
25JUL.
東京ふれんどコンサートへ
前日に続いて猛暑日の予報が出た21日。この日は舟木さんの後援会主催のふれんどコンサートの日でした。松本も朝から蒸し暑く東京のお友達から38℃予報だと伺いどれほどの暑さになるかしらと覚悟して塩尻発10:18のあずさ22号で新宿へ。駅のホームで待っていて下さったお友達と中野へ向かいました。冷房の効いた電車を下りると代わりにムッとする空気が全身を包みましたが雲が多く陽射しはあまり強くありませんでした。それでも歩いていると汗が出て来ます。まだ開場には時間があったのでお友達が探しておいて下さった喫茶店で軽い昼食を取り会場のなかのZERO大ホールへ。暑い日とあって着いた時にはもう入場でき早めに席に着くことができました。受付でチケットの裏に「済」の印を押して頂き素敵なカードを頂きました。先んじて行われた大阪ふれコンの様子は関西のお友達から伺っていました。今回は股旅物特集とのことでしたのでLPアルバム『渡世人』のレコードを聴き少しだけ予習をしておきました(^_-)-☆もう1人のお友達ともお席で再会。歓談するうちにいよいよ開演です。久しぶりに拝見する舟木さんのお着物姿。先日届いた後援会の会報『浮舟』に素足だと鼻緒が擦れて痛いので足袋を履いてもおかしくないお着物をとのことで涼しげなグレーの小紋と紫がかった帯の色が何とも言えず素敵でした。でも一段と細くなられたようで少し心配にもなりましたが♪清水港の名物は〜お茶の香りと男伊達〜♪『旅姿三人男』を歌われる舟木さんの張りのある伸びやかなお声にその心配も杞憂に終わりました。「女性が股旅物をあまり好まないのは知っているけれど・・・」と仰っていましたがおしばはともあれ三味の音も粋な曲の数々。私は嫌いではありません。「世間からはぐれた渡世人を歌っているけれどその中には、粋、情、艶(もう1つ仰いましたが出てこない😢)が詰まっている」と。『旅笠道中』♪夜が冷たい 心が寒い 渡り鳥かよ おいらの旅は 風のまにまに 吹きさらし♪『妻恋道中』♪好いた女房に 三行半を投げて長脇差 永の旅♪『鴛鴦道中』♪堅気育ちも 重なる旅にいつかはぐれて 無宿者♪どれも似たような歌詞だと仰るように世を捨てた渡世人のやるせない男心が舟木さんの歌声に乗って会場を包み込みます。お三味線の豊藤馨さんのご紹介も忘れずに。2丁のお三味線を交互に使いながらの演奏は素敵でした。お三味線の音はとこか郷愁を誘い旅から旅への旅鴉、股旅物の歌詞をより引き立てるように感じます。東海林太郎さんの赤城山の歌を2曲と『名月赤城山』と『赤城の子守唄』を。♪男ごころに男が惚れて意気が溶け合う赤城山澄んだ夜空のまん丸月に浮世横笛 誰が吹く♪と歌われる『名月赤城山』も『旅姿三人男』と同じくLP『渡世人』に収録されています。『旅姿・・・』は清水次郎長の子分、大政、小政、森乃石松を歌い『赤城山』は国定忠治とどちらも実在の侠客を題材にした歌ですね。若い方はご存知ないと思いますが昔はよくTVで流れた時代劇。おぼろげに筋は覚えてはいます。やくざな無法者の切った張ったの世界はあまり好きではなかったけれど(^^ゞ1部が終わり舟木さんはお着替えのため袖へ。アバウト9のバンドメンバーとコーラスの方々のインスタルメンタルは『さくら仁義』それぞれの演奏が場を盛り上げて会場からは割れんばかりの拍手がおきました。黒のお着物で登場された舟木さん。舟木さんもメンバーに拍手を送っていらっしゃいま「股旅物も似たような歌詞ばかりと言ったけれどこれにも時代によって変化がある。」と話しはじめられましたが取り敢えずはと歌われたのは『潮来笠』をはじめとする橋幸夫さんの股旅物3曲。