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マニアックホラー映画大好き人間
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ほくとの気ままなブログ
歴史を超えた映画の奇跡—永遠に語り継がれる壮大な叙事詩午前十時の映画祭15映画「べン・ハー」1959年 アメリカ 212分<監督>ウィリアム・ワイラー(アカデミー賞監督賞に最多7回ノミネートされた監督でもあります、ローマの休日等有名ですね。ちなみに(ミニヴァー夫人、我等の生涯の最良の年)の2回監督賞受賞。<キャスト>ジュダ・ベン・ハー:チャールトン・ヘストン(主演男優賞受賞)、メッサラ:スティーブン・ボイド、クイントゥス・アリウス:ジャック・ホーキンス、族長イルデリム:ヒュー・グリフィス(助演男優賞受賞)、ミリアム(ジュダの母):マーサー・スコット、ティルザ(ジュダの妹):キャシー・オドネル、エスタ:ハイヤ・ハラリートローマ軍将校:ジュリアーノ・ジェンマオスカー11部門受賞現在も最多受賞作品のひとつです。同じ11部門受賞作品は他に2作品あります。さてなんでしょうか?またこの作品お楽しみのひとつで、有名になる前のジュリアーノ・ジェンマがメッサラの部下役で出演しています。見つけられるでしょうか?<内容>ユダヤの都エルサレムがローマ帝国支配下にあった西暦26年。ユダヤ貴族の青年ベン・ハー(チャールトン・ヘストン)の幼なじみであった男メッサーラ(スティーヴン・ボイド)が、ローマ帝国軍の司令官としてエルサレムに赴任してきた。旧交を温める2人だったが、ベン・ハーはメッサーラの裏切りにあい、罪人として奴隷船に乗せられてしまう。護送中、ある男が彼に1杯の水を与えるが、その正体が何者なのか、ベン・ハーはまだ知らない。やがてローマのガレー船のこぎ手として海戦に参加した彼は、司令官アリアス(ジャック・ホーキンス)を救い、その養子に迎えられる。その後、映画史に残るあの戦車競争へと続きます。(午前十時の映画祭15 HPから抜粋一部修正)**********************宗教を超えた人間の葛藤や成長、そして赦しの力さぁ今年も午前十時の映画祭、新しいラインナップで上映開始です。私の利用する映画館では今作品から始まりました。この作品を初めて観たのは遠い昔、TVだったかリバイバル上映の映画館だったか忘れてしまうほど。その後も映画館で何度か鑑賞をしております。何度見ても感動を覚え、何年何十年経っても、記憶から消え去ることのない永遠の名作。4月5日トーホーシネマズ上大岡 午前十時の映画祭15にて鑑賞。昔の超大作ですから、映画館鑑賞では序曲~インターミッションを味わえます。いやぁ~再度観てもこの今から66年前の映画作品、全く色あせることはなかったですね。内容も素晴らしいし面白い。CGなんてない時代の圧巻の迫力ある映像は、212分全く長さを感じさせませんでした。そしてやっぱりチャールトン・ヘストンはこのような作品が似合いますねぇ。大スペクタクルの作品、できれば映画館で観てほしいものです。 物語は裕福なユダヤの名門ジュダ・ベン・ハーが、幼馴染の友人であるローマの指揮官メッサラの裏切りから過酷なガレー船での奴隷生活を送ることになる。メッサラへの復讐心と家族への再会のみがジュダの生きる希望。 ガレー船でのある出来事から、ローマ市民となりメッサラへの復讐を遂げることになる。 しかしその後に幽閉されていた家族との再会には、とんでもない試練が待ち受けていた・・・というような流れの物語になっています。同時にキリストの誕生から磔・奇跡が並行し話が進みます。けっこう宗教色が強い内容ですが、しかし単なる宗教映画でない事はいうまでもありません。運命に挑み、魂を解放せよ 観終えた後、ただの映画だったとは思えない。それは歴史の重みを感じさせる壮絶な旅であり、心の奥底に眠る何かを呼び覚ます叙事詩。単なる娯楽を超え、生きる意味を問う壮大な感動の作品。1959年に公開されながら、半世紀以上経過しても今なお色褪せることなく観る者の魂を揺さぶる、そんな奇跡のような作品なのです。★忘れられない名場面★(圧巻のガレー船──運命に抗う最初の戦い)映画の前半、ジュダはローマのガレー船で奴隷として鎖につながれ、過酷な労働を強いられます。このシーンの緊迫感と絶望感が凄まじい。船内には逃げ場のない暗闇と、漕ぎ続けるしかない運命がある。ドン・・ドン・・ドンと鼓手の打つ太鼓の音が緊張感を高める。通常の速度から「戦闘速度!」と指示が出ると、太鼓のテンポが速まり、ドン・・ドン・・ドンからドンドンドンドン・・・とリズムが速まる。それに合わせて漕ぎ手たちが必死にオールを動かす。途中で意識をなくすもの、鞭で叩かれるもの――まさに命懸けの場面。その場面とそれから続く海戦のシーンは見どころの一つです私にとってガレー船での漕ぎ手のシーンを初めて観たのが、この作品でした。そのような過酷な状況の中でジュダは運命に屈することなく、メッサラへの復讐と家族との再会を想い、強く生きる決意を固めるのです。そして彼の命を救うのは、敵であるローマの指揮官アリウスだったのです。運命は皮肉にも、彼を奴隷からローマ市民へと引き上げるのでした。(戦車競走──砂塵を舞い上げる宿命の決戦。映画史に刻まれた伝説のシーン)ジュダの乗る戦車には4頭の白馬が布陣する。それぞれにアンタレス、アルタイル、アルデバラン、リゲルと、星の名前が付いたアラブの名馬で構成される。一方勝つためにはどんな卑怯な手も使うメッサラの使用した戦車は、車輪の側面に刃物がついたギリシャ式のダーティな戦車でした。この映画の一番の見どころといえば、やはりあの戦車競走!広大な競技場で鳴り響く歓声、砂を巻き上げて疾走する馬車、そしてジュダとメッサラの因縁が火花を散らす。スクリーンの前に座っているだけなのに、まるで競技場にいるかのような錯覚になり、心臓の鼓動が速くなるのを感じる。CGのない時代、全てが本物の圧倒的な迫力。このシーンの撮影には、実際に巨大なセットが組まれ、スタントも極限の演技を求められたはず。馬の躍動感、戦車の車輪が跳ねる音、そしてメッサラの凄惨な最後──手に汗握るこの数分間の映像には、映画史に残る興奮と緊張が凝縮されています。このシーンを見ずにベンハーを語るべからず!(憎しみから解放される瞬間──救済の意味)ジュダが求めたのはメッサラへの復讐。しかし、戦車競走で勝利を収めた後、彼の心には虚しさが残る。憎しみは彼を強くしたが、それだけでは満たされなかった。彼が最後に辿り着くのは「赦しと救い」だったのです。そして、彼の母と妹がハンセン病に侵されていたことを知り、さらなる絶望へ…。しかし、ここでベン・ハーの運命が変わるのです。かつて彼に水を与えたイエス・キリストの存在が、彼の心に光をもたらす。キリストの最後の奇跡によって母と妹は病から解放され、ベン・ハーは復讐の業を超えて赦しと愛の本質を悟る。この奇跡の場面を初めて観た時、その感動にウルウル状態になった事を思い出します。ハレルヤ!! *今回気が付いたのですが、母と妹が侵された病名を「業病」と字幕が出ていました、初めて観た時は確か「ライ病」だった気がします。現在は「ライ病」は偏見や差別を生むものとして「ハンセン病」と呼ぶようになっています。この作品は、時代を超えて語り継がれる理由、それは戦車競走の迫力が魅力の一つですが、それだけではありません。裏切り、復讐、そして赦し──これは「人間の魂の物語」ではないでしょうか。観終えたあと、きっと何かが変わるのを期待したいところです。映像技術、壮大なストーリー、俳優陣の迫真の演技、すべてが完璧に調和した作品。映画好きなら一度は観てほしい、いや何度でも観る価値のある映画です!212分の超大作、時間があっという間に過ぎる事でしょう。5点満点中4.3(画像すべてお借りしました)***********************(おまけ)食事を満足した時のゲップ!初めてこの作品を観た時には、ハンセン病の事やガレー船の事など、ほくと少年はこの作品を通して初めて知りえたことが多くありました。もうひとつ強烈に印象に残っていたシーンがあります。主人公ジュダがアラブの富豪と夕食を食べる場面。アラブの男が「ゲップ」をした後ジュダが「ゲップ」をしないから「食事がまずかったのか?」と尋ねられて 、あわててジュダがわざとゲップをするシーンがあります。お国によってマナーが色々あることをこの作品で知りました。ただし、ずっとそのゲップの場面は映画「アラビアのロレンス」の一場面と勘違いしていたのでした。ちなみに私は、いつでも「人工ゲップ」をすることができますよwどうでもいいけれど・・・。
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naonao 日々のこと
…5年の作品。IMD評価は9・3。IMDb評価は時間が経つにつれ若干変わりますが、今現在の評価は「愛の不時着」8・7、「ソンジェ背負って走れ」や「哲仁王后(チョルインワンフ)」8・6、「輝くウォーターメロン」8・9ですが、このドラマは驚異の9・3をたたき出しています。IMDb評価9・3も出してる韓国ドラマって一体何?と思い観始めました。結果、毎回毎回、涙、涙で観るのに体力を使いました。およそ1960年代頃から今に至る済州島と釜山を舞台にした家族の物語で、NHKの朝ドラの「カムカムエヴリバディ」みたいな親から子供、またその孫へと連なる三世代を描く物語。演じるのは人気と実力も備えてるIUとパク・ボゴムで(年取ってからはムン・ソリとパク・ヘジュンが演じてる)済州島に生まれ育ったエスン(IU)とグァンシク(パク・ボゴム)の二人が軸。IUは彼らの娘役も演じ一人二役で、2025年の百想芸術大賞で最優秀演技賞(女性)にノミネートされてますが、一番受賞に近いのではないかなあと思える抜群の演技力でした(他にも母役のヨム・ヘランがうまかった。作品賞も期待できるけど、このドラマの他「ソンジェ背負って走れ」からのたくさんのノミネートもあり、このドラマも好きだったのでどちらがより多くの賞を獲るのか5月5日の百想芸術大賞発表も楽しみです)何しろエスンが結構激しく泣く場面が多かったです。迫真の演技だったので観ているこちらも良く泣けた。泣きたい人はこのドラマはお勧めです。ストーリーは、母(ヨム・ヘラン)が再婚しその母は亡くなってしまう。義父(オ・ジョンセ)と住み義妹の面倒を見ながらキャベツ作りをしているエスン(IU)。幼馴染のグァンシク(パク・ボゴム)がエスンをずっと好きで、行き場を失っているエスンと共に釜山に駆け落ちをし、持ち出した貴金属の入ったカバンを泊まった宿屋の人に盗まれてしまう。エスンは貧しさのために進学を断念。本当は詩人になりたかった。それでグァンシクとは結婚をしないと宣言し、金持ちのサンギルと見合いをするが、土壇場でグァンシクを呼びグァンシクは帰るフェリーから海へ飛び込みエスンの元へ。二人は結婚することになる。エスンはグァンシクの母に歓迎されていず「グァンシクの夢があなたのせいで奪われる。