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  1. して・・・。あとは映画を観てくださいね。久しぶりのガッツリ、本格的な時代劇でした。何となく、良かったなぁ。これくらい、しっかりした時代劇をしてくださると、本当に、いい気分になるというか、美しいものをみせていただいたという感じがしました。中島監督の作品は、私、ほとんど観たことが無いと思うのですが、今回、初めて触れてみて、映像が綺麗だなぁと感動しました。日本の伝統的な風景と色を使って、CGなどを使わずに、人間が殺陣のみでアクションを描いていて、本当に美しかったし、迫力があって、感動しました。時代劇って、こういう部分が良いんですよね。本当に空気が澄んでいるような映像が美しいんです。主演の高良さん、カッコ良かったです。イケメン、昼行燈タイプの男性、イイですよねぇ。まだ、ちょっと若いけど、もう少し年を取ると、高良さん、田村正和さんっぽくなりそうで、もっと時代劇に出て欲しいなぁと思います。最近は、TVで時代劇って無いでしょ。唯一、NHKの大河ドラマで時代劇をやっていたのに、今は現代に近い時代のお話だし、ちょっと寂しいです。こんな時に、もっと若い人向けの時代劇を作ってみたら良いのにね。中島監督に時代劇の大切な部分を教えていただきながら、プラスして現代の人にも受け入れられるような問題を盛り込めば、今は、歴女とかも多いし、武将人気もあるんだから、時代劇も人気が出ると思うんですけどねぇ。今回、この「多十郎殉愛記」を観て、若いイケメンが本気で時代劇をやってくれれば、万人に受ける作品が出来ると思いました。こういう本格的な時代劇が減ってしまい、とても寂しいです。まだ、中島監督がお元気な内に、時代劇に必要な美しさを受け継いで欲しいと思います。もちろん、中島監督が、もっと撮ってくだされば嬉しいんですけどね。私は、この作品、超!お薦めしたいと思います。この作品、本当に美しいです。もちろん、俳優さんたちも美しいんだけど、この映画に流れる空気が澄んでいて、この感じを再現出来るのは、やっぱり中島監督なのかな。久しぶりのガッツリ本格派時代劇を、ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。・多十郎殉愛記|映画情報のぴあ映画生活 真田幸村の謀略 [DVD] 2,474円 Amazon

    「多十郎殉愛記」久々の本格時代劇は面白かったです。空気感が違って美しかったなぁ。
  2. るが・・・。あとは映画を観てくださいね。久しぶりにガッツリ潜水艦や軍が活躍する映画で、超!楽しかったです。今から10年くらい前は、良く戦争サスペンススリラー的な映画があったのですが、最近は少なかったでしょ。この映画、ストーリーが良く出来ていて、2方向から問題に向かって行くんです。アーカンソーという潜水艦と、大統領奪還にあたるネイビーシールズと、この2面の目線からなので、楽しいんです。まぁ、同じような話は、今まで無かった訳ではないのですが、久々に見ると、ちょっと新鮮かな。それに、空母とか巡行艦隊とか、戦闘機、潜水艦など、やっぱりカッコいいんですよ。こういうのが、大画面にドーンと出てきて、これでもかっていうくらいジリジリさせると、なんか、もう、それだけで嬉しくなっちゃうの。小さな町とかのちまちました人間ドラマも感動するけど、やっぱり、こういうドーンとした大きなものを見せられると、それも感動するよねぇ。ああー、久しぶりに戦闘機のアクション映画とか観たくなるなぁ。古~い「トップガン」でも観ようかしら。「レッドオクトーバーを追え」も良かったなぁ。と、古い映画を観たくなるような映画でした。でも、出てくる戦闘アイテムは、最新のものでしたよ。もちろんドローンなども使ったりして、敵を探っておりました。でも、潜水艦の中では、やっぱり音が頼りなんだなぁと改めて感じました。私事なのですが、夫が、私の寝息がパッシブ・ソナーみたいだと大笑いしまして、それから潜水艦映画のソナー音を聞くと、どーも親近感を感じるんですよ。夢で海に潜航している訳じゃないんですけどねぇ。(笑)アーカンソーの艦長をジェラルド・バトラーさんが演じていまして、これがまた、カッコいいんです。今回は、アクションは無いんだけど、凄く緊迫した場面が続き、それが何とも言えないんです。それに対して、潜入したネイビーシールズの4人は、大統領奪還で、凄いアクションを展開します。みんなイケメンなんだけど、今まで、私はあまり観たことない方々だったかな。でもね、他の映画みたいにスーパーマンっぽいシールズじゃなくて、リアルな戦いでした。何発撃たれても当たらないなんて事はなかったです。だから奪還作戦は、凄いアクションでした。敵だって必死なんだから、そう簡単には逃げられないわよね。うんうん。ゲイリー・オールドマンさんが参謀本部議長で、ちょっとイヤな上司役で出ていました。でも、彼の一番好きな役はレオンの狂った刑事役なので、また、あんな狂った役をして欲しいなぁ。最近、マトモな人の役が多くて、ちょっと寂しいです。狂気を演じて欲しいと思っています。今回はイヤな役だけど、マトモな上司だったので、そんなに面白くなかったかな。欲を言えば、もう少し、米国政府内でのゴタゴタの裏も描いて欲しかったけど、それを始めると、3時間くらいの映画になっちゃうから、仕方ないですね。残念でした。そこまで描いたら、マジで面白かっただろうなぁ。あ、そうそう、ロシアのクーデターの部分ですが、大統領が、結構、簡単に拘束されちゃって、SPが弱いなぁって思っちゃった。米国の大統領SPは、確か、ジェラルド・バトラーも演じていたけど、超強かったよねぇ。一人でテロリスト軍団を倒してたもんねぇ。(笑)そんな映画ありました。私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。最近、面白い映画、多いなぁ。この春の映画は、良品が多いかも知れません。嬉しい事です。もうすぐGW映画が始まりますが、どうですかねぇ。でも、その前に、こんな面白い映画が公開されて、良かったと思います。この映画、子供さんでも楽しめると思いますよ。残酷すぎる部分は無いし、人命を大切にする映画なので、良いと思います。子供は、潜水艦とか戦闘機とか好きでしょ。ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。P.S : 日本は、戦闘機が墜落したのは事故でしたという報道で、誰もが納得しちゃうからビックリです。攻撃されたのに隠しているとか思わないのかな。こんな状態なんだから、中〇や韓〇、北〇鮮に撃ち落された可能性だってあるのにね。誰も疑わないし、報道も決して言わないから、その方が怖いと思いました。・ハンターキラー 潜航せよ|映画情報のぴあ映画生活 エンド・オブ・キングダム [Blu-ray] 2,020円 Amazon レッド・オクトーバーを追え! スペシャル・コレクターズ・エディション [AmazonDVDコレ... 1,500円 Amazon ディスカバリーチャンネル 世界の名潜水艦TOP10 [DVD] 3,880円 Amazon

    「ハンターキラー 潜航せよ」久々に潜水艦映画面白かったです。やっぱり空母や潜水艦はカッコいい!
  3. き放たれる。(以上映画.comより)予告編はこんな感じ↓80点※今回の記事は「サプライズ」のネタバレに触れているんですが、「サプライズ」はネタバレを知らないで観た方が絶対面白いので、未見の人は読まないで!※今回の記事は、1978年版「ハロウィン」やスラッシャー・ムービーが好きな人は不快になる可能性があるので、気をつけて!※本作は「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品です。タイトルに「マン」が付かないのに、なぜ本作が「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品になっているのかというと、メインキャラとしてブギーマンが出てくるからーーって、そんなことはどうでも良いとして(苦笑)。本作についてはそれほど観る気はなかったんですけど、4月11日(木)、錦糸町の某ファミレスに大切なニット帽を忘れちゃいましてね。2日後の14日(日)、取りに行くついでに、なんとなくTOHOシネマズ錦糸町 楽天地に立ち寄って、TOHOシネマズデイを利用して観てみました。予想外に満足しましたヨ (´∀`=) ホッコリこの日はチートデイだったので、チョコチュロスとタピオカミルクティーを買っちゃった♪ (〃∇〃) ウフフ12番スクリーン、満席でした。休日の映画鑑賞は混みますな〜。タピオカミルクティーを飲みながら観ていたら、劇中に出てきた女の子も飲んでたので、何だかうれしくなった…なんてことは置いとくとして。ジョン・カーペンター監督によって1978年に公開された1作目は「ブギーマンことマイケル・マイヤーズが“ハロウィンの日”に若者を次々と惨殺していく」という、「殺人鬼映画(スラッシャー・ムービー)の元祖」的な作品だそうで(本作に影響を受けて「13日の金曜日」シリーズのジェイソンや「コマンドー」のジョン・メイトリックスなどが生まれた←1つウソ)。その後、続編がいろいろと作られてきたワケですが、なんと本作は「2作目以降はなかったことにしてください」ということになった「1作目の続編」でしてね。2作目で発覚した「生き残ったローリーはマイケルの妹だった!Σ(゚д゚;)」的な設定はなくなって、1作目の惨劇から40年後が舞台となっているのです。なんとなく「樹海少年ZOO1」の衝撃展開を貼っておきますね。もうね、何が素晴らしいって、ローリー役のジェイミー・リー・カーティス! 事前情報を入れていなかったゆえに「2019年4月に観たい映画の覚え書き」では○マーク程度の期待値だった本作ですが、「ローリーはマイケルに襲われて以降、対ブギーマンを想定して戦闘スキルを磨いていた」という設定だけで、なんていうか…その…下品なんですが…フフ…勃起…しちゃいましてね…(心が)。贅沢をいえば、「ターミネーター2」のサラ・コナーのような懸垂シーンが観られなかったのは残念でしたけど、凛々しく渋く戦闘力の高い老婆として登場したジェイミー・リー・カーティスの存在感は100点であり(って、まだ60歳だから「老婆」ってほど老いてはいないんですけどね)、本気で抱かれても良かったし、むしろKISSに撃たれて眠りたかったです(なんだこれ)。吹きすさぶ風がよく似合う老婆になっていたジェイミー・リー・カーティス。超カッコイイですな。“老婆とショットガン”が“パンと牛乳”並に相性が良いのは、「マッドマックス」で証明済みなのです。正直なところ、僕は映画に出てくる殺人鬼的なキャラに“ズルさ”を感じて乗れないことがあって。もちろん“そういうジャンルの映画”だから仕方ないんですけど、ワープしたかのように先回りできる機動力を備えていたり、不死に近い耐久度があったり、素手で簡単に人を殺せる戦闘力を持っていたりするくせに、やることが「戦闘力の低い若者を殺す」ってさぁ、今どきダサくないですかね。「“純粋な悪”なんていう割には勝てそうな相手しか狙わないんですね ( ´_ゝ`) プププ」的な? 「むしゃくしゃしてやった。誰でも良かった」なんて言うなら、軍隊に戦いを挑めとまでは言いませんが、完全武装したメキシコ麻薬カルテルとか襲ってみろよ…って、我ながら大人げないですな (´∀`;) スミマセン 何はともあれ、それ故に本作の劇中で移送中のバスから逃走したマイケルが殺人行脚を始めると、そのパワフルな殺人模様を堪能しながらも(人が殺されるシーンを観るのは好きなので)、心のどこかで「やっぱりズルいよな… (・ε・)」なんて思ったりもしていたんですよね。こんな風に殺人鬼が登場するのは面白いけどさ、弱い者イジメ感も漂うじゃないですか。例えばこんな範馬勇次郎のようなマイケルが観たかった…って、もうブギーマンじゃないだろ(「グラップラー刃牙」より)。でも、本作は「その先」があったのです。映画序盤、授業を受ける孫娘アリソンを外から眺めるローリーの姿が1作目のマイケルオマージュだったことですでに示唆されていたワケですが、「本作のローリーは40年間備えていた→マイケルの能力や襲撃法を体得していた」からビックリ!Σ(゚д゚;) ナンデスト! クライマックスは「対マイケル用トラップを仕掛けたローリー宅」でバトルを繰り広げるんですが、「2階から転落するもスムースに姿を消す」とか「突然、背後の暗闇から襲撃する」とか、今までマイケルがやってきたようなチート能力をやり返すのだから、たまりませんよ(微笑)。ローリーからサバイバルスキルを叩き込まれてきた娘カレン(アリソンの母)も最高で、泣きべそをかきながら怯えているように見せかけて、マイケルが姿を現した途端、「Gotcha! 川 ゚д゚)」と撃つ場面は爆笑いたしました。要は、本作は暴力によって人生を脅かされた女性たちが「もうお前みたいなクズに搾取されねーよ 川 ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚) ブッコロス!」とキッチリ反撃する物語であり、なんかね、この手の殺人鬼に微妙にイラッとしがちな僕的には超スッキりすだった次第 (o^-')b スッキリ! 一応、オチを書いておくと、ローリーは準備していた罠でマイケルを地下室に閉じ込めるとそのまま家を燃やして勝ったっぽいものの、アリソンが持っていた包丁が意味深ムードでアップになって、映画は終わってたんじゃないかしらん。ジュディ・グリア演じる母カレンは「サプライズ」のヒロインのような育てられ方をしたので、意外な強さを発揮するのです (´∀`) ステキその他、思ったところを書いておくと、「ジャーナリストたちがあっけなく殺されて驚いた(なにあの偶然の再会)」とか「悪に魅せられた精神科医のキャラがベタすぎて乗れない」とか「あんな大量殺人事件が近所で発生したら、パーティ会場でもニュースになるのでは」とか「アリソンの彼氏が死ななかったのが残念」とか「本作の登場人物はなんで行動を起こす前に通報しないのかね」とか「日本でもハロウィンの時期に公開すれば良かったのに…」とかとかとか。今までも「ターミネーター2」とか「ヒロインが強くなって再登場する」的な作品はありましたが、敵の能力まで模倣して戦うのはなかなかフレッシュに感じられて、僕は予想外に満足しましたヨ (´∀`=) ホッコリ 1978年版を観てなくても、それなりに楽しめると思うので(つーか、本作は従来のファンが喜ぶような要素も多いけど、ブギーマンの神秘性が薄れているあたりは、あまり好きになれないのでは?)、気になる人はチェックしてみてくださいな。本作のジェイミー・リー・カーティスは一見の価値アリですぞ。1978年のジョン・カーペンター監督作。amazonでは売り切れ状態でございます。ジョン・カーペンター御大が息子さんと一緒に作ったサントラのデジタル盤。国内CD盤もあります。なんと本作のノベライズが出てましたよ。竹書房、やるなぁ。大好きすぎるロブ・ゾンビ版。アホみたいな値段になっております。何気に観ていたデビッド・ゴードン・グリーン監督作。僕の感想はこんな感じ。

