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  1. (山梨県笛吹市 飯田蛇笏・龍太旧居(山廬))鰯雲浮子また水をよろこべり(いわしぐも うきまたみずを よろこべり)飯田龍太今日は「海光」の山廬(さんろ)吟行。楽しかったな~。あいにくの雨だったが、この時期の雨は冬や春の雨のように寒くなく、梅雨のようにじめじめもせず、爽やかささえ感じる雨、「緑雨」(りょくう)であった。青森八戸の結社「たかんな」の主宰・吉田千嘉子さん、東京国立の結社「帆」の主宰・浅井民子さん、東京足立の結社「あだち野」の主宰・矢作十志夫さんにも来ていただき、総勢16名で訪れた。(山廬)「山廬」とは簡単に言えば「山のあばら家」という意味だ。今は山廬保存会として龍太さんのご子息・秀實さんが保存・管理されている。数年ぶりの来訪だが、秀實さんも奥様も変わらずお元気でよかった。〈一月の川一月の谷の中 龍太〉と詠んだ庭を流れる「狐川」や竹林などを散策し、俳諧堂の二階で句会をして解散した。本当は書きたいことがたくさんあるが、さすがにちょっと疲れた。掲句は山廬で出会った一句。「浮子」が「水」を喜んでいる、という着眼点も素晴らしいが、「また」という表現が上手いな~、と思った。これで「海釣り」ではなく「川釣り」であることがわかるし、水流でぴくぴくと動いている浮子の様子が鮮やかに浮かんでくる。並の人なら上句に川辺の景色などを付けるのだろうが、「鰯雲」と大きな世界を出しているのもさすが。一句の風景が雄大になっている。大きく流れる「鰯雲」と、ちょこちょこと動く「浮子」の対比が鮮やかだ。こういう巧みで瑞々しい一句を得たいものだ。林誠司~句会、講座一覧『俳句講座・イベント一覧』カルチャー杉並区【松尾芭蕉とおくのほそ道】…東京メトロ新高円寺駅から徒歩10分   ゆうゆう梅里堀内館 第1(金)10時~12時 足立区【芭蕉の五大紀…ameblo.jp

    飯田蛇笏・龍太旧居をゆく~山梨県笛吹市の「山廬」
  2. *嵐妄想小説*BL小説*大宮妄想*お話の全てはフィクションです。大野社長 x 二宮秘書。(2)仔犬のような可愛い秘書・二宮和也。その上司であり社長でもあり、恋人は、大野智だ。まだ大学生に見える可愛い20代の新人秘書は、30代半ばで色気たっぷりのカリスマ社長に振り回される日々だ。二人の住居は別だが、社長を家まで送って来ると、泊まることになってしまう。今日も秘書なのに、家政婦のように、パタパタと社長の自宅で働く仔犬ちゃんだ。「風呂に入る」「はい、用意します」「風呂から出たら……」「あ、あの、ずっと家に帰ってないですし、今日は帰ります」「……何のため?」「掃除とか洗濯もしていないですし。一人暮らしですから」「誰かに頼め」「そんなこと無理です。母も、実家は遠いですし」「じゃあ、ここへ引っ越せ」「え。それは……」結構な歳の差のある、しかも社長が彼氏。秘書兼家政婦のような仔犬ちゃんには、同居は覚悟がいる。「俺と住めないのか?」「そ、そう言うんじゃなくて」「じゃあ、なんだ?」「だって……」俯いてしまった秘書に、椅子から立ち上がった社長はそばに行く。「あ……」強い力で、秘書を抱き寄せると口づけた。「一緒に、風呂だ」「え……」拒む隙も与えずに、風呂場へ連れていく。熱いシャワーを出しながら、秘書を脱がせていく。「あ、あのっ」「洗ってやる。じっとしてろ」「で、でも……」あっという間に、二人とも何も着ていない姿で。気が付けば、シャワーの下で壁に押し付けられるように、秘書は社長から唇を塞がれている。何度も唇を合わせるうちに、蕩け切った顔の秘書は社長に縋り付く。秘書の顔を見つめながら、頬を撫でて社長が微笑む。「……そんな顔のお前を、帰せないだろう? 俺なら攫ってしまう」色っぽい低音で囁かれると、秘書の体が熱くなる。「だって……大野さんのせいだもん……他の人とは……あっ」「他の人とは、どう言う意味だ?」社長にグッと、前を握られて。「他の人なんて、考えられません……やだ……」「……じっとしてろ」社長は恋人の大野に変わると、ボディ・ソープを泡立てて、秘書の恋人・二宮の体を洗い始める。「ああ……じ、自分で……あのっ///」恥ずかしくて、止めようとするが、大野が睨むと黙ってしまう。大野を怒らせると、恐ろしいことは、よく分かっているから。「んんっ……」身体中、いや らしくゆっくり撫でるように、両手で洗われて動揺してしまう。真っ赤になっているのが、自分でも分かる。二宮の体が、全身泡だらけになった頃、我慢できなくて跪いた。「……僕も、洗っていいですか?」「ああ」すると、大野の前に屈むと、……を頬張った。「……こら。がっつくな」「もう、我慢……できません……んん」「仕方ない、好きにしろ」仕方ないとは言いながら、嬉しそうに笑う大野だ。そんな大野の顔も見ずに、夢中で愛す姿は可愛らしくて。「……いい子だ」夢中で舌を使い、自分を欲しがる子の頭を撫でてやる。男にむしゃぶりつく仔犬は、色っぽくて、外には出せない。大野の手で、快感に弱い体へと作り変えられたからだ。秘書は今夜も、社長の家へ泊まることになってしまうのだった。

    大宮「ドS社長と仔犬秘書」(2)
  3. 今回はこういうお題でいきます。さて、「観測」という語をwikiで引いてみると、「自然現象を精密に観察・測定し、その変化や推移を調べること」となっています。これだけでは、わかりにくいですね。では次に、「測定」という語をWikiで引いてみると、「様々な対象の量を、決められた一定の基準と比較し、数値と符号で表すことを指す。人間の五感では、環境や体調、また錯視などによる不正確さから免れられず、限界があるが、測定は機器を使うことでこれらの問題を克服し、科学の基本となる現象の数値化を可能とする。」と出てきます。かなり長い説明ですが、そのぶん正確だと思いますし、日常生活で使うにはこれで十分でしょう。では、十分でないのはどういう場合かというと、やはり量子力学における測定(観測)ということになります。長くならないように、なるべく話を単純化して書いていきますので、もし間違いがありましたら、コメントでご指摘いただけるとありがたいです。思考実験として、ある1個の電子の位置を測定するとします。ここで、電子はあらゆる位置にいる可能性があるんですが、かりにA地点かB地点のどちらかで見つかるものとします。量子力学では、あらかじめ電子がA、Bのどちらにいるかは、確率的にしか言うことができません。次に測定装置ですが、できるかぎり単純なものを考えます。電子に光(光子)をあてると、雲のように広がっていた電子の存在確率は一点に収縮します。その反射した光は光検知装置に入り、光検出装置からは微弱な電流が流れますので、それを回路で増幅し、ディスプレイにAまたはBの記号が表示されるようにします。波の収縮のイメージみなさんはそれを読み取るわけですが、目で見たAの記号は、電気信号に変えられて脳に入り、そこで意識が「ああ、電子はAにいたんだな」と認識します。では、ここで問題です。電子の位置がAと確定したのは、いったいどの瞬間なんでしょうか。まあ普通は、「光が電子にあたった瞬間」と答えられる人が多いと思いますが、光もやはり量子的な存在です。ですから、電子にあたる確率もあればあたらない確率もあり、はね返る確率も、はね返らない確率もあるわけです。じゃあ、ディスプレイにAと表示された瞬間なんでしょうか。でも、光検知装置も電流の増幅装置も、どちらも量子力学を応用してつくられていて、光が検知されない確率も、電流が増幅されない確率も存在します。もちろんこれは理論的な話で、装置の故障ということではありません。次に、みなさんの体内では何が起こっているのか? 人間の目も一種の測定装置であり、みなさんの意識に「電子の位置はA」と書き込まれるまでには、やはりさまざまな量子効果が働いているんです。観測されたブラックホールの影結論としては、この一連の流れの中で、どの瞬間に電子の位置がAと確定したかは わかってはいないんです。ただし、大勢の人が同時に観測して、「自分はAだと読み取った」 「自分はB」と意見が分かれることはないですよね。ですからまあ、大きな問題にはなりません。でないと、人間は何もできないことになってしまいます。上記のことを、「量子力学の観測問題 measurement problem」と言いますが、日本では「解釈問題」という言葉が使われることも多いですね。で、この解釈のしかたには、全部で5つの種類があると考えられています。1つ目は、電子の波が収縮するように思えるのは、「その背後にまだ明らかにされていない物理法則が隠されている」というもの。アルベルト・アインシュタインアインシュタインがこの立場でしたよね。「神はサイコロを振らない」そう言って、量子力学の説く波の収縮には否定的でした。一般相対性理論後のアインシュタインは生涯をかけてこの研究に没頭したんですが、アインシュタインほどの天才でも、わずかな手がかりすらつかめてはいないんです。2つ目は、「測定装置のような大きなものには量子的な効果は働かない」一見正論のように思えますが、これについても否定的な物理学者のほうが多いでしょう。この手の観測装置の細部は、それこそ量子的な原理で動いてる部分が多いことを知っているからです。また、ミクロの現象がマクロでは起きない、ということが証明されているわけでもありません。フォン・ノイマン3つ目は、「人間の意識が認識した瞬間に測定結果が定まる」とするものです。この立場を取るのは数学者のフォン・ノイマンなどで、過去には論争もありました。ただ、人間が介在していない場合でも波の収縮はあるんですね。ですから、この考え方にも支持者は多くはありません。また、ロジャー・ペンローズはこの考えを発展させ、「量子脳理論」を提唱しています。4つ目は、「この世界はそうなっているのであり、測定値が決定する過程を問うことは無意味である」という立場。量子力学の創始者の一人であるニールス・ボーアがこれでしたので、この考え方は「コペンハーゲン解釈」と言われます。まあ、現実的ですよね。こうしないと研究を先に進めることができません。しかし、納得していない人は大勢います。ニールス・ボーア5つ目は、「測定結果は確定しないが、人間は一つの測定結果をもたらす世界しか認識できない」これはご存知でしょう。ヒュー・エヴェレット3世が唱えた「多世界解釈」です。電子存在確率の波はあいかわらず広がっているんですが、われわれはそれが一点に収縮した世界しか認識することができない。つまり、あなたがA地点で電子を観測した世界、B地点で観測した世界、C、D、E・・・と、確率がある分だけ世界は分岐し、それぞれの世界にあなたがいる。この考え方は、多数のSF作家に大きなインスピレーションを与え、ひところ「平行世界物」の作品が大流行しました。ただし、多世界解釈では、分かれてしまった世界は、結果が同じになる場合をのぞいて交わることはできません。ヒュー・エヴェレット3世さてさて、だいぶ長くなってしまいました。もちろん結論の出ていない話なので、一介の素人の自分が何かを言うのは無理なんですが、「お前はどう思うんだ」と問い詰められたとしたら・・・多世界解釈を選びます。世界が分岐するなんて、にわかには信じられない話ですが、これが一番矛盾がなく、数学的にも自分は美しいと思うからです。多世界解釈を使えば、さまざまな現象が、それほど無理をせずに説明できてしまうんです。例えば、最初のほうで、あなたが「電子はAにいる」と認識したとき、「いやBだ」という人がいないのは、そこがあなたがAと観測して定まった世界だからです。数学的に破綻がない理論というのは、いかにありえないような結果を示唆していたとしても、結局は正しいことが多いんですね。身近なところでは、この間その影が撮影されたブラックホールもそうでした。当初は、あくまでアインシュタインの宇宙方程式式の解の一つであって、現実には存在しないものと考えられていたんです。では、今回はこのへんで。

