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公式ジャンル「小説・エッセイ・ポエム」記事ランキングの20位〜39位です。小説・エッセイ・ポエムジャンルのこの順位のなかで一番人気の記事は「霊障の話」です。
怖い話します2
友人から相談を受けました。なんでも彼氏をふくめた4人で心霊スポットに行ったら、それ以来体の具合が悪くなったとのことでした。それで大学でいつもオカルトチックなことを口走っている私のとこに来たみたいなんです。そうとう体調を崩しているように見えました。やれやれ心霊スポットなんて遊びがてらにいくもんじゃないのに、と思いながら、目を半眼にし、体を斜めにして横目で彼女のほうを見ると、方の後ろあたりに黒い影がうごめいていました。ああやっぱりとり憑かれている、と思いました。しかも私がときおり目にするものより、どす黒く禍々しい感じのする影だったのです。これはかなりたちの悪いものだと思い、普段から懇意にしていただいている霊能者の先生の元に連れて行くことにしました。先生に電話で連絡して事情を話し、予約をとってから彼女とともに事務所を訪れました。霊視の部屋に彼女と入っていくと、すでに束帯に着替えて先生が待っておられましたが、彼女の姿を一目見て顔をしかめられました。「これは・・・かなりのものをもってこられましたな。体調がお悪いでしょう」先生と向き合う形でソファに座った彼女は、「はい、あのスポットに行ってから、ずっと肩が重いし、朝も起きられなくなったんです。無理に起きるとめまいと耳鳴りがするので、それ以学校もバイトも休んでるんです」と答えました。「そうでしょうな。これは・・・はっきり言って命にかかわります」「ええっ、そんな困ります。なんとかできませんか、祓う方法ってないんですか」「・・・あることはありますが、ひじょうに困難です。はたしてあなたが耐えられるかどうか」 「でも、何もしないでいると死ぬかもしれないんでしょう。何でもやります、どうか教えてください。お金もできるだけお支払いしますから」彼女は必死になって声を張り上げました。「いや・・・お金の問題ではないのです」先生が厳かな声で言われました。「このタイプの浮遊霊に効果のある方法は一つだけです。それは悪霊の嫌がることをあなたがするのです」「霊の嫌がること・・・どんなことでしょうか」「まずここの帰りがけに、洋裁店にでも寄って赤い布地を買ってください」「布ですか」 「そうです。それで金太郎の腹掛けをつくってください。ひし形になっていて首からぶら下げるようにする腹掛けですな。◯に金の字は入れなくてもかまいません」 「それをどうするんです」「あなたが着るんでよ。全裸になって腹掛けを身につけます。そして両方の鼻の穴に万点棒を刺します。万点棒ってわかりますかな。麻雀の点数を数える棒ですが、これはなければマッチ棒でもいいです。そのかわり鼻の頭を赤く塗ってください」 「・・・それで」「踊るんです。その姿でザルを持って、できるだけ滑稽な格好で20分ほど踊る。そうすればあなたも恥ずかしいでしょうが、霊のほうも恥ずかしくなってあなたから離れていくでしょう」「どこでやるんです。自分の部屋でもかまいませんか」「まさか。自分の部屋でやってどこが恥ずかしいんです。できるだけ人の多いところでですよ。ううむ、この霊のタイプだと日暮里駅前あたりがいいと思われます。どうですかできますか?」彼女はしばらく絶句していましたが、「・・・できません」と答えました。先生は「いや、ぜひやってください。でないと本当に命が危ないです」「もっと、・・・まとも、ああいえ、他の方法はないんですか」「他の方法は、ヘビに飲まれて半分溶けたカエルとか、赤子の逆さまつげとか、とても入手の難しい材料が必要で、しかも確実に祓えるという保証はありません。これが唯一と言っていい方法です」 「でも・・・でも、やっぱりできません」「そうですか。でもよく考えてください。命には代えられませんから」代金は必要ないと言われましたので、お礼を言って彼女と先生の事務所を後にしました。別れ際に「さっきの方法、やってみれば」と言ったら、「バカ」と返されました。それから彼女は大学には一度も出てこず、消息不明になってしまいました。
黄色妄想♡おはなし保管庫
💙💛大宮妄想/大宮BL小説(これまでのお話は、ここから)on*青い人魚の恋|黄色妄想♡おはなし保管庫苺チョコさんのブログテーマ、「on*青い人魚の恋」の記事一覧ページです。ameblo.jp(13)王は、家臣を扉の外で待たせると、眠ったままの娘・スア姫の寝室へ入った。「王様、姫様はお変わりございません」「そうか」彼女のベッドのそばには、侍女が常に二人以上いる。朝晩、医師も必ず容態を確認させている。姫が眠ったままになって、母である王妃は、心労から病になり、早くに亡くなってしまった。「スア……」声をかけて、優しく手や頬を撫でる。ゆっくりとした脈からは、確かに生命を感じるのに。「どうして、目が覚めないんだろうか」眠った姫は齢30歳過ぎているにも関わらず、今も昔のように若いままだった。「人魚のせいなのだろうか。それとも誰かの呪い……」王は考える、思い出そうと目を瞑った。スア姫は、人魚の男と恋をして、皆の目を盗んで逢瀬を重ねていた。(まるで昨日のようだ。あの日……)王は、遠い記憶へ旅を始めた。――――――深い深い海の底。人魚のサトシは、美しい髪と鱗を靡かせて、踊るように激しく泳いでいた。可愛いニノを抱いて別れた後は、気持ちが昂っていて落ち着かないからだ。(さっき、抱いたばかりなのに、あの子の体が、もう恋しい)だが、ニノは人間で王子でもある。まるで、あの人魚と姫の恋とそっくりじゃないかと、サトシは思った。(こんな気持ちだったんだろうか、あの人……ヒカルも)美しい金白の鱗の人魚だった。サトシより長く生きていた彼は、誰より冷静な男だったはずなのに。(姫との恋で、身を滅ぼすなんて……)自分は、どうなるんだろうか。(あの聖域へ行こうか……)興奮で昂っているが、不自由な人間の姿になると疲れてしまう。聖域というのは、人魚たちの秘密の場所だ。聖域の底に沈んで、傷や疲れを癒す不思議な場所。海の聖域を目指しながら。サトシもまた、王と同じに、姫と人魚の恋を思い出していた。――――――人魚は、嵐の夜と新月の夜に現れる。人魚の美しい楽器のような声が、荒れる海の上や闇の中で揺れる波の上を通って行く。それは美しく、その音がのった波は、キラキラと不思議な光を放つ。「大変だ、人魚だ、逃げるぞ」この声を聞いた船たちは、急いでこの海域から離れる。あの声は、人魚の死への誘いだから。その人魚の歌を偶然聞いてから、スア姫は新月になると侍女を連れて海へ行くようになった。美しい歌声に魅せられて、忘れられないからだ。「姫様、王様に知れたら大変です、それに、もう恐ろしくって……」「少しだけ……歌を聴くだけだから」人魚の恐ろしさは、侍女たちも子供の頃から聞いている。人魚に取り憑かれたら、最後は深い海に引き摺り込まれて殺されるのだと。夜の海岸で人魚の歌を待って、スア姫が座っていると、見知らぬ男が海から裸で上がって来た。「きゃあああ! 姫様! 逃げましょう!」「……!」(誰?)スア姫の侍女は恐ろしさのあまり、悲鳴を上げると姫を置いて逃げてしまった。だが、姫は逃げなかった。男は暗い夜の海岸でも、金色に発光して輝き、とても美しかったからだ。(なんて、綺麗な方なんだろう)全身濡れている男は、スア姫の前に来る頃には、黒い衣服を纏い全身乾いていた。「きみ、何してるの? こんな夜に」男は、楽しそうな優しい声で話しかけてきた。スア姫は、その声で少し緊張が解けていった。「人魚を待ってたの……」姫の言葉に、男は変わった子だねと言って笑った。それが、人魚の男と姫、ヒカルとスア姫の恋の始まりだった。(続く)人魚のヒカルは、もちろんこの方です💛
無職の日々を迷走
今日のドトールの珈琲のお供は、倉田真由美著「抗がん剤を使わなかった夫~すい臓がんと歩んだ最期の日記~」漫画家クラタマさんの夫は、2022年6月に末期がんが発覚して、2024年2月に亡くなられた。その間、抗がん剤治療は一切やらなかった。享年56歳。※※※ひと昔前になるが、近藤誠医師により、抗がん剤治療の弊害に関する書籍が販売されて、一世を風靡した。しかしまだまだ、末期がんが発見されれば、抗がん剤→手術が一般的でしょう。抗がん剤も手術もしないとなると、ほとんどの人はありえないと思うはずだ。クラタマさんと夫は、その近藤誠医師によるセカンドオピニオンを受けている。そこではやはり抗がん剤治療は、やめておいたほうがいいというものであった。その一カ月後に、近藤誠医師は急逝された。まさに、近藤誠医師のダイイングメッセージのようである。それでは、自分が末期がんになったらどうするか?近藤誠医師に洗脳されている私としては、抗がん剤治療など絶対拒否!~と言いたいところであるが、医師から次のように言われたら?*何もしないで放置すると半年しかもたない。*標準治療(抗がん剤+手術)をすれば、5年生存率30%。本当かな???と思うけれど、標準治療を受け入れるかもしれない…。ちなみに、*クラタマさんの夫は、余命半年と言われたが、1年9カ月生きた。いやもうわからない。結局のところ、がんを放置する場合と、抗がん剤治療をするのと、どちらの苦痛が大きいか…で決めたいと思う。余命のことは無視する。私はもう60代後半だから、どのみちそんなに長く生きられない。皆さんは、末期がんになったら、抗がん剤治療と手術を受けますか?
