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  1. 「はーい!今日はね、軽いようで軽くない、重いようで重くない、そんな映画をご紹介します。タイトルは「もしかして私たちは別れたかもしれない 」ほら、なんかややこしそうな映画でしょ」「なんか、俺に向かないような、気がするっす、映画館なら寝てしまいそうな」「ミケちゃん、まさにそれよ!」「でもマズル刑事は大人のリアルな恋愛映画も好きよね?」「あ、そうですね、俺は割と」「大人の映画なのよね、、あの有名な映画、「キムジヨン」とはまたちがう苦しさがあるの。30代、40代、50代あたりが見ると、気持ちがわかるだけに辛くなるかも。これは、高いワインとかを飲みながら見たい、語りたい感じね」「高いワイン!」「まずいぞ、、高級ワインが、、」「大人の映画も好きかもっす、、」「あ、、あはは、たまさん、俺も最近、大人の恋愛映画が気になるっす」「え?」「その、、ワインを片手に。渋めの恋愛がわかる歳になったかもっす」「キモっ!」「ミケちゃん、、、前のめりはいいけど、ストリーを聞いたらどう?」「あ、、あはは」「まずはDさんのブログで大体のことは頭に入れてきてね、、」『韓国映画 もしかしたら私たちは別れたかもしれない (2023年)』アンニョンです(^-^)ノいつも、ありがとうさんです…【韓国映画・日本公開です】4月26日 公開ですリバウンド4.26(金)公開『リバウンド…ameblo.jp「最近、頼ってばかりです」「仕方ないじゃない、私のブログで映画の良さは伝わらないんだから」「30代の男女のお話よ。二人は同棲してるの。20代をともに過ごし、30代を迎えた、さあこれからどうする?って感じわかるわよね」「ああ」「簡単に言うと、男女の姿をリアルに描いた韓国製の恋愛ドラマ。二人は美大で出会い、親友から恋人になったのよね、、」「あ、そういう二人ってなかなか結婚しなかったりするっすか?」「それよ、当然、同じ大学だから、友達は共通なわけよ。仲間は今まで一緒に過ごしてきた2人はいよいよ結婚?って当然のように思ってる。でも30代になってるのに男はきちんとした仕事がないの!」「男の方は、表向きには安定を考えて公務員を目指してるけど、なんか試験勉強もせずにバイトしたり、遊んだり、、」「うーん、、要するにクズ?」「そこまでじゃない」「反対に女の方は夢だった美術の道を諦めて不動産会社に就職する。同棲してる二人の生計を担っているのは女の方!」「ヒモっすか?」「まあ、、そうねえ、、、」「で、女はついに男の態度に我慢の限界!バーンと切れてケンカして別れをしてしまう!」「別れるんすか?」「もう終わり?」「いや、、別れるけど、その後の別々の暮らしが映画の大部分を占めてる。この映画、本当盛り上がりに欠けてるけどどこも見逃せないのよね、、、早送りで見ちゃダメ、手紙もほら、行間を読めって言葉があるようにセリフで言わない飲み込む言葉がそこに見えるのよね、、、」「ぐ、ぅ、、、、」「え?」「ミケちゃん、、きっとこの映画さっぱりわからないのよね、、マズル刑事も、今日は全然乗ってこないし」「やばい!マズル刑事が、寝てるっす」「ん?起きてるよ、何言ってんだ、」「ええ」「別れてから、二人はそれぞれの生活の中でいろんなことがあります。男には新しい彼女もできるし、、女は生活のために諦めた絵を一人になったから、また始めるの。アーティストになって創作活動よ。でもあんまりガツガツした女性じゃないから静かにね、、アトリエを借りて絵を描いてる、、、それでね、、」「やばい、映画の話が退屈すぎてマズル刑事ピンチ」「ん?」「彼と別れて、彼女は絵で成功するんですか?」(的確な質問)「うーん、そこまではわからないけど、絵で生きて行こうって思うのよ。彼と築こうとしてた暮らしを捨てたし、生活のための仕事じゃなくてね、、」「もし、別れなかったら、彼女はただ生活のためだけに生きて、キムジヨンになるんですね!」(スマホで調べながら的確な質問!)『たまさんのおすすめ韓国映画!「82年生まれキムジヨン」はハッキリしないラストがリアルで辛すぎる。』「はーい!金曜日のきらきら星、たまです。やっとこの映画を見ましたよ。82年生まれキムジヨンもう話題の時代からずれちゃったけど。」「今日は、あの二人は置いといて…ameblo.jp「ミケちゃん、あなたわかってるわね、それよ、私はこの映画は、二人が別れなかったら、彼はいずれどっかに就職して結婚、子供もできる。全てを諦めて、心を病んで彼女は確実にキムジヨンになるって思った。それでね、、」「ぐーぐーぐー」「ヤバ!本格的に寝てるっす」「ミケット、この大人の映画がわからない居眠りどら猫をここに置いて、ワインの飲める美味しい店に行きましょ、、、」「そうっすねえ」「さよなら、マズル刑事、俺たちは別れた方が良さそうっすね」「え、、?」「たまさん、ミケットは、まいります!高級ワインで大人の会話、」「起こせよ!」「さあて、みなさんとはこの辺で。この映画には、中盤、暮らしていた男とは全く違う、結婚向きの男が女の前に現れます。でも、私は最初からこの新しい男がいけすかなかったのよ。たしかに経済力はあり結婚向きって感じの男だけどね。映画を見た後、2人の男を観察して、新しい経済力男はなんでもそつなくこなす純粋さが欠落した大人の男だけど、同棲してた方の男ってどんな人?って考えた時、Dさんのブログを読みながら、私の頭にはユーミンのノーサイドが流れてました。古い歌だけど、歌詞を噛みしめながら、歌ってみたわ。」松任谷由実 – ノーサイド(Audio/Lyric)松任谷由実 – ノーサイド(Audio/Lyric)1984.12.01 Release 16th Album「NO SIDE」収録曲16th Album「NO SIDE」1.SALAAM MOUSSON SALAAM AFRIQUE2.ノーサイド3.DOWNTOWN BOY4.BLIZZARD5.一緒に暮らそう...www.youtube.com「しみるわね、引退試合のゲームに負けた後、草の匂いを嗅ぎながら倒れ込む男と、客席から人が去っても彼を見つめて動けなかった女と草の匂いが頭から離れなかった。この彼はねみんなが大人の生活をはじめても、たった1人まだ青春のグランドから立ち上がれずにいるのよ。もう私の中に二人の大学生の頃の物語で妄想爆発!これいつかパラサイトの時みたいに書いちゃうかもね、、、この映画の別れた男は、旦那になるには確かにダメだった。でも、私は人間としてはダメじゃなかったと思います。純粋さが仇となって彼女に捨てられたけど、私はピュアな人が好き!途中から出てくる会社社長よりずっと元彼の方が人間的に好きです。あと元彼役をイ・ドンフィさんが演じてて彼の強過ぎないキャラがこの役にはまってます」「あ!そうそう、この映画のタイトルが「もしかして私たちは別れたかもしれない 」っていうんだけど、別れてるのに、なぜ?って思いました。韓国タイトルもほぼ同じだし。私がタイトルをつけるなら、ラストはお互いべつべの生活を見せてるから、「もしかして私たちは別れなくてよかったのかもしれない」って言葉の方がしっくりきそう。生活しながらお互いのズレがだんだん広がるといえば、「花束みたいな恋をした」を思い出したなあ。この映画に出会った頃の物語を追加するなら、きっと花束の映画みたいだと」「ああ、、ラストはもう少し見たかったな。人生にタラレバはないっていうけど、別の人生を歩み、10年後ふと昔を振り返る時自分は今、あの頃と違って成熟して相手のことを許せるような人間になった、そうだ、もしかして別れなくてもよかったのかも?って思う瞬間でラストに持って行って欲しかった。」「でも映画を見てる時、私は映画「卒業」みたいなラストを期待してた。そうだ!この映画と合わせて菅田将暉の「糸」も見てほしいなぁ。糸が好きなのは長い長い二人の物語があるから。この映画も今後の二人の物語、後半を作ってほしいなあ。だって若くして出会った彼を彼女は忘れられるわけがないんだから。彼にも忘れてほしくないと思う。今は好きじゃなくても忘れたくない。あ、またしてもユーミンの歌が浮かんだ!青春のリグレット、、歌うわ。「私を許さないで憎んでも覚えてて〜今ではあなただけが青春のリグレット」さて、まとめるとマズル刑事は寝たけど、意外に考えさせられる映画で評価高いです。3.5マズルかな。4かもしれない。でも大人じゃないと理解できないし、あえて全員にはお勧めしません、wwwじゃあまた来週までちゃお!」公式はこちら!映画『もしかしたら私たちは別れたかもしれない』公式サイト|8月11日(金)公開映画『もしかしたら私たちは別れたかもしれない』公式サイト|8月11日(金)公開klockworx-asia.comもしかしたら私たちは別れたかもしれないAmazon(アマゾン)もしかしたら私たちは別れたかもしれない [DVD]Amazon(アマゾン)映画チラシ「もしかしたら私たちは別れたかもしれない」Amazon(アマゾン)糸Amazon(アマゾン)花束みたいな恋をしたAmazon(アマゾン)マズル刑事のツイッターっす!油断してたら更新されてるっすhttps://twitter.com/mazuru299keijiついに新しいスタンプ登場!マズル刑事のラインスタンプ第4弾!https://store.line.me/stickershop/product/5229010/ja第4弾に好きなのがなくても安心!ここで見つかるかも!第3弾も好評発売中!https://store.line.me/stickershop/product/1642685/ja第2弾も試してみてねhttps://store.line.me/stickershop/product/1457663/ja第一弾も、まだまだ売り出してます!https://store.line.me/stickershop/product/1448152/ja

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    たまさんのおすすめ韓国映画!「もしかして私たちは別れたかもしれない 」は大人以外は理解できない
  2. ' 24年4月で㊗️中野勤務1周年を迎え、中野ランチ&カフェ巡りも、お陰様で100件を越えたので、別メニュー有りで興味のあった所に再訪問月間?週間する事にしたはずが…新規開拓店がまだまだ多数あることに加え、カウントダウン🔚も入る事になったので、2ndタイム(訪問)もそのまま~が、先日久々に会った仲間から「また中野ランチしましょう🎶お勧めある🍴?」と早々にリピ頂いたので、お気に入りしていた中野レンガ坂の『vivo daily stand』再訪問🍴😄👌~前振り長い(笑)😁中野巡り㊸『vivo daily stand』中野巡り㊸-2『vivo daily stand』またまた彼女からリピーター宣言🍴☕💕頂きました😄👍前回のA煮込みプレートに続いて、今回のB特性カレーライスも美味しかった🍛💕次回はCデリセット or ディナー🍷かな(笑)そして5/17(金)は17thだそうです🎉なので特別対応はNG🆖😆👌事前に来店予約(15時過ぎのランチ対応可)して~🎶またまた彼女からリピーター宣言🍴☕💕頂きました😄👍そして5/17(金)は17thだそうです🎉なので特別対応はNG🆖😆👌中野巡り(110)『アティックルーム中野店』『中野巡り(110)『アティックルーム中野店』『カフェ巡り:アティックルーム』』中野巡り(110)『アティックルーム中野』『カフェ巡り:アティックルーム』久々~コロナ禍だったから4年ぶり?連絡もらってランチした🍴😄👌候補①②③に振られ…思…ameblo.jp

    中野巡り㊸-2『vivo daily stand』
  3. 米スタジオのブラムハウス製作、ジェームズ・マカヴォイ主演でのリメイクが決定した、「アフター・ウェディング」などのクリスチャン・タフドルップ監督・脚本によるデンマーク製ホラー。イタリアで休暇を過ごしていたデンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦のパトリックとカリン、その息子のアーベルと出会い、意気投合。数週間後、パトリック夫妻からの招待状を受け取り、ビャアンは家族を連れて人里離れた場所にあるパトリック夫妻の家を訪ねることに。再会を喜ぶ二組の家族だったが、会話を重ねるうちに些細な誤解や違和感が生まれ、それらは次第に広がっていった。ビャアンとルイーセは居心地の悪さと恐怖を覚え始めたものの、好意をむげにできず、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせるが。。。2022年第38回サンダンス映画祭ミッドナイト部門でのワールドプレミア上映、2022年第26回富川国際ファンタスティック映画祭最優秀監督賞を受賞、2023年第38回デンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)に11部門ノミネートするなど、様々な映画祭で注目された。出演は、モルテン・ブリアン、スィセル・スィーム・コク、「ザ・デリバリー」などのフェジャ・ファン・フエット、カリーナ・スムルダースなど。脚本は他に、マッズ・タフドルップ。音楽は、スーネ・"クーター"・クルステアー。原題「GÆSTERNE」映倫区分PG122022年作品デンマーク=オランダ作品配給はシンカ製作会社はShudder=IFC Midnight=Profile Pictures=OAK Motion Pictures上映時間97分デンマークの映画、しかもホラー。北欧ホラーのホラーは最近、日本でも良く公開されるようになりましたね。デンマークの映画も、ここ近年はマッツ・ミケルセンでファンの間ではメジャーの手前くらいまで浸透してますね。これは期待です。お、これはなかなか面白いぞ。もうずっと不穏な雰囲気で、観ていて嫌になる。すごいストレスがかかってくる。心が嫌なザワザワ感で満たされる。かなり胸糞悪い。あ、褒めてますよ。そして予想外の展開の連続。とにかく悪い方に悪い方に進んでいく。いわゆるホラー的な怖さはあんまりないけど、とにかく気分が悪くなる。この心理的に攻めてくる感じ、いいですね。そしてただ胸糞悪いだけでなく、色々な視点で捉えているのもいいですね。そして、ラストへ。もう、ズドン!っていう感じです。この終わり方は、観ている人によって捉え方が変わりそうです。ちょっと賛否あるかもですね。でも、個人的にはこの終わりかたもいいですね。モヤモヤ感、最高潮。こういう感覚、好きです。日本人からすると、デンマークやオランダとの価値観や文化が違うので、登場人物の行動など理解できないとろもあり、共感はあまりできませんでしたが、それはそれで面白い。それに、全体的に北欧ホラーの寓話性もちゃんとあった。ほんと「胸騒ぎ」な映画でした。原題は「Speak No Evil」で、日本語にすると【悪口を言わない】だそうです。これを「胸騒ぎ」という邦題にしたのはいいですね。ナイスタイトルです。それに音楽。これも北欧ホラーっぽくていいですね。不穏な北欧の冬の仄暗い感じの雰囲気をさらに後押しします。これはブラムハウス・プロダクションズは目をつけるでしょうね。ブラムハウス・プロダクションズの製作でハリウッドでリメイクされることが決まってます。これも楽しみですね。■興行収入予想現段階では上映館数46館と少ない。5月10日(金)からの公開。同日の公開作品は、「猿の惑星/キングダム」、「鬼平犯科帳 血闘」、「不死身ラヴァーズ」、「トラペジウム」、「恋するプリテンダー」、「またヴィンセントは襲われる」、「トランスフュージョン」、「フューチャー・ウォーズ」など。興行収入は、全世界で約2億ドルを超えています。デンマークでは2022年3月17日公開。オランダでは2022年7月21日公開。製作費は280万ユーロ。興行収入は、オランダで約19万5,000ドル。全世界で約63万1,000ドル。さて日本ではどうか。初登場圏外スタートと予想。最終興行収入は1,500万円と予想。星3つ半(5点満点)★★★☆「胸騒ぎ」公式サイト映画『胸騒ぎ』公式サイト”ブラムハウス”でリメイク版の製作が決定!北欧デンマーク発の「最狂ヒューマンホラー」。5月10日(金)新宿シネマカリテほか全国公開sundae-films.com「アフター・ウェディング」のスペシャル・エディションDVDです!アフター・ウェディング スペシャル・エディション [DVD]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 「アフター・ウェディング」のパンフレットです!映画パンフレット★『アフター・ウェディング』/スサンネ・ビア監督、マッツ・ミケルセンAmazon(アマゾン)デンマーク映画「しあわせな孤独」のDVDです!しあわせな孤独 [DVD]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} デンマーク映画「ある愛の風景」のスペシャル・エディションDVDです!ある愛の風景 スペシャル・エディション [DVD]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} デンマーク映画「未来を生きる君たちへ」のDVDです!未来を生きる君たちへ [DVD]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} デンマーク映画「未来を生きる君たちへ」のパンフレットです![映画パンフレット]未来を生きる君たちへ(2010年/デンマーク・スウェーデン)/ミカエル・パーシュブラント トリーネ・ディアホルムAmazon(アマゾン)デンマーク映画「愛さえあれば」のDVDです!愛さえあれば [DVD]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} デンマーク映画「愛さえあれば」のパンフレットです!愛さえあれば LOVE IS ALL YOU NEED 映画パンフレット 監督 スサンネ・ビア 出演 ピアース・ブロスナン、トリーネ・ディアホルムAmazon(アマゾン)TVでも話題になっている「お花定期便bloomee」をご存知ですか?お手軽にお花のある暮らしを提供するサービスなんです。毎週違うアレンジのお花が自宅に届くんです。お花の選別はおまかせなので、どんなお花が届くか、凄く楽しみになるんですよね。自宅にいつも新鮮で綺麗なお花がある生活を体験できるんですよ。実は私もやってるんです。おっさんですが、自分の部屋のパソコンの前に花を生けてます。見ていると穏やかな気持ちなれて、毎回届くのが楽しみになっています。コロナ禍の今、映画館に行く機会も前と比べて気を使ったりして減ってますよね。そこで自宅で映画鑑賞なおうち時間もいいですよ。好きな映画を観ながら、その横には新鮮なお花。きっと癒される暮らしになりますよ!↓詳しくはこちら↓