    ハロウィン(2018年版)(ネタバレ)
  4. イドらが出演する。シネマトゥデイより抜粋)                                                                      今日は本作のみで…。 明日は3本行くので(予約したので行かねば)軽くねって思ったが。本当は、時間も合うし、もう1本見ても良いかなと思ったけれど、やっぱりやめた。「ハンターキラー」書きますので~。 明日行ったら、今週はお休み。 ふふふ。                                               ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」で牧師を務めるトラー。                            嘗て、トラーの父親もそうであったように、従軍牧師をしていた彼は、自ら軍に送り出した息子が戦死したことで、深い自責の念を抱えていた…。                     その事があり、今は妻とも距離を置いている。                                              ある日、妊娠中の信徒メアリーから、堕胎を迫る夫マイケルと話してほしいと相談される。                                                        深刻な環境破壊に絶望しているマイケルは、悪化する一方の世界に我が子には、いてほしくないと考えていた。                                                               そんな地球の未来を悲観するマイケルの主張に耳を傾けつつ、真摯に説得を試みるトラーだったが…。                                                            イーサン氏が牧師の役ですぜ! 旦那ぁ~。 見ない訳には行きません。いやはや、それにしてもキツイ作品でした。                                                 自分もそうであった様に、妻の反対を押し切り、意味のない戦争に息子を送り出したトラー。そして、自分と同じように「従軍牧師」として…、と将来を描いていたが。                    息子は戦死して、トラーも従軍牧師を辞めて、ジェファーズ牧師に拾って貰い、今の教会に居る。                          ジェファーズ牧師は、何かとトラーの事を心配してくれるも、トラーの教会が設立250周年で式典を成功させることに躍起になっていた。                                         ある日、手書きでノートに日記を書くことを決めたトラー。 そして1年後に焼こうと思っていたのだが。毎晩、浴びる様に飲む酒でか、身体の調子が思わしくない…。                しかも、ベッドで眠る事も出来ず、教会の木のベンチに何時間か横たわる毎日。食事もまともに取れなくなっている…。                                そんな時に、メアリーが夫の事で相談したいとやって来る。                      妊娠したメアリーは、喜びを感じていたが、環境運動に参加している夫は、希望のない未来に自分の子供を出したくないと言う…。                   翌日も会う約束をして帰宅したが、仕事でキャンセルになったにも拘らず、メアリーから呼び出しが。自宅のガレージで探し物をしていると、偶然見つけたと、手作りの「自爆ベスト」を…。                                         トラーがベストを持ち帰ったが、夫はその事には触れずに、翌日夫から呼び出されたトラーは約束の場所で自殺している夫を発見する。                     夫の遺言通り、意外な場所で葬儀を終えたメアリーとトラー。 だが、その事がネットニュースに流れる事となり…。                                            監督は50年間、練り続けてきた脚本だったそうです。            偶然にも、アマンダ嬢も妊娠しており、その姿で撮影に参加したそう。                        トラー牧師は、息子が亡くなった今、身体の事も有り、真摯に神の声を聴きながら日々を過ごそうと思うのですが、助けて貰ったジェファーズ牧師には「恩義」があり、背くことはできません。                                   けれども知ってしまったのです。 ジェファーズ牧師の広げる教会は「メガチャーチ」と呼ばれメアリーの夫も「もはやあれは、企業だ」と言っておりました。                 そして、其の教会に惜しげもなく多大な寄付をする「バルク」はこの自然豊かな土地に汚水を流す大企業の社長であり、ジェファーズ牧師とツーカーの仲。誰よりも大事な支援者で、バルクの顔に泥を塗る様な事は、絶対に許さないという立場。                                               メアリーの夫と、環境の話をしたのはわずかな時間でしたが、夫の代わりにと考えるトラー。                                                                                自分を「これでもか」と躊躇なく痛めつける様子は、何処か「イエス」そのものの様にも思えます。ラストは、これで良かったのかな?ってちょっと思いましたが、此処で終わるんやって…感じ。                          まぁ、私の好きな神父様のストーリーでは無かったですが、トラーの気持ちも分からないでもありません。             でもね~、自分の命は「あれ」としても、他者の命を奪うのは、聖職者として「Do~なん?」って。その前に「私も人の子です」と言われればそれまでですが…。 う~~ん。                 聖職者であるが故に、「神の声も聞こえず」悶々と悩むのが、現実なのでは?とも思いましたが。まぁ、病気の為に「死」を目前にしている為か、迷わないトラーを演じるイーサン氏はなかなか良かったと思います。            きっと体重も減らしたと思いますが…。                             仏教徒の私には、分からない世界なのかもしれません。(めっさ形だけ…)                                                                          ←このバナーより、どうか一つポチッとなが頂けると嬉しくて狂喜乱舞にほんブログ村

    魂のゆくえ
  5. のミソシタによる初映画監督作品。ポエムと曲をあわせた「ポエムコア」を中心に活動して注目を集め、2018年8月にポニーキャニオンから1stアルバムを発売してメジャーデビューを果たしたミソシタが、19年4月17日に2ndアルバムをリリース。その特典として収録される映画で、ミソシタ自身が監督や脚本などほぼすべてを一手に担い、iPhone一台だけで撮影した。(以上、映画.comより)予告編はこんな感じ↓90点本作については、上映されることすら知らなかったんですけれども。4月6日(土)深夜におこなわれた「地獄風景お別れ会」に参加した時、伝説のクラブ「ACID PANDA CAFE」でよく見掛けていたオクノさんとお話させていただきましてね。その彼が本作のTシャツを着ていたんですが、なんと主演が泥団子食べ太郎さんだというから、「マジか!Σ(゚д゚;)」と。これは何かの縁なのだろうと、4月9日(火)、ヒューマントラストシネマ渋谷にて、クソみたいなクオリティだったドルフ・ラングレン主演作「デッドトリガー」とハシゴ鑑賞してきました。「オレはいったい何を見たんだ!? (°д°;)」と思ったり。劇場にはオクノさんが来ていたTシャツやら…。さまざまなグッズが販売されてました。スクリーン3、観客は20人ぐらいだったような。鑑賞後の僕の気持ちを代弁するジャック・ハンマーを貼っておきますね(「グラップラー刃牙」より)。本作は、39歳の中年男性(無職)が人気バーチャルyoutuberのミソシタさんに相談しながら「“闇の騎士”山田ケルベロス」というバーチャルyoutuberとして活動しつつ恋人を作ろうとする“実写パート"と、山田ケルベロスとして東京23区のおっパブを統一すべく、各地のおっパブ武将と戦いを重ねていく"CGアニメパート"が交互に流れましてね。一応、終盤の展開を雑に書いておくと、「“闇の騎士”山田ケルベロス」はバーチャルyoutuberとしてブレイクして、ココちゃんという女の子のファンが現れるほどになったものの、彼女が「筋肉があって仕事をしている人がいい」というので、現実の山田さんはとりあえずポニーキャニオンに就職しようと面接するも失敗→かなり落ち込むんですが、しかし。今まで戦ったおっパブ武将たちに励まされて、「バーチャルこそがオレのリアル!Σ(°д° ) クワッ!」と開眼! ココちゃんは、実はミソシタさんが仕掛けたドッキリだったんですが、山田さんは一切気にせず、己のブリーフ一丁姿のCGキャラを作成→動画で彼女への愛を告白しまして。それを観たココちゃんが「気持ち悪い…。でも、ちょっとアリかも (´∀`=し」みたいなことを言って、映画は終わってたんじゃないかしらん。実写パートはこんな感じ。39歳の中年男性がバーチャルyoutuberとして活動を始めるのです。CGアニメパートはこんな感じ。左がミソシタさんで、右にいるのが山田ケルベロスさんです。ココちゃんを演じたのは、ほげちゃん。とても可愛かったです (〃∇〃) ウフフううむ、スゲー変な映画でしてね。前述のオクノさんに本作の内容についてたずねた時は、「なんて言うか…ドキュメンタリーのような…なんて言うか… (´Д`;) ウーン」と、なかなかボンヤリした回答が返ってきたんですけど、実際に観てみればその理由がスムースに理解できたというか。例えば、僕が書いた「東京23区のおっパブを統一すべく、各地のおっパブ武将と戦いを重ねていく」という説明に「なにそれ?(゚Д゚) ハァ?」と感じた方は少なくないと思うんですが、ごめんなさい、僕自身もよく理解できていないのです (´Д`;) スミマセン あらためて説明してみると、一応は劇中で各武将と“対戦”するものの、基本的には平面的な動きをしながらおっパブや洗体エステや個室ビデオやガールズバーなどをテーマにしたオフビートな会話を繰り広げるだけでして。正直なところ、「これは…映画なのかな… (`Δ´;) ヌゥ」と戸惑いを感じましたよ。つーか、そもそも本作自体がほとんど「オフビートな会話」で構成されているので、非常に好き嫌いが分かれる気がします(汗)。ただ、僕的には主演の山田ケルベロスさんが「泥団子食べ太郎」として「ACID PANDA CAFE」で活動していたころをスゲー思い出しまして。「この人、変わってないなぁ (´∀`)」と、しんみりしつつも笑いながら鑑賞できた次第。鑑賞中の僕の気持ちを代弁する松本梢江を貼っておきますね(「バキ」より)。まぁ、「それだけ人気があるなら、バーチャルyoutuberとして稼いで暮らせるのでは?」といった疑問は置いとくとして。本作に出演した山田ケルベロスさん&蟹江トゥン角さん&ジェントルメン中村先生は「アシパン超人」ということでね、「『ACID PANDA CAFE』はいろいろあってなくなってしまったけど、梁山泊のような場所だったんだな」と、そのスゴさをあらためて実感したし、なんとなく高野政所さんが再評価される&再ブレイクする日が近いような気がしましたよ(まずは「アフター6ジャンクション」の「フューチャー&パスト」のレギュラー出演をお願いしたい気持ち)。ちなみに僕が観た回には、たまたま高野政所さんや藤田陽一監督、ディスク百合おんさんにデビルスコーピオンさんがいましてね。高野政所さんと久しぶりに話せた&デビスコさんに挨拶してもらったのがうれしかった…ということも書き残しておきましょう(偉そうに)。その他、ちょっと面倒くさい文章を書いておくと、劇中で山田ケルベロスさんが直面する「バーチャルの世界ではもてはやされるけど、リアルではイマイチ」という問題は、「ブロガーとしては『アメブロの映画ランキングで1位なんてスゴいじゃないですか〜 (´∀`)』なんて褒められたりするも、現実ではまったくの無能」という僕自身の悩みとも共通するところがあって、ストライクすぎて死にたかったです。全体的にアレなムードの映画ですが(汗)、劇中でこの曲が流れるシーンはカッコ良かったですな↓そんなワケで、今でも「オレはいったい何を見たんだ!? (°д°;)」と少し困惑気味なんですけど、スゲー観て良かったです。すっかりミソシタさんのファンになって、1stアルバム「ミソシタ」は買っちゃったし、特典として本作が付いてくる2ndアルバム「We are Virtual」も予約しちゃったほどですよ(微笑)。下ネタだらけだし、とにかく変な映画なので無闇にオススメはしませんが、気になる人は観てみてくださいな。4月17日に発売されるミソシタの2ndアルバム。本作が特典映像として付いてくるので買います。ミソシタのファーストアルバム。買いました。なんとなく高野政所さんの名著を貼っておきますね。

