11/26の記事ランキング

  1. 喧嘩するほど仲の良い というのは本当だろう。翔くんと 雅紀はおいらの左腕と 右腕に 絡みついて喧嘩をしているうちにどうにか 気も合ってきたらしい。「じゃ。翔ちゃん。智が食べたいっていうのは『天然』は『天然』でも 天然『いちご』なの?」「そうだよ。雅紀。それもただの『山』じゃなく。『大宮』山のだってさ。だから、俺。山、登りたくなかったのよ。」「うっわ。確かに。ただの 『山』の『天然』ものだったらあそこの畑で済んだのに。」「そういうことよ。雅紀。あそこで いちゃいちゃ あまあま 俺たちが 順番こにしてればよかったわけじゃん?あの二人には智を合わせたくないのわかった?『大宮』神宮に 『いちご』だろ?あの二人の 智くんに対する甘えっぷりが目に見えるわ。」「わかる。わかる。じゃ、これは俺と翔ちゃんで積極的に邪魔しなきゃいけないってわけね。」「そう。今まではライバルだったけど。これからは共闘しような。雅紀。」「うん。よくわかんないけど。翔ちゃんと一緒に いいことすればいいことだけは分かった。手を組もうぜ。」がし。おいらの背中越しに二人が がっちり手を握り合う。言ってることは何一つよくわかんないけど。なんかわかんないけど二人が 仲良くなってよかった。3人で エッチら おっちらなんかついでにおいらの色々なところ触られつつ山の上に登っていくとそこには 大きな石の鳥居と社がある。「あ、あれが『大宮』神宮。『大宮』山って この宮があるから そういうんだけど。でも 別にそこに寄る必要ないよね。智は ここの 『天然いちご』が食べられればいいんだもんね。ほら『山』の中だしさ。思いっきり ここで美味しいもの食べられるよ?」翔くんが 手を引っ張って大宮神宮と違う方のあっちの草むらに俺を連れ込もうとする。雅紀も、なぜか自分の 服を脱いで 上半身裸になった後「ほら こっちにも 美味しい極上の『天然』ものがあるよ。もう熟してて 美味しいから食べてみて。」翔くんが連れ込もうとする 草むらを丁寧に撫で回して枯れ草のベッドを作ろうとしてる。「あ、じゃぁ。天然いちご が ここで食べられるならいっか。これこそ大宮山の天然いちごだもんな。じゃ、いっただきまーす。」そのベッドにごろんと横たわろうとした時だった。「何やってんのよ。お兄さんがた。『大宮』といえば 俺でしょ?俺。」草むらの向こうから可愛い男の声がした。⭐︎つづく⭐︎コメントは非公開です。

  2. <BL小説/お山妄想>(お誕生日でもあるし、お山さんの執事と坊っちゃまのリクエストが多いので♡ただこのお話は執事のお誕生日のお話です。懐かしい。。。っていうか書いたことも忘れてました^^;)追記・この後17時に「執事さまの休日」前後編UPしますね♡OS『執事さまのお願いごと♡』 ここは、有名な一族の坊っちゃまが住むお屋敷。主人の名前は、大野智という坊っちゃま。その彼に仕える秘書兼執事の名前は、櫻井翔といいました。その美しい執事様と、可愛い坊っちゃまが恋人になって1年になります。今日は、その記念日でもある執事のお誕生日でした。でも、坊っちゃまの予定も、執事の仕事も平常通り。坊っちゃまは、不満顔です。思わず、朝食の席で呟きました。「せっかく誕生日なのに……」「いいえ、私のために休みを取るなんて勿体無い」「でも、翔ちゃんのお祝いしたいんだ」「ふふ……ありがとうございます。でもすぐに、日曜日ですから」色っぽく笑った執事は、そっと屈むと坊っちゃまの耳へ囁いた。「日曜日は、1日中ベッドで……あなたを独り占めさせて下さいませね?」「ほ、本当っ? いいのっ?」「うふふ……。さあ、お食事なさって下さい。今日も、お忙しいんですから」「う、うん! 今日も仕事、頑張るねっ!」「はい♡」恋人になった二人は、最近は一緒に食事をするようにもなりました。この時間は、昔と違って……。「どうして、残すんですか?」「え? 嫌いなんだもん」(言いながら、フォークで嫌いな物を避けていく)「好き嫌いばかりじゃ、大きくなれませんよ?」「もう大きいし、大人だよ? 翔ちゃんより、ひとつ年上だもん」「たくさん食べて、ぜひ、私よりもっと大きくなって下さい?」「えー? 無理言わないでよお」「でなきゃ、背の高い彼氏が、私に出来ちゃいますよ?」「えっ! う、浮気すんの?」「浮気じゃないですよ、本気です」「ひどい!」「嫌なら、残さず食べて下さい?」「うううう”……」なぜか、お母さんと息子のような会話が続くのでした。(坊っちゃまは、背を伸ばすべく、ジムへ通うようになったそうです)+++お誕生日は、お誕生日。坊っちゃまは、何かお祝いしたいけれど、24時間一緒にいる執事へのサプライズは難しい。「ねえ……やっぱりお誕生日したい」「もう終わりますよ?」時計は、もうすぐ0時です。「じゃあ、せめてお祝い言わせてよ?」「はあ……」寝室で二人きり。ベッドで、向かい合って正座する。「翔ちゃん、お誕生日おめでとう」「ありがとうございます」「翔ちゃん、お願いだから長生きしてね? 俺より1分だけで良いから」「坊っちゃまがいないなんて……1分だって、私は嫌ですよ?」「俺は、もっと嫌だもん」「わがままですね……」「……? 翔ちゃん?」執事は、目が潤んで。「想像しちゃった……もう……」坊っちゃまが死ぬところを想像してしまった執事は、ポロポロ涙が溢れてしまった。「そんな……そんな我儘は……きけません」「翔ちゃん……ごめん!」お誕生日なのに、泣かせてしまってオロオロする坊っちゃま。「お祝いは、いりません……死ぬ時は……私と一緒だと約束して下さい……」「うん、うん。一緒だね? ごめんね?」「坊っちゃまの……智のバカ……」日頃の疲れも溜まっていた執事様。少し夕食後にワインも頂いたので、これがキッカケで、酔って号泣してしまった。おいおい泣き出した執事は、可愛くて。「翔ちゃん、ごめん。でも大好き、一生好きだからね? 泣き止んで?」「智……の……もう……嫌い」嫌いって言われて、こんなに嬉しいなんて思わなかった、坊っちゃまです。優しく執事を抱きしめて。坊っちゃまは、自分がお祝いを貰ったような気持ちになりました。可愛い執事が、眠ってしまうまで。坊っちゃまは、執事の背中を優しく撫でて、髪にキスして抱きしめて……。また、二人の素敵な思い出がひとつ……増えた夜になりました♡『執事さまのお願いごと♡』<end>執事のお誕生日なのに贈り物をもらった坊っちゃまです。やはりこの二人は可愛過ぎる。。。