    測定の不思議
  4. もう一昨日の話になりますが、同じ黒部市内にある美容室へと行ってきました。これまで美容院に行く時は富山市まで通っていたのですが、それだと移動だけで往復3時間近く掛かることから、ちょっと時間が勿体ないなと思っていました。しかも、そのお店で4年ほど、ずっと指名し続けていたスタイリストさんが突然に辞めてしまったこともあり、わざわざ片道1時間半掛けて富山市まで通うモチベーションを失くしていたのです。そんな折に、毎回、私のブログ記事に「いいね!」をくれる美容室を見つけました。そこから向こうのブログに飛んだのですが、きちんと毎日更新されていたのと、内容的にも親しみやすかったことで非常に好感が持てました。そして、せっかくなので、これも何かの〝縁〟と考え、特にブログ経由であることは伝えずに予約して伺ってきました。が、しかし、私の苗字が珍しいからか、言わなくても完全にバレてましたね。笑どうやら、書く文章から想像する私の〝像〟が、もう少し年上だったらしく、私の顔の幼さも相俟って非常にびっくりされました。結局、お店に居る間はずっと〝ブログトーク〟に花を咲かせることとなりましたが、こうした時間もまた美容室の〝醍醐味〟ですよね。ここ最近はスタイリストさんが何人も控える、所謂「大手」のお店にばかり行っていたので、こうした個人経営の美容室に行くのは久しぶりで、何だか昔を思い出して懐かしい気持ちになりました。そんなこんなで、無事に希望通りのカットをして貰えて大満足の一日となりました。勇気を出して「美容院の新規開拓」をして本当に良かったです。せっかく近場に良い美容室を見つけたので、今回に終わらず、これからも月イチくらいで通っていこうと思います。改めて「黒部宇奈月の美容室 サプリヘア」さん、この度は本当にありがとうございました。(これからもよろしくお願いします。)

    たくさん共感されています

  5. こんにちば🍵或いはこんあいば🍵ご無沙汰しております、エージェントkoiでございます🙇🙇🙇🍵『光る君へ』にどハマリしておりますの…おほほ…5日から体調を崩しまして、おトイレと大親友になっておりました。🚺今は普通のお友達に戻り、体調も少しずつ良くなっております。ただ、加齢もありますので、なかなか元に戻るには若い頃のようには参りません。体を動かせるようになって、ようやく文章が頭に浮かぶようになりました。健康であることの有難みが分かるお年頃になったのだと、身に沁みて思います。遅くなりましたが、相葉くんの『橋田賞』受賞のニュースは、何より嬉しく良薬となりました。アメンバーさま限定のお話ですが、『Dear Snow』で演技が認められて受賞するというシーンを思い出しました。あのシーンは、いつかは受賞して欲しいという願いも込めて書きましたので、夢が叶ったような気が致しました。まだまだ天候不順な毎日が続きます。皆さま、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。私も、少しずつ回復に努めて参ります。それでは、後ほど…『ギフト』のお話をアップ致しますので、お待ちしております。koi−aibachaより🍵

  6. *嵐妄想小説*BL小説*お山妄想*お話は全てフィクションです。(1)荷物も、まとまった。明日は、もうここには、いないんだなあ。数年過ごした、2DK。荷物なんて少ないと思ってたのに、結構な多さで。処分する物も多かった。櫻井翔、29歳。明日から、恋人と暮らします。「きのうも、今日も。」同棲始めました編秋も深まった、日曜日。大野智は、朝から忙しい。今日から恋人の櫻井と、同居するからだ。朝から、引っ越し屋のトラックが来て、二人の荷物を運び込む。一緒に住む家は、二人で探した新築マンションだ。新婚とも言える二人には、ぴったりの南向きで、明るくて広い3LDK。ちょっと贅沢だけど、二人で住むなら、一番気に入った場所が良かったから。「智くん! おはよう!」「翔ちゃん! おはよう!」窓の下からは、車から降りて、駆けるように走って来た、櫻井の声がする。トラックの荷物が、運び終わって、引っ越し業者も帰った。たくさんの段ボール箱を前に、二人で微笑み合う。「翔ちゃん、先に、お昼食べない? さっき、近くに蕎麦屋見つけたから」「うん、いいね」蕎麦屋さんは、家から10分の商店街。お昼時を過ぎた頃で、空いて来ていた。「俺は……肉蕎麦かなあ」「じゃあ、肉蕎麦二つ、お願いします」向かい合わせに、熱々の蕎麦を黙って食べて、お会計。蕎麦屋の帰りに、近くの店を見て歩く。「コーヒーカップ、新しいの買わない?」「うん、いいね」マグカップや、ティーカップ、和風の焼き物の茶碗。何を見ても、なんだか嬉しい。お揃いの、シンプルなカップに決めた。一緒に、お揃いの皿と、茶碗も買った。……こっそり、これって新婚さんみたいだよね。櫻井は、一人で思って、一人で赤くなった。大野が、明日の朝のパンを買おうと言うから、パン屋も行った。焼きたての匂いがする、人気のありそうなパン屋。「男前が、二人だから、サービスね」優しそうな女性の店員が、フランスパンを1本サービスしてくれる。人懐っこい、優しい人が多い商店街は、これから自分達を受け入れてくれそうに思える。駅に近い商店街は、たくさんの人が、行き交っている。「俺らも、今日からここが地元だなあ」「そうだね」この町は、今日から二人の地元になる。それって、すごい事だと、二人は思い嬉しくなった。***新居に戻って、片付けること、なんと5時間。片付けて、掃除して……やっと、落ち着いた。「はああ……終わったあ。大変だなあ引っ越しって。もう引っ越さないぞっ」「智君てば……」櫻井が、子供のような大野を見て、子供のように笑った。「翔ちゃんて、可愛いな」「ええ? なに? 恥ずかしいよ。///……」「誰もいないじゃん、俺と翔ちゃんだけ」そう言って、口付ける。「……そうだね」今日からは、二人で暮らす。好きなだけ、一緒にいられる。残業で遅くなっても、寝る前は顔が、見られるんだ。たくさんデートもしたし、思い出もあるけど。今までみたいに、サヨナラしないで、同じ家に帰れる。寝る前の電話も、もういらない。朝までずっと、抱き合って眠れるなんて。これからの全部が、今日からは、二人の新しい日々だ。朝起きて、一緒にいる。仕事が終わって、一緒に住む家へ帰る。変わらないのは、昨日も今日も、君が好き。それだけで。……幸せだなあって。今日はもう何回目か覚えてないけど、お互いが、そう思った。

