5/5の記事ランキング

  1. 遠藤周作原作  熊井啓監督昭和20年。F帝大医学部の研究生 勝呂と戸田は器具、物資、薬品さえ、ろくに揃わぬ劣悪な状況下で虚無的な日々を 送っていた。勝呂(奥田瑛二)    戸田(渡辺謙)一方で大学では 先ごろ死亡した 医学部長の椅子を二人の所属している 第一外科の橋本教授(田村高廣)と第二外科の 権藤教授(神山繁)が争っていた。このタイミングで 橋本教授は 結核で入院している 前医学部長の姪である 田部夫人(黒木優美)の オペの時期を 早めることする。院内で注視されている ある意味、有名人である患者の オペ成功の影響は 選挙に大きいと判断したのだ。この手術のシーン。実写の映像も ふんだんに使われていて怖いのですがそれより 恐ろしいのはほぼ成功、間違いなしと見込んだ この手術の失敗のシーン。みるみる低下する血圧 表情が一変する 医療スタッフたち床を流れる大量の血、血に染まったガーゼ金属のぶつかる音 怒号、飛び交う中 まるで自分も そこに立ち会っているような 緊迫感です。オペは失敗、田部夫人は死亡し橋本教授の 学部長の夢は消えかけたがしかし、この手術は まだ終わっていなかった。遺族に 手術は成功したと伝え遺体に 点滴器具や 酸素マスクを取り付け面会謝絶にし、翌朝 早くに急変、死亡したことにする。 すべては 部長選出会議における橋本教授の 責任逃れのためだった。この姑息な弁解工作に 荷担させられた勝呂と戸田。「まるで、コメディだったな」それから数日後、ふたりは 橋本教授以下 柴田助教授(成田三樹夫)、浅井助手(西田健)に呼び出され 極秘の、ある命令を受ける。それは撃墜された B29爆撃機の搭乗員だった8名のアメリカ人捕虜を、生きたまま解剖するという非道な実験の アシスタントである。生体解剖の当日 立ち会う看護婦は2名。大場看護婦長(岸田今日子)看護婦・上田(根岸季衣)彼女たちが この実験に参加した理由として橋本教授や 教授のドイツ人妻への あまりに暗く、歪んだ 愛と憎しみがありこのあたりも 非常に面白い。やがて 身体検査と聞かされている アメリカ兵捕虜が入室すると「故郷はどこだね」「カリフォルニアです」「レモン、オレンジ、ガール、だね(笑)」浅井助手は 冗談を交わしながら胸に聴診器を当て、それから軽い口調で診察台に 横になるよう言い直後、医師、看護婦など全員で 捕虜の体を力づくで押さえ込み、麻酔薬を嗅がせるが勝呂だけは 手術室の隅で震えている。将校たち5、6人が 興味本位に見物する中この実験がいかに有意義で 貴重なものかが説明される。右肺、左肺それぞれ、どれくらい切除しても人間は 生きていられるのか血液中にどれだけ 空気が混じると死に至るのかどれだけ出血すると 人間は死ぬのか・・・ 実験は はじまり 8ミリで 記録を撮りそして終わりこの後、次々と 7人の捕虜たちが 処理されていった。結局、勝呂は 終始、手が出せず 後々まで 良心の呵責に苦しむがそんな勝呂の役割まで 冷静にやり遂げた戸田もあれほどの極限状態で 何も感情が湧かない 自身の感性を 疑い始める。「あの捕虜のおかげで、何千人もの患者の治療法が判るとすれば あれは"殺し"じゃない、生かしたんや。 人間の良心は 考え方ひとつで変わる」 「でも、いつか俺たちは、罰を受けるだろう」後年の 軍事裁判にて 関係者30名が逮捕。絞首刑5名、終身刑4名、7名の無罪を除いて労働などの 重刑を宣告されたが、後の朝鮮戦争で 社会事情により、全員釈放された。          こんな重い内容の作品ですが ふっと力の抜けるような、好きなシーンがあります。勝呂が 海岸を歩きながら 立原道造さんの詩 『雲の祭日』を詠うシーン。 羊の雲の過ぎるとき 蒸気の雲が飛ぶ毎に 空よ、おまえの散らすのは 白い しいろい 絮(わた)の列                   "暗い、重い、難しい" 「当たらない映画」三拍子の揃った この作品は資金も集まらず 配給会社も決まらずまた実際に 九州大学で起きた実話であることから 根強く反対する 関係者も多く 映画化権を取ってから 撮影に入るまで 実に 14年間かかったそうですが結果、熊井監督の執念により 監督の1、2を争う代表作となりました。1987年度 ベルリン国際映画祭・銀熊賞受賞キネマ旬報・日本映画第一位 監督賞受賞 左から西田健 根岸季衣 渡辺謙 奥田瑛二 熊井啓監督 遠藤周作 田村高廣 岸田今日子 成田三樹夫田部夫人と 生体実験。 どちらも患者の死で終わる 2度の外科手術場面は 外科専門医の 指導のもと大道具・小道具も ひとつ残らず 戦時中の実物を揃え血液も すべて本物。助監督、スタッフ全員が 5日間、献血したそうです。実際の外科医が作成した 田部夫人・手術シーンの指示書。        ↓捕虜解剖シーンの指示書。    ↓   レンタルDVD鑑賞海と毒薬(Blu−ray Disc)楽天市場4,654円【送料無料】海と毒薬/奥田瑛二[DVD]【返品種別A】楽天市場3,678円海と毒薬 [Blu-ray]Amazon(アマゾン)4,073〜14,291円海と毒薬 デラックス版 [DVD]Amazon(アマゾン)2,300〜18,000円

    コメントが盛り上がっています

    ☆ 海と毒薬 (1986)
  2. 深沢七郎の同名小説映画化した異色作。昭和35年度芸術祭参加作品。原作:深沢七郎「笛吹川」監督・脚本:木下惠介キャスト: おけい:高峰秀子 定平:田村高廣 惣蔵:市川染五郎 ウメ:岩下志麻 次郎:川津祐介 平吉:田中晋二 安蔵:中村萬之助 虎吉:渡辺文雄 おじい:加藤嘉 聖道夫人:井川邦子 ミツ:山岡久乃 タツ:荒木道子 ヒサ:小林トシ子 半平:織田政雄 勝やん:安部徹 武田勝頼:武内亨 黒駒の嫁:市原悦子 武田聖道:浜田寅彦 老女:原泉 方丈:小笠原章二郎 権さん:小林十九二 上杉謙信:松本幸四郎 武田信玄:中村勘三郎あらすじ:戦国時代。甲斐国の笛吹橋の袂に一軒の貧しい家があった。敷居は土手と同じ高さだが、縁の下は四本の丸太棒で土手の下から支えられていて遠くからは吊られた虫籠のように見えるので、村ではギッチョン籠と呼ばれていた。この百姓家には、おじい(加藤嘉)と婿の半平(織田政雄)、孫のタケ、ヒサ(小林トシ子)、半蔵が住んでいた。もう一人の孫は竹野原に嫁いでいた。おじいは、半蔵がお屋形様・武田信虎の戦についていき、飯田河原の合戦で手柄をたてたのに大喜びである。お屋形様に生れた男の坊子(ボコ)の後産を埋める大役を半平が申しつかった。おじいがその役をひったくったが、御胞衣を地面に埋める時血で汚し、家来に斬られた。その同じ日、近くの家で赤ん坊が生まれ、その子はおじいの生れ代わりと信じられた。やがて、半蔵もおじいと同じ左足に傷を受けてチンバになり、遂には討死してしまった。しかし、戦についていくと褒美が貰えたり、出世したりするので、村の若い者はみんな戦に行きたがっていた。年は移り、ミツ(山岡久乃)の子・定平(田村高廣)がおけい(高峰秀子)を嫁にした。おけいはビッコだったが、よく働いた。そのうち、半平は病死した。歳月は流れた。定平とおけいの間には長い間ボコが生れなかったが、双子嫁の万丈さんが死んだ日、惣蔵が生れた。一年を経て、次男の安蔵が生れた。タケとヒサが死んで惣蔵が三つになった時、ミツが後妻に行った山口屋が大金特になりすぎたためにお屋形に嫉まれて焼き打ちをくった。ミツは殺され、子供タツは娘のノブを連れて甲府を逃げ出し、定平の世話でかくまわれた。タツ(荒木道子)はお屋形様に恨みを抱き、武田家を呪った。ノブは男に捨てられ、男のボコを生み落したが寺の門前に捨て、死んだ。やがて、定平とおけいの間には三男平吉が生れ、三人の男の子と末娘ウメを抱え、夫婦はオヤテット(手伝いに行くこと)に出て働いた。子供たちは成人し、惣蔵(市川染五郎)と安蔵(中村萬之助)は戦に行った。ウメ(岩下志麻)までも奉公に出てしまった。やがて、信州の高遠城が落ち、惣蔵たちは笛吹橋に敗走してきた。おけいはお屋形様の行列を追って、笛吹川の土手を駈けながら子供たちの名を呼び続けた。しかし、子供たちはふり返ろうともしなかった。涙を拭いながらおけいは行列についていった。行列は天目山をめざした。安蔵と平吉(田中晋二)は甲府のお聖道様の許に馬を馳せたが、敵の囲みを破って引き返すのが精一杯だった。二人が戻った時には、惣蔵の子・久蔵を抱えたおけいも、ウメも死んでいた。安蔵と平吉は、お屋形様の人たちがたてこもった恵林寺に向かったが、十重二十重にとり囲まれ、火をかけられていた。安蔵と平吉は刺しちがえて倒れた。ノブの子・次郎を求めて駈けつけたタツも炎にまかれてしまった。定平がたった一人とり残された。笛吹橋の下で野菜を洗おうとしゃがんた定平の目前に、武田家の旗差物が流れていく。コメント:深沢七郎の同名小説を映画化。激動の戦国時代、笛吹川のほとりで暮らす貧農の一家を描いた年代記。戦乱の世を背景に諸行無常の人間模様を綴った充実期の名作。実験的映像が満載で、本作を木下作品の第一位に推す声も多い。特殊パート・カラーは主に合戦場面で白黒フィルムに着色されている。無常観や百姓の人生観とはかけ離れた武士の戦さであるということを強調するという狙いか。合戦シーンはなかなかの物量と演出である。砦のセットやロケセットも良い。甲斐の武田家を親方様とする領地の百姓一家代々の物語である。初代のお爺(加藤嘉)は、武田信虎の嫡男晴信(後の信玄)が生まれた時に、「後産」を埋める穴掘り役に指名される。だが、鍬で自分の左足を傷つけ、その血でその場を汚したと、甲府の親方様(信虎)に斬られて死ぬ。なるほど、当時は「後産」を聖なるものとして聖なる地に埋めていたのか。ここから、綾なす糸のように運命の糸車が回り出す。爺の孫・半蔵は信虎の家臣の大将土屋に従い、大将の死後、土屋半蔵という侍となるが、左脚に戦傷を負い「塩尻の合戦」で戦死する。半蔵の姉ミツは婚家の農家から戻って定平を産み、土屋の口添えで甲府の絹問屋山口屋に再嫁し、娘タツを産む。だが、山口屋が親方様よりお大尽になったために、信玄に一家皆殺しにされる。タツとその娘ノブだけが逃げ延びる。ノブが産んだ次郎は武田家の菩提寺の前に捨てられて僧侶となる。松竹の映画案内によると「親子5代の60余年にわたる物語を描く」とある。だが、百姓代々の詳細をチェックして見ると、お爺→父親→半蔵の姉ミツ→タツ→ノブ→次郎ならば、6代である。定平の従兄弟の虎吉(高遠の合戦で死)を含めると一家11人が亡くなっている。畳の上で死んだのは父親だけ。生き残ったのは、定平とタツだけである。凄まじいまでの戦国時代の様子を百姓の目線で描いている異色作だ。戦国時代に実際にあった武田家のいくさは、以下の通り:・「飯田河原の合戦」=武田信虎と駿河の今川の重臣・福島正成の甲斐侵攻に対する戦い。・「上條河原の合戦」=福島正成が討ち死に。・「富士須走口の合戦」=武田信虎・「梨木平の合戦」=駿河で起こった武田信虎と北條氏綱の戦い。・「塩尻の合戦」=武田晴信と信濃守護・小笠原長時の戦い。・山口屋焼き討ち・善光寺普請場の火事・「川中島の合戦」=武田信玄VS上杉謙信。・「三方ケ原の合戦」=武田信玄VS織田信長・徳川家康。・「長篠の合戦」=武田勝頼VS織田信長・徳川家康。・「高遠の合戦」=武田勝頼VS織田信忠。定平の長男・惣藏(市川染五郎)の言葉:「先祖代々、親方様のお世話になってるだろ」母・おけいを演じた高峰秀子の言葉:「先祖代々、恨みはあっても恩はない」この映画は、岩下志麻の映画デビュー作品になっている。ウメを演じた岩下志麻は台詞はこの1つしかない:「お御代様のお供をしなきゃ」本作における高遠の合戦以降の話は、太平洋戦争と完全に重なっているのだ。木下監督は、戦の虚しさ、つまり反戦ということが言いたいのだ。武田家三代にわたる滅亡までの歴史をひとつの農民一家の視点から描いているのは、国民にとって先の戦争はどんな意味があったのだと、軍事政府が敗戦にまで日本を追い込んだ重罪を突き付けているのだ。この戦を見守る川に、かかっている橋がどんどん痛んでいく様も、農民たちの犠牲を暗示している。田村高広、高峰秀子は流石に好演で、高齢までを演じている。特に、高峰秀子の老婆は驚くほどリアルな容姿で、感動的ですらある。この映画は、TSUTAYAでレンタルも購入も可能:笛吹川 | 映画の動画・DVD - TSUTAYA/ツタヤ[映画]『笛吹川』のレンタル・通販・在庫検索。あらすじや評価(ネタバレ含)キャストのおすすめ情報。日本映画界の巨匠・木下惠介監督が『楢山節考』に続いて深沢七郎の原作に挑んだ傑作。戦国大名が群雄割拠する時代に、笛吹川河畔に暮らす親子5代の60余年にわた...tsutaya.tsite.jp