    OS「坊っちゃまと美人執事さま」執事さまのお願いごと♡
  3. 「わ。めざとい。」おいらを枯れ草のベッドに乗せてその上に乗っかろうとしてた 翔くんが後ろを振り返る。「いや。翔ちゃん。それは違う。こいつは、めざといんじゃなくてあざといの。こいつ 智くんが ここにくるのを烏(カラス)かなんか使って知ってたんだぜ。じゃないと、こんな草むらなんか気がつかないし。やっぱ。あざとニノだよ。あざとニノ。」「なんとでもいえ。」翔くんと 雅紀から罵詈雑言を浴びせられてはいるが、その神主姿の男は にやりと笑ってそれから 寝っ転がったままの俺に話しかける。「あなたが 海の神 智ですね。『大宮神宮』にようこそ。ここは私の山。私の『宮』でございます。こんな汚いところではなく、私の『宮』においでませ。しっかりと私、二宮和也がおもてなしさせていただきます。そう。私とあなた、それこそが『大宮』。きっと、下界の民も、腐沼堕ちした者も私たちが仲良くすることがいちばんの喜ぶはず。さぁ。『大宮』の地へようこそ。」俺の手を取って、神宮に連れて行こうとする。「じゃ、ありがたく。」ほいほいと おいらがその優しくて可愛らしいほわほわした感じの男について行こうとすると翔くんと雅紀が必死で止める。「待って。兄さん。こいつに騙されちゃダメだ。こいつこそ。天下の人たらし。この口車に乗せられてどれだけのやつが、こいつの虜になって帰ってこられなくなったことか。」おいらにひっついたままの翔くんがニノとやらを睨みつけながら 俺に語りかけると、「そう。智。こいつこそ。天使の顔をした『悪魔』だから。騙されちゃダメだって。こいつこそが『沼』。この変幻自在のあざとさに 何人ものやつが沼に堕とされて帰ってこられないんだ。それにさ。智が食べたいのは『大宮山の天然いちご』であって、『大宮』じゃないでしょ?俺ら連れてかないと『山』の『天然』ものなんて食べられないってば。こいつはさ。神としてここに神宮を建てやがったけど元々 この『山』は『山の神』である俺のだから。俺がさ。こいつに いっぱい いいこと教えてやって気持ちいいことも教えてあげてるからこんなやつになってるからこいつは もう『天然』ものじゃないって。もうすでに 初々しいピンクとかじゃなくてどす黒くて凶暴になってるし・・・」どか。「ふざけんな。まぁくん。みなまでいうなっ!」ニノが綺麗に 雅紀に飛び蹴りを決める。「いって。ほんとのことじゃん。ニノ。」結構痛かったろうなと思うけど、雅紀は けろっとしてる。やっぱ 山の神だから こういうの強いんだな。って俺も海の神らしいから 何食べても 何しても 大体病気とか怪我とかならないから一緒か。なんか、ニノと雅紀と二人で喧嘩というか 小競り合いを始めたから、翔くんが 俺の手を取る。「じゃ、見つかっちゃったなら仕方ない。二人で 『大宮』神宮に行き『天然いちご』とやらを食しましょうか。」歩き始めたおいらたちを「 まてぃ。翔さん。」「ちょっと話が違うじゃん。翔ちゃん!」ニノと雅紀が、やっぱり二人でいちゃいちゃするように揉み合いながら、おいらたちの 後をついてきた。⭐︎つづく⭐︎コメントは非公開です。

  4. 会計を済ませた僕は待合の椅子にぼんやりと座っていた。前を歩く人たちがチラチラと僕を見る。怪我をした日には嬉しかったその視線が今日は辛い。相葉先生はなんで機嫌を悪くしたのだろう・・やっぱり病院にくるのにこんなことしちゃいけないよね。でも、先生が希望したことなのに・・今時女装なんて普通だし・・「大野君、向こうで話をしよう。」「えっ・・。あ、相葉先生」いきなり、肩を叩かれて顔を上げると目の前に相葉先生が立っていた。僕が返事をしないうちに先生は先に歩き始めている。僕は鞄を掴んで、慌てて後を追った。「あのさ、はっきり聞くけど、君は翔ちゃんのストーカーだね。」「え・・・・」相談室と書かれた小部屋に入ると、先生はドアのプレートを使用中に切り替える。そして、パソコンが乗った机の席に座ると、いきなり切り出した。「迷惑なんだよ。翔ちゃんだけでなく、病院も。翔ちゃんがいなくなってここの整形外科は外来の診察日を減らす羽目になっているんだ。オペだって以前の半分しか行えないんだよ。警察に相談しても、相手が特定できなかった理由がわかったよ。女装していた男だったとはね。大野君、これ以上翔ちゃんに付きまとうなら警察に突き出すよ。」何を言われているのかわからない。ストーカー?僕が櫻井さんの?「櫻井さんストーカーの被害にあっていたのですか?」「白々しい嘘つかなくていいから。俺、見たんだよね。ストーカーの顔。髪の毛が長くて、スゲ~美人だった。」「僕は、ストーカーなんてしてません。僕じゃありません。」「翔ちゃん、本当に困ってたんだ。無言電話をかけてきたり、翔ちゃんの患者を脅したり、ストーカーを捕まえるまで、翔ちゃんを別の場所に逃したのに、その場所をストーカーの君に教えるわけないだろう。どうやって翔ちゃんを騙して取り入ったの?そんなひどい怪我してまで、翔ちゃんを騙す理由は何?」あんなに優しくて、親切だった相葉先生が、僕を犯人扱いして追及してくる。僕の話は全く聞いていてもくれず、憎しみの籠った目で僕を睨む。どうして・・どうしてこんなことに・・

  5. 気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さいS sideその日は…ずっと…松本にロックオンされていた…しかも…シツコイくらいに…『ふぅ…お疲れ様…今日は先に失礼するよ…』『え…?』まぁ…今日は大切な日だから…///『珍しく早いですね…?』『ふはっ…たまにはな…///』年に一度…この日だけは…必ず早めに退社し…一緒に…お祝いしてきた…生まれて来てくれたことへの感謝をして…カタンカタン…カタンカタン…『…で?なぜ俺の隣りに居る…??』『いえ…どうぞお気になさらずに…♪』コイツ…家に付いて来ようとしてるのか…?まさかな…wカタンカタン…カタンカタン…『…おい…降りないのか…?』『はい…俺…用事があるので…』最寄りの駅に着いたものの…降りない松本に声を掛けると…他に用事がある…との返事…たまたま方向が同じなのか…?キィィッ…『じゃあ…お疲れ様…?』『お疲れ様です♪』そう言って…降りようとしたら…『では…』『っ…!』なぜか一緒に降りて来た…『松本…お前っ…!』『フフ…気にしない気にしない♪』いや…気にするだろ…『絶対に…付いて来るなよっ…///!』『大丈夫です…同じ方向に用事があるだけですから…』そうか…って…本当にそうなのか…?まぁ…いい…構っていられない…///そして…帰り道…俺は…ケーキと花束を買い…プレゼントは毎年…特に用意はしていない…勿論…必要な物は…必ず買い与えて来たし…足りないからと…困らせたりは決してしなかった…幼い頃は出前を取っていたりもしたが…支払いは俺だからと…誕生日の料理を作るのは智になり…サプライズは無いが…2人で和やかに過ごしてきた…カチャッ…『ただいま〜!』『んぁ…ぉかぇりぃ〜///』最近は迎えも無くなっていたけれど…パタパタパタッ…今日は特別な日…スリッパの音を響かせて…智が玄関へと出迎えてくれた…///蒼2024/11/26 HAPPY BIRTHDAY!! 44th O.S💙公式の写真がかわいい〜♡ カンパーイ☆

    Troublemaker?33
  6. いつもと変りなくきちんと片付けられたリビング。いつものソファに腰を下ろして、俺以外の誰かの痕跡がないかさりげなく探る。俺以外の誰か・・・もし智君に恋人と呼べる人がいたとしても、それを責めることはもちろんできない。そうなったら俺の方が間男だ。テーブルにつまみとビールを置いた智君は、当然のように俺の隣に腰を下ろす。「どうしたの?難しい顔をして」「難しい顔してた?」「ここに・・・しわが寄ってるよ」智君の指が俺の眉間にそっと触れる。「奥さんとけんかでもした?」「・・・喧嘩?」「こんな風に突然会う時間がとれるなんて・・・奥さんが実家にでも帰ったのかと思って」智君に他意はないのだと思う。でもそんな何気ない言葉に、棘を感じてしまうのは・・・俺の被害妄想だろう。確かに妻が家にいたらこんな風に智君に会うことはできないから。妻より智君を優先することができないことを責められているような気持ちになってしまう。「実家に帰ってはいるけど・・・喧嘩はしてないよ」「そう。そうだよね。翔は優しいから、喧嘩なんてしないよね」んふふっと笑う智君の言葉に、やはりちくりと棘のようなものを感じる。本当に優しいなら、長く付き合った恋人に一方的に別れを告げて別の人と結婚したりしないだろうし、結局別れることができず、こんな中途半端な関係を続けたりもしないだろう。智君は何も言わないし、いつでも俺を受け入れてくれるけれど・・・本当は俺のことをどう思っているんだろう。俯き加減の美しい横顔からは、なんの感情も読み取ることはできない。俺のことをどう思っているのかも・・・わからない。さっきの車の・・・運転席の人は誰?どういう関係?なんて聞ける立場にない。俺だけを見てほしいなんて言える資格もない。この中途半端な関係が苦しいのは、俺の方だ。世間体を気にして、智君を捨てたのは俺。自業自得だった。