    「胸騒ぎ」の映画レビューと興行収入予想
  4. 「馬何頭なら交換してくれる?働き手もつけるから妹を返してくれ。彼女の価値は幾らだ?」赤ん坊の頃に誘拐され、白人として育てられた妹を取り戻そうとカイオワ族の兄がザカリー家にやってきた。一家の大黒柱、長男は首をふる。「この土地すべての馬を集めても払いきれない価値がある。お断りだ」許されざる者ジョン・ヒューストン監督1957年バート・ランカスターオードリー・ヘプバーンリリアン・ギッシュオードリー誕生月の5月。今年は「許されざる者」を再鑑賞。去年は「尼僧物語」でした。『「尼僧物語」神と自分は騙せない』「シスターたちの夫は同じ人って本当?一夫多妻って悪いことじゃないの?」コンゴの村人は不思議そうに尋ねる。イエスキリストに嫁ぐのが修道女。父は修道院に持参金を納…ameblo.jp馬が主役と言ってもいいくらい馬の撮影が見事カッコいい役者の皆さんって馬の乗りこなし方が半端なく上手いですねぇオードリーヘプバーンが難しい役どころに挑戦した西部劇です。ご覧になった方、いらっしゃるかな?愛馬グイパーゴに乗る姿が絵になるヒロインは自分の出自に衝撃をうけ、村人の偏見に晒され血の繋がらない兄への恋心と敵になった実兄の板挟みに苦しみます。そして最後の最後で自分が何者か、自分で決めるのです。リリアン・ギッシュ育ての母をリリアン・ギッシュが熱演。娘を守るためにはどんな嘘もつく、たとえ自らの手を汚しても娘を失いたくない。恐ろしいほどの母性が凄まじい!倫理や道徳を超えた愛ですねぇ。鬼にも蛇にもなります。「私がいけなかった、苦しめたね」娘に謝る親心も含め、強く印象に残ります。感想養女レイチェルは育ての母から我が子同然に可愛がられ、血の繋がらない三兄弟と仲睦まじく暮らしていた。ところが、奇妙な老人がウロつきはじめ「天罰が下るぞ!」と叫んだ日を境に、人生が変わります。「どんな男だった?」「片目でサーベルを持った老人よ」母の目には不安と涙が浮かび「ただのいかれた放浪者だよ」そう誤魔化すが…男は何者か?長男ベンは牛追いのベテラン。偏見がなく人望の厚い男。次男キャッシュは興奮しやすく父の仇カイオワ族を憎んでいる。三男アンディは少年ぽさが残る素直な若者。そして養女レイチェルは長男ベンを愛している。でもベンは自分の気持ちを抑え、兄と妹の境界線をこえません。「あまり早く大人にならないでくれ…」呟くだけ。そんなベンの想いが垣間見えるロデオ競争シーンが良いですよ。暴れ馬を乗りこなそうと挑戦する男たち。「誰が乗っても落とされるんだ」先住民の若者が挑戦することになる。彼は馬に対して力づくではなく、優しく接する。見事に乗りこなした彼はレイチェルの前にやってくる。彼が「髪の毛にゴミがついているよ」とレイチェルの髪にふれた途端、ベンがとんできて、張り倒す。「君を解雇はしない。ただ妹に触れる者は許さない。君たちの中で、他にも彼女の髪についたゴミをみたものはいるか?」凄い剣幕のベンに男たちは無言で立ち去る。自分以外の男がレイチェルを見るだけでも許せない。かといって、彼女の愛に答える素振りはみせない。レイチェルが牧場主の息子と結婚するとほのめかしても口をつぐんだまま、背中をみせる。そんな2人がぐっと距離を縮めるのがインディアンとの攻防です。牧場主の息子が先住民に殺害された。母親はレイチェルに食ってかかる。「お前のせいで息子は死んだ!」老人ケイシーの暴露話、公開裁判で窮地に立たされるレイチェル。群衆は裸になれと迫る。庇うベン。カイオワ族の歴史を記した年表で真実を知ってしまう。鏡の前で自分をみつめ指につけた黒い煤を額へ。肌が浅黒いのは日焼けのせいだと思っていた。けれど…。”あぁ、、私、インディアンなのね”次男キャッシュは言う。「父を殺したカイオワ。その娘とは一緒に暮らせない。彼女をインディアンに渡さないなら俺がでていく」レイチェルも言う。「争うくらいなら私がインディアンの集落へもどる」ベンは彼女を思いとどまらせるため、強行にでます。どんなに偏見がなく平和主義であってもベンを息子のように思う牧場主でも愛する者を失うことには耐えられない。愛って平和の基にもなれば、戦争の元にもなる。血には血を。死には死を。それは人間の宿命なのかもしれません。カイオワ族が川向こうで笛や太鼓を鳴らしこちら側では、母がピアノを奏でる。川を挟んだ音楽の闘い。屋外のピアノを槍でつく先住民。ボロボロに破壊されるピアノ。家の中から銃で撃退する家族。カイオワ族はたくさんの牛を屋根にのぼらせ、家をつぶそうとする。一家は牛を炎で応戦。攻防は激しさを増していき、どんどん追い詰められていく。そこでようやくベンはレイチェルへの想いを解放する。同族に銃をかまえるレイチェル。そんな彼女の銃口の前に酋長が立つ。「妹よ!」実兄を前に、引き金をひけない。血縁か、家族の絆かレイチェルはどう決着をつけるのか…結末はご覧になってくださいね。

