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  1. 断とは・・・。後は映画を観て下さいね。これが実在の人物かと思うと、本当に驚きます。だって、何億もするような芸術品を簡単に購入するのに、孫息子の身代金は払わないって、どんな人間性なんだって思ってしまいました。確かに、最初の言い分は、解らないでもないんです。誘拐を成功させてしまったら、他の孫たちも危険になるというのは解かるのですが、その後、渋って渋って、身代金を値切って、それでも払おうとしないことに驚きました。ただのケチなんじゃんって思いました。でも、このゲティの親も問題がある人だったのかな。少し調べたら、ゲティの父親が死んだ時、母親とお金の事で争って疎遠になったそうです。お金は大切だし、必要なものだけど、有り過ぎると人を狂わせてしまうのかも知れませんね。お金は程々に、生活が出来るくらいあれば良いと思う私でした。それに対して、母親のアビゲイルは、とても普通の感覚を持った女性だと思いました。そんな彼女が、必死で息子を取り返そうと、犯人とも交渉し、義父とも交渉して苦しむ姿は、本当に可哀想でした。そんなアビゲイルを支えるのが、公証人のフレッチャー・チェイス。彼は、ゲティの警備を担当していた元CIAの人間で、ゲティが誘拐を聞いて、彼をアビゲイルの元に行かせるんです。なんだ、やっぱり心配しているんじゃんと思うなかれ。彼は身代金を払わないで孫を奪還する為に派遣されたのでした。酷いでしょ。そんなチェイスですが、その状況に身を置く内に、アビゲイルに共感して、彼女を助けて、一緒にゲティに進言してくれるようになるんです。ここら辺は救いでしたが、クソジジイは払わないのよねぇ~。もー、映画を観ながら、何度頭の中でジジイを絞め殺したことか!マジで腹が立ちましたよ。ゲティ家が所有していた”ゲティ石油”は”テキサコ”に売却されたそうです。アメリカの石油会社といえば、エッソ、モービル、シェル、そしてテキサコですよね。現在はエッソとモービルが合併したり、テキサコがシェブロンになったりとしていますが、結局、大きなところに吸収されてしまったというのが結末かな。必死で守った会社も、死んでしまえば名前も残らなくなってしまう。何とも言えない末路だなって思いました。出演者が上手いので、本当に惹き込まれる映画でした。アビゲイルの苦しさが伝わってきて、観ているこちらも苦しくなりましたもん。息子が殺されるというのに、何も出来ない自分を、力の無い自分を悲しみながらも、何か出来ないかと戦い続ける彼女は、本当に美しかったです。ミシェル・ウィリアムズ、上手いですね。ゲティを演じたクリストファー・プラマー、まぁ、とんでもなく憎たらしいジジイを演じて下さって、凄いと思いました。言葉では伝えられないほど、この作品のクリストファー・プラマーは凄いです。とにかく観て欲しいと思いました。誘拐犯の一人・チンクアンタを、私の好きなロマン・デュリスが演じているのですが、あまりにも汚い身なりで、最初解りませんでした。最近、あまり映画で観ていないので嬉しかったのですが、いつものデュリスのような色っぽい役では無くて、ちょっとビックリ。でも、素敵でしたよ。私は、この映画、超お薦めしたいと思います。これは、良く出来ていると思いました。お金というものに振り回される人々の姿を、良く描いていたと思います。何度も言うけど、お金は大切だし必要だけど、それだけが人間を評価するモノではないんです。間違えると大変な事になりますので、気を付けようと心に刻みました。ちょっと考えさせられるお話なので、元気な時に観た方が良いかな。でも、誰もが観るべき作品だと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。ぜひ、楽しんできてくださいね。・ゲティ家の身代金|映画情報のぴあ映画生活 ゲティ家の身代金 1,050円 Amazon

    「ゲティ家の身代金」内容も凄いけど、凄い演技に惹き込まれて目が離せなくなりました。
  2. ており・・・。後は映画を観て下さいね。この映画、全く知らなかった作品なのですが、”ジャック&ベティ”という映画館で、短期間上映すると聞き、観に行きました。これ、面白かったです。とにかく、発想が面白い。女を断ちたい僧侶が、めちゃくちゃモテるって、面白いでしょ。どんなコメディみたいな内容を、真面目な映画にして仕上げてあるんです。全てを仏に捧げるはずの僧侶が、女に惑わされて、振り切ろうとずーっと長い間頑張っている姿が、最初は笑えてしまうのですが、段々と狂気じみてきて、怖くなってくるんです。その映像に、アニメーションを混ぜながら、狂気の世界と、密教の道を外さんと曼荼羅を頭に思い浮かべて頑張る仁光の精神世界とを、上手く融合させて、面白い映画に仕上がっていました。これ、何で日本でそんなに取り上げられなかったのかしら。とても日本的な作品で、「日本昔話」的な雰囲気もあるんです。ただ、仁光を惑わす女たちが、そのエロスを前回にして、裸体で迫って来たりするので、そこら辺が、あまり公開されなかった原因なのかしら。海外では、凄い沢山の賞をもらっているし、日本では「東京フィルメックス」くらいでしか、上映されていないんですよ。本当に残念です。宗教に身を捧げた僧侶と言っても、普通はなまくら坊主とか言われて、女犯(女性と交わったらダメ。)は大罪とされていながらも、好き勝手に裏で女性とシテたりするじゃないですか。まぁ、宗教の種類にもよるんだけど、空海が持ってきた密教では、女性厳禁なんですよねぇ。それなのに、モテモテの僧侶が、超真面目で女から逃げるって面白いですよね。ちょっと柔軟にして、裏でヤッておけば、女を惑わすほどの魔性を宿す事は無かっただろうに、本当に可哀想でした。こういう時代劇って、流行ると思うんです。というか、女性に、この作品、沢山見せたかったなぁ。男性が観ると、何だよモテるくせにって思うかも知れないけど、女性が見ると、そうよねぇ、僧侶って魅力があるわよねぇって思うと思うんです。真面目にしていればしているほど、何か、そこに魅力が出るんですよ。最近、僧侶がステキだと思っている私でした。私は、この映画、超!お薦めしたいと思いますが、もう公開は終わってしまったんですよね。盛り上がって、アンコール上映をするとか、DVDの発売をしてくれないかな。レンタルでも良いので、ぜひ、この作品、女性にお薦めなのよ。僧侶、流行ってきているので、この作品も、イイですよぉ。エロくて、面白くて、楽しめる、大人の映画です。ぜひ、観れる機会があったら、観てみて下さい。ぜひ、楽しんでくださいね。・仁光の受難|映画情報のぴあ映画生活 禅僧が教える 心がラクになる生き方 1,188円 Amazon

    「仁光の受難」僧侶がモテるって超エロいと思ってしまった私です。面白かったなぁ。
  3. ころずっとレズビア映画を観てました。これまで喰わず嫌いで観なかったジャンル。でも、観てみると、なんだ、悪くないなって感じ。最近観た中では『桜の園』(1990年)がお気に入り。つみきみほ演じる女子高生の部長への片想いが切なくて、彼女が愛おしくて。10代の頃って何故か、一瞬みんながレズビアン化する時期、ありますよね。今日はひさしぶりの新作!ということで、ちょっと毛色の違う作品が観たかったんですが、性にまつわる話という意味ではあまりいつもと変わり映えしなかったかな。でも、この映画、とても楽しみにしてたんです。下北沢のカクテル・バーでバーテンダーのアルバイトをする領(20歳)は、有名大学にも入り、女の子にもモテるのに、女も大学もつまらないと感じています。そんな或る日、店に来たボーイズクラブ経営者・御堂静香(真飛聖)に誘われ、男娼の仕事を始めることに。領が出会ったさまざまな女性・彼女たちの欲望が描かれていきます。監督は三浦大輔。原作は石田衣良の同名小説です。これだけセックスシーンが多いのに、セックスの本質を突いてないオープニングから濡れ場!掴みは上々ですが、まさかその後もひたすらセックス・シーンが続くとは。数えてみたら、多分上映時間119分のうち確実に8回はありましたね、肌色の濡れ場が。エロチックな作品は大好物ですが、これはさすがに肌色シーンが多すぎ。もう、お腹いっぱいです。そう言えば、同じ三浦監督の『愛の渦』も、ひたすらセックスでしたっけ。でも、あの作品はあれでいいと思うんです。一夜だけの関係を楽しむ異様さが目玉だから。今作も異様な世界の話ではありますが、どちらかというとセックスをコミュニケーションの一形態としてポジティブに描きたかったんじゃないでしょうか。ところが、こうセックスシーンが続くと、だんだん単なる反復運動にしか見えなくなってしまって、虚しさのほうが強く印象づけられてしまうんですよね。しかも、これだけセックスが描写されているのに、セックスとは人間にとって何なのか、単にコミュニケーションだという以上の何かが感じられない。何か、すべてがきれいごとで、さらっと撫でただけな気がしてしまうんです。肝心の領の成長の転機が描かれていないとにかく、松坂桃季の表情が物凄く美しく撮れているのは素晴らしい。素材の良さだけじゃなく、翳りが映し込まれているのがいい。この映画は男娼を否定する映画じゃないですが、でも男娼は翳りがあるほうが美しい気がします。その点、松坂君の細面の顔は御誂え向き。頬のホクロも、こういうシチュエーションで眺めるとなんともエロチックです。それでいてどこまでも清潔感を手放さないところがまた最強。でも、私にとって致命的に思えたのは、肝心の領の成長の転機が全く描かれていないこと。一度目の「試験」でこそちょっと厳しいことを言われるけれど、客受けは最初から良くて、「女なんてつまらない」と言っていたはずの彼が、女の欲望を満たすことにプロ意識を持ち始める転機が、観客には全然見えないんです。彼は初めから女を喜ばせる素質があるし、いつの間にか女が面白くなっている。ただでさえセックス・シーンが多すぎる上に、ストーリーにメリハリがないんです。アウトローのはずなのに、優等生でしかないそして、御堂靜香との関係。早くに母親をなくした領はちょっとマザコン気味で、静香に惹かれたのも母親と同じ年代だったからでしょう。そして彼は、「いい子にして待っててね」と言って出掛けたまま帰らなかった母親の言いつけを守るように、静香の「いい子の男娼」の座におさまるんです。男娼という仕事はアウトローのはず。そんな危険な世界を生きる刹那主義が彼らの魅力だと私は思うんですが、領はむしろ静香という「母親」に褒められるためにいい子の男娼を演じてる優等生にしか見えません。せっかくアングラの世界が舞台なのに、なんだか拍子抜け。でも、私が領に完全に醒めてしまったのは、夫婦の客に呼ばれた熱海の温泉旅館での仕事のシーン。夫が見ている前で、犯す風に妻を抱いてほしいと言われて、AVのレイプシーンの真似事をするあのシーンが、あまりにもステレオタイプすぎて。あ~、領っていつもAV観てるんだなって感じで。もっと領ならではのアイデアってないんだろうか・・・と。あまりにも器用で如才なくて、ちっとも初々しくない。個性がない。キャラが浅いな、と感じてしまいました。本当の主役は女たち。でも・・・これ、原作は読んでいませんが、このストーリーに面白いところがあるとしたら、領自身よりもむしろ客の女性たちの事情のほうだと思うんです。かつては世の中の表面に浮かび上がってくることなく、個々人の中で押し殺されていた女たちの欲望が、女が社会で力をつけ、金を持った今、ようやく表に噴き出してきた。いい男を買いたいとか、夫がセックスしてくれないからしてほしいとか・・・そういう女の欲望の博覧会を眺めるのは楽しいし、その欲望を叶える女たちを見ること自体にカタルシスを感じます。ただ、この映画には女性サイドからの視点は薄いんですよね・・・唯一、領の女友達のメグミを除いては、皆表面的にしか描かれていません。御堂静香や謎の少女・咲良(さくら)さえ。せめて、領が欲望を抱えた彼女たちをどう思っているのか、彼の本音が聞きたかったんですが、それもない。マザコンだから年上の女性に抵抗がない、というのはとてもいい理屈付けではあるけれど、そんな綺麗ごとで流さないでほしかった。オバちゃんと寝るのは若い男の子にとって苦痛のはず。ましてやお婆ちゃんとは・・・その苦痛も正面から描いた上で、乗り越えていく姿が見たかったんですが、女性の観客に遠慮しちゃったんですかね(笑)唯一、内面に踏み込んで描かれているメグミ。彼女は愛とセックスをイコールだと思っている女の子、つまりごく一般的な女性の価値観を代弁する登場人物です。彼女は領が好きだったのに、領がセックスを売る男になった時点で、セックス=愛という彼女の幻想は崩される。ここはすごく面白いと思うんです。メグミが領への想いにどう踏ん切りをつけるのかは、私にとってかなり興味があったんですが、そこもまたセックス・シーンだけで見せるという単調さ。監督のインタビューによれば、この映画を撮るのに、全てのセックスシーンの絵コンテを描いたんだとか。それは大変なことだし、とてつもない時間と労力をかけて出来あがった作品だということは重々分かっているんですけど、セックスシーンをどれだけ丁寧に描いても「とても上質なAV」にしかならないんじゃないか、という気がしてなりません。この作品、そもそも男性・女性、どちらがターゲットなんでしょうか?男性にとっては「とても上質なAV」も魅力的なのかもしれないけど、そういう楽しみ方をするには、女性が年増すぎる。それに、「女が男を買う」という題材には、男性よりも女性が飛びつく気がします。実際、原作小説は女性漫画家の手で漫画化されていて、女性向け雑誌に連載されていたようですし。しかも主演が松坂桃季とくれば、なおさら女性客が増えそう。そうだとしたら、生々しい反復運動よりも、女心の機微を丁寧に描いてほしいんですが。ターゲット層も、テーマも、私には全く見えて来ない作品でした。江波杏子が可愛すぎ!なんだか裸のぺちゃぺちゃ・クチャクチャって音のシーンが多すぎたせいか、70歳の老女を演じる江波杏子出演シーンのすっきりと枯れたムードが、すごく清々しくて素敵に思えてしまいました。でも、枯れてると言っても、そこは江波杏子。70歳の老女の中に熾火のようにくすぶり続ける色欲も、とっても自然で可愛らしく演じています。領の手を握り、彼の話を聞いているだけでイケるという技、本当にアリに思えちゃう!「え? イっちゃった・・・んですか?」と驚く領に、「うん・・・」と恥じらいを帯びた声で短く答える彼女の、少女のような可憐さったら! 綺麗な人は、年を取ると少女に逆戻りするんですかね。そしてファンタジーの世界のヒロインになる。私には、彼女の存在が、この作品の大きな救いに思えました。