    バーチャル男(ネタバレ)
  6. たグロリアの回顧録映画化したラブストーリー。グロリアをアネット・ベニング、ピーターをジェイミー・ベルが演じる。出演は他にジュリー・ウォルターズ、ヴァネッサ・レッドグレイヴなど。監督は「ラッキーナンバー7」や「ホワイト・ライズ」などのポール・マクギガン。原題「FILM STARS DON'T DIE IN LIVERPOOL」。アメリカ映画。配給はキノフィルムズ/木下グループ。上映時間105分。なかなか面白かった。ちょっと感動してしまった。てか、ラスト泣きそうになった。女優グロリア・グレアムと駆け出しの若い舞台俳優ピーターの、切なくてノスタルジックな最後の恋。晩年の恋愛と人生の幕を描いた実話の伝記映画です。アネット・ベニングがこんなに魅力的でセクシーで可愛いとは知りませんでした。セリフの喋り方も、表情もめっちゃキュート。一気にファンになってしまったわ。ただの恋愛映画ではなく、映像や音楽など色々と美しかった。ただ、恋愛要素は徹底していて、昼ドラの豪華版のようです。あくまでもロマンチック路線でした。めっちゃ濃く、情熱的で純愛で素敵な恋の話です。いやぁ。恋って人を美しくさせるんですね。男性も女性も。いくつになっても恋することは大切なのかもしれない。こんな恋愛って素敵やなと思ってしまったわ。生きる喜びを感じさせてくれる映画です。興行成績予想興行的には、アート系単館ロードショー。なのでそんなに高い数字は期待できないでしょう。2000万円〜3000万円くらいでしょうか。星3つ半(5点満点)★★★☆

    「リヴァプール、最後の恋」を観た。
  7. 迫っていた。あとは映画を観てくださいね。うーん、ちょっと無理やりな気がしたのは私だけかしら。これだけシリーズが作られているのだから、面白くないとは言いませんが、ちょっと物足りなかったかなぁ。マイケルは、一応、人間な訳で、車に轢かれたり、銃で撃たれたら弱って欲しいのに、全く弱らないんですもん。少しでも人間らしいところが見えたら、もう少し怖いんだけど、全く人間には見えなくなっちゃっているから、まるでターミネーターと戦っているみたいなんです。そして対するローリーも、やられても立ち上がるから、まるで無敵のサラ・コナーみたいなんですよ。相変わらず、斬殺=スプラッターな訳ですが、もう、随分と残酷な場面を観てしまっているからなのか、頑張って残酷そうに作ってくれているのに、そんなもんかって思ってしまいました。だって、頭を潰すとか、歯を抜くとか、もう、それくらいじゃ驚かないんです。そう思ってしまう自分も怖いけど。せっかく、アメリカで銃が使えるんだから、ショットガンで肉が裂けるとか、散弾銃で身体が無くなるとか、そういう方が残酷に見えるんだけど。マイケルをあんなに銃で撃っているのに、何も変化が無いっておかしいでしょ。マイケルを撃ったら、身体が裂けるとかしてるのに動いてくるなら、怖いと思うけど、撃っても何の影響も無いんじゃ、防弾を着ているのかとか思っちゃう。それって、面白くないよね。ローリーは、十分に戦う訓練をしているので、何時でも来い!って感じなのですが、娘のカレンとその夫は、ちょっと可哀想でした。まぁ、カレンは、子供の頃から訓練をしていたという設定なので、理解してからの復帰は早かったですけど。弱そうな振りして、結構、オイオイっていうほど強かったです。やっぱり女の方が強いよね。私は、この映画、まぁ、お薦めしたいと思います。それなりに面白いとは思いますが、シリーズをある程度知っていると、なんか、やっぱり飽きてきたのか、前より怖くなくなって残念なのか、イマイチ、物足りなさがありました。女の強さばかりが目立って、マイケルの不気味さはあまりありません。でも、スプラッター場面はあるので、そういうのがダメな方は止めてくださいね。ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。・ハロウィン|映画情報のぴあ映画生活 ハロウィン [Blu-ray] 4,935円 Amazon ハロウィンII HDリマスター版 [Blu-ray] 5,200円 Amazon

    「ハロウィン」一応、正当な継続ストーリーにしているとは思いますが、無理やりすぎる気が・・・。
  8. 、東京都写真美術館上映中の「ホフマニアダ ホフマンの物語」をなんとなく観に行ってみたら、その前に本作が上映されましてね。ササッと感想を書いておきますと、超面白かったですYO!ヘ(゚∀゚*)ノ サイコー!東京都写真美術館で映画が上映されているの知らなかったです… (´∀`;) エヘヘまず、「単なる“マン”目当て→上映情報ゼロ」で観に行ったため(なにその目当て)、映画の前に別の短編が上映されるなんて知らなくて。正直、その作品が「ライリー、ライリー!川`∀´)」といったマサと美和の歌とともに知らない素人の写真を流される映像だったら発狂寸前レベルで激怒するとは思いますが(しつこい憎悪)、パペットアニメとしてのクオリティが凄まじく高い上に、かなりホラーな話→予想しない角度からの僕好み攻撃を食らって、開始1分で超上機嫌ですよ(微笑)。つーか、どことなく「知ってるぞ、これ… ( ゚д゚)」という感覚があったんですが、後から調べてみれば、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の「究極のアナログ表現!? “ストップモーション・アニメ”の逆襲2019」でちょっと紹介されていたというね (ノ∀`) ワスレテタ鑑賞中の僕の気持ちを代弁する阿部心三首相を貼っておきますね(「刃牙道」より)。で、本作はグリム童話「狼と七匹の子山羊」をベースに、親からの虐待問題やら過保護問題やらを盛り込んでいるんですけれども。僕的には幼いころから思っていた「狼に食べられた子ヤギたちって、お腹の中から助けられたとしても無傷ではないのでは?(・ε・)」という素朴な疑問に、ハードな描写で答えてくれたから、超スッキりす。胃液でただれた肌、トラウマで病んだ心を持つ子ヤギたちの姿はまさにホラーであり、脳内では久しぶりに「だよね〜 (´∀`=) ダヨネー」とEAST END×YURIの歌声が流れた次第。それと、超感動的だったのが、狼=父親から性的虐待を受けている子ヤギ=子どもを、酷いケガを負っている他の子ヤギたちが果敢に助けようとするシーンで、勇気を振り絞って六神合体して挑む姿にはね、涙で画面が見えなくなりましたよ… (;Д;)イイガッタイダナー母ヤギが狼を開腹して子ヤギたちを救ってみれば、大変なことになっていたのです…。涙が噴出した超名場面。六つの誓いが今、一つの勇気になる!最後は母ヤギがスタンガンで狼を昏倒させる→腹に石を詰めて川に沈めましてね。その後、子ヤギたちを家に隔離して“狩り”に出掛けるラストには「それもまたやりすぎなんじゃないか」的なムードが漂うものの、とは言え、現実は「自分の娘をレイプした父親が無罪」なんてニュースが流れるほど酷いのだから、フィクションの世界ぐらいはやりすぎでOK!(o^-')b モンダイナシ 不気味ながらもマジで面白い短編だったので、当ブログをよく読むような方はぜひ観てみてくださいな。なんとなく見里朝希監督による短編「あたしだけをみて」を貼っておきますね↓おしまい。見里朝希監督が影響を受けたアニメ。僕の感想はこんな感じ。昨年観て感動したパペット・アニメーション。僕の感想はこんな感じ。

    マイリトルゴート(ネタバレ)
  9. 込んでいく。(以上映画.comより)予告編はこんな感じ↓85点※本作は「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品です。僕の「2017年に観た新作映画ベスト10」の第9位の作品は「ドラゴン×マッハ!」であり、第2位は「イップ・マン 継承」だったワケですが、その両方でラスボス役を演じて圧倒的な存在感を示したのがマックス・チャンという男でしてね(既視感のある文章)。そんな彼が「継承」で最高だったチョン・ティンチ役を再び演じるスピンオフである本作については、そりゃあ「絶対観る!m9`Д´) ビシッ」一択であり、「2019年に絶対観たい新作映画10本」の1本にチョイス。日本公開が決まると即前売り券を買って超楽しみにしていたのに、体調を崩してしまってね…。3月9日に公開されたにもかかわらず、なかなか観に行けなかったというダメなアタシ (ノω・、) ダメネ ということで、3月26日、日比谷で「ブラック・クランズマン」を観た後、新宿武蔵野館にて、劇場で販売されていた油条風スティックパン(通常は550円のところタイムサービスで450円)を食べながら鑑賞いたしました。「良いマックス・チャンだなぁ… ( ;∀;) イイマックスダナー」と感動しましたよ。前売り特典は「オリジナルポストカード」でした。マックス・チャンのサイン入りポスターやら木人樁やらが展示されていて、油条風スティックパンも売ってましたよ。油条風スティックパンの味はまぁまぁだった…なんてことは置いとくとして。まず、本作を作ったこと自体を評価したいですよね。「ヘレディタリー 継承」「イップマン」シリーズの3作目「継承」が素晴らしい作品となったのは、「ドニー・イェン兄貴ったらまたカッコ良くなってる… (´Д`;) ハァハァ」とか「マイク・タイソンが特別出演!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ」といった、さまざまな要因が絡んでいるワケですけど、何よりもクライマックスで詠春拳の看板を賭けて戦うティンチのキャラクター造形と、それを体現したマックス・チャンの演技&アクションが素晴らしかったことが大きいじゃないですか。心優しきシングルファーザーであり詠春拳の達人ながらも不遇な人生を送っていて(ずっと真面目に掃除をしていたのに少し休んだ時を見られて「アイツ、サボってた… ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」とクラスで誤解されそうなタイプ)、それ故に暴走してしまう姿には観客の誰もが涙を禁じ得なかったワケで…。拳の道を捨てて暮らしていたものの、愛する息子を守るため、殺された友の仇を討つため、街にはびこる悪を倒すため、そして何よりも己の誇りを取り戻すために立ち上がって、「詠春拳、チョン・ティンチ!(`Д´)ノノ」と拳法家として蘇る。そんな素敵なスピンオフを作ってくれただけで感謝であり、ラスト、悪党ども全員がしっかり報いを受けた後、ヒロインと息子と3人で食卓を囲むシーンはね、「良かったねぇ… (iДi)」と泣きまくりでしたよ。ティンチは息子想いなのも良い感じ。マックス・チャンのアタリ役だと誰もが思った(勝手な決めつけ)。そして、ユエン・ウーピン監督の弟であるユエン・シュンイーが担当したアクション演出も良かった! 個人的にマックス・チャンは「地に足が着いたアクションが似合う」と思っているだけに、ワイヤーアクションを駆使して不安定な看板の上で戦うシーンなどはそれほど乗れなかったんですが(先日、一緒に飲んだ映画仲間のナカさんの「ティンチはケンカ屋=詠春拳だけに頼らない魅力がある」という意見もわかりますがー)、「詠春拳vsムエタイ」が堪能できるトニー・ジャー戦、華麗な武器バトルが楽しめるミシェル・ヨー戦、そしてクライマックス、体重差のあるレスラーとの苛烈な異種格闘戦が味わえるデイブ・バウティスタ戦と(途中まですっかり“いい人”だと騙されてた (ノ∀`) テヘ)、眼福なバトルが目白押しでしてね…(しみじみ)。まさに元住吉の洋食屋「1.2.さんきち」の「ハンバーグとチキンステーキとポークソテーが同時に食べられる」という欲張りメニュー「あれもこれも」を食べた級の満足度だった…って、伝わりにくいだろ ( ゚д゚)、 ペッ その他、名バイプレイヤーのシン・ユーが良い役だったのはうれしかったし、リウ・イエン演じるヒロインがそこそこ強かったのも好みだったし、「継承」に登場したパトリック・タムが同じ役で出てきたのも良かったですよ(殺されたのはビックリした)。「継承」にはスタントダブルが出てましたが、今回は「ドラゴン×マッハ!」に続いてトニー・ジャー本人とバトル(引き分けで終了)。「クレイジー・リッチ!」で見事なマダム感を体現したミシェル・ヨーですが、やはり戦闘シーンの彼女は絶品!僕はつい松尾象山気分になった…って伝わるかしら(「餓狼伝」より)。そして詠春拳vsプロレス! バウティスタ、アクションが良いだけでなく演技力も向上していると思ったり。念のため、「1.2.さんきち」の「あれもこれも」を貼っておきますね。この肉一色感がたまりませぬ… (´Д`;) アァンそれ以外では、素手で銃を制するシーンがカッコ良かったですな。シン・ユー vs バウティスタも良かったです…シン・ユーは殺されちゃうけど (´・ω・`) カワイソウその他、「マックス・チャンはずっとユエン・ウーピンのスタントチームにいた」というバックボーンを踏まえれば「師匠が弟子のために撮った&武打星の先輩たちが後輩のために協力した作品」というのも美しい話だし、昨年観た主演作「狂獣 欲望の海域」に少なからずガッカリしていたのもあって(決して悪い映画ではないんですけれども!)、「良いマックス・チャンだなぁ… ( ;∀;) イイマックスダナー」と感動した次第。ううむ、上映終了までにもう1回(もう1回)ぐらいは観ておきたいんだけど、無理かなぁ…。チョン・ティンチが登場する「イップマン」シリーズ3作目。僕の感想はこんな感じ。マックス・チャンが超カッコ良いラスボスを演じた作品。僕の感想はこんな感じ。マックス・チャンの待望の主演作だったんですが…。僕の感想はこんな感じ。木人樁、スゲーほしいけど、買っても洋服をかけるだけになりそうな予感… (´Д`;)