    お山「きのうも、今日も。」(同棲始めました編)(1)
  7. 三次創作小話「忘羨その後」現代版(88)ddは、初めて蓮の実をむいて、ggは、それを受け取って食べた。gg:味はイマイチddは、2度目に蓮の実を向いて、ggは受け取って食べた。gg:むいた蓮の実X2その蓮の実は美味しくて、ggはddをほめた。gg:いいぞggは、ddの蓮の実を受け取った、これで3度目。しばらくして、ddは蓮の実をむいて、再びggに。ddは、ggの足に手を置いている。が、ggはスタッフと話し続けて、その蓮の実を受け取らなかった。最終的に、ggは、自分で蓮の実をむいた。なぜ、ggは突然、ddがむいた蓮の実を受け取らなかったのだろう?温ニンはggに蓮の実のさやを投げて、ggはそれをddに投げた。ggは、浮かない顔で蓮の実のさやを見つめた。ggは、ddにどさっと投げて、悲しい目をddに向けた。でも、ddは気付かない。ggはddを見つめている。ddが蓮の実のさやを拾った後、ggは、また悲しそうに、左を見た。温ニンが、蓮の実を向いて、ddに投げようとしていた。ggは、それを受け取らないように、ddに言った。ggは、ddの手を叩いて、ddに蓮の実を受け取らないでほしかった。ggはため息をついて、どうする事もできず、彼らを見た。ggは、手を上げて、(温ニンがむいた)蓮の実を食べるのをやめさせようとした。けどggは、失敗した。見事に口キャッチ!最終的に、温ニンはggからアイロール*された。*アイロール…あきれて、目をぐるっと回す。https://youtu.be/On02yuKsvy0gg's eye roll. gg is jealous and angry as dd did this thing. #yizhan#bjyxdd peeled the lotus seeds for three times, and gg accepted and ate it. After a while, dd peeled the lotus seeds to gg again.dd put his hand on gg's leg. But ...youtu.be【ワンシェンはアイドルに!】あれから、2ヶ月ほど経ちました。今では、イングランドで、BL界のアイドルに押し上げられ、超有名な人気者になった。きっかけは、あのBBGTVのテレビ番組だった。ウェイインとランジャンは、スタジオでインタビューを受ける、だけだったはずが。きちんとメイクされ、スタイリッシュな、どこぞのブランドのスーツを着せられ、まるで、映画俳優のような出で立ち(いでたち)だ。彼らの、素直な飾らない受け答えと、真摯な態度が、多くの人の共感を得た。その上、ずいぶんと情報収集したらしく、質問の内容も秀逸で、彼らの魅力が十分引き出されていた。バックグラウンドの取材も、かなり時間をかけて作られていた。2人の軌跡はもちろん、どれだけ愛し合っているかが分かる事例や、周囲から愛されるキャラクターぶりも。驚いたことは、サマーバケーションの折、泊まったホテルで出会った、年配の夫婦にまで、取材されていたことだ。その夫婦は、来年の6月に、ランジャンの兄、藍シーチェンの義父母になる訳だが、不思議なことに、それが判明する前に、夫婦はこの取材を受けていたのだ。その後、しばらくして、また、このプロデューサーが、[君たちの前世の話は、とても興味深いものだ。その物語を、出版してみないか]と言ってきた。ランジャンとウェイインは、気が進まない。売れるためだけに、純愛が官能小説のようになるのは、お断りだ。でも、ランジャンママは、根気よく、勧めてくる。「最終的に、気にいらなかったら、断ればいいじゃない。私は、ぜひ読んでみたいわ」渋々、引き受けたが、2人は気が重い。ほとんどの記憶が曖昧で、2人で意見が食い違う点も多少あったりする。悩んでいると、大きな子龍が現れた。もう、一部屋いっぱいの大きさに成長した子龍。「やあ、また、エネルギーか?」ウェイインが聞くと、[いや、もうそれほど必要ない。自然界の動植物のエネルギーで十分だ。そろそろ、ここを出て行く頃合だ]「まだ、成龍になっていないんだろう。そんなに急ぐなよ」ウェイインは子龍の顔にしがみつく。ランジャンは、冷蔵庫からタッパーを取り出してきた。『いつもの行くぞ』と言うと、蓮の実をあちらこちらに投げる。子龍は、子犬のように喜んで飛びつく。ウェイインは、子龍の首にまたがったまま、上下左右に振り回されて、楽しんでいる。「あーあ、また部屋の中がぐちゃぐちゃだ」ウェイインが腹を抱えて、笑っている。『この蓮の実、覚えてる?』「うん、BBGのディレクターが、俺にって、くれたものだろ?俺は、受け取るつもりはなかったんだ」『あの時、私の手を叩いたのは、受け取るなっていう意味だったのか』『でも、君の好物が蓮の実だって、よく調べたものだ』「あの女ディレクターは、気に入らないから、俺は食べない」『何か嫌な事、言われた?』「お前に色目使ってた」『そうかな…』「お前を見て、きれい、きれいって連呼してた」『だから、私にも食べるなって言ったのか。妬いてるんだ!』ランジャンがにやつくと、ウェイインは不機嫌な顔になった。『必要ないよ。その人の顔さえ覚えてない。誰よりも君が一番美しい』ウェイインをじっと見つめ、ランジャンはにんまり笑った。「ふんっ」ウェイインはそっぽを向いて、幸せそうに満面の笑みになった。つづく1回目も2回目も、2人とも、わざと指が触れるようにつかんでますhttps://x.com/ksen_laz/status/1789735267294671163?s=46&t=BKI2Vjbw7xegQeZ79lADgw

    三次創作小話(88)「忘羨その後」現代版(88)
  8. *嵐妄想小説*BL小説*SFファンタジー*大宮妄想(+翔くん)潤翔妄想*お話の全てはフィクションです。*恋するアンドロイドシーズン2「おもちゃの天使」(3)+(4)last 同時にUPしています。(3)どうやら、ニノが櫻井さんを呼んだらしい。全く……なんでも言うんだな。(恥)///でも、本当に親のように心配するんだな。俺の思ってることを説明すると、櫻井さんが微笑んで言った。「そうですか、安心しました。ニノを嫌っていないか心配しました」「嫌うなんて、あり得ません」ニノ、分かって無いからなあ。(溜息)櫻井さんが、ニノに隣の部屋で待っていてと言うので、部屋には俺と二人になった。「大野さん、人は寿命があります」「? はい、そうですね……?」「1日ずつ、それは減って行くんです」「? ……」「考えすぎないで、あの子を愛してやって下さい。思い出を1つでも増やしてあげて欲しいんです」「え……どういう意味でしょう?」「人は、人生が長いと思っていますが、そう長くもありません」櫻井さんは、憂いの籠った声で続ける。「何より人は、必ず死にます。私たちアンドロイドは、必ず置いていかれます。あなたが長生きしても、あの子は最後、必ず一人になります……わかるでしょうか?」ドキッとした。死ぬことなんて考えたことも無かった。「私の伴侶も、全力で守っていましたが、亡くなりました。その彼と私の親友も亡くなりました。残された私は、しばらく……どうして良いか……わかりませんでした」悲しそうに、自分の膝に組んだ手を見つめて、思い出すように話してくれた。「魂の無い機械の私たちは、死んでも人には会えないでしょう。だから、せめて伴侶の会社を継いで大きくしました。私のようなアンドロイドが人の幸せを作れるように。アンドロイドも愛してもらえて幸せになれるよう」俺は、思った。体は機械かも知れないけれど、櫻井さんはもう人と同じだ。愛情を理解して、感じて、生きている。ずっとずっと未来の為に、人のために生きている。櫻井さんの手をとって、俺は言った。「あなたは、もう人です。死んでも会えないなんて言わないで。魂は、その体に必ずあるはずです」「……ありがとう」櫻井さんが微笑んだ。愛しても、愛されても、人は死んでいなくなる。特別に考えることも無かった。当然で普通だと思ってたから。でも、アンドロイドは、その人々を永遠に想って生きていくのか。「俺、生きてる限り、ニノが幸せに暮らせるよう頑張ります。だから心配しないでください」「安心しました、あの子はもう、幸せなんですね」本当に嬉しそうに櫻井さんは笑ってくれて。俺は、嬉しかったけど、胸が痛かった。彼の孤独は、ニノの孤独になる。自分の体を大切にするなんて、考えたことも無かったけど。「俺、長生きします。これからもよろしくお願いします」「はい、こちらこそ、お願いします」自分の命が、愛する人を幸せにできるんだと、知ることになった。

    大宮『おもちゃの天使・2』(3)「教えてマスター」
  9. 「ねぇねぇ先生。まだ悩んでるの?」腕に絡みつきながら潤が言った。俺は返答に困って目を逸らす。そもそも、ベッドで裸でくっついている状況で悩んでると言っても説得力の欠片もない。「俺たち自由恋愛だよ。20歳はもうコドモじゃないんだから気にすることないって。教え子と結婚してる人だって世の中たくさんいるじゃん」「そりゃ、そうなんだけど」「これはオトナ同士の関係」「……」潤に視線を向けるとニコッと微笑む。「オトナねぇ…」「あっ!ガキっぽいと思ってる!?」「ぽいというか、ガキ?」「ひどっ!!若いって言え」潤は顔をしかめて俺の肩を甘噛みした。「ふふ、ごめんって」「また会ってくれるなら許すけど?」「だからそれは」「だって先生、俺とはもう会うのやめようって思ってそう」「……」図星をさされて口を噤む。「先生、また会ってくれるよね?」「それは…」これ以上はまずい。気がする。1度きりなら酔った勢いとか気の迷いとかいう理屈もギリ通るが、続けていたら、ほら、なんていうかこういう身体の関係…ナントカフレンドみたいになってしまったら。かつての教え子とフレンドなんて、さすがにまずいだろ。かといって、会ってしまったら潤の魔力には太刀打ちできそうにない。「次はこういうこと、なしでいいから」「え…?」「今回はお誕生日プレゼントだから特別だったの。次回からはただの元先生と元教え子として、普通に会おうよ」まぁ…それだったら…「指切りげんまんしたでしょ?」潤が俺の小指に自分の小指を絡ませる。居酒屋で見た時は気づかなかったけど、その肌はしっとりと透き通るように白い。「ゆーびきーりげーんまん。ね?」繋いだ指をそのまま引き寄せて、ちゅっとキスした。「ほら。太陽先生はいい子の味方なんだから。可愛い教え子に嘘ついちゃだめだよ」ったく。都合のいい時ばっか先生扱いだ。「いいでしょ?また会ってくれなきゃヤダヤダヤダヤダ~」「わーったよ!」「ほんと?」「駄々こねるなよ。オトナなんだろ?」「じゃあ来週会える?」「急だな!」「社交辞令って場合もあるから、ちゃんと予約しとかなきゃ」「信用ねえなぁ。まぁ、来週は特に予定無かったと思うから会えると思うよ」「やったぁ!先生だーいすき!」仰向けに寝転がってる俺によじ登り、お腹を合わせるようにうつ伏せになった。「重っ…」「気にしない気にしない」「こういうこと、しないんじゃなかったの」「うん。次回はね」そう言いながら、俺に覆いかぶさって耳にキスをする。「せーんせ?」耳の奥まで溶かす甘ったるい声。「昨日、すっごく気持ちよかった」こいつ。なんで俺のツボ知ってんだ?耳元にさわさわ触れる唇の感触と、吐息混じりの声にゾクゾクする。まだ余韻の残る身体はすぐに熱っぽく疼く。白くて程よく引き締まった背中に指を這わすと、小さく声を漏らして身を捩った。「ん……」美しいボディライン。反応のいい身体は時々ぴくんと跳ねる。耳へのキスはさっきよりも吐息が熱っぽくなった。「はぁ……っ…せんせ…」俺は全身のラインを味わうようになぞりながら、目の前にある細い首筋にキスを返す。「んっ…」こうなったら止められるわけない。全身の血液が下半身に集まってきたみたいに熱い。手が唇が君を求めて勝手に動く。これが最後だと自分に言い聞かせながら来週ちゃんと我慢できるかな、なんて考えたりしている。可愛く喘ぐ君を感じながら沼に堕ちていく自分に気づいていた。

