
20MAY.
改めて振り返る「指原流指導」
…半でしたが、ハマス公演の衣装も眩しく、しっかり堪能出来ました。SnowManさんのフォローも嬉しかったですね。これで「劇薬」での主要歌番組出演は一巡しました。「とくベチュ」「ラブ襲」に続いて3作連続での「制覇」。すっかり常連となった形ですが、その前作「絶アイ」での冷遇ぶりは何だったのかと…。今更恨み節を並べるつもりはございませんが、それまで出演実績があった「ミュージックフェア」「Venue101」等に呼ばれず(もちろん「Mステ」も)、更には「ナツマトペ」以来レギュラー回で出演していた「CDTV」も関東ローカル放送時間帯での披露に留まりました。2022、2023年と連続出演していた年末の「FNS歌謡祭」からもオファー無し。今振り返るに、当時はカワラボやとき宣が「バズ曲」を連発しており、それに弾かれてしまったのかも知れません。「とくベチュ」でようやくこの流れに乗り、そこで知名度やプレゼンスをグッと向上させたことで、以降は常連にと言うことでしょうか?まあ、何にせよ、メディアでもイコラブちゃんの魅力が広く伝わるようになったのは嬉しい限りです。さて、今回はその事がメインテーマではなく、指原Pにフォーカス致します。先日、同じ48グループOGがプロデュースする女性アイドルグループのレッスン模様が同グループの公式CHにあがり、そこで映された件のOGの指導模様が波紋を呼びました。マイナスの反響ですので、敢えてOG名やグループ名の明記は控えますが、ネットニュースでもかなり採り上げられたことから、「ああ、あの件ね」とピンと来る方も多いでしょう。波紋の要因。それは「指導」と呼ぶには具体的内容に乏しく、プロデューサーとしての資質に欠けるのではとの批判が集まったのです。曰く「気持ちが入っていない」「何も伝わってこない」等の抽象的なものばかり。自分はネットニュースからそれを知り、その後当該動画を確認したところ、若干切り抜かれているかなとは感じたものの(それなりに具体的に言及している箇所もありました)、その態度を含めてあまり上手な指導とは言えないなと感じたのが正直なところです。これを見て、やはり頭に浮かんだのは指原Pのプロデュース・指導です。「(某OGと比較して)俺らの指原Pは有能!これが本物のプロデュースだ」と悦に入るのが今回趣旨ではございません。そういう比較は趣味が悪いですし、誰かを下げないと、自分たちの優位性を証明出来ない事となり建設的ではございません。ただ、絶対的評価として、指原Pのプロデュースが多くの人を惹きつけ、イコラブの大成功を実現したのも事実ですから、この機会にフォーカスしたいと思った次第です。プロデューサーによる指導と聞いて、先ず連想したのが、まだ結成間もないニアジョイへの一幕でした。下記Documentaryには、「イコノイジョイ2022」でのステージデビューを控え、パフォーマンスレッスンに明け暮れるニアジョイの姿が映っております。動画の13:20~。ニアジョイメンバーを前に指導をする指原P。いわゆる「ダメ出し」ではあるものの、その「叱り方」が非常に秀逸です。先ず、「スタート」のダンスがバラバラである事を指摘し、「それでは伝わらない」と言います。「伝わらない」とのダメ出しは前記の某OGと同じですが、具体的に何が悪くて、「お客さんは殆どが2組(イコラブ、ノイミー)のファンだから」とその背景まで言及している点が印象的です。「さすがに『≒JOY』は上手に出来ていたけど…」、ダメ出し一辺倒に終始するのではなく、出来ていた部分、良かった部分にもしっかり触れています。これも重要ですよね。いくら「アイドル駆け出しひよっこ」でも、自分たちなりに全力で挑んだことを全否定されると悲しくなってしまい、モチベーションも下がってしまうでしょう。この辺りの塩梅が絶妙ですね。別のDocumentaryですが、ニアジョイに新メンバー(小澤愛実ちゃん)が加わると伝えた際、先ず「みんながダメだった訳では無いので安心して下さい」と前置きしたのも素晴らしいと思えました。「メンバーを不安にさせない」のが指原流プロデュースの一面と言えましょう。そして、このシーンで最も印象的な場面。「『≒JOY』のソロを踊っている3人」に続き、「(市原)愛弓と(小澤)愛実はステージ立った事があるんだから、教えてあげないと」と、ステージ経験のある2人を「指名」します。これは一見すると、ステージ経験を他メンバーにもっと積極的に伝えてとの指示に映ります。もちろんその意味も大きいと思いますが、自分はそれ以上の企図を感じました。それは2人からのアドバイスに「お墨付き」を与えたこと。STU48、ラストアイドルでそれぞれ豊富な経験のある2人ですが、市原愛弓ちゃんはこういう場面では控えめな性格に見えますし、小澤愛実ちゃんは途中加入して間もないという事(もちろんこの当時はリーダーでもありません)で、それぞれ遠慮して言いたい事も言えなかったのではと推察します。