    イップ・マン外伝 マスターZ(ネタバレ)
  10. 投じていく。(以上映画.comより)予告編はこんな感じ↓80点※本作のイースターエッグに関しては、こちらのサイトを読むと良いザンス。※今回の記事は、「アントマン&ワスプ」のネタバレに触れているので、気をつけて!※本作は「カミヤマ 春の“マン”祭り」対象作品です。主演のジェイソン・モモアに関しては「コナン・ザ・バーバリアン」や「バレット」を観た時から好感を抱いてたものの、正直なところ、本作については「ジャスティス・リーグ」での新鮮味のないアトランティス描写を観て、それほど期待できないと思っていたんですが、しかし。ああん、予告編がカッコ良かったので、「2019年に絶対観たい新作映画10本」の1本に選ぶほどに期待値がガン上がりしちゃった…という調子の良いアタシ (ノ∀`) ダメネ ユナイテッド・シネマとしまえんにて、封切り日の2月8日に2D・字幕版を、2月15日には4DX3D・吹替版を鑑賞してきました。スゲー面白かったYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ!5番スクリーン、公開初日ということで8割ぐらいは埋まってたような。4DXの観客もまた8割ぐらいだった記憶。お話を驚くほど雑に書いておくと、灯台守のトム・カリーと、アトランティスの女王アトランナの間に生まれた男アーサー(a.k.a.アクアマン)の元に、「ジャスティス・リーグ」で会っていたはずのゼベルの王女メラが初対面っぽいムードでやってきましてね(いやらしい文章)。アトランティスの王オーム(a.k.a.アーサーの異父弟)が大嫌いな地上に戦争を仕掛ける気マンマンということで、その野望を止めるべく、初代アトランティス王アトランが持っていた伝説のトライデントを探すことになるのです。で、アーサーがオームに決闘で負けるもメラに救われたり、因縁のある武装海賊ブラックマンタに狙われたり、死んだと思われていたアトランナが「アントマン&ワスプ」のジャネット・ヴァン・ダインっぽく生きてたりした中、エクスカリバー風味のトライデントをゲットすると、槍の力で伝説の怪物カラゼンやら凶暴な種族トレンチやらを従えて、オームの軍団を蹴散らした挙げ句、師匠のバルコに伝授された技を使ってオームをタイマンで倒しましてね。アーサーが「オレがアクアマンだッ!ヽ(`Д´)ノ」って雰囲気で海をスイスイ泳いだ後、「アトランティスは実在する」論を長年提唱してきたスティーブン・シン博士がアーサーに倒されたブラックマンタを助けたりするシーンが流れて、映画は終わってたと思います、たぶん(うろ覚え)。アーサーはこんな感じで誕生しましてね。映画の終盤には伝説のトライデントをゲットしてましたよ(適当な文章)。もうね、ジェームズ・ワン監督、見事な仕事振りでした。工夫を凝らしたアクション演出の数々は「狼の死刑宣告」、勢い重視の展開&派手な見せ場は「ワイルド・スピード スカイミッション」、トレンチ軍団に襲われるあたりのホラー演出は「インシディアス」や「死霊館」と、ところどころ監督のフィルモグラフィーを連想させられて、なかなか微笑ましかったというか (´∀`=) ウフフ ハッキリ言って、ストーリー自体は「アーサー王伝説」に「インディ・ジョーンズ」を足して大味にしたムードでしたけど(汗)、主人公アーサーのガハハな性格が良い感じに作用して、変なところも「いんだよ、細けえ事は」的にノーストレスで観られたのです。海から上がるシーンやパラシュートなしで砂漠にダイブするシーンとか、「ワイルド・スピード」っぽいなぁと。トレンチの襲撃シーン、ちょっと「ピラニア」っぽくて良かったです。スピンオフも決定したそうな。僕的に一番評価したいのはアクション演出で、ちゃんと頭を使った上にお金をかけてしっかり作ったという印象。序盤のニコール・キッドマン演じるアトランナの室内戦闘シーンの殺陣&カメラワークには一気に引き込まれたし、オームとの決闘シーンも予想以上に「ちゃんと水中でバトルしている感じ」があって楽しかったし、シチリアでのブラックマンタたちとの戦いは同時進行で見せたりとかK.U.F.U.だらけで本当に面白かったしと、褒めるところだらけ。クライマックスの海底大戦争からの巨大怪獣カラゼンの大暴れシーンとかも、あまりに乱暴すぎて爆笑しましたよ。それと、ところどころ神話っぽい雰囲気の絵作りをしているのも「メタヒューマン=神」を意識しているDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)感があって良かったし、神話の映像化という点では、同じ試みの「マイティ・ソー」より上手くいった気がいたしました。シチリアでの戦闘、ちょっとジブリアニメっぽくて面白かったです。ブラックマンタのビーム攻撃も迫力がありましたな。ビーム最高!海底大戦争描写もよくわからないけど勢いがあって愉快だったり。ただ、何よりも驚いたのは、伝説の怪物カラゼンの大暴れ。戦争を止めるためにせよ、やりすぎでは… (・ω・;) ウーン役者さんたちも全員良かった! まず、主演のジェイソン・モモアについては何の文句もないというか、すっかり僕好みのマッチョであり、今後も半裸姿で大暴れ路線を貫いてほしいものだなぁと。あと、オーム役のパトリック・ウィルソンの「どこか神経質な演技」は相変わらず上手かったし、アンバー・ハード演じるメラが「足手まとい女性キャラ」ではなくしっかり強いのも好感が持てたし、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世演じるブラックマンタのキャラクターがちゃんと描かれていたのも良かったですね〜。それと、何よりもうれしかったのがネレウス王役のドルフ・ラングレンがカッコ良かったこと。性格的にはどことなく日和見な感もあるキャラでしたけど、監督と作品に恵まれて、「クリード 炎の宿敵」に続いて素材の良さがキッチリ引き出されたというか。本作を機に再ブレイクするんじゃないかしらん (´∀`=) ヨカッタネージェイソン・モモア、あらゆる角度からカッコ良かった!ヘ(゚∀゚*)ノ ダイテ!パトリック・ウィルソンも悪役がハマッてましたな。アンバー・ハード、普通に強くて魅力的でしたよ。ブラックマンタ、敵ながらちゃんと努力するところが良かったです。そして本作のドルフ・ラングレン、素晴らしかったよぅ… (ノω・、) ヨカッタネーなんとなく「アトロク」のドルフ・ラングレン特集の音源を貼っておきますね↓ただ、僕的には非常にガッカリした部分があって。「超人やら宇宙人やらが普通にいる世界なんだから、アトランティスの存在も信じるだろ」とか「文明が超発達しているのに、オームの潜水艦を使った雑な自作自演を見破れないアトランティスの民ってどうなのよ」といったことは置いとくとしても。アクアマンの「魚と話せる」という特殊能力を活かした“人間と魚のドラマ”をとても楽しみにしていたのに、実際に観てみたら「魚と対等にコミュニケーションをとる」というよりは「上の立場から使役する」ってムードだったのが結構残念だなぁと(アトランナとか普通に魚を食ってるし…。もっと共生してるのかと思ってた)。なんて言うんですかね、魚類による「ここはオレに任せて先に行け!」描写などが普通に観られると思ってたというか。例えば「とうとう“あの技”を使う時が来たようね… (`Δ´;し」「何を言うんだサケ美、あれはお腹の子とお前自身の命を奪うんだぞ!? (°д°;)」「あなたと会えて良かったーー。必殺奥義・魚卵炸裂弾(イクラバースト)! 川;`Д´)・;'.、」「サケ美ぃぃぃぃッ!(TДT)」といった見せ場があったら良かったのにな…って、伝わりますかね、伝わりませんかね。ここまで読んだ方の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「刃牙道」より)。その他、思ったことを書いておくと、「オームによる『ブニョ』『ポニョ』っぽい津波攻撃、永遠に許されないレベルの大惨事だよね」とか「バルコはもっとオームにも愛情を注ぐべきだったのでは?(オームに「なぜアーサーを選んだ?」みたいなことを聞かれた時、「あなたは変わってしまった…」とかじゃなく「アーサーの方が良い王になれる」的な身もフタもない返答だったのは、オームが小さいころから側にいた年長者の割には非道いと思った)」とか「ブラックマンタによる『アイアンマン』的なスーツ作製のトライ&エラー振りには好感が持てた!」とか「ユニバースの繋がりを強調しない作りにしたのはプラスだったのでは」とか「吹替自体はスゲー良かったけど、4DXによる顔面ウオッシュの激しさには心が折れそうになった…」とか「クワマンのツイートにはビックリした」とかとかとか。まぁ、僕的にDCEU作品はもう少し暗い方が好みだったりもするんですけど、基本的にはスゲー面白かったYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ! DC映画、マーベルに負けないでこの調子で頑張ってほしいです。おしまい。デジタル盤のサントラでございます。メイキング本を貼っておきますが、洋書なので注意!( ゚д゚) チュウイ!アクアマンがちょっと出てきたDCEU作品。僕の感想はこんな感じ。アクアマンがそれなりに活躍したDCEU作品。僕の感想はこんな感じ。ジェイソン・モモア主演作。僕の感想はこんな感じ。アメコミ版は映画と違って、ワイルドなビジュアルではないのです。

