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公式ジャンル「小説・エッセイ・ポエム」記事ランキングの81位〜96位です。小説・エッセイ・ポエムジャンルのこの順位のなかで一番人気の記事は「YiZhan:AIアニメ第四十五弾「民宿へ」追記あり!」です。
飛鳥:幸せを感じる瞬間
山小屋シリーズBL苦手な方はご遠慮ください<(_ _)>なお、勝手な妄想なので実在人物とは無関係です。*いつも通り意訳と追加セリフとオレンジ色は私の心の声温泉の後あまりに気持ちよくてすっかり眠り込んでしまったGG下山するにはすっかり遅くなってしまいましたがそこはスパダリDDちゃんと計画がありましたよ👌民宿へ山の日が暮れ始めたお手々~繋いで~山道行けば~って歌いたくなるこの光景(●^o^●)いいよね~💛「太陽が沈んじゃったね」「さっきうっかり寝ちゃったから・・・ごめんね」『ちょっとぐらい寝ても全~然大丈夫だよ!』「次からは遠慮なくすぐに起こしてね!」『今日は急いでないし』『もう民宿も予約してるから!』さすが、計画的だね!民宿はGGへのサプライズで黙ってたんだろうね💚💖そんなDDにGGは微笑み心の中で思う(やっぱり君は最高だ)そして到着したこの民宿おばちゃんが明るく出迎えてくれる「いらっしゃ~い!」黄色いエプロンしてるし「お前さんがワンジエ?だね?」『はいそうです!贵(グェイ)叔父さんがここを紹介してくれました』しっかり握手!ところで中国語と日本語では逆になるものがあるんだね一口中国語じえしゃおjiè shào 介 绍 (紹介)はーぴんhé píng和 平(平和)他にもあると思うけど面白いよね「ずっと彼からあなたのことは聞いてたのよぉ!」「今日やっと会えたわ~」(それにしてもこの若者はイケメンだし生き生きしてて好み~)そしてイケメンの谷間に位置する女将は今度はGGの方に目を向けた「まあ、この子はなんて綺麗なのかしら」近い近い!ダメよ!独り占めしちゃ!「ほほほっーこんなイケメンが二人もしっかり見ておかないと損ね」両手にイケメンが嬉しすぎてついつい顔がほころぶ女将「あんたたち先に部屋に行って荷物を整理しておいで!」「今晩はおいしいバーベキューにするからね!」おばちゃん、今日は出血大サービスだね辺りが真っ暗になり月と星たちが二人を見守る「ほら、沢山お食べ!二人とも立派な若者なんだから!」『はい』「はい」煙がGGの顔にかかるそういえば昔煙は美男美女に向かっていくって聞いたことあるけど何が根拠で誰が言ったんだ(・・?喉が弱いGGをDDが気にする『だいじょうぶ?』「なんともないよ!大丈夫!」『なら良かった』追記ちょっとちょっと!!!コメントで教えてもらわなければ完全に見逃してたわよー!!私はてっきりGGが喉を触ってるのは煙が喉にきたのかと思ったら首のキスマークを触ってたのね!!痒かったのぉ??ってことは💋付きたてほやほやよね?歩いて来た時にはなかったから荷物片づけて夕飯までの間に一発やっちゃいましたか😆いやんもう!若いっていいわね~💛orangeさんさすがチーム腐女子の鏡ね👍女将が肉を追加してくれるんだけどなんでそういう体勢で?しかも胸が当たってないかい?DD避け気味だし・・・そんなことはお構いなしにラブラブを見せつけてしまえ!「ほら、これも食べろよ」『あはっ』バーベキューならぬボーボチューなんてどうよ楽しい晩餐はゆっくりと過ぎてゆく動画はこちら(1:48)- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.com
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♪嵐さんと共に♪妄想小説
N sideキッチンで夕食の準備をする。今夜はオムライス。さっき相葉さんに教えて貰った、櫻井さんの好物。意外と子供っぽくて笑ったっけ。チキンライスを作る為に鶏肉を切り、レンジで冷ご飯を温めた。少しのニンニクと玉ねぎのみじん切り。目も痛いし、オレには少し大きめのエプロンが肩からズレ落ちて。腕でもたつく紐が気になる。はあ、とため息をひとつ着いたところでその違和感から開放された。「これ、カズには大きいだろ。」「ありがとうございます。」「お前また泣いてんな。」「や、これは玉ねぎで」くくっと笑う櫻井さんは、俺の涙を指先で拭いてくれた。そしてそれをオレの唇へ「しょっぱいです」「ふっ…なんで舐めた?」「え。舐めろってことかと。」櫻井さんは微笑みながら、少し眉根を潜めた。…違ったのかな。「カズ、取り敢えず手洗ってくれる?」「あ、はい。」急いで手を洗って、ダイニングに座る櫻井さんの元へ急ぐと、そのテーブルの上に1つの箱が置いてあった。座れと促され、櫻井さんの前に座ると「開けてみて。」「オレに。…ですか?」「気に入って貰えるといいんだけど。」爽やかなブルーの包装紙。深みのある黒い箱から取り出されたのは「エプロン?」「そ。前の人の、大きかったろ?あの人大柄だったから 笑」そのエプロンは箱と同じく深みのある黒で、胸元に金色でどこかのブランド名が刻まれていた。まさか、オレのために。櫻井さんは…オレが肩から紐が落ちてたのをいつも直してくれていたから。試しに着直してみるとサイズがピッタリだった。「似合ってる。」「ありがとうございます。サイズもピッタリです。」「抱いたからね、カズを。だからこれ位かなって。」そんな事をさらりと言い退けるとか。櫻井さんは、やっぱりたくさんの人を抱いてきたんだろうか。さっきまで嬉しかったのになんか、ちょっとだけ気が沈んだ。「なに?気に入らなかった?」「いえ、好きです。ありがとうございます。」「うん。…色は、やっぱり濃紺の方が良かったかな。」「え、…もしかしてこの黒、オレには似合わないですか?」「いいや、似合いすぎ。……てか、エロい。」「/え、、//」目を細めて柔らかく微笑む櫻井さんは、オレにおいでと手を伸ばした。椅子に座る櫻井さんの目の前に立つと、櫻井さんは徐にエプロンの下へと手を入れて、オレのベルトをカチャカチャと外し、ズボンも下着もストンと下へ落とした。いや、えっと、、……抵抗することもなくそのままいるオレもなんなんだけどあまりの行動に驚きすぎて何も出来ない……。「カズ、俺の上、さっきみたいに乗って」「え、ここ、でですか?」コクリと頷く櫻井さんはオレの手を持ってオレの行動を促した。櫻井さんのももへ上がらすと、シャツの一番下からボタンを外し始める。「それはっ…」「見えないから。前、エプロンで隠れてるだろ?」「じゃなくて、オレ、まだ仕事中です。」「…そうだな。」無理強いはさせない。最初こそ無理やり抱かれたけど櫻井さんは優しい。オレが嫌だと訴える前に何故かやめてくれることも多くて…だから、本当に困る。いつかオレは、その優しさに…嘘をつく事になるのだから。「なあ、今日はカズが動いてくれる?」「っ、はい。」櫻井さんのベルトを外して下着をずらすと、目の前にキレイに立ち上がる櫻井さんのものがあり、つい、ゴクリと喉が動いた。今からまたアレが…オレの中に。そう考えるだけで体の奥が疼くのはやっぱりオレがはしたないから、だろう。櫻井さんのソレを舐めたくて櫻井さんのももの上から降りようともぞりと足を動かす。でもそれより先に櫻井さんがオレの腕を掴んで、また、ももの上に座らせた。「俺はいいから、カズが俺の上で解してみて。」「え、解す?ですか?」「そう。…できる?自分で。」「……はい、……でき、ます。」一瞬、冷たく見つめられ『そう、ならスグやって見せて』と、櫻井さんがオレの腕を後孔へ運んだ。え?エプロンてその為のエプロンなん?(*´д`*)ハァハァ
お茶と占いと読書が大好き♪♪白胡椒@京都&東京
楽しむ心優しい愛あふれるあなたへまずは、こちらを。是非お読みくださいませ。リブログさせていただきました。ありがとうございます。逃げずに楽しむ。なかなか、むずかしい時もある。それでも、楽しむこと。生きていると、良い時ばかりではありません。辛い時もあります。でもね、辛い時は永遠ではありません。私は、そう思います。私のクライアントさんのなかには、それは壮絶なご経験をされてきたかたがいます。でも、皆さまおっしゃるのです。同じことをおっしゃるのです。それは、こちら。人生を楽しもう!なんとかなる。私も、そう信じ、そうありたいです。楽しもう精神で、そして、なんとかなるって。本日の洛北の美しい冬空。 きれいな青空。みーんなで、幸せになりましょう。🍊🍊🍊🍊🍊東山から♪チョコレート。ありがとうございます。🍊🍊🍊🍊🍊山口雄也さん。もちろん、Amazonや楽天等でも、買えますが、是非、街の本屋さんで、お取り寄せ、お買い求めくださいませ。大和ゆか🍊🍊🍊🍊🍊いなもりあきこさんの言葉。とにかく、何事も、コツコツ、コツコツ。それを続けていると、心も安定していきます。まわりからも、だんだん認められます。🍊🍊🍊🍊🍊お読みいただき、ありがとう存じます。皆さま、お健やかに。では、また。ごきげんよう。白胡椒でした。
青い海の黄色い魚♡嵐の大宮(ON)妄想小説部屋
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですside N目が覚めたら智の腕の中だった。2人のいや らしい 液 であんなにベタベタだった身体は綺麗になっていた。抱き込まれていて、温かい。智の肌に頬を寄せる。んふっ、体温が心地良い。これも初めて知った事だった。えっ?結局一緒に イ けたのかって?良いところで場面飛んでガッカリ?だってさ、激しすぎてみんなお腹いっぱいになっちゃうと思うのよ。とりあえず、あの後、無事智と一緒に イ けたの。ナ カに広がる智の温かさを感じて、嬉しくて。「智、好き。大好き」って微笑んで抱きついたら、何とナ カで智が復活しちゃって、俺は嬉しくなっちゃった。「初めてのカズに無理させらんねぇ」でも、優しい智は俺の身体を労って抜こうとするからさ。「夢魔なめんなよ」そう言って、逃さないとばかりに力を入れて締め付けてやったの。「ちょっ、カズッ、ヤバイって」快 楽に耐える智の顔が色っぽくて。「俺、もっと奥まで智が欲しいの」智の腰に足を絡ませて、必殺の上目遣いでそう言ったら。んふ、智の理性が切れる音が聴こえたような気がした。そこからはもう獣みたいに激しく何度も愛し合って。夢魔なのに、こういう 愛 欲 の行為には物凄く強いはずなのに……、智に飛ばされたんだ。そして、今に至る。「もう、夢魔を飛ばすって何者よ、アナタ」少し口を開けて子供みたいな寝顔の智。昨日の 妖 艶 な智とはまるで別人みたい。「でも、このギャップが堪らないんだよ」好きすぎる。また智が欲しい。気持ちが 昂 って、俺は布団の中に潜り込むと智自身をパクッと 咥 えた。でもさ、イ かせる前に智は目覚めちゃって。一瞬慌てた時はふにゃっと困った顔で凄く可愛かったんだけど、すぐにオトコの顔になったよね。そしたらあっという間に形勢逆転されちゃって、また凄く 啼 かされて。また、朝から飛ばされちゃったんだ。読んだ後に良いねいただけたら大変励みになります