コメントが盛り上がっています
嵐好き・まるの ブログ 2
どう表現すればいいのかずいぶんと悩みました。打ち止め?閉店?休筆?どれもこれもしっくりこない。書くのをやめるのは、決めていたけれども、それは定期的に上げるのをやめるという意味で、まだまだかけるよ、大丈夫だよという気持ちも時々は書きたいという気持ちもあり。またここのブログはたくさんの皆さまに読んでもらってたくさんのフォロワーさんにいいねやコメントをもらうという感じのブログではなく見つけてくださり気に入ってくださった方がひょいひょいと 思うままに覗きに来てくださる感じのブログだし。そう例えていうなら、小さな村の雑貨屋。大手スーパーや、チェーン店、周りの人とつながりのある商店街の活気ある店たちとはちがって、他の方とはほとんどつながりもなく、偶然に見つけていただき、声をかけていただいてどうにか毎日を生き延びてる おばあが食料品からたばこ、生活用品などなど全て雑多なものを置いてる感じの店でして。それこそラブストーリーからはじまり時代物推理ものジュニア小説おとぎばなし古典ものSFエロ話なんでもござれの ラインナップでやってまいりました。なので、これからはおもいっきりは営業しないけど、とんとんと店先を叩いてくれたらドアを開けて物を販売するとかおばあがみんなに食べさせたいっていう料理を食べてもらいに店を開けたり趣味のお裁縫のグッズを販売するって感じかな。というわけで、閉店とか、ブログをやめるとかではなく、幕引きと 書かせてもらいました。前述したように、ちっぽけなやつでございます。嵐さんのファンとは言えないほどの情報量。活動力。それでも、よんでくださるみなさんとおしゃべりしながら、嵐さんの妄想に明け暮れ、お話を書いていく日々は自分にとっては楽しい日々でありました。なにより、自分の文章を読んでいただけること。自分というものの価値を認めてもらえたこと。そのことはわたしにとってとても人生が歩みやすくなりました。文章を書くということについては、文章を書くのを苦手としていた理系の私が人に伝わるような読みやすい文章を書くことを心がけることによって、仕事がやりやすくなりました。他人の目を意識した文章作成は 他人の気持ちに寄り添った他者に優しい仕事環境構築につながります。特に、ビジネスメールと手紙。この二つの技量があがったことにより、トラブル処理がどれだけ上手くなったことやら。みなさんが、鍛えてくださったおかげです。また、よんでくださる方がいる。自分のことを価値づけて応援してくださる人がいるということは、自分が仕事や家庭で凹んだ時にも前向きに歩ける活力になりました。自分は大丈夫。できる。なんとかなる。根拠のない自信でしたけど、嘘をつくことをせず、真っ向から 誠意を持ってぶちあたる。このことで全てが解決してくれることを教えてくれたのは、相葉さんを筆頭にする嵐さんたちでしたし、お話を読んでくださる皆様でした。真っ向からみなさんと対峙しようとするこんなめんどくさい私と今まで付き合ってくださり見守ってくださり本当にありがとうございました。明日からは新年度。この記事を持って、幕引きとさせていただき、時々、ひょいと思いつくまま、気まぐれに一話完結のお話をあげさせてもらうぐらいにいたしますが、一応自分の明日からの内情をお話ししますね。身バレを一番恐れる私ですが、実は、みなさんに文章力を鍛えてもらったことにより、この春に一国一城の主人となります。といっても、この歳になって起業するとか、転職するとかではなく、現在働いている会社で、いわゆる 『長』と名がついてその建物内の責任を取る立場になるということです。(残念ながら社長ではないけどね♡)地方ではありますが、業務内容や社名で検索すれば、きっとひっかかってしまうので、ここからは ぼやかしますが、ずっと働く嵐さんを書いてきたのは自分の働いている時の苦しみや成長をそこに落とし込みたかったからもございます。また自分が、昇任したい 出世したい と思い、苦しんでいる部下さんたちを守るためにとにかく偉くなって頭が硬い上の人たちと戦う力を身につけたい と折に触れ 漏らしていたのは初期からの読者さんは知っていることでしたので願いが叶ったということでもあります。ただ、仕事がバレるのがいやなので、自分の職種は今までのお話に一切書いてないです。なので、お話の中の皆さんのお仕事は勝手に想像してお話書いてますから、違ったことが多いかと思います。申し訳ありません。やっぱり、自分の業務内容をお話に落とし込むことは恥ずかしくてできなかった(笑)ま、地方のちっちゃな会社ですから、自分の配属下の部下さん(=守れる人たち)はそんなに多くはないです。それでも今まで本社近くで業務を行ってきた私には、手に余る、よく訳のわからない業務ばかり。というわけで、明日からは初心に戻り久しぶりに現場に戻って驕ることなく 威張ることなく新しい職場の人と汗を流そうと思ってます。そして、少しお話を書く活動に使っていた時間を、自分の職場のことに集中してそして、自分の責任下で守るべき部下さんのために使おうと思います。笑顔で働きやすく休みやすく自分も他人も家族も仕事も推し事も趣味も副業も全部が両立できる職場。働いて子供を育てるお母さんが、子供と一緒に成長したいお父さんたちが介護する人が身体の具合が悪くて病院に行く人がみんなが、ごめんなさい すみませんと恐縮しないで当たり前のように休める場所。お互い様、おかげさま。みんながお互いそう思い合えるそんな仕事場にしたいと願っています。あと、お話に関して言えば細かく言うと同姓のカップルを描く時に、どっちが右か左かという縛りに疑問を覚えてしまったことは確かです。する される どうしてもその関係性を描かなくてはいけないけどそれが 支配する 従属する 守る 守られる という関係性と=(イコール)になってしまう描きぶりが自分でどうも許せなかった。右の方が、「姫」とか「メス」とか「奥さん」とか「嫁」って表現。右左関係なくても パートナーを呼ぶ時に出てきてしまう上下関係。「夫」「妻」「嫁」「旦那」 どうしてもこの言葉しか表現ができない不思議な関係性。 右の方もか、左の方とか全く関係なく平等で同等なパートナーシップを上手く書きたかったのですが、みなさんに伝わるように描くことができませんでした。 右の 凹の役目をする人の方が、かよわき守られるべき存在って誰が決めたんでしょ。これは、男女関係にも言えますが、そもそもその固定観念に疑問を覚えてしまったので、書けなくなってしまったことは確かです。同じパートナーなのに、守られるべき存在になってしまう。守られるべき存在だと自分が勘違いしてしまう。それは、本当のパートナーシップではない気がして、そういう話を書くことに疑問を覚えてしまったんです。(とはいえ、私はやらしいえっちが好きなので、描く場面は無理矢理とか「いやよいやよも好きのうち」っていうパターンばっかりだったのは否めない。ベッドの上と、リアルの時の立場は別。そう考えると、紅蓮の焔と翠露の雫や、Rock thisそして前のブログだけど Fly on Fridayの雅紀くんはかっこよかった。わたし、よくやった。)それでも小さな商店として、ブログはずっと開けておきますので、時々はお話を読みにきてくださると、置いてきたお話のなかのキャラさんたちが喜びます。いきいきと、みなさんを迎えてくれると思います。もし、その時でもコメントいただければ、そのキャラさんたちに会いたくて、私もお話を書いてしまうと思います。ま、そんなこんなで、定期的にお話をお届けしてきた自分も一旦 幕引きにいたします。のんびりとかつ私らしくこれからは時間が使えたらと思います。長文になりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。また、ちょろっと出てきたら、指差して笑ってやってください。(たぶん、季節ごとのお話が描きたくて、出てくる。雪月花と時代物は、言わずと知れた私の好物です。)結びになりますが、読んでくださった皆様の上に、永遠(とわ)に、暖かく優しい幸福の種が舞い降りて、皆様の優しい心を栄養としてすくすくとすくすくと天に向かって育っていきますように。また、その幸福の種が 皆様の周りの人にも降り注ぎ、皆様とその周りの人を幸せにしてくださいますように。ここに来てくださった皆様が笑顔あふれる心穏やかな世界に包まれることを心よりお祈りさせていただき幕引きと感謝の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました。こちらに寄せていただいたコメントは公開させていただきお返事させていただきます。
飛鳥:幸せを感じる瞬間
私の経験を記録に残します。万が一、同じ病気になった時に少しでも参考になれば幸いです。入院5日目:2025.3.7(金)味噌汁は朝食しかつかないぬるめだけど今の私にはその方が食べやすい舌を火傷したら病気が原因のピリピリなのか?火傷が原因のピリピリなのか?わからなくなるというのもあるのよ!*この病気の症状には舌先がピリピリなったりする!とってもおいしい味付けだから楽しみなのにこの日は具を食べた後に汁を飲もうとして手元が狂いこぼしてしまったあーあ(◎_◎;)それ以降まず汁を飲み干してから具を食べるようにした😁読まないかもしれないけど書かずにはいられないお詫びの言葉一生懸命作ってくれた方へどうしても伝えたかった!(作る人と食器洗う人は違うだろうから見てはもらえないでしょうけどね) 部屋の掃除は毎朝同じ女の子が来てくれる遠慮がちな声でしゃべる一言二言では発音まではよくわからないがマスクの上に見える目の感じからしてたぶん外人さん思い切って声をかけてみた「どこの国の方ですか?」「ベトナム」「お名前は」ネームプレートを見せてくれる思った通り長い名前だが最後の文字を指差す「○○ちゃんね!」以後、○○ちゃん呼び”ありがとう”と言うベトナム語を教えてもらい早速毎日使う「カムーン🙏」どうせだからおはようもネットで調べたおはよう・こんにちは・こんばんは共通が「シン・チャオ✋」翌日使うと笑顔で返してくれたよしこれでベトナム語2つ覚えたぞへへっ 顔が悪いだけで体は元気な私入院すると足腰の筋力の衰えが気になる健康運動指導士のダーリンが確か何もしないで寝てると筋肉は一日に1%づつ減っていくと言っていたような気がするだから内臓の病気で高齢者が長期入院すると寝たきりになりやすいのだ先日胆管結石で3度の手術となった高齢の父は約1か月の入院でやはり車椅子おむつ生活となってしまった堅強な宇宙飛行士が無重力の宇宙から戻ってきて立ち上がれないのだから人は何もしなければどんどん衰えていくのだ!(だから彼らは宇宙空間でできる限り運動をしている)私だって年齢的にまだ寝たきりにならなくともじっとしてれば衰えるのは確か「寝てばかりじゃだめだよ!」「うん、わかった!少しでも動くよ!午後は4階病棟から11階の図書室へと階段で移動図書室には寄贈された本がある私のこの顔面麻痺は今はまだ下手に動かしてはいけないらしい今動かすと治った時に神経が変な信号を送り自分の意思とは違う動きをするらしいネットで調べたら後遺症の中に【病的共同運動】というのがあった目をつむると口元が一緒に動く口を動かすと目も閉じるなど俳優のたけしさんもこれじゃないかな?って思っただから先生からぼーっとするように言われた図書室は解放的な大きな窓から街が一望でき窓に向いた椅子に座ってぼーっと眺めるのに最適ぼーっとした後はスクワットしたり絵本や癒しの生活スタイルの本を眺めるここの本は手続きなしで借り放題📚部屋にも自由に持ちこめる久しぶりにコミック数冊借りて部屋で読んだ目を開けてるのが辛くなったらじっと目を閉じて休める夜、また先生が様子を見に来られ自由に動ける許可のお礼を言う<(_ _)>「先生、ローソン行ってきました!ありがとうございました!機械は店の外だったからおやつの誘惑に負けることなくプリントアウトだけやってすぐに戻ってきましたー三食以外には水とお茶だけです✋」病気の治りは悪いがそれ以外はとても優秀?な患者であるふっふっふ『入院日記6⃣:帯状疱疹からのハント症候群』私の経験を記録に残します。万が一、同じ病気になった時に少しでも参考になれば幸いです。入院6日目:2025.3.8(土)治療開始5日目毎朝6時に起床…ameblo.jp