    高峰秀子の映画 「笛吹川」 木下恵介監督が映画化! 武田家の戦いと百姓一家の歴史を描く異色作!
  3. 高峰秀子の映画 「乱れる」 加山雄三との初共演! 亡夫の弟との恋愛を描くメロドラマ!
  4. 映画:モータルコンバット
  5. もなり・・・。後は映画を観てくださいね。マシュー兄さんの新作映画は、何とも酷く下品で、社会からはハズれた人物でした。このムーンドック、天才作家なのに、1冊本が売れただけで有頂天になり、その後、全く作家活動をせず、朝から晩まで酒を飲み、ドラッグを吸うという毎日を送っており、自宅があるにも関わらず、全く帰らずにハーレム状態で遊んでいるんです。そんな夫の事を良く分かっている妻ミニーは、それなりに自分も楽しんで好きに生きていて、夫を束縛はしないんです。彼女は凄い大金持ちのようで、どうして大金持ちかは判りませんが、どーも家柄自体が金持ちのなのかなと思いました。二人はお互いに束縛せず愛し合っているので、お互いに浮気をしていても見て見ぬ振り。それで上手く行っているんです。で、彼女との娘が結婚するというので、夫を家に呼び戻すんです。ミニーは、ムーンドッグが天才だと信じているし、バカな事をしていても作品を書き始めたら、きっと復活すると信じているんです。そういう信頼があるからこその夫婦だったと思うけど、ある事件が起きて、それが崩れてしまうんです。でも、きっと私がミニーだとしても、同じことをしたんじゃないかなぁと思いました。ミニーは、とても頭の良い女性なんです。そしてホームレスになったムーンドッグは、周りに怒りをぶつけながら、大暴れをして、更生施設に入るか、刑務所に入るか、どちらかを選べと言われ、更生施設に入れられてしまいます。彼の娘が悲しんでいるのに、ムーンドッグは、その新しい場所でも大暴れ。その更生施設で出会うのが、ザック・エフロンが演じる”神父の息子のフリッカー”です。久々のザック、嬉しかったわぁ~!そして、次に出会うのが、マーティン・ローレンス演じる、イルカツアーを生業とするイルカ船の船長です。ここら辺、ムーンドッグのロードムービー的になっていて、あんまり内容的に意味が無いんだけど、凄く面白いのよ。イルカツアーなのに、何故、サメと間違えるかな?どう考えても違うでしょ。とんでも船長でした。ムーンドッグは、妻の事を思いながらも、人生の旅を続けながら、生きることの意味や、幸せとは何なのかを考えていたのだと思います。ふらふらと色々な場所を漂いながら、タイプライターに向い、詩を書き始めるんです。うーん、やっぱり天才って凄いわよね。それで復活出来るかどうかは映画を観て欲しいのですが、ムーンドッグは、また有名になりたいと思っていた訳では無いと思いました。ただ、人生とは何ぞやと思い直したのだと思います。結構、最後の方は感動的でした。私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。私は面白かったです。気に入りました。確かに、マシュー兄さんが壊れていましたが、そういう役ですからね。酷いオッサンでしたが、カッコ良かったです。私は、このマシュー兄さんも大好きです。コロナ禍ですが、ぜひ、観に行ってみて下さい。ぜひ、楽しんできてくださいね。P.S: 私は”キノシネマみなとみらい”で観たのですが、人が多かったです。きっと東京とかから越境しちゃっているんだろうなと思いました。来て欲しくないけど、映画が観たいという気持ちも解るし、微妙な気持ちでした。私にとっては、歩いて行ける映画館ということで安全圏だったのですが、これからは、もっと気を付けなくちゃと思いました。「ビーチ・バム まじめに不真面目」4.30 Fri.公開 映画『ビーチ・バム まじめに不真面目』公式サイト主演:マシュー・マコノヒー、監督:ハーモニー・コリン かつて天才と呼ばれていた放蕩詩人と、クレイジーな仲間の“なかなか成長しない”旅物語。 movie.kinocinema.jpインターステラー [Blu-ray]Amazon(アマゾン)973〜3,166円追憶の森 スペシャル・プライス [Blu-ray]Amazon(アマゾン)990〜3,400円ダラス・バイヤーズクラブ [Blu-ray]Amazon(アマゾン)4,035〜16,805円

