夜ご飯食べに行こうよ。6時頃に迎えに行くから!後でね!」電話が切れて見慣れたロック画面が映った時にようやく現実に引き戻された感覚がした。卒コンの時に周りに協力してもらってやっと撮ることができたツーショット。穏やかに微笑む理佐とどこか緊張してぎこちない私な顔が微笑ましい。スマホを開くたびにこの写真が表示されて理佐を好きな気持ちが溢れてくる…。っていやいやいや。今はそんなことを思い出している場合じゃなくて!!由依「…!?いや、え、ご飯!?」理佐とご飯に行ったことなんて現役時代でもなかった気がする。なんで私なんだろうとつい考えこんでしまいそうになるが、現在の時間は4時。あれこれ準備していたら2時間なんてあっという間だ。由依「急ごう…!いてっ、正座してたから足痺れた…」そこから服やメイクなどの準備を頑張って済ませ、ようやく終わったのは伝えられた時刻の5分前だった。迎えにきてくれるって言っていたから、部屋から出てエントランスで待つことにした。理佐「ごめん。待った?」聞き慣れた声のする方に目を向けると変装はしているもののオーラから芸能人とわかるような格好にしばらく見惚れる。理佐「ん?こば〜?」由依「あ、!ごめんごめん。全然待ってないよ。」理佐「ほんと?よかった〜。じゃあ行こう!」車で迎えに来てくれたらしく、理佐の匂いに包まれた車内は落ち着かなかった。理佐「ふふふ、なんでそんなにソワソワしてるの?」由依「ん!?え、そうかなぁ。あ!今日どのお店行くの?」そわそわしているのは自覚があったし図星だったから、急いで話題を変えてなんとか誤魔化そうとする。理佐「行ってみたかったんだけどちょっと1人じゃ入りずらい和食屋さんあって。」由依「和食!いいね!」理佐「本当?よかった。確かこばって和食とか好きだったよね?」由依「え、うん。なんで知ってるの?」理佐「ふーちゃんと楽屋で話してるのちょこっと聞いた記憶あって。」私の記憶には残っていないってことは本当にたわいもない話だったのだろう。そんな話を他の誰でもない理佐が覚えていてくれることがすごく嬉しかった。目的のお店について夜ご飯を食べる。お店についてからも注文をしてくれたり届いた料理を取り分けてくれたり。小さな気遣いや優しさにどんどんと理佐の好感度が上がっていく。由依「ご馳走様でした〜。ねぇ、本当に半分出さなくていいの?」理佐「いいの!私が誘ったんだし。」由依「でも、!やっぱり半分…」理佐「いいって〜!あ、じゃあ一つわがまま聞いてよ。」由依「ん?何?」理佐「この近くにさ綺麗な桜が咲いている通りがあるから見に行かない?」由依「え、そんなのでいいの?」理佐「うん!行ってみたかったんだ〜。」お店から少し歩いて行くと、満開の桜が咲き誇る大きい通りに出た。由依「うわぁ…!!」理佐「すごっ!こば!綺麗だね!」満開の桜にはしゃぐ理佐が微笑ましい。由依「理佐こっち向いて。」理佐「ん?」理佐が振り向いたタイミングで写真を撮る。夜の桜と理佐は相性が良すぎて綺麗と言う一言ではおさまらない。理佐「へへ。」あんなに長い期間一緒にいたのにそんな風に笑うなんて知らなかった。この写真はきっと私の宝物になる。もっと知りたいと思う。この気持ちが好きというものなんだろう。でも絶対に伝えない。いや伝えられない。当たって砕けるくらいなら遠くからでもいいから眺めていたい。理佐「寒くなってきたね。」由依「そうだね〜。」こうやって時々少しだけ話すくらいでいい。静かな夜の街にカシャ、とスマホのカメラの音が響く。横を見ると理佐が空に向けてカメラを向けていた。由依「何撮ったの?」