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  1. いうのが初回を見て感想です。三姉妹の中で一番しっかり者の次女七苗(川口春奈)が主人公。母親を亡くした大庭家は銭湯を営んでいるが父親は現在失踪中。昔から七苗は家のこともしっかりやってきた。飲食業のトータルプロデュースの会社でキャリアも着実に重ね、副部長に昇進し部下を管理する立場に。しかし、仕事は充実していても恋愛はおろそかにしたままで、元カレに結婚相手を紹介されたりして…ちょっと虚しくなったりもします。そんな七苗の前に不思議な雰囲気の青年、コウタロウ(松下洸平)が現れます。このコウタロウは記憶喪失していることが分かるんですが、今回気になったのはこのドラマの制作陣(新井P、ふくだD、脚本金子)の誰かは松下洸平のことが大好きなんだな…ってことでした。歌のうまい松下洸平に歌わせたい…満開のサクラを松下洸平とバスに乗って見たい…居眠りした松下洸平に肩を貸したい…好きになっていいよと松下洸平に言われたい…そんな願望におこたえするようなシーンの連続に「これは松下洸平のPVかっ!」と思ってしまいました。そんな記憶喪失の男と恋するって、そこまでひねる必要があるんですかね?コウタロウは何か秘密を抱えてるってことらしいんですが…そういうドラマなんですかね?って感じでした。長女の六月(木南晴夏)はカメラマンの成澤(山中聡)と結婚してますが、別居中で離婚はしたくないらしく、そんな六月が働く会計事務所に採用されるのが松嶋(井之脇海)。諸外国を回った経験など六月と同じで気が合うようで…ということのようです。更に三女の八海(畑芽育)は浪人中で、将来何をしたいかも無くて、目標のある友人たちに焦りを感じています。暇つぶしにマッチングアプリでマッチした男に「若いから」と交際0日婚を申し込まれたり…幼なじみの近所の酒屋の息子、陽太(木戸大聖)はお兄ちゃん的存在で、好きみたいです。六月も八海も悩みはあまり切実ではなく、同じ三姉妹ものでは「おいハンサム2」を放送中なので、そちらの方が面白いしな~と魅力をあまり感じない初回でした。失踪中の父親役は誰なんですかね。今回の評価は…6

  2. のだったが…。後は映画を観てくださいね。はい!待ちに待った「シティーハンター」が今日の16時より配信されました。うーん、面白かったぁ~!亮平さん、冴羽遼になってたよぉ~!憑依してたよぉ!カッコよかった、超カッコよかった。泣けました。カッコよすぎて泣けましたよぉ~。はぁ、落ち着こう。本当に面白かったです。内容は皆さんご存じの槇村が殺されちゃうお話で、エンジェルダストが関わってきます。エンジェルダストの脅威は、アニメで何度も描かれているので解りますよね。ちょうど去年劇場版アニメでエンジェルダストの話を公開したので、好きな方には直ぐに理解出来ると思います。そのエンジェルダストが新宿で出回り始め、やり方からすると、どーも戦争兵器として販売するためのデモンストレーションのようだと気が付くんです。そしてこのエンジェルダストは、十数年前に槇村が追っていた事件で使われた薬品で、槇村はリョウに黙って調べているんです。リョウもエンジェルダストとは関わりがあり、どう関わっているかというのは、原作やアニメで確認してください。この映画では語られません。この話もネトフリで実写化してくれたら面白そうだよねぇ。で、槇村が殺され、くるみちゃんにも逃げられてしまい、これはマズイという訳で、本気になってくるみちゃんを探し、守りながらエンジェルダストの調査を始めます。もっこりもっこりしながらこんなに調査が進んでしまうなんて、なんて有能なシティハンターなのかしら。(笑)うーん、やはり亮平さんの身体は完璧ですねぇ。アニメの冴羽遼を彷彿とさせる身体でした。そうなのよ、実写だとそういう筋肉なのよ。うんうん逆三角形が凄い!なんかやっぱり、亮平さんがリョウを演じてくださって本当に安心して観れました。きっと実際にいたらこんな感じなんだろうなと想像出来ますもん。もっこり大好きでおねーさんたちにくっついていくけど、香だけは愛しい目で見つめるだけなのよ。これがリョウなのよねぇ。うん、ホント、冴羽遼に見えました。香役の森田さん、なんかどこかで観たよなぁと思っていたら、全裸監督の黒木香役の方だったんですね。言われてみれば彼女でした。あれでも香でしたね。(笑)あの時は、もっと濃いい感じだったんだけど、今回は元気な女性で良かったです。そして槇村かな。安藤さんピッタリでしたね。やっぱり上手いよなぁ。うん、槇村ってこんな感じよ。もっと出ていて欲しかったけど仕方ないよね。もっとリョウと一緒に戦って欲しかったけどピッタリだったからそれで満足です。いやぁ、今回はみんな原作に近づけていてビックリしました。悪いけどイタリア版には負けないぞ。全然勝っていると私は思うぞ。ちゃんとギャグコメディ部分は目一杯ふざけてくれていて、戦いに入るとシビアでワイルドになるので、そのメリハリが良かったです。佐藤監督だったんですね。「キサラギ」から始まって「ストロベリーナイト」「脳内ポイズンベリー」「累 かさね」「名もなき世界のエンドロール」と私のお気に入りばかりで、次は何かなぁと思っていたんです。そしたら「シティーハンター」って嬉しい!また好きな作品が増えました。もう、語りたいことは沢山だけど、配信されたばかりなのでネタバレは出来ないし、これくらいにしておきます。というか、また観ようかなと思います。今度は細部も観たいし、気になるところをチェックしようかな。私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。本当は3超にしたいけど、まだ第一弾なので続編を願って2つにしておきます。これは続編が観たい!もっとシティハンター冴羽遼が観たいです。海坊主や美樹さんも見たいなぁ。ぜひ、Netflixのシティハンター、観てみてください。ぜひ、楽しんでくださいね。「シティーハンター」Watch City Hunter | Netflix Official SiteAn exceptional marksman and hopeless playboy, private eye Ryo Saeba reluctantly forms an alliance with his late partner's sister to investigate his death.www.netflix.comCITY HUNTER Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版)Amazon(アマゾン)劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>(通常版) [Blu-ray]Amazon(アマゾン)CITY HUNTER 文庫版 コミック 全18巻完結セット (集英社文庫―コミック版)Amazon(アマゾン)CITY HUNTER シティーハンター 全35巻完結(ジャンプ・コミックス) [マーケットプレイス コミックセット]Amazon(アマゾン)

    「シティーハンター」待ってました!もっこりリョウちゃんのカッコいいシティハンター!原作に近い!
