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  1. 今回唯一良かったのは三姉妹が人生ゲームをするシーン。人生ゲームって大人がやるといろいろ深い意味が出て面白いな…と。TBS 金曜22時「9ボーダー」第3話主演…川口春奈脚本…金子ありさ演出…坂上卓哉このドラマ、私めは誰に感情移入してよいものやら…フワフワした状態で見ているので、なかなか心を揺さぶられるというのがありません。浮気している夫(山中聡)との離婚を拒んできた六月(木南晴夏)が、浮気相手(さとうほなみ)が離婚を迫りに来たり、2人が仲良さげに働いてるのを見たりして、離婚を決意しようとも、キャリアを重ねてきても正当な評価を得られずにきた七苗(川口春奈)が、指導してきた後輩(箭内夢菜)が手柄を立てチヤホヤされるのを機に会社をやめることにしても、どうも心に迫るものがないんです。ま~いいんじゃない…くらいの軽い気持ちで見てしまいます。記憶喪失のコウタロウ(松下洸平)は、記憶を取り戻そうとすること、自分が何者かを探ることに必死さがなく、フワフワしているのも不思議だし…。相変わらずキュンさせるための存在であることが優先のようですし…「くるり」は見ているけど記事は書いてないのに、なぜこちらは書いてるのかと思えてきました。次回あたりが限界です。今回の評価は…6

  2. 「クレイジー・リッチ!」(2018)以来の「2億ドルの大台突破」を記録したハリウッド発王道ラブコメディ。破局したカップルの男女が、オーストラリアのリゾートを舞台に、それぞれの新たな人生のためにラブゲームを仕掛ける。弁護士を目指してロースクールに通うビー(シドニー・スウィーニー)は、街角のカフェで出会った金融マンのベン(グレン・パウエル)と最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いによって燃え上がったはずの恋心が一気に凍りついてしまう。数年後、そんな2人はオーストラリアで同じ結婚式に出席することになり、最悪な再会を果たす。真夏のリゾートウェディングに皆が心躍らせるなか、周囲も気を遣うほどの険悪ムードな2人だったが、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、お互いの望みを叶えるために恋人のフリをするというフェイク・カップル契約を結ぶ。監督・脚本・製作は、「ANNIE アニー」「ピーターラビット」シリーズなどラブコメに定評のあるベテラン、ウィル・グラック。出演は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などのシドニー・スウィーニー、「トップガン マーヴェリック」などのグレン・パウエル、「ジェクシー! スマホを変えただけなのに」などのアレクサンドラ・シップ、ゲータ、ハドリー・ロビンソンなど。脚本・原案は、イラナ・ウォルパート。音楽は、エスティ・ハイム、クリス・ストレイシー。原題「ANYONE BUT YOU」映倫区分G2023年作品アメリカ=オーストラリア合作映画配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント製作会社はColumbia Pictures=Roth/Kirschenbaum Films=Sky Global=Fifty-Fifty Films=Olive Bridge Entertainment上映時間103分まあ、普通に面白いです。いや、結構面白いです。シェイクスピアを現代風アレンジ。私、アメリカのこの手のロマンチックコメディ、嫌いではないんですよね。上映時間も103分とちょうどいい感じでサクッと観れます。2000年代にはけっこうこういったラブコメありましたが、最近はあんまり観ないような。。。2018年の「クレイジー・リッチ!」は鑑賞済みですが、こちらもそこそこ面白かったんですよね。あまり期待せずに観ると、結構楽しめます。まあ、なにも考えずに、爆笑とまではいきませんがクスリと笑えて気軽に観れます。かなりラブコメ要素満載のゴリゴリラブコメ。ベタベタな王道なものなバカ映画(褒めてます)。しかし、ブレていません。それがいい。振り切っています。その分、ドラマ的な重みはないですけどね。それぞれのエピソードなんか、めちゃめちゃ薄っぺらい。しかし、この映画はそれでいいんです。この手の映画って、まあ、たしかに劇場で観るまでもないという感じではありますが。。。何も考えずに、暇つぶしで飛行機とかで観て、拾い物!ってなるのがいいですかね。この軽さ加減がいいですね。物語も特に変化球はなし。こちらも王道。設定など、ツッコミどころもありますが、そこを突いてはいけない。なんせ、それぞれのキャラがみんな魅力的。シドニー・スウィーニーが綺麗過ぎるし、可愛過ぎる。エンタメに徹した王道な作りを存分に楽しめます。■興行収入予想現段階では上映館数92館と少ない。5月10日(金)からの公開。同日の公開作品は、「猿の惑星/キングダム」、「鬼平犯科帳 血闘」、「不死身ラヴァーズ」、「トラペジウム」、「胸騒ぎ」、「またヴィンセントは襲われる」、「トランスフュージョン」、「フューチャー・ウォーズ」など。興行収入は、全世界で約2億ドルを超えています。2018年の「クレイジー・リッチ!」は、製作費3,000万ドルで、全世界で約2億3,850万ドル、日本で約1億1,000万円。さて、今作はどうか。アメリカのこの手のロマンチックコメディ、好きな人は多いと思うんですが、劇場であまりヒットはしない。たぶん、今作もそうなると思いますが。。。どうでしょうか。初登場圏外スタートと予想。最終興行収入は4,000万円と予想。星3つ半(5点満点)★★★☆「恋するプリテンダー」公式サイト映画『恋するプリテンダー』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ映画『恋するプリテンダー』5月10日(金)全国の映画館で公開!令和のラブコメ映画史上NO.1大ヒット!!恋プリ旋風日本上陸www.koipuri-movie.jp「恋するプリテンダー」のパンフレットです!【映画パンフレット】恋するプリテンダー 監督 ウィル・グラック出演 シドニー・スウィーニー、グレン・パウエルAmazon(アマゾン)「恋するプリテンダー」のDVDです!英語版です!Sponsored Ad - Anyone But You - DVD + DigitalAmazon(アマゾン)「クレイジー・リッチ!」のBlu-rayです!クレイジー・リッチ! [Blu-ray]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 「クレイジー・リッチ!」のパンフレットです!クレイジーリッチ パンフレット コンスタンス ウー ヘンリー ゴールディング ミシェル ヨー ケン チョン ソノヤ クリス パンAmazon(アマゾン)ウィル・グラック監督作「ANNIE アニー」のBlu-rayです!ANNIE/アニー [Blu-ray]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} ウィル・グラック監督作「ANNIE アニー」のパンフレットです!【映画パンフレット】 ANNIE アニーAmazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} ウィル・グラック監督作「ピーターラビット」の 4K ULTRA HD & Blu-rayセットです!ピーターラビット™ 4K ULTRA HD & ブルーレイセット (初回生産限定) [4K ULTRA HD + Blu-ray]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} ウィル・グラック監督作「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」のプレミアムBOX Blu-rayです!ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 プレミアムBOX (完全数量限定) [Blu-ray]Amazon(アマゾン) Amazon(アマゾン)で詳細を見る 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} TVでも話題になっている「お花定期便bloomee」をご存知ですか?お手軽にお花のある暮らしを提供するサービスなんです。毎週違うアレンジのお花が自宅に届くんです。お花の選別はおまかせなので、どんなお花が届くか、凄く楽しみになるんですよね。自宅にいつも新鮮で綺麗なお花がある生活を体験できるんですよ。実は私もやってるんです。おっさんですが、自分の部屋のパソコンの前に花を生けてます。見ていると穏やかな気持ちなれて、毎回届くのが楽しみになっています。コロナ禍の今、映画館に行く機会も前と比べて気を使ったりして減ってますよね。そこで自宅で映画鑑賞なおうち時間もいいですよ。好きな映画を観ながら、その横には新鮮なお花。きっと癒される暮らしになりますよ!↓詳しくはこちら↓

    「恋するプリテンダー」の映画レビューと興行収入予想
  3. 十二人の怒れる男 [Blu-ray]Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}十二人の怒れる男 (日本語字幕版)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}12 ANGRY MEN1957年アメリカ映画 白黒95分UA監督 シドニー・ルメット出演 ヘンリー・フォンダ リー・J・コッブ エド・ベグリー マーティン・バルサム E.G.マーシャル ジャック・クラグマン ロバート・ウェバー ジャック・ウォーデン ジョン・フィードラー ジョージ・ヴォスコヴェック エドワード・ビンズ ジョセフ・スウィーニー18歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の討論が始まった。少年が第一級殺人事件で有罪と判断されると電気椅子に送られる。12人の陪審員を取りまとめる陪審員1番(マーティン・バルサム)が、まずは、少年は有罪か無罪か投票を提議する。票は有罪、有罪、有罪と圧倒的に有罪票が投票されるが、たった一票だけ無罪票があった。11-1。票は12票が有罪か無罪のどちらかに決まらないと、討論が続行されることになる。無罪票を入れたのは、陪審員8番(ヘンリー・フォンダ)だった。彼は、証拠が少ないことから、とりあえず有罪と即決せずに話をしたいと申し入れる。案の定、他の陪審員から抗議の声が上がる。みんな、こんな面倒なことは終わらせて家に帰りたいのだ。中には、ヤンキース戦のナイターに行きたい、とはっきり言う陪審員7番(ジャック・ウォーデン)もいる。しかし、陪審員8番の説得に応じて、彼らは話を聞くことにする……。昔見て、凄い!と思った映画。今でも、この映画を凌ぐ裁判映画はないと思っています。元々は高い評価を受けたTV作品で、その脚本・演出コンビによる映画版ですが、そのいかにもTV向きの密室劇を上手くスクリーンに転化させたシドニー・ルメットの手腕はさすが名匠と言われるにふさわしいものです。とにかく、ヘンリー・フォンダが格好良い!白いスーツを着て、立ち姿は彼の長身もあいまってスラリとしています。ひとりだけ無罪票を投じた彼でしたが、彼とて絶対の確信があったわけではないと思います。ただ、こんなに乏しい証拠の中でひとりの少年の命を失わせてしまってもいいのか。彼はそう考えたのだと思います。ヘンリー・フォンダが、アメリカの良心の象徴と言われるのも、こういう役がとても似合うからでしょうね。さて、他の11人の陪審員。さっさと終わって、家に帰りたいと思っています。有罪が12票ですぐ帰れるものと思っていたのに、無罪票が投じられて、怒る者たち続出。結局のところ、彼らには、少年の生死なんて他人事で、自分のことが大事なのです。しかし、裁判員8番は、他の陪審員ひとりひとりに、疑わしきは無罪であると説いて回るのです。ヘンリー・フォンダが、少年の持っていたナイフと同じものを机に突き刺した時のショック。ジョークばかり言っていた陪審員が段々真面目になっていく様子。その後、何度も有罪か無罪かの投票をしますが、無罪票が一票、また一票と増えていきます。それでも、どの世界にも頑なな人はいるものです。この映画の中では、陪審員4番(E.G.マーシャル)と陪審員3番(リー・J・コッブ)が特に強硬です。4番は、意見は食い違っても静かに話が出来る人ですが、3番は、怒りにまかせてけんか腰になっていきます。この映画は、95分という短さですが、これが丁度良いのです。もしこれより長く話しあっていたら、また嫌になって来る人が出てくるでしょう。そして、この時間で、12人の陪審員をひとりひとり丁寧に描いています。これも、シドニー・ルメットの見事な手腕。彼らは、出生も住所も仕事もみんなバラバラで、ただこの裁判のために集められた集団です。共通するところはひとつもない。そんな人々にひとりひとり疑問をぶつけていく、ヘンリー・フォンダの知性のきらめき。そして、偏見のなさ。リメイクも作られましたが、やはりこの作品が最高です。ラストシーンは、とても爽やかです。生きている間に絶対に、それも何度も見ておきたい作品です。トレイラーです。