    「許されざる者」血縁か愛か
  5.  2024年5月6日にNHKで『岸辺露伴 ルーヴルに行く』を放映していたので、見直して改訂版を掲載する。監督:渡辺一貴  2023年主な登場人物:読み(俳優)役柄【日本】岸辺露伴:きしべろはん(高橋一生/青年期:長尾謙杜)特殊能力「ヘブンズドアー」を持つ人気漫画家。泉京香:いずみきょうか(飯豊まりえ)集明社に勤める、露伴担当の編集者。奈々瀬:ななせ(木村文乃)岸辺露伴が青年期に祖母の家で出会った女性。猷(白石加代子)岸辺露伴の祖母。ワタベ(池田良)オークションで岸辺露伴と競り合う。カワイ(前原滉)オークションでのワタナベの相談相手。骨董屋A(中村まこと)岸辺露伴が取材に訪れる骨董品屋の店員。露伴を知らない。骨董屋B (増田朋弥)岸辺露伴が取材に訪れる骨董品屋の店員。露伴を知っている。山村仁左右衛門:やまむらにざえもん(高橋一生)無名の日本画家の作品。【フランス】辰巳隆之介:たつみりゅうのすけ(安藤政信)東洋美術の専門家で鑑定家。ルーヴル美術館の収蔵品の調査メンバー。エマ・野口:のぐち(美波)ルーヴル美術館文化メディエーション部の職員。モリス・ルグラン(Arnaud Le Gall)画家。ユーゴ・ルナール(ロバ)Z-13倉庫に案内する消防士。ニコラス・ト―マ(Jean-Christophe Loustau)Z-13倉庫に案内する消防士。(回想)後姿の奈々瀬が「この世で最も邪悪な黒い絵を知っている?」と聞く。(現代)漫画家の岸辺露伴は、奈々瀬の言葉を思い出し、骨董品屋で山村仁左右衛門という無名の日本画家の作品を、漫画の取材のために探す。黒すぎて光を全く反射しないため人間の目には見えず、この世の物ではないとまで言われているそうだ。 応対した骨董屋の店員Aは露伴を知らず、追い返そうとする。骨董屋の店員Bは店のカウンターに置いてあった露伴の偽色紙を慌てて隠し、店員Aに「この人は有名な漫画家の岸辺露伴だ」と教える。露伴は、この店で盗品の美術品を売買している事を見ぬき、「盗まれた美術品を売る商売を取材させてくれ」と言う。 露伴は店員2人に「ヘブンズドアー。今心の扉は開かれる」と言うと、顔に切れ目が入り、彼らの過去を記録した本になる。露伴はそれを読んだ後、「すべての作品に最大の敬意を払って扱う」と書き込む。店にあった オークションの出品カタログに、「黒い絵」が載っているのを露伴が見つける。 (タイトル『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』) 露伴は漫画の取材でオークションに参加したいと、集明社の編集者の泉京香に頼み、彼女は「ピンクダーク」のサイン3枚で手配した。露伴が、オークションの出品カタログに載っているフランス人画家のモリス・ルブランが描いた題名のない「黒い絵」を泉に見せて、露伴は「ちょっと思い出したことがあるだけだ」と話す。泉は「先生は、ちょっとモナ・リザに似ている」と言う。  露伴と泉が会場に入ると、オークションは始まっていた。露伴のお目当ての、モリス・ルブランが描いた「黒い絵」が出品される。20万円から始まり、露伴が「17」のパドルを挙げると、後ろの席の2人の男が「9」のパドルを挙げて競り合い、50万円、100万円と次々に値が上がる。結局、露伴が150万円で落札する。帰り道で泉は「どこまで上がるかドキドキした」と言うと、露伴は「欲しいから買った。絵と言うより色だ」と答える。  露伴の家に絵を持っていくと、家の中には昔の顔料がたくさんあり、露伴が泉に原理を教える。泉は「すごく綺麗ですね。これでカラー原稿書いたら面白いのでは」と感心する。露伴は「黒は何かを燃やした炭か煤だ」と教える。 露伴は泉に「この世で最も黒い色を見たことがあるか?」と尋ねる。ゴクラクチョウの一種のオスの写真を見せると真っ黒だった。露伴は「この鳥の羽毛はほぼ100%光を吸収し反射しないので、真っ黒に見える。おそらく、この世にそんざいしないほど最も黒い色は、山村仁左右衛門と言う日本画家が250年前に描いた絵だ」と説明する。 その時、家の外に怪しい男がいた。露伴が「ヘブンズドアー」の能力で気を失わせると、オークションで競り合ったワタナベだった。すると家の中で泉が悲鳴を上げ「いきなり男が入ってきて、あの絵が盗られた」と教える。 オークションにワタナベといたカワイが、絵を盗んだのだ。路上で絵の裏を破るが、目当てのものはなかった。カワイが絵の裏に染み出した黒い顔料に手を触れると、体中にクモが付く。カワイは車の音を聞いて逃げる。 カワイを追った露伴と泉が、道に落ちている絵を見つけて不思議がる。絵の裏に書いてあったフランス語の文章を泉が読み「これはルーヴルで見た黒・後悔」と訳す。泉は「先生が言っていた最も黒い絵と関係があるのですか?」と質問する。露伴は泉に「次の取材先が決まった。ルーヴルだ」と言う。 ワタナベは電話で「あの露伴は変だ。俺は降りる。絵の裏には何もなかった」と中国語で話す。 カワイは自動車の音に追われて、山道を逃げていた。カワイは車に轢かれたようにして死に、体にクモが這っていた。 泉はカフェでパリの写真を眺め「パリか」と呟く。露伴は奈々瀬の絵を描く。 (回想)昔、露伴の祖父母は老舗旅館を経営していたが、祖父が亡くなった後、祖母は旅館をやめて祖父が集めていた骨董品を全て売り払った。旅館は自宅にして余った客室は下宿として貸し出していた。しかし、部屋に住もうという人はなかなか現れず、いつも閑散としていた。その年の夏に漫画家デビューした17歳の露伴は、執筆に集中するためにその下宿部屋に2カ月滞在していた 露伴が風呂に入ろうとして、男女の印がわかりにくいので、間違って女子風呂の扉を開けると、唯一の下宿人の奈々瀬という若い女性が着替え中で、露伴は謝る。 露伴が縁側で庭のスケッチをしていると、2階の部屋で奈々瀬が洗濯物を干していた。露伴は奈々瀬に心惹かれてスケッチするが、すぐに彼女がいなくなる。 庭に出て露伴が探すと、いつの間にか来ていた奈々瀬が露伴に「あなた、覗きしているの?」と言い、露伴のスケッチを見つけ「あなた漫画を描くの?」と聞く。露伴は「覗きと違う。編集者に、僕が描いた女性の絵が可愛くないとけなされ、あなたをデッサンして研究していた」と弁明する。奈々瀬は「あなた漫画家なの?今度、あなたの作品を読んで見たいわ」と頼む。 露伴はそのままにしていたが、奈々瀬に催促されて、ある夜、書きかけの原稿を持って奈々瀬の部屋に行く。露伴は「未完成のものを見せられない」と断る。奈々瀬は露伴に「この世で最も邪悪な黒い絵を知っている?」と聞く。「光を全く反射させない、見ることも出来ないくらい黒い色で書かれた絵。最も邪悪な絵。250年も昔、書いたのは山村仁左右衛門と言う絵師。大事な神木から、理想の顔料を見つけた。傷つけたら死罪。彼はその黒を使って描いて死んだ」と教える。露伴が「それ、どこにあるの?」と聞くと、奈々瀬は「ルーヴルに」と答える。「決して見ていけないし、触ってもいけない。あなたに似ている」と言うと、急に奈々瀬は露伴に帰るように言う。 その日以来、奈々瀬は下宿に帰らない日が続いた。その間、露伴は必死に漫画の原稿を書く。 ある日、奈々瀬が下宿に帰ってくると、露伴にしがみついて泣く。露伴は「あなたの力になりたい。全ての恐れからあなたを守ってあげたい」と抱きしめる。露伴は彼女に「ヘブンズドアー」をしようとしてやめる。 奈々瀬は、露伴が描いていた、彼女をモデルにした漫画の原稿を見ると「これ私なの?あなた、何をやっているの?私を描くなんて!」と怒り出し、原稿をハサミでめった刺しにする。我に返った奈々瀬は露伴に謝ると、何かを呟いて去っていく。彼女は二度と戻らなかった。祖母も行き先を知らなかった。 祖母は、蔵の絵が売れて取りに来るが、祖母は出かけるので、露伴が対応するようにと頼む。旅館に外人のバイヤーが絵を取りに来る。 部屋から彼女がいた痕跡はなくなり、露伴は彼女が本当にいたのかとさえ思うことがあった。(現代)露伴は、黒い絵とともに彼女の記憶が甦り、行く必要があると思った。この世で最も黒い絵があると言うルーヴルへ。ルーヴル美術館文化メディエーション部の職員エマ・野口がオフィスに行くと、同僚のジャックが「今日、日本から有名な漫画家が来て、モリス・ルグランと山村仁左右衛門について調べたいと言っている。事前に検索してみる」と話す。野口は露伴と泉の案内をする予定だった。露伴と泉は2階建てバスに乗り、パリ観光をしていた。凱旋門と露伴の写真を撮る泉に、露伴は「泉君、観光に来たのじゃない」と言うと、泉は「雑誌に載せるので、こういうのが大事です」と答える。露伴は観光客の質問にフランス語で答え、泉が感心する。露伴と泉がバスを降りると、野口が迎えに来る。露伴はホテルより先にルーヴル美術館に行きたいと言い、野口が案内する。ルーヴル美術館の中庭を見た泉は「思った以上に広い」と感激する。野口は「広いので効率的に回らなければ。バックヤードも見学する」と教える。泉はピラミッドを背景に、野口に写真を撮ってもらう。 露伴たちがエスカレーターで地下1階に降りていると、ファンが露伴を見つけてサインを頼む。泉が制止するが、露伴はいつの間にか、彼らのサイン帳や服の背中にもサインを書いていた。 泉はアポロン・ギャラリーの荘厳な天井画に感嘆する。野口は「中世は元要塞で、王宮としても使われた」と教える。モナ・リザの前では露伴は、絵を模写している人を見つけて野口に尋ねると「美術の普及のために、条件付きで許可している。問い合わせがあったモリス・ルグランも、よく模写をしていた」と教える。 泉は、あのモリスの黒い絵はルーヴルで描いた模写かもしれないと思う。野口は「オリジナルだ。山村仁左右衛門の絵は、今調べている。地下倉庫の一部がセーヌ川の氾濫で水没する危険があるため、収蔵品を新資料館に移す作業で、地下倉庫から1000点以上も新しい絵画が見つかった。戦争で記録が消失して残っていない。その中には日本の絵もあるので、山村仁左右衛門の絵もあるかも知れない」と言う。 そこに東洋美術の専門家で、鑑定家で、ルーヴル美術館の収蔵品の調査メンバーである辰巳隆之介が、露伴に会いに来る。野口は、優れた鑑定家だと紹介する。辰己は「モリスは模写に優れていたが、事故で亡くなった」と教える。 その時、ニケ像がある「ダリュの大階段」付近にいたジャックが「やめろ。助けてくれ」と叫び、何かから逃げて大階段に転落する。 露伴たちが駆け寄るとジャックは「クモ、黒い髪」と言い残して気を失う。泉は、モリスの絵に、クモの巣と髪の毛のような物が描かれてあったことを思い出す。露伴は「モリスはルーヴルで何かを見て後悔した」と呟くと、泉は「あのフランス語は名詞なので、『後悔した』ではなく、『後悔を見た』」と訂正する。 野口は彼女のオフィスでジャックが使っていたパソコンを調べる。野口は露伴と泉を呼び、「彼は山村の絵の記録を探して検索していた。山村の絵はタイトル不明で、地下Z-13倉庫にある」と教える。しかし、Z-13倉庫は老朽化のために20年以上使われていない倉庫で、ここに美術品は無いはずだった。ジャックの同僚のマリは「ジャックは昔、山村の話を聞いて、Z-13に自分で確かめに行ったかも」と教える。 露伴、泉、野口、辰巳は、Z-13倉庫を見に行く。道案内と危険防止のためにユーゴとニコラスの2人の消防士が同行する。カメラや携帯電話、ペンなどは預ける規則になっていた。6人は階段を降り、地下通路を通り、Z-13倉庫に向かう。マリから野口に連絡があり、ジャックは20数年前に山村の絵を買い取ったキュレーターから話を聞いたのだという。露伴がキュレーターの写真を見せてもらうと、露伴の祖母の家に絵を取りに来た男だった。野口は、この男は行方不明だと教える。露伴は、祖母の家にあった絵が、探していた山村仁左右衛門の絵だったと気づく。 Z-13倉庫に入ると、床にモリス・ルブランの筆と、フェルメールの未発表の作品を見つける。野口は発見された後に保管センターに移動されたはずだという。このフェルメールの絵を辰巳は贋作だと判断するが、露伴は本物だと見立てる。 辰巳の不審な態度を見た露伴は、ルーヴル美術館でひそかに起きていた、絵の窃盗事件に気付く。辰巳の正体は絵画の窃盗グループの一員で、全ての倉庫の鍵を持つ消防士とグルになっていた。モリス・ルブランは辰巳に雇われて贋作を作っていた画家で、辰巳は職員も滅多に入らないZ-13倉庫でモリスに贋作絵を描かせていた。美術館から保管センターに送られる絵画を贋作とすり替えて、本物を盗んでいた。モリスは、辰巳たちに内緒で贋作の裏に本物を隠して、海外に安値で売っていた。 モリスが描いた黒い絵もその一つだった。コレクター達の間でモリスの絵の秘密が噂になり、辰巳がモリスの行為に気付いた。辰巳はモリスを問い詰めていてうっかり殺してしまった。露伴から黒い絵を盗もうとした男たちは辰巳の仲間で、彼らはモリスが流出させた本物の絵を回収して周っていた。 すると、消防士の二コラは兵隊の幻を見て、銃で撃たれた跡を残して死ぬ。もう一人の消防士のユーゴが露伴につかみかかる。辰巳は露伴に「何か知って調べに来たのだろう。モリスは急におかしくなった」と言う。 露伴たちは倉庫の壁に、木村仁左右衛門の本物の黒い絵があることに気付く。その絵を見た辰巳は、モリスが迫ってくる幻影を見て「殺す気はなかった。わざとじゃない」と謝り、死ぬ。露伴は泉に絵を見ないように言う。 野口は、死んだ息子の幻影の顔に手を触れ「公園の池で手を離さなければ。ママのせい。許して」と言うと、口から水を吐き出し、体中が水に包まれる。露伴は泉に、野口を外に連れだすように頼む。もう一人の消防士の二コラは、炎に包まれた焼死した祖父の幻影に襲われ、体が燃えて焼死する。 露伴は気づいた。黒い絵が映すのは過去であり、絵を見た人間には、自分が犯した罪や後悔。または先祖が犯した罪や後悔が襲ってくる。モリスはフェルメールの贋作を書いたが、黒い絵を見て自分の後悔を見たのだ。辰巳はモリスにフェルメールの本物の在りかを問い詰め、殺したのだ。 絶対的な黒を見ると過去を見る。襲ってくるのは罪と後悔。祖先の罪も襲ってくる。モリスは贋作を描き、自分の後悔を見た。それはルーヴルで見た黒(後悔)。黒い絵を見た者は、過去の罪と後悔が襲ってくる。 露伴の手も黒くなり始めていた。露伴が黒い絵を見ると、奈々瀬が描かれていた。露伴に斧を持った山村仁左右衛門の怨霊が向かってくる。露伴は山村に「ヘブンズドアー」を掛けようとするが、死んでいるので掛からなかった。露伴が窮地に陥ると、奈々瀬が現れて仁左右衛門の怨霊を抑えて引き留める。奈々瀬は露伴に「何もかも全て忘れて」と言う。少年の露伴に奈々瀬が呟いたのも「何もかも全て忘れて」だったと気づく。 露伴は自分自身に「ヘブンズドアー」を掛けて、「記憶を全て消す」と書き込むと、仁左右衛門の怨霊も奈々瀬も消える。露伴は倉庫から逃げ出す。左手に「顔の文字をこすれ」と書いてあるのに気付いて、顔をこすると「記憶を全て忘れる」が消え、記憶が戻る。 倉庫では、消防士の体から出た炎が倉庫内に広がり、奈々瀬の黒い絵も燃えていた。 ルーヴル美術館から脱出した野口に泉が「ピエール君はきっと責めるためじゃなく、お母さんの傍にいたかったのでは」と話す。泉は野口に、父がルーヴル美術館の前で撮った写真を見せる。泉は「父は5歳の時に亡くなった。エマさんに撮ってもらった写真を見て、父が近くにいた感じがした」と笑う。野口が撮った泉の写真は、父の写真と構図が全く同じだった。野口は泉に抱き付く。 カフェで露伴と泉が話す。泉は「地下室に溜まっていたガスでみんなが幻覚を見て、パニックになった。辰巳と消防士2人は、幻覚に惑わされてお互いを攻撃し合って死んでしまった悲しい事故として処理された」と教える。 泉は「ルーヴルの作品は全てネットで見られる。もう忘れられたり、亡くなったりしない」と言う。露伴は「どうかな」と言って、祖母のサングラスをかけ、「ルーヴル美術館は、人間の手に負える美術館でなかった」と話す。泉は黒い絵の奈々瀬を見ており、「綺麗な人でしたね」と感想を言う。露伴は「君、見たのか!よく何ともなかったね。感心するよ」と、感心する。 日本に戻った露伴は、祖父母の旅館の近くで、黒い絵の元になったに違いないご神木の大木を発見し、木の根元にある石碑(奈々瀬の墓?)を見つけ「やっと見つけたよ」と言う。「ごめんなさい。ああするしかなかったの。あの人を止めて全てを終わらせるには」と言う声が聞こえ、露伴が振り向くと奈々瀬がいた。露伴は奈々瀬の顔に手を当て「あの時は読めなかった」と言って、「ヘブンズドアー」を掛ける。奈々瀬が倒れ、露伴が奈々瀬の顔のページをめくって読む。 奈々瀬は山村家に嫁ぎ、仁左右衛門の妻となった。山村家は将軍御用達の絵師をしていた。仁左右衛門は奈々瀬の黒髪を気に行って、いつも描いていた。長男の仁左右衛門はこだわりが強く、依頼通りの絵を描かなかったため父親と喧嘩になり、仁左衛門と奈々瀬は山村家から出て行った。田舎の家に2人が住み、近所の人の襖絵や屏風絵、仁左右衛門が描きたい絵を描き、気に入ってもらった人に買ってもらって、静かに暮らしていた。仁左右衛門は奈々瀬の黒髪が気に入って絵に描くが、「普通の黒では君の髪の美しさは表現できない もっと黒くなければ」と言い、最も黒い原料を探していた。そんなある日、奈々瀬が重い病に侵される。奈々瀬の医者代と薬代で出費がかさみ、仁左右衛門は金に困って、恥を忍んで父親に謝りに行く。父親は「私を超える絵が描けたら、戻ってきても良い」と言う。それから仁左右衛門は、寝食を忘れて絵を描き始める。奈々瀬は病気が治るようにと、近所の神社で祈っていると、ご神木から真っ黒な樹液が出ているのを見つける。奈々瀬は絵の顔料に使えるかもしれないと思い、樹液を持ち帰って仁左衛門に渡した。仁左右衛門はその樹液をとても気に入り、何かに取りつかれたように、毎日樹液を取りに行くようになった。ある日、仁左右衛門はご神木の樹液を採集しているところを弟に見られ、奉行所に「仁左衛門がご神木を傷つけている」と通報される。弟は後継ぎの座を狙っていたので、仁左右衛門に帰ってきてほしくなかったのだ。仁左右衛門は役人に捕まる。役人が、夫を庇う奈々瀬に暴力をふるったので、仁左右衛門は激怒してその役人を殺した。その後、仁左右衛門はご神木を斧で傷つけて樹液を持ち帰り、真っ黒な奈々瀬の絵を描いた。仁左右衛門は死罪になり、彼の罪の意識や後悔が黒い絵に宿って「最も邪悪な絵」になった。 奈々瀬は「いつか止めてほしいと思い続けて、あなたを巻き込んでしまった。本当にごめんなさい」と謝る。露伴は「いや、あの夏は僕にとって必要な過去の一つだ。二度と忘れない」と言うと、奈々瀬は笑って消える。奈々瀬は仁左右衛門の死後に妊娠に気付き、山村家とは縁を切って旧姓の岸辺に戻り、病に負けず子どもを産み育てたのだ。 泉が顔料の資料を持って露伴の家にやってくると、絵の具の原料の研究をやめていた。泉は、露伴が描いた奈々瀬の絵を見つける。露伴は、顔料の資料を持たせて泉を追い返す。泉は「取材旅行記のタイトルは『岸部露伴ルーヴルに行く』だ」と呟く。 数日後、露伴は仕事前に必ず行う腕と指の体操をしていると、窓の方から物音がした。行くと、昔奈々瀬がハサミでめった刺しにしたはずの露伴の原稿が、傷一つない状態で落ちていた。露伴は微笑んで原稿をしまうと、漫画の執筆に励む。 (エンドクレジット)(写真は「映画com」[IMDb」より)岸辺露伴 ルーヴルへ行く (ジャンプコミックスDIGITAL)Amazon(アマゾン)新書版 岸辺露伴 ルーヴルへ行くAmazon(アマゾン)岸辺露伴 ルーヴルへ行くAmazon(アマゾン)映画ノベライズ 岸辺露伴 ルーヴルへ行く (集英社オレンジ文庫)Amazon(アマゾン)【映画パンフレット】岸辺露伴 ルーヴルへ行く 監督 渡辺一貴 出演 高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜Amazon(アマゾン)岸辺露伴ルーヴルへ行く 入場特典Amazon(アマゾン)岸辺露伴ルーヴルへ行く ともぬいAmazon(アマゾン)