    「ビーチ・バム まじめに不真面目」マシュー・マコノヒーの溶けたオッサンをお楽しみください。
  6. ど考えてみたら、韓映画界には"韓国ノワール"というジャンルがあって、こんなダークヒーローなんてざらにいる。容赦ない破壊力で世界を圧倒してきた韓国ノワールが、ついにドラマの世界にも足を踏み入れたということか。ヴィンチェンツォ キャスト 登場人物 視聴率 ソン・ジュンギ | K-drama韓国ドラマ ヴィンチェンツォ キャスト 登場人物 視聴率 相関図 ソンジュンギ チョンヨビン オクテギョン(2PM) 主演の放送情報とキャスト(出演者) を画像付きでご紹介します。 2021年2/20~ネットフリックスにて土・日23h頃から日本放送k-drama.ch〈あらすじ〉イタリアのとあるブドウ畑を炎上させたあと、逃げるようにイタリアを後にしたヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)。イタリアマフィアのコンシリエーレ(顧問弁護士)を務める彼が向かった先は、母国韓国の地だった。以前、中国マフィアに頼まれ、カサノはクムガ・プラザの地下に数百億の金塊を隠した。そのクムガ・プラザでは、退去を迫るバべル建設と居住者らが真っ向から対立。カサノは、金塊を手に入れるため、うまく居住者たちを丸め込める必要があったが、彼らの危機を幾度となく救うはめとなり、いつのまにか、居住者たちはカサノを兄貴のように慕い、カサノファミリーとして団結していく。(by hito)さてさて。他の方の記事を見ていると、「熱血司祭」というドラマが引き合いに出されている。脚本家が同じで、「熱血司祭」の二番煎じが否めないわけか。ああ、「熱血司祭」見てなくてよかった~純粋に楽しめたかも。「アスダル年代記」で久々のソン・ジュンギを拝めて、求肥のようにも見える色白の肌が「アスダル」では生かされていた。だけど、今回はイタリアマフィアでしょう。いくら韓国系イタリア人としても、あの色白は浮いてたなあ。そこのところに違和感を覚えながらも、あのイタリア語は凄かった。おそらく、この役にぴったりな俳優は他にもいるだろうけど、このイタリア語がクセモノ。ここをセリフとして言えるかどうかで、ドラマの質が決まる。つまりは、この挑戦を受けてたったのがソン・ジュンギだったということじゃないのか。カサノは中国マフィアから依頼されて、韓国に隠し持っていた金塊を手にするため帰国した。オープニングは壮大だった。それが、あの振りはなんだったのかと思えるほど、コメディに一転。いや、あなたは本当に、イタリアマフィアですか?詐欺師にだまされるわ、鳩にまで馬鹿にされるわ。そんな油断をさせといて、不意を突く車両の突っ込み。ああ、これがこのドラマの流れか。緊張と油断の繰り返し。それらに韓国お得意の家族愛やら、仲間意識やらがドラマを包み込む。今どき、こんな団結を見せてくれるのは、韓国だけじゃないのかと思える。さながらフランス革命下の民衆のようなカサノファミリー。彼らの日常はある意味見せかけの油断だった。その秘密は19話で明かされるとして・・・。カサノの最高のパートナーとなるのが、ホン・チャヨン。演じたのはチョン・ヨビン。初見です。いいなあ、彼女。あのノリ、ドS感、切れのある動き、これこそ、ニューヒロインの誕生ではないか。※これは、日本でいう「タイ焼き」が韓国では「フナ焼き」と「コイ焼き」があるそうで、その違いを議論しているシーン。といいながら、「熱血司祭」のイ・ハニがまさにこうだったみたいで・・・。まあ、ダークヒーローと合わせて、こういう女傑も今節の流行りなのか。なにはともあれ、期待していたのが二人のキスシーンだ。あのソン・ジュンギとチョン・ヨビンのケミはどうか。わくわく、ドキドキで迎えた最初のキスシーン。おおおおっ。しかし、その後の二人のラブ度は鈍い。ここでチューやろっ、って時にも、はぐらかす。そして、ようやくの最終章。キタキタ。はい、毛穴がブルブルしました。チョン・ヨビン、演技とはいえ、平静でいられたか。←嫉妬。このドラマのテーマは「悪が悪を制す」。たとえば、ストーリーを川で例えると、カサノがクムガ・プラザ地下に眠っている金塊を奪取しようと韓国に来たのが源流、カサノファミリーが団結していく様は支流、ついには、懲悪なバベル会長を倒す一連が本流ということだろう。カサノがチャヨンと法廷を意のままにし、バベル会長に豚の血を浴びせ、クムガファミリーがカサノファミリーとなっていく経過はほんとに面白かった。しかし、どういうわけか、肝心のカサノがダークカサノに変わっていく19話でなぜかトーンダウンした。母親との今生の別れ。どんなに黒化したカサノになっていくのかわくわくドキドキの1週間待ちのはずが、ネトフリの視聴者は私を含め、さらに1週間、待たされてしまった。ああ、この間になんということか。私はブロ友さんが満点をつけた中国ドラマに手を付けてしまった。笑これが、ほんとに素晴らしくて、でも、中国時代劇のレビューはとてもじゃないけど簡単には書けない。いうことで、私の慢性の頭痛を勃発させた、超名作「琅琊榜1~麒麟の才子、風雲起こす」をそら豆さんのレビューでご紹介。中国ドラマ「琅琊榜[ろうやぼう]~麒麟の才子、風雲起こす」感想【 Amazonプライム】 - 韓ドラ そら豆のブログ・・・これ一体キャスト何人いるの?と数えてみたら、100人超えてた (^_^;マジかーそれでもこの人気!!これだけ複数のキャストが登場したことで、梅長蘇[バイチョウソ]など主要人物たちのキャラがの層が厚くなり。1人1人の心理描写もすごく丁寧で、感情移入しまくり。端役に至るまで全員が最高の演技だから、視聴者はヌルッと物語りに溶け込めます。緻密な脚本で難しい.…www.kd-sora.comそう。この琅琊榜を見てしまったことも影響したか、それでなくても失速感のあるヴィンチェンツォ19話が命取りとなり、20話最終章もそこまでの盛り上がりに欠けてしまった。いや、そら豆さん、琅琊榜に罪はありませんから。笑いろんな小ネタ満載のヴィンチェンツォでは、だから韓国ノワールになり切れない、コメディだって言われるのよって叱責したくなる。でも、マジで楽しかった。もしかしたら、ダークヒーローの誕生というよりは、コメディを大量に投入した新しい韓国ノワールの誕生と言えるのかもしれない。カサノがやたら男たちにモテるというのも笑えた。あの美女顔負けの美肌で、しかもSモードというのが、男たちの💛にドギューンと刺さるのだろうか。ほかには「パクセロイの偽物」「北朝鮮兵士」など。私は、「パラサイトのソン・ガンホの物まね」に大笑い。そして忘れてはいけないインザーギとの闘い。でも、このインザーギ、迷惑もいっぱいかけたけど、あの場面でまさかの登場。いや、これはCGだろうけど、ほんと名場面。この仕掛けをよく考えたなあ。取りだめした画像を改めて見直して、このセリフが不正・腐敗政治が払しょくできない国政への民衆の本心なのだろうかと思う。画像はNetflixさんから引用しました。●hito基準による評価(10点満点)泣き又は感動2(3点満点)没頭度2(2点満点)爽快感1脱力感1ストーリー1胸きゅん度又は嵌り度1メッセージ性19点

    ヴィンチェンツォ 21-12
  7. 朝食後、Twitterなどを見ていたら、いなりこんなものが…お知らせ🌸ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」にモーツァルト/エリーザ役で出演させていただきます!公演日:2021年10月10日~10月31日@東京建物 Brillia ホールお楽しみに✨#明日海りお#マドモアゼル・モーツァルト pic.twitter.com/5iWf52LCx2— 明日海りおスタッフ (@asumirio_staff) 2021年5月4日そう!宝塚を退団されて間もない明日海りおさんから、ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』へのご出演のお知らせが!最初は「へえ〜そうなんだ!みりおちゃん、最近テレビによく出るから、てっきり映像の方をメインにされるのかと思っていたら、やっぱりミュージカルをやられるのね!」と単純に喜んでいたんですが…あれっ?!共演者の名前が…平方元基って…!!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘しかも!?モーツァルトの宿敵!?サリエリって…((((;゚Д゚)))))))いやもう、朝からビックリ!思わず「あっ?!」と声を上げちゃって、家族から「どうした?!」と怪しまれる始末…σ(^_^;)しかも、それからも暫くは元基くんからも元基組(元基くんFC)からも何のお知らせもないし…これはひょっとしてフェイクか?!まさかのドッキリか?!などとも思っちゃいましたが、10時ごろ?にようやくお知らせが来て、本当だったんだ…と、ちょっと感慨深くなっちゃいました。(⌒-⌒; )なるほどね…これが、『王家の紋章』東京公演で元基くんイズミルが少なく、そして9月の福岡公演でも「早抜け」をする理由だったんですね…謎は全て解けた!いや〜ついこの前の2月にみやるりちゃん(美弥るりかさん)のコンサートにゲスト出演したかと思ったら、今度はみりおちゃんとは…(⌒-⌒; )元基くん、元宝塚のスターさんにモテモテ?!だね!(^з^)-☆(←違う?^^;)元基くん、背が高くてスタイルいいから!?宝塚の元男役の人も身長差が気にならないというか、ちょうど良かったりするので、重宝されてるのかも?(^^;;いずれにせよ、みりおちゃんの退団後初のミュージカルを、我が愛しの元基王子が共演させていただく…のみならず、その相手役を務めさせていただく!?なんて、本当に光栄だし嬉しいです!(*≧∀≦*)話自体も面白そうだし、楽曲はもちろんあの天才モーツァルトのものだし、しかもそこに小室哲哉さんが加わる!?というので、どんな感じのミュージカルになるのか…10月が今から楽しみです!(その頃にはさすがにこのコロナ禍が落ち着いていますように…(>人<;))

