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大学で良いな、と思っている異性彼女が言った言葉が切っ掛けだった「チョン君、在庫確認して来てもらえる?」「在庫…」ついさっきもバックヤードのストックまで走って在庫を確認してきたばかりだオンライン上でも在庫数は見られるのだからわざわざ確認しなくとも、と思うけれども、商品の点数は一日の内でどんどん変わっていくから、前日閉店後の在庫数なんて当てにはならない特に、ヨーロッパから逆輸入されてソウルに旗艦店が出来て以来、この国でも今とても人気のあるファッションブランド『JYH』の店舗では「何だよ、結局ただの雑用じゃん…年末商戦だか何だか知らないけど…」普段は大学生そして、アルバイトで高級アパレルブランドの販売をしているなんて言うと格好良く聞こえるかもしれないけど、アパレル未経験で高級ブランドにも詳しく無い俺は戦力になっていないだから、主に雑用や社員であるスタッフ達の手伝い元々この業界に進みたかった訳でも無いし、そもそも人気があると言っても高級で手が出ない『JYH』に憧れていた訳でも無い「どれだよ…雑に扱えないし似てるアイテムも多いし…」顧客が探しているらしい高級ブランドのアイテムそれを、この広いストックから探し出すのがアルバイトの俺の主な役目「あった…!色もサイズも間違い無し…!!」そして、無事に探して店舗に戻る事が出来たら…「ありがとう、チョン君彼の名前を知ったら驚くと思いますよ」「名前?珍しい名前なの?」「彼はチョンユンホ、です」「はは…まあ、偶然…」このやり取りももう何度目だろうかまさかこんな事になるとは思ってもいなかった「デザイナーと同姓同名なのか!凄いなあ、将来有望じゃ無いか君もデザイナー志望なの?」「いえ、僕はまだ…大学生で、ここではアルバイトとして勉強させて頂いています」そうか、と微笑む顧客の男性引き攣らないように笑顔を浮かべるのはもう分かったと思うけど、ここ『JYH』のカリスマ有名デザイナーことチョンユンホ、と同姓同名の普通の大学生、チョンユンホだ普通の大学生はなかなか足を踏み入れないこのブランドにやって来る客は富裕層ばかり…では無いけど、このブランドを好きだったり『JYH』だから欲しい、と思って訪れる客ばかり彼らは皆、このブランドのデザイナーがチョンユンホであるという事を知っているから、俺の名前を聞くと喜んだり驚いたり「はあ…早くバイト期間が終わらないかな」確かに服やアパレルアイテムは魅力的だ奇をてらったデザインでは無く、独創的なのに日常に溶け込むようなデザイン素材が良いのも触れたら分かるし、ファンが多いのも分かるでも、俺は特別ファッションに興味の無い大学生ならばそもそもアルバイト募集に手を挙げなければ良かったと言われても仕方が無い「…うわ!まじで?!」バックヤードでの休憩時間ぼうっとしているのも勿体無いから大学のレポートでも進めようかと思っていたら、このアルバイトを始める切っ掛けになった同級生からメッセージが届いていたのに気付いた『今日これからお店に行っても良い?気になってたのを見てみたくて』普段特別仲が良い訳では無い同じ講義を選択していて時々話す仲特別仲が良い訳では無いけど、以前俺と『JYH』のデザイナーが同姓同名だという話を振られたそこから、彼女が『JYH』を好きで…なんて話も聞いて、更には年末の短期アルバイトを募集しているのも知って決めたのだ『今並んでいるアイテムで、ユニセックスに着られるものも多いよ今日ならそんなに混んでいないし、俺も夜まで居るから待ってる』読み返すと何だかとても偉そう…と言うか、まるで社員スタッフのようだけれども、彼女が来た時だけは俺が接客させてもらえば良いし、毎回ストックと店舗を往復しているから初めは興味が無かったアイテム達にもかなり詳しくなった気になる子の前では格好付けたいし、休憩を終えてから社員スタッフに伝えたら『接客は任せるよ』と言ってもらえたブランドへの興味が大して無いまま面接して受かってしまったけれども、確かにものは良いし自分で買う事は出来なくても何時か買えたら良いな、とは思うその時はやはりこの場所で働くのでは無くひとりの客として、が良いけど…「ねえねえ、これは?オッパなら絶対似合うよ!」「そう?着回しもききそうだし、色も良いね流石、俺の好みを分かってる」「当たり前でしょ、彼女なんだから」予定通りやって来た大学の同級生俺が『JYH』でアルバイトする切っ掛けになった子密かに良いな、と思っていた相手彼女は腕を組んで彼氏と一緒に来店した「君がチョンユンホって言うの?まさか、『JYH』でチョンユンホに会えるだなんて…」「もう、あんまり巫山戯たような言い方しないでよ、オッパでも、凄いよね!珍しくは無い名前だけど同姓同名で、しかも此処でバイトして…」「デザイナーのチョンユンホさんとは比べ物にならないくらいのアルバイトですが、はは…」そんな事無いよ、だとかイケメンだよ、と彼女のオッパに言われたけれども何も響かないし、俺は完全に失恋したそもそも彼女が俺にアルバイトをけしかけた訳でも無いし、俺が勝手な下心でアルバイトを始めただけアルバイトが仲を深める切っ掛けになれば良い、なんて…結局はふたりのデートを眺めていたそれだけならまだ良かったのだけど…「…え?それは流石に…店で決まっているんですお取り置きは一週間までと…」「でも、月末にならないとオッパのお給料が…お願いチョン君!友達でしょ?私達…」散々試着してストックと店舗を何度も行き来して様々なアイテムを見て漸くお買い上げ、かと思ったら規定期間以上の取り置きを頼まれてしまった普段から購入実績のある顧客ならば取り置きの期間もそれ以外だって融通が効くでも、彼女達はどうやらこの旗艦店で購入した事は無いらしく、しかも取り置きたいと言っているのは店頭にある一点だけしか在庫の無いアイテムだった「ちょっと、社員の先輩に相談しないと…」「ええ、やだ!お願い!チョン君が何とかしてくれないかな…バイトでもチョンユンホだし…お願い、月末には絶対に買うから…ね?オッパ」「お願いしますこれ、凄く気に入ったんで…」正直、俺も今一番気になっているアイテムブラウンのアウターは決して安くは無い、どころか俺からすれば相当高価だから、欲しくても今直ぐ購入出来ないという気持ちも分かる分かるけど、失恋どうこうという話を抜きにしても俺にはそんな権限は無いし、勝手にどうこう出来る話では無い「いや、本当に俺じゃ…」こんな事になるなら、ミーハーな気持ちでアルバイトに応募するんじゃ無かった人気のブランドだから倍率だって高かっただろう俺がどうして採用されたのかは分からないけど、デザイナーと同姓同名だっていう事はきっと少なからず理由になっただろうし、気になっていた同級生とこんな風に揉めたく無かったふたりが俺を離してくれないから、さり気なく周りに視線を遣ったけれどもこんな時に限って、店頭の他のスタッフ達もそれぞれ接客に付いているどうしよう、と思っていたその時「あの」と声を掛けられた「え…あ、はい、いらっしゃいませ!」振り返って驚いた確かに同じ人種、だけどまるでハリウッド映画に出てくる美少年のように目鼻立ちがはっきりした青年だったからそして、俺だってアルバイトとは言え高級ブランドの店頭で働いているから分かった何のブランドなのか、までは分からないけど、彼が身に付けているものがとても上質だって事に「ごめんね、接客中に…このアウターが気になっていて欲しいんだけど見せてもらう事って出来る?」「え…こちら、ですか?」「うん、そう在庫ってあるかな?」「こちら、店頭分一点のみでして…」ラックに掛けてあるブラウンのロングアウター薄手で軽いけれども生地が詰まっているし自然な光沢で艶もあるからカジュアルになり過ぎる事が無い俺ならデニムに合わせてさらっと着たい、なんて思っていたけど、少しカールした茶髪と同じく色素の薄い、まるでバンビのようなこの青年にもとても似合いそうだ「そっか…あの、これって今直ぐに買うの?なら諦めるしか無いけど、そうじゃ無いなら譲ってもらえるかな」「今直ぐは、買えなくて…」美貌の青年にカップルは圧倒された様子ふたりで「どうする?」と話している隙に、まるで救世主な青年は俺の腕を引いた「あっちで試着…」「あ、はい!」失恋したばかりの彼女には恨まれるだろうかいや、だけどこれはもう不可抗力もしもここでふたりが今購入するのだと言えば別だったけど、腕を引かれて店舗の奥まで進んでから振り返ったらもうふたりの姿は無かった結局、冷やかしのようなものだったのだろう「ご試着ですねありがとうございます」「うん」ハンガーから丁寧にアウターを外して、試着の準備をしたけれども、彼はアウターを羽織ったまま「…アウターを脱いで頂いても?」「試着するのは僕じゃ無いよ僕も元々気になってはいたけど、でも君の方が絶対に似合うって思ったんだ」「…俺…いや、僕ですか?僕が代わりに試着するという事でしょうか」「まどろっこしいなあもう…そういう事で良いから早く着てみてよ」まどろっこしい、も何も意味が分からないのだから仕方無い試着するのが面倒だと言う客も実際に居るし、背格好は俺と似ているから俺が試着すればそれで良いのかもしれない「…どうでしょうか?何か気になる点があれば細かいところもお見せしますが…」羽織ってみたら、想像していた何倍もしっくり来た手が出る値段では無いから購入出来る訳も無いけど、さっきのふたりが悩んで悩んで無理を言ってでも取り置きしたい、と頼んできた気持ちも分かってしまうそのくらい、やはり『JYH』のアイテムは良いのだ同姓同名だという事で店ではネタにされたりするし、アルバイトを始めてからは同姓同名の凄過ぎるファッションデザイナー、に自己肯定感は下がるばかりだけど「悔しいな、本当に良い…」「うん、本当に良い想像した以上に似合ってるこれにするよ」「え…あ、ありがとうございます!!」自分ひとりで接客して購入してもらうのは始めてで、何だか感動さえ覚えた購入して頂く商品だから、細心の注意を払って脱いでもう一度ハンガーに掛けた傷や汚れが無いか、を確認してもらった上でレジカウンターに向かって、手が空いた様子の社員スタッフを呼んだら「シムさん、居らっしゃっていたのですね」と驚いた様子どうやら、一目で分かるくらいの顧客だったようだ「あ、じゃあ僕はこれで…」このスタッフが接客担当なのかは分からないけど、これ以上俺が相手をして粗相でもあったら大変頭を下げてレジから離れようとカウンターを出たところで「駄目」と止められた「え…」「やっと会えたのに逃がさないよ」「……?」「君がチョンユンホ君、だよね?デザイナーと同姓同名のアルバイトが入ったって聞いて、しかも…想像していた以上に最高だ」やっと会えた想像以上に最高全く意味が分からないカウンターから出てしまったから、なかに居る社員スタッフに助けを求める気持ちで視線を送ったけれども、彼は若干の苦笑いを浮かべるのみ「チョン君、ここでのアルバイトはいつまで?ああ、その前に自己紹介をしないと…僕はシムチャンミン一応起業していて特許も幾つもある、自分で言うのも何だけど将来有望、安泰な男だと思う」「……起業…お若いのに凄いですね」金持ちのセレブかとは思ったけど、どうやら自ら手に入れた地位のようだ少し、と言うかかなり変わってそうだけど、若くして起業した美貌の青年だとまるでドラマや映画の登場人物のようだ「飄々としていらっしゃるけど、シムさんは本当に凄い方なんだよ」「…そのようですね少しの間でしたが接客させて頂けて勉強になりました」少しの間のアルバイトで身に付いた技で再度頭を下げたそうして今度こそ去ろうとしたら「アルバイトはいつまで?」とまたしても聞かれた「短期なので、今月いっぱいです」「そっか…じゃあ、その後は僕が貰っても良い?」「…は??」「あ、ごめん、語弊があるね僕の元でアルバイトをしない?って誘い誘いって言うか僕的には断る選択肢は無いしどこよりも高い時給を出すつもりなんだけど…」にこにこと笑う若い起業家、シムチャンミン流石に俺よりは年上だろうけど、どう見ても二十代と言うか、起業だとかそんな話を聞かなければ大学生にも見えるくらいだ「支払いはこれで…お願いします」「はい、いつもありがとうございますチョン君、お包みをお願いします」シムチャンミンが取り出したのは、『JYH』でアルバイトを始めてからは何度も見ているけど実生活では一度も見た事の無いセレブの証、なクレジットカード社員スタッフはカウンターの機械でレジ操作を始めたから、俺は始めて商品を畳み包んで『JYH』の紙袋に入れた「持ち帰るのが面倒だから、普段は家まで届けてもらってるでも、今日は…」購入客に必ず行う店舗出入口までの見送りは、俺がひとりで行う事になったと言うか、シムチャンミンがそうして欲しいと言ったのだ後ろから社員スタッフの視線を感じながら、大きな紙袋を両手で抱えるようにして店舗の出入口までやって来た「今日は…直ぐに着用されるから持ち帰られるのでしょうか?」「違うよもう、鈍いなあ…」差し出した紙袋を一度受け取ったシムチャンミンは、むうっと不服そうな顔で紙袋を持った両手を俺の方へと向けた「…?何でしょうか…」「チョン君に試着してもらったよね?物凄く似合ってたよね?君も、満更でも無いって顔だったし…これはお近付きの印、て言うか僕からのプレゼント!」「…は???」「だから、僕も欲しかったけど、僕より君の方が似合ってる!新しいアルバイトが入ったって話を細かく聞いたら絶対に僕のタイプだって思ってたんだよだけど会ってみたらタイプどころじゃ無い、もうど真ん中で…!だから、まずは友達から始める為にも僕のところでアルバイトしてよって言ってるの!!」絶対に女性にモテると思うだけど、目の前で少し、いや、かなり頬を赤くして俺を見つめるセレブな起業家は、つまりはゲイなのだろうか「ええと…顧客様ですよね?先程の会話とか、他のスタッフに聞かれていましたが、それは大丈夫…」「僕がゲイだって事くらい皆知ってるよ別に隠しても無いし」「はは、そうですか、それなら…」良い、のだろうかセレブの世界は俺には分からない『JYH』のデザイナーである、まるで俳優やモデルのようなチョンユンホのパートナーも男だ俺は実際に見た事が無いけど、店舗の社員スタッフ達は皆知っているし、この業界では珍しい事では無いとも聞く俺自身も偏見は無い、けど…「それなら、何?友達を通り越して恋人から始めてくれる?」「いや、そうじゃ無くて…シムさんは、友達になる為にこんなに高いアウターをプレゼントするんですか?」「普段からしてるのかって?する訳無いじゃん」いや、知らないから聞いているのだけど、どうやらこの男は思っているよりもおとなでは無くて幼い部分があるらしい事は何となく分かった「これを着たチョン君とデート出来たら良いな…って思った何より本当に似合ってたし…これ、僕の名刺無理矢理、なんて好きじゃ無いけど…絶対連絡して待ってるから!じゃあね」俺が包んで入れた大きな紙袋一度渡したそれは、再度俺の手に戻ってきた更には紙質からして高級な名刺も「CEO…本当に起業家…」仕事用の名刺に書かれたアドレスに連絡するだなんて流石に…と思いながら裏面を見たら、何だか可愛らしい手書きの文字があった如何にも高級、なセレブの名刺に似つかわしく無い手書きの文字はメッセージアプリのID誰彼構わず配っているのかと思ったら、小さな文字で『チョン君にだけだから勘違いしないで!』と書かれている偏見は無いけど男になんて興味は無いでも…「お礼、しない訳にはいかないだろブランドの大切な顧客様、だし…」悩みに悩んだ結果、その夜にメッセージを送ってみたこれが俺のシンデレラ…では無いけど、現代のシンデレラストーリー、のようなものの始まりだ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈先日の雑記に書いた「完結済みのお話とリンクするお話」でした「未必の恋」に出てくるブランドが登場するだけ、ですが、あのお話のふたりの事にもちらっとだけ触れてみました全く別のお話ですが、未必とは反対に庶民なユノとセレブで強引なチャンミン、という設定です読んでくださってありがとうございますお話のやる気スイッチになるので読んだよ、のぽちっをお願いします ↓にほんブログ村どうでも良い余談タイトルが中々決まらず「シンデレラボーイ」「イミテーションラブ」「マイフェアボーイ」「ガラスの靴は必要ない」などなど、検索すると既に使われまくっていたりそもそもセンスとは…な日本語タイトルや諸々自分的にもしっくり来ないしよく分からないタイトルしか浮かばなかったしセンスも無いので、TOMORROWからタイトルを使いました