邪魔しないで欲しい」とまで言われていたのに結婚したので余計に嫁いびりされていた。結婚して二人にはすぐ女の子クムミョン(IU)が生まれる。義母は男の子を産めとエスンに3000回もお祈りをさせ変な祈祷までする。三輪車に女の子が乗ることまで反対する義母。嫁いびりに気付きグァンシクは家を出ることを決意。三人で生活を始める。かつてエスンが見合いをしたサンギルの下で船乗りとして働き始めたグァンシクは、指を怪我したが稼ぎたいために黙って働きすぐに医者に行かなかったため後々まで指が曲がらなくなった。サンギルの意地悪もあった。エスンは祖母の元に行き、資金をもらいグァンシクの船を買いグァンシクは船長となり稼ぎ、かつてエスンが母と暮らしていた家を買い戻す。その頃長男が生まれる。また次男も生まれるが次男は3歳くらいで亡くなってしまう。1987年のソウルオリンピック前年に済州島の道の整備のために立ち退きなどさせられる。その頃漁村組合長に立候補したエスンは見事組合長となる。「30年かけてやっと長になれた」と嬉しさを隠せないエスン。エスンの娘クムミョン(IU)はソウルに出て大学生となっていた。家庭教師で雇われた先に替え玉受験を頼まれ断ると、ダイヤモンドの指輪を盗まれたと疑われる。しかし家庭教師先のお手伝いさんがクムミョンの父と母に若いころ釜山の宿で助けてもらったことを覚えていてクムミョンを助けた。クムミョンは日本留学を夢見ていたが、それを知った両親は家を売り資金を作りクムミョンの願いを叶えさせる。学ぶことのできなかった母エスンは大喜びし、クムミョンは両親の愛情を知り大泣きする。日本から戻ったクムミョンは映画館で働き始めそこで映画の看板を描いているチョンソプ(キム・ソンホ)と知り合う。クンミョンは一酸化中毒で意識を無くした時、母のエスンが夢を見てちょうど彼女を訪ねて救った。エスンが小さな時に誘拐されそうになったのをエスンの母によって助けられたのと一緒だった。 クムミョンには7年もつき合った兵士のヨンボム(イ・ジュニョン)と言う恋人がいたがヨンボムの母に「家柄の違い」を指摘され大反対される。結婚まで約束して両家の顔合わせもしていたのに、2人は泣く泣く別れることになった。後にクムミョンは兵役を終えたチョンソプに再会。クムミョンはリストラされ偶然通りかかった昔自分がバイトしていた映画館を目にして映画館に入った。チョンソプはずっとクムミョンが好きで、バスに乗ってる彼女を見つけてかつて追いかけたが追いつかなかった。しかし映画館に通いつめやっと彼女を見つけ、バスに乗り込む彼女に追いつく。二人は付き合い結婚する。「リストラされず、映画館の前を通らずにいたら永遠チョンソプには会えなかったかもしれない」とクムミョンは言った。式には昔の恋人のヨンボムもクムミョンの花嫁姿を遠くから見に来ていた。式当日、父のグァンシクは娘のクムミョンに「嫌なことがあったらいつでも戻ってくるように。何でも好きなことを、やりたいことをするように。父さんはいつもここにいるから」と言うとヴァージンロードでクムミョンは大泣きする。式の最中父もまたずっと涙を流し他の人から冷やかされる。クムミョンの弟のウンミョンは兵役を終え戻ると、サンギルの娘も一緒に連れて来た。サンギルの娘は妊娠しており、二人は結婚しエスンとグァンシクと共に住むことになった。ウンミョンは友人と一緒にやっていた質屋がつぶれ友人が金品持って逃走したため、ウンミョンが警察に連行される。父グァンシクは自分の船を手放し金に換え、ウンミョンを出所させた。出所したウンミョンはどこにも雇ってもらえないので、夜遅く餅売りをするため街中を歩き回る。父がサンギルを介してお金を払い、色んな家の人にお金を配ってもらってその餅を買ってもらっていた。その人たちが口々に「父さんを大切にするように」と言う。ウンミョンは父のしてくれたことを知り大泣き。そして大金のために大型船に乗り込もうとするが両親が彼を連れ戻す。騙されて命を落としかねないと両親はわかっていたからだ。クムミョンは難産の末女の子を出産。母が自分を18歳で産んでくれたことに涙する。キャベツ畑を売って開発地に飲食店を開いた父グァンシクだったが、それは詐欺だった。クムミョンが借金をしてくれたため店を手放さなくて済み、父グァンシクが昔助けた女優が店に来て店は大繁盛する。ウンミョンの前科がつかないようにサンギルが義息のために警察に賄賂を贈る。またウンミョンの逃亡してた友人も捕まり、金品も戻る。父母に健診を受けさせるクムミョンだが、父に血液のガンが見つかる。父はクムミョンに「自分が亡き後母のことをよろしく」「その時が来たら必要以上に泣かないで」と言って亡くなる。昔クムミョンが父に仕送っていたお金は父がそのまま預金として積み立て残しているのを見て、クムミョンは涙する。クムミョンは「誰でもどこでも勉強したい人が勉強できる」環境を整え、ネットを使ったビジネスを展開。テレビでそれを話す。母エスンは詩を書き溜め、70歳にして詩集を出す。編集者(ヨム・ヘラン)はエスンの母の生まれ変わりのような人だった…。感情がむき出しで喜怒哀楽が激しく、いかにも韓国ドラマらしいドラマでした。親の愛には特に泣かされた。また映画館の看板が「ゴースト」でライチャス・ブラザーズのUnchained Melodyが流れたり、劇場でチョンソプの母が観ていた映画が「ニュー・シネマ・パラダイス」でその映像と音楽が流れ、後にチョンソプとクムミョンが観ていた映画もまた「ニュー・シネマ・パラダイス」でその映像と音楽に懐かしさでいっぱいでした。その時代ごとに、1988年の盧泰愚大統領のニュースやオリンピックのニュース、映画「ボディガード」の看板やらクリントン大統領の映像(クリントン=ルインスキースキャンダルを暗示?)、ダイアナ妃の死亡記事やら1997年のアジア通貨危機、2002年のワールドカップの映像などちらりと見せていくのも懐かしかったです。最終回にはこの時代には関係ないけど「雨に歌えば」「イエスタディ」なんかも出てきました。ヨム・エランのエスンの母役が時代がそうであったかもしれないけれど、貧乏暇なしでいつもいつも働いている。そして娘のエスンには精一杯の愛情を注ぎ育てる。娘エスンは詩人になることを諦め、金持ちとは結婚せず好きだった貧しいグァンシクと結婚した人生だったけれど、子育てを終えると詩を本にし、自分の夢を実現する。漁業組合長になったときも女の子だから、金持ちではないから長になれなかった学生時代の夢をそこで叶えている。娘クムミョンも貧しい両親の元育ちながら、学びたい気持ちを叶えている。それをビジネスにまでしている。また父グァンシクが母エスンを一番に考えるように、エスンもまたチョンソプのようなエスンを第一に考える男性を夫にしている。その点がとっても素敵だった。親の愛が随所に出て来て泣かせる。毎回泣くので目が脹れた。私は既に両親を亡くしてしまっているけど、このドラマを観ると親孝行したくなる。「親孝行したいときには親はなし」だと改めて思った。naonaoお勧め度★★★★★👑おまけ1:クァク・ジノンが歌うNameおまけ2:IUが歌うMidnight Walk
連ドラについてじっくり語るブログ
…でしょうし…。2話評価は…7
映画感想 すぐ忘れちゃうのでメモ
イライラしすぎな性格をなんとかしたい今日予定してた面接が連絡なく確認メールしたら不採用と返信があった。あまりにもムカついたし、以降の別企業面接へモチベ下がるので丁重に、なにが理由かを返信してやった。人材紹介業界は、この不況でも繁盛しているわたしのような死活問題で求職者も多いつねに動きがある業界。そこで働く人の質も低い。昨日の担当社員もオンライン面接だったが文字通り上から目線笑おまえになんか誰も頼ってないのに、会社の看板を履き違える典型の二十代後半。イライラしてもキリがない。見返してやろうにもそのエネルギーも能力にもわたしにはもはやない。ひたすら心を無にして求人にエントリーする面接に進められれば感謝不採用でも自分を(なるべく)責めないよう心を無にするしかない。悲しいブログが続く…
怪奇!はっぴぃえんど狂愛人間の生態。
…ラスアク)という 名作が かつて 90年代のハリウッドで 上映された。魔法のチケットで 映画の中に飛び込むという 世界中の 現実逃避キッズのニーズに応えたストーリー。(誰も止める大人がいなかったんだろうな…)と勘繰ってしまう地獄の底が抜けたように つぎ込まれる撮影予算。そして 全盛期ムキムキの シュワちゃんが主演。とどめに 現実のシュワちゃんと 架空のシュワちゃんの共演という「シュワちゃんが2人! 面白さ2倍!」の筋肉方程式を証明してみせた。 (だったら『シックスデイ』観ろよって話だが) さらに特筆すべきは宣伝費。 考えついたのが小学生でも「やっぱこれマズいよ。」と 躊躇うようなことを やってのけた。 『ラスアク』のロゴをつけたロケットを 天下のNASAに 宇宙まで飛ばしてもらう世界初の 宇宙広告。 タイムズスクエアには 高さ20メートル超えの巨大シュワちゃん人形まで据えて作品をPR!等身大ガンダムよりも 先駆けてんだぞ参ったか!この布陣で どう失敗出来るのか。 逆に教えてほしいぐらいなのだがキネマの神様は 思ったよりも 残酷だった。 『ジュラシック・パーク』 この今回レビューする映画が シュワちゃんの 約束されたハズの覇道を阻んだんだ。『ジュラシックパーク』を 『ラスアク』の公開日に 煽り運転レベルで 擦りあわせてきた智将スピルバーグ。クレバーなシュワちゃんは 「公開を4週間延ばそ?」と提案したが引き延ばすだけで 数百万ドルの損失が出るということで『ラスアク』公開を 敢行。 結果として タイアップ、グッズ展開は 全て破綻し、 『ラスアク』はこち亀の 破産オチのような末路を辿ったのだった。今 思えば 『ラスアク』にて 恐竜パーク木更津みたいなとこにおなら死体爆弾を 放り込んでいたのは 『ジュラシック』への 当てつけだったのだなと感じる。 なんて最安値な ケンカの売り方なのだ…。(戦慄)↑ シュワちゃんの 油汚れが落ちる ご都合主義すきなんだけどなー。弱肉強食のハリウッド界にて シュワちゃんが 恐竜に喰われた。ただそれだけの話なんだが ラスアク陥落の顛末を聞いてから、今作を観るたびに「この映画 ラスアクを踏み台にしてんだよね。」と チラつくようになった。 こうなったら 「ラスアク」と今作、どちらが上かケリつけようぜ。 『ジュラシックパーク』レビューです! 『ジュラシックパーク』 (1993年) 映画好きなら 知らぬものなしの まさに怪物級映画! それが 今作「ジュラシックパーク」だ! 監督は 天才スピルバーグ! 人類の夢と希望を見事に 映像化したのは まさに神の手腕! 今見ても 全然違和感なしの 恐竜映画の金字塔!! 軽くあらすじ! ※今回オチまで 話します! ご注意! ↑ このセットからして もう凄い。 舞台は コスタリカのとある島! なにやら大人数で ケージに入れた何かを移動させている。 厳重な警備の中 行われているが やはり事件は起きた。 