    朝からビックリ!みりおちゃんと元基くんが…
  8. こうのすシネマ午前十時の映画祭11 より製作:アメリカ監督:マイケル・ベイ脚本:デヴィッド・ワイズバーグ ダグラス・S・クック マーク・ロスナー撮影:ジョン・シュワルツマン美術:マイケル・ホワイト音楽:ニック・グレニー=スミス ハンス・ジマー出演:ニコラス・ケイジ ショーン・コネリー エド・ハリス マイケル・ビーン ウィリアム・フォーサイス デヴィッド・モース ジョン・スペンサー ジョン・C・マッギンレー トニー・トッド ボキーム・ウッドバイン クレア・フォーラニ1996年9月14日公開米海軍のハメル准将(エド・ハリス)は、部下と共に海軍兵器庫から致死性の神経ガス・ロケット弾を奪い、観光客を人質に取ってアルカトラズ島に立て籠ります。ハメルは1億ドルを要求した上で、ロケットの照準をサンフランシスコに向けます。ハメルたちの奪った兵器の効力を失わせることができるのはプラズマ兵器だけですが、まだ開発中の段階でハメルが設定してきた期限までに間に合うかは覚束きません。その結果、国防省とFBIは島に潜入してロケットの目標装置を除去する方法で一致し、FBIの化学部に属するスタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)がその任務に選ばれます。しかし、アルカトラズ島は脱獄不可能な刑務所として知られ、もともと複雑な設計に加えて増改築を繰り返したため、内部を知る者は誰もいません。そこで、33年前にここから脱獄した囚人ジョン・パトリック・メイソン(ショーン・コネリー)に白羽の矢が立ちます。彼は英国の元諜報部員でしたが、その存在は抹消され、幽閉され続けていました。メイソンはFBI長官のウォマック(ジョン・スペンサー)と確執があり、恩赦を条件に協力を要請するFBIの言葉を信じないまま、アンダーソン中佐(マイケル・ビーン)率いる海軍特殊部隊と共に島に潜入します。しかし、潜入中にハメルの部隊が仕掛けたセンサーに引っ掛かり、銃撃戦となりアンダーソン中佐の特殊部隊は全滅し、生き残ったのはグッドスピードとメイソンの2人だけとなります。それでも彼らは、ハメルの部下の追撃を振り切りながらロケットを解体していきますが、ついに敵の手に落ちます。二人は独房に閉じ込められるものの、メイソンの手によって二人は脱獄に成功し、残る2基のロケットを探し始めるのですが・・・。今期の“午前十時の映画祭”を鑑賞するのは本作が初めてですが、料金体系が変更されていて面食らいました。以前は一律1100円でしたが、今期から劇場ごとに料金設定されていて、私の地元のシネコンでは一般:1500円、シニア:1200円、学生:1000円となっています。私の場合、今年の2月で還暦を迎えたため1200円で観られるものの、実質100円の値上げ。それでも、徒歩で行ける距離にシネコンがあり、そこで午前十時の映画祭の作品が鑑賞できるのですから、あまり贅沢は言えないでしょう。「ザ・ロック」は封切り時に観たきりで、大まかなストーリーしか憶えていません。大味なアクション映画は如何にもマイケル・ベイらしく、初見時は荒さばかりが目につきました。当時の日記を読み返してみると、ショーン・コネリーの貫禄たっぷりな芝居とアクションシーンは褒めていても、水増しして無駄のある脚本には苦言を呈していましたね。今回の鑑賞も初見時の印象と然程変わらないものの、結構楽しめましたよ。グッドスピードとメイソンがアルカトラズ島に潜入する前の話が無駄に長いのもご愛嬌。メイソンが成人した娘ジェイドに一目会うというだけのために、大掛かりなアクションを持ち込むのは如何かと思いつつ、そのアクションシーンがこの映画の一番の見せ場になっているから困ります(笑)。サンフランシスコの坂道を車で追っかけっこをするアクションは、さすがハリウッド映画と唸るほどド派手でド迫力。市電まで巻き込む辺りも、土地柄を巧く活かしています。それと、製作者の趣味かもしれませんが、ロックネタも随分散見されます。ビートルズの「ウィズ・ザ・ビートルズ」をCDではなく高い金を出してアナログレコードを購入する主人公のこだわり、メイソンの髪型をグランジロックに例えるいじり、エルトン・ジョンの「ロケット・マン」に引っ掛けた笑っちゃう程はっちゃけた演出など、タイトルの「ザ・ロック」は岩だけでなくロックンロールの意味も持たせているように思われます。話の根底には、政府に見捨てられた軍人に対して、正当な名誉と報酬が与えられないことへの苛立ちがあり、その意味では今年公開された「フル・ラスト・メジャー」と相通ずるテーマがあります。両作品にエド・ハリスが出演しているのも何かの因縁を感じさせます。実戦経験のないグッドスピードが銃撃戦で敵を倒したり、アルカトラズ島の重要な場所に見張りをつけなかったりと、相変わらずご都合主義的なものが目につくものの、その一方で目を瞠るアクションもお目にかかれるので、マイケル・ベイの映画はなるべく寛大な気持ちで鑑賞したいです(笑)。

    胃もたれするほどステーキをがっつり食った感じ 「ザ・ロック」を観て
  9. リーですが、昔の韓映画のように真っ黒ドロドロしたテイストではなく、コメディ要素も多くて、トンデモ設定でグイグイ進んでいくのに引き込まれてしまいます。勧善懲悪、正義の味方ではなく、毒を以って毒を制するって感じかな。バイオレンスシーンも結構あるんですが、プロデュースとメインの演出は女性監督なのも凄いですね。主な登場人物●ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)イタリアマフィア、カッサーノファミリーのコンシリエーレ(相談役/アドバイザー)。ゴッドファーザーなら、トム・ヘイゲン(ロバート・デュバル)のポジションですね。生まれは韓国。母子家庭で育ち、ある事情があって施設に預けられ、8歳の時、イタリアマフィアのボスに養子縁組で迎えられイタリアに渡りました。義理の親だったボスには可愛がられていましたが、当然、東洋人ということで酷い差別を受けて育ったのでしょう。それを跳ね返すためには、様々なスキルを身に着けて、のし上がるしかなかったと思われます。抜群の頭脳と戦闘能力を持ち、ポーカーフェイスの冷酷な策士の彼は、「ボスに絶対服従、ファミリーが法」がモットーで、法の裏をかいて仕事を処理する最高の弁護士であり、やられたら必ず倍返しする復讐主義者でもあります。しかし、その愛する父親が亡くなり、無能な義理の兄のもとでファミリーを続ける気などサラサラなかった彼は、ある目的のために母国の韓国へ帰ってきました。数年前、中国の大富豪ワン氏に、莫大な財産を隠す術を伝授したことがありました。韓国で古いビルを購入し 疑われないよう(この話を持ってきた)チェ社長名義にする。その1区画をダミーの商店か会社にして、技術者を雇い、地下に金を隠す密室を作る。バレないよう少しずつ金塊を運び込み、仕事が終わったら当然、作業員は全員抹殺する。密室の開錠は本人の生体認証のみ(目の虹彩認証)で、ワン会長以外が開けようとすれば建物全体が崩壊する構造にする。このワン氏が謎の死を遂げたため、ヴィンチェンツォとチェ社長の二人は、自分たちしか知らないその金を頂こうと計画し、ヴィンチェンツォは、さっさと1か月でケリをつけてマルタ諸島で余生を暮らそうと考えていました。●ホン・チャヨン(チョン・ヨビン)ソウルの大手No.1であるウサン法律事務所のエース弁護士。大企業の「バベル」はお得意様です。毒舌と勝負欲で武装し、善か悪かではなく有利か不利かで判断、勝つためには手段を選ばない。成功と目標達成だけを目指しているので「正義」にはあまり関心がない。同じく弁護士である父親とは考え方の違いで対立することもしばしば。感情的になってしまうことが多い。●ユ・ジェミョン(ホン・ユチャン)チャヨンの父親で、クムガ・プラザにある法律事務所「藁」の代表。人権派として、立場の弱い人に寄り添い続ける弁護士。過去、ある事件で妻を失ったせいで、チャヨンから嫌われているが、彼は娘をとても愛していて、「悪徳弁護士」になったチャヨンとは会う度に口論が絶えない。今回も、新薬の認可を通そうとする「バベル製薬」の案件を巡って、父親と娘は法廷で対立している。悪人側はこちら。●ハン・スンヒョク(チョ・ハンチョル)法律事務所ウサンの代表弁護士。韓国最高のスペックを誇る法律事務所の代表だが、強者に屈服し弱者を踏みつけ、力のある方になびく風見鶏のような男。富と名誉を一挙に手に入れるつもりで、バベルグループの不正を処理していたのだが、突然現れたヴィンチェンツォのせいで窮地に…。●チェ・ミョンヒ(キム・ヨジン)南東部地検特捜部のエース検事だったが、同僚の男性検事に雑用仕事ばかりさせられて嫌気がさしていた。後輩のハン・スンヒョクに誘われ、「ウサン」で弁護士へと転身する。勝つためにはとことん汚い手を使う。垢ぬけないおばさんの容姿だが、中身は徹底的なヴィラン。どんな恐ろしい手段にも動じない。このおばさんが、ホント凄いんです!!邪魔者はすぐに殺害するし、あらゆる手を使って妨害してきます。●チャン・ハンソ(クァク・ドンヨン)表向きは大企業バベルの会長だが、ある人物に指示を受けて仕事をしている。あまり利口ではない。実は、この会長はダミーで、本当の黒幕が存在するんです。その人物が、もう完璧にサイコパスで、人を殺すのなどなんとも思っていない奴。例えば、買収して懐柔したある地区の検事たちが思い通りに働かないと、拉致して上司が見ている前で、部下をアイスホッケーのスティックで殴り殺すとか!地下に15トンもの黄金が眠る古いビルは「クムガ・プラザ」。しかし大企業「バベル建設」が再開発のために周囲の土地を買い占め、商店街を取り壊そうとしています。ヴィンチェンツォは、ビルを建て替える工事の合間に、金塊を掘り起こす計画なので、立ち退きを反対している住民には「このビルを建て直して皆さんを再び入居させる予定です。 」と説得。取り壊しを拒む商店街店主達の代表で弁護士のホン・ユチョンは、このビルに異常に固執するヴィンチェンツォを警戒しますが、一緒に過ごす内にお互いを信頼し、頼りにするように…。クムガ・プラザの強制撤去を防ぐために「バベル建設」を調査していたヴィンチェンツォは、「バベル製薬」が麻薬が主成分の新薬を販売しようとしている事実を発見し、ホン・ユチャン弁護士に危険性を伝えました。「バベル製薬」の不正を暴こうとして唯一生き残っている証人と接触しようとしたユチャンですが、何者かに殺されてしまいます。ヴィンチェンツォから父親の死に「バベル製薬」が関係しているかもしれないことを聞かされたチャヨンは、「ウサン」を辞め、父の事務所を継ぎ、ヴィンチェンツォと一緒に「バベル製薬」の不正を暴こうと決意します。再開発のために周辺の物件を買いあさっているバベル建設や再開発に反対している住民、さらには「金が隠されている」噂が広まってしまいどんどん難しい状況に陥ります。さらには、韓国政財界の世に出なかった不正の数々を記した「ギロチン・ファイル」なるデータの存在が明らかに!こうして「ヴィンチェンツォ&チャヨン」 vs 「バベル&ウサン」の戦いは、政財界やマスコミも巻き込んで、どんどんエスカレートしていきます。なんといっても、一番の人気の秘訣は、ヴィンチェンツォ役のソン・ジュンギさんのイケメンぶり!!!いつも高級スーツをビシッと着こなし、このようにオールバックにしていますが自宅でくつろいでいる時は前髪を下ろしてオフモードとか、可愛すぎませんか!!??まるで女の子のような童顔。お肌ツルツル。だから、暴力的なシーンもグロテスクにならないし、この端正な表情そのまま、涼しい顔で敵をバッタバッタとなぎ倒していくのが爽快!敵を騙すために、怪しげな祈祷師に化けたりして、そういう遊びも愉しい。自分のことしか考えない、冷酷なマフィアだったヴィンチェンツォが、クムガプラザのおかしな面々と関わっていくうちに、どんどん人間的になり、優しくなり、彼らを仲間だと信頼して協力し合う。ポンコツばかりかと思った住民が、意外とスキルをもっていて、次第に自信を持ち「カサドファミリー」になっていくのも面白いです。最初は「毒を喰らわば皿までも」のヴィンチェンツォ&チャヨンの2人が、次第に絆を深めていき、心が通じ合っていくのも良いですね。マスコミに印象付けるため、裁判所にランボルギーニで乗りつけたり、コミカルなシーンも多いです。チャヨンはいつも元気はつらつで明るくて強気。ベタベタした恋愛モードはないんですけど、強力なバディ関係になっていくのが気持ちいいんです。韓国ドラマあるあるというか、主役やメインストーリー以外の部分も割と長い尺で取り上げるので、その辺はちょっとモタモタするんですが、それによって全ての登場人物に愛着がわくというのもありますね。最初は敵対していた人物も、どんどんヴィンチェンツォに魅了されて仲間になっていくんですけど、「ヒョンと呼んで良いですか?」「一度だけヒョンと呼んでもらえるかな」というシーンがいくつかあります。韓国語で「ヒョン」は、男性が年上の男性に向かって呼びかける愛称です。BTSメンバーも「ヒョン!ヒョン!」って呼び合ってますけど、単に「お兄ちゃん」というよりはもっと、尊敬や憧れを込めた呼び方なんですね。日本語だと兄弟の契りというほどでもないけど「兄貴!」みたいな感じかな。まぁそんなほのぼのシーンもありつつ…バベル側が、ある事件を追っている人物や証言者を、抹殺したいとします。そこそこの犯罪で逮捕された犯罪者に「刑を軽くしてやる。報酬もやる」と持ち掛け、飲酒運転で交通事故を起こさせます。トラックで店に突っ込んだり道で轢き殺したりしてターゲットを殺すんです。ヴィンチェントはその罪で収監された犯罪者を訪ねていき、脅迫して誰に頼まれたか吐かせます。面会室を立ち去る際「良く真実を言ってくれました!あなたの勇気に感謝します!」と大声で言って、看守に「こいつは口を割った」と知らしめ、彼は刑務所内でリンチにあって殺されます。またある時、ヴィンチェンツォがビルの屋上で暗殺者に取り囲まれます。武器も持っておらず、もうダメか!と思ったとき、彼を助けてくれたのはなんと………鳩!(爆笑)ヴィンチェンツォの部屋の窓に1匹の鳩が住みついていて、毎晩クルックル鳴いてうるさくて眠れないし、ちょっと目を離したすきに部屋に入り込んで部屋中滅茶苦茶にしてしまうんですが、彼は怒りながらも鳩を殺さず「インザーギ」と名前まで付けてなんとなく餌をやったりしてたんですね。その恩返しなんです(笑)最後までハラハラドキドキ、騙し騙され、笑いあり涙あり、「必殺仕置人」のようにスカッとするドラマですよ~!超オススメです!

