
31MAY.
拒食や過食衝動に効果のある薬ってある?摂食障害と処方薬について
摂食障害専門オンラインカウンセラーnoaです。自己紹介、クライアント様からのご感想はこちらから結論から言うと今ある食行動が内服だけで劇的に変わる、というところまではいかないのが現状です。日本摂食障害学会が作成した摂食障害治療ガイドラインでも「治療の中心は精神療法であり、薬物療法単独で十分な効果をもつ薬剤は存在しない」「薬物療法は補助的であり、単独で食行動を改善する薬はない」とされてます。日本だけじゃなく、NICE(英国の医療ガイドライン)の指針も同様でした。それでも摂食障害でSSRIが処方されることは結構あるんだよね。これはあくまで摂食障害に伴う二次症状のうつっぽさや不安OCD的なこだわりに対しての「マイルドな緩和」目的って感じで摂食障害で実際の服用経験がある方の話では体感としては「はっきり効いている実感はよくわからない」という声も少なくないかな、と思う。(一方ですこし気持ちが楽になったという声もあるので個人差があるんだよね)医学的なエビデンスはあるのになぜあんまり効果を感じられない、っていう声があるのか。SSRI自体が痛み止めなどと違って速効性がない(効果が穏やか)ものだから、っていうのが一つ。それから過食が止まらない、って言う主訴のときにも衝動性のコントロール目的でSSRIが処方される事があるんですが過食衝動は飢餓の反動で脳が「もっと食べて、命が危険だよ」っていう信号を出し続けてるような状態なんです。「生命維持のため」っていう脳の判断は物凄く強いものだから内服のマイルドな効果を上回ってしまうことが多いんだよね。もし簡単に衝動が止まるような強い作用の薬があったとしても作用が強い薬にはどうしても依存の問題がついてきます。たとえば慢性的な痛みがあって強い痛み止めを内服すればすぐにおさまるという状態になるとどうしても「薬がないと不安」っていう気持ちが強くなりやすいですよね。これは痛み止めに限らず即効性が強い薬ほど脳が「これさえあれば大丈夫」と感じやすく人によっては依存のリスクが高まりやすい側面があるから。衝動を一気に止めるような強い薬があったとしてもとくに日本では安全性に関して凄く慎重に審査される傾向があるので簡単に認可されない検討されることがあったとしても認可まで時間がかかる、っていうのが現状かな。過食衝動の背景に低栄養、飢餓の反動っていう事情がある場合は衝動を止めるのは薬ではなく低栄養状態の改善ってことになります。(体重的には標準でも飢餓状態がつづいた後は脳が安心するまで過食がつづくこともあります)私自身も摂食障害や依存症でしんどかったときに病院勤務だったので整形外科でも出せるようなマイルドな精神薬を処方してもらったことがあるんですが効果が実感できなかったのであ、わたしって精神薬効かないんだ、と思ってたんですがうつ病の急性期でOCD症状がかなり出ていた時はSSRIでバシッと効果を感じたんですよ。でもこの「バシッと」は即効性とかいうより何をしても止まらなかったグルグル思考が少しづつおさまってきた、とか一睡もできなかったのにウトウトできた、みたいな穏やかに感じる効果です。凄い効いてる、っていうよりふわっと効いてる、なんとなく効いてる、に近いかな。この辺は個人差も大きいんだけど摂食障害にはあんまり効果を感じられなかったけどうつ病やOCD症状の緩和には効果を感じられたっていうのは前半の説明と矛盾がないと思う。そんなわけで内服で楽になれたら、って期待したいところではありますがやっぱり摂食障害の場合は飢餓、低栄養状態による脳の変化による症状なので栄養状態の改善が何よりの回復への近道かな、と思います。近道といっても実感としてはめちゃくちゃ遠い道のりに感じるんだけど淡々と食べ続けていったらかならず変化が出てくるので大丈夫。さて本日は中学の運動会油淋鶏弁当。珍しく卵焼きが綺麗にできた。長女は友達と教室で次女も小学校の友達と食べるらしく個別にしました。これからおにぎりときゅうりの漬け物つくります。漬け物、お昼に食べ頃になるはず。カウンセリング、メールカウンセリングの詳細、お申し込みはこちらからお願いします。★お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ(^―^)おわり

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