ケージの何かが おっさんを 凄い速さで 下から上へスライドさせてケージの中に 引き込んでしまったのだった。 おっさんは死んだ。 一体、ケージの中には 何が…!? そして このシーン、一体どうやって撮ったのか…!? ↑ 超頼りになる漢、グラント博士。 このセリフが ラストに活きる。 ↑ このデブガキ、いい演技しやがる…! 一方そのころ、モンタナ州の 化石発掘現場。 そこにいるのは、 今作の主人公 グラント博士、 そして 相棒の植物学士の サトラー博士。 そんな子供嫌いのグラント博士の前に 立ちはだかる今作の戦犯ネドリーの進化前みたいな デブガキ。(ポケモン脳)博士はラプトル(恐竜)の爪で デブにやりすぎなくらいの八つ裂きシミュレーションを囁くのだった。 デブを成敗すると どこからともなく ヘリコプターがやってきて 砂吹雪を巻き起こし せっかく掘ってきた化石が埋もれそうになる。 「どこのボケだ!」と プリプリ怒る博士二人。 ↑ ハモンド氏の子供っぽさが めちゃめちゃ好き。 そのボケは 化石発掘のスポンサーの ハモンド氏だった。聞けば、コスタリカの とある島で 前代未聞の動物園を開園するという。 ただちょっと死人が出るなどの 些細な問題があるのでそこに来て、専門家である博士2人の意見を聞かせてほしいとのこと。 「行きたいのは 山々なんですが 今 かかりきりの発掘作業があるので ちょっと無理かなーなんて。」 (要約:早く帰れ。)と お断りする グラント博士と サトラー博士。 ↑ 早ぇなオイ! やはり金…! 金は全てを解決する…! ちょっとゴネたおかげで 3年分の資金援助を せしめた博士2人。 (その金を ちょっとでも あの豚に回せよ!)と僕は 思いつつ 2人は しっかりと 金を受け取り、 問題の動物園「ジュラシック・パーク」へ向かうのだった。 感想です! スピルバーグの奴…本当に やりやがった!(芳忠さんボイス) ジュラシックパークは 本物の恐竜がいる 動物園だったのだ。 今作を初めて観た時は もう『3』まで出てたんですけど 『1』が 一番面白いなぁ!となるぐらい完成されていた。↑ DNAくん、僕みたいなバカにも 辛抱強く説明してくれるから好き。 ↑ 説得力が 太すぎるッピ! まずは どうやって絶滅したハズの恐竜が蘇ったのか。それを説明してくれるのが ジュラシックパーク公式ゆるキャラのDNAくんだ。 彼が言うには かつて恐竜がいた時代に その血を吸った蚊がそのまま樹液に 巻き込まれ 琥珀となった。 その琥珀を発掘し、中にいる蚊から 恐竜の血を吸い上げ遺伝子情報を読み取り、恐竜を復活させたということだ。 説得力が凄いし、よく考えつくなこんな設定。(感嘆) ↑ それマズいんじゃないの? ↑ サミュじゃねーか! 恐竜は T-REXさんや ラプトルなど ヤバい奴まで 手当たり次第に 蘇らしてるけど パークの安全は保証付き! 肉食ゾーンには 高圧電流が流れるフェンスを 満遍なく 張ってある。 …これぐらいか。(不安)あと、もし恐竜に逃げられても 彼らは リジンを作れないように細工したのでいつになるか分からないけど 勝手に死ぬから大丈夫。なんて サミュも おっしゃっているからヘーキヘーキ! ↑ なんやねんその態度? ↑ 恐竜くん、当然の怒り。 さらにパーク内の恐竜の数を 管理下に置くため 全ての恐竜を♀にするという 禁忌っぷり。 恐竜作った ウー博士も 「けっこう簡単ですよw」と そこはかとなく生命を 甘く見てる雰囲気が漂う職場なのだった。 まぁこれぐらいのカルマを尽くさなきゃジュラシックパークなんて 3日で手に負えなくなるから 多少はね? ジュラシックパークの本質、そしてリスクを 言い当てるのがグラント博士らと 同じく呼ばれた カオス理論研究の マルコム博士だ。恐竜は あらゆる事象が関係して滅びの道を辿ったのに好奇心だけで 蘇らせて その後の 責任感がまるでないと思わず頷いてしまう答えを出す。 さすが 次回主人公。そしてリスクとは この恐竜事業は 技術さえ確立すれば誰でも ジュラシックパークを作れてしまうということ。 これは今のAI技術にも言えますね。趣味に収めたり、システムに使うならいいんだけど 腹立つのは 人が努力して産みだした結果を 読み込んでAIで なんの苦労もなくマネして 金に変えてるとこだよ。 まぁ それは とりあえず置いとくとして この 博士 スケベすぎる…! ↑ ムワっ…ムワァっ…!↑ 豚と 大事なところで しくじりそうな名前のドジスン。 倫理的には 問題だらけだが とにかくパークの安全は問題ない。と言いたかったが その安全システムの責任者が 大問題だった。 このA5豚肉のネドリー。 ハモンド氏の金払いが悪いので 他企業に 恐竜のDNAを売り飛ばそうとしている。 それ抜きにしても この豚、チェリーパイみたいなのに シェービングクリームつけてるのが めちゃめちゃ嫌だった。 食べ物を粗末にする奴と 戦争と有村昆みたいなのが トップクラスに 嫌いですよ。 ↑ このシーン 子供の頃 めちゃくちゃ怖かったなぁ。 ↑ アッ♡ 最終的に ディロフォサウルスくんに顔射され 美味しくいただかれて逝く。ネドリーしかシステムのこと知らないおかげで 高圧電流のフェンスは解除。豚に ジュラシックパークの命運を託したのが間違いなのだった。 でも、ハモンド氏の孫娘の レックスちゃんでも こなせたシステムなのでやっぱ豚いらねーじゃん。となるのが ラストの爽快感なんですね。そして… キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! やっぱ安全圏から見る T-REXさんを…最高やな。 映画館で観れた人、チョーS(幸せ)だよな! この咆哮を ドルビーとか なんかそういうので聴きたかった。 コップ水の波紋で Tさんが近づいてくる演出も 超クール。ハリウッド版ゴジラが 丸パクリしてて笑いましたね。 ↑ 山羊チョップ!(必殺) ↑ これは しゃーない。 子供の頃は、ハモンド氏の孫たちのムーブに 「叫ぶなっつってんだろ! 俺ならもっと上手くやるのになぁ!」と やきもきしながら 観ていたが、 すみません、おっさんでも 泣き叫ぶし漏らします。 馬鹿だったんですごめんなさい。 この孫2人、レックス(姉)と ティム(弟)が グラント博士の子供嫌いを ほぐしていく。 ↑ あー、捨て子(ステゴ)サウルスかな。 ↑ は?(半ギレ) イラっとくるナゾナゾを 笑って受け流せるくらいなった博士。 ここらのシーンは 本当に素晴らしく、 トラウマ必至の恐竜体験を したけども「恐竜を嫌いにならないでほしい」という 博士の慈愛に満ちている。 スピルバーグ、人間ドラマ上手いじゃねぇかよ…。 まぁ、今のところ「ラスト・アクション・ヒーロー」と 互角と 言ったところかな。(ふるえ声) 総評です!! ↑ 僕もトリケラちゃんと パチキしてくる恐竜 好きでした。 ストーリー良し、キャスト良し、演出良し、音楽良し…どこか つけ入る隙くらいあれよ!ってぐらい完璧な映画だ。 この映画を観ている間だけは あらゆるしがらみを忘れ、 あの子供の頃に戻れちまう とんでもなさである。 かと思えば、大人になった今にもバシっと響く、科学・技術への警告 生命へのリスペクト。特に 恐竜たちの 「生命ナメんじゃねぇ!」という叫びは驕った人間たちには ちょうどいい説教ですよ。 ↑ もうちょっとカエル吟味しよ? ♀しかいないはずなのに なぜか生まれてる卵。 ここで DNAくん、痛恨のミス。 恐竜を作るためのDNAの欠損部分に 西アフリカのカエルのDNAを 捻じ込んだため、 ♀しかいない環境だと ♂になるという特性が 恐竜たちにも 発現しちゃいましたとさ。 チキショー! こんなことなら ケロケロケロッピーの遺伝子に しとくんだったぜ! こうして フタナリ恐竜ランドという 変態パークが 人間共の知らないうちに 完成していたのだ。 無意識のうちに 業を重ねていくのか…(呆れ) ↑ セクシー博士は 言うことが違うな。 ↑ そうよそうよ! 完璧だと言っていたパークは、恐竜、カエル、そして豚という生命の前に沈んでいく。だが、人間の愚かさを描いた後は 人間の足掻きを魅せてくれるのが この『ジュラシック・パーク』だ。 作っちゃたもんは しょうがないから もう助かることだけ考えようとハモンド氏含め、完走が目標のマラソンの境地に至るメンバー。 ↑ サミュ―!!!↑ 「ビーストウォーズ」じゃ ダイノボット大好きなんだけどね。豚のせいでラプトルを解放するハメになるし、サミュが 腕だけになるし。サミュの扱いが 今作の山羊と同じレベルなのが 贅沢な時代だなぁ。ここで 冒頭にて グラント博士の言っていたラプトルの生態を目と耳で体験出来るのがたまらない。 子供に チョロまかされるのも ご愛敬。 だがラプトルの「プゥオ!」という鳴き声は後世に残るそれっぽさだと思う。 そして ラプトルに追い詰められ ついにやってくるあの激熱ラストシーン!! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(二回目) てめぇら、よくもサミュを喰い散らかしてくれたなぁ!?黙っちゃねぇぞ、T-REXさんが!!(超遠くから) 「ジュラシック・パーク」のテーマを 背に大暴れするT-REXさん。ボスを殺されても 果敢に立ち向かうラプトル。 その横をコソコソ逃げていく人間。今 まさにジュラシックパークは 人間の手を離れ弱肉強食の島となった! 夢と希望、そして 現実のシビアさも かき混ぜた上に 我々に叩きつけてくる 最高の劇終である。 そして ピロートークエピローグ。 恐竜が進化した鳥を見つめながら 博士は 元の世界に戻っていく。 だが 子供2人を抱きしめる博士も 鳥と同じく進化したんだ。 今作のテーマに対して、これ以上ない着地点だと 僕は思う。 映画が終わるころに 現実が追いついてくる切ない この感じ。 名作には こういうのがあるから クセになるんよね。昨日の自分よりは 変わりたくなる。いや進化したくなる。そんな映画ですよ。 まぁ僕が進化したところで、せいぜいヌメモンでしょうね。 ↑ BBBBBBBBB…(進化キャンセル) 今回、この映画と 「ラスアク」 どちらが優れているかという話だったが興行収入で 優劣を決めようとした僕のビッグミステイクだった。 だってほら どっちの作品も めっちゃ面白いじゃないか。 金じゃぁねぇんだよ、金じゃ! そんなわけで 「ラスト・アクション・ヒーロー」に関しては 「世間の見る目がなかった」という 自分に跳ね返ってくる結論に至りました。 あっやめて! ジュラシック・パークに置いてかないでよ!(島流し) 本日はここまで! お時間いただきありがとうございました! ↑ こんなん囁かれたら クレーマー、電話ガチャ切りしそう。 今の時代だったら 熊みたいに ラプトルが 人間を傷つけたら 「殺処分なんて残酷だ!」なんて言ってくる奴がでてくるんだろうな。 じゃけん、グラント博士に 電話対応してもらいましょうね~。 『今日のMILF』 文字数ヤバいので 今日は中止!
ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!
…が出来るのか。後は映画を観てくださいね。この映画は、19世紀フランスに実在したヒゲを生やした女性クレマンティーヌ・デレさんのお話をモデルに作られたそうです。監督のアフタートークによると、実際のクレモンティーヌさんの時代より少し前の時代としてロザリーは描いたと言っていました。映画で描いた時代は、普仏戦争でフランスが負けてしまい、人々の気持ちが沈んでいた頃だそうです。そんな暗い時代に明るい話題を提供したロザリーでしたが、不謹慎と考える人もいるわけで、人々の暗い気持ちを描いたそうです。ロザリーはホルモン異常で多毛症となってしまったようですが、他は何の問題もない人なので、別に髭を剃っていれば普通に暮らせたと思うんです。でもそれを晒して、”髭の生えているロザリー”を知って欲しかったんです。でも村の人々は自分と違う彼女を段々と嫌悪していきます。最初は見世物として見ていたので、そんなに問題にはしていなかったと思うんだけど、ロザリーはやり過ぎちゃったんだと思うんです。ロザリーを面白いと思ったカメラマンたちが彼女の写真をブロマイドにして、それを売り始めるんです。ロザリーは段々と色々な衣装で写真を撮るようになり、最後の方では太ももを出して胸もはだけたような衣装でポーズをとっていたんです。それは問題になるだろうなぁと思っていたら、やはりその写真が大問題になっていました。自分を理解して欲しいという気持ちはすごく解るし、人に好かれたいというのも解るんです。SNSの承認欲求と同じですから。でもね、いつの時代にもやり過ぎると炎上するんです。必ずしっぺ返しが来る。とうとう村人たちはロザリーとアベルに嫌がらせを始めるんです。虐めですよね。村人たちは自分たちと同じように静かに大人しく暮らして、淡々と仕事をこなして生活をしていくことが正しいと思っているので、自分たちと違う事をする人間を許さないんです。結構酷い虐めでしたよ。郷に入っては郷に従えという言葉がありますが、まず周りと同じように、そこのルールに乗っ取った行きかたをしてみるべきだと思います。そして変えたければ少しづつ自分の要望を話して許して貰えるようにしないと怒られますよ。社会はルールに乗っ取って動いているので、自分勝手にしてしまえば、反感を買うことになります。女性が髭を生やす姿が奇妙に見えたのかもしれませんが、病気でなっているのですから、それに文句を言ったりするのは間違っていますよね。でもこの時代はまだ男尊女卑が強く、女性が髭を生やしているというのは、男性にとっては重要なアイテムを取られたような気持ちで嫌な事だったんじゃないかな。髭は男のモノという感覚があったでしょうから。女性は男の庇護の下で生活をするという事が常識だった時代ですからね。女性たちは複雑だったんじゃないかな。男性のモノとされていた髭を生やしている女性が出てきたんですから。ロザリーのことを不思議に思いながらも喜んで応援している女性と、気持ち悪がって近づかない女性がいました。最後には彼女の味方をする人はいなくなるんですけどね。一瞬、女性も男と対等に生きられるようになって行くのかなと考えた女性もいると思います。なので男はロザリーを怖いと感じたんじゃないかな。この映画は髭の女性を通して、人間が行う差別や虐め、村人全員で残酷な行為に及んでも誰も悪いとは思っていないという事に驚きました。周りもやっているんだから、自分がやっても大丈夫だろうという安易な考えで人に暴力を振るったり、酷いやり方だなと思いました。でもこれが人間の本質なんでしょうね。とても考えさせられる内容の映画でした。私はこの映画、超!お薦めしたいと思います。結婚というモノが何かをロザリーに与えてくれたけど、減った部分もあったんじゃないかな。色々な夫婦の形があるけど、この二人はとてもバランスが良いなと思いました。ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。「ロザリー」ロザリー - 株式会社クロックワークス - THE KLOCKWORXklockworx.comピアニスト [DVD]Amazon(アマゾン)ポトフ 美食家と料理人 [DVD]Amazon(アマゾン)
つれモル・リターンズ〜映画の感想メモ置場〜
…25年3月7日技術シネマスコープ(2.35:1)/カラー時間:119分鑑賞:ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい/Screen1(71/8.0×3.4m/7.1ch)見どころーーーーーーーーーーーーー一通のラブレターを巡る夫婦の実話をベースにした人間ドラマ。読み書きができないまま年齢を重ねた夫が、長年自分を支えてくれた妻に感謝を伝えるラブレターを書こうとする。監督・脚本は『今日も嫌がらせ弁当』などの塚本連平。主人公を『ディア・ドクター』などの笑福亭鶴瓶、彼の妻を『しあわせのパン』などの原田知世、若き日の二人を『溺れるナイフ』などの重岡大毅と上白石萌音が演じるほか、江口のりこ、笹野高史、安田顕らが共演する。ーーーーーーーーーーーーーあらすじーーーーーーーーーーーーー貧しい生まれ故に十分な教育を受けられず、読み書きができないまま大人になった西畑保(重岡大毅)。やがて皎子(上白石萌音)と出会い結婚するも、読み書きができないことを彼女に打ち明けられずにいた。あるときその事実を皎子に知られてしまうが、彼女は保の手を取り「今日から私があなたの手になる」と告げる。月日が流れ65歳になった保(笑福亭鶴瓶)は、寄り添い支えてくれた皎子(原田知世)に感謝のラブレターを書きたいと考え、定年退職を機に夜間中学に通い始める。(シネマトゥデイより)ーーーーーーーーーーーーー要素アクション :☆☆☆☆☆アドベンチャー:☆☆☆☆☆SF :☆☆☆☆☆コメディ :★★★★☆ホラー :☆☆☆☆☆クライム :☆☆☆☆☆ファンタジー :★★★☆☆バイオレンス :☆☆☆☆☆ロマンス :★★★★★メッセージ :★★★★☆ドラマ :★★★★★★★★★★インプレッション物語:★★★☆☆配役:★★★☆☆演出:★★★☆☆映像:★★★☆☆音楽:★★☆☆☆現実:★★★☆☆劇場:★☆☆☆☆観客:★☆☆☆☆メモ・山場が複数あって、ここ一番の盛り上がりを感じにくかった。インパクトとまではいかないまでも、作品を象徴するシーンが欲しかったという印象。・一歩間違えば、「誰でもが出来ることが出来ない人は純粋な人」という印象を与えかねない設定に対してうまく舵取りをして胸を打つ良い話に仕上げていたのは良かった。・文字を習得しようと奮闘する姿以上に感動的だったのは、実は手紙の文面だった。
たくさん共感されています
malaviyaのためいき
…ったらどしゃぶり」実写化されて連続ドラマになったので、毎回見ていた。そして原作本を読みたくなった。私の場合、たいてい実写が先で、それから原作の漫画や小説を読むことになる。そうやって読んだのには何があるかな。「不幸君はキスするしかない」、「永遠の昨日」、「ワンルーム・エンジェル」、「4月の東京は」、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」、「美しい彼」etc.・・・・あらら、たくさんあって挙げきるのが大変。(;´Д`)一穂ミチさんの小説、「ふったらどしゃぶり」。「ツミデミック」で先回の直木賞を受賞されたのは知っていたが、これまで一穂さんの小説は読んだことがなかった。凪良ゆうさん、榎田尤利さん同様、BL小説を多く手掛けたというのはあとで知った。BLと言えばごとうしのぶさんのタクミ君シリーズ全部、凪良さんの美しい彼シリーズ全部とその他、榎田さんのは何冊かずつ読んでいる。樋口美沙緒さんの作品は、けっこう前に一冊アニメイトブックストア通販でDLしたけどいまだに読んでいない。電子書籍でも「積ん読」っていうのかな?(^^;)「ふったらどしゃぶり」は、もうご存じの方も多いだろうけど、両親の急逝後に同居している幼馴染・藤澤和章に恋しているのに全く答えてくれない、それなのにやさしく面倒見てくれてずっと一緒にいたいといわれていてフラストレーションがたまっている半井整と、同棲していて結婚まで考えている彼女に1年もセックスを拒まれ続けて困惑している萩原一顕の話。整と一顕は同じ家電メーカーの同期で、普段特に付き合いはなかったが、かずあきという名前が一緒だったので、整がメールアドレスにしていたkazuakiと数字(和章の誕生日らしい0927)がドメイン違いで一顕のアドレスとほぼ同じだった。そのため同期会の幹事役の一顕が候補店の情報を自分に送るつもりで送ったはずが、間違って整に届いてしまった。そのことでメールをやりとりするうちに、お互いに現実の相手を知らないままに、というか相手がリアルでは誰なのか知らないから、抱えている悩みを打ち明ける間柄になった。そして劇的なシチュエーションで、相手が誰なのか知ることになる。それだけだったら二人は深い間柄にはならなかっただろうが、なんというか、単なる慰め合い以上に・・・いや慰め合ってはいなかったが、シンパシーを持ち、お互い気になる存在になっていった。そしてある晩ついに、体の関係を持つ。二人とも女性は知っていても男性は知らなかったのだが。先に体から入っても、あとで感情がついてくることもあるんだなあ。そして二人に何かおきるときは、いつも雨が降っている。あるときは驟雨、あるときはどしゃぶり、またあるときは、雨の音がずっと流れている携帯のアプリ。結局二人の関係はお互いの相手にばれて、整は和章の隠していたことを知って彼を赦し、ずっと保護してくれていたことに感謝して別れることにする。一顕も彼女と別れることに。この脚本がすごくいいのだ。ドラマでは、原作にあったセリフはほとんど忠実に再現されている。でも少し設定が変えられていて、和章から整への告白は、整が嫉妬に狂った和章に力ずくで思いを遂げられた翌朝ではなく、しばらく一顕と会わないようにしていた整が鎌倉の和章のアトリエを訪ねた時になっている。