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Stream」なのでそういった韓国語なのかな。あ「ライブ配信」の略語だそうです恋人スジンとの結婚に備え、就職したいフリーランスプロデューサーのドンジュはスジンの誕生日を祝うサプライズパーティを準備していたその時に、謎のライブ配信のリンクが届き、「ジェントルマン」と名乗る謎の男の怪しい部屋を訪ねているスジンを目にすることになり、彼女を救うため必死の孤軍奮闘を強いられることになる ―― という物語ですね。映画としては、たまさんも「途中に大丈夫か?これ?ってなるの」と仰ってますが私も同じ感想です。もっとドンジュの立場になってハラハラドキドキ、切羽詰った気分で観たいところですが、そこまでではないです。犯罪との戦いなんだけど、映画としては刺激的ではないかなあ。でも、題材的にもちろんそうまで「娯楽的」でなくてもいいはずなんだけど、「ジェントルマン」を演じたパク・ソンウンさんのダイナミックな演技もあるし、やっぱりスリラーやサスペンスってことで、そのジャンルの特性を活かした映画にしたかった前提は作り手にあったと思うんだけれど、それが成功したとは思えません例えばナ・ホンジン監督の初長編映画『チェイサー』(2008年)なんか被害者ヒジンが助かるかどうか、心臓が破裂しそうなほどドキドキしつつ観たものですが、あの映画ほどの作品ってそうそうないようなんですね。『チェイサー』と比較して『配信犯罪』は切迫感、緊張感に乏しいと感じました。観た方の多くはそう感じてしまうと思うので、映画にとって不幸ですよね。そこのところは前もって私も書いておいた方がいいと思ってしまった私はほとんどドンジュの部屋と「ジェントルマン」の部屋だけで描かれるこの映画の雰囲気は嫌いじゃなかったですね。でも怖さがないんですよね…。う~ん…やっぱり作品上、もっともっと怖くしないとダメなんじゃないかなあ。もっと「ライブ配信でパートナーを辱められる恐怖」、「それに対して何もできない焦り」をガーッて感じられたら凄かったのに。しかし ―― ネタバレですが、やはり最後の反転、逆転、真相は鮮やかだったし、驚かされました。そこで作品の伝えたいことがバーンと来て、心打たれたんですよね。だから最後まで観て非常に納得したし、やっぱりとてもいい映画だと思いました。この映画、結末を知るためだけでも、観てほしいところがあります。チェ・ドンジュを演じるパク・ソンホくんは1993年6月28日生まれ、今年31歳ですね。輝国山人さんのプロフィール欄で調べたら、マ・ドンソクさんの『ファイティン!』(2018年)ではちょっと「悪役寄り」のキャラを演じてはったのかな…私は詳しくない俳優さんでした。ドラマを観ておられる方の方がよくご存知でしょう。イケメン青年だし187cmと背が高いよねー。パク・ソンホくんの公式サイトパク・ソンホくんの演技は素晴らしかったですよ。こういったスリラーとかサスペンス系の作品、そしてこの映画の内容にとって的確な演技だったと思います。あと、韓国の人たちの慌て方、驚き方、嘆き方がね~、日本人の私からしたら、いつもですけど、なんか可愛いんですよねでかい声で「あ~」とか嘆かれるとこっちもドキッときてしまいます。チェ・ドンジュの恋人スジン…冒頭でドンジュのある行為に失望し、二人の仲は気まずくなってます。スジンは映画のほとんどで眠らされています。先日、感想を書かせてもらった『 江南ゾンビ』(2023年)でも乱暴することを目的に男性たちが女性に薬物を飲ませた疑惑が描かれてましたが、『配信犯罪』でもスジンが水を飲むかどうかでハラハラする場面がありました。スジンを演じるのはキム・ヒジョン。彼女の出演した映画も観てたんですが、馴染みのない女優さんでした。チョン・ドヨン&ハ・ジョンウ主演、平安寿子先生原作の『素晴らしい一日』(2008年)では「ソンド女子中学3年生」役だったようで…年齢的に若いですよね。2002年から2年間出演した韓国のキッズドラマ「マジックキッド・マスリ」で多くの人に知られたそうです。「ジェントルマン」を演じるのはご存知パク・ソンウンさん…。いわゆる下積み時代の長かった方ですが『新しき世界』(2013年)のイ・ジュング役でブレイクされたという、それが私が韓国映画を観始める直前のことでしたし、私も大好きな男優さんです。ホントにたくさんの映画に出演してこられましたけど、主演作品でずば抜けた大ヒットっていうのがまだないんですよね。そこまでヒットに恵まれてないというか…もう、それがホント何かいい映画でドカンと来てほしいものです。一時期、悪役の印象が強く…でも、おとぼけな役も演じてきはりましたし、苦みばしったかっこいい役も演りはる。要するにどんな役でも似合う方ですが、『配信犯罪』では「悪役」…いや~、「ジェントルマン」…脚本上はおかしくないんですが…あの~、最後まで観るとパク・ソンウンさんがノリノリ過ぎてなんか変でも、そうでないと前半が成り立たないしちゃん伏線は貼ってあるんですけどね~。ともかくノリノリで青年を困らせまくり、悪の脅迫で追い詰めるパク・ソンウンさんを見るのは映画的には楽しい脚本も担当されたチェ・ジュヨン監督は『配信犯罪』が初監督作品だそうです。『配信犯罪』は、韓国社会に大きな衝撃をもたらしたデジタル性犯罪事件である「n番ルーム」事件を題材に作らたそうですが ―― 翻訳された韓国語の文章を私が理解するのも困難で不確かなんですが、全般的なプロットと詳細設定が同じ短編映画「星風船(スターバルーン) 별풍선」が原作であるとナムウィキさんに書いてあります。興行的には成功できなかった『配信犯罪』ですがこの映画の理念が正義に基づくものですし、志しのある作品だと思います。だからなんかもったいないと思ってしまったけど、観てほしい作品でしたね。私が書きたいのはこういったところでした。今日もありがとうございます、アンニョン(^.^/)))配信犯罪原題:라방 (라이브 방송) ラバン (ライブ放送)英題:Live Stream2022年製作/90分/G/韓国韓国封切:2023年6月28日日本公開:2023年10月13日(シネマート新宿)配給:ファインフィルムズ原作:ファン・テチョル 短編映画 「星の風船」PD:キム・ヨファン (PGK)監督・脚本:チェ・ジュヨン [第1作]助監督:キム・ウサン撮影:チン・ヒョヌ照明:パク・ヨンジン、イ・サンス (チンススタジオ)編集:キム・ヒョンギョン(トダ編集室)音楽:チョン・ナヒョン美術:ユ・ヨンジョン (赤い青年団)武術:チュ・ヨンミン出演パク・ソンウン → ジェントルマンパク・ソノ → トンジュ(dir_king) チェ・ドンジュキム・ヒジョン → スジン トンジュのガールフレンドキム・ギュナ → チュナ(junha_say) トンジュの友だちチョ・ジョンウォン → ミニョク(nerozerg) トンジュの友だちソ・ジノン → チュウォン(sinmoney2) トンジュの友だちキム・ジュウォン → ドラゴンチウン → トンミ トンジュの姉ユ・スヘ → チヒチュ・ヒョンスン → ワンルーム男ユン・フェジ → スヨンキム・ギホン → 入金男 ID"ウズラ"シン・ジヨン → コールガール特別出演ソン・ホボム → モグラ※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。4月に観た映画1日 ドレミファソラシド(2008年)5日 ラブリセット30日後、離婚します(2023年)6日 江南ゾンビ 処刑剣 14BLADES(2010年)8日 天命の城(2017年)10日 ルパン三世 カリオストロの城(1986年) 私の頭の中の消しゴム(2004年)13日 もしかしたら私たちは別れたかもしれない(2023年)15日 REC【レック】(2000年)17日 天空の城ラピュタ(1986年)20日 配信犯罪 アイアン・スカイ(2012年)21日 ゾルタン★星人(2000年)22日 貴公子(2023年)24日 仄暗い水の底から(2002年) 鮫肌男と桃尻女(1999年)25日 俺たちは天使じゃない(1989年)27日 龍三と七人の子分たち(2015年) 火車 HELPLESS(2012年)

    韓国映画 配信犯罪 (2023年)
