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  1. *こちらで書いているお話はフィクションです。登場人物は実在の人物の名をお借りしていますが、ストーリーは作者の創作によるものです。72.部屋の灯りを消し、キャンドルを灯す。ダイニングテーブルの上にはご馳走が並ぶ。よく冷えたロゼワインと磨かれたワイングラス…それはロンjr.から贈られたものだ。ワインを注ぐチャンミンの横顔は、女神のように美しい。「乾杯しましょう」「うん…」チャンミンはユノにグラスを渡した。「何に乾杯する?めでたいことばかりじゃないけど…」「ほら、ユノさん。また暗い顔をして!めでたいじゃありませんか。子供たちがそれぞれ望む場所に行けて…ユノさんだって…野いちご園は失ってしまったけれど、ここが失くなることで得られた幸せのほうが大きいでしょ?」「園長は強いな」子供たちのために作った残り物のローストビーフを切り分けながら、チャンミンはぐっと眉間に皺を寄せてユノを睨んだ。「園長…じゃないでしょ?もう、ここには僕たちしかいないんですよ」「あ、そうか…」ユノは暗い食堂を見回した。子供たちが所狭しと走り回っていた食堂は、キャンドルの光が吸い込まれてしまいそうなほど広く感じた。「こんなに広かったかな」「ね…本当に」そう言いつつ…チャンミンはくすっと笑った。「え?なんで笑って…俺、なんか可笑しなこと言った?」「あ、いえ…ふふふ。なんだか会話が…子供が巣立ったあとの熟年夫婦みたいだな、って」「ああ…そうだな!ホントだ!あはははは」「強ち間違ってないですけどね。ふふふ。さあ、ユノさん。たくさん食べてくださいね。ユノさんの好きなアクアパッツァにニース風サラダ、ユノさんが畑で育てたじゃがいものビシソワーズ…昨日の残り物ですけど、ローストビーフもありますよ」甲斐甲斐しく皿に取り分けてくれるチャンミンを見ながら、ユノは幸福感に包まれていた。「どうしました?見つめないで下さいよ。恥ずかしい」「いや…俺にもこんな幸せな時間が持てるなんて…考えてもいなかったことだからさ。子供に興味もなかったのに…こんなに可愛いとは思わなかった。ばあちゃんたちとも仲良くなって、色んなこと教えてもらってさ。毎日にぎやかに飯食って、あったかい布団で眠って。こんなに幸せじゃ、いつかきっと罰が当たるって怖いぐらいだった。人並みの幸せなんて俺には縁がないと思ってたのに」そう言って、ユノはチャンミンと掌を重ねた。「もう…罰なんて当たりませんよ!ユノさんは、これからもっともっと幸せになるんですから。たくさんお金を持っていなくても、大きな家に住んでなくても…高級車に乗ったり、高いスーツを着ていなくても、些細なことを、幸せだって感じることができたら。それでいいと僕は思いますよ。ユノさんがいま、そう感じられていることが、幸せなんだと…」「うん。俺もそう思う」目を伏せたユノの睫毛が震えて…チャンミンはそっとユノの頬にキスをした。「しんみりするのはお終い。今夜は楽しく過ごすって決めたじゃないですか。ご馳走を食べて、お酒も飲んで…夜更かしして映画も観ましょうよ。朝が来るまでは…まだ、僕だけのユノさんだから」「チャンミン…」重ねられた手をそっと撫でると…チャンミンは明るい笑顔を見せた。「僕だけのユノさん」そう言ったチャンミンの気持ちを思うと、ユノはやるせなかった。明日の朝、自分はここを旅立つ。野いちご園での社会奉仕が白紙となった今、他の場所で決められた期間を過ごさなくてはならない。生きる意味を見出せなかった頃は、刑務所に戻ってもいいとヤケになったこともあった。だが、いまは…誰かの役に立てることがうれしくてたまらない。どれだけの時間が残っているかはわからないが…自分の人生を誰かの…何かの役に立てたい。そう思ったユノは、ドンヘの紹介で再出発することになった。「次は…パン屋さんなんですよね?」「うん。できれば手に職をつけたくて。ドンヘさんが探してくれたんだ。パンやお菓子のチェーン店を全国に展開しているらしくて。最初は工場で、認められたら店舗で…仕事を教えてくれるらしいんだ。社長が篤志家で、いままでも大勢社会奉仕者を受け容れてるって」食事の後…チャンミンとユノは寄り添い、リビングのテレビで映画を観た。悲しい映画はイヤだと言ったチャンミンのリクエストで、90年代のコメディー映画を選んだ。ソファーに座り、誰の目も気にすることなくチャンミンはユノに甘えた。コンビニで買ったポップコーンを食べ、ビールを何本も飲んだ。腹を抱えて笑い、音楽に合わせて踊った。「はあ…僕、酔ったみたいです」足元がふらつき、チャンミンはユノの胸に縋った。「チャンミン…抱いてもいい?」ユノはぎゅっとチャンミンを抱きしめ、ソファーに倒れ込んだ。甘い吐息で応えるチャンミンは、ユノの背中に腕を回した。熱いキスはほのかにビールの味がした。シャツのボタンを外し、チャンミンの胸に顔を埋める。固くなった薄い桃色の胸の蕾を食むと、チャンミンは微かに喘ぎ声を上げた。「もう誰も居ないよ…感じるままに声出して」「うっ…ふうん…好き…ユノさん、好きです…ずっと、ずっと…こうしたかった。抱いてほしかった…」「俺もだよ。好きだ…チャンミン…なのに…ごめん…一人にさせてしまうなんて…」「そんなの…言ったじゃないですか。約束はしないでって。ユノさんは…ユノさんの道を行って…」ユノとチャンミンは激しく求め合った。一生分の愛を確かめ合うように。ユノが腰を振ると、チャンミンは弓形になってそれに応えた。大きなうねりが体を突き抜け、快感の波に呑みこまれる。「愛してる…チャンミンだけを…」「僕も…ユノさんだけ…」東の空が明るくなり始めた頃、ユノは野いちご園を後にした。その背中を、玄関の柱に凭れながら…素肌にユノの派手なアロハを羽織ったチャンミンが、静かに見送っていた。妄想はひとを潤す♡ランキングに参加しています↓↓↓にほんブログ村