    アクアマン(2D・字幕版、4DX3D・吹替版)(ネタバレ)
  11. 「クリミナル・タウン」
  12. 幸いです。では、早映画の話。「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」(詳しい情報は公式HPへ)評価:愛さえあれば話の粗なんてw今月からあらすじ書く手間を省こうとして「詳しくは公式HPへ」なんて書いてみたのですが、ここ最近の映画の公式HPはどこも情報不足でね。実際問題、この映画の公式HPもあらすじやサブキャラの情報がしょぼくて。有名人がゲスト声優として担当しているキャラは紹介されてるけど、本筋に絡んでいるキャラクターの情報は無いという有様で。というわけで、やはりしっかりあらすじを書かせていただく。あらすじシンガポールの大富豪ジョンハン・チェンが空手トーナメントを開催。日本から「蹴撃の貴公子」の異名を取る400戦無敗の若き空手家で、蘭の親友・鈴木園子の交際相手、京極真が参戦することが決まる。蘭たちも応援にシンガポールまで行くことになったが、パスポートの名義が「工藤新一」のままのコナンは出国できないため、灰原の元を訪ねて元の姿に戻る薬を融通してもらおうとするが断られる。その夜、阿笠博士の家から帰宅途中のコナンは何者かにさらわれ、気がつくとシンガポールのマーライオンの前にいた。コナンを連れてきたのは彼の好敵手の一人・怪盗キッド。実は数日前、シンガポールを代表するリゾートホテル、マリーナベイ・サンズで弁護士のシェリリン・タンが何者かに殺害され、犯行現場にキッドのマークがあしらわれたカードが発見されたことから、地元警察は彼を重要参考人と考えているという。そこでこの事件の裏を探るためにコナンを連れてきたというのだ。コナンは新一になりすましたキッドを警察に突き出そうとするも、ここで騒ぎに巻き込まれると出国できなくなるため、仕方なく「アーサー平井」という偽名を使って彼らに同行することに。一方、京極の応援でシンガポールに毛利小五郎が来てる事を知った地元警察の予備警備員リシ・ラマナサンは、キッドが最近ジョンハンが海底に沈んだ大昔の海賊船から発見し、空手トーナメントのチャンピオンベルトに埋め込まれたサファイア「紺青の拳」を狙っているとみて、小五郎に捜査協力を依頼。警備を担当する地元警備会社社長で、リシの師匠でもある犯罪行動心理学者レオン・ローの邸宅に彼らを連れて行くのだった。とまぁ、だいたいこれで前半40分ぐらいですかね?ここ数年の劇場版コナンは、物語全体の根幹であるコナンを小さい姿に変えてしまった「黒の組織」の秘密を小出しにすることで、「原作は読むけどアニメはもう観ないなぁ」っていうファンを巧みに劇場に呼び戻すことで興行収入を伸ばしてるんですね。でも毎回やるとホントに作品が終わってしまうので、「黒の組織」関連の話は2年ごとにして、その間の1年は原作同様、登場人物の恋愛話を進展させるという作戦に出てまして。で、去年は黒の組織に公安警察、そしてCIAの3重スパイで、探偵事務所近くの喫茶店で身分を隠して働く安室透をフィーチャーしたので、今回はもう一つの売りである「登場人物の恋愛話」がメインとなっております。で、今回その恋愛話のメインとなるのが鈴木園子。幼稚園時代からの蘭の親友で、鈴木財閥の孫娘なんですけどね。個人的には黒の組織以上にこの「鈴木財閥」が謎だなと思ってて。原作でも劇場版でも、巨大施設を数々建設してはコナン達に破壊され、それでも全然財閥の屋台骨は全くもって揺るがない。当主の次郎吉はキッドを捕まえるために毎回大がかりな設備を作ったりする。この財閥の金の流れはどうなってるんだ!?と。にもかかわらず、その孫娘の園子は一般人の蘭と同じ学校に通ってるし。またこの園子って子もわけがわかんなくて。京極という恋人がいるのにもかかわらず、彼の目の前でキッドの素晴らしさを語ってみせたりしてね。で、その姿に京極がイライラしてるんだけど園子は蘭に言われるまで気がつかないという無神経ぶりで。だから今回は一応のメインとなる殺人事件の推理を下敷きにして、京極とキッドのバトルが展開するのかと思えばそれは前半で終わっちゃって、トーナメントに出場してきた京極を勝たせたくないローが犯罪心理学を駆使して彼にちょっとした暗示を掛け、それをきっかけに自分の強さの意味に疑問を持った京極がそれを悟られまいとして結果的に園子と険悪な状態になるという、完全に園子と京極のふたりの話になっちゃってるんですよ。一方、肝心の推理話の方はかなりグダグダというか、犯人だと思われていた人がやっぱり犯人なんですよ。事件の全容は、シンガポールの大規模な再開発計画を持ちかけるも、ジョンハンたち旧世代の財閥達に一笑に付されたローが海上にいる海賊を使って町を掌握しようと画策。まず海賊のボス、ユージーンを従わせるため、大海賊の象徴でもあった「紺青の拳」を手に入れようとしたわけです。「俺と手を組めば紺青の拳をやろう」みたいな。同時に計画を遂行するために引き入れたのが日本の海運会社「中富海運」の若き社長・禮次郎。「再開発計画に一枚噛ませてやる」と甘いことを言って、彼の会社が持つタンカーをマリーナベイ・サンズにぶつけて町をぶち壊そうという計画を立てる。ところがこいつの作中での存在感がまた薄いんですよ。冒頭にちょっとだけ出てきて京極にこてんぱんにやられて退場、みたいな。で、思い出したように終盤になって出てきた上に、驚くほど無能なヘタレでイライラしますが。ところが、ある海洋学者が「紺青の拳」の眠る沈没船の場所をローより先に特定。そこで彼はその海洋学者を事故に見せかけて禮次郎に殺害させ、シェリリンが禮次郎の弁護を担当してその学者の抹殺に成功する。実はその殺された海洋学者の息子というのがリシなんですよ。彼はローへの復讐のために彼の弟子となる一方、予備警察官となってシェリリンを味方に引き寄せるんですね。で、ローを強請った彼女は殺害されてしまうわけです。一方、「紺青の拳」は結局ジョンハンが先に発見し、自身の主催する空手トーナメントの優勝賞品にしてしまう。そこでローはジャマルッディンをボディーガードとして雇い、トーナメントに出場させて「紺青の拳」を手に入れようとする。ところがシェリリンがスポンサーになって大会に呼び寄せた京極の存在を恐れ、彼に暗示を掛けて気の迷いを誘うんだけど、単純に空手家として勝負を付けたかったジャマルッディンはローのやり方に不満たらたらで・・・というのが今回の事件の真相と周辺の人間の思惑で。で、クライマックスで当事者達が一堂に会するんだけど、元々のシェリリン殺しはやっぱりローが犯人なわけですよ。一見すると真犯人が別にいるのかと錯覚するんだけど、ただローの周囲にいる人間の思惑が錯綜しただけで。しかもホント、彼らは自分の思惑が達成されたり、もう価値がないとわかればローをあっさり裏切るんですよ。 「紺青の拳が手に入ればお前に用はない」 「京極と戦えないならお前といる意味が無い」みたいな。もう同情したくなるほど人望ないんですよ。まぁ、そもそも上手いこと言って人を操ろうとするやつなんて、他者からしてもその程度でしかないって事なんでしょうけど。しかも劇場版コナンのお約束として舞台となった巨大建造物が破壊されるわけなんですが、今回はもちろんマリーナベイ・サンズがターゲットで。しかもあのホテルの屋上、3つのタワーを繋ぐ部分があるでしょ?屋外プールがあって。サーフボードが乗っかってるような感じの。で、クライマックスでホテルを襲撃してきた海賊の一人が放ったロケットランチャーによって、ホントにそこが空を飛ぶんですよ。いくらなんでもランチャー1発で動かせるわけ無いだろ!?と。それに今回は話に粗が多いというか、目立つというか。例えば新一に変装したキッドを蘭はあっさり見抜いてて、ラストで帰国したときに警察に付きだそうとするんですけど、その割にマリーナベイのプールでいちゃついたりしでんですよ。しかも自分から。プールの中で手なんか握っちゃったりして。それに京極がローに暗示を掛けられる時、手にミサンガを巻かれるんですね。「君の心技体が完全となったときこれが切れる。 それまでは拳を使ってはいけない」みたいな。ところがクライマックスで園子を守る京極が劣勢だとわかると、コナンとキッドはそのミサンガを切って彼の暗示を解くんですよ。なぜふたりは暗示を掛けられていたことを知ってるんだ?と。考えてみれば園子と京極の関係って、新一と蘭、平次と和葉と違って完全に女性キャラ優勢なんですよね。園子が京極を振り回してる。しかも前の二組に比べると、お互いが相手に対して恋愛感情を隠してないし。そういった意味ではもう語る必要の無い二人なのかもしれないですね。すでに関係が出来上がってるので。それと、今回のコナンは今月末公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」とコラボ広告を出してるらしいんですが、考えてみればこの両者は「行く先々で町を破壊してる」点で一致してて。しかも今回はコナンやキッドだけでなく、蘭、小五郎、京極という近接格闘のエキスパートが揃ってるわけですよ。蘭は高校の空手部主将、小五郎は元警察官で柔道の達人ですから。だから今回は連年よりも戦闘能力が上がってる。名探偵コナンの「アベンジャーズ化」が加速してるんですよ。ホントにそろそろソコヴィア条約で取り締まった方が良いですね。さて、今回もすでに来年の続編製作が決定してんですが、案の定、来年は新国立競技場が舞台になる様子。どうやらオリンピック開催前にコナンに破壊されそうですw[2019年4月14日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ 7番スクリーン]※とりあえずここ最近の作品を劇場版名探偵コナン ゼロの執行人 (通常盤) (Blu-ray)5,017円Amazon【Amazon.co.jp限定】劇場版名探偵コナン から紅の恋歌(オリジナル布ポスター付き) ...6,874円Amazon劇場版 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)(通常盤)[Blu-ray]5,312円Amazon

    映画「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」について (ネタバレあり)
  13. き始め……。(以上映画.comより)予告編はこんな感じ↓80点ハッキリ言って、本作についてはまったく興味がなかったんですが、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」のリスナー枠に何度も投稿された&とうとう今週の課題映画に選ばれたということで。4月4日(木)、仕事帰りにヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞いたしました。とてもキツかったです… ('A`) ゲンナリ売店ではTシャツが売られてましたよ。シアター1、半分ぐらいは埋まってたと思います。あらすじを驚くほど適当に書いておくと、足が不自由な良夫は自閉症の妹・真理子と二人暮らしをしていたんですが、良夫が造船所をリストラされたことで、生活が困窮しましてね。仕方なく、妹に売春をさせてみれば、ヤクザにボコられたり、友人の警官にバレて怒られたり、中学生たちの襲撃を“朝の贈り物”で迎撃したりしながらも、意外と順調に稼げるようになったんですが、しかし。避妊を一切してなかったため、妹が妊娠してしまうのです (´Д`;) ソリャソーダ それを機に、良夫ったらいろいろ悩んだ挙げ句、一時は殺そうかと思うものの、断念して堕胎手術を受けさせましてね。その後、造船所でまた働けるようになったので、以前の日常が戻った…と見せかけて、岩場に立つ妹は以前の真理子とは違っていて。良夫の携帯電話が鳴ったところで、映画は終わってましたよ(うろ覚え)。ちなみに“朝の贈り物”とはこれのことです(「最強伝説 黒沢」より)。いや〜、いろいろな意味でキツかったです。まず、主演の松浦祐也さんと和田光沙さんの演技がリアルすぎる上に(2人とも100点!)、寂寥とした撮影やロケーションがまた「先のない地方都市」感を見事に漂わせていて(入江悠監督が得意なやつ)、「現実の貧困生活」を見ているような鑑賞体験だったというか。とにかく兄の良夫はマジでどうしようもないクズなんですが、とは言え、彼をそこまで追い込んだのは「社会」であることも間違いないワケで。鑑賞中は、さまざまな社会問題からアグレッシ部に目を背けている自分が責められているような気分になってとにかく気まずかった…って、伝わりますかね。片山慎三監督は「累犯障害者」というルポタージュの中にあった「売春をする障害者の少女」のエピソードを読んで、本作のストーリーを思いついたそうですが、鑑賞中は「最貧困女子」とか「キモくて金のないオッサン問題」などを連想しましたよ。あと、「障害者の性」や「生きがい」についても考えさせられました。「妹が兄に売春をさせられる」なんて酷い話ですが、「人に頼られたり、必要とされたりすること」って、どんな人であろうと心を救われるワケで。真理子的には売春も充実した日々だったと考えると、ううむ、またキツいなぁと (`Δ´;) ヌゥ その他、片山監督はあのポン・ジュノ監督の下で仕事をしていたそうですけど、地獄のような展開と妙なユーモア描写が同居するムードは、ちょっと似ている気がしましたよ。僕的には、妹がヤクザに犯される様子を無理矢理見せられるシーンは心底ゲッソリしたし、襲ってきた中学生をうんこで撃退するシーンでは素直に笑いつつ「そ…ッ、そうきたかァ〜ッ (°д°;)」と感心いたしました。それと、小人症の客に妊娠した真理子と結婚してもらおうとする場面とか(中村祐太郎さんの演技が素晴らしい!)、僕自身の差別意識も浮き彫りにされた感があって。「イヤな部分をしっかり突いてくる映画だな… (´Д`;) ウーン」と心から思ったり。ただ、唯一ネックに感じたのは「あの兄妹はいろいろな社会保障が受けられるんじゃないの?」というところでしてね。生活保護とか、障害年金とか、障害者支援施設とか(僕の奥さんが働いております)、現実にはいろいろなセーフティネットがあるじゃないですか。もちろんそういうことをまったく知らずに貧困に陥っている人が多いのも事実なんですが、本作の場合、良夫に警察官の友人がいるから、結構その部分がノイズになった次第。って、少し文句を書いちゃいましたけど(汗)、低予算ながらいろいろな問題を考えさせられる良い映画でしたよ。本作は監督の手弁当で作ったそうですが、そんな作品が全国公開になったというのは、日本の映画界も捨てたもんじゃないなぁと。もうね、とにかくキツいシーンが目白押しなのでね、ぜひ映画館で体感してみてくださいな。おしまい。監督が参考にした女性の障害者のエピソードが載っているとか。読もうかな。ちょっと思い出した本。とてもオススメです。