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    Make A Change
  2. 狭い世界で競い合う表向きは皆笑顔で仲の良い振りをして、けれど水面下では互いを蹴落とし合ってばかりそのくらい強かで無いと、例え読者モデルでもやって行けない事は分かっているだけど、正直うんざりだった俺を褒めて友達になりたい、と言ってきた男がSNSの裏アカウントでは俺の悪口ばかり言っている、というのもまた別の男から聞いた知らなければそれで良かったのに、知ってしまったら重苦しい『あいつとつるむのは良くない』と言って、裏アカウントでの言葉を勝手に教えてくれたあいつだって、また別の場所では俺を悪く言っているかもしれない芸能人として、ならば一流になれない事なんて分かっているそもそも先の見えない芸能界では無く堅実に生きていきたいから普段は一般社会で働いているそんな俺でも、一般人と芸能人の間という中途半端な立ち位置の読者モデルで居れば人気があるようで、謝礼もしっかり貰える撮影にひっばりだこ俺に取り入ろうとしたり、矢鱈とごまをすって擦り寄る読者モデル仲間達は、内心俺の存在が邪魔なのだろうけれども、仲良くしておけば一緒に撮影に呼ばれる、と思っているのだそんな事分かっているし、慣れっこだった『あいつ、シムだっけ?何時も隅に居るし、話し掛けても反応は薄いし…俺らとは違う、なんて考える意識高い系なのかな』『それ、馬鹿にしてるだろ顔はまあ綺麗だけど、あんなんじゃその内に呼ばれなくなるよ』俺を取り囲むやつらの話題は常に下世話そして、彼らの会話を聞いていれば、本当はその男の事が気になって仕方無いのだと分かる俺に対しても裏ではきっとそんな感じなのだろう『読者モデルは別に仲良しごっこじゃ無いから、気にしなくても良いんじゃ無いかな』『ユンホがそう言うなら…』『俺らだって、何時呼ばれなくなるかなんて分からないよ読者モデルだって、やりたい奴は幾らでも居るんだから』本当は俺だって話し掛けてみたいなのに出来ないだから、簡単に話し掛けて反応が無かったのだと笑って話す奴らが羨ましくて仕方無かった読者モデルは俺にとって安定した副業仲良しごっこをしたい訳でも無いし、本業以外で誰かに媚びへつらうのも面倒だし取り囲まれるのが面倒だから、寄ってくる仲間を足蹴にする事は無くても自ら誰かと群れる事は無いそんな俺が、何時も凛として立っている孤高の美しい読者モデルに話し掛けられる訳も無く、同じ現場になっても遠くから気付かれ無いように見ているだけしか出来なかった一度だけ話した事があるだけどそれはアクシデントがあったから思い出すのも恥ずかしいけど、撮影用に、と考え抜いて着てきたコーディネートが間違っていたのだそのカットソーは確かに分かり辛いデザインだったから彼に言われるまで他の誰かには気付かれずに済んだのだろうけれども、考え抜いて決めた服を急いで着た俺は前後逆に着てしまっていた『それって、敢えて?そうなら良いけど、もしも違うなら今の内にトイレか何処かで…』目立たないようにこそっと伝えてくれたその後も、その話を誰かに言い触らす事も無かった俺に対して笑う事も無かった撮影後にお礼を伝えたけど、クールにかわされてそれっきり「俺ってヘタレなのかなあ」「何か悩みでもあるのか?」初めてやって来た銭湯の大きな湯船のなかこの銭湯の常連だと言う叔父に打ち明けるつもりは無かったけれども今日もまた『彼』を見て話し掛ける勇気も無く見ているだけ、の自分を思い出すと穴にでも潜りたい気分になった下町の雰囲気があるレトロな銭湯此処なら読者モデルとしての俺も普段の俺の事だって知るひとは叔父さん以外に居ないやって来るまでは少し身構えていたけど、身体だけで無く心も解してくれるように心地好い湯加減にぽつりぽつりと本音が漏れていった「…その顔は、恋…だな?!」「恋?!いやいや、流石にそれは違いますよ残念だけど…相手は同性なので」「ふうんでも、て事は人間関係の悩みだろ?」俺よりも先に到着して銭湯で温もっていた叔父は、お気に入りの場所を俺に紹介出来てご機嫌だ読者モデル、なんてしていると最新の人気スポットや話題の場所にばかり詳しくなるけど、世代を超えて長い間愛されている場所は何だかとても居心地が良い最新のサウナ施設が流行るなかで昔ながらの銭湯なんて、と思っていたけど、心地好くて通ってしまいそうだ「たまに会う、と言うか顔を見る相手ちゃんと話した事も無いんだけど何時も謙虚で真面目で…他の誰かとは違うんだ」「へえ、俺からすればユンホもそうだよふたり、合うんじゃ無いか?」「そう思ってもらえる?俺はただの格好付けだけどしかも、そのひとは同じ男だと思えないくらい綺麗で…」「叔父バカって言われそうだけど、ユンホは相当イケメンだぞああ、でも、ここ『神の湯』の息子も綺麗なんだよなつい年甲斐も無く声を掛けてしまうくらい…俺だけじゃ無いけど、ここのアイドルなんだ」一瞬女性かと思ったけど、叔父は確かに『息子』と言った恋愛に性別なんて今どき…とも思うけど、叔父は勿論恋愛感情を抱いている訳では無いし、俺だってそうだそうだ、けど…「仲良くなりたいんだでも、今更声を掛ける事も出来ないし、何て声を掛けたら良いのか分からなくてずっと悶々としてる」「恋じゃ無いなら友達になりたいんだろ?なのに、同じ男相手にそんなに緊張するのか?ユンホは」「…今まではそんな事無かったまだ良く知らない相手とこんなにも親しくなりたいって思った事もちらちら見るだけで緊張するのも…」誰にも言えなかった密かな気持ち初めて誰かに話した結果、何だか言えば言う程おかしな方向に進んでいくこれじゃあまるで本当に恋だ「ユンホは、もしもその相手と親しくなれたらどうしたい?」ここが叔父の通っている銭湯で、慣れた場所では無いから?裸の付き合いをしているから?それとも、今までひっそり抱いてきた読者モデル仲間…仲間、なんてきっと相手は思っていないであろうけど、何度か撮影現場で会っただけの相手への気持ちを言葉にすればする程止まらなくなるから?いや、結局それを自分の知る感情に当て嵌めるならひとつしか思い当たる事が無い「ふたりで出掛けたいいや、家でゆっくり過ごすのでも良い美味しいものを食べに行きたいし…だけどその前に、彼の事をもっと知りたいまだ何も知らないから」「なのに恋じゃないのか?まあ、そんな事もあるかもしれないけど…」「恋かも恋だって思いました」密かに抱いていた仲良くなりたい、という気持ち誰とも群れないし誰にも忖度しない業界の人間に声を掛けられているところを見た事もあるけど、大きな仕事に繋がるかもしれない誘いを彼は丁重に断っていたそんな姿を見て、誰とも群れない彼が誰にも見せない顔を見たいし知りたい、と思った「あはは、認めたな銭湯には不思議な力があるんだよ裸の付き合いだし、格好付けたり隠しても仕方無いような…」「叔父さんってそんなにロマンチストでしたっけ?」「俺にもときめいたか?」「残念ながら次に彼に会えたら話し掛けようと思います」誰も俺の事なんて気にしない男ばかりの銭湯男ばかりのサウナに行っても皆自分の見た目を気にしてばかりだし他の男をライバルのように気にしているばかり勿論ここでも色々な人間模様があるのだろうけど、でも、ここでは皆銭湯に浸かってリラックスして幸せそうだ「『神の湯』が無くなったら俺達には大打撃だかと言って、若いやつらが意味も無く大挙しても…」「分かります知って欲しいけど知って欲しく無い、そんな感じですよね?なのに教えてくれてありがとうございます」もしも、いや、絶対にそうしようと決めたシムチャンミンに声を掛けて親しくなる事が出来たら、彼をこの銭湯に誘ってみようか誰にでも、なんて出来ないし表向きだけ擦り寄ってくる奴らはきっと、ここの良さなんて分からないでも、流行りのものに飛び付く訳でも無くいつもマイペースでクールな彼なら…いや、気に入ってくれなくても、自分が気に入ったものを好きな相手にも知って欲しい、そんな俺の我儘だ次に何時彼と会えるだろうかどうすれば自然に声を掛けられるだろうか他の誰かが声を掛けた時のようににべも無く、と言った感じで一蹴される可能性も大いにあるけれども、好きなのだと思ったらもう止まれない止まる理由なんて無いし、自ら動かなければ何も変わらない「ユンホ、一旦出てからサウナにも行こうか」「うん」「流行りのサウナとは違うかもしれないが、ここのサウナは檜の香りが本当に良くて癒されるよ」叔父程は近所、では無いけれども俺の家からも充分通える銭湯『神の湯』なんて最初に聞いた時は大袈裟な名前だと思ったでも、心と身体を解してくれるこの場所は名前負けなんてしていない、と一度でもうこの銭湯の魅力に嵌ってしまった長く浸かっていても逆上せる事の無さそうな心地好い温もりから上がって身体を拭いた他のスーパー銭湯ではなかなか有り得ない事だと思うけど、どうやらここ『神の湯』では許されているらしいから、腰にタオルを巻いただけの姿で叔父に着いていった番台、つまり受付に行けば水や飲料が買えるらしく、サウナの前に水分補給をする為、らしい俺が遅れて到着した時には若い女性が番台に座っていたから、流石に彼女にタオルだけの姿を見せるのはどうか、とも思って少し緊張した「せめて、髪の毛だけでも…」誰も俺の見た目なんてここでは気にしていないだけど、異性の目に映るならば身嗜みもマナー近くにあった鏡で前髪を整えながらかき上げてから先を行く叔父を追い掛けた叔父はもう既に番台の前に居て、カウンターの向こうの受付…では無く番頭と会話しているようだ「叔父さん、お待たせ…」「ああ、大丈夫…」異性だったら失礼の無いように、と緊張したけれどもそれは杞憂だったそれ以上に驚くべき事があって、緊張も何もかも吹っ飛んでしまった「……」人間、驚き過ぎると無になる、とか固まる、とかリアクションさえ出来ない、なんて事があるけれども今がまさにそれ「嘘だろ…!」唇だけ、確かにそう動いたのが見えたけど嘘じゃ無いでは無くて、叔父の向こう側、カウンターの奥の番台に居る番頭は俺がやって来た時に居た女性では無く何度も見た事がある顔だった見た事がある、なんてものじゃ無いついさっき、これは恋なのだと気付いた相手次に会えたなら勇気を出して話し掛けようと思っていた相手だ「チャンミン、彼がその甥っ子…え、ちょっ、どうしたの?」「…急に寒気がして…風邪かもサウナですよね?どうぞごゆっくり…」俺の事なんて認知されていないと思った撮影現場以外で会っても気付かれないだろうと思っていたでも、目が合って『嘘だろ』と唇を動かして更に顔を隠すようにフードを被り紐を目いっぱい絞ったシムチャンミンは、絶対に俺だと分かっている様子叔父と顔を見合わせたどうしよう、と思っていたら叔父は親しげに『チャンミン』と呼んで風邪に気を付けるように言葉を掛けた名前を聞かなくても、普段撮影現場で見るのとは違うラフな格好とラフな髪型でも一目で分かったけれどもやはり、名前を聞くとより現実味が増してくるその後サウナに入ってから、サウナの所為だけで無く身体が熱くなった次に会えたら声を掛けよう、と決めていたけれどもまさかこんなに早く会えるだなんて思ってもいなかったし、愛しの君であるシムチャンミンは俺を避けるようにフードで顔を隠し視線を逸らしていた「…好きな相手が俺を避けているってなったら…叔父さんならどうしますか?」「その理由にもよるな理由はあるのか?もしも、の話なのかもしれないけど」「理由は分からないですただ、他の誰かならクールにかわすのに、俺を前にしたら驚いた様子で避けて…」「なら、アタックするべきだなほら、あるだろ?意識し過ぎて目が合わせられない、みたいなのが例え相手が男だとしても、ユンホはイケメンだからなあ」シムチャンミンの避け方はイケメンに驚く様子、とは違ったと思う読者モデルをしていたら一般的に言われるイケメンだらけだし、彼だってそうだ「やっぱり、声を掛けてアピールするしか無いですよね…気付いてもらえたって思ったけど、もしかしたら気付かれていなかったって可能性もあるし…」『神の湯』で働く、叔父がお気に入りだというアイドルのように綺麗な男それがまさか、俺が好きだと自覚した相手だった、なんて驚きだけどこんなのまるで運命でしか無い叔父に言いたい気持ちをぐっと堪えて、サウナから出たら直ぐに彼に話し掛けようと決めた「一旦出ましょう、叔父さん」「え?ああ…ユンホ、随分元気だなやっぱり『神の湯』はサウナも格別…」確かに格別だ下町の銭湯がこんなにも肌に合うだなんてそして、彼が居る場所だと思うと更に良いサウナから出た叔父は俺の前を歩き番台へと向かった水分補給をする為だシムチャンミンがまだ居ますように、と願いながらほんの僅かな距離を歩いたら…運命は俺に味方をしてくれたようで、相変わらずフードをしっかりと被った男が居た俺が叔父の隣に並ぶよりも先に、フードの男は後ろを向いた小さな冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを二本取って、伏し目がちにしながらカウンターに置いた今がチャンスだ今を逃したら折角抱いた勇気が無駄になる「シムチャンミン…だよね?」「え…はい…そうですが…」「あはは、どうしてそんなに他人行儀なの?今日も一緒だったのに…」叔父の隣に並んで、カウンター越しにじっと見つめた目を合わせないまま答える男に、避けられているのをやはり感じたけれども、もう引く訳にはいかない「あの…この事は他の誰かには、どうか…!」無言の時間があったし、叔父は俺達ふたりを交互に見て不思議そうな顔俺はそんなの気にしていられない程どきどきしているそして、シムチャンミンの言葉で、ちゃんと俺を認知されている事が分かって心底安心した「良かった…!俺の事が分からないのかなって、サウナのなかで悩んでいたから…」「…は?」「黙っていて欲しいって事?そもそも言い触らすつもりなんて無いけど…」当たり前だそもそもこの場所は大勢に知られて荒らされて欲しくは無い、と思う程心と身体が癒される場所そして、俺が好きになった、と分かったその相手が居る場所当たり前だから言わないよ、と言ったら突然彼の顔はぱあっと明るくなって、ペットボトルを差し出した…どころか、ペットボトルを手に取ろうとした俺の手をぎゅっと握って「ありがとう、これは僕の奢りです!」と喜んでいる何だか、多分、彼はここで働いている事を隠したい様子弱みに付け込むなんて事はしたく無いでも、突然手を握られてきらきら輝く大きな瞳で初めてしっかりと見つめられて、舞い上がってしまった結果、やはりこれは弱みにつけ込んだと思われても全くもって仕方無いのだけど『黙っている代わりに付き合って欲しい』と、きちんとした告白を飛ばして交際を要求してしまった更には、彼本人に『好きだ』と伝える前に、隣で驚いている様子の叔父に『彼が俺の好きなひとなんです』と間接的に告白をしてしまった…俺はやはり相当なヘタレ、いや、ヘタレどころでは無い不器用な男なのかもしれないだけど…「本当に来てくれた…!」「…朝から何度も連絡し合っているし、昨日の夜もその前も…僕だって男です約束したんだから付き合いますよただし、付き合うのはスイーツに、です恋人には…」「うん、ありがとう…!デートで良いところを沢山見せて俺を知ってもらって、それで本当に好きになってもらえるように頑張るよ」「…ちょっ、見られてるから…!」次の週末、シムチャンミンは俺との約束に応えてデートを実行してくれた即抱き締めたら、こうして思い切り胸を押されて拒絶されたけど『神の湯』で遭遇して分かったのは、彼は銭湯の息子だという事を隠していて知られたく無いだから撮影現場で他人と必要以上に関わらないらしい、という事俺がぼんやり抱いていた都会育ちのクールな美人、では無くて下町の銭湯のアイドルだった俺と関わらなかったのも銭湯の息子だと隠しているからそれと…彼からすれば、俺は何時も誰かに取り囲まれている少しいけ好かないやつ、だったらしい「本当の僕、もう分かりましたよね?チョンさんが好きだとか思うような相手じゃ…」「本当の、が少しだけでも分かって嬉しいよ俺が勝手に勘違いしていた部分も確かにあるけど…どうしてかな『神の湯』で君を見て、もっと惹かれたこれを運命と言わずして…」隣ではあ、と盛大な溜息が聞こえた初っ端から上手くいかない恋なんて初めてだだけど楽しいし隣に居られるだけで嬉しい何より『秘密を守ってもらう為です』なんて言いながらもメッセージのやり取りをしたり、デートに応じてくれたり…「『神の湯』を気に入ってくれるひとに悪いひとは居ないって言うのは僕の持論なんですチョンさんみたいなおしゃれなひとが褒めてくれるのは嬉しいし、嘘じゃ無いって伝わってきたし…」「俺が君を好きなのもちゃんと伝わってる?」「それはまた別です」何も知らずに自覚した恋心だった勘違いから始まったような恋だったけれども、好きだって自覚した時よりも彼が恥ずかしがるラフな姿で銭湯に居る姿を見た時の方が好きだって思ったそして、言葉を交わす度に気持ちは膨らんでいくこの冬はサウナよりも熱い恋が加速していきそうだ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈先日のSSのユノサイド、プラスその後でしたコメディ風味なので書いていて楽しかったです読んでくださってありがとうございますまた続きを…と思ってくださったら、読んだよ、のぽちっをお願いします 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    ここは神の湯 2
  3. 妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから…おはよう御座います。お立ち寄りいただきありがとうございます。お話の中のブログの主が「涙が凪ぎるまで」のお二人と気づいていただき驚いています。皆様が忙しいなか私の部屋に来て貰える事に感謝しかありません。誤字脱字大量の私の部屋を優しく見守って下さり、読んでいただき改めてありがとうございます♪智はシャワーを浴びているわりにあまりに遅い翔の様子を見に行く「翔くん?大丈夫かな」「えっ…ぁ あっ」シャワーの湯気の中不安そうな翔を見つめ「翔くん大丈夫だよわしね…随分前にあのブログを見つけてて受け入れる方の準備試してたんだ…よ…ふふ恥ずかしいな…だからさ…試してみようよ」下を見て(今日は止めませんか?)と言おうとしてた「えっ」「あのブログにはもう一つ受け入れたいなら…準備も大事ってページがあるんだよだから…あのさ…安心して…」翔をシャワーの中で抱きしめて「わからない事だらけだからさ二人でさ…試してみようよ…二人だから出来る大切な行為だよ…翔くん…怖い?」抱きしめられた翔は「あの…怖いって…言うか智くん…痛いですよ…指一本でも」智は翔を上目遣いで「ふふっ…流石、翔くんだ試したな僕はクリスマスから恥ずかしいから言いたくなかったんだけど翔くんわしも試してたから大丈夫…だよ」シャワーの湯気が視界を遮断してるシャワーの音は他の声を飲み込み二人だけの声が聞こえる「…智くん…」翔はキスをして 「二人だから出来る大切な行為試しましょう」慌てて上がりバスタオルで智を包み自分も慌てて身体を拭くそしてそのまま寝室に運ぶ智は翔のあちこちに軽いキスをしながら「そうだよワシにとっては翔くんとだからこそ大切な行為なんだよ…ちゅっ」「くすぐったいですよ」翔はドキドキする自分に智くんだからこそ出来る大切な二人の行為なんだびびんな…櫻井翔おまえは智くんに惚れてここまで来たんだこんな所でひよるなよ…智くんは自分から慣らしたことを話してくれたんだぞびびんな智くんの心も身体も傷つけない事だけに集中しろ智くんの上になりキスをする目を閉じるとまつ毛が重なる音がするようだ甘く柔らかな智くんのキス智くんの柔らかな仕草私をどんどん導く身体中に私の想いを降らしながら身体を撫でる…どんどん荒くなる息手を撫でられ智くんの後ろに案内されたさっき自分で試したのとは違う…柔らかな感触…「ん… ふっ」漏れた息も…私を誘うジェルが冷たいぞ…どうする口の中で温めればいい確かブログに書いてた抵抗が無ければ口で温めてあげるといいって…そうだ口の中で苦味や痛みがあればそのローションは使うな…って書いてあったな…抵抗なんて無いそれより智くんを想う気持ちが伝わるはず口にジェルを口にした甘いな…大丈夫だ指で触れた所にゆっくり垂らしていく…「ふふ…なんか…気持ちいいぞそれ」「良かったです」更に口に含みながら指でゆっくり入り口を撫でていくゆっくり…焦らず…優しくだぞ正しい知識と相手を想う心があれば乗り越えられるぞ…