    『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』ネタバレの詳しいあらすじ(改訂)
  6. 旅に出るならどこへ行きたい?「冥土」なんて書くと 顰蹙を買うのでしょうね。勿論 寅さんが日本全国に出かけても、やがて葛飾柴又に戻ってくるように、行って戻ってくるのが旅という意味で書いています。今朝、音楽家のキダ・タロー先生の訃報をテレビで知りました。直ぐにネットで再確認しますと、5/15(水) 23:04 のタイムスタンプで『キダ・タローさん死去 93歳「浪花のモーツァルト」CM、 番組テーマソングなど“自称”5000曲作曲』「浪花のモーツァルト」として親しまれた作曲家でタレントのキダ・タロー(本名・木田太良=きだ・たろう)さんが14日、死去した。93歳。兵庫県宝塚市出身。葬儀・告別式は近親者で行われた。所属事務所が公式サイトで発表した。キダ・タローさんは兵庫県宝塚市で6人きょうだいの末っ子として誕生。結核で若くして亡くなった長兄のアコーディオンに幼いころから親しんだことが音楽を始めたきっかけだった。関西学院高等部在学中に同級生だった俳優の藤岡琢也さん(06年死去)とタンゴバンドを結成し、キャバレーを回って小遣いを稼いでいた。その後、大阪・難波のキャバレーにピアニストで雇われ、同店の周年記念曲で初めて作曲を担当した。所属事務所からは、「弊社所属の作曲家キダ・タロー先生が2024年5月14日逝去しました 生前のご厚誼に深謝し謹んでご報告申し上げます。葬儀告別式につきましては 故人の遺志により近親者のみで執り行いました。これまでお世話になった関係者の皆様 応援してくださったファンの皆様に心より感謝お礼申し上げます。これからもキダ・タロー先生の作品が皆様に愛され続けることを切に願います」と発表されています。ということで、随分昔によみうりテレビの「たかじんnoばぁ~」に上記の故藤岡琢也さんがゲスト出演されたときに、青春時代に音楽に触れていた頃のお話をされていたのを思い出しました。私の友人でテレビの素人参加番組に出演するのが趣味だった男がいますが、その番組の多くにキダ・タロー先生が審査員などでいらっしゃいました。また、私自身は青春時代に2度、キダ・タロー先生がMC兼批評をされていた朝日ラジオ放送のABCヤングリクエストの素人参加番組「ミキサー完備スタジオ貸します」に出させて頂いて「あなたの歌は浅田美代子さん風の音の外し方」と評価いただいたのがいい思い出になっています。キダ・タロー先生のご冥福をこころより お祈り申し上げます。合掌▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう

    私の青春時代の街角に立っていた方、キダ・タロー先生の訃報を聞いた日
  7. 『軍兵衛目安箱』(NET=現:テレビ朝日系列で1971年4月7日~9月29日放送)は、67歳の片岡千恵蔵が初主演したテレビ時代劇。8代将軍・吉宗の発案で設けられた目安箱の中から、老中・大久保加賀守(柳生博)の家臣・黒田軍兵衛(片岡千恵蔵)が取り上げられなかった事件を独自の力で捜査・解決。軍兵衛は大久保家の馬廻り役番頭で、部下に宮田兵助(渡辺篤史)、榊原伝四郎(亀石征一郎)、三浦和馬(倉丘伸太郎)がいます。梅田宗右衛門(大坂志郎)は、加賀守からの連絡係。市井に顔が広い中間頭の亀蔵(遠藤辰雄)と、軍兵衛たちの行きつけの料理屋の看板娘・おゆう(磯野洋子)は軍兵衛の情報源。軍兵衛には一人娘のお容(球めぐみ)がいます。従来の捕物帳と大きく異なる点は、町方同心でも岡っ引きでもなく、全く捜査権を持たない一家臣・軍兵衛が自らの首を賭け、弱い立場の庶民を守るところ。ユーチューブで第1話と2話を観ることができました。第1話では、奉行所の筆頭与力(江見俊太郎)を使って、長屋の大家の娘を自分のものにしようとする好色なお数寄屋坊主(清水元)から長屋の住民と娘を守ります。第2話では、母親を作事奉行(勝部演之)に殺された子どものために軍兵衛が仇討ち。どちらも被害者は目安箱に悪事を訴えるのですが、権力者のために訴状が葬られるんですな。千恵蔵独特の物言いでウームと唸り声をあげ、事件解決のアイデアが浮かんだ時、ニヤリと不敵な顔。悪党に対して奥歯が痛くなるようなタンカを切る時、千恵蔵ファンは嬉しくなるのです。武芸は強いが、女好きで調子のよい浪人・伴大五郎役で若山富三郎がゲスト出演しています。千恵蔵はこの後、『世なおし奉行』(NET=現:テレビ朝日系列で1972年4月6日~9月28日放送)に主演。天領と旗本領が入りくんだ関八州は幕府の目が行き届かない無法地帯。幕府は事件解決のために関八州取締出役を設置。その総元締めとして勘定奉行の跡部能登守(片岡千恵蔵)を任命します。能登守は部下(田村正和・石山律)や女軽業師(赤座美代子)・元スリ(砂塚秀夫)たちと難事件や凶悪事件を解決。ユーチューブで第1話を観たのですが、キザでニヒル感を強調した田村正和の演技が鼻について、観る気がうせました。『弥次喜多隠密道中』は、日本テレビ系列で1971年10月7日から72年3月30日に放送された歌舞伎座テレビ室製作の時代劇。各地で公儀隠密の正体が見破られ、殺害されるという事態に老中・水野越前守(大友柳太朗)は、隠し目付の榊竜軒(中村敦夫)に命じ、貧乏旗本の次男坊・村上弥次郎(尾上菊之助=現:菊五郎)と元伊賀同心の青山喜多八(目黒祐樹)を、素性が明かされぬよう切腹したことにして公儀隠密に任命します。弥次郎は度胸と剣の腕を見込まれ、喜多八は忍びの腕が抜群。だけど、弥次郎は大酒飲みが玉にキズで、喜多八は女好きという欠点を持っています。二人は町人の道中姿で江戸を出発。BSジャパンで再放送されるまで、大友柳太朗がセミレギュラーで出演していたなんて、迂闊にも知りませんでした。20話の「危うし!越前」では、暗殺隊相手に見事な殺陣を見せてくれましたな。セミレギュラーは、竜軒の指令を伝える女忍者お駒(岡田可愛)と、途中で殉職するお駒に代わって登場する連絡係おるい(土田早苗)、それに後半の4話だけに二人のライバルとして登場する義賊・小判鮫(林与一)です。ゲスト陣も今からみると豪華なもので、梶芽衣子・近衛十四郎・津川雅彦・松方弘樹・嵐寛寿郎・由美かおる・里見浩太朗・東千代之介・三浦布美子・菱見百合子、それに主題歌を歌っている水原弘など。タイトル題字を担当しているのが何故かON(弥次が王で、喜多が長島)です。日本テレビは素人の大学生に弥次喜多の扮装をさせ、東京-大阪600キロを歩かせたりして何かと話題作りをしましたが、視聴率は今イチだったようで~す。

    軍兵衛目安箱と弥次喜多隠密道中
  8. 悪は存在しない(2024 日本)監督/脚本:濱口竜介企画:濱口竜介、石橋英子プロデューサー:高田聡エグゼクティブプロデューサー:原田将、徳山勝巳撮影:北川喜雄編集:濱口竜介、山崎梓音楽:石橋英子出演:大美賀均、西川玲、小坂竜士、渋谷采郁、菊池葉月、三浦博之、鳥井雄人、山村崇子、長尾卓磨、宮田佳典、田村泰二郎①多面体のような映画自然豊かな長野県水挽町で娘・花(西川玲)と共に暮らす巧(大美賀均)。東京の芸能事務所がグランピング場を建設する計画が持ち上がり、住民への説明会が開かれます。高橋(小坂竜士)と黛(渋谷采郁)が説明のためにやって来ますが、話し合いは紛糾。二人は巧に協力を求めます…。「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー国際長編映画賞とカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した濱口竜介監督。「偶然と想像」でベルリン国際映画祭銀熊賞、本作でベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞と、すっかり国際舞台での評価が定着した感があります。確かに、本作も非常にヨーロッパ映画っぽい肌触りの作品です。タイトルはモロにゴダールっぽいですが。(音楽がぶつ切りになる編集もとてもゴダールっぽい)森の映像はセリーヌ・シアマ監督の「秘密の森の、その向こう」やクリスティアン・ムンジウ監督の「ヨーロッパ新世紀」を想起させます。長い説明会のシーンや、社会問題をめぐるシリアスなドラマを淡々と展開しながら最後に唐突に幻想にスライドする点など、「ヨーロッパ新世紀」とはとてもよく似ています。本作は「ドライブ・マイ・カー」でも音楽を手がけた石橋英子のライブパフォーマンス用の映像という企画からスタートしていて、非常に音楽と強くシンクロした、これまで以上に感覚的な映像になっています。その点で、アンビエントな「環境映画」「音楽映画」のようでもあり。都市と地方の軋轢を扱った、社会派ドラマの側面もあり。ユーモラスな人間ドラマのようでもあり、不条理なアートのようでもある。ホラーとも、SFともとれるような瞬間もあるけれどそのどれでもなく、一種独特な、濱口竜介監督の映画としか言えないものになっていると思います。②現代の縮図のような「説明会」の不毛序盤から中盤に入っていく辺りに置かれた「説明会」のシーン。この場面のリアルな「やな感じ」が、本作の一つの核心になっています。昔から変わらない「内と外」「田舎と都会」「民衆と行政」の対立の構図であり、そのどうにもならない不毛さ(そこに参加している当人たちも、全員「不毛だ」と理解しながらそこにいるしかない不毛さ)が、見事に現代の日本の姿の象徴になっている…という。清涼な湧き水を誇る田舎の町に、東京の会社が「グランピング施設」を作る計画を立ち上げる。そのための「地元民への説明会」が開かれる。そこで問題が次々と浮上し、住民による大糾弾会となる……という、たぶんよくある構図なんでしょうねこういうの。この会合を不毛なものにしている問題点は3つ。1つは、この会合に出席している人の誰一人、話題の中心となるはずのグランピングというものに、興味もなければ関心もない…ということ。住民はともかく、本来ならグランピングの素晴らしさをプレゼンして納得させなくちゃならないはずの説明する側も、関心がない。彼らはそもそも、芸能会社の社員なので。高橋も黛も、グランピングなんてやったこともないんじゃないか。芸能事務所である彼らの会社が、グランピング施設の経営なんていう畑違いの分野に乗り出したのは、補助金を得るため。コロナ禍で減った仕事を補うために、経営コンサル会社に金を払って助言を受けて、「こうすれば補助金を申請して通すことができる」という計画に乗っかったに過ぎない。それがグランピング施設だったのは、単にたまたま「今流行ってる」からというだけ。だから、推進しようとする側も、誰もグランピングそのものには興味も関心も元からない。説明しにきた高橋と黛だけでなく、責任者である社長にも、発案者であるコンサルにも、ない。住民は元よりないからね。「グランピングは素晴らしい、だからグランピング施設を作ろう!」と思ってる人が誰もいないのに、なぜか作ることだけは決まっていて、皆がその周囲を不満げに取り巻いているという、既にそこから不毛な状況です。2つ目は、この計画は結論が決まっていて変更はできない、ということ。彼らは既に所定の手続きに従って計画の申請や認可を進めていて、土地は入手してるし、補助金も降りている。今更それをなかったことにはできない。住民の要望を聞いて計画変更したら予算を超過する。そもそも彼らは「優れたグランピング施設」を作りたい訳じゃなく、補助金で利益を得たいだけなのだから、予算を超えたら意味がない。だから、変更もできない。住民への説明会は、最初から「説明しましたよ」というアリバイ作りでしかない。そして3つ目として、会合に出席している全員が、上の2つのことをあらかじめ分かっている…ということ。だから住民側は最初から敵意を持って臨むことになるし、会社側も「意見を聞いた」という実績だけ得たら、とりあえずこの場をうやむやにして乗り切ることしか考えてない。会社の命令でそんな仕事をやらされてる高橋と黛も、すすんで悪役になりたい訳じゃないのでね。もう、ここにいることが嫌でしかない。そこにいる誰もが嫌でしかないのに、通り一遍のことをやらなきゃならないという、本当に不毛な時間である訳です。本当に、今の日本における物事の決定というものは、何もかもこんなふうになっているなあ…と思うのです。進める側も、進める内容に実は興味も関心もない。誰かがその過程で儲けることのできるシステムががっちり出来上がっていて、ただその通りに進めるだけ。でも、進めていけば現実的な問題にいろいろと直面することになる。問題が誰の目にも明らかでも、「いろんな人が連鎖的に儲けを得るシステム」は後から変更が効かないので、問題の方を見て見ぬふりするしかない。かくして、誰もが問題があると分かっているのに、知らん顔して破滅へ向かって突き進む地獄行きの一方通行が出来上がる。実は誰も望んでいないのに、何だったらそこにいる人全員が内心では「やめればいいのに」とか思ってそうなのに、なぜかやめられず、誰もが不幸になっていく。オリンピックなんて、まさしくコレでしたよね。③バランスを取ることができない世界会合の中で巧が「結局、大事なのはバランスを取ること」だという発言をするのだけれど。この構造によって何が損なわれているかと言えば、「バランスを取ることができない」ということなんですよね。ちょっとこのままだと水質汚染が起きそうだな…だったら、汚水を流す場所や量を調整してやろう…というような、物事を進めていくために普通に必要になってくる「バランスを取る」という作業。それができない。あらかじめ決められたことは動かせないから。「それは僕の独断ではなんとも…」「持ち帰って検討します」というやつですね。持ち帰る先も結局は同じでしかなくて、誰も「バランスを取る」という当たり前のことができなくなっている。なんだかまるで、何か巨大なビッグブラザーのような独裁者がいて、誰もがその奴隷になってしまっているかのような。そんなモノは、存在しないのだけど。本作におけるビッグブラザーに当たるのは、現地を度外視して先に手続きを終えなければならない補助金システムとか、住民との対話抜きで計画を認可できてしまう行政のあり方とか、そういうものになるのでしょうね。その一つ一つは、別に誰かの悪意でそうなっている訳でもない。その点で、確かに悪は存在しない。でもそれによって、皆が消耗し、イライラし、そして自然は取り返しのつかない損傷を受けていく。バランスと言えば、住民たちの視点で説明会を描いた後、高橋と黛の視点で彼らの内面を描いていって、観ている我々の感情移入もバランスが取られていく。そこも上手いですね。車の中での、高橋と黛の長いリラックスした会話シーン。笑わせて、対立の緊張感を緩和すると共に、あんなに不快だった「グランピング側」の立場にも立たせてしまう。弱者であるように見えた黛が意外としたたかで、高橋は実は打たれ弱くて「グランピング場の管理人になろうかなあ」とか言い出す。それにしても、グランピング場は予定通り完成する前提、会社も辞めない前提で、身勝手な話なんですけどね。高橋が「自分にも薪割りをやらせてくれ」とか言って、巧もそれを受け入れる。蕎麦を食って、一緒に水汲みをして、互いに理解し合い、歩み寄っていく……というような、ハートフルなドラマみたいな構図になりそうにも見えるのだけど。でも、実際のところ、グランピング場をめぐる問題は何一つ解決していない。「浄化槽の移動」は予算的に無理。「24時間常駐の管理人」を置くなら、人員削減が条件になる。それに「鹿の通り道」の問題もですね。「鹿はどっか行くんじゃないですか?」というのは解決じゃなくただ「気にしない」を選んでるだけで、その他の水や管理人の問題も実は初めから、「気にしない」を選ぶという選択肢しかない。だから、物語が終盤に転調する前の「ちょっと和やかなムード」の場面においても、物事は実は何一つ好転していなくて。むしろ、「解決などない」ということが明確になってるくらいなんですよね。その意味で、ラストシーンの「断絶」は必然的でもあるのです。④ラストシーンの個人的解釈ラストシーンで訪れる唐突な暴力。行方不明になった花を、森の中で見つけた巧と高橋。巧は高橋を絞め落とし(殺し?)、花を抱き上げて、森の中をただ歩いていく。謎めいた、開かれたラストシーン。解釈は観た人の数だけありそうです。巧が見た、傷ついた鹿と対峙する花の映像はおそらく幻視でしょうね。実際に見たのはただ倒れている花で、「何が起きたのか」を巧が思い浮かべた、ということ。傷を負った鹿は、反撃することがある。鹿を助けようと近づいた花は不意の反撃を受け、倒れて頭を打った…ということでしょう。そうして、倒れている花を巧は見た。まだ、生きているか死んでいるか分からない。生死は確定していない。そういう状況。そこで、花を救うために何ができるか、巧はとっさに考えた。その結果が、あの行動だったのでしょう。僕が思ったのは、巧はバランスを取ろうとしたのではないか…ということでした。ここに、自分以外に二人の人間がいる。花と、高橋。状況から、そのうちのどちらかは死んでいる可能性が高い。花は死に、高橋は生きている。そういうバランスに、なってしまいそう。ならば、高橋を死なせれば、花は生きていることになるんじゃないか。だって、自然界にはバランスが存在するのだから。まったく理不尽な、理屈も何もない異常な発想だと思うけれど。でも、(実際にそういうことが起きるのかはさておき)、巧があの瞬間にとっさにそう感じ、感じるままに行動する。そういうことはあるんじゃないか…という気がしました。あの瞬間、花の生死は「未確定」で、巧は花を救うためにできることは何だってするだろうから。花を生かしたいから、高橋を死なせる。だって、巧にとって花は大事で、高橋はまったく大事じゃないから。身勝手な話です。ですが、この映画の中でずっと描かれてきたのは、そういうことなのですよね。清涼な水で作ったうどんを売り物にしているうどん屋にとっては、グランピング場が建設されることよりも、水が汚されないことが大事。芸能事務所にとっては、汚水が少々地下水に混じったって大した違いはなくて、グランピング場の方が大事。農家にとっては、鹿の命よりも駆除の方が大事。鹿にとっては、自分や子鹿の命を守ることが何より大事。その違いは、正義と悪なんかではない。ただ、どっちの立場から見るかの違いでしかない。「バランスを取る」と言うと聞こえはいいけど、誰かが得をするとしたら、その分誰かは必ず損をする。それが「バランス」ということだから。元より、「バランス」は残酷なものなんですよね。巧の最後の行動は、それを象徴するものだったとも思えます。⑤自然の中に、悪は存在しない本作の構造は、自然と共に生きる田舎=善、自分勝手に生きる都会=悪、というよくある構図に、いかにも当てはまりそうなのだけど。「悪は存在しない」というタイトルで、あらかじめそれは否定されています。説明会で巧が、ここは開拓村だったのでみんな元を辿れば移民であり、全員よそ者なのだと言っていました。住民自身もよそからやって来て、自然を壊して生きてきた。だから同じなのだ…と。清涼な湧き水と陸山葵で美味しいうどんを作る人。森で拾った山鳥の羽根でチェンバロの弦を作る人。地元民にしても、「田舎」や「自然」に何らかの幻想を抱いて、それを都合よく利用して生きている。そういえば、あんなに苦労して運んでいるあの湧き水は、実際に東京の水とどれくらい違うものなんでしょうね。自然が大事と言うけれど、増えすぎた鹿は銃で撃つ。チェーンソーで木を切るのだって、斧で薪にするのだって、自然破壊には違いない。いかにもいけすかない芸能事務所の社長やコンサルにしても、それぞれ自分の仕事をしているだけではありますね。自然の側だって、ただ恩恵であるだけではない。棘のある植物は人に血を流させるし、傷ついた鹿は人を殺すことだってある。田舎の人も都会の人も、動物も植物もみんなひっくるめて、そこには善も悪もなく、ただその時々で自身の生存のために行動しているに過ぎない。それが「自然」である…と言えそうです。だからこそ、バランスしかない…ということになる訳ですね。肉食動物が草食動物を食い尽くさないように。草食動物が増え過ぎて草を食い尽くさないように。ほどほどに食ったり食われたりして、バランスを保っている。人間も同じなのでしょう。本当は。それが、現代の社会では狂ってしまっている。そのことを詩的に浮かび上がらせた寓話だったように感じました。『「ドライブ・マイ・カー」 謎の解釈、解読。村上春樹の原作との比較 ネタバレあり』ドライブ・マイ・カー(2021 日本)監督:濱口竜介脚本:濱口竜介、大江崇允原作:村上春樹製作:山本晃久撮影:四宮秀俊音楽:石橋英子出演:西島秀俊、三浦透子、…ameblo.jp『「偶然と想像」 人の心の不思議と、そんな人が生きていく世界の面白さ ネタバレあり』偶然と想像(2021 日本)監督/脚本:濱口竜介プロデューサー:高田聡エグゼクティブプロデューサー:原田将、徳山勝巳撮影:飯岡幸子出演:古川琴音、中島歩、玄理…ameblo.jp『「ヨーロッパ新世紀」野生化する地方と、熊化する人々のおとぎ話 ネタバレあり』R.M.N.(2022 ルーマニア、フランス、ベルギー)監督/脚本/製作:クリスティアン・ムンジウ製作総指揮:チューダー・レウ撮影:トゥドル・ブラディミール・…ameblo.jp『<お知らせ>ホラー小説「悪い月が昇る」5/23発売!』皆様すみません! 今回は映画の話ではなく、このブログ著者の個人的なお知らせです。このブログ著者はここでは観た映画の感想を書いておりますが、「海藤文字」のペ…ameblo.jpブログ著者のホラー小説ですが、今回の僕の解釈は自分の書いた小説のテーマと通じるものになっています。図らずも…というべきなのか、当然のことなのか。悪い月が昇るAmazon(アマゾン)5月23日発売です。よろしくお願いします!