    よい子の味方☆6
  10. 気象系の青さんの素人妄想BL小説ですside Sシャーーーーーーーー……一週間何の音沙汰もなかった週末前の金曜日__彼がどんな仕事をしているのか何一つ知らないからいつ、どのタイミングで会いにきてくれるのかは分からないでも彼がジャスミンの前に現れたのは平日の木曜日のこと__…と、言う事は…一週間が経過したことになる  シャーーーーーーーーー……ギキィッ……「…ハァハァ…ハァ………居ない…//…」もしかしたら…彼と出逢った“ジャスミン”の花の前に行けば逢えるんじゃないか……と、僅かな期待で急いで帰ってきたものの…花の前は勿論のこと周辺を見回しても…//彼の姿は何処にも見当たらなかった「…くそッ//…」やっぱり…興味本位で近づいてきた奴らと彼も同じだったのではないか?…//…人ひとり、満足に悦ばせてあげることも出来ない無能な足に……やっぱり俺の人生嫌でも引っ張られるんだ__シャーーーーーーーーー……「……ここにも…居るわけねぇ〜か…」もしかしたら自宅アパートの玄関に……なんて、淡い期待も打ち砕かれた「……信じてたのにッ//」彼なら__今までの奴らとは違うと…信じてみようと思っていたのに…//つまらないと断られ続けたあの惨めな過去の記憶が蘇る__「クソッ…くそくそッくそぉ〜//ズズッ」ドンッ // ボスッ…ボフッ……何度、強く拳で殴ってみてもうんともすんとも言わないお行儀良く座り続ける脚に…悔しさが込み上げ乱暴に玄関戸を開けたガラガラガラガラッ ///「……………飲んで…忘れよ…//」風呂上がりに冷蔵庫へ立ち寄り缶ビールを掴めるだけ掴み取ったら歩行器に引っ掛けた袋へ入れた高座椅子のソファに移動してどっしり座りこむと ぷしゅぅッ…一缶目のプルタブを引いて一気に酒を呑み込んだ放課後…居眠りした夢の中には彼は存在して無意識に欲情したカラダは正直だった__「…ゔぅッ//…ハァ…俺だけかよッ//」…悔しいッ//可愛いピンク色した窄みを多少、恥じらいながらも俺に晒してくれたあんなに綺麗なカラダの持ち主に_指で肉壁を押し入った時の久しく忘れていた、ヒクつき締め付けられる手指への圧迫感やあたたかな感触に__なかなか挿入出来ずに手伝わせて貰った細く綺麗な彼の芯と小さく尖らせた胸の突起……そして…迸る汗の結晶と共にぎゅうぎゅうに呑み込んでいったあの…あたたかな快感の沼に……もう__「忘れらんねぇ〜よぉ…/////…ズズッ」俺の上で健気に鳴いて揺れた彼を、少し思い出しただけで…中心部には熱が集まりズボンの中でジーンッ…と訴えてくる「……ハァ…/////」ズボンをパンツごと押し下げ一人虚しく反り立つ熱を乱暴に握ると  くちゅッ…     くちくちぃッ…「…ぁあッ///…ッ…ハァハァ…あッ///」彼を思えば、直ぐに水音は響き…乱暴に扱きながら時折り手を休めては、空いてる方の手で缶ビールを取り出し震える手つきでプルタブを引いた「…くッ…ぅくッ//……んくッ… ……くッ……ぅくッ… ぷはぁああ〜/////」少しずつボヤけていく視界に彼の肢体をぼんやり思い出しながらひとり虚しく欲を吐き出した熱を出し切りくたったソコも軽く拭き取ればそのまま空気に晒してソファで意識を飛ばした__暫くして眠りから覚めれば復活しているブツを見て、再びその気になり…ひとり虚しくやけ酒を煽りながら乱暴に扱ったそんなふしだらな行為を一晩かけて数回繰り返しもすれば……カーテンの隙間から朝日が差し込む時刻にまで経過していた「………寝よ…//」今のこの有様…他人へ見せられたもんじゃない生徒たちの前に立つ者として…お手本からは最も遠い品行方正の欠片も感じない自分を少しでも忘れたくて…歩行器に手を掛けベッドへ移動する為、ゆっくり立ち上がった_ギギキィィ…ッ… カラカラカラッ……ベッドサイドへ辿り着き手摺を掴もうと手を伸ばしかけたその時だった__コンコンッ… コン コンコンッ…「……へッ!?///……ぁ…// …ハァ…今、玄関ッ… えッ⁈……マジッ!?/// …まさか…そんなッ…/////」彼を想い過ぎた為の幻聴の可能性もあると…暫し玄関扉を注視した__ コンコンッ… コンコンッ… コンコンッ…「つッ/////…ぁッ…待って!! 今ッ…出るッ!!…ハァ…出るからッ// 待ってッ!!行かないでッ!!!///」母親に置いて行かれそうになるのを必死で追いかけてくガキみたいに…歩みを早める事が出来ない代わりに外に居るであろう…彼へ向けて…声を可能な限り、張り上げた……ノックが無くなり、もしかしたら帰られてはいないか…と、慌てて鍵に手を掛けたガチャッ///「……ハァ…どうぞッ!!///」鍵を開けて声を張り上げたら、二つ三つ間を感じ… ガラッ…  ガラガラガラガラッ…ゆっくり引き戸がスライドされ、陽の光りが差し込むのと一緒に…待ち侘びた人の陰を見つけた__「…ハァ…つッ///……ぁッ//…ハァハァ…」走ったわけでもないのに気持ちがそうさせたのだろう目の前に立つ存在へ気の利いた事を話し掛けれないのは愚か息が切れ、挨拶すらまともに出来ずに歩行器を頼りに立ち竦んでしまった 『………ぁ…ぇとッ///…ふふ♪ おはようございます/// 朝から…訪ねてしまいました… もしかして、まだ寝てました? 約束も無いのに、突然すみません… …えとッ//……入っても? ……それとも… …出直した方がいいでしょうか?』両手にバックを手にした彼が俺に向かって甘く微笑みかけている…「駄目ッ…だからッ//」『…へッ?…えっと…// それは……どう言う…?…///』「帰るとかッ! …出直すとかッ…//…ハァ… 絶対駄目だからッ …ハァハァハァ… 頼むから入ってッ/////」近所迷惑だと考えることすら出来ずに声を張り上げて彼を引き止めた『…ぁッ///…んふふふ♪…はぃ♡ …では…お邪魔します…///』「……んッ/////」歩行器で突っ立っていたら入口を塞いでしまう……玄関で靴を行儀良く脱ぎだした彼に背を向けて_ひと足先に歩行器で中へ歩き出した ギギキィ……   カラカラカラカラッ……『…待ってッ…///』トスッ…  ふわぁ… 「…へッ!? …えッ⁈…なッ…何ッ!?////」背中へ軽い衝撃と共に彼と出逢った時に咲いていた“ ジャスミン ” の花の甘い香りと…先週も彼から伝わってきたあの優しい香りが…俺を背後から包み込んできた__ぎゅぅぅッ…『…ずっと…こうしたかった///』背中だけで感じていた圧は脇腹を通過して胸元にまで及び…この一週間待ち侘びていた細くて綺麗な手指に抱きしめられていた__「…あッ//……俺も…ですッ///…ハァ…」片腕に比重を掛け浮いた手で、俺よりも小さな彼の手を包み込む『……スーーー…あなたの匂い…/// …落ち着きますッ///』「…へッ!?///……あッ!? 俺、臭いですよね!? すッすみませんッ!!! ……つッ⁈///…ああッ!?」よくよく考えれば…背後の彼を一晩中想い続け…酒を煽り、何度も欲を吐き出しては、その度に雑に拭き取ってきた自分の股間周りは…飛沫がかかり臭いと共に服にシミを作っているそれで気づいた、ベッド横のソファ周りの惨状を…朝までふしだらな行為を繰り返していた…ビールの空き缶とティッシュ山が…//其処彼処に散らかったままになっている……「ああああッ//… すッすみませんッ!!片付けるので…外で待ってて下さい!!あッ!?やっぱ駄目ッ!!玄関!…玄関の靴棚の前で待っていて下さい!!!!」『………』「……あ……あのッ//」穴があれば入りたい…彼には少しでも良いところを見せたかったのに…//必死で声を張り上げ伝えたものの彼からの反応が無くて不安になる……「…えとッ///……俺ッ//」『……ふふ♪…もしかして… 僕を思って…してくれてました? …な〜んて… 自惚れても…いいでしょうか?///』胸元に来ていた彼の手が降りて行き汚れたズボンに構う事などなくウエストのゴムを潜り抜け肌を滑らせてきた__スリィ〜… にぎぃ…「んぁあああッ!?/////」しかも直に、中心部へ手が滑り降りると皮を引っ張る様に優しい指圧で握り込まれてしまった「…ちょッ…///…ハァハァ…待っ… ぁあッ///…待ってッ//」『だめですッ///…スーー…はぁああ/// あなたの匂い…強すぎるんです///』「ああッ//…だッだからッ!! 離れて下さいッ!!! 風呂ッ!!風呂行ってきます! あっちも…片付けるんで…//… …お願いです!!! 俺から離れてッ//…ハァハァ… …でもッ…行かないでッ/// 頼むッ///」片腕に比重を掛け、俺の中心部を握って離してくれない彼の手首を掴んで引き剥がそうとした『……勘違い……されてます///』 ちゅくッ…「…へッ?… んぁあああッ⁈/////」  くちくちぃッ…握るだけでなく…先端まで登って来られ…敏感な割れ目の部分を敢えてクルクルと指の腹を滑らせ卑猥な音を立てて来る誘惑に…中心部は完全に勃ち上り脳内も理性を保つ事が困難になった『あなたの汗の匂いも…… …ここからの匂いも… 僕…クラクラするんです…/// ほらッ…確かめてみてくださいッ///』「…えッ⁈……ぁあッ//…ハァハァ…」もっと刺激を与えて欲しかった熱から彼の手が離れて行き…背後からも彼のぬくもりが消えたカチャッ   ガチャカチャッ… ジジジィーー… バサパサッ ///「……ゴクッ…//……あのッ///」背後から金具やファスナーの音衣服が擦れ、床に落ちる音が聞こえてきて思わず喉を鳴らした『……引かないで下さいね///』「…えッ⁈…ッ……あッ///」間もなくして、歩行器を掴んでいた片手の甲へ彼のしっとりあたたかな手が上から重なり、指を絡め取られたそのまま…ゆっくり俺の背後へ連れて行かれれば スリッ…『…はぁああッ///…んんッ///…ハァ…』「…ぁッ///…ハァハァハァ…同じッ…///」無理矢理連れて行かれたソコには俺以上に張り上げが存在が滑りと共に出来上がっている『…ハァ…はぃッ///… あなたの匂いだけでコレです/// …だからこのまま……ハァ… ベッドでも…いいですか?/////』「…ハァハァ…はッ…はいッ///」彼のスベスベの熱に触れて興奮は一気に高まった…移動を少し介助してもらい夜通しソファで過ごしていた腰の疲れもあり、ベッドに横たわった彼には俺がつくる腕枕の中に寄り添って寝てもらえるよう誘った『ふふふ///…朝からこんなこと…/// …僕たち…ふしだらですね…///』「…ふはッ///…確かに… でも…あの日からずっと… こうしたかったので…嬉しいです/// …また、こんな俺と… 俺の上で励んでくれるんですよね?// 明るいからよく見えるし♡ …最高ですッ/////」『…ッ///… そんなこと言われたら…… …ちょっと…恥ずかしいです///』「…ふはッ//… 恥じらう姿…可愛いですね/// でも、すみませんッ/// …あなたのカラダ… 全てインプット済みなので…/// 勿論、中の温度まで♡/// だから恥じらう必要はないかと♪」『ふぇッ!?///…もッもぉ〜/// 揶揄うのはやめて下さいッ!///』それまで静かに横に居た彼が勢いよく上半身を起こし腕を振り上げ拳を作ったので…パシッ…♡「揶揄ってなどいませんよッ!それだけ、あの花みたいに…あなたの誘惑に…まんまと引っ掛かってるんですからッ//」拳を作った手首を掴み真剣に目の前の彼へ伝えた『…ぁッ///…はッ… …離してッ…下さいッ/////…ハァ…』「…嫌です! 絶対、離さないッ!!」彼が腕に力を入れるのでそれよりも更に強く掴み頭上へ引っ張り上げ…空いた片手は、彼の柔らかくも引き締まった尻を掴み同時に引き上げたそうすれば重なり合う互いの胸に…どちらからともなく心臓の鼓動が届いた俺に捕まり慌てたのか彼が脚をバタつかせ腰を動かすから「んぁあああッ///…ソコは…ッ/////」『ぁあッ///…ぁッ当たってますッ///』互いのモノが重なり、俺と彼の腹に挟まれ、バランスを崩した彼の体重で圧がかかり…中に押し入った時の感覚に陥った__「…ハァハァ…ハァ……ハァ…///」『…ハァ……ハァハァ…ハァ…///』気持ち良すぎる…/////先ずはこのまま……自分が動けない代わりに、彼は動いてくれるだろうか?呼吸だけで繋がる2人の空間に…彼の瞳を真っ直ぐ見つめた_『…ハァハァ…このまま動かします…ねッ///』伝わった!?「…ハァ…お願いします///…あぁッ// すみませんッ!!待って下さいッ!!」大切なことを聞き忘れていたと…彼を止めた『…?……何か?///…えとッ…⁇』「あなたの名前ッ!!! 教えて下さいッ!!」彼といると常に気持ちに余裕が無くてつい忘れてしまってたから…//カラダを重ねる前に思い出してホッとした…『……ぁ…//……そう…ですよね…// …えとッ//……智です…///…この智…』俺の胸をキャンバスにして彼の指先が触れて、自分の名前を書いてくれた__「…智さん…///…素敵な名前…///」『…ふふふ♪ あなたの方が素敵ですよ♡ 櫻井翔さんだなんて…/// なんだか…お顔だけではなくて お名前も格好良すぎて…///』頬を赤らめて…可愛い…///「…ふはッ♪ありがとう! …ってか……あれ?…待ってッ…// 何で俺の名前ッ…//…えッ!?なんで?」あれッ!?俺、名前伝えてはいないよな?『…えッ!?…ぁッあのッ…// えっとッ…あッ!この間ッ!! …ハァ…この間、ここを出る時に 床に落ちてた書類を拾って…それで//』 慌てた様子で書類が落ちてたと言う場所を指で指し示している…「ああ〜成る程ッ! …そっか書類かぁ!!」そう言う事なら納得♪寧ろ、彼も俺のことに関心を示してくれていて嬉しい///『そッそうなんです! でも…勝手に見てごめんなさいッ// …怒りますか?//』…なんだ?なんか俺の上でソワソワと目が泳いでるけど…//「それ位で怒りませんよ! ぁあ〜コホンッ…では… こんな体勢で言うのも変ですが//」つぅぅぅーーーー…  ちゅくッ… くちぃ…『…ひゃッ!?///』彼の背中をつぅー…っと滑り降り可愛い2つの膨らみを掴むと互いのもので擦り合えるように彼を俺の肌の上で滑らせた…「これから…ハァハァ… …宜しくお願いします/// …ハァ…智さんッ///」『…ぁッ//…待って翔さんッ!// …いきなり動かすの禁止ですッ///』胸に手をついて逃れようとしてるけど…見れば表情は気持ち良さげだし…♡「…ふはッ♡…無理です♪ 手は健在なので…遠慮しません♪」『…へッ!?…ひゃああッ/////』一週間ぶりの可愛い人を有り難く味合わせて頂こうと思う♡ 彼は大丈夫…///彼はどんな俺でも受け止めてくれるに違いない確信はないのに…そう信じたいと願う自分がいる///でも、この時__ 自分は彼を受け止めきれるのか………と、言うことまで考えには至っていなかったんだ…つづく・‥…─*次は…アメ限いきます♡