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    静かな133
  4. この記事は、妄想恋愛小説(BL)です。苦手な方はUターンを♪アオゾラペダル 【翔潤】 10  [J]花火の観覧席のある河川敷には、ものすごい数の見物客がいて、ちょっとよそ見をしたら、あっという間に翔くんと逸れてしまいそうで、俺は出来るだけ翔くんから離れないよう、ただひたすら、翔くんの、形のいい後頭部をガン見しながら歩いた。道路から河川敷に下りるための坂道は、道幅が細いせいで、更に人口密集度がきつくなって、足元は全然見えない。下り坂で、前のめりになりながら、後ろから押されるように進む。俺はもう、ほとんど、翔くんの背中に張り付くみたいになっていて、それでも翔くんを押してしまわないよ、後ろからの圧を背中で堪えていた。あと少し。あと少しで河川敷に着く。そしたらこの密集具合も、すぐに緩和される。そう思った時、不意に俺の左脚が、地面を踏み損ねた。「わっ!」転びそうになって思わず翔くんの肩に手を掛けてしまった。「うおぅっ!?っと、潤!!!大丈夫か?」俺の体重が、翔くんの肩にグイッとかかった瞬間、翔くんは上体を半回転させて、俺の脇腹から腕を回して、俺の腰を支えてくれた。周りに居た人間は、俺と、俺の足元の、アスファルトの欠損部分を上手に避けて、進んで行く。あぁ。この欠損の段差をモロに踏んでしまったんだ。翔くんの後頭部に集中し過ぎた結果だ・・・。「あっ、ありがと・・・。」「怪我、してねぇ?」「うん・・・。え。あ。・・・足首、捻った・・・かも。」「え?マジ?もうちょっと我慢出来るか?もう、下に着くから。」「うん。大丈夫。」「じゃあ、俺の肩に掴まって。このまま歩くぞ?」「う、うん・・・。」俺は翔くんに抱えられたまま、翔くんの肩を貸してもらって、なんとか無事に広いスペースのある所まで降りることが出来た。「えっと、確か本部がこっちで、そこに救護所があるはずだけど、 潤、歩けるか?」「うん。でも、救護所とか、そんな大袈裟に・・・。」「何言ってんだ。ここじゃ座って足の様子を見るのも無理じゃん。 暗いし、座る場所、ないし。」「あー。うん。そっか。ごめん・・・。」「何、謝ってんだよ。歩けないなら、おぶってやろっか?」「へ?やっ!え?いいや、大丈夫。歩けるからっ!」「じゃ、ゆっくり行こ。」「うん。」「肩には掴まれよ?」「・・・うん。」再び翔くんの肩に手を掛けると、「そうじゃねぇよ!」と言って、俺の腕の下に、自分の頭を潜らせて、そのまま腕を肩に担いだ。「よし!これで大丈夫!」そう言って、翔くんは俺の方に顔を向けて、ニカッと笑った。!!!? ち、ち、近いんですけどっ!?/////////////俺の顔が真っ赤になったであろう、その瞬間、『ひゅううぅ~~~っドンっ!!!』と言う音が鳴り響いて、空に真っ赤な大輪の花が咲いた。「あ。」「始まったな。よし、行くぞ?」こうして、俺の頬の赤は、花火の赤い光に溶けて、翔くんに気付かれなくて済んだのだった。花火が始まった途端、救護所のテントで治療してもらうとか、恥ずかしくて穴があったら入りたい。いや、穴に入った(片足が)結果が、これか・・・。軽い捻挫。応急処置で湿布を貼ってもらって、お礼を言って、救護所を後にした。歩くとちょっと痛いけど、そんな酷くないのは、自分でも感じていた。「脚、痛むか?」「・・・ちょっとだけ。」「今なら、駅方面行きのバス、まだあるだろうから、帰る?」「え?や、ヤダ!」「でも、無理して怪我が悪化したら・・・。」「平気だよ!ゆっくり、歩けば・・・問題ない、よ。」まだ、帰りたくなかった。だって、まだ、何もしていない。花火も見てないし、夜店で買い食いとかも、してない。翔くん、楽しみにしてもん。俺に向かって、何食う?って、本当に楽しみにしてたもん・・・。トボトボと歩く俺の上で、花火が咲き乱れている。すっごく綺麗なのに、それに集中できないとか・・・。なんなんだよ。ああ、もう俺のバカっ!!!せっかくの翔くんと2人きりの、花火大会なのに!「あ!潤!!!待って!あそこ、座れる!!!」土手に設けられているコンクリートの大きな広い階段。メインの観覧席からちょっとズレているせいか、そこにはまだ、ちょうど二人が座れるスペースが空いていた。翔くんは他の人に取られる前にと思ったのだろう。先に階段を数段駆け上がり、その空いていた場所に腰を下ろした。「潤、ゆっくりでいいから、上がって来れるか?」「うん、大丈夫だよ。」俺は1段1段ゆっくりと階段を上って、翔くんの隣に腰を下ろした。「あ~~、座れた。よかった。これで花火が終わるまで、 潤の脚を休ませてやれる。」「・・・なんか、ごめん。せっかくの花火大会なのに・・・。」「んなの、不可抗力じゃん。気にすんな。ほら、花火見ようぜw」「ん。」次から次へと夜空に咲き誇る大輪の花達。キラキラと舞い散る一瞬の輝きは、儚いからこそ、美しいのだろうか。命短し恋せよ乙女。俺は、乙女じゃないけど・・・、16歳の夏は今しかない。今、隣にいる翔くんも、今だけの翔くんで。この先も、ずっとずっと翔くんの『今』を、側で見ていたい。ずっとずっと、翔くんの側にいたい。それは、友達としてでもいいから?それとも、翔くんの特別の存在として?俺にはまだ、どうすればいいのかは、分からない。だけど、一緒に居られる努力はすべきだって思う。翔くんと一緒に居るためなら、どんな努力も惜しまないよ。花火を見上げている翔くんの横顔を、そっと見つめた。円らな瞳に花火の欠片が映って、宝石のようにキラキラと輝いている。端正な横顔なのに、口はぽかんと開いてるのが可愛くて、それがすごく翔くんぽくって、そんな翔くんが大好きだって思った。「?ん?どした?」「・・・何でもない。翔くんの目に花火、映ってるなぁ~って。」「は?いやいや、俺に映った奴じゃなくて、本物の花火見ろよwww」「あ、そっか。」「ははは。変な潤www」「へへへ。」時折、気持ちのいい風が夜空を吹き抜けて、上空に溜まっていた煙も、その風に流された。遮るものが無くなった漆黒の空を、次の花火がまた、鮮やかに染め上げた。初めて好きな人と一緒に観た今日の花火を、俺は一生、忘れない。つづく*************************************昔ね、まだ息子が2歳ちょっとだった頃、家族でね、花火大会に行ったんですよ。私が息子を抱っこして歩いてて、私は浴衣に下駄履きで。そんな私は、河川敷に下りるアスファルトの坂道で、空いていた穴に気付かず、踏み外して、私は膝からストンと崩れるように転んだのです。その時、目の前に居た男の人が、咄嗟に、息子を抱き留めてくれて、息子は地面に落ちることなく、怪我をしたのは、地面にぶつけた私の膝小僧(青あざになったw)だけだったのです。その男の人のおかげで、後続の人に潰されることも無く、息子も怪我せずに済んで、本当に有難いと思った、思い出です。花火大会って言うと、そのことをいつも一番に思い出しますwで、お話のエピにちょっと使ってみました(笑)翔くん、優しいよね( *´艸`)恋愛偏差値低くて、ガサツな彼だけど(酷いw)とっても誠実だし、友達思いでは、あるよね。そして、潤くんは、少しずつ翔くんへの恋心に、前向きになってるみたいです。がんばれ、潤くん♪