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    松坂桃季主演『娼年』 さすがに、いたしすぎです。
  4. のだが、静香はそれ評価しない。しかし、咲良がリョウを助けて、それなりの価値が付いた。実は、静香は、会員制のボーイズクラブを経営していて、そのクラブでリョウを採用するかのテストだったのだ。ギリギリ合格点を貰えたリョウを静香は勧誘し、不安がるリョウに同僚となるアズマが、「キミは人気が出るよ。だって普通だから。」というので、ボーイズクラブ入会してみる事にする。最初の女性は、カフェでお茶をするだけだった。こんな事でイイのかと思っていたら、相手が気に入ってくれたらしく、直ぐに次の予約が入った。リョウはお客様に付く度に良い印象を与え、人気が出てくる。それにつれて、リョウも、それぞれの女性が、それぞれに苦しみや哀しみ、喜びを持っている事に気が付き、彼女たちを癒しながら、解放して行く事に、やり甲斐を感じて行くのだった。そして自分が必要とされることに喜びも感じて行くのだった。しかし、リョウが本当に求めているのは、亡くなった彼の母親の面影であり、彼は、その気持ちを静香に求めて行くのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。この映画ですが、私は、2年程前に舞台化されたものを観に行きました。舞台の方は、キャストも違い、やはり”生”と言う事もあり、映画とは比べ物にならないほど、官能的で、ドキドキするものでした。舞台の方は、不思議と嫌らしいとか、汚らしいという感じは受けず、何をしていても、どんな音が聞こえていても、上品で、それが人間の営みであることを感じさせるものでした。マジで、皆さん、舞台でバッサリ脱いでいましたからね。その迫力は素晴らしいものであり、演じている松坂さんや、女優さんたちのオーラも凄かったので、嫌らしいという気持ちが上がってこなかったのかも知れませんね。映画の方ですが、ごめんなさい、比べてはいけないと思いながらも、同じものを見せられる訳ですから、どうしても比べてしまい、舞台が良かったなぁと思ってしまいました。でも、もし、映画を先に観ていたら、満足していたかも知れません。だって、映画もスゴかったですもん。このお話、無気力な大学生のリョウが、自分の生き甲斐の様なものを見つけて、前を向いて歩き始めるという内容なので、結構、簡単なお話なのです。でも、仕事が娼夫というものであり、母親を求めるトラウマを持っていてと、結構、屈折している男の子なんです。難しい役だったと思うのですが、松坂さん、ピッタリに演じていましたね。良かったです。とってもエロエロでした。いや、美しかったです。これは言っちゃいけないんだろうけど、静香さん役、舞台では高岡早紀さんで、それがとっても合っていたので、今回、真飛さんも素晴らしく美しいのですが、エロさが少ないんですよねぇ。舞台の方では、女としての静香がリョウを動かしていたけど、この映画での静香は、母親のイメージの女性だったんでしょうね。とても優しくて、包み込むような温かさを与えてくれる女性。そんな風に見えました。他の女性の方々は、それぞれ、良かったと思いますが、咲良役だけ、やっぱり、佐津川さんの方が良かったなぁ。彼女の幼そうに見えて、実は、全てを理解しているという天使的な女性というイメージがとても合っていたんです。舞台では、静香の娘が咲良なのですが、映画では、そこら辺、全く描かれていませんでしたね。私は、この映画、お薦めしたいと思います。でも、観ていると、ちょっと恥ずかしくなるかも知れません。本当にラブシーンが濃厚なんです。音も凄いからね。だから、あまりカップルの方にはお薦めしたくないなぁ。だって、気まずいでしょ。部屋で二人で観ているなら別だけど、映画館だからねぇ。男性にも観て頂いて、女性は結構、変態だったり、SEXを望んでいたりする事もあるんだよって事を知って欲しいです。ぜひ、観に行ってみて下さい。ぜひ、楽しんできてくださいね。・娼年|映画情報のぴあ映画生活 娼年 (集英社文庫) 432円 Amazon 娼年 コミック 全3巻 完結セット Amazon

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    「娼年」女性が望んでいる事を奉仕する。それは彼らしか出来ない事。
  5. 間90分監督:松本原作:タツノコプロ脚本:熊谷純製作:今村司、桑原勇蔵、植木英則、大角正、林隆一郎、於保浩之、谷和男、吉村隆、堀義貴、井上伸一郎、長畑克也エグゼクティブプロデューサー:伊藤響、篠宮浩司、門屋大輔プロデューサー:岩佐直樹、渡邉季之、春名和道、桐本篤ラインプロデューサー:大松裕、吉田昇一キャラクターデザイン原案:大暮維人ヒーローデザイン原案:さとうけいいちスーツ・メカニックデザイン:中北晃二CGプロデューサー:豊嶋勇作、吉村剛久CGディレクター:池田正憲編集:関一彦音響監督:明田川仁音楽:やまだ豊主題歌:flumpool3DCG制作:デジタル・フロンティア制作:タツノコプロ声の出演:関智一、櫻井孝宏、鈴村健一、斉藤壮馬、茅野愛衣、遠藤綾、鈴木一真、船越英一郎パンフレット:★★★★(1000円/良い出来だけど、高い…。あと、ゲームについても触れてほしかった)(あらすじ)過酷な戦いの末に自分たちの世界を取り戻したガッチャマン、テッカマン、ポリマー、キャシャーンの4人は、ある目的のため、笑(エミ)とともに再び時空を超える。彼らが降り立ったのは、ガッチャマン率いる科学忍者隊が悪の秘密結社ギャラクターと戦い続けた世界だった。その世界の様子に違和感を抱く彼らの前に、科学忍者隊の創設者・南部博士や、科学忍者隊のナンバー2であるコンドルのジョーが姿を現わす。(以上、映画.comより)予告編はこんな感じ↓30点もともとテレビシリーズを観ていたので、応援するつもりで前売り券を購入。3月上旬にTOHOシネマズ錦糸町で観て来ました(その後、2回目の「ブラックパンサー」を鑑賞)。「だと思ってた (´∀`) ヤッパリ」って感想でしたよ。前売り特典は「特製クリアファイル」でございます。入場者特典として「描き下ろしコースター」をもらっちゃいました。8番スクリーン、20人ぐらいはいたんじゃないかな。なお、新宿バルト9が入っているビルには、特設ショップがあったという記録。こうやって見ると、ビジュアルはマジでカッコイイんだよなぁ、ビジュアルは (´・ω・`) ウーンまず、テレビシリーズについての面倒くさい文章をダラッと書きますね。1972年生まれの僕は「タツノコプロ」制作のアニメがストライクな世代であり、「Blu-rayは全部買う!ヽ(`Д´)ノ」というほど強い思い入れはないものの、基本的には好きだし、日本発のヒーローコンテンツとして頑張ってほしい気持ちが常にあるワケですよ。だから、実写版の「CASSHERN」や「ガッチャマン」、「破裏拳ポリマー」は観に行っているし、2004年に発売された「タツノコファイト」も買ったし、「ガッチャマンにキャシャーン、ポリマー、テッカマンを使って、日本版『アベンジャーズ』をやろうぜ!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ!」的な発想で企画されたっぽいTVアニメ「Infini-T Force(インフィニティ フォース)」も応援しようと思って、全12話に付き合ったんですが、しかし。正直、「なんだこれ (゚Д゚) ハァ?」感は否めなかった。いや、“ひと昔前”に感じるCGについては見て見ぬふりをする情けを発動するとして。「視聴者がヒーロー4人を知っている」という前提で話が進むんですけど、デザイン&声優が新しくなっている分、似た雰囲気の別キャラに見えちゃったんですよね(特にポリマー/鎧武士)。せめて各キャラの元いた世界での1エピソードぐらいは見せてくれないと、感情移入できないなぁと。しかも、話の中心になるのが「自分探し中の戦闘力の低い女子高生」ってのが、また超イラッといたしました。テレビシリーズが「3分でわかる!」という公式動画があったので、貼っておきますね↓あと、物語の後半で明らかとなった「娘がどんな世界でも必ず若くして死んでしまう→そのために他の世界を滅ぼして新たな世界を作った」というラスボスの動機自体は、僕も“娘がいる父親”なので、かなり考えさせられたんですよ。ところが、最終的には「アタシは自分の運命を信じる!ヘ(゚∀゚*し レッツビギン!」的な勢いで誤魔化した安易な着地になるから、結構ガッカリしてね…(遠い目)。とは言え、アクションは良かったし、エンディングテーマが好きだったし、「タツノコ版『アベンジャーズ』」という企画自体は常に応援したいということで、映画版も観るつもりではあった…というのが、テレビシリーズ終了直後あたりの心境でございます。eddaさんが歌うエンディング曲「チクタク」はCDを買うほど好きだったというね。そんなワケで、観に行ったら、予想通りの出来だったから残念な話 ┐(´ー`)┌ ザンネーン 例によってキャラデザインとアクション演出はカッコイイし、声優さんも素敵だからさ、それなりに観られなくはないんだけど、話が酷い。短い尺でそこそこ壮大な話をやろうとした結果、主要登場人物が少ないが故に世界観が狭く見える上に、全員バカに見えたというか。いちいち書く気も失せるんだけど、例えば足手まとい女が足手まとい女の宿命(さだめ)のようにさらわれる場面や、南部博士にアッサリとバードスーツを着られちゃうくだりでの“4人のヒーローの無能振り”には、口がアングリだったんですけれども。まぁ、もともと期待してなかったので、「だと思ってた (´∀`) ヤッパリ」ってな調子で、それほどダメージを負わなかったのでした(これはこれで非道い文章)。僕の気持ちを代弁する範馬刃牙を貼っておきますね(「範馬刃牙」より)。一応、雑にオチを書くと、暴走した南部博士をジョーが殺害→ジョーは某国のエージェント佐々岡に射殺されまして。佐々岡が持ち去ろうとしたネクサスの技術をケンが奪って、なんとなく終わってましたよ、確か。もしテレビでシーズン2をやるなら、そりゃあ観るけどさ、できればもう少し脚本を練ってほしいし、次は「タツノコファイト」のオリジナルキャラ「電光石火ヴォルター」も入れてほしい…という賛同者が少なそうな提案をして、この駄文を終えたいと思います。「電光石火ヴォルター」のオープニングシーンを貼っておきますね↓おしまい ( ゚д゚) ショーック!テレビシリーズのBlu-ray。アクションは良いんだけどなぁ。漫画版。アニメとは結構内容が違うみたい。本作のメイキングやインタビューが詰まったムックだとか。少し読みたいような。TV&映画のサントラでございます。念のため貼っておきますが、ゲームとしてはかなり微妙だった記憶。