  7. 今日ものんびりと、海に向かって釣り糸を垂らす。陽はのどかで、おいらの背中からぽかぽかとおいらを守るように温める。ふわぁぁぁ。大きな口を開けてあくびをする。ここは山風島。ここには時というものは存在しない。あるのは、おいらと  自然。そして、それを優しくとりまく 風だけ。ここ こそがおいらの島。おいらの世界だ。この島には誰もいない。おいら 一人。のんびりとのんびりと 暮らしている。魚をとって、そこらに生えてる草を食べて自給自足。おいらの釣りの腕も、一人キャンプの腕前も、全てはこの島での一人暮らしのためにあったんじゃないかと思うくらい、まったり、のんびり暮らしてる。でも、満ち足りた生活を送ってるつもりの おいらの胸の中に、ぽっかり空いた穴がある。何かが足りない。それは。きっと、あれ。あれさえあれば、絶対、おいらは幸せだと思うんだ。それは、島の向こうの陸地の中の大宮山にあるという世に不思議な 天然いちご。一口、口にすれば、そのおいしさに、天まで昇るようだという。今も幸せで満ち足りた生活を送っているとは、思ってるけど、それさえ 食べることができたなら、もう何も思い残すことはないと思うんだ。今日も、そんなことを考えながら、釣竿を垂らして海に浮かぶ うきが揺れるのを見ていたらぼうぉぉぉ。遠くから船の音がする。「おーい。智くーん。」船の上から、ましろい船長服を着た幼馴染の翔くんが手を振った。⭐︎つづく⭐︎コメントは非公開です。

  8.  今年は例年になく喪中の挨拶状が多い。 考えれば私も齢80歳。友人・知人も同じく歳を取るから身内に不幸があってもおかしくない年齢なのだ。 もう親はとっくにお空の上。兄弟が亡くなったという喪中葉書の多い中、妻が永眠しましたという、友人のご主人からの知らせには声も出ないほどに驚いた。 亡くなった彼女は短大時代の京都の友人。同じく京都在住のSさんと仲良し3人組で、卒業してからも結婚して子供が出来てからも、何度も会っていた。 それが10年前に70歳の古希の祝いをSさんの家にクラスメートが集まってやった時、彼女は来なかった。糖尿病でインシュリンを打たなくてはいけないからと言うことだった。  友人ばかりなんだから、インシュリンぐらい皆の前で打ってもいいじゃない、とSさんと私は思ったが・・・・・・。 あれから10年、年賀状には今年は会いたいね、と毎年書いてあって、電話で話したこともあったのに・・・・・・。 学生時代の友人の死はとても悲しい。80歳、不思議ではない歳なんだから、と思ってみても。 自彊術の先生からの喪中葉書はとても心打たれた。先生のご主人は2月に79歳で亡くなられた。 “思いやりの大切さを教えてくれた最愛の人に感謝しながら、これからの日々を歩んでいこうと思います” 定番の喪中葉書が殆どの中で、最愛の人と言い切り、その人の素晴らしさを讃え、自分のこれからの生き方を短い言葉で伝えた文、亡きご主人がどんなに喜んでおられることか。 彼女の自彊術教室の指導が、生徒1人1人に適した教え方に終始している意味が分かった気がした。 今年の7月に亡くなったママ友のご主人からも喪中葉書を頂いた。 76歳だった。彼女は次男が小学生の時に入っていたサッカークラブのママ友。 子供たちが小学校を卒業してからも母親たち8人ほどで会を作り、ランチをしたりしていた。彼女に会ったのは去年の1月の新年会の時。今年は身体の調子が悪いと言って来なかったが、7月に亡くなったと連絡をもらった時は驚いた。 家族葬だと言うことで葬儀は遠慮した。だが新しい年を迎える前に皆でお墓参りに行こうということになり、昨日、彼女のお墓参りに4人でいった。 彼女のお墓は茅ヶ崎市の永昌寺。最寄りの駅からタクシーで5分ほど。 住宅街の中にあるお寺にしては立派なお寺だった。 1592年創建。曹洞宗。  境内は広々としている。 本堂を始めとして大書院、奥書院等、建物も多く、平成の終わりに伽藍が一新されたようだ。 寺の横には普通の墓地が広がっているが、友人のは樹木葬墓。お寺の裏側にそれはあった。 樹木葬墓地をみるのは初めて。 お花やお線香は当然、真ん中に。 お参りを終えて、用事があったので、ご住職のお宅へ。 ワオ~ なんて立派なお玄関。 お庭の仕切りの塀も素敵。 ここの住職はなかなかの商売上手かも。 (ゴメンナサイ、不謹慎な発言でした)

    コメントが盛り上がっています

    今年 喪中の葉書が多いのは・・・・・・
  9. 「高度先進医療」術後。ずっと気分がすぐれなかった。なんだか、気分が悪い・・・・気分が落ち込む。極度な倦怠感・・・・主治医に話せば、「薬の副作用もあるでしょうね・・・・・」強い薬は、強い毒でもある。どこかを強力に治せば、どこかに弊害がでる。そういうものらしい。さすがに、まぁ、「心療内科」「鬱病」になるとか、そういった状態までには至っていない。幸いというか・・・・ボクの場合は、自分の会社。倒産劇を経験した。その結果、今でも、5億円とかって借金を背負っている。・・・・・この時に、「病むかも・・・・」その意識はあった。知り合いに、「精神科医」がいる。知り合いってか、同級生ってか、ビジネススクールの同期に、「精神科医」がいた。・・・・・年齢はボクのが下なんだけどね。で、会社を潰していく時・・・・・・5億円の借金を背負っていくとき、相談した。「たぶん・・・・病むんじゃないかと思う・・・・  その時は、よろしくお願いします」先んじての、「鬱になります宣言」相談・笑。友人は、「ああ、わかったよ。まかせとけ。心配するな。オレが完璧に治してやる」そう力強く請負ってくれた。結論から言えば、鬱にはならなかった。会社潰して、さすがに、何もできはしない。毎日毎日、川を見て、ぼぉぉぉーーーーーーっと過ごす。・・・・・そのあたりの風景は、「崩壊の街」ボクは不倫に落ちた。こっちで描いた。そんな日々を迎えはしたものの、「死にたい・・・・・」そんな風にはならなかった。・・・・・・むしろ、ホッとしたというか・・・・もう、「闘わなくていい」ゲームは終わった。ゲームオーバー。人生の最終ジャッジ。「負け」「完敗」「大敗」と出た。ジャッジが出た。終わったということだ。それで、ホッとしちゃったんだよね。「鬱」ってさ、「不安」から来るんだと思う。「恐怖」ってか、「最悪・・・・こうなったらどうしよう・・・・・」そういう不安、恐怖。・・・・・・とっころが、ボクは会社を潰した。「一番最悪」予想した、「一番最悪」に陥った。「一番最悪」その場所に居るわけで・笑。それ以上、「堕ちる」「落ちる」場所がない・笑。それ以上「堕ちる」「落ちる」・・・・・恐怖がない・笑。だから、ただ、「ホッとした」・・・・・それだけ。なので、鬱だとか、そーゆーのにはならずに済んだ。・・・・・・あの経験をしちゃうとね・・・・・もう、「怖いもの」・・・・・ないのよ・笑。今も、「会社倒産」進行形だ。未だに、「5億円」の借金は抱えたままだ・・・・・どころか、「延滞金」が加算されて、今や、天文学的な数字になっているはずだ・笑。そこを、ダラダラと生きているボクには、多少、薬の「副作用」くらいを喰らっても、今さら、高尚な、「鬱」なんてな、文明病に侵されることもない・笑。おかげで、なーーーーーんも、やる気が起きず、ソファーで、ぼぉぉぉーーーーーーーっとは、していても、それ以上には進んでいかない。・・・・・・まぁ・・・・この状態が、すでに、「鬱」なのかってのはあるけどさ・笑。・・・・・・・いずれにしろ、ありがたいことに、心療内科とかのお世話にはなっていない。・・・・・いちど、薬に頼ると抜け出せないって聞くしなぁ・・・・・・・・・・・さて、こっから、ベッドシーン。SEXシーンが続きます。「大丈夫だろうな・・・・」思う範囲は、ブログで描いていきますが、これまでの例があります。並行して、アルファポリスでも・・・・・「不思議体験」外伝でも、更新していきます。・・・しっかし・・・・ここは、「SEXシーン」の掃きだめか??笑。純粋アルファポリスの読者で、ここに行きついた人たちは、ちんぷんかんぷんだろうな。公園に棄てられたエロ本みたいな感じか・笑。よろしくお願いしまーす。