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  5. 大野の意外な一面を知って、しかも自分と境遇が似てることに親近感が沸いた。年上の女性に恋をする大野って…ちょっと萌えるかも…。「…せんせぇ…眠い…」「あ、こら!寝るな!」「ちょっとだけ…。」そう言って大野は俺の枕を抱っこしたまま寝てしまった。「…ったく。」毛布を掛けると…ふわっと笑った……夢でも見てる?大野の寝顔を見ていたら…なんだかこっちまで睡魔が…大野の頭の近くに頭を置いて…俺もそのまま眠ってしまった…。   すごくいい匂い…なんだろう…この甘い香りは…スイーツみたいな…美味しそうな匂い…ヨダレが出そうだ……口元からヨダレが垂れそうになって慌てて手で拭った……あれ…頭を上げると…大野がベットの上で背を向けて座っていた……この匂い…って…ギシギシ…ギシギシ…ベッドがかすかに揺れていた…「…大野…?」大野の肩に手を掛けると…ビクッ!と体を跳ね上げた大野…ゆっくり振り向いた…「…え?」大野の体の向こうに…スマホの画面が…慌ててスマホを隠して毛布を引っ張った…よく見ると…大野はイヤホンをしていて…俺を見て…震えていた…「…大野……どうした…?」「…っ、……。」見たことのない表情…怯えたような…今にも泣き出しそうな…「大野っ!」ビクッ!ぎゅっと毛布を押さえつけている…しかも…足の間を…まさか…俺は毛布を掴んだ。「っ、!!」大野は毛布を強く押さえつけた…「大野っ!なにを隠してるんだ!」「っ、ダメっ!」「なに!いいから見せろ!」「っ、あーっ!」毛布を引っ張ると…大野は慌てて手で隠した……股間を…。「…お前っ!」俺は咄嗟に毛布を大野の下半身に掛けた…「…っ、…」大野がうつ向いて…震え出した…「…いや…ごめん…」って、なんで俺が謝るんだ…「…俺も驚いただけだ…ごめん…。」「…っ、…。」「別に…悪いことじゃないし…な?」「……。」「ほら、大野も俺の見ただろ?ははっ!」「……せんせぇ…。」ドキッ…!大野がゆっくり頭を上げた…「っ、!」「…っ、…」「なにも…泣くこと…ないだろ…」「…だって…」「…大野だって…若いし!な!それくらい普通だ!普通!健康な証拠!な!」「…っ、…。」「ほら…泣くなって…」俺はティッシュで大野の顔を拭った…。 ガバッ!「っ、!?!?」