  4. 台湾料理店へ
  5. こんばんは(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”今日は【ブラッシュアップライフ】を紹介させて下さい🙇‍♀️【ブラッシュアップライフ】は2023年冬クールに日本テレビ系「日曜ドラマ」枠にて放送されたテレビドラマです。主演は民放プライムタイムの連続ドラマ初主演となる安藤サクラさん✨バカリズムさんが脚本を担当する、不思議な日常を描くタイムリープ系ヒューマンコメディです。🟤恒例いつもの予告編です。新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」松坂桃李・黒木華・田中直樹ら豪華キャスト映像解禁!!主演・安藤サクラ×脚本・バカリズム 1月8日スタート【日テレドラマ公式】日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」第2弾PR解禁!1/8(日)PM10:30スタート!出演:安藤サクラ×脚本:バカリズム豪華キャストの撮りたてホヤホヤの映像をお届け!これは、平凡な人生をもう1度やり直す平凡な女性のお話。地元の市役所で働く実家住まいの独身女性、近藤麻美33歳。彼女はある日突然、人生をゼロからやり...youtu.be🟤ドラマキャストは多いので今回は相関図でお許しを🙇🏻‍♀️💦🟤【ブラッシュアップライフ】全10話のあらすじです🗒ᝰ✍️【第1話】市役所に勤める実家暮らしの独身女性・麻美(安藤サクラ)は単調な毎日を過ごしていた。ある日、幼なじみと食事に行った麻美は帰り道に事故に遭遇。事故を機に麻美は赤ちゃんから自分の人生をやり直すことになる。【第2話】来世も人間として生まれ変わる為、人生をゼロからやり直して徳を積もうとする麻美(安藤サクラ)は2周目の小学生時代を謳歌する。親友の夏希(夏帆)や美穂(木南晴夏)とも仲良くなり楽しい6年間を過ごす。そのまま順調に時は進み大学は憧れていた薬学部に進学。そして2度目の成人式を迎える。【第3話】2周目の人生を送る麻美(安藤サクラ)は26歳になり近所の調剤薬局に勤務する。そんな中、祖父の体調が良くない事を知った麻美は薬剤師の知識を生かして薬の飲み合わせを指摘。2周目で最大の徳を積む事に成功する。順調に人生を過ごす麻美は33歳になり1周目で死んだ"あの日"がやって来る。【第4話】麻美(安藤サクラ)は2周目の人生も33歳で死んでしまった。今度こそはと始めた3周目の人生では大学は1周目と同じ文学部に進学。元彼・田邊(松坂桃李)と再会しもう一度付き合うことに。卒業後、多くの人を楽しませて大量の徳を積もうと考えた麻美は日本テレビに入社してドラマプロデューサーになる。【第5話】人生3周目の麻美(安藤サクラ)は日本テレビに入社して5年、ドラマの制作をして忙しくも楽しく過ごしていた。地道に頑張っているとついにプロデューサーデビューのチャンスが。麻美は同じ人生をやり直す女性の物語「ブラッシュアップライフ」を企画するが脚本家や監督から内容が地味だと言われてしまう。【第6話】麻美(安藤サクラ)はプロデューサーデビュー作「ブラッシュアップライフ」の制作に追われる日々を過ごす。主演は臼田あさ美。自分の人生を題材にしたドラマだが紆余曲折あり内容は全くの別物になっていた。そんな中フリーで音楽活動をしているという福ちゃん(染谷将太)が麻美の元を訪ねて来る。【第7話】麻美(安藤サクラ)は人生4周目に突入。夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)とは小学生の時に仲良くなり損ねたせいで中学生になっても距離が縮まらない。寂しさを振り払うように勉強に打ち込んでいると成績は学年一位に。優等生として中学を卒業した麻美は県内トップの高校を出て国立大の医学部に入学する。【第8話】「あーちん…何周目?」人生4周目の麻美(安藤サクラ)は真里(水川あさみ)にやり直しの人生を見抜かれた。同じように人生をやり直し続けている真里はずっと前から麻美のやり直しに感づいていて何度も鎌をかけていたという。真里は麻美も知らない“もう一つの人生”を語りだし衝撃の事実が明らかになる。【第9話】麻美(安藤サクラ)、夏希(夏帆)、美穂(木南晴夏)の仲良し3人組は真里(水川あさみ)の1周目では小学生の頃から真里を入れての仲良し4人組だった事が明らかとなった。そして麻美はようやく手にした希望の来世を投げ打って大好きな夏希と美穂の乗る飛行機事故を阻止する為に人生5周目を始める。【最終回】麻美(安藤サクラ)は夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)が乗った飛行機の事故を防ぐために5周目の人生全てを費やして真里(水川あさみ)と共にパイロットになった。しかし目的の便の機長が先輩の中村(神保悟志)に決定。どうにかして中村のフライトをキャンセルさせるべく麻美はある作戦の実行を決断する。🟤【ブラッシュアップライフ】ラスト予告編です。日ドラ「ブラッシュアップライフ」最終回予告 運命のフライト!幼馴染を救う最終手段…!麻美の人生の終着点は?主演・安藤サクラ、脚本・バカリズム 3月12日(日)夜10:30【日テレドラマ公式】日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」出演:安藤サクラ×脚本:バカリズムの地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー!最終話は 3月12日(日)よる10:30〜【あらすじ】麻美(安藤サクラ)は、幼馴染の夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)が乗った飛行機を事故から守るために、5周目の人生の全てを費やして真里(水川あさみ)と...youtu.be人生の目的を達成した麻美は翌年、地元に戻り1周目と同じ市役所に再就職。それから物語は3年が経ち麻美は40歳になり真里も地元で1周目と同じ保育士に転職し4人は月に2回ペースでご飯に行く関係になっていた。ある日のご飯後、いつものように小・中学校の同級生の福ちゃんこと福田俊介(染谷将太)の働くカラオケに行き思いつきで同級生を呼びプチ同窓会をすることに。朝まで歌い明かし4人で地元の道を他愛も無い話をしながら歩いた。そしてラストシーンは58年後。同じ老人ホームに入った4人はいつか話していた近未来の乗り物で移動しドラマの話で盛り上がる。麻美は享年98歳で5周目の人生を終え最後に麻美の妹・遥(志田未来)が4羽の鳩を見て孫と談笑するシーンで終わりました。この4羽の鳩は【第1話】冒頭カットで映されていて麻美たち仲良し4人組を連想させる良いシーンでした。無事に仲良し4人組で残りの人生を楽しく過ごしたハッピーエンドに大満足なドラマでした。これまでの会話の伏線を次々と回収したラストにバカリズムさん、お見事‼️でした。🟤【ブラッシュアップライフ】保育園不倫阻止シーンの面白さよ。保育園では玲奈ちゃんの父親(勢登健雄)と洋子先生(中田クルミ)が仲がいいと気がつく。すると麻美は洋子先生が保育園を辞めて玲奈ちゃんの父親と結婚したことを思い出す。二人の不倫を止めることが徳をつむことだと考えた麻美は二人の仲の邪魔に入る。玲奈の父親がメモを洋子に渡した。そこにはポケベルの番号が書いてある。麻美はメモをすり替えて「玲奈をよろしく」というメモを洋子に渡した。そしてどうやって父親側をあきらめさせるか考えた。そして思いついたのはポケベルのメッセージ。麻美は公衆電話から「フリン シタラ バラス」というメッセージを送りつけていた。二人は不倫に発展することはなく麻美はまたまた徳がつめたと実感できたのでした。【#ブラッシュアップライフ】“不倫に気がつく2周目の麻美” #安藤サクラ #バカリズム #shorts日本テレビ系日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」毎週日曜よる10時30分放送!主演・安藤サクラが演じる平凡な女性が、ある日突然人生をやり直すことに!バカリズムが壮大なスケールを持て余し、不思議な日常を描く、地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。【出演】安藤サクラ 夏帆 木南晴夏[松坂桃李・黒木華・三浦透子・...youtube.com🟤【ブラッシュアップライフ】で使われた特に忘れられない3曲。🟤国武万里【ポケベルが鳴らなくて】この曲をカラオケでなっちが歌ったのをきっかけにポケベルの使い方について調べる→あーちん2周目の保育園時代にポケベルでれなちゃんパパと保育園の先生との不倫を阻止。国武万里「ポケベルが鳴らなくて」MVドラマ主題歌「ポケベルが鳴らなくて」が50万枚の大ヒット!https://itunes.apple.com/jp/album/id218715554?app=itunes&ls=1秋元康プロデュースでデビューを飾った国武万理の、秋元康作詞&後藤次利作曲のヒットメーカーコンビによる楽曲だけを集めたベストアルバムが登...youtu.be🟤ORANGE RANGE【イケナイ太陽】成人式のカラオケで毎回福ちゃんが歌っている。ORANGE RANGE『イケナイ太陽』MVORANGE RANGE『イケナイ太陽』MVフルをYouTube初公開!!ORANGE RANGE『イケナイ太陽』ST/DLはこちら!https://orangerange.lnk.to/9aJswZ『イケナイ太陽』Music & Lyrics by ORANGE RANGEHoo イケナイ太陽 Na Naチョッ...youtu.be【#ブラッシュアップライフ】♪粉雪は加藤。 脚本#バカリズム #安藤サクラ #夏帆 #木南晴夏 #染谷将太 #shorts日本テレビ系日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」毎週日曜よる10時30分放送!主演・安藤サクラが演じる平凡な女性が、ある日突然人生をやり直すことに!バカリズムが壮大なスケールを持て余し、不思議な日常を描く、地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。■TVer見逃し配信:https://tver.jp/lp/se...youtube.com🟤レミオロメン【粉雪】福ちゃんが歌ったと思われていたが実は歌っていたのは加藤。レミオロメン - 粉雪2005年11月16日発売 8th Single「粉雪」1. 粉雪 *フジテレビ系ドラマ「1リットルの涙」挿入歌2. No Border 3. 3/9 with Quartet★レミオロメンHP http://www.remioromen.jp/youtu.be🟤あーちん、まりりんが北熊谷に帰った時にラストライブで歌ってたのはコブクロの【ここにしか咲かない花】でした。【ブラッシュアップライフ】内で流れた曲をホントなら全部紹介したかったんだけど文字数オーバーで泣く泣く3曲に絞りました( ; ; )日本テレビ日曜日のドラマ、最近質の良いものが増えて来てドラマ好きには嬉しいです。安藤サクラさん、大好きになってしまいました♥️今日はかなり書き直しした為に凄く時間がかかって疲れた〜(笑)次回は洋画を予定してます少し早いけどおやすみなさい。いつもありがとうございます

