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  2. 妄想のお話です。しばらく寝れなかったけど、気がついたら朝になって、大野さんが起きていた。大野さんは、ペットボトルのお茶を飲んでる。「ニノ、おはよう。このお茶、もらって良かったんだよね?」「あ、うん。適当に買ったから、飲んでいいお茶だよ。ポットにお湯もあるけど。」「ううん、常温がいいんだ。」ふたりで話していたら、皆も起きてきた。「おはよう。」「おはよう。」「あー、よく寝た。」相葉さんは、起き上がってすぐに布団を畳み始めるし、潤くんも手伝ってる。夜中の話、したいけど、俺が寝ぼけていただけかも知れないし、どうしよう。「今日も、散歩行く?」「いや、いいよ。ねぇ、今日はスカイラインに行くだけだよね?」「まあ、時間的にも、そうなるよ。遅い時間のジェットフォイルが予約出来なかったからね。新幹線への乗り換えも、結構、ギリギリなんだよね。」「ねぇ、運転はどうする?結構、クネクネだけど、むしろ運転した方が酔わないかもよ。」あ、そうだ、山道のクネクネは、さすがに車酔いする可能性がある。「とりあえず、行きは俺が運転してみる。」「じゃあ、行きはニノ、お願いね。」そんなやり取りをしていたら、急に大野さんが部屋を出ていった。着替えて、荷物をまとめていたら、大野さんが洋服を持って戻ってきた。「乾いてて、良かった。あ、今日もおにぎりを作ってくれてたよ。」この民宿、元々あったお風呂の部分を改装してキッチンと繋げていて、その奥に洗濯機と物干し場があるんだって。昨日の夕方洗ってもらって、干してたから、取り込んできたみたい。大野さんは、着替えを始めた。

  3. あー 疲れた😣💦⤵️仕事のバカ女の尻拭い💢😠💢昨日の会議での怒り😡💢🔥は、昨日のうちに おさまってた あたし。なんで、普通に仕事に出勤したんよ😊そしたらたくさんの感謝を頂きました❤️朝イチに 同年代の同僚が来た。『ねぇ、あたし 家に帰ったら 腹が立ってねれなかったんだよ‼️』色々話し バカ女が謝ってくるかどうか 話した。『あの女は謝らんよ。謝るなら とうに謝ってる』とあたし。やっぱり 謝ってこなかった。だよ~(笑)だって ネイルしてきてたもん😤会社で ネイルするのは あたしだけ💕常に真似して 寄せてくるけどあたしみたいには なれないよ❤️自己中心的な女。初めは 女王様気取りだったけど、今や 誰も相手にしない。一緒にいる男くらいかな。自分のした身勝手さが…自分の首絞めてる🎵あっ❤️🌟もらった感謝🌟その女以外 全員が所長の発言 女の行動に対して 苛立ち腑に落ちなかった。と話してくれた。そして あたしのとった行動を讃えてくれた。『あの場面で よくガマンして こらえたよね』違うよ~と話した😊ガマンじゃなくて…諦めだよ🎵いくら言っても 職権乱用の所長に話すだけ ムダだから❤️普段 無口な子も 会議中 発言してくれた理由を聞くと『理不尽すぎて ガマンできなかったです』と…あたしは みんなに🌟感謝🌟をもらったん❤️自分の事のように 考えてくれて😊みんなの思いは…『仕事しに来てないなら 辞めてほしいね』と 全員一致した👍💕ここまで 嫌われる女って 過去にもいたけどスゴすぎる‼️この女の学生時代…字体から 読めてる。ホントはノミの心臓(笑)昨日 帰りがけにバカ女と 同僚の男の子が話していた。気にも止めなかったけど男の子が話してきた。『昨日 会議後 捕まって泣かれました。泣くくらいなら 仕事するようにアドバイスしました』と 報告された。あたしは 人か何をしようが 関係ないから気にも止めない😊男の子は 更に言った。『依存体質の人は 疲れます…』当たり前❤️エネルギー吸いとるんやもん。そりゃ 疲れるやろ😁💕こんな女に限って 辞めないんだよね🎵まぁ、別にいーけど。今後 やらなかったらガンガンに責めていいらしいし❤️あたしは みんなが自分の事のように心配してくれ 共感してくれたことが何より 嬉しかった😊たくさんの感謝を頂けた ありがたい1日になりました。疲れMAXやけどなぁ💢😠💢バカ女の尻拭いで…💢😠💢ブログに載せていーなら女の顔 見てほしいわ🎵性格は 顔に出る。って言うけど…女郎蜘蛛みたいやから😱ネト~っ ジト~っ⤵️て 感じ。明日は 🎪イベントのお手伝い🎪終わったらナナ🐶の点滴に行きます。ナナ🐶 立ち上がれなくなっちゃったん。次は 5/14乗り越えようね❤️ナナ🐶頑張ろうね❤️では💕疲れたんで 寝ちゃいます😪💤💤