    ヴィンチェンツォ
  10. 9分TSUTAYA新作棚からチョイスしたのはスペイン作のミステリー.本年累積106本目の鑑賞.父親の失踪と複雑に絡み合う事件の真相を追うスパニッシュミステリー.伯父の葬儀のため故郷に帰って来たジョルディは、いとこのディエゴと再会.そんな中、20年前に失踪したジョルディの父と謎の女、伯父の死を繋ぐようにある汚職事件が浮上する.以上はキネマ旬報社データーベースより転載.————————————————————————————————毎回邦題の酷さにも驚かされるのだが、今回の作品では字幕の酷さに驚かされた.ただでさえ人間関係が複雑な設定なのに、字幕が父、母、伯父、伯母を混濁してしまっていて、もう訳が判らない.作品の質によって字幕担当の質も同期するのだと納得.原因不明の交通事故で謎の死をとげた議員の伯父、フェリクスの葬儀に出席するため、アルゼンチンから故郷スペインに帰ってきたジョルディ:ミシェル・ノエル.そこには、幼少の頃、一緒に時を過ごした伯父の息子、ディエゴ:ジャン・コルネットの姿があった.久しぶりの再会を喜ぶ二人.だが、ディエゴのある一言で状況が一変する.それは、20年前、ジョルディの父親パウ:レオナルド・スバラーリャの失踪事件とともに行方不明になっていた女ベラ:ジェレナ・ジョバノワがフェリクスの葬儀に参列していたというのだ.さらに、今回の交通事故は国立公園の開発をめぐる汚職事件と関係があるとして、警察の捜査の手ものびていた.伯母は瀕死の状態だが、生き延びてICUに入った状態だ.パウの失踪と謎の女、伯父の事故死.それらを繋ぐように浮上した汚職事件.ジョルディは、ディエゴとともに、父の失踪の真相を探るため、封印されていた過去をひも解いていく.20年前の事件と父の過去に何があったのか?フェリクス:ジョルディ・レベロンが持っていたという何者かの会話が録音されたテープを血眼で探す男、アルバニアの犯罪組織など、複雑に絡み合った事件は思いもよらぬ方向へと動き出す.そして、二人の男がたどり着いた先に見たものとは…?ジョルディとディエゴが主役なのか、その父を演ずる佳作「ペイン・アンド・グローリー」の名優レオナルド・スバラーリャが主役なのか、過去と現在を行き来しつつ、まったく脚本の出来が悪いまま撮ってしまった感有り.スペインの片田舎にある、ダンスクラブや売春宿の様子など退廃的な情景の描写は少し面白い.売春組織が東欧からの女性を働かしているという環境も知らなかった世界だ.だが、主人公達をめぐる関係性や、順を追わないランダムなエピソードの羅列は観る者を混乱に陥れるのみ.そういう意味では、邦題のクロッシングは、内容の交錯、関係の交錯を好く表しているのかもしれない(笑).スペイン製のミステリーの出来の悪さ、しかと見届けた気分..

    映画「Xing クロッシング」 (DVD観賞)
  11. いドラマ」「レンタDVD店スタッフ君!すれ違わずにすぐ来たね!」「すぐ借りてくよ!じゃあ!」「ええっ!説明を聞いていかないんですか?」「じゃあね」「マズル刑事、菅田将暉君と小松菜奈の映画よかったっすね」「子供の頃好きだった二人が離れ離れになって、8年後に友達の結婚式で再会。そしてまた離れ離れで、さらに10年後に再会できるのか、、、」「映画館で見たら涙ぽろんだったかもっす」「一つだけ注文があるとしたら主題歌の「糸」は、最後の渾身のシーン一回だけにしてほしかったな」「確かに、その方が、キタ~って感じで盛り上がるっすよね」「運命の糸ってあるんすね。俺とマズル刑事も運命の糸でつながってるっすよね?」「おごりでつながってるんじゃないのか?」「ああ!なるほどっす!」「納得するんじゃないよ!」.................マズル刑事のオススメ映画.................「糸」平成元年生まれの高橋漣と園田葵。北海道で育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。そんなある日、葵が突然姿を消した。養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出したのだった。真相を知った漣は、必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行する。しかし幼い二人の逃避行は行く当てもなくすぐに警察に保護されてしまう。その後、葵は、母親に連れられて北海道から移ることになった。漣は葵を見送ることすらできないまま、二人は遠く引き離された。それから8年後。地元のチーズ工房で働いていた漣は、友人の結婚式に訪れた東京で、葵との再会を果たす。北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。もうすでに二人は、それぞれ別の人生を歩み始めていた。10年後、平成最後の年となる2019年。運命は、もう一度だけ、二人をめぐり逢わせようとしていた、中島みゆきの歌を映画化したすれ違いドラマに、マズル刑事も涙ぽろん予告編・公式サイトはこちら映画『糸』公式サイト2021.2.3[wed]Blu-ray&DVDリリース!菅田将暉×小松菜奈。珠玉の名曲、中島みゆきの名曲「糸」を映画化!めぐり逢う、愛の物語。ito-movie.jp糸Amazon(アマゾン)500円糸 DVD 通常版(特典なし)Amazon(アマゾン)2,823〜6,749円糸 Blu-ray 通常版(特典なし)Amazon(アマゾン)3,443〜7,764円みんな!手洗いでコロナ予防だよ!「あ!お知らせがあるっす!マズル刑事のツイッターが始まったす!」「そうそう!これです!https://twitter.com/mazuru299keijiついに新しいスタンプ登場!マズル刑事のラインスタンプ第4弾!https://store.line.me/stickershop/product/5229010/ja第4弾に好きなのがなくても安心!ここで見つかるかも!第3弾も好評発売中!https://store.line.me/stickershop/product/1642685/ja第2弾も試してみてねhttps://store.line.me/stickershop/product/1457663/ja第一弾も、まだまだ売り出してます!https://store.line.me/stickershop/product/1448152/ja