たくさん共感されています
N side「すみません、すぐ起きます。」背もたれに手を着いて起きようとしても櫻井さんに腰を掴まれた。「いいよ。何なら俺の上にでも乗る?」「え、…あの…」「 ……いやなの?」変な中腰で櫻井さんの胸にもたれかかっているからか、腰の方が苦しくて思わず『うっ』と声が出た。「痛い?なら…」「……ッ」オレのお尻に手が入ると、クッと軽く引き上げられ、そのまま櫻井さんのももの上に跨った。「これならカズの腰も痛くない。」「でも、櫻井さんが重いです」「重くない。ちょうどいいよ。」「ちょうどいいって…」櫻井さんは、何て事もないようにオレを抱き締めている。どうしょうもなくドキドキするんだけど櫻井さんの肩口に埋まってしまう自分の口元が、櫻井さんの首に当たらないようにと自然と体が硬直してしまってちょっとどうしたらいいかわからない。やっぱりこんなの変だって起きようとすると『まだダメ。』なんて声と共に、オレの腰に回された櫻井さんの腕に力が入る。完全に身を委ねるように櫻井さんの上で抱き締められてて、ほんと、ホントに不思議なんだけど…秒針の音と外の道路を通る車の音カラスの声も聞こえた。こうしてると、生活音て意外とするんだ。なんてどこか冷静な自分がいて。それより、余裕に見える櫻井さんのこの抱き締め慣れてる感じは前の人ともそういう関係だった…って事だよね。オレなんかこの状況に慣れてなくて、すっごいドキドキしてるのに。さっきから櫻井さんの首元で息をしてるからか、…なんていうか、その……ずっと鼻先に櫻井さんの香りがしてて多分櫻井さんは香水はつけてなくてただの肌の香りなんだろうけどたまらなくいい匂い…なんてオレ、意外と変態なのかな…。だって園長やあそこの職員達からはこんな匂いはしてこなかった。なんならオヤジ臭いしポマード?なにあれ、ほんと吐き気がするし。潤くんが帰ってくると…、潤くんの香水の香りとお酒やタバコ、…時には少し甘ったるい女性の香り。櫻井さんは…「くんくん嗅ぎすぎ。」「あ、すいません 汗」香りを確認したくてつい、くんくんしてしまった。。。汗「カズ、犬みたいだったぞ。」「…そんなに嗅いでましたか?」「ああ。…俺の首元すーすー吸われた感じ。なんか…臭かった?」「や、臭いっていうか、…良い匂いだな〜って、思いまして…」「そう?…自分じゃわからないけど。」「えっ こことかっ ほら、なんかスパイシーで甘いって言うか。けど女性って言うより男性的で」くくくっと体を揺らして笑う櫻井さん。その振動がオレにも伝わる。「あのっ すいません。オレ、変でしたよね。」「まあね。」「でも、なんて言うか、本当にいい香りがしてくるから…」櫻井さんの首が、ピクリと動いた。「服…脱ぐ?」「え?」「俺の匂い、嗅ぎたいのかと思って。」「やっ そういう訳じゃなくてっ」「くくっ 冗談だよ。」また体を揺らして笑う櫻井さん。笑ってるって事は気分がいいってことだよね。こういう話とか意外と大丈夫なのかな。だって相葉さんとはなんでも話してる感じだし、ほらっ オレだって櫻井さんと信頼関係を築かないとだしっていうかこんな話で…、信頼関係結べるのかな。いつの間にか櫻井さんの揺れてた体が静まって、今度はオレの首元に櫻井さんの息がかかった。こっち、、向いてるのかな。スグに固まる体。少し緊張する。恐る恐る顔を上げると、めぐりズムを額の方へ上げてる櫻井さんと目が合った。櫻井さんの目には力が入っててやっぱり怒らせてしまったんじゃないかと不安になって、一気にグンッと背筋を伸ばして起き上がった。「あっ」仰け反るほどに反ってしまったからか櫻井さんの上から落ちそうになりまた、櫻井さんの腕に強く引かれた。ほんの一瞬の出来事。掠めた唇。もし唇同士ぶつかってればそれは、キス…になってて…「あの…、足、痛そうだし。僕、降りますね。」櫻井さんの返事を聞く前に急いで書斎から出てきた。ドアの前、その場を離れることが出来ず思わずその場にヘタリこんだ。あの時…オレが上手く顔を避けたからソレは、運良く免れた。…でも。何でオレはこんなにもガッカリしているんだろう。カズきゅん、がっかりだったの……?はあ(*´д`*)ハァハァ
赤毛の猫のブログ
夜の底でひと粒の音がゆらめいた。それは歌という名の透明な灯火。指先よりも細く、呼吸よりも静かに、私の影へたどり着く。忘れられた愛情たちが胸の奥で砂のように沈むたび、その歌はそっと水面へ浮かびあがらせてくれた。—大丈夫、まだ消えていないよ。誰にも触れられなかった傷が星座のように並び替えられて、痛みはひとつの物語へ変わっていく。まるで歌そのものが私の心の航路を書き換えていくみたいに。幼い日の欠片、凍った家の気配、呼ばれなかった名前、抱かれなかった涙。それら全部が深い海の底で眠っているのに、歌の声は水のゆりかごみたいにそっと揺らしてくれる。—あなたはひとりじゃない、と夜の波がささやく。私はその光にどれだけ救われただろう。倒れそうな岐路で、息が届かない朝で、透明になりたかった黄昏で、いつも歌だけは私を見失わなかった。だから私は、ありがとうを伝えたい。影の私と、光の私と、まだ辿りつけていない未来の私を全部まとめて抱きしめてくれた“水の星座たち”へ。私が誰も責めず、誰かの笑顔をそっと灯したいと願えるようになったのは、あの歌たちが心にひらいた月光のような歌のおかげ。どうしようもなく迷う夜でも、その窓から差し込む光は今も静かに揺れている。—ありがとう。まだ名づけられない明日へ私を運んでくれる優しい波紋たちへ。
こんばんはー夢魔の夢、完結しましたー一つ前に最終話アップしてますので、お先にそちらをどうぞ最後まで読んでくださって、更にはあとがきまで読んでくださって、ありがとうございますしばらく書いていなかったので、読みづらいところ、そして、エ ロがぬるすぎる、アップがハロウィンを過ぎる、そして、途中から全くハロウィン味がない、ラストに締まりがない、色々反省点がありすぎて申し訳ない気持ちでいっぱいですそれなのに、途中、楽しいとコメントをくださって、めちゃくちゃ嬉しくてこれからも書こうって気持ちになれましたホントにありがとうございますすぐにはアップできませんが、お話をゆっくり書き始めていますので、完成したら読んでいただけたら嬉しいですそれでは、ホントに読んでくださってありがとうまた次のお話をアップした際には来ていただけたら嬉しいです
山小屋シリーズ*昨日のブログの最後の亀について追記しました!BL苦手な方はご遠慮ください<(_ _)>なお、勝手な妄想なので実在人物とは無関係です。*いつも通り意訳と追加セリフとオレンジ色は私の心の声温泉の後は眠くなる・・・うたた寝温泉を満喫した二人「ああ、気持ちよかったね」「この辺で何か食べようか!」「お腹減った~!美味い!」ぱくっけっこう動いたからお腹減ったのね!いい食べっぷり~見てて気持ちいいわ今日はポカポカ陽気「しばらく横になってよう」「温泉にふやけるほど浸かったからちょっとだるくなった」ここの字幕見たらまだ中国語が全く分からなかった時に覚えたよなってしみじみ思った文字が・・・私のは意訳してるけど直訳では「温泉に入った後は体が柔らかくふわふわになる」って感じかな?うぇんちゅあんwēn quán温 泉 の「温」の字『陳情令』で覚えた字の一つ温wēnうぇん僕?温氏だよ!そしてみぇんみぇんmián mián绵 绵いたよね~この小名(幼名=愛称)でしか覚えてないけど羅青羊(るおちんやん)で覚えてる人はどれくらいいるのだろう(・・?ちなみに人の顔と名前を覚えるのが苦手な私は「綿綿」でしか覚えてない風が強くて目が閉じちゃうDD睡魔に襲われ目が閉じちゃうGG「ちょっと眠い・・・」う、美しすぎる『ザンザン寝ちゃだめだよ!』『風がけっこう強いから』そう、今日はチーム腐女子が総出で風になってまとわりついてるから風が強いのよ~寝たらチューするよ~!「わかってる」『寝ると風邪をひきやすいからね!』「う・・ん、眠らないようにする」ちらっあ、こっち見た!ヾ(≧▽≦)ノ「ちょっと目を閉じるだけね」ここでもう一つこの”閉じる”の発音が”びー”で思い出したびーbì闭(閉じる)びーづぇいbì zuǐ闭 嘴 !(だまれ!)『陳情令』最初のころ藍湛が魏嬰によく言ってた言葉だ!なるほど”くちばしを閉じる”で黙れ!ね(^^♪「このちょこっとが気持ちいいんだ・・・」「ああ、いい気持ち・・・」『?』『ザンザン?』ちゅー?『いい子だね~』ねえ、ちゅーするの?『寝ちゃだめだよ~!』いいよ!やっちゃって!優しくそう言いながらGGに顔を近づけていくDDねえ、ちゅーしてる?見えね~ああ、完全に寝ちゃってるよ・・・無防備な顔しちゃって・・・スースー『寝ないって言ったのに・・・』DDはGGを抱き寄せると背中をトントンと優しくたたく『しょうがないなぁ・・・ちょっと寝るだけだよ!』DDはGGの気持ちよさそうな寝顔を見つめおでこに優しくキスをしたあなたに抱かれてたら暖かいし安心できて余計に爆睡ちゃいそうね晩安💛(#^.^#)動画はこちら(1:30)- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.com
青の薔薇(大宮BL妄想小説)