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    グラデーション 72.
  2. 男なら一度は外に出てみたい内田の気持ちはよく分かる家業を継ぐことが決まっているから猶のことだ就職も地元は考えてなかったんだけど母親の大反対にあって諦めた経緯がある「内田の会社って 今度支社が出来るんじゃないの?」関西だったかに支社が出来るってどっかで聞いた気がする「うん、春に大阪に支社が出来る」「じゃあ、そこを希望できないの?」「希望が通れば支社への配属も叶うかも ・・・」そこは嬉しそうに話すところじゃないの?反応が悪いと言うか ・・・ 表情が暗いけど ・・・それも難しい?君が内田をチラッと見た後「社長と親父さんが知り合いで 転勤もままならないかもなんだって」俺の顔を見て教えてくれるつまり ・・・ 雁字搦めなんだ ・・・そりゃ彼女を追って家を出たいって言いたくもなる俺なら飛び出すとなると ・・・ 彼女と上手くいったとしても今度は彼女が大変だ ・・・「親父さんと話したら?」ずっと考えていたのだろう真剣な表情で内田にアドバイスをする君「親父と?」「うん、『苦労は買ってでもしろ』って言うから 一度家を離れて、仕事がしたいと だから、配属が地元じゃなくても 行かせて欲しいって 真剣にお願いしたら」「俺も智の意見に賛成 会社を辞めて家を飛び出すよりは 現実的だと思う」俺だって、いずれは地元に戻らないといけないだから母は外に出してくれたんだと思う「親父分かってくれるかな?」自信のない表情で小さくため息をつく優しすぎるんだよな内田は「分かってくれると思う 一代で会社を築いた人だから ちゃんと説明すれば ・・・ それと味方を増やせ 姉ちゃんに協力してもらったら?」母親対策は姉が適任だと思う同性からの言葉は素直に聞けるようだから「親父さんの苦労を見て来てるから 息子には苦労させたくないと言う 母心が強いんだな そこは、覚悟を話して 説得するしかない それとお母さん対策として お姉さんに協力を仰ぐのはいい案だと思うな」内田の事を誤解してたただ一人暮らしに憧れて言ってた訳じゃないんだ 「姉ちゃんに相談してみるよ」「会社に入って直ぐは無理だと思うけど そう言う機会って絶対にあるよ 英語の苦手な僕がアメリカに行くんだから」「確かに仕事の縁もあるし 変わりたいなら協力する」あのお母さんを相手に戦うのは相当なプレッシャーだと思うけど諦めるよりは一歩踏み出す「真面目な話になっちゃったね 内田が変わりたいなら 僕も協力するよ」君の言葉が一番心強いのか少し表情が柔らかくなってきた「二人の事は頼りにしてる なんか、勇気を貰った 入って直ぐは無理でも 転勤希望は出すよ もし出来なくても一人暮らしはする」「それが始まりでいいんじゃない」家を出るのは勇気がいるけど自分の足で歩く為そして彼女との未来を考えるならそこは割り切って良いと思う母も葛藤があったのかな ・・・俺が家を出た時 ・・・<続きます> 

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  3. 妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから…こんにちは少し休んでくださいね。涼しくてコーヒーが美味しい季節になりました。「智ニィしゅごいです」手を口に当てて覗き穴を見る潤…まずは客の多さに驚いていた祖父母智の作品の個性に驚くとても不可思議な作品からとても緻密な作品そして手抜きない作品達才能とは…他にない発想を最後まで諦めず、妥協せずに造る力なんだと訴えてくる優しい智ニィの中の強さ弟を思う強さが深みになっているんだと祖父母は雅紀や和也達の説明でところどころに弟達がいる作品だと知るある置物は雅紀の笑う口があるある絵の中には和也の拗ねた唇恥ずかしそうに笑う頰潤の頰にお尻智だけが知る弟達の安心してる姿「これは和也の手か…どれどれ」「智ニィはかずニィのオテテがシュキなんれすちゃめ切りちながらいちゅも言ってましゅ」潤は一生懸命説明する和也は恥ずかしそうに笑う雅紀は和也と潤から目を離さないように後ろから着いていく智は購入希望の客と話しをしているのを見て「初日から購入希望者が出るんですね」「凄いな…安くないのにな」「安くないでしゅか?智ニィに安くちなさいって言ってきますか?」「潤くん大丈夫よとても良心的なお値段だけど…この作品達が素晴らしいって事なの」「すばらちいですよ智ニィの作品」「そうなんですよ智ニィは凄いんです」何故かとても自慢気の潤と和也雅紀は「いつもは優しくてボーっとしてる智ニィだけど絵を描く時は智ニィはめちゃくちゃかっこいいよ」祖父母は笑う「ボーっとしてる時もあるなら良かったよこんな作品を作ってたら疲れちゃうからな」「優しくて凄い作品を作るお兄ちゃんで良かったわね」「あい!」「「はい」」3人は何度も何度も縦に首を振り智ニィが大好きなんだと祖父母に伝える

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    帰り花 93
  4. これは茶化したらいけない案件だ。相葉くんの空気でそれは読んだもちではあるが。でも言うよね?言わない?何か悪いことがあっても、起こっても、それも縁とか、何か学ぶためとか。それを誰に言われた?って考えると誰か分からないけど、それこそそういう空気、的な。世間一般の。「思ってるっていうか………定説?」「定説だからってそれを信じてるの?」「信じてるっていうか………。え、違うの?」正解かどうかと聞かれれば、胸を張って正解だとは言えない。でも、少なくとも俺は今までそうしてきた。と、思う。ポジティブシンギングって言えばいいのか?前向きに捉えるために。「いまだに悪夢にうなされるのに?」どきん。相葉くんの一言に、なった。どきんって。問)いまだに悪夢にうなされるのに、あなたはそれをそれを縁だと言うのか?いまだに悪夢にうなされるのに、その経験からあなたは何かを学びを得たのか?答)………。答えられないのは、俺が『そう』と、思っていないから。「555万歩譲ってそこから学ぶことがあるとしたら、『世の中にはそんな人間も居る』ってことだけだよ。でもそんなの当たり前すぎて学ぶに値しない。もちさんは1+1を今さら学ぶの?」「………いや」「縁って言葉は良縁に対する言葉であって、自分にとって何のプラスにもならない、マイナスにしかならない相手に使う言葉じゃないよ」「………はい」9才だ。俺と相葉くんの年の差は9才。9才も年下の子に、大学の後輩に、こうも真剣に叱られるなんて。しかも俺、上半身裸。ちょっと………いや、結構………情け無い、かも。「ちゃんと分かってる?もちさん。それって何もしないためのただの言い訳だよ?」「言い訳?」「言い訳。だってそう言ってれば何もしなくてすむじゃん」「………?」「たまたま配属されたところにパワハラ上司がいました。それも縁です。そこから何かを学ぶために自分は配属されたんです。なんて言ってれば、何もしないで済むじゃん。また1から就職先を探したり、上司を訴えて争ったりしなくていい。リアルな行動をしないで、じっとしてればいい。辞めてからだって、自分の弱さと向き合わないでいい。違う?」「………っ」ずしゃっ………て、俺の心の臓が撃ち抜かれた気がする。もしくはぷくぷくに膨らんだもちが、爆ぜたような。それぐらい、相葉くんの言葉に、『確かに』としか。「世の中には聞こえのいい言い訳がゴロゴロしてるんだよ」「………ゴロゴロ」「パワハラしてくる人なんか、速攻でぶちのめせばいい。それができないなら、せめて逃げるべきだよ。すぐに。そんな風に、自分を壊す前に」自分を壊す前に。………うん。俺、壊れたんだ。壊したんだよ。自分で、自分を。心を。色んなことを言い訳にしてさ、じっとそこに居ることで。相葉くんは、こうなる前に手を打つべきだったって言ってくれてるんだよね。そして、『ここ』から脱却するために、手を貸してくれるとも。「じゃあ、俺と相葉くんは、俺と相葉くんなら、縁あって出会ったって、言ってもいいかな?」ふと思って聞いたら、相葉くんは。このお天使は。「知らない」ぷいってそっぽを向いて、何ともつれないお返事だ。でも、そのまま。そっぽを向いたまま。「………イヤなこと思い出させて、ごめんなさい」それがすごく、超絶、めちゃくちゃのめちゃに、かわいいなあって思った。お願い。もちベーションアップのためコメントをください………。