    ちょっと前の映画を見ちゃお!「糸」みたいに、すれ違っても、つながっているのか、いないのか?
  12. 18日公開。育児書映画化した異色の作品。原作::松田道雄「私は二歳」脚本:和田夏十監督:市川崑ナレーター:中村メイコ出演者:鈴木博雄、船越英二、山本富士子、浦辺粂子、京塚昌子、岸田今日子、渡辺美佐子、倉田マユミ、大辻伺郎、浜村純あらすじ:太郎くん(〇歳→二歳)(鈴木博雄)は都内の団地に住むサラリーマン夫婦、小川五郎(船越英二)と千代(山本富士子)の一人息子として生まれました。両親は太郎くんを育てるのに毎日毎夜真剣でした。太郎くんが笑ったといっては喜び、蟹のように一歩一歩あるいたといっては歓声をあげ、団地の階段を高いところまで這い上がったといっては仰天する両親なのです。とにかく両親は太郎くんを眼の中へ入れても痛くないほどかわいくて仕方ありません。だが、両親のそんなかわいがり方は、太郎くんにとって嬉しいのかどうか……。案外、その小さな胸中で迷惑がっているかもしれないのです。大人たちに拘束されず、自分の体内に充満している生命の無限性を動作によって発散させたいのかも分らないのです。ある日、太郎くんは転居によって新しい家族に祖母(浦辺粂子)を加え、郊外の平屋に住むことになりました。おいたに、怪我に、自家中毒、風邪等々、両親や祖母の神経が休まる暇もありません。それに母親と祖母のしつけ方のくい違いがあったり、父の勤務先のごたごたや、それらに起因して母親のいらいらが生じたりします。が、突然そんな太郎中心の生活に祖母の死がおとずれました。しかし、太郎は人間の死ということをしりません。おばあちゃんは遠い遠い所へ旅行に行ったと信じこんでいます。丸い大きな月の昇ったある夜、太郎は小さなバースディ・ケーキと二本のローソクの前に座っています。ローソクの小さな炎が太郎と両親の顔を柔らかく浮き上がらせています。太郎は心の中で呟いています。「ボクは二つになった。だからローソクも二つだ。ボクは二歳、ボクの名は太郎」。太郎くんは何やら満足そうにほほえんでいます。これからも太郎くんは、みんなの愛情と心づかいの中でぐんぐん大きくなってゆくことでしょう。両親の顔もはれやか--。コメント:原作の:松田道雄著の「私は二歳」はまじめな育児書。子どもは二歳になると,からだも心も成長し,個性がはっきりしてくる.しつけが始められ,母親と父親の考え方の違い,おばあちゃんとの育児をめぐる対立も出てくる.夜尿,どもり,テレビ,体罰など,しつけや子どもの心理の問題から,突然の発熱,腹痛など病気の症状や手当てまで,わかりやすく説かれた新しい型の育児書。これを映画化するという発想が素晴らしい。実際の赤ちゃんを主人公に、中村メイコのナレーションと共に、育児の風景を撮影している。山本富士子のお母さん役が微笑ましい。子供のことに一喜一憂する若い夫婦の生態。その勝手な思いを訂正する子供の視点。おばあちゃんと同居することになった夫婦のそれぞれの思惑や、おばあちゃんとの教育方針の違い、父親の無責任さなどいろいろな視点から描いている。おばあちゃん(浦辺粂子)とのやりとりがユーモラスに描かれているが、おばあちゃんの突然の死で再認識する人生観などちょっぴり哲学的な要素も含んでいる。赤ちゃんの演技をどうやって指導したのだろうと思うぐらい、適切な場面で適切な表情を良く捕らえている。育児書を映画化するというユニークな作品で市川監督らしい映像がいっぱい。当時の作品には珍しく冒頭クレジットに協賛として森永乳業があり、ミルクが森永の提供だということが分かる。山本富士子の、ごくふつうの悩める専業主婦がとても新鮮。脇を固める岸田今日子も渡辺美佐子も京塚昌子も浦辺粂子も「らしさ」満点。月が大好きなたーちゃん(太郎くん)が月の中におばあちゃんを見る場面、ちょっと泣ける。母親が直面するいろんな問題は半世紀経てもあまり変わらない。この映画は、TSUTAYAで購入可能:Amazon | 私は二歳 [DVD] | 映画船越英二, 山本富士子, 鈴木博雄, 岸田今日子, 浦辺粂子, 市川崑, 松田道雄, 和田夏十, 船越英二 邦画洋画DVD・Blu-rayはアマゾンで予約・購入。お急ぎ便ご利用で発売日前日に商品を受け取り可能。通常配送無料(一部除く)。www.amazon.co.jp

    山本富士子の映画 「私は二歳」市川崑監督が育児書を映画化! 山本富士子のお母さん役が微笑ましい!
  13. 吉佐和子の同名小説映画化。市川雷蔵・若尾文子との共演による感動作。受賞歴:市川雷蔵: NHK映画最優秀男優賞、キネマ旬報主演男優賞脚本:新藤兼人監督:増村保造キャスト: 華岡青洲:市川雷蔵 妻・加恵:若尾文子 母・於継:高峰秀子 華岡直道:伊藤雄之助 小陸:渡辺美佐子 加恵の乳母・民:浪花千栄子 於勝:原知佐子 下村良庵:伊達三郎 妹背米次郎:木村玄 妹背左次兵衛:内藤武敏 左次兵衛の妻:丹阿弥谷津子 大坂薬種商人:田武謙三 加恵の祖父:南部彰三 湯浅養玄:舟木洋一 中川脩亭:上原寛二 毛利尚斉:暁新二郎 語り手:杉村春子あらすじ:父・妹背佐次兵衛が近郷の地士頭と大庄屋を勤める禄高百五十石の家柄の娘として生を受けた加恵(若尾文子)は、請われて華岡家に嫁いだ。夫となる華岡雲平(市川雷蔵)は医学の修業に京都へ遊学中で、加恵はその三年間、夫のいない結婚生活を送らねばならなかった。しかし、雲平の母・於継(高峰秀子)は、その気品のある美しさで、加恵にとっては幼い頃からの憧れの的であり、その於継との生活は楽しいものだった。於継も彼女には優しく、雲平の学資を得るための機織り仕事も加恵には苦にならなかった。やがて、雲平が帰って来た。加恵は初めて夫の顔を見て、胸のときめきを覚えたが、その日から、於継の彼女に対する態度がガラリと変った。於継は妻の加恵を押しのけて、ひとり雲平の世話をやき、加恵を淋しがらせた。加恵はそのときから於継に対して敵意に似たものを胸に抱くようになった。まもなく雲平の父・直道(伊藤雄之助)が老衰で亡くなると、雲平は青洲と名を改め、医学の研究に没頭していった。彼の研究は、手術に際して麻酔薬を用いることで、何よりもまず、白い気違い茄子の花から、完全な麻酔薬を作り出すことであった。一方加恵は於継の冷淡さに、逆に夫に対する愛情を深めていたが、そんなうちに、彼女は身ごもり、実家に帰って娘の小弁を生んだ。しかし間もなく、於継の妹・於勝(原知佐子)乳ガンで死んだ。周囲の者は、青洲が実験に使う動物たちのたたりだと噂しあった。その頃、青洲の研究は動物実験の段階ではほとんど完成に近く、あとは人体実験によって効果を試すだけだったが、容易に出来ることではなかった。ある夜、於継は不意に自分をその実験に使ってほしいと青洲に申し出た。驚いた加恵はほとんど逆上して自分こそ妻として実験台になると夫に迫り、青洲は憮然と二人の争いを眺めるのだった。意を決した青洲は二人に人体実験を施したのである。実験は成功だったが、強い薬を与えられた加恵は副作用で失明した。その加恵に長男が生れるころ、於継が亡くなった。青洲はやがて、世界最初の全身麻酔によって、乳ガンの手術に成功したのだった。この偉業の陰に、加恵と於継の献身的な協力と、そして二人の対立が隠されていたのだが、いま、加恵は、そんなことは忘れたかの如くかつての於継のように美しかった。コメント:山脇東洋によって、日本初の人体解剖が行われたのは、1754年。杉田玄白が解体新書を刊行したのは1774年。そして、1804年に華岡青洲が、世界初の全身麻酔の乳ガンの手術を実施した。本作は、その偉大な医師・華岡青洲とその母と妻の重厚なる物語である。原作となる「華岡青洲の妻」(はなおかせいしゅうのつま)は、1966年に発表された有吉佐和子による小説。世界で初めて、全身麻酔による乳ガンの手術に成功した、華岡青洲の実話を小説にした迫力ある内容になっている。この作品により、医学関係者の中で知られるだけであった華岡青洲の名前が一般に認知されることとなった。1967年(昭和42年)、第6回女流文学賞を受賞している。この映画で、市川雷蔵が、NHK映画最優秀男優賞、キネマ旬報主演男優賞を受賞した。雷蔵の晩年期の最優秀作品と言って良い。この映画では、とかく嫁姑のファイトが話題になるが、一番の立役者は、嫁姑に囲まれながら、平然と麻酔薬の実験を行う青洲を演じ切った市川雷蔵に他ならない。青洲の父・直道を演じる伊藤雄之助の大袈裟なまでの語り口調で度肝を抜いてから、美貌と冷酷さを兼ね備えた高峰秀子、若尾文子へと引き継ぐ構成が絶妙だ。名匠・増村保造の演出が光る名作である。妻の加恵を演じる若尾文子、母の於継を演じる高峰秀子の命を賭けた嫁姑バトルはすさまじい。特に高峰秀子の迫力が半端なく、息子・青洲の帰宅前後での加恵に対する態度の違いに恐怖を覚えるばかり。だが、対する若尾文子も負けず劣らずで、於継へのかつての思慕が憎悪へと変遷する様がなかなかの見もの。そんな二人の言葉の端々には相手への嫌味が含まれていて、傍観しているだけでキリキリと胃が痛くなりそうなほどだ。若尾文子にとっては、撮影時33才の作品。彼女は年を追うごとに演技力が増して行って、この頃はまさしく最盛期だった。感情表現が秀逸で、当時トップクラスの女優だったといえる。大映では珍しい、当時43才の高峰秀子が、素晴らしい。彼女は、松竹、東宝での出演が殆どで、大映での作品は5本のみ。本作の12年後の55才で女優を引退した。この映画は、TSUTAYAでレンタルも購入も可能:https://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA00007YNJ6

