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  1. 前回でこのドラマはヒロイン奏(石原さとみ)の父親 (佐々木蔵之介)の死が自殺か他殺かの真相の究明、そして、奏の恋人だった真樹(亀梨和也)が同乗した車で友人カオリ(田中みな実)が事故死をし、2人の間に何があったか、その後姿を消した真樹はどうしていたのか?の究明という2つの軸で進んでいくんだなと思っていたのですが…テレビ朝日 火曜21時「Destiny」第2話主演…石原さとみ脚本…吉田紀子演出…新城毅彦第2話はそんな前回提示したことはひとまず置いといて、奏の現在を公私それぞれ丁寧に描いた感じでした。まず仕事の方では違法薬物がらみの事件で民自党幹事長の息子が逮捕され、その担当となった奏は起訴に持ち込めるかというエピソード。共犯者の供述だけでは弱いと上司の大畑支部長(高畑淳子)にチクチクとプレッシャーをかけられます。高畑淳子がちょっとの出番でしたが強烈な印象を残しましたね。シビアで怖~い上司です。役作り過剰気味ですが…(笑)ヤメ検でスゴ腕の野木弁護士(仲村トオル)が弁護につき、結局は不起訴にせざるをえませんでした。野木は真樹の父親で、奏の父親の死にもからんでそうな人物です。この幹事長のバカ息子エピソードは今後も引っ張るんでしょうか?そして、奏のプライベートでは貴志(安藤政信)といかに知り合い、再会し、交際し、同棲するようになったかが描かれました。そろそろ結婚しないかと貴志は言い出してますが、奏の前に真樹が現れたので…って、ここはどっちを取るか悩むって展開になりそうです。大学時代の仲間だった祐希(矢本悠馬)と知美(宮澤エマ)は結婚していて、子どももいるようですが、奏から真樹が現れたことを聞くと、知美は過敏に会ってはいけないと嫌悪感あらわに言い、祐希は何かまずいな~という苦々しい表情。この2人は何かを知っているようです。カオリは奏の父親の死について何をつかんでいたのか、真樹の父親と奏の父親の間には何があったのか?いろいろありすぎて話がごちゃごちゃしないか心配になりました。それにしても、あんなオープンな場所であんな話をしちゃダメでしょう、野木親子(笑)今回の評価は…7

  2. 映画クイズ 私は誰? 男優編 その2
  3. さっそくですが今回鑑賞した作品はコチラです【モンスターネード】何がなんだか?竜巻が漁船に接近!大ピンチ!それを見た漁師さんが逃げ出そうとしたけれど目の前に迫る危険は竜巻だけには収まらない?竜巻が吐き出したのか?怪物が姿を見せ。。。怯えて逃げ惑う漁師さんを捕まえ抱え上げると頭にガブリ!喰らいついて血の雨を降らせる!なんて景気の良い?オープニングで始まる本作(この怪物は。。。何者?)それから10時間前。。。"バミューダ・トライアングル"を研究している頭良すぎて変人扱いされる鼻つまみ者のマット異常な"竜巻"の発生と東海岸への接近を察知し友人で緊急事態管理庁長官のトラビスに警告!ま、友人でもある彼は信用してくれたけれどもお偉いさんにはイマイチその危機感が伝わらず竜巻がバミューダ・トライアングルの海底から"いろんなもの"を巻き上げてると必死に説明!(ウミガメはともかく他は。。。)(それは言わない方がいんじゃね?)それらを巻き込み近づいてると訴えるけれども逆効果?何言ってんだとつまみ出されて。。。一方、捜査官のパメラはインターポールと協力麻薬組織のクソ野郎クライブをホテルで確保!ところが竜巻の接近で応援チームの到着が遅れ何の因果か?とっ捕まえたばかりのクライブとインターポールの女性捜査官ペッパー、ティナ4人で仲良く?待機させられる最悪な状況に!(クセ強な捜査官ですw)その頃、東海岸に上陸寸前の竜巻の様子を映し"命がけ"の生中継を続けていたTV局の撮影陣ま、"命がけ"とはいってもみんな命は惜しい?そろそろ撤収。。。なんてスタッフだけれどもスクープが欲しい?リポーターの女性は反対しギリギリまで近づき撮影を続行!してたけれど竜巻に巻き上げられて東海岸まで運ばれてきた"アイツ"が飛び出しリポーターに喰らいつく!(ヤツがきた。。。)(ヒャッハー!サメだー!)他のスタッフらも竜巻に巻かれてゴクロウサン巻き上げたものを吐き出しながら竜巻は上陸しその頃、竜巻対策を自分の手柄にしたトラビスマットを裏切って彼の研究データを持ち逃げ!が、国防総省に向かうため彼が乗った航空機に竜巻から飛び出した翼竜が襲い掛かり撃墜され一方、マットはパメラがいるホテルに逃げ込みそこに太古のカニとかデカいタコが迫りくる!(貼りつくタコ!)(そして。。。カニ?)とにもかくにも初めまして?それぞれ自己紹介このホテルの支配人ドン、警備員のグレイディコンシェルジュのケリーも顔合わせを済ませてで、竜巻が磁気を帯びている影響があってか?助けを呼ぶには短波でモールスを送るしかなくしかし無線機も短波のアンテナもあるってのに国防総省と繋がるコードはマットの自宅にあり自宅にいるのはポンコツな友人フロイドだけで(そのフロイドは立ち往生w)それもいつの間にかカニがわんさか増えていて万事休す?と弱り目に祟り目?クライブが逃げ銃を奪いティナとグレイディを人質に上の階へで、逃げる際にドアを施錠されてしまったため非常階段で後を追う事にしたマットたちだけどペッパーはひとりカニたちを食い止めると残り銃を手にして立ち向かうが。。。多勢に無勢?そもそも銃が効かないカニたちに追い詰められ(ホテルに集まるカニの群れ!)(ペッパーは無残な姿に。。。)ペッパーの悲鳴を聞いて戻ろうとするパメラをマットが追いかけ止めて説得するそんな一方で仲間が使う短波のコードを知ってるクライブはグレイディの無線で助けを呼ぼうとしたけれどティナの色仕掛けにアッサリ騙されボコられてで、捕まえたクライブをグレイディに任せると無線機を手にティナはマットたちの元へ急ぐが自分たちを探してるとは思わず1階へ降りると(あ。。。ワニ)(お嬢さん!少し噛ませてw)ティナがワニとの追いかけっこで忙しいその頃縛り上げたクライブにジリジリ迫るグレイディ元軍人のグレイディは"PTSD"を患っている?この状況に心が壊れた?収容所での怨みだとか意味不明な事を言いグレイディを痛めつける!しかし不用意に窓辺に近づいたのが運の尽き?タコに捕まり竜巻の中へ引きずり込まれ。。。一方、マットたちに追いついたティナだったが(コッチも追いついたwガブリ!)ティナは喰われたが落とした無線機は手にできと、このホテルの地下に南北戦争時に作られた陸軍基地跡に繋がるトンネルがあると話すドンなら早く言えよ。。。とツッコミたくなるが?パメラとドンはトンネルで助けを呼びに向かいマットとケリーは無線で国防総省とコンタクト状況と対策を伝えるため二手に分かれる事に!一方、竜巻は複数に分裂するような気配を見せ(竜巻自体はさほど大きくない?)と、フロイドの持つ無線機と繋がったマットは非常時に持ち出す荷物を持って逃げたかを確認中にはトラビスと連絡を取るために保存してた国防総省のコードが書かれた書類があり。。。もちろん竜巻の対応策を書いた書類もそこに!すぐ国防総省と連絡を取り対応策を伝えるようマットに頼まれクライドはさっそく無線を操作その頃、トンネルではドンが絶体絶命の状態に(巨大なヘビに気に入られた?)(噛んでもいい?)そこはパメラが銃を撃ちまくりなんとか救出!が、間髪入れず無数の蜘蛛の子の群れに襲われ貪り喰われてあっという間にばらばらとなってドンは腕にトンネルの"地図"を書いていたのでなんとか彼の"腕"だけを掴んで逃げ出すパメラ逃げる途中でマット、ケリーと合流できたが?これからどうする?なんて言っていたその時!トンネルの壁が崩れひょっこり顔を出したのは(どうも!メガロドンです!)クリクリっとしてる目がなんとも愛嬌があって動きもジタバタしていてなんとなくユーモラスとはいえトンネルを遮られたマットとケリーは反対側にいるパメラと離れ離れとなってしまい「基地で合流しましょう」そんなパメラの言葉に移動するマットたちだが負傷したパメラは動けずそこにワニまで出現!(少し分けて下さいよメガロドン先輩w)(誰が先輩じゃ!ガブリ!)ま、ワニが喰われたおかげで逃げられたパメラそんな一方でマットにフロイドから無線連絡が国防総省に全てを伝え無事に対処も完了したと伝え終えたフロイドはサメにガブリ!喰われて無線越しに友人の死を察して悲しむマットだがケリーは彼を慰めると優しく抱きしめて。。。優しく。。。優しく。。。って、なんか苦しいそりゃそうだ?絞めてたのはケリーじゃなくて(タコでしたw)一度はタコの腕から逃れた2人だったけれども再び迫ったタコの腕がケリーを捕まえ命を奪うそれでも外に出たマットはパメラと合流するがそこに生きてたクライブが乱入!二人を襲う!マットは負傷しパメラも銃を奪われてしまうが奪い取った銃を使おうとしたのが運の尽きか?実は既に弾切れ!その隙を突かれたクライブは自分の銃を奪われた挙句に追い詰められ。。。(そこをタコに見つかり万事休すw)クライブがタコのオモチャとなってサヨウナラその隙に無線で助けを呼べるかも?とマットは廃墟となった基地跡の塔をパメラと駆け上ってしかし無線は壊れたのか?うんともすんとも?マットとパメラに忍び寄るタコ!そしてワニ!塔から見えるのは竜巻と街を襲う翼竜たちの姿もう終り。。。と諦めかけたその時!軍が到着群がる翼竜たちを蹴散らし竜巻に攻撃を開始!(これで全てが解決する。。。)マットの"対応策"が国防総省に伝わったおかげもちろんそれはフロイドの手柄でもあり。。。が、喜ぶのも束の間!タコの腕がマットを掴むパメラがクライブの銃で撃ち腕を引きはがす!何故なのか腕を撃たれただけでタコは絶命してこれで世界は救われたのか?で、エンドロールバミューダ・トライアングルで発生した竜巻がいろんなものを巻き上げながら東海岸に迫る!専門家のマットは被害を抑えようとするけれど必死に訴えても日頃の言動から信用されない?遂に上陸した竜巻が恐ろしい生物を吐き出す中居合わせた凶悪犯とFBIの捜査官も巻き込んで右往左往するマットらの姿を描くパニック映画って、大風呂敷広げたとんでもないストーリー竜巻がサメやタコを運んでくる奇想天外な設定そして何ともいえないクオリティのCGや映像「ああ、またいつものアサイラム。。。」と思うでしょ?それが違うみたいなんですよ!舞台はアメリカっぽいけど撮影場所はイギリスイギリスとアメリカの合作らしくてビックリ!キャストさんも「プー あくまのくまさん」で見たような俳優さんが多めでしたからね(笑)シャークネードの劣化版みたいなこんな作品をコツコツ制作する方がイギリスにもいるなんてなんだかちょっと嬉しくなりましたよ(^▽^;)ま、見どころとしてはツッコミどころが満載でサメとは別にメガロドンが登場するところとかあとそのメガロドンがめちゃくちゃ可愛い。。。時間も長すぎず短すぎず80分とちょうどよくてB級映画好き、地雷映画好きの方なら大満足?それ以外の方にはオススメできない作品でした取り扱い注意作なので気になる方も旧作料金や見放題になってから鑑賞して下さいね(*^^)v🦈🐊🐙