そこにあって、プロデューサーから「しっかり教えてあげて」と発言を促されたことで、2人は遠慮なく自身の経験からのアドバイスを伝える事が出来る状況となりました。実際、その後の場面で市原愛弓ちゃんが他メンバーに何かを伝えている様子が映っています。ステージデビューを控えて、そこに立ったことのある経験は何にも勝る「武器」です。ただ、性格や加入経緯からそれを伝えづらいのだろうと察した指原Pの「間接アシスト」。1人1人をしっかり見ていないと、出来る技ではございません。※ノイミー初の銀河劇場公演(2019年12月)に際しても実戦的アドバイスを送っています。(動画13:50~)このような指導を、必要に応じて重ねてきたと思われる指原P。あまりそういう場面が映されていませんが、優しさと厳しさを兼ね備えた指導を3グループで続けてきた事でしょう。指原Pは「優しさ」の部分がクローズアップされがちですが、「厳しさ」の人でもあります。プレイングマネージャー的な役割を担っていたHKT48時代。移籍当初は周りは中学生メンバー中心で、デビュー曲MV撮影時に早速激を飛ばした模様です。※もう時効かと思いますので、当時の「HKT48新聞」それ以外にも、自分を慕って博多まで来た矢吹奈子ちゃんを猫可愛がりしつつも、伸び悩んでいると見るや、運営に選抜から外す検討を打診したり、移籍当時の雑音から守ろうとしてくれた村重杏奈ちゃんを色々気にしつつも、本人の態度が悪い時は突き放したりと、「厳しさ」を示すエピソードは色々あります。ただ、そうした一面を見せつつも、それが優しさ故と当事者も分かっていたからこそ、栄光のうちにHKT48でのアイドル人生を終え、今なお関係が続いているのでしょう。優しいだけでは人は育ちません。イコラブにあっても、時に厳しい顔を見せてきたと思われます。私も会社で部下や後輩相手に、その「厳しさ」をどう出すか悩むところですが、遥かに年下の指原Pはそれがしっかり出来ているなと感じます。その背景にあるのが、確固たる信念でしょう。人を指導し、成長を促すには根気が必要です。そう簡単に理想には近づけないですからね。時には優しく、時には厳しく、決してメンバーのモチベーションを削ぐことはせず…。これには根気と共に時間も要することから、単に「プロデューサー」と言う名前欲しさにグループを作っただけですと、程なく放り出してしまう事でしょう。そこにあって指原Pはメンバーの人生を預かっているとの責任感のもと、中長期的な目線でグループの戦略を組み立て、後はそこに向けて迷いなく進む。難しいのはこうした理想は立派であっても、ビジネスである以上それが続けられる利益が必要なこと。いくら「長い目で見て下さい」と訴えても、先立つものが無いと活動は続けられませんから。そこは分かって、徐々にではあるもののファンの輪を拡大し、それに伴うセールス・収入も確保してきた。ファンも分かっていたのです。今はまだまだかも知れないけど、指原Pは行き当たりばったりでプロデュースをしている訳ではない事を。その本気を感じ、能力を信じていたからこそ、長い時間が掛かっても離れなかった。これはメンバーも同様でしょう。指原Pを信じてついていくだけだと。そしてタイミングが味方し、長年掛けて作り上げた「本物」が評価され、今、イコラブは大きく花開きました。自分の「箔つけ」だけでしたら、途中で放り投げていたでしょう。確固たる信念が無ければ、即効性が期待出来る「奇策」に走っていたでしょう。そうした事はせずに、ただひたすら「My Ideal」を追い続け、それに賛同した各部門の有能者たちが集まってきた。作曲、振り付け、衣装等、クリエイティブな仕事をされる方にとって、「インスパイア」は非常に大切だと思います。指原Pの本気と能力が、そうした方々をインスパイアし、素晴らしい作品が次々と生まれているのでしょう。ここでも「信念」は必要です。行き当たりばったりでは、クリエイティブの方々も右往左往してしまいますから。※衣装:茅野しのぶさん(オサレカンパニー)※作曲:中村歩さん、齋藤奏太さん(Hoverboard)※振付:槙田紗子さん以上、今回は別界隈での指導模様がクローズアップされたことを受け、指原Pのプロデュースにフォーカスしてみました。これまでも折に触れて申し上げてきた事も多いですが、イコラブがいよいよ「てっぺん」を窺う今、それに大きく寄与した「指原プロデュース」を再度見つめ直す事も意義ある試みだと考えました。言い切りましょう。指原プロデュースでなければ、今のイコラブ(ノイミー、ニアジョイ)は決して無かったと。我々がこうして過去を振り返っている中でも、指原Pは「次の一手」をじっくり考えていることでしょう。それが何であるか、凡人には窺い知れないところですが、絶対的な信頼感を置けるプロデューサーが作るアイドルグループを応援出来るのは、とても幸せな事だと思います。(終)

AKB48国内グループ オールタイムメンバーリスト更新 2026年5月現在

竹内朱莉×高瀬くるみ

5.18竹内朱莉×高瀬くるみエムハロvol. 9in曳舟文化センター