その方が、落ち着いて気持ちを整理してからの話として自然に受け止められる気がする。一顕とかおりの別れ話も、小説ではメールのやりとりが主で、じっとしていられなくなった一顕が家を飛び出したらそこにかおりがいたのだが、ドラマではカフェで会った一顕とかおりの対話になっている。そのとき、原作にはないが、「不誠実なことをしてすみませんでした」と一顕が謝る。それがあるとないとでかなり違うと思う。そのあとに「一顕から言って」と言われ、「好きな人ができました。別れてください」と一顕がいい、かおりが「分かりました、わかれましょう、さよなら」と出ていく。原作ではついでにかおりに全力でひっぱたかれるのだが、(^^;)このときもかおりは雨の中に飛び出していくのだった。整の心の声「一顕に会いたい、電話がしたい、一緒に飲みたい、・・略・・好きだと言いたい、好きだと言われたい」も、ドラマでは二人が交互に心でつぶやいている、そこがいい。ラストシーンも、小説では駅の改札で一顕に整が傘をさしかけるのみだが、ドラマではあの美術館の前。セリフはほぼ同じだけどここでまた違うのは、あの整が、「萩原が好きだ、一緒にいたい」とちゃんと言うことだ。一顕も「俺も一緒にいたい」と答え、周囲に人がいないから、雨の中キスをして終わる印象的なラストとなる。脚本の開真理さんは、「素晴らしい原作をお預かりして」、どう生かそうか悩んで考えたとのこと。もちろん原作のセリフも、改めて読み返すととても素晴らしいとわかる。「メロウレイン」の上下巻は、整と一顕のその後を書いたスピンオフになっている。小説「ふったらどしゃぶり」が終わった時点では、まだ、どちらも好きだった人と別れて引っ越したから、じゃあすぐ付き合いましょうとはなっていない。そこは同じ巻に収録された「all rain in this night」「ふったらびしょぬれ」に描かれていて、結局二人は恋人同士になるのだけど。メロウレインではその続きで、ひなびた商店街のある街の古いエレベーターのないマンションに引っ越した整と、街道沿いにあるらしく近所にはチェーンの飲食店ばかりのマンションに引っ越して、部屋にダブルベッドを置いた一顕の恋の日々を描いている。同棲はせず、週末にどちらかが相手の家に泊まりに行くような暮らし。作者は何度も詳しく二人のベッドシーンを描写している。これがBL小説の王道なのかな?💦でも、愛し合っていて幸せな二人の交歓は、読んでいて嫌じゃないな。中には、整のいきつけの飲食店のスタッフの子(♀)が整に気があったり、一顕の知人の結婚披露宴二次会の幹事を彼と一緒に引き受けた女子が一顕に恋したりといったエピソードも出てくるが、二人はラブラブである。一顕は、やさしく律義で、仕事もできて、結構イケメンで、夜もなかなかにタフで、一本気なためかおりの家庭環境をディスったお母さんと元旦から衝突したりもするが、こんな人、理想の夫じゃないのと思う。彼はネイリストのかおりと暮らしていた時は、少し長めの綺麗に手入れされた爪をしていたが、今は深爪一歩手前なくらいに短く切っている。整を傷つけないために。(^-^)整は相変わらずちょっと不思議ちゃんというか、周囲からは草食の妖精みたいに思われているふしがあるが、前よりも親しみやすくなり、集まりや社員旅行にも参加するようになった。一顕を駅まで迎えに来たり、マフラーをまいてあげたり、唇があれているとリップクリームを塗ってあげたりする。ついでに剥けかかった唇の皮をはいでしまったりするが。(^^;)そしていつまでも、(といってもどしゃぶりの後1年くらいの話だけど)「萩原」「半井さん」と呼び合っていて、一顕は半分敬語だ。整は和章のことがあるから、一顕をかずあきとは呼びにくいんだろうな。メロウレインには和章と柊のカップルも登場する。和章は「ナイトガーデン」で、クォーターの美少年柊とカップルになったらしい。そのスピンオフも収録されていて、そこにも二人のベッドシーンは登場するが、一顕と整のが、なんだかアレをアレしてと具体的なのに比べ、もっと抽象的で詩的である。和章は整に対してしたことの反省もあり、自分が柊をまた囲い込んで自分の思うように動かしていないか、常に気をつけているようだ。柊ははじめ和章に反発していたようだが、今は全面的に和章を信頼している模様。なので、ナイトガーデンも読もうかなと、購入した。ついでに、実は読んだことがなかったBLの古典(?)も購入した。全9巻一気に買ったのだが、なんと3巻だけルビー文庫じゃなかった。(;´Д`)表紙イラストは、吉田秋生さん。ドラマのキャスティングはぴったりだと思った。整役の伊藤あさひ君は、「みなと商事コインランドリー」のシンこと慎太郎くん役西垣匠くんと、同じ大学同じ学部で同期なんだそうだ。「絶対BL」ではモブの犬飼君に恋する役だった。NHKの「正直不動産」にも出ていた。来週、彼がロベスピエールを演じたミュージカル「1789 バスチーユの恋人たち」を上京して観る。主人公は架空の青年ロナン(私が観る日は岡宮来夢くんのはず)、渡辺大輔さんの出演作品をチェックしていて、これを見つけて申し込んだ。下の写真はXに伊藤君スタッフが投稿したもの。撮り方が上手なためもあるが、脚長いなあ。外見でいえばあさひくんはいわゆるフォーゲルゲジヒトなところが私の好みではないけど、(ディスってはいません)色白だし繊細で独特な雰囲気をもつ整にぴったり。一顕の武藤潤くんは、やや色黒で誠実そうなところがぴったり。「げんじぶ」(原因は自分にある)では、彼も杢代くんも、イケメンなんだけどもう少しでもずれたらちょっと・・・という危うさがむしろいいのかなあ?(あー、ディスってませんので赦して)彼の話し声が柔らかいところが優しくてとてもいいと思う。かおりの秋田汐梨ちゃんも嫌味がなく、女性としてわかる気もしたし、和章の松本大輝くんもぴったりだった。彼は「佐原先生と土岐くん」でも似たようなキャラだった。でもむしろ「ジョフウ」の彼に期待したいな。とうことで、「ふったらどしゃぶり」にまつわるあれこれでした。
…を受け入れるか否か評価はかなり違うと思います。日本テレビ 土曜21時「なんで私が神説教」第1話主演…広瀬アリス脚本…オークラ演出…内田秀実ただ、「人事の人見」と違い、教師が主人公の学園ドラマはいろんな破天荒な教師が主人公の作品も多数ありましたから、あまり気にはならなかったですね。このドラマの主人公の静(広瀬アリス)は何か理由があって会社をやめ2年間ニート暮らしでしたが、心配した母親(堀内敬子)が親友の京子(木村佳乃)に頼み、京子が校長をしている私立高の名新学園の教師に本人の意思に反してされてしまいます。声は小さく人付き合いは苦手、教師になる気などサラサラない静は、ただ負けず嫌いでムカついたらつい喧嘩をしてしまう一面もありました。そんな静はおずおずと教壇に立ったので、早速生徒たちにナメられてしまい、勝手にべちゃくちゃ喋りだして学級崩壊状態に。カッとなった静はリーダー格の陽奈(清乃あさ姫)に「黙れ、ガキ」と言って、陽奈たちを敵に回してしまいます。実はこの名新学園は入学希望者が激減し、教師たちのモットーは「怒るな、褒めるな、相談に乗るな」。ことなかれ主義の教頭(小手伸也)や学年主任(野呂佳代)にしてみれば、静のやったことはとんでもないことでした。しかし、そんな静に陽奈と仲良くなりたくて近づいたが、おとなしいためいじられている彩華(豊嶋花)から救いを求められます。…で、彩華を使って「黙れ、ガキ」と言ったのを静に謝るように言ってきたので、静は陽奈のやってるのは「いじり」じゃなく「いじめ」だとズバリ指摘します。他の教師と違い、別に辞めてもいいとしか思ってない静は怖いもの無しなのが強みというのがユニークです。静がはっきり「いじめ」と言ったために、クラスメイトたちの風向きも変わり、静がひどい言い方をした動画を拡散してと言っても誰も応じなくなります。孤立した陽奈は屋上にあがり、死ぬからとわめきたてます。教頭たちもやってきて静に謝らせるからと約束して陽奈も応じてくれるのですが…謝るどころか、静は説教してしまいます。「いじめ」と「いじり」は同じだよ。何も違わない。ただやられてる側がそれを良しとしてるかしてないか、それだけの違い。集団がある限り多かれ少なかれいじめは存在する。それが無くなることは絶対ない。じゃあどうするか?私のようなその集団に属さない人間が、空気も読まずに暴力的に物申してノリを壊していくしかないの。人の気持ちを察せない人間が軽々しく「いじり」と言うな。それも分からず大人になってからも同じようなことをしてるヤツはいっぱいいるけど、そういう人間はいつか大事なものを失うから!いずれも良いこと言うな~と感心しました。スゴいのは生徒への愛情はなく、論破して相手を負かすために、こんな立派なことを言ってること。その皮肉さも気に入りました。感情むき出しでぶっちゃけて話す校長役の木村佳乃も良いし、正義感が強いのにどこか抜けてる同僚教師役の渡辺翔太もこの役ならハマってると思いました。小手伸也、野呂佳代、伊藤淳史、岡崎紗絵らクセ強キャラの教師に囲まれても、何ら霞まない広瀬アリスの存在感、その振り幅のある演技がお見事です。あまり期待してなかったんですが、拾い物になるかもしれません。1話の評価は…7
Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう
…4/4(金)~東京シネマート新宿 4/4(金)~東京 池袋シネマ・ロサ 4/4(金)~東京 アップリンク吉祥寺 4/4(金)~東京 kino cinema 立川高島屋 S.C.館 4/4(金)~神奈川 横浜ブルク13 4/4(金)~神奈川 川崎チネチッタ ~4/17(木)中部地区長野 長野相生座・ロキシー 5/30(金)~6/12(木)静岡 静岡シネギャラリー 5/2(金)~5/15(木)静岡 CINEMAe_ra 6/13(金)~6/26(木)静岡 シネマサンシャイン沼津 6/20(金)~7/3(木)愛知 イオンシネマ名古屋茶屋 4/4(金)~近畿地区京都 アップリンク京都 4/4(金)~大阪 kino cinema 心斎橋 4/4(金)~大阪 テアトル梅田 4/4(金)~兵庫 シネ・リーブル神戸 4/4(金)~中国・四国地区広島 広島バルト11 4/4(金)~愛媛 シネマサンシャイン重信 6/20(金)~7/3(木)九州・沖縄地区福岡 KBCシネマ 4/4(金)~宮崎 宮崎キネマ館 5/2(金)~沖縄 桜坂劇場ホール 4/26(土)~アンニョン(^-^)ノいつも読んでいただき、ありがとうございます…4日から公開が始まっている『1980 僕たちの光州事件』を観てきました…前回の『ネムルバカ』(2025年)の記事を公開したあと、映画を観てなかったんですが、時間はあったので、まだ書いていない韓国映画についてでも書いておけばよかった…と後になって思いました。それで『1980』を観にアップリンク京都さんへ行ったんですが、上映が始まる頃には客席がかなりギッシリなんでだ~なぜこの映画でこう混むもちろん「水曜サービスデー¥1,300」なこともあるんですが、お客さんの客層を見ると、年齢層高め、そしてよく映画館で映画を観られるような、映画ファンな雰囲気…。キャストはまあ、ハッキリ言って地味…内容的にも派手なエンタメって感じはしないけど、私思うに1980年…チョン・ドゥファン政権の時代、軍事政権下の韓国を舞台に、「光州事件」という歴史を扱う映画『1980』は映画ファンの方々を惹きつけるタイプの韓国映画なのかもしれない。WAR(闘)Amazon(アマゾン)アイルランドのロックバンド「U2」のサード・アルバム『WAR』は「Sunday Bloody Sunday」という曲で幕を開ける。「Sunday Bloody Sunday」は1972年1月30日、北アイルランドで発生した「血の日曜日事件」(Bloody Sunday)を題材にした歌なのだという。韓国映画を観て光州事件について知っていったあと、私の中で「Sunday Bloody Sunday」が思い出され、「血の日曜日事件」と「光州事件」が関連して記憶されていきました。「光州事件」について私が知ったのはいつ頃なのだろうか。もちろん「知った」と言えるほど深くではないのですが、「光州事件」という言葉を知った最初の時は――なにか音楽関係の本を読んでいて、白竜さんの「光州City」について読んだんですね。当時の私にとって韓国は、とてもあやふやなイメージでしたが、悲劇的な歴史に関連する歌のことを知り、白竜さん、そして「光州City」が私の頭に記憶されたわけです。実際に私が白竜さんの「光州City」を聴いたのはずっとずっあととのことです。ペパーミント・キャンディー 4Kレストア・デジタルリマスター版 [Blu-ray]Amazon(アマゾン)光州事件が関連する映画を私が初めて観たのは、イ・チャンドン監督の『ペパーミント・キャンディー』(1999年)だと思います。この映画の中で光州事件が描かれるのは一部分ですが、物語の重要な要素ですね。ただ、私が初めてこの映画を観た時、どこまで光州事件を理解していたかというと、心許ないものだと思います。何となくおぼろげにだったでしょう。光州5・18Amazon(アマゾン)次に、光州事件を題材にした映画を観たのはキム・ジフン監督の『光州5・18』(2007年)です。『ペパーミント・キャンディー』では「軍人側の視点」だったと思うけど、『光州5・18』は一般市民、民間人の物語でした。この映画を観て、光州事件をかなり深く知ったと思います。ただ、映画としてはウェットな感動がややくどく感じられた印象でした。タクシー運転手 約束は海を越えて [Blu-ray]Amazon(アマゾン)タクシー運転手 約束は海を越えて [DVD]Amazon(アマゾン)そして、チャン・フン監督の『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017年)。この映画は日本でも人気の高い作品ですよね。平凡な「傍観者」キム・マンソプの視点で光州事件を見る形の作品で、私もとても気に入りました。星から来た男 劇場公開版 プレミアム・エディション [DVD]Amazon(アマゾン)そのほかに、ファン・ジョンミンさん、チョン・ジヒョンさん主演の『星から来た男』(2008年)も物語に光州事件が関連する映画でした。といった感じで、光州事件についての映画について書いたんですが、やはり『光州5・18』と『タクシー運転手』が重要かなと思います。また、私は観てないのですが、イム・サンス監督の『なつかしの庭』(2006年)も光州事件が関連してるのだとか…。気になることですが、韓国語のサイトをグーグル翻訳で読んでみると、「5.18民主化運動」と表記されています。日本人が「光州事件」と書いたり読んだりするのが正しいのかどうか、わかりません。こういったことは韓国の人たちの考え方をちゃんと知った方が良さそうです。朝鮮戦争も「朝鮮戦争」と日本では言ったり書いたりするけど、韓国の方々にとってはご不快に感じられるのかもしれません。韓国映画関連の本ですが、崔 盛旭先生の『韓国映画から見る、激動の韓国近現代史 歴史のダイナミズム、その光と影』という本があるそうです。韓国映画から見る、激動の韓国近現代史 歴史のダイナミズム、その光と影Amazon(アマゾン)『パラサイト 半地下の家族』『タクシー運転手~約束は海を越えて~』『KCIA 南山の部長たち』『1987、ある闘いの真実』『ベイビー・ブローカー』『ミナリ』『はちどり』『息もできない』『キングメーカー 大統領を作った男』『高地戦』『金子文子と朴烈』『グエムル-漢江の怪物-』『焼肉ドラゴン』『私の少女』……韓国映画44本から激動の歴史を読み解く。これは読んでみたいそして『1980 僕たちの光州事件』…私ごとですが実は、映画を観ていて、急に酷い頭痛とむかつきに襲われましてかなり苦しい映画鑑賞になってしまいました三列目で観てたんですが、ちょっと画面に近かったかも自分で選んだ席だったんですけどね。それはもちろん、こっちの事情。映画に問題があったわけではありません。ただ、体調が万全であっても、重苦しく感じる映画ではないかと思います。キム・ソンス監督の『ソウルの春』(2023年)で描かれた「12・12軍事反乱」の5ヶ月後 ――1980年5月17日、全羅(チョルラ)南道 クァンジュ(光州)…チョルス(ソン・ミンジェ)のおじいちゃんは苦労の末、中国料理のお店「ファピョン(和平)飯店」を開店させて…開店祝いで賑わっている…という始まり方。チョルスの家族はおじいちゃん(カン・シニルさん)、お父さん、お母さん(キム・ギュリさん)…そしてお父さんの弟の叔父さん(ペク・ソンヒョンさん)はアモーレ叔母さん(チョン・スジン)ともうすぐ結婚する…。お母さんの妹の叔母さん(ミンソ)もいます。お隣さんはヨンヒ美容室で…チョルスはヨンヒ(パク・チュウォン)が好き。ヨンヒ美容室を営むヨンヒのお母さん(ハン・スヨンさん)、そしてヨンヒのお父さん(パク・チュニョクさん)は軍人さん。チョルスのおじいさんは界隈でも人望の厚い人で、町の人たちからも慕われています。「ファピョン(和平)飯店」を継ぐのは、チョルスのお父さん、そしてチョルスということになるんですが…次男である叔父さんは継いだらダメのだろうか本人はやる気があるようですが、今のところ出前担当に甘んじてます。―― すんません、私の下手な文章ではわかりにくいけど、観てたらわかりますそういったチョルスの家族で、最初の方はいかにも韓国映画によく出てくる、呑気でちょっと間抜けな人々。観始めた時、やっぱり韓国映画には可愛げがあると思いましたね。特にペク・ソンヒョンさん演じるチョルスの叔父さん。威勢はいいけど、間が抜けてて楽しくって、根が優しい人。そんなチョルスの一家ですが、チョルスのお父さんがなにか不思議。家に帰ってないようだし、おじいさんのお店でも働いてない…。どうもお父さんは政治的な活動をしているらしい…。チョルスのお母さんは赤ちゃんがすぐに生まれそうなほど大きなお腹ですが、政治には一切関心がないようです。だけどお父さんがどこかへ行って帰ってこないことについてもあれこれ言わない。人々はクァンジュで何が起こりつつあるのか、どこまでわかっているのか…ともかく、学生さんたちが政治的な活動をしていて、軍隊がそれを取り締まっている。催涙弾が投げられるのも日常茶飯事のようです。しかし市民が命を落とすのなら、やはり異常事態でしょう。市民と軍隊の間で緊張関係が高まっていく…。映画はほぼ、「店舗兼住宅」の「ファピョン(和平)飯店」だけが舞台で、つまりずっと庶民視点です。さらに小学生のチョルスとヨンヒが大きな存在です。二人は幼いながらもお互いに好きな関係ですが、私は彼ら世代の視点でこの物語を実感できて、そこがとても気に入りました。こうして韓国映画を観て、韓国の政治や近現代史を教わってはいますが、まだまだ難しいのでね…。『1980』はどのくらい事実に忠実な映画なのだろうか。やはり事実に基づいた創作だと捉えるのが妥当だと思うけど、確かに1980年5月、惨たらしい悲劇が起こったのは真実でしょう。軍隊が市民を弾圧し、虐殺するなどあってはならないことです。ただ、映画では市民も武装蜂起していた事実が描かれています。その描写はキム・ジフン監督の『光州5・18』と非常に似ているので、やはり事実に基づくものでしょう。民主化という正しい理念が掲げられている中で、武力の闘いに陥っていったのは悲しいことだと思います。映画の中では軍人たちが学生さんや政治活動をしている人たちを「アカ」と罵って攻撃していますが、そういう構図は韓国と日本、とても似てます。韓国も日本も、第二次世界大戦後の冷戦時代、「アカとの闘い」が理念だったんでしょうね。「アカ」とは何か…映画を観ていてもハッキリとしたイデオロギーの衝突の図は、私には見えませんでした。権力側の武装組織である軍が、権力に歯向かう庶民を弾圧しているようにも見えたんですね。ただ、対立の中で、人々が怒りに任せて軍人の家族を攻撃しそうになったり、やっぱり思い直したり、子どもたちまでそれに振り回されたり、そういったことはホントに身近に感じたし、自分の身にも起こりうるだろうと思いました。