
23MAY.
英検替え玉受験騒動による影響(出願システム間連携)
話題の件です。本記事は推測も含む個人の感想程度のものです。替え玉受験自体は英検の実施側(協会や準会場となる学校や塾、S-CBTを実施するテストセンター等)が何とかするしかない問題なので大学としてはどうしようもありません。そのような状況ですので、大学側ができることと言えば英検の資格確認を厳格にすることです。今回の事例は近畿大学が英検の資格証明書類を以下の写真付きものしか認めなかったことで大学に出願する際に齟齬がないよう合成写真で出願するといった工作をしたものと思われ、そこから発覚に至りました。・デジタル合格証明書・デジタル英検CSEスコア証明書※個人成績表、合格証書は不可デジタル証明書の概要はこちらです。デジタル証明書の概要|英検|公益財団法人 日本英語検定協会英検の新サービス「デジタル証明書」のご紹介ページです。証明書の発行対象検定や閲覧方法、注意事項などをご案内します。www.eiken.or.jp出願時に提出する英検の資格確認書類は大学によってかなり差があります。例えば大半が英検を利用すると考えられる立教大学では以下のように幅広く認めています。・合格証明書(和文または英文)・合格証書(英文)・英検CSEスコア証明書・個人成績表(郵送で届いた4技能のスコアが記載されたもの)・「英検 合否結果閲覧サービス」で表示される個人成績表をプリントアウトしたもの・「デジタル証明書」のプレビュー画面をプリントアウトしたものもちろんこれは出願者への便宜を図るといった意味もあると思いますが、出願数確保のため駆け込み出願にも対応できるといった意図もあることでしょう。今回の件を受けてこのような比較的幅広く認めている大学も検討を始めるかもしません。ところで、出願システムとしては比較的メジャーなUCARO(ODKソリューションズ)やKEIアドバンス(河合塾系)では2026年度入試から英検デジタル証明書との連携が開始されました。これならいかなる書類であっても、大学側は直接英検協会からデータを取得することができるので一定の信頼性は担保できるものと考えれられます。デジタル証明書を自動で検証する方法|英検|公益財団法人 日本英語検定協会英検デジタル証明書「入試出願連携サービス」のご紹介ページです。ウェブ出願システムと連携し、自動で検証が完了できるサービスです。www.eiken.or.jp近畿大学の場合もデジタル証明書だけで、即日発行で費用もかからないため出願者にはありがたい話です。※近畿大学もUCAROを利用しているので出願者側で準備する書類によらず大学側で確認できたのではないかと思われます。【速報】近畿大学が、英検デジタル証明書「大学入試出願連携サービス」を2026年度入試より導入、導入大学は順次拡大へ - 大学プレスセンター公益財団法人 日本英語検定協会(以下、「英検協会」)は、実用英語技能検定(以下、「英検®」)を活用した大学入試の出願手続きのデジタル化に向け、株式会社ODKソリューションズ(以下、「ODKソリューションズ」)と連携し、同社が提供するWeb 出願システム「UCARO 出願」※1 と連動した、英検のデジタル証明書「大学入試出願連携サービス」の開発を進めてまいりま…www.u-presscenter.jp今のところ出願システムと英検協会でシステム間連携をしているのはこの2社だけのようです。他の出願システムや独自システムを利用している大学では出願者本人から提出される書類を以って確認しているのかもしれません(この辺りは各大学の実務レベルの話で、当該大学の関係者しかわかりません)。出願者側でとりあえず気を付けなければならないのは有料で日数がかかる紙の証明書を提出する必要がある大学です。大学側が英検協会にデジタル証明書を直接確認していない場合、今回の件で大学側の確認作業に一定の影響を与えるのかもしれないと思いました(参考情報)中学受験や高校受験でお馴染みのミライコンパス(三菱総研DCS)でも2027年度入試から連携するようです。入試が変わる! 三菱総研DCS「miraicompass」と日本英語検定協会「生涯学習プラットフォーム」が連携三菱総研DCSが発信するニュース・お知らせをご紹介いたします。www.dcs.co.jp

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