白い魔法使いは素敵な魔法を使うことができる
旧い地球において地球人類は、「分離とはどういうものなのか知りたい」という好奇心を持って、ネガティブエネルギーを堪能する人生を長らく送ってきました。 先日、人生トラブルに関するS N Sを眺めていて、ストーカー気質の人物の物事の考え方に触れる機会がありました。「これは分離の周波数の極地までいった人間の姿なのだな」とふと思いました。 自分への関心が著しく低くなって、ハイヤーセルフとのつながりも全く絶たれた状態になり、自分以外の人や物への執着が膨れ上がった状態・・・そんな感じでしょうか。 これが特定の人物に集中しているのがストーカーということですね。 人間が持つ本来の強力な精神パワーをフルに一人の人間に向けているのだから、恐ろしい存在になるのは当然か。 壮大な実験を地球人類はやり遂げたのだなぁ・・・そうしみじみ思いました。 どんどん考察も進めて行きます。
あの、中学2年生なんです。今年の学校祭のことだから9月の話です。わたしたちの学校では、文化部以外の生徒はいろんな部門にわかれて活動するんですけど、わたしと美佳と留衣は同じバレー部で、しめし合わせて部門も古本バザーにしたんです。やる前はわりとヒマかなと思ってたけど、はりきって声かけしたせいか、予想よりたくさん本が集まったんです。生徒もそうだけど、PTAと先生方がたくさん出してくれました。それで、計画では展示販売は一つの教室だったんだけど、せっかく集まった本だから、積まないできれいに並べたいと思って、もう一室借りられないかって考えたんですけど、両隣の教室も展示するものが決まってて、空けてもらえないんです。でも、うちの学校は少子化で生徒が少なくなっていて、何の展示もない教室がけっこうあったんです。だから3人で校内をぶらぶら見て回ってました。2教室が続いて空いてるとこは見つかりませんでした。でも古本バザーをやるのはB棟の2階で、その一番向かって右端の教室は空いてるみたいでした。だから、そこの隣の教室でやる喫茶室とわたしたちの場所を代わってもらえば、2教室でできるかなあと思ったんです。端の教室はもともと生徒が出入りするとこじゃなく、運動部がもらってきたトロフィーで飾りきれないのをしまっておくような場所でした。学校祭の準備期間は、先生がたがやったんだと思うけど、前後の出入り口に「立ち入り禁止」の札がかけられてて、戸の前に机が置かれて入られないようになってました。でも、もともとは普通教室だから、鍵はかけることができないんです。美佳が、「ちょっと中見てみて、簡単に片付けられそうだったら、ここ貸してもらうよう、先生に交渉してみようよ」こう言ったので、机をどけて中に入ってみました。電気をつけたら、机やイスはいっさいなくて、黒板と反対側の壁にケースがいくつもあって、そこにトロフィー類が並べられてるだけでした。「チョーいいじゃない。この教室遊ばせておくのもったいないよ。◯◯先生に話しにいこ」留衣がそう言ったんですが、わたしはちょっと嫌な気がしました。というのも、そこに入ったときすぐヒヤッとした感じがしたからです。はい、霊感っていうのかな。そういうのがわりとあるほうみたいなんです。子どもの頃からいろいろとあったんです。あ、それもよかったら後で話しますよ。でも、美佳も留衣もまったく気にならないみたいだったから、私も調子を合わせたんです。そうしてるときに、急に私たちが机をよせた入り口から人が入ってきて、「こら、あなたたち、ここ立ち入り禁止でしょ」って大声を出したんです。そっちを見たら、☓☓先生だったんです。☓☓先生は40代くらいの女性で、その年に赴任してきたばかりでしたが、生徒にはあまり好かれてませんでした。口うるさいし、授業も、どのクラスでもあまりうまくいってなかったんです。国語の先生でしたが、生徒に発表させず、先生が一方的にしゃべるばかりで、飽きた子が居眠りしたり、ノートにイラストを書いたりするとすごく怒ったんです。「あ、すみません。でも、私たち、ここ使えないかどうか見てたんです」私がそう言い、2人もうなずきました。でも☓☓先生は、「使えないところだから、立入禁止にしてるんでしょ。さあ、早く出なさい」そう命令口調で強く言ったので、カチンときた留衣が、「でもここ、物の移動もないのにどうして使えないんですか?」と食い下がりました。☓☓先生は、それには答えず「出ないなら、あんたたちの担当の先生に さぼってたって報告するから」 さらに怒ったので、美佳が留衣の制服を引っぱって、とりあえず出ようとしたんです。そのとき、窓の外で騒ぐ声が聞こえました。B棟全体が学校の裏の通りに面していて、その道でおそらく女子が大きな声で話しているようでした。☓☓先生は声のする側の窓に近寄りカーテンを開けました。それから窓も開け、「あんたたち何部? 何の部門? 大声で立ち話しないで早く帰りなさい!」そう下に向かって怒鳴りました。私たちも窓に近づいていくと、たぶん2年生の女子テニスの生徒が数人、自転車に乗ってこっちを見上げていました。裏通りは人通りが少ないので、部活帰りの生徒が溜まって立ち話をしてるのは、近所からの苦情もあり、前からやめるように注意されてたんです。5時半を過ぎてたので、外は暗くなっていて あまりはっきりはわかりませんでしたが、その子たちの一人がこちらを指差して何か言ってるようでした。「そこで立ち話しないように言われてるでしょ。すぐ帰りなさい!」☓☓先生はますます怒って声を張り上げたので、その子たちはパーッと走り出しましたが、そのうち何人かは、自転車に乗りながらまだこっちを指差していたんです。☓☓先生は興奮した様子で窓とカーテンを閉め、私たちはひとしきり怒られてから、自分たちの教室に戻ったんです。担当の先生に2教室を使いたいということを話したら、はじめから1教室でやる計画だし、端の部屋は使わないことにしてるので無理だけど、展示用の机を増やしてもらえるよう交渉すると言われ、それで納得してその日は終わったんです。翌日、テニス部の子が寄ってきて、「きのうの帰り、B棟の端の教室に☓☓先生といたでしょ」と聞いてきたので、「あのときわたしたちも怒られてたの」と答えたら、「☓☓のやつウザいよね。・・・それより、☓☓の横に真っ赤な女が立ってたよね。あれ何?」でも、何と言われても何のことかわかりませんでした。「赤い女って?赤い服を着た人ってこと?」 「うーんそうじゃなく、窓から見えた上半身が、ライトで照らされたように赤いの。それが☓☓のすぐ横にいて、それで怖くなっちゃって。みんな見たし、帰る途中ずっとその話してた」でも、その場には☓☓先生とわたしたちしかいなかったのは確かだし・・・怪談みたいなものだろうかとも思いましたが、そんな話は聞いたことがなかったんです。ソフト部の子たちは、この話をあちこちでしたらしく、「☓☓先生が呪われてる」みたいな噂になって、わたしたちのところに戻ってきました。☓☓先生は、学校祭では担当の部門がなかったみたいで、あちこち回って歩き、生徒を見とがめては怒ってばかりいたので、その腹いせもあるのかと思っていました。それで、いよいよ明日が学校祭という前の日、集まってきた古本を人気や本の痛み具合などで分け、きれいに並べて値札をつけたりしていたので、かなり遅くなってしまいました。その日は「塾がある ごめんね」と言って美佳は先に抜けたので、7時過ぎに、留衣といっしょに自転車で帰ったんです。自転車小屋を出ると学校の裏の通りで、B棟が見えるんです。私は前のことを思い出して校舎を見上げたら、端の教室にだけ明かりがついてました。留衣もそっちを見てて、「あれ、☓☓先生じゃない?」って言いました。窓際に誰か人が立っていて、それは確かに☓☓先生に見えました。「あの先生、呪われたんだよね」 「まさか、あのときわたしたち同じ教室にいたじゃない」そのときです。☓☓先生の背後から何かが出てきました。それはぼうっと赤く、ライトに照らされたように光っていたんです。「あ、あ」女の人の輪郭のようでしたが、顔形はわかりませんでした。☓☓先生はまったくそれの存在には気がついていないみたいでした。赤いものは先生のすぐ隣にいましたが、だんだんに☓☓先生に重なるようにして、先生自体が赤く光り始めたんです。「これ、ヤバイんじゃない?」 「帰ろ、あっち回って帰ろ」遠回りでしたが、私たちは明るい通りに出て家に戻ったんです。学校祭では、バザーにたくさん人が来てくれて本も予想以上に売れました。お祭りが終わって学校は通常の授業に戻ったんですが、☓☓先生は前以上に授業で怒るようになりました。それに比例するように、☓☓が呪われてる、という噂も広まっていったんです。☓☓先生は学校をたびたび休むようになり、ある日の授業で、居眠りしていた男子生徒を怒ったら反抗的な態度をとられ、持っていた出席簿でその子の頭を叩いてケガをさせ、いろいろあって、それから学校に来なくなってしまったんです。
三日月丸のあいうえお歌☆50音46文字で作る不思議な新定型詩☆
☆あいうえお歌とは5O音46文字を重複せず全て使い切って作る新定型詩、不思議な現代版いろは歌です7205★ねそへれは おほろまんけつ しのひよる ふかさにならい やむこえあわせ ちきゆうをとめて みたすぬくもり☆寝そべれば おぼろ満月 忍び寄る 深さに倣い 病む声併せ 地球を停めて 満たす温もり
舞う葉と桜〜櫻葉・嵐綴り〜