私自身は政治やそういったことについて強いこだわりがなく、政治的な議論で人と対立することもないんだけど、要するに、暴力に訴えて弱い立場の人たちを攻撃するのだけはやめてくれってことかな。結局、何があったにせよ「5.18民主化運動」で大勢が殺され、大勢が傷ついたことは恐ろしい悲劇なんですね。部分部分で言い訳はできても、人々が殺められたことの怖さは揺ぎないでしょう。隣人が隣人を拷問する…そんな恐ろしいことってないですよ。映画では「ファピョン(和平)飯店」のおとなしい人たちが、対立して憎み合うことなんてダメなんだと言っています。それはもう、私も全く同じ気持ちでした。人類の歴史では平和を望み、闘いを嫌がった人たちが悲劇的に、理不尽に殺されるようなことが何度もあったと思いますが、それが人間なのだ、歴史なのだ ―― なんて達観は私にはできません。死んだら終い…死んだらそこまでだと思いますので、そのあとなんぼ後悔しても無駄です。『1980』…映画は観ていて苦しかったし、悲しかったです。輝国山人の韓国映画 カン・スンヨンカン・スンヨン監督はずっと美術監督をされてきたそうで、『1980』が脚本も担当された、初監督作だそうです。残念ながら韓国では興行的に成功できなかったんだけど、日本ではもしかしたら人気が出るかも。この映画のパンフレットは800円(税込)ですが、私は買いませんでした。これから劇場で観る方は買って読んでみてください。前半は思わず顔がほころぶような楽しい場面もあるけど…重くて苦しい映画でした。でも、この映画を観て学ぶことは大きいでしょうね。是非、観てください。ってことで今日もおおきに…アンニョン~(^.^/)))1980 僕たちの光州事件原題:1980英語題:1980: The Unforgettable Day2024年製作 韓国 99分 5.1ch シネマスコープ監督・脚本:カン・スンヨンCastカン・シニルキム・ギュリペク・ソンヒョンハン・スヨンソン・ミンジェ『ソウルの春』から5ヶ月、 小さな幸せを夢見た家族をのみ込んだ大きな悲劇『KCIA 南山の部長たち』では長年独裁者の座に君臨したパク・チョンヒ大統領の暗殺事件を、『ソウルの春』ではその直後に起きたチョン・ドゥファンによる軍事クーデターを、それぞれ史実を基にしたフィクションとして傑作映画に仕立て上げ大ヒットに導いた韓国映画界。そんな中、忘れてはならないのが『ソウルの春』で権力の座を簒奪した軍事政権が引き起こした歴史的悲劇「光州事件」だ。先の2 作品と同じく大ヒットを記録した『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』で描かれたのは、民主化を叫ぶ善良な市民たちを虐殺する軍人たちの姿を、世界に伝えなければという使命感に目覚めてゆくタクシードライバーとドイツ人記者のエモーショナルな姿だった。本作はその事件のど真ん中に生活をしていた「ごく普通の家族」の姿に焦点を当て、権力が市民の小さな幸福をいかにして踏みにじったのか、そして悲劇の中にあっても大切な人を守りたいと願う思いがいかに尊いものであるかを、時にユーモアを交えながらも切々と描いてゆく。涙なくしては語れない韓国現代史劇の新たな傑作映画がここに誕生した。ストーリー1980 年5 月17 日。チョルスの祖父は念願だった中国料理の店をオープンさせる。父親はどういうわけか家にいないけれど、チョルスの大好きな幼馴染のヨンヒや優しい町の人たちに祝福されて、チョルスと家族は幸せに包まれていた。しかし輝かしい未来だけを夢見る彼らを、後に「光州事件」と呼ばれる歴史的悲劇が待ち受けていた。1980 僕たちの光州事件 株式会社クロックワークス
映画キロク
…meblo.jp私洋画を観るとき、字幕でみたあと吹き替えでおさらいすることがあります。なぜかというと声のトーンが違うし、翻訳が微妙に違うので、登場人物の印象ががらっと変わることがあるから。今作は吹き替えだと、夫婦仲が良くて少しお上品に感じたので…字幕版の方が好きでした(笑)でも、感情って台詞じゃなく表情にでるから字幕、吹き替え関係ありませんけどね。結局は、自分の受け取りかたかな不穏な自然の音サウンドが大変素晴らしい馬の蹄の音、雪嵐の音、獣の息遣い。馬も羊たちも牧羊犬も猫も、何かの気配を察知し怯える。もの言わぬ動物たちの様子が見ているこちらの不安を掻き立て背筋がゾクゾクしました。胸騒ぎが終始つきまとうバイオリンとチェロのざわめき。干し草を与える音、扉の音など環境音が大きい。不気味な気配、怖い効果音が盛り上げます。感想山の天気が変化し、霧がたちこめるたび何かの気配がする。犬が異変を感じるたびにご主人さまに知らせる。子を亡くした夫婦の手で大切に育てられるアダは、羊と人間のハーフ。彼女は天使のような存在で裏切りや悪意を知らず愛くるしい。でも、徐々に周りと自分の違いに気づきはじめます。養父の弟の手が牧草を差し出すとアダは手をだして掴もうとするが、弟は手を使わせまいとする。(さぁ、四つん這いになるんだ…羊ちゃん)アダは腰をかがめ、顔を近づけ草を食む。養父イングヴァルは大慌てで駆けつける。アダの中の野性を封印したい。人間でいてほしい。俺たちの幸せを壊す気か?野性に戻すんじゃない。夫婦に忠実な犬はアダを魔物の世界から離し人間の世界へ引き戻します。それはまるで羊の群れを舎へ誘導するかのよう。家族といるときは猫もアダの膝にのるほど懐き、れっきとした人間家族の一員。でも徐々に自分が家族と違うことに気づく。川に映った自分の顔をみつめる。お父さんともお母さんとも叔父さんともちがう私。犬はふせてアダの様子を注視する。部屋の鏡に映る自分をみつめる。養父に寄り添い、壁の絵を眺める。羊の群れの絵だ。じ~っと見つめていると自分の中に眠っている血が騒ぎだす。牧羊犬の鳴き声、羊飼いの声かけが聞こえる。いつも何かに呼ばれている気がする。養父イングヴァルはアダの言葉が理解できるようになり広大な牧草地で迷ったときどうするか?を教える。「晴れた日は、山を背にして歩くと家に戻れる」「視界が悪い日はどうするか…って?良い質問だ。川の音を頼りに戻ってくるんだ」本当の親子のような2人。心の結びつきは遺伝なんか軽く超えますよねしかし、その幸せは長く続きません。アダが自分の居場所へもどる日がやってきた。それは彼女にとって初めての試練。クライマックスまで姿をみせない実父の気配が恐ろしいですねぇ。衝撃的な別れ。。涙も乾かぬうちに引き離され、後ろ髪ひかれる思いで振り返る。いつの日かアダは養父に教わった方法で里帰りするだろうか。グロテスクな場面だけでなくせつなさが心にしみるホラーファンタジー作品でした。
アレレの映画メモランダム/休日は映画の気分
…いう物語です。《短感想です》公開日の夜の回に行ってきた。夕方までは空き状況は「◯」だったのが18時を回ると、ほぼどの劇場のどの回も「△」「「×」」という状態。劇場に入ると、圧倒的に若い女性、二十歳前後か、の友人連れが多い。私の左は3人連れ、右は2人連れ。本作の舞台は長野県。前作は函館だったが、エンドクレジットで実際の写真が映し出されるように、シリーズが観光地めぐりのようにもなってきている。コナンのロケ誘致=聖地化に都道府県の団体も力を入れているのか。しかし長野県だと雪山だけでえらく地味な印象になるところを、ラストに見事にスペクタクルな見せ場を作り上げており、その発想力がすごい。アニメーションならではのダイナミックな画面作りもあり、アクション場面は大満足だった。単発に終わらずシリーズ全体においてソツがないのは優秀なスタッフの努力の賜物だろう。それがこの衰えぬ人気に繋がっているのだ。細かなストーリーは書けないが、完全に毛利小五郎を中心にした展開で、今回はコナンや少年探偵団は傍にに回った感じ。ちょっと真犯人の動機とやっていることの大きさに難があるとは思うが、種明かしの部分なので観ている間は気にならない。まあ、私はコミックも読んでおらずテレビも観ていないので、細かな人間関係やなんかのことは分からない。しかし、2時間をたっぷり楽しんで劇場を後にしたワケである。終了後は、「面白かったー!」の声が私の周りでサラウンド状態だった。トシのオススメ度: 35 必見です!!4 オススメです!3 良かったです2 アレレ? もう一つでした1 私はお薦めしません名探偵コナン/隻眼の残像、の詳細はこちら: 公式サイト劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』果たせなかった約束と、隻眼に宿った残像。氷雪吹き荒れる山岳で、白き闇の因縁の幕が切って落とされるー。劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』大ヒット上映中!!conan-mobile.jpこの項、終わり。
ホームシアター&映画レビューの部屋