    たくさん共感されています

    【ブラッシュアップライフ】安藤サクラ×夏帆×木南晴夏
  6. 第1回 海の世界感想前回に続き、今回は陸の世界。ヌマワニが水草に隠れる様は、実に見事。あれでは気付けない。ヒョウの9mダイビングも大したもの。目測を誤ってシカの位置からズレて落ちたら骨折もの。まさに命懸けダ。ベニジュケイは、まるでウルトラマンに出て来る〇〇星人みたいで、迫力がある。ただ、本当にメスを惹き付けているのか?トキの渡りのために、モーターパラグライダーでアルプス超えとは全く頭が下がる。エンジントラブルでも起こしたら、命に関わる。しかし刷り込みの実に偉大なことよ。内容語り 堤真一、森田美由紀乾期の最中のスリランカ。唯一の水場に現れたヌマワニ。全長1.5m。狙うのはジカの仲間。1頭捕えれば乾期を乗り越えられる。隠れるのに一工夫。足、尾を動かして水草の下へ潜る。水場に来たシカを仕留める。独特の狩りの技。乾いた地に雨が降ると景色は一変する。躍動の季節。アフリカのサバンナ。食う者と食われる者の攻防。信じられない狩り。木の上で休むヒョウ。インパラが近づいて来る。地面の花を食べるため。ヒョウが近づくが、気配を察知され失敗。更に高い場所(9m)に上がって待つ(怪我しかねない)飛び降りたヒョウ。仕留める事が出来た。食う方も命がけ。アマゾン。世界最大の熱帯雨林。奇妙な生き物が暮らしている。ツメゼミ。アマゾンに数百種居る。体を震わせて音を出し、情報伝達を行っている。おしゃべり。恋の歌も唄う。鳥たちの奇想天外なアピール術。四川省。ベニジュケイの若鳥。恋の季節に、オスは歩き回ってパートナーを探す。メスが現れる。アピールチャンスだが、緊張からか何も出来ずメスは素通り。一方キンケイノオスは相手に全身を見せつけ自信満々。うまく行きメスと立ち去る。再チャレンジのベニジュケイ。リズムを取って音を出す。そして胸元の飾りを開く。この求愛は今回初めて記録された。ユーラシアステップのサイガ。牛の仲間。巨大な鼻が特徴。恋の季節に役に立つ。激しく振ってアピールする。一夫多妻制だが、気に入られないとダメ。頭に枝を被ったり。厄介な相手が来る。若いオスがハレムの乗っ取りを狙う。撃退。オスの7割がこの戦いで命を落とすという。群れの掟。ナミブ砂漠。日中は40℃超えの過酷さ。ここでダチョウの子育てを行う(天敵がいないため)だがヒナにとっても危険な暑さ。巣を離れるメスに代わってオスがヒナの世話をする。卵に向かって鳴いて呼び掛けるオスは、翼でヒナを日差しから守る。夜が更けると気温は0℃近くなる。肉食獣に警戒。メスが戻った。まだ孵化していない卵があるが、ヒナのために移動を決意。それから間もなくヒナが孵った。親がいなければまず生きられない。歩き始めるが力尽きてうずくまるヒナ。オスが何かを感じて戻り、鳴き声を出す。聞き覚えのある声に顔を上げるヒナ。見つけることが出来て連れて行くオス。強い絆。人間活動により、野生動物の生活域が狭くなる。特に森は年間150億本、木が失われている。木を1本倒すと数千の生き物の棲家を奪う。特にアマゾン。森林を伐採してユーカリを植林(紙を作るため)左が原生林、右がユーカリ。元々オーストラリア原産のため、ここではアマゾンの動物は生きられない。緑の砂漠・・・伐採は宅地や放牧地としても実施。気候にも影響が出ている。生態系に異変。アフリカでは数年に亘る干ばつの地域あり。抜群の適応力があるアフリカ象でさえ、満足な食料が得られず。乳を与えるため、子供を置いてエサを探しに行く母親。残される子象。だがもう限界を迎えていた。動物たちを守るため尽力する人たちがいる。アフリカのクロサイ。角を目当てに乱獲され、絶滅寸前。麻酔で眠らせ移送する作戦。1トン以上のクロサイをヘリで保護区まで運ぶ。これまで230頭以上送られ、繁殖の成果が出ている。オーストリア ウィーン。400年前に絶滅したオオアカトキ。動物園で孵した28羽のヒナを野生に戻す挑戦。それは孵ったばかりのヒナから始まる。人を親だと思い込ませる「刷り込み」のため、黄色の服を着た女性2人だけが飼育担当。絆が生まれるまでに数週間。スタッフは親鳥を真似た声を出す。3ケ月経つと次の段階。場所を郊外に移して刷り込みの仕上げ。刷り込みの目的は「渡り」 イタリアへ南下するのは親鳥の導きなしには不可能。どうやって導くのか?モーターパラグライダーを使っての先導。刷り込まれていれば追って来る。当初乱れたが落ち着いた。渡りを教えられそう。目的地はこの先1000キロ。最大の難関はアルプス山脈。3000m級の峰を超える。飼育員も危険。トラブルが起きても降りられない。まずは機体を高空に達するまで持ち上げてからトライ。そして山脈超え。1羽見失った!・・・その後発見。最も高い尾根を越えた。目的地はイタリア中部の公園。若鳥はそこで数年を過ごし、再びオーストリアに渡る。飼育員は語る。「人々に希望を与えたい。これが出来れば他の種でもきっと出来る」鳥たちの姿はまさに「希望」私たちが生き物と共に生きる。そんな未来を築く道は、あるのです。

    NHKスペシャル プラネットアースⅢ 第2回 陸の世界
  7.  私には映画を観るうえで参考にしている本がいくつかあります。そのうちの一冊が、NHKが放送している『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』シリーズの一つを書籍化した『世界サブカルチャー史 欲望の系譜 アメリカ70~90s「超大国」の憂鬱』(祥伝社)です。 この本が「ジェネレーションX(以後、X世代)」を描いた優れた映画と高く評価しているのが『リアリティ・バイツ』。今回のブログは、この映画を取り上げます。<X世代> 『欲望の系譜』によりますと、「X世代」はダグラス・クープランドの著書『ジェネレーションXー加速された文化のための物語たち』(1991)に由来し、元々は1960年代半ばから80年代初頭にかけて生まれたアメリカ人を指すそうです。 この世代はベトナム戦争の失敗やヒッピー運動の衰退の後を見ながら育ったため、改革によって社会が良くなるといった夢を見ることはなく、一方で、情報技術の発展により、音楽や映画などを浴びるように摂取しながら育った世代でもあるということです。<『リアリティ・バイツ Reality Bites』(1994)> ※ネタバレ注意 この「X世代」の4人の若者を群像劇風に描いた映画が『リアリティ・バイツ』です。 女性のリレイナ、ヴィッキー、男性のトロイ、サミーは、もともと同じ大学に通っていて、卒業後、ひょんなことから一緒に暮らすようになります。映画はリレイナ(ウィノナ・ライダー Winona Ryder 1971-)とトロイ(イーサン・ホーク Ethan Hawke 1970-)を中心に展開していきます。 リレイナは大学卒業後、テレビ局の契約社員としてトーク・ショーのアシスタント・ディレクターを務めますが、キャスターとそりが合わず、結局、クビになってしまいます。新しい就職口を探しますが、X世代は超就職氷河期にぶつかっているため、仕事探しに苦労します。 トロイはIQは極めて高いのですが恵まれない生い立ちもあって物事をシニカルに眺めがちで、せっかく入った大学も中退しバンド活動を続けています。 ヴィッキーはエイズに感染したのではないかと心配し、サミーは自分がゲイであることを両親に打ち明けられないことに悩み、4人それぞれが葛藤を抱えながら20代の前半を生きています。 リレイナとトロイは互いに惹かれ合っていますが、たまたま知り合ったテレビ局のプロデューサーとリレイナがつきあったこともあって、そうすんなりとは事が運びません。 しかし、リレイナは仲間を主人公に制作したドキュメンタリーがプロデューサーの勤めるテレビ局によって面白おかしく作り替えられたことに傷つき、トロイはトロイで病気がちだった父親が亡くなったことに傷つき、映画はそんな二人が互いの傷をいやしながら恋人としてやり直すところで終わります。 とまぁ、ざっとこんな感じですが、この映画は、たぶん全体に通底する「X世代」特有の空気感を感じてもらうのが大切だと思います。その意味では、映画の冒頭にリレイナが大学の卒業式で行ったスピーチにそれがよくあらわれていると思うので、最後にそのスピーチを紹介します。「今の若者は、たかがBMWを買うために週80時間も働いたりしません。60年代に反体制やカルチャー革命を謳った人々は今や無心に毎朝ジョギングする始末。では、現在の私たちはどう生きるべきか。受け継いだ重荷をどうするべきか。卒業生の皆さん、答えはいたって簡単です。その答えは・・・答えは・・・わかりません!!」  ちなみに「リアリティ・バイツ」は、直訳すれば「現実が噛む」と言うことになりますが、「現実は厳しい」といった意味で使われるそうです。ベン・スティラー監督(Ben Stiller 1965-)1994年のアメリカ映画Reality Bites Official Trailer #1 - Ben Stiller Movie (1994) HDSubscribe to TRAILERS: http://bit.ly/sxaw6hSubscribe to COMING SOON: http://bit.ly/H2vZUnSubscribe to CLASSIC TRAILERS: http://bit.ly/1u43jDeLike us on FACEB...youtu.be<「X世代」への思い> ということで、この映画は「X世代」と呼ばれる世代の若者を描いていますが、wikipediaによりますと、ほかに○○世代と呼ばれるのは1946年から53年ごろに生まれた「ベビーブーム世代」(日本ではこのうち1947~49年に生まれの人たちを「団塊の世代」と呼ぶ)、1980年代から1990年代に生まれた「Y世代(「ミレニアル世代」とも呼ぶ)などがあります。 私は1957年生まれですのでどの世代にも属さず、言ってみれば狭間の世代の一員になると思います。 その私から見た『リアリティ・バイツ』の感想ですが、「面白かったけど共感はできなかった」といったところです。 かつて私が働いていた放送局の部下や後輩は、まさに「X世代」がほとんどでした。「頑張るという言葉は嫌いだ」と、いかにもこの世代らしいことをはっきり言う部下もいて、映画を観ながら彼らの顔が浮かんで面白かったです。 逆に共感できなかったのは、登場人物を見ているうちに「自分探しもわからないわけではないけれど、モラトリアム期間である大学生活が終わったんだから、とりあえず覚悟を決めて今いる場所で最善を尽くせば」と思ったからでした。 と、ここまで書いてきて気がついたのは、どの世代にも属さないものの、どうも私は日本で言うところの「団塊の世代」に感覚が近いのかもしれないな、ということです。「体育の先生みたい」と言われたことも何回かありますし、BMWを買うために30年近くにわたってあくせく働くという、たぶんリレイナから見れば信じられないような人生を送ってきたことでもありますし・・・(笑)。<世代で語るのではなく> 『リアリティ・バイツ』は、確かにX世代の若者の気分といったものがよく伝わって来て、今、50歳前後のX世代の人たちの考え方のベースに何があるのかを知るうえで参考になる映画だと思います。でも、その一方でこうも思います。人を知るには、やはりその人と向き合わなければいけないと。  私の好きな村上春樹の短編小説『ハナレイ・ベイ』の中に次のような一節があります。  「おばさん、ひょっとしてダンカイでしょう?」と長身が言った。  「なに、ダンカイって?」  「団塊の世代」  「なんの世代でもない。私は私として生きているだけ。簡単にひとくくりにしないでほしいな」 生きているうちに知らず知らず自分が属している世代特有の空気感といったものの影響を受けるのは仕方のないことです。でも、十把一絡げにされるのではなく、本当はこの女性のように「私は私だ」と思って生きていくのが、格好いいし、責任のある生き方だと思います。 それは他者に対しても言えることで、ある人がどういう人であるかを知る、別の言い方をすればジェネレーションギャップを超えるには、その人が属している世代のことを理解しつつ、相手ととことん向き合っていくしかないと思います。 自分らしさを追求し、先入観を持たずに他者と向き合っていく。 「X世代」という一つの世代の若者を描いた『リアリティ・バイツ』を観て、私はあらためてそんなことを感じています。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。   