「わっ………私の『式』にもできない『印』が、そんなネズミ如きにできるわけないだろう‼︎」しょーちゃんが『じゃあ、やり方を説明しよう』って二郎を自分の肩に乗せたところで、狼『式』たちに囲まれてる支部長さんが大きく叫んだ。「え?おっさん、支部長なのにできねぇの?」「は?それで支部長だあ?よくなれたなあ、あんた」「えーーーーー?それちょっとダサくなーい?」「ちもじい、だちゃー」「そうだな。キモじいダサいな」「おっ………お前らっ………お前らっ………‼︎」ぱくぱくぱくぱく。支部長さん、池の鯉再び。っていうかさー、ここまで来てまだそういうこと言えるってすごいよねー。今日大活躍の二郎と三郎を見てまだ『ネズミ如き』って言えるってさー。しかも『私の『式』』だってー。その大きい子はもう僕の『式』だよ?今目の前で支部長さんを威嚇してるのに、いつまで自分の『式』だって言い張るんだろうねー。でもってまさかの『印』ができない発言。全員で冷たーい眼差しで見てたら、支部長さんはまた聞き取れない支部長さん語で喚き始めたんだけど、狼『式』たちがいっせいに唸ったらすぐ静かになった。なら最初から黙ってればいいのにねー。あ、もしかしてこれが噂の『弱い犬ほど』ってやつ?もしくは『負け犬の』って方?って大真面目に聞いたら、しょーちゃん、松兄、潤に笑われて、支部長さんに思いっきり睨まれた。犬って言葉に反応した和が『ちもじい、にゃんにゃん?』って智に聞いてて超かわいかったよ。「でもさ?支部長さんにできないって、『印』ってそんな難しいの?」「いや、俺は普通にできたが………」「そりゃお前、翔はそうだろ。あと智も。涼介っつかぬーくんっつかうーたんもちょっと練習すりゃ余裕でできるようになるだろうし。オレはちょっと時間かかったけどな」「なるほど。『術者』に力量によってということか」「そういうことだ」「ってことはさあ、このおっさん、偉そうにしてるだけで全然大したことねぇってことじゃん。まあ、そうかなとは思ってたけど」「『式』がそれなりのデカさだから、ある程度の実力はあってもいいと思うんだけどな」松兄が元支部長さんのこの中で一番大きい狼『式』を見ながらしみじみ言ってる。すっごい不思議そうに。けど、僕にはそれは、あんまり不思議じゃなかった。「だからじゃない?」だから。大きいから。大きい『式』を『召喚』しちゃったから。『術者』の中で、特に支部長さんの中で、大きい『式』は絶対に強いってことなんだよね。憑かれちゃうぐらいにそれにこだわってて、小さい僕の『式』をこの期に及んでまだ認めないぐらい大きさに執着しててさ。「だから、とは?」「『式』が大きいからそれだけでもう天狗になっちゃって、大した努力をして来なかったんじゃない?」「貴様っ………‼︎」僕の一言で全員がなるほどーってなって、『クソだな』って潤が。それにまたしても和が『ちもじい、うんと?』って反応して、智が大真面目に『う◯こだな』って頷いて笑った。また貴様って言ったーって、そっちも僕は笑っちゃったけど。大きいは強い。大きいはすごい。確かにそう言い伝えられて来てたけど、そういう部分も実際あるんだろうけど、だからって何もしなければ、何にもならないよね。きっと。松兄は努力したから『術者』No. 1の座に居るんだし。どこからどこまでも、本当に支部長さんは残念な人なんだなー。ちゃんと努力して来てたら、ちゃんとすごい人だったのかもしれないのにねー。「いいか?二郎。二郎は強い。俺よりも強い。だから二郎にはできる。絶対だ」「きゅきゅっ」色々脱線してたけど、しょーちゃんが肩に乗る二郎に『印』の説明を始めた。「二郎も知っているだろう?プログラミングとGPSを。二郎がプログラミングした『気』にGPS機能をつけて、あのキモいジジイに取り付ける。それが『印』だ」「きゅきゅっ」「ちょっと待ってしょーちゃん‼︎」「ん?」「二郎にプログラミングとかGPSって言って分かるの?」「おいおい、しかも普通に返事したぞ、二郎のやつ」びっくりした僕たちにしょーちゃんは思いっきりドヤ顔をして、『一緒に勉強したからな』だって。勉強って‼︎一緒にって‼︎二郎と⁉︎しかもさ?そのドヤ顔のまま言ったんだよ?「もちろん、課金はしていない」「きゅきゅっ」ドヤ顔しょーちゃんと一緒にドヤった二郎に、僕たちは大爆笑。笑いながら、僕の奥さんは、僕の『式』たちは、本当に本当に最高だって、すっごいすっごい思った。今日もコメントお待ちしてます👏
茶絵のブログ
すべてはこの先を考えてのことだった。子供が幸せになるように、困らないように、親ができることはしたいと思ったから。中高一貫校に入学、塾通い、習い事...特に嫌がることもなく過ぎ、大学受験に向けて。学力、目標校、問題なく追い込みに入る。学校から連絡があったときは驚いた。大学進学をやめると聞いていますが...その言葉に怒り、担任に噛みつく。ゆっくり話し出した担任の言葉に焦るのは、たぶん、私だけ。成績が急激に落ち、学校も休むことが増えたと聞かされた。毎日、同じ時間に家を出ている娘。帰りが遅くなることは時々あったけど、友だちと勉強会だといっていた。進学校の変更ではなく、就職活動をする。なにがなんだかわからず、とにかく話し合って返事をすると告げた。今日も、友だちと勉強会の娘、帰宅して聞いてみる。娘はバレた表情をした。激怒する私、すかす娘。どうやら、友だちと勉強会ではなく、お喋りしたり、買い物やカラオケに行っていたらしい。それは、今まで体験したことのない世界であり、今しかできないことに思えたと話した。勉強、塾、習い事の毎日をなんの疑いもなくやってきて、時期かきたから大学受験の準備。そんな日々に、クラスで親しくなった友人が数人できた。深く関わったこともない友人たちとの時間の共有がたまらなく大切なものに思えた。その皆が、大学ではなく、専門学校か就職を選択、自分は目的なく大学に行く。夢を未来を語る友人たちと自分の違い、進学の意味がわからなくなった。何がしたい、どんな自分になりたい、それらがハッキリした友人と自分。何か、大切なものを置き去りのまま過ごしてきた焦り。私は唖然とした。反抗とまでは言わなくても、こんなに熱を持って話している娘を初めて見た気がしたから。好きな人のこと、流行りのことを共有し、行動する時間の大切さは私にもわかる。だから、だけど、今になって後悔することもある。後悔してほしくない...それを押し付けたのかもしれない。自分は友人との時間の大切さを体験しておいて、娘にはさせていない。娘のためにしてきたこと、でも、娘が大切にしたいことを選べばいい。後悔したなら、やり直しをすればいい。娘のためを思ってやってきたといいながら、自分のためだったのかもしれない。これは私の人生ではないから...娘が選んで進んでいけばいい。私は、それを、見守る立場だということ。
神話 スピ 小説イラスト投稿してます
ギリシャ神話の戦いと知恵の女神アテナを描きました。アテナさま、描いたの初です!ですがアテナのキャラデザは髪型はポニーテールで考えてたので、このイラストは髪を降ろしたverです。衣装など、女戦士っぽい雰囲気を意識してみました。アテナはオリンポス12神の1柱でもあり、知恵と戦いの女神として有名ですね。せっかくなので簡単に女神アテナの特徴や性格を紹介させていただきます。アテナは、最高神ゼウスと知恵の女神メティスの子供です。出生は変わっていて、ゼウスが頭を割って生まれたんだそうです(笑)アテナの母親であるメティスは、何とゼウスの最初の妻だった女神!ヘラの前に妻がいたんですね。アテナの出生に関するギリシャ神話のエピソードを紹介します。メティスが生む子に地位を奪われることをガイアに教えられていたゼウスは、メティスを出し抜く形で彼女を一滴の水に変身させ、飲み込んでしまいました。そしてゼウスはメティスと一体になり、産まれた子供がアテナです。どうやって産まれたかというと、ゼウスが激しい頭痛を感じ、頭を斧で割らせると出てきたのがすでに成人して鎧と兜を身に着けたアテナだったそうです。という話です。そしてアテナがどんな女神かというと。アテナの特徴としては「英雄を助けることが多い女神」というのがまず挙げられますね。有名なヘラクレスやペルセウスなど、アテナが手助けするエピソードがあります。ヘラクレスの話は多いですが、アテナが助けて活躍するエピソードもちらほらあり、かなり好感が持てる女神です。またアテナは処女神であり、アルテミスやヘスティアと並んで「三大処女神」とも呼ばれてるそうです。ちなみに、三大処女神はあのチート過ぎるアイテム「エロスの矢」という強制的に愛を暴走させる矢の影響を唯一受けない解釈があるんだとか。ホメロス風讃歌の中でも、アテナ、アルテミス、ヘスティアが恋愛の影響を受けない存在として描かれています。あのチートすぎるエロスの矢も効かないとは、さすが三大処女神!アテナはどんな性格か気になる方も多いでしょう。性格など、以下のような特徴が挙げられます。・冷静沈着で聡明。知恵と戦略の女神として、冷静で計算高く、問題解決に優れた能力を持っている。・戦争の女神でもあるが、無駄な犠牲を避け、戦略や計略を重視し、平和の維持にも尽力する・誇り高く正義感が強い。・自らの信念や価値観に誇りを持ち、不正や侮辱に対しては厳格に対処する・アテナイ(アテネ)の守護女神として、都市の繁栄と秩序を保つために尽力し、市民から深い信頼を得ていたこのような感じです。アテナは聡明な女神ですが、処女神なので潔癖でもあり、不正は許さないタイプですね。またプライドも高く、有名なのは「アラクネとの機織り対決」のエピソードです。神々を侮辱したアラクネに激怒して、蜘蛛に変えたという、怒ると怖い女神でもあります。私としてはアテナは好感が持てる女神で、個人的にはお茶目な一面もあって可愛い女神だなと思ってます。黄金のリンゴの対決(誰が一番美しいか競う)にちゃっかり参戦してたり、笛を吹いた顔が滑稽でヘラ達に笑われたのを自分で確認して恥ずかしがったりwあと、ヘパイストスとのエピソード、めちゃ面白いです!ほんと面白い話なので(しかも微エロありw)また紹介したいです。ということはヘパイストスも描かなくては!ホームに戻るギリシャ神話の記事一覧はこちらから
Yoっち☆楽しくグテを綴る♡