カメラロールを見て満足そうに写真を眺める理佐を見て、何を撮影したのか気になった。理佐「あー、月と桜の写真。」由依「月?」理佐「うん。」顔を上げてみると大きな月が夜空に浮かんでいた。由依「うわぁ!すごい大きいね!」理佐「あのさ…」由依「ん?」いつの間に立ち止まっていたのか少し離れた場所で話し始めた理佐に目を向ける。理佐「ゆ、由依、!今日は月が綺麗だね…!」そんなに改まって真っ直ぐ目を見て言うこと?とちょっと不思議に感じたがそのまま相槌を打つ。由依「ね〜。」びっくりしたように私の方を見ると目をぱちぱちとさせて喜んでいる。理佐「え、、!」もしかして相槌が聞こえていなかったのかなと思いながら、もう一度言う。由依「ね!今日の月綺麗だよね。満月かなぁ…」さっきまでと一転して疑うような目を向けてくる理佐。由依「どうしたの?」理佐「いや、どうしたのとかじゃなくて…」由依「ん?」理佐「あ、え、?今の伝わってない?」由依「今の?」理佐「え、本当に、?月が綺麗だねって言ってるのに…?」由依「え?うん、だから綺麗だねって。」流石にさっきの返事は聞こえているだろうけど理佐が何に対してそんなに聞き返してくるのかが分からなかった。理佐「えぇ、うわぁ、」まじかぁ、なんて小さい声で呟く理佐がそのまま力なく座り込むから心配になる。由依「ちょ、理佐どうしたの?」理佐「いや、うん、あのね…月が綺麗って意味わからない…?」由依「意味…?そのままじゃないの?」理佐「嘘でしょ…、」俯いてため息を吐く姿に更に訳がわからなくなって問いただす。由依「もう何!勿体ぶらないで教えてよ。」ぐいっと理佐の顔をあげると少し目を泳がせている。あー、とか、うぅん、とか呟いた後によしと小さく言うとしっかりと目を合わせてくれた。理佐「…貴方が好きですって意味だよ。」由依「え」貴方が…好きです!?恥ずかしそうに私を睨んでくる理佐も顔が真っ赤だけれど、私の方が真っ赤になっている自信がある。理佐「なんで知らないの…」顔を腕に埋めてぶつぶつ言う理佐と真っ赤になった頰に両手を添えている私。由依「いや、え、そんなのわかんないよ!」理佐「常識でしょこんなの…」由依「うっ、すいませんね無知で!」そう言うロマンチックな言葉に弱いという痛いところを突かれてしまった。理佐「…で?」やっと顔を上げたと思えば、さっきと同じように少し恥ずかしそうに私を睨んでいる。由依「で、って何?」理佐「だから!告白の返事は?」由依「え、う、そんなのいきなり言われてもわかんないよ…」理佐「だめ。今ちゃんと返事して。」いつになく融通が聞かない理佐。いやこんなに大事な場面だから返事がすぐに欲しい気持ちもわかるんだけど…、!由依「えぇ…、うーん…」理佐「由依は私のこと嫌い?」由依「まさか!好きだよ!…あ、」理佐「ねぇそれ期待しちゃってもいい?」由依「いや、あの、理佐、!」理佐「由依の好きは私と同じ好き?」恥ずかしそうに顔を赤らめているけどいつになく真剣な表情を浮かべる理佐につい嘘がつけなくてこくりと頷く。理佐「本当に?ほんとのほんと?」由依「理佐しつこい…本当だよ。今日1日だけで理佐にこんなに恋すると思わなかった。」嬉しさを堪えられないとでも言うようにふわっと私を抱き上げて一回転して始めた。由依「ちょっ…!急に危ない!」理佐「ごめんごめん。嬉しすぎて。」理佐の背中を叩いたら優しく丁寧に地面に下ろしてくれた。由依「もう。ほんとにびっくりした。」理佐「ごめんって〜。」由依「もうしないでよ!心臓止まるかと思ったんだから。ほら帰ろ?」理佐「はーい。」少し後ろにいた理佐を置いて恥ずかしさを誤魔化すように歩き出す。