(BL妄想小説/吸血鬼幻想)(1)薔薇の葉には意味がある。薔薇の花言葉のように、意味があるそうだ。薔薇の葉の主な意味は「希望」と「諦めない心」特に、赤い薔薇の葉には「幸福を祈る」という花言葉もある。その意味を、本当に知る日が来るとは……知らなかった。―――――― 有名私立のある学園高校の学生寮。素晴らしい講師と教師を揃えて、東大をはじめとした有名大学への進学率の高さが、この高校の人気の秘密だった。学生寮や学校設備は、その授業料等では考えられないほど贅沢でも有名だ。人気高校の入学試験の難関を突破した生徒たちの入学式が、数時間前に終わったばかりだった。今年の春に入学したばかりの一年生の少年が二人、寮の前に立っている。一人は、桜井ショウという。大きな目に、ふっくらした唇の可愛らしい姿だ。もう一人は桜井の親友で、相場マサキという少年。頭の小さな手足の長いモデル体型の可愛らしい少年だった。「ショウちゃん、今日から寮だね。大丈夫そう?」「初めてだからなあ。ちょっと緊張してる」「俺、泊まってあげようか? 寂しいでしょ?」「一人で大丈夫。……でも、もし何かあったら、電話してもいい?」「くふふ。いいよお。なんなら待ってるし」その時、冷たい春の風が吹いた。校庭の桜並木が、一斉に花びらを舞い上げる。白く光る花びらは、真っ青な空に散っていった。「……綺麗だなあ」「うん……」二人が桜吹雪に見惚れていると、突然近くで男の低い声がした。「新入生か?」「わっ!」二人が驚いて振り返ると、男性が立っている。茶色い髪と肌の男性は、無表情に冷たい瞳で見つめていた。「い、一年です! 先生ですか?」「いや違う。おまえ……学生寮の生徒か?」「は、はい。今日から寮生です」「そうか、俺は管理人の大野だ」「え! 管理人さん? よ、よろしくお願いします!」思わず二人は、深くお辞儀をして挨拶する。「……真面目そうだな。じゃあ」ニコリともせず大野という男は、ふらりと背中を見せて学生寮の建物に入っていった。しばらく、呆然と見送っていたふたり。「……なんか」「……感じ悪い」ふたり同時につぶやいて、顔を見合わせて笑ってしまった。「お腹空いたね」「なんか、売店で買って食べようか」「うん!」二人は、気分が悪かったことなど忘れて、売店のある建物を目指して走り出した。元気の有り余った少年たちは、大人のようにゆっくり歩くことなどできないようだ。風はいつのまにか止んで。遠くの校舎からは、チャイムの音が響いている。少年たちは気が付かなかった。大野という男は音も立てずに、すぐそばに立ったことを。これが少年たちと、謎の男・大野聡史との出会いだった。(つづく)不定期更新・ちょっとお待ちください^^;(渋めな美しい管理人さん。。。)この後の24時には「きのうも、今日も。」第14話・前編UPしますね
夢見る赤色王子
前略。私は推しの夢をほとんど見たことがない。今までの推しも、櫻井くんの夢もです。ところが、昨夜初めて見ました!すごいちょっとだけでしたが、夫婦関係だったと思います。そして手を繋いで寝てた。それだけ(笑)これだけか〜と思いましたが、左側に寝てた彼が、繋いだ手を触ってにこにこしてるんですよ。後から思い出したのですが、櫻井くんは『不織布みたいなのに包まれてて』あまり近しい感は無かった(苦笑)これは距離感そのものだなと思います。遠い人だと染み付いているんだろうな。年齢はまだ30代ぐらいに見えたので、今の彼ではなさそうだなと思いました。何か話してくれてたみたいなのですが、内容は記憶になく、笑顔しか覚えていません。せっかくの御降臨なのに、ここまでとは残念。とりあえず仲睦まじい夫婦のようでした。今度はもっと話してみたいな。多分難しいと思うけど。眞白
N side「カズくん、起きて。」「ん……。」肩が揺らされ、眠い目を擦ると目の前に相葉さんのアップがあった。「くふふ。着いたよ。」「あ、すみませんっ」「それにしてもよく眠ってたね。」必死に目を凝らして瞬きをする。見るとすでに車は櫻井さんちのガレージの中に駐車されていた。シートベルトも外して急いで降りる。買い物も荷物も一緒に運んでもらって、運転までして貰ってんのに、なんでオレ寝ちゃったんだろ。トランクから荷物を出して相葉さんと一緒にキッチンへと運ぶと「翔ちゃん?」「あ、お帰り。」「何してんの、キッチンなんかで。」「あー。…そろそろ帰ってくるかなって、お茶の準備とか?」思わず、相葉さんと顔を見合せた。すごく嬉しそうな笑顔で、目なんかこれでもかってくらいに瞳孔が開いてる。「マジで?すごいじゃんっ」『何がすごいんだよ』なんて破顔して笑う櫻井さんが、やっぱり素敵に見えて。この笑顔を引き出してるのは、ただ単に相葉さんのお陰なんじゃないのかな?なんて思っていた。「雅紀まで買い物に付き合うとか、うちの物資事情はどうなってんのかなってさ。」「どういう事?」「物資過小。あまりにも物が少ないってことだろ?」やっぱり口元に指先を当てて考えている櫻井さん。「堅った 笑」「は?笑う?笑ってんの お前」くふくふ 笑う相葉さんにふざけんなって首四の字をお見舞いしてるのは櫻井さんで「ギブッ ギブだって! じょーぢゃんっ!」「聞こえねーな。『じょーぢゃん』て誰だよ💢」「あはははははっ!」2人のプロレスが面白すぎて思わず大声で笑ってしまった。途端に2人の動作が止まって櫻井さんは『コホン』なんて咳払いをしながら身なりを整えだした。え。オレ、笑ったらいけなかったかな。瞬間、相葉さんと目が合うとまたすごく嬉しそうに、太陽みたいな笑顔で櫻井さんに飛びかかっていた。「ホントにさー 翔ちゃん明るくなったよね。」櫻井さんが入れてくれた麦茶を、ダイニングテーブルを囲って3人で座った。「俺が?」「そう。翔ちゃんっ」櫻井さんが入れてくれた麦茶はヤカンに入れて沸騰させただけなのに何だか香りが良くて気持ちが休まる。「そんな事ないだろ。」「あるよねー?カズくん?」「えっ …そーですね。」「カズが困ってんだろ。」「えーっ だってさ、絶対にそーなんだもん。」相葉さんは麦茶をズズっとひと飲みすると『温まるね』なんて微笑んだ。その相葉さんを見守る櫻井さんの表情は、なんとも柔和で穏やかな雰囲気を醸し出していた。オレの時は、オレと二人でいる時は……櫻井さんがオレの行動をジッと見つめてて。怖いって言うより、なんだろ…とにかく、見られてるのは確かで。オレが居るから楽しいとかましてやオレを信頼しようとはしていない気がするんだけど。オレ的には櫻井さんに信用されないと任務を遂行するのに支障がある。だって、あちこち探し出すってことはそれなりに動くオレの行動を良しとして貰わないとだから。「ね、カズくんはさ生姜焼き好き?」「はい。結構好きです。」「じゃ 今度、俺が作ってあげるよ」「えっ いやいや、でも…」「雅紀。カズの仕事取り上げんなよ。」「そーじゃなくてっ。 えっ?じゃあ…一緒に作る?2人で作れば楽しくない?」返事に困って櫻井さんを見上げるとコクリと静かにうなづいた。「なにっ 今のアイコンタクト?! 2人して仲良すぎじゃない?」「や、そーいうんじゃなくてっ 汗」焦って答えると、なんか変に否定してるみたいだし。え、オレこんな時、どーしたらいいんだろ。横目でチラリと櫻井さんを見ればやっぱり破顔して笑ってる。大丈夫……なのかな。オレ、変なこと言ってないよな。相葉さんも、こんなに人を和らげる笑顔をしてて。…そりゃ櫻井さんだって優しい顔になるよね。ホンマぐっどです(* • ω • )b次はウキウキウォッチの12時。
M side「お疲れ様です。」「ああ、潤…来たか。そこ座れ。」事務所の社長室。俺が施設から逃げ出した時に街で拾ってくれたオヤジ。「4丁目のバーは?」「昨夜逃げました。」「それで?」「捕まえて、金にしました。」ふふっと満足そうに顎をさするオヤジ。その時の写真をスマホで見せる。借金過多で逃げた挙句捕まったんだ。俺らの世界では、それが何を意味してるのか伝えなくてもわかる。「金は。」「昨日のうちに経理に渡しました。」「くすねてねーだろうな。」「オヤジ…俺がアンタに嘘をつくとでも?」「ふっ まあ いい。後は…?」施設でいたぶられ、あの場所を逃げ出した時に約束した。カズを、必ず迎えに来ると。涙で俺を見送り、俺がいない間も園長達に弄ばれ続けたカズを迎えに行けたのは、オヤジのお陰でもある。俺が夜中 施設に忍び込んだ時、布団の中にカズはいなかった。またいつものあそこかと園長室の奥、呼ばれた者しか入れない部屋の前に立つと聞こえてきた、カズの声が。『ああんっ!! っ!ああっ!!』泣くように虚声を上げ、園長に尻を叩かれたのかパチンパチンと音がする。園長の汚い声と、カズのいやらしい声に耳を塞いだのも一瞬で、すぐにドアをけたたましく叩いた。シンと静まり返る部屋からは物音ひとつしない。ならこちらから声を掛けるだけ。『園長、俺です。』『…』『潤くっ…』園長に口でも塞がれたのか、聞こえたはずのカズの声は直ぐに消えた。……ダンマリか。じゃあ、この状況でも無視できるかな。『いいんですかね、カズとここに居ても。警察 来ますよ。俺が通報しときましたから。』途端にガタガタと中で音がして『お前ッ!!』と怒り任せにドアを開けて出てきた園長の顔に、一発お見舞いしてやった。本当なら殺してやりたい。ナイフで刺してやることも考えた。でも、もし俺が捕まったら?施設を出られたばかりのカズはどうやって生きて行く?カズの為に俺は金を稼げるようになったのに、園長のせいで人生をなくしたくはねぇ。顎先にヒットしてバタリと倒れ込む園長の腹に踵を思いっきり落としてやった。これで今までの分をチャラにはできねーけど、時間稼ぎにはなるから。涙と精液まみれのカズに俺のパーカーを着せ、何も言うなとカズの唇に指を当てた。わけが分からないカズは、裸足のまま俺と施設を逃げだし、当時俺の住んでた事務所のアパートにかくまった。寒さと恐怖、俺との再会に頭が着いていかないのか、カズはただ『潤くん、本当に潤くん?』と確認ばかりしていた。あれから10年。やっとここまで来た。ただの下っ端から数人を管理する位置まで。悪さはしても金にならなければ意味が無い。カズはあの通り悪くなりきれねぇ。なら俺がやるしか無いだろ。殴られたら殴り返し取られたら取り返す。施設ではやられっぱなしだったが、なんてことは無い、この社会ではやり返しができるんだから。市のヤツらが来た日カズは裏庭で泣いていた。理由はわかっていても、あの当時の俺には、やり返す力がなかった。でも、今ならできる。『潤くん、行かないで?オレを1人にしないで?』『必ず迎えに来るから。少しだけ待ってろ。』『嫌だ。オレも連れてってよ。ねえ、潤くんっ。1人は怖いよ。』俺が1人で施設を逃げ出した夜、そう泣いていたカズ。やっと迎えに行けた日、俺は覚悟を決めたんだ。この先も、俺は俺達のために悪くなれる、と。潤くんsideが キタ👆━(゚∀゚)━👆!続きはウキウキウォッチの12時に。
向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜
『人間は色々大変だなぁ』歩きながらマサキが言うから「社会に出て必要なのかよって事も 勉強しなくちゃだからな。」『わんこでよかったよ』しっぽをブンブン振ってるマサキがなんだか笑ってるみたいで。わんこの世界も大変なんじゃねえの?と問いかけてみたけど、さぁって。もっとわんこの世界に触れさせないといけないのかなぁ。帰って来てから夕飯を食べ風呂へ入ってから勉強しないと。マサキはたくさん歩いたからか自分のゲージの中でぐぅぐぅ寝てた。やっぱりわんこ、いいなぁ。つづく…来たね来たね💕︎BABA抜き最弱王👑゜✧.━━ 🃏BABA抜き最弱王決定戦2026新春🃏 1月3日(土)よる6時 【開催】 ━━.✧゜そして、なんと3年ぶり!? #木村拓哉 参戦決定✨#相葉雅紀 が「こんな木村さんの姿、見たことない」と話すほどの白熱した戦いぶりにご注目👀… pic.twitter.com/xnDYy9rS11— 【フジテレビ公式】相葉◎×部 (@aibamarubatsubu) 2025年12月6日お正月はこれですよね(ノ≧∀≦)ノ嵐が出てくれたらもっといいのに…