    「悪は存在しない」 現代社会の不毛を包み込む、自然の中の「バランス」 ネタバレあり
  9. 佐藤信介監督による日本のスリラー映画。出演は東出昌大、池松壮亮、菅田将暉。<あらすじ>キラによる大量殺人事件から10年後、再びデスノートと思しき殺人事件が起き始めた。対策本部の三島創は、犯人の足取りを追跡。するとまるで通り魔のように道なりに殺人が起きている。容疑者の女性は逮捕寸前に絶命。手にはデスノートが握られていた。ノートがもう1冊あると確信した警察は、ノートに触り死神のベポと接触。地上に6冊のノートがあると教えられた。デスノートは地上に6冊以上同時に存在しない。対策本部はデスノートを一か所に集めて封印する作戦を取ることになった。犯人は死んだはずの夜神月の映像をテレビに流し、捜査員を挑発していく。捜査は弥海砂のところにも入るが、彼女はすでにデスノートの記憶を失っていた。しかし、取り調べが終わった彼女のところにデスノートが届けられ、それに触れた彼女はすべての記憶を取り戻した。送り主は不明。送り主を疑われる紫苑は、Lの遺志を継いだ竜崎に接触を図る。なぜなら竜崎もまたデスノートの所有者だったからだ。彼は前回の事件に使われたデスノートを2冊所有していた。新生キラは4冊持っているという。待ち合わせ場所に向かう竜崎。そこにやってきたのは弥海砂だった。彼女は死神の目を使い竜崎を殺害。夜神月が死んでいると聞かされると自分も自殺した。こうして紫苑が6冊のノートをすべて手に入れた。彼はノートをすべて集めて約束の場所に行けば、夜神月が復活すると信じていたのだ。だが実際にその場所に赴くといたのは三島創だった。紫苑は彼の名前をデスノートに書くが死なない。さらにすでに殺した竜崎も姿を現した。ふたりはすでにデスノートに自分の名前を書き込んでいたのだ。そして三島こそが夜神月からデスノートを引き継いだ人間だったのだ。警察は3人の射殺を許可。紫苑が逃げ遅れて死んでしまう。三島と竜崎は生き残ったが、三島は刑務所に入れられ、デスノートは警察の管理下に置かれた。ところが護送中に何者かに奪われてしまった。竜崎は三島に面会し、彼を次のLに指名して息を引き取った。<雑感>6冊ある意味がないからね。2冊で複雑怪奇だったわけだから、6冊もありゃ世間は大騒ぎだろうと期待したら何のことはないというね。こういうガッカリ脚本はいただけない。そもそも毎回面白さを競わされる漫画連載に比べ、映画の脚本なんて先生先生と持ち上げられている人物がただ書いて持ってくるだけ。やり直しなんて本当に少ない。それから役者に魅力がない。いいところが少ない作品だった。☆3.0。邦画はウザいキャラクターをよく登場させるが、それが効果的だったためしはほとんどない。町村農場 アイスクリームセット 12個 ミルク チョコレート ストロベリー 送料無料 まちむら 農場 江別市 ギフト 贈り物 お取り寄せ プレゼント スイーツ アイス楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【メーカー直送品・送料込】町村農場 アイスクリーム12個入セット父の日 2024 ギフト スイーツ ギフト 感謝 誕生日 内祝い 退職 お祝い 転勤 お礼 お返し楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}父の日 ジャム ギフトノースファームストック ミルクジャム3種セット(HJJ-03)【父の日ギフト プレゼント 2024 メッセージカード 内祝い 贈り物 ギフトセット ジャム 詰め合わせ セット 高級 瓶 ミルクジャム 牛乳ジャム フルーツジャム】[card]【SSS_1】楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}

    「デスノート Light up the NEW world」(2016年作品)感想
  10. こんにちは。ドラマレビューの部分を追記して再送です最近忙しかったので今日はゆっくりのペースでスタートしている休日です。昨年の春から仕事を始めて早1年!(4月の中旬だったかな)週末のラグビーの試合や帰省との兼ね合いでシフトを合わせるのが意外に大変で続けられるか不安でしたがあっという間に時間が経ってしまいました。1年経ったとはいえまだまだ覚えなくてはいけないことはたくさんありおばちゃんの頭では大変ですけど周りの方の優しい教えのおかげでなんとか、なんとかって感じです。変わったことと言えば仕事柄モノトーンの服装で勤務。なので私服に黒系の服が増えたんですよね、、今まで割とカラフルな色を好んでいたので(←と言っても淡い色ですけど)黒が増えると魔女っぽいかな?と思いつつこれも職業病?と思って切り替えるしかないですね。家族や同僚など周りの人たちに感謝しながら2年目も頑張ろうと思います。英語ネタです。firsthandとsecondhandfirsthandの意味は「直接」「直に」「実際の体験、経験などによって」この後に続くのがinformationですと「直接聞いた話、手に入れた情報」また聞きではないので確信がありそうですね!逆にまた聞きでの情報ですとsecondhand informationということで「直接」「間接」で得た情報のことについての表現でした。*ただし「直接会う」という時にはin perdonやface to faceなど、状況に応じて使い分けを^^ではここからはイギリスドラマです。刑事さんたちにとって人々からの聞き込みでfist information,second informationどちらも重要な情報源。そんな警察ミステリードラマです。今回は久しぶりに取り上げるご長寿ドラマ Vera『 ヴェラ〜信念の女警部〜 』のシーズン12です。先日ミステリーチャンネルで最新のシーズン13を放送していましたが今回はその一つ前にあたります。(今年の初めには視聴していたけれどブログに書けずにだいぶ寝かせていました😅)season12の後半、エピソード4嵐に消えた光The Darkest Evening写真とあらすじはミステリーチャンネルより嵐の夜、ヴェラは無人の車に置き去りにされた赤ん坊を発見する。その近くのヴェラの親戚が所有するブロックバーン・エステートで赤ん坊の母親であるローナの遺体が見つかった。若いシングルマザーだったローナの交友関係には謎が多く赤ん坊の父親が誰かも周囲の人々は知らなかった。捜査を進めるうちにローナに車や引っ越し資金を提供していた初老のロナルドや美術教室の教師ジョシュアが容疑者として浮上する。今回のエピソードはゲスト出演者がなかなか豪華(私的には!💕)ここからは追記です~Simon Harrisonさんヴェラの従姉妹の娘の婿マーカス役のサイモンさん。「刑事モース(Endeavour)」ではモースの敵役(しかしそこまでクズの警官でもなかった)のボックス刑事を演じていました。Jack Deamさんジャックさんも警官役が多い!(笑)私が見た中では「アラン・バンクス(DCI Banks)」でアラン警部の部下。この時は女性部下二人の圧がすごくて影が薄くなりがちな役柄でしたが目力と少し薄い頭のおかげで存在感がありました。(演技力もあると思うけど)他、レギュラー出演では「ブラウン神父」ゲスト出演では「リドリー~退任警部補の事件簿(Ridley)」「孤高の警部ジョージ・ジェントリー」「サイレント・ウィットネス」、「ニュー・トリックス」などKevin Doyleさん「ハッピー・ヴァレー」のシーズン2で不倫から殺人に至り悩み苦しむヒロインの上司の役が印象深いです。Stephen Waltersさん「サイレント・ウィットネス」に出演した時がインパクトの強い悪役・・そのせいかいつも犯人の役、または無実だけれど犯人にされる冤罪被害キャラ。さて、今回はどうなのか?こちらが悪役で出演していた時の頃の写真昔とかなり外見が変わっていたのでその先入観にとらわれることは無かったかな。エピソード5「潮が満ちる時」The Rising Tideホーリー島のある家でタレントのリック・ケルサルが首をつって死んでいる状態で発見される。現場に不審な点があることからヴェラは自殺ではなく他殺とにらみ捜査を開始。リックは高校の時の友人4人と集まっていた晩に死んでおりその場に居合わせた旧知の友人たちに疑いの目が向けられていく。またリックの元妻のシャーロットの父親は犯罪組織にからむ人物であり大きな事件に巻き込まれた可能性も浮上する。ゲスト出演は「オックスフォードミステリー ルイス警部」に出演した法医学者のローラ・ホブソンを演じたClareHolmanさん💕人間関係がわかりづらいエピソードでしたが出向で短期間ヴェラのチームに加わったビリーの天然ぶり&少し成長したところは見どころがあって良かったです。さて、このシーズン12をもって、8シーズンヴェラの相棒を演じたエイデン役のケニー・ドーティーさんが降板だったと。。。。最初にエイデンが登場した時には前任のイケメン、ジョー刑事が良かったとそんなに歓迎してなかったのに(ごめん、エイデン)気が付けば8シーズンも。もはやなくてはならないメンバーでしたが次のステップに進んでいくそうです。ということで次のシーズン13では初代ヴェラの相棒、ジョーが戻ってきます。まるでドラマ「相棒」!右京さんの相棒に亀山君が戻ってっきた、みたいな・・ではまた。良い一日をお過ごしくださいね✨

    (追記で再送)イギリスドラマ「ヴェラ」シーズン12後編&仕事を始めて1年経ったのね
  11. 春ドラマはあっちこっちのドラマで記憶をなくした人物が出ているんですが、更にこのドラマでも意識を戻しはしたものの遥斗(眞栄田郷敦)が失行症と記憶障害になってしまうという展開になりました。フジテレビ 月曜21時「366日」第5話主演…広瀬アリス脚本…清水友佳子演出…平川雄一朗、片山雄一ただ、他のドラマと違い、遥斗の場合は記憶障害が明らかになるという現在進行形の話で、既に記憶を失った状態で描かれる他の人たちとは一線を画しています。記憶障害にもいろいろあるようで、遥斗の場合はエピソード記憶を失ったようです。なので家族や友人と何があったかとかがごっそり思い出せない状態のようです。失行症のようにリバビリをすれば回復するというものではないようでした。今回、感動的だったのは遥斗が身を呈して助けた翔くんが、自分のせいでと自責の念から心を閉ざしていたのが、遥斗が良い方向にすすみ、ホッとしたのか車中で泣き出すのを、優しく遥斗が肩を抱いてあげるシーン。それと、幼い頃人見知りだった遥斗を、前向きにするために遥斗の父親、輝彦(北村一輝)が野球を教え、キャッチボールから始めたように、父子でキャッチボールをして、遥斗が記憶をよみがえらせ、「お父さん」と口にしたシーンでした。つらい状況が続いたこのドラマですが、前向きに良い方向に行くなら、まだ見ていられるなと思えた回でした。今回の評価は…8