  5. O’S BOOKS映画 トーキー 126分 カラー 1991年8月30日 イギリス 封切 平成三年(1991年)十二月二十一日 日本封切 製作国 イギリス 製作言語 英語 製作会社 アラーツ=シネア=カメラ・ワン=      ペンタ 原作  ウィリアム・シェイクスピア     (『テンペスト(『あらし』)) 製作  キース・カサンダー 製作総指揮 キース・カサンダー       デニス・ウィグマン 脚色  ピーター・グリーナウェイ 音楽  マイケル・ナイマン 撮影  サッシャ・ヴィエルニ 衣装  ワダエミ  出演 プロスペロー ジョン・ギールグッド ミランダ   イザベル・パスコ ファアディナント マーク・ライランス アントーニオ   トム・ベル エイドリアン   ジェラルド・トーレン セバスチャン   ケネス・クラナム セレス      ウテ・レンパ― アロンゾ―    ミシェル・ブラン エアリアル    オルフェオ キャリバン    マイケル・クラーク ゴンザーロー   エルランド・ヨセフソン 監督 ピーター・グリーナウェイ ◎ 鑑賞日時場所 令和六年(2024年)四月二十一日 十時 シネ・ヌ―ヴォ 無修正版 ◎ プロスペローは絶海の孤島で愛娘ミランダや妖精達と暮らしている。魔法の杖と本により様々な術を用いることがプロスペローの身に成り立っていた。 十二年前アントニオはミラノ大公であった兄プロスペローを追放しその地位を強奪した。 孤島に娘ミランダと暮らすプロスペローは魔法の杖を得て嵐を起こしてアントニオ・ナポリ王アロンゾらを島に入れた。アロンソの息子ファアディナントは嵐で島に流され、父と別れた。 人間ではない怪物キャリバンはミランダの身体を奪おうとしたことをプロスペローに叱責され薪運び等の仕事で酷使されている。 妖精アリエル(エアリアル)はプロスペロに仕え様々な魔術を使い島に流離う人間達や怪物を驚かせる。 父アロンゾと死別したと思い込んだ息子ファアディナントはアリエルの魔術に導かれミランダと出会い恋に落ちる。 アントニオはアロンゾの弟セバスチャンを唆しアロンゾ暗殺を狙い、ステファノ・トリンキュロと組んだキャリバンは打倒プロスペローを企てるがいずれもアリエルの働きで阻まれる。 プロスペローはアロンゾ・セバスチャン・アントニオらを呼び寄せ、アントニオ・セバスチャンにはこれまでの罪を許し、ファアディナントと愛娘ミランダの恋を祝福する。 罪を犯した者達を許したプロスペローは魔法の本と杖を捨てる。彼は三十五の戯曲を書いていたが戯曲全集には十六頁の余白が残っていた。 魔法を捨てたプロスペローは観客に、島から出てミラノに帰還させて頂きたいと頼んだ。  ◎ジョン・ギールグッド 命の芸◎  William Shakespeare ウィリアム・シェイクスピア 1564年イングランドストラトフォオド・アポン・エイボンにジョン・シェイクスピア&メアリイ・アアデンの息子として誕生した。同年4月26日に洗礼を受ける。 グラマアスクウルを経て、俳優として舞台に立ち、後に多くの戯曲・詩を執筆する。 1616年4月23日死去。 1564年4月23日に誕生したという説もあり、52歳の誕生日に亡くなったとも言われている。 ウィリアム・シェイクスピが戯曲『嵐』を執筆したのは1611年頃と想定されている。1611年11月1日イギリス宮廷で初演されたと言われている。  ジョン・ギールグッド Arthur John Gielgud 1904年4月14日 イギリスロンドン生まれ。 2000年5月21日死去。96歳。ウィリアム・シェイクスピア劇を演じた名優である。80歳を越えても『テンペスト』を上演しプロスペローを勤めていたという。わたくしは残念ながらジョン・ギールグッドの舞台公演を見れなかった。 1980年11月22日(土曜日)20時NHK総合放送『ロミオとジュリエット』(製作BBC イギリス放送1978年12月3日 監督アルビン・ラコフ)日本語吹替版で序詞役を演じたジョン・ギールグッドを見た。吹替声優は三津田健であった。 これが自分にとってウィリアム・シェイクスピア戯曲との出会いになった。同年1978年12月21日NHK教育テレビ放送『ロミオとジュリエット』字幕スーパー版を視聴した。 ジョン・ギールグッドの音楽のような台詞に心身を挙げて感動した。以後ジョン・ギールグッドの映画が再上映される機会をチェックして見に行った。 ジョン・ギールグッドがプロスペローを舞台で生きている。 ピーター・グリーナウェイはギールグッドの至芸を映像で残したいと望み、『プロスペロ―の本』を製作し撮影した。  イザベル・パスコ Isabelle Pasco 1966年4月25日フランス生まれ。25歳でミランダを演じた。無垢で綺麗なミランダを鮮やかに明かした。 ピーター・グリナウェイPeter Greenawayは1942年4月5日にイギリスに誕生した。 49歳でウィリアム・シェイクスピアの戯曲『テンペスト』を脚色した映画『プロスペローの本』を発表した。 刺激的・魔術的な映像が一気に流れる。グリーナウェイの魔法の世界に観客は驚嘆する。吃驚仰天する映像表現に瞠目した。 マイケル・クラークは裸に近い衣裳で登場し踊りながらキャリバンを豪快に演じ野獣の魅力を表している。 グリーナウェイは魔術的映像で『テンペスト』の言葉を映像にする。 ステファノ―とトリンキュローと組んだキャリバンは、プロスペロ―を殺せば美しいミランダを奪って犯せますよと持ち掛ける。 ギールグッドが咽喉笛を斬られ流血し、イザベル・パスコが上半身裸で強姦されそうになるカットが映る。 こうしたタブー的ショットに挑むところがグリーナウェイの魔術的演出なのだろう。 当時25歳のイザベルの上半身ヌードを見たことに男性観客の自分の欲望は刺激されるが、ミランダのイメージを思うと辛いという想いもあるのだ。男の幻想と言われようが清純な花を尊びたいという心を戯曲から覚えた。 しかし、そんなことをグリーナウェイがわかっていない筈はないのであって、言葉から得たイメージを次々と魔術的ショットで映し出す。観客を仰天させる。 妖精達の俳優達が裸や下着姿で踊る。 ギールグッドが厳かな芸でプロスペローの魔術をスクリーンに映し出す。妖精達の仮面劇が催されてファアディナントが驚く。 背後の幕が締まり、プロスペローは語る。   大きな地球さえもが、   そこに住む凡てのものと   ともに消え去って、   今の幻影の群と少しも変わらずに、   後に何も残さない時が来るのだ。   我々は夢と同じ材料で出来ていて、   我々の生涯は眠りで囲まれている。  (吉田健一訳 『シェイクスピア』232ー233頁) 命の一回性は生物に示されるだけでなく地球においても決まっているだろうというプロスペロ―の台詞が語られる。 無常の命を生きる。ジョン・ギールグッドの台詞のリズムは深重の音楽となって観客の心に響く。観客一人一人も自己の命の一回性を教えられる。 2000年5月21日ジョン・ギールグッドが亡くなった時、イギリスだったと思うが外国のニュースでこのシーンが放映された。 魔術を用いて妖精達に不思議な現象を起こさせる。 若い男女の出会いの縁を結び、生じた恋を祝福する。 自身を苦しめ地位を奪った弟とその仲間を懲らしめた後に許す。 魔法の杖と本を捨てて命の一回性を受け入れ無常を確かめる。 プロスペローはウィリアム・シェイクスピアその人ではないかと言われている。 グリーナウェイは35の戯曲を記し16頁の空白を残した魔法の本を捨てるプロスペローを映す。 作者ウィリアム・シェイクスピアと主人公プロスペローがフィルムにおいて照らし合う。 日本封切時に劇場鑑賞できずレンタルビデオ視聴をして刺激を受けた。長く銀幕鑑賞したいと夢見ていた。2024年4月21日、長年の希望が叶った。 魔法を捨ててただひとたびの命を確かめミラノへの帰還を観客に乞うプロスペローに全身で震えた。  ウィリアム・シェイクスピアの筆と紙に書かれたプロスペローが、ジョン・ギールグッドを待っていたのではないか? この問いを覚えた。 私的な事ではあるが、BBCウィリアム・シェイクスピア全集『ロミオとジュリエット』の序詞役、『リチャード二世』のジョン・オブ・ゴーント、『オーソン・ウェルズのフォルスタッフ』のヘンリー四世、『オリエント急行殺人事件』のエドワード・べドウズ、ラジオドラマ『リア王』のリアの声、『アル・パチーノ リチャードを探して』の証言、1996年版『ハムレット』のプライアム、1995年6月10日放送NHK『世界・我が心の旅』「イギリス シェイクスピアから近松へ」における三代目中村鴈治郎後の坂田藤十郎への励ましと言っった本作前後のギールグッド映像の全てが、プロスペローに包まれているようにも感じられた。 ラストは少年妖精エアリアルが駆けて行く。 ジョン・ギールグッドの年輪の至芸は、プロスペローの命をフィルムに燃やした。その炎は永遠である。                   合掌

    プロスペローの本
  6. こんにちは。ブログが更新されない日が続いている時はたいてい帰省しています。1週間ぶりでしょうか。昨日無事に帰ってきました。帰省中は実家で両親の鎹になったりプチ断捨離をしたり妹と今後のことを話しつつ少しだけ姪っ子たちにも会いました。その姪っ子たちと楽しんだのがスクラッチアートシート、というもの。近所のダイソーで目につき購入。両親のボケ防止用にと思ったのですが親がやるより前に私がはまりました!(笑)付属の棒で黒い部分を削り落とすと下から色が出てきます色は既についているけれどどこまで削るかや削り方はそれぞれのやり方で。遊びに来た姪っ子たちも「1枚やっていい?」と興味津々その模様をタイムラプスで撮ったけどブログでは写真のみでの紹介です。この日は時間がなくて途中まででおしまい100円で4枚シートが入っています。これで3日は楽しめる!お得感満載の100均グッズでした(結局、両親はあまり興味を持ってくれなかった~面白いのにね~)これはいつかのカフェ巡りの一コマ秩父宮の近くのカフェにてスワンのマキアートが素敵でした。では今日はこの辺で。またお会いしましょう