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    「モンスターネード」。。。
  4. メガバンクでは実際あるんですかね?「たそがれ研修」ってイヤなネーミングですね。銀行員の中でも支店長になり出世するのは一握りで、多くは身を粉にして働いてきたのに、50代になると早期退職を促されたり、セカンドキャリアに向け自立するよう指導されるわけです。日本テレビ 水曜22時「花咲舞が黙ってない」第2話主演…今田美桜脚本…松田裕子演出…南雲聖一前回は悪事に手を染める支店長を懲らしめるシンプルに勧善懲悪なエピソードでしたが、今回の畑仲(三宅弘城)はやったことは悪かったですが、そんな悪事に手を染めざるをえなかった畑仲に同情したい部分もありましたね。銀行のために尽くして多額の融資もし実績はあったのに、上司に取り入るのが上手い者がどんどん出世していく…ポストを用意するからと甘い言葉につられて情報漏洩をしてしまったわけです。初回のように痛快な感じはしませんでしたが、スタッフが成熟したためか、杏主演のシリーズより新シリーズは作品の深みは増したように思います。今田美桜と山本耕史のコンビネーションもよいですね。若い女優さんを引き立てるのが実にうまいです。山本耕史が重宝がられるのがよくわかります。今回の評価は…8

  5. 今日はぐずついた天気で時折雨も降ったりお陰で洗濯物が乾いてない明日はスッキリ晴れるみたいだから明日また外干しですかねそんな本日はバイトなので高速に乗ったらすごい渋滞〜そうだった。。。巷は今日から10連休にもなるGWの始まりなのでした我が家は暦通りです下の子はほぼほぼ出勤だけどそんな本日のバイト。。。今日は早く行って終わらせるつもりだったけど渋滞で遅く着いた割には早く終わりまして速攻、ARMY友との待ち合わせへまずは腹ごしらえ思ったより土日の割には人が少な目で(繁忙期は都内とか人が逆に減るんですよ)皆んなどっかにお出掛けしてるんだろうね食べた後はちょっとブラブラして買い物久々のshopping満喫明日は衣替えするのでサンダルも買い足ししときましたペディキュア復活ですって事で、ランチして買い物してたらあっという間に時間となったので楽しみにしてた映画へ今回は全然空いてて(笑)楽勝だったのにこれは昨日から始まったからとは言え完売で買えず結局全員配布の入場特典のカードとムビチケの鑑賞後の写真だけの特典となりました残念だ。。。肝心の映画もかなり端折っててあのファイナル全てとドキュメンタリーが加わるのかと思ってたので少し肩透かしファイナルのあの最後にユンギが感極まるシーンを大画面で共有したかったのにちょっと残念でしたDVDをいつかまたデカい画面で見た方が良かったかもしれないだけどまあ、本当に嬉しそうに楽しそうにコンサートしてるユンギ見てたらそれだけでも感動でしたマジでカッコよ応援上映だったけど、人が少ないから最初皆尻込みしてましたが(笑)前列のグループがめっちゃ盛り上げてくれたので楽しめましたアマボムもコンサートと同じ色に変えて振ってきましたよスマホと連動させて色を選びますいつか本当に生のコンサートで使える時来るんでしょうか来年血ケッティング頑張らなきゃね日常で役立つ哲学の教えは?ま▼本日限定!ブログスタンプ あなたもスタンプをGETしようユンギの作詞もBTS作成の作詞も本当にその時を如実に言葉に表してるから結構グッとくるのですが、本物の気持ちから作られた言葉は心に刺さりますよね哲学は「なぜ生きるのか」のようですね最近、母の件で色々生きる事について考えちゃうんですけど、とりま私は「生きてる🟰まだ必要とされてる」と思ってます必要無くなった時が死ぬ時かなって生きてる限りは必要とされてるから生かされてるんだと思ってます人生いつ何が起こるかわかんないから他人事ではなくやるべき事無くなったらお役目終了それまでは生かされてる以上一生懸命生きて天命を待とうと思いますでは、明日は衣替えしなきゃなのでこの辺で

    映画12「SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' THE MOVIE」
  6. 「赤ちゃん泥棒」(原題:Raising Arizona)「赤ちゃん泥棒」 プレビュー1987年3月13日公開。子供欲しさで赤ん坊を誘拐した夫婦が巻き起こす騒動を描いたコメディ映画。ニコラス・ケイジ主演。興行収入:$29,180,280。脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督:ジョエル・コーエンキャスト: ハイ・マクダノー:ニコラス・ケイジ エドウィーナ・マクダノー:ホリー・ハンター ネイサン・アリゾナ:トレイ・ウィルソン ゲイル・スナーツ:ジョン・グッドマン エヴェル・スナーツ:ウィリアム・フォーサイス グレン:サム・マクマレイ ドット:フランシス・マクドーマンド レオナルド・スモールス:ランドール・“テックス”・コッブあらすじ:コンビニエンス・ストア強盗の常習でアリゾナ刑務所を出たり入ったりのハイ・マクダノー(ニコラス・ケイジ)は、そこの記録係の婦人警官、エド(ホリー・ハンター)にひと目ぼれし、出所と同時に結婚して、町工場でまじめに働いていた。ところが、しばらくしてエドの不妊症が医師の診断で分かり、彼女はショックのあまり警察をやめる。養子をもらおうにもハイの前科でかなわず、2人はますます落ち込んでいった。そんなある日、家具チェーン店のオーナー、ネイサン・アリゾナ(トレイ・ウィルソン)のもとで5つ児誕生を知ったエドは、そのなかの1人ぐらいいただいてきてもいいのではとハイに相談し、彼はネイサンの家から1人のベビーを盗んできた。母性本能むき出しでベビーを抱きしめるエドは生き返ったように狂喜。そんな彼らのもとに、ハイの友人で刑務所からの脱獄に成功したゲイル(ジョン・グッドマン)とエベル(ウィリアム・フォーサイス)の2人がやって来た。エドは不承不承ながらも2人を家に入れる。その頃、警察はベビー誘拐事件の公開捜査に踏み切っていた。子を奪われた親の気持ちが分かるハイは不安にかられる。ハイの上司グレン(サム・マクマリー)が妻ドット(フランセス・マクドーマンド)と5人の子供とともに彼の家にやってきた。うるさい子供たちとおしゃべりなドットに、エドはうんざりする。ハイも、スワッピングをもちかけるグレンを殴りつけ、クビになった。グレンはハイの赤ん坊がネイサンの子であることを察知していた。失業したハイはまたしてもコンビニエンス・ストア強盗をやらかし、後悔の念にかられるばかり。その頃、赤ん坊を探し出して賞金をいただこうというレナード(ランダル・テックス・コブ)という男が出現し、またグレンは妻が赤ん坊を欲しがっているから渡せば警察に訴えないと、ハイにせまった。ハイが銀行強盗に協力しないと知ったゲイルとエベルは、ハイを椅子に縛りつけ赤ん坊をさらって銀行強盗を決行するが、どこかに赤ん坊を置き忘れてしまう。赤ん坊に情の移った2人は赤ん坊を探しに向かうが、そこでエドとハイ、それにレナードがからんだ大格闘がくりひろげられるのだった…。そして何とか赤ん坊を守ったハイとエドは2人して赤ん坊をネイサンのもとへ返しにゆくのであった。コメント:子宝に恵まれないある夫婦がかわいい赤ちゃんを奪ったことから連鎖反応的に起きる事件をスリルと爆笑で描くアクション・コメディ。処女作の『ブラッド・シンプル』の成功で実力を認められたコーエン兄弟が、ハリウッド大手スタジオの20世紀フォックスから資金援助を受けて製作した作品である。原題は「ライジング・アリゾナ」で、アリゾナ州が舞台となる。コーエン兄弟の作品だが、彼らのデビュー作がテキサス州でクライム・サスペンス、第二作がアリゾナ州でこのコメディ。コーエン兄弟の生まれ育ったミネソタ州とは対照的な地域で、ユダヤ的ではなく、スパニッシュ色が強い。ここでアホなアメリカのコメディを展開したくなったのかも。ツカミが上手い。チンピラ悪党のハイ(ニコラス・ケイジ)は刑務所で失恋に泣くエド(ホリー・ハンター)に一目惚れ。出所しては、ケチな犯罪をして刑務所へ逆もり、ここでエドに猛アピール。これが功を奏し結婚にこぎつける。幸せな生活が続くが、子供が生まれない。調べるとエドは不妊症。養子縁組はハイの前科でパー。ここにアリゾナの家具店のオーナー夫妻が五つ子を出産したという話を聞き込み、一人ぐらいさらっても罪はない、とばかりにハイが屋敷に潜入。青い眼の金髪の可愛い男の子をゲット。エドの喜びはひとかたならない。このドタバタに、刑務所仲間のゲイル(ジョン・グッドマン)とグレンが脱走してハイの家に身を寄せた。ゲイルの登場は衝撃的で「ショーシャンクの空に」に先行する泥まみれ。二人が加わりドタバタ度はヒートアップ。赤ん坊をネタにギャグの連発。さらにはヘルス・エンジェルスを思わせるスモールスが参戦、様相は何でもありのバトルロイヤル。コメディに理屈は野暮だが、地獄の使者の登場で、アメリカのドタバタがヴァイオレンスに傾斜し、苦味を与える。とにかく、ニコラス・ケイジが若い。まだ23歳だった。「情けない男」がとても似合うニコラス・ケイジだ。一世風靡する前だが、やはり大物になりそうな片鱗は感じさせる。やっぱりハンサムで、かっこいい!この映画は、TSUTAYAでレンタル可能:https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0080292946