  4. ヤフーニュースの速報でフジコ・ヘミングさんがお亡くなりになったと知りました。享年92私はこの数年で人生最高に文化(?)活動に勤しむようになり、昨年は石田組のコンサートやベルリンフィルのコンサートなどクラシック音楽の演奏も生で聴いたりして、これからも気になったものを積極的に体験していこうと思っているのですが、そのひとつにフジコ・ヘミングが入るはずだったのです。昨夏、石田組のコンサートでフェスティバルホールに行ったときです。置いてあるチラシでフジコ・ヘミングのコンサートが予定されていることを知りました。メディアを通じて断片的には存じ上げていましたが、はっきりとフジコ・ヘミングという人を認知したのは私もあのテレビ番組でした。そう、「さんまのあんたの夢を叶えたろかSP」です。海苔漁師さんがフジコさんの演奏に感動して自分も弾きたいと独学で「ラ・カンパネラ」を習得、フジコさんの眼前でその演奏を披露するというものでしたが、あれは本当にすごかった。月並みな表現ですが、魂が揺さぶられるというのはこういうことを言うんだなぁと実感しました。テクニックとかじゃないんですね。渾身の演奏を見つめるフジコさんの眼もとても優しかった。物言いはさっぱりしててあの風貌ながら、心根に慈愛が満ちているのがすごく感じられたのです。機会があれば私も生でフジコさんの演奏を聴きたいと心のどこかにずっとあったので、そのチラシを発見してこれは是非!!となったのは言うまでもありません。早速12月3日のチケットをゲットしました。11月はベルリンフィルの高次元の音を浴びて満足満足のご機嫌さんに味をしめ、来月はいよいよ初フジコ・ヘミングだと喜び勇んでいたところ、フジコさんが転倒して手を負傷したためコンサートが翌年5月に延期になってしまったことを開催日の2週間くらい前に知りました。半年も先というガッカリ感は半端なかったけど、振り替え日も日曜日だったので仕切直しもしましたが、ご高齢のフジコさんは大丈夫だろうかとずっと心配してました。もしかしてもう引退?という思いもどこかにずっとありました。年が開けて、寒さも緩み桜も綻び始めたころ、なんとなくフジコ・ヘミングオフィシャルサイトを開いてコンサート情報を確認してみると、振替コンサートも中止とか再延期とかになっていて、イヤあな予感が…こういうのって得てして当たるんですよね。5月19日の大阪フェスティバルホールは中止になっていました。どんな怪我だったのか詳細は不明でしたが、やっぱり半年でリハビリは無理だったのか…と残念で仕方ありませんでした。いや残念がすぎるでしょう。お年を考えたらもう私が生演奏聴くことはないのかな、と瞬間的に思ったくらいです。チケット払い戻し期限がコンサート翌日までになっていました。私は自らオフィシャルサイトに行って分かりましたが、こういう場合何か事前の通知とかチケット購入者宛にあるのでしょうか?能動的な姿勢が身についていない人なら、もしかして何も知らないまま当日ホールに出向いてそこで初めて知ることになったりするのかもしれません。私???だから払い戻し期限はコンサート翌日までなのかと思いましたが、その場合の落胆ぶりは想像するだに気の毒にもほどがあるというものです。二週間ほど前にチケットの払い戻ししました。半年間待つ喜びを長く味わえたこともあり、別れを惜しむような気持ちで換金しました。まさかガンで闘病中だとは思いもよらずに…3月に検診ですい臓ガンと診断されたそうで、入院治療をされていたのが、4月21日に容体が急変、帰らぬ人に、とのことです。涙フジコ・ヘミングさん、生涯現役でしたね、お疲れ様です。どうぞゆっくりとおやすみください生演奏を聴くことは終にかないませんでしたが、残してくださった音を味わうことにしますね。心を込めた演奏ありがとうございました。フジ子・ヘミング 月の光フジ子・ヘミング~月の光C.Debussy Clair de Lune<月の光>youtu.be漁師さんのラ・カンパネラ経験ゼロから覚えた“奇跡の漁師ピアニスト”夢の先 フジコ・ヘミングと同じ舞台に…『あんたの夢をかなえたろかSP』1/10(月)【Tver Paraviで配信中】1月10日(月・祝)よる7時『さんま・玉緒のお年玉! あんたの夢をかなえたろかSP2022』https://www.tbs.co.jp/yume-sp/★Tverで無料配信!!https://tver.jp/lp/f0094615★Paraviで配信中!!https://www.paravi.jp/title/8...youtu.beありがとうございました😊

  5. 現世の縁をすべて断ち切り出家し寺に入った翔様あの場所だけが彼が生きる世界だった皇子が傍に居ても命の灯りが消えるその時まで陽の一族と耀の一族への恨みは決して消えることは無かったのだろうまさか生家が乗っ取られたとは思いもせずに ・・・この場で真実を聞いても戸惑って当然だただ ・・・ 親の気持ちが伝わることで翔様も救われたと思う「翔様、ここに居る前世の者たちは 即位の儀が始まる頃 それぞれの中に帰り 新しい生を生きることになる 申し訳ないが、長と画伯以外は 殆ど前世の記憶は残らない」「蒼灯殿、前世の記憶など 無い方が良いのですよ」皇子の言う通りだ前世の記憶に縛られる必要はない自分の与り知らない事で悩んだり、悲しんだり憎んだりする必要もないのだから「ああ、その通りだ 前世の記憶などない方が 良いに決まっている ただな ・・・ せっかくの機会だ 翔様はご両親とゆっくり話をしたらどうだ 蟠りは残してはいけない」「それはいい考えだ 翔、三人とゆっくりと過ごしたらいい 私もみなと一緒に過ごそうと思う」皇子の言葉が翔様の背中を押しご両親、真翔さんと4人で並んで座った「後ほど本家邸にご案内いたします」御前の言葉に4人が頷いた「長、画伯、そして御前 こちらに来てもらえるか?」蒼灯さんが暁殿の長の間に座る皇子達の横に来るようと手招きをする「私もですか?」御前が戸惑った顔で尋ねると可笑しそうに笑いながら頷き「大野本家が守り続けなければ 今日の日は向かえられなかった そう言う意味で、ここに上がる資格は有る」「その通りです 私たちの願いを聞き入れ 千年もの間 蒼穹国帝の血脈を お守りくださった その功績は長の功績に匹敵すると 思っております」帝の言葉に御前の瞳が潤んだように見えた泪を浮かべたのは御前の中にいる后の弟さんだと思った画伯が御前の背中に手を当て皇子のいる長の間に移動した俺は皇子の横に座った「画伯、この前 即位の儀で足らないものがあると 言っていたよな」「はい、三種の神器は揃っているのですが 帝を証明するものがない事に 気が付きました」「それが何か見当はついてる?」「多分 ・・・ 帝の印」「その通り 私が帝から預かったのは 「蒼穹国皇帝御璽」だ」鍵が付いた箱(螺鈿細工が見事なもの)を帝の前に置き「預かった物はお返しする これで、私の役目は終わりだな」やれやれ、やっと終わったと言う表情を浮かべた「蒼灯殿 ・・・ 長きに渡り 保管くださり ありがとう存じます この御璽は三種の神器と同じ 帝の印となる物 漸く皇子に継承することが出来ます」「これですべて整ったな 即位の儀が始まるまで それぞれゆっくり過ごせばよい」暁の一族にも長の印がある必要な時以外は金庫に保管されている何事もその印がなければ無効となる宝物殿にもなかった御璽は蒼灯さんの手から里に戻ってきたそれにしても賢帝と呼ばれた人はどれだけ凄い人だったんだろう後で蒼灯さんに聞いてみよう「蒼灯殿の提案に甘えさせていただきます 父と母に私の弟たちを紹介したいと思います 智慈殿もご一緒頂けますか?」智慈さんは少し迷いの表情を浮かべたが真翔さんと頷きあって「ご一緒させていただきます」と笑顔で応えた翔様達は本家の邸に皇子達は離れにそれぞれ移動していった僅かに残った時間でゆっくり過ごして欲しいと思う「蒼灯さん、お疲れさまでした」声を掛けると「ご馳走して貰わないと 割に合わないな(笑)」大役を終え、安堵の表情でにっこり笑った俺達はどうすればいいんだ?いつまでも暁殿を使っていられないし ・・・思案しているところに綾野君と小滝が暁殿に入ってきた<続きます>漸くここまで来ました長かった ・・・後は即位の儀のみですが儀式について詳しく書けるかな ・・・その辺りは曖昧に描かせていただきますyayosato    