    劇場版 Infini-T Force ガッチャマン さらば友よ(ネタバレ)
  6. が出演するオムニバ映画。監督・脚本には、「愛のむきだし」「新宿スワン」の鬼才・園子温、舞台「トロワグロ」で岸田國士戯曲賞を受賞した山内ケンジ、お笑いのほか文筆業などマルチな才能を発揮する「爆笑問題」の太田光、CM界で活躍する気鋭の映像ディレクター・児玉裕一という4人を迎えた。監督:園子温×出演:稲垣吾郎のエピソード1「ピアニストを撃つな!」、監督:山内ケンジ×出演:香取慎吾のエピソード2「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」、監督:太田光×出演:草なぎ剛のエピソード3「光へ、航る」、そして「クソ野郎★ALL STARS」が出演し、すべてのエピソードの物語がつながる児玉裕一監督の「新しい詩(うた)」という4つのストーリーで構成される。(以上、映画.comより)予告編はこんな感じ↓80点最初は「2週間の限定上映」ということもあって、「無理して観る必要はないな」と思っていたんですが、愛聴していたラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の特集コーナーに稲垣吾郎さんが出演された回がとにかく最高でしてね…(しみじみ)。番組放送時に思わずこんなツイートをしてしまったので、数日後に前売り券を購入。2週間しか公開されないということで、今週のムービーウォッチメンの課題映画になる前、先週の火曜日にTOHOシネマズ新宿で鑑賞いたしました(観た後は、そのまま「ヴァレリアン」をハシゴ)。「佳き時間を過ごした… ( ;∀;) イイエイガダナー」と思ったり。とは言え、映画としてはかなり不満がある&文句が多めなので、本作が好きな人は、僕の感想なんて読まなくて良いんじゃないかしらん。ポストカード付きのムビチケを買いましてね。3番スクリーン、ほぼ満席でした。劇場ロビーには、スタンプラリーが設置されてたので…。パンフに押してみました。つーか、わずか2週間で86ヵ所回る猛者はいるんだろうか… (`Δ´;) ヌゥまず、映画の内容を雑かつ適当に書いておくと、稲垣吾郎さん演じる天才ピアニスト・ゴローがフジコという女性と恋に落ちるも、彼女を愛しているヤクザの大門たちが家に押しかけてくるという「ピアニストを撃つな!」、香取慎吾さん演じる香取慎吾が、歌を食べてしまう少女“歌喰い”に歌や絵を食べられてしまうという「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」、草なぎ剛さん演じるオサムが妻と“息子の右腕を移植した少女”を探しに沖縄へ行ったら、少女が誘拐されていたという「光へ、航る」の3本の短編が流れてから、「クラブ・クソユニバース」で3つの話の登場人物たちが一同に介して“各話の顛末”が語られる「新しい詩(うた)」で終わるという、全4話のオムニバス構成でしてね。「ゴローは指を潰されてなくて、代わりに大門が義手になった!Σ(゚д゚;) ナンダッテー!」とか「歌喰いのうんこを食べたら、慎吾の歌や絵が戻った!ヘ(゚∀゚*)ノ ヤッタァ!」とか「オサムは大門の嗅覚のおかげで誘拐犯から少女を取り戻していて、誘拐犯はバーテンとして更正した!m9`Д´) ビシッ」といった感じで各話が着地して、最後はミュージカルで終了。エンドクレジットでは、登場人物たちの顛末が描かれる中(歌喰いが歌の代わりに飴を舐めるようになったり、オサム夫婦が仲良くキャッチボールをしたり)、「地球最後の日」が流れて終わってましたよ、たぶん。最後はこんな感じで画面が止まって終わってた気がします。ごめんなさい、正直なところ、僕的に本作は「映画としてはちょっと… (・ω・;) ウーン」という見解でしてね。具体的に指摘するとキリがないんですけど、特に各エピソードとも「話の強度が弱い」のが残念でした。一応、最後の4話目で「あの話はこうなりました〜」的なことが描かれますが、もったいつけて語る割には「各エピソード内で描いて終われよ ( ゚д゚)、ペッ」的なオチばかり。僕もそんなにオムニバス映画を観ているワケじゃありませんけど、こんなに“面白味が感じられないストーリー”ばかりで構成された作品は初めてかもしれません。あと、パンフを読むと「100%の善人も100%の悪人もいないから人間って面白い」「誰もがクソ野郎だし、だからこそ面白い」なんて書かれていて、描きたかったことは非常にわかるんですが、露悪的に「クソ野郎」が連呼されるのは結構キツかったです(大体、香取慎吾さんが演じるキャラをクソ野郎扱いするのは、さすがに言葉の意味をこじつけすぎでは)。歌喰いのうんちを食べるからクソ野郎…というのも乱暴ですわな。どうせなら「シン・シティ」に出てくるイエローバスタード(黄色いクソ野郎)級のクソ野郎が観たかった…って、無理ですよね (ノ∀`) スミマセンつーか、パンフを読んでビックリしたんですが、映画の企画立ち上げが昨年9月と考えると、監督のオファー→撮影→公開までスゲー短いのが良くなかったんじゃないかと(東映のライダー映画だってもう少し時間がある気がする)。全体的なお話の微妙さはもちろんのこと、園子温監督が撮った第1話は「いつもの感じで撮りました (°∀°)b」みたいに見えちゃったし、太田光監督が撮った第3話は「このやり取りでOK出しちゃうんだ (´・ω・`)」的な場面が多くてガッカリしたけど、脚本をブラッシュアップする時間や撮影期間が少なかったことを踏まえると、仕方なかったのかなぁ…なんて同情したりもしたというね。沖縄での警官とのやり取りとか、もう少し何とかならなかったのか。健太郎さん演じる幼女誘拐犯のくだりとか、「なんだそりゃ」としか思えなかったです。って、不満を先に書きましたが、それでも80点になったのは「3人の映画」としてはかなり楽しめたから。つーか、彼らが所属していたSMAPは、それほど興味がない僕ですら好感を抱くほどに国民的人気アイドルグループだったワケですけど、そんな彼らが2016年1月に冠番組内で謝罪をさせられた姿は、ハッキリ言って、パワハラのようで不快感しか感じなくて。そこから紆余曲折あって、やっと昨年に「新しい地図」として再スタートした3人について、決して熱心に応援していたワケではありませんが、芸能界を干されずに活動している様子をネットなどで見かけると、そりゃあ「頑張ってほしい」とは思っていたワケですよ。これは本当に非道かったですな。上記の場面を観た僕の気持ちを代弁する愚地独歩を貼っておきますね。で、そんな視点で本作を考えると、“今しか作れない映画”というか。「鉄は熱いうちに打て」的な公開が大事だったんだろうし、映画としてはどうであれ、彼らの魅力は存分に発揮されていたから、「まぁ、いっか (´∀`) シカタナシ」って気持ちになれたんですよね。園子温監督の世界に「いつものゴロー」で参加する稲垣悟郎さんは最高だったし、僕は役者としての草なぎ剛さんをあまり観たことがなかったので、荒んだヤクザ演技には感心したし…(もっとバイオレンス映画に出た方が良いのでは)。何よりもグッときたのが香取慎吾さんで、彼のキャラは名前が本人…というだけでなく、劇中で使われた絵もご自身が描かれたものだったりするし、「歌を奪われた」という設定とかも、モロに彼自身の話であって。だからこそラスト、ミュージカルシーンで解放されたように歌う姿は超感動的でしてね…(サイプレス上野さんもカッコ良かった!)。そんなに熱心に彼を追ったことはありませんが、ボンバー慎吾に笑ったこととか思い出したりして、スゲー泣いちゃったりもして。エンドクレジットで流れる「地球最後の日」の歌詞自体もメタ的に「3人の今」を表しているように思えるのも良かったし(ある意味では「第5話」と言えるかも)、なんだかんだ言って、鑑賞後は「佳き時間を過ごした… ( ;∀;) イイエイガダナー」と満足した次第。稲垣悟郎さん、ベタな感じが愉快でしたよ。草なぎ剛さん、バラエティでの姿しか観たことがなかったので、新鮮でした。でも、一番良かったのは香取慎吾さん! 「新しい詩」を歌うシーンは100点の素晴らしさ。思わずサントラを買ったものの、サイプレス上野さんのパートがなくて失望。ダメだぞ、飯島!(パワハラを想起させる文章)トータル的にはこんな範馬勇次郎気分で劇場を後にしたのでした〜。その他、「尾野真千子さんにダメっぽい役をやらせたのは新鮮だった」とか「どうせなら他の2人ももっとメタ的な話にすれば良かったのに」なんてことを思ったりしたんですけど、それはそれとして。何はともあれ、とても良いアイドル映画でしたよ (´∀`=) ホッコリ 熱心なファンじゃなくても、元SMAPの3人に多少なりとも思い入れがある人なら結構楽しめる気がする…ということで! 明日まで劇場公開されているので、興味がある方はぜひぜひ。なんかね、「『新しい地図』が地上波テレビから消えていく」なんて記事が流れてますが、3人には負けないでほしいと心から思っております。おしまい。デジタル盤のサントラ。サイプレス上野さんのパートがないのはつくづく残念。映画のオフィシャルブックでございます。