怖い話します2
今回はこういうお題でいきます。がん治療にかぎらず、長期入院することってありますよね。そんなときに、こうすればいいんじゃないかという内容をまとめてみました。ただし、これはあくまで自分が感じた、考えた内容ですので、あてはまらない方もおられると思います。・体力を落とさない、寝つかないある研究では、1週間寝たきりで過ごすと筋肉量が5割落ちるとなっています。ですから急激に足腰が弱るんですよね。もちろん、具合が悪くて起き上がれないということもあるんでしょうがその場合はしかたありません。そうでなければ、なるべく歩くように心がけましょう。自分の場合は肺がんでしたので、とりあえず動くことはできました。そこで、足腰が弱らないように、とにかくベッドに横にならないよう心がけました。できるだけベッドに座って起きている。また、手術後10日くらいしたら、外出許可をもらって家に戻り、あれこれ溜まっていた用を足すようにしていました。これらのことで、だいぶ体力を落とさないで済んだと思います。また、日に何回かは売店に行くんですが、そのときもエレベーターは使わず、下りだけでも病院の非常階段を使うようにしてました。大きな病院なら必ずエレベーター脇などに非常階段があります。長期入院をきっかけに足腰が弱って寝たきりになったりする例は多いんです。・できるだけ会話をするようにするじつは長期入院で弱るのは足腰だけではありません。認知機能にも影響が出てくるんです。そこで他の患者に迷惑にならないよう気をつけながら、なるべく看護師さんなどと会話するようにしました。今は男性の若い看護師さんも病棟には多く、けっこう話しやすいです。ただし、看護師さんは忙しいのであまり迷惑にならないように。あと、自分は肺がん手術の前にリハビリとして毎日、自転車こぎなどをやってたんですが、同じ時間に毎日、地元のプロバスケのチームの助っ人外国人(身長206cm)が足のケガで来ていたので、その選手と英語で会話することで、ずいぶん頭のトレーニングになりました。ずっと黙り込んでいると鬱にもなりやすいので、これは効果的でした。・高齢者とのつき合いを上手にする自分は呼吸器外科の病棟に2ヶ月入院したんですが、他のがん種はわかりませんが、肺がんって圧倒的に高齢者が多いんです。大部屋にいると、自分以外はみな70~80代の高齢者だったんですね。ですから、そういう方たちと上手につき合っていく方法を学びました。また、抗がん剤の初回投与で入院されて体調の悪い方もいたので、食事のトレイを運ぶのを手伝うなどのこともさせていただたりしました。・食事は足りない、体重が減少することを考慮する入院すると3度の食事が楽しみになりますが、やはりカロリーは足りないです。特に自分の場合、ふだんの体重が90Kg近くありますので、そのままでは体を維持できない。そこで、売店で買い食いをするわけですが、なるべくタンパク質量が多い、消化のよいものを食べるようにしました。具体的には笹かまぼこです。これが4枚で240Kcalくらいでしたね。あとはビタミン強化のゼリー飲料。80kcal程度。それでも肺がんを手術した後には以前より6kgほど痩せましたね。手術後は体重減少するので、それをみこして増やしておいたほうがいいかもしれません。ただし、食事制限がある方はそれを守ってください。病院食・テレビはなるべく見ないカードを買ってそれでテレビが映るシステムが多いと思いますが、寝たままでボーッとテレビを見ているのはお金もかかるしよくないと思ったので、できるだけ面会室に行ってそこで窓際で読書するようにしていました。・水分をとる病院では食事の際にお茶が出ますが、それだけでは足りないので、自販機でペットボトルのお茶を買って飲むようにしていました。特にがん患者は血栓ができやすいので、水分をとるのは効果的です。あと、売店では医療用の経口補水液も売っていました。まあだいたいこんなところですね。とにかく入院して病気は治ったががっくりと体力を落として帰るのは避けたいと思ったんですね。
今回はこれを取り上げます。さて、夜刀神とは、日本神話に出てくる以外の神です。ですから、『古事記』や『日本書紀』には登場しません。出てくるのは、『常陸国風土記』で、角を持つ蛇の姿で描かれ、見た者は一族もろとも滅ぶと恐れられた祟り神です。奈良時代に編纂された地誌、『常陸国風土記』行方郡の段に登場し祟り神でありながら、後に社を建てて祀られることで土地神として崇められるようになりました。おそらく夜刀(やと)は谷地を表し、低湿地のことだろうと考えられています。継体天皇の時代、郡家西の谷を開墾しようとした豪族・箭括氏麻多智が、群れを率いて妨害する夜刀神を打ち殺して山へ追いやった。 その後、境界に「標の梲(しるしのつえ)」を立て、田は人の地、山は神の地と区分、祟りを避けるため社を建てて祀り、麻多智自身が祭司となった。さらに、孝徳天皇の時代、壬生連麿が池の堤を築こうとした際、夜刀神が椎の木に群れ集まり居座った。麿は「王化に従わぬ神祇か」と叫び、人々に打ち殺すよう命じたため夜刀神は逃げ去り、その池は「椎井の池」と呼ばれるようになった・・・常陸国このような伝承が残っています。では、夜刀神とは何でしょうか?これは水害と関係があるだろうと考えられます。日本では弥生時代に水田耕作が始まり、はじめのうち、田は扇状地や川の近くの低湿地に作られました。水の導入が容易だったからですね。しかしこれらの地は洪水に悩まされることも多く、洪水で放棄された水田跡も数多く発掘されています。このとき、決壊する堤防やため池、また田の畦から流れる水が、角のある蛇、夜刀神として怖れられたんではないかと思うんです。蛇の角は流木かもしれません。夜刀神は『常陸国風土記』で「王化に従わぬ神祇」として描かれています。「王化」とは、朝廷や地方豪族が行う治水事業であり、いくら堤防などをつくっても、すぐに壊してしまう自然の力。つまり人間の力が及ばない自然の脅威を表したものでしょう。弥生時代の水田跡たんなる「蛇神」ではなく、水の流れを制御できない自然の脅威、堤防の決壊や畦の破壊を象徴している可能性が高いでしょう。古代の農耕社会では、畦や堤防が壊れることは田畑の全滅を意味し、まさに「一族が滅ぶ」ほどの災厄でした。さらにこれが書かれているのが『常陸国風土記』である点に着目してください。常陸国は現在の茨城県ですが、古来から霞ヶ浦を中心に水路や運河の多い場所でした。霞ヶ浦そのようなところで、水害を起こす邪神が祀られるのは自然な流れであると考えられます。このように、はじめは怖れられていた神でしたが、やがて祀ることによって制御できるのではないかと考えられるようになり、常陸国における地域神になったんだと思います。ただし、自分が考えたことなので、これが必ずしも正しいと言うつもりはありません。では、今回はこのへんで。まとめ 夜刀神は堤防やため池、畦の決壊などを具現化した神。洪水の猛威として怖れられた。角のある蛇とは、あふれる水流のことで、角は流木なのかもしれない。
深蒼鮮紫~5色のPrism*SATOSICKなJUNSATOSICK~
これは潤智妄想物語です。腐要素有(微)潤智好き、大ちゃん右なら大丈夫な雑食の方向き。勿論完全なフィクションですので、登場人物、団体等、実在する人物とは無関係である事をご了承下さい。尚、妄想ですので苦情は受け付けません。以上を踏まえてからどうぞ🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯後編CCITは過去に起こった未解決事件を再捜査して解決に導く特別部署だ。従ってその捜査範囲は広く、都内であれば何の制限も無く自由に捜査出来ると言う特性があった。特に大野が班長を務める東京都中央警察署のCCITは、東京警視庁の直属的な扱いで、各部署からエース級の若い捜査官達が選抜されており、サイバー犯罪対策課から配属された櫻井捜査官もそんな生え抜きの1人であった。「ようこそ櫻井刑事。榊野からCCITの事は良く聞かされているよ。エリート軍団なんだって?」明るい声で櫻井を出迎えてくれたのは『幻影文芸社』の須藤編集長である。須藤編集長は40代から50代初めくらいの快活な紳士で、浅黒い肌の長身はまるでプロゴルファーみたいな爽やかさがあった。「さぁどうでしょうか?ベテラン勢からは未だ青二才だなんて言われてますけどね」笑顔で握手を交わしながら謙遜する櫻井に須藤はたちまち破顔する。「またまたぁ~。榊野からは櫻井刑事のパソコン技術があればCIAでも通用するって言われたぞ。編集部の奥に資料室があるから、そこのパソコンを自由に使ってくれ。出版社のパソコンなんでファイルも膨大だけどゆっくりやってくれていいから」そう言って須藤に案内されたのは、四方八方が書籍や紙ファイルで埋まった古色蒼然とした場所だった。だがこじんまりとしたデスクの上には最新型のパソコンが置いてあり、引き出しにはタイトル別に区分けされた過去20年前からのCDROMがビッシリと詰まっていた。「こりゃ壮観だなぁ~♪」何処か嬉しそうに呟く櫻井に須藤編集長が意外そうな顔つきをする。「これ見てそんな顔する奴初めて見たよ。ウチの連中なんてファイル整理を頼むと死ぬ程嫌そうな顔するぞ」「そんな馬鹿な、だってここには『幻影文芸社』の歴史が全部詰まってるじゃないですか?俺ワクワクしますよ♪」引き出しから14年前のCDROMを全部取り出した櫻井は早速1枚目をパソコンにセットすると、目にも止まらぬ速さでキーボードを叩き始めた。CDROMに収録された過去ファイルが目まぐるしいスピードでパソコン画面に現れては消える。そうやって櫻井は参考になりそうなファイルだけを高速でチョイスしているのだ。須藤編集長が「そんなに速くてファイルの種類が分かるのか?♭すげーなぁ~♭」と、感嘆の声を上げる。ものの数分で14年前のファイルのチェックを終えた櫻井は、パソコン画面に厳選したファイルのみを残し、今度はそれらのファイルをじっくりと検分し始めた。画面には14年前の事件に関わる『週間噂ジャーナル』の記事や、須藤編集長が事件について綿密な取材を重ねた取材メモのファイル等が見事なまでに選別され、羅列されている。「ん?須藤編集長。あなたの取材メモに時折登場するこのM君と言うのはどなたですか?」櫻井が指差したのは、当時須藤の取材に時々同行していたらしい “M君” なる人物だ。「ああ、これは南方(みなかた)君って言うフリーのライターだよ。目端の利く奴で時々いいスクープを持ち込んでくれるんで『週間噂ジャーナル』では重宝していたんだ。