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  5. 妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。僕の中には潤くんがいるのに、そのエリアに少しずつO野先生の存在感が増して来ている気がして、その感覚に僕は戸惑いを覚えざるを得ませんでした。いつ再会が叶うか分からない潤くんの存在が薄くなったとか、そういうことは決してありません。心細くて頼る人がO野先生しか存在しない現状で、すぐ傍で僕を護ってくれようとしているこの人のことが気になるのは致し方がないことなのでしょうか・・・?近すぎる距離感の問題なのか、僕の心が弱いせいなのか。考えても考えても答えは出ることはなくて、自分が浮ついていることを潤くんに心の中でお詫びし、同時にO野先生には支えてくれていることの感謝の言葉を唱えてから僕は再度シーツに潜り込みました。規則的に聞こえるO野先生の寝息は僕にとっては子守唄のようでいいようのない安心感にもたらし、眠りの世界へと誘ってくれるのです。******「今日は智・・・帰って来れないのかな・・・?」21時を過ぎた辺りで、僕は端末を気にすることを放棄しました。今までの経験上、この時間帯まで連絡がない時は帰宅できないか、帰宅しても深夜を過ぎであることが多いからです。僕が【智】と呼ぶのは彼が不在の時だけ。ねぇ、ここを読んでくださっている皆さん・・・この場では彼のことを【智】と呼ばせてもらっても許してくれますか?日常的に心の中だけでも【智】なんて呼んで、それがうっかり口を突いて出るなんて事態になったら目も当てられません。そう思って【O野先生】と記載していました。でも、モノローグを描く時に混乱しそうだって・・・瑞樹が言ってるんです←・・・ということで、モノローグ内では【智】と呼ぶことにして、会話の中では【O野先生】呼びにさせてもらいますね?ソファに座っていた僕は深い溜息を吐いて、目の前のテーブルに並べた品々に視線を走らせます。並んでいるのは潤くんが愛用していたマグカップとかの日用品の一部とか、一緒に撮影した写真とかのデジタルデータ関係。・・・僕は今でも、智の前でこれらの品を広げる気にはなれません。・・・何故でしょうね・・・ちょっと心苦しいというか後ろめたいような気持ちになるのは。

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    誰も知らない-大宮ver.-40-
  6. 部屋がやけに静まり返った…えっと…頭の中を整理した。明日から翔は…映像製作会社?で働くってこと?翔のイトコの彼氏が…社長で…翔の夢だった映像クリエイター?その仕事ができるってこと?いや…そんな簡単にできるものでもない。雑用でもなんでもするって言ってたくらいだから…きっと最初は…バイトみたいな感じ?それでも翔がやりたかった仕事ができるってことは…「…凄い…」夢に一歩近付いたってこと。それに…あんなに嬉しそうな翔…初めて見た…よっぽど嬉しかったんだろうな…「そっか…」俺は…嬉しい反面…なぜか心がザワザワしてきた…喜ばしいことなのに…どうしてだろう…ベッドからおりて部屋の電気を消した。布団に入って…考えた…「…翔…」どうしてか…翔が遠くへ行ってしまう気がしてきた…明日から翔は…俺の知らない世界へ行ってしまう…そう思うと……ザワザワが増してきた…俺…ダメじゃん…翔のこと…応援してやんないと…あんなに嬉しそうにしてたんだから…明日…お祝いしてあげないと。俺にお祝いしてくれたみたいに。翌朝、翔にメッセージを送った。《おはよう!朝ごはん食べる?》それなのに一向に既読にならない。まだ寝てるのかも。俺は鍵を持って翔の部屋へ向かった。「翔?」反応がないから鍵を開けると…「…翔……いない…」そうだ…朝早く行くって言ってたんだった…張り切って早起きして行ったんだな。今までのバイトは…いつも朝はゆっくりだった。てっきり翔は朝は苦手なんだって思い込んでいた。ちゃんと一人で起きて行けるんだな…って…子ども扱いしたら怒るよな。でも、朝送ったメッセージが一向に既読にならなかった。仕事中もずっと翔のことが頭から離れなかった。仮眠の時間もずっとスマホを触っていた。翔…どうしてるんだろう…。次の日の朝になってもまだ既読にならない。「智!」「っ、!!」「…なに、何かあった?」引き継ぎに来た松本くん…驚いて言葉が出てこなかった…「なに、どうした!智!」心配そうな顔で聞いてきた…「…えっと…」「うん?」「…翔が…」「アイツが!?」「……っ、な、なんでもない!」「は!?」「ごめん!仕事中に!えっと…引き継ぎ!」