    ⁂ Jasmine ⁂ ❻〔翔→智〕
  11. 高幡不動のヤエウツギ
  12. 今回はこういうお題でいきます。座敷牢とは何か? wikiによれば「監獄などのような犯罪者収容のための施設ではなく、単に設置者ないし利用者の私的な理由によって、対象を軟禁(監禁)するための施設である。大きな屋敷の一角、離れ、土蔵などを厳重に仕切り、施錠し、収容者が外へ出る自由を奪い、外部との関係を遮断させる仕組みとされていた」とあります。ただ、これはどうでしょうかね。確かに江戸時代以前は長期療養できるような精神病院(瘋癲病院)は日本にはなく、明治以降にはできたものの、その数は少なく、やはり精神障害にかかった者が自宅で押し込められていた例はかなりあっただろうと思います。昭和中期頃までは、私宅監置(したくかんち)といって、自宅の一室や物置小屋、離れなどに専用の部屋を確保して精神障害者を「監置」することが法律で定められていました。悪法ですが、他に手段がなかったのも確かです。これらは日本の話ですが、西洋でも事情は同じで、私的に異常者を監禁する施設は古い時代からありました。ただし、西洋では監禁されるケースが犯罪者である場合もありました。どういうことかというと、西洋の警察というのは庶民を取り締まるためのもので、王侯貴族など、身分の高い犯罪者を逮捕するのは難しかったからです。その例としては、血の伯爵夫人と呼ばれたバートリ・エルジェーベトをあげることができるでしょうか。この人物は、ハンガリーの高位の貴族で、領地の若い娘数百人を拷問・殺害し、その血を飲んだり、血の風呂に入ったとされます。しかし犯行は結局発覚し、共犯の召使などは斬首刑、火刑になりましたが、主犯であるエルジェーベト本人は、高貴な家系であるため死刑にできず、扉と窓を漆喰で塗り塞いだチェイテ城の自身の寝室に生涯幽閉となったんです。ですが、不衛生や運動不足などのために3年ほどで亡くなっています。こういうケースは多々あったと考えられます。バートリ・エルジェーベトまた、日本でも、封建制であったため、全国的な捜査網はなく、藩がその地方の警察権を持っていました。ですから、そのトップである主君は、自在に臣下の生殺与奪をする権利を持っていたんです。ですが、この主君が理不尽に殺傷などのことを起こした場合、「主君押込」といって重臣たちが謀って座敷牢に監禁するなどのことがありました。これはその主君のよくないふるまいが中央に知られれば、その藩は取りつぶされる可能性があるため、苦肉の策として用いられたのだと思われます。また、西洋では政治犯や、国王の血筋の者で後継ぎとなれないものなども監禁されていました。さて、座敷牢は映画や小説、怪談に登場することが多いですよね。それらについて見ていきたいと思います。まずは牛女。現兵庫県の西宮には屠殺施設があり、そこの従業員の家に頭が牛、体が女の子どもが生まれた。これはとうてい外には出せないと考えられ、座敷牢で監禁されていた。戦争中であったが、この子は言葉がしゃべれるようになると、日本の敗戦を予言した。そして西宮市は空襲にあい、牛女は座敷牢から逃げ出して焼け跡で焼死者の遺体を食べているのが目撃された・・・こういう形で噂が広まっていったようです。ですから、牛女の話は現在の観点では職業差別につながるため、表面的なこと以外はあまり詳しく語られることはないんです。座敷牢が出てくる創作としては横溝正史の『八つ墓村』や『獄門島』。『八つ墓村』では狂気の当主がさらってきた娘を閉じ込めましたし、『獄門島』では、当主自身が閉じ込められていました。で、このことが大きく犯罪の動機にかかわってきます。これは怪談ではなく純文学ですが、島崎藤村の『夜明け前』なんかもそうですよね。主人公は明治維新のときに狂気となり、座敷牢に押し込められてしまいました。これは実際に藤村の父親が座敷牢に監禁されていたことがもとになっています。牛女それから奇想小説とでもいうべき夢野久作の『ドグラ・マグラ』。一読して推理小説のような体裁ですが、じつはそうではなく、著者の異常ともいえる空想を開放した内容となっています。これには、精神障害者をどのように治療すべきかみたいなテーマも含まれているんですね。あとは『残穢』とかかな。小野不由美のホラー小説ですね。祟りの原因をどこまでも遡って調べていくと、複雑な過去の出来事がだんだんあらわになっていくという内容で、その一環として座敷牢の話も出てきていました。あとまあ、漫画も含めるとかなりの数の作品が出てきますね。さてさて、ということで、座敷牢とは何かということについて見てきました。日本での精神障害の歴史は、狐憑きなどの迷信と結びついていたり、私宅監置など、人権侵害と考えられる事例が多々あったんです。本来、面白半分に創作で扱うようなものではないんですね。では、今回はこのへんで。