1人目の加賀康寛が殺害された時、現場の警察関係者から被害者の舌が切られていたらしいって情報をいち早く聞き込んで来てね。それで興味を持ってこの事件を調べ始めたんだよ。南方君も取材を手伝ってくれてね、時々同行してくれたんだ。そう言えば今頃何してるんだろうなぁ~?彼の事だから今じゃそれなりのジャーナリストになっているかもね」須藤は懐かしそうに語りながら、行きつけの居酒屋で撮影したらしい昔の写真を持って来て櫻井に見せた。「これこれ、こいつが南方君だよ。俺も38歳の働き盛りでね~。南方君は俺よか10歳下だから当時は28か?好奇心旺盛で面白い奴だったよ」そこには咥え煙草でピースする若き日の須藤編集長と、ビールジョッキをかざして満面の笑みを浮かべる色白の痩せた青年が写っていた。櫻井はすかさずスマホでその写真を撮影すると、続いて女流歌人、棚橋文代の関連ファイルを検索し始める。須藤編集長は邪魔しないようそっと櫻井の傍から離れて資料室を出ると、「CCITハンパねぇ~♭♭」と、しみじみ呟くのだった。⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩これが本当に東京都内かと思わず疑いたくなる様な田舎の山道を四輪駆動車で延々と走り抜けた先に女流歌人、棚橋文代が晩年を過ごしたとされる山荘があった。今では出版社『幻影文芸社』が管理するその山荘に降り立ったのは、元鑑識課のエース二宮捜査官と、元警察犬訓練士のエース相葉捜査官。更に引退した警察犬のリッキー、そしてリッキーの息子で、現役バリバリの警察犬ロッキーの総勢2人と2頭のメンバーである。「相葉さんさぁ~♭何で2頭も居んのよ♭瓜二つのシェパードが2頭揃ってると結構怖いんだけど♭♭」鑑識の七つ道具が入った金属ケースをトランクから下ろしつつ二宮が怯えた様に後ずさる。「だって山荘広いじゃん。それにさ、こんな山奥で熊とか出たらどうすんの?この子達が居たら安心でしょ?」「えっ?!♭ここクマ出んの?!♭」相葉の言葉に二宮は益々怯え、金属ケースを抱きかかえてキョロキョロと周囲を見回した。こうなると2頭の大型犬の存在は何とも心強い。早速棚橋文代のメモノートが発見されたと言う敷地内の蔵へと赴き、鍵を開ける。『幻影文芸社』が良く管理していたのだろう。いささか埃っぽいが内部は綺麗に整頓され、かなりの年代物と思われるインテリアやら木箱等が沢山置かれていた。「ねぇねぇニノちゃん。棚橋先生ってどんな人だったんだろうね~?教科書に載ってる様な人?」手前にある木箱から順番に開き、中を確認しながら相葉が聞く。その間リッキーとロッキーは蔵の入り口できちんとお座りして2人の様子を見守っていた。「教科書に載ってる人って誰なのよ?♭」マスクと手袋と靴カバーを装着し、キャップを後ろに被った二宮が相葉の開けた木箱の中身を1つずつ検分する。二宮が探しているのは晩年の棚橋文代に同居人が居たのかどうか、その存在の有無だ。歌人、棚橋文代に関する予備知識はもう頭に入っている。ここにある備品の中にもし彼女らしからぬモノが含まれているなら、それは即ち誰か別の人物が彼女と暮らしていた事になるのだ。二宮は鑑識ならではの鋭い洞察力で、棚橋文代のパーソナルイメージにそぐわぬ物品をあれこれと探索した。「あっ見て見てニノちゃん♪棚橋先生って随分ボーイッシュな人だったんだね~♪でもちょっと子供っぽくない?」3個目の木箱を開いた相葉が嬉しそうに二宮に見せたのは、アニメのキャラクターが描かれたチビTシャツとショートパンツだった。「それってどー考えても子供服でしょうよ♭って、えっ?♭」二宮はハッとして相葉に振り向くと、「ちょっと相葉さん♭その辺にある木箱全部開けてくれる?♭」と、慌てて歩み寄る。埃にむせながら相葉がせっせと下ろした数個の木箱には、明らかに子供の物だと思われる洋服や靴がその成長に伴う形で大小どっさりと出て来たのだった。「まさかだろ?♭棚橋文代に息子が居たのか?♭」それらの衣服を全て撮影し、二宮が更に奥にある木箱を取ろうとしたその時、横着した相葉が片手で雑に邪魔になるルームランプを取り除けた。するとバランスを崩した別の木箱がグラリと揺れたのである。「ありゃりゃ♭ヤバい♭」焦って手を添えた相葉だったが、1番上にあった大きな布袋がドサリと床に落下し、ブワッと埃の噴煙を巻き上げた。「何やってんだよ~♭もうっ♭♭」ゴホゴホと咳き込みながら怒る二宮に、相葉は誤魔化し笑いでお茶を濁したが、それまで大人しく座っていたリッキーが急に立ち上がり、落下した布袋を咥えて外に駆け出したもんだから大わらわである。「こらリッキー♭それ持ってっちゃ駄目~~♭♭」リッキーを追いかける相葉を見てロッキーが後を追う。リッキーはとっくに引退して相葉の愛犬になっているが、ちゃんと訓練された現役警察犬のロッキーが持ち場を離れるのは珍しい。二宮は何だか嫌な予感がして蔵の探索は後回しに1人と2頭の後を追い掛けた。ワン!ワンワン!!激しく吠える2頭にまさか熊でも出たのかとビビる二宮だったが、そこに獣の影は無く、あったのは山荘の庭に聳える実に見事な銀杏の巨木だった。秋真っ盛りの紅葉が黄金色の葉を落とし、まるで黄色い絨毯の様に庭先に拡がっている。リッキーが咥えて行った布袋からは一目で男物だと分かるノルディック柄の手編みのセーターがはみ出しており、棚橋文代が誰かの為に編んだ物ではないかと思われた。何を伝えようとしているのか、リッキーとロッキーは盛んにその銀杏の根元に向かって吠えているのである。「…相葉さん…♭車からスコップ取って来て…♭何かとんでもないブツが出そうだよ♭♭」険しい表情で銀杏の根元に積もった落ち葉を取り除けた二宮は、布袋からはみ出した手編みのセーターをまじまじと見詰め、「もしかしてこのセーターの持ち主なのか…?♭♭」と、小さく呟いた。リッキーとロッキーがそうだと言わんばかりにワン!と鳴く。車から1本のスコップを持って来た相葉が、二宮の指示の元、銀杏の根元をせっせと掘り始め、やがて白くて硬い何か丸い塊を掘り当てた。「うおっ!♭ニノちゃんこれ!♭♭」びっくりした相葉が尻もちをつき、その衝撃で塊がコロンと半回転する。「あ”~♭やっぱ出ちゃったよ~♭♭」思わず天を仰ぐ二宮の足元には、相葉の掘った大きな穴の中で、人間の頭蓋骨が洞穴みたいな半眼を静かに覗かせていたのだった。⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩CCIT班長の大野は元々警視庁の地下にある資料室で、迷宮入りした過去の凶悪事件のファイルから犯人像を『視る』仕事を任されていた。自分の特殊能力を持て余し、荒れ気味だった20代前半の頃、たまたま殺人事件の現場を通りがかった際に被害者の霊と会話していたのを当時警視だった榊野警視総監に見咎められたのが入庁のきっかけである。大野の特殊能力が未決事件を解決する手助けになると見込まれ、だが、まさか霊能力者が事件解決の立役者だとは表沙汰に出来ない事情から、榊野警視総監は『超常探索室』などと言う取ってつけた様な特別部署を大野の為に用意してこっそりと仕事をさせていたのだった。犯人像が見えないから未解決になる。ならば初めから犯人が分かっていれば、それに基づいた捜査が可能になり、未解決事件は格段に検挙率が上がるだろう。大野の持つ霊視の力はそれ程強力なのである。「班長、ここが1人目の被害者、加賀康寛(かがやすひろ)の遺体が発見された現場です。都内とは言え、この公園の雑木林は散歩道からだいぶ死角になってますね。散歩中の犬が見つけたらしいですけど、全身が落ち葉に埋もれていたら見つかり難いかも知れませんね」今では大野にすっかり感化された元捜査一課のエース松本捜査官は、時々手元の事件ファイルに目をやりながら、遺体発見現場に佇み、目を閉じて集中する大野の様子を静かに見守っている。季節は晩秋、大野の黒いスーツも冬物に変わり、ダークグレーのカシミアハイネックセーターの胸元にはトレードマークの五芒星ペンダントがホワイトゴールドの輝きを放っている。これは神主である大野の養父がお守りの為にプレゼントした物らしい。詳しくは聞かされていないが、どうやら大野には謎めいた複雑な過去があり、彼はそれを解決したいと言う強い想いで霊能力捜査官などと言う何だか良く分からない立ち位置にあえて留まっている様な所がある。小柄で華奢で、一見少年の様なあの愛らしい見た目とは裏腹に、オーラはまるで徳の高い高僧みたいで、何処かしら浮世離れた貫禄を醸し出しているのだ。初めて出会ってからずっと、松本は大野に対し、憧憬にも似た好感覚を抱いている。自ら相棒に立候補し、大野の特殊能力を何度も目の当たりにした。そして幾度となく驚嘆し、胸をときめかせているのだ。1日でも早く班長の相棒として相応しい捜査官になり、班長の心を20年間も悩ましている謎を共に解明したい。松本はそんな風に思っていた。「成る程ね…。どうやら犯人が連続殺人を行うに至った動機はこの第1の殺人にありそうだ。全てはここから始まった。加賀康寛が持ち掛けた嘘の投資話に騙され、学生時代からコツコツと貯めた約1000万の貯金を全部奪い取られた女性が居るね。彼女の事は捜査段階では全く出て来ていない。恐らく加賀康寛が1番始めに騙した女性だろう。彼女には将来を誓った恋人がいたらしい。1000万はその恋人といつか海外へ移住する為に彼女が貯めていたものだ。行先はニューヨークだね。加賀はそれを知ってニューヨークの優良企業への投資話を持ち掛けたんだ。きっと彼の為に役立つと思ったんだろうね。結果騙されて貯金を根こそぎ奪われた。絶望した彼女は誰にも告げずに崖から身を投げたらしい」今松本の手元には棚橋文代のメモノートから書き出した『神様は見ている』のコピーがある。嘘つき狐に騙されて金貨を取られたあの子は、迷ってほら穴に落ちたのだ。あの子はその後落ち葉で隠された。怒った神様の天罰は嘘つき狐の舌を切る事。舌を切られた加賀康寛の遺体が落ち葉に埋もれていたのはこの嘘つき狐の詩に見立てられたからだと思われるが、棚橋文代は事件の起こる1年前に亡くなっているのだ。なら犯人は棚橋文代が亡くなる前にこの詩の存在を知っていた人物でなくてはならない。大野の見立てを聞きながら、松本は自分なりに犯人像を組み立てた。「この殺人が始まりだとすれば犯人は詐欺で身ぐるみ剥がされて自殺した女性の関係者って事?」「そうだ。被害者の加賀自身がそう言っている。舌を切られているから言葉は聞き取り難いけどね。犯人は狐のお面越しに “麻里安(まりあ)の仇だ” と、はっきり宣言したそうだ。白装束と狐面で顔は分からなかったが、比較的若い声だったらしい。ギャンブル好きが高じてヤミ金から借金。