    100均で買った「スクラッチアートシート」
  7. ション・スタジオの新作「ウィッシュ」がいよいよディズニープラスにて配信開始となりました。米の不発に比べて予想外の日本では大ヒットとなった今作。皆さんはご覧になられたでしょうか。今回はここで改めて、この作品の語りを再アップさせて頂きたいと思います。そして可能であれば鑑賞された皆さんの感想もぜひコメント等で教えて頂ければ幸いです。バレが気になる方はこれ以降はご注意下さい!(※公開中の作品ですがネタバレありです。ご了承下さいませ。)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーウィッシュ(原題:Wish)2023年監督クリス・バックファウン・ヴィーラスンソーンデータウォルトディズニーアニメーションスタジオ62作目の長編アニメーション。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念作品。監督は「ターザン」や「アナと雪の女王」シリーズを手掛けた重鎮クリス・バック。そして今回が初監督作品となるタイ出身のファウン・ヴィーラスンソーン。脚本は今回がディズニー長編作品ほぼ初参加であるアリソン・ムーアと現スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジェニファー・リー。音楽はこれまで実に様々なディズニー名作映画達の音を支えてきたデビッド・メッツガー。オリジナル楽曲は「シュガー・ラッシュ:オンライン」のエンドソング等も担当しているディズニー作品を手掛けたシンガーソングライターのジュリア・マイケルズが担当しています。原作のないディズニーによる完全オリジナルストーリー。ですがディズニー100周年記念の作品というのが着想のはじめから有り、これまでのディズニーの作品達を全て机上に上げそれらを踏襲するような形で制作されました。イベリア半島・ロサス王国を舞台にアーシャという17歳の少女が人々の願いを守るため強大な敵と戦う姿を描いたファンタジーアドベンチャー。主人公のアーシャ役には「ウエスト・サイド・ストーリー」でも話題となったアリアナ・デボーズ。日本語版には元乃木坂46の生田絵梨花さん。ヴィランとなるマグニフィコ王を「スター・トレック」シリーズ等で知られるクリス・パインが演じています。日本語版は福山雅治さん。アーシャの相棒バレンティノ役には【ディズニーのお守り】と言われている名優アラン・テュディック。日本語版はこちらも【ジャパンディズニーのお守り】と言える存在の山寺宏一さんが出演。マグニフィコの妻アマヤ王妃役は様々なテレビドラマで活躍するアンジェリーク・カブラル。日本語版は女優の檀れいさん。アーシャの友人の一人サイモン役には「アメリカン・ホラー・ストーリー」のスター、エヴァン・ピーターズ。日本語版は落合福嗣さん。ディズニー100周年の目玉として米国では11月より公開されましたが、その興行収入と批判家の評価は芳しくなかったようです。ただ、観客の満足度はそれに反して高い数字を獲得しています。又、日本では他国と比べ興行収入でも好調を記録。ランキング1位も獲得し、ヒット作となりました。評価としては少々否の多い賛否両論といったところですが、SNSを中心にヴィランのマグニフィコ人気が爆発。現在も静かなブームを巻き起こしています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあらすじ強力な魔法使いマグニフィコが治めるイベリア半島沖合の平和な国・ロサス王国。どんな人でも受け入れるこの王国では、人々の願いを18歳になると王に差し出すという決まりがあった。願いを差し出した者はその記憶を失い、そしてその願いは王の厳正なる判断とその魔法の力によって月に一度、一人だけ叶えられる。この法律と王の魔力により人々は願いに心を囚われることなく健やかに幸せに暮らす事ができる…とロサスの民は皆信じていた。しかし、民の一人であるアーシャという17歳の少女はとある事がきっかけその法律と、王マグニフィコの闇に気付いてしまう。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー感想ディズニーがこれまでの歴史で何度も向き合ってきた【願い】というテーマと改めて向き合った、100周年のお祝いに相応しい意欲作。ただ、良くも悪くもお祭りの記念碑のような作品に落ち着いてしまっている感じは否めないです。あくまでもクリエイター達の今やりたい事や得意な事よりも「ディズニー100周年記念作品」を何よりも前提とした、100周年の為だけに作った、そういう作品。全体的にイメージよりもニッチな世界観と作風になっていて、ディズニースタジオの最新作というよりは長年のディズニーのファンがこれまでのスタジオの功績にリスペクトをこめて作った二次創作というか…そんな印象を受けますね。良いところや素敵なところもいっぱいあるんですが、ディズニーの一本の長編作品として観ると、あと一歩物足りないというのが正直なところです。詳しくは↓以下↓で〜。※アニメーションと音楽まずはこれまでディズニーが培ってきた手描きの味わいと最新のCG技術を融合させたそのアニメーションの独特な質感は素晴らしいです。パンフレットを読みましたが、やはり「紙ひこうき」の技術を進化させたものでしたね。セルルック等とはまた違う次元の、新たな映像世界でした。今回新たな試みとしてただの手描き風ではなくディズニー往年の水彩画の雰囲気を表現しようという試みがが行われていて、特に背景画などは非常にノスタルジーを感じさせるような特徴的な作画になっています。ただ、肝心のキャラクター作画に関しては描き込みが足りない&ムラがある気はしてしまいました。全体的に簡素で動きに滑らかさや重量感も足りません。これは申し訳ないですが、アニメーター達の現在のレベルが格段に落ちているのを顕著に表していると率直に思いましたね。音楽に関しては作画と違いあまり古典にとらわれる事なく現代のセンスと感覚でガンガン攻めるジュリア・マイケルズの楽曲が最高でしたね。この作品で一番良かったトピックはと言われたら即答で音楽と答えますね。それくらい良かったです。そしてもっと言うと、脚本や構成の足りない部分をかなり音楽に助けられてると思います。ミュージカルシーン自体に関しては曲によってだいぶクオリティに差があったかなと言うのが正直なところですかね。「Knowing What I Know Now」や「I'm A Star」辺りはとても良かったと思います。※メモリアル作品として一つ言えることは、これが間違いなくディズニーの作品にこれまで触れ合い大切な物を受け取ってきたディズニーファンによるディズニーファンの為の映画であるということ。これは間違いないです。【ディズニーの作品に大切な何かを感じている人】の深層心理をくすぐり、寄り添うようなテーマと内容になっています。ただ「願いは自分で行動しないと〜…」みたいな表面的なパブリックテーマではなくて、ディズニーのこれまでのキャラクター達が「願い」とどう向き合ってきたか。そもそも、ディズニーがこれまでずっと向き合ってきた「願い」とは何なのか。その部分とはじめて正面から向き合った映画だと思います。ピノキオの記事でも書きましたがディズニーはこれまで【星に願うだけで夢が叶う】なんて映画は1度も作っていません。ディズニーのこれまでのキャラクター達の行動や活躍を知っている人、ディズニーがこれまでどういう作品を作り続けてきたのかを理解してる人だけにスッと染み入るような作り方がされているのは見事だなと思いました。逆に言うと【ディズニーの映画に大した興味を持っていない人】にとっては間違いなく「ふーん。」で終わっちゃう作品だと思いますね。それとオマージュに関しては確かにこれでもか!と隠されています。ただ正直「…で?だから?」て物が多いんですよね。ただオマージュを入れました!それだけなんです。「魔法にかけられて」や「ロジャー・ラビット」とは違ってそのオマージュに意味はまったくないんですよね。それがちょっと残念でした。あとまぁネタバレ謳ってるんで書いちゃいますけど、オマージュと言うよりこれはマルチバースを狙ってるの?と思うような部分も多々見られます。具体的に言っちゃうとアーシャ=フェアリー・ゴッド・マザー説とマグニフィコ=白雪姫の魔法の鏡説です。一回見たら一目瞭然な程わかりやすく強調してます。これはまぁ賛否両論だと思いますがウィッシュは「一番最初のおとぎ話」というコンセプトがあるので個人的には有りですね。ただまぁ何よりも良かったのは間違いなくエンドロールです。これは皮肉じゃなくて。個人的にはこのエンドロールはオマージュではなく「ウィッシュ」という作品の一部だと受け取ってます。このエンドロールまで見てはじめてこの映画が伝えたかった事がわかる、そういう仕組みになってます。これは本当に素晴らしいと思いました。※核心についてこない脚本前述の通りディズニーの根底と言える「願い」という壮大なテーマとその展開もファンの心を大いにくすぐるんですが、細部のディティールや細かなフォローが足りないんですよね。