以前、アメコミ映画について記事を書きました。『アメリカンコミックスの映画について』アメリカンコミックス、いわゆるアメコミはいまや映画界においてとても大きな存在になりました。アメコミは基本的にマーベル社とDCコミックス社のどちらかになるもの…ameblo.jpその中で、DCコミックス社について軽く紹介しましたが、DCコミックスの映画は、2大ヒーローの『スーパーマン』と『バットマン』の2つがシリーズ化されていましたが、その2人が出演しない作品は作られていませんでした。それが、DCエクステンデッド・ユニバース 「DCEU」としてマーべルのようにクロスオーバーしながら、チームや色んな単体キャラの映画も制作されるようになりました。ただ、チームの映画『ジャスティスリーグ』などが興行的に不振になり、「DCEU」はアクアマン2を最後に終わることになり、DCユニバース「DCU」として新生することになりました。その第1弾が新しい『スーパーマン』です。画像引用:映画.comその新生『スーパーマン』に関わるいくつかの記事をピックアップしてみました。ジェームズ・ガン監督が明かす「スーパーマン」を作る意義 DCスタジオの社長業についても語る【撮影現場で直撃】 : 映画ニュース - 映画.com「スーパーマン」は、ジェームズ・ガン体制下で製作された、新生DCユニバース(DCU)の記念すべき第1弾作品となる。新スーパーマンには、「ノーマル・ピープル」で注目を集めたデビッド・コレンスウェット、ロイス・レイン役にエミー賞女優のレイチェルeiga.com『スーパーマン』本編映像に寄せられた賛否の反応 - THR Japan2025年公開の『スーパーマン』本編映像が公開され、ファンから寄せられた賛否両論の反応を紹介。hollywoodreporter.jp映画『スーパーマン』から4分50秒にわたる最新映像が公開 巨大な「孤独の要塞」が登場、愛犬クリプトも大活躍映像はCinemaConでお披露目になったものjp.ign.com映画の公式サイトはこちらです。映画『スーパーマン』公式サイト|7.11 日米同時公開7.11 日米同時公開!ジェームズ・ガン監督がおくる、全てのヒーローの頂点にして原点“スーパーマン”の完全なる新作。DCユニバース、新たな幕開け―― #スーパーマンwwws.warnerbros.co.jp
休暇中映画と舞台の鑑賞日記
…ていくという……特評価されている生徒が誰なのか、こんなにハッキリとわかってしまうのかと驚いたのを覚えている。でも、それもそのはずで。他の生徒たちがステージの上で「歌って」いたのに対して、彼女は伴奏が始まった瞬間に不敵な笑みを浮かべて歩き出したのだ。彼女は歌っていると同時に、「演じて」いた。一瞬で無機質なステージを物語の世界に変えたのだ。カラスの言葉を聞きながら、私はあのときの彼女の鮮やかなパフォーマンスを思い出していた。
読んで♪観て♪
…ラザ」とは無関係で映画館の名前が変わっただけで、建物も全線座時代と同じです。そしてここも1978年に解体され、跡地には銀座国際ホテルが建って今に至ります。記念プレートが今も残る全線座に対してドーム屋根の三井銀行は人々の記憶から消え、忘却の彼方へ・・・明治30年の丁酉銀行本店時代からの建物でしょ?内部の大金庫とかどんななのかとか、個人的にはめちゃ興味あるけど、そんなの部外者が知れるわけもなく・・・跡地には今、銀座グランドホテルが建っています。本日の御門通り⇩茶色いビルが「銀座グランドホテル」、その後ろに「銀座国際ビル」昔はこの右側を汐留川が流れていて、難波橋がかかっていました。(交差点の名前に残っています)東京なのになんで難波?とついつい思ってしまうけれど、日本橋にも昭和40年まで「浪花町」があったし、日本橋の電話局も「浪花局」でした。名前の由来はともかく、思い込みで判断してはダメですね。
花形CHANNEL/個人の見解
#おうちシネマ【#推しの子】TheFinal Actアイドル業界描きつつの輪廻転生の復讐劇と言うタイトルからは想像つきにくいストーリーの映画どうも理解し難い動機の殺人でどうにも乗れない128分でした(^_^;)。アマプラで劇場版に先駆けて連ドラが配信されてたけれど、この連ドラ見てなくても大丈夫な構成になっていた。乃木坂46を知らない人らの齋藤飛鳥あしゅのアイドル役はお手の物でしょって感想見たけど、乃木坂はこんなキャピキャピのアイドルじゃない清楚が売りのグループなんで、あしゅは全然違うアイドル像は大変だったと思ったねぇ。嘘ばっかのアイドルっていう虚像演じるんはドルヲタたる自分には違和感やったしねぇ、、まぁとにかくそのあしゅ演じる密かに双子産んで育てつつ、それを隠してアイドル続けていたアイが誰かに操られたストーカーに殺されてから第二幕がスタートする。少女のアイ推し患者の影響でアイ推しになった産科医が、アイの子として転生!成長してから、犯人見つけ出そうとするのが、後半の展開になるが、双子の妹も誰かの生まれ変わりでアイの意志継いでアイドルになってるんだけど、、ちょっとこのパフォーマンスシーンが長過ぎって感じたねぇ。あしゅと違って元イコラブの齊藤なぎさ、なーたんはこういうタイプのアイドルだったのでは、自然に見てられたし、原菜乃華ちゃんのアイドル姿も似合ってたけど、あのちゃんはチョイ違う気がしたね(^_^;)。ドラマ「VIVANT」以来、助演も増えてるニノがやっぱりここでもスゴい演技してたけど、やっぱ、うーん、なんでそうなるっていう思いが最後まであったなぁ、これはニノの責任じゃないけどね。とにかく、こんなほろ苦い映画なのかよって、言うのが正直な感想の一本でありました。
太呂のブログ
昨日も天気良くて暖かい•••いや、暑くなりました今日もめっちゃ暑い来週はもうGW前半になるんだねそんな昨日はJINくんの千葉来日にウキウキしてたのに仕事の帰り際ユニット社員全員上の者から話がある•••と別室に呼ばれ嫌な予感しかないと思ったら。。。まさにユニットの要でもある直属のチーフが異動彼女がいるから今年も業務ミス無かったのに•••一番仕事出来て質も量も完璧にこなす彼女がいるから安心して仕事出来てたのに。。。来月異動さらに彼女の代わりがすぐには入って来ないとの事。。。もう驚きと悲しみとショックで涙が出そうでしたもう1人の同僚は呆然としててまだ現実を受け止められないと顔面蒼白2人でどうするって話してたら私もあまりの不安から涙ウルウルしちゃってそれ見て同僚が辞めて私も泣きそうだからと言うそれくらい最悪の人事が発表されましたマジで私もうすぐ定年なんですけどもう1人の同僚も来年の夏定年なんですけどでも今のユニット私とその同僚しか社員居なくて定年後も嘱託として残るの前提で仕事盛る気⁉️勘弁してよ〜経営者がアホすぎて親会社からの辞令とは言え、代わりぐらい見つけてこいや〜辞めたいけど、家買っちゃったから辞められないし定年後も馬車馬のように働くなんて楽になるどころかもっと大変になるなんて聞いてないよ〜昨日は飲み会で良かった。。。めっちゃ飲んでめっちゃ美味しい肉食べてきました同じ同僚だけど、ユニットが皆違う3人なので心置きなく文句も言ってきました今日は先日脳に腫瘍が出来て手術した同僚が無事退院して日常に戻れたお祝いの飲み会で🍻最終的に彼女の旦那さんから快気祝いと色々してもらったお礼と言う事で逆にご馳走になってしまいました恐縮ですでも本当にまた無事元の日常に戻れて感激ホントに良かったねぇ頭の手術だからね日々の平凡な日常が一番幸せなんです健康の有り難さに改めて感謝だねぇと皆手術経験ありの3人なので(笑)美味しい焼肉とお喋りを堪能しましたあぁ〜。。。美味しいお酒とお肉食べたのに憂鬱だぁ〜来月からマジでチーフ居なくなったらどうしよう〜詰んだ。。。
人生・嵐も晴れもあり!
…溢れる狂騒的な演技評価が高かった。スタッフにも、冒頭で独特のテーマを聴かせる音楽の黛敏郎、溝口が最も信頼していたキャメラの宮川一夫、同じく美術の水谷浩ら「溝口組」の名スタッフが結集している(ただし脚本は溝口の傑作を多く手掛けた依田義賢ではない)。この完成度の高さに時代性が手伝い、興行的にも成功を収めた。なお本編の一部に芝木好子『洲崎の女』を導入しているが、物語の舞台は吉原となっている。京マチ子は神戸の良家の娘だが、吉原にやって来て、日本女性という雰囲気ではない元オンリーだった娼婦を演じている。多くの人気女優が出演しているが、京マチ子が最も気が強い元気な女を演じているのだ。金に困っているわけでもないのに、男友達に紹介されて、売春宿にやってきて「あたしは、八頭身よ!」と自分を売り込む。このシーンが京マチ子にぴったりなのだ!美味しそうな肢体を想像させる抜群のプロポーションだ!京マチ子は、開始10分過ぎから登場する!若尾文子は守銭奴の女であるが元々は小菅刑務所に入れられた父親の保釈金を工面するために娼婦となった女。小暮実千代は失業中の夫を持つ娼婦であり、吉原に「通い」で来て働いている。三益愛子は愛しい息子を育てるために娼婦となったのだが、母親に就職について相談しに来た息子に「客引き姿」を見られて、息子から蔑まれて……。売春禁止法が国会で可決される以前の物語であるが、吉原のおかみ(沢村貞子)が「吉原は300年も続いているんだ。世の中に必要だから続いているんだ!」と息巻いている。やはり楽しいのは、若尾文子が客や同僚から金を上手く儲けるエピソード。大金を2回にわたって貢いだ男が「じゃあ、所帯を持とう!」と言えば、「あなたとなんか所帯を持つ気は無いわ!こういう所で『だましたのか!』なんて言うのは野暮よ…」という見事なセリフ。親子関係、人間関係なども絡めて、赤線で働く女たちを丹念に描いた溝口監督の見事な映画。溝口健二監督の遺作にして、傑作映画のひとつである。今年2025年のNHK大河ドラマ「べろぼう」も江戸時代の吉原を描いているが、当時のような華やかさはこの映画には全く無い。それにしても、戦後11年になって、ようやく売春というビジネスが公には認められなくなったのだ。日本の女性蔑視の風潮が今でも残っているのも分かる気がする。この映画は、YouTubeで全編無料視聴可能。
銀幕と緑のピッチとインクの匂い
恒例の映画ネタクイズをお送りいたします。解答は、いつもの通り、一問からお受けします。解答欄は閉じておきますが、こちらには送信されていますのでご安心ください。締め切りは、一週間ぐらい後を予定しています。1.『大脱走』で調達屋ヘンドリーを演じた俳優は誰?2.ハリウッド映画『アサシン』は、フランス映画の何のリメイク?3.『アンタッチャブル』の駅の階段シーンは、何の映画から取った?4.初めて映画を発明したフランス人の兄弟の名前は?5.『アナと雪の女王』、雪の女王の名前は?6.『三匹荒野を行く』、荒野を行く動物は何?7.『スター・ウォーズ』シリーズで、一緒にハン・ソロと宇宙船に乗っているハン・ソロの相棒の名前は?8.『十二人の怒れる男』で、男たちがしていたのは何?9.『フレンチ・コネクション』で、最初にジーン・ハックマンたちはどんな格好をしていた?10.『スター・トレック』(79)で、ドクター・マッコイのニックネームは?ご解答をお待ちしております!