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  6. 朝 初めて…寝過ごしました‼️あたし、寝過ごした事ないんよ😊昨日は 寝れない。と思いきやスンナリ 就寝したのに。たまにある不思議な出来事誰かが起こしてくれたかのように 起きる時や知らせかのように直前で 忘れ物を思い出す事。今日の朝も 目覚まし 4つをスンナリ止めていた。何故か パッと目が覚めたら 朝の5時。1時間 寝過ごした😔誰かが 起こしてくれた❤️『まぁ 間に合うから ゆっくり行こか🎵』と思った瞬間‼️あー、今日 なんかある‼️と確信した。仕事で 仕事しない若い女の仕事を今日から 引き継いだ。案の定 女は 仕事してなかった。しわ寄せは また あたし。怒り💢💢💨が湧き…みんなと相談の上 尊敬してる事務員さんに相談した。事務員さんは『仕事しないなら いらないよね』と今日は たまたま会議があるから その時に所長に言ってもらう。と言ってくれた。女は 2度目の 仕事しない告知となる。いよいよ 会議になり 全く 女が仕事しない議題が出ないからあたしは言った。会議内容は エンゲージメント『あの 仕事内容 話していいですか? 事務員さんに相談して 会議で議題にしてくれる。と言ってたのに 議題にならないので。この◯◯さんの仕事ですが 手抜きばかりなんで困ってますが』すると 所長は‼️『なんで今 ここで話するの? 自分勝手すぎない? 事務員さんに話しないよう言われたでしょ。だいたい ◯◯さん(あたし)は 勝手なんだよ。』はぁ⁉️すると 同年代の同僚が かばってくれた。『◯◯さん(あたし)は 会議で議題になる。って聞いてて ならないから発言したんですよ。』所長は『だいたい ◯◯さん(あたし)は 敵対してて どうして 歩みよれないのかな?』あの 若い女と 仲良くなれ。って(笑)😭てか、誰も歩みよってねーよ❤️敵対とか あたしは 嫌いだから近寄らないだけだわ🎵仕事しない女が怒られずあたしが責められた‼️呆れて 丸く会議は 終わった。直接 本人に言っていい。って言ったから『仕事してよ‼️』と言った。事務員さんに 迷惑かけちゃった❗と 事務員さんに言いに行くと…事務員さん ブキチレ💢💢💨所長に『話違うじゃん‼️』あたしは 事務員さんに『所長に あたし ボロクソ言われたよ』更に 事務員さん ブチギレ💢💢💨元々 この所長になってから20人は 辞めてるくらいやからなぁ😤事務員さんが あたしに謝ってくれた。『仕事しない人 怒るべきなのに 嫌な思いさせて ごめんね。若いのに 甘いなんて あり得ないよね』って。この事務員さん 大好きなん❤️霊性 高いから。誤魔化すことを 一切しない😊ホント 理不尽あほ所長早く 落ちればいいのに❤️若い女も みんな『早く辞めてくれ~』って言ってるの気づかんのかな⁉️この会議では 霊性の高い低いが ハッキリ分かれました🎵まぁまぁ 理不尽は 付き物だよね❤️間違った事をしてない‼️と 自信あるあたしに共感してくれる人達に感謝です😌💓そして 会社を出てすぐ…直感で 昨日夜 変えたばかりのピアスが片方 なくなってました。これは 以前にも体験したけど物事の終わりです。新しい展開が 始まります。以前は あるピアスを着けた時からお金が どんどん舞い込みました。ピアスを片方 落としてから…お金は ピタッと とまりました。今日の出来事は…だいぶ 腹立つけど💢😠💢新しい展開がくるなら…よきよき❤️では はよ 寝ます🎵

    起こる出来事の予兆
  7. *嵐妄想小説*BL小説*SFファンタジー*大宮妄想(+翔くん)*お話の全てはフィクションです。*恋するアンドロイド・シーズン2「おもちゃの天使」(8)  長かった気もするし、あっという間だった気もする時間が過ぎて行った。やっと、ニノの体の再生が終わって、俺は毎日会いに行った。「ニノ」俺の声がすると、振り返ってにっこり笑うニノ。櫻井さんは、もう話せるはずだから話してやってと言う。でも、ニコニコしてるだけで、ニノは話さなかった。「ニノ、俺の事わかる?」ニノは、俺をじっと見つめるだけだ。姿は、元のまま可愛くて、綺麗だけど。前の記憶のある無しは、分からなかった。ただ笑って、俺の言う事を聞くだけだったから。「散歩でも行こうか」ニノの手を握って、散歩した。嬉しそうだけど、俺の事は分かってるのかなあ。「そうだ、ニノ。教会に行こう」ニノを返すのに、見かけた結婚式。結婚したいと言ってくれたのに、信じてあげなかった。アンドロイドだからと、分からないと思い込んでいた。ニノ、君は毎日、言ってくれてたのに。「ご主人様、好き」可愛い声が、蘇って切ない。雨上がりの並木を通る。白いワンピースを着せられて、白いブーツを履いたニノは、真っ白な花嫁みたい。教会は、平日のせいか誰もいなかった。そっと、教会に入る。「おいで」ニノの手を引いて、十字架の前に立った。もう、覚えてないかも知れないけど、構わない。俺が、ただ、言いたいだけだから。「ニノ、結婚して下さい」ゆっくり心を込めて、ニノの両手を握って真っ直ぐ見つめながら言った。静かな教会は、俺の声だけが響いていた。ニノの綺麗な目が、大きく開かれて、次に涙が溢れて……。「ニノ?」「……良いですか? 私、『好き』足りていますか?」「え? ニノ?」覚えてる? どういう意味?「もっと好き……じゃないから、捨てられたと思って……」「ニノ? それって」「ご主人様のこと、これ以上は、好きになれません。いっぱい……いっぱい好きですけど……」「俺が、捨てたって思ってたの?」ニノは、コクンと頷く。「話さなかったのは……」「私……変わってないです。同じ好きだから……ダメだと思って……」それって、あの時の会話の事?もっと、もっと好きになったら、結婚するって言ったから?……なんて、なんてことなんだろう。俺は感動して、神様と櫻井さんに感謝した。「変わってないなんて……最高だよ、ニノ」泣いてるニノを、俺も抱きしめたら、涙が流れてきた。「結婚して? 返事は? ニノ」「結婚したいです……良いですか?」返事の代わりに、思い切りくちづけた。(続く)久しぶりに読み返して。自分で書いたのに、涙が出そうでした。(恥)///この可愛いニノちゃんが好き。