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    クソ野郎と美しき世界(ネタバレ)
  7. 2018年3月下旬映画業界決算特別号 No.17731,404円Amazonキネ旬の話が続いてしまいましたね。特にキネ旬を愛読しているわけじゃないんですが、「映画業界決算特別号」はこのところ毎年買っていまして。各作品の興収だけでなく、映画会社・配給会社の業況とか、映画業界全体のトピックスなどが掲載されていて、映画界の1年がざっくり俯瞰できるこの特集、気に入っています。遅ればながら、キネ旬をベースに、2017年の映画業界を興味の赴くまま、つまみ食い的にまとめてみました。興行収入:大作・アニメ・ディズニー依存映画の興収に関しては、いつも日本映画製作者連盟がネットで公表している数字を参考にしていますが、映連の数字は興収10億円以上のみなのに対して、キネ旬は3億円以上を掲載してくれているのが嬉しいところ。こちらには50億円以上の作品のみを掲載します。1位『美女と野獣』 124億円2位『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 73億円3位『怪盗グルーのミニオン大脱走』 73億円4位『名探偵コナン から紅の恋歌』 69億円 5位『パイレーツ・オブ・カリビアン』 67億円6位『モアナと伝説の海』 51億円7位『SING シング』 51億円(オレンジはディズニー・緑はユニバーサル傘下のイルミネーション・エンタテインメント作品)真の映画ファンは数字なんて気にしないものなんでしょうけれど、私はこういう数字眺めるのがわりと好きなんです。今映画業界ではどんな映画に力を入れてるのかとか、どんな映画がウケているのか、とか、社会のひとつの断面が見えるようで。興収面ではこのところ映画業界は好調で、2016年が歴代最高興収(2,355億円)、2017年は歴代2位の2,285億円だそうです。ただ、業界ではそう楽観視はしていないよう。興收全体のうち1/3強は、いわゆるヒット作の分岐点になっている興収10億円以上の作品が稼ぎだしたもの。10億円以上の作品は62作、公開作品数全体は1,187本ですから、約5%のヒット作への依存率が高いわけなんですよね。特にディズニー映画の凄さは!上に挙げた50億円以上の作品7本の中でも3本がディズニー、しかもこの3本だけで全体の興収の10%を占めています。それと、邦画は特にアニメ依存の傾向が強い。トップテンのうち6作がアニメです。これは長年変わらない傾向。ヒット作にはシリーズ化作品が多く、新しみがないのも悩みの種みたいですね。手堅すぎ、新鮮さがないという議論の中で、ちょっと驚いたのが、「今の邦画メジャーで、監督主導で企画が通るのは山田洋次さんくらい」(映画ジャーナリスト 鈴木元氏)という話。それほどまでに、映画会社主導なんですね。ちなみに、キネ旬には日本だけでなく主要各国のヒット作ランキング(30位まで)も掲載されていて、これも結構面白いんです。アメリカでは上位30位まで全部アメリカ映画!イギリスでは日本では不調だった『ダンケルク』が3位に!さすがはおひざもと。韓国では邦画で唯一『君の名は。』が17位に!インドでは上位20位に入っている外国映画は15位の『ワイルドスピード ICE BREAK』だけ!など、興味深い発見がいろいろとありました。会社別の業況:東宝独り勝ち変わらず、東宝東和↑・フォックス↓唯一ワーナーの『銀魂』を除いて、邦画の興収上位7位までを東宝が独占している状況。前年の『君の名は。』のような歴史的ヒット作はなかったものの、「定番アニメ・テレビ局中心の製作委員会・自社企画」の三本柱で安定的に推移しているそうです。東宝配給のヒット作の中で、『昼顔』『帝一の國』『ミックス。』『三度目の殺人』はフジテレビが中心になった製作委員会が製作したもの。フジテレビはしばらく不振が続いていましたが、映画製作では手堅く成功をおさめてるんですね。現在公開中の『いぬやしき』もヒット確実の予感です。上に挙げた今年の興収上位作品の中にイルミネーション・エンタテインメント(ユニバーサル・スタジオ傘下)の作品が2作も入っていますが、これだけでもうユニバーサルを押さえている東宝東和の絶好調は予想できます。2017年は対前比240%の大幅増収だそうで。映画配給って、ほんとに当たりハズレが見えにくいビジネスですね。後で書くようにディズニーに買収されることが決まった20世紀フォックスの日本法人は、興収面でも厳しい結果に。前年は『オデッセイ』『インディペンデンスデイ リサージェンス』『デッドプール』と20億円を超える作品が3本ありましたが、17年は1本もなし。『エイリアン・コヴェナント』などの不調が目立ちました。余談ですが『エイリアン』シリーズ、『プロメテウス』から始まった前日譚は打ち切りなんですか?私は結構嫌いじゃなかったんですけど・・・残念です。個人的に好きな映画が多い(株)ファントム・フィルムや有限会社ビターズ・エンドは年間興収非公表。ファントムの『お嬢さん』0.7億円・『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』が0,6億円・・・この辺はもっと観られてもいいと思うんですが、そもそも上映館が少ないですよね。アカデミー賞作品賞の『ムーンライト』もファントムで、3.5億円どまり。「ユニバース」ものの明暗去年眼を惹いた話題のひとつが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の2匹目を狙ったユニバースもの。DCの『ワンダー・ウーマン』『ジャスティス・リーグ』や、ワーナーの『キングコング:髑髏島の巨神』は成功したものの、ユニバーサルのトム・クルーズ主演『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』は不調で、予定されていた「ダーク・ユニバース」シリーズの続編はお蔵入りの可能性大。昔は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で吸血鬼を演じたトム・クルーズですが、今回はホラーの雰囲気に馴染んでなかった気がしましたね。ただ、ユニバーサルは怪盗グルー・シリーズ(今やミニオンズ・シリーズとも言う)が好調なので、何の問題もないのかもしれません。宣伝戦略を宣伝するソニー・ピクチャーズ去年「宣伝がうますぎる!」と思ったのが、「カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』」という触れ込みで、完全に『ラ・ラ・ランド』の話題性にのっかった『ベイビー・ドライバー』。シンプルなストーリーなんですが、すごく評判は良かったですよね。ソニー・ピクチャーズとしては『ブレードランナー2049』が12億円に終わるなど興収ベースでは期待したほどの大躍進ではなかったみたいですが、ソニーの宣伝戦略の話題は複数の場所で目にしたような・・・宣伝力を印象づけられた1年だった気がします。今回のキネ旬にも、ソニーの宣伝戦略に関する社長インタビューが掲載されています。ディズニーのフォックス買収決定2017年、ハリウッドのセクハラ問題も大騒動になりましたが、フォックスの買収も業界の大きな事件の一つです。単にディズニーが映画界のガリバー化していくというだけでは終わらない問題が。今年のアカデミー賞を競った『スリー・ビルボード』や『シェイプ・オブ・ウォーター』、今年5月公開の『犬ケ島』(ウェス・アンダーソン監督)など、オリジナリティあふれる良作を世に出してきたフォックス・サーチライトも、マス・セールス指向のディズニー傘下に入るとなると、どうなっていくのか・・・すでにテレビ部門のヒットメーカーで今回の買収の目玉でもあったライアン・マーフィはNETFLIXに移籍したとか。今後FOX色はディズニー色に塗り替えられてしまうんでしょうか?配信会社への反発今旬の配信サービスの問題も、当然のごとく話題に。映画のみならずテレビ局も、今やNETFLIXやAmazonビデオなどの配信サービスを大きな脅威ととらえています。日本一の客席数(スクリーン1の946席)だったTOHOシネマズ日劇が閉館になったのも、直接的に配信サービスの成長に絡む話ではないものの、大スクリーンで映画を観ることにこだわる人が減っていることと無関係ではないでしょう。このところNEFLIXやAmazonは、映画祭での映画の高値買い付けや、オリジナル映画を毎年のようにアカデミー賞に送り込んでいることでも話題になっていますが、映画界では配信会社の影響力が大きくなることに反発の声も上がっています。最近ではクリストファー・ノーランが、劇場公開と同時に配信を開始するというNETFLIXのやり方を「劇場を閉鎖させる影響力を持つ」と批判したほか、スティーブン・スピルバーグも「配信サービス会社のオリジナル映画は、オスカーにはふさわしくない」と発言したと報道されています。日本では、そもそも公開と同時に配信開始する作品は、映連で「映画」とは認めていないとのこと。ただ、どこに線を引こうと、面白ければ観客はどんどん配信に流れていきそうだし、この流れを止めることはできない気がします。映画映画館で観るのが一番。それはもちろん当然のことです。でも一方で、映画館のみの上映では、都市部と地方の格差を作ってしまうのも事実。配信なら、全国均一に、しかも安く、同じ映画を観ることができる。そういう配信サービスのメリットもたしかにあるんです。配信サービスを否定するのもいいんですが、何故配信が支持されているかも考えてほしい。映画会社と配信サービス会社とのバトル、どういう展開になっていくんでしょうか?実は最近の映画界で一番活気を感じる話題かもしれません。今後とも注目していきたいですね。

    2017年の映画業界を振り返る
  8. セレブ不動産!『ゲームオブスローンズ』エミリアクラークのベニスビーチのご自宅紹介!
  9. の丘陵地の名前です映画の軸になっている人物が司令官の 乃木希典大将(仲代達矢)と部下の現場士官・小賀武志少尉(あおい輝彦)です。あおいさんは小学校の教師で トルストイに傾倒し、ロシア語を学び、ロシアを愛していた青年でしたが この過酷な戦争によって 次々と部下を失いやがてロシア人を、ロシアを、憎悪し 自身の人間性まで失って行くのです。戦争反対運動で知り合った 夏目雅子さんと結婚を誓い合いますが籍を入れぬまま戦地に赴きます。ええと・・、とにかく戦闘シーンが多いのです。ドンドン、ドッカーンと 撃ち合いと爆発音が鳴り響く中途中、おばさん(私よ)はいつのまにか すやすやと眠りの国に・・・目覚めると 心地よい歌が聞こえる。  海は死にますか~ 山は死にますか~あら、さださんではないですか。えっ、この歌は この映画の主題歌だったの?画面が真っ黒で驚きましたが・・「ちょっと休憩」時間でした。さて後半は またまた激烈な戦いが続きそして死闘の末、遂に二百三高地のてっぺんに日章旗を掲げここを拠点として 旅順も陥落させる。しかしこのぼろぼろになった 一本の国旗を掲げるのに3150名の戦死者 6850名の負傷者というあまりにも 尊い犠牲者を払ったのですね。お豆腐屋の新沼謙治さんも 3人の子供を残して来た長谷川明彦さんも前科者で刑務所から出征した佐藤允さんもみんなみんな、死にました。ロシア語に堪能なあおいさんが 捕虜の通訳の命令に背き乃木大将の仲代さんに立ち向かって 放った言葉は鮮烈でした。「死に行く兵士たちには 国家も司令官も命令も軍規律もいっさい無い、 灼熱地獄で焼かれていく苦痛あるのみなのだ!」終戦したのち 乃木大将は明治天皇の御前で軍状報告をするのですが このとき、あおいさんのこの言葉が 仲代さんの頭をよぎります。そしてその、長い長い報告を読むうちに報告書を持つ手がぶるぶると震え 言葉にならなくなり遂には 床に膝をつき号泣します。この場面に明治39年7月  児玉源太郎 急死明治42年10月  伊藤博文 暗殺さる明治45年7月  明治天皇 崩御同年 9月   乃木希典・静子夫妻 自刀  の文字。 さださんの歌にのって 出演者のお名前のテロップが流れるともうおばさんは、涙が流れるまま・・(さっきは寝てましたが)私はこういう演出には 進んではまりに行くタイプなの。このテロップに『防人の詩』とあるのを見てさだまさしさんに疎い私は ここでもびっくり。ま、この歌が『防人の詩』だったの! 題名も歌もちょっとづつ、別々に知っていたけど・・。主な配役だけ。明治天皇(三船敏郎) 伊藤博文(森繁久彌)児玉源太郎(丹波哲郎) 小賀少尉の婚約者(夏目雅子)乃木希典の盟友で 参謀本部長の児玉源太郎を演じた 丹波哲郎さんが とっても良かったと思います。非常に厳しい人ですが ちょっと破天荒なところもありふと弱い部分を見せたり 戦地で指揮をとりながら 歯が痛くなったりして・・。人間味がありました。映画は、ちょっと長かったかな。【訂正】大変、失礼いたしました🙇佐藤允さん、無事に生還されておりました。再度鑑賞・確認致しました。允さん・・ごめんなさい(>_<)画像をお借りしました。