前回の物語『群青と真紅 2【《⑦》慈愛と怒り】』前回の物語『群青と真紅 2【《⑥》戦争に向かわせたもの】』前回の物語『群青と真紅 2【《⑤》守るもの[トーマスの決意]】』前回の物語『群青と真紅 2【《…ameblo.jp物語の続きが始まります✨✨✨【仲の良い証】ようやく酔いが覚めたジョングクはパックスの部屋に来た。「テヒョン様は?」「遊び疲れたご様子で、今ご一緒にソファでお休みになっておられます。」見るとソファの前には衝立が置いてあって、二人の眠りが守られていた。そっと衝立の向こう側を覗くと、パックスはジョングクに気付いて目を覚ましたようだ。寄り添うようにテヒョンの懐で大人しくしている。ジョングクはパックスに『Stay(ステイ)』のジェスチャーをしながら、ゆっくりと起こさないようにソファに近付いていくとテヒョンの枕元にしゃがんだ。スースーと静かな寝息が聞こえた。先程までの怒った勢いなど微塵も感じられない柔和な寝顔だった。『怒ったお顔も魅力的ではありますが、、、私はやはりあなた様の笑顔が一番好きです。』心の中で呟いてそっと頬に触れた。柔らかく弾力のある肌がピッタリ掌に吸い付いた。そのなんとも言えない心地よさに心満ち足りてゆく。パックスがテヒョンの頬に触れているジョングクの手に、あごを乗せてまたまどろみ始めた。そこだけが異空間のように静かになった。養育係が不思議に思って様子を覗ったが、幸せな雰囲気にほっと笑いを浮かべて静かにその場を離れた。「・・・ん、、、」テヒョンが目を覚ます。気が付くと胸元にはジョングクの頭があってしっかりと眠りの呼吸になっていた。『いつの間に・・?』パックスの方はすっかり目が覚めたようで、絨毯の上でおもちゃと格闘して走り回っている。ジョングクの頭の重さを感じながら髪を撫でる。さっきまであったイライラとした気持ちが可笑しくなってきた。テヒョンは自分にブランケットが掛けられているのに気付いて、それを取るとジョングクの肩に掛け直してやる。パックスがテヒョンが起きたことに気付いて駆けてきた。「シー、、、静かにおいで。」とは言ってみたものの、ピョンピョン跳ねて戯れてくるので、ジョングクの体にも当たった。その拍子に眠りの主は目を覚まし、何事かと首を動かした。「・・・なんだ、、パックスか?」「あ〜・・起こしてしまったではないか。」「!・・テヒョン様。」ジョングクが身を起こして振り返った。「二日酔いの方はもう大丈夫なのか?」なんとなくバツが悪そうにテヒョンは話す。「はい。・・・今朝は申し訳ありませんでした。」「別に謝らなくていい。」「いいえ、ご不快な思いをさせてしまいましたよね、、、」ジョングクは本当に申し訳ないという顔をした。「誰でも酒を浴びる程飲みたくなることもあるだろう?僕はそんな事に口出しはしないよ。」理解がある言葉ではあるが、、、ではテヒョンは何に怒っていたのか?ジョングクの立場からしたらその疑問が湧くだろう。二人の間に変な沈黙の空気が流れた。テヒョンにはなんだかそれが居た堪れなくて仕方なく口を開いた。「正直に言うぞ。・・・それに、一度しか言わないからな。」「?、、、はい。」ジョングクが真っ直ぐで無垢な視線を向けてくるので言いづらい。「そんな目で僕を見るな、、、」「え?・・・」見るなと言われて思わず目を外したのだが、どこを見たらいいのか困って変な方向へ顔を向けた。テヒョンは笑いそうになったが、気を取り直し意を決して言葉を絞り出した。「君と、、あのアンジェロ、、が、君の部屋で楽しく過ごしたことに、、、やきもちを妬いたんだ、、、」最後の言葉が小さくなった。「えっ?、、と、あの、、、やきもち、、と仰いましたか?」「なんだよ、訊き返すな、、、一度しか言わないと言っただろう!」テヒョンの頬がみるみるうちに紅潮した。それが答えだと確信したジョングクは堪らずに抱きしめる。「!!馬鹿、、苦しいではないか、、」「可愛い、、、テヒョン様、、、あなた様は本当に愛おし過ぎます、、、」「よせ!そのような事を言うな!僕を辱めるな!」照れてジタバタと抵抗をする。「もう、、じっとして下さいませ、、、、」ジョングクの声が優しい低い声になった途端に、テヒョンは一瞬で大人しくなった。「やきもちを妬いて下さったなんて、、、嬉しいです。」テヒョンは恥ずかし過ぎて顔を上げられない。「どうかお顔を見せて下さい、、、」最後まで微かなプライドを保とうとしているテヒョンに、両手で紅く色づいた頬を包むと自分の方に向けた。上目遣いに見上げてくるその表情が、本当に儚げで胸が打たれる。そしてそのまま顔を寄せていく。二人は唇が触れるとまるで溶けていくように、長く甘い口づけに心奪われていった。「僕は、、、君を独り占めにしたいという欲求に、抗えないみたいだ、、、」テヒョンはジョングクの背中に腕を回すと、背中のシャツを掴んで訴えた。全身で甘えてくる姿はもう何度も見てきてはいるのだが、一度として同じように感じた事はなかった。テヒョンのその姿はいつもいつでも新鮮に感じた。心のあるままに正直に甘えてきてくれる。「この様なお姿はこれからも私にだけ見せて下さい。・・というより、こんなにも愛らしいあなた様を誰にも見せたくはありません。」「ふふ、、、大げさではないか?」テヒョンはジョングクの独占欲に絆された。「私はあなた様のその可愛らしさには抗えないようです。」「参ったな、、、君の歯の浮くようなセリフは、もう僕には心地良いものになってしまっているみたいだ。」「本当でございますか!では何度も申しましょう。」テヒョンは笑い転げた。やきもちを妬いたり、甘えたいと思ったり、どうにもコントロール出来ない自分の感情そのものが可笑しかった。今までにも似たような感情を何度も経験してきたはずだったからだ。パックスが二人とも起きたのなら遊んで欲しいとせがみにやって来た。昼食の時間になり食堂に集まる。大公も伯爵家にやってきていて、セオドラ卿とソレンティーノ伯爵と談笑していた。「アンジェロ殿、先程は失礼致しました。」テヒョンがにこやかに握手を求めた。「いいえ、私が失礼な格好を晒してしまったのです。テヒョン様にはご不快であったはず。申し訳ありませんでした。それと、どうかジョングクのようにアンジェとお呼び下さい。」「はい、ではそのように。」テヒョンはそう言って笑うと大公達の所に向かった。アンジェロは付いて行こうとするジョングクの腕を掴んで止めた。「おい、テヒョン様はとてもご機嫌なご様子だが、、、ジョン、お前どうやって宥めたのだ?」「別に宥めたりなどしていませんよ。」「へぇ、、、」アンジェロがニヤニヤしながら顔を覗き見る。「なんです?」「いや、お前にそんな《恋愛スキル》が備わっていたとはな〜〜。」「そんなもの、あるわけないじゃないですか。」何を言っているのかと言うように笑った。「ま、どちらにしろお前達はうまくいっているということだな。それでいい。」アンジェロが憂いを帯びた笑みで言う。ジョングクは遠く離れ離れになっている、アンジェロの想い人の事を思い背中を軽く叩いた。皆が揃って食事の席に着く。テヒョンの隣にはジョングクが座り、何やら二人で楽しそうに話しながら微笑み合ったりしている。セオドラ卿とソレンティーノ伯爵は、先程までの不機嫌な様子と打って変わって上機嫌なテヒョンの様子に驚いた。「どうなっているのだ?」ソレンティーノ伯爵がそっとセオドラ卿に訊いた。「さぁ、、私にも分かりませんな。」テヒョンとジョングクと、他の面々の雰囲気に温度差を感じた大公が、何があったのかと不思議に思っていると、「大公殿下には後ほどお教え致します。」笑いながらソレンティーノ伯爵が耳打ちをした。大公はその言葉と共に、いつも以上に《二人だけの世界》になっている二人を見て大体の見当がついた。昼食が済むと大公とテヒョン、セオドラ卿にジョングクとソレンティーノ伯爵親子は揃って国王の宮殿に向かった。「父上、軍務に直接関係していない私も同席して宜しいのでしょうか。」この面子で国王の元に参内する理由は、P国関連のシビアな話であろう事はテヒョンにも想像がついていた。「お前も王位を継承する王族の一員であるのだから、今日は聞いておいたがよかろう。それに、、、お前も婚約者の今後が気になるだろう?」「お気遣いありがとうございます。」大公は笑ってテヒョンの頭を撫でた。宮殿に到着すると、国王の執務室の隣の控室に通された。馬車が別であったジョングクが、すかさずテヒョンの隣に座る。片時も離れずそばにいようとする二人に、親である大公とセオドラ卿には何かしらの《覚悟》があるように見えた。皆が紅茶で談笑しながら国王が公務から戻るのを待った。大公達がやっと執務室に通されると、すぐに国王が合流した。「待たせたな。」全員が席を立って迎える。「ソレンティーノ伯爵、遠路ご苦労だな。今回はあの優秀なアンジェロも一緒であったな。」「国王陛下にはご機嫌麗しく存じます。息子を覚えていて下さいましたか。」「勿論だ。留学の頃依頼だな。久しぶりだ。」「ご無沙汰致しております、国王陛下。」「あの頃、留学生で我が国の士官学校を首席で卒業したのは、アンジェロだけだったから尚更よく覚えておる。」「はっ、光栄でございます。」「あの大人しいジョングクが、従兄のお前によく対抗しておったな。」「はい、従兄上にはとても敵いませんでしたが、懐かしく思い出されます。」執務室の中では和やかに挨拶が済んだのだが、国王の次の言葉でその場が緊張感で包まれる。「早速であるが、アンジェロとジョングクには《ヴァンティエスト》としての予備訓練に入ってもらう。各国のヴァンティエストが直ちに我が国に集まってくる予定だ。」テヒョンが前を見据えたままジョングクの手を掴んだ。「ヴァンティエスト率いる特殊部隊は、ここに居る者達が知る通り、完全なる最高機密組織だ。訓練も人員組織も何もかも非公開となっている。今回初の会合参加となったテヒョンよ、その旨の理解はよいな?」「はい。、、、承知致しております。」ジョングクが特殊部隊での訓練に入る。テヒョンは訓練の先に出動が控えている事を悟った。ただもう次から次へと変わる状況に、いちいち反応しないようにした。王族たるもの毅然と物事に対応するという威厳を保たなければならない。また一方では自身を守る為の防衛反応でもあった。訓練の話題に入ってから、ジョングクもアンジェロも目つきが既に変わっていた。既にヴァンティエストとしての切り替えが始まっているようだ。ヴァンティエストが組む特殊部隊は、通常の軍隊にあるような特殊部隊とは違う。そもそも国の軍とも組織が違う上、必要にならない限り組織編成はない。今回、《ヴァンティエストの特殊部隊が訓練に入る事になった》ということはどういうことなのか、自ずと答えは出てくることになる。P国の王位継承権の略奪を企てた者が、ガヴェレナ系のヴァンティーダであること、そしてその首謀者が判明したのだ。セオドラ卿は立ち上がると、詳細を説明した。【ヴァンティエストの特殊部隊】P国はその昔、ガヴェレナ系のヴァンティーダが統治している国であった。ヨーロッパを掌握する野望を持った、レオニード・ヴィダ・グラナートという皇帝が独裁政権を握り、ニュウマリー族の国々にまで侵略戦争を仕掛けた為、ヴァンティエスト達に鎮圧された。しかし、その子孫にあたる者達が度々先祖の思想を《正義》として掲げ、ヨーロッパを脅かしてきた。独裁政権を握っていた元皇帝の子孫に当たる、ガヴェレナ系のヴァンティーダが王位継承権の略奪を企てている事は分かっていた。だか、首謀者の特定が出来なかった。しかし、今回ついに雲隠れしてなかなか見えなかった首謀者が判明したのだ。セルゲイ・ヴィダ・アルテミエフという者が首謀者だった。この者はヴァンティーダがP国を統治していた時代の、レオニード・ヴィダ・グラナート皇帝の直系子孫ではなく分家子孫に当たる。ジョングクの祖父の時代に、反乱を起こした皇帝の子孫が処刑となったことで直系の血筋は途絶えていた。そして、度重なる反乱に次は関係者の処刑も免れる事はないと法が変わり、生かされる代わりとして貴族の身分が剥奪された。その為系図の記録が無くなっていて今回の捜索が難航した。また、中立国で彼等をかくまっていたのが、ニュウマリー族の軍国主義を掲げる過激派組織で、ヨーロッパの国々が同盟を結んでいる事に、真っ向から反対を唱えている事も判明していた。この二つの組織が共謀して、暴動を起こさせていた証拠も明らかになった。