利息を払い続ける自転車操業だったそうだが麻里安のおかげで厳しい取り立てから解放された。それが始まりだ。余りに上手く行ったので味をしめ、同じ手口で女性相手に詐欺を繰り返す様になったと…。まさか5年も前の自殺で恨まれるとは思っていなかっただなんて、反省の色はまるで無いね。加賀は飲み屋の帰りにたまたまこの公園を通り掛かり、いきなり雑木林に引っ張り込まれて殴られ、倒れた所を絞殺されたらしい。白装束に狐面だったから一瞬お稲荷さんの呪いだと思ったそうだ。天誅効果覿面だな」大野は空に向かって2、3度払い落とす様な仕草をし、「消えろ!」と叫んだ。その良く通る声は傍にいた松本も一瞬ドキリとする程に厳しい物であった。「赤札を付けて昇らせてやったよ。後は向こうが判断するだろう」天を指差してそんな説明をする大野に、松本は何となく札つきだと昇ってからの対応が悪くなるんじゃないかと想像し、少し怖くなった。そこに『幻影文芸社』で単独捜査中の櫻井から2人のスマホにメッセージが届く。メッセージには須藤編集長の事件取材に同行していた南方なる若いフリーライターの写真が添付されており、事件取材のきっかけがその人物だったと注釈がなされていた。「警察関係者から舌が切られていたと聞いた…?あれは担当捜査官にしか知らされていない情報だった筈だが…」「班長…♭まさかこの南方が真犯人だったんじゃあ…♭須藤編集長の取材に同行する事で探りを入れていたとか…?♭こいつきっと自殺した麻里安って女性の恋人ですよ♭♭」勢い込む松本に、大野は「だとするとこの南方君は亡くなった棚橋文代先生の知り合いだった可能性があるね…」と、冷静な分析をする。だがそんな疑問は次に送信された二宮と相葉コンビのメールで完全に払拭された。「棚橋先生に息子がいた?♭しかも庭から男の人骨まで…♭これは一体……♭♭」唖然とする大野の背後から聞いた事の無い男の声が響く。「やれやれ…やっと見つけてくれたか…」「何?!♭♭」振り向く大野の視線の先には、ふてぶてしい表情を浮かべた松本が、明らかに彼ではない別人の発声をしてじっと見つめていた。【完結編に続く】🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯 大ちゃん💙- ̗̀ 🎂𝐇𝐚𝐩𝐩𝐲 𝐁𝐢𝐫𝐭𝐡𝐝𝐚𝐲~~~🎂 ̖́-💙はぁ~♭どうにかギリ後編も間に合いましたね~CCIT捜査開始と言う事で翔君とにのあいコンビ、そして潤智と、大ちゃんbirthdayにお似合いの後編になったかと思いますとは言え未だ事件は終わっておりません🧐犯人判明かと思いきや潤君取り憑かれちゃってるし、この人誰~~~???な、怒涛の展開になっております(完結編でちゃんと完結させられるのか心配だわ~😅ゞ)なるべく急いで書き上げますので今暫くの猶予をばよろしくお願い致します🙇🏻♀️⸒⸒改めまして。。。💙大野智君💙(´・∀・`)🎂✨👏お誕生日おめでとうございます🎂✨👏大ちゃんのお母様、いつも大ちゃんを産んでくれてありがとうございます「いつかまたね」の言葉を残し、大ちゃんが表舞台から姿を消してから約5年、待ちに待った嵐復活✨ファンクラブ動画で観た大ちゃんの変わらぬ姿に(日焼けも想定内だぜぃ)大ちゃんのたゆまぬ努力が垣間見えました戻ってくれて本当にありがとう💞11月3日の生配信で、タブレットで絵を描いている事を教えてくれましたね😊とっても嬉しかったです🥰コンサートの日程も発表された今、職人気質な大ちゃんの事だから本番はきっと完璧に仕上げて来るでしょう✨🌟🕺🌟✨新規の私は参戦出来ませんが、配信もあるそうなのでドキドキワクワクしながらその時を待つ事にします😍💞健康第一💪何より大ちゃんが笑顔で過ごすのが1番です45歳だなんて信じられないくらいに、変わらず可愛い大ちゃんですが、これからも大ちゃんがいっぱい幸せな日々を過ごせますように、日本一小さい県から祈っております🍀💙🙏🙏💙🍀
たをやかなるみち
こんにちは。ぶどうさんです。ご訪問ありがとうございます。今朝久しぶりに塩こうじを仕込みました。醤油こうじほど保存がきかないので、作らなくなっていました。大根がおいしい季節なので、塩こうじでなんちゃって沢庵を作る予定です。本日リスクかくすりかのおはなしです。アラカン夫婦のぶどうさんち。目の前に夫の定年退職が見えてきた。毎月当たり前のように頂けているお給料が、なくなる。年金は65歳からで、それまでどこかで働かないと生活は立ちいかない。ついでに65歳からの年金でさえ、心もとない。数年前までは、老後2000万円必要などと言われていた。ある意味、2000万で足ると勘違いするフレーズではある。みなさん2000万円ためているんだろうか。この話には続きがあって、おそらく2000万円は必要ないだろうと結論付けられていた。それで、少ない年金に貯金を切り崩しながら暮らせばなんとかなるだろうと高をくくっていたが。突然のインフレで、暗雲が立ち込めた。買い物のたびにお会計で払う金額が増え、いくら節約しても家計簿の数字は今までにない金額になっていた。株価はあがったが物価スライドを見込んだ年金の増額など期待できないとなれば。切り崩す元が早々になくなるのでは、とやっと気づいた(遅)働かないと、お金が足りなくなるということだ。引きこもりで手に職などないぶどうさんでさえ、なにか職を探さないと?うーん。幸か不幸か、ぶどうさんちには、子供がいない。子供がいないので、孫もいない。世にいう、子リスク、孫リスクだけはない。ここでいうリスクとは、子や孫にかかるお金のことだ。教育費だけでなく、お祝い事があるたび、帰省のたび、お金がかかるらしい。お子さんをお持ちの方がそんな話をしているのをぼーっと聞いているだけだったが、なるほどそういうことかとわかった。確かにその点では、お金はかからない。兄弟の子のお祝いなどは出しっぱなしだけど、出せなくなったら断ればいいだけのことだし。自分たちのことだけ考えればいいのだ。それなのに、最近犬を飼いたいと思い出している。特に夫。犬は、お金がかかる。1匹で、生涯500万近くかかるらしい。ひと財産だ。そのお金があれば、ピアノを買いたい(爆)ただ、年齢的に最後のチャンスではあるので、夫の「やらなかったこと後悔」にならないよう、楽しい経験になるよう、夢をかなえたくもある。犬のことを知れば知るほど、手間と時間とお金がかかる生き物だとわかった。まんま、犬リスクである。どうするよ?子リスク、孫リスクはないのに、犬リスクを負うのはどうなの。時間は命だし、金銭的にも負担だ。それでも犬がいると、引きこもりのぶどうさんでさえ散歩をしたりお出かけの機会が増えるだろう。いやーな運動も、なんとかするだろうし。メリットはある。なにより、健康は最大の節約かつ財テクだ。そういうわけで、犬を飼うことは犬リスクではなく、犬くすりとして採用することにしたぶどうであった。
これは潤智妄想物語です。腐要素有(微)潤智好き、大ちゃん右なら大丈夫な雑食の方向き。勿論、完全なフィクションですので、登場人物、団体等、実在する人物とは無関係である事をご了承下さい。尚、妄想ですので苦情は受け付けません。以上を踏まえてからどうぞ🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯前編 〖神様は見ている〗──────嘘つき狐が言いました。私の隠した小さな罪は、あの子の金貨を取った事。何処にあるのとあの子は泣いた。だけど狐は知らんぷり。呑気にコンコン、呑気にコンコン、迷ったあの子はほら穴落ちた。隠しましょう隠しましょう。落ち葉と一緒に隠しましょう。食いしん坊狸が言いました。私の隠した小さな罪は、美味しい木の実を独り占め。お腹がすいたとあの子は泣いた。だけど狸は知らんぷり。呑気にポンポコ呑気にポンポコ、空腹あの子は小さくなった。隠しましょう隠しましょう。藁の布団で隠しましょう。酔っ払いお猿が言いました。私の隠した小さな罪は、大酒呑んで八つ当たり。ごめんなさいとあの子は泣いた。だけどお猿は知らんぷり。呑気にキキキ、呑気にキキキ、あの子の瞳は閉じたまま。隠しましょう隠しましょう。お空飛ばして隠しましょう。暴れん坊狼言いました。私の隠した小さな罪は、鋭い爪で刺した事。母さん呼んであの子は泣いた。だけど狼知らんぷり。呑気にガオー、呑気にガオー、あの子の声はもう聞こえない。隠しましょう隠しましょう。水に流して隠しましょう。どんなに上手に隠しても。いつかは見つかる神様に。怒った神様順番に、大きな天罰食らわせた。嘘つき狐は舌切られ、二度と鳴けないコンコンコン。食いしん坊狸は箱に詰め、二度と叩けぬポンポコポン。酔っ払いお猿は水瓶に漬け、二度と酔えないキーキーキー。暴れん坊狼は杭で留め、二度と動けずガオガオガオ──────⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩女流歌人、棚橋文代(たなはしふみよ)の未発表作品が発見されたのは彼女が亡くなってから実に15年振りの事であった。身寄りのなかった彼女の遺品は、彼女の所属する出版社『幻影文芸社』が管理していたのだが、『棚橋文代没後15年』の節目として『幻影文芸社』が主催する展示会の為にスタッフが資料を集めていた際、彼女が晩年に居住していた山荘の蔵から発見されたのが、棚橋文代のネタ帳とも言える1冊のメモノートである。内容の殆どは彼女の作品として既に発表されたものだったのだが、最後のページに走り書きされたと思われる1篇の詩が未発表の『神様は見ている』であった。恐らくは “悪いことをすると神様のバチが当たる” と警告する意味であったろう。だが、比較的平和で優しい棚橋文代の作品において、やや異質な趣のあるこの作品は、孤独の内に亡くなった彼女の心の闇を映し出している様なある種の恐ろしさを秘めており、展示会の目玉になるとして発表まで極秘扱いにされていた。所がである。展示会の3日前になってこの『神様は見ている』の初公開は急遽中止を余儀なくされたのだ。きっかけは編集部の1人がたまたま見つけた昔の事件記事であった。「須藤編集長。これ、ヤバくないですか?ウチが出版した『週間噂ジャーナル』の14年前の考察記事なんですが、実際に起こった未解決事件が棚橋文代先生の未発表作品と酷似していますよ。これって偶然なんでしょうか?」「何だって?」それは14年前に起こったとある連続殺人事件の犯人像を編集部であれこれと考察した『週間噂ジャーナル』の記事で、そのセンセーショナルな事件の内容は読者からもかなりの反響があったのだが、事件の風化と共にいつの間にやら忘れ去られていた。被害者は年齢も性別もバラバラで、これと言った共通点も見つからなかったが、当時駆け出しのジャーナリストだった須藤の取材により、被害者の裏の顔が徐々に明らかになったのが、この考察記事が書かれた経緯である。