  12. 「陽暉楼」「陽暉楼」 予告編1983年9月10日公開。宮尾登美子の同名小説の映画化。土佐の高知随一の遊郭・陽暉楼を舞台に様々な人間模様を描く異色作。受賞歴: 1983年 第8回 報知映画賞 助演女優賞(倍賞美津子) 1984年 第7回 日本アカデミー賞 最優秀監督賞(五社英雄) 最優秀脚本賞(高田宏治) 最優秀主演男優賞(緒形拳) 優秀主演女優賞(池上季実子) 優秀助演男優賞(風間杜夫) 最優秀主演女優賞(浅野温子) 優秀助演女優賞(倍賞美津子) 脚本:高田宏治監督:五社英雄キャスト:太田勝造演 -緒形拳女衒。あだ名は「だいかつ」。普段は借金を抱える家の娘たちを芸妓や女郎として欲しがる店に斡旋する仕事を淡々とこなしている。顔に凄みがあり喧嘩が強く、怒らせると手のつけようがない。殺人で前科2犯。稲村から後ろ盾になってやると言われた時は「(組織を作って)いまさら成り上がるつもりはありません」と断り終始一匹狼を貫いている。そのため命を狙われることになる。桃若のことは娘として愛情を持っているものの、桃若の生みの母・呂鶴が死んだ原因が自身にあったり、愛人を作ったりしているため親子関係は上手く築けていない。太田房子(桃若)演 -池上季実子、加藤奈巳子(少女)陽暉楼のNo.1芸妓。女将お袖に「100年に一人出るか出ないかの芸妓」とその素質を高く評されている。ただし陽暉楼や客の一部からは「見かけとは違って情が薄い、冷たい女や」と思われている。佐賀野井の子を妊娠する。勝造によって芸妓となるべく幼いころに陽暉楼に連れてこられた。勝造の命を狙う追っ手によって母・呂鶴が死んだが、桃若にとっては勝造に殺されたようなものとして父に対し激しい憎しみを内に秘めている。母に生写しだといわれるが、生前の母の詳しい話はあまり聞かされていない。『サーカスの唄』(松平晃の歌)が大好きで少しだが歌うシーンがある。豊竹呂鶴演 - 池上季実子(二役)房子の生みの母。娘義太夫。美人で、過去に佐賀野井の父や堀川がのぼせ上がって通いつめたほど。その歌声が絶賛されている。勝造と駆け落ちしたが、まだ乳児だった房子を残して勝造の追っ手によって殺された。珠子演 -浅野温子勝造に囲われていた愛人。大阪で娘義太夫の修業をした後、カフェーの女給になり勝造と知り合った。勝造と別れ、芸妓になりたいと申し出たが陽暉楼の女将・お袖に断られた。その後玉水遊郭の女郎として働き始め、ほどなくして一番の売れっ子となる。気が強くやり手のお袖にも動じずに話をしたり、初対面にも関わらず桃若を筆頭とする芸妓たちに向かって「なんやこれが陽暉楼の芸妓かいな、しょーもな(くだらないの意味)!」と言い放った。桃若を敵視し、挑発的な態度を取る珠子だが、後に、桃若と心を通わせるようになる。胡遊演 -二宮さよ子陽暉楼の芸妓、桃若の先輩。本人によると「金持ちの優しいお爺さんを含めて2、3人の男と付き合っている」とのこと。本気で男を愛したことがないという桃若に本気の恋愛について教える。吉弥演 -市毛良枝陽暉楼の芸妓、桃若の先輩。桃若が本気で男に惚れたことがないと指摘している。仲は悪くはないが桃若について「元々あの人は一皮むけば自分さえ良ければいい人間なんや」と感想を述べている。茶良助演 -熊谷真実陽暉楼の芸妓、桃若の先輩。ダンスホールで佐賀野井からチャールストンのダンスを習っていたところ、踊りの上手い珠子に邪魔をされ佐賀野井を取られた。また桃若が妊娠した時に「産むか降ろすか早く決めた方がいい」と助言をする。助次演 -西川峰子陽暉楼の芸妓、桃若の後輩。作中では「父や母が病気でお金がいる」などと理由をつけては、金を前借りしている。女将お袖について裏では「あの女は鬼かヘビや!」などと嫌っている。14歳の頃から客を取らされており、その割に借金が一向に減らないと勘兵衛に食って掛かった。とんぼ演 -仙道敦子陽暉楼の若い芸妓。桃若を慕っており、色々と気遣いを見せる。〆若演 -山本ゆか里米蝶演 -弓恵子今助演 -林彰太郎勘兵衛演 -花沢徳衛陽暉楼の番頭。店の金の管理、雑用などをこなす。古田徳次演 -木村四郎大阪の天下茶屋で中学校の教師。金を借りるために妻昌江を売ろうとする。勝造から前金の百円を持ち逃げし、まもなくケンカに巻き込まれて死ぬ。丸子(古田昌江)演 -佳那晃子古田の妻。前金持ち逃げの後、夫を亡くし、別の店で芸妓となり売れっ子となる。稲宗組の親分に気に入られる。元々はしおらしい女性だったが、稲宗組と関わる内に性格が豹変する。稲宗組の親分の命で陽暉楼にスパイとして送り込まれ、陽暉楼の主人を誘惑する。お駒演 -上月左知子陽暉楼の芸妓たちの世話をしている。桃若が客に会う前に助言やお願いをしている。仁王の秀次演 -風間杜夫勝造の舎弟。勝造の指示を受け、玉水で女郎として働き始めた珠子を見守る。優しい人柄で、初めての客から逃げ出そうとした珠子に対し、無理に引き戻さず判断を委ねた。後に、珠子と土佐に小料理屋を開く。佐賀野井守宏演 -田村連南海銀行の御曹司。一目見た時から桃若を気に入り好意を持つ。ダンスホールで居合わせた玉水の女郎たちから「ええ男、活動写真のスターみたいやわ」と褒められる。特技はダンスで、チャールストンを踊れる。山岡源八演 -北村和夫陽暉楼を経営。表向きは真面目な商売人だが、博打好き。気の強いお袖の尻に敷かれっぱなしだが、実際には血も涙もない情のかけらもない女だと愚痴をこぼしている。堀川杢堂演 -曽我廼家明蝶銀行協会の会長。桃若の上物の客で、陽暉楼の客の中で特に大事にされている。桃若からは「ほーさま」と呼ばれている。自ら年寄りと認めており、金はあるものの体力的に衰えてきている。綺麗で踊りも上手い桃若が中々客と長続きしないことを不憫に思っている。前田徳兵衛演 -丹波哲郎お袖演 -倍賞美津子陽暉楼の女将。元芸妓。陽暉楼を取り仕切っている。周りから「お母さん」と呼ばれているが、親しみより恐れられている存在。真偽は不明だが「芸妓だった時に陽暉楼の女将になるために蛇神様を祀って先代の女将を呪い殺した」と芸妓たちから噂されている。また三好からは警察も動かすやり手の女として、一筋縄ではいかない存在となっている。金串によると芸妓だった頃勝造と恋仲だった。そのため別れた今でも勝造とは仕事や桃若を通じて親しくしている。桃若を幼いころから立派な芸妓にするため手塩にかけて育てており、そのためなら時に手厳しい言動も辞さないあらすじ:昭和8年、高知随一の遊興の場として名高い陽暉楼。売れっ子芸妓の桃若(池上季実子)は、芸妓紹介業を営む父・太田勝造(緒形拳)に売られた身だ。母親のお鶴(一人二役:池上季実子)は既に死んでいる。陽暉楼の女将・お袖(倍賞美津子)は、お鶴と勝造を取り合った過去を持つが、今は桃若を最高の芸妓に育てようとしている。勝造は大阪に珠子(浅野温子)という女を囲っていた。女義太夫の道を諦めた珠子は、もう一度花を咲かせたいと考える。珠子は勝造に仲介してもらって陽暉楼で働こうとするが断られ、娼婦になることにする。ダンスホールで出会った桃若と珠子は、激しいケンカを繰り広げる。高知進出を狙う大阪の稲宗一家が、陽暉楼を守ろうとする勝造を襲って重傷を負わせる。病院に駆け付けた珠子に、勝造は自分の子分である秀次(風間杜夫)と一緒になるよう勧める。一方、桃若は恋人である佐賀野井(田村連)の子供を妊娠したことに気付く…。桃若は、子供を生もうと決心し、悩んだ末、堀川(曽我廼家明蝶)に子供は彼の子でないと打ち明けた。そんなことは承知で子供は認知しようと考えていた堀川は、自分の気持ちを踏みにじられたことに激怒し、縁切りを言い渡す。珠子は、勝造の希望通り秀次と一緒になり、高知に店を出すことになった。そして、桃若は女の子を生み弘子と名づける。桃若は、子供のために懸命に働くが、ある日、稽古の最中、突然倒れた。結核で身を蝕ばまれていたのだ。病院に見舞った珠子は、弘子を治るまであずかると言うが、芸妓の世界の習いとして、すでに弘子はお袖の世話で里子に出ていた。お袖は、弘子を返してくれとの勝蔵の頼みに、桃若の勝手な振舞いをののしる。桃若の容態は悪化し、臨終の枕もとに弘子を伴って駆けつける勝造。その夜、秀次・珠子の店を勝造が訪れ桃若の死を告げた。その時、稲宗の手下が店を襲い、ドスに倒れて秀次は死んでいった。そして、大阪駅・三等待合室。勝造は切符を二枚珠子に渡し、用事が済むまでここで待つよう言い残し出て行く。勝造は床屋にいる稲宗、三好らを射殺するが、逃げる途中、追手に刺され絶命した。深夜の駅では、いつまでも勝造を待ち続ける珠子の姿があった。コメント:原作は、宮尾登美子の同名長編小説。昭和初期の四国の遊興界における女の人生を描き切った宮尾登美子の代表作。筑摩書房から1976年に刊行された。これは、実在した四国一の一流料亭「陽暉楼」を舞台にした物語だ。五社英雄監督のエロスと任侠の映像化の才能が存分に発揮されている名作である。『鬼龍院花子の生涯』に次ぐ五社英雄・宮尾登美子コンビの二作目で、土佐の高知の花柳界を舞台に生きる女衒の父と芸妓となった娘との愛憎を描く。ヒロイン・桃若を演じる池上季実子が美しい。池上季実子の濡れ場の表情が美しい。初ヌードで、オッパイ、美尻丸出しだ。カメラワークもきれいだし、色彩、演出もすばらしい。やはり、五社英雄監督ならではの映像である。本作の見せ場は、桃若(池上季実子)と珠子(浅野温子)の二人が張り合ってトイレでびしょぬれの大乱闘を繰り広げるところ。この作品最大の、女同士のヘビーな乱闘シーンである。土佐のおなごは気が強いということを象徴している。売れっ子とそのライバルとの戦いというよりも、父親の愛人と美人の母親が瓜二つということで、互いに嫉妬したという背景がある。浅野温子の熱演が光る。ダブル浅野ドラマや踊る捜査線などのトレンディドラマとは全く異なるぶっ飛んだ演技だ。最初から胸を出して、色気満々の痴態をさらしている:緒形拳に侵されるシーンもなかなかの存在感だ:緒形拳は相変わらず渋い重厚な演技を見せる。ヤクザと立ち会う気概を発揮する役柄は、この人がうってつけだ。緒形拳のような骨太な役者が近年めっきり減ったことは残念だ。倍賞美津子の遊郭のおかみ役が板についていてこの映画をしっかり作り上げている。この女優は、色気だけでなく、任侠の世界でもしっかり存在感を示せる演技力があり、頼もしい。この映画の舞台となった「陽暉楼」は、現在も続く高知市の料亭「得月楼」(とくげつろう)をモデルにしているようだ。得月楼は、自由民権運動発祥の地として知られる高知県の中心部・はりまや橋のたもとにあり、明治三年(一八七○年)の創業以来、今日までその歴史と伝統を受け継いできた。数奇屋造りの佇まいから「南海第一楼」と謳われた当時の姿がしのばれるという。幕末の著名な庭師による見事な庭園、文人墨客の書画も多数所蔵していて、宮尾登美子氏の著作「陽暉楼」の舞台として全国的に知られている。この映画は、Amazon Primeで動画配信可能:Amazon.co.jp: 陽暉楼を観る | Prime Video陽暉楼に12歳の少女の時、売られてきた当代随一の芸者・桃若とその父で女衒稼業に生きる勝造との赤裸々な人生を描くwww.amazon.co.jp

    宮尾登美子の映画 「陽暉楼」緒形拳、池上季実子、浅野温子の共演! 土佐の遊郭を描く異色作! 
  13. 5月、気分を着る
  14. 伊豆の踊子Amazon(アマゾン)伊豆の踊子 (角川文庫)Amazon(アマゾン)川端康成の名作を吉永小百合、高橋英樹共演で映画化した「伊豆の踊子」、NHK BSで5月16日(木)放送。大正時代の伊豆の天城街道を舞台に、旅芸人一座と道中を共にすることになった学生の川崎と若く美しい踊り子の薫との淡い恋を描く…1963年6月2日(土)公開。1925年の大正末期。新緑眩い伊豆の街道で旅芸人一座と道中を共にすることになった学生の川崎は踊子の薫の可憐な姿に心を奪われ気もそぞろになる。叶わぬ恋と知りながらも、二人は惹かれあうようになる…川端康成の名作を「青い山脈」の西河克己監督が映画化。旅芸人一座と道中を共にする学生の川崎には高橋英樹、踊り子の薫には吉永小百合。大坂史郎、十朱幸代、宇野重吉ほかが共演。宇野重吉演じる老教授が、かつての青春の日の恋を追想するというかたちで始まり、現代をモノクロ、追想の中の恋をカラーで描く映像手法も当時では画期的な手法でした。18歳の吉永小百合の瑞々しい演技が新鮮です。★「伊豆の踊子」NHK BS5月16日(木)13:00~14:28