このまま放置しておけば、ヨーロッパ中が戦場化するのは目に見えていた。援軍を出すより、最強の武力を備えたヴァンティエストを派遣して、元凶の息の根を絶つしかない。テヒョンには大きく重い歯車がガツンと音を立てて動いたたように聞こえた。「いよいよ我々の出動でございますね、陛下。」アンジェロがそう言うと、ジョングクも身を乗り出した。国王は二人の顔を交互に見ると、「残念ながら、、、そういうことになってしまったな。」と重い口調で答えた。テヒョンは両手を膝に置いて、拳を握りずっと目を瞑って聞いていた。「訓練に入る前に色々と調整しなければならぬ事がある。」その言葉を聞いたテヒョンが立ち上がる。「機密なお話が始まるのであれば私はこれで。」部屋を出ようと扉に向かった。「では、休憩を挟んで続きは後で。」国王が目でテヒョンを追うジョングクを見て即座に言った。テヒョンは執務室を出ると自分の控室に向かい足早に廊下を進んていく。「テヒョン様!」ジョングクの声が追いかけてきたが止まろうとはしない。「お待ち下さい!」段々と近付いて聞こえてくる。振り返らず、止まることもなくただ平静を装いスタスタと足を進めた。「待って下さい、テヒョン様。」ついにジョングクは追いついて、手首を掴んで止めた。「これから大事な話があるだろう、、、僕の事はいいから、早くそちらに行け。」テヒョンは前を向いたまま言い切った。ジョングクか無理やり両肩を掴んで振り向かせる。「テヒョン様・・・・」両目に一杯涙を貯めた切ない表情がジョングクを見つめた。「・・・何も、、言うな、、」ジョングクが何かを言えば、抑えている気持ちが張り裂けそうだった。「私は何も申しません。ですからあなた様が私に仰って下さい。」儚げに立ち尽くす身体をジョングクは抱きしめて言った。「・・・嫌だ、、、何も言いたくない。今の僕には君を困らせる《泣き言》しか出てこない、、、」人影が見えたので、ジョングクは近くの部屋の扉に手をかけた。運良く解錠されていたのでテヒョンを連れて中へ入る。部屋には誰もいなかった。ジョングクは扉を閉めて壁側にテヒョンをもたせかけると、両手で頬を包んで言った。「あなた様のお気持ちを私にぶつけて下さいませ。」テヒョンは唇をつぐんで首を振り言葉を封印した。だが、さすがに涙だけはどうにも止めようがないようだ。「テヒョン、、、」ジョングクは敬称で呼ぶのをやめた。「お願いだから想いをぶつけて、、、私にはあなたからのそれがどうしても必要なんです。」「・・・ジョングク、、、」「あなたの本心が私を困らせるものであってもそれがいいのです!、、、だって私はあなたの想いを持って、、、あなたを守る為に《行く》のだから。」テヒョンはその最後の言葉を聞いた途端にジョングクにしがみついた。「嫌だ、、、行くな!」ようやく本心をぶつけた。「どうして僕を一人置いて行くの?それも、、、心優しい君がなぜ軍人で、、、戦地に行かなければならないのだ?、、、」ジョングクは堰を切ったように飛び出してくるテヒョンの言葉を噛み締める。《自分は最愛の人からこれほどまでも必要とされている》この実感こそが命を懸けて戦いに挑む今、一番に欲しかったものなのだ。テヒョンの悲痛な想いを身体ごと包み込むように抱きしめた。「離れたくない!離したくない!僕も一緒に連れて行け!君がこの先背負う業を背負わせてくれ、、、!」思いの丈を訴えながらジョングクの腕の中で泣き崩れる。力が抜けたテヒョンの身体を支えると静かに言った。 「ああ、、、その言葉を聞きたかった、、、、あなたが《泣き言》だというその想いは、私の後ろ髪を思い切り引っ張ってくれる、、、私の居場所はあなたの隣だと分からせてくれる。」テヒョンは泣き続けた。子どものように声を上げて泣いていた。ジョングクは大切な人の叫びたい本音を我慢させたまま発ちたくなかった。それに、大公子、公爵の威厳のまま送られたくもなかった。生身のテヒョンとして、想い人であり婚約者の姿で送られたいと願ったのだ。『行かないでくれ、一緒に連れて行け』という言葉は大切な人を守ろうとするジョングクの心の根幹にしっかりと響いた。しがみつく言葉というのは、帰る場所を明確にするものなのだ。「本気でしがみついてくれたおかげで、私はあなたの元に帰って来れます。」「うう〜〜〜〜・・・・・」テヒョンは嗚咽しながら泣いていた。廊下にはジョングクの後を密かに追ってきていた国王がいて、二人が入っていった部屋の扉の前にいた。微かに漏れ聞こえてくるテヒョンとジョングクのやり取りが国王の頬を濡らした。結局、ヴァンティエスト達の特殊部隊は派遣されることになってしまった。国王の耳に残るテヒョンの嘆き悲しむ声は、大切な人達を戦場へ送って残された人々の思いと重なって聞こえた。しかし、国や国民を守る最高責任者として嘆いてばかりはいられない。国王は固く拳を握りその場から離れた。※ 画像お借りしました
「ねぇ。翔さん。お花見行かない?」もう、どっぶりと夜も更けた。ついさっきまで、花見客で騒がしかった川沿いの道。桜並木で桃色に彩られたその道沿いの少し奥まったところに、翔の営む和菓子屋「さくらい」はある。やっと片付け、明日の仕込みが終わり、店の灯りを落とそうかとおもった矢先に、店先にバイクの音。あにはからんや、バイクから降りてきたのが、雅紀である。「いや、雅紀、もう夜も遅いしお前も明日があるだろ?やめとこうよ。」雅紀は、相葉寿司の一人息子。職人としてもいい腕だが、魚の買い付けなどで朝も早い。和菓子屋の翔とは、どっこいどっこいの生活時間のはずである。「いーから。いーから。俺が翔さんと桜見たいんだよ。いいだろ。ちょっとだけ。バイクの後ろ。ほら、ヘルメット。」ひょいとヘルメットを投げられれば、当たり前のようにそれを受け取らない奴はいない。翔が受け取った瞬間、当たり前のように手を差し伸べる雅紀は、まるで白馬の王子様のようだ。ったく。いちいちやることが、様になっててかっこいいんだよ。断れねぇよ。翔は心の中で悪態をつくが、黙ってひらりと雅紀が乗るバイクの後ろにまたがる。「おけ?じゃ、いくよ。しゅっぱーつっ。」相変わらず、ひらがなまじりの発音の雅紀の言葉に苦笑いしながら、雅紀の腰に両手を回せば、バイクは、ライトで白い花びらを照らしながら、桜の木の下を軽やかに駆けていく。「なぁ。雅紀。どこに行くの?」そこら辺を一周するだけかとおもったのに、バイクはとうに川沿いの道など通り抜け、市街地横の細い道を駆け抜けていく。雅紀の細い腰にしがみつきながら、尋ねるが、「んー。だれもいないとこ。」相変わらず、雅紀の返事は要領を得ない。このまま降ろしてもらうことは難しいと諦めて雅紀の背中に頬をつければ、雅紀の駆るバイクは街中(まちなか)を一筋の光線のように駆け抜けていく。「あ、ここ。この桜。翔さんと見たかったの。」やっとバイクが止まったのは山の上。大きな枝を張り出した堂々とした桜の老木。「立派だな。」太い幹や枝のわりには、桜の花が少ないかとはおもったが、堂々とした大木は、その存在だけでも翔を圧倒する。桜の花を見上げながら、拝む夜空は、この上なく風情があり、またその上から 差し込む月の光は、清浄として 悪いものから己を守ってくれるかのようだ。「あのさ。翔さん。」ヘルメット片手に、雅紀がこちらを向く。「なんだ?雅紀。」まだ少し寒い春の夜に、当たり前のように肩を抱く雅紀の体温は温かい。「この染井吉野さ。寿命なんだって。今年で見られなくなるらしい。」「そうか。」それしか言えずにくちごもる。たしか、ニュースで聞いたことがある。ソメイヨシノはクローンで、同じ木を接木で増やしていったものらしい。だから、寿命が60年くらいで、いまちょうどその時期にあたるとか。しかし、この老木はもっと長い月日をここで1人で過ごしてきたんだろう。太い幹の割れ目や、苔むした樹皮など、年月と苦労を感じさせる。雅紀はそんな俺を包み込むように、なおも話し続ける。「俺、こうやってずっと翔さんと、綺麗なものや素敵なもの見て、これからも一緒に暮らしたい。この桜の木のように穏やかに二人で年月を過ごしたい。そして、年月を重ねて、ゆっくりと二人で老いていきたいんだ。いいかな。」「いいにきまってんだろ。そんなこと聞くな。」照れ臭くて赤くなった頬に、雅紀の手がかかる。桜の木の下で誓いを交わすようにくちづけを交わす二人を桜の花の間から漏れる月の光がやさしく照らしていた。⭐︎おしまい⭐︎ひょこ。へへへへ。こっそり、投げ落としておきます。誰か見つけてよんでくれたらうれしいな。コメントは公開します。
銀河の渚 Dreamscape
(写真:キム・ウジン)★KIM WOOJIN ★김우진「Drive Away」(公式音楽ビデオ)ご紹介した動画は、キム・ウジンさんの2023年12月15日に公開された音楽ビデオで、「Drive Away」でした。この曲、(あまりそういう風には感じられないけれど)、実は逃避行、一種の駆け落ちを扱った曲だったんですよね。でもすごく明るい感じなので、駆け落ちの悲壮さがぜんぜん無いのがアイドルらしくて、とても青春している曲なのでした。(写真:キム・ウジン)それと対象的なのが、SKZリーダーさんとヒョンジンくんの新曲「エスケープ」なのでした。音楽ビデオとしては、完成度が高いのですが、内容がちょっと危ない系で、良い子のアイドルとはとても思えない曲なのでした。作詞はSKZリーダーさんとヒョンジンくんなんだけれど、この動画を見ていてヒョンジンくん大丈夫なのかな・・・?と少し心配してしまいました。誰も知らない場所に二人で行きたい相手は、(坊主頭を見るたび感じてしまいます)、会うことが難しいウジンくんに決ってますからね。フラッシュバックの危険性を考えると、SKZメンバーとはウジンくんは会わない方が良いに決っているし、ウジンくんを救ったSMの関係者が今はウジンくんの家族のようなものです。それと同時に、リーダーさんのヒョンジンくんへの執着もとても感じてしまいました。(ヒョンジンが坊主頭にしたのは、ウジンが軍隊に行く為に、坊主頭にしたころ)(写真:今は兵役中のウジン)キム・ウジン「5AM」(写真:新兵基礎訓練も終え、陸軍軍楽隊で活躍するウジン)(写真:キム・ウジン)wooVlog 第92話(2023年2月14日公開)★ウジンと陶芸ワークショップ体験★ご紹介した動画は、2年前のバレンタインデーにウジンくんの公式YouTubeチャンネルが公開した動画で、「ウジンと陶芸ワークショップ体験」でした。(写真:キム・ウジン)なぜ今頃になって、昔の動画を引っ張り出してきたかというと、最近のSKZの動画のなかに、陶芸に挑戦しているヒョンジンくんとハンくん、そしてリノさんの映像を見つけたからなのでした。ヒョンジンくんは、ウジンくんの真似をする傾向があったので、いつかするだろうと思っていたのですが、ついに実行です。(でも、動画を見た印象としては、どうもヒョンジンくんは初体験ではなさそうなのです。ウジンくんの動画が公開されたのは、2年前なので、たぶんひとりで何回か陶芸体験コースに行っていたように思われるのでした)。(写真:本当はとってもかわいい性格のヒョンジン)(写真:Stray Kidsリノ、ハン、ヒョンジン)「Two Kids Room」(ウジン×リノ)「Two Kids Room」(ウジン×ハン)「Two Kids Room」(ウジン×ヒョンジン)(写真:ヒョンジン)ESCAPE (Bang Chan & Hyunjin)Amazon(アマゾン)250円★日本ブログ村ランキングに参加しています。 記事を書くとき、とても励みになりますので、 ポチッとクリック、よろしくおのがい致します。 ↓ ↓ ↓にほんブログ村 Kim Woojin I LIKE THE WAY 3rd Mini Album CD+Folded poster on pack+Booklet+Photocard+Photocard stand+4Cut photo+Postcard+Tracking Sealed WOO JIN (OFF STAGE Version)Amazon(アマゾン)3,200〜3,400円