    「鬱なんぞなりゃしねぇ」絶対閲覧禁止。
  10. 櫻葉【1】◆Daylight◆「しょーちゃんっ♪おかえりなさい♪」「あぁ、来てたんだ…」「なぁにぃ?そのツレない言い方は?仮にも、しょーちゃんの運命の相手になる予定だったんだよ?オレ!」「でも、ならないんだろ?」「だって、、仕方ないじゃん…」事の発端は1ヶ月前に遡る。バカげた話だと思っていたけど、この1ヶ月で、これは現実なのかもしれない、と思うまでになっていた。その頃、仕事のトラブルが続いて、次々と仲間が退職に追い込まれ、深く考える余裕がなかった。自分の不甲斐なさを壁に八つ当たりして、思わず殴って開けてしまった壁の穴に『ごめん』と謝って、翌日には『痛かったか?』と聞いて、数日後には、その穴に“アニー”って名前まで付けて、更にはお詫びのケーキまで買ってきて一緒に食べたんだ。。俺のストレスは壁の穴との会話でやり過ごすほど追い込まれてた。そんなんだから最初は俺が幻覚を見ているだけで、いよいよ頭がおかしくなったんだって、、、。だから、怖いとか驚くとかなかった。それに、壁の穴に話し掛けるより、ずっと話し相手になるし、壁の穴より、ずっと面白くて気晴らしになる。*1ヶ月前*帰宅すると、ベランダの窓がコンコンと叩かれ『入れて!』と声がする。ここは11階の角部屋で、窓からの訪問者があるはずがない。『入れて!』は幻聴だろうと深く考えずに、、俺はなんの躊躇いもなく24時間閉めっぱなしのカーテンを開けた。ベランダに何かあって窓に当たっているんだろう程度の感覚で。しかし、そこにひとりの青年が立っていた。青年は俺を見ると、眩しいぐらいの笑顔を見せてくる。なんだか面倒なことになりそうで、俺は見なかったことにしてカーテンを閉めようとしたのに。青年が慌てた顔をして、再度窓を叩いてくる。っんだよ…。俺はわざとらしく舌打ちのジェスチャーを見せつけて、そいつをにらみ返した。なのに、そいつは窓の鍵を指差して『開けて!入れてよ!』って言ってきたんだ。今度は幻聴じゃなかった。このままベランダに居座られても困るし、玄関から追い出そうと思って鍵を開けると、そいつが楽しそうに窓を開けて、部屋に入ってくる。「ちょ、お前っ!靴脱げよ!」靴のまま部屋に足を踏み入れたそいつの腕を掴んだつもりなのに、俺の手は空を切った。最初は掴み損なったんだと思った。靴を脱ぐ素振りがないから、再度腕を掴んだら…。見てしまった。俺の手が、そいつの腕をすり抜けたんだ。「あ、オレね、生身の物とは触れ合えないの。靴も履いてても関係ないけど、気になるなら脱ぐね。」「生身のものと触れ合えない?お前、幽霊か何か?」「ひゃひゃ、、予定通り、驚かなかったね。やっぱり運命なんだよね♪ちなみに、幽霊じゃないんだけど…」そいつは靴を脱いで部屋の隅に置くと、改めて俺を見て、さっきより眩しい顔で笑った。「オレは相葉雅紀。オレは人間でもないし幽霊でもないんだけど…しょーちゃんの運命の相手なの。よろしくね♪しょーちゃんっ♪」…つづく…

    櫻葉【1】◆Daylight◆
  11. 大野智さま💙お誕生日おめでとう𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚 𝒃𝒊𝒓𝒕𝒉𝒅𝒂𝒚🎂🎉🎊今、どうしてますか?笑ってますか?先日の11月3日の動画で、声が聞けましたね。さて、、今回、お祝いのお話を書きました。物語。。。の陰陽師の智さまです✨よろしければ、、、どうぞ物語。。。陰陽師 智さま「ねぇ、、、にのちゃん?あのさぁ、、」「なんだよ?仕事しろよ」「もう、疲れちゃったからお終いにして、、さぁ」「まだ残ってるだろ!」「でもぉ、疲れちゃったんだってぇ」「、、、、、お前、、、その手は何してるんだ?」「何って、にのちゃん触ってる」「、、、疲れたって言ったの嘘か?」「違うよぉ、疲れたから癒してもらおうって」「もっと疲れるようなことしてんじゃないか!」「あ〜ん、冷た〜い」はぁ、、、「じゅ〜〜〜〜〜ん!」「何です?」「オレも疲れたんだけど〜」「、、、、、で?私にどうしろと?」「冷たぁ〜い、冷じゅん〜」はぁ、、、、あっちを見てもこっちを見ても、何なんだ?あいつらは、、、。「智さま、、、仕方ないですよ。 あの方たちのことは、どなたももう何も仰れないほどの日常になっておりますので」涼介が、同情したような眼をしている。そりゃそうかもしれんけど、オレの目の前でも、、、あれじゃ、、「だったら智も伴侶を見つけりゃいいじゃん」雅紀帝が、二ノ宮を膝の上に抱いたままオレに言った。「、、、そう簡単に見つかるかよ、、、」「智くんなら簡単に見つかるでしょ?」翔まで、潤の肩に手を回して、こっちを見て言う。「伴侶って、誰でもいいわけじゃないじゃん。 唯一、、、って言うか、コイツじゃなきゃ、、って思う人だろ?」「まぁ、、、そうだけど、智には思い当たる人いないの?」「いない、、」「ふぅ〜ん、、、案外、近くにいるかもだよ?」「そうそう、自分が気がついてないだけでさ」「はぁ、、、お前らはいいよな。 もう、見つかってるからさ」「くふふ、、、ありがと、見つかってほんとに良かったよ」「あっ、オレも!」「はいはい、、、ご馳走様です、、、 もう、勝手にしてくれや」オレは、帝の御前だというのに、ゴロンと横になった。これが、雅紀帝じゃなかったら、命がないところだけど、オレたちの間では、誰も何も言わない。「身近に、、、かぁ、、、 そんなのどこにいるんだよ、、、」ひとり呟けば、四人はすでにオレのことなんて気にもしないでいちゃこらしてる。「智さま、式の知念が迎えに参りましたよ」「おぉ、、知念、ご苦労様」「智さま、もう帰るお支度は整っておいでですか?」「別に、、、何もないし、、 なぁ、、知念、、、 オレの運命の人とやらは、どこにいると思う?」「、、、、運命の人、、、でございますか?」「あぁ、みんなが、案外近くにいるかもしれん、、なんて言うもんでな。 もしかして、お前が気付いてるかもしれんと思ってな」「、、、、いえ、、、私は、、、」「そうか、お前にも分からんか、、、そりゃそうだわな。 いないなら、分かるわけないもんな」「、、、、、、、。」「さ、、帰るか、、 じゃあな、雅紀帝」「ん?帰っちゃうの?」「あぁ、もう用事ないだろ? どうぞ心行くまでお楽しみくださいな」「もう、智ったらぁ。 お楽しみだなんてぇ」「喜んでるんじゃねぇわ!」なんて言ってる二ノ宮の顔も緩んでるし、、、。やっぱ、早々に退出しよ、、、。「なぁ、、、知念、、、」「はい、なんでしょうか?」「オレは、、、先読みができるはずなのに、なんで自分のことは分かんないんだろうなぁ、、」「それは、、、一介の式でしかない私には、、、分かりかねます」「知念は、式って言っても、もう、、、ちゃんとした肉体を持つひとりの男だよ。 オレが、そう念じたんだからさ。 もっと自由に暮らしてもいいんだぜ」「イヤでございます。 私は、、、生涯、、、智さまのお側に、、」「つまらんだろ?」「そんなことは全くございません。 日々、、、お仕えできることがどんなに嬉しいことか、、」「ふぅ~ん、、、そっか、、、。 ありがとな、、知念」オレが作ったとはいえ、知念は、とても良い子だ。オレが考えてた以上に良い子になった。それは、自分自身の努力でもあるのに、いつまでも知念はオレのことを考えてくれている。『案外、近くにいるかもよ?』頭の中に、さっき帝が言った言葉がよみがえる。近く、、、、に、、「なぁ、、、帰ったら一緒に酒でも呑むか、、?」「、、、、はい、、、嬉しいです」そう言って頬を染める知念。「美味しいつまみ作りますね」「おぅ、期待してるわ」、、、、そうか。いつもいつも、、、オレのことを気に掛けてくれていることには気付いていたのに。「いつもありがとな」「さ、、、智、、さ、、ま、、」「ふふふ、、、知念、、、」「はい、、、智さま、、」「ずっと、、ずっとオレの側に居てくれよ」「はい、、、私は、、あなた様のお側にいつも、、、」月が、、明るく照らす。御所を、、、我が家を、、、そして、、それぞれの、、、未来を、、。===おしまい===