    コメントが盛り上がっています

    二百三高地 (1980) 東映  訂正しました。
  10. ブルーレイ&ampDVD [Blu-ray] 3,150円 Amazon コロンビアにある、とある会社。ここの社員さんが、コロシアイシステムに巻き込まれちゃった。戦うも良し、共闘するも良し。逃げるという選択肢はありません。会社員たちは今日も出勤。日常業務をこなしてる。そこへ館内放送。「チミたちには、これからKILLKILLKILLをしてもらいます。ビル内には80人います。8時間後にはゼロにするつもりで事に当たるのでヨロシコ。最初の課題は、30分以内に同僚を誰でもいいからヌッコロシングせよ~、クリアできひんかったらこっちで勝手に何人かコロスで」ビルの周囲には鉄のシャッター。ハァ?ってなりますよね。マイクも当然そういう一人。状況をなるべく冷静に判断し、善き方向に持っていこうと努力する、いわゆる主人公。リアンドラは彼女。何やねんどういうことやねん?わちゃわちゃしてるうちに30分経過。社員、何人か死にはったDEATH。頭がボーンと破裂なので、銃撃かと思われたけど、どうやら社員全員に装着されたマイクロチップ?追跡用のタグ?みたいなんが爆発してるねん。マイクはカッターでチップを取り出そうとするけど、またもや館内放送で「やめないと誰かが死ぬるよ?ん?ん~~?」と言われたので、取り外し中止。ホンマは痛かったカラ―ってのは内緒ね。館内にカメラが設置してあるのを見つけたところで放送。「あ~~~、カメラは勝手に外さないように。追跡装置も外さないように。ほんで、2時間のうちに30人を殺すこと、でないと私めが60人を殺しますよ?」エリート社員バリーと、性格の悪い社員ウェンデルが手を組みよる。コイツラの考えは、「30人KILLしたほうが生き残る確率高いから、30人には犠牲になってもらおう」うん、それはある意味正しいと思う。マイクは「そんなンアカン!屋上から垂れ幕を垂らして助けを乞おう」と提案。ところがそんな簡単に救援呼べるような事態になるわけもなく、撃たれて垂れ幕は落下、仲間は怪我。すごすごと屋上から立ち去ろうとしたらマイクは襲われ失神。一緒に行動してた警備員さんは刺されちゃった。リアンディアは連れて行かれる…。バリーは「30人を選択」しようとしてはった。60歳以上とか、まぁいろいろ、30人選んで殺せば、60人殺されるよりマシやんけ!選ばれた人は並べられて撃たれていきはる。パーンパーンパーン。マイクは意識を取り戻し、警備員さんの死亡を確認。リアンディア!おらへん!探さな!!地下に隠れていた新入社員の嬢ちゃんが大元の電源を落としはった。真っ暗闇~~~。マイクは「みんなこの暗闇に乗じて逃げろ!」何人かが犠牲になり、あと一人で30人ってところで時間切れ。60人がポーンポーンポーンポポポポーンと頭を弾けさせてシボンヌ。マイクのやったことが良かったのか悪かったのか?「あーあー、最終司令(テンポ速いわ)を与えます。一人で多く殺した人が生き残れます、みんな頑張ってKILLりませう!」こういうことを言われると、皆さんの生存本能が暴走し始めはる。「悪いことだとは思うけど生き残りたいんで…」と殺戮に次ぐ殺戮のスタート。一番殺してるのは、バリー。でも安心はできない。理性かなぐり捨てた人たちは、眼についたらKILL!この人はええ人派閥…と思ってた人が、ゴメンな~~~と言いながらKILL。リアンドラはなんとか生き残ってたけれど、生理的に大嫌いだったウェンデルに出会ってしまい、ここで理性が弾け飛んで彼を殺戮。彼女もまた、撃たれ死亡…。幸運と知恵で生き延びてきたサブヒロインの嬢ちゃんも、え?マジ?ってくらいあっさり死亡。バリーとマイクのみが生き残ってる。マイクは善なる部分を切り捨て(リアンドラも死んでしまったし)バリーをテープカッターで殴打殴打殴打!グチョングチョンになる頭部。ええでええで!一人生き残ったマイク。呆然としていたら、やってきた武装した男達に連行されはった。連れて行かれた先は、モニタールーム。館内放送しとった奴がおる。なんか、あちこちで、これと同じようなことをやらかしてデータを取ってた形跡あり…。「我々は国際的な組織(秘密結社的ななにか?)に属するものやねん!チミは今、悲しい?ホッとした?混乱してる?どれかにゃ~~~?」マイクは、死亡した人たちから集めていた爆弾を爆破させ武装集団をKILL、首謀者を機関銃でガガガガガガガーーーー!とヌッコロシング。身も心もぼろぼろになり、その場を後にするマイク。「終わった…」モニタールームから出たマイクが一息ついてると、どんどん引きの画像になって。マイクはまだモニタの中にいるじゃない。他に山のようなモニタがあって、その全てで同じような実験がされ生き残った人たちが映ってる。あるものは怒り、あるものは放心状態に、あるものは悲しみ…。「第一ステージが終了しました。第二ステージが開始されます」俺達の戦いはここからだ!うそよね~~~~ん!      おしまい━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─ほら、見て!セロテープカッターを振り上げてはるやん?でもこれ、ゾンビ相手には使えへんな―。か荒れるやん?(お前ゾンビから離れろよ…)いやーーー、面白かったです。ま、高校生のバトル・ロワイアルをサラリーマンがやったらどうなるかにゃ~~って話なので斬新さはないのですが。斬新さなんて別にいいじゃん!って割り切っちゃえば、オモチロイ!あくまでも「人なんか殺したらアカンのや」なマイク。いろいろ助かる方法を模索するけど、どれも失敗。最初から「犠牲は少数に、そのための殺人はやむなし」なバリー。健闘むなしく、いっちゃん汚い死に方でアデュー。マイクの言うことも分かるけど、綺麗事だけじゃないのよ?と思ってるリアンディア。女性は現実主義者です。普段のうっぷんを晴らすことしか考えてないようなウェンデル。善良な警備員さん、おばちゃん、ヲタク…。皆の上に平等に死が訪れるん。ただむこうはね、銃社会だからね。強力な火器を手に入れたら有利なんさ。だから「いざというときに使う武器をしまってある武器庫」なんてものが会社内にあって…。あんた、我がジャパニーズに、そんな武器庫あらへんで!アメリカ~ンの会社には、みんな武器庫があるのん?それとも、そういう土地柄やから設置してあるのん?銃でズドンパンパンって撃ったら、ポテチンポテチンポテチン…風情がないよね。風情とか言うな…。その風情のなさを、むっちゃ軽快な音楽に乗せてノリノリにしてしまうところがうまいな~と思っちゃった。一週間くらい時間をかけてじわじわ人数を減らしていく…なら、もっと心理サスペンス要素もふんだんに取り込めたのでしょうが、「これからコロシアイを始めますのでヨロ!」から「いっぱい殺したら一人だけ生き残れるよ」までが短すぎて、多分多くの人は「ハラホレ?」ってなってる間にKILLられて行かはったと思われ。これはこれで、なかなかに爽快なの。オフィスにある機具(主に文房具とか事務用品)で、KILL。人の創意工夫…手近にあるものを(この場合は武器として)使える人間が勝つ!なんて素晴らしいテーマでしょう!え?それがテーマちゃうのん?(違うわ)続編が出たら、観たいけど、トーンダウンはするだろうなー。結構グロいシーンがあるので、苦手な人は気をつけて。人間の多くは、どっちかと言えば善寄りなんやーと、ちょっと感動。ま、マダムはこういう事態に陥ると。ほわわわわわわ、はわわわわわ、とあたふたしてる間に気がついたら死んでいた「その他大勢」になると思います。自信ありますね!しかしここのビル、絶対オカスポになるってば!マダムの脳みそは、ゾンビとオカスポで占められてるんか?うん、そうやねん…ポチ      ↓にほんブログ村