    大宮「おもちゃの天使」(8)
  8. 今日の窓ーモーロクらんらん
  9. 『ふふッ、内緒だよ』「なんだそれ?」『あら?怒った?』その、呑気な言い方にイラッとする「怒ってないけど…あなたさぁ。松本と内緒事が多すぎない?」ちょっと言い過ぎたかな?と、思ったら『多すぎない!』と一言残して、自分の部屋に入ってしまったんだ。あ〜……オレって、どうしてこうなっちゃうんだろ?せっかく智くんのご機嫌が良かったのに……だけど……意外なことに、その日のうちに、松本から連絡があって《翔さんのおかげで、やっとリーダーも重い腰をあげてくれて……》「えぇっ?オレ…何かしたっけ?」《翔くんが、宮古島まで足を運んでくれたんだ!って凄く嬉しそうだったよ。》「え、いやあれは……」別にその目的じゃなかったんだけどな。ズルい事に、オレはそれなら、乗っかってみることにした。「智くん……?ちょっと良い?」彼の部屋にノックしてみる灯りは漏れているけど、返事がない鍵もかかってないから、そっと入ってみた。うつ伏せになって、ベッドの上に大の字になっている。「サトシ……」声をかけると『バカ……』無視して、彼のベッドに乗り上げると『狭いし重いからあっち行って』「イヤだ!」ちょと強く、顔をこちらに向かせ、嫌がる彼の顔を抑えながら、凄く深いキスをした。

  10. 『 グレーの波紋 』嫌な予感は当たるくせに幸運はついに訪れなかった長い目で見たらいつか来るよって未来の小鳥は伝言を届けに来るけれど私はいつ振り返ればいいの?私はちゃんとその時生きてる?諦めが悪いだけなのはわかってるだけど信じられなくてちゃんと終わっていないのにはじまっていく感じがよくわからない纏わりつくような重たい現実と次から次に訪れる現実逃避の出会い隠れたり隠したり消したり削ったりすり替えたり洗ったり捨てたり逃げたり時間の操作も得意になって何が本当かわからない女としての未熟さが現実を駄目にした確信と現実の過酷さが女を覚醒させてくる実感ともう誰とも出会いたくない大体わかったからどうなってゆくのか 自分がどうなるのかもうわかったからちゃんとそうならないように前置きしてるのにな持病があるんですとか一番効果なくって学生時代の彼女も同じ病気だった、とか挙句の果てはその病気専門に学んでます、とかさ僅かな隙間に落ちていたものを何か大切なメモかもしれないと拾ってあげる癖があるのかもしれない普通はただの枯れ葉だと見過ごしても良いような空白の白い紙屑その隙間は普通は物凄く深くて埋めてはならない人との深い距離で話が合うとか好きなものが似ているとかお人好しな悪い癖くらいで無邪気に埋めてはならないもの人として高みに行きたい 女よりも優しいまま凛と在り続けられないなら冷たく在りたい恋や愛のグレーの波紋をこうして漫然と漂っていたらきっとまた罰が当たるから高熱のあとにここへ来た気疲れからの 知恵熱だった

    ポエム762
  11. 首を痛がりつつ(←どんな出だし⁉️)とりあえず月末恒例のA表を確認しました…期間的に、該当する復習テストが少ない。うまいこと区切れてたため、順位は大体キープできてました今後もうちょっと公開取りたいし、復テでのドボン回無くしたいな…と思いますが。どうやったら無くなるのか知らんけど…時間かけてやったのにドボン、C問題のやり直しとかできないぜって時間切れで浜へ行ったのに、なぜか良い結果とか。♪どうしてなーのー?いやー、復習テストの点数って本当に読めないっすね…クラスとか順位気にしてるのって、こんな凪の季節の今だけなのかな〜夏からはもうクラス順位なんて、どーでも良いわしゃ知らんってなるのかな〜復テ点数や公開の偏差値に一喜一憂するなんて♪そんな時代もあったねと(←出てくる歌が全部古い)いう時が来てしまうそれはそれで怖いよぉ〜復テとか、C問題むず過ぎやんとか、いちいち言わせてよぉ〜昨日も学校、今日も学校、明日も学校、ゴールデンウィーク感ないわぁ赤本やってるっていう天才児をインスタで見たのですが、うちはそんなんやるつもりも最初からなかったっす。普通のマスターの宿題も前日にやっとりますキリッ話変わりますが…録画してたNHK視点論点を見たのですが…https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024043021870順天堂大学の先生が医療について語っておられて…私、生徒の気分になって見入ってしまいました。すると子供が「灯のうるむ頃の先生みたい!」って言いました。浜のテキストに出てきた遠藤周作の作品です。浜で出てきた時に、子供が続き読みたい!っていうので、ネットで探して古本をポチっ(1979年の作品で古くて新しい本が見つからなかった)私も、一生賭けたいとおもう仕事をしてみたいな…と思いますね…公文もそうですが浜学園の教材も、伴走してる私も色々知ることができ、新しいことを考えることができて、面白いなぁって思う時があります視点論点だって、子供が中学受験にあたり色々知ってほしいなと思って見始めたのですが、私にも良い影響をくれそうな番組です