    ハリウッド・コメディ映画 第31位「赤ちゃん泥棒」 若き日のニコラス・ケージ主演!
  7. 今日の映画は残念ながらDVDでしか見たことがありません。映画の番宣も見た記憶がなぜか全くありませんでした。かなり前にレンタル見つけて、内田けんじ監督ということで借りてきたのですが、期待通りの一本でした◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆アフタースクール2008年/日本(102分)◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆「鍵泥棒のメソッド」などでお馴染みの内田けんじ監督会心のサスペンス・コメディ!監督・脚本内田けんじキャスト大泉洋/神野良太郎(教師)堺雅人/木村一樹(エリートサラリーマン)佐々木蔵之介/北沢(探偵)田畑智子/なぞの女常盤貴子/佐野美紀北見敏之/大黒武(会社社長)奥田達士/唐沢(社長秘書)大石吾朗/江藤まさよし(政治家)尾上寛之/マナブ(北沢の部下)伊武雅刀/片岡義信(ヤクザの組長)まだ無名のムロツヨシが短いシーンですがちょこちょこ出てきます。見終わってから思い起こすと「そういうことだったのか」と妙に納得しました▲大泉洋/神野良太郎(教師)▲佐々木蔵之介/北沢(探偵)▲堺雅人/木村一樹▲常盤貴子/佐野美紀▲田畑智子/なぞの女? 母校の中学校で働く教師の神野(大泉洋)のもとに、かつての同級生の”島﨑”と名乗る男が訪ねて来る。実は島﨑というのは嘘で、ある会社から依頼された怪しげな探偵の北村(佐々木蔵之介)だった。探偵は、神野の幼馴染で今は一流企業に勤める木村(堺雅人)を探しているという。 探偵の強引なペースに巻き込まれて、神野は木村探しにつき合わされる。しかし、調べが進むにつれて神野の知らない木村の姿が明らかになり、さらにかつて2人の同級生だった佐野(常盤貴子)も登場してきて、事態は誰もが予想しない展開に向かっていくのだが・・・「わたし・・これからどうすればいいんだろう?」「幸せになればいいんですよ!」新感覚エンターテイメント!長編映画デビュー作の「運命じゃない人」がカンヌ国際映画祭で絶賛された内田けんじ監督が、練り込まれた脚本と卓越した構成力で描いたサスペンス・コメディ!以前レビューした、同じ内田けんじ監督の「鍵泥棒のメソッド」同様シンプルに面白い!母校の中学校に勤める気のいい教師(大泉洋)。謎多きエリートサラリーマン(堺雅人)、それを追う胡散臭い探偵(佐々木蔵之介)という個性豊かな3人が中心に物語が進んでいきます。さらにそれを追う会社、なぞの女、怪しげな組織が絡んできて訳がわからないうちに物語は一気にクライマックスを迎える展開が上手さはさすがです。前半はかなりスローペースで展開しますが、そこにいくつもの伏線が用意されています。どちらかというと前半は探偵の北村(佐々木蔵之介)に軸足がかかっている分、なにやら不穏な展開になり常に違和感を感じてしまいます。このあたりのミスリードの演出が見事です。中盤からそれらの不穏な空気の振れ幅が大きくなってきて最後に爆発します。いわゆる”どんでん返し”系の物語ですから詳細は書けません。見た人も絶対にネタバレしないでもらいたいです終盤の探偵北村(佐々木蔵之介)と神野(大泉洋)の会話 「お前ら、あの女を助けて何の得があるんだ?」 「得?なんだそれ?」 「お前みたいな生徒がクラスに一人はいるんだよ。全部わかったような顔して、勝手にひねくれて、この学校つまんねえだのなんなの言う奴がさ」 「だけどな、そういうふうにつまんなくしてるのはお前自身のせいなんだよ」内田ワールドへようこそ!木村はいったいどこへ行った?木村はなぜ追われている?なぞの女の正体は?探偵は敵か味方か?いくつもの疑問が終盤一気に分かりますどんな映画でもそうですが、この映画は予備知識なく観た方が俄然面白い。いい意味軽快で小気味いいです。同じ内田けんじ監督の「運命じゃない人」や以前レビューした「鍵泥棒のメソッド」のように、綿密な伏線を張り巡らせて騙されるのですが、妙に心地いいです。一回見て少し間を置いて観るとさらに面白いと思います。前半あれだけ活躍?した探偵が終盤で蚊帳の外になっているのはちょっと気の毒で、サスペンスとしては少し薄い印象なのが残念。それでもラストは張り巡らされた伏線もしっかり回収され、非常に爽やかで、タイトルの意味が実に沁みる作品です 「一緒に帰ろう、俺んちに!」あの日、転校が決まったセーラー服の彼女が下駄箱の前で手紙を渡した相手は・・・?『話題の”半沢コンビ”でおくる「鍵泥棒のメソッド」』今クールの連ドラでも話題の「半沢直樹」シリーズ!初回版2013年の前年に公開された堺雅人と香川照之コンビでおくる上質なコメディの紹介です!◆◇◆◇◆◇◆◇…ameblo.jpこの映画のキャッチコピーは、「甘く見てると、ダマされちゃいますよ」大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介、常盤貴子らの豪華キャストで贈るサスペンス・コメディ!是非どうぞ!