他の2曲は初めて聞く曲でした。歌い終えて「ね、違うでしょ。」橋さんは少なくとも股旅物を100曲は歌っていると言うお話をされました。歌真似を少しされて「あの少し鼻にかかった歌い方が股旅物に合っていた」とも。いつだったかは忘れましたが以前のコンサートの折も橋さんについて「股旅物が一番良い」旨のお話された記憶があります。次はご自分が舞台で演られた股旅物のお芝居の歌をと歌われたのは以下の3曲。『沓掛小唄』♪意地の筋金 度胸のよさも人情からめば 涙ぐせ渡り鳥かよ 旅人ぐらしあれは沓掛時次郎♪『次男坊鴉』♪どこへ飛ぶのか次男坊鴉笠にみぞれの 散る中をなまじ小粋に 別れたせいか日光街道の 日光街道の 灯(ひ)がうるむ♪『雪の渡り鳥』♪合羽からげて 三度笠どこの塒の 渡り鳥愚痴じゃなけれど この俺にゃ帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し♪それぞれの舞台の舟木さんが浮かびます。渡世人姿の舟木さんも格好良かったけれど舟木さんには品がおありなのでどちらかといえば武家物の方がお似合いで好きでした。ですから♪お奉行様から賭場荒らし♪『次男坊鴉』の舟木さんが印象深く残っています。武士であった若い頃に履いていた高下駄のお話をその時にされていた記憶がありますが股旅物のお芝居の衣装や小物にも色々と決まりがあると言うお話をされました。足袋は勿論履けない。履いて良いのは親分だけとか。本当に博識な舟木さんです。他に演られた武家物にも例えば『月形半平太の歌』等があるけれど面白くないとも。でも、武家物の歌はもしかしたら舟木さんが 一番多いかもと仰っていました。数えてみると『右衛門七討ち入り』『右衛門七節』『敦盛哀歌』『春の坂道』『里の花吹雪』と大河ドラマの記念曲をはじめ田村正和さんの演られた『新吾十番勝負』の主題歌ご自分の舞台記念曲『葵の剣』『ああ!!桜田門』『薄桜記』『魔像』『総司がゆく』『江戸の淡雪』『快傑!!児雷也』と十指に余る武家物の曲の数々を歌っていらっしゃいますね。1部2部を通して譜面台は置いてありましたが殆ど歌詞を見ずに歌われた舟木さんの記憶力にも脱帽でした。ラストブロックは「こういう歌も股旅物に入るんだ」と再確認されたという美空ひばりさんの歌を2曲。1曲目は初めて聞く歌で題名は知りませんでしたが2曲目の『関東春雨傘』は以前にも歌われたことがあり舟木さんの歌われるこの歌を京都のお友達も東京のお友達もお好きだと話していらっしゃいました。お好きな方は多いと思われます。♪・・・ エー抜けるもんなら抜いてみな斬れるもんなら斬ってみなさあ さあ さあさあさあさああとにゃ引かない 女伊達♪舟木さんがかつて「歌で見えを切れるのはひばりさんだけ」と仰っていたことがよくわかる歌の1つです。アンコールは大好きな『さくら仁義』↑のブログにも綴ったように舟木さんの唯一と言ってよい股旅物の持ち歌はすずきじろう作詞、幸田成夫作曲15周年の頃、舟木さんがよく使われていた遊び心溢れる筆名。舟木さんご自身が作られた曲です。♪わらじ一年 合羽で二年 脇差(とす)を抱き寝の三年越しさくら仁義に啖呵の花が咲いて小粋な旅がらすなぜに堅気をすねたやら♪舟木さんの仰る粋、情、艶を感じられる歌でこの日のコンサートの幕がおりました。コンサートの熱が冷めやらないまま2日が過ぎ今日は大暑。暦通り、東京は酷暑にせまるような暑さだったとか。21日も暑かったけれど今日よりはまだマシだったかもと思いつつ疲れを癒しながら余韻に浸っています。

私の気持ちが落ち込む時。

実は恐ろしい冷やし中華

昨日の個人資産額&節約気質再び(笑)