    座敷牢とは?
  13. ★★★「さっ・・・・さく・・・櫻井・・さん?!」ゆっくりと近づいていくオレに、驚いたようにちょっと慌ててる彼女にそっと会釈した。『どうも。ここ、いいかな?』「えっ?!・・あっ、どっ、どうぞ・・・」テーブルの上には数冊の本とノートが並べられていて、彼女は慌ててそれを右端に寄せて場所を空けた。オレは彼女の向かい側の席に腰を下ろすと、その中から一冊の本を手にした。『へぇ~・・・・、休みの日まで仕事してんの?・・・・熱心だなぁ・・・』そこには図書館関連の本が数冊と、最新刊と思われる本が数冊積み上げられていた。「あっ・・・ちょっと・・・・返して下さい///」彼女はオレの手から本を奪い返すと、恥ずかしそうに鞄に仕舞った。「私・・・要領悪いから・・・こうして休みの日もやらないとダメなんです。・・・・それより、櫻井さんは、どうしてここにおられるんですか?」不思議そうな顔でオレを見つめてる彼女が、何だかいつもと違うから、オレはドキドキした。『えっ?!・・・あぁ・・・・今ね、図書館に行ったんだけどね、人が一杯で。それでこっちに避難してきたの。前にね、メンバーから・・・・あ、いや。友達が教えてくれたの。」「この時間帯は、学生さんが多いんですよね。特に月曜日は。・・・でも、櫻井さん・・・・この時間にいらっしゃるなんて珍しいですね?それに月曜日って・・・・・いつもは金曜日にいらっしゃることが多いのに・・・・」今日は珍しく口数が多い彼女に、ちょっと意外性を感じていた。いつも図書館に居る時は、必要な事しか話さない、ホントにお堅い女だって思ってたから・・・『あ・・・うん、たまたまね。・・・今日はちょっと時間が空いたの。それでちょっとね。それよりさ・・・・その堅苦しいの、止めない??お互い、今はプライベートなんだし。ね?』相変わらずの堅苦しい彼女に、オレはちょっとだけイライラして思わず言っていた。「え・・・・あ。ごめんなさい!私、そんなつもりじゃ・・・・。と、言うか私いつもこうなんですよね?やっぱり堅苦しいですか??」『えぇ、とっても。』そういった彼女にオレは返事をして、二人でちょっとだけ笑い合った。「あ~~、私って・・・・いっつもこうなんですよね。それが原因で、いつも敬遠されてしまって・・・・。ダメですよね?」『いや、別にダメ・・・って事はねぇけどさ?そんなんで、いつもしんどくないのかな?ってさ。もっと、ほら、楽になってもいいんじゃねぇの?』「ん~~・・・・しんどい・・・・って事はないですけど・・・・はい。でも頑張ります。」『・・・って、それがダメなんじゃね??』そんなたわいもない会話を交わして、彼女と何度も笑った。こんな可愛い顔して笑えんじゃん。オレはそんな彼女に、どんどん惹かれていった。目の前で彼女が動く度に、サラサラと流れるように動く長い髪・・・・・眼鏡の奥に見える大きくて澄んだ綺麗な瞳・・・・まるで美しい音楽を聴いているみたいに、心が穏やかになる声・・・・こんなにドキドキして、心が焦がれるような恋は、久しぶりかも・・・・・・『おっと!!・・オレもう時間だわ!』「お仕事ですか?」『そう、これから打ち合わせして、遅くまで仕事なの。』「そうなんですか・・・・大変ですね。じゃぁ、頑張って下さいね。」優しく笑う彼女の笑顔に、なんだか心があらわれる。『また・・・・・逢えるかな?』「えっ・・・?!・・・・あ、図書館には月曜日以外なら出勤してます!」真面目な顔して、彼女が言った。『いや・・・・そういう意味じゃねんだけど。・・・・図書館じゃなくて・・・その・・・・・ちゃんと。オレとデートしてもらえますか??』★★★真摯的な翔さんと、真面目な彼女さん。さて、彼女の反応やいかに??なんか、いいなぁ・・・・・こんな風にちゃんと言われてみたい♪