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    変態教師Sと小悪魔生徒O #5
  6. ┅ ✤BLを含む完全妄想のお話です✤┅その後ラストの年長さんの親子リレーでもとても盛り上がり、園長先生からのお話で締めくくられて本日の保育参観は終了となった子供たちは一度教室に入って帰り支度をしてくる俺たちはそのまま園庭で待機先に帰って行く保護者の姿は見えなかったから、全員子供と一緒に帰宅するもんだと思っていたふと気になってカズくんを見ると、しょんぼりとしながら彼の元へ土曜日も預けられているというカズくん、もしかするとこの後も園に残る事になっているのかもしれないだけど「にぃにと一緒にかえれるの?!」その顔はぱぁっと明るくなって『あぁ、松兄が今日はもういいからって』そう言った彼に頭を撫でてもらうと「すぐじゅんびしてくるねー!待っててねー!」カズくんはダッシュで園舎へと入って行った今日参加した保護者はほとんどが父親で、中には上の子を連れて来ている母親なんてのもいるけど、学生ってのは俺たち2人くらいさっきの競走で目立ってしまったというのもあるけど、若干浮いてるような気もしないでもないだけど彼は堂々としたもんで園庭の端にある低い鉄棒へとひょいと腰を掛けた軽々と登ったその姿に目を奪われて……俺、こないだから変だな顔見てドキンとするなんてこうやってつい気になって目で追ってしまうのはカズくんの兄貴で俺と同じ立場だからだよな……でも、この前はバカにしたような『遅せぇ』だったのに、今日はあっさりと『速いんだな』と認めてくるその態度素直というか、なんというか……今度は負けねぇぞ!なんて意気込んでいた俺だったけど力が抜けるそしてあの笑った顔茶髪で髪立てて、ちょっとチャラそうにも見えるからそのギャップにやられたというか……俺がそんな事を考えながらじっと見てたもんだからパチッ!彼が寄越した視線とまともにぶつかってしまった彼はまたしても軽くひょいっと鉄棒から下りて、俺の方へとやって来た何言われるんだろう……身構えた俺に『いや〜、楽しかったな!』そう言った顔はニコニコの笑顔でまるで子供みたいな高校生だってまだまだガキだけど小学生、いや保育園児かよってくらいの無邪気な顔その顔と言葉に「おっ……おっおぅ!楽しかったな!」ちょっと吃ってしまってた俺はカッコ悪ぃな……『保育園って子供見ててもらうだけかと思ったけどさ、こんな楽しいイベントもあんだな』就労やその他の事情で子供を見られない家庭の為にあるのが保育園俺は小さい頃幼稚園に通っててそこでは毎月のように平日に親が参加する行事があったりしたけどやっぱり親としては子供の園での様子を見たいもんなんだろ〈いいな〜、パパも潤の頑張るところ見たかったなぁー!〉この前した海外とのテレビ電話で父さんも残念がっていたっけ『土曜だから親父さんが多いみたいだな』周りをキョロキョロとしながら言うから君のところは?仕事なの?そう聞こうとしたところで『あっ、出てきたみたいだな』玄関に目を向けた彼がそう言ったカバンを持って次々と飛び出してくる子供たち潤はどこだ?と見ていると……「にいちゃ〜〜〜ん!」大きく俺を呼ぶ声とブンブンと手を振るその姿またしても注目を集めるじゃねぇかよ!と思っていると、その隣には『おっ、カズも一緒だ』ピッタリとくっつくように、ってか……『ははっ、アイツら何してんだ(笑)?』潤が手を引っ張ってやってるカズくんがいた『お前らなに手なんか繋いでんの?』「俺たちねー、クラスのお友達にほめられたんだよ。にいちゃんたちすげーって!なー?」潤が胸張って言う事に、こくんと頷いたカズくんは「にぃに、カッコイイって言われたよ♪」頬を赤くしてこれまたちょっと得意げそんな2人の頭を撫でた彼は『そっか、カッコイイか?嬉しいねぇ〜♪じゃあ俺たちも手繋ぐか?』俺に向かって手のひらを差し出してニコッと笑うもんだから、その顔につられて無意識にその手を取ろうとして『ばぁ〜か、冗談だよ(笑)』逆に手をペチンと叩かれた何だよ、やっぱりムカつくな!そう思ったけどイライラというよりはドキドキとするこの胸何かが始まりそうな気がした

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  7. 妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから翔は見たブログを頭の中で思い出す…こんな時翔の頭にはブログの画像がはっきり頭に浮かぶ解説…図……「私に任せてくださいそうだ横向いて…智くんこの枕を抱えていて」枕を智に抱えさせて翔は優しくゆっくり智を開く始めての人におすすめの体位が棒人間で書かれていた足をずらして背を丸く…だな よし入り口に集中するのは利き指のみ後の身体はパートナーを感じる事って棒人間の絵からするとだ 智の背中に身体を近づけうなじや背中に唇を落とすくすぐったがりの智くんから声が漏れる私の緊張も取れる硬い入り口を指で力を入れず…ゆっくりと押す「ふ…ぅ…ん」周りを撫でジェルをゆっくり垂らし中にジェルを入れるようまずは人差し指だけで熱い…全体が柔らかな感触の中に押さえ込まれる感覚この感覚が…私のをと想うと興奮する「智くん 痛みないですか」「はぁ…大丈夫だよ…ふふっもう少し押しても大丈夫だよ…はぁ…」翔の行動に智は身を任せたまま…シーツに波を作る …何もかも信じられる人だから任せられる「ん…ふ…っ…翔くん…」翔の片腕が智を包み痛みが無いかを確認するよう智の反応を伺っている事が伝わってくる…ジェルのほんのり桜のような香り翔の熱い息が首すじを撫でる…「ん…っ ふっ」翔の厚めの唇が肩甲骨を撫でてくるあちこちに刺激が飛び「はぁ…ぁ…あっ」声が漏れる…翔は指にほとんど神経を集中させるゆっくり動かし余裕があるかを確認してさらにジェルを足して指を壁ずたいに…クチュジェルの音がなんとも艶めかしく感じる…「はぁ」思わず息を吐くと智くんがくすぐったいのか背を更に丸めたら…中が…変わる余裕がある中指を入り口に当ててジェルに助けてもらいゆっくり熱い柔らかな中へ…智くんの声…息が「ん…っ はぁぁ…あ…ん ふっ…はぁ」少し押して様子を見る智くんの手が枕を掴んでる「苦しいんですか…」横に首を振り「だ…大丈夫だから…んっ優しくて……はぁ焦れったいぐらいはぁ」なんて言ってくれるから私のが…やる気を知らせてくるわかるけど3本が自由に動かせる…まで…我慢だぞ