    高峰秀子の映画 「華岡青洲の妻」 市川雷蔵・若尾文子との共演! 姑と嫁の激しいバトル!
  14.   評価 4/5 ☆☆☆☆★ 『映画 賭ケグルイ2』が2021年4月29日公開予定で、その前に予備知識としてGYAOで無料配信中の1作目『賭ケグルイ』(2019年)を見た。ところが、東京、大阪など4都府県で緊急事態宣言が発令されて、映画館に休業要請が出て『賭ケグルイ2』の公開が延期になったのが非常に残念である。なお、原作マンガ、テレビアニメ、テレビドラマは見ていない。 まず、この学園では生徒がギャンブルを行っていると言う設定が面白い。もちろんあり得ない事だが、エンドクレジットの最後にご丁寧にも「この映画はフィクションです。賭博は法律で禁じられております」とお断りが出るのには笑ってしまった。 生徒会主催で「生徒代表指名選挙」が行われるが、予選で行われるのは「票争奪ジャンケン」である。ジャンケンは『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)にも登場したように、ルールが簡単であるが、頭脳ゲームでもある。運だけで勝った歩火や、金で買った皇の作戦もあるが、その点で早乙女・木渡ペアの頭脳作戦は正しい。ただし、早乙女が1回目で負けたら、作戦通りに行かないと思うが。その上を行く作戦は蛇喰夢子であった。鈴井が騙されて自分の持ちカードをバラす事まで予見していたとは感心した。たった1回の対戦で、カードを20枚ももらえるのも頭が良い。ただし、鈴井がパー、蛇喰がグーだからできた作戦であり、蛇喰の持ちカードが別だったらどういう作戦に出たか知りたいものだ。 本選の「デュアルクラッシュ・ポーカー」はなかなか凄い。まず蛇喰が皇・薬師寺ペアに2勝すれば勝てると吹き込み、早めに7とジョーカーを出させたのはさすがである。しかも勝ちを焦った鈴井が早めに7かジョーカーを出してバッティングする事まで予想していたらしいので感心する。さらに「支持率」つまり人気も絡んでくるので、人気を取る作戦も難しい。 それ以上に感心したのは、村雨の観察力である。村雨は相手がカードをどのように切ったか覚えており、手に取ったカードが何か読み当てるとは凄すぎる。しかも、正面にいる蛇喰と鈴井だけでなく、同時に横にいる歩火のカードまで見ているとは、この人の視野はどれだけ広いのだろう?自分以外の3人全員が出すカードが分かるなら、最強である。前半で村雨が生徒会長の桃喰に勝つ場面が出る。ギャンブルの種類は分からないが、この村雨の観察力に負けたのであろう。 村雨が「人生計画書・白」に書いたのが「食堂に美味しいスイーツを導入すること」とは意外だった。蛇喰が初めて会った村雨に話した悩みが「食堂のスイーツが美味しくない」だったが、まさかここで出るとは思わなかった。 ギャンブルの作戦に感心し、蛇喰役の浜辺美波の演技にも感心した。評価は「4」である。 ところで、私立百花王学園の校舎は、何と山形市にある旧山形県庁の山形県郷土館「文翔館」ではないか。外観だけで玄関から中は違うが、山形市民として非常に嬉しい。前に「『るろうに剣心 京都大火編・伝説の最期編』ロケ地巡り」でも書いたが、1916年(大正5年)竣工のイギリス・ルネサンス様式のレンガ造りの風格がある建物なので、伝統と格式のある学園の外観としてふさわしいと思う。映画 賭ケグルイAmazon(アマゾン)102円映画 賭ケグルイ (2枚組)(初回生産限定:特製トランプ付) [DVD]Amazon(アマゾン)3,224〜10,457円賭ケグルイ 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)Amazon(アマゾン)330円賭ケグルイ 1-14巻 新品セットAmazon(アマゾン)9,119円『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』近日公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)Amazon(アマゾン)1,500円ARTFX J 賭ケグルイ 蛇喰夢子 1/8 スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュアAmazon(アマゾン)36,000円

    『映画 賭ケグルイ』ネタバレの感想 ゲームの駆け引きに感心
  15. ◆◇◆◇◆◇◆◇◆シネマDEクイズ」  /第58回  答え◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆今回もたくさんの回答ありがとうございます!コメントより24件、メッセより1件の合計25件でした。解答編をアップした段階で、みなさんのコメント承認をしておりますので参考にどうぞさて、答えです!~~~~~~~~~~~~~~~~~~<問題1>「仔鹿物語(子鹿物語)」1946年アメリカクラレンス・ブラウン監督作品で、アメリカ開拓民の厳しい生活と動物たちとの共存と闘いを軸にした少年の成長物語。是非、観るべき一本です!画像①/熊家畜あらしの熊を追いかけての闘いはすごいの一言です画像②/トウモロコシ一家は新たにトウモロコシを栽培しようとしますが鹿に苗木を食べられてしまいます。それが後に大きな問題に・・画像③/ハーモニカジョディ少年が街に行った時にみた憧れの楽器ですキーワードは「熊・トウモロコシ・ハーモニカ」以上3つのキーワードから「仔鹿(子鹿)物語」でしたトウモロコシは、この映画では大事なポイントですし熊との戦いは自然の中で生きることの厳しさを描いています。ハーモニカが一問目のカギでした正解者は「Romy」さん、「ヒロクマ」さん、「銀の三角」さん、「ほくと」さんのわずか4名でした。お見事でした!~~~~~~~~~~~~~~~~~~<問題2>答えは「クッキー」ミッキーを磨く(ミッキーをミガク)つまり、ミッキーを「ミ」が「ク」になると「クッキー」になります今回のクイズで一番正解が多かったです<問題3>「リトル・ミス・サンシャイン」2006年のロードムービーの傑作ですこの濃いイエローが特徴のチラシといえばこの映画ですねさすがに16名が正解でした~~~~~~~~~~~~~~~~~<問題4>硫黄島からの手紙ローズマリーの赤ちゃん80日間世界一周これを「ひらがな」にしてみます「い」おうじまからのてがみ「ろ」ーずまりーのあかちゃん「は」ちじゅうにちかんせかいいっしゅう「い・ろ・は」の順で並んでいますので答えは「に」から始まる洋画が全て正解ですニック・オブ・タイム摩天楼はバラ色にニュー・シネマ・パラダイスニキータニューヨーク・ニューヨークなどなど<番外問題>「ロボジー」2012年矢口史靖監督コメディ作品画像は、二足歩行ロボット「ニュー潮風」の記者会見の場面で右隅にテレビディレクター役の田畑智子が写ってます「Wの悲劇」「ノッティングヒルの恋人」など惜しい回答もありましたが残念ながら正解者はありませんでした「ロボコップ」1987年ポール・バーホーペン監督のバイオレンスアクション作品画像は、殉職した警官をサイボーグとして研究しているところで心電図や脳波などでしょうか「日本沈没」や「地震列島」「世界崩壊の序曲」「ゴジラ」など地震系にいった人が多かったですね。そんな中「レナードの朝」「フランケンシュタイン」も惜しかったです。特にpoint7077さんのサイボーグの読みは当たってましたが残念でした。実は2問とも「ロボ~」でした。こちらも正解者なしでした~~~~~~~~~~~~~~~~~~レギュラー4問の全問正解は4名!「Romy」さん「ヒロクマ」さん「銀の三角」さん「ほくと」さんさすがです、おめでとうございます!問題1の「仔鹿物語」の正解4名がレギュラー4問の正解者となりました番外問題については2問とも正解者がいませんでした。メッセージやコメントで難し過ぎるとの声も多いので次回からは少し難易度を下げる予定です~~~~~~~~~~~~~~~~~~今回もたくさんの回答ありがとうございました次回は予定通り6月1日で、「投票クイズ「を予定しています

    たくさん共感されています

    「解答編」/シネマDEクイズ(第58回)
  16. けている。元々は韓映画の日本リメイク版だそうです。このブログタイトル通りの作品でした。終盤かなり泣いた。三木孝浩監督作品です。私はこれまでに「ソラニン」、「くちびるに歌を」、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」、「坂道のアポロン」と観てきましたが、どれも良くて三木監督作品は大好きです。この作品は、吉高由里子さんが悲しい過去がある目が不自由な役、横浜流星君がキックボクサーの役でこちらも暗い過去があるといった役どころでした。映画では、こういうストーリーは「よくある」的に言われがちかもしれません。でも、やっぱり作り手の情熱って言いますか、熱量みたいなものは伝わりますよね。後半からラストシーンはだいぶ泣かせていただきました。。。吉高由里子さんの主役作品を観たのは初めてでしたが、演技が自然すぎて凄い。こういう役ってやはりぎこちなさが出てしまいがちだと思うのですが、ものすごく自然で引き込まれてしまう。横浜流星君も若いのに達者で、多分役作りもあったとは思いますが、格闘技者役としての筋肉凄かったです。モテるのは必然。個人的なお願いとしては、三木監督に小松菜奈ちゃんでまた名作を撮っていただきたいと思います。

    きみの瞳が問いかけている
  17. 『マイティ・ソー』新作を絶賛撮影中のクリス・ヘムズワース!奥様のエルサ・パタキーがインスタに投稿してて判明したのですが、彼ら、パリピです。羨ましいほどに、パリピです。早速ご紹介しちゃいましょうぞ! この投稿をInstagramで見る Elsa Pataky(@elsapatakyconfidential)がシェアした投稿なんじゃこのゴキゲンな感じは!クリスのこの顔!この動き!さらに! この投稿をInstagramで見る Elsa Pataky(@elsapatakyconfidential)がシェアした投稿こんな写真の数々まで!「仲良しと一緒のホワイトパーリーは楽しいなー。The Teskey Brothers参加してくれてありがとう!ミケーレ・マーキンありがとう!」いややホント!楽しそう!エルサのインスタの6枚目に映るこの男性がきっとThe Teskey Brothersのお1人かと。そしてコレ!4枚目の集合写真!一番左の赤いマフラーのイケイケの男性が、ヘムズワース家の長兄ルーク。後方後ろに〇で囲んだ白いハットの男性はたぶんヘムズワース父。その下の方の〇印の右向いて笑っている女性は、マット・デイモンの妻ルシアナ・バロッソそのルーシーの隣の隣、写真中央の女性は、リアム・ヘムズワースのガールフレンド、ガブリエラ・ブルックス。前方の男性は、たぶんエルサの弟ガブリエラの後ろの女性は、ヘムズワース母かと思いましたが、たぶん勘違い(まるで囲んだ女性の左の左、右向いてる女性がそうかも)さらに写真前方一番右はマット・デイモンで、その横はリアム。その後ろにクリス&エルサ夫妻がいます!MailOnlineによれば、ミケーレ・マーキンやTVパーソナリティのローレン・フィリップス、クリスのスタントダブルとトレーナーなんかも写っているそうです。そしてコチラは、ローレンのインスタリアム彼女のガブリエラも、お姉さま方とうまくやっている模様!前方に写るルーシーも楽しそう!こちらにはマット&ルーシーのゴキゲンツーショットが!いやあね、オーストラリアはコロニャンが良い感じとは聞いてますケド、なんだかちょっと、隔世の感がありますな。とは言え、アメリカもワクチン接種が進み、かなり状況が良くなってますから、こんな感じになるのも時間の問題!またゴージャスなパーティーネタをご紹介できる日が来そうです!『クリス・ヘムズワースがヒドイ件!妻エルサパタキー著書出版!』今年は俳優活動をもう終えて、長めのお休みに入っている『マイティ・ソー』ことクリス・ヘムズワース。この度、妻のエルサ・パタキーが本を出版するそうで、そのプ…ameblo.jpこちらぽちぽちっとお願い致します!人気ブログランキングへにほんブログ村