    物語。。。大野智さま!誕生祭
  12. 31
    非公開または削除されました
  13. 【54】◆蠱惑◆珈琲を淹れて、ソファでケーキを食べていたら、櫻井部長から切り出されたんだけど。どう言えばいいんだろう?「で、マスターから俺の良からぬ話でも仕入れてきたの?」「うん…で、でも、マスターも、、櫻井部長の私生活はよく知らないからって…」そうなんだよね。マスターの話は、言ってしまえば憶測で、社長やチーターと付き合っていたと断定されていたわけではない。だけど、櫻井部長のことを知らないし、普段の部長を見ていると、そうなんだろうなって思ってしまう。「雅紀、ひとつだけいいことを教えてやろうか?」「いいこと?」「過去に嫉妬するほど無駄な時間の使い方はないってことだよ。」「過去・・・」確かにそうだけど、、、でも、気になってしまう。どんな生活をしてきたのかな?って。それは好奇心もあったけど、櫻井部長が好きだから・・・。好きだから、どんな小さなことでも知りたくなってしまう。だから、オーバーな話、部長が生まれた瞬間のことから知りたいという気持ちだった。櫻井部長が生まれた瞬間・・・まだ、こんな憎まれ口はたたかなかったはずだ、、、。「ふふ…」「お前、なんで笑ってんの?」「なんでもないです…」「言えよ!」櫻井部長から肩を抱くように、身体を絞められていく。「イタタタタ…ぶちょう・・・」「その”ぶちょう”って言い方もかわいいよな♪」というか、この人はなんでこうコロコロ話題が変わるんだろう?と思っていたら、話題が元に戻っていた。「で、俺のナニが知りたい?」「櫻井部長がどんな人とどんな風に付き合ってきたのかな?って…」さすがに、生まれた瞬間なんて、櫻井部長だって知らないだろうから言わなかった。それに一番知りたい、社長やチーターのことも聞けないし。「そんなに知りたいなら、パーティ、連れて行こうか?」「えっ?///」パーティって、マスターが言ってた、お持ち帰りってあれのことだよね?「まぁ、過去に嫉妬するのは仕方ないとして…。ただな、俺の心配のほうが強いことは確かだ。」「ぶちょうのしんぱい?」「雅紀はまっさらだからな…色々、覚えたてが一番厄介なんだよ。お前もいつか”他”を知りたいと思う時期がくる…」「ほか?」櫻井部長は、オレの肩を抱いて、ギリギリまで顔を近付けると『他の男だよ』と怖い顔で言ってくる。他の男・・・・あっ、浮気ってことか?「パーティだって、ほんとは興味があるんだろ?まぁ、お前が”他”に行ったら、もう終わりだろうな・・・」「ぶちょうは?ぶちょうは”ほか”にはいかないの?」「俺は、そういう時期は過ぎてるし、そんなよそ見をするより、雅紀を育てたほうが楽しいだろ?」「そうなの?ボク、そこがわからないんだけど…」そう・・・本気だとか育てたいとか、なんでオレなのかな?って。そこが知りたいのに、そこは教えて貰えない。「まぁ、わからなくても、そういうことだから…雅紀が”他”に行きたくなってしまうのは止められないけど、”他”に行きたくならないぐらいのことを教えてやる。”他”に行ったことを後悔するぐらいのことをね…わかった?」「はい…」「そぅ、そこは、やっぱり”はい”だよな♪」櫻井部長と話してると楽しいし、オレが知らないことをたくさん知ってるし、ワクワクする。ただ、返事については、やっぱりめんどくさいなって思っていた。…つづく…次から、ゆるめの限定になります。【55】【56】【57】が限定ですので、【57】をアップしたら、3つ分の【限定解説】が入ります。

    櫻葉【54】◆蠱惑◆櫻井部長
  14. 櫻葉【4】◆Daylight◆毛布なんかで寝たから、少し頭が痛かった。風邪ひいたのかもしれないな。だからといって休むわけにはいかず仕事には来たけど、どうにも具合が悪くなって定時退社をして薬局に寄る。解熱剤と風邪薬とスポーツドリンクに栄養ドリンク、チャージ用のゼリーと、、、。カップ麺とサラダ。それから、アニーにはプリンだ。我ながら、寂しいとは思うが、家には何もないし、普段は外食で済ませている。今朝、起きて布団を捲ると、まさきの姿はなかった。少し開いたままのカーテンの向こうは、窓がキッチリしまっていたし、まさきが脱いで置いた靴だってなかった。やっぱり、薬局じゃなくて医者に行くべきなのかもな。わかっていながら、ずっとこんな調子だ。今のプロジェクトが終わったら、次のプロジェクトが一段落したら、この仕事に区切りがついたら、、、。そうやって何年過ぎた?もう医者なんて行かなくて死ぬ目にあったとしても、それはそれでいいんじゃないかって、開き直ったほうが早い。家に帰ったって安らぎなんて、、、ない。いや、今はアニーがいるだけ、まだマシか。マンションのエレベーターを降りて廊下に出ると…まさき…?嘘だろ?俺は目を擦って再度確認してみた。廊下の突き当たり、向こう側を向いて立ってる誰か、、いや、何かか?あれは間違いなく、まさきだ。「おいっ!お前っ!」ふわっと、振り返ったのは、やはり まさきだった。「あっ、しょーちゃん♪今日は早いね?ん?何かあったの?」「なんもねーよ!お前、出てったんじゃねーのか!?」「あぁ、一旦ね、帰らなくちゃいけなくて。」帰る?神様の元へでも帰るってのか?「悪ぃけど、今日は具合があまり良くないから、またな?」「しょーちゃん、具合悪いの?」心配そうに覗き込む目は、キラキラしていて、とても幽霊とは思えなかった。足だってあるし、靴だって履いてる。けど、次の瞬間、こいつが人間じゃないことを思い知る。「そういうことだから、またな!」「だめ!具合悪いのにほっとけないもん!」まさきはそう言うと、俺の部屋に入っていった。もちろん、閉まったままの玄関から。俺は引き留めようとして、玄関に激突した。いってぇぇ…。まさきが玄関からすり抜けるように顔だけ出して『大丈夫?』って聞いてくるけど…。お前のせいだろっっ!くそぉ、、、。今日もとことんついてない。…つづく…