    岬の兄妹(ネタバレ)
  14. この映画は、2015年の10月に公開されました。☺65歳で定年退職し、3年前に妻を亡くし、一人淋しく生きる70歳のベン(ロバート・デニーロさん役)。お金と時間と体力と知力は、たっぷりあるので、ゴルフ⛳、ヨガ、旅行、料理教室、映画鑑賞、とあれこれ何でもやってみました。それでも物足りず、息子一家を訪ね、外泊してみるが、やはり満たされない。😥何の用事が無くても、朝7時15分にはスタバへ行き、新聞を読みながらコーヒーブレイク。こうしていると、社会と繋がっている気がします。「心にぽっかり空いた穴を塞ぎたい」✴そんなある日のこと。☀ベンは、スーパーの帰り道、インターネットの会社がシニアの人材を募集している事を知ります!😆その会社は、人気ファッションサイトで、この1年半の間に急成長を遂げていました。「毎日、行く所があるのは、素晴らしい」✨✨✨早速ベンは、応募します!履歴書は、ユーチューブ動画で自己アピールするという斬新奇抜な方法でした。💻会社のCEOを務めるのは、元専業主婦のジュールズ(アン・ハサウェイさん役)。彼女はキッチンで閃いた服👚の販売を独自のやり方でネット販売し、大成功を納めています。小さな娘ペイジの育児や家事は夫が全て心良く引き受けてくれました。夫は専業主夫というか、いわゆるイクメンです。ベンは楽々採用され、同期のデイビスや、同僚のジェイソンや、CEOの秘書ベッキーらと、親しくなります。ベンは、人生経験が豊かで、頭がキレる上、状況判断が的確で、紳士で親切。とても頼りになる存在です。✨✴70歳という年齢も全く違和感なく、会社に溶け込みます。ジュールズは、仕事の負担が大きい上、家庭も育児も無視する訳には行かず、彼女は、休まない、眠らない、食事をしない状態。😓そんなジュールズに、少しでも力になりたいと思うベン。しかし、ジュールズは、ベンという人間をじっくり見る余裕が全く無く、初めはベンに、仕事を頼むことすらしませんでした。一方のベンは、ジュールズからの指示を受ける為に、辛抱強くメールを待ちながら、職場の整理整頓片付けを静かに行い、ジュールズの目を引きます!さらに、同僚のジェイソンの彼女問題に相談に乗ったり、同期のデイビスの家探しの相談に乗ったり、自分に出来る行動を取っていました。😌ある日、ジュールズの運転手をすることになったベン。この頃から、ベンとジュールズの親密な関わりが出てきます。そしてベンは、ジュールズの夫と娘にも慕われます。さて、ジュールズには大きな問題が二つありました。一つは、会社が大きくなり過ぎた為に、ジュールズ一人では支えきれず、CEOを雇い任せるという事。これについてジュールズは、大きな抵抗を感じていました。ジュールズは、自分で立ち上げた会社を、自分で大きくし、維持している自負があります。商品の配送に関する細かな点をチェックし、箱詰めする人に直接指示するなど、常に消費者が心地良く安心して買い求めることが出来るように配慮します。🎁そうした小さな点も手抜きせず、完璧に心を込めて仕事をしたいジュールズ。💗二つ目の問題は、夫の浮気。💔自分が仕事にのめり込んだせいで浮気された、と思い込むジュールズ。CEOを他者に任せれば、自分が家族や夫婦の時間を持つ事が出来る。夫の気持ちを取り戻せるかもしれない。ベテランCEOを迎える為に、ベンを伴ってサンフランシスコへ出張に行くジュールズ。明日、CEO候補に会うと思うと、不安で一杯のジュールズは、夜、ホテルでベンに話をします。🌃「女性だって成功していい」✴✴✴ベンは、ジュールズ夫妻の取っている結婚生活スタイルを肯定しました。その上で、夫が浮気をしてもいいという理由にはならない事も付け加えました。「私は離婚したら、こんな人間だから、もう結婚出来ないと思う。一人で独身者用のお墓に入るのが怖いの」と、泣きながら訴えるジュールズ。😭「それなら、私とモリーのお墓に一緒に入ればいい」と、ベン。ベンには、社内のアロマリラクゼーションマッサージ室にいる新しい彼女が出来ていました。💖「自分のやって来た事に自信と誇りを持ちなさい。夫の浮気をやめさせる為に、CEOを雇うのは止めなさい。会社にとって必要なのは君で、君も会社を必要としている」👚🎽👖👗ベンは、全てを見抜き、ジュールズにとっての最善の道を考えていました。心からジュールズを尊敬し、愛していたからこそ出来たアドバイスでした。🌈追い風に乗って進むように、ジュールズは、素直にCEOの話を断り、自らCEOを続けて行く決心をします。すると、夫が会社に来て、ジュールズに自分の過ちを謝り、もう一度チャンスをくれないか?と和解を求めます。💖💖💖涙を流し、夫を許すジュールズ。😂ベンという人材を会社に招く事で、会社と家庭の危機を乗り越えたジュールズ。🌈ジュールズの仕事に対する情熱と姿勢は、顧客の喜びと感動を基盤にしているから、きっと宇宙が彼女を応援し、祝福したのだと、思いました!✌

  15. ロンメル~第3帝国最後の英雄~(2012・独、仏、墺)
  16. 「カッターへッド:真夜中の切断魔」。。。
  17. マズル刑事のオスス映画.................「LOOPER ルーパー」 2024年のカンザス州、縛られて顔に袋を被せられた男が、何もない場所に突然現れ、瞬時に殺害される。男は2027年の未来から、タイムマシンで送り込まれてきたのだ。未来ではタイムトラベルが発明されているが、使用は禁止されている。しかし犯罪組織が密かに邪魔者を30年前に転送し「ルーパー」と言われる殺し屋に始末させていた。ある日ルーパーのジョーの元に抹殺指令が入る。それは、いつも通りの単純な仕事のはずだった。だが、送られてきたのは袋をかぶってない30年後の自分。殺すことを躊躇ったジョーの不意をつき未来から来た自分は逃走する。「奴を殺さなければ、自分が消される 」必死に追跡するジョー。そして、未来の自分を追い詰めたとき、彼がこの時代へ来た、驚くべき理由が明かされる。男が過去に来た理由は?そして、謎多き未来の独裁者レインメーカーとは一体誰なのか?「スターウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督、ブルース・ウィルス、ジョセフ・ゴードン・レヴイット、エミリー・ブラント出演のSF映画に、マズル刑事も背中ゾク!予告編はこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=hKLH5q9Lz48レンタルDVD店のスタッフ君の一言メモ!聞いた話ですが、ジョセフ・ゴードン・レヴイットは、30年後の自分である、ブルース・ウィルスに似せるため3時間もかけて特殊メイクをしたそうです。そしてこのメイクを担当したのが、「ウインストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」でアカデミー賞をとった、辻一弘さんだそうです。ジョセフ・ゴードン・レヴイット出演の「(500)日のサマー」の記事はこちらhttps://ameblo.jp/switch-ad/entry-12349267408.htmlついに新しいスタンプ登場!マズル刑事のラインスタンプ第4弾!https://store.line.me/stickershop/product/5229010/ja第4弾に好きなのがなくても安心!ここで見つかるかも!第3弾も好評発売中!https://store.line.me/stickershop/product/1642685/ja第2弾も試してみてねhttps://store.line.me/stickershop/product/1457663/ja第一弾も、まだまだ売り出してます!https://store.line.me/stickershop/product/1448152/ja

    ちょっと前の映画を見ちゃお!「LOOPER ルーパー」みたいに未来からアイツがやってきた!
  18. )にも電話する。 シネマトゥデイ引用)ブラピが経営者に名を連ねるプランB製作、監督は『オーバー・ザ・ブルースカイ』フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン。この役は、ティモシー・シャラメのほうからアプローチして得たものだとか。『ビューティフル・ボーイ』に当世一のビューティフル・ボーイを据えるという短絡的な発想だったわけじゃないことが分かって、作品の印象がだいぶ変わりました。父デヴィッドの著作↓ ビューティフル・ボーイ (マグノリアブックス) 1,200円 Amazon 現在は脚本家としても活躍中の息子ニックの著作↓ High: Everything You Want to Know About Drugs, ... 3,602円 Amazon Tweak: Growing Up on Methamphetamines (English ... Amazon 日本の薬物使用者の割合は欧米に比べると非常に低いらしく、生涯経験率は大麻で1%台だとか。逆に、この映画によると、アメリカでは50歳以下の死因の第一位が薬物過剰摂取だそうで、アメリカ人にとっては日本とは比較にならないほど大きな問題なんですね。子供を持つアメリカ人は、多かれ少なかれ子供が薬物に手を出さないか不安を抱いているでしょうし、実際に子供が薬物依存に陥り、苦しんでいる親子も少なくないんだと思います。子供の将来を考えて、人に話せずひそかに苦しんでいる人も多いであろう中で、原作者のデヴィッド・シェフは敢えて手記として発表した。そこに、息子の薬物依存と徹底して向き合っていこうという彼の強い覚悟が感じられます。リア充でジャンキーなニックの掴みどころのなさ本作は主として父デヴィッドの視点で描かれています。妻と離婚したものの、息子は手許に置き、ずっといい関係でやってきたと思っていたデヴィッド。しかし、可愛らしくてスポーツも勉強も優秀、再婚相手との間に生まれた弟と妹も可愛がる自慢の息子だったニックは、いつの間にかクリスタル・メスという危険な薬物の依存症に陥っていた・・・息子と懸命に向き合おうとする父の姿の合間に、可愛らしくて親を夢中にさせた頃のニックを思い出す短い回想シーンが何度も挿入されて、そこから溢れ出てくる息子への期待があきらめられない父親の未練と後悔が観ていて辛い。「天使のようだったあの息子が何故?」という彼の叫びが聞こえてくるようです。子供が何かすると必ず「親の育て方が悪かった」という話になりますが、必ずしも親が責められるケースばかりじゃないはず。デヴィッド親子のケースはそのいい例じゃないでしょうか。たしかにこの両親は離婚しているし、ニックは父の再婚でなさぬ仲の母親と腹違いの兄弟を持つことになった。でも、ニックと新しい母親は表面上うまくいっていたし、再婚自体が間違っていたとまでは言えません。むしろ、作品を観ていて羨ましくなるほど、デヴィッドはニックを可愛がっていたし、ニックとの時間も持っていた。傍から見ればまさに理想の親子関係ですらあります。文筆業の父親なんて私の憧れだったのでそこも羨ましい限り。その才能を受け継いだニックも・・・さらに、緑に囲まれた知的で美しい家、書斎、継母が描くアート、父親とのウィットのある会話。兄を慕う可愛い弟と妹、何もかも。彼は全部持っているし、満たされている。私から見れば、間違いなく完璧にしか見えません。しかし、ニックはこう告白するんです。「初めてクリスタル・メスをやった時、自分の人生に欠けていたのはこれだ!と思った」ニックの内面はとてもわかりにくいということ。私にはそれがショックですらありました。この作品の中に、「「問題」はドラッグじゃない。それは「問題」から逃げる手段だ」という印象深い言葉が出てくるんですが、それこそ彼の「問題」が分からない。にこやかに父親とハグして、いい兄貴として弟たちと遊ぶ、大学に6つも受かる、大学ではガールフレンドもでき、彼女の家にも招待される仲になる・・・一見リア充、とてもいい子。ティモシー・シャラメのうっとり見惚れてしまうような美しい笑顔、それと裏腹の空虚な視線が、ニックの掴みどころのなさに絶妙なリアリティーを加えてる。美しくてリア充でジャンキー。そんなことってあるんですね。ただ、他人がどう思おうと、ニックの中にはどこかに隙間があったんでしょう。彼の心の隙間の在り処がどこにあるのか最後まではっきりとは見えないのが、観ている側としてはとてももどかしい。でも、それを見せないことによって、「何故」という疑問に苛まれ続ける父親の焦燥感は最後まで持続するわけで、このもどかしさは薬物依存者を見守る人間のもどかしさそのものなのかもしれません。或る時点まではジャンキーでもリア充だったニックですが、当然そんな状態は持続しない。人もうらやむニックの人生を薬が急速に壊していきます。彼はむしろそれを望んでいるかのように、薬に流されていく・・・この辺も本当に分からないし、もどかしいんです。以降のループは、もはや彼の意思というよりも依存症の地獄めぐり。最後にはその滝つぼに堕ちること、そうなると簡単には外には出られなくなると分かっていて、何故薬物に手を出してしまうんでしょうか。父親の憔悴の深さの演出が足りない?現実のデヴィッド・シェフがテレビ番組に出演した映像を観ましたが、知的で冷静な印象を持つ人。スティーヴ・カレルの演技は本人のイメージに沿ったものなんでしょう。ただ、仕事も抱え、ニックの他にも幼い子供たちがいる中で、ニックの依存症に向き合い続けた父親は、当時は相当憔悴しきっていたんじゃないでしょうか?ニックとは血がつながらない妻に迷惑をかけたくないという遠慮も、彼をますます追い込んでいたことは容易に想像がつきます。普通の精神力なら、父親も共倒れになっていてもおかしくない状況です。しかし、父親デヴィッドが知的で冷静な人物として演じられるだけに、父の憔悴の深さがいまひとつ伝わらない。例えば序盤からかなりの音量で音楽が挿入されていることも彼の憔悴ぶりを薄めている要因のひとつに思えます。当時のデヴィッドは音楽が流れていたとしても耳に入らないくらいの心理状態だったのでは?彼の憔悴を映像から汲み取ろうとしている側としても、なんだかすごくノイズに感じられてしまうんですよね。本作の場合には、いかにもドラッグが蔓延している環境での出来事ではなく、逆にとても恵まれた環境に暮らしているはずの子供がドラッグに手を出す恐怖のほうがメッセージの目玉ということで、あまり「いかにもそれらしい映像」はありません。そんな中で、薬物中毒の悲惨さや登場人物たちの苦しみをどう見せるか?は課題として意識されていたと思うし、実際そういう工夫が伝わるシーンもたくさんあります。コンクリートの表面に蔦が蔓を張り巡らせた、何か深い病巣を連想させる映像や、空を覆うように生い茂った木の下で、デヴィッドがとても小さく心もとなく見える映像などは、彼らの内面がビジュアルに伝わってくる。ただ、デヴィッドがついに息子の支援を放棄して、「もう彼を救えない。見捨てなくても彼は死ぬ」と言い放つに至るまでには、壮絶な葛藤と精神の消耗があったはずで・・・その極限状態がスティーヴ・カレルのビジュアルから伝わらない気がしてしまったんですよね。役のために増量や減量をすることがアカデミー賞などで高く評価されたりする傾向はあまり好きじゃないつもりでいたんですが、今回に限っては、もう少し肉体的に憔悴感を醸し出してもいいような気がしました。勝手なもんですね(苦笑)Netflixで大評判になった『13の理由』の脚本も(一部)担当薬物依存との長い闘いの結果、ニックは現在クリーンな状態を続けていて、作家としてだけでなく脚本家としても活躍しているそうです。日本でも人気になったNetflixドラマ『13の理由』の脚本家にも彼の名前が。これってかなり凄いことじゃないでしょうか?やっぱり文才があったんですね。『ビューティフル・ボーイ』という父デヴィッドの手記のタイトルは「うちの子が世界で一番可愛い」という親の欲目を表現したものなのかと思ってたら、なんと実在のニックもかなりのイケメン(笑)ティモシー・シャラメというキャスティングも、あながち過剰な美化とは言えないかも。美しい彼の人生が薬物のために壊れていくのは、あまりにも惜しくて、見るに忍びないものがありましたが、美しい人もそれなりの人も、若い時は等しく美しいもの。薬物なんかでかけがえのない美しい時代を失うのは本当にもったいない・・・親子の赤裸々な手記とこの映画が薬物依存の抑止力になるといいですね。ティモシー・シャラメの次回作はグレタ・ガーヴィクの監督作だそうで。個人的には彼が主演する『デューン 砂の惑星』リメイク版が楽しみです。備考:今日現在53館