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    ミカタ #48
  7. 豆屋さんに行くときは雨が多い晴れていても雨が降ったりもする一番の近道は松岡邸の大きな木の横にある露地門なんであそこに露地門があるのかは未だ謎だけど ・・・そこなら大丈夫と高を括っていたのが間違いで露地門抜けたら山の中 ・・・松岡邸は森の中にあるけれどどう考えてもここは山の中 ・・・う~ん ・・・ 見覚えがある様な ・・・ないような ・・・ 一体ここは何処だ?山に向かって続く道行くべきか、戻るべきかと考えながら取り敢えず行ってみるかと山に向かって歩き出した”こちらには居ないぞ”何処からか声が聴こえたけど戻ってたどり着けるとも思えず忠告をスルーして歩き出す何とかなるだろう少し歩いていくと生垣のある古民家が見えてきたここって ・・・ 窯があったような ・・・陶芸家が住んでた気がする陶芸家って言えば蒼灯さん?蒼灯さんって豆屋さんだよなってことは ・・・ここは豆屋さんに陶芸する家なにか ・・・「ごめんください 豆屋さんいますか?」庭から家の中に声を掛けても返事がない人の気配すらない詰んだ ・・・ 濡れ縁に腰かけてため息をつく初めて来た場所なのに懐かしい感覚にとらわれる確か家の裏側には窯があって立ち上がって家の裏に回ると想像通りの窯場があったそうだよここは蒼灯さんの家サクちゃんとちびちゃんと若ちゃん達で陶芸を楽しんだ場所だじゃあ、蒼灯さんって呼んだら出てきてくれたりして「蒼灯さん、雑貨屋です」大きな声で叫んでみた返事 ・・・ ないな ・・・もう一回叫ぼうとしたら後ろから声が聴こえる「お前ねえ、どうしてこうも迷子になるの?」一番聞きたかった豆屋さんの声「良かった ・・・ 豆屋さんが来て」「だから、毎回探す身にもなれって なんで此処に来たかな ・・・」それはこっちが聞きたい「分かんないですよ いつも通り欅の横にある 露地門抜けたんですから」(普通の人には見えません)「まあいいや 道が交差してたんだろう じゃあ、茶でも出してやるから それを飲んだら チビちゃんを迎えに行ってあげて」「チビちゃんがどうかしたんですか?」「お前が行くはずだった店に お前を迎えに行った」はい? ・・・ 全く話が見えないけど迎えに行くのは吝かではない「わかりました」「今ので分かった?」今度は呆れた顔をする「深く考えても 答えは見えないでしょ」豆屋さんに関することは大概、説明できない不思議なことが起こるだから、深く追求せずに素直に受け止めるのが一番「確かにそうだな 一応説明はしてやる ほら、中に入れ ここも鍵はかかっていないから」「はい、わかりました」やっぱり来たことが有ったんだ記憶ってのは曖昧だけど憶えてることもあるんだな<続きます>

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  8. ※ 妄想小説です実在する人物・地名・団体とは一切関係ありませんBL的表現を含みます。智sideあの事故から約1ヵ月。真夏の太陽が照り付ける酷暑の中、風間さんの退院の日がやってきた。まだ足にギプスをしている状態だけど、安定してきているので通院治療に切り替わるらしい。その日は俺も仕事があって、病院に迎えには行けなかった。仕事帰りの車の中で臨時でついてくれているマネージャーに様子を聞いた。「風間さん、どうだったか聞いてる?」「はい。ギプスで固定されているのは不便だけど、痛みは全くないから大丈夫だって話です。あ、それと…」「それと?」「暇すぎる~って嘆いてました」「んふふ、そっか。風間さんらしいね。良かったよ、無事に退院出来て」「そうですよね!」「ところでさ、俺って明日から休みだよね?」「ええ、中休みですね。どこかに行かれるんですか?」「いや、都内にいるよ。風間さんの見舞いに行こうとは思っているけど」「そうですか。風間先輩も喜ばれますよ」「どうかな~。だと良いけど…」「喜びますって絶対!入院中だってそうだったでしょう?」「ふふ。まあ、行けば嬉しそうな顔してくれたけどな」「先輩、早く智さんと仕事したくてウズウズしてますよ」「そっか、じゃ俺も頑張らないとだな」そんなおしゃべりをしているうちに、俺の住むマンションに着いた。「じゃ、お疲れ様でした~。明日からはゆっくり休んでくださいね」「うん、ありがとう。お疲れ様~」送迎車を見送り、サチの部屋へ向かった。今日はそんなに遅くなってないから、まだ日向もい起きているはず…。インターホンを押すと、聞き慣れた舌ったらずな声が聞こえてきた。「パパぁ!」室内にあるモニターに映る俺を見て、日向が声を上げているみたいだ。「ただいま、日向。鍵、開けてくれる?」「うんッ!ママぁ~!」日向が声を上げると、二人分の足音がドアの向こうに聞こえてきた。ガチャリと音がして、ドアが開くと日向がジャンプして俺に抱き着いてくる。その頭部をなでなでしながら、靴を脱ぎ室内にお邪魔させてもらった。「智くん、お疲れ様~。今日はわりと早かったのね?」「うん。少し巻いて撮影が終わったんだ」「ご飯は?もう食べた?」「いや、まだなんだけど、何かある?」「おそうめんと、鶏天が残ってるよ~。食べる?」「わ、良いじゃん!そうめん!食う食う!」「じゃちょっと待っててね~」「あ、その間に日向を風呂に入れてくるよ」「そう?じゃお願いしまーす」もうすっかり慣れた作業だ。ほぼほぼ日課と言ってもいいくらいだしな。「ひな~!風呂入るぞ~!」「やー。あついもん」「だめッ。ほら、頭も汗かいているじゃないか~。汗くちゃくなっちゃうぞ~?」「くちゃくないもん!」「パパは日向とお風呂で遊びたいなのにな~。そっかぁ…。ひなは遊んでくれないのか~…」ワザとらしく寂し気な顔をすると、片手にクマちゃんのぬいぐるみを持った日向がしょんぼりしながら近づいてくる。これぞ嫌味でもなんでもない正に『子供だまし』※だましてごめんねひな「パパ、いっしょにあしょんで(遊んで)ほちいの?」「うん、そうだよ~。パパはひなと遊ぶのが大好きだからね!」「しょっか~。じゃ、ひなおふろはいるー」単純な手だけど、これが結構効き目があるんだよな。今まで何度こうして日向を風呂に入れてきたろう。言葉が話せるようになると、日増しに自我の芽生えを感じるようになった。言語が身につくって凄い事なんだな~って実感してしまう。「いや」の一言さえも【意志の表れ】として受け取れるから感動すらしちゃうんだよ。でも最近の日向は絶賛‘’イヤイヤ期‘’ってやつなので、たまにヤレヤレって思うこともあるけどね。それでも、こうして一緒に居られる時間は俺にとって、とても貴重なんだよ。だからかな…。このままいくと日向の言う事を何でも聞いてしまうダメ親になってしまいそうだ。自我の芽生えるこの時期、悪い事をした時は叱る事も大事だし、それ以上に褒める事も大切だ。そのバランスもタイミングも、言い方も本当に難しいなって思うよ。※明日と明後日はお休み致します〜。