あと一歩踏み込んでくれたら…あと少しここを描いてくれたら……ていう、そういう部分がとても多かったです。具体的に言うとやはり各キャラクターの心情変化です。アマヤ王妃や七人の仲間たちを筆頭に国の民達の葛藤や心情描写が圧倒的に足りません。マグニフィコの深掘りが…とよく言われていますが、個人的にはそこはあんまり問題じゃなくて。最後の決戦の時のミュージカルシーン。最高に素晴らしい出来で何回見ても泣くんですけど、普通に見たらやはりあそこでの皆の改心が唐突すぎるんです。折角良いシーンなのにそこまでの脚本がお粗末な事でこのシーンが霞んじゃうんですよ。これは本当にもったいなかったです。これを【想像の余地を残している】と前見向きに捉える方もいますが、個人的にはハッキリと【大味すぎる演出と展開】と捉えてしまいました。というのも、過去の作品達のように感覚で捉えさせる映画を目指したのかもしれませんが、それにしてはこの作品は言葉で説明し過ぎなんですよね。なのに、言葉で説明しまくっているのに、余り観ている人に入ってこない。正直どっちつかずな粗い脚本であるというのはどう擁護しても否めないです。本当にディズニーの根幹を担うテーマを扱っているだけに、もう少し繊細に物語を語って欲しかったですね。折角凄く核心をついたテーマなのに、制作側の伝えたい事が半分くらいしか観た人に伝わってない感じなんですよね。願いとは何なのか。その核心に辿り着きそうでたどり着いてない感じが歯がゆかったです。あとギャグシーン・コメディシーンも正直物足りないです。この辺も往年の名作定番ギャグを意識しすぎて、少々空回りしてる感じがしちゃいましたね。最近の作品にあったギャグの歯切れの良さがあまり見られません。ていうかぶっちゃけほとんど滑ってます。ここにも脚本の悪さが出ちゃってますね。「アナ雪2」で世界中を笑い転げさせた、同じ人の脚本だとは到底思えません。実際に今作はジェニファー・リーが脚本を担当しましたが途中でアリソン・ムーアを雇って脚本を引き継がせたという経緯があります。個人的には正直このギャグのキレのなさがこの作品で一番残念だったかもしれないです。※キャラクター描写の希薄さこれも本当にディズニーらしからぬ薄さでしたね。スターとマグニフィコに全振りしちゃったのか他のキャラクターのバックボーンが本当に薄いです。そしてそのスターも正直それほど特筆すべきものは…。いや可愛いんですけどね。これまでのディズニーならもう1個性乗せてくるかなぁ、、と思っちゃいました。バレンティノの蛇足感は言わずもがななんですが、個人的に気になったのはサバじいちゃんとお母さん、そしつてアマヤ王妃。七人の仲間とかはあんなもんでも良いのでこの三人だけでももっと魅了的に厚く描けていたら、ガラッと物語の深みが増したと思うだけに、残念でした。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまとめいやね。良かったんですよ。本当に。本当に良かったんです。まがいなりにもディズニー映画ファンですから。毎日何かしらのディズニー映画観てますからね。そりゃ大いに心を揺さぶられたし、泣きましたよ。ただ、全てにおいてあと一歩が足りない感がとても強かったです。とにかくこれまでの不振を吹き飛ばす快作を期待しすぎてたんですよね。そしたらかなりミニマムな、愛のたっぷり詰まったファン映画が出てきちゃったって感じで…。この100年の記念作品だからこそ、これまで培ってきた物を全て詰め込んだような、誰もが唸るような圧倒的傑作を期待していたのでやっぱり個人的にはちょっと複雑な気持ちでした。あとはやっぱり100周年の為に頑張って作りました!感が出すぎてたかな…。ディズニー映画にあまり興味がない人にとっては、おそらく凡作といった評価になってしまうのは間違いないと思います。ただね。迷ってるディズニーファンの人には是非一度ご鑑賞頂きたいです。やっぱりこの映画はディズニーファンへのディズニーからのメッセージだしご褒美なんですよ。だからこそディズニー好きな人には受け止めてほしい。そんな一本なんです。作品的には正直難の方が多いかもしれませんが、自分は劇場でこれを観て、本当に良かったし、本当に嬉しかったんです。充分素晴らしい作品でしたよ。そして、この100周年の記念として、こんなにもファンへの愛と往年の名作達への敬意に溢れたダイレクトな記念碑作品を届けてくれた制作陣に、やっぱり心から感謝です。このタイミングでこの題材をテーマに1本の作品をしっかり作り切ることができた事実は、今後のディズニーにとっては間違いなく大きな一步だったと信じています。「ウィッシュ」は現在ディズニープラスで配信中です! はい。というわけで!今回はこの辺で。いつもこんな駄文にお付き合い頂き本当にありがとうございます。感謝です!では、また次回!しーゆーねくすとたぁーいむ。にほんブログ村

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    ディズニー映画語り ウィッシュ
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  9. 年公開の アメリカ映画になります皆様よくご存知の、 マーベルコミック 原作の、実写映画化作品であります私個人、あまりこの手の作品を観ていないのですが、「X-MENシリーズ」や「スパイダーマン」「アベンジャーズ シリーズ」、最近公開された「ドクター ストレンジ」等が、マーベル物になるようですね 「スーパーマン」や、「バットマン」 は、DCコミック だそうであります今回ちょっと「冒険」してみよう!と思い、手を出したのがこの 「デッドプール」 になりました「X-MEN」や、「アベンジャーズ」 は、シリーズで、ちとキツイな~と、、、で、今作をチョイスしたのは、正解!でありましたとにかく、他の作品との繋がりを気にせず、単体として楽しめる作品だったからですもう、オープニングから飛ばしまくっておりまして、アクション真っ最中の、ワンシーンをスローで、ぐるりぐるりと舐めるように見せながらの、オープニングクレジットでありますが、このクレジット、ただのジョークでありまして、まず、「おバカ映画の始まりです」、と出てきます 「共演 ホットな女」、「CGキャラクター」、「監督 ギャラ高すぎの役立たず」というクレジットの紹介が終わり本編が始まりますこの時点で、ある程度の「覚悟」が出来る仕組みになっています ある意味、上手いのですな  ここからは、かなりよく喋る主人公 (観ているこちら側に話しかけてきます)のアクションとアメリカンジョークの嵐が襲って来ます かなりの悪態と、下ネタ、そして大量の人間が、銃で撃たれるは、日本刀のような刀での人斬りシーンが多数登場して、楽しませて(?)くれますただ、この主人公、自分でも言っていますが、ヒーローという訳ではなく、自分自身だけの為に戦っているだけで、元を正せば、自分のせいなんですが、「世界の平和の為に、悪と戦う」 なんて事は、これっぽっちも頭に無く、自分の目的の為に、大量殺人や、公共物の破壊を繰り返すという、ある意味、いさぎの良い奴なのですそれに乗れるか、乗れないか、で大きく評価が分かれると思うのですが、そんな事すら考えていない、確信犯の映画になっております  しかし、それなりに、このジャンルが苦手な方でも楽しめる作品に仕上がっておりますが、付き合い初めのカップルには不向きかも、、、ですなあと、劇中 WHAM について振っているにも関わらず、エンディング曲が ジョージ・マイケルのソロ曲って!アンドリューの立場は、、、エンドクレジットは最後まで観る方がお勧めでございまするという事で、ちゃんとした、おバカ映画を観たい方は、ご覧になってみて下さいませでは、また次回ですよ~! 『「キャプテン・マーベル」映画 の巻』クリー帝国の精鋭部隊“スターフォース”の女性ソルジャー、ヴァース(キャプテン・マーベル)は、失った記憶のフラッシュバックに悩まされていた。 彼女の失われた記…ameblo.jp.iineEntryCnt {display:none;}『「ヴェノム」映画 の巻』正義感溢れるジャーナリストの エディ・ブロックは、危険な人体実験が行われているという“ライフ財団”への執拗な取材がアダとなり、仕事も恋人も失ってしまう。 そ…ameblo.jp.iineEntryCnt {display:none;}エンドクレジットの前半ですが、こちらも下ネタが、多ござんすデッドプール [Blu-ray]Amazon(アマゾン)1〜2,316円

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    デッドプール