始めの被害者は都内の広告代理店に勤務する加賀康寛(かがやすひろ)26歳だ。発覚しているだけでも6人の女が彼の甘言に騙され、嘘の投資話等で総額3億円もの大金を騙し取られていた。加賀は都内の公園で、落ち葉に埋もれた状態の遺体で発見された。死因は絞殺だが、酸鼻を極めたのは遺体の舌が根元から切り取られていた事である。警察は彼に騙された詐欺の被害者を徹底的に調べたらしいが、決め手はなく、犯人逮捕とはならなかった。次に殺害されたのはネグレクトで幼い2人の兄妹を死なせた荒牧蓮花(あらまきれんか)30歳である。亡くなった理玖(りく)ちゃんは2歳、芽依(めい)ちゃんは未だ産まれて6ヶ月の赤ん坊だった。荒牧は水商売で稼いだ殆どをお目当てのホストに入れ込み、そのホストと共に連日連夜贅沢三昧をしていたと言う。殆ど家に帰らず、自宅マンションの一室に閉じ込められたまんまの兄妹は次第に衰弱死したらしい。薄い毛布が掛けられた2人の遺体の身体は同年代の子供の半分以下だったと言うから酷い話である。荒牧蓮花の遺体はとある廃工場の地下室で発見された。念入りに釘が打たれた小さな木箱の中に詰め込まれた様な状態だったらしい。唯一身につけた下着がゆるゆるになるほどに痩せこけていた事から餓死したものと推察された。木箱には藁が掛けられており、そのせいで遺体の発見が遅れたのだそうだ。警察は荒牧が入れあげていたホストや、彼女が死なせた2人の兄妹の関係者を調べたらしいが、こちらも決め手がなく、犯人は逮捕されないままである。3人目はDVで妻を死なせた箕面信寿(みのおのぶひさ)42歳だ。リストラの憂き目に遇い、無職になってからというもの、妻である箕面澄代(みのおすみよ)の稼ぎで食い繋いでいたろくでなしである。酒を飲んでは酔っ払い、澄代に殴る蹴るの暴力を加えていたそうで、耐え兼ねた澄代は居住マンションの屋上から飛び降りて自殺したと言うのが警察の見解だったが、後の調べで澄代の死因は内臓破裂による出血性ショック死だったと判明し、自分の暴力で死なせた澄代を夫の信寿が屋上から落とし、自殺に見せかけて殺害したものと推測された。だが、箕面信寿は既に逃亡しており、行方が分からぬまま1週間が過ぎた頃、県の点検業者がマンションの貯水タンクの中に沈む箕面信寿の遺体を発見したのである。これら3つの殺人事件を当時の須藤は誰か第三者による制裁的連続殺人だと考察し、それを考察記事として『週間噂ジャーナル』に掲載したのだが、警察からは捜査妨害だと散々に怒られた。勿論証拠も何もないただの推測なので、この事件は読者との考察合戦で内々に盛り上がっただけでやがて収束し、今では取材した須藤自身ですらすっかり失念していたのである。それがまさか14年も過ぎた現在に記憶を呼び起こす事になろうとは思いもよらぬ話であった。しかも事件の起こる1年前に亡くなった女流歌人の未発表作品によって…である。まるで亡くなった棚橋文代が1年後の事件を予測して書いたみたいなこの『神様は見ている』の一篇は須藤の背筋にゾクリとした悪寒を走らせるのに充分な酷似性があった。「こりゃ一体どう言う事だ…?♭♭」もしこの未発表作品を展示会で発表すれば14年前の事件と照らし合わせて大騒ぎする読者も居るだろう。昔と違いSNSの発達も著しい現在において話題性は抜群だ。しかし…♭♭須藤は『神様は見ている』の発表を一旦棚上げし、ある人物に相談を持ち掛ける事にしたのだった。⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩2010年に殺人事件の時効撤廃が決定されてから、各所轄署に新設されたのが『未決犯罪捜査班』~Cold Case Investigation Team~略してCCITである。そんなCCITの東京都中央警察署本部には班長の大野智始め、お馴染みのメンバーが顔を揃えていた。「14年前の連続殺人事件?♭あれって『噂ジャーナル』が勝手に考察して書いた眉唾記事だと思ってた♭」当時の事件ファイルをパソコンで検索しながら目を丸くするのは、鑑識課からCCITに配属された二宮和也捜査官だ。二宮の向かいのデスクで同じくパソコンを操作しつつ、サイバー犯罪対策課からCCITへと配属された櫻井翔捜査官が「確か捜査一課では連続殺人って見解はされてなかったよな?」と、捜査一課からCCITに配属された松本潤捜査官へと視線を向ける。「知らね~って♭俺14年前は高校生だぜ♭」松本は嫌そうな顔をして「つ~かさ、被害者に何も共通点が無かったら、フツー連続殺人たぁ思わねぇだろう?♭先ずガイシャの関係者を調べるっての♭」と、やや濃いめの眉毛を顰めた。「そりゃそうだわ。14年前なんてSNSも今程発達してなかったしね。詐欺師が舌を切られりゃ騙された女の誰かが復讐したんだと思うし、育児放棄で子供死なせた女が飢え死にしてりゃ亡くなった子供の関係者が復讐したんだと思うでしょ?DV旦那が奥さんを暴行死させたってんなら奥さんの身内の誰かが容疑者になるのが捜査の常套よ。そもそもその須藤とかって編集長はどうしてこの3件の殺人を連続殺人だと考察したのかしら?あたしに言わせりゃそんな考察記事を書いた須藤って奴が何気に怪しいけどね」組織犯罪対策課からCCITに配属された紅一点の小池捜査官が遠慮のない口調ではっきりと言った。「いやいや姐さん♭さっきの班長の説明聞いたっしょ?♭須藤さんは榊野警視総監の大学時代の友人だから♭いくら何でも犯人断定しちゃマズイっすよ?♭」生活安全課からCCITに配属された、ここでは1番若い菊池捜査官がオロオロと窘める。元警察犬訓練士からCCIT配属となった相葉雅紀捜査官が「大丈夫だよ菊池君。榊野警視総監は班長の特殊能力を全肯定してくれている懐の広い人だから栄子姐さんの暴言くらいじゃ怯まないよ♪」と、笑顔で励ました。「ちょっとぉ雅紀♭それじゃあたしが優しくないみたいじゃないのよ♭」「アヒャヒャヒャ♪ゴメンゴメン♪でもさ、連続殺人なんていかにもブンヤさんらしい発想だと思わない?俺さ、その須藤って人が棚橋文代の未発表作品を展示会目前にして発表せず、友人の榊野警視総監に相談したのって、かつて自分が考察した内輪ノリな推理が、にわかに真実味を帯びて来て怖くなったからじゃないかと思うんだよね。だって棚橋文代は事件が起こる前に亡くなってるんでしょ?その『神様は見ている』がいつ頃書かれたものかは分からないけど、この詩が無いとさっき栄子姐さんが言ったみたいに全部バラバラな事件みたく思えるじゃない?だけど事件前に書かれたであろう棚橋文代の『神様は見ている』が、3つの殺人事件をひとつに繋げちゃった感じがするじゃん?これ須藤さんめちゃくちゃ怖かったと思うよ~♭俺思わず鳥肌立っちゃったもん♭超ホラーだよ♭♭」相葉の率直な意見に一同が一斉に頷いた。「確かになぁ~♭事件の概要だけ聞きゃ単なる個別の復讐殺人みたく思えるけど、ここに『神様は見ている』の内容がひとつプラスされるだけで急激に連続殺人味が増すんだよな~♭班長、須藤編集長は榊野警視総監にその棚橋文代の未発表作品が書かれたメモノートを預けてったんだろ?内容は見た?」松本の質問にそれまで静かに捜査官達の意見を聞いていた大野が口を開く。その声は穏やかな中にも少し緊迫した響きがあった。実は大野には特殊能力がある。所謂霊視能力と言うやつだ。しかもかなり強力である。榊野警視総監はそんな大野の特殊能力を知り、捜査官になるようスカウトしたのだ。彼がCCITの班長として任命されたのも、『視(み)える』からである。それは実際の現場だけではなく、現場写真や亡くなった人の持ち物からでも感じ取る事が出来た。「…視たよ。榊野警視総監には何を感じるかと聞かれた。結論から言うとその1篇の詩は間違いなく亡くなった棚橋文代先生が書いたものだ。やや乱れた文字ではあったけど、だからと言ってその文字からは誰かに対する恨みとか憎しみとかの思念は余り感じ取れなかったんだ。ただ誰かに対する愛惜の情とでも言うのかな?そんな愛しさや哀れみの思念がかなり強く籠っていた。だとするとあの『神様は見ている』と言う詩は大衆ではない誰か特定の個人に向けて書かれた作品である可能性が高い。棚橋文代先生には身寄りがなく、晩年は孤独だったと言われているが、僕の見立てでは恐らく晩年の彼女に寄り添っていた誰か近い人物が存在している。それが誰なのか判明すれば、今回の謎めいた事件を解決する大きなヒントとなるだろう。因みに、14年前に起きた3つの殺人事件の現場写真も視たが、いずれも同一人物、若しくは同一人物らしい犯人の手によるものだと分かった。らしいと言うのは犯人が白装束で顔にお面を被っていたからだ。第一の殺人…悪質な詐欺行為で大勢の女性を騙し、大金を奪い取った加賀康寛は狐の面を被った白装束の人物に、第2の殺人…ホストに入れ込み、放蕩三昧で2人の幼子を育児放棄で死なせた母親、荒牧蓮花は狸の面を被った白装束の人物が殺害した。そして第3の殺人…酒に溺れ、行き過ぎたドメスティックバイオレンスで妻を死なせ、それを隠蔽する為にマンションの屋上から妻を投げ落として自殺に見せかけた夫、箕面信寿は猿の面を被った白装束の人物に殺害されている。白い着物と袴。着物の背中には立派な筆文字で “天誅” と書かれている。体格の感じから恐らくは男だと思うけど、それ以外の素性ははっきりと視えなかった。僕が現場写真から視るのは殺害された被害者から感じ取るモノだからね。殺害された彼らの目には犯人がそんな風に見えていたと言う事だ。14年前の捜査では犯人がどんな風体だったのか判明していなかったから、捜査官達が関係者の中から容疑者を割り出そうとしたのは当然だ。だが犯人に共通した特徴が動物のお面を被った白装束の人物だと分かっていれば、きっと警察も連続殺人事件の線で犯人像を模索しただろう。3件の殺人事件が残念ながら未解決に終わったのは単独犯の可能性が初めから除外されていたせいもあったのだろうね。図らずも『週間噂ジャーナル』の考察記事が最も真犯人像に近かった訳だ。でも何より僕が気になっているのはそこじゃない。14年前の殺人が3件だったと言う点だ。もし『神様は見ている』の見立て殺人だとすれば最後の暴れん坊狼に纏わる殺人事件が実行されていない事になるんだよ」松本がハッとして顔を上げる。「本当だ…♭見立て殺人だとすると…てか多分間違いねぇんだけど、事件は未完成のまんまじゃねぇか♭ニノ、翔さん、14年前に他に類似する事件って起こってねぇか?♭」二宮と櫻井も同じ事を思ったのか、当時の事件ファイルを手分けして調べていたが「まつもっさんそれなんだけどさ♭俺もさっきから探してんのに他に該当事件が見当たんねぇのよ♭翔さんはどう?♭」二宮の呼び掛けに櫻井が首を振る。