    『リアリティ・バイツ』 ~「X世代」の若者たち~
  8. 春ドラマ、気楽に楽しんで見られる恋愛ドラマが少なくて、なんだかな~と思ってるところに、至ってシンプルなテーマをあまりひねり過ぎずに見せてくれるこのドラマが始まり、こういうのが良いんだよなと思わされました。記事を書き続けるかはわかりませんが、気楽に楽しみたい人にはおすすめの作品です。テレビ朝日 日曜22時「ミス・ターゲット」第1話主演…松本まりか脚本…政池洋佑演出…植田尚悪い男ばかりをターゲットに結婚詐欺を重ねてきたヒロインのすみれ(松本まりか)は師匠的な存在の弥生(筒井真理子)に、そろそろちゃんとした恋をして結婚したら…と勧められます。偽りの恋愛には長けているすみれが打算無しの普通の恋愛はできるのか?というのがこのドラマのテーマです。松本まりかに結婚詐欺師の役をやらせるというアイデアは、なかなか知恵者がいるなと感心しました。男をたらしこむようなあざとい女子の演技をさせたら田中みな実か松本まりかかってぐらい上手いですからね。そんなすみれが出会ったのが和菓子職人の宗春(上杉柊平)。あんこオタクで仕事人間の宗春は恋愛にうといカタブツで、すみれには思うようには操れない手ごわい相手です。今年注目の上杉柊平は不器用そうなキャラが合う人なので適役です。波乱がありそうなのは、宗春の父親の竜太郎(沢村一樹)が刑事で、すみれを捕まえようと躍起になってるらしいことで、恋する息子と逮捕したい父親でどうなりますか?様子を見て記事を続けられそうなら続けます。今回の評価は…7

  9. 監督:阪元裕吾主演:水石亜飛夢、松本卓也、伊能昌幸、大坂健太、鈴木まゆ、秋乃ゆに、一ノ瀬ワタル「ファミリー☆ウォーズ」などで、バイオレンス映画の新たな名手として注目を集める阪元裕吾監督によるハードボイルドアクション。レンタカーでキャンプ場へ向かう優希ら8人の若者たち。その途中、山の中で車がパンクしてしまい、携帯電話の電波も繋がらず、助けを求めて歩き始める。トンネルを抜けてたどり着いたのは、包丁が頭に刺さった案山子がある奇妙な村・龍切村だった。馬に乗って現れた老人は車を直してくれると話し、優希たちを自宅へ招く。老人の家では3人の女性が律儀に出迎えてくれ、夕食や布団まで用意されていた。老人の半ば強引な誘いでその夜は泊まることになるが、翌朝、外の音で目を覚ました優希は、不思議なお面を被った村人たちが外を練り歩く姿を目撃する。出演は「魔進戦隊キラメイジャー」の水石亜飛夢、「エンボク」の秋乃ゆに、「宮本から君へ」の一ノ瀬ワタル。(映画.com)2021年製作/66分/PG12/日本配給:ラビットハウス劇場公開日:2021年9月24日痛快リベンジャーズ予備知識は公式の情報くらいしか入れずに鑑賞。これが大正解だった。阪元監督作品には「ベイビーわるきゅーれ」以来ハマっていて、何作かは見たけど、これはこれで面白いアプローチだった。グッと来た点①ホラーどころかリベンジもの観賞前の印象はホラーテイスト満載のスプラッター系の話かと思っていて、狂った村で次々に人が殺されていく話だと思っていた。実際、前半30分まではそういう話。冒頭の携帯電話で見せるシーンでは、若者の悪乗りが映し出され、生々しいキスシーンもあり、あーこれはこいつら殺されるわと思っていたら、案の定、浮かれまくっていた若者4人が犠牲になる。しかし。後半30分で別の物語に切り替わる。実は村に来たメンバーの中に、この村の人間を全員を皆殺しにする目的を持った奴がいるという設定が裏にあったのだ。ということで、ホラーテイストかと思っていたら一変、アホみたいな慣習を持つ村の全滅を目的とした、リベンジアクションムービーへと変わっていく。前半は村人に押されていた若者チームだったが、後半では村人を次々に殺害し、村を壊滅に追い込むこの逆転が痛快だった。②ナチュラルな会話大坂健太演じる、谷村睦夫という銃をもったメンバーのボソッというセリフがいい。普通の会話で言いそうなニュアンスのセリフなんだけど、セリフっぽくなくて、この映画に良いスパイスを与えていた。また、リベンジ組が村人に対して全く物怖じしていないのも良かった。村人がどんなに怯えさせようとも、「いけるっしょ」「余裕余裕」といった感じで、全く村人と向き合わずボコボコにし、最後は何の躊躇もなく射殺するといった具合だ。この辺りの言葉選びは脚本の阪元監督は上手いなと思った。③66分という割り切り1時間で終わるというこの割り切りが良い。余計な所は一切省いて、若者惨殺⇒村人皆殺し に絞って物語が展開され、それ以外のダラダラとした要素は一切ない。この割り切りがとても良かった。惜しい点①オビンタワラ様の扱い一ノ瀬ワタル演じるオビンタワラ様という村の神様がいるのだが、これが惜しかった。ただの腹ペコの怪力なのだが、もう少しラスボス感は欲しかった。一ノ瀬ワタルのいい人感が前に出過ぎていた。ただ、エンドロール後、伊能昌幸演じる梶原健人は便利屋となり、オビンタワラ様はそのサポート役になるというオチは好き。感想誠に痛快だった。この映画を当時25歳の監督がとったいうのがまたすごい。実際、ホラーには飽きている感があって、何度も怖がらせられてきたけど、怖がらせてくる奴らをボコボコにするという作品はなかなかなかった。結局、大人の事情で適度な着地があって、スポンサーや、レーベルの推しのタレントや歌手の曲が使われ、、、みたいなところからすると、そうした政治色は全然感じなかった。それが66分という時間を成立させ、尖った作品になったのだろう。サクッと見れるので、気持ちを発散したい人にはお勧め。最後の「劇終」のアノ感じも、タランティーノの「デス・プルーフ」みたいな終わり方で、僕としては好きな終わり方だった。黄龍の村Amazon(アマゾン)