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    静かな134
  8. カフェレストランが近づくに連れて鼓動や早くなっているのが分かる何から話せば良いんだろう?話したいことが有りすぎて頭の中の整理が追いついていかない(昨日あれだけシュミレーションしたのに)正直、真っ白になってる車の中での会話が上の空になってしまって却って、君に心配をかける羽目に ・・・家庭的な小さな店だけど個室が一つだけある本来なら4人以上じゃないと予約できないのだけど事情を説明したら「ご用意させていただきます」と言ってもらえた俺としてはお店に来ている人たちの前で「おめでとう」を言いたいけれど流石にサプライズで大勢から言われたら君が恥ずかしくなってしまうんじゃないかとそれを考えて個室を選択した美術館を出てから随分、お店のことを気にしているけど ・・・君を不安にさせてるのは何だ?考えても思い浮かばないんだけど ・・・もしかして ・・・ 誰と来たかを気にしてる?それは俺にとっては嬉しい疑問なんだけどちょっと違うような気もする ・・・昔の俺は自慢できるようなことは何一つ無いから ・・・その頃の俺を思い浮かべるとしたら ・・・やっぱり女性関連?そこは訂正しないと 地元では遊んでいない ・・・(『では』が問題だけど)さり気なく否定しないとドアを開けながら彼の方を向く「ここは池田と一緒に来た 彼奴がケーキが食べたいって言うから」そう伝えると彼の顔が少しだけ柔らかくなった気がした「池田くんとケーキを食べに来たの?」「彼奴、ああ見えて甘党なんだよ そうだ ・・・ この前あのBARに 池田と飲みに行った」緊張をほぐすためには際限な喋るしか無い気がして「そうなんだ」「彼奴、マスターと仲良しなの カクテルに興味があるらしい」反応が今一つなんだけど ・・・あれ? ・・・ もしかして知ってる?「あの店で池田に会ったこと有るの?」「会ったというか ・・・  見かけたことは有るよ 大概、入れ違いだけど・・・」彼奴、何にも言ってなかった 「就職する前に2回位かな 話はしてないけど ・・・ マスターが話してた カクテルに興味があるみたいだって」「そうなんだ ・・・」「うん ・・・ マスターが嬉しそうに話してた 僕は池田くんとは話してないよ」彼の話しぶりから嘘をついてないことだけは分かるそれに疎遠になってたからその話をしなかったことも頷けるし池田~!内緒にすんなよ心のなかで悪態をついた「いらっしゃいませ」お店の方が出迎えてくれる「櫻井です」「お待ちしておりました どうぞこちらに ・・・」笑顔で迎えてくれた店員さんは個室に案内してくれたケーキは食事の後店内にバースデーソングが流れケーキが運ばれてくるだんだん、笑顔が引き攣ってきたような ・・・緊張して ・・・ 会話を楽しめるか自信がなくなってきた  <続きます> 

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  9. 前話はこちらです『『嵐23』let me down68潤サイド【ルリさんとのコラボ】』妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。ルリさんの67話目はコチラ↓↓『『嵐23』「let me down」6…ameblo.jpS side今朝俺は普段より大分早く起床した。昨日は、、あんなことがあったし、、早めに帰宅していて。あの後結局、仕事もあまり捗らなかったし。潤のことが心配で。潤の顔が見たくて。何よりも、、潤に、、謝りたくて。とはいえ、潤はいつもと比べてかなり早く就寝していたので、それは叶わなかったのだけれど。そして俺は昨夜の就寝前に、今日の朝イチまでに作成しておかなければならなかった業務上の書類があったことを思い出したのだった。完全に失念していた。ダメだな俺…プライベートであんなことがあったからって、、仕事に影響を及ぼすなんて…自分の不甲斐無さが嫌になる。なので今日はそれをするために早く出勤することにして、昨夜目覚まし時計を5時半にセットしておいたのだ。無事時間通りに起床し、身支度を整えてリビングに行く。潤はいつも凝ったお弁当を作ってくれるから、もしかしたらもうキッチンにいるかも、、と思ったが、起きてくる気配はない。……。。やっぱり、、昨日のこと、、怒っているのかな…。。もしかして、、嫌われた、、とか…?そんなことを想像するだけでもゾッとして寒気がしてきて……いや、昨夜、、俺のためにあんなに美味い豚汁を作ってくれていたんだし、、俺の顔も見たくないほど嫌いになってる、、ってことは多分ないはず…色んなことをぼーっと考えているといつのまにか時間が経ち、温め直していた豚汁が鍋から吹きこぼれそうになる。慌てて俺は火を止め、手近にあったマグカップに豚汁を移した。俺はつい、スープ類は気軽に使えるマグカップに注いでしまうのだけど。それを見た潤は毎回、「…いつも思うんだけど、、味噌汁や豚汁をマグカップに入れるなんて信じられないよ…」と、呆れたような声で咎めつつも、「翔くんはもう、、しょうがないなぁ」って、ほんわかした微笑みをいつも俺に向けてくれて。それを思い出すだけで俺はつい、、顔がほころんでしまう。っと。とにかくメシを食わなきゃ。ダイニングテーブルでご飯と豚汁を口に運び、、やっぱり目の前に潤がいてくれたら、、なんて思ってしまう俺…。潤に謝りたい。そして早く仲直りして、、抱きしめたい。リビングの扉の方に目を向けてみるけれど。潤がやって来る気配はない。まだ眠っているのであろう潤を起こしに行くのも気が引けて、、俺は手近にあったメモ帳を引き寄せた。【潤、俺が悪かった。今日、帰宅したらちゃんと話し合おう】そう書いて、、ダイニングテーブルの上に置く。ふと時計を見ると、もう時間がない。俺は慌ててご飯と豚汁をかっ込み、急いで家を飛び出したのだった。続きはこちらです『『嵐23』let me down70潤サイド【ルリさんとのコラボ】』妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。俺が教室に飛び込みで入ると、雅紀とニノが駆け寄ってきてくれた。…ameblo.jp

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    『嵐23』「let me down」69(コラボ企画)
  10. (和)ドキドキしながら連絡先を登録した。きっとお仕事中だから・・・と遠慮していたら。📱LINE「こんにちは。大野です」わわわっ。びっくりした///恐る恐る返信してみる。📱LINE「二宮です。朝ご飯とチョコを有難うございました」📱LINE「どういたしまして。また夕方ね👋」その後、スタンプが送られてきた。可愛い猫ちゃんの・・・(=^x^=)無料のクマちゃん🐻で返した。・・・ドキドキしている・・・じっとしていられなくてお布団をしまって、部屋を掃除した。部屋の空気を入れ替えて掃き掃除と拭き掃除。狭い上に持ち物も少ないからあっという間に完了して・・・チョコを母さんの遺影の前に供えた。和「いってきます」少し早いけれど。この胸のトキメキを我慢できずに稽古場まで歩いて行こうと思って家を出た。百円で買った携帯ケースのポケットには。大野さんのお名刺・・・♡アパートの前には欄干が赤く塗られた橋。かつてここが・・・花街であったことの名残ならしい。その神田川に沿って歩くと都庁が見えた。あの辺りに・・・大野さんがいる・・・///そう思うと。駆け出したくなった。地下鉄の駅を過ぎてまっすぐその方向に歩き出していた。青く高い空には白く浮かぶ月がまるで僕を見守ってくれるかのように付いてくる。ふふふ♬約1時間かけて着いた新宿副都心。都庁近くの高層ビルはどこもスーツの人が出入りして自分が場違いに思えてしまって大野さんのスタジオは見つけられずそのまま新宿西口まで歩いた。歌舞伎町は。駅の反対側にある。そのまま東改札口側まで地下道を進みルミネ横の階段から地上に出ると新宿アルタの前の横断歩道を渡った。ガラリと街の雰囲気が変わる。昼間っから飲んでる人が酩酊状態でふらふらしている。母さんの最後の職場もこの辺り。さっきの西新宿のエリートな感じとはまるで違う・・・僕の育った街・・・相葉「やぁ。早いね」ギター弾きの相葉さんがいつも通り少し前の流行曲を練習していた。ホッとして・・・隣で柔軟体操を始めた。ここを無償で使わせてくれているのは劇団の方。もちろんプロだ。上の芝居小屋では有償でマチネとソワレが毎日上演されている。こちら階下では、学生さんから社会人まで舞台好きなアマチュアが数多く集まって発声練習から歌やダンス、芝居、音楽のレッスンを共有させてもらっていた。階下にあるからアンダーグラウンド。芸術的な身体表現を究める為の道場のような場所だった。

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    食虫花〜ぬばたまの夢 12
  11. side N『海の彼ー大宮ー和サイド⑫【智HBD記念:和子さんとのコラボ】』妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。数日後の午後3時過ぎ、病理診断の手を休めた櫻井先生はコーヒーブレ…ameblo.jpside O〜櫻井医師目線🩺🌸その日は智くんと15時に病理部で待ち合わせてた。俺は。二宮くんの反応も気になっていた。きっと彼の方が分かりやすいだろう。 智くんと二宮くんを引き合わせたらどんな化学反応が見られるだろうか。なんとなく自分がお節介にもふたりの中間点にいるように思っていた。アイスラテを三つ用意していざ、病理部へ。いや。コホン。改善事項の確認、という大義名分もあるからね。病理部に着いて。アイスラテを配ってしばらくすると。コンコン。智「あ、櫻井先生、ここでしたか」キタ。智くんだ・・・///って、俺がドキドキしてどうするよ。伊達メガネなんてかけちゃって。すました顔しちゃって。この色男っ。二宮くんなんて立ち上がっちゃったよ。わっかりやすいなー。恋する二宮くんだね。あ。コホン。翔「こちら大野先生です」智「大野智、研修医三年生です」智くんの手って大きいんだよね。日に焼けた血管の浮き出た右手を二宮くんに差し出すと。おお。おお。二宮くん。耳まで真っ赤になっちゃったよ。和「えっ・・・あの。病理部の二宮和也です」智くんが差し出した手を恐る恐る握ったよ。へー。ほー。そんな感じね?二宮くんの動揺が、よく分かった。もう俺は。ニヤニヤが止まらないっ。っていうか。二宮くんウォッチング♬楽し過ぎる♬・・・だけど。その一方で。智くんはややクールに見えた。病理検査室の積まれた段ボールや通路の狭さを確認してもう退席すると言う。恋する男にはとても見えなかった。恋ってさ。するもの、っていうより落ちるもの。気が付いたらお相手の存在が自分の中でとてつもなく大きくなってるもの。俺が海でのバーベキューのあの日に確かに感じたふたりの恋の始まりの予感はなんだったのかな・・・『海の彼ー大宮ー和サイド⑬【智HBD記念:和子さんとのコラボ】』妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。心臓がバクバクするのを感じていると、「あのう・・・手、離しても…ameblo.jp