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    内田けんじ監督の「アフタースクール」
  8. ウチカフェ ふわ濃チーズケーキ
  9. はいどうも!今回はディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの作品について一本語っていきたいと思います。ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーとはその名の通り衛星放送ディズニーチャンネルのオリジナル作品として制作されたテレビ映画作品郡のことです。衛星放送専用のオリジナルテレビ用ムービーでありながら非常に凝った作りのハイクオリティな作品も多く「ディセンダント」や「ハイスクール・ミュージカル」等ヒット作も多く排出しています。その他の配信用や劇場用の作品と違い、衛星テレビシリーズ用ならではのコアでマニアックな作風、もしくはティーンが活躍する青春劇が多いのも大きな特徴です。ラインナップとしては実写映画が圧倒的に多いのですが、その中でも「キム・ポッシブル」や「フィニアスとファーブ」といった人気アニメーション作品の長編等も制作されています。実に多作なコンテンツ力が武器で1997年にシリーズが始まってから現在までで実に100を有に越える作品を公開し、コンスタントにヒット作も生み出す、ディズニーのもう一つの作品ラインとして長年秘かに一定の注目を集め続けているパッケージでもあります。今回はそんなディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの中でから、スノーボードにかける若者達の青春を描いた、こちらの一本について語っていきます。(※当ブログは基本ネタバレありです。ご了承下さい。)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーークラウド9(原題:CLOUD9)2014年監督ポール・ホーエンデータディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー(以外DCOM)の93作目として2014年に同チャンネルで初放送されたテレビ映画。スノーボードを題材としたディズニーオリジナルストーリーによる青春スポーツムービーとなっています。DCOMのヒット作「ハイスクール・ミュージカル」でシャーペイ役を演じ大ブレイクしたアシュレイ・ティスデイル率いるブロンディ・ガール・プロダクションズが制作した作品であり、アシュレイ本人も制作指揮として参加しています。さらに同じく制作指揮としてスノーボード界のレジェンドであるショーン・ホワイトが参加しており、競技関連の描写やストーリーに大きく貢献しました。監督を務めたのはDCOMのヒット作「ゾンビーズ」を手掛けた事で知られるポール・ホーエン。脚本はジャスティン・ウェア。音楽はアカデミー受賞作品の「皇帝ペンギン」等様々なジャンルの映画音楽を手掛けるアレックス・ワーマン。お金持ちの令嬢ボーダーケイラ役に「うわさのツインズ リブとマディ」等で以前からディズニーチャンネルの主力若手であったダヴ・キャメロン。今作の翌年公開された「ディセンダント」をきっかけにその人気は一気に爆発する事になりました。怪我で引退状態の元スノーボーダーウィル役を「タイムマシン大作戦」や「グッドラック・チャーリー」のルーク・ベンワードが演じました。この主演2人以外にもディズニーチャンネルに出演経験のある若手アクターが多数キャスティングされている他、「24-TWENTY FOUR-」のラリー・モス役などで知られるジェフリー・ノードリングや「ベター・コール・ソウル」のハワード役などで有名なパトリック・ファビアン等、脇を固めるベテラン陣に実力者が多く揃っているのも特徴的です。公開時はそれほど大きな話題にはならなかったものの、スタンダードながらクオリティ高くまとまったその内容と音楽、ショーン・ホワイトが監修したリアルなボードシーン等は総合的に好意的な評価を獲得。そして次作の「ディセンダント」で売れっ子となったダヴ・キャメロンのブレイク前作品として、公開から数年の歳月を経て静かな注目を集めました。現在でも認知度は低いながらも好評化を獲続けてり、DCOM隠れた名作の一つとして続編を望む声も上がり続けています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあらすじサミットバレーのとある街。お金持ちの一人娘・ケイラは負け知らずのトップスノーボーダーであり、同じくトップボーダーでありチームメイトであるニックと恋人同士。順風満帆な生活を送っていたケイラだったが、とある出来事から突然彼女の毎日は一変する。なんと、彼女がスノーボードでトップ選手になれたのは父親がチームのスポンサーだったからであり、不正によって勝ち続けていただけであった事が判明。チームを首になり、さらに恋人のニックには振られてしまう。自身が起こした不祥事の罰として失意の中街のドッグ・ハウスで働くことになったケイラ。そこは過去に名ボーダーとしてその名を馳せたものの、とある大技に失敗した事で怪我を負いスノーボードを引退した元選手・ウィルとその母親が営むドッグ・ハウスだった。彼が自ら考案し、そして引退のきっかけとなった大技。その名は「クラウド9」。再起を図るケイラは次回の大会での優勝を目指し、ウィルにスノーボード技術のコーチを依頼する。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー感想個人的にはかなり好きですね。DCOM作品としては珍しいほど粗がほとんどなく、非常にクオリティの高い作品だったと思います。ストーリーは決して深みや厚みや捻りのあるものではなく、スタンダードな定番青春スポーツモノといった感じですが、脚本や演出、構成が良く練られた良作です。キッズやティーンが観てもわかるようにメッセージ性はシンプルながら直球で誰にでも伝わるように工夫されているし、キャラクターもそれぞれのアイデンティティがしっかり描かれていて違和感なく見る事が出来ます。特に主人公のケイラは非常に味わい深いキャラクターになっていて、個人的には同じダヴ・キャメロンが演じた「ディセンダント」のマルよりも遥かに魅力的なキャラクターだったと思います。シンプルなストーリーを臨場感あるスノーボードシーンと共に気持ちよく最後まで観れる青春エンタメ作品といったところですかね。まぁ、一言で表すなら…【ハイスクール・ミュージカルのシャーペイ×ショーン・ホワイト】正にこの一言に尽きるかなと。どちらかが好きor興味がある方は、一度観ておいて損はない作品だと思います。アシュレイの色基本的にシンプルで気持ちの良い、ともすると引っかかりのない作品になりそうな作風の中で、良いアクセントとなっているのがやはり制作指揮を手掛けたアシュレイ・ティスデイルとショーン・ホワイト、この2人が放つカラーです。前述した主人公ケイラは、お金持ちの裕福な娘でおしゃれに拘る少し高飛車気味なティーンですが強い芯を持ったキャラクターです。「不可能はない。」が口癖で、逆境に立っても決して腐らず裕福ではありながらそれとは無関係に、【自分がなりたい自分】になる為にはなりふり構わずどんな努力も惜しまない。これは、ハイスクール・ミュージカル鑑賞済の方はピンとくると思いますがほぼそのまんまシャーペイですよね。シャーペイのキャラクター像は演じたアシュレイの影響を色濃く受けているという事なので、今作のケイラに関しても間違いなくアシュレイの影響が大きいという事は一目瞭然です。そんな中でも単純なコピーではなく、ダヴ・キャメロンのイメージを投影させたケイラならではの個性もしっかり加味されています。個人的にはかなり奥行きのある良いキャラクターで、単純な物語の良い味付けとフックになっていると思いましたね。それと、ワンちゃん達がサブプロットとしてフィーチャーされるのも、まさにアシュレイ作品だな〜と。ネイルに死んだふり等、大活躍だったドナルドくん可愛かったですね。ショーン・ホワイトの物語そしてそんな基本青春物語の中で、もう一つ大きなアクセントになっているのはスノーボード界のレジェンド、ショーン・ホワイト監修によるスポーツムービーとしての本格的な表現。もちろんボードシーンの多くは俳優ではなくスタントが演じていますがこの臨場感はかなり作品を盛り上げてくれていると思います。カメラワーク等もかなり色々な工夫が凝らされていますし、ハーフパイプ大会のリアルな雰囲気等も巧みに表現されていましたね。それとストーリー、特にウィルの物語はショーン・ホワイトの実際の選手物語を大いに参考にしているのも一つの見所になっています。自ら考案した高難易度の技に失敗し、そのトラウマで競技から遠ざかるスター選手の復活物語…これだけでもというのはなかなか見応えありました。そこに前述したケイラのキャラクター性がうまく作用して物語が進んでいくので、基本はご都合主義の単純な物語でありながらも、この2つのキャラクターと物語のバックボーンがしっかりしているので違和感なく惹き込まれて観ることが出来たのはとても大きかったと思います。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまとめ音楽やその他の登場キャラクターもそれぞれ良くて、前述したワンちゃん達やユーモア、何気に親子関係を描いたサブプロットなんかも折り込まれていて、ラフな作品ながらも一つ一つ丁寧に作られているんですよね。そのうえで、、【一度挫折しても信じれる自分と誰かがいて、努力をすれば道は開ける】というシンプルなメッセージを、子供にも大人にも、誰にでもわかるようにしっかりと伝えている。トータルで見るとDCOM作品としてはホントにかなりの良作じゃないかなぁと思いますね。個人的にはかなり好きな作品でした。ストーリーのシンプルさもエンタメ性もメッセージ性もキャラクター性も、全てが絶妙なんですよね。最近この表現にハマってるんですが、、「映画なんてみんなこういうので良い…」と言う言葉がまさにピッタリな一本じゃないかなぁと思いました。DCOMって、この気軽に観れる質感が個人的にとても丁度良いんですよね。重厚な大作と違って、身構えず観れるのが。もちろん基本はテレビ用のファミリームービーなのでそこは加味してほしいところですが…「ディセンダント」などでダヴ・キャメロンに興味を持った方…「ハイスクール・ミュージカル」のシャーペイが好きな方…スノーボードやショーン・ホワイトが好きな方…等はきっと楽しく観れると思いますし、そうじゃなくても爽やかな気持ちで観ることのできる青春ムービーになっています。テレビ映画なんて…と嫌遠はせず是非一度通はチェックしてみていただきたい一本ですね♪「クラウド9」は現在ディズニープラスで配信中です♪はい。というわけで!今回はこの辺で。いつも長文駄文にお付き合い頂き本当にありがとうございます。感謝です!では、また次回!しーゆーねくすとたぁーいむ。にほんブログ村