    櫻葉【4】◆Daylight◆
  15. (BL小説/お山妄想)(この前に前編と執事さまのお誕生日のお話UPしてます)〜執事さまの休日・後編〜 絶賛引きこもり中の美人執事さま。広い部屋で、一人でワインを飲むだけの1日。全然、休めた気がしない。こんな休みは、初めて。坊っちゃまから、長く離れるのも。本音を言えば、寂しくてたまらなかった。だが、この休みにはキチンとした目的がある。執事と恋人になってから、坊っちゃまは妬まれたせいもあって、悪い噂が絶えなかった。『一人じゃ、何もできない。出来の悪い男』坊っちゃまをよく知る人々は、本当は素晴らしい力のある人だと知っている。本業の仕事関係者は、坊っちゃまへの信頼が厚かった。だが社交界では、噂だけが暇な遊び人たちの周りを回る。仕事もしない金持ちの暇つぶしの噂話。分かっていても、執事は悔しかった。自分が目立つせいで、愛する坊っちゃまが悪く言われてしまう。そんな噂を一掃したくて、短期間の休みをもらったのだった。「坊っちゃま……」ゴロンと、絨毯へ横になって、大きなガラスの窓を眺める。もしかして、電話してくるかも。泣きついてくるのでは。そう思って、ソワソワして待っていた。でもやはり、自分の坊っちゃまは、立派な方だったようだ。こっそり、屋敷へ電話を入れると、無事に全てが動いているそうだ。執事の想いも知らないスタッフは、もっと休まれても大丈夫ですと、優しさで言ってくれる。時間が過ぎていく。だんだん、寂しさと虚しさが広がってしまう。「もう……執事なんて……いらないのかも」悲しくなって、ゆっくり起き上がったところで、突然部屋の扉が開いた。「翔ちゃん!」「坊っちゃまっ?」大きな音と声に驚いていると、走ってきた坊っちゃまが、執事を抱きしめた。「会いたかった!」「ど、どうしたんです?」「もう、今週の仕事終わったから、一緒にお休みする! 決めたから!」「え……」「翔ちゃんがいないと、もう死にそうだった!」そう言うなり、執事を抱き上げるとベッドへ。「ま、待って?」「待てない!」「あの……」執事をベッドに押し倒して、激しくキスしながら。着ているものを全て、花びらを毟るように奪っていく。何度も、抱かれたはずなのに、恥ずかしくなって執事は真っ赤になってしまった。「坊っちゃま……」「ダメ、智って呼んでよ、翔」「……智」「すごい、綺麗。抱きたくて、恋しくて走って来たよ」「……嬉しい」執事の目は、うるんで涙が浮かんでいた。「泣いてるの?」「私も、寂しくて死にそうだった……」「一緒にいよう? 離れるのはもう嫌だよ」「うん……」二人は、生まれたままの格好になって抱きしめあう。何度も……繰り返し愛し合って。夜遅くなっても、二人は部屋から出てこなかった。執事の休暇が、終わる頃。ホテルで、愛し合ってばかりで過ごすふたりは、それを隠すこともなく。この二人は、とても別れられないだろうと、皆が噂することになったのでした。(執事さまの休日・end)やはり可愛らしい坊っちゃまと、さらに可愛い執事さまでした。改めてお誕生日おめでとう

    OS「坊っちゃまと美人執事さま」執事さまの休日・後編
  16. 櫻葉【2】◆Daylight◆咄嗟に面倒なことに巻き込まれたことを悟った。運命の相手?こんなことを言うやつは、大抵厄介なんだ。「で、俺に何の用なわけ?」「用って言うか…しょーちゃん、いつもアニーと話してて寂しそうだったからさ?」「なっ、、、///お前、そんなこと知ってんの?」「なんでも知ってるよ。仕事のことも、アニーがここに来た日のことも。名前も家族も、それから裸もね♪」「裸って・・・お前、どんな趣味してんだよっ!だいたい運命の相手ってなんだよ??お前、男なんだろ?おかしいだろ?」「だって、、それは決まってたことだから…」全く、飲み込めない。人間でもない。幽霊でもない。なのに運命の相手でそれでアニーのことまで知っていて裸まで知ってるだと?「で、お前、今夜はどうすんの?俺はね、言わせてもらうけど明日も仕事なわけ!だから、一刻も早くシャワーを浴びてビールでも喰らって眠りたいの!わかる?」「お構いなく♪しょーちゃんは好きにしててよ。オレも適当にしとくから。」ここ、俺んちだぞ?帰るつもりないのか?あー、もうっ、めんどくせぇっ!俺は、そいつを無視して風呂場に向かった。服を脱ぎながら考える。裸まで見てるとか変態かよ!あんなかわいい顔して…。かわいい顔ってなんだよ?男だぞ?幽霊だぞ?人間じゃないんだぞ?熱いシャワーを捻って、シャンプーに手を伸ばすと中身が出てこない。っんだよっ!今日はついてねぇな…。「はい♪シャンプー!買い置きあったよ?」「うわぁぁぁっっ!!!」あいつの声がして顔を上げると、宙に浮いたまま、新しいシャンプーを手にしていた。「さっきはびっくりしなかったのに…」「お前っ!どっから入ってきた?」「ドア開けたよ?シャンプーがあったからね♪オレだけなら、少しは通り抜けれるよ?」そう言うと、そいつは浴室の壁に半分埋まってみせる。「お前、、ほんとになんなの?」「しょーちゃん、オレは相葉雅紀って言ったでしょ!?せっかくだから、ちゃんと名前で呼んでよぉ♪」「名前?幽霊のゆうちゃんとか?」「あっ!ひっどーい!もぉ、シャンプーあげなーい!」そいつは浴室の天井のほうへ移動するとシャンプーを天井にくっつけた。「ちょ、貸せよっ!」「名前で呼んでくれたらね…」くそっ!疲れてんのにイライラすんなぁ、こいつ…。頭は後回しにして身体から洗おうとボディタオルに手を伸ばそうとしたら、目の前にシャンプーがやってくる。「しょーちゃん、ごめんなさい…」そいつが泣きそうな顔をして俺を見ていた。俺も、大人気なかったな…。「いや、、うん…持ってきてくれて、サンキューな、、、まさき!」…つづく…

    櫻葉【2】◆Daylight◆
  17. 💙💙💙大ちゃん💙💙💙‪🎉♥︎ ᕼᗩᑭᑭY ᗷIᖇTᕼᗞᗩY ♥︎🎉🎂🎂44歳の誕生日おめでとう🎉🎉貴方に会えなくなって、もう4年……翔担の私だけど、大ちゃんに会いたいなぁと思う今日この頃たまーにお山の海キャンプが観たくなるよ😂😂お山のやり取りが、癒されるんだぁ~……(❁´ω`❁)あの写真、見たけど週刊誌とかの盗撮じゃのうて守られた空間で、大ちゃんの姿が観たいなぁ……あの写真をあっちゃこっちゃで拡散されてるけれど、、アップしてる人もどうなんかね??💦あれ、ショック受けてる人も多かったんだけど(💢'ω')だからこの前のデビュー記念日はめちゃくちゃ嬉しかった😭😭生の声は安心する😌体調悪かったのに、あの場に来てくれてありがとう✨✨25周年何かあったらいいなと思ったのは事実だけど大ちゃんが大好きだったあの人のことを貶めたテレビなんか、ますます嫌になっちゃってるよなぁなんて簡単に想像出来ちゃうから(´⌒`。)グスンだからお休みはまだ続くのかなー……🤔昔みたいにバリバリやらなくてもいいから2、3ヶ月に1回とか、半年に1回とかでもいいから嵐の5人が元気にわちゃわちゃしてる姿を見せてくれないかなー??内輪だけの空間で嵐が大好きな人らが集まってさー……マスゴミとかは全部排除してなーんてね(´>∀<`)ゝでも。今の日本には、嵐が必要だなって最近ホントそう思う何はともあれ大ちゃんのこれからの1年が平和で、キラキラしたものでありますように(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)みょるにる