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    海の彼 12
  12. 此処は春に来た梅の里と呼ばれる山の麓山はすっかり冬支度をして確かに花も眠りについているようだった「家の中で待っていれば すぐに来てくれるだろう」蒼灯は笑みを浮かべて家に入るように促す「蒼灯殿、これを皆様でお召し上がりください」昨日の帰りに買った羊羹の包を手渡す「昨日もらったのに また持ってきたのか ・・・ まあ、甘いものは喜ぶから 遠慮なく頂くが そこまで気を使わなくてもいいぞ(笑)」前に来た時も思ったがとても不思議な空間 山は冬支度なのに此処はさほど寒くない「そうはいきません 今回はかなり難解なことを お願いしました ・・・ お礼と言っても これしか思いつかないので ・・・」お金は受け取ってはくれないだろうそんな物を持ってきたら逆に追い帰されてしまう「ここに来る子達の一番の褒美は 甘い菓子だ ・・・ 山にはないからな その中でも上毛屋が持ってくる菓子は とびきり喜ぶんだよ」その言葉からも自分への褒美は要らない事は伝わってくる「それなら安堵いたしました ・・・」蒼灯が喜ぶ物は何かずっと考えているのだが皆目見当がつかない「あはは ・・・ 俺が喜ぶ物は何か? ずっと考えたが分からなかった そう言いたいげな顔だな」全てを見透かすように澄んだ瞳に見つめられて誤魔化すこともできずに頷くしかなかった「素直でよろしい(笑) 俺が喜ぶものか ・・・ 翁との茶の時間 たまに、お前たち二人に会い 世間話をすること 極稀にだが、 最高の笑みを浮かべた チビちゃんも来てくれる それが最高の喜びだ それ以外は何も望まぬ」長い時を生きている方だと翁が言っていた彼にとってお金など些末なものなのだろう 「それでしたら 前以上に遊びに来てください 私達も蒼灯様と話すを楽しみにしています」「では、そうさせてもらうよ 突っ立ってないで 陽の当たる場所に座りな 山の主もすぐに来るだろう」促される儘縁側に座り込み庭を眺める「ここは暖かいですね ・・・」「日向ぼっこをするには ちょうどいい場所だろ?」「ええ ・・・ とても気持ちが良いです ・・・」「香りのいい茶を淹れてやるな」そう言って茶の準備を始めたしばらくすると部屋中に花の香 ・・・これは ・・・ 金木犀の香り?「とてもいい香りですね ・・・ 金木犀の花の香 ・・・」「桂花茶だ ・・・ 金木犀が咲く頃は 咲いている花を使うが  これは乾燥させた花に 湯を注ぐだけ 香りを楽しみながら飲むといい」金木犀の花茶 ・・・思いつきもしない ・・・「ありがたく頂きます ・・・」「いい香りですねえ ・・・ 私にも頂けますか?」顔をあげると見も麗しき男が庭先に立っていたもしかして ・・・ 彼が山の主?<続きます>     

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  13. 彼が…何を言ったのか…脳に情報が伝達される速度がひどく遅くて…「今…何て…?」アホみたいに聞き返してしまった…松本くんは顔を曇らせると…「ごめんなさい…そうだよね…こんな事言ったら先生…絶対に困るもんね…」そう言うと…脱いでいたコートを掴みソファから立ち上がる…「すいません…お邪魔しました…」「待って!」俺は帰ろうする松本くんの手首を慌てて掴んだ…松本くんは驚いて俺を見たが…掴んだ手をグッと引き寄せると…抱きしめた…「違う…違うよ…俺も…松本くんが好きだ…」「先生…」「俺も…ずっと松本くんに惹かれてた…でも…世界が違い過ぎるし…まさか松本くんが俺の事をそんなふうに思ってくれていたなんて…想像もしていなかったから…」俺の背中に…松本くんの手の温もりを感じた…「本当に…?」「本当だよ…だから…さっきは混乱してしまって…ごめん…」身体を離すと松本くんは首を振って…「俺も勘違いしたから…でも…良かった…」俺は彼の頬に触れると…「帰らないで…」すると…松本くんは俺の身体に手を回して…「帰りたくない…」と言った…俺は彼の手を引いてソファに座らせ、隣りに座ると…「キスしてもいい…?」その問いに…彼は小さく頷く…ゆっくと目を閉じた彼の唇に…そっと触れるようなキスをする…唇を離すと…見つめ合い…再び…キス…何度も唇を重ねると…どんどん熱を帯びてゆき…彼をソファに押し倒す…だが…そこで…ふと我に返った…彼はスターだ…俺は…何をしている…?「先生…?どうしたの…?」頬を紅潮させた松本くんが…急に動かなくなってしまった俺を…怪訝そうに見つめている…俺は松本くんを抱きしめると…「ごめん…」と言った…つづく個人・団体の全てはフィクションです。

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    beautiful【翔潤】4
  14. 豆屋が出かける準備をしている庭先から店に入ってきたマスター歌の練習に誘った時は曖昧な返事をしていたがチビちゃんの勝てる奴はいないなと笑みを浮かべてマスターを迎える「行く気になったようだな(笑)」「チビちゃんへの歌だろ 参加しない訳にはいかないよ」「まあ、そうだな」マスターにはケット・シーが豆屋にも妖の仲間はいるが純粋に癒やしをくれるのはさとちなのだ「あの子には随分助けられてるからな ・・・」「お互いにな」(豆屋)顔を見合わせてくすくす笑い合う「なあ ・・・一つだけ心配なことが有る」マスターがしぶ顔をして口籠った言いたいことは理解している豆屋その事を口には出さない「お前は会ったことが有るのか?」心配事を理解してると承知した上で話しを続けるマスター「花火の時、遠くから見かけた それだけだな ・・・」かなり離れた所にいたがオーラだけで彼が誰かわかったそのおかげで近寄ることはしなかった「今日はそういう訳にはいかないだろ?」「そうだな ・・・ 挨拶くらいは ・・・」二人とも緊張した面持ちでどうしたものかと考え込む(頼みのさとちがいないからだ)「顔を合わせるのが ・・・ 怖い ・・・」随分昔に蓋をした心の中の闇その闇が全て晒されるような気がして ・・・取り乱しはしないかと そればかり気になってしまうマスター(豆屋の闇より深い)「それは俺も同じだが ・・・ チビちゃん以外が 全員集合らしいから 人に紛れて挨拶して 隅っこにいよう ・・・」「エルフも妖精も来るなら 俺たちまで気が回らないだろう」大勢の場で二人に話をしに来るとも思えない彼は元々見守る神立ち入ることはしてこないだろう「そもそも、彼は見守る神 俺たちの事情に首は突っ込まないよ」花火の時もそうだった  気がついてたはずだが側には来なかった 「それを聞いて安心した ・・・」「着いたら 先ず骨董屋を探すか ・・・」骨董屋なら事情はわかってるだろうから上手く取り計らってくれるはず「それがいいな」大勢がいる場所に出ることがない二人かなり緊張している様子「全てはチビちゃんのため」「ああ、ちびちゃんの喜ぶ顔を思い浮かべて 練習に参加する」二人が口々に声に出して意を決したように練習場所に向かう今回はマスターが道をひらく「そう言えばグラス君は?」「今日は子守だよ」「黄色のケット君のところか?」「ああ、パーティーには連れていくよ」「それは楽しみにしてるだろう」「二人とも ちびちゃんに会えると 喜んでるよ」空間を切り取って丸の中をくぐり抜ければそこは練習場所の玄関前二人共気合を入れ直して開け放たれた玄関をくぐる「豆屋さんにマスター 遅かったですね 待ってましたよ」脳天気な顔の雑貨屋が満面の笑みを浮かべて出迎えてくれた此奴がいた ・・・二人ともホッとした顔で雑貨屋の顔を見上げる<続きます>   

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  15. 気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さいO sideそろそろ…か…定時の時刻…帰る者…残業する者…皆それぞれのライフワークで進めている…櫻井は…残業だろうか…?あれから特に…連絡は無かったし…取り敢えず…鞄持ってってやるか…カチャッ…医務室の扉を開けると…カチャカチャ…カチャカチャ…カチャカチャ…『っ!』凄ぇタイピングの音だな…w『櫻井…?』『ぁ…大野さん…!?』んふふ…近付いてるのも気付かねぇくらいか…w『どぉ…?』『え?』仕事…まだ続けんのかな…?俺は…今から行くとこあるから帰るけど…『あぁ…では行きましょう!』『へ?』どこに…?『呑みに行くんですよね?』『はぁっ!?』いやいやいや…あれは社交辞令だって…『今夜は…ちょっと…』『え?何か予定でも…?』呑みには行くけど…お前とじゃねぇから…『いゃ…予定じゃねぇけど…///』『だったら…?』しつけぇな…『その足でか…?』『ぁ…///』んふふ…よし…今夜は無しだな…『そうでした…こんな足では…///』『だろ…?』これで引き下がるだろう…♪『では…お願いが…』『ん…?』今度は…なんだ…?『家まで介助を…お願いしても…?』『介助って…』そぉきたか…まぁ…でも…その足で帰るのも大変だよな…『お願いしますっ…///』『っ…!』またしても…その円な瞳が…///くそっ…イケメンめっ…///『はぁっ…今日だけだぞ…?』『はいっ!お願いしますっ!』ったく…その笑顔にも負けたよ…///まぁ…困ってるのは確かだしな…『ほらっ…』片手に櫻井の鞄…もう片方に櫻井を抱え…背中に…俺のリュック…タクシーを捕まえて…乗り込んだ…『ふぅっ…』『すみません…有難うございます…///』まぁ…これくらい…家まで送ればいいだけだからな…なんて事にはならなくて…シ~ン…タクシーを降りて…自宅マンションのエレベーターの中…特に会話も無く…『ここか…?』『はいっ…』ピッ…カチャッ…櫻井がカードキーで扉を開けて…ドスンッ…!『はぁぁ…有難うございました…///』中へ入るなり…櫻井が玄関先で腰を降ろした…『んじゃ…鞄置いとくから…』『ぁ…はい…そこに…』言われた場所へと置いて…『お疲れさん♪』『ぁ…大野さんっ…!』ここで…漸く解放されたと思っていたら…またしても…呼び止められた…しかも…手首を掴まれて…///蒼

    Crazy Moon…20
  16. 気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さいS sideさてと…仕事は山積みだ…リモート会議…資料作成…部下への指示…メールチェックも…果てしないくらいにある…ズズッ…大野さんから貰ったコーヒーを飲みながら…いつものように…パソコン相手に仕事を始めた…カチャカチャ…カチャカチャ…カチャカチャ…医務室に鳴り響くタイピングの音…『櫻井…?』『ぁ…大野さん…!?』え…いつの間に…!?全く気付かなかった…wもう定時か…『どぉ…?』『え?』早速…!?それは…先程約束した事ですよね…?『あぁ…では行きましょう!』『へ?』もちろんですっ!善は急げ…!『呑みに行くんですよね?』『はぁっ!?』あれ…?『今夜は…ちょっと…』『え?何か予定でも…?』違った…?『いゃ…予定じゃねぇけど…///』『だったら…?』折角の機会なんで…『その足でか…?』『ぁ…///』そう指摘され…確かに…それもそうだなと…『そうでした…こんな足では…///』『だろ…?』では…また次の機会に…『では…お願いが…』『ん…?』指摘された事…『家まで介助を…お願いしても…?』『介助って…』足がこれでは…飲み屋どころか…帰るのもままならない状態だった…w『お願いしますっ…///』『っ…!』この時点で頼れるのは大野さんだけ…俺は…真剣に訴えた…『はぁっ…今日だけだぞ…?』『はいっ!お願いしますっ!』あぁ…良かったぁ…///やはり頼れる先輩だった…///『ほらっ…』大野さんの片手には俺の鞄が…そして…もう片方の手で俺を抱えながら…背中には…自分のリュックを…軽々とこなしてしまう姿に…男の俺でも惚れ惚れするくらいだ…///やっぱカッコいいなぁ…大野さん…///そのままタクシーを捕まえて…乗り込んだ…『ふぅっ…』『すみません…有難うございます…///』でも…さすがに仕事帰り…少し疲れも…?シ~ン…タクシーを降りて…自宅マンションのエレベーターの中…タクシーでも会話は無かったが…ここでも…特に会話は無く…ただただ…近くで香る…大野さんの匂いに…癒やされていた…『ここか…?』『はいっ…』ピッ…カチャッ…俺は…カードキーで扉を開け…ドスンッ…!『はぁぁ…有難うございました…///』中へ入るなり…玄関先で腰を降ろした…なんだかんだと…気は遣っていたから…『んじゃ…鞄置いとくから…』『ぁ…はい…そこに…』伝えた場所へと置いて貰って…『お疲れさん♪』『ぁ…大野さんっ…!』俺は…帰ろうとする大野さんを呼び止めた…そして…咄嗟に…大野さんの手首を掴んでいた…///蒼FNS①…