  14. 「コツッコツッ」という廊下を何かの棒で叩くような音が聞こえ、だんだんと近づいてくる。よねは何だかこの音をどこかで聞いたような気がしていた。すると、その音は教室の前で止まり、静かに扉が開いた。 何と入ってきたのは、小遣いさんだ。手にみかんの木箱を二つ抱えている。その後ろから「コツッコツッ」という音の主、とても小さなお婆さんが一緒に入ってきた。(あっ! あのお婆さんだ!)それはまぎれもなく、以前よねの店に下駄を買いに来た老婆だった。 小遣いさんは木箱を教壇の上に置くなり、みんなに、そして老婆に一礼をして教室から出て行った。 老婆は、とても小さな声で何かを小遣いさんに呟いている。きっと木箱を運んでくれた礼でも言っているのだろう。 みんなは事の成り行きがわからず小遣いさんに挨拶するのも忘れ、唖然として老婆の動きのみに注目していた。 老婆は教壇に乗り、教卓(先生用の机)と黒板の間に「どっこいしょ!」と言って、杖を片手に器用に持ち替えながら、みかん箱を二つ重ねてその上に乗った。「おぉ……、おぉ……、よぐ見える。たいした、よぐ見える」 老婆はそう言いながら、右手をおでこにあてながら、まるで遠くの景色を眺めるように教室の中を見回している。とはいっても、老婆があまりに小さいため、その姿は首から上しかよねたちには見えなかった。(このお婆さん、先生だったの?) よねはびっくりして、しかし目を合わせるのが恥ずかしくもあり、下を俯いた。すると、微かに聡の隣に座っている柿内が小声で「号令、号令……」と言っている声が聞こえてきた。「あっ、そっか……。きりーつ!」 聡の声が響くや、みんな我に返ったようにガタガタッと慌てて椅子を下げて立ち上がった。 聡だけではない。よねもみんなも号令が掛かるまで挨拶をするのを忘れていたのかもしれない。それだけ、この老婆が先生とは思えない雰囲気をかもし出していたのだ。 老婆は、以前よねが下駄屋で会った時と同じにお世辞にもきれいとは言えない格好をしている。 頭には相変わらず、薄汚れた白い四角い板のようなヘンテコリンな帽子がのっかっている。 よねは一度会っているとはいえ、老婆がこの汚れた着物姿で授業をするのかと思うと少し面食らった。 花門前先生が人を外見で判断してはいけません、と言った意味が今やっとでわかった。 チラッとサチの方を見ると明らかに嫌悪感丸出しといった顔で老婆の方を見つめている。きちんとしたことが好きなサチにとって、老婆のこの格好は不快であったのだろう。 しかし、老婆が首から腰の辺りまで下げている真っ黒な飴玉ほどもある大きな数珠の玉は、相変わらず光の当たる角度によって一つ一つが様々な色を映し出していた。 唯一、この数珠だけが老婆の威厳を保っている、といってもおかしくはなかった。「礼っ!」と言う聡の掛け声と同時にみんなは一斉にお辞儀をした。老婆も頭にのったヘンテコリンな帽子が落ちないように右手で抑えながら挨拶をした。と同時に真っ黒な歯をむき出しにしてニターッとみんなに笑いかけてきた。 背筋にゾクゾクッと冷たいものを感じたのは、よねだけではなかったろう。みんなどちらかというと、顔を引きつらせている。特にふみなどは、大っ嫌いなナマコを口にしたような顔をしていた。「着席っ!」 みんなが席に座った途端、老婆……(いや、先生として来ているのだからここは老婆ではなく、素直に先生と言うべきか)先生は、ゴホンゴホンとむせ返りながら、杖で教壇をガツンガツン!と強く叩いた。そして喋りだした。「おめぇだづが、オラの授業ば、あんまし受けたくねっつうのは、よォーぐ、わかってんぞ! 霊媒学とか霊魂学なんてよ、気持ちええもんじゃねぇべ。んだどもこれはしょうがねぇ。お国が決めたごとだぁ。だがら、おめぇだづは学ばなけりゃなんねんだ! そしてオラは教えなくちゃなんねぇ。だがら、これがら2年間、頑張っていぐべぇよ!」「ええっ! 2年もっ!」先生がそう言った途端、聡が叫んだ。 老婆は……いや、先生は、ジロッと聡を睨みながら「なぁんだ、岩田! おめぇ、そんなでっけー声出して、喜んでよォ? そんなに嬉しっがぁ?」とまた黒い歯を見せてニターッと笑った。ワカバのよもやま話コーナー(88) 仕事が横浜だったので、行きたかったお店に寄れましたぁ ⬇️「どさん子味噌ラーメン」のお店〜🍜 今では、ほとんど姿を消してしまった「ラーメン・どさん子」〜🍜 店主さんに伺ったら、どさん子グループは全てペリカンのロゴだそうです。昔のペリカンロゴを掲げているのはウチだけになってしまった…と嘆いてました💦 創業58年の味のどさん子・味噌ラーメン🍜 ワカバが待っていたのは、このスープの味よ〜✨💖✨💖 コシがある麺と濃厚な味噌スープが美味しいです🙋🏻‍♀️ 店主さんは2代目で、72歳との事。奥様も引退され、今はお一人でお店をやってます。 そろそろ、店を畳もうかな…なんて仰って〜💦えぇ…せっかく出会えたのに、悲しい😭(と言っても、篠竹村からは遠すぎる〜( ˊ•̥ ̯ •̥`)) 創業当時のメニューだそうです ⬇️ ⬆️ 最初はこれだけで勝負してたけど、家系ラーメンなどの出現で、客足が遠のき、メニューを増やさざるを得なかったって…⬇️ すごく沢山のメニュー❣️ そして安い‼️ 相鉄線・和田町駅、商店街そばです🍜 思い出の味に出会えたのは、ラーメンをこよなく愛するブロガー・およさんのアドバイスのおかげ✨🙏 そして、今回はどさん子を紹介してくださってますぅミソ(ง ˘ω˘ )วミソ『どさん子 白石バイパス店』どさん子は昭和36年(1961年)東京都墨田区に前身の「つたや 餃子飯店」が生まれ、その後紆余曲折を経て2024年現在も生き残っている、半世紀以上続くラーメン…ameblo.jp そして、およさんを紹介してくださった、フーコさんのおかげ✨🙇🏻‍♀️ 『愉快なパパさん (;^ω^)』我が家の四季咲きの「ハナキリン」とってもちっちゃい花。可愛くて可愛…ameblo.jp ありがとうございます〜🍜 お土産に焼きそばを作って頂きました✌️美味しかったぁー🙆🏻‍♀️ また、違う日には先輩と川崎へお仕事〜❗️ 先輩に誘われ、人生初の「元祖ニュータンタンメン」を頂きましたぁ💫 辛口苦手なワカバには、ちょっとお口に合わなかったけど🌶´-、先輩はウマウマと完食〜🙆🏻‍♀️ そういえば、バラエティで長嶋一茂さんが、美味しい美味しいっておっしゃってました👌 やはり、辛口苦手を克服せねば〜🚰·̫🚰 ウッカリとお店を撮り忘れたので、ネットから拝借しました⬇️(行ったお店ではありません🤣) そして、大好きな友達からこちらがぁ⬇️平野紫耀くんがCMしてるサントリー翠のクーラーバッグだぁ✨💖 今夏はたくさん飲めそう( ´ ▽ ` )ノ🥃カンパイ第18章「霊媒学または霊魂学」③へつづく※ 一部 SNS よりお借りした画像があります。「およねさん」 今回の主な登場人物…土志田(どしだ)よね…この物語の主人公。土志田家次女。朝美台(あさみだい)尋常小学校5年生。まだ自分にもわからない未知の能力を秘めている切れ長の目を持つ10歳の女の子。老婆…「霊媒学または霊魂学」の先生。謎の能力があるようだが…。平山 ふみ…よねの同級生。鼻ぺちゃのお喋りで明るい性格。山村 サチ…よねの同級生。インテリ眼鏡で冷静沈着。いつも低音で論理的に喋る。岩田 聡(そう)…よねの同級生。図体がでかく勉強は大の苦手だが、人情に厚い魚屋の息子。(ブログは毎週火曜日0時2分に更新予定です)

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    およねさん/虹の迷宮 第18章「霊媒学または霊魂学」②
  15. リサsideこばの言葉の意味を理解するのに少し時間がかかった「私、弱いから…こばの事守れなかった…こばの事守れる強さがまだない…」「強いってなに?リサの言う強さってなに?」「え?どんな言葉にも傷つかないとか屈しないとか」「そんな人いないよ。誰でも心無い言葉には傷付くよ。表に出してるか出してないかだけ。一言で泣いてしまう人もいれば何度か言われ続けてるけど人前で泣けなくて家で泣いてるって人もいる。人はみんなそんなに強くないよ。支えてくれる人がいてくれるからそこにいられてる。その支えが私はリサだった…」「…」「自分が弱い事知ってて向き合ってる時点でそれは強さじゃないのかな?ちゃんと弱さと向き合って、弱い所受け入れようとしてる所私は強いと思うよ。それに私守って欲しいなんて言ってない」「言われてないけど私が守りたかった…でも何も出来なかった」「守るために別れを選んでくれたんでしょ?」「それしか方法が思いつかなかった」「気持ちわ?」「気持ち?」「うん、リサの今の気持ち。私に対しての」「…」「好きか嫌いか」「嫌いじゃない」「そっか、よかった」こばはそれ以上は踏み込んでこなかったこのままではよくないとわかっているわかっているけどなんて切り出せばいいのか…好きその言葉が言えなくて天邪鬼な性格が邪魔をする…「それだけ聞けたら十分。リサもう遅いから帰った方がいいよ。私はもう大丈夫だから。熱もだいぶひいたしあとは1人で大丈夫」こばは私の背中を押して玄関へと向かわせる「ホントに?ゆい、すぐ無理するから心配なんだけど」「…」「ゆい?」私は何も言わないゆいの事が気になり後ろを振り向くこばはなぜか目に涙を浮かべていた「え!?どうしたの!?」「リサが不意に名前呼ぶから…懐かしさと嬉しさが」「それだけじゃないよね?」「…」黙って私はゆいを抱きしめた由依sideリサに抱きしめられ、閉まっておいた想いが爆発した「リサはズルいよ…何度も何度も忘れようとした。私が悪いって。知らないうちに私嫌なことしてたのかもって…ふーちゃんから話聞いて自分の事責めた。いつでもリサは私の事考えてくれてた。私があの手紙さえ気にしてなかったらって。後悔してもしきれなくて、別れたくなかったよ、そばにいて欲しかった…そばにいたかった…」リサはそっと私から離れた「ゆい…ごめんね」もうその言葉聞きたくない再びリサを後ろに向かせるダメだ…泣いちゃう…「今日は帰って…明日からはちゃんと仕事行くから。ありがとうね」少しはリサの事忘れれたと思ったのにまだこんなにも好きだったんだと思い知らされた未練たらしいよね…「ゆいっ!!聞いて!!」ダメだ、涙止まんないよ「!!!!!!」「ごめん、困らせるだけだからもう帰って…」泣いてる顔を見られたくなくて私はリサに背を向けたフワっ後ろから感じる温もり安心する温もり「もうやめてよ…諦められなくなっちゃう…変に優しくしないでよ…」「諦めないで、その気持ちのままいて」「え…でも…」「ごめん、こんなにゆいの事泣かしてまで離れるのは違うかなって…」リサは私を自分の方に向ける「でもまだよりを戻す事は出来ない。やっぱりゆいの事は守りたいし、傷付けたくない。だから私がちゃんとゆいの事守れるように強くなるから…待ってっててって言いたいけど言わない。気持ちはいつか変わるかもしれないから。ゆいにもし好きな人が出来たらその人と幸せになればいい」「ズルいよ、期待しちゃうよ。私…待っちゃうよ…今までもこれからも私にはリサしかいないから」「そうなっちゃうよね(笑)だから言いたくなかった。ふーちゃんにも口止めしてたんだけどね(笑)」「リサ、このまま一緒になっちゃダメなの?」「でもまたゆいへの嫌がらせが始まったら私耐えられない…」「そっか…リサお願いがある…離れる前にもう一度だけキスして」「え…」「そしたらもうワガママ言わないから…お願い…」リサは困った顔をしながら眉毛を八の字にしてわかったと言ったリサは私の頬に手を添える久々すぎてドキドキしていた心臓の音がリサに聞こえてるんじゃないかってくらいドキドキしていたどんどんリサの顔が近づいくる私は思いっきり目を瞑った頭をポンポンされる「そんな注射する前みたいな顔されたら出来ないよ(笑)」「久々すぎて///」いきなりリサがキスをしてくるリサはいつでもそうだった私がキスして欲しいって言った時はしなーいとどっか行ったり恥ずかしくて顔を背けた時にこそキスをしてくるその駆け引きが上手で私はいつでもドキドキしていた「またいきなり///」「ゆい知らないでしょ(笑)いきなりの時のゆいものすごく可愛いんだから!!」リサはニヤッと笑った

