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小説・エッセイ・ポエム
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朝。 目が覚めると、部屋の空気が静かだった。 カーテンの隙間から、光が入っている。 (……朝や) ゆっくり起きる。 身体は軽かった。 昨日の感覚が、まだ残っている。 布団を整え、カーテンを開け、窓を少しだけ開ける。 風が入ってきた。 (……いい) 顔を洗い、歯を磨
「白き薔薇に導かれて」月の光が、ジャルジェ家の広大な庭園を淡く照らしていた。昼間は規律と格式に満ちたこの場所も、夜になると別の顔を見せる。風に揺れる並木、静かに水面を震わせる噴水、そして人の気配の消えた回廊。そこは、誰にも知られてはならない想いを抱える者にとって、ただ一つの逃げ場だった。オスカルは、
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・『じゃあ、来週からもここで待ってるね』“よろしくお願いします!” 10日間の春期講習を終え、今日までに全員が入校を希望、来週からは既存のクラスに入って授業を受けることとなった改めて責任を持って取り組んでいかなければと気合も入る雨や気温の低い日が多かったので
母の日の代わりに。皆様に愛を込めて🌹「五月十日の薔薇🌹」五月の陽射しは柔らかく、ジャルジェ家の広大な薔薇園には、朝露をまとった花々が静かに香っていた。白、深紅、薄桃、黄金色⋯⋯。幾重にも咲く薔薇の波の中を、軍服ではなく軽装のオスカルとアンドレが並んで歩いている。5月10日。その日は、オスカルの母――
こんにちは。潤担、翔潤大好きのルリと申します。 こちらのページはお話紹介兼目次です。(タイトルをクリックすると、それぞれの1話目のリンク先へ飛べます) 基本は『翔潤』です。(他メンバーとのエ ロを含めたカラミや他カップルも時々あります) BL要素を含むので、読んだ方が驚かれないよう、お話紹介の中に、
Ce parfum nostalgique あの懐かしき香り ①確定申告⋯まだ終わっていません(笑)領収書の山、山⋯⋯。この季節は、花粉と共に、本当に嫌です💦なのに(笑)第1話目を⋯書いてしまいましたので、アップ致します‼️💦さて。今回の物語は、世界中が紙社会ではなくなりつつある昨今、時代を逆行して
次はあの子にしようか?それとも隣の子?あの2人なら、どっちでもいいか。どうせ堕ちるのは同じ場所。暗い暗い海の底なのだから。◆海に行くのはいいけれど、中に入るのは嫌が嫌なんだ。多分だけど。これはただの勘なんだけど。「俺、小さい頃海で溺れた気がする!」「で、しょうね」呆れたように見返してくる松本になんと
この小説が↓最終回のつもりで書きましたが、 『Quel cadeau choisiriez-vous ?番外編(2)プレゼントは何を選ぶ?』Quel cadeau choisiriez-vous ?番外編①プレゼントは何を選ぶ?●1話〜5話、番外編1まで、アメブロ人気記事ランキング1位を頂きました…
・・・✤BLを含む完全妄想のお話です✤・・・『戸締まり、忘れんなよ』「あぁ、わかってる……」────ガチャ……60数えてベッドから足を下ろし、何も身に着けずに玄関へと向かい鍵をそっと掛けたそのままバスルームに入ると、床が濡れていてさっきまで誰かが使っていた痕跡はあるけれど「今日も行水か……」室内に充
汐見夏衛さんの『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』のレビューになります。(ちなみに映画ではなく、原作のレビューなので、ご注意を!)既にご存知の方がほとんどだとは思いますが、本書は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編になります。『「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」汐見夏衛』本