    黄龍の村 76点(ネタバレ)
  10. Arlettyアルレッテイ(画像上段の女性) 本名 Leonie Marie Julie Bathiat レオニ・マリー・ジュリー・バティア 女優 1898年5月15日生まれ。 1945年3月9日フランス封切『天井棧敷の人々』においてギャランスことクレール役で主演した。日本では1952年2月20日に公開された。 『天井桟敷の人々』 (てんじょうさじきのひとびと) Les enfants du Paradis (レザンファン デュ パラディ)  Le Boulevard du Crime (ル ブルヴァール デュ クリム) 「第一部   犯罪大通り」 L'Homme Blanc (ロンム ブラン) 「第二部   白い男」 映画 195分 トーキー 白黒  製作国       フランス 製作言語       フランス語 製作         フレッド・ブラン 脚本         ジャック・プレヴェール 音楽         モーリス・ティリエ             ジョゼフ・コズマ 撮影         ロジェ・ユペール 美術         アレクサンドル・トローネル 出演          アルレッティ(ギャランスことクレール 無言劇の女神) ジャン=ルイ・バロー(バチスト・ドゥビュロー              無言劇のピエロ)  ピエール・ブラッスール(フレデリック・ルメートル  無言劇のアルルカン 劇中劇『アドレの宿屋』の  ロベール・マルケール 劇中劇「オセロー』のオセロー) ピエール・ルノワール(古着屋ジェリコ) マリア・カザレス(ナタリー)   ファビアン・ロリス(アヴリル)  エチエンヌ・ドゥグルー(アンセルム・ドゥビュロー) リヴェール・カデ(ブルジョアの中年男) ジャーヌ・マルカン(マダム・エルミーヌ) ジャン=ピエール・デルモン(バチスト坊や) ジャン・ラニエ(劇中劇『オセロー』のイアーゴー) アルベール・レミー(スカルピア・バリニ) マルセル・メルロー(巡査) ポール・フランクール(警視) ガストン・モドー(絹糸)  ルイ・サルー(エドゥアルド・ド・モントレー伯爵) マルセル・エラン(ピエール・フランソワ・ラスネール) 監督        マルセル・カルネ  ☆鑑賞日時 場所☆ 昭和五十九年(1984年)四月二十日・二十二日 祇園会館 平成十三年(2001年)四月二十八日 シアター1200(後の京都劇場) 平成二十二年(2010年)七月十九日 TOHOシネマズ二条 令和二年(2020年)十一月八日 京都シネマ4K修復版2K上映 ☆ 第一部 犯罪大通り 19世紀のフランスパリの犯罪大通りでは沢山の人々が歩みにぎわっている。大道芸人たちは芸を競いあって客を集める。老いた古着屋ジェリコは「古着屋でござい」と叫ぶ。 呼び込み男は、「一糸まとわぬ裸の美女。目の保養」と述べる。小屋では鏡を持った美女ギャランスが入浴するが、客の視界に入るのは、美女の肩先から顔までであった。 芝居小屋に演劇志望の若者フレデリック・ルメートルが来た。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲を演ずるという大夢を持っている。ギャランスを見てフレデリックは惹かれて声をかける。    「君は笑った。人生は美しい。君も美しい。」 ギャランスはフレデリックの誘いを断る。フレデリックは名乗り、彼女の名を聞く。「犯罪大通りに置き去りとは」と嘆くフレデリックに、ギャランスは「恋する二人にパリは狭しよ」と慰める。 ギャランスは友人の代書人のピエール・フランソワ・ラスネールを尋ねる。ラスネールは復縁を求める男性の手紙を書く。ギャランスは肩を露出する仕事は、お客が集まらないことを報告した。 ピエール・フランソワ・ラスネールはギャランスの裸を目当てにした男達に敵意を語る。 ジェリコはラスネールの下にも出入りして小遣いを貰っていた。 フュナンビル座の前では、四人の踊り子が踊り、口上役の男性が語り、ピエロの扮装の男性が樽に座って澄み切った瞳で一点を見つめていた。 口上役は彼の父親で役者のアンセルム・ドゥビュローである。アンセルムは息子を「木偶の坊」と呼んで棒で打擲し、舞台に戻ることを告げ、劇場に来ない見物人の為に、バチストと名付けた息子を残す。 ブルジョアの中年男が冷やかしの罵声を語り、「間抜け面」と侮蔑したが、ギャランスは「綺麗な目をしてるわ」と語る。その隙にラスネールはブルジョアの中年男から時計を掏り逃げる。 バチストの瞳が大きくなった。  中年男は掏られて、隣にいたギャランスを犯人だと主張し、彼女の手を掴んで巡査を呼ぶ。巡査の尋問にギャランスは無罪を主張する。巡査は目撃者がいるのかと彼女に問う。   「私だ!」 バチストはパントマイムの無言劇でギャランス・中年男・口髭の男を示し、口髭の男が中年男の懐から懐中時計を掏り取って逃げたことを明かした。 野次馬の人々は大笑いしつつ感嘆する。 バチストの芸に、ギャランス・中年男・巡査は共に瞠目した。 犯人ラスネールが逃走したことを知り、中年男はギャランスに謝罪する。無実を明かしてくれたお礼にギャランスはバチストに一輪の薔薇の花を投げる。 。 フュナンビル座では美しい娘ナタリーが恋煩いで一途な思いを胸に秘めていた。バチストを慕っていた。 ジェリコは此処へもやってきて、「儂は縁結び屋じゃ」と自称して、ナタリーの手相を見て、「素晴らしい運勢。愛しい人と結ばれる」と語る。 フレデリックはナタリーに一座に入りたいという希望を伝えた。 舞台では、アンセルムが共演者のスカルピア・バリニと喧嘩しパニックになる。 バチストとフレデリックが抜擢され、舞台は成功する。 若き役者二人は、夢を語り合う。 バチストは無言劇、フレデリックはシェイクスピア劇で、御客を感激させたいというそれぞれの夢を語る。フレデリックは下宿先が決まっておらず、バチストは自身の下宿グラン・ルレーを紹介した。 バチストは目が不自由な老人絹糸と知り合う。絹糸は一杯奢りたいと申し出て、前の主人が咽喉を斬られて血を流したということから「赤い咽喉」と名付けられた居酒屋に案内した。鑑定を頼みに来た者の依頼を聞き、絹糸は目を開いて鑑定する。目が不自由なことは嘘だった。 ジェリコは此処にも表れる。バチストに対して、「ナタリーのように無垢な娘はいないぞ」と語るが、「お前は嫌いだ!」と怒鳴られる。 店には、ラスネールがギャランス・子分のアヴリルと飲みに来て、残酷なジョークを語る。 バチストは、ギャランスとの思わぬ再会に感動する。 ギャランスはラスネールと離れて踊りたい気持ちを語る。   バチストは熱視線で、じっとギャランスを凝視する。絹糸は、前の主人の喉笛を斬って殺害したのは、ラスネール一味だと語り、そのラスネールが誘っているギャランスに近づくのは危険だから諦めるようにと忠告した。  ジェリコはギャランスの手相を見て、「綺麗な手じゃ」と讃えるが、ラスネールから「蝙蝠」と在り方を指摘され、「お前はお役人に仲間を売っているんじゃないか?」と指摘され、震えるように去る。 バチストはギャランスに踊って欲しいと頼み快諾して貰う。アヴリルがバチストをギャランスから引き離し、店の外に叩き出した。ガラスが割れたことを主人が悲しむと、ラスネールは「赤い咽喉でお楽しみだぞ」と語る。 バチストは店に帰ってきて落ちた薔薇の花を胸にさした。アヴリルが尚も腕を掴もうとすると、バチストは胸倉を蹴り倒し、ギャランスを送ることを宣言し二人はいっしょに店を出る。 ラスネールは「女のことで騒ぐな」と部下達に語り、集金人襲撃の強盗計画について話し合う。 夜の街路でバチストとギャランスは語り合った。ギャランスの父は母を捨て、母は洗濯女をしていたが、亡くなり一人になった彼女は十五歳で男達と出会ったことを語る。  バチストは「私の命はあなただ」と愛を告白した。二人はキスをした。ギャランスは「恋なんて簡単よ」と語る。 二人は下宿屋グラン・ルレーに到着した。バチストはギャランスの新しい就職先としてフュナンビル座を紹介する。  妖艶なギャランスは「私はあなたの夢見るような女じゃない。単純なの。単純な女よ。愛してくれれば、私も。好きなら好き。それだけなの。」と語る。 純情なバチストは「あなたも同じ愛し方で私を愛して欲しい」と宣言して部屋から出て行く。 隣室では、フレデリックが『オセロー』を読んでいた。オセローが愛する妻デズデモーナが不貞を働いたと思い込んで絞殺する意志を確かめるが、フレデリックはオセローの言葉を噛みしめるように読む。 ギャランスの歌声が響いた。 窓際からフレデリックは再会を喜び、「恋する二人にパリは狭しさ」と語り、彼女を誘い快諾してもらう。  物語はここから、ギャランス・バチスト・フレデリック・ナタリーの男女四人の愛の物語を壮麗に語る。 無言劇では、バチストの道化がギャランスの女神に愛を告白し、フレデリックの道化に奪われる物語が上演される。しかし、フレデリックはベッドでギャランスがバチストの名を呼んでいる言葉を聞き、彼女が一番恋している人が誰であるかを知る。 実力者のモントレー伯爵はギャランスに一目惚れして、楽屋に花束を届け、宝石と馬車のゴージャスな生活を届けると言って、金の力で口説く。 ギャランスは救出者・保護者気取りで驕るモントレーの求愛を拒絶する。モントレーは一目惚れで取り乱してしまったと述べ、希望を持たせて欲しいという意志から、「災難の時は身命を擲ってお力になります」と言って名刺を渡す。 バチストが現れ、モントレーが贈った花束に、嫉妬から怒りを露にした。 ギャランスは、モントレーの花は「お葬式みたい」と言ったことを語り、「誰が愛していないと言ったの?」と問う。  「私よ」 ナタリーが現れた。ギャランスに恋の宣戦布告を宣言した。   「よせ、ナタリー」  バチストは冷静さを取り戻して、今度はナタリーを諌める。 ラスネールはフォレスチエという変名で下宿グラン・ルレーに入居するふりをして、集金人が来た時に襲撃しようという計画を立てる。 計画の当日、ラスネールとアヴリルは、集金人に殴りかかりますが、叫ばれて逃げる。 グラン・ルレーにギャランスが帰室すると、警視・巡査たちが捜査・尋問していた。 グラン・ルレーの主人マダム・エルミーヌは警視に「あの女です」と語り、フォレスチエ(実はラスネール)とギャランスが親しかったことを告げる。フレデリックと恋仲になったことから、女主人はギャランスに対して否定的な見方をしていた。 ギャランスは、警視の尋問を聞き、ギャランスとは渾名で、本名はクレールであることを語り、洗濯女として働いた過去を語り、フォレスチエは知らないと告げ、集金人襲撃事件とは一切関わりないと無実を宣言する。 時計掏摸事件の巡査が、偶然にも、警官の部下として共に捜査をしており、フォレスチエの人相の聞き書きから、時計掏摸事件の犯人であり、「この女も側にいました。グルだったんだ」と言い出した。 巡査が態度を豹変したことにギャランスは落胆しますが、警視が顎に触れてくるので、「触らないで」と気丈に言い放つ。 無実を主張するギャランスに、警視は「荷造りしろ」と命令し、逮捕・連行しようする。  「取扱いご注意よ」 ギャランスは、一枚の名刺を取り出して、警視に渡すした。 第二部 白い男  フレデリック・ルメートルはガールフレンドの女性二人と戯れていた。一人にセクハラして去られ、もう一人と抱擁を交わした。 主演作品『アドレの宿屋』の稽古で眼帯をして、三人の作者と対立した。 芝居の幕が開き、ロベール役のフレデリックは名を問われる場面で「フレデリック・ルメートル」と答え、ロベールが射殺される設定を変えた。客席からは大受した。作者三人は激怒しフレデリックに決闘を申し込む。 フレデリックが楽屋に戻るとラスネールが簪を手にしていた。ギャランスの髪からそっと抜き取った簪だった。    「触るな。私にとって思い出の品なんだ」 ラスネールは「俺にとっても思い出の品ならどうなる?」と問いす。  二人は意気投合する。 強かによって千鳥足で決闘場に来たフレデリックは、相手の作者達の銃弾を受けて右腕を負傷したが、放った弾丸が作者を射殺した。 一命を取り留めた彼は『古着屋』を見に行く。完売でチケットは買えない。切符係が機転を利かせる。お忍で見に来る貴婦人のお客様に頼んでお座りになっているボックス席の隅をお借りしましょうと申し出る。 ベールを付けた伯爵夫人は、負傷者を休ませて頂きたいという切符係の頼みを快諾してくれた。    「ギャランス」 フレデリックは貴婦人を見てその名を呼ぶ。   「フレデリック様!」   「恋する二人にパリは狭しさ。デズデモー    ナよ。不実な女よ。ある日突然姿を消し   て再会したら、『フレデリック様』か!」   「変わってないわね」 舞台ではバチストのピエロが舞踏会会場に行き、恋する伯爵夫人を探すが警官に捕まれ放り出される。父アンセルムが演じる古着屋から礼服を買おうとしするがピエロは金がない。古着屋に服を取られる。怒ったピエロは古着屋を刺殺した。 ギャランスはバチストが殺人の芝居で見せる凄みに悲しみを覚える。フレデリックはバチストの入魂の芸に感嘆する。   「まだ彼の事を?」   「旅立ってからあの人のことを思わない日は    一日も無かったわ」 フレデリックの胸に燃える炎があった。   「嫉妬だろうか?不愉快だ」 ギャランスはすぐに治まるでしょうと見る。   「そう簡単に治まるか。これぞ天の助けだ。この    嫉妬こそ役に立つ。君らのおかげで遂にオセロ    を演じることが出来る!」 今も愛している昔の恋人ギャランスはずっとバチストを恋している。 バチストの鬼気迫る無言劇演技に圧倒された。フレデリックは胸の中に沸々と起こり燃え上がった感情がオセロ役を演じる根拠になると確信した。 フレデリックはオセロが最愛の妻を取られたと嫉妬してその妻を殺してしまう感情を、遂に確かめた。 バチストにも礼を言いたいと考え、ギャランスに伝言を聞き、「すぐに発ちますが挨拶に来てくれたら嬉しい」というメッセージを確認する。  バチストとフレデリックは再会を喜ぶ。 ナタリーは今バチストの妻になり、二人には坊やバチストがいた。 ジェリコはナタリーにギャランスが来ていることを報告する。 ボックス席に息子バチスト少年が来て、ギャランスに「ぼくたちは幸せにくらしているよ」というメッセージをママの伝言を語った。ギャランスは「いい子ね、坊や」と述べる。 フレデリックは今ギャランスは来ていて「挨拶に来てくれたら嬉しい」と望んでいるとバチストに伝えた。 『古着屋』の芝居中にバチストは演技が出来なくなり、楽屋に帰る。  伯爵夫人役のナタリーの胸に切なさがわく。 ギャランスが伯爵邸に戻るとピエール・フランソワ・ラスネールが来ていた。ラスネールはギャランスに「君が誰と暮らしているかは知っている」と述べ、「俺の天使は豪華な檻に飼われている」と見る。   「昔は良かったわ。幸福な日々。甘い生活。」   「気をつけろよ。振り返ると過去は狂犬のように噛み    つくぞ」 ギャランスの昔と変わらぬ優美さにラスネールの心は乱れる。   「せめて君が金に汚され身も心も腐り果て堕落してい    てくれたならば、俺は心乱さず社交界を憎むことも    なかっただろう!」 帰り際の階段でラスネールは帰宅したモントレー伯爵とすれ違う。二人は対立する 妻ギャランスを愛し独占したい思いから、少しでも親しくする男性は決闘で殺害するという方針を伯爵は決めている。 バチストは相談相手の中年女性マダム・エルミーヌの下宿で彼女に悩みを打ち明ける。「恋なんて簡単よ」と語ったギャランスに抱くこともなく部屋から去った自分の決断が幼いものだったと恥じ入る。 エルミーヌは食事をとるようにと語り宥めて部屋から出る。ナタリーが一階に来ていました。   『オセロ』の舞台が開幕する。 オセロ役のフレデリックは全身を黒く塗ってムーア人の肌を見せる。妻を愛するあまり不貞の疑惑を真に受けてしまい、旗手イアーゴーの役者に気持ちを語る。   「俺は悔しいのだ」 オセロの台詞を、ボックス席の伯爵夫妻の妻ギャランスを見つめながら熱く語る。 伯爵は「シェイクスピア等くだらん」と冷笑する。ボックス席に花束が届けられた。「デズデモーナよ、ありがとう。オセロより」のメッセージを読み、伯爵はオセロ役者の妻への想いを察して覚悟を決める。  舞台ではフレデリックのオセローがデズデモーナ役者の女優に「死の床だ」と絞殺を宣言する。 デズデモーナ役者がせめて半時間待っての台詞を語り、フレデリックのオセロが「もう遅い」と叫ぶ。 劇場に来ていたバチストはモントレー・ギャランス夫妻の姿を見つめる。 伯爵は「名優に挨拶したいのです」と楽屋に向かい、ギャランスは「それなら貴方とお別れします」と告げるが、伯爵は「あの男ともな」と冷厳に述べた。 ギャランスは沢山の観客の中にバチストの姿を発見した。 バチストも彼女と目を合わせた。  伯爵とフレデリックは対面した。フレデリックの前で伯爵はシェイクスピアを侮辱する。   ベランダではギャランスとバチストが抱きしめあってた。   ギャランス「もう会えないかと」   バチスト「私こそもう永久に」 劇場ロビーで伯爵は仲間達とフレデリックを囲み挑発を続けるが、そこへラスネールがやってきてフレデリックのオセロ演技を讃える。伯爵はどんなことに才能を御使いかなと問う。 ラスネールは「芝居を書いております」と述べる。 「寝取られ男の滑稽譚だ」 伯爵の顔は青ざめる。伯爵の友人貴族は「上演されまい」と冷笑した。 ラスネールは「上演されます。いや、上演中だ」と述べ、自身が書いている芝居は「殺人がありますぞ。幕が降りても死者は立ち上がらない」と宣言した。   伯爵「うるさい男だ。叩き出しましょう!」  二人の貴族がラスネールの腕を掴む。   ラスネール「俺は屈辱に甘んじる男ではないぞ!        通俗喜劇の道化役者は俺ではない!        貴様だ!見せてやる!」 ラスネールはカーテンを引く。ベランダで熱く深いキスを交わしているギャランとバチストの姿があった。 伯爵は溺愛している妻が昔の恋人バチストとキスしている光景を見てショックを受ける。 フレデリックと伯爵は決闘を確約し去って行く。 ギャランスとバチストは思い出の部屋に行く。   「恋なんて簡単よ」とギャランスはバチストに伝えた。二人は結ばれる。 ☆絶対の美☆  アルレッティは47歳であった。美しさは輝いている。   昭和五十九年(1984年)四月二十日、この映画を鑑賞して映画の生命が生きていることを実感した。 二日後の四月二十二日にもう一度見て改めて感激した。 平成十三年(2001年)四月二十八日シアター1200(現・京都劇場)における三度目の鑑賞では感涙の涙を流してしまった。男が泣く時はある。泣いたのは永遠の美を明かすフィルムに出会い、自己の汚さを恥じたからだったのか?三十三歳になっても永遠美を示す師映画への言葉や文字が探せない自己への悔しさだったのか? 平成二十二年(2010年)七月十九日TOHOシネマズ二条では午前十時の映画祭で上映された。この日は暑かった。TOHOシネマズ二条における195分一挙上映においても大感激を覚えた。  La vie belle. 2020年11月8日京都シネマにおいて、4K修復版の2K上映を鑑賞した。鮮明な映像で映像芸術美に息を呑んだ。 しかし、お客さんが少なかったことは残念だった。 1984年4月20・22日祗園会館上映はほぼ満員であった。   アルレッティは1992年7月24日に94歳で死去した。 ジャン=ルイ・バローは1910年9月8日に誕生した。1994年1月22日に83歳で死去した。 ピエール・ブラッスールは1905年12月22日誕生した。1972年8月14日66歳で死去した。 ピエール・ルノワールは1885年3月21日に誕生した。1952年3月11日に66歳で死去した。 マリア・カザレスは1922年11月21日に誕生した。74歳誕生日翌日の1996年11月22日に死去した。 ルイ・サルーは1902年4月23日に誕生した。1948年10月12日に46歳で死去した。 マルセル・エランは1897年10月8日に誕生した。1953年6月11日に55歳で死去した。 マルセル・カルネ監督は1906年8月18日に誕生した。1996年10月31日90歳で死去した。 わたくしが『天井棧敷の人々』を祇園会館において鑑賞した1984年4月20・22日は、アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー、マリア・カザレス、マルセル・カルネは健在だった。 ヴィシー政権のフランスにおいて製作された作品である。ナチスドイツに占領されている時代に、フランス映画芸術の底力を見せようというスタッフの精神を感じる。 ジャック・プレヴェールの脚本は精緻・精密である。  物語の美しさは言葉・文字を超えて完璧である。 マルセル・カルネの演出は映画芸術の絶対的な美を明かした。  初鑑賞昭和五二十日から二十日から四十年二十五日間、永遠不滅の美を示す本作に心を奪われている。感想をどのように述べ、どのように書いたらよいか?焦り迷い悩んでいる。 皆様のお時間を頂戴して読んで頂いてる当ブログは『天井棧敷の人々』の絶対美を明かしたいという大夢を四十年間追いかけている男の模索記録である。  犯罪大通りで「一糸まとわぬ全裸の美女」の惹句に踊った男性客達は風呂に入るギャランスの肩のみ見れた。絶世の美女をヌードを追って見れぬ男達の無念は大きい。 だが、ギャランスに出会って恋に命を燃やす男達は一点の悔いもない。 決闘に燃えるモントレーや刃物を使うラスネールは、ギャランスへの愛に生きる道と死に場所を確かめている。 フレデリックは恋と共にオセロの心を教えてくれたデズデモーナ現代版の人と崇拝している。 そして、バチストにとっては生き甲斐の人だ。 絶世の美女ギャランスに命を吹き込んだひと。 主演女優アルレッティの美しさは銀幕に輝いている。 126歳御誕生日 おめでとうございます。                                合掌