    Crazy Moon…21
  17. 。。。11家に帰ると、和也はカレーの鍋をかき回しながら、「おかえり」と言ってくれた。”にゃぁ~~”(ただいま、、)「こんな遅くまでどこ行ってたんだ? タマのところか?」”にゃ、なぁ~にゃあ”(それも、ある)「そっか、タマのところなら仕方ないな」おっ、久しぶりにオレと和也の意思の疎通ができたぞ。「子どもたちに会ってきた?」”にゃぁ、、、”(いや、会ってない)「そっか会ったんだ。どんどん可愛くなってきてただろうなぁ、、」、、、、。あはは、、。やっぱ、無理だったわ。人間、、早く進化してくれよ。「さ、カレーもあったまったし、チビ助もごはんにしよ」”にゃぁ~~~”(賛成~~~)和也がテレビの前のテーブルで食べ始めた横で、オレも一緒に食べた。「でもさぁ、、チビ助ぇ~。 なんで相葉さんは、オレなんかを誘うんだろね? 今日だって、オレの作ったカレーが食べたいなんて言い出してさ。 、、、、変な人だよねぇ」、、、、、。雅紀、、か。あの人は、変な人なんかじゃないよ。優しい人だよ。オレを助けてくれた時の和也とおんなじ眼をしてたよ。「でも、、、。 ちょっと、、可哀想だったかなぁ、、。 断ったら、あんなに落ち込んでさ、、」オレに話しかけてるのかと思ったけど、どうもそうじゃないらしい。これは、独り言っていうんだろ?珍しく反省してんだ。だったら、今度、同じ事言われたら、”いいよ、一緒に食べよう”って言ってやりゃいいじゃん。オレは、、そう思うけどなぁ、、。反省したんなら、次の機会には、それを活かさなきゃな。ご飯を食べたあとは、明日は休みだってんで、ゲームを取り出してきて夢中になってる。休日でも忙しいって、やっぱゲームじゃん。ちょっとは、外へ出た方が健康的だぞ。、、、そうだ、、。明日、、和也を外へ連れだそう。そう思ったオレは、どんな作戦で連れ出すかを考え始めた、、、のに。あったかい和也のヒザの上とお腹がいっぱいなのとで、また眠気が襲ってきた。仕方ないよね。だって、、オレ、、ネコだもん。寝る子で、、ねこ。そういう説もあるって聞いたことある。ふぁぁあああぁ。大きなあくびをしながら伸びをすると、和也が『ふふふ、、』と笑った。

  18. 「あ、あの、なんで社長夫妻がお見えなんですか?」エレベーターの中、俺は意を決して二宮さんに質問した。ひつじの役、もうできないから、事務所を首になるの?東京じゃ人目があるから、ロケに来ていたここで話し合い?でも、じゃなんで俺も一緒なの?あっ、そうか男と付き合っていたことを怒られるのか。マダムは応援してくれたけど、社長はダメだったんだでも、首になったらもう関係ないよね。翔が、芸能界を引退しても、俺が一生懸命稼ぐから・・「大野さん‥大野さん・・」「えっ、は、はい」「何をぶつぶつ言ってたんですか?」いっけない、またぼ~としてたみたい。「社長夫妻がお見えなのは、櫻井がお願いしたからです。本当なら東京でと予定していたのですが・・今回の事故が起きたために急遽ここ、九州でとなりました。」「ひつじ・・櫻井さんが?でも、わざわざこんな遠くまで来てくれるなんて」翔は何をお願いしたんだろう?そのお願いっていうやつは、事故の前に予定していたものらしい。でも、事故が起きて顔に怪我をしても中止にしなかったってことだよね?「大野さん‥大野さん・・」「は、はい・・」「しっかりしてください。社長に挨拶できますか?」二宮さんの声が大きくなる。そうだねよ、俺が悪いんだから、ちゃんと謝らなくちゃ。連れてこられた5階は、花の名前が付いた部屋がたくさんあった。結婚式や会議等のイベント用らしい?芙蓉の間は一番奥にあった。「ここです、大野さん。開けますよ。」「は、はい。大丈夫です。」「二宮です。」「はい、どうぞ」ドアをノックした二宮さんが名前を名乗ると、中から聞き覚えのある声が聞こえた。マダムだ。「失礼します。」「失礼します。」俺もつづく「あっ大野君、ここまで遠かったでしょう。疲れなかった?二宮の運転で。」知ってたの?あの暴走モード。おしえてよ・・先に。「だ、ダイジョウブです。」平気を装ったけど、多分ばれてるな。声が震えたし・・だって二宮さん怖いから・・「君が、大野君だね。」マダムの横に座っているイケてる紳士が、そんな俺を見てニコりと、笑った。

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  19. 大勢のスタッフが慌ただしく動いている様子を体育館の片隅で松本と翔は見学していた。傍らには企画事務所の人間がピタリと張り付いている。「稽古場見学させてくれるんじゃなかったの?」「今日はセットの仮組みと動線チェックだってさ。ここなら部外者が居ても気にならないだろ。松潤が演出家だというのは伝えてないからそのつもりで…。」今日は翔の案内したお客様とだけ知らせてある。智がこの仕事を引き受けるにあたり弁護士連れで訪れた事にスタッフは驚いたが翔の事務所が企画会社の顧問弁護をしていた事もあり、ほぼ翔の申し出通りの内容で契約できた。なによりスタッフの意気込みが聴いていたよりずっと上がっていた。どうやら喧嘩別れした一派にかなりカチンとくる捨て台詞を言われたらしい。目に物見せてやる!!と鼻息が荒い。理由はともかくスタッフ一丸となって盛り上がっているのは歓迎だ。舞台の大きさを示すテープの中には簡単なセットや2メートルを超える高さのブロック状のモノなどが配置されている。役者の動きにくければ訂正され問題が無ければ、いよいよ劇場に創る。上演ももう直ぐだ。前方では主演たちの決闘シーンに効果音を合わせて動きを確認していた。その後方の高い場所に役者が一人、何かに撃たれたように首を抑えたまま落下する。その様子に演出家が何か言っているようだった。「う〜ん。やっぱり気に入らないのかなぁ。」脇にいたスタッフの話しではマットレスとそれを隠すカウンターに奥行きを取られるのが気になるらしく、このシーンをカットするか悩んでいるとの事。「あの子が貰った見せ場だったんだけどなぁ。」役名も付かないようなヤラレ役でも彼にとっては大事な見せ場、それがカットされようとしていた。「監督〜。見てもらって良いですか?」その声は智だった。台車に何かを乗せてきた。「何だアレ。ビア樽か?」「だね。」松本に相づちを打ったものの実はソレは智に頼まれ翔の軽バンで今朝運んだものだ。手振り身振りで説明をしたかと思うと、先程彼が演ったように高台から身を躍らさせた。パァン!!あまりの大きな音に皆が一斉に振り向くと智が倒れている下にはバラけた樽が。「スゲー迫力。樽がクッション材になってんだ。上手い事砕けるように出来てんな~手作りか。ダンボールと同じだけどアレなら前に出せる。」松本が関心した声をあげる。「監督〜どうですか?コレならテーブルとして酒場に置けるでしょう。目立ち過ぎ?なら主人公の敵役じゃなくて仲間にしたら駄目かな?『大丈夫か?!』って名前呼びながら駆け寄れば、仲間想いなところ強調出来るし。ちょっと墜ちる場所が小さくなるけど出来るよね?」コクリ、緊張した面持ちで彼が頷く。「よし!お前の名前は『マルコ』だ。銃で狙われたのに気が付いて『ビリー危ない!』でビリーは避ける。続いて放たれた銃声でマルコは墜ちて『マルコ!大丈夫か?!』でビリーはこの影にマルコを引きずってきて…」「あらら、アイツ役名も台詞も貰っちゃったよ。大野くんに感謝だな。」スタッフが嬉しそうに翔に話しかける。智が舞台のスタッフにも溶け込んでいるのが翔にはうれしい。主人公ビリーが舞台を縦横無尽に走り回る。パルクールのようにセットを使う。その中、先程墜ちた壁を下から飛び付く…のが難しい。ワンステップ何か必要か。誰も彼も思った。「大丈夫だよ。ビリーなら出来るって!ほら、コッチの壁に向かって走って蹴るんだ。トト、トンってさ。い~い!」小柄な智の身体が脇の壁を蹴るとフワリと高く上がり、上の手摺を掴む。「ほら、無理に一度に上がらないでココでぶら下がって客席にアピールして上がるのも良いんじゃない?」智に言われた通りにビリー役の役者が壁を蹴上がる。さすが主演俳優だ。智より高い位置の手摺を掴み追手を小馬鹿にする不敵な笑みがゾクッとするほどカッコ良い。「なぁ、あの人って役者?殺陣師?」 「えっ?あぁ、彼は美術スタッフだよ。」『あの人に会いたい』松本に言われたのはその帰り道だった。

  20. 遅い時間に、こんばんは昨日は温かいコメントを下さりありがとうございます昨日の記事に書いたように9時前に布団に潜り込みそれこそ『おやすみ3秒』状態で目が覚めたら朝でした(久しぶりにぐっすり寝た)最近はテレビも見てなくて一日があっという間に終わる感じですお話も自分の中で考えていたことがいざ書こうとすると綺麗サッパリ消えてて ・・・(健忘症?いやボケた?)落ち込むことが多くなりました歳には勝てないわと実感する日々語彙もねえ元々無いのにそれに輪をかけて無くなってきてて進むのも遅くて飽きられてるんじゃないかと心配になってます楽しんで貰えてるのかな?元々、駄文のオンパレード中身もあまりないので飽きられても仕方ないのだけどどうぞ温かい目でお付き合い頂けたらそれだけで嬉しいです滞ってるお話の二人が早く出番を!と急かすのですなるだけ早く企画(シークレット〜)を終わらせたいと思ってますまだ練習始まってないのよねサクサクっと練習してParty始めても良いのかなぁと思いながらも今回、初参加の二人が気になってしまって中々難しいです無事に着地出来るようになる早で頑張ります「秒針〜」につきましては誕生日企画として書いてますがこの二人、そう簡単にくっつかないので誕生日後も続きますてんとう虫の二人と取り敢えずの二人も出番を待ってますし豆屋の昔話も進めたいしマスターも気になるし気持ちだけはやる気満々なのですがどこまで行けるのやら・・・長い目で見ててくださいそうだここで質問です豆屋さんの正体わかりますか?先日、一緒に旅行した友人が見事正解を言ってくれたので分かってる人多いかなと思ってます長々と独り言を書き連ねてしまいましたここまでお付き合いくださりありがとうございましたm(_ _)mいつも皆様から沢山の力を頂いていますこれからもどうぞ宜しくお願いしますyayosato

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