  12. メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙「このソース作ったのは誰だ?」魚料理担当のチーフが手にしているのは、先ほど松本が調味料を加えた鍋だ。「あっ、僕ですが・・・」ソース担当の若い料理人が恐る恐る手を挙げる。「いつもと違うな。」「えっ? そうですか? レシピ通りに作ったんですけど・・・。」叱られると思ったのかだんだんと声が小さくなっていく。「レシピ通り? ほんとか?」「すみません!! すぐに作り直します。」「いや、いい。 今日の鰆は脂がのってるからこのくらいの方が合うだろう。 お前も腕を上げたな。」チーフが笑いながら若い料理人の肩を叩く。「へ? あ、ありがとうございます。」身に覚えのないことで褒められて、困惑したように頭を掻く。それを背中越しに聞きながら、松本は淡々とジャガイモの皮をむき続けている。これが最後の一箱だ。「おっ、早いな、新入り・・じゃなくって松本君だったな。 それに丁寧な仕事ぶりだ。 これまではどこで働いてたんだ?」「いえ、僕はまだこの世界に入ったばかりなので・・・。」「そうなのか? この調子でしっかりやればそのうち料理も担当できるようになるから頑張れよ。」「はい。」「じゃ、それが終わったらこっちのオードブルを第一セミナールームに運んでくれ。」「え? セミナールームにですか?」「今晩、パーティーがあるんだ。」第一セミナールームはこの船で一番大きなフリースペースで会議や講演会のためだけではなく、パーティー会場として使われることもある。ワゴンにオードブルを載せて運び込み、準備をしていたスタッフへと引き渡す。「あら? 松本さんじゃありませんか?」空になったワゴンを押して部屋を出たところでドレスを着た年配の女性客に呼び止められる。「・・・。」「あ、失礼いたしました。 私、先日、花沢さんのホームパーティにお呼ばれしていて、 松本さんのお料理をいただきましたのよ。」「あ~、あのパーティですか。」「ほんとにどのお料理も素晴らしくて、もうほっぺたが落ちるかと思いましたわ。」そう言うと大げさに頬を抑える。「それはどうも。」実は松本は知る人ぞ知る出張料理人で、あまりの人気になかなか予約が取れないことで有名なのだ。「こちらでも松本さんのお料理がいただけるのかしら。」「いえ、ここには修行のつもりで来ていますので。」「修行・・ですか?」「たまに身分を隠してレストランとかで働かせてもらうんです。 自分の世界に閉じこもっていては限界がありますからね。」「まあ、素敵なお考えですわ。」「ですから、ここで会ったことは内密にお願いします。」人差し指を口に当てると、バチンと音がしそうなウインクする。「あら・・・。」女性客が少女のように頬を染めて口元を抑える。「勿論誰にも言いませんわ。 あの、それで・・もしよろしければ・・・、 娘のバースデーパーティでお料理をお願いできないかしら。」「いいですよ。 花沢を通してご連絡ください。」「まあ嬉しい! ではよろしくお願いします。」≪つづく≫˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙˚˙༓࿇༓˙GWに前半が終わっちゃいましたね~。私はカレンダー通りなので、今日から3日間は仕事です。10連休の方が羨ましい。でも電車が空いてるだろうからちょっと気が楽かな。土曜日の夜、真っ白でフワッフワの毛並みのでっかい獣(ポニーくらい)を連れて追っ手から逃げ回る夢を見ました(笑)。おそらく「みんなの動物園」のトリミングでビション・フリーゼの真っ白になった毛並みが記憶に残っていたと思われる。阿吽の智みたいだったんだけど、一緒に戦ってはくれなかった(笑)。でも、撫でるとフワッフワですごい気持ちいいの。相葉さんも一緒に出てきてくれたらよかったのに、残念です。因みに「レコメン」で、「大野さんは相葉さんを雅紀って呼んでるんですか?」っていう質問があって、私もこれすっごく気になってたんですよね。相葉ちゃんだと思ってたから。絵が出てきた話よりこっちの方が気になっちゃって(笑)。LINEのやり取り限定でもそう打つ時があるんだと思うとかなり萌えませんか?ヒップリフトガードル【単品】ガードル ベルシリーズ ヒップアップ 着圧 骨盤ガードル 産後ガードル ガードルショーツ ガードル ショーツ 補正下着 レディース 下半身 ぽっこりお腹 ダイエット 引き締め 下半身痩せ 骨盤 骨盤ケア 太もも楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}猫背矯正 下着 ネコ背姿勢 対策インナー 毎日習慣 姿勢用 ボディシェイパー スーツ くびれる 補整 補正 矯正 こり 肩コリ 腰痛 対策 解消グッズ 姿勢 肩 腰 ヒップアップ ウエスト 着圧 加圧インナー 引締める 引き寄せる 痛み バストアップ スタイルアップ ダイエット楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}

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  13. さてさて…今回はマグロのお話…マグロはさ…インドマグロ、本マグロ、メバチマグロの3つをよく聞くけれどもさ…インドはわかるよ…インド洋で獲れたマグロでしょ…本とメバチって何だ?…今まで、あんまり意識してなかったけど…スーパーのパックに貼ってある産地やら値段やらを書いてあるシール眺めてたらフト思ったよ…本は本物のマグロか?…メバチは目をバチバチさせて漁師に挑んでいるマグロか?…と考えているうちにさ…メバチは目の周囲が鉢状になってんのかな?…でも、魚の目はフツーへこんでないだろ…なんて思えてきたんだけどさ…埒が明かないので検索したよ…そうしたら…本マグロは別名クロマグロで…マグロのなかで最も大きく味も良いとされているからだって…メバチマグロは…漢字は目鉢であってたけど…目がパッチリしているからなんだってさ…当て字だね…お祭り屋台のマグロ焼き…写真みたら…確かに目ェでっかかった…魚は目が一番美味しいんだよ…と云っている人が時々おりますが…じゃあ、メバチマグロの目ェ食べられる?…と聞いてみたいよ…ブログ村参加中っす…ポチしていただけると励みになります…にほんブログ村