理佐「由依。」後ろから名前を呼ばれたから振り返ると、唇に暖かい感触を感じた。驚いて目を見開く私を嬉しそうに笑う理佐は今日1番の笑顔を浮かべていた。由依「は、え、…はぁ!?ちょっと!それはもっと段階を踏んでから…」理佐「段階なんか踏んでられないよ。こんなに待ったんだから。」由依「それでも…!雰囲気ってものが…」理佐「そう言うの気にするタイプ?」由依「いや、しないけど…」理佐「だよね。」由依「だよねって…もう…」全く悪びれもせずに笑う理佐にため息をつく。理佐「嫌だった?」由依「いや…じゃないけど…」私の返事に満足そうに頷くと、手を握って恋人繋ぎをしてきた。由依「手汗かいてないかな…」理佐「ふふ、由依手汗かかないタイプでしょ。」由依「え、そう!なんで知ってるの?…てか名前!」理佐「え、今?さっきから呼んでたけど。」由依「うそ!気づかなかった。」理佐「はぁ、やっぱり由依って鈍感だよね…」由依「なっ、!失礼な!」まぁ、いいやと呟いた理佐を見ると、にやっと悪い笑みを浮かべていた。理佐「覚悟しといてね。私もう待たないから。」end
2024/04/26 TOPICS
…ト】鈴木愛理『最強推し!』『恋におちたらfeat.空音 & ☆Taku Takahashi』【スタジオライブ】日向坂46『君はハニーデュー』https://www.ntv.co.jp/buzzrhythm/<<本日の劇場公演>>◎AKB48◎18:30~研究生「ただいま 恋愛中」公演 【17研究所! 会員限定公演】佐藤綺星・橋本恵理子・畠山希美・平田侑希・布袋百椛・正鋳真優・水島美結・山崎空東京/AKB48劇場◎SKE48◎休館日愛知/SKE48劇場◎NMB48◎19:00~「山本光 卒業公演~ぴかぴか~」鵜野みずき・瓶野神音・黒島咲花・坂本理紗・佐月愛果・隅野和奏・田中雪乃・早川夢菜・松本海日菜・山本光・芳野心咲大阪/NMB48劇場◎HKT48◎18:30~チームH「目撃者」公演荒巻美咲・生野莉奈・石橋颯・市村愛里・伊藤優絵瑠・川平聖・北川陽彩・栗原紗英・堺萌香・坂本りの・渋井美奈・豊永阿紀・渕上舞・梁瀬鈴雅・山内祐奈・栗山梨奈福岡/HKT48劇場◎NGT48◎休館日新潟/NGT48劇場<<本日のコンサート>>◎乃木坂46◎18:00~『乃木坂46"5期生"版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024』 【Team STAR】乃木坂46/菅原咲月・中西アルノ・一ノ瀬美空・冨里奈央・川崎桜・奥田いろは(映像出演)出演:上杉柚葉/中野美優/松本美里/若狭博子(人形劇団ひとみ座)/飛龍つかさ/明音亜弥/留依まきせ/大原万由子/松原凜子/天寿光希アンサンブル:青木美咲希/ASUKA/Yazawa/Amane/池田晴香/池田実桜/伊藤わこ/鈴木南那佳/鈴木美那実/松島朱里/渡邊彩乃東京/東京ドームシティ IMM THEATER◎石川梨華◎17:30~、19:45~「石川梨華FCイベント2024~梨華コラ。リカ祭り~」ゲスト:佐々木莉佳子(アンジュルム)・島倉りか(BEYOOOOONDS/CHICA#TETSU)神奈川/横浜 LANDMARK HALL◎V.A.◎18:00~「B.L.T. WONDERLAND LIVE vol.1」iLiFE!/Jams Collection/高嶺のなでしこ/#ババババンビ/FRUITS ZIPPEROPENING ACT:WHITE SCORPION東京/品川ステラボール