    【記念日】大ちゃん誕生日2024☆★
  18. 受験生だけど、お部屋に小さい卓上のクリスマスツリー🌲をいくつか置いたら、子供に好評でした。やはり何か和むものは必要ですね。100傑の彼女の「教育・虐待」の続きに新しく「毒親」の章を始めようと思います。お気軽に感想の方も、よろしくお願いしますクリオネちゃんの教育虐待サバイバーの集いに参加する話はこちらです💁‍♀️『No15教育・虐待5️⃣』暖かい陽気が気持ちいい土曜日12時、外苑前のお店へ栗尾は急いだ。外苑前は自宅からはアクセスが悪いのであまり来たことがない。隠れ家的なお店、というのが今日の集い…ameblo.jp『入試100日前と、NO15 教育・虐待6️⃣』とうとう本日10月10日は、関西統一日100日前でありますいまだに常在戦場はない我が子に不安な母であります現場からは以上です(←怒ってる?)教育・虐待6️⃣…ameblo.jp100傑の彼女「毒親1️⃣」「・・・それで、『ひどいパワハラを受けている社員が居る。可哀想すぎて見ていられないから対処してあげてほしい』っていう通報が人事部に何件も入ってるって噂を聞いて、『えー、そんなパワハラとかあるんやなぁ、第三者が通報ってよっぽど酷いんやな。どこの部署か知らんけど、訴えたらええねん、その人。』って思ってたら・・」そう言って『正論』は水をゴクっと飲んで勢いよく続ける。「いきなり人事部長から連絡入って、特別な鍵がないと入れない豪華な応接室に呼ばれて、僕が!僕が、ヒアリング受けたんすよ!笑 『え、見てられないくらいパワハラ受けてた被害者って、自分のことですか!?』って聞いたら人事の人たちがめっちゃ心配そうな表情で僕のこと見てました笑」滑舌良く自らのパワハラ経験談を語りながら『正論』はビジネスバッグから眼鏡ケースを取り出した。「わかる!教育虐待に慣れてるから、仕事で詰められてもそれがおかしいって思えなくて耐えちゃうのよねぇ。というか、自分はそれが耐えてると分かってないのがさらにやばいところw」ロイヤルミルクティーを飲みながら共感の言葉を漏らす『はんこ』に対して、「『はんこ』さんも今日帰ったら自宅で仕事するってさっきおっしゃってたから、この人も結構無理目の激務を無意識にこなしてるんやろうなぁって感じてました」と『正論』は返し、メガネ拭きを取り出し、几帳面にキュキュッとメガネを磨き始めた。身だしなみを無意識に整える習慣。ハキハキとした話し方、スマートな体型とキリッとした顔立ち。そして髪の毛が抜けるほどストレスの中学受験を経験しているということは高学歴で有名企業に勤めているに違いない・・・『正論』というくらいだから、何か職業は正しいことをする職業?医者や弁護士?『はんこ』さんも偏差値65でも母親に髪を引っ張られたというくらいだから中学は相当のトップ校のはず・・御三家・・・ハンコ・・判子・・押印・・もしかして桜IN?栗尾はミルクティーを飲みながらそんな推理を巡らす。でも質問はしない。本人が打ち明けるまでは具体的なことや本名は聞かないことがこの「教育虐待サバイバー」の集まりの暗黙のルールな気がする。「今の『正論』さんの話もそうですけど、確かに小さい頃に辛い思いをしたことって大人になってからもまだその後遺症みたいなものが残っていると感じることはありますね」小柄な『ツッくん』がボソボソと会話に参加した。「僕は、自由が丘にある大きい塾に通ってたんですけど、塾の先生から1月に関西にある学校を受けたらどうかって言われたんです。交通費も宿泊費も母親の分まで塾持ち。東西のトップ校を制覇するツアーだよ、と言われました。」「あー、塾の実績のために優秀な生徒を派遣するっていうよね」と『向日葵』が相槌を打つ。『ツッくん』は爪の先をいじりながら続ける。「母親も乗せられて・・僕は別に行かなくていいかなと思いました。普通にめんどくさいし。受かっても兵庫県の学校なんて通えないし。それだったら、家で勉強するか寝ておく方がいいと思ったんですけど、塾の先生はいつも僕に期待してるとか言葉をかけてくれる先生で、僕はとても信頼していたので・・・なんというか、先生のために行こうと思いました。また先生に褒められたいという気持ちもありました。」『ツッくん』の爪いじりが激しくなっていく様子を栗尾はハラハラしながら見守る。栗尾は隣に座っている『ブルーピリオド』の落ち着きもなくなっていっているのも気づいた。栗尾が横目でちらっと『ブループリオド』の様子を伺うと、『ブルーピリオド』は、おしぼりでぽっちゃりしたフェイスラインに流れる汗を拭いていた。「前日には、クラス上位の男子グループとその母親たちと一緒に新幹線に乗って関西に向かいました。全然外出できない日々だったので、まるで旅行みたいで楽しかったですね。うちの母親も「なんか鵜飼の鵜みたいに塾に利用されているみたいで嫌よねぇ」とか他の母親と言いながらもどこか誇らしげで機嫌が良かったので・・僕は来て良かったと感じました。その時は」「えっ」数人が同時に声を上げたので、『つっくん』は顔をあげて皆の方を向いてはっきりという。「僕、駄目だったんです、その中学。」『ブルーピリオド』が貧乏ゆすりを始めたのを栗尾は感じた。そして栗尾は慌てて「で、でも、関西の学校の合否は別に影響ないですよね・・?いわば練習みたいなもので・・・本番は2月ですし・・」とフォローの言葉を入れた。『ツッくん』は栗尾を見て頷いて「僕もそう思っていました。だからあんまりショックじゃなかったんです。だって自分の第一志望じゃないし、対策もしてないし。でも・・母親からは『お母さん、恥かいた!』って言って怒られました」「うーーーん・・・・」「いうねぇ・・」『向日葵』と『はんこ』が髪の毛を触りながら重苦しい声を上げた。「でも、本当にショックだったのは・・次の日塾に行った時に、好きだった先生が全然僕のこと見てくれないことでした。他の合格した子達には労いの言葉かけたり、『油断すんなよ!本命は西日暮里で待ってるぞ』とか明るく発破かけてるのに・・僕のことは存在してないような見えていないような感じでした。気分屋な母親が僕のことを無視することはこれまでもあったんですけど・・あんなに仲良かったと・・僕はそう思っていた先生までも、僕を無視するのか・・・ってそれはなんか、大袈裟に感じるかもしれないですけどあの時から人を信じたら駄目なのかなあと思うようになりました」話を聞きながら、栗尾は勉強部屋で母親にテキストで頭を叩かれ続けた日の激しい雨音を思い出して、震える左手をギュッと右手で押さえた。「そこからもう勉強に没頭して・・悲しい気持ちの避難場所というか・・学校もいかず、服も着替えず、風呂も入らず、もう勉強していくしかないというか・・救いがそこにしかなかった。そしてT駒に合格したとき、母親は狂喜乱舞で僕を抱きしめて来て・・電話の向こうで例の先生が大きな声で『さすがだな!』って言ってたんですけど・・なんかそれがすごく白々しく感じて。僕は許さないからなって思いました。」そういって『ツッくん』はまた爪いじりを始めた。『正論』が大きな声で「そっか!T駒だから『ツッくん』なんですねー!」と場を明るくしようとしたが、『ツッくん』は「はぁ、そうです・・」と言って黙ってしまった。気まずそうな『正論』の様子を見て、栗尾は席を立ち上がって言う。「私・・・私も・・!3校合格したんですけど・・・一番偏差値高いところじゃなくて、母が強制的に兄の通っている学校に近い中学への進学を決めました。それだったら、無理に一番偏差値の高い学校じゃなくて、最初から進学先に中学に焦点を合わせてもうちょっと無理なく勉強できたんじゃないかなって思いました。母からテキストで叩き続けられたり、『ブスでバカなの?』とか傷つけられても我慢しなくてよかったのにって。兄が進学先で深海魚になりかけていたので、一緒に登下校できるお守り役として私を利用して・・・。でもそこで、兄との絆が深まりましたし、進学した中学はすごく私に合っていて・・なんというか、受験で母から嫌な目にあいましたけど・・・中学自体は行ってよかった。人間万事塞翁が馬!!です!!」栗尾の力説に何故か『ツッくん』がプッと吹き出して、『正論』が「『OSAKA』さんのオカンもまぁまぁ毒親っすね!」と突っ込むとそれに合わせてみんなが笑った。栗尾はへへ・・と笑いながら席に座ると隣の『ブルーピリオド』は貧乏ゆすりをやめて、栗尾の飲みかけのミルクティーの横にフルーツ盛り合わせを置いてくれた。栗尾は『ブルーピリオド』に微笑み、そして綺麗にカットされたりんごを口にいれた。りんごの爽やかさがパサパサに乾燥した心を潤してくれる気がした。私はこれから自分の人生を生きたい…と心の中で栗尾は静かに決意した。続く🍎筑駒『ツッくん』イメージ 坂口涼太郎さん桜蔭『はんこ』イメージ 木村文乃さんぽっちゃり『ブルーピリオド』イメージ森田甘路さんしごでき『正論』イメージ 松下洸平さんキャリアウーマン『向日葵』イメージ水川あさみさん