「いや?今の所それらしき事件の記録は無いな…。他の3件の事件の性質から見ると、悪質な犯罪を犯しながら上手く罪を逃れた人物が『神様は見ている』の天罰通りに殺害されている可能性が高い。なら、誰かを刺して罪を逃れた人物が4人目のターゲットになりそうだけど…」櫻井の声に呼応して菊池が口を挟む。「確か『暴れん坊狼が鋭い爪であの子を刺した』とか何とか…。刺されたあの子は『お母さんを呼んで泣いた』って言ってるので、誰か子供を刺した奴が居たって事っすよね?ならウチら生安課の出番かも…。それ刺した奴も未成年って事ないっすか?未成年が事件を起こした場合、更生の余地を考えてネンショー出た後身元を隠したりするし…」「お前記憶力いいな菊池。班長から聞いた詩の内容覚えてんのか?」櫻井が褒めると菊池は嬉しそうに「先輩あざ~っす♪」と喜んだ。「成る程なぁ~。当時未成年だとすりゃ今は20代後半から30代前半くらいか?ネンショー帰りだとすりゃ犯人は当時手が出せなかった可能性もあんな。じゃなけりゃ犯人の方に何か不測の事態が起こったか…」どうやら大野班長の深刻な様子は14年前の未解決事件の解明だけではなく、その事件が未だ終わっていない可能性があるのを感じての事だったらしい。松本はコピーされた14年前の3つの殺人事件のファイルに一旦視線を落としてから、「さぁ、何処から調べます?」と、真っ直ぐに大野を見つめた。「そうだな。では菊池君は小池君と共に14年前に起きた少年犯罪を調べてみてくれ。櫻井君は『幻影文芸社』に行って棚橋文代先生の過去作品、それから14年前の事件についての『週間噂ジャーナル』の記事を全て調べて欲しい。編集長の須藤さんには社のパソコンを調べる許可も貰っているから心配はいらないよ。きっと君なら棚橋先生の周囲に居た人物についての大きなヒントを探り当てる事が出来るだろう。二宮君と相葉君は棚橋先生が晩年居住していたと言う山荘に行ってメモノートが発見された蔵を中心に手がかりになりそうな物を探索してみてくれないか?僕は松本君と共に3件の殺人事件が実行された現場に行って聞き込みと…」「 “現場を視る” んですね?リョーカイです♪」茶目っ気たっぷりに敬礼をする松本に大野はいつもの様にはにかんだ微笑みを見せて小首を傾げた。 【後編に続く】🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯🔯さぁ始まりました大ちゃんお誕生日企画★昨年に続き、今年の潤智お誕生日も霊能力捜査官&熱血刑事コンビとそのチームが活躍する未解決犯罪に因んだ物語をお送り致します🙇♀️今回はミステリーでは定番中の定番である “見立て殺人” をテーマにした物語となっておりますが、兎に角プライベートが未だ未だ落ち着きませんので💦(因みにお母んの胆嚢炎は来月の18日に全摘手術を行う予定🏥)大ちゃんbirthdayまでの残り少ない期間で、ある程度書けそうな尺でやって行きたいと思っておりますm(*_ _)mとは言え、今回も中々のボリュームになりそうな予感しかも未だ捜査前までしか物語が進んでおりません(大丈夫か私💦)出来れば後編までは書き切りたいのですが、お話を終わらせる事が出来るかどうかは分かりません😅ゞとは言え、それなりに読み応えのある物語にしたいので、(ツッコミ所は多々ありますが)今回もチームCCITの活躍をお楽しみ頂ければと思っております因みに事件の元になっている『神様は見ている』と言う詩は作者がストーリーに合わせて勝手に作成したもので既存のものではありませんぞ~📝←(分かってるって?)最近は途中になっているストーリーも中々書き進むことが出来ておらず、ご迷惑ばかりのポンコツMARKIEですが😭例えどんなに長く掛かろうとも必ず全部仕上げますのでどうか気長にお待ち頂ければ幸いでございます🙇♂️
Inside the Battle with Temptation <煩悩との戦い>
今日はこの曲vivid undress 「ワンルームミッドナイト」夜勤の仮眠時間を終えたころ、ナースステーションの時計は午前4時20分を指していた。窓の外の空はまだ群青で、朝でも夜でもない、境のような時間。モニターの点滅音、患者の寝息、遠くで鳴るナースコール──いつもと同じ病棟のはずなのに、純子の胸は落ち着かなかった。(退院まで、あと5日)それがどうしようもなく心をざわつかせる。消毒で孝也の足の状態を確認するたび、淡々と職務をこなすふりをしながら、指先に伝わるぬくもりだけが別の感情を刺激してしまう。二年前の電車。勇気を振り絞って渡した手紙。初めて好きになった人。思い返すだけで胸が痛くなる。高校三年の春、進路に追われていた時期。女子高で男子と関わることなく育ち、話すだけで緊張し、逃げるように生きてきた自分が、突然、誰かを好きになった。あの車両に高校生になりたてだった孝也が乗ってきたあの日。無表情で、誰とも目を合わせず、世界を拒むような雰囲気。なのに目を離せなかった。(…手紙なんて渡して、ほんとにバカみたい)告白したというより、勢いで渡した、ただの思いを伝えるメモだった。返事は優しかった。けれど結果は分かっていたが振られた。彼女がいると聞いた時、胸がきしむ音が聞こえた気がした。(あの時、終わったはずだったのに)なのに、今こうして二年越しに同じ会話をしている。屋上に連れて行った日、何気なく聞いた。『お見舞いに来てくれた子が彼女なの?』あれはただの確認なんかじゃなかった。恐くてたまらなかった。また他の誰かのものになっているんじゃないかって。「あの子たちはクラスメイト、よく一緒に勉強したりしてるんだ」言い方は軽かったのに、ぽつりと続いた言葉が胸に刺さった。「今は付き合ってる人いない」瞬間、酸素を忘れた。視界が明るくなったようで、反対に体は固まった。言葉の意味が大きすぎた。心臓が痛いほど跳ねた...けれど、何も言えなかった。怖かった。嬉しいけど、怖かった。(5日。たった5日で、終わっちゃう)退院すれば、また別々の生活。職場は病院、相手は高校生。普通に考えれば、恋など叶うはずがない。でも、初恋を忘れたことなんて一度もなかった。勤務を終え、ロッカー室で一人になると、気がつけば膝の上で拳を握っていた。制服の胸のポケットには、そっと忍ばせた折りたたんだ便箋が入っている。告白ができなかった時のための逃げ道。「渡すだけならきっとできる」そう自分に言い聞かせて夜勤に入ったのに、いまは違う。(直接言わないと後悔する)背中を押すように春の終わりの匂いが香っていた。看護師の仕事は忙しい、恋なんてしている余裕はない。そう思い込んで蓋をしていただけ。その蓋が今、勝手に外れようとしている。早朝の巡回を終えた頃、病室は薄いオレンジ色に染まっていた。孝也は寝息を立て朝の光だけが差し込まれている。影が長く伸びて、どこか寂しげだった。非番明け、「……藤井くん、少し外の空気吸いに行かない?」声が震えていないことだけ確認して、言葉を投げた。患者のためという建前はまだ成立してくれた。「行きたいです」その返事に胸が跳ねた。他愛ない移動のはずなのに、心臓の音が看護服の胸元から溢れ出そうだった。エレベーターの静かな揺れ、車椅子を押す自分の足音、病棟の匂い。世界がひどくはっきりしていた。屋上に出ると、風が優しく頬を撫でた。低い夕陽が沈みかけていて、フェンスの影が長く伸びている。誰もいない。勤務の境目の時間帯は、ここだけ世界から切り離されたみたいだった。「……今日、どうしても伝えたいことがあるの」覚悟を決めていたのに、声は細かった。孝也が振り向いた。逃げ場がなくなる。「二年前、電車で会ったときのこと、覚えてないよね」「……覚えてるよ。手紙、もらったし」胸の奥の何かが崩れた。覚えていてくれた。それだけで泣きそうだった。「わたし、あの日からずっと……忘れられなかったの」夕日で光る横顔のまま、絞り出すように続ける。「フラれたって分かってても、好きだったの。ずっと、ずっと好きだったの」声が震える。呼吸が浅い。手が冷たい。でも止まらなかった。「仕事が忙しくて恋愛なんてする余裕ないって思ってたけど、本当は逃げてただけ。藤井くんがまた目の前に現れたら、全部思い出しちゃったの。わたし、まだ……好き」涙は落ちていない。泣いていないのに、泣きそうな顔になっていた。「返事は、今じゃなくていい。ただ聞いてほしかった。退院まであと3日、藤井くんの気持ちが決まったら、そのとき答えて」夕陽を背にして、制服が風に揺れる。世界が一瞬、音を失ったようだった。孝也はまだ何も言っていない。ただ静かに息を呑んで、純子を見つめている。答えが降りる前の静寂。その時間だけが永遠のように広がっていた。この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありませんコメント! いいね! リブログ! 嬉しいです。是非お願いします。ブログ小説「再会その日まで」毎週 月 / 水 / 金21:00更新予定登場人物とここまでのお話の振り返りはこちら『これまでの『再会のその日まで』』主人公・藤井孝也の高校入学と、ある“すれ違い”から始まる。中学時代、片思いの「あやちゃん」を追って受験したはずの進学校。しかし彼女とはすれ違いとなり別の学校に…ameblo.jp
Coach MasHのボヤキblog ~働く人 働きたい人を応援します~
いつもお付き合いくださり、ありがとうございます。年末年始の行事は粛々と続いていますが、まず一番大事なことは、健康に年を越すことですよね。うちの婆さん、まだまだ腸閉塞の症状が出ていて、私としては、いつも以上に心配しています。私個人の心配は、、甥っ子の子ども、姪っ子の子ども、総勢10名くらいいますが、この子たちに、私はお年玉をあげるべきか、あげなくていいのか??という悩み。笑孫じゃないんですよ。ほとんど会ってないんですよ。でも、お正月や年末には会うんですよ。去年までは手書きのポチ袋にわずかな紙幣を入れて渡すけど、結局、会えない子もいるし、会った子には渡すけど、それでいい??まだ小さいからいいけど、中学校になったらいくらあげるの??親ならたくさんあげるでしょう。でも、私って、彼らの何??笑って考えてたら、お年玉で悩むのが面倒になってきた。笑ってなわけで、今年はクリスマスプレゼントに果物をプレゼントして、各家にクリスマスカードを送って、お年玉はなしにしようと、勝手に心に決めました。こんな言い方はいやらしいけど、子無し夫婦は、一切回収できないのでございます。人生、すべて、あげっぱなし。笑ちびたちは、きっと私がどういう存在か知らないと思うしね。そろそろ、距離を置いて接していく時代も近づいてますよね。彼らに私の老後の面倒を見てくれ、な~んて、つゆほども思ってないんだし。