  10. 。若くしてその才能評価され、舞台、ドラマ、映画とジャンルを問わず脚本、演出をどちらもこなし、ドラマ脚本では市川森一賞、戯曲では岸田國士戯曲賞などを受賞しているマルチな才人です。連ドラでは25歳の若さで、日本テレビのG帯に「俺のスカート、どこ行った?」という奇抜な学園ドラマを書き、女装家の教師という設定に驚かされました。2話で離脱しましたが…。続いて2021年にはNHKで「きれいのくに」という、これまた奇抜なドラマの脚本を書き、こちらも驚かされましたが、途中で離脱しました。過去2度そうだったので、このドラマは最後まで見てみようかと思っているのですが…TBS 火曜25時28分「滅相も無い」第1話脚本、演出…加藤拓也これまで2作と同様に、のっけから奇抜な設定にまたも驚かされました。日本中の方々に巨大な7つの穴が現れ、そこに入った者は出てこられないということらしく、そんな中、穴を神と崇め、その中に救済があると説く小澤(堤真一)という男が現れます。その言葉を信じ、穴に入ることを望む8人の信者が集まります。穴に入る前に、なぜ穴に入りたいか、救済を求めるに至った自分史を語るのがルールのようです。初回は「怒れない男」川端(中川大志)なぜ怒れないのか、その悩みを抱くに至ったかを語っていき、それが再現されます。この再現がとりわけ独特で、広いスタジオ内で演劇形式で表現されるのです。少年時代も川端を演じる中川大志が演じるし、登場人物は皆、決まった何人かがすべて演じます。簡易なセットがその都度セッティングされ見せていきます。ドラマ、映画、演劇すべてに通じている加藤拓也なればこその大胆にして柔軟な発想から出た演出で、これにはへ~っと驚きました。中川大志は近年、めざましく進化している人で、怒れない川端がついに遅刻常習のカノジョにキレるシーンの迫力にはひきこまれました。小澤がなぜ川端は怒れなくなったかは、あまり怒ることのない私めにもあてはまるところがあり、狭い自分史でありながら普遍的な人間の本質をも描く意図を感じました。なかなか手ごわい作品になりそうです。深夜ドラマにしては豪華な面々があとには控えています。どんな自分史を語るか楽しみです。今回の評価は…7

  11. 回はフィリピンの短ホラーを鑑賞しました【Marian】いつかこの家を出て二人でよい暮らしをしよう優しいママと話をしながら眠りにつくマリアン事情がある?ママの実家で暮らしているようでが、階下から叔母が呼ぶ声でふと目を覚ますとさっきまで隣にいたはずのママの姿は消え去りベッドにはマリアンが描いた一枚の絵が。。。描かれているのは、マリアン、お墓、黒い人影(幸せな時間は夢か現か?)(今の状況を描いてる?)「早く降りてきて手伝いなさい!」呼び続ける叔母の声に怯えるマリアンだけれどどこからか現れたママに優しく抱きしめられて静かにと言い含めタンスを物色するママを前に戸惑うマリアンは花瓶を落としてしまい。。。その音に気づいた叔母が二階にあがってくる!ママとマリアンはベッドの下に急いで身を隠し(やり過ごせるのか?)呼んでも来ない事や花瓶を割ったのに激怒して部屋に入ってきた叔母はマリアンを探しまわり怯えるマリアンはベッドの下で息を殺し。。。しかし何故か隣にいたはずのママの姿がない?と、すぐに叔母はマリアンを見つけ捕まえると「このクソガキ!命令が聞けないの!」そう言うと棒でマリアンを何度も何度も叩いて(やめてと許しを請うも容赦なく)と、ママを呼び助けを求めたマリアンに叔母は「ママはもう死んだんだよ!」そうマリアンは事実を受け入れられずにいたがどうやらママは一年前に亡くなっているようでそれも叔母とママの関係はあまり良くないうえ身寄りのないマリアンを預かる事も不満らしく叔母としても戸惑い葛藤もあり苦しんでいる?(叔母も叔母なりに何かあるのか?)それにしても普通ではない叔母の暴行は続いて割れた花瓶の欠片でマリアンの腕を傷つける!あの絵に描かれてたのはママのお墓とマリアンそして薄気味悪い黒い人影は叔母だったのか?叔母が去った部屋で座り込んでいるマリアンはふとベッドの下の暗闇で蠢く"何か"に気がつく暗闇からズルズル這い出してきたそれは。。。(うあ!ヤバいヤバい!)(マリアンににじり寄って)が、マリアンはそれを前にして驚く様子はなくむしろ知ってる?もしかしてママ?それとも?すると怪異が差し出した手をマリアンは掴んで場面は変わり一階へそこには酒とドラッグで朦朧とする叔母の姿が「叔母さん」と呼ぶマリアンの声に起きた叔母と、次の瞬間!怪異が叔母を襲うと爪で刻む!(倒れた叔母に爪を振り下ろし)(その背中を引き裂いて。。。)怪異が何度も何度も叔母の背中を爪で引き裂き背中が血で染まり叔母はすぐに動かなくなるが怒りが収まらない?怪異は両手の拳を握りしめ叔母の後頭部を何度も繰り返し殴打殴打殴打!肉が裂けて頭が割れて血と脳ミソがむき出しにそれでも殴り続けている怪異の姿と重なるのは棒を手にして叔母を殴り続けるマリアンの姿!(狂ったように叔母を殴る怪異)(それはマリアンを投影した姿?)叔母が動かなくなったのに気づいたマリアンは床に落ちて割れた写真立てから写真を手にするそこには笑顔のママとマリアンと。。。叔母が写真の叔母の部分を引き裂き捨てたマリアンは全身に返り血を浴びたまま写真を握り家を出る「いつか二人でこの家を出る」その言葉の通り?マリアンの後ろをひたひたと(影のように付き従う怪異。。。)画面は暗転。。。エンドロールへママを亡くした事を受け入れられない幼い少女酒とドラッグに溺れる叔母の暴力に苦しめられそんな娘の悲痛な叫びに怪異と化したママが!と、単純に考えればそんな話にも見えましたがよくよく考えるといろんな解釈ができますよねママの死因は?タンスを漁り何を探していた?叔母が酒とドラッグに溺れたのは以前からか?あの絵に描かれた黒い人影はママ?少女自身?もしかしたら少女には秘めた暴力性などがありママも叔母もそれを恐れ家に閉じ込めていた?なんて考察するのも面白いですよね!(^▽^;)もちろんストーリー的な面白さもありましたが映像全体に漂う不気味でじっとりとした空気感容赦のない叔母の暴力と、叔母への激しい制裁異形と呼ぶに相応しい怪異のビジュアル。。。低予算なのかもしれませんがなかなかの見栄え15分ほどの作品ですが魅せてくれましたよ!多少の物足りなさや隙はある作品ではあるけどオススメなので気になった方はYouTubeでぜひ今回も下にリンクを貼っておきますね(*^^)vちなみに字幕をオンにして自動翻訳を使えば片言ですが日本語の字幕ありで鑑賞できますよMarian - Filipino Horror Asian Short Film // Viddsee.comThere's a haunting in the house. However, things are not what they seem. Marian soon finds out that the haunting inside the house is much more familiar than ...www.youtube.com

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    「Marian - Filipino Horror Short Film」。。。
  12. 【婚活1000本ノック】福田麻貴(3時のヒロイン)× 八木 勇征
  13. BARUK HABA BASHEM YAHUAH🤲🏻SHALOM🤲🏻健忘症、バカ、アホの三拍子揃った50歳のBBAですどうぞ皆様よろしくお願いいたしますそういえばなのですが、、、これがまたスパムばっかりがフォローしてくるので片っ端からXに報告してブロックしてるのですがそうじゃなければフォロワー100以上になっており傘増ししておく=偽の箔をつけるには「もってこい」なのですが(笑)こう見えて、昔っからTwitter時代からを知ってる人なので!そんなまやかし=見え張りは一切やりませんで〜Ruach ha Qodeshの許可もあり、ちょっとばかしXの方の宣伝もしておこうと思いますたブログに書き込むのは、ここここ、これでも大変でして画像を作ったり、写真を起こしてきたり...時間の🈚️時に書き込んだり情報をあれこれ調べてきたり...かなりのめんどぐさがり屋ですから、こ、こ、これでも(それをアバにお尻に鞭打たれながらやってるw冗談です)パッと書きたくても難しい時がありますゆえ、3年以上離れたX旧Twitterに!また!新しく垢を起こしたのには、意味があります。SNSで現状流れてる情報の精査と、Predictive Programmingちぇっっく🔍偽預言者の動向や、エセクリスチャンの喚きその他、まむしのすえどもの監視👮🏻パトロール🚔ASAPソッコーで伝えたいことや自分の独り言や、日常なども呟いております捨て垢ではフォローしないで下さいねソッコーでブロックするので我が名=ヤフアをヤフーシャを通して呼んでいるかいヤフアをヤフーシャをメシアと信じて信仰しているからこそこうなるのだとわかっってないとあきまへんナツァリムについては書いてきておりますが、サクッと説明するとそもそもヤフーシャの直伝の教えを受け継いだ『認定=お墨付きの』使徒たちがナザレンナツァリムと呼ばれていた事から起因してます。「出会い」の意味がわからないんじゃOWATだぞ逆にわたしを''異端だ''と先にブロックしておくのも手ですが(その前からやられてたので存じ上げておりますゆえ)そこな!「肉から生まれ変わってない弱さ」とまだ「A面のイエスらに翻弄されている惑わしの中におる」ゆえちょうぜつわかりますが!