    Arⅼetty  アルレッティ 126歳誕生日
  11. こんにちは☀☀暖かな陽射しが心地よい一日。何だか最近 昼中、ランチ後にやたらと眠くてね。春眠暁を覚えずといった感じです。さて、Disneyプラス【ワンダフルワールド】で女優として6年ぶりのドラマ出演となったキム・ナムジュさん。そして、韓国の顔天才と呼ばれるASTROのチャ・ウヌさんがカッコいい影のある青年を演じた作品なので、興味津々で観ましたイ・スンヨン監督【ワンダフルワールド】https://youtu.be/0a0IDN5EiTw?si=A8GjK30v1L5DzhXY韓国ドラマ『ワンダフルワールド』|予告編|キム・ナムジュ&チャウヌ主演の禁断のヒューマン・サスペンス|Disney+ (ディズニープラス)2024年3月1日(金)からDisney+(ディズニープラス)で独占配信予定!(全14話/毎週金・土曜日2話ずつ配信)登録▶︎https://www.youtube.com/channel/UCm9iPGnmMYtZkNQ3IoBIPIA?sub_confirmation=1詳細▶︎ https://www.di...youtu.beワンダフルワールドの記事は👇からね。6年ぶりドラマ復帰のキム・ナムジュ、「ワンダフルワールド」で共演のチャウヌは「かわいい弟」 : 映画ニュース - 映画.com https://eiga.com/news/20240304/10/有名作家であり大学の心理学教授でもあるスヒョン(キム・ナムジュさん)は、テレビキャスターの夫と幼い子供と幸せな暮らしだったがある日 突然 息子が交通事故に遭い亡くなった。犯人は、政治家への根回しや法の番人の裁判官を手なづけて執行猶予付きの軽い判決となった。スヒョンは、どうしても亡き息子に謝って欲しいと犯人に懇願したが慈悲の心を持ち合わせない中年男に怒り狂い轢き殺し刑務所行きになった。刑務所での辛い日々。夫が面会に来たが罪人の自分には妻の資格が無いと言い、別れを告げた。しかし、刑期を終えると夫が迎えに来て、傷が癒えないままではあったが夫婦は再度人生をやり直す事にした。しかし、スヒョンが刑務所に居たとき、夫が浮気をしていたのを知った。誰かがスヒョン宛てにその浮気現場の写真を送りつけてきた。そして、刑務所でスヒョンに親身になってくれた同じ部屋のおばさんから頼まれ事があった。おばさんは、昔 夫が浮気をしたのにカッときて放火をし、近隣住民の何人かの人が亡くなった。両親が亡くなった幼い男の子の様子を見に行って欲しいとスヒョンは頼まれていた。クォン・ソンニュル(チャ・ウヌさん)は、影のある謎多き雰囲気の青年。男の子は成人し過去の傷を抱かえたスヒョンと痛みを分かち合う。しかし、互いの秘密を知ったときに運命の歯車が狂い始める。今まで、ラブコメで人気のチャ・ウヌさんですが本作では、影のある役作りを丹念にされているなぁと感心するばかり。大人の魅力全開のキム・ナムジュさんとの体当たりの演技合戦が見どころなのかしらね。記者会見でのお二人