    たくさん共感されています

    ディズニー映画語り クラウド9
  10.    〇 観たい作品                                                            ◎ 絶対に観たい作品                                                            ▲ すでに鑑賞済                                                           × 23区内で上映終了                                                     (ミニシアター系の公開予定作品には                                       近場の上映館を記載しています)3月公開▲ 「ARGYLLE アーガイル」『ARGYLLE/アーガイル (ネタバレ)』ひと月前に書いたあらすじのつづきを書きます『ARGYLLE/アーガイル (ネタバレなし)』映画 「ARGYLLE/アーガイル」 2024(令和6)年3月1日…ameblo.jp▲ 「DOGMAN ドッグマン」『DOGMANドッグマン』映画 「DOGMAN ドッグマン」 2024(令和6)年3月8日公開 ★★★★☆(英語: 字幕翻訳 横井和子)ニュージャージー州 ニューアーク。殺人現場周…ameblo.jp▲ 「12日の殺人」『12日の殺人』映画 「12日の殺人」 2024(令和6)年3月15日公開 ★★★★★(フランス語; 字幕翻訳 宮坂 愛)「フランス警察が捜査する殺人事件は年間800件以…ameblo.jp▲ 「オッペンハイマー」『オッペンハイマー』映画 「オッペンハイマー」 2024(令和6)年3月29日公開 ★★★★★原作本「オッペンハイマー 原爆の父と呼ばれた天才物理学者の栄光と悲劇(上・中・下)」…ameblo.jp4月公開▲ 「パストライブス/再会」『パストライブス/再会』映画「パストライブス/再会」 2024(令和6)年4月5日公開 ★★★☆☆(韓国語 英語: 字幕翻訳 松浦美奈)夜明けのバーで、アジア系の男女と白人男性の…ameblo.jp〇 「アイアンクロー」(132分)▲ 「ブルックリンでオペラを」『ブルックリンでオペラを』映画 「ブルックリンでオペラを」 2024(令和6)年4月5日公開 ★★★★☆(英語; 字幕翻訳 高内朝子)ニューヨーク、ブルックリン。夫スティーブンを…ameblo.jp▲ 「異人たち」『異人たち』映画 「異人たち」 2024(令和6)年4月19日公開 ★★★★☆原作本 「異人たちの夏」 山田太一 新潮社(英語: 字幕翻訳 牧野琴子)LGBTで脚本家…ameblo.jp▲ 「エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命」→ これから書きます                      5月公開予定〇5/10 「猿の惑星/キングダム」 (145分)〇5/17 「ありふれた教室」(105分)(シネスイッチ銀座、シネリーブル池袋)◎5/24 「関心領域」(99分)観たい映画,5月はこれしかありません!「関心領域」以外は、これでも絞り出したくらいなんですけど、その分6月に集中したのかもしれませんが・・・ま、最近アクセス数は、街歩きや上から目線の図書館記事に集中していて映画ブログはあんまり需要ないみたいなのでまあ、細々と続けさせていただきます。リブート版の「猿の惑星」は1,2作はほんとに最高でした。3作目を見逃したんですが、事前に観てなくて話が通じるのか、ちょっと心配。① 2011年 猿の惑星:創世記(ジェネシス)② 2014年 猿の惑星:新世紀(ライジング)③ 2017年 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)と、3年ごとにコンスタントに公開してきたんですが、今回は(コロナの影響もあったか?)7年ぶりの新作。④ 2024年 猿の惑星/キングダムあれ?今回は「王国記」とかじゃないんですね?

    これから観たい映画(166)
  11. 今回の犯人役ゲストは藤原季節。「海の見える理髪店」「プリズム」で注目し期待した人ですが、仕事を選んでいるのかその後連ドラにはなかなか出てくれなくて、久しぶりに見たらこの役でした。フジテレビ 金曜21時「イップス」第2話主演…篠原涼子、バカリズム脚本…オークラ演出…筧昌也このドラマは「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」のように犯人は視聴者にはわかってる状態で話は始まり、それを主人公たちが早めに犯人を怪しみ追い詰めて観念させる形式を取っています。犯人が誰かを考える視聴者の楽しみを奪う分、トリックなどが巧妙だったり、脚本は優れてないといけません。ところが、初回も今回もそこが無理があったり、破綻がありすぎたりで、もっと練った上で書き込んでほしいと思わされました。黒羽(篠原涼子)と森野(バカリズム)が1人カラオケをそれぞれやりに来た店がたまたま一緒なら、そこでその日にたまたま殺人が起きるのも偶然が重なりすぎて…なんですが、そこをツッコんではいけないドラマなのでそこは良いとして、人気ユーチューバーのよっちゃん(藤原季節)は明らかに相方のチョロ(細川岳)を生配信中に殺す気満々で臨んでるんですから、もうちょっと計画性があって完全犯罪っぽくしてほしかったな…と。…でないとそれを切り崩す森野や黒羽がスゴい!ってことにならないんですよね。気楽に見て楽しむ分には、まだ許せるレベルではありますが、この調子で毎回ツッコんでるのもな~と、第3話を見て見続けるけど記事はリタイアするかを決めたいと思います。今回の評価は…7ゲストの藤原季節ですが、ま~こういう役もいいけど…、やはりもっとナイーブな役こそ光る人なのでちょっと役違いでしたね。また他で見たいです。

  12. ラピュタ阿佐ヶ谷OIZUMI 東映現代劇の潮流 2024 より製作:東映監督:小西通雄脚本:舟橋和郎撮影:星島一郎美術:北川弘音楽:富田勲出演:緑魔子 城野ゆき 弓恵子 春川ますみ 原知佐子 若水ヤエ子 荒木道子 今井健二 田中春男1966年5月3日公開平山妙子(緑魔子)は3年の刑期を終えて、栃木刑務所を出所しました。彼女は保護観察官(高橋とよ)の手配したアパートで間借りしながら、刑務所内で免許を取得した美容師で身を立てようとします。ところが、妙子と同房だった郁子(城野ゆき)の頼みで、郁子と愛人関係にあった長谷川(今井健二)の元を訪れたのが運の尽き。妙子は、郁子がいくら手紙を出しても一向に返事の来ない長谷川の様子を伺うだけだったのに、長谷川は妙子に目をつけ、以後彼女にまとわりつくようになります。妙子が就職し落着こうとするたびに、長谷川が告げ口して解雇されてしまうという繰り返し。そんなある日、妙子は刑務所時代の仲間照代(若水ヤエ子)に会い、同じ仲間のフミ(清川玉枝)が経営している小料理屋に行きます。そこは刑務所仲間たちのたまり場で、派出婦になった千代(浦辺粂子)、ストリッパーの桃子(春川ますみ)などがたむろしていました。妙子は自分の店を出すため、フミから黒江(田中春男)を紹介してもらいます。それから間もなくして、黒江の尽力で妙子の美容室が開店します。妙子も最初のうちは、パトロンとその愛人という関係で割り切っていましたが、次第に情が移り黒江を愛するようになっていました。ところがその矢先、長谷川が再び妙子の前に現われ、彼女を脅迫してきます・・・。本作は「おんな番外地 鎖の牝犬」の続編で、女子刑務所における描写は小さく、出所後のヒロインの生活が主に描かれます。彼女の受難の元凶になるのが、今井健二演じる長谷川。今井は善人役も良いのですが、やはりロクデナシの男を演じさせると非常に落ち着きます。妙子にしつこくつきまとうクズっぷりが炸裂しており、その人間性が最低で最高。今井は強面を活かした暴力的な悪役に定評がある一方、この映画のような忌み嫌われる役柄もかなり合っています。このクズの脅しに妙子も負けてはおらず、長谷川の顔にハイボールをかける場面は胸の梳く想いがします。また、約束を反故にしてヤリ逃げしようとする髪結いの亭主の沢彰謙に対して、威勢のいい啖呵を切るところも、緑魔子ならではのキャラクターを活かした芝居に痺れます。妙子はせっかく仕事を得ても、元受刑者であることがばれて馘にされます。就職が駄目ならば結婚という発想が如何にも昭和らしく、保護観察官の手配によって妙子はお見合いをさせられます。その相手が由利徹なのは笑えます。しかも、がさつでおしゃべりな上に、妙子以上に前科があることが判明します。妙子も前科者という引け目がありますから、堅気の人間ならば多少の事は我慢できても、同じ前科者となると話が違ってきて、結婚話はご破算になります。彼女は就職もままならず、縁談も失敗に終わり、クサクサしていたところ、刑務所仲間だった照代と再会します。前作に登場したメンバーが集まり、妙子の出所祝いと同窓会を兼ねた飲み会が開かれ、そこでは妙子も自分の居場所であるかのような安心感を味わいます。酒の席では、就職が無理ならばいっその事自分の店を持てばいいという話になり、小料理屋の女将のフミの伝手でパトロンになってくれる黒江を紹介されます。二号となる代わりに、美容室の開店資金を提供してもらうことで、両者の思惑は一致します。ところが、またしても長谷川に居場所を嗅ぎつけられ、妙子の運命や如何に?という具合に、一難去ってまた一難と苦難の物語が繰り広げられます。終盤に長谷川の情婦だった郁子が脱走したことで、凡その結末は予測できますが、最大の癌となっていた人物を排除できても、ヒロインの道のりは険しいことを匂わせて映画は終わります。刑期を終えて更生しようとしても、世間の風は冷たい事を思い知らされると同時に、緑魔子を徹頭徹尾甚振るような風俗ドラマであることが強く印象に残りました。