    ホンとかメバチって何?
  14. 俺、大きめの寿司屋で板前の見習いやってるんです。まあそりゃ出前持ちもやりますけど、寿司職人修行中ってことにしといてください。でね、おとといの夜、11時半頃のことですね。あんま客も少なくて、けっこうヒマな日だったんですよ。店の電話が鳴りまして、おかみさんがとったんです。電話はすぐに切れたんで、きっと出前の注文だと思ったんですが、おかみさんは受話器をいじって相手先の番号確認したんです。その後、親方と俺を手招きしたんでカウンターの奥に入ったんです。「あのね今、出前の注文が来て、特上1人前だったんだけど」「ネタは残ってるよ。どしたん?」  「それがね、発信先が○○ちゃんのマンションの部屋なのよ」この〇〇ちゃんというのが、店からバイクで10分もかからないマンションに住んでた元クラブのホステスの人で。元というのは、先月自殺して亡くなってるんです。睡眠薬を飲んで。そうですね、月に5、6回は注文がありました。ほとんど1人前ですけど、特上しか頼まなかったんです。うちの特上は大トロ、ウニ、アワビ、カニ・・・4000円ですから、いいお客さんでした。直接店にも何度も来られてましたよ。「で、どんな声してたんだ。〇〇ちゃんの声か?」 「それが、ぼそぼそっと特上1人前って言っただけなんで、はっきりしないのよ」「じゃあ、別人だろ。だいたい幽霊が寿司注文できるわきゃねえや」「そうだけど、でも、同んなじ部屋からだったし」「新しく住人が入ったんだろ」  「そうかもしれないけど、気味が悪いよう」「注文されたのが間違いないんなら、つくるしかねえだろ」「配達はどうすんですか?」 「お前がやるに決まってんだろ」「えー、怖いですよ親方」  「馬鹿、幽霊なんていねえ。新入居の人か、さもなきゃ、生前のお仲間が集まって故人を偲んでるとかだろ」「あ、そうですよね。きっとそうです。だから電話の履歴でわかると思って住所も言わなかったんですよね」「でもねえ、法事みたいなことなら1人前というのが変じゃない」「まあ、わかった。今から握るから。念のために特製にしとく。亡くなった〇〇ちゃんの好物はカニだったよな」・・・ということで、特上一人前をバイクで出前することになったんです。いや、正直言って幽霊ってことはないと思いましたが、やっぱ薄気味悪い・・・そこのマンションは賃貸だけどすごい豪華で、家賃は俺の給料手取りの倍はいくと思います。入り口に24時間ガードマンがいるんです。その受付に顔を出して、寿司の出前だって声かけました。そんときいたのは顔見知りの、俺より数歳上くらいの人です。部屋番号を告げると、「えー、おい。そこまだ空き部屋になってるんだけど」「うわ、来た」と思いました。「でも、うちのおかみさんが注文受けたんです。間違ったことなんてないです。そこ友人の人たちとか来てないですか」「そんな記録はないなあ」ガードマンは訪問者名簿をめくってましたが、顔におびえの色があったように思えました。「じゃ、いっしょに来てくださいよ。もし部外者が入り込んでたら大変でしょ。仕事じゃないですか」  「・・・わかった」ということで、そのガードマンといっしょに寿司桶持ってエレベーターに乗ったんです。8階の部屋でした。外には面しておらず、廊下にも空調が効いてるんです。ドアの前まで来たんですが小窓は暗かったです。といっても、これは玄関の電気つけてなきゃ人がいてもいなくても暗いんですが。「自分はそこの曲がり角の陰にいますから」  「ちょ、そんな一緒にいてよ」「でも、もし不審者が入ってるなら、自分の姿見れば警戒するでしょ。暴力沙汰になるかもしれませんから。大丈夫、何かあったら飛び出しますから」ガードマンはこう、プロの戦略なのか怖いのかよくわからないことを言って、曲がり角の向こうまで後じさって行ったんです。そのとき、急に携帯にマナーモードの着信がありました。あやうく跳び上がりそうになりましたよ。やっぱビビッてたんですね。親方からでした。「おう、着いた頃だろ。もし寿司を相手が受け取って怪しい感じがしたら、お代受け取るな。それと、そうだなあ、10分くらい前で待ってろ。何か起きるかもしれんから」こう言って、こっちが問い返す前に切れちゃったんです。しょうがないので部屋の呼び鈴を押したんです。応答なし。正直ほっとしました。いないなら、それはそれで間違いかイタズラなんだし。念のためもう一度押したら、ややあってインターホンから、「は・・・い」というか細い声が聞こえてきたんです。「う!」〇〇さんの声には似てる気がもしたんですが、はっきりはわかんなかったです。待っていると、ドアが開き始めました。その時間の長く感じられたこと。ドアは15cmも開かずに止まりました。でね、素肌の手が出てきたんです。ひじから先。真っ白い若い女の人の手でした。「ドアの陰にいてください」その人が言いました。「中をのぞかないようにして、お寿司の桶だけこっちに入れてください」相変わらずか細い声でした。ドアは外開きでしたのでそれは可能だったけど、「これ、ヤバい」って直感したんです。ガードマンのいるほうをちらっと見たんですが、出てくる気配はなし。でね、俺はドアにぴったり張りつくような形で、寿司桶持った右手だけ中に入れて・・・ そしたら寿司桶がふっと受け取られたんです。あわてて手を引っ込めると、ドアが閉まりながら「あのー、お代は・・・」ここで親方に言われたことを思い出しました。「いや、親方がお代はサービスだって言ってました。今後ともご贔屓に」マズイことを言ったかな、とすぐに気がつきましたよ。もし幽霊なら、贔屓にされちゃたまんないです。「そうですか・・・ありがとうございます」ドアが閉まるとダッシュで曲がり角まで戻って、そしたらガードマンがしゃがんでました。「いる、人か幽霊かわかんないけど寿司受け取った。あんた出番じゃないのか?」「そうだけど、こっからだと腕しか見えなかった。・・・真っ白だったよな」「ああ、それがどうした」その態度にだんだん腹が立ってきたんです。「ほら」ガードマンが制服をまくって腕を見せました。「黄色いだろ。照明のせいでこうなる。あんただってそうだし、 ドアの前はキーや足元のためにこの照明が一番強いはずで、 真っ白ってありえない」ゾーッとしました。「これからどうすんの?」「とりあえず本部に連絡して応援を呼ぶ。それから入ってみるよ。あんたは?」「親方から10分ほど待っててみろって言われたから、もう少しいるよ」でもね、その後、その場では何事もなかったんですよ。俺だけ下に降りてマンションを出ました。そこで、植え込みの中に〇〇さんがいたんです。あの死に装束っていうんですか。火葬されるときの白い着物を着て、一目でわかりましたし、不思議に怖くなかったんです。むしろ神々しい感じさえしました。〇〇さんは俺に向かって一礼し、そのとき心の中に、「親方によろしく」って声が聞こえた気がしました。〇〇さんはそのまま、白い薄光する固まりになって、シュッと空に上ってったんです。バイクを走らせ、店に戻って親方にそのことを伝えました。あとは後日談ですね。ガードマンは機密だってしぶってましたけど、話を聞かせてもらいました。あの後、応援が2人来て、部屋はチャイム鳴らしても応答なし。鍵がかかってたから、合鍵で入ったものの、部屋の中は家具もなく整えられてて、人がいた気配はまったくなし。ただ、そのガードマンが本部から怒られたってこともなかったそうです。ええ、この手のことってよくあるらしいんです。それで、手がついてないラップがかかったままの寿司桶が玄関にあったそうす。翌日の午後、それを返してもらって店に戻りました。親方に見せると、「精魂込めて握ったからねえ。それに」そう言ってラップをとり、しなびたてしまったカニの切り身を裏返して俺に見せたんです。はっきりとわかりましたよ。おそらく煮詰めた寿司醤油で書いただろう字が、焦げたように黒くなってました。「南無阿弥陀仏」って。今度、店員全員で〇〇さんの墓参りにいくことになったんです。だいぶ遠方ですけど。