    『ビューティフル・ボーイ』 ティモシー・シャラメが薬物依存の青年に
  19. 本作も「マン」が付映画→急遽観ることに決定。4月6日(土)、東京都写真美術館に足を運んで、短編映画「マイリトルゴート」と続けて鑑賞いたしました(その後、3回目の「スパイダーマン スパイダーバース」をハシゴ)。「予習しておけば良かったかな… (・ω・;) ウーム」と思ったり。観客は20人ぐらい。元ネタの1つである「ホフマン物語」も上映されてましたよ。本作にのあらすじについては公式サイトを読んでもらえればと思うんですが(手抜き)、パンフに載っていた関西学院大学文学部教授・木野光司先生の解説によると、「黄金の味」「黄金の壺」のストーリーをベースに、ドイツの超有名な作家エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマンの伝記やその複数作品のモチーフを自在に織り込んで構成しているそうで。全編、幻想的な作りで、主人公のホフマンは若くなったり、年を取ったり、巨大化したりするし、不可思議なことが起こりまくるし、なんて言うんですかね、主人公の頭の中がそのまま映像化されている→いわゆるドイツ表現主義的な作りというか。いや、この「ドイツ表現主義」という言葉、前に尊敬する映画評論家の町山智浩さんによる「カリガリ博士」の解説(216円)や高橋ヨシキさんの著書か何かで学んで以来、いつか使ってみたいと温めていたんですが、もし僕が間違った使い方をしていたら、あなたはときどき遠くでしかってーー (ノД`) ナニコレこの人が主人公。若くなったり年を取ったりするあたり、少し「Gorogoa」を連想したりもしましたよ。観ている間の僕の気持ちを代弁する烈海王を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。ちなみに「カリガリ博士」を観てから町山智浩さんの解説(216円)を聞くと、非常に勉強になるのでオススメだッ!m9`Д´) ビシッ面白かったのは、新しい作品なのに映像が古びて見えたんですよね。これはメルヘン風味の昔話だから、あえてそういう見せ方を選んだのかなぁと。僕的にはJAROの「白雪姫篇」のCMを連想した…という古すぎるTA-TO-E!m9・∀・) ビシッ ただ、正直なところ、あまりに突拍子もない演出や展開が続くので、何が何やらなところが多くて。パンフを読む限りは、たぶんE.T.A.ホフマンについてある程度の知識があって、「黄金の壺」と「くるみ割り人形」、「砂男」あたりは読んでいた方が楽しめるんじゃないかと。恥ずかしながら僕は本作を観るまで、オペラの題材になるほどの超有名作家E.T.A.ホフマンのことを1ミリも知らなかったのでね(絵本を買ってたのに「くるみ割り人形」の原作者ということにすら気付いてなかった…)、ごめんなさい、意味不明すぎてキツいシーンもあったというか。基本的に僕は「映画鑑賞は事前知識がない方が楽しめる」派ですけど、本作に関しては「少しぐらい予習しといた方が良かったかな… (・ω・;) ウーム」と思ったり。ところどころ、ホフマン作品のモチーフが登場するのです。なんとなく昔のJAROのCMを貼っておきますね↓でも、作品全体の幻想的な雰囲気は嫌いじゃないし、2003年に制作開始→完成までに15年かかったという労力と情熱はマジで尊敬するし、「キャラクターが舞台上に全員登場しての大団円エンディング」も多幸感があって嫌いじゃなかったし、「エンドクレジットで流れたメイキング」にもグッときたし、トータルすると楽しかったです (°∀°)b ヨカッタ! ストップモーション・アニメが好きな人は、ちゃんとチェックしといた方が良いと思います。おしまい。本作に多大な影響を与えたというE.T.A.ホフマンの伝記オペラ映画。観ようかなぁ。本作のベースとなっているE.T.A.ホフマンの著書の1つ。ハードルが高そうです… (`Δ´;) ヌゥ昨年公開されたファンタジー映画。これに乗じて、絵本を読み聞かせしようと思ったのに… (ノД`) アァン