それからの成均館
㊟成均館スキャンダルの登場人物による創作です。 ご注意ください。 「やあやあ、イ・ソンジュン!調子はどうだい?!」 会議の後、一旦休憩となった時間にヨンハがやってきた。会議には出ていないが、会議の内容は報告する。数字の話だからだ。数字自体は把握しているはずだが、経理として何を注意して業務に当たるか、他部署との疎通確認事項は何か、数字上の懸念点などの内容は会議で出たもので、社員の意見や部署としての意志が入っているものだ。経営者としては把握するべきことだと必ず報告は上げているが、まだ上がっていないはずだ。今、会議は終わったところなのだから。 「どっちの調子ですか?」 「そりゃ、研修先での調子だよ。経理の方は後でレポート読むからさ!」 ちょっとお茶しよう、と朗らかにソンジュンを誘い、ヨンハは自分専用の執務室にソンジュンを連れ込んだ。誰も何も言わない。副社長と社員という関係以上に、ヨンハとソンジュンが先輩後輩、友人であるとの認識は、一年にもならない期間に徹底的に認識されてしまった。 「正規の引っ越しは一度ありましたよ。」 「正規の、っていうことは裏口のもあるのかな?」 とぼけた口調で言うヨンハは、既に言いつけてあったのだろう秘書が出してきたコーヒーをソンジュンに勧めながらゆったりと笑った。 「ご存じなんでしょう?」 ソンジュンが睨むと、あはは、とヨンハは笑った。 「知ってる知ってる。裏口なんてのはないよ。ウエブで依頼されるか電話で直接依頼されるかの違いだからね。売り上げも報告もちゃんと上がってくるしね。」 そうなのだ。ユニやジェシンに、『夜逃げ』と言われる引っ越しの依頼も、ちゃんと仕事をした分の請求はするし、売り上げとして上げる、と聞いていた。昨日でようやくその経営システムを了解できたのだ。 引っ越しの件数、総売上自体はそのままの数字を本社に報告する。ただ、『月ウサギ配送サービス』は『ウサギ配送サービス』のいち部署ではなく、フランチャイズの扱いなので、母体に納めるのは件数掛ける契約上の歩合の金額なのだ。当然、人件費等の経費は『月ウサギ配送サービス』の中で処理するもので、納めた後の残りの金から配送に掛かった金額(燃料代など)、人件費、消耗品費や雑費を賄う。ただ、引っ越しに必要な資材・・・段ボールや梱包材などは『ウサギ配送サービス』から支給されているので楽ではある、とのことだった。これに関しては、夜中に引っ越しをするとかかる人件費などの軽減分を資材に回してもおつりがくる、とのことだそうで、別に恩に着るほどのことではない、と思っているとジェシンが真顔で言っていたが。 「俺が思うに、人件費の中にコロの分は入っていないと思うぞ。ユニちゃんと、もう一人アジョシがいるだろ?その人に支払う分でかつかつなんじゃないかな?」 「俺も金額を聞いていたらそう思います・・・まあ 『正規』ルートの引っ越しは高額ですから多少はましなんでしょうけど。」 「だがそっちは荷も多いし、時間もかかる。人件費は増えるぜ。慰め程度の利益だろうな。」 まあ、とヨンハはつづけた。 「俺が話を持っていったとき、コロはしばらく考えてからちゃんと答えをくれてる。考えがあって引き受けてくれて、予想以上に長く続けてくれていることを考えると、よほどの赤字予想が考えられない限りは静観しておこうと思ってね。それに、コロは慈善事業をしているつもりはないよ、絶対に。社会正義は、当然弁護士なんだから意識高く持っているだろうが、それをばらまくタイプじゃない。君もできるだけ平らかな視点で『月ウサギ配送サービス』の仕事を研修して来るといい。」 ソンジュンは頷いてコーヒーを飲んだ。今日、会社を退社したら、その足で『月ウサギ配送サービス』の事務所に向かう。夜中、日付が変わる0時から、『月ウサギ配送サービス』の本来の顔ともいえる業務が待っているのだ。 ごちそうさまでした、と立ち上がるソンジュンに、頑張ってこい、とヨンハが笑いかけていた。にほんブログ村
あれは僕が小学校5年生のときです。あ、話を始める前に、うちの家族を紹介しておいたほうがいいですよね。父と母と僕、1歳になった弟です。その2年前まではおばあちゃん、父の母親がいたんだけど、病気で亡くなってました。おじいちゃんは、僕がまだ幼稚園の頃に亡くなったはずです。それでこの話、そのおばあちゃんのことと関係があるんですが、いまだにどういう意味だったのかよくわからないんです。だから、ここのみなさんがもし何かわかるのなら、ぜひ教えてほしいと思って。話の始まりは弟なんです。当時1歳だからもう歩けるんだけど、まだよくしゃべれなませんでした。うちは祖父が建てた一軒家で、そこにそのまま住んでたんですが、部屋数もけっこうありましたね。それで、その弟が、母親が目を離すとすぐに、1階の一番奥にある仏間に入っていくんです、襖2枚の引き戸なんだけど、それを自分で開けて。そこは元おばあちゃんの部屋で、おばあちゃんはそこで亡くなったんです。朝、起きてこなくて、母が見にいったらもう冷たくなってたっていう。はい、その前日まで表の草とりとかしてたので、ピンピンコロリってことです。両親とも、亡くなるならおばあちゃんみたいにしたいって言ってましたね。で、そのときは部屋は誰も使ってなくて、仏壇にはおじいちゃんとおばあちゃんの遺影が仲よく並んでたのを覚えてます。え、仏壇の扉? いつも開いてたと思います。朝に母親がお水をお供えしお線香をあげて、それからずっと。でね、母親が料理とかしてて、弟の姿が見えないと、僕に探してきてって言いつけまして。またおばあちゃんの部屋だろうと思って見にいくと、やっぱりいて、部屋の真ん中に座ってるんです。おばあちゃんの使ってたタンスとかはもう片づけてたので、仏壇以外に何もない部屋なんですよ。今考えれば、赤ちゃんの興味を引くものなんてないと思うんだけど、弟は仏壇に背を向ける格好で、部屋の隅を見てたんです。いつもすごい上機嫌でした。にこにこ笑いながらじっと何もないところを見てて、僕が抱き上げてつれてこうとすると嫌がったんです。不思議でしょう。仏壇のほうを見てるならわからなくもないけど。それでね、「ここに何かあるの」とか言いながら、弟の視線の先の空間に手をかざしてみたことがあるんです。けど、当然ながら何もない・・・ただ、1回だけそのあたりの空気が冷たい感じがしたことはありました。まあ、気のせいだろうと思ってましたけど。でね、僕に抱っこされて部屋から出るとき、弟はいつも見てた部屋の隅に向かって手を振ってたんです。最近、実話怪談とかを読むようになったんですけど、赤ちゃんのときって、大人に見えないものが見えたりすることがあるみたいなんですよね・・・ それで、僕が夏休み中のことだったと思います。弟は1歳半を過ぎて、片言だけど少ししゃべれるようになってました。その日の夕食前です。7時くらいかな。母親がちょっと目を離したすきにやっぱり弟がいなくなって、「またおばあちゃんの部屋だから見てきて」って母親に言われました。行ってみると、部屋の襖は少し開いてて、けど、そんな時間だから中は真っ暗で、さすがにいないだろと思ったんです。暗いとこは怖がってましたし。いちおう入って電気のひもを引っぱると、部屋の隅に弟がいたんです。すごく不自然な姿でした。足は畳についてるのに体は斜めになってて、まるで見えない大きなボールとかがあって、それにもたれてるような格好だったんです。「え!?」弟はうっとりした顔で目を閉じてましたが、眠ってないのはわかりました。「どういうこと?」そう言いながら近づいて弟を抱き上げたとき、弟がもたれていた空間にぼよんとした感触を感じたんです。うまく説明できないけど、パンパンにふくらましたゴム風船を押したような感じ。「わっ」びっくりして弟を抱えたまま後ろに退がると、弟が目を開けて「うーっ」とうなったんです。それから、むちゃくちゃに手足を振り回して暴れ出しました。顔を引っかかれて手を離しそうになったとき、後ろの仏壇のほうでカタンという音がしたんです。弟を抱えたまま体ごとふり向くと、おばあちゃんの遺影が下の畳に落ちてました。暴れてた弟の体から急に力が抜けてくたっとなったんで、小走りで居間に戻り、テレビを見てた父に今起きたことを話したんですよ。父は、何をバカなみたいな顔をしてましたが、機嫌がよくなってる弟を抱き上げると、仏間を見にいったんです。僕がおそるおそる後をついてくと、電気がついたままの部屋に入って、「何もないぞ、けど、写真は落ちてるな。これでびっくりしたんだろ、もうすぐ6年生なのに怖がりだな」そう言っておばあちゃんの写真をもとに戻し、部屋の電気を消しました。それから居間に戻ったんですが、父に抱かれながら、弟が誰もいない暗い仏間の中に向かってやっぱりバイバイをしたんです。それで次の日、父が仕事に出た後に、母にその話をしました。母は真面目に聞いてくれて「うーん、何か変なものがいるとは思えないけど、あの部屋はチャッカマンとかもあるし、入れないようにしようか」それで、僕と弟を連れて近くのホムセンに行き、店員さんに話をして、襖にはさんで開かなくする金具を買ったんです。それだと弟は手が届かないから開けられない。母親は、さっき言ったように毎朝、仏壇にお供えをするのは続けてましたけども。それからしばらくは何事も起きませんでした。不思議なことに、金具がついてから、弟は仏間に行こうとしなくなったんです。ただ・・・一度だけ、母がこんなことを言ってました。「仏壇のお水がすごく減る。夏だからかもしれないけど、茶碗半分も蒸発するものかな。おばあちゃん、もしかしてのどが渇いてるのかな」って。それから10日くらいして、夏休みがもうすぐ終わるってときです。僕は宿題を溜めてしまってたので、12時頃までそれやってました。僕の部屋は2階にあるんだけど、トイレに降りてきたときに、パン、パンという下敷きで机を叩くような音が、かすかに聞こえたんです。廊下の突きあたりの仏間のほうからです。気味が悪かったけどこわごわ近づいていくと、襖の引き戸がパンという音がするたびに少しふくらんだんです。部屋の中から何かが戸にあたってるんだと思いました。