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  9. 妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。確かに・・・お試しの体験入店みたいなもんか。「だからお前に任せる」店長の言葉に俺が頷くと、「じゃあ、S井くん、潤について仕事のお勉強してね?潤からOKが出たら仕事を受けてみようね」そのまま翔くんのへと笑顔を向ける。「はい・・・潤、よろしく」「うん・・・よろしく」「じゃあ、今日はこのまま帰っていいから。それから潤、お前の指名はN宮さんのみにするから、あとはS井くんの指導でよろしく」タブレットの画面には一日おきでカズくんの予約が既に入っていて、このおかしな状況に俺は小さく溜息を吐く。仕事とプライベートの区別がつけづらい境界線が曖昧な環境は別の意味で疲れるんだけれどな。「翔くん・・・今日、ウチ来る?」「・・・うん」翔くんの返事を確認してから、「じゃあ、行こう。じゃ、店長失礼します」彼を視線で促すと、ペコリと頭を下げてから俺の後ろをついてきた。「翔くんはどんなセラピストになりたい?まぁ、どんなリクエストにも答えられるような柔軟性は必要なんだけどね」ファミレスで少し早めの夕飯を摂りつつ緊張した面持ちで対面に座る翔くんに質問してみると、「潤は・・・どう思う?俺にはどんな感じが似合うのかな?」逆質問で返されて、俺はうーんと考え込んでしまう。「・・・個人的には可愛い系の方があってるのかもね、翔くんには。外見的にはクールなドS系セラピストとかも似合うと思うんだけれど」真逆なイメージを提示した俺に言葉に、今度は翔くんの方が考え込んでしまっていた。その姿が可愛くてクスリと笑いをもらした俺を、翔くんが上目遣いで見上げた。「ほら、その感じ・・・咄嗟に出るのがその表情なんだから、やっぱ可愛い系だと思うよ、翔くんは」「お前の前でしかこんな俺は出ないってば」「んー・・・翔くん、この前の約束は覚えてる?」「覚えてる・・・潤を好きになったら出禁だし友達関係も解消される」

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    【fake 】35-末ズ-
  10. 先程、こんな記事を目にしました。ジャニーズ事務所 ホールディングス化も 運営への3つの可能性(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース ジャニーズ事務所が名称変更など今後の会社運営の方針を確認したと発表してから一夜明け、今後の社の形態について3つの可能性が浮上してきた。テレビ局関係者は「今日の時点では進展はないようです」としたが、news.yahoo.co.jp『株式会社ARASHI』の設立。これ、会見後にジャニーズ事務所に所属しているというだけで、CMなどの仕事が無くなり始めた時に考えたんです(←後出しですがホントです💦)子会社の株をタレントも保有するというところまでは考えていませんでしたが、名案だと思います👍さすがに、ジャニーズ事務所がBGにあるというのは世間が許さないと思うので、ジャニーズの看板は下ろさざるを得ないと思いますが…🥺しかし、今までジャニーズ事務所所属のタレントさんたちが頑張って働いて稼いだお金を、被害を受けたとされる告発者たちの補償金として詐取されたくはないです😣それに、ジャニーズ事務所には私たちファンが推したちに費した売り上げもあるわけで、アサヒグループHDの勝木社長風に言うと「事実ではない罪を認めてまで支払う補償金は、1円たりともありません」😡今後の動向を注視したいと思います。2023.9.22 翔愛

    株式会社ARASHI 2023.9.22
  11.  うそ! ツヨシさんはいない。 後ろを向いているけれど悦和を動かしているのは見られているのは必須。 ボクは、「どうぞ、ツヨシはいませんが」意を決していった。 後ろで息を飲むごくりと言う音が、狭いギャラリーの中に響いた気がした。「コーヒーを煎れてきます。 ごゆっくりご覧ください」 努めて慌てないように、静かに言ったはずだった。「なにを」 ガシッと腕を捕まれて言葉を失う。「潤か」 ああ、もう騙せない。「はい、しょおさん」 しょおさんの方を向き、顔を上げた。 そこに在ったのは、ボクが家を出てから全く代わらない姿で。 いや、少し窶れたかな?「潤」「はい」「今までどこに」「こちらのギャラリーの主催者のツヨシさんに行きだおれそうになったところを拾われました。 それからは、こちらの釜で器を作っています」「そう、か。 無事でよかった」 ホッとした顔をするしょおさん。 あんな不義理をしたボクのことを心配してくれていたなんて、この人は本当に優しい。「コーヒー煎れてきます」 バックヤードに引っ込んで、しょおさんが好んで飲んでいたブレンドがあってよかった。 そういえば、ツヨシさんもこれが好きだった。 少し癖の在る珈琲キャロットの豆、きゃろっとブレンド。 ボクが珈琲を持ってヤードから出ると、しょおさんはボクの作った少しいびつなコーヒーカップを手に取っていた。「どうぞ、よかったら」「ああ、ありがとう」 ツヨシさんのコーヒーカップで煎れた珈琲を飲みながら手に取ったカップをしげしげと見る。「これ、いいな。 釉薬って言うんだっけ? 淡い赤から紫に色が変化して柔らかい色を放っているね。 セットはあるの?」「ああ、こちらに」 反対に淡い紫から赤にから赤に変化するカップを取り出すと、裏を返し、「これもだな」そう嘯いた。 

    カイト……36
  12. 気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さいS side熱い…///『んっ…ぁ…///』『智…///』ザーーーーーッ…『っ…はぁっ…はぁっ…///』『んっ…っ…』口付けながら…手は下を…『しょぉ…ちゃん…っ…///』『ハァッ…ハァッ…っ…』徐々に…下へ…『ゃめ…っ…///!』『気持ちよく…なって…///?』押し付けた身体…口付けながら…辿り着いた先は…『んぁぁ…っ…///!?』ジュブッ…一気に咥えた…ググッ…!そこから…両肩を強く掴まれ…少し抵抗されるも…『ぁ…ぁ…っ…///!』ビクンッ…ビクンッ…///!身体が跳ねて…『やぁっ…はぁっ…はぁっ…///!』『ん…くっ…///』ジュブ…ジュブ…刺激を強めれば…徐々に手の力は抜けて…『ぁ…ぁ…ダメぇ…イ…く…っ…///!』『っ…///』熱くなったソレは…一際大きくなり…『んぁぁ…っ…///!!』ドクドクドクッ…!『っ…ぁ…はぁっ…はぁっ…///』ガクッ…吐き出した身体は…力無く項垂れ…その身体を支えた…トサッ…その後…身体を拭き…少しフラつきながらも…敷かれた布団へ…ゆっくりと横たわらせた…『はぁ…っ…///』『大丈夫…ですか…?』口数が少ないのは…行為の余韻なのか…それとも…『んぁぁ…っ…///!』『え…///?』ゴロンッ!声を荒げて…仰向けから…俯せに…///『じゃ…ねぇ…///』『はい…?』ブツブツと…兄さんが呟いた…『大丈夫…じゃねぇょ…///』『ふはっ…///』さすがに…ヤり過ぎたか…///『すみません…///』『っ…とれ…///』兄さんが…布団に顔を埋めながら…『責任…取れっ…///』『フフ…はい…喜んで…///』照れながら伝えられて…ソッと背中に触れた…ぴくっ…///!『兄さん…///』『ん…///』漸く手に入れたんだ…漸く…///『もう離しませんから…ずっと…///』『ん…///』誓います…///『責任…取らせて下さい…///』『ぁったりめぇだ…///』耳まで真っ赤だ…w『ぁ…///』ゴロンッ…『顔が…見たいです…///』『翔…ちゃん…///』あぁ…なんて愛おしい…///その瞳に映る自分の姿…今は…俺だけを見ている…他の誰でもない…ただ…俺だけを…///蒼