    前科者の女が再起を図るたびクズ男に邪魔されて・・「続 おんな番外地」を観て
  13. 5月リリース新作ブルーレイ&DVD情報池袋のグランドシネマサンシャインで「午前十時の映画祭」オープニング上映の『インディ・ジョーンズ』シリーズの“みんな大好きトリロジー”を鑑賞。『レイダース』は3年前に4DX版を観てるけど、やっぱり初期3部作は何度も劇場で観たい。『魔宮の伝説』『最後の聖戦』の劇場鑑賞は2010年のイッキミ上映イベント以来、14年ぶり。全作4K上映、グラシネのBESTIAシアターだったので音響の臨場感も抜群。『魔宮の伝説』は戸田奈津子さんのトークショー付きで観て、ハリソン・フォードの来日エピソードなど貴重話を堪能しました。グラシネは20時台でも上映してくれるので朝早くから行く必要ないのが有難い。いずれも結構な客入りで全ての回において上映後、拍手が起こってました。『インディ・ジョーンズ』を劇場で楽しむ空間を共有できて幸せ。5月のオススメタイトルは、『ゴジラ-1.0』『アクアマン/失われた王国』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』『コンクリート・ユートピア』『超能力学園Z』『マッドマックス 怒りのデス・ロード コレクターズ・エディション』『地獄のコマンド 日本語吹替完声版』『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて』『キリエのうた』『ヴィレッジ』『死んでもいい』『映画 窓ぎわのトットちゃん』『SAND LAND』『屋根裏のラジャー』などがリリース。●掲載順・オススメの目玉タイトル・廉価版&再発売・外国映画・日本映画・海外ドラマ・日本ドラマ・特撮作品・アニメ・音楽・カルチャー・バラエティ・趣味【Amazon.co.jp限定】『ゴジラ-1.0』 豪華版 4K Ultra HD Blu-ray 同梱4枚組(Amazon限定:アクリルスタンド+ビジュアルシート付き、メーカー特典:名セリフステッカー付き) [Blu-ray]Amazon(アマゾン)【Amazon.co.jp限定】『ゴジラ-1.0』 豪華版 3枚組 (Amazon限定:アクリルスタンド+ビジュアルシート付き、メーカー特典:名セリフステッカー付き) [Blu-ray]Amazon(アマゾン)『ゴジラ-1.0』 豪華版 3枚組  [Blu-ray]Amazon(アマゾン)『ゴジラ-1.0』 2枚組 [Blu-ray]Amazon(アマゾン)【Amazon.co.jp限定】『ゴジラ-1.0』 2枚組(Amazon限定:アクリルスタンド付き、メーカー特典:名セリフステッカー付き) [Blu-ray]Amazon(アマゾン)【Amazon.co.jp限定】『ゴジラ-1.0/C』Blu-ray(Amazon限定:アクリルスタンド付き、メーカー特典:名セリフステッカー付き) [Blu-ray]Amazon(アマゾン)『シン・ゴジラ:オルソ』Blu-rayAmazon(アマゾン)【楽天ブックス限定先着特典+先着特典】『ゴジラー1.0』Blu-ray 豪華版 4K Ultra HD Blu-ray 同梱4枚組【4K ULTRA HD】(イヤフォンケース+名セリフステッカー) [ 神木隆之介 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【楽天ブックス限定先着特典+先着特典】『ゴジラー1.0』Blu-ray 豪華版 3枚組【Blu-ray】(イヤフォンケース+名セリフステッカー) [ 神木隆之介 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【楽天ブックス限定グッズ+楽天ブックス限定先着特典+他】『ゴジラー1.0』Blu-ray 豪華版 4K Ultra HD Blu-ray 同梱4枚組【4K ULTRA HD】(サウンドアクリルスタンド+イヤフォンケース+他) [ 神木隆之介 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【楽天ブックス限定グッズ+楽天ブックス限定先着特典+他】『ゴジラー1.0』Blu-ray 豪華版 3枚組【Blu-ray】(サウンドアクリルスタンド+イヤフォンケース+他) [ 神木隆之介 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【楽天ブックス限定グッズ+楽天ブックス限定先着特典+他】『ゴジラー1.0』Blu-ray 2枚組【Blu-ray】(サウンドアクリルスタンド+イヤフォンケース+他) [ 神木隆之介 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【楽天ブックス限定先着特典+先着特典】『ゴジラー1.0』Blu-ray 2枚組【Blu-ray】(イヤフォンケース+名セリフステッカー) [ 神木隆之介 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【楽天ブックス限定グッズ+楽天ブックス限定先着特典+他】『ゴジラー1.0/C』【Blu-ray】(サウンドアクリルスタンド+イヤフォンケース+他) [ 神木隆之介 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【楽天ブックス限定先着特典+先着特典】『ゴジラー1.0/C』【Blu-ray】(イヤフォンケース+名セリフステッカー) [ 神木隆之介 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}

    5月の新作BD&DVDリリース情報 1●目玉タイトル1(ゴジラ-1.0)
  14. 山田太一の原作を脚本市川森一、監督大林宣彦が綴るひと夏の物語主演風間杜夫、恋人の名取裕子との絡みが話題になるもクライマックスに賛否を起こす「異人たちとの夏」1988年公開 / 110分/ 日本 (米題:The Discarnates)監督: 大林宣彦製作: 杉崎重美プロデューサー: 樋口清原作: 山田太一脚本: 市川森一撮影: 坂本善尚美術: 薩谷和夫音楽: 篠崎正嗣特殊メイク: 原口智生製作・配給: 松竹キャスト風間杜夫/片岡鶴太郎/秋吉久美子/名取裕子/永島敏行/入江若葉/竹内力/峰岸徹/入江若葉/北見マキ/桂米丸/柳家さん吉/ベンガル/高橋幸宏/松田洋治/笹野高史/本多猪四郎/奥村公延/林泰文他 妻とも別れ、孤独な毎日を送っていた風間杜夫扮する主人公が、死んだ両親(現在の自分とほぼ同年輩の姿)と再会する。同時にある女性と親しくなるが、両親との邂逅を繰り返すたび、主人公の身体はなぜか衰弱していく。人間と幽霊の間の愛と情念とを情感豊かに描き込んだ佳作。派手な特撮ではないが、幽霊のシーンに効果的に合成が使用されている。(allcinema)より抜粋)Wikipedia:異人たちとの夏*****どーもです。今回の大林監督作品は、只今リメイクがイギリスの監督アンドリューヘイにより絶賛公開中となっている此方リメイク作のタイトルは「異人たち」こちらは未見ですので大林版のお話になります「異人たちとの夏」が公開されたのは1988年バブルの全盛期の頃の作品となります監督は当時松竹映画の1作目を撮るにあたりコメンタリーでは「松竹映画を撮ってください」と言われたとおっしゃっているがもともとホラー映画で行く予定だったとの説もあるもう散々言われていることなので最初にネタバレで言っておくが、、(※そんなわけで今回もネタバレ必至となります。ご勘弁を。。)クライマックスで急にホラーテイストが入る当時、大林監督のノスタルジック満載な作品になるんじゃないかと期待したもので、ここの変わりようで賛否があり、私もどうしても受け入れなくて「否」のイメージの強い作品でした。その後、2回ほど観返していても評価は変わらず、今回また観返したところ、、、やはり解らん・・(笑)解らないなりに今感じたことを書いて観たいと思いますのでお付き合いくださいまし。ある意味非常に難解な作品でもあるのかもしれないしあのテイストの変わりようは失敗しているとしか言いようがないwでもあれさえなければと言うかストーリーはそのままでもいいと思いますのであそこのテイストが変わらなければとても良い作品なんです(^^;しかもそのホラーのクオリティが非常に良いww監督の評価でたまにみかける「最後のあれがなければ」とか「あの演出がなければ」とかの最たるものではないのかなと感じるもので、これが「大林ってるね」と感じるときと「これはやりすぎ」と感じるのと、どうしてもこのような手法を取る監督の演出では諸刃の剣になってしまうというか、クセの強い演出をする監督さんにはそんな作品になってしまうこともあると思います。本作はその前の両親とのとても感動するシーンが吹き飛んでしまうような変わりようwwもう今回は何度観てもわからんので、笑いさえ出てきたwもう血しぶきシーンには「なにしとんねん」と突っ込みを入れる始末(^^;んなわけで、長くなりましたが物語も簡単に説明していきましょう。主人公の原田英雄=風間杜夫はシナリオライターである仕事で家に帰れず奥さんとは別居状態生活は荒み切っている仕事仲間の間宮=永島敏行から奥さんと別れるなら俺が交際を申し込んでもいいかと尋ねられ、あきれながらも承諾するそんな最悪な夜に同じマンションの住人の女性に一緒にシャンパンを飲もうと押しかけられ、邪険に扱ってしまう女には名取裕子女は原田の脚本のファンだったシャンパンだけでも受け取ってと言われるが断り追い返す今ではごく当たり前の対応に見えるが、この初対面の対応がのちに重要となるそれから別の日に、新橋駅の使っていない地下鉄の取材をした後、生まれ育った浅草へ立ち寄る演芸ホールで寄席を楽しんでいると、どこからか聞いたことのある声がする「父さんだ」父も寄席を見に来ていたしかし、どう考えてもおかしい。父は母と12歳の時に事故で死んでいたのだしかし父は当たり前のように「出るぞ」と言い、演芸場を出ていく驚きつつも付いていく原田父は片岡鶴太郎江戸っ子気質の男をそつなく演じている当時鶴太郎さんはコメディアンの鶴ちゃんだったが、これが大抜擢で大正解家についていくと母がいた母は秋吉久美子とても無邪気でかわいい母を演じる最初戸惑う原田だが、親に遠慮するなと言われ本当に父と母なんだと安心する不思議な楽しい晩を楽しんだ原田気分のいい原田は帰りにマンションの一階であの女性に会うが優しく接することが出来たそれから二人は愛し合うようになる女の名前はケイと言った抱かれるときは前にはやけどの痕があるので見ないでと言われるそうして原田は彼女と、たまに両親のところへ行き充実した日々を送れるようになるしかし原田はだんだんとやつれだし衰弱していくケイは両親と会わないでと告げ、原田はそのことを両親に相談し、別れることにする。最後の日にすきやきの今半へ行く「おまえは一人でよく頑張った」と言ってもらえるどんなにきつくても、親から褒められることほど嬉しいものはない。感動的な別れの後、ケイの秘密も明らかにされる・・・ケイとも別れた後、両親の住んでいた浅草のアパートは立て壊されていた今半で両親が残した箸を燃やす。送り火だ。この時、永島敏行が「どうかしてた」を連発する最初全くその意味が解らなかったが、これだけは今回理解できた「どうかしてた」=「不条理」は全く生きていることの真理をついた言葉だこの夏は「どうかしてた」という永島不条理なことが起きたが、その時代の生き方そのものが不条理の中で生きている父と母と過ごした当時の生活、アイスを食べ、キャッチボールをする家族の在り方気さくに話しかける父。気に食わないと仕事は場を移す。一方、現実の世界ではヤギのチーズを喰い、女を抱く同じマンションの住人の顔すら知らない仕事に疲弊し、子は親のことに全く興味を沸かない世界この世界自体が「どうかしてる」=不条理と問いかけている不条理の中で起きた不条理は真理だったのかもしれない。永島はそんな「どうかしてる」ことは忘れましょうという「気にしてると身がもたない」それも真理だ。原田はケイとの別れの時に「連れてってくれ」という現実世界から逃避しようとするも、最後は「僕は生きます」と両親とケイに感謝と別れを告げる。晩年の山田太一の暮らしを想うと原作者の心情に沿うラストだったのかなとも感じる。バブル真っただ中に撮った作品でした。では。Threads:chackn's blog 縮小版