    クリス・ヘムズワース&エルサ・パタキー夫妻がパリピでウラヤマ
  18. 。配給収入:1億円原作者:有吉佐和子脚本:松山善三監督:豊田四郎出演者:森繁久彌、高峰秀子、田村高廣、乙羽信子、篠ヒロコ、伊藤高、市川泉、中村伸郎、杉葉子、吉田日出子あらすじ:立花家は、84歳の茂造(森繁久彌)、その息子夫婦の信利(田村高廣)と昭子(高峰秀子)、子供の敏(市川泉)が同居していた。茂造は老妻が死んで以来、ますます老衰が激しくなり、他家へ嫁がせた自分の娘の京子(乙羽信子)の顔さえ忘れていた。それどころか、息子の信利の顔も忘れ、暴漢と錯覚して騒ぎ出す始末。突然家を飛び出したり、夜中に何度も昭子を起こしたりする日が何日か続いた。昭子は彼女が務めている法律事務所の藤枝弁護士(中村伸郎)に相談するが、茂造の場合は、老人性うつ病といって老人の精神病で、茂造を隔離するには精神病院しかないと教えられた。昭子に絶望感がひろがった。ある雨の日、道端で向い側の塀の中からのぞいている泰山木の花の白さに見入っている茂造を見た昭子は胸を衝かれた。茂造には美醜の感覚は失われていないと昭子は思った。その夜、昭子がちょっと眼を離している間に茂造が湯船の中で溺れかかり、急性肺炎を起した。だが、奇跡的にも回復し、昭子の心にわだかまっていた“過失”という文字が完全に拭いとられた。そして、今日からは生かせるだけ生かしてやろう……それは自分がやることだと、嫁としての堅い決意をする昭子だった。病み抜けた茂造の老化は著しくなった。そんな時、学生結婚の山岸(伊藤高)とエミ(篠ヒロコ)の夫婦が離れに引っ越してきた。茂造は今では昭子の名さえ忘れ“モシモシ”と呼びかけるが、何故かエミにはひどくなつき、エミも色々と茂造の世話をしてくれるようになった。しかし、茂造の奇怪な行動は止まなかった。便所に閉じ篭ってしまったこと、畳一面に排泄物をこすりつけたこと……。ある日、昭子が買い物で留守中、雨合羽の集金人に驚いた茂造は恐怖のあまり、弾けるように外へ飛び出した。血相を変えて茂造を捜す昭子の胸に、迷子になり母の姿をみつけた少年のような茂造が飛び込んできた。それから二日後、木の葉の散るように茂造は死んだ。「家が臭い」と無遠慮に言う京子に、敏は「臭いから良いんだ。お爺ちゃんがいるようで」と反論する。昭子は茂造を思い、小鳥に「もしもし」と語りかける。そしてその頬には一粒の涙がこぼれ落ちるのだった。コメント:原作は、有吉佐和子の同名長編小説。英語名は「The Twilight Years」。1972年に新潮社から「純文学書き下ろし特別作品」として出版され、同年の年間売り上げ1位の194万部のベストセラーとなった。認知症(認知症および老年学)をいち早く扱った文学作品である。これがきっかけで痴呆・高齢者の介護問題にスポットが当てられることになった。その関心度の高さから「恍惚の人」は当時の流行語にもなった。痴呆を抱えた老父を演じる森繁久彌の、真に迫る演技が話題となった。当時60歳の森繁が、84歳の役を演じきった。森繁は撮影中は役に入り込みすぎ、簡単な演技でもスタッフに「いいですね、あそこまで歩いていくんですよ」と指示してもらわなくてはならないほどであったという。森繁の当時の実際の年齢は60歳だった。公開当時は団塊の世代が20代で、若々しい世相であった。その空気の中で、老人問題を取り上げたのは慧眼というべきだ。大ベストセラーになった原作映画化だけに話題性は十分だった。「恍惚」は流行語となった。劇中、ボケの森繁に老人性痴ほう症という診断名が下される。70年代でもモノクロームを採用した。下の話も多いので、カラーだとリアルすぎるという理由もあったようだ。社長シリーズや駅前物も終わって、邦画低迷の時代、名優・森繁久彌の新境地に賭けた力演が光る。現在進行形で老人をめぐる様々な問題を抱えている令和の時代。70年代にすでに現実化していた介護を目の当たりにして、かわらぬ厄介さに、ドッキリするしかない。老人問題、その先駆けの作品として評価すべき作品である。まだ、「特養」もない時代においては、高峰秀子演じる嫁の立場にしわ寄せがくるのはこの時代の通弊だった。それにしても、高峰秀子の演技力には舌を巻く。やはりこの女優は、日本の映画界におけるトップクラスの存在だ。この映画は、TSUTAYAでレンタルも購入も可能:恍惚の人 | 映画の動画・DVD - TSUTAYA/ツタヤ[映画]『恍惚の人』のレンタル・通販・在庫検索。あらすじや評価(ネタバレ含)キャストのおすすめ情報。ボケの進行した老人と、息子家族との心の触れ合いを温かいまなざしで描いた人間ドラマ。有吉佐和子の同名ベストセラーを豊田四郎監督が映画化。息子の家族と...tsutaya.tsite.jp

    高峰秀子の映画 「恍惚の人」 流行語にもなった有吉佐和子原作の映画化! 森繁久彌が熱演!
  19. 郎 初トーキー作品映画「一人息子」1936年(昭和11年)87分 松竹キネマ<監督>小津安二郎<キャスト>飯田蝶子、日守新一、坪内良子、吉川満子、突貫小僧(青木富雄)、笠智衆、浪花智子、爆弾小僧(横山準)、<内容>1923年(大正2年)の信州製糸工場で女工の、おつね(飯田蝶子)は小学校の担任の大久保先生(笠智衆)から息子の良助の中学校進学について話を聴く。母子家庭で金の余裕はないが、良助の強い思いに負けて、中学から大学までの進学と卒業後の就職での上京を許す。1935年の信州、おつねは息子から就職したとの連絡をうけ、翌春には上京したいと考える。1936年の東京、上京したおつねは場末の一軒家で妻と子供一人で暮らす良助(日守新一)を見て幻滅する。良助の職業は夜間の学校(夜学)の教師をしている。良助の小学校時代の担任だった大久保先生(笠智衆)も、更なる出世を目指して地元の教師を退職して上京したが、寂れたトンカツ屋を経営していた。良助は東京での生活の困難を訴える。おつねはその不甲斐なさを責め涙するが、翌日、貧しい隣家の息子が大ケガをして、良助が入院費をあげる姿を見て誇りに思った。その後、おつねは信州に帰郷して、同僚に誇らしげに息子のことを語るのだった。(ウィッキベディアより抜粋)***********************小津作品良作発見やはり人間の本質をしっかり描いた作品になっていますね。この作品の時代背景などは古いですが、そこに描かれているテーマは、今の時代でも共通するものでしょう。社会的地位よりも、人間としてりっぱに生きていくことが、いかに素晴らしい事だということを教えてくれます。ただしラストシーンでの母親は、困っている人を助けた息子の事を誇らしげに語るのですが、その表情には完全に満足はしてはいない、表情だったのを見逃しませんでしたwやはりどこかで、自分が思うような出世をしている息子に期待をしていたのでしょうね。小津安二郎が自らの原作を監督した、自身最初のトーキー作品。脚本は池田忠雄と荒田正男。後の作品に見られるコミカルさは控えめで、終始重苦しい雰囲気に包まれているのは時代のせいでしょうか。今回初鑑賞。ネットで流れる作品は画質音声ともちょっとクリアーでないところはありますが、逆にそれがその時代を感じ味がありました。大正から昭和初期にかけて、この時代をけっこう反映している映画だったと思います。自分の祖父母が現役でバリバリ働いていたような時代、日本もまだまだ先進国に比べれば貧しかった時代です。このような時代を経て今の日本があるのですね。そして特に主人公の生まれたのは田舎ですから、都会との格差は歴然としています。映像、カットやアングルなど小津らしいといえばそうですが、小津監督トーキー最初の作品ということで少しその点を意識していたのか、またサイレントからトーキへの狭間も感じられる映像でした。母親役の飯田蝶子さんは39歳。主人公の恩師役、笠智衆さん32歳お二人の老け役には脱帽です。そして笠智衆さんは本当にあの独特の喋り方や間が、そう演技が上手いわけでもないのですがなんとなく見ているものを納得させてしまいます。しかし恩師の先生ですが、なんで教師を辞めて、東京へ出てから「とんかつや」になったのだろう?そして映像には、トンカツを揚げたりしているシーンが出てきていなかった気がするのですが、まぁ細かい事は気にしない・・。この作品を見て感じるのは、個々に出てくる人々は貧しいながらも慎ましやかな生活をしている、そして近所付き合いも東京でもあったような時代。当時は立身出世が崇められた時代、大学への進学ともなると、末は博士か大臣か、そうとう期待されたいたと思います。今と比べると価値観が変わったといえばそうなのでしょうが、努力して偉くなるという気構えが今よりは断然あったでしょう。日本の国自体がまだまだ貧しい中、少しでも経済的に豊になろうと、国民一人一人一生懸命に働いていた時代でもあります。しかし現実は厳しい、そう思った通りにならないのも世の常。劇中では、母の知らないところで結婚もして、子供までできている。また今の置かれている立場がゴールのように、諦め出世の欲すらなくしている始末。何のために身体に鞭打って子供のために働いてきたのだろうと、母親はショックを受けてしまいます。しかしこの話の中で、職業を比較差別することになっていますので、今のご時世ではたぶんアウトでしょうね。息子は母親を東京見物させたり美味しいものでも食べさせたいのですが、いかんせんお金がない。職場の同僚から少しばかり借りたり、嫁さんが着物を質にいれるなどして金策します。この時代、親を大切にし敬う精神は、今以上にあったことだと思います。そうそう屋台のラーメンを、ご馳走するシーンが出ていました。「美味しいでしょお母さん、とくにこのおつゆが絶品なんですよ」という感じで息子がすすめていました。スープと言わず、おつゆと言っていたのが時代を感じさせました。やはりラーメンは時代が違っても旨街道~~ww、映画の中に出てくる登場人物が、話をするときには笑顔が絶えないのですが、いささかその笑顔が不自然にも感じました。これは、小津監督の指示なのだろうか?子供の泣く演技は、え~んと泣くのですが、これは嘘泣きするようなしぐさ、誰でもできるような感じで超へたくそでしたねwwでもそれがかえって今観ると微笑ましいですが・・。小津監督初トーキーで手探り感満載ではありますが、人情噺の秀作でした。(画像全てお借りしました)5点満点中3.8一人息子フル動画

    たくさん共感されています

    小津安二郎 初トーキー作品 映画「一人息子」