    【中受小説】毒親1️⃣ 100傑の彼女
  19. 松岡邸の玄関ホールの真ん中には皆様から託されたお祝いのメッセージがボードが飾られ参加される皆様をお出迎えしてくれますさあ、パーティーが始まるよその前に皆様のメッセージをご紹介しますお祝いメッセージボード愛しの大野智様44thお誕生日おめでとうHappy Birthday🎉あなたの歌声とダンスが大好きです❤そして、笑顔に癒されます💓素敵な一年を過ごしてね🎵みんなでお祝いできて嬉しいよ(≧▽≦)さとちくんを始め、蒼ちゃんや無門さん、たくさんの智くん、お誕生日おめでとう🎂いつもお話の中で元気をもらって癒されてるよ🎵<ayumi☆さん>智くん。お誕生日おめでとう🎉智くんが毎日楽しく健康第一で過ごせます様に<さとらぶさん>智くんお誕生日おめでとうございます。あの時の言葉を信じて待ってますね🎂💐🎁<tankuさん>すべての智くん。お誕生日おめでとうございます。幸せな気持ちをありがとうございます。智くんたちも笑顔溢れる一年を過ごせますように<2011秋からさん>智くんお誕生日おめでとうございます。好きな事がいっぱい出来る年でありますように…💐<3104loveさん>🎉♥︎ ᕼᗩᑭᑭY ᗷIᖇTᕼᗞᗩY ♥︎🎉焼けた肌が健康そうです好きな事ができてるみたいで良かった💙𓈒𓏸また歌ってる姿を見せてね♡♡<renloveさん>智くん!お誕生日おめでとう~♡この1年も笑顔で過ごすことが出来ますように。健康第一で…智くんが幸せでありますように<nao/sさん>智君お誕生日おめでとうございます🎂生まれてきてくれてありがとう💙笑顔いっぱいの日々をすごせますように!<ひろひろりんさん>智くん💙お誕生日おめでとう🎉これからもずっと応援してるよ٩(ˊᗜˋ*)و💕<5♡fumiko♡>Happy Birthday 大ちゃん🎉 毎日、大ちゃんの笑顔に癒されています💕大ちゃんも毎日を楽しんで元気に過ごしてね✨<misato1126さん>智くん♡お誕生日おめでとうございます🎉👏生まれてきてくれて出会ってくれてありがとう!健康で笑顔溢れる一年でありますように✨<青色うさぎさん>お誕生日おめでとうございます智くんに出会えて良かったです素敵な1年になりますように<モカさん>大野智さん❣️お誕生日🎂おめでとうございます💙自分の二度とない人生です大切に❣️❣️❣️<asakeasake777さん>お誕生日おめでとう🎊いつまでもチャラ智でも良きです気の向くまま過ごしてね<kanoonoさん>大好きな智くんお誕生日おめでとうございます。何回目のお祝いなのかいつでも…貴方の姿を追いかけています<3104kumikoさん>智くんお誕生日おめでとうございます。これからも笑顔あふれる日々が続きますように(*´˘`*)♥<kojika012571さん>『生まれてきてくれてありがとう!すてきな1年になりますように<あおこさん>お誕生日おめでとうございます🎂🎁踊っている智くんお芝居している智くん画を描いてる智くんどれもこれも凄すぎて好きです<にゃんくろさん>智くんお誕生日おめでとう🩷貴方に出会えて良かった。今は、お顔が見れなくてちょっと寂しいけど。。たっぷりと残してくれた笑顔と歌とダンスをいっぱい浴びていい子で待っています。貴方が笑顔でありますように。。貴方が元気でありますように。。貴方が幸せでありますように。。貴方のまわりの人たちも幸せでありますように。。<悠月さん>智くんお誕生日おめでとう🎉😉❤️青い空を仰ぐたびあなたのことを想うよ心やすらぐ一年になりますように🍀<koikoi15aさん>智くんお誕生日おめでとうございます💙健康第一に笑顔で過ごせますように💙<みっしー3104さん>お誕生日おめでとう<りかママさん>大野智さまお誕生日おめでとうございます💙同じ時代に生まれて来れて幸せです。元気で笑顔でいられますように!そしていつかまた…その日を待っています!<milkteaさん>智くん、誕生日おめでとう🎉生まれてきてくれて嵐でいてくれてありがとう💙❤️<yamasuki-daruさん>お誕生日おめでとう!素敵な一年になりますように…いままでもこれからもずっと大好きだよ♡<so-wsさん>Happy birthdaytoSATOSHII wish your great fortune&good health!<☆一条珂月☆さん><hiroさん><しぇりさちさん>〈ぶすこ♪さん〉〈嵐智さん〉だいすき智おにいちゃんたちへおたんじょうびおめでとうすてきないちねんになりますように<さとち>さとちくんへお誕生日おめでとう君の笑顔にいつも癒されてるよこの世界に生まれてきてくれてありがとうお兄ちゃん&ゆかいな仲間たち&魔女

    たくさん共感されています

    パーティーが始まるよ!
  20. この前にもお話UPしています。(BL小説/お山妄想)〜執事さまの休日・前編〜 誰が見ても、お似合いの恋人同士で有名な、坊っちゃまこと大野智さまと、執事こと櫻井翔さま。上品で美しい坊っちゃまは、色っぽくて聡明な執事が大好きだった。毎日、幸せすぎて困るなあなどと、思っていた坊っちゃま。そんな坊っちゃまに、執事は休暇が欲しいと言い出した。「休暇……って、おやすみ?」「はい」「分かったっ♡ おやすみって何かする?」坊っちゃまは一瞬で、執事と二人で遊ぶ予定をあれこれ想像した。その様子を見て、執事が冷たい声で言った。「いいえ、私一人が休みたいのです。坊っちゃまは、休んではいけませんよ?」「へ? ど、どうして一緒じゃないの?」「坊っちゃま、私もたまには、一人になりたいのです」「急に、どうして?」「坊っちゃまは、いつも私に頼りきりでございます。坊っちゃまは、悪くない。私がいけなかった。そう気が付いただけです」「ひ、一人で、どうするの?」執事の言葉に、坊っちゃまは泣きそうな顔。「さあ。休んだ事がないので。これから考えます」ふふって、謎めいた微笑みを浮かべた執事は、さらに美しかった。その美しさに、坊っちゃまは不安になったのでした。執事の留守は、大変です。屋敷中が大騒ぎです。坊っちゃまの朝から夜寝るまでを、完璧に支えてきた執事様。執事のお休みは、1週間です。初日は、坊っちゃまも、屋敷中も大騒ぎで過ごすことになりました。執事様は、お休みの間は、ホテルにお泊まりです。「そばにいると、お手伝いしたくなってしまうので」そう言って、出て行ってしまった。「そ、そうだよね。翔ちゃんだって休まなくちゃ……」なれない一人での仕事を、坊っちゃまは必死でこなしてゆきました。3日を過ぎる頃、少しだけ慣れた坊っちゃま。仕事は慣れたけど、時間が経つにつれ、執事が恋しい。「翔ちゃん……何してるんだろう」いつもなら、そばで微笑んでくれているのに。その美しい姿が、自分に寄り添っているのに。だんだん、我慢が辛くなってきた。「よーしっ」坊っちゃまは、本気を出す。4日目には、1週間分の仕事を済ませて、執事のいるホテルへ向かったのでした。***こちらは、ホテルで休暇中の美人執事さま。「はあ……」坊っちゃまが、用意してくれたスイートルームも、まるで楽しくなさそうな執事。彼の美しさに、ホテル中が噂をしていた。とうとう、あの坊っちゃまと別れるかもしれないとまで、囁かれる始末。「別れるなんて……」いつになく、しどけない雰囲気で、部屋にこもってパジャマのままの執事。昔は、遊びが激しいことで有名だった美人執事。その彼が、一人で休暇とは、珍しくてすぐ噂になった。レストランや、カフェで一人過ごすのは、何年ぶりだろうか。執事はそう思って、最初は楽しい気分だったけど。一人きりでも、坊っちゃまのことばかり考えてしまう。一人でいると、あちらこちらからメッセージが送られてくる。押しの強い男性は、ここぞとばかりに口説きに近づいてくる。油断していると、女性が酔ったふりで近付いて来た。坊っちゃまの仕事に響かないよう、丁寧に断るのは骨が折れた。そんな繰り返しには、うんざりしてしまう。その疲れた彼は、レストランで、囁く声を聞いてしまった。「もう、別れるのかもしれない」「次の恋人は、誰だろうか」そんな自分の噂は、ショックだった。自分が、坊っちゃまの悪い噂の元になってはいけない。そう思って残りのお休み中、食事はルームサービスをとって、引きこもることを決めたのでした。(後編へ)お誕生日おめでとうなので連投しております。

    OS「坊っちゃまと美人執事さま」執事さまの休日・前編