    サラリーマン・バトル・ロワイアル(ネタバレ)
  11. す!! 今回批評す映画はこちら!「いぬやしき」http://eiga.k-img.com/images/movie/86161/photo/97410b6866a1429c.jpg?1518567757佐藤健主演でアクション映画。東宝が配給・制作。どんだけこの座組で映画を見てきたことか。。って間違えたw しかも監督は佐藤伸介さん。どんだけ仲がいいのやら。。レディ・プレイヤー・1と同じ公開日となり、世間は完全にレディプレ一色となってるのに、大丈夫かな?世界の英知が集まったレディプレに対抗して、国産のアクション映画は面白いって見せつけて欲しいのであります。。そんな淡い期待を込めて、、、「いぬやしき」批評、いってみよー!!!!!!!![あらすじ] ・「GANTZ」の奥浩哉による人気コミックで、テレビアニメ化もされた「いぬやしき」を、木梨憲武&佐藤健主演、「GANTZ」につづき奥作品の実写化を手がける佐藤信介のメガホンで映画化。 ・会社や家族から疎外されている、定年を目前に控えた初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎。医者から末期がんによる余命宣告を受け、虚無感に襲われた犬屋敷は謎の事故に巻き込まれ、機械の体に生まれ変わる。 ・犬屋敷と同じ事故に遭った高校生の獅子神皓も犬屋敷と同様に人間を超越した力を手に入れていた。自分に背く人々を傷つけるためにその力を行使する獅子神。獅子神によって傷つけられた人たちを救うためにその力を使う犬屋敷。 ・強大な力を手に入れた2人の男たちのそれぞれの思いが激しく交錯していく。犬屋敷役を木梨、獅子神役を佐藤が演じるほか、伊勢谷友介、斉藤由貴、本郷奏多、二階堂ふみらが出演。http://eiga.com/movie/86161/なんたって今作のユニークなところはキャスティングですよね。なんと木梨憲武さんが主演を務めるって、、、木梨さん主演の映画でいえば、森田芳光監督の「そろばんずく」ぐらいですもんw今思い出してみると、狂ってたなぁ、そろばんずく。。。今のテレビじゃ絶対に放送できない偏差値の低さというか、どんな気持ちでこの映画作ったんだろう。。。ともかく、深夜食堂の店主とはとても思えない小林薫が最高の映画なので是非ともご覧あれwwwwとんねるずはですねぇ、フジテレビの「みなさんのおかげでした」も終了して、いよいよ出る番組がなくなってきたんじゃないかって。ちょっと心配するほどですよ。そんな中、木梨憲武さんだけが映画に抜擢された。木梨さんといえば、「ファインディングドリー」や、ウォーキングwithダイナソーで 声優として活動したり何気に色々映画出てるんですよねぇ、、、今作ではうだつのあがらないダメなサラリーマンということで、テレビで見る姿とは全然違うキャラを演じてくれるのが楽しみなんですよね。石橋貴明のいない木梨はどれだけ去勢された男になってるのか、どれだけ弱いのか?テレビとのギャップが楽しみです!それでは映画感想でっす!!![映画感想]木梨憲武と佐藤健のキャスティングのアンサンブル、スタジオ白組のCG、、国産アクションも捨てたもんじゃない!!ただ脚本はウジテレビだったよ( ・∇・)世論は完全にスピルバーグのレディプレイヤー1に持ってかれ、今週公開の映画は完全に影を潜めてしまう中、良い国産アクション映画が上映されたことを嬉しく感じます。佐藤信介さんといえば大味のアクション映画ばかり撮ってるなぁという印象で、「アイアムアヒーロー」みたいな奇跡的な出来栄えの映画も撮ってるけど、今作はあまり期待してませんでした。だって俺、1日前はレディプレイヤーワン を観てるんですよ!?どんな映画観ても「レディプレに比べたらなぁぁ」って映画の基準がガン上がりしてるんですよ!もうしばらく、どんな映画観ても不感症になると思ってたんですけどねwwいやぁ、やられました。日本の大作映画監督と言えば山崎貴さんばかり取り上げられるけども、アクションなら佐藤さんでいけるでしょう!東宝が制作と配給を行い、キャストには伊勢谷友介。エンディングテーマはマンウィズ、、この座組み、「新宿スワン」と同じじゃねぇかww誰が観ても分かる類型的なザ・東宝映画なんですけど、この座組みで何度も何度も映画を撮ってきたからチームワークが良いのか、同じく佐藤健主演の東宝CGアクション映画「亜人」と比べると、格段にクオリティが上がってると感じます。そして、今作は木梨憲武さんがダメなサラリーマンを演じ、家族を守るために成長していくという物語なんですけど、この設定が佐藤伸介監督にピッタリだと感じました。佐藤監督の過去作「アイアムアヒーロー」でもですね、うだつのあがらないダメな漫画家見習いを主演にして、こちらは大泉洋が演じてたんですけども。宇多丸師匠の言葉を借りれば、「去勢された男の物語」 を描くのが佐藤監督は本当にうまいと思うんですよね。佐藤監督もプライベートでは、相当尻に敷かれてるんですかねww と思いたくなるほど、ダメな男を演出するのが本当にうまい! 今や昭和から平成。そして平成が終わる時代。 江戸時代に比べたら、まぁ男らしい男なんて見る影もないですよ。私もそうですよ。今作の木梨憲武さんも、まるで「男らしくない男」というか、本当にこんなダメな奴いるのか? と思うほど過剰なダメ男を演じてましたね。これが映画を見に来るような俺たち観客にはグサッと来るんですよ!! 俺も木梨さんまでじゃないけどさ、「ワーーーー!!」って言いたいことがあってもグッて堪える時あるんですよ。そんな時ね、感情を出すことができないから頭の中に破壊衝動というか、怒りを爆発させたい衝動みたいのがあるんですよ。 去勢された男同志なら分かると思うんですけど。それを今作はイケイケな新宿爆破とやりすぎな殺人描写があって。これを見た後は頭の中にあった破壊衝動がスッキリするwそれこそ、 手から味噌汁が飛び出るような勢いでスポッってw[キャスティングの妙]まずは何といってもキャスティングの妙が今作を底上げしたと思います!佐藤健さんはあとで書くとして、、、なんといっても木梨憲武さんを主演に起用したのは大英断だと思います。ベテラン俳優の中には、ダメなサラリーマン役なんていくらでも適役がいると思うんですよね。主演を張る人じゃない位かもしれないけど。。でも、今作の主人公はダメなサラリーマンであると同時に、ヒーローにもならなければいけない。見た目的ダメさと精神的強さを兼ね備えてないといけない。そこで選ばれたのが木梨憲武さん! 本当にスーツが似合わなくてww スーツに着させられてる感が満載でw絶対に管理職には見えないし仕事できそうには見えないw背も猫背でいつも下を向いている。いつもスーツのボタンを留めていて、仕事にも家庭にも「がんじがらめにされている」感が想像できる。どっからどう見てもダメなサラリーマンにしか見えなかったです。絶対に壁に「Pele」ってサインできなそうだもんねw木梨さんって本職は役者じゃないし、芸人さんなんだけど、本当に演技うまいなぁって。 セリフの間合いとか、声のトーンとか、とにかく「弱い男」を見せるためのキメの細かい演技が徹底されたと思います。一方で、佐藤健くんは、やろうと思えばいくらでも熱いキャラクターを演じられるのに、 スポーツ万能でイケイケ!って演技もできるのに、今回は他人を上から見下していけ好かなくて 不気味な高校生を演じてて。どれだけ人を殺しても何も感じてない、みたいな。非常にクールな役どころを演じてました。以上、クールな佐藤健さんと熱い木梨憲武さんのアンサンブルが、勧善懲悪のストーリーであっても典型的にならずに、この映画でしか生まれない独特のキャラを作れたんだと思います。[新宿の街が、、、]今作は空中戦あり、爆発あり、ということで、グリーンバックの撮影が中心となったんですよね。出てくる新宿の街もほとんどがCGだったと思うんですけど、どう見ても現実にしか見えないリアルな街を作ってくれた「スタジオ白組」を褒め称えたいと思います。スタジオ白組はですね、「 シンゴジラ」でも東京の街をリアルに描いてたんです。現実と境目があまりつかない建物や電線、道路のテクスチャなど、どう考えても本物の東京にしか見えない。。今回は新宿が舞台になるということで、そりゃTOHO新宿で歌舞伎町で見に行きましたよ!ていうか、新宿以外の選択肢はないですよwwということで、劇場からの写真をパシャっ!!映画を見た人ならわかると思うんですけど、TOHO新宿から見える景色は「いぬやしき」まんまなんですよ!!そして、今作ではグリーンバックならではの演出があってですね。木梨憲武と佐藤健はロボなので、ビルの壁を走ることができるんですよ! つまり、カメラが90度横になって、 ビルの壁が地上のように水平になってる構図ができるんですよ。この構図を利用して、歌舞伎町ビルに溢れている立て看板をハードル競技のようにして、木梨憲武に飛ばせるという演出は本当に見事で良かったです!!!!はい、 レディプレで盛り上がってる映画界ですけど、国産映画でも面白いアクション映画が出来るんですよ!  ずっとテレビのとんねるずを見てる人は、今作の木梨憲武さんに絶対ハマると思うし、日本でこれだけのアクションCGが見れるのか!と、絶対にYouTubeでは見ることのできない映像ばかりです!!!!ただ、一つだけ文句を言いたいんですけど、脚本があまりにもずさんすぎる!!娘の高校生が父の木梨憲武に「秘めた隠し事してるの?」ってセリフがあるんですけど、「秘めた」と「隠し事」って意味が同じですから!!!残念!!! ってか、日本語的におかしいから!!!! 隠し事って秘めてるもんだから!!!それに、カツアゲをする中学生のあまりに典型的なセリフも嫌でした。。あとね、容疑者の佐藤健くんを非難するネットの世論を表す表現が本当に古臭くてゲンナリしちゃいました。いまどき2ちゃんねる見てるやつなんていねぇよ!!! みんなツイッターだろうがwwww今回はフジテレビが製作に関わってるんですけど、2000年代の「踊る大捜査線」の映画と全く変わってないんだよww佐藤監督はネットに疎いのか? それとも製作が後期高齢者ばかりなのか?東宝ってネットの描写が本当に下手なんですよね。なんだろう、テレビ的というか。記号的なネット描写。ネットオタク。「まぁネットなんて2ちゃんねるみたいなサイトの画を貼っておけば観客は共感してくれるんだろ?」って何も考えてない、思考停止状態のアホな作り手の顔が浮かぶわ!!!!!なんかすいません!!! 前半までスッゴイおすすめちゃん!みたいな感じで書いてたんですけど、、、、前言撤回させてくださいwやっぱりおすすめじゃないです!!!!![追記]コメントで指摘されるまでは気づきませんでした。亀梨和也と佐藤健を間違えていたことを、、、、読者の皆さん、大変失礼しました!!!早急に対処すべくですね、Wordの置換機能を使って変えましたよw読者登録で私の映画レビューをすぐにお届け!「気になる映画が公開されたけど、面白いか不安。。。」そんな時は私のブログへGO!  新規に公開された映画を後悔せず見よう!なんちゃって。。

    映画「いぬやしき」ネタバレなし感想解説 クールな佐藤健とホットな木梨憲武の絶妙キャスティング!
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  13. のだが……。(以上映画.comより)予告編はこんな感じ↓40点「凶悪」や「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督が「殺人鬼モノを撮った」と耳にして、興味が湧きまして。3月1日=ファーストデイサービスを利用して、TOHOシネマズ新宿にて「15時17分、パリ行き」を観てから、新宿バルト9に移動して、1番スクリーンで鑑賞いたしました(その後、「ザ・シークレットマン」を観てからまたTOHOに戻って、「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」と2回目の「15時17分、パリ行き」を観た)。珍品でしたな… (`Δ´;) ヌゥ なんて言うんですかね、本作は、良く言えば「ジェットコースタームービー」であり、悪く言えば散漫な作りの映画でして。好きな人もいるだろうし、その気持ちは決して間違っていないんですが、僕はかなり乗れなかったので、本作を楽しめた方は僕の感想を読まない方が良いと心から思うのです (´・ω・`) ウーンバルト9のロビー外れにはこんな展示がありまして。北原里英さんのマネキン、微妙にリアルなのです… (`Δ´;) ヌゥ手狭な1番スクリーン、3分の2ぐらいは埋まってたんじゃないかしらん。最初にあらすじを適当に書いておくと、ある日、中学校教師の藤井赤理が2人の男に拉致→監禁されまして。小学校のころに同級生を殺して話題となった未成年犯罪者「サニー」じゃないかということで、ネットで募集した信者が続々と集まって、崇め奉られつつも、その中に殺された小学生の兄がいたため、いろいろと面倒くさいことになるんですが、しかし。途中で吹っ切れた赤理が、ネット中継しながらサニー信者どもの“心の弱さ”を突いていくことで立場が逆転! 赤理はサニーとして新興宗教の教祖的な立場になって、左団扇の生活を送っていた…と思いきや、“2人目のサニー”が登場。「偽物だったのね!川`Д´)ノ」と信者がキレたり、警察が介入したりしながらも、サニーの影響でイジメっ子どもを殺そうとする教え子・向井を止めに向かいましてね。最後は、結局、何もできなかった向井を赤理が抱きしめて、映画は終わってたんじゃないかな、確か。もうね、近年稀に見るほどにキツかった。話が進むと、「小学生のころに同級生を殺した」という「サニー」が佐世保小6女児同級生殺害事件の加害者をモデルにしていることはすぐわかるワケですが、正直なところ、ふざけすぎていて不快。登場人物の死に方がバカバカしい上に「享年」なんて出るあたり、わざと露悪的に撮っているのはわかりますけど、それでもイラッとするというか。「乗れない悪ふざけ」を延々と見せられた心境…って、伝わりますかね。マジで劇場を出たくなったのが「キタコレ」シーン。赤理が信者たちを説教して籠絡すると、中継中のネットの画面では「キタコレ」なんて文字がニコ動ライクに流れるんですけど(劇中では、本音を吐露する行為を「キタコレ」と呼ぶようになる)、まず、北原里英さん演じる赤理の説教にそんな力があるように見えなくてかなりキツい。しかも、「キタコレしちゃえよ」なんてネットの描き方が安くて恥ずかしい。百歩譲って、「ニセモノのサニーにすがるようなアホ揃い=わざとそう撮っている」ということなのかもしれませんが、あんな小娘の説教に心動かされるのがありえなさすぎるし、北原里英さんの演技にその説得力が感じられない。ごめんなさい、スゲー気持ち悪かったです。だから、当ブログ初の0点を付けても良いぐらい不快だったんですが、意外と真摯な作りでもあるのがタチ悪いなぁと。映画終盤に出てくる、門脇麦さん演じる“2人目のサニー”の存在が物凄い上に、赤理との対話、そしてラストの教え子を抱きしめるシーンは、非常によく出来てましてね。監督と脚本家は、元となった佐世保小6女児同級生殺害事件をかなりリサーチしたそうですが、思考停止して加害者を「悪」と断罪せず、「誰にでも起こり得ること」として描いたのは、「そうだよなぁ」と。最近は「実際にあった事件」を扱うのがデリケートになってきている事情もあるので、「あえてこんな弾けた映画にしたのかな」なんて思うと、不快感も減少していく…ってな調子。あと、北原里英さんのアイドル映画としてはスゲー良いと思う。雪の中を歩くシーンは頑張ってたし、僕が大嫌いな「キタコレ」シーンも、彼女が無茶振りを必死にこなしていると思えば、グッとこなくもない。それと、本作の門脇麦さんは凄まじいのひと言で、彼女のシーンだけでも金を払う価値があった…って、偉そうですな (´∀`;) エヘヘ 何はともあれ、僕は現時点で今年のワーストに感じるほど不快なシーンが多かった反面、良いシーンも結構あったので、「珍品… (`Δ´;) ヌゥ」という着地でございます。とは言え、1ミリもオススメはしません。おしまい。デジタル盤のサントラ。CD盤もあります。なんとコミカライズされてました。佐世保小6女児同級生殺害事件のノンフィクション。オススメです。白石和彌監督作で一番好きなのはこれです。僕の感想はこんな感じ。