    サーカス 113
  13. 94潤その情報は突然に届いた。「櫻井さん、なんかあったんですか?。」送迎車の中、運転中のマネージャーが俺に話かけてきた。「なんかって?櫻井翔のことを俺が知るかよ。」「えっ、だって同じグループだったし、連絡とっているんじゃ・・?」驚いた顔がバックミラーに映る。「まあ、そうだよな。そう思うわな。・・・」たしかに、そうだった。あんたが首になったあの事件が起きるまではな。でも、なんでいきなりこんな話をするんだ?「で、翔さんがどうしたって?また何か問題でも起こしたか?」一応聞いてやるよくらいに、上から目線で返事を促すと、マネージャーが小耳に挟んだんですよと、話しだした。「2か月前に決まっていたのに、急にスケジュールを開けろって言いだしたらしくて・・」「ちょっと、待てよ。その話、あいつのマネージャーから聞いたのか?」なんてこった、こんなところから情報が来るとは、思いもよらなかったぜ。あいつのマネージャーには、ニノが話をすることになっていたから、俺は詳細を知らないんだ。「えっ、いえ彼からは何も聞いてないですけど。」「じゃあ、誰だよ。その情報のソースはさ。おい!」「あっ、○○チャンネルのアシスタントディレクターです。札幌ロケを動かせって、その上翌日の収録を午後からにしろとか」ちょっと切れ気味の声で圧をかけたら、ペラペラと話し出す。「本当に困ってました。札幌で会うことになっているゲストとまた調整が必要だって・・もう急すぎて、間に合うかもわかんないとか・・・」信じられないですよと、はなし続けるマネージャーを俺は遮った。俺らにとって大事なのはそこじゃない。「それで、その日は、いつなんだよ。」「それが、定かじゃないんですよ。札幌に1泊で行くってだけで、その日程はいってなかったんです。」ちぇ!なんだよ、肝心なことがわかんねぇとはな・・・「あのスケジュール圧縮袋が・・あっ・・いえ・・その・・」マネージャーがアッと言って口をふさぐ。「そんなあだ名なのか、あいつは・・・ハハハハ。こりゃ受けるわ。」「松本さん、内緒にしてくださいね。お願いします。」マネージャーが両手を合わせて拝んでくるから、俺は余計に笑ってやった。いやいや、ナイスな情報だよ。マネージャー君。たまには役にたつな。「あのさ、その日がいつなのか、あいつのマネージャーにさりげなく聞いてよ。そしたらさ、理由がわかると思うから。俺らが力になれると思うよ。」急に態度を変えて助けると言いだした俺を不審げに見たマネージャーだったけど、すがりたいのかもしれない。「じゃあ、聞いてみます。あいつここ数カ月間櫻井さんに振り回されていて、疲れているんですよ。よろしくお願いします。」「わかったよ。」優しそうな声で答えながらも、俺の指はニノに高速でラインを打っていた。~休みの調整を急ぎでしているとの情報アリそっちも確認たのむ~すぐに返信が来た。~了解 ~動き出したな、櫻井翔。すんなりことが進むと思うなよ・・・しかし、翌日遅くニノから来たラインは俺を落ち込ませた。あいつの出発日は2週間後、午後の最終便だ。俺は、撮影が入っている。相葉さんはロケがある。Jも撮影だろう。主役は抜けられないはず・・・なんてあいつは悪運が強いんだ・・くっそ最後のくそだけが大きくなっていた。本当に、人間は不平等だ・・・俺は、携帯を壁に投げつけた。

  14. 妄想小説です。ご注意ください。BLの意味が分からない方はブラウザバックでお願いします。「えー・・・変かな?Nは一人暮らししたいなーなんて思わないの」「そりゃ、思わなくもないけれど」高校生でそれを実行しちゃう人は少ないでしょ・・・?N宮がそんなことを考えて立ち尽くしていると、「ほら、Nもおいで?」そう促されて、恐る恐るスニーカーを脱いで「お邪魔します」N宮も部屋に上がった。「・・・それから靴下も脱いじゃって。濡れちゃってるじゃん。シャツと一緒に洗って乾かすから」「えっ・・・いいよ・・・帰って洗うし、シャツも返して」「なんで?ちょーっとお茶してオヤツ食べてる間に終わっちゃうんだからいーじゃん」「いや、そんな長い時間お邪魔するつもりは」「いいからいいから・・・」「ちょっ・・・まーくん?!」A葉が腰を落とし、N宮が抵抗する時間も与えずに靴下の爪先を摘んだかと思ったらグッと手前に引き、その動きに引きずられるようにN宮は体勢を崩して目の前にあるA葉の頭を頼るしかなくて、「あぶなっ・・・」N宮は小さく文句を言いながら、彼の頭に体重を預ける。・・・『A葉には何を言っても無駄』だったと諦めモードに入って、靴下を脱がせやすいように片足ずつ力を抜く。たった二日で、まるで飼い慣らされた子犬のように素直になったN宮の様子に、A葉はN宮を頭にしがみ付かせたままでほくそ笑む。強奪されたN宮の白い靴下と制服用のシャツは、A葉が洗濯乾燥機に放り込んで何やら操作をしてからスタートボタンを押す。N宮はそんなA葉の姿をぼんやりと眺めた後で、室内に視線を巡らせた。一人暮らしをするには十分な広さがあるA葉の部屋、そこはすっきりと整理整頓されていて彼がきちんと生活をしていることが窺えた。…靴下を脱がせるのってエロくない?瑞樹は直接的な表現よりもこーいうの大好き💚💛