    【映画】異人たちとの夏(1988):ノスタルジィとシュールを兼ね持つ大林宣彦監督の異色作
  15. 皆様、こんにちは。昨日の20時に勤務を終え、月曜日11時迄の休みですが、現在うちの社内は新型コロナウイルスに感染し療養している者が続出しています、毎年そうなのですがこの時期は物量が落ち着いている為影響は殆ど無いのが救いではありますが…消毒・手洗い・換気の徹底等々緊急事態宣言時の対応策が再び発せられています。様々な規制が無くなった上にワクチンの効果も薄れて当然ですのでこうなる事は目に見えていましたしインフルエンザと同じと考えれば(人によってはインフルエンザの方が新型コロナウイルスより怖いと言う方も居られます)従来通りの感染対策をする事がやはり最善なのかと思います。さて本日は此方の作品を…VHS化作品ですがDVDは未発売、U-NEXT(見放題対象作品)/FANZA動画/Amazonプライムビデオ内に於いて有料動画配信及び動画販売が行われています。俺と同様、何度と無く右手の恋人となってくれたと言う方が多いであろう「当時のAV女王」「初代AV女王」である小林ひとみが日活ロマンポルノの新機軸「ロマンX」(当時急速に市場を拡大していたAVに対抗し、主演女優が本番を行った作品群。但しこれによりAVとの壁があらゆる面で取り払われた上に映倫がこの基本姿勢に難色を示して短期間で終わってしまったばかりかロマンポルノの終焉を早めてしまった様な気もします)に降臨した作品(因みにロマンポルノ主演二作目です)。「奥戯快感・艶」昭和62年1月6日公開・吉本昌弘脚本・池田賢一監督・日活制作。奥戯快感 艶:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画奥戯快感 艶(1987年1月6日公開の映画)の作品情報。あらすじ、上映スケジュール、評価・レビュー、関連ニュース。夫が単身赴任中で欲求不満の若妻が繰り広げる痴態を描く成人映画。監督は池田賢一。出演は小林ひとみ、大友…moviewalker.jp単身赴任中の亭主を持つ欲求不満気味の若妻・小林ひとみが自らの奥に眠っていた淫乱さに気付き、野郎の性欲を爆発させる自撮りの写真を公衆便所等々に散蒔いて若い燕を見付け飼い始め、後戻り出来ぬ地獄の釜の蓋を開けてしまい…結論から言えば、物語は取って付けた様であり面白さは皆無…しかしひとみさんの姿形や情交等々を堪能するには懐かしさも加わっていい作品ですが(AV作品群に関しては動画配信も無ければVHSのみの作品が大多数で再生機器も激減していますから、僅かなDVD化作品や配信中のロマンポルノ作品は貴重そのもの)苦渋の選択であっただろうとは云え先述した「AV業界との壁を取り去ってしまった事」加えて「後のソフト化を意識したかの様な、AVと何ら変わらぬ様な内容」が、これも先述しましたがロマンポルノの終焉を早めた様に感じます、本番を行った関係者の意気込みは大いに買いますが…そう云えば数年前にひとみさんがインタビューを受けられた際ネットで拝見しましたが、当時50代後半ながらも若い頃と然程変わらぬ印象を受けましたし「テレビゲームと少年漫画が大好きで保護猫も数匹飼っている」「度を超えた迷惑行為をした客には毅然とした態度で臨む雇われママ」等々、意外な一面や裸で商売をしてきたからこその優しさや周囲に対する思い遣り等々を感じました。

    単身赴任中の亭主を尻目に若妻が痴女となり若い燕を…日活ロマンポルノ「奥戯快感・艶」小林ひとみ
  16. 絶望の上にも、さらに絶望させられた衆議院補欠選挙東京15区(江東区)の結果
  17. 加藤拓也をご存知でしょうか。若くしてその才能を評価され、舞台、ドラマ、映画とジャンルを問わず脚本、演出をどちらもこなし、ドラマ脚本では市川森一賞、戯曲では岸田國士戯曲賞などを受賞しているマルチな才人です。連ドラでは25歳の若さで、日本テレビのG帯に「俺のスカート、どこ行った?」という奇抜な学園ドラマを書き、女装家の教師という設定に驚かされました。2話で離脱しましたが…。続いて2021年にはNHKで「きれいのくに」という、これまた奇抜なドラマの脚本を書き、こちらも驚かされましたが、途中で離脱しました。過去2度そうだったので、このドラマは最後まで見てみようかと思っているのですが…TBS 火曜25時28分「滅相も無い」第1話脚本、演出…加藤拓也これまで2作と同様に、のっけから奇抜な設定にまたも驚かされました。日本中の方々に巨大な7つの穴が現れ、そこに入った者は出てこられないということらしく、そんな中、穴を神と崇め、その中に救済があると説く小澤(堤真一)という男が現れます。その言葉を信じ、穴に入ることを望む8人の信者が集まります。穴に入る前に、なぜ穴に入りたいか、救済を求めるに至った自分史を語るのがルールのようです。初回は「怒れない男」川端(中川大志)なぜ怒れないのか、その悩みを抱くに至ったかを語っていき、それが再現されます。この再現がとりわけ独特で、広いスタジオ内で演劇形式で表現されるのです。少年時代も川端を演じる中川大志が演じるし、登場人物は皆、決まった何人かがすべて演じます。簡易なセットがその都度セッティングされ見せていきます。ドラマ、映画、演劇すべてに通じている加藤拓也なればこその大胆にして柔軟な発想から出た演出で、これにはへ~っと驚きました。中川大志は近年、めざましく進化している人で、怒れない川端がついに遅刻常習のカノジョにキレるシーンの迫力にはひきこまれました。小澤がなぜ川端は怒れなくなったかは、あまり怒ることのない私めにもあてはまるところがあり、狭い自分史でありながら普遍的な人間の本質をも描く意図を感じました。なかなか手ごわい作品になりそうです。深夜ドラマにしては豪華な面々があとには控えています。どんな自分史を語るか楽しみです。今回の評価は…7

  18. 良い作品で、見て良かった。見始めるとあっという間だった。屋敷に来た来訪者・半四郎が語るたびに竹光でのあの悲惨な切腹を思い出して、切なさと悲しさが増す。題名の『一命』という意味と重さをとても感じる作品だった。余韻が残るし、海老蔵が良すぎた。最後の殺陣はハラハラしっぱなしだった。半四郎カッコ良かった《 感想 》戦国時代が終わり、太平の世が来た。大坂の陣を知る者もいなくなる徳川の世。そんな時代に貧乏浪人達の間で流行っているのが“狂言切腹”だった。腹を切る気もないけど大名の所へ行き、玄関先で腹を切らせてくれと言う。迷惑だからと金子を与えられたり、そのまま召し抱えられるなどの成功例が町人や浪士達の間で噂されていた。ある日、その狂言切腹をしに、若い男・千々岩求女が屋敷に来た。病気の妻子のため、3両が必要だった。求女は必死だった。「姑息な貧乏浪人が」と怒る屋敷の者は武士に二言はないはずだと、見せしめに本当に切腹をさせることに。求女は妻子のために刀を質に入れ、竹光を持っていた。屋敷の武士達は、その竹光で腹を切れと。求女はその竹光で腹を切らされた刀と違い竹光では腹に刺さらず、何度も刺す求女は痛すぎて画面を見てられなかった音もきつい。耳を疑う「まだまだあ!」というセリフ。とんでもない事を言って介錯しないから、さすがに家老が降りてきて介錯した。酷かった…げっそり…屋敷の者たちは、もっともらしい理由をつけたけど、下の人間を痛めつける残酷さと快感とかバンバン見えてた。武士なら通る手習いくらいの感覚で、切腹を見たかっただけのようにも見える。誰が流したのか、世間の噂話では、竹光で切腹した求女を嘲笑い、切腹させた大名家を誉めていた。来訪者、半四郎求女の無念の死から数ヶ月が経ち、落ち着きのある主人公、津雲半四郎も同じ大名屋敷に行き、狂言切腹を装った。その屋敷ではまた狂言切腹かと思い、数ヶ月前に起こった求女の哀れで無様な狂言切腹の顛末を、この半四郎に聞かせた。半四郎の意志は強く、そのまま切腹を…と思いきや、半四郎は語り出す。自分の人生と、大切にしてた家族の話を。無惨に死んだ求女の人生のことを。半四郎は、復讐をしに来た。求女と同じ竹光で、バッサバッサと屋敷の武士たちを打ちのめす。彼らは簡単に一人の命を奪ったけど、半四郎はそれをしない。真剣で武装した大勢を相手に、竹光で一人がんばった「拙者はただ生きて、春を待ってただけだ」半四郎が言う。幸せだった日常最後は竹光も折れ、抵抗もせず、手を広げて斬られて終わった。半四郎が最後に見たのは幸せだった頃のこと。一生懸命生きてたのに、せつなかった涙見事な戦いで散った半四郎海老蔵の発声は、ほんと素晴らしかった。静かに喋っているだけなのに、何とも言えない切なさと迫力があった。ショボッとした姿で漂う色気もすごい。どうする家康の石田三成役の人も、ほんと発声が良かったの思い出す。間といい発声といい、やっぱ違うね、鍛え上げられた声というのは