  15. ㊟成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 男とユニはあの晩、短い時間だが少し話をした。学堂に行っておらず今まで独学だったため、博士から学ぶことのできる環境がうれしい。厳しいけれど楽しい。機会を下さった王様に感謝してここにいることを頑張っている、と。そう言うと、男は暗い中でも分かるぐらい優しくほほ笑んだ。 「素晴らしい儒生だ、君は。そうだね。君にはご褒美が必要だ。どうだろう。私はね、儒学に関しては・・・特にこの成均館での学びに関しては一家言あるのだよ・・・何しろ主のように暮らしているからね・・・。」 そう言うと、男はユニにこう提案した。 五のつく日、霊廟で待っていよう。ただし人目につかないようにしてもらわねば困るから、無理をすることはない。君が儒学を学ぶ上で難しいと思っていることを、少し手伝ってあげられるだろうから。 そしてユニは小さな建物から出してもらったのだ。扉を開けることなく。ふふ、と笑う男の背後、小さな部屋のためすぐに壁だったが、その壁の真下に、人ひとりが通れるほどだけ床板が外れた。さあ、と促されて、男に続いて穴を抜ける。大の男・・・例えば同室のソンジュンやジェシンなら無理だろう、ユニのような小柄な体格、男のような瘦身でないと無理なほどの隙間だった。その下は、臨時で作られたらしいこの建物のものとは思えないほどしっかりと均されて、砂利が敷き詰められていた。そこから東斎を囲む壁は目と鼻の先、そこの板がまた外されて、男はほほ笑んだ。 「じゃあ。君が用事がある時には霊廟にきたまえ。」 君はそっち、と建物をくるりと回りこむよう言われ、本当に人ひとりがやっとの壁との隙間を通り抜けて建物の正面に戻ったのだ。サヨンなら隙間につっかえるよね、と若干失礼なことを思いながら。そしてもう一つ、流石霊廟を指定したぐらいのお方だからいいお香の香りがしたなあ、という感想が一つ。戻った時に何を言うかも教えてくれて、よく眠りなさい、と頭を撫でられた。その時に黒い袖から男の香りが濃く漂ったのは覚えている。本当にあの晩はよく寝た。眠くて仕方がなかったな、と言うのがユニの記憶のすべて。 男はほほ笑むとユニを促して窓際に片付けられている踏み台に座った。三つ四つあるうちの一つにユニも座らせ、来たね、と見つめて来る。その瞳は優しく、そしてどこかで会ったような気のする懐かしさをユニに与えた。 ユニは懐に忍ばせてきた冊子を出した。講義用のその冊子に挟んでおいた栞の箇所を開き、解釈があまりピンとこないというと、そこを静かに読み下した男は、落ち着いた声音で説明を始めた。短くも端的で分かりやすい解釈に、ユニはすぐに納得をし、必死にその言葉を覚えた。その様子を見ながら男はユニの冊子をめくる。あちこちに張ってある付箋、その付箋に書かれた細かく美しい文字、それが講義の内容を覚書したものだと理解したのだろう、愛おしそうに付箋を撫で、ユニの手に本を戻した。 「君の勤勉さがよくわかる本だね。ああ、私も教え甲斐があるよ。」 「・・・一度で理解できればいいんですが、やはり何度も繰り返し読んで考えないと・・・それにはご教授してくださる方の教えが必要なのだと、今までの独学が頼りなく思えて仕方がないんです。」 「いや、君の独学はとても素直なものなのだと思うよ。だからこそこうやってわからないことを聞く勇気を持っている。」 「でも、イ・ソンジュンやコロ先輩・・・ムン・ジェシン先輩のように、本当に秀才と呼ばれる人たちの理解力がうらやましいと思う時があるんです・・・。」 同室なもので、と呟くユニに、男は深い笑みを浮かべた。  「ムン・ジェシン・・・そう、最近は真面目に講義に出ているようだね、イ・ソンジュン・・・期待の神童は期待以上だったという噂らしいね。」 ユニが驚いた顔を見せると、 「やあ、私はここの主だと言っただろう。」 とまたほほ笑む。そして静かに立ちあがった。 「さあ、戻りなさい。時が過ぎた。そしてよく眠りなさい。」 ユニは立ちあがり、丁寧に会釈をして礼を言った。 「いいのだよ。私も楽しみが出来た。では、また五のつく日に用事があれば来なさい。いつでも待っているよ。」 扉を閉めて歩き出してから、一度だけ振り向いた。名を聞くのを忘れていたことに気づいたのだ。けれど霊廟はただ静かに建っていて、何の物音も、人の気配も感じさせなかった。にほんブログ村