    キム・ナムジュ、チャ・ウヌ共演【ワンダフルワールド】
  12.   ロックオペラを謳った『トミー』(69)が英国のみならず米国でも大成功を収めた『ザ・フー』。その勢いのままライヴでも暴れん坊ぶりを発揮。8月のウッドストックフェスティバルではトロントのジョン・レノンの時と同じく出番前日まで出演するか否かで揉めていたが、二日目(8月16日)の朝5時から約一時間に渡りエネルギッシュなステージを展開。ウッドストックのハイライトシーンの一つになった。『トミー』の成功に気を良くしたピート・タウンゼントは、ロックオペラ第二弾となる『ライフハウス』の構想を立てたが、これはあまりにプロジェクトが大き過ぎるとのスタッフサイドからのクレームがあり実現に至らなかった。止む無くピート・タウンゼントは『ライフハウス』用に作った楽曲を収録する、スタジオアルバムとしては通算5枚目に当るアルバム制作を決意。それがさっき聴いた『フーズ・ネクスト』だった訳である。 アナログA面1曲目『ババ・オライリィ』のタイトルは、当時ピートが帰依していたインドの導師ミハ・ババから取っているのだが、歌詞にはミハ・ババの名前はない。今よりも更に荒くれだった10代の「不毛の時代」から脱出し、新しい世界に旅立つ決意をこめた物で、ムチャクチャ前向きソング。イントロにはピート自身が演奏するARPシンセサイザーの無機質な音色がフィーチャーされ、それが厳かにバンドサウンドへと変化していく様がダイナミックで、何度聴いても唸らされる。当時のロックソングらしい、覚醒をテーマにした名曲だ。 尚ライブではシンセサイザーをテープで流し、キース・ムーンがそれをヘッドフォンで聴きながらドラムを叩くというお馴染みの光景が見られ、エンディングに登場するバイオリン・ソロ(ゲストプレイヤーの演奏)は、ライヴではロジャー・ダルトリーのハープソロに置き換えられていた。The Who - Baba O'rileyReleased in November 1971No, the song is NOT called Teenage WastelandFor lyrics turn on subtitlesI am not the owner of this music or album artPlease refer to...youtu.be 2曲目『バーゲン』は貴方の為なら全てを捧げようという無償の愛を唄ったソングだと思うが、カルト宗教の教祖に全財産をお布施として提供する出家信者の歌と取れない事もない。ピートの当時の心境をそのまんま歌詞にした物なんだろうが、過度の崇拝はヤバいぞ。乱れ打ちなキースのドラムスとハードだが繊細さも感じさせるアレンジ、ロジャーのセクシーな?ヴォーカルなど聴き所はそれなりに多い。エンディングの叩きつける様なギタープレイはピートの専売特許だ。 3曲目『ラヴ・エイント・フォー・キーピング』を直訳すれば「愛は取っておくものではない」。どうやら妻に向けて…という設定で、厳しい事があるかもしれないけど愛を確かめあって生きていこう的な、これまた肯定感溢れるソング。これまでのザ・フーにはなかったタイプの、スワンプ・ロック風サウンドを取り入れた曲なのだが、これにはその手のミュージシャンと仕事した事もある、ザ・フーと共同プロデューサーを務めたグリン・ジョーンズに感化された部分があったのかも。 4曲目『マイ・ワイフ』は本アルバム中唯一『ライフハウス』絡みではない曲で、作&ヴォーカルはベース担当のジョン・エントウイッスル。嫉妬深い妻に追い立てられる恐怖を詞にした、ブラックユーモア感溢れる才気は彼特有な物だ。彼の死に様を考えると変にリアリティを感じたりもするのだが…。重厚さのあるハードロックサウンドでホーン・セクションのアレンジもザ・フーならではの独自性がある。ライヴでも多く演奏されたザ・フーの代表作の一つ。The Who - My Wife - 1977 Live (edit)Maximum R & B - HD sound for 15 December 1977 performance at Kilburn's Gaumont State theatre using John's re-recorded vocalyoutu.be A面最後の曲『ソング・イズ・オーヴァー』もA-1と同じく過去からの脱却をテーマにした詞だが。より強く俺たちは変っていくべきなのだとアピールする。ピアノを弾いているのは『ローリング・ストーンズ』やジェフ・ベックとの共演で知られるセッションマンのニッキー・ホプキンス。相変わらず叩きまくるキースだが、「靜」とサビの「動」のコントラストを生かしたアレンジが素晴らしい、壮大系の曲になった。 アナログB面1曲目『ゲッティング・イン・チューン』もニッキー・ホプキンズのピアノから始まる。ミディアムテンポで「調和が大切」とロジャーは繰り返しアピール。音楽と思想やメッセージとの融合を訴える、ピートの音楽論みたいな物と考えるべきなのか? A面最終曲のパート2的な物を感じるのだが、エンディング当たりの演奏が一体化した盛り上がりはさすがである。 2曲目『ゴーイング・モービル』は「進みつづようぜ」という、ロックン・ロールにありがちな感情を唄っているが、チラリと環境汚染や英国の重税、警察権力にも言及している。これは軽い感じのウェスト・コーストロック風で、アコースティックギターが主軸になったアレンジ。それでもキースは力いっぱいに叩くし、ロジャーのヴォーカルもダイナミック。間奏のワウワウギターもイイぞ。 3曲目『ビハインド・ブルー・アイズ』は、裡にある攻撃的な感情を押し堪える事の厳しさ、哀しさを唄っている。これもライヴではお馴染みの曲なのだが、スタジオヴァージョンは前曲に続きアコースティックギターと美しいコーラスワークが印象的。曲後半からはライヴと同じエレクトリックヴァージョンになって、ザ・フー全盛期の演奏で聴かせる。The Who - Behind Blue Eyes (HQ)"Behind Blue Eyes" is a song by English rock band The Who. It was released in November 1971 as the second single from their fifth album Who's Next and was wr...youtu.be そしてアルバム最後の曲『無法の世界』は、俺たちは右だろうが左だろうが権力者のまやかしには決して騙されないという、怒りとファイティングスピリットに溢れたザ・フーの代表曲。『ババ・オライリィ』と同じく単調なシンセ音から始まるイントロは『ババ・オライリィ』に酷似しており、中途までどっちの曲か判別しない事も暫しあるが、ライヴでは必ずといってアンコールナンバー的な扱いで演奏された。勿論スタジオヴァージョンも言う事無し。Won't Get Fooled AgainProvided to YouTube by Universal Music GroupWon't Get Fooled Again · The WhoWho's Next℗ 1971 Polydor Ltd. (UK)Released on: 2003-01-01Producer: The WhoProduce...youtu.be『トミー』を経てザ・フーの楽曲の詞には内省的な物が多くなり、本アルバムも単純にハードロックとは呼べない曲も普通にあったりするのだが、やはりザ・フーの魅力はライヴ演奏に通じる『無法の世界」的なワイルドなサウンドにあると思う。そういう曲をアルバム冒頭と最後に配し、中途ではじっくりも聴かせたりもする構成になっており、聴き易さという点では『トミー』よりも上だろう。そんな傑作アルバム。 当然このアルバムも売り上げ的にも大成功の結果になった事もあり、以降ザ・フーのアルバムリリースはベストアルバムなどの企画物が続き、活動にやや一段落したという感じは否めなかった。彼らがロックの最前線に復帰するのは、2年後の『四重人格』からである。

    さっき聴いた音楽その672~ザ・フー『フーズ・ネクスト』(71年 トラック)
  13. 『軍兵衛目安箱』(NET=現:テレビ朝日系列で1971年4月7日~9月29日放送)は、67歳の片岡千恵蔵が初主演したテレビ時代劇。8代将軍・吉宗の発案で設けられた目安箱の中から、老中・大久保加賀守(柳生博)の家臣・黒田軍兵衛(片岡千恵蔵)が取り上げられなかった事件を独自の力で捜査・解決。軍兵衛は大久保家の馬廻り役番頭で、部下に宮田兵助(渡辺篤史)、榊原伝四郎(亀石征一郎)、三浦和馬(倉丘伸太郎)がいます。梅田宗右衛門(大坂志郎)は、加賀守からの連絡係。市井に顔が広い中間頭の亀蔵(遠藤辰雄)と、軍兵衛たちの行きつけの料理屋の看板娘・おゆう(磯野洋子)は軍兵衛の情報源。軍兵衛には一人娘のお容(球めぐみ)がいます。従来の捕物帳と大きく異なる点は、町方同心でも岡っ引きでもなく、全く捜査権を持たない一家臣・軍兵衛が自らの首を賭け、弱い立場の庶民を守るところ。ユーチューブで第1話と2話を観ることができました。第1話では、奉行所の筆頭与力(江見俊太郎)を使って、長屋の大家の娘を自分のものにしようとする好色なお数寄屋坊主(清水元)から長屋の住民と娘を守ります。第2話では、母親を作事奉行(勝部演之)に殺された子どものために軍兵衛が仇討ち。どちらも被害者は目安箱に悪事を訴えるのですが、権力者のために訴状が葬られるんですな。千恵蔵独特の物言いでウームと唸り声をあげ、事件解決のアイデアが浮かんだ時、ニヤリと不敵な顔。悪党に対して奥歯が痛くなるようなタンカを切る時、千恵蔵ファンは嬉しくなるのです。武芸は強いが、女好きで調子のよい浪人・伴大五郎役で若山富三郎がゲスト出演しています。千恵蔵はこの後、『世なおし奉行』(NET=現:テレビ朝日系列で1972年4月6日~9月28日放送)に主演。天領と旗本領が入りくんだ関八州は幕府の目が行き届かない無法地帯。幕府は事件解決のために関八州取締出役を設置。その総元締めとして勘定奉行の跡部能登守(片岡千恵蔵)を任命します。能登守は部下(田村正和・石山律)や女軽業師(赤座美代子)・元スリ(砂塚秀夫)たちと難事件や凶悪事件を解決。ユーチューブで第1話を観たのですが、キザでニヒル感を強調した田村正和の演技が鼻について、観る気がうせました。『弥次喜多隠密道中』は、日本テレビ系列で1971年10月7日から72年3月30日に放送された歌舞伎座テレビ室製作の時代劇。各地で公儀隠密の正体が見破られ、殺害されるという事態に老中・水野越前守(大友柳太朗)は、隠し目付の榊竜軒(中村敦夫)に命じ、貧乏旗本の次男坊・村上弥次郎(尾上菊之助=現:菊五郎)と元伊賀同心の青山喜多八(目黒祐樹)を、素性が明かされぬよう切腹したことにして公儀隠密に任命します。弥次郎は度胸と剣の腕を見込まれ、喜多八は忍びの腕が抜群。だけど、弥次郎は大酒飲みが玉にキズで、喜多八は女好きという欠点を持っています。二人は町人の道中姿で江戸を出発。BSジャパンで再放送されるまで、大友柳太朗がセミレギュラーで出演していたなんて、迂闊にも知りませんでした。20話の「危うし!越前」では、暗殺隊相手に見事な殺陣を見せてくれましたな。セミレギュラーは、竜軒の指令を伝える女忍者お駒(岡田可愛)と、途中で殉職するお駒に代わって登場する連絡係おるい(土田早苗)、それに後半の4話だけに二人のライバルとして登場する義賊・小判鮫(林与一)です。ゲスト陣も今からみると豪華なもので、梶芽衣子・近衛十四郎・津川雅彦・松方弘樹・嵐寛寿郎・由美かおる・里見浩太朗・東千代之介・三浦布美子・菱見百合子、それに主題歌を歌っている水原弘など。タイトル題字を担当しているのが何故かON(弥次が王で、喜多が長島)です。日本テレビは素人の大学生に弥次喜多の扮装をさせ、東京-大阪600キロを歩かせたりして何かと話題作りをしましたが、視聴率は今イチだったようで~す。

    軍兵衛目安箱と弥次喜多隠密道中
  14. いい病院だと思ってたのに
  15. ほんとにどーでもいいことなんですが、今日、新木場駅で最後の144駅目のスタンプが取得できました。過去2回GPSが切れてダメだったのが、なぜか今回は成功。「東京メトロ全駅スタンプラリー」を制覇できました!『東京メトロ全駅スタンプラリー(結果)』東京メトロの全144駅をまわるというハードなスタンプラリー。2022年~2025年2月まで、3年の間にまわればいいというユルさとのミスマッチがなんともいえない…ameblo.jpスタンプラリーがスタートしてすでに2年ちょっと経っているのですがそれで4458人って、多いのか少ないのかわからないけど、「マイスター」っていうより、私の場合はただの「ひまじん」ですけど・・・それよりも、駅に設置してある「周辺案内地図」を(つくってない駅以外)全部集めたのを褒めてほしいな(笑)この右側の広告のところに穴あけて綴じようとしたもののなんか、扱いづらそうで・・・・結局、2つ折りのままB5のクリヤケースに五十音順に入れてみたら、なんと、ひとつのケースに、全部(140枚くらい)収まってしまいました。めちゃくちゃ重いんですけど、とりあえずコンパクトになりました。他愛もないお知らせで、失礼いたしました。