    サニー 32(ネタバレ)
  14. さっそくですが今日観た作品はコレ      【プール】原題は「12 FEET DEEP」という本作連休前のプールで待ち合わせた姉妹そろそろ閉館時間となったところで姉がプールに婚約指輪を落として。。。排水溝に引っかかってるその指輪を二人で拾おうと潜ったのが運の尽き管理人は誰もいないと勘違いしてプールのシャッターを閉めてしまい閉じ込められてオーマイガー!∑(゚Д゚)(へー、プールに蓋があるんだ。。。)(って、おい!まだ中にいるよ!)水深は足がつかないほどに深いし水面とシャッターの間にあるのは数十センチのわずかな隙間だけ。。。なんですが、光は通るし広いしであまり圧迫感がないんですよ(;´Д`)ノなのでイマイチ怖さが伝わらなくて?で、ここから婚約して幸せな姉とパッとしない妹とがいがみ合うという緊張感もないしょうもない言い合いをダラダラと20分以上も垂れ流されてコッチの方が恐怖するそんな中。。。怪しい掃除のオバサンがやって来てプールサイドの姉妹の荷物をガサゴソ気づいた姉妹が助けを求めると「助けてほしけりゃ金を出しな」と、カードの暗証番号を教えろと。。。(とんでもないクズ野郎だなw)番号を聞いて立ち去るオバサンそしてここからまた姉妹の"会話劇"がいつまでもいつまでも続いてゆく無限地獄のような時間が流れて。。。そこに戻ってきたオバサンに姉妹は金はやったからここを開けてと頼むと「口座に80ドルしか入ってない!」なんて言いがかり?のような悪態をつきそのうえ自分はすべてを失っただとか姉妹より不幸な人間は数多くいるとか意味不明な事を言って攻め立て。。。ブチ切れた妹は換気用の小さな穴にオバサンを呼んでタイル片でグサリ!(はぁ?何?聞こえないんだけど?)(ヒャッヒャッ!刺してやったぜ!)もう勘弁ならねぇ!とオバサンは激怒しプールへの給水ボタンをポチっとな!大量の水が流れ込んでゴボゴボ。。。「死んじゃう!死んじゃう!やめて!」との声に慌てて水を止めるオバサンいやいや、殺したいの?生かしたいの?何がしたのかサッパリ分からないな( ̄ー ̄;とはいえ怒りが収まらないオバサンに姉は彼氏からもらった婚約指輪を渡すと、ここで姉の携帯に彼氏からの電話がすぐ返信がなければ警察に通報すると彼氏は留守電にメッセージを残して。。。(ウソ。。。警察沙汰はマジ勘弁)彼氏の"通報"という言葉が効いたのか?何かがオバサンの心を動かしたのか?急に身の上話なんか始めるオバサンは「いろいろあったけど助けてあげる」みたいな展開。。。って、何このオバサン言ってる事が支離滅裂なんですが(´□`。)どうしたいか分からんけど大丈夫?(お前の身の上話なんてどうでもいい)が、シャッターのパスワードが分からず「ゴメン、警察来る前に逃げるわ」なんてそそくさとプールサイドから去ってんが?ここまで引っ張って逃げるのかよ!するとここで実は糖尿病という姉ダウン朦朧とするなか虐待を受ける妹のため放火して父親を殺したと重い告白。。。ってか、今更新しいネタをぶち込んで風呂敷広げてどうすんだよ監督さん(爆(それ今必要?ねぇ?)さんざんいがみあってはきたけれどもやっぱりお互いを思う気持ちは強い?姉の危機に妹の火事場のバカ力発動!プールの排水口の鉄柵を引きはがすとえいや!とシャッターをぶち壊して。。。。。。いや、最初からそれをやれ( ̄_ ̄ i)(最初からそうすれば。。。)やっとプールから解放された妹は姉に糖尿病のインスリン注射を打って。。。と、そこに現れたのは去ったオバサン!それも怖い顔で銃を手にしていて「顔を観られたから殺すしかない」とかのたまい姉妹に銃を向け大ピンチ!が、相変わらず支離滅裂なオバサンは情に訴えられるとアッサリ銃を下げて。。。何しに来たんだよこのオバサンは(本当に殺す気あるのか?)ラストシーン妹はすぐに警察に通報し状況を説明するといつの間にか情が芽生えたか?最後まで助けてくれなかったはずのオバサンを警察が来る前に逃がし。。。最後は姉も目を覚ましてハッピーエンド(これでよかった。。。のか?)かなりシンプルで現実的にありそうな?そんなシチュエーションスリラーでしたが閉じ込められた場所が明るかったり広かったりするのでイマイチ緊迫感も命の危険も感じられないんですよね(^o^;)電気が消えたり気温が下がったりとか姉が糖尿病で注射が必要なんて話もどうも後付け?っぽく見えてしまうのでそれに虐待がどうこうなんて重い設定も必要には思えないと言いますか。。。ま、無ければ無いで尺が持たずに20分程度の作品になるんでしょうけどそれに何がしたいか中途半端なオバサンの存在もおかしいですよね?これが命を狙う殺人鬼とかだったのなら逃げ場のない場所で襲われる怖さや別の描き方ができたと思うのですがなんとなくもったいない感じの作品ですそんなわけで暇つぶしにもならないしむしろ時間とお金を無駄にしちゃう本作オススメはしないのでご注意下さいね

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    「プール(12 FEET DEEP)」。。。
  15. 映画界における「事件」の予感はあるものの、映像化が彷彿とさせるAVの存在」原作も知らず、また、この作品が去年舞台化され評判を呼んだ事実もパンフレットを読んで知ったにすぎないくらいだったわけだが、性表現に関して規制の強い日本映画界において本作が「事件」になることを予感した。しかし、「愛の渦」ほどのセンセーショナルはなかった。それは自分がAV監督になってしまった影響もあるのだろうが...生きる実感もなくバーでのアルバイトに就いていた大学生 森中領。ある晩、ホストクラブで働く中学時代のクラスメートの連れてきた御堂静香との出会いによって、領は娼夫への道を歩み始め、様々な女性との交わり合いの中で、なにかを見いだしていくのだった ー「娼年」石田衣良の小説を、舞台版でも組んだ三浦大輔監督、松坂桃李主演で映画化。「性描写に妥協しなかった」という三浦監督のもと、まさに体当たりな演技を松坂桃李が見せる。R-18指定を受けた作品としても注目度は高い。早速話は脱線してしまうが、自分は藤代冥砂の「ドライブ」という官能小説に衝撃を受けた。女性目線による性行為を文学的、詩的な表現で描かれている本作は、エロティシズムよりも「おしゃれさ」を感じ、今でも読み返すことのある作品だ。「文字」で綴られるSEXは生々しくもあるが、文学的な表現はそこに美しさを持たせ、確かな人間感情、ドラマを繊細に、丁寧に語れるのだろう。石田衣良の原作を読んでいないため、想像でしかないわけだが、本にはそれがあったのだろうと思う。包み隠さない前衛的な性描写、そこに描かれる主人公の感情変化は小説界にセンセーショナルな「事件」を起こしたのだろう。未見のためこちらも想像だが、舞台もそうだったのだろう。本作の映画版を見れば「そこ」は感じることができるが、三浦大輔の妥協しない性描写はおそらく舞台上でも同様であっただろうし、それが観衆の目の前で繰り広げられたのであれば、舞台演劇界でも「事件」となったに違いない。小説、そして舞台へと表現を進めた「娼年」が映画という「映像表現」に至ったのが本作だ。性描写に厳しい日本映画界だが、最近では「ロマンポルノ」のリブート企画を始めとし、非常に前衛的なSEXシーンを打ち出す作品も増えてきた。本作はそんな作品群の中でも群を抜いた性描写であることは誰が見ても一目瞭然だろう。しかし、本作の上映後劇場からは「ただのAVだった」という言葉がちらほら聞こえた。そして、自分もあらかたその意見に同意してしまった。本作の見所となるのは、間違えなく一切妥協のない性描写だ。これまでの映画におけるSEXシーンとの明確な違いは、監督がインタビューで答えているように細かなカット割りであり、「SEXをしている」という男女のシーンを写すのではなく、「服を剥ぎ取る「胸を揉みしだく」「陰部を舐める」「挿入する」といったその内容を事細かに説明し、見せていく描写だ。実際には男性器を舐めない、挿入しない疑似SEX演技を絶妙なアングル選択によってごまかし見せる本作の演出はうまく、また、陰影のコントラストを強調し、「すべてを見せない」ライティングは見る者の想像力を煽るため、SEXを個々に補完させるため、エロティシズムを掻き立たせる。そんな丁寧な性描写は、主人公リョウが心を解放されていく様や、女性が秘めていた欲求を爆発させる様などの感情を強く描き、SEXシーンはどれもバリエーションに富んでいた。簡潔に言えば、性描写に喜怒哀楽が存在しているのだ。しかし、性描写を拘って描いた結果、うまく言った結果、見ている者に「映画を見ている」というよりも「AVを見ている」というような印象を与えるのだ。おそらく石田衣良の原作にはSEXシーンにも「明確な感情描写」が存在していたのだろうが、本作は惜しみ無きSEX描写映像の変化によってキャラクターの感情の変化を一種間接的に表現していく。しかし、視覚効果がもっとも力を持つ「映像」では、どうしても「SEX」というもののインパクトが先行し、普通の人であればそちらに目を奪われがちになってしまう。個人的な想像とそこからの見解だが、丁寧で赤裸々な性描写を描きながらも、官能小説とは異なる石田衣良の文学性によって小説界にインパクトを与えた小説「娼年」。観衆の目の前で惜しみ無いSEX描写を舞台ならではの演出で繰り広げ、演劇舞台界の常識を打ち破り、注目を集めた舞台「娼年」。この2つは他に似た作品がないことでセンセーショナルな作品、「事件」として評価されたのだろう。「妥協のない性描写」を見せる本作は日本映画という括りの中では確かな存在感を放つわけだが、「AV」という存在のあり、それを「最たる性描写映像」として認識している人にとっては単に「AVのような映画」「映画のようなAV」という印象を与えるのだろう。AV監督をしている自分にとっては本作の「性描写」は物語から意識を逸らされるほどのものではないものの、明確な感情描写、ドラマ性がSEXシーンに描かれていないのも痛い。確かに、松坂桃李の演技はリョウの変化を体現している。死んだ魚のような目、背筋の曲がった立ち姿であったリョウが、「娼夫」になになることで変わっていく様を、目の潤いや、凛とした立ち姿、人間らしい喜怒哀楽表情で語る松坂桃李の演技は素晴らしく、もちろんその「人気俳優らしからぬ」体当たりな演技も見事な一言。最初の仕事の際、そのリョウの戸惑いを目の動きで見せているのも印象的だ。しかし、その変化の過程が「SEXの中」にあるよう感じられないのだ。様々な女性とのSEXによって変わっていくのは明白であり、それは「娼夫のサクセスストーリー」として成立するものの、「リョウの成長物語」としては感情が不明瞭なためなかなかうまくいっていない印象。また、残念なのが最初と最後のSEXの変化だ。「相手のことを考えていない」「あなたは一人でSEXをしている」とSEXに散々な評価をつけられたリョウが、最後に「僕のSEXももう一度見てください」と再試験に挑むわけだが、、、確かに最初と最後では「荒々しさ」に明確な差が描かれており、それによってリョウの成長、相手を思うSEXをできるようになった様を見せるが、個人的に残念なのが「手マン」だ。「相手のことを思っていない」という最初のSEX評価は「AVを真似れば女が喜ぶと思うなよ」というような男性に対するメタファーでもあるように思える意味のある台詞だと思う。個人的にはその象徴としてリョウのあまりに荒々しい手マンが印象にあると思うが、最後のSEXでもリョウは同じような荒々しい手マンを急にぶちこむのだ。「おいおい!」と「リョウ!お前なに学んだんだ!」と思ってしまった。確かに最初のSEXで「激しい手マン」に相手が快楽を覚えていたからというのもあるだろうが、「相手のことを思う」ようになったリョウの成長を「激しい手マン」が「優しい手マン」をするようになった、もしくは「だんだんと激しくなる手マン」をするようになったというようにSEXのやり方の変化を通して映画的にもっと描いて欲しかった。最初のSEXの挿入時、リョウの「荒々しさ」が相手に「痛み」を覚えさせたのに、まだ、荒々しい「手マン」をやめないところに残念さを覚えてしまった。とにもかくにも本作の類をみない前衛的な性描写は「映画SEXシーン」としては強烈なセンセーショナルなものだったが、「その中」でキャラクターの感情描写、その変化表現を決して明白にも、強調しても語らないゆえ、やはり「映画を見た」というより「AVを見た」というような印象を受けた。あとは、細かい部分だが「ギリギリアウト」、「笑わしにきてるの?」と思ってしまうエクスタシー描写にも馴染めなかった。自らの目の前で、娘や妻のリョウとのSEXを鑑賞し、次第にその快楽が伝播し、三つ巴のエクスタシーに発展するというAVで言えば「寝取られ」ジャンルに近い場面がいくつかあるわけだが、3人の「イキ顔」のアップショットをこれでもかと繰り返し写されたらエクスタシーを感じているのは「分かりやすい」が笑わずにはいられないだろうよ!笑わしに来てるとしか思えない。また、最後の幻想的なエクスタシー演出は、ダサすぎて笑うにも笑えない。そして、「ある同時射精」場面は「精子そんなに飛ばねぇーよ!水鉄砲かよ」とツッコミを入れずにはいられない、笑わずにはいられないチンケナシーンだった。「新しいエンターテインメントになったと思う」と三浦監督はインタビューで自信を覗かせているが、それらの面白演出は本作の物語にはあっていないように思えた。疑似精子の出来には「ボランティアで参加したかった」とすら思ってもしまった。松坂桃李の体当たりにもほどのある演技と他に類を見ないほどの前衛的で丁寧な性描写は強烈な印象を残し、ロマンポルノらしい陰影の強い画の作りや大人びた劇版は非常にいいムードを作品にもたらす。書き忘れだが、2度目の仕事の際にある、「私、今すぐ、リョウくんとしたいな」という台詞における音響演出も良く、それはリョウが受ける衝撃を見るものにも与え、閉ざしていた感情がその一言で解放される瞬間をも巧みに表現する。その後のテンポに拍車が掛かる編集への切り替えも、「激しさ性衝動」を強調して見せるので面白い!ただ、拘り抜かれた性描写は見る者に「AV」の存在を過らせ、そこにシンクロさせてしまう。それは本作の性描写が優れていることの証明であるわけだが、「キャラクターの感情」や「ドラマ描写」をその中で明確に表現できず、または「それ」が存在していたとしても、性描写のインパクトに負けてしまっていた結果だろう。「AVのような映画」にしては物語にこれと言った深みは感じられず、「映画のようなAV」であっても「抜く」ことはできないだろう。そんなどっち付かずな印象に、映画におけるSEX表現の難しさを改めて感じた作品だった。★★★

