
19MAY.
アラフィフ以降の夫婦の必読書『定年夫婦のトリセツ』
定年夫婦のトリセツ (SB新書)Amazon(アマゾン)<基本情報> タイトル:定年夫婦のトリセツ 著者:黒川伊保子 出版社 : 講談社 発売日 :2019/4/5 単行本:192ページ<あらすじ・内容>妻のおしゃべり、夫の沈黙にはそれぞれ深い理由がある。相手にイラつく前に、その理由を知れば、二人の関係も大きく変わる。新型コロナで大きく変わった家庭環境・夫婦関係を前提に、60万部突破のベストセラー『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』のさらにその先へ。最も身近な他人であるパートナーとのコミュニケーションを深められるバイブル誕生。 (Amazonより)<おすすめ度>★★★★☆<所感>もう10年近く前、この著者の書いた『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』が話題になった。私も読んでみたが、確かにこれを世の中の夫婦が実践すれば、夫婦喧嘩も離婚も激減するだろう、と納得の内容だった記憶がある。(実行できるかどうかはさておき、だが...。)そして、先日訪れた私設図書館で、トリセツシリーズのひとつである『定年夫婦のトリセツ』を見つけ、懐かしさも手伝って読んでみることにした。著者の黒川伊保子氏は、奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータメーカーでAIの開発に携わり、脳とことばの研究を始める。元祖リケジョ、と呼んで差支えない肩書だ。本作品では、その脳にまつわる知識を踏まえつつ、素人にもわかりやすく、時にユーモアも交えて男女の認識の違いを著している。第1章の「夫婦はなぜムカつき合うのか」というタイトルからして、秀逸だ。本当に、まったくの他人なら特に気にならずスルーすることが、なぜ夫(妻)だとこんなにイラつくのか...。好き合って一緒になったはずなのに、結婚して30年近くも経つと、欠点しか見えてこなくなるから我ながら不思議である。だが、脳科学の見地から男女の脳の違いを理解すれば、相手の???な行動にも一定の納得が得られる。例えば、妻が出かけようとすると「どこへ行くの?」「いつ帰るの?」と夫に聞かれ、監視されているようで嫌になる、というケース。これは男性脳は臨機応変に対応することが苦手で、場所にしろ生活形式にしろ、「決まっている」ことが大切だということが原因らしい。つまり、男性脳は「妻が出かける」=「いつもの生活パターンと違うことが起きた」と認識し、時刻や場所を確認することで基盤を作ろうとする。決して出かけることを責めているわけではなく、ただの確認作業なのだ。だが、妻側からすると「いちいち聞いてくる」=「探りを入れられている」と感じ、「鬱陶しい!」となってしまう。こういう場合、妻(女性)側ができることとして、出かける用事があるときは早めに告知しておくこと。予め決まっていれば、夫(男性)も安心して妻を見送ることができる可能性が高い。我が家は夫がいい意味で私に無関心なので、完全に自由に行動できている。ただ、定年退職して毎日夫が家にいるようになったら、もしかすると夫婦関係も変化するかもしれない。その時のために、感情的でなく理性的に男性脳に対処する方法を今から学んでおこう、と思いつつ、本を閉じた。妻のトリセツ (講談社+α新書)Amazon(アマゾン)夫のトリセツ (講談社+α新書)Amazon(アマゾン)

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