  16. えんも君の「日々平凡、雑記帳」ブログへ、ご来訪頂き、ありがとうございます。前回、玉ねぎをテーマにした楽曲として、桜田淳子さんの ”玉ねぎむいたら...”をご紹介しました。『”玉ねぎ曲 第1弾”【玉ねぎむいたら...】桜田淳子 ドラマ主題歌』えんも君の「日々平凡、雑記帳」ブログへ、ご来訪頂き、ありがとうございます。この数年、休日の夕食をボクが時々作ることがあります。ちなみに料理が趣味ではありません…ameblo.jp今回はその第2弾として、斉藤由貴さんの ”土曜日のタマネギ”をご紹介します。斉藤由貴さんは、現在でも”警視庁・捜査一課長”,”Dr. チョコレート”, ”95”などのTVドラマや、”空母いぶき”, ”記憶にございません”などの映画にも、多数く出演されている人気女優ですよね。彼女が10代の頃は、アイドル女優として、TVドラマでは、”スケバン刑事”, ”はね駒”,映画では、”トットチャンネル”, ”優駿”など数多くの作品に主演されていました。その一方で、歌手としても活躍され、ベストテン番組の常連でした。80年代は、薬師丸ひろ子さん、原田知世さんなど10代のアイドル女優が主演作の主題歌を歌うのが流行っていました。斉藤由貴さんもその流れに乗って歌手デビューしたのでしょうね。アイドル歌手としての斉藤由貴さんは、1985年2月に”卒業”でデビューしました。余談ですが、この1985年は、特別な年だったのです。歌詞も楽曲も、まったく異なる”卒業” というタイトルの歌が、尾崎豊、斉藤由貴、菊池桃子、倉沢淳美の4人によりそれぞれ発売されました。しかも、どの曲もヒットして後世まで歌い継がれているのが、凄いですね。土曜日のタマネギ 斉藤由貴作詞: 谷山浩子作曲: 亀井登志夫編曲: 武部聡志【印象に残ったフレーズ】さよならニンジン ・ポテト宇宙の果てにお帰り胸の残り火ごと 全部捨てたと思ったのにおなべの底にタマネギひとりでしがみついてるイヤヨ、アキラメない!...たぶんこれがわたしねhttps://youtu.be/h0PHWHjkeAY?si=1joQBPxj8aMZ5VMR土曜日のタマネギ 斉藤由貴youtu.be”土曜日のタマネギ”は、6枚目のシングル曲として1986年5月に発売され、週間オリコン最高位 第6 位を獲得しました。富士フィルム AXIA - 斉藤由貴 ♪ 「土曜日のタマネギ」♪ 「土曜日のタマネギ」 作詞:谷山浩子/作曲:亀井登志夫/編曲:武部聡志youtu.be富士フイルム ”AXIAテープ” CM曲として起用されたので、憶えている方もいらしゃると思います。作詞は、シンガーソングライター谷山浩子さん。谷山さんの書く”どことなくメルヘンチックな歌詞” と斉藤由貴さんの”ほんわかした雰囲気の歌声”がベストマッチしてますね。そして、この楽曲はコーラスとフィンガースナップしか入っていない、”アカペラ曲”なんです。(楽器を使用しない無伴奏の合唱曲)これは、当時から現在に至るベストテンランキング曲では、特筆すべき事です。アカペラ・コーラスには、この曲の制作に携わった谷山浩子、亀井登志夫、武部聡志の他に、デビュー前の久保田利伸、シンガーソングライター 崎谷健次郎、元甲斐バンド 長岡和弘という豪華メンバーが参加しています。”土曜日のタマネギ”が発売された当時は、斉藤由貴さんもこの曲もあまり気に止めていませんでした。でも、今聴いてみると、とても新鮮な感じがします。名曲だなぁと思います。だって、現代はカッコいい曲は作れても、この曲のような”スローライフを感じさせる曲”は無いですから。8 月も中旬を過ぎてしまいまし今回は、ここまで最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また、次回お逢いしましょう。心は少年、体はオヤジのえんも君でした。※ブログ内の画像および動画はお借りしたものです。http://blog.livedoor.jp/kenmorehills/archives/51511083.ht

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    ”玉ねぎ曲 第2弾” 【土曜日のタマネギ】斉藤由貴
  17. そうか、、では田鶴とやら、少しの間わしを此処に匿ってくれ。自分の名前もだが、どこから来たのかもさっぱり思い出せん。だが、甲冑を着ているからには戦乱の最中だったのだろう。どんな事情でこうなったのか分からぬが、何か少しでも思い出せるまで此処にいさせて欲しいのだ。お侍さん、貴方は川岸に倒れていたから流されている間に岩で頭でも打ったんじゃない?何処か痛くないの?そう言えば、痛む。頭が強烈に!ほら、やっぱり!きっと思い出せないのはそのせいだよ。良いよ、うちに居ても。どうせ私、1人だもの。その代わり、うちのこと色々手伝ってくれる?良かろう。わしも武士じゃ。一宿一飯の恩義はちゃんと心得ておる。薪割りでも野良仕事でも何でもしよう。じゃ、そう言う事で。だけどそれは、頭の痛みが治ってから。それに、まず濡れた着物を脱いで。今、布団を敷くからそこに寝たら良いよ。そうか。かたじけない。田鶴に寝床を用意してもらい濡れた着物を脱ぎ、褌1枚で横になった竹千代。(竹千代が寝ているイメージ)田鶴、火桶か何か無いか?火桶?ああ、濡れていたせいか身体が冷えて寒くて堪らん。火桶なんか無いわ。だけど、そんな時には、、田鶴は、自分の着物を脱ぎ薄物1枚になると、竹千代の隣に身を横たえその身を抱きしめた。ほら、温ったかいでしょ?おっかあが寒い時、よくこうやって抱きしめてくれたの。田鶴、そなたは男のわしが怖く無いのか?何が?男女の道は?何、それ?寒いんでしょ?それはそうだが、、確かに温かいな。おなごのそなたにこのような世話をかけて誠に、、もう!そんなに気を遣わなくて良いよ。困った時はお互い様だって、おっとうが何時も言ってたわ。そうか。では、その、、神仏に誓ってそなたには何も。だから、もっとそなたに、、まだ寒いのね。分かった。じゃ、この方が温ったかいから。田鶴は着ていた1枚の薄物も寝床の中で脱ぎ捨て全裸になって竹千代を抱きしめた。もっと私にくっつくと良いわ。ほら、もっと!田鶴の柔らかな身体の温かさを自分の肌に感じた竹千代は、思い出せぬが、わしにも母上が居るのだろう。わしの母上も、寒ければわしをこのように温めてくれたのであろうか。どんなおっかあだって、我が子が寒けりゃ温めてやろうと思うわよ。私のおっかあは、こうして何時も私を、、田鶴が泣き出した。そうか、そなたの母上は亡くなったのであったな。そして同時に父上も。そなたは今日まで、おなご1人で気丈に生きて来たのだな。まだ泣いている田鶴の身体を今度は竹千代が優しく抱きしめた。お侍さんの身体、大きくて逞しくておっとうみたい。田鶴の父上もわしも男だからな。田鶴はおなごだから小さくて柔いのう。わしはおなごを知っておる。こうして名すら忘れた身の上でも田鶴が抱きついて来た時にこの身体がそれを思い出した。しかし、おなごと同衾してこのように安らかな気持ちになったのは初めてじゃ。同衾?そなたは誠に知らぬのか?歳は幾つじゃ?見た所、わしと変わらぬように見受けるが、、数えで15。では、わしもその位なのか?ね、それ何なの?男と女の道?それは、、わしが教える事ではない。そなたが嫁御となった時夫君から教わる事じゃ。そうじゃ!もう温まった。もう、わしから離れてくれて良い!はい。田鶴は寝床を出て着物を着ると部屋の片隅に座った。次回も引き続きお楽しみ下さい🌸🐎内容は全てフィクションです。画像をお借りしました🙏

    忘れな草の咲く頃に 2話
  18. 昨日は午前の公開テストの後、迎えに行ったパパさんとケーキ🍰を買ってきてくれました。母の日🌸ケーキ、初めてですそしてその後は…お昼ご飯食べながら、録画してる「光る君へ」を見て(1週間遅れで録画視聴するスタイル笑)…公開の感触をヒアリングしつつ…YouTube見て…ケーキ食べて…って、振り返るとめっちゃダラダラ満喫してる。。もちろんマスターの宿題もやってない相変わらずの前日仕上げるスタイル⭐️公開テスト感触国語⇨二つ目の説明文がほんと面白くなかったからちょっと読んでみて〜とのこと。漢字はまた一個間違ってる。えーっと…、毎度繰り返しになり恐縮ですが…漢字って全問正解するのが、そのー、普通じゃないんすかね?算数⇨夫(理系)が問題解き出して、「これ7割取れてたらえーやろ。難しいと思うで〜」とのこと。信じるで…理科⇨めっちゃ悪っ。偏差値ジグザグで不安定なのはもう卒業🎓したと思っていたのにぃ。ジグザグの下キターッ「大問2️⃣でここまで間違う人おらんやろ〜星、得意じゃなかったっけ⁉️」とダメな詰め寄り方をする母、それは私ですほんますみません。。こっから誰が興味あんねんbyヤナギブソン的な肩の痛みの話やっぱまだ右肩が痛くてさ…「光る君へ」の時代やったら、ママも祈祷してもらってるカモ…祈るとかって効果ある〜⁉️こんな長く痛み続くなんてさ…単なる寝違えとか肩凝りじゃなくて…何か大きい病気が…実は隠れてる…とか…(怖い口調)そんな怖いこと言わんとってや〜ほんますみません。。(本日2回目)大丈夫👌私には京都から取り寄せた魔法の漢方薬あるからね🧙漢方薬はホーローの鍋でグツグツ煮て、汁(言い方)を飲みます。魔女のスープ🥣的な…見た目と……効きそうな香り(婉曲的表現)つわりの時やったら絶対飲めない‼️むしろ毒みたい‼️(失礼すぎる)とか騒ぎながら、飲んだら…全然問題なしで飲める味でしたコメントで教えていただいた合言葉は電解質それ系の飲料もグビグビ飲んで、果物も毎日食べてますので、そろそろ気合い含めて治る予定です。。