    映画批評「娼年」 48点 AV監督から見た性描写の見解
  16. メガホンを取った。シネマトゥデイより抜粋)                                                                                             本当は、「レディ・プレイヤー1」の3Dを早く見ようと思っていたのだが、これも3Dは字幕があんまりないのよ。 まぁ、行けるTOHOで1館だけやっていたので、月曜日に行くつもりっす。                  という事で、昨日見た新作の残りの1本。                   <TOHOフリーパス>2本。                                                          ロンドンで、ケースワーカーとして静かな生活を送るアリス・ラシーン。                              かつて、CIAで尋問のスペシャリストだった彼女は、ある受刑者の尋問で「完落ち(=アンロック)」に時間内で追い込むことができず、結果、何十人という罪もない人達の命をテロリストの襲撃の巻き添えにしてしまった過去がある。そのテロでは、幼い少女達も含まれており、その為に心を悩ます彼女は、現在は一線から退いていた。                                                    現在でも彼女の良き理解者は、当時の上司だったラッシュ。 彼にだけは本音を話せる間柄を今も保っている…。                     一線から身を引いていると言っても、テロの情報を仕入れる為に今も情報屋を雇っているしもしやと言う情報は、必ずCIAに流し、少しでも未然にテロを防ぐ事に情熱を注いでいる。                                                                    そんなある日、CIAがバイオテロ計画を察知し、その計画の重要な情報を握るとされる容疑者を逮捕し、その尋問官に選ばれたアリスはCIAに呼び戻される。                                                        アリスは絶妙な尋問で、容疑者をうまく“完落ち”に追い込むのだが、その最中にCIAから、尋問要請の電話が入る。  「今、その尋問中だけれど…」                                                  先に彼女を呼び出したのは、CIAを装った偽の捜査官たちの罠だったことに気付くアリス…。                                                         内部に裏切り者がいることを知った彼女は、真実を突き止めるため、そしてテロを阻止するため、孤高の戦いに身を投じていくのだったが…。                                                     ノオミ様の独り舞台の様な、エージェント作品。 ストーリーがC級丸出しで御座います。                            もうちょっと、何とかできなかったかな?って思いますが、誰が味方で、誰が裏切者か?まぁ、その辺の謎解きが全てで御座いますが、このキャストを見れば、最後まで見なくても「じゃないの?」って分かっちゃいますよね。                                            私は、元々あんまり好きでなかったオーリー様が、我らの「最新パイレーツ」で、何気にメッサカッチョヨスだったので、ポスターにもキャスト名も上の方だし、よっしゃ!と見たのですが。                 いやぁ~、「腐ってもオーリー様」を良くもこんな役処で使うよなって…、あっけにとられました。                                                   しかも、↑この通り、出てきた最初から最後まで、「胡散臭さ」丸出しですやん!                                        せめても、↑こげなシーンがちょっとでもあれば、ウハウハだったのに←(これってセクハラ?)                                                    何気に何時ものは、裏切者多しの↑この方。 結構頑張ってらっしゃいましたが。 ぷぷぷ。                      ちゅーか、何が可哀想って、アリスの情報屋のお方。 アリスも「まだ子供よ」とか言ってるのに捜査に使われて…。                                             う~ん、もうちょっとストーリーの方も丁寧に練り込んでほしかったな。本作も、今流行りの「女子スパイ」モノですが、本作のアリスは1ミリも「女」は使いません。                  ここもさぁ~、オーリー様が出てるのに、「なんだよ~~」ですよね。何処へ行くんだオーリー様。                                             この間から、アメバのトピックスで取り上げられていた、オーリー様の新作情報。                                     4月27日から上映開始ですが、なんと3館しか上映ないみたい。しかも、遂にオーリー様も、出ましたね。 中国作品で御座います。              久々のパツ金ですが、私は既にとても行ける場所では上映が無いので、DVDレンタルで御座います。とほほのほ                                                                                                      ←このバナーより、どうか一つポチッとなを頂けると嬉しくて狂喜乱舞にほんブログ村

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  19. /凄まじい情報量!映画を観た人は必読の面白さ)(あらすじ)集音マイクがそこかしこに仕掛けられた奇妙な施設に、かつて「あの世」に触れたことのあるという、7人のゲストと呼ばれる男女が集められる。その中のひとり、由紀子は過去に神隠しにあった経験があった。その施設は霊気が強すぎるためデジタル機器が機能しないため、録画のためにアナログテープが回され、そこにゲストたちによる恐怖の心霊実験の模様が記録されていく。(以上、映画.comより)予告編はこんな感じ↓65点※今回の感想は、グロい画像が貼ってあるので、苦手な人は気をつけて!高橋洋監督作と言えば、僕は「恐怖」ぐらいしか観ていなくて。ハッキリ言って、映画として面白いかと言われれば「う〜ん… (・ω・;)」なんて感想だったものの、お話自体は大好きだった…という微妙な着地。その後の監督作「旧支配者のキャロル」もタイトルがタイトルだから気にはなったんですけど、「低予算だから厳しいだろうなぁ」なんて思って、スルーしちゃいましてね。とは言え、高橋洋監督が描く世界観自体には魅力を感じていたため、「機会があったら他の作品も観たい」と常々思っていたのです。「恐怖」の予告編を貼っておきますね↓で、本作の話。ハッキリ言って、タイトルの意味はサッパリだったものの(鑑賞直後に参加した映画駄話会では、意味を聞かれてもあやふやな返答しかできなかった…)、スゲー気になってしまって。「ボリシェヴィキ」という単語自体は知っていたため、「霊の世界に革命を起こすような話なのかな…」なんてボンヤリとしたイメージを抱きつつ、前売り券を購入。都内で公開していた時はタイミングを逸してしまったので、3月上旬、横浜のシネマ・ジャック&ベティで「聖なる鹿殺し」を観てから、横浜シネマリンに移動して、ハシゴ鑑賞してきました。「世界観は好きなんだけど… (`Δ´;) ヌゥ」という感想でしたよ。前売り券が1200円と安めなのはありがたい限り。特典としてポストカードが付いてましたよ。シネマリンに来たのは「スウィート17モンスター」以来。記事の切り抜き、なかなか凝っております。高橋洋監督の特集上映もやってたりして。劇場で売られていた「燻製ダイニング MOKU」の燻製プレッツェルを食べながら観たというね。お話を雑に書くと、いわゆる「百物語」モノというか。異世界を呼び出す“実験”として、“人の死に触れたことがある男女”が集められて、恐怖体験を語っていく…ってな調子。最終的には、参加者の1人・由紀子が「神隠しにあった際、異世界の存在と入れ替わっていた!?Σ(゚д゚;し」的な展開になったものの、「実験は失敗だわ… 川´・ω・`) ションボリ」みたいなことになって、主催者サイドの女性がトカレフで参加者を次々と射殺してから自殺→全員死亡。召喚された“何か”(さらわれた時の由紀子本人?)が扉を開けて外に出て行って、映画は終わってましたよ、たぶん。ロケ地となった廃墟は、給食センターだったそうな。劇中で描かれることの“謎”に関しては、超充実しているパンフ(「オカルトと革命の相性の良さ」みたいな話がタメになった)や黒沢清監督とのトークショー動画、そして高橋洋監督と超常現象研究家・武田崇元さんの対談などをチェックしていただくとして。最初に残念だった部分を書くと、映画美学校のカリキュラムの一環として、わずか6日間で作られた超低予算映画であって、「描く世界観に技術が追いついていなかった」ように思えたところ。それと、聞いたことのないタイトルにポスターのビジュアル、中盤までの展開などから、「新しさを感じさせる恐怖映像」に期待してしまったため、そういうのがなかったことは、失望いたしました。ただ、前に観た「恐怖」同様、お話自体はスゲー好きでしたよ。パンフによると、「霊的ボリシェヴィキ」とは、武田宗元さんが1970年代に提唱した概念であり、「古代の神々の復権」的な意味合いがあるそうで。そこら辺を掘り始めると知恵熱が出てきそうなので置いとくとして。僕は本作で描かれる「私たちが暮らす世界と平行した異世界があり、そこは人間が理解できる場所ではない」という世界観が大好きでありながらも、恐ろしくて。それは小さいころ、何かの子ども向けの読み物で、「3段上ってから4段降りられる“短い階段”があって、4段目を降りると違う世界に行ってしまう」という都市伝説を読んだ影響でしてね。「ふとした拍子に異世界の扉が開く」というのは、子ども心にスゲー怖かったんですが、その不思議さにドキドキする自分もいて、短い階段を見ると「3段上って、すぐに降りてみる」ということを中学生ぐらいまでやっていたのです。だから、本作は陰影を活かした撮影による雰囲気や、役者さんたちの演技が良かったのもあって、「恐怖話を語っていくうちに怪異が起きて、異世界が開く」という実験に妙な説得力を感じちゃって、結構怖かったです。あと、コティングリー妖精事件の捏造写真を評価する場面は「そういう視点があるか…」と思わされたし、終盤の映像の安さは少しガッカリしましたが、異世界から”何か”が落ちて来た瞬間は、つのだじろう先生の「呪凶介PSI霊査室」の第8話「弟が消えてしまった」での“消えた弟の腐乱死体が現れた場面”を連想してゾッとしました。ちなみに鑑賞後、パンフを読んだら、別のシーンながらも監督が「呪凶介PSI霊査室」に影響を受けていたことがわかって、少し親近感が湧いたりもした次第。「呪凶介PSI霊査室」の異世界から戻って来た弟のシーンを貼っておきますね…(´Д`;) イヤーンその他、「人間が一番怖い…ってことですよね (`∀´)」みたいなことを言った奴が制裁されたり、「ボリシェヴィキ党歌」をみんなで歌ったりとか、微妙に笑えるシーンがあったのも良かったです。なんかね、世界観は本当に好きなので、誰か高橋洋監督にたくさんお金をあげてほしいと心から思いました。おしまい!ヘ(゚∀゚*)ノ ダー・スメルチ!「映画の生体解剖」シリーズの特集号。電子書籍オンリーでございます。高橋洋監督の前作。近所のレンタル屋にあるかなぁ。2009年に観た高橋洋監督作。僕の感想はこんな感じ。「恐怖」と本作のベースとなったというアーサー・マッケンの小説を貼っておきますね。つのだじろう先生の漫画。「恐怖新聞」や「うしろの百太郎」と比べると、人が無惨に死ぬ印象。

    霊的ボリシェヴィキ(ネタバレ)