そのとき僕の頭の中に、大きな柔らかいボールが仏間の中を飛んでるイメージが浮かんできたんです。もちろん開けて確かめたりはしないで、自分の部屋に戻りました。夏休みが終わってからですね。あるとき、夕食中に弟が食べたものを吐いたんです。具合が悪そうで、でも、はかっても熱はなかったので、明日の朝になっても調子悪ければ病院に連れていこうってことで、1階にある両親の寝室に寝かせました。その夜の2時過ぎです。階下が騒がしくて目を覚ましたんです。両親が何か大声を出してる。寝ぼけながらも階段を降りていくと、2人が仏間の前にいて、必死で戸を開けようとしてたんです。「どうしたの!?」という僕の問いに答えず、父は両手で襖を外して中に走り込み、電気をつけたんです。あのいつもの部屋の隅で、弟がうつ伏せに浮いてました。いえ、うっすら水色の透明な直径1mくらいのボールがあって、弟がその上に乗ってたんです。両親は駆け寄ろうしたんですが、どういうわけか部屋の隅に行けない。僕も近くまでいくとボヨンと撥ねつけられたんです。透明な壁みたいなのがあって、そこだけ遮られてるっていうか。そうしてるうち、弟の体が顔からボールにめり込み始めたんです。微生物が他の小さい微生物をとり込むみたいに。「あ、あ、あ」母が声を上げ、弟の体が半分までボールの中に沈んだとき、奥のところにもう一つ何かが浮き出てきたんです。・・・おばあちゃんでした。おばあちゃんは白黒で、生きてたとき座ってお茶を飲んでるときのポーズで顔をかがめ、ボールに口をつけて吸い始めました・・・どのくらい時間がたったか。いつのまにかボールとおばあちゃんの姿のどっちも消え、弟がうつ伏せに倒れてました。父が踏み込むと中に入れ、抱き上げることができたんですよ。あれから4年たって、弟は5歳になりましたが、当然というか、当時のことは何も覚えてません。
ネオダダ俳句
==========================何日か前までは、窓から黄砂がはっきりと見えていました。今はきれいな空で、遠くまで見通せます。政治の世界でも、こうして彼方まで見通せたら、どれほど良いでしょう。政治の世界だけではなく、法曹界でも、きれいに遠くまで見通せることは出来るのでしょうか。政界でも、法曹界でも、いつでも黄砂は、空間を流れ続けているのでしょうか。そしてその二つの世界が手を取り合えば、いかなる理不尽な行為もなすことが可能であることを、「伊達判決」を無力化したことが証明しているのでしょう。日本国政府。米国政府。そして最高裁。この三つの組織が築き上げた、偽りの巨塔。けれど、いかに権力を行使しても、市民、農民、学生たちは、1ミリたりとも米軍基地が広がることを阻止しました。その代償として、7人の学生が起訴されましたが。そしてその裁判で、三権分立が言葉だけでしかないことを、如実にあらわしました。田中最高裁長官は、アメリカ駐日大使に、裁判の経過を、何度か伝えていました。その行為への、司法の世界に身を置く高裁判事は、「疑念を抱かせるが、違法性はない」と言い切ったのです。この体質は、2025年でも変わってはいないのでしょうか?==========================2010年04月04日(以下の前回ネット書き込み日) ⬇ ⬇(C) Sandino.All rights reserved.先週30日火曜日、伊達判決を書いた。昨日3日土曜日、東京新聞一面トップの見出し。「伊達判決で日米会談」「米圧力疑惑の記録開示」日米政府だけでなく、司法の最高位までが加担した、跳躍上告。その事実が、黄沙降る中、虫が穴を出ずるように、姿を見せはじめている。今日の俳句 霾りて穴出でし虫隅隅し ツチフリテ アナイデシムシ クマグマシ 補足 「霾る」風に吹き上げられた土や砂が降る 「隅隅し」隠しだてが多い
ここだけ押さえれば大丈夫!居酒屋で知ったかぶりできる、国際ニュースの「超簡単」ツボ解説
いったい、どちらの言い分が正しいのか。 またも英ヘンリー王子を巡るドタバタ騒動が波紋を呼んでいる。 ヘンリー王子が母の故ダイアナ元妃を追悼して、アフリカ南部レソトのセーイソ王子と共同で、エイズと生きる若者を支援する目的とした慈善団体「サンタバリー」のパトロン職を辞任したのは2006年のこと。 サンタバリーはレソトの言葉で「私を忘れないで」を意味するが、レソトはHIV感染率が世界の中でも特に高い国で、04年にレソトを訪問した際、その現状を目にした王子は「セーイソ王子の母と私自身の母の思い出として」(20年の本人談)設立したとされている。 以来、王子は同団体が主催するチャリティポロマッチにも度々出場してきたが、現地時間の3月26日、突如、セーイソ王子と共同で声明を発表。 「慈善団体の理事と理事長の関係が修復不可能なほどに崩壊し、耐え難い状況を生み出したことは壊滅的です。組織のパトロンとしての役割を辞任し、同じことをしなければならなかった理事会を支援し、連帯します」と、同団体のパトロン職を退いたこと、ただ、変わらずに理事会を支援していくことを発表したのである。 実は23年7月にソフィー・チャンダウカ氏が新理事に就任して以来、複数の理事との間で対立が起こった。 結果、チャンダウカ氏に不満を持った理事たちが彼女に辞任を要求したものの、これに激怒したチャンダウカ氏が自身の地位保全を求めて同団体を相手取り、イギリスの高等裁判所に訴訟を起こしたという。 ただ、それだけなら理事長と理事会との内乱で、パトロンという立場のヘンリー王子に直接原因があるわけではないのだが、メディアの取材に対しチャンダウカ理事長は、「私の行動は社会的地位や経済力に関係なく、誰もが公平で公正な扱いを受けるという原則に基づく。この世界には、まるで法を超えた存在のように振る舞って人々を不当に扱う人たちがいる。彼らは被害者の役割を演じ、自分たちが軽蔑するマスコミを利用して、自分の行為に異を唱える勇気を持つ相手を傷つける」とコメント。 「変わらず理事会を支持する」と表明したヘンリー王子を名指しこそしていないものの、「法を超えた存在」「被害者のカードを切っている」と非難した上で、組織内での「権力の濫用、いじめ、嫌がらせ、女性蔑視」に対する認識を高めようとしたことで標的にされたと反論したことで、波紋が広がることになったのだ。 さらに、29日に英スカイニュースの取材を応じたチャンダウカ氏は、ヘンリー王子による「大規模なハラスメントといじめがあった」を告発。 パトロンの辞任を公表したことについて、「ヘンリー王子側は、私や慈善団体の事務局に報告することなく、外部に対して有害な情報を流した。ヘンリー王子側の攻撃が私や慈善団体の関係者やその家族に何をもたらしたか、想像できるだろうか。これは彼らによるハラスメントといじめの一例だ」と怒りを爆発させた。 現状、チャンダウカ氏の告発について、ヘンリー王子側はコメントしていないが、2024年4月に行われたポロのチャリティマッチ表彰式で、メーガン妃がある女性に対し、ヘンリー王子の横に立たぬよう求めたシーンが放映されたことがあり、実はこの時の女性がチャンダウカ氏だった。 そのため、一部メディアでは、彼女と王子夫妻とは最初から仲が悪かったのではないかと報じているが…。 米追放問題の次は、いじめ&セクハラ疑惑…。お騒がせは相変わらずのようだ。
大道修の小説
七つ道具を入れたリックを背負ってきたが、それはどうも必要性がないように感じられた。こうした昔風の造りの平屋は引き戸や窓がたくさん付いており、大抵はそのいずれかに鍵がかかってないことが多い。第一、文字通りの野中の一軒家ではないか、玄関の鍵だって必要性がないとみて掛けてないかも知れない。 それでも、純一は裏に回った。いくらなんでも正面から攻めることには抵抗があるし、常道に反する。裏庭には井戸があった。その向こうは鬱蒼とした竹林である。軒下には墓石を倒したような大きな縁石があり、その上が2間ばかりの縁側になっている。その端っこの出っ張りはどうやら便所のようだ。 純一は縁側のガラス戸をそっと押してみた。案の定、開く。彼はほくそ笑んで、中に体を入れようと両腕を突っ張り縁側に片足を掛けた。その瞬間、彼の目に閃光が映った。そしてバシッときた。物差しで額を叩かれたような感覚だった。ただそれだけのことだったが、彼は裏庭に弾き飛ばされ地べたに倒れた時には死んでいた。後頭部が吹き飛んで、脳みそや骨や組織が赤黒い血と共に流れだしている。 スリーフィンガーズ・エディ・ガーラが筒の長いハンドガンを片手に家の中の闇から姿を現わした。 くぐもった発射音がしたが、寝ている者を起こすほどではなかったらしい。エディはしばらく純一の亡骸を見つめていたが、なにごともなかったかのように家の中に消えた。 「エディがまたやったのよ!」 白鳥学がスマホで里村君枝の金切り声を聞いたのは明け方近くだった。 「やったてなにをだ?」 白鳥は遅くまで飲んでいたアルコールが重く堆積していて、物事を正確に判断するのに時間を要する有様である。彼は目をパチパチさせ必死に首を振った。 「決まってるでしょ!人殺しよ。おまけに耕一まで消えたわ」 「なんだとーッ、エディが里村殺したのかーッ」 白鳥は脳天を突き抜ける思いで怒号を発した。まるでスマホを呑みこまんばかりである。 「違うったら、死んだのは泥棒。耕一はエディが連れ出したの」 「なんだ、なんだ?もっとわかるように説明しろ」 「いい、よく聞いてちょうだい。わたしはトイレに起きたの。裏のガラス戸が開いてて泥棒が死んでたのよ。頭を撃たれてね。そして、弟がいなくなってた。エディの仕業よ」 「しかし、なんだって泥棒なんだ?わけがわからん」白鳥はスッキリしない。 「背中に七つ道具の入ったリックしょってるのよ。ペンチ、ロープ、懐中電灯なんかのはいったヤツ。手袋は嵌めてるしどう見たって泥棒でしょ?それに、クラちゃんがこの男しってるんですって」 「な、なんだとう!倉橋に変われ!」 白鳥のボルテージは上がる一方である。 「カシラ!すぐ来てくださいよ。えらいこった」 変わった倉橋はうろたえている。普段は恐いもの知らずの若い衆だが、さすがに肝を潰しているようだ。 「オメエーが付いてて、なんだ?このざまは!ダテや酔狂で張り番に出しているわけじゃねえぞ」 「すんません。でも、おれも住田も寝てたんですよ。どうしようもありゃしねえ」 「で!死んだのは知ってる奴なのか?」 「そうなんですよ。死んだのは鈴木純一ってガキですよ。リサのダチでさあ」 鈴木純一。リサのダチ、、、。 白鳥の鈍った頭に、何時間か前、スワンで野上に聞いた話がボンヤリと浮かんだ。 続く
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「窓と窓」―窓を開く・言葉を紡ぐ
文旦か河馬になったか知らんけどツツパッパカバはカバ語を生きて春ぐちゃといて河馬かも春の余りかもカバ浮いて老人も浮き春だ春カバ浮いて春の地球がやや軽い 句集『河馬100句』(象の森書房)から。この句集は定価1500円+税。Amazon、楽天などのネットの本屋で買える。