    ホフマニアダ ホフマンの物語(ネタバレ)
  20. ガルシア=マルケス原作の                                                   「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」 より。                                                                         この南米の魔術的リアリズムの作家、                           特にこの作品には思い入れがあったのでやっと原作を読みました。                 ストーリーはまさに題名のまんまで、そのまま映像化したのが今作のようです。                                     砂漠の乾いた砂とホコリと刺すような太陽、                   ゴテゴテの飾りと濃~いキャラクター達、               残酷な大人の童話の世界が繰り広げられます。分類がコメディになってるとは!                    そう思わせる場面もありますが(笑)ちょっと違うでしょう。                            文字通り悲惨な物語ですが、ツラいというばかりではなく                              意外な展開が不思議と面白かったり、儚さとか宿命的なものも感じさせ                       この魅力は簡単には言うことができません!                ブラジル出身の ルイ・グエッラ 監督にもメキシコ映画も馴染みはありませんが、         もの悲しいテーマ曲と共に                        独特の世界観にグッと引き込まれてしまいます。【登場人物】 全員が作品にピッタリです!                                イレーネ・パパス……エレンディラの祖母、ご存知ギリシャの大女優。             若い頃はギリシア神話から抜け出たような神々しい美しさでした。                        この圧倒的な迫力で後年キワモノ役も多かったようですが、                   その雰囲気は誰にも真似できない聖域に入っています!                                       クラウディア・オハナ……まさしくこの薄幸の美少女、エレンディラです。                幼い頃から意志を感じさせる強い瞳が印象的です。他の作品が観れないのが残念。    オリヴィエ・ウェーへ……ウリセス役のイケメンなんですが、これ以外に映画出演は?          バレエダンサー?マジですか。                                      ミシェル・ロンスダール……サンチェス上院議員。出演作はいろいろありますが、私は    「薔薇の名前」 の修道院長の前髪が忘れられない。ココからネタバレ                                               ↓                                                            ↓                                                           ↓                                                        ↓                                                        ↓「祖母が入浴中に不運の風が吹き始めた」                              大きな屋敷なのに使用人が一人もおらず、まだ幼い14歳のエレンディラが                  大柄な祖母の入浴や身づくろい、掃除をしたり食器を磨いたりと大忙しだ。                                        イスに座ったエレンディラ、カクンと頭を下げ寝てしまったかと思いきや             すぐに起き上がり給仕を始める。祖母は目の前で手を振って見せる…                              「エレンディラ!」 彼女は驚いて鍋を落とし、じゅうたんを洗う仕事が増えてしまった。                              睡眠も満足に取れないほど毎日働きづめで、                歩きながら眠ることなんかしょっちゅうのようだ。(fast-torrent.clubより)祖母はピアノを弾いて歌ったり、ツマミ食いしながら蓄音機を聴いてはむせび泣く。    寝る時にも仕事を指図するのを忘れない。                                「明日はじゅうたんを洗うのよ。服にアイロンをかけなさい」                     「はい、おばあ様」                                                     「虫に気をつけて、それから花を中庭に出して…」                          「はい、おばあ様」                                               聞き分けがいいとかのレベルじゃないな!              奇妙な2人の関係が不思議な緊張感を生んでいます。「ラクダに餌をやって、お墓に水をやって…」                              「はい、おばあ様」                                              指示はいつまで続くのか。                                                         これじゃ最初の方で何と言われたか忘れちゃうな!                                              「アマディス親子が来ても入れないで」                                              死んだ祖父と父親の名前が出れば、完全に寝てるとエレンディラにはわかっていた。    ようやく解放された彼女は疲れ果て、ベッドへ倒れ込むように寝てしまう。             その時だった!吹き込む強風がカーテンをあおり、        ロウソクの火が燃え移ってしまう…原作によると祖父は気鬱で亡くなり、                                   生まれた息子、エレンディラの父親もいざこざで死んでいた。祖母はその昔、                               「アマディスという密輸商人に夫を殺され、その後身請けされ                        砂漠の隠れ家に押し込められた美しい妻だった。                            たった一人の私生児の孫娘をこき使いながら、華やかな昔の夢を追い続けていた。                                                     美しい白鯨に似て、古風な威厳を感じさせる」                               (肥った鬼ババァだけど…)(imdb.comより)その翌朝…焼け跡に大きな椅子を据え、ボンヤリと座っている祖母。                なんと屋敷は全焼してしまったのだ。                                     「一生かかってもこの損は償えないよ、お前の宝で払うんだ」                      オマエのせいだからすべて償えと?                                      泣くしかないエレンディラに村人が近づき手のひらを見ると                             彼女の手には手相がまったくなかった。                さらなる地獄が始まったのはこの日からだ。祖母はエレンディラを店に連れて行き、主人にカラダを値踏みさせる。            「正真正銘の生娘だよ」                                                        宝で払うというのはこういうことか。                      いやしかし、実の祖母たる人がここまでするなんて……               しかし(ここでは)現実なのだろうと思わせる凄みがある。                              幼い彼女は叫び声を上げ抵抗するもむなしくねじ伏せられ、                                悲惨な初体験をさせられてしまった。この場面はこうある。                    「恐怖に打ちひしがれ意識を失った。嵐の空を渡っていく1匹の魚のガラスのヒレを     ウットリと眺めているような、そんな状態に陥った」 ……(dvdfr.comより)それからはガラクタをたくさん積んだトラックで、祖母と旅に出ることになった。        それにしてもまぁ、砂漠のホコリっぽいこと! 払っても払っても、逃れようのない運命の呪いみたいに。                 運転手の助手が彼女を連れて行くと申し出たが、                         「孫の借りを払ってくれるならね」 ……                                  そして砂漠にテントを張って、一日中客を取らされる。                        祖母は外の椅子にドッカリと座り、道行く男たちに声をかける。                  孫を斡旋するなんて、こんなポン引き見たことないわ!男達に荷物を担がせ、あちらこちらと客を探して放浪する毎日。                         エレンディラは両手をつながれ、トボトボと祖母の馬に付き従って歩く。                       いったい何人の男を相手にしたのだろう……                                      「この調子だとあと8年ほどで払い終わるよ」                                「クタクタだわ…」 エレンディラは泣き出しそうな声で、絞り出すように言う。             「眠るといいよ」                                                「はい、おばあ様」 ……(-_-;)(rarefilmfinder.comより)こんな状況でも祖母の世話と家事全般は当たり前、過酷も凄惨もここに極まる。                       評判が評判を呼び、男たちは長い列を作って連日お祭り騒ぎ。                          とうとう彼女は体をワナワナと震わせ尋常ではなくなった。                              「わたし死んでしまうわ」                                           さすがの祖母もこれはヤバいと思ったのだろう。                               「今日は終わり!明日の朝出直しておいで」                                         並んで待っていた男たちが文句を言えば、                                          「孫のカラダは鉄じゃない。思いやりはないのか!」 (オマエがね)皆が帰った後には、またまた原作によると                                「空色の瞳がいかにも頼りなげで、堕落した天使にそっくりの、                     美貌から発する光によって、とうていこの世の者とは思えない」                                               ウリセス少年が立っていた。                                                       その通りの美少年で、エキゾチックなエレンディラといい対比をなし、                     ホント見惚れてしまいます……鬼の祖母の目にもそう映ったようで、                            「あんたは?翼を忘れたのかい?翼をつけてからおいで」しかしウリセスは裏からこっそりテントに入り込んでしまった。                    「ひと目会いたかった。うわさどおりの美人だね」                                  「下っ腹を殴られた気分なの、私死にそうよ」                                   「砂漠で死ぬ人は天国でなく海へ行くそうだ」                                     「…いいわ、お金を払って。初めてなの?花の香りがする」                                      「オレンジだよ、密輸をしてる。1個が五万ペソもするオレンジだ」                           エレンディラは笑い、 「まじめな顔で冗談を言うところが好きよ」                               そういいながら抱き合い始めると……(rarefilm.netより)「お前が屋敷に連れてこられた時は、車20台分の花を通りに投げた…」             寝ているはずの祖母の声がハッキリ聞こえる。                           「平気よ。あれは寝言よ、何があっても起きないわ」                                     しかし目をカッと見開いたまま 身振り手振りをしながらベラベラ話し                        どう考えたって起きてるに違いないのに……                やっぱり寝ているらしい。                             でなけりゃ2人が横のベッドで愛し合ってるのを咎めないわけがないから。一行は村々を回って商売を続け、ある土地に辿り着いた時、                   汚れた商売で法に背いているから通さないと言われる。                       成年に達するか結婚するまでは娘を預かると、妥当な判断と思える。                      「この子は私の孫だよ」 !                                          いやそれがなお悪いんだって。                                                   その夜エレンディラは修道院に連れて行かれた。                          髪も短く刈られ、酷い重労働をやらされたが                                  「死の漕刑船めいたベッドの生活を経験したエレンディラは、                                 毎日が日曜日のような気分がしていた」祖母がこのまま引き下がるはずもなく…                                            昼夜修道院の前に陣取り、監禁されている孫を救い出してくれと、                          道行く人に頼んでは断られる。                                                  旅の写真屋を呼び止めるが、やっぱりとりあってもらえない。                  「私は砂漠で一人きりの哀れな女だよ。どこへ?」                             「風まかせさ。この世界は広いんだ」                                                いつまでも過去にしがみついている祖母には            とうてい理解できないだろうと思われます。(moncineplex.caより)ああ、エレンディラがこのまま、                       普通の少女として生きていけたとしたら。                         「自身の闇の中で生き続けながら、あのベッドの世界では想像したことのない、       美と恐怖の別の形を発見しつつあった」 素敵な表現ですよね。                                彼女はだんだんと穏やかな表情になりつぶやく。                           「私は幸せ」……やはりこのままではいられなかった。                                          罪を清める強制結婚が行われることになり、祖母はある青年に声をかける。                               「儀式に参加するの?20ペソあげるよ、私の孫との結婚のためにだ」                 こうして奸計により結婚させられたエレンディラは、                            修道僧たちが機会を与えてくれたにもかかわらず                              「行きます。彼とではなく、祖母と一緒に」 ?                              ココは理解できなかったが、                            「誕生の時から彼女を支配してきた妖しい力に呪縛された」    あらがえない運命の力に全身を操られてしまっては        元の悪の巣に帰っていくしかなかったのだろうか。ある日、サンチェス上院議員に取り入るチャンスがやってきた。                        蝶がひらひらとエレンディラのそばまで飛んできたが、                        白い壁を背にすると固まって絵になってしまった。                              サンチェスは言う。 「絵だからはがせないよ」                                    時々こんな寓話のようなキレイな映像が入る。                               (themoviedb.orgより)エレンディラが牡羊座だと聞くと 「私と同じ人に愛されない星だ。?これは何だ」       「貞操帯よ。砂漠を自由に行き来できる証書を届けてくれれば、祖母がカギと交換を」                「クソばばぁめ。…私はあと6ヶ月と11日でこの姿勢で死ぬ」」                                                サンチェスはそばにいてくれと頼む。自分の深い孤独に気づいたのだった。                              そして、あとでその通りになった…ような気がします。ウリセスが持ち上げただけでガラスのコップは明るく色を放ち、母親は言う。                         「それは恋してるからよ」                                                 確かにその通りだったが、そんな解釈で?                                  「君はオレンジ色だ」                                                    相変わらずの毎日で放心し、逆らうことはできないと諦めている彼女に            父親が植えたという本物のオレンジを見せる。                                 実を割ってみると中には大粒のダイヤが。どんな仕掛けで入れられたのだろう?                   トラックも銃もある、一緒に逃げようということだ。                                        「10年は行けない」                                                           「行けるさ、あの魔女が寝たら外でフクロウの真似をする」「早起きして客が来る前にお風呂をわかして、使用人の服を洗って。                              そうしたら給料からその分を差し引ける」                                              また始まった、ウンザリするな~。その時フクロウの鳴き声が!                                寝静まってから外に出て行くエレンディラの前に、ウリセスの父親が現れる。                        「何も見なかったし、金も払わん。君は愛と死を混同してる」                                 彼女は振り切って出て行くのだった。                                            しかし追跡を逃れることはできず、2人は捕まってしまう。それからもエレンディラ目当ての男たちが毎日長蛇の列をなし、                           町の売春婦たちは客を取られておもしろくない。                                          あんなネンネのどこがいいのかと、女たちは大挙してエレンディラの元へ。            大通りの真ん中にベッドごとすっ裸で放置され、身体を丸くしているしかない。                                                 彼女の足に繋がれた鎖は、客をとっていた時からずっとなのだろうか…                   横たわる彼女にそっとシーツをかけてやったのは誰だったろうか?                          そこにいたとしても誰も何もできないだろう。                   そんなことしかしてやれなくても、まだマシなのだろう。                 カラダも心もどれほどズタズタかと思うと、                       胸が締め付けられるように痛くなります……(m.ok.ruより)しかし祖母はこんなことも言う。                                             「文句はおよしよ、私がいなくても男に頼らず暮らせる、自分の家を持つんだ」                      そのためにカネをためろってこと?だからこうしているんだと?……                             聞いているコッチもエレンディラも我慢が限界にきた~!                                 「ウリセス……」 思いつめたように呟く。                                 それが聞こえたかのようにウリセスは起き上がり、決心していた。エレンディラは満面の笑みでウリセスを迎え抱き合う。                              祖母は相変わらず寝言をベチャクチャしゃべりながら起き上がる。                            「この場面でいつも起き上がる。大丈夫寝てるわ」                                 ババアは完全に起き上がって立ち上がり踊り出す。                                         あ~、怖いのを通り越してイライラするわ!             ホントに寝てるんかいな?                        こんなヤツとはどうやっても一緒に暮らせないな!                          エレンディラもきっと決心したに違いない。                                      「祖母を殺せる?」 「君のためならやる」(kino.mail.ruより)ウリセスは大きな毒入りケーキを用意する。                                   「ずうずうしい、よくも来られたね」                                        「お詫びに来ました、今日は誕生日ですね」                               祖母は機嫌を直し、巨大なケーキを手づかみでむさぼり食う。                          クリームでベタベタになりながら、見事な食いっぷりだ!                       しばらく食うとチョッと苦しそうな顔をし、眠ってしまったようになる。                        が、すぐ起き上がってまたしゃべり続ける。                                      「ゾウも顔負けだぜ、信じられない!100万匹のネズミを殺せる毒を食べたのに」              エレンディラは冷たく言い放つ。 「人も満足に殺せないのね」祖母はそれからおとなしく寝つき、                                    「15歳以来の深い眠りだった」 と満足して目覚めた。                                 ナンじゃと~!Σ( ̄□ ̄|||) ココがコメディかね?                                確かに寝言をこんなに言ってては、いつも熟睡できていないだろう。                   これくらい毒を盛ったほうが、ぐっすりと死んだように眠れるというものか。                          かえって元気になったとは ┐(´д`)┌ イヤハヤ                           唯一の変化と言えば、髪をとかしてもらうと次々に抜け始めたことだ。                           ここからさらに凄まじすぎてアッケにとられます。                           「アーッハッハ、ギャーッハッハ」                                               ショックのあまり狂ったか、自分の髪をドンドン抜き始めて     見事ツルッパゲに!そしてカツラを頭に乗せると、              何事もなかったかのようにピアノを弾く。                う~ん、強い!強すぎる!!ウリセスは今度はピアノに爆薬を仕掛ける。                                 2人は今度こそ祖母が死ぬと思ったが、                        テントも爆発したのに、祖母はちょっと燻ぶっただけで…                    ピンピンしてる。ッ強ッッッ!!!Σ( ̄□ ̄|||)                         ココもコメディかね?                                  最強のラスボス、どうやったら倒せるんでしょう…                                   しかも何もかも燃えてしまったので、                                  「これで元の木阿弥だね、全部1からやり直しだ」                                     エレンディラはうんざりし、 「あんたのおかげで借りが増えたわよ」こうなったらこれしかないか!と、                     ウリセスはナイフを持って祖母に向かっていく。                           「彼女は死を予感している、白いクジャクの夢を見たと」                            壮絶な死闘……!!!               「気を許せない男だと気づくのが遅れた」                                   岩のような祖母は苦痛と憤怒の声を上げ、                                  返り血を浴びたウリセスは赤でなく緑色に染まりながら、                             やっとのことで倒すことができた。                                             「ハッカ入りの蜂蜜によく似た、油のように光る緑色の血」エレンディラが祖母の死を確かめると、彼女の手のひらには                     今までなかった手相が浮かび上がってきた!                                        勝ち誇ったようにウリセスを見つめ、金でできた重たいチョッキを手につかみ、                         裸足のまま砂漠へ駆け出していった。 「エレンディラ!」                                                    彼にはもう、彼女を追う体力は少しも残っていなかった。                                  叫びながらむせび泣くことしかできなかった。                                        「風に逆らいシカのように駆けた。誰も引き止められなかった。 私の消息は誰も知らない。私の不運の証しも残っていない」                              砂漠にエレンディラの付けた足跡が赤くなり、            最後は全てが赤くなっていった……(mypicsandmovies.comより)何年も男たちの慰み者となり、生まれついての奴隷さながらの生活、              それほどの状況で考えられることといったら、どんなでしょう。                         ウリセスを愛していてもいなくても、彼女にはもうどうでもよかったのかもしれない。                    すべての過去を捨てて疾走していきたくなるのは当然のこと、                          エレンディラにとって、「自由」 になったというのは                どれほどのことであったことか。                      異国の儚いおとぎ話のように終わっていく物語の美しさが、        ずっと私の中に余韻を残しました。エレンディラの濃い眉と赤銅色に輝く肌、                                ウリセスの王子様っぷりにもとんでもなく魅了されますが、                     なんといっても イレーネ・パパス 演じる祖母の存在感がキョーレツで、                          この威圧感の前ではホントにもう、                   なんも言えない!ひれ伏すしかない!                                これを観れただけでも一生分の価値があります。美しいけどキッツい蛾を見ているような、鮮やかな毒キノコのような、                        棘のあるバラのような(これは普通か)…斬新な映画でした。            観ているあいだ中熱に浮かされたようにクラクラし、        心をドッカーンと持って行かれてしまいました。               最後にこれだけは!                                これほどの作品がDVDになっていないのが残念すぎです~!!(´;ω;`)(fast-torrent.clubより)

    エレンディラ (1983)