  16. *嵐妄想小説*BL小説*SFファンタジー*大宮妄想(+翔くん)*お話の全てはフィクションです。*恋するアンドロイド・シーズン2「おもちゃの天使」(7)新しい買い手の男に、壊されてしまった可哀想なニノ。ニノは、研究所の奥に行ってしまって、俺は一人応接室に残された。「ニノ……可哀想だ……」ニノから逃げた俺のせいだと思うと辛い。可愛い顔と声が、思い出されて……。俺には、何も出来ることが無いんだ。ただ、窓の外を眺めて待っていた。2時間もした頃、櫻井さんが部屋に入って来た。「大野さん、お疲れでしょう? 大丈夫ですか?」もっと疲れてるはずの人が、微笑んで言う。「いいえ、大丈夫です。ニノは……」「体は、すぐ直せます。問題は記憶です。残っているかは起動しないと分かりません。完全に壊れてるとなったら、新しい頭脳に変えますから」「変えたら……」「別人です。残念ですが。あの子は死んだ……と言う事になります」「……」言葉も出ない俺に、櫻井さんは話し出した。「これは、ここの人間は誰も知りませんが……私はアンドロイドです」「え?!」「秘密ですよ? この世で1番人に近いのが、私です」「誰が……? 作ったんですか?」「私の伴侶のお母様です。彼女はもう亡くなりましたから、進化は自分自身でおこなって来ました。彼女がそう作ったんです」「人にしか見えませんよ?」櫻井さんは、嬉しそうに笑った。「ええ、そう言われます。この私も昔、1度死にかけました。その時、声をかけ続けてくれたのが伴侶なんです」「それは、人?」「はい、彼は人ですが、私たちは愛し合って伴侶になりました」「俺も……ニノが好きです」そう言ったら、ぽろぽと涙がこぼれて止まらなくなった。「分かっています、あの子もあなたを愛していますから」「え……?」「私の生んだ、最新作のアンドロイドがニノです。今までは、愛されて愛するようなシステムでした。でも変えたんです。アンドロイドから愛せるように」櫻井さんは、ニコニコと誇らしげだけど、俺は、よく分からない。「あなたが良い方なのは、すぐ分かりましたから、ニノを預けようと思って勧めたんです」「でも、好きになったかなんて、分からないんじゃ……」「ニノは、あなたになんて言ってました? 『愛してます』って言いましたか?」「いいえ、好きだって、そればかり……」「それが、証拠なんです。主人に『愛してる』と最初に言えば、それはマニュアル通りの返事でした」「好きは……」「あの子が貴方を選んだなら、好きだって言っているはずです。ここ日本は、愛してるって言わない事が多いでしょう?」「そうかも……でも、そんなこと……」ニノは、本当に俺が好き?「初めて会った日を覚えていますか? 起動したら、あの子は恥ずかしそうにしたでしょう?」覚えてる、恥ずかしそうな顔のニノは可愛かったから。「あの子が、貴方を気に入ったら出る表情なんですよ」櫻井さんは、穏やかにそう言って俺の手を、両手で握ってくれた。「あの子を生き返らせてあげて下さい。貴方が」俺は、また涙が溢れた。なんて事なんだろう。好きだって言ってくれた気持ちが、分かっていないのは俺だった。アンドロイドの気持ちを信じていなかった。いつまでも、機械だとオモチャだと、思い込んで。「はい……必ず」俺は、ニノを生き返らせる。俺が、ちゃんと愛さなきゃ、生き返らないんだ。ニノ、俺の声が届きますように。神様に祈るのも、初めてだ。そして、きっと、これ以外の願いなんて、一生ないと思った。続く

    大宮「おもちゃの天使」(7)
  17. あと、トイレと洗面所と浴室は廊下の突き当たり。ありがとう!そうだ、彼は何処で寝るの?ハルマくん?ハルマくんは眠らないわ。眠らない?じゃ、夜はどうしてるの?お店の隅に立ってるわ。防犯も兼ねて。ああ、そうなんだ。それは安心だね!ええ。こんな辺鄙な土地で、女1人でカフェを出来るのは、ハルマくんが居てくれるからよ。なるほどね、、じゃ、オーナーは?オーナーは何処で寝るの?私?私は、渉くんの部屋と反対側の部屋よ。そうなんだ!夜中に寝ぼけて部屋を間違えちゃったりして!大丈夫よ。間違えて入って来られないようにちゃんと鍵をして寝るわ。何だ、残念!ウフフ!おあいにく様!お相手は他所で探してね!アハハ! 言われちゃった!じゃ、大人しく寝ま〜す!ええ、そうして頂戴!じゃ、ちょっと早いけど、お休み!まろちゃん!まろちゃんって、、だってハルマくんもお客さんもオーナーの事、そう呼んでるじゃない!俺もそう呼ぶよ!ああ、まぁ確かにそうね。そうね、、それで良いわ!じゃあね、まろちゃん!明日もよろしく!渉は2階に消えた。本当に賑やかな子ね!それに人懐こくて、、今朝出会ったばかりだなんてとても思えない。もうずっと前から、知り合いだったような気分だわ。その時、、ただいま〜!まろちゃん、遅くなりました。ハルマが、コーギー達と散歩から帰宅した。ああ、ハルマくんお疲れ様!今日もありがとう!お店の方はもう片付きましたか?ええ、渉くんも手伝ってくれたし大丈夫よ。そうですか。それじゃ僕は何時もの場所に居ます。まろちゃん、お休みなさい。今夜も良い夢を。ありがとう、ハルマくん。お休みなさい。まろちゃんが2階にある自室に向かうのを確かめたハルマは、何時もの場所である店内の片隅に向かった。照明の消えた店内の窓から差し込む月の光。昼間の賑わいが嘘のようだ。なんて静かで美しい光景なんだろう。この感情は、三浦春馬さんがそう感じるからなんだろうな。ハルマは、自分の元になった見た事のない三浦春馬に 想いを馳せた。三浦春馬さん、、一体どんな方だったんだろう。何、黄昏てんの?不意に暗闇から渉が現れた。渉さん!アンドロイドは、朝までこうして店内で立ってるんだ。はい、そうです。何で?それはこの店の防犯の為です。僕の目は監視カメラでも有りますので。へぇ、そうなんだ。しかし、君はよく出来てるよな。本当に三浦春馬みたいだ。ありがとうございます。でも、渉さんも三浦春馬さんにそっくりですよ。そう?ありがとう。だけど、性格はまるで違うようですね。アハハハ!そりゃ、いくら姿形が似ていても他人だから、さ!眠れないから、何か呑もうかと思って降りて来たんだけど、一緒に呑まない?いえ、私はアンドロイドなので飲食は致しません。あ、そうか!そうだよな!はい。ですが渉さんも、、本当にお酒を呑まれるのですか?次回も引き続きお楽しみ下さい🌸🐎内容は全てフィクションです。画像をお借りしました🙏

    タロトビカフェ 6話