    川端康成の名作を吉永小百合、高橋英樹共演で映画化した「伊豆の踊子」、NHK BSで5月16日放送
  15. こんばんは(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”今日は【ブラッシュアップライフ】を紹介させて下さい🙇‍♀️【ブラッシュアップライフ】は2023年冬クールに日本テレビ系「日曜ドラマ」枠にて放送されたテレビドラマです。主演は民放プライムタイムの連続ドラマ初主演となる安藤サクラさん✨バカリズムさんが脚本を担当する、不思議な日常を描くタイムリープ系ヒューマンコメディです。🟤恒例いつもの予告編です。新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」松坂桃李・黒木華・田中直樹ら豪華キャスト映像解禁!!主演・安藤サクラ×脚本・バカリズム 1月8日スタート【日テレドラマ公式】日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」第2弾PR解禁!1/8(日)PM10:30スタート!出演:安藤サクラ×脚本:バカリズム豪華キャストの撮りたてホヤホヤの映像をお届け!これは、平凡な人生をもう1度やり直す平凡な女性のお話。地元の市役所で働く実家住まいの独身女性、近藤麻美33歳。彼女はある日突然、人生をゼロからやり...youtu.be🟤ドラマキャストは多いので今回は相関図でお許しを🙇🏻‍♀️💦🟤【ブラッシュアップライフ】全10話のあらすじです🗒ᝰ✍️【第1話】市役所に勤める実家暮らしの独身女性・麻美(安藤サクラ)は単調な毎日を過ごしていた。ある日、幼なじみと食事に行った麻美は帰り道に事故に遭遇。事故を機に麻美は赤ちゃんから自分の人生をやり直すことになる。【第2話】来世も人間として生まれ変わる為、人生をゼロからやり直して徳を積もうとする麻美(安藤サクラ)は2周目の小学生時代を謳歌する。親友の夏希(夏帆)や美穂(木南晴夏)とも仲良くなり楽しい6年間を過ごす。そのまま順調に時は進み大学は憧れていた薬学部に進学。そして2度目の成人式を迎える。【第3話】2周目の人生を送る麻美(安藤サクラ)は26歳になり近所の調剤薬局に勤務する。そんな中、祖父の体調が良くない事を知った麻美は薬剤師の知識を生かして薬の飲み合わせを指摘。2周目で最大の徳を積む事に成功する。順調に人生を過ごす麻美は33歳になり1周目で死んだ"あの日"がやって来る。【第4話】麻美(安藤サクラ)は2周目の人生も33歳で死んでしまった。今度こそはと始めた3周目の人生では大学は1周目と同じ文学部に進学。元彼・田邊(松坂桃李)と再会しもう一度付き合うことに。卒業後、多くの人を楽しませて大量の徳を積もうと考えた麻美は日本テレビに入社してドラマプロデューサーになる。【第5話】人生3周目の麻美(安藤サクラ)は日本テレビに入社して5年、ドラマの制作をして忙しくも楽しく過ごしていた。地道に頑張っているとついにプロデューサーデビューのチャンスが。麻美は同じ人生をやり直す女性の物語「ブラッシュアップライフ」を企画するが脚本家や監督から内容が地味だと言われてしまう。【第6話】麻美(安藤サクラ)はプロデューサーデビュー作「ブラッシュアップライフ」の制作に追われる日々を過ごす。主演は臼田あさ美。自分の人生を題材にしたドラマだが紆余曲折あり内容は全くの別物になっていた。そんな中フリーで音楽活動をしているという福ちゃん(染谷将太)が麻美の元を訪ねて来る。【第7話】麻美(安藤サクラ)は人生4周目に突入。夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)とは小学生の時に仲良くなり損ねたせいで中学生になっても距離が縮まらない。寂しさを振り払うように勉強に打ち込んでいると成績は学年一位に。優等生として中学を卒業した麻美は県内トップの高校を出て国立大の医学部に入学する。【第8話】「あーちん…何周目?」人生4周目の麻美(安藤サクラ)は真里(水川あさみ)にやり直しの人生を見抜かれた。同じように人生をやり直し続けている真里はずっと前から麻美のやり直しに感づいていて何度も鎌をかけていたという。真里は麻美も知らない“もう一つの人生”を語りだし衝撃の事実が明らかになる。【第9話】麻美(安藤サクラ)、夏希(夏帆)、美穂(木南晴夏)の仲良し3人組は真里(水川あさみ)の1周目では小学生の頃から真里を入れての仲良し4人組だった事が明らかとなった。そして麻美はようやく手にした希望の来世を投げ打って大好きな夏希と美穂の乗る飛行機事故を阻止する為に人生5周目を始める。【最終回】麻美(安藤サクラ)は夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)が乗った飛行機の事故を防ぐために5周目の人生全てを費やして真里(水川あさみ)と共にパイロットになった。しかし目的の便の機長が先輩の中村(神保悟志)に決定。どうにかして中村のフライトをキャンセルさせるべく麻美はある作戦の実行を決断する。🟤【ブラッシュアップライフ】ラスト予告編です。日ドラ「ブラッシュアップライフ」最終回予告 運命のフライト!幼馴染を救う最終手段…!麻美の人生の終着点は?主演・安藤サクラ、脚本・バカリズム 3月12日(日)夜10:30【日テレドラマ公式】日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」出演:安藤サクラ×脚本:バカリズムの地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー!最終話は 3月12日(日)よる10:30〜【あらすじ】麻美(安藤サクラ)は、幼馴染の夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)が乗った飛行機を事故から守るために、5周目の人生の全てを費やして真里(水川あさみ)と...youtu.be人生の目的を達成した麻美は翌年、地元に戻り1周目と同じ市役所に再就職。それから物語は3年が経ち麻美は40歳になり真里も地元で1周目と同じ保育士に転職し4人は月に2回ペースでご飯に行く関係になっていた。ある日のご飯後、いつものように小・中学校の同級生の福ちゃんこと福田俊介(染谷将太)の働くカラオケに行き思いつきで同級生を呼びプチ同窓会をすることに。朝まで歌い明かし4人で地元の道を他愛も無い話をしながら歩いた。そしてラストシーンは58年後。同じ老人ホームに入った4人はいつか話していた近未来の乗り物で移動しドラマの話で盛り上がる。麻美は享年98歳で5周目の人生を終え最後に麻美の妹・遥(志田未来)が4羽の鳩を見て孫と談笑するシーンで終わりました。この4羽の鳩は【第1話】冒頭カットで映されていて麻美たち仲良し4人組を連想させる良いシーンでした。無事に仲良し4人組で残りの人生を楽しく過ごしたハッピーエンドに大満足なドラマでした。これまでの会話の伏線を次々と回収したラストにバカリズムさん、お見事‼️でした。🟤【ブラッシュアップライフ】保育園不倫阻止シーンの面白さよ。保育園では玲奈ちゃんの父親(勢登健雄)と洋子先生(中田クルミ)が仲がいいと気がつく。すると麻美は洋子先生が保育園を辞めて玲奈ちゃんの父親と結婚したことを思い出す。二人の不倫を止めることが徳をつむことだと考えた麻美は二人の仲の邪魔に入る。玲奈の父親がメモを洋子に渡した。そこにはポケベルの番号が書いてある。麻美はメモをすり替えて「玲奈をよろしく」というメモを洋子に渡した。そしてどうやって父親側をあきらめさせるか考えた。そして思いついたのはポケベルのメッセージ。麻美は公衆電話から「フリン シタラ バラス」というメッセージを送りつけていた。二人は不倫に発展することはなく麻美はまたまた徳がつめたと実感できたのでした。【#ブラッシュアップライフ】“不倫に気がつく2周目の麻美” #安藤サクラ #バカリズム #shorts日本テレビ系日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」毎週日曜よる10時30分放送!主演・安藤サクラが演じる平凡な女性が、ある日突然人生をやり直すことに!バカリズムが壮大なスケールを持て余し、不思議な日常を描く、地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。【出演】安藤サクラ 夏帆 木南晴夏[松坂桃李・黒木華・三浦透子・...youtube.com🟤【ブラッシュアップライフ】で使われた特に忘れられない3曲。🟤国武万里【ポケベルが鳴らなくて】この曲をカラオケでなっちが歌ったのをきっかけにポケベルの使い方について調べる→あーちん2周目の保育園時代にポケベルでれなちゃんパパと保育園の先生との不倫を阻止。国武万里「ポケベルが鳴らなくて」MVドラマ主題歌「ポケベルが鳴らなくて」が50万枚の大ヒット!https://itunes.apple.com/jp/album/id218715554?app=itunes&ls=1秋元康プロデュースでデビューを飾った国武万理の、秋元康作詞&後藤次利作曲のヒットメーカーコンビによる楽曲だけを集めたベストアルバムが登...youtu.be🟤ORANGE RANGE【イケナイ太陽】成人式のカラオケで毎回福ちゃんが歌っている。ORANGE RANGE『イケナイ太陽』MVORANGE RANGE『イケナイ太陽』MVフルをYouTube初公開!!ORANGE RANGE『イケナイ太陽』ST/DLはこちら!https://orangerange.lnk.to/9aJswZ『イケナイ太陽』Music & Lyrics by ORANGE RANGEHoo イケナイ太陽 Na Naチョッ...youtu.be【#ブラッシュアップライフ】♪粉雪は加藤。 脚本#バカリズム #安藤サクラ #夏帆 #木南晴夏 #染谷将太 #shorts日本テレビ系日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」毎週日曜よる10時30分放送!主演・安藤サクラが演じる平凡な女性が、ある日突然人生をやり直すことに!バカリズムが壮大なスケールを持て余し、不思議な日常を描く、地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。■TVer見逃し配信:https://tver.jp/lp/se...youtube.com🟤レミオロメン【粉雪】福ちゃんが歌ったと思われていたが実は歌っていたのは加藤。レミオロメン - 粉雪2005年11月16日発売 8th Single「粉雪」1. 粉雪 *フジテレビ系ドラマ「1リットルの涙」挿入歌2. No Border 3. 3/9 with Quartet★レミオロメンHP http://www.remioromen.jp/youtu.be🟤あーちん、まりりんが北熊谷に帰った時にラストライブで歌ってたのはコブクロの【ここにしか咲かない花】でした。【ブラッシュアップライフ】内で流れた曲をホントなら全部紹介したかったんだけど文字数オーバーで泣く泣く3曲に絞りました( ; ; )日本テレビ日曜日のドラマ、最近質の良いものが増えて来てドラマ好きには嬉しいです。安藤サクラさん、大好きになってしまいました♥️今日はかなり書き直しした為に凄く時間がかかって疲れた〜(笑)次回は洋画を予定してます少し早いけどおやすみなさい。いつもありがとうございます

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    【ブラッシュアップライフ】安藤サクラ×夏帆×木南晴夏
  16. 私ときどきレッサーパンダ今回、このブログに登場するのは3回目。一番多く登場した作品かも知れません(笑)公開当時、映画館でさんざん予告編を流しておきながら、いきなり上映が見送られて心からがっかりした作品です。で、仕方なくDisney +で鑑賞したんですけど、初回は少なからず「ピクサーの割に普通だな〜」と思ったりしました(笑)でもその後、見返していく度にどんどん好きになり、最終的には2022年のベスト10の次点作品とまでなりました^ ^そしていよいよ、劇場初公開という事で走ってTOHOシネマに駆けつけました(笑)これ、当時劇場で見ていたら間違いなくベスト10入りしていたと思うし、何より観客の反応込みで鑑賞出来て本当に良かったです^ ^(TOHOシネマズ新宿って、いつも観客多めで反応がいい印象があります^ ^)今まで、リアルな動きで定評のあるピクサーが終始、アニメチックな動きをしているのが新鮮だったんですけど、スクリーンで見るとそれが何倍にも効果的となりました。その中で無駄にリアルな調理シーンが可笑しかったです^ ^バックストリート・ボーイズを彷彿させる音楽も大音量で聴けたのも最高でした。画面の大きさと音量を自分で決められないところが劇場鑑賞の魅力という事を改めて感じました!『【2022映画鑑賞ノート146】私ときどきレッサーパンダ』私ときどきレッサーパンダ2022年アメリカ原題:TURNING RED監督:ドミー・シー脚本:ドミー・シー製作:リンジー・コリンズ出演:ロザリー・シアン、サン…ameblo.jp予告編『私ときどきレッサーパンダ』|本予告編|Disney+ (ディズニープラス)『私ときどきレッサーパンダ』3月11日(金)ディズニープラスで独占配信開始!詳細はコチラ▶︎https://disneyplus.disney.co.jp/program/lesserpanda.html登録▶︎ http://www.youtube.com/channel/UCm9iPGnmMYtZkNQ3Io...youtu.be

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    【2024映画鑑賞ノート140】私ときどきレッサーパンダ
  17. 今日も良い天気の山口です本日は夕方からレクチャーを受けに病院へ行かないといけないので時間休を取ってギリギリまでテレワークその間に明日からの母の退院に備えて介護保険を利用して電動の介護ベッドの設置が行われました鼻から栄養剤入れる作業時は必ず上半身を起こさないと逆流してしまうから必須アイテムだそうで現在介護認定1の現状ですが先生の一声で介護2の対応をしていただける事になり恩恵を受けられる事になりました昔、祖父母の介護の為に介護ベッドあったんだけど、場所を取るから捨てちゃったんだよねまさか自分が使う時が来るとはその時は夢にも思わなかったんだと思う私もだけど結局レンタルになるんだけど、介護保険使えば毎月1600円くらいらしく、保険を使わないとその10倍の経費がかかるそうな介護保険•••今給料から引かれてるけど便利なんだね(笑)ちなみに直接寝るにはマットが硬そうだったから上に敷布団置いて良いか聞いたら。。。このマットはエアウィーブですよだってさ今日一日寝てみようかな実は腰が痛くてエアウィーブは高いしって事で家で使ってるのは。。。トゥルースリーパーの敷きパッドこれで腰痛く無くなってかなり重宝してますがエアウィーブ試してみたかったんだよね元々使ってたベッドは2台並べてなんとか置けたので私も一緒に一階で寝る事も可能ですが、お互いのいびき次第ですかね夜中にトイレ行かないなら2階で寝ても大丈夫かなとは思いますが。。。以前は夜中に1人で起きてはトイレ行ってこけて頭を縫う羽目になりましたからともあれ、明日からは一緒に過ごせるので無事に4泊5日が楽しく穏やかに過ごせますようにと願いますいつもテレワークして病院行っての日々だったから少し気が楽です行っても1時間程度しか居られないし(本当は20分指定なんだけどwww)大きい声で話せなかったからねヨーグルトに合うフルーツは?▼本日限定!ブログスタンプ あなたもスタンプをGETしようとりあえず、母が食べられそうな食材だけ買いましたが、今までダメだったお刺身とか生ものもOKと言われたので明日は新鮮なお刺身食べさせたいと思いますヨーグルトも買いましたが加糖の場合は掛けませんけど、無糖の場合はもっぱらブルーベリーソースが好きです特に粒がたくさんのソースが好きあとどちらかと言うとねっとり系が好きなのでこれをよく買いますねっとり系も色々あるけど、これが一番ねっとりだと思うさて、一人暮らし満喫も明日まで明日から山口最終日までは母との時間を大切に過ごすべく頑張ります

    ベッドとヨーグルト
  18. 来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。(1938年9月23日生誕 - 1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介いたします。『島での戦い』(Le combat dans l’île, 1962)監督 アラン・カヴァリエ共演 ジャン=ルイ・トランティニャン、アンリ・セール撮影 ピエール・ロム【あらすじ】クレマンとアンヌは優雅で裕福なカップル。嫉妬深いクレマンは、極右グループのリーダー、セルジュと付き合っている。二人は野党議員を殺すバズーカ砲テロを計画していた。クレマンはすぐに真実を知る:彼はセルジュに裏切られたのだ。警察に追われる身となったクレマンは、アンヌとともに旧友で印刷工のポールの別荘に身を隠す。復讐に燃えるクレマンがアルゼンチンにセルジュを探しに行く一方、アンヌはポールの優しさに触れ、次第に生きる喜びを取り戻し、恋に落ちる...■ロミー初のフランス映画となります。(ロミーが初めてフランス語を肉声で話した映画です)相手は、まだ新進のジャン=ルイ・トランティニャン。監督は、ルイ・マル作品の助監督だったアラン・カヴァリエで、彼の初の長編作品となります。■ロミーの瑞々しさ。モノクロームの硬質な映像ですが、ロミーからは1人の人間としての喜怒哀楽が鮮明に伝わってきます。女優であることを脱し、1人の等身大の存在がここにはあります。酔っぱらって、エレベータの中でトランティニャンに甘える様子、欄干の上ではしゃいでみせる様子...何の奇異な演出が無い中で、ロミーの存在が強く印象に残ります。■それにしても、ロミーこそが、ジーン・セバーグ、アンナ・カリーナに並ぶ、ヌーヴェル・ヴァーグのミューズになりえたような気がしてなりません。先に挙げたような存在感は、ヌーヴェル・ヴァーグ期のフランス映画にこそフィットするように感じます。すなわち、ハリウッド黄金期のような完璧な造形美ではなく、構図や照明が荒削りであっても、そこから時代の生々しい空気や、監督・俳優の人生が浮かび上がってくるような・・・それは、ジーン・セバーグやアンナ・カリーナよりも、ロミーにこそふさわしい気がします。※ジャンヌ・モローやデルフィーヌ・セイリグは、良くも悪くも演技がしっかりしているので、不完全な美ではない印象です。■じっさい、この作品は、ヌーヴェル・ヴァーグの時代を色濃く反映しており、手持ちカメラでのセットをほとんど使わない撮影です。(題材もアルジェリア戦争を扱っていることもあり、『小さな兵隊』(1960、ゴダール)を想起させますし、トランティニャンが右翼青年を演じていることから『暗殺の森』(1970、ベルトルッチ)も想起させます。)ここから、ロミーのフランス映画が始まったのです。なお、日本では未公開です。#エレガンス#クラシック映画#映画女優#女優志願#女優志望#最も偉大な女優#映画好きな人と繋がりたい#洋画好きな人と繋がりたい#女優好きな人と繋がりたい#女優さん好きな人と繋がりたい#女優好きさんと繋がりたい#フランス映画#ドイツ女優#ロミーシュナイダー#cinemaclassic#classicmovies#vintagemovie#actress#elegance#élégance#actrice#romyschneider

    ヌーヴェル・ヴァーグの女優 --- ロミー・シュナイダー『島での戦い』
  19. 長崎県大村市大坂歯科医院院長の大坂です😊朝ごパンのフルーツはバナナ、リンゴに蜂蜜水をかけて🍌🍎🍯💦プレートはトマト、レタス、茹でたハム、半分こしたミルクフランスパン🍅🥬🥓🥖ヨーグルトのトッピングは数種のレーズン、クランベリー、ひまわりの種、胡桃、デーツ、プルーンに蜂蜜をかけて🍯紅茶はアールグレイのミルクティー☕️5月8日の午後は長崎へドライブ🚗💨💨💨ユナイテッドシネマ長崎で「ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」を鑑賞致しました🤗写真は全て公式サイトから拝借致しました😉記念にシルバーの袋を戴きました😉中身は烏野高校バレーボール部員のブロマイドでした😊映画のお供は温かいミルクティー☕️随分前から上映されておりましたが、観たい作品が次々に封切りになってしまい、鑑賞対象の優先順位と上映時間の都合で、ドンドン後回しになってしまっておりました😮‍💨春高バレーで3回戦に進出した烏野高校の対戦相手は、かつては烏野とライバル関係にあり、一時は交流が減ったものの、日向たちが入部してからは再び合宿や練習試合で共に汗を流す良き仲間になっております😄両校の試合は校名の「烏野」「音駒」から「カラス」と「ネコ」の名前から「ゴミ捨て場の決戦」と呼ばれます😅プレースタイルも真逆で、超攻撃型の烏野に対し、音駒は「つなぎ」をモットーにする守りのチーム🤗現メンバーでの公式戦初対決に臨む事になった彼らは、全国大会の舞台で熱戦を繰り広げることに!🏐先日鑑賞した「ブルーロック」や一昨年大ヒットした「スラムダンク」と同じく、サッカー、バスケットボール、バレーボールと競技は異なっても、競技に傾ける彼らの情熱は同じで、熱い思いが伝わってまいりました🤩是非劇場の大画面で両校の激戦をご覧くださいませ🙇🏻😎

    たくさん共感されています

    No.41ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦
  20. 5月16日は「旅の日」だそうです。旅を愛する作家や芸術家などによって結成された「日本旅のペンクラブ」が、俳人松尾芭蕉が「奥のほそ道」の旅へ、この日に江戸を立ったことから、1988年に制定したそうです★★映画なんでもベストて~ん★★そこで今日は旅にちなんで「列車が印象的な映画」にスポットライトを当ててみました。ひとりのんびりの列車旅、車窓の景色を楽しみながらの家族旅行、豪華鉄道旅行など様々な列車が思いつきます。よくよく考えてみると案外たくさんの映画がありますね。ベストテンとは謳ってますが10作にこだわらず順位づけもせず思いつくまま並べてみました列車が印象的な映画「北国の帝王」/1973年「何がジェーンに起こったか?」などのロバート・アルドリッチ監督作品。1930年代の不況下のアメリカを舞台に、大陸横断鉄道にまつわる失業者の無賃乗車とそれを阻止する車掌との対決を描いた作品!何と言っても列車タダ乗り王のリー・マーヴィンと鬼の車掌アーネスト・ボーグナインの超絶バトルが見もので、目ん玉をひん剥いたアーネスト・ボーグナインの形相がすごかったです「大陸横断超特急」/1976年「ある愛の詩」のアーサー・ヒラー監督作品。ジーン・ワイルダー主演の巻き込まれ型サスペンス・コメディ!パニック、サスペンス、コメディのてんこ盛り映画で、ラストに駅の構内に列車が暴走突入するするシーンはなかなか迫力があります「カサンドラ・クロス」/1976年過激派ゲリラが、研究中の伝染性病原菌を浴びたまま逃亡し、大陸横断列車に乗り込んだことで起こる恐怖を描くパニック映画。ソフィア・ローレン、リチャードハリス、バート・ランカスターなど出演で、古さは否めませんがオールスター・キャストによるパニック・アクションで70年代映画を語る上で外せない1本です!『カサンドラ・クロス/1976年(イタリア・イギリス・西ドイツ合作)』今日は大好きな70年代の映画の紹介!この映画は、80年頃名画座で初めて観ました。併映がたしか「カプリコン1」と記憶していますが素直に面白かったですねえ~◆…ameblo.jp「ダージリン急行」/2007年父の死をきっかけに心が離れてしまった3兄弟が、インドの秘境を旅するうちに絆を取り戻すウェス・アンダーソン監督の秀作!地味ながらオーソン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、そして出演場面は少ないですがナタリー・ポートマンやビル・マーレイなども出ていて意外に豪華キャストです。一見の価値はあります!「オリエント急行殺人事件」/1974年アガサ・クリスティの長編推理小説を、シドニー・ルメット監督が映画化したオールスターキャストのサスペンス巨編。ポアロを演じるアルバート・フィニーをはじめ、リチャード・ウィドマーク、アンソニー・パーキンス、ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、ジャクリーン・ビセットなどの超豪華な俳優陣を見るだけでも価値はあります。数多く作られたアガサ・クリスティ原作映画の中では断トツに面白かったですね。2017年にケネス・ブラナー監督・主演でリメイクされています「15時17分、パリ行き」/2018年クリント・イーストウッド監督作品。高速鉄道タリス内で発生した銃乱射事件に立ち向かった3人の若者の姿を描く。主役の3人は、実際に事件に巻き込まれた3人を本人役で起用されて話題になりました「007ロシアより愛をこめて」/1963年テレンス・ヤング監督による007シリーズの第2作目。公開時は「007危機一発」で72年リバイバル時に「007ロシアより愛をこめて」に変更されました。ショーン・コネリーイコール、ジャームズ・ボンドを決定づけた作品で、劇中にオリエント急行の車内シーンがあります。ここでシリーズ屈指の悪役と言われるロバート・ショウが殺し屋役で出てきます。以前「ワンダが選ぶ映画音楽ベスト30」でも紹介しましたが、音楽も素晴らしかったですね『思い出の映画音楽/「007ロシアより愛をこめて」』「太陽がいっぱい」「ロミオとジュリエット」「ムーン・リヴァー」「エデンの東」などたくさん大好きな映画音楽の中から、今日は007シリーズからお気に入りの一曲!…ameblo.jp「アンストッパブル」/2010年デンゼル・ワシントンとクリス・パイン主演で暴走する貨物列車を止めようとする鉄道マンを描いたサスペンス・アクション。暴走する貨物列車の恐ろしさの演出が見事で、ずっとハラハラの連続でした。トニー・スコットの最後の監督作品でした「暴走特急」/1995年スティーヴン・セガール主演のアクション映画。一連の沈黙シリーズで92年の「沈黙の戦艦」の続編ともいうべき映画です。テロリストにハイジャックされた列車を無敵のスティーヴン・セガールが奪還するという物語で理屈抜きに楽しめます「旅情」/1955年デヴィット・リーン監督、キャサリン・ヘプバーン主演のラブロマンス映画。水の都ヴェネツィアを舞台に、旅行で訪れた女性と地元イタリア男性の短い恋を描いた物語。何といってもラストの列車の別れのシーンが有名ですね。主題歌の「ヴェニスの夏の日」は映画音楽の中でも屈指の名曲ではないでしょうか『思い出の映画音楽/「旅情」』あなたの「思い出の映画音楽」って何でしょう?多分一曲や二曲ではないはずです。当然人それぞれで育った時代も違いますし、シチュエーションやその時の心情で浮かぶ…ameblo.jp「リスボン特急」/1972年アラン・ドロン好きとしてはやはりこの映画は外せません。アラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーヴ、リチャード・クレンナなど出演。監督ジャン・ピエール・メルヴィルのフィルム・ノワール。列車場面は若干古さを感じますがメルヴィルブルーは素晴らしいです!以前アランドロン特集の中で紹介しています『リスボン特急/1972年(フランス・イタリア)』★★アラン・ドロン特集★★過去のアラン・ドロン主演映画のレビューは次の通り「冒険者たち」「太陽がいっぱい」「仁義」「アラン・ドロンのゾロ」「地下室のメロ…ameblo.jp「大列車作戦」/1964年バート・ランカスター、ジャンヌ・モローらが出演で、第二次世界大戦時にナチスと鉄道員たちとが美術品をめぐる攻防を描いた傑作!「ミッション:8ミニッツ」/2011年「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督作品。爆発テロ事件が起きた8分間に何度もタイムスリップして真相を追う新感覚のサスペンス・アクション。主演はジェイク・ジレンホール「バルカン超特急」/1938年列車内で貴婦人が忽然と消え、事件に巻きこまれるヒロインを描いたヒッチコックのサスペンス作品。主人公以外に「そんな人間はいなかった」というプロットはオットー・プレミンジャー監督の「バニー・レイクは行方不明」やジョディ・フォスターの「フライトプラン」などでも使われています「昼下りの情事」/1957年ビリー・ワイルダー監督によるオードリー・ヘプバーンとゲーリー・クーパーのロマンティック・コメディ。オードリー・ヘプバーンの出演作の中では一番好きな作品です。列車はラストシーンのリヨン駅で出てくるだけですが、ヘプバーンが見送るシーンは、主題歌「魅惑のワルツ」とともに忘れられません。この曲は「ワンダが選ぶ映画音楽ベスト30」の中でも強く推した曲です『オードリー・ヘプバーン特集①/昼下りの情事(1957年)』どもです!暖冬といわれつつも、先週あたりから急に寒くなってきました!みなさんはいかがお過ごしでしょうか?今回から「オードリー・ヘプバーン特集」いろいろな方…ameblo.jp「カナディアン・エクスプレス」/1990年監督は「カプリコン・1」のピーター・ハイアムズ。疾走する列車を舞台にしたジーン・ハックマンとアン・アーチャー主演のサスペンス・アクション!「サブウェイ・パニック」/1974年ウォルター・マッソーとロバート・ショウのW主演。ニューヨークの地下鉄を武装グループがハイジャックし、乗客を人質に身代金を要求するという当時としては斬新なアイデアの犯罪アクション映画の傑作。2009年にトニー・スコット監督により「サブウェイ123激突」でリメイクされています『サブウェイ・パニック/1974年(アメリカ)』久しぶりに大好きな70年代の映画の紹介!ああ、しょうかいmmmこの映画は、70年代の終わりに行きつけの京成青砥駅にあった「京成名画座」で観ております~~…ameblo.jpまだまだたくさんありますが、今回はとりあえずここまで!引き続き日本映画からも少し_「皇帝のいない八月」/1978年小林久三氏原作を山本薩夫監督作品!自衛隊のクーデター計画を背景にブルートレイン「さくら」の車内を描く社会派ドラマ。渡瀬恒彦、吉永小百合、三国廉太郎などの豪華メンバーが顔を揃えます『ちょっといいセリフ!/「皇帝のいない八月」』映画には、ハンフリー・ボガートとイングリット・バーグマンの「カサブランカ」のような永遠に語り継がれる名セリフ満載の名作も数多くありますが、目立たないですが妙…ameblo.jp「交渉人真下正義」/2005年本広克行監督による「踊る大走査線」のスピンオフ作品。大混雑している東京の地下鉄で、最新鋭試験車両が何者かに乗っ取られて地下鉄網を暴走する。緊迫感の中、ネゴシエーターの真下正義と犯人とのやりとりの中で「ジャガーノート」「オデッサ・ファイル」「愛と哀しみのボレロ」などの映画が出てきます。一連のスピンオフの中では一番面白い!「天国と地獄」/1963年圧倒的な緊張感があふれる黒澤明監督作品。日本映画史に残る列車を使っての身代金奪取のトリックは圧巻で、実際にこれを模倣した誘拐事件が発生したと言われています。誘拐を扱った映画の原点にして頂点!日本のサスペンス映画の中では「飢餓海峡」「砂の器」と並び最高峰といっても良いのではないでしょうか。いつか必ずレビューします!「新幹線大爆破」/1975年東京・博多間を走る新幹線に仕掛けられた爆弾をめぐって、犯人と捜査当局の対決を描いたパニック・サスペンス。高倉健、千葉真一らオールスターキャストで、時速80キロを下回ると爆発するというアイデアは、キアヌ・リーブスの「スピード」の元ネタとも言われています『新幹線大爆破/1975年(日本)』大好きな70年代映画から!この映画を初めて観たのは、公開からしばらくたった70年代の終わりに名画座で観ています。日本パニック映画史上最高傑作との謳い文句でし…ameblo.jp「約三十の嘘」/2004年椎名桔平、妻夫木聡らの豪華メンバーに加え、ほぼ全編にわたり長距離列車トワイライトエクスプレスの車内を舞台とした異色犯罪コメディ!「遥かなる山の呼び声」/1980年山田洋次監督による、北海道中標津の牧場を舞台にしたヒューマンドラマ。美しくも厳しい北海道の四季を描きつつ、高倉健さん、倍賞千恵子さんのほのぼのとした空気感がいい。ほとんどが牧場シーンですが列車は2回出てきます。1度目は兄を見送るシーン、2度目はラストで網走へ向かう車内です。ともに印象的なシーンでした『”今だから観たい”「遥かなる山の呼び声」/1980年(日本)』この映画は、生涯忘れられない映画の中の一本です!この映画は、80年の夏に札幌で観ております。ちょうど友人と二人で二度目の北海道一周旅行で札幌に何泊かした時…ameblo.jp「列車が印象的な映画」いかがだったでしょうか?洋画17本、邦画6本の計23本を簡単に紹介しましたが「列車」がかかわるだけで、より緊迫感が増しドラマティックになりますね。ちなみに、第43回の「シネマDEクイズ」で「列車が印象的な映画は?」をやりましたが、投票NO1は圧倒的に「オリエント急行殺人事件」でした「列車が印象的な映画」みなさんはどんな映画を思い出しますか?

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    映画なんでもベストて~ん/「列車が印象的な映画」