    どうでもいいご報告
  16. 【イタリア映画祭2024】「父 パードレ・パドローネ」(14作目)を観てきました。ストーリーは、6歳のガヴィーノが通っているシリゴの小学校に彼の父親が入って来る。威圧的な態度で教室に入った父パードレは、勉強中のカヴィーノに手をかけ引っ張って連れ出そうとする。教師が国の義務教育だと訴えるが、コイツが居なければ家業が続けられないから連れて帰ると言い、誰にも文句を言わせずカヴィーノを連れていく。ガヴィーノは学校を辞めて家族の羊の世話をすることになり、文字を読むことも書くことも勉強が出来なかった。この時代、父の権力は絶対であり、酷い暴力も日常茶飯事だった。ガヴィーノはサルディニアの山で羊の世話をしてその後の14年を過ごす。そこで彼は自分の意志を持ち始め、父親に反抗し始める。ある時、一家の持つ畑がダメになり、ガヴィーノは軍に、他の家族も働きに出ることになる。ここでガヴィーノはやっと家族と孤独から救われることになる。陸軍に在籍している間、彼は電子工学、イタリア語、クラシック音楽について学び、中学卒業資格もやっと取得する。ガヴィーノは帰国すると父親に大学に通うことを宣言しする。父はこれに反対するが、もう大人のガヴィーノを止めることは出来ない。結局ガヴィーノは大学に通い、優秀な学生となる。彼はサルデーニャ語の起源を専門とする言語学者になる。後は、映画を観てくださいね。古い映画でした。1977年の作品だそうです。もう47年も前の作品なんですね。古い作品をデジタルリマスター版で特別上映されました。新作よりも観客が多かったように感じました。驚きました。古い映画なので、私にはどうしてもなじめず、ちょっともやもやしました。私は元々、あまり古い映画は観ない人間で、新作ばかりを鑑賞しているんです。この映画のような古い映画を観ると、凄く違和感を感じるんです。セリフが単調だし、台本通りに言っているのでリアルに感じられないんです。それに演出も現代の演出手法とは違うので、とてもワザとらしく感じてしまい、観ていて辛くなりました。映画好きの方は古い映画をとても褒めていて、素晴らしいとおっしゃるのですが、私にはどうしてもその意味が解らないんです。どの古い映画を観ていても、ワザとらしく感じるんです。俳優さんたちは今のように加工技術が無い時代にこれだけの美しさですから、本物はどれほど美しいのかと驚くほどですが、演出や演技は昔のやり方ですよね。その時代はそれが当たり前ですし、それが正しいやり方だったのだと思いますが、私には合わないんです。なのでこの映画も、そのセリフまわしや演出が、ワザとらしいし、演技がロボットのように見えてしまったりで、あまり楽しめませんでした。お話の内容は理解出来ました。この時代の家長制度は父親が絶対的な権力を持っていて家族は従わざるを得なかったけど、子供たちも大人になり、時代は変わって、その力のバランスは変わっていくということですよね。これは今の時代でも同じだと思いました。”老いては子に従え”ということわざのように、父親も自覚しなさいよってことです。かといって、子供が親を蔑ろにしてよいということではありません。いつまでも親を大切に敬って、その上で時代にあった生き方をしていくべきだということなのだと思いました。私はこの映画、どうしても合いませんでした。良い映画だとは思いましたし、きっとこの時代の映画に慣れている方には何の問題も無いのだと思いますが、現代の映画ばかりを観ていると、どうしてもこの演出方法とセリフまわしがワザとらしく見えてしまうんです。ごめんなさい。でも、古い映画がお好きな方にはお薦め出来ると思います。お話としては、とても良い作品なので楽しめると思います。古い作品なので、Blu-rayでも配信でも観れるんじゃないかな。気になったら、ぜひ、観てみてください。ぜひ、楽しんでくださいね。「父 パードレ・パドローネ」イタリア映画祭2024日本未公開の最新のイタリア映画を東京・大阪で一挙上映!www.asahi.com父 パードレ・パドローネ [DVD]Amazon(アマゾン)

    【イタリア映画祭】「父 パードレ・パドローネ」古い映画の特別上映でしたが、私には合いませんでした
  17. <TBSレトロスペクティブ映画祭>第1回寺山修司特集開催決定!
  18. あっ、可愛い。
  19.  ハリウッドスター 肉体改造, グレン・パウエル編 Glen Powellグレン・パウエルGlen Thomas Powell Jr.グレン・トーマス・パウエル・Jr 1988年10月21日生まれ。 US テキサス州オースティン出身。 俳優 身長=183cm ※最近売れっ子になってハリウッドスターの仲間入りをしたグレン・パウエルだが、ハンサムではあるが、線が細く特長のない俳優だった。 グレン・パウエルのテレビドラマ・シリーズの時の彼のフィジカルを紹介する。  写真は、"Scream Queens" 『スクリーム・クイーンズ』 2015〜2016年のテレビドラマ・シリーズで、グレン・パウエルはチャド・ラドウェル役を演じた。  ※この時のグレン・パウエルのフィジカルをみると筋肉質というより、体脂肪率が12%以下ぐらいに絞られた身体をしている。僕は、プロテニスプレーヤー的なフィジカルだと感じた。パワーをだす肉体よりも、持久力を最大限に発揮する肉体にみえる。  実際、スカッシュをするグレン・パウエルの写真を見つけた。彼は、日頃からスポーツをする習慣があり、動ける身体をつくって楽しむためのスポーツをしていたのだろう。  ※そんなグレン・パウエルが、一躍世界的な俳優になった映画が、 "Top Gun:Maverick" 『トップガン:マーヴェリック』2022年の作品だ。  2016年頃のグレン・パウエルと別人のようなフィジカルを作り上げている。 彼は、このジェイク・セレシン大尉(ハングマン)役のタメに短期間で集中してフィジカルづくりを行った。  パーソナル・トレーナーについて徹底的な肉体改造をしているグレン・パウエル。 ※写真に写っているトレーナーが素晴らしいと思うのは、彼が、格闘技を始めるわけでもなく、アメリカン・フットボールの選手の役をやるわけでもなく、徹底して綺麗な身体づくりをしている点だ。バルクアップさせようとすると、僕の経験でもそうだが、かなり増量しなければならない。すると、体脂肪率があがり、腹筋のカットが見えなくなる。短期間のトレーニングでは、普段の食事摂取量より、若干増やしながら、体脂肪をつけない難しい食事管理とトレーニングを両立した。このパーソナル・トレーナーの手腕だろう。 トレーニング風景を見ても、バーベル・ダンベルなどのフリー・ウエイトではなく、ケーブル系のマシン・トレーニングを中心に行なっている。筋肥大をさせるにはフリー・ウエイトの高重量トレーニングがもっとも効果的だが、僕も経験したが怪我をするリスクが高い。怪我のリスクを減らし結果をだすにはマシン・トレーニングが効果的だ。  ※写真の説明では、1ヶ月間で肉体改造をした写真ということだか、左の写真は筋肉をパンプアップ(一時的に筋肉に血流を送り、大きくさせる)していないが、たしかに体重でいうと5キロから10キロレベルの筋肉をつけてパンプアップさせた写真が右側だ。体脂肪率を変えないでバルクアップさせることは素人ではできない。徹底した食事管理とハード・トレーニングでこのフィジカルを手に入れられる。その結果こうだ。  映画『トップガン:マーヴェリック』でジェイク・セレシン(ハングマン)を演じたグレン・パウエルのビーチ・ボールをチームでするシーンだ。 写真は、ビーチ・ボールのシーンのオフ・ショットで左からルースター役のマイルズ・テラー、グレン・パウエル、ペイバック役のジェイ・エリマの3ショットだ。  ※いきなり肉体派に変身したグレン・パウエルだが、ここから彼の快進撃が始まる。  2023年の米国映画、 "Anyone But You" 『恋するプリテンダー』(邦題) のベン役を演じたグレン・パウエルと、ダブル主演のビー役を演じたシドニー・スウィーニーのヨット・シーンだ。 グレン・パウエルは、トップガンのときより、筋肉量は減っているが、きちんとフィジカルを維持している。 グレン・パウエルは、年齢的にも1番良い時期で肉体改造をした効果が人気という形で結果になった。 ※映画『恋するプリテンダー』とシドニー・スウィーニーに興味がある人は、僕のこの記事の前の記事、ハリウッドスター 肉体改造, シドニー・スウィーニー編 Part.5(恋するプリテンダー編)を参考にしてください。 

    ハリウッドスター 肉体改造, グレン・パウエル編
  20. 4月に劇場鑑賞の新作映画2本です。1本目の映画『アイアンクロー』は、鉄の爪=アイアンクローを得意技としたアメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックを父に持ち、プロレスの道を歩むことになった兄弟たちの実話をベースに描いたドラマ。“呪われた一家”と呼ばれることになる一家の栄光と悲劇を描きます。2本目の映画『異人たち』は、日本を代表する名脚本家・山田太一の長編小説「異人たちとの夏」を、現代のイギリスに舞台を移して『荒野にて』『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督が映画化。劇場は伏見ミリオン座(シニア会員1,200円×2)。『アイアンクロー』公式サイト以下は映画『アイアンクロー』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。1980年初頭、プロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の次男ケビン(ザック・エフロン)、三男デビッド(ハリス・ディキンソン)、四男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、五男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。しかし、デビッドが日本でのプロレスツアー中に急死する。さらにフォン・エリック家はここから悲劇に見舞われる。すでに幼い頃に長男ジャックJr.を亡くしており、いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは――  プロレスに対して、ある時期からまったく興味を失っている私ですが、小学生の頃はやはりテレビのプロレス中継を熱心に見ていました。ですから、私が知るのは来日して“ヒール”として登場していた父親の“鉄の爪”フリッツ・フォン・エリックです。映画『アイアンクロー』のドラマの軸となっているのは、ザック・エフロンが演じる次男ケビン。父親の教えに従い、三男デビッド、四男ケリー、五男マイクもまたプロレスラーとしてデビューします。しかし、世界ヘビー級王座戦への指名を受けたデビッドは日本ツアー中に急死、王座のタイトルを獲得したケリーも交通事故に遭ったことから最後は自死の道を選びます。ケビンの兄弟は若くして亡くなっていきます。1980年代の日本のプロレス界へは、ケビンやケリーは来日して新日本プロレスのツアーに参戦しているようですが、その頃の記憶は私にはまったくありません。ネットで調べるとケビンの誕生日は1957年5月15日(!)、今日が67歳の誕生日。一度はプロレス界から身を引きますが、現在は彼の2人の息子がプロレスラーとして活躍しています。最強を追い求めるフォン・エリック一家の“血脈”は今も繋がっています。(2023年、監督・脚本/ショーン・ダーキン、撮影/エルデーイ・マーチャーシュ、美術/ジェームズ・プライス、音楽/リチャード・リード・パリー)                           『異人たち』公式サイト以下は映画『異人たち』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダム(アンドリュー・スコット)は、偶然同じマンションの謎めいた住人、ハリー(ポール・メスカル)の訪問で、ありふれた日常に変化が訪れる。ハリーとの関係が深まるにつれて、アダムは遠い子供の頃の世界に引き戻され、30年前に死別した両親が、そのままの姿で目の前に現れる。想像もしなかった再会に固く閉ざしていた心が解きほぐされていくのを感じるのだったが、その先には思いもしない世界が広がっていた…。 12歳の時に交通事故で両親を亡くし、孤独な人生を歩んできた40歳の脚本家アダム。ロンドンのタワーマンションに住む彼は、両親の思い出をもとにした脚本の執筆に取り組んでいる。ある日、幼少期を過ごした郊外の家を訪れると、そこには30年前に他界した父と母が当時のままの姿で暮らしていた。そこから夢のような交流が始まる。彼は実家に通っては両親のもとで安らぎの時を過ごし、心が解きほぐされていく。その一方で、同じマンションの住人である謎めいた青年ハリーと恋に落ちますが、昔ながらの家族観を持つ両親、ことに母親からはその関係に肯定的な発言はない…。山田太一の原作は読んでいませんが、1988年に大林宣彦監督が映画化した『異人たちとの夏』は見ています。大林作品は舞い戻る世界がノスタルジックな“浅草”で魅力的でしたが、後半の展開が妙なオカルト映画のようになっていて戸惑いました。アンドリュー・ヘイの本編は、現代人の孤独を色濃く反映した一編に仕上がっています。(2023年、監督・脚本/アンドリュー・ヘイ、原作/山田太一、撮影/ジェイミー・D・ラムジー、美術/サラ・フィンレイ、編集/ジョナサン・アルバーツ)にほんブログ

    『アイアンクロー』・『異人たち』/名古屋でシネマ⑦・⑧