我らナツァリムは『見張り番=見守る者=Guardian』でもありますゆえガーデンは「庭」。庭はエデンの園の庭から来てるゆえそこにあった・建てられた神の戒めを守り抜く者を指すと、理解できたなら大丈夫だおYEKEZQAL (AL STRENRTHENS)※Al=アル=神は「強固にされる信仰者ら・ナツァリムを」という意味6:しかし「見守る者」が。つるぎの臨むのを逃げは認めませんのでがしかし、ちゃあああんと「御言葉の中で」わたしは動いておりますゆえその!画面越しにっを持って🚨注意訓戒しますからね🫵🏻だから「仕事力が相変わらずだな〜」と霊的な成長の遅さ、早さは「ちゃあああんと」側から見て監視してますが(祈りも含め)育てるのはアバなので・・・でないと、そういう頑なな人たちは100パーこうなると教えているでしょう昨日もちらっと話しましたが、例えば河添恵子さんもこんな感じと言うことで、知識人たちも「そうなってる」でしょうね。発言力のある人たちは、とも言えるかな。簡単に操作できますから一般の目に触れるか・触れないかは。ーーーーーーーーーーーーーーーーーきゃつらは=悪魔崇拝者らグローバリストやDS、フリメ、イルミ、カバールetc呼び名は沢山あるが、要はいっ〜っしょ※これは「あくまでも参考」であって、半分は(細かいとこ)嘘だからね。だけども!「だいたいは当たってもいる」ところがヤバいので、知っておこう。GOD=悪魔をとりまく連中のこっちゃきゃつらは、いっぱんぴーぽー以上に「神の存在を意識している」からこそスピリチュアルやら、占い系や、自己啓発系や、瞑想だの、ヨガヒーリングだの、まことの神様ヤフア以外の’’宗教’’を!作り出したんだからね📣そして現在ではSそーしゃるNねっとわーくSしすてむ上でナツァリムたちが立ち上がってくるのをチェック監視しているのはわたくしめ百も承知ですむしろ、その為の''監視管理システム''ですから「目覚めた系爆睡マンら」なんかをきゃつらは相手にしてませんキッパリ最近では、YouTubeやわたしのスマホゲームまでもバグりだした(爆)情報操作やら、あれこれやってくるのは分かってたがもっと「目を、思考を欺くモノ」が出てくるぞ📣UFOとか絶対に信じなさんな99.99%殆どがCGだからね。独り言:いちお、10/1に注意。都会。アメリカ西。わたしも「世間に出なくては何も始まらない」と思ってやめてた酒も飲んで、いろんな人と福音伝道交流してきたけども!もうそろそろ「ほんきの断食」に入りたいところかな🐜よく「人を裁くな」とエセクリスチャンが我が物顔で言ってるけども彼らは意味を「まったく理解してない分かってない」からね😅憐れんでおきましょうヤシャヤフーね↑ヤフーシャね↑それで、最近(多分もう気づいて半年くらい経ってるけどw)気づいたんですけど、大好きだった作品の『ラビリンス』これはですね、非常にイリュージョンなお話なので、ダメっちゃあダメですが1974年うまれの私が当時劇場でゲキ惚れした作品でありますからしてちょっち、ご紹介しちゃいますUndergroundProvided to YouTube by Universal Music GroupUnderground · David BowieLabyrinth℗ 1986 Jones Music/Labyrinth Enterprises, under exclusive license to Capitol Re...youtu.beこの歌、めっちゃアバに対して歌ってるやん思って。今日はこれを聴いてパワーもらって書き上げました時間はどんどん過ぎてごめん、CEPHERは信用できないから、わざと持ち出して注意喚起としますがヤフアの元では1日は1000年のようで、1000年は1日ですからきりさん作ってください(ちらっ)「その時は」近づいてるぞ📣Vo玄田:死にたくなければわたしに着いてこい。わたしにいる神、ヤフアにヤフーシャを通して悔い改めてくるならば!皆が救われるのであります👼🏻You Versionもディスペンセーション教理であるからして、さっさと毒麦を吐き出して悔い改めましょう🌸バアルに頭を下げなかった七千人を忘れるな🌸Aduni Yahusha Mashiak be with your Ruach. Favor be with you all.✨🕊✨

    そういえば、おいらのついったー「あ、Xか」の宣伝と、陰謀論ではなく陰謀についてミリ説明
  14. 姿を描いた人生喜劇映画「あまろっく」予告編「あまろっく」2024年4月12日(金)兵庫県先行上映、4月19日(金)全国公開作品情報:https://natalie.mu/eiga/film/194911上映時間:119分(日本)配給:ハピネットファントム・スタジオ情報提供:ぴあ(c)2024 映画「あまろっく」製作委員会チャンネル登録はこちらからhttp...youtu.beこれは掘り出し物というか、なかなか良かったです!今年初めて、泣いちゃったな。まず、主要キャストが全員関西出身というこだわりが素晴らしい!全員アテガキかと思うほど、キャラクターも演技もピッタリはまっていて、まずそこで作品の世界に引き込まれます。●近松優子(江口のりこ)小学生のころから作文で表彰されるなど、真面目で何でもきちんとやらないと気が済まないタイプ。京都大学に進学し、東京の大手企業に就職してからも、プロジェクトで表彰されるなどエリートコースを邁進。しかし、常に全力で頑張る優子は、小さい頃から協調性がなく、自分に厳しいのと同じく他人にも厳しいため、いくら仕事ができてもチームの和を乱す嫌われ者であり、ある日いきなりリストラされてしまいます。実家に戻っても何もやる気になれず、ずっとニートのような毎日を過ごし、夜は幼なじみの鮎川太一(駿河太郎)がやっている駅前のおでん屋台で愚痴をこぼす日々。江口のりこさんは大好きな女優さん。標準語の演技をすることも多いですが、どこかしっくりこないんですよね。やっぱりバリバリの関西弁で「しばきあげるぞ!!」なんてキャラだと本当に落ち着きます。素敵!●父親の近松竜太郎を、優子の子供時代は松尾諭さんが成人してからは笑福亭鶴瓶さんが演じているのですが結構似てますよね!!全然違和感ありませんでした!中村ゆりさん演じるお母さんも、とても優しくて、そんなお父ちゃんのことが大好きなんです。ご近所さんと遊んでばかりなのになぜか憎めず、周囲から愛されている父、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が口グセの父は、リストラされて突然舞い戻ってきた優子を面白がって受け入れ、理由も聞きません。そんな父が突然、「結婚する」と宣言して連れてきたのは20歳の早希●市役所務めをする早希は、美人で明るくて働き者。子供の頃、父親が浮気して出て行ってしまい、働きづめの母を早くに亡くした早希は、いつも独りぼっちだったので、なによりも「家族団らん」に憧れていました。中条あやみさんが、本当に良かった!!関西出身ということも知らなかったのですが、美人で守られるキャラではなく、どんなに優子が悪態をついても、全然めげないし、屈託のない笑顔でグイグイ行動するんです。ひねくれたところ、媚びるところが全くなく、知らないことや、できないこと、間違ったことも素直に受け止める性格で、みんなに愛される早希。でも本当は、寂しい辛い幼少期を過ごしながら、いつも笑顔でいようと心に決め、独りで頑張って耐え抜いてきた、強い女性なんです。ある日、早希は優子にお見合い話を持ってきます。優子と同じ京都大学出身で、商社マンの南雲広樹(中林大樹)さん。当初は全く相手にせず、写真も目の前で破り捨ててしまった優子ですが、実際に会ってみると、物理学的な技術視点でもビジネスプランの組み立て方なども非常に話が合います。ニート生活中、そんな話題に触れることもなかった優子は、すっかり彼と打ち解け、結婚も意識するように。彼もまた凄く良いキャラでした。超エリートなのに、朴訥で正直。実は京大時代から優子のことを知っていたんです。ネタバレですけど、父の竜太郎は亡くなってしまいます。「もう家族でもなんでもないから、すぐに出て行って。若いんだから再婚すればいい」という優子に対して、早希は「絶対に出て行かない。竜太郎さんの残した町工場を守っていく」と言うんです。自分の人生のペースを乱された優子と、彼女と家族になりたい早希とでは、価値観が全く合わず、衝突してばかりなのですが、二人で喧嘩しながら生活していくうちに、優子は自分がどれだけ両親に愛されて育ってきたかに気付き、早希も笑顔に隠して頑張ってきた辛さを打ち明けられるようになっていきます。40歳の娘と20歳の母親。勉強と仕事ばかりだった優子は、精神的に大人になり切れていないところがあり、子供のころから苦労した早希の方が、大人だったのかもしれませんね。それが段々と入れ替わっていくようにみえる流れも秀逸だと思いました。ちょっと気になったのは、以下の三点。能天気で明るい父と、いつも優しい母のもとで育ったのに、優子はなぜそこまで人間嫌いでいつも不機嫌なのかがしっくりこない。そんなトラウマになるほどの事件もなかったようだし。早希の年齢設定が20歳はちょっと若すぎるのでは?中条さんをキャスティングするのであれば、25歳ぐらいでも良かったと思います。1年後の近松家の様子は微笑ましいラストでしたが、南雲広樹の身の振り方に関しては、もう少し何か伏線とかあった方が良かったかな。会社での様子とか。家族だから感じる「めんどくささ」。人情とか下町のおじちゃん&おばちゃん。といったベタな設定なんですが、関西弁の軽妙な会話が、ベタベタした重さを感じさせず、「おもろい」空気で包まれた作品です。阪神淡路大震災もちゃんと取り入れられていますし、笑ったりホロっとしたりしながら、人間って人生っておもろいなぁ。ええもんやなぁ。って思えたら最高ですね。

    あまろっく
  15. 感想昨年のH3打ち上げ失敗は、けっこうショックだった。そのいきさつをまとめた番組を「コズミックフロント」でやっていたが、『コズミックフロント「新型国産H3ロケット 指令破壊 その時何が?」BSP 6/29放送』感想この件については、個人的に強い興味を持っている。それで観始めたが、導入の説明が延々と続き、まず1回目の打ち上げ中断になったトラブルまで既に開始から40分。…ameblo.jp主に打ち上げ中止に関わる部分の説明に終始し、打ち上げ失敗原因への掘り下げには乏しかった。まあ失敗から3ケ月かそこらだったし。今回はH2から定評があったシステムにもメスを入れたという。そこに、自分らの衛星をボツにされた「だいち3号」の関係者が協力に名乗りを上げた。受ける側も辛いよな。まさか断れないし・・・同じJAXAの中での話だから、そう無理に盛り上げる必要もないんだけど。NHKの好きな「プロジェクトX」臭がプンプンするな。しかしここから技術的な話。スイッチON-OFFで異常電圧が出ると言うけど、それ「当たり前」のこと。蛍光灯のグローランプは、点灯時に接点を開閉することで、瞬時に高電圧を作ってランプを点灯させるもの。JAXAの人間はそんな常識もないのか!びっくりしたなー、もう。本当に、日本の技術って大丈夫か?それからもう一つ思うのは前回失敗の時、どうして280億もかけて作った衛星を新開発の1号機に搭載したのか。何をおいても1回目には注意すべきだった。内容3/17。日本の新しい大型ロケットH3の打ち上げが成功した。日本の宇宙開発の未来を担う。昨年3/7。最初のH3は発射途中で破壊された。完璧に仕上げた筈のロケット。何が失敗したか。現場に密着。3/末に行われた人工衛星見本市。ロケットに注目が集まる。中でも「スペースX」の発言。「今年148基の打ち上げ予定」アメリカと中国はこの5年で倍増。日本は6位。各国が競い合う大型ロケット。衛星は重くなる傾向。物資、人を運ぶ未来。日本のこれまではH2AとH2B。成功率98.2%。打ち上げ1回の費用は100億。アメリカは1基75億。これでは競争に負ける。H3は打ち上げコスト50億を目指す。JAXAとMHI(三菱重工)の共同開発。その傘下に150社以上が連なる。9年がかりでエンジン開発。パワーアップし全長57m。積載重量は従来の1.3倍。そして2023/3/7に打ち上げ。2段目エンジンに着火せず自爆。開発責任者の岡田匡史は15分間呆然とした。何故着火しなかったのか?手掛かりは地上データ。2段目エンジンの電流、電圧異常・・故障の木解析(FTA)例えば簡単な電気回路のFTA。原因を全て書き出し一つづつ潰して行く(全て検証)JAXAとMHIで互いに抜けがないかの議論(思いが噛み合わず)部品は全て厳しい検査を通って来た。予想外の事が起こった。原因の絞り込みが出来ず月日が流れる。H3は、2027年までに7基打ち上げ予定だったが全て延期。月面探査も、火星を目指すMMXも全て延期。世界では次々と打ち上げられ、日本は世界の宇宙競争から脱落。今後参入が厳しくなる。そんな時に究明を助ける助っ人が。一通のメール。「役に立てるかも知れない」送り主は前回の打ち上げに搭載していた「だいち3号」の担当者。川北史朗他3名。人工衛星で電気的故障の経験が豊富。そこで点火装置に着目。30年前に開発したもの。これまで200回以上の使用実績がある。点火装置ONの瞬間に規定以上に電圧上昇。点火ミスの可能性。電圧、電流、ON-OFFタイミングを変えて1000回以上の検証。その結果、異常を起こす可能性はゼロではないと判定→要対策。それを筆頭に各要素を洗い出し、要因を7つまで絞り込み、その全てに対策を打った(失敗から170日)11月。ロケット組立て。失敗は許されない。岡田の自問自答。納得のいく2号機に仕上がったか?岡田はロケット一筋35年。H2 8号機の失敗も経験。その度に前進した。2023/12月。新たな試験の実施。今回はシステムとしての確認。MHI飛島工場で、実物大エンジンを真空空間に置いての試験。非公開での2日間の試験が終了し「確信持てるデータが取れた」2024/1/10、会見。過去に実績のあるシステムの見直し。難しい判断・・・2/2、超小型衛星積み込み。地球観測用2基と、「だいち3号」のダミー衛星。分離可能かの検証。2/16、前日。発射場までの移動。2/17、打ち上げ当日。新たに成功させるべき3つのこと。①第2段エンジンの着火②超小型衛星積の軌道投入③ダミー衛星の分離確認そして発射。初段の終了後、第2段エンジンに着火。そして超小型衛星の軌道投入、ダミー衛星の分離も成功した。ようやく第一歩を踏み出した。失敗で蓄積される経験は大きい。失敗で終わらせない。神ではない。100%は、ない。3月にワシントンDCで行われた「人工衛星国際見本市」顧客を探そうと面談を重ねる日本スタッフ。イギリスの通信衛星会社とも5年前からの案件を再開。MHIの宇宙事業部長 五十嵐巌談年間6機からスタートするが、数年以内に8機以上を目指す。日本政府は年間3機の使用なので残り5機が商用衛星に利用可能。 今、愛知の工場から次の3号機の発送が始まっていた。課題はまだある。更なるコストダウン。競争力ある価格。日本の宇宙開発の未来を開く挑戦は、続く。

    NHKスペシャル H3ロケット 失敗からの再起 技術者たちの348日 4/20放送
  16. 名古屋周辺にお住い映画ファンの方であれば、ここが閉館して間もない「名古屋シネマテーク」のリフォームであり、再スタートなのは当然ご存知のはず。オープン早々の週末の混乱を避けて、新たに導入されたネット予約を利用し祝日の3月20日に鑑賞したのが、東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第15弾『その鼓動に耳をあてよ』。『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』の阿武野勝彦と土方宏史がプロデュースを手掛け、足立拓朗が映画初監督を務めた作品です。鑑賞当日には劇場の会員登録をしましたが…。ナゴヤキネマ・ノイ(シニア当日は1,300円)。以下は映画『その鼓動に耳をあてよ』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。全国屈指の荷揚げ量を誇る名古屋港から北へ3km地点にある名古屋掖済会(えきさいかい)病院。そのER(救命救急センター)は、救急車の受け入れ台数が年間1万台と愛知県内随一だ。24時間365日、さまざまな患者が運び込まれてくる。耳の中に虫がいると泣き叫ぶ子ども、脚に釘が刺さった大工職人、自死を図った人…。“断らない救急”をモットーに身寄りのないお年寄りから生活困窮者まで誰でも受け入れる。医師は言う。「救急で何でも診るの“何でも”には、社会的な問題も含まれる」と。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックで、救急車は連日過去最多を更新。他の病院に断られた患者が押し寄せ、みるみるベッドが埋まっていく…。名古屋港から北へ3キロの場所に位置する名古屋掖済会病院のER(救命救急センター)は、救急車の受け入れ台数が年間1万台と県内随一で、24時間365日さまざまな患者が運び込まれてくる。「断らない救急」をモットーとする同病院の現場で働く医療関係者の姿を、コロナウィルス禍の状況も捉えながら取材したドキュメンタリー。本編は「東海テレビドキュメンタリー劇場第15弾」と銘打たれています。過去の地元テレビ局・東海テレビが製作した劇場版ドキュメンタリーは、そのほとんどが名古屋シネマテークで上映されていたと思います。そういう意味では、新館のオープンに際して、本編上映を選んでいるというのは“何ら”かの継続の意思があるのでしょう。映像作品としては、この作品もまた地元テレビ局ならではの機動性や継続性を感じる作品に仕上がっているという印象を受けました。コロナ禍の状況で窮地に立たされたERの様子をありのままに記録しながら、ERの仕事を“究極の社会奉仕”と捉えている若い医師の姿は、新ミニシアターの船出に相応しい映画作品という気もします。(2023年、監督/足立拓朗、プロデューサー/阿武野勝彦、土方宏史、撮影/村田敦崇、音声/栗栖睦巳、編集/高見順、音楽/和田貴史)にほんブログ

    『その鼓動に耳をあてよ』@ナゴヤキネマ・ノイ/名古屋でシネマ⑭