
20MAY.
「上手い子」だけを育てたいわけじゃない
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。私は20年以上、小学生バレーボールに関わってきました。長く指導をしていると、色々な子どもに出会います。最初から運動能力が高い子体格に恵まれている子器用に何でもこなせる子一方で、なかなか上手くいかない子覚えるのに時間が掛かる子試合になると緊張してしまう子失敗すると下を向いてしまう子本当に様々です。もちろん、試合に勝ちたい。 県大会で優勝したい。 全国大会にも行きたい。その気持ちは本気です。だから厳しい練習もあります。 高い基準を求めることもあります。ですが、私が育てたいのは、 「今、上手い子」だけではありません。むしろ私は、今は能力が高く見えない子どもたちが、 将来、 「自分は頑張れる人間なんだ」 と胸を張って生きていけるようになってほしい。そんな思いを強く持ちながら指導しています。小学生の時点では能力差があります。それは事実です。ですが、 小学生で一番上手かった子が、 10年後、20年後に一番逞しいとは限りません。逆に、たくさん失敗して、 悔しい思いをして、 上手くいかなくて、 それでも逃げずに頑張ってきた子が、大人になった時に、 驚くほど強く優しい人間になっていることがあります。私はそういう姿を何人も見てきました。だから、 失敗すること自体を私は悪いことだと思っていません。挑戦して失敗すること。 上手くいかない時間を経験すること。 悔しくて泣くこと。それも成長に必要な時間だと思っています。今の時代、 効率よく、 怒られず、 傷つかず、 上手に生きることが求められる空気があります。ですが、 人生はきっと、 上手くいくことばかりではありません。苦しい時にどう踏ん張るか。 自信を失った時にどう立ち上がるか。 仲間のためにどう動けるか。私は、 バレーボールを通じて、 そういう力を子どもたちに身につけてほしいと思っています。そしてそれは、 能力の高い子だけに必要な力ではありません。