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    アオハルな日々-にのあい-20-
  15. 気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さいO side熱っ…///『んっ…ぁ…///』『智…///』ザーーーーーッ…『っ…はぁっ…はぁっ…///』『んっ…っ…』翔ちゃんが口付けながら…手は下を…///『しょぉ…ちゃん…っ…///』『ハァッ…ハァッ…っ…』それが…徐々に…徐々に…下へ…///『ゃめ…っ…///!』『気持ちよく…なって…///?』押し付けられた身体…///口付けながら…辿り着いた先は…///まさか…まさかっ…///!?『んぁぁ…っ…///!?』ジュブッ…一気に…咥えられた…///!ぅ…そっ…!?俺っ…こんな事されんの初めてだぞっ…///!?ググッ…!あまりの衝撃に…両肩を強く掴んだ…///でも…力が入らず…抵抗もままならない…///『ぁ…ぁ…っ…///!』ビクンッ…ビクンッ…///!自然と身体が跳ねて…///『やぁっ…はぁっ…はぁっ…///!』『ん…くっ…///』ジュブ…ジュブ…刺激が…強過ぎ…る…///なのに…これ…前にも…シたような…///?そして…徐々に手の力が抜けていった…『ぁ…ぁ…ダメぇ…イ…く…っ…///!』『っ…///』熱くなった…俺のオレ…///一際大きくなって…『んぁぁ…っ…///!!』ドクドクドクッ…!『っ…ぁ…はぁっ…はぁっ…///』ガクッ…吐き出した身体は…力無く項垂れて…その身体を…翔ちゃんに抱えて貰った…///トサッ…その後…なんとか身体を拭いて…///少しフラつきながらも…敷かれた布団へ…ゆっくりと横たわった…///『はぁ…っ…///』『大丈夫…ですか…?』もぉ…話すのも…だりぃ…///『んぁぁ…っ…///!』『え…///?』ゴロンッ!声を荒げて…仰向けから…俯せになった…///『じゃ…ねぇ…///』『はい…?』そして…ブツブツと呟いた…///『大丈夫…じゃねぇょ…///』『ふはっ…///』翔ちゃんに反応すんだょ…///こんな身体になったのも…翔ちゃんがさ…///『すみません…///』『っ…とれ…///』俺は…布団に顔を埋めながら…///『責任…取れっ…///』『フフ…はい…喜んで…///』照れながら伝えた…///翔ちゃんの手が…ソッと背中に触れて…ぴくっ…///!『兄さん…///』『ん…///』凄く…温けぇ…///なんだょ…この安心感…///『もう離しませんから…ずっと…///』『ん…///』約束…だかんな…///?『責任…取らせて下さい…///』『ぁったりめぇだ…///』耳まで真っ赤になった…///『ぁ…///』ゴロンッ…『顔が…見たいです…///』『翔…ちゃん…///』あぁ…愛されてんなぁ…///俺の目の前にいる人…家族だけど…家族とは違う何か…兄弟だけど…兄弟とも違う何か…他の誰でもない…ただ…翔ちゃんだけを…見つめていた…///蒼

    サーカス 114
  16. 妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから…こんばんは お疲れ様でした。優しい夢見れますように翔がいる事でスムーズに客との対応が出来る新しい作品の発注までもが決まる個展終了時間になり会場は急に静かになる沢山の人がいた会場は残り香だけが漂っていた…支配人が〈流石ですね大野さんの作品は他には無い個性があるからそれに櫻井さんが大野さんの作品を良く理解しているから良いですね〉〈ほとんど翔くんが説明してくれたからスムーズにお客さんの希望とか聞けて良かったでです。支配人も徹夜でありがとうございます〉〈私には君の作品を美しく見せる責任があるからね家族も客が騒つくほど注目を浴びてたよ智さんの家族だけあってとても花があるそれにお揃いの蝶ネクタイはとても良かった〉〈ふふっあれも翔くんのおかげなんですよ〉翔は仲良く智と話す支配人が気になる…しばらく静かに見ていたが支配人の腕が肩に触れそうに見えて〈あの!支配人大野は疲れてるので…〉智の腕を掴み自分の方へ引き寄せる「えっ…翔くん」支配人が目を大きくして〈それは失礼したね…出来る櫻井さんは才能の大野さんが…ふうん…そうか…なるほどいいね…若い…若い明日もあるからな今日はお疲れ様〉〈あれ…いやあの 支配人…その明後日まで忙しいので…あ〉〈どうやら櫻井さんは…なるほど櫻井さん大野さんには才能と魅力があるね今日はゆっくり休んでくださいね大野先生を疲れさせないように櫻井さん…〉支配人がとても楽しそうにニヤニヤ手を振る〈いや…なんで私が疲れさせるんですかもう…お疲れ様でした…〉2人の会話は支配人が早口でわからなかった「智くん明日もあるので帰りましょう」「翔くん支配人は何言ってたの…なんだか早口で楽しそうだったけど」「…ん…いや…大野智先生を大切にだったかな」少し赤い顔の翔を不思議そうに見る智…ホテルには2人を待つ兄弟に祖父母そんなことがあるわけないけど翔は色々と想像して…しまう…

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    帰り花 94
  17. 職場にいる頃は、強制的に、身体検査があり仕方なく、受けざるをえなかったが、フリーで仕事するようになってからは、よっぽどの事での医者に行く事はあったがわざわざ、異常を覚えない身体に、放射線を浴びたレントゲン検査や、人間ドッグなど、健全な体に浴びるなどあり得ないと思っていた!しかし、かなり前の話しに〜〜私の友人が健康の為にと月単位で、レントゲン検査に出向き本気で止めたことがある。が、友人は、いつ癌にかかっているかしれなく発見が遅れれば、助からないんだよ!早期発見が一番大事なんだよ。と、逆に言い聞かせて、頻繁にレントゲン検査を受け続け、挙句癌になり、若い命を簡単に失ったレントゲンが、いくら微量だから大丈夫だとされていても、今や地上には、ありとあらゆるものから、その放射線は放出されている。その微量が蓄積されていくから、癌が二人に一人は発生するという現実を産んでいるのではないか!子供が癌にかかりにくく、大人、それも年を重ねる程癌になりやすい事からしても、簡単に分かる事ではないか!友人のその呆気ない死に、その事を知るものは、口を揃えて言った。レントゲンにかかりすぎ、放射線を浴び過ぎだよ!癌細胞なんて、この世の中では、多かれ少なかれ皆持ってるもんさ、でも健康な体なら、そうそう悪さができないんだよ!ナチュラルキラー細胞が、やっつけるのさ。私が言いたかった事を、その時の友人が代弁してくれた事があり、分かっている人は、分かっているとしみじみ感じたものだった……その後、かなりの年月は経ったが、その友人は、健康で、バリバリ働いている。勿論💉も、一切していなく、自然療法や、自然的な健康法をずっと持続させている。本来人間に備わった、免疫力を、化学的な事で壊す事がなく持続させていれば、せいぜい風を引くぐらいで済むものなのです。体にとって、あまりにも要らん事をするのが、化学療法でもあるのです。まして、遺伝子組み換え🧬なる、超不自然な事をもっともらしく正当化した、医療なんて、最初から信用はしていなく、その名を聞いただけで虫唾が走ったものです。フリーになってから、身体検査なんて、一度も行った事がなく、あれは、病気を発見するのではなく、病気を作り出すだけのものだと、思っているので、そんな思考が、今回のワクチンをも拒否したきっかけだった。結果そんな自分自身に、納得している。自然の中での草木に囲まれて生活している人達が何故健康で長生きし、しかも足腰も丈夫であるのかは推して知るべしだろう!化学の発達が悪戯に発達し過ぎた事が!弊害をも垂らしてきたのであり、丁度いいほどほどであればこんな今のような、悲惨な状況を生みはしなかったであろうどんな事であれ過ぎたるは及ばざるが如し!どころか破壊されるが如し!なのです!💉の行き過ぎ、デジタルの行き過ぎ、その他諸々の行き過ぎ、検査も然り、行き過ぎた行為が一番弊害をもたらす事を知るべしなのです!*それにしても、今や、迂闊に医者にかかれないネックがあるのが、残念で仕方ない!殆どの医者がやはり未だにワクチンを勧める事をしてくる!これお金が絡んでいなければ、これほども進めはしないだろうに……医者なら、治験の無いワクチンがどれほど危険なものかは熟知しているであろうに〜〜やはりお金がものを言うのか……ワクチン死を、コロナ死にと書き換える位だから本当のお医者さんに出会える事が稀有という今のご時世、益々生きづらいものです。2025年7月に、未曾有の、災害か、地震、なる悲劇が、日本を襲うとする予言書が刊行されているようですが〜〜今を精一杯に生きる事こそが、一番果たさなければならない事だと思えます!人間らしく、自然を大切にし、動物を慈しみ、人を思いやり、自分に出来る事を惜しみなくする事が!先をも変えれる!原動力になると思います(言葉の魔法ーーボイスA iK)

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  18. 妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから…こんばんはお疲れ様です。個展初日セレモニー〈大野智さんが日本から見えてます〉拍手の中智は背筋を伸ばし「大野智です…この作品を通して何かやってみようと思って貰えたら…幸せです」頭を下げてステージを降りる思ったより人が多くて翔は驚く「凄いですねいつもこんな感じですか?」「ん…こんなもんかな初日だからね…翔くん雅紀達はどこかな潤連れて迷ってないかな」「もう来てますよ祖父母と並んでいるってLINEがきてます受け付けが混んでるようですね家族だから入れて貰えるよう頼んだんですが並んでいる人に失礼だからって並んでいるようです」「ふふっ和也は特別扱い嫌いだからな…迎えに行くか」智は入り口に向かう…思った以上の客に受け付けが手間取っているようだった翔が「受け付け手伝ってきますね」翔もチケット確認する雅紀達の顔が見える3人が蝶ネクタイ姿で並んでいる(あの服…どうしたんだ ふふっ3人とも似合って可愛いぞ…おじいちゃんもお揃いか?)「良く来たね大丈夫」始めに和也が気付き「大丈夫ですみんなと並んで入ります」雅紀が 「翔ちゃんが家族だからって言えば入れて貰えるって言ってたのにおじいちゃん、おばあちゃん疲れちゃうよ」祖父母は「私達は大丈夫並んで入るほど人が来てくれてるんだから大丈夫だよ潤もちゃんと並んでるしな」雅紀と手を繋いだ潤が「智ニィ人気者でしゅね大丈夫れす」「そうかじゃっ俺も一緒に並んで入りますか」智の顔を知らない人達だけど作品は知られている「翔くんが受け付けしてくれるぞ」潤を肩車する智祖父母が「智さん…翔さんが孫たちとお揃いのこのスーツを準備してくれたんだよ母さんのワンピースも」「そうなのとても気が利く人ね孫の蝶ネクタイとお揃いのワンピースなんて嬉しい」流石…翔くん…受け付けの翔を見るふふっ受け付けの中で一番一生懸命に動いているよ…潤が翔を見つけ「ちょう!智ニィと並んでましゅ」手を振る雅紀も和也も手を振る翔のおかげなのかスムーズに進む列直ぐに受け付けに辿り着く「ゆっくり見てください」毛筆で書いたしおりを貰い中に入る入り口に智の写真が大きく飾られている潤は「智ニィ!かっちょいいですよおじいちゃん、おばあちゃん智ニィはかっちょいいんでしゅ」雅紀と和也も写真を見上げて「智ニィ…かっこよすぎ」「智ニィはいつもの方がかっこいいです」智は潤を肩車をしたまま「なんだか嬉しい事言ってくれるなさぁ…ゆっくり見てくれおじいちゃんもおばあちゃんもゆっくり見てください」写真を見て会場の人が智を見る…〈失礼…あの大野智さんですか?〉〈シー家族を連れているのですみません〉〈こちらこそ失礼しました〉潤を肩車してるおかげで周りも遠慮してくれる翔は騒ぎになる事を心配していたその優しい空間を見てホッとしていたさすが…何故か智くんの優しい空間は広がるんだよな…

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    帰り花 92
  19. 気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さいO sideザーーーーーッ…『な…なに…っ…///!?』『いえ…かなり酔っていたので…』まさかの…このタイミングで…っ…///ドクンッ…ドクンッ…ドクンッ…///『だ…大丈夫っ…///!』『そうですか…あまり長くならないように…』落ち着け俺っ…いや…オレ…///!『もうすぐ…出っからっ…///!』『はい…』あぁ…もぉ…///俺のことはいいからっ…///!カラーンッ…!『兄さんっ…!?』焦って…シャワーを止めようとしたら…手が滑って…傍にあったボトルに当たり…床へと落ちた…///『大丈夫ですかっ…!?』『ぁ…っ…ばかっ…///!』ガラッ…!『っ…///!』『み…見んなっ…///!』と聞けば…見てしまうのは…人間の心理というもので…///手で…咄嗟に隠したものの…///ゴクリッ…喉を鳴らし…『兄…さん…///』『ちょ…変な気…起こすなょ…っ…///!?』翔ちゃんの目線は…完全にロックオン…///!『翔っ…///!』ハラッ…徐ろに…浴衣を脱ぎ捨て…///『お前っ…///!』ヒタ…ヒタ…ヒタ…俺に近付いてきた…///思わず…後退りすれど…///『んぁ…っ…///』トンッ…背中が壁に付いて…声が…///『なぜ…逃げるんです…///?』『っ…///』翔ちゃんの手が壁に…///覗き込むように質問された…///熱い瞳が…俺を捕らえる…///『に…逃げるだろ…普通…っ…///』『それは…そういう認識と捉えても…///?』さわっ…『んぁぁ…っ…///!?』ビクンッ…///!主張している俺のソレに…///翔ちゃんの手が触れた…///蒼

    サーカス 112