    一命
  19. 「異人たち」を観ました。ストーリーは、12歳で両親を亡くし、孤独に生きてきた40歳の脚本家アダム。ロンドンのマンションに住み、両親の思い出をもとにした脚本の執筆に取り組んでいる。ある日、幼少期を過ごした郊外の家を訪れると、そこには30年前に他界した父と母が当時のままの姿で暮らしていた。というお話です。孤独なテレビ脚本家のアダムはロンドンで静かな生活を送っている。ある日マンションで非常用サイレンが鳴り外に逃げ出すが誤作動だったらしい。その時、マンションの中に残っている人を見つける。あそこに人が住んでいたんだと思い部屋に帰ると、部屋のチャイムが鳴り、ウィスキーを持ったハリーが訪ねてくる。ハリーはあの部屋の住民らしかった。しかし酔っぱらった彼を家に招く気は起きず、彼を送り出す。アダムは新作を書き始め、今は空き家になっている幼少期に住んでいた家を訪ねることにする。彼は、数十年前、12歳のときに交通事故で両親を亡くしたのだが、何故か家に行くと両親が待っていた。訳が分からないまま、アダムは両親と夕食をとり、また訪れることを約束して帰る。家に戻ったアダムはエレベーターでハリーに再開する。お互いに気になっていた二人の距離は縮まり、恋人となっていく。アダムはハリーも家族と疎遠であり孤独なのだということを知り、一緒にアダムの部屋で暮らし始める。アダムは何度か両親に会いに行き、自分が同性愛者であることを告白し、子供の頃にいじめに合っていたことなども話して、心に残っていたしこりを一つづつ減らしていく。ハリーとの仲も深まり、一緒にクラブでドラッグなどを楽しむようになると、段々と記憶があやふやになっていきます。ハリーを両親に会わせようとするアダムですが、家に着いてドアを叩いても両親はドアを開けてくれません。どうしてと何度も叩いているうちに、ハリーはいなくなってしまいます。あれ?と気が付くと家の中で両親と一緒にいます。両親は、ハリーは帰ったと言い、もうここに来るのは辞めなさいとアダムに話し始めます。そして…。後は、映画を観てくださいね。この映画、良い映画でした。昔、TVで「異人たちとの夏」を観たと思うのですが、まだ子供だったのでほとんど覚えていないんです。あらすじを読んでみたのですが、風間杜夫さんと鶴太郎さんが出てたことは憶えているのですが、名取さんや秋吉さんは憶えていないんです。こんなお話だったのかな。そして、今回の「異人たち」を観ました。こんな内容の映画だったんですね。ゲイを描いたりしたのは、現代風にしたからなのかしら。とても感動的な作品でした。原作は読んでいないのですが、あまり変えずに、ゲイ要素などが加わっていたくらいのようでした。ごめんなさい、自分で読んでいないので、皆さんの感想からの想像です。アダムは孤独に暮らしているというのですが、ロンドンのこのマンションに2人しか住んでいないらしいと最初にハリーがいうので変なマンションだなーと思ったのですが、最後まで見ると、あー、そういうことだったのねと理由が解りました。細かい部分にとても気を使ってあり、ちゃんと伏線回収がされてスッキリって感じでした。マンションの非常用サイレンの誤作動があり、その後、新作の執筆にとりかかって実家に帰ってみようとなるんです。思うに、あれが話の取り掛かりで、アダムは違う軸線に入っていくような感じなんです。実家で両親に会い、マンションでは、ハリーという青年に会うんです。両親との交流で、子供の頃に両親を亡くしてしまって話したかったことや、相談したかったことを時間をかけて話していくんです。布団に潜り込んで一緒に寝たり、まだまだ親が必要な時に両親を亡くしてしまったことで出来なかったことを、今、遣らせて貰うんです。なんか、とっても気持ちが解りました。大人になったって、父は父、母は母ですからね。変わらないんです。アダムは何度も両親に会いに行き、何故かどんどん体力が無くなっていきます。倒れてハリーに連れ帰って貰ったり、電車で爆睡してしまったり、目に見えて弱っていくので、あれ?もしかして体力を幽霊に奪われているのかなと思ったのですが、違いました。私、ずっと気が付かず、最後の最後までアダムの今の状態に気が付かなかったんです。あんなに伏線が貼ってあったのに、全然気が付かず、最後で、あ!!と思いました。アダムは孤独だったけど、本当は凄く愛されていたんだよって解ったし、愛する人も出来たし、何も心配はないんだよって言われているようで幸せな気持ちになりました。だってアダムって凄く寂しそうな人に見えたんですもん。とっても良い映画だったんだけど、考えてみると邦画の内容とほとんど一緒なんですよね。洋画になっていたので驚きました。幽霊の話とかだと、もっと日本風な雰囲気になりそうだけど、洋画の雰囲気で、ご両親も優しくて、私の中では洋画の方が”異人たち”の実写版という感じに思えました。アダムをアンドリュー・スコットが演じていて、久しぶりに上手いなぁと思いました。彼は舞台の方が中心の俳優さんみたいですね。ナショナル・シアター・ライブに出演していることが多いですもん。シャーロックのモリアーティを演じていて、憎らし~!って思っていたけど、カッコいいですね。そして、話題のポール・メスカルがハリー役でした。この役だとエロいですね。うーん、好きです。お父さんをジェイミー・ベル、お母さんをクレア・フォイが演じていました。キャスティングが良かったです。私はこの映画、超!お薦めしたいと思います。静かに感動する作品だと思いました。本当はもう一つ超!を付けたいけど、最後の最後でそういうことだったのか~となるので、これ、理解出来る方と出来ない方というか、私が理解したラストじゃない風に考える方もいると思うから、そうなると賛否が分かれるかなと思い、普通にしました。でも、私は好きな作品です。ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。「異人たち」異人たち夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダムは、偶然同じマンションの謎めいた住人、ハリーの訪問で、ありふれた日常に変化が訪れる。ハリーとの関係が深まるにつれて、アダムは遠い子供の頃の世界に引き戻され、30年前に死別した両親が、そのままの姿で目の前に現れる。想像もしなかった再会に固く閉ざしていた心が解きほぐされていくのを感じる…www.searchlightpictures.jp異人たちとの夏(新潮文庫)Amazon(アマゾン)あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 異人たちとの夏 [Blu-ray]Amazon(アマゾン)

    「異人たち」山田太一の原作をイギリスで映画化しました。感動作になっていて観た後ジーンとしました。
  20. このブログではあまり私め個人の好みを前面に出さないように心がけているつもりですが、私めは医療の現場におけるヒューマンドラマが大好きです!これは度々書いているのでご存知の方も多いでしょうが…前クールの「お別れホスピタル」もそうですし、「コウノドリ」や「透明なゆりかご」古くは「救命病棟24時」や「Dr.コトー診療所」など、ドラマのジャンルの中では最も好きなジャンルなんです。その分、目も肥えてしまって評価は厳しめになります。そんな私めから見て、このドラマは傑作になるかもしれない期待感が高まる初回でした。フジテレビ 月曜22時「アンメット~ある脳外科医の日記~」第1話主演…杉咲花脚本…篠﨑絵里子演出…Yuki Saito原作は「コウノドリ」と同じ講談社「モーニング」に連載された漫画で、原作者の子鹿ゆずる氏は自身も元脳外科医でその経験をふまえて、脳障害への理解を深めてもらいたいという思いから書き始めたのだそうです。そんな真摯な思いが初回からひしひしと伝わりましたね。主人公のミヤビ(杉咲花)は2年前の不慮の事故により記憶障害となり、朝起きると昨日のことは忘れてしまうようになっています。そのため、日記にその日あったことなどをしっかりと書いておき、朝それを読み込んでから出勤します。優秀な脳外科医でしたが、今は医療行為はせずに看護助手として病院で働いています。そんなミヤビの職場に新たに三瓶(若葉竜也)というアメリカ帰りの脳外科医が現れ、医療行為を諦めていたミヤビの背中を押し、また脳外科医として働くようになるまでが初回でした。それとリンクして患者側のエピソードとしては脳梗塞で倒れ失語症になってしまった女優(中村映里子)とマネージャーでもあるその夫(風間俊介)との話がありました。長い下積みの末にやっと主演のオファーが来たのに、そうなってしまったのは痛ましい話でしたが、絶望から前向きになるまでが丁寧に描かれていて救いのある終わり方でした。中村映里子の失語症の演技はとてもリアルで、失語症の怖さを切実に伝えてくれました。主演の杉咲花は記憶障害を受け入れて淡々と今の暮らしに甘んじていたのが、三瓶から刺激を受け変化するさまを繊細に演じていて、やはり力量ある人だと改めて感じさせてくれる演技でした。杉咲花以上に初回を見て感心したのは三瓶役の若葉竜也。大衆演劇のチビ玉ももう34歳。これまで器用にさまざまな役を演じてきましたがこれという目立った役は連ドラではあまり無くて、これは良い役を得たなと思います。無表情でクセの強い三瓶を抑えたトーンで演じていますが、その発する言葉の重みは切れ味が鋭く、グッと心をつかむものがありました。キャリアの豊かさから得たさまざまなスキルをひけらかさずに、引き算の演技で見せる凄みのようなものを感じさせました。周りも頼もしいメンバーで教授に井浦新、ちょっと怖そうな看護師長に吉瀬美智子、ミヤビを好きらしい救急部長に千葉雄大。いずれもいつもとちょっと違う雰囲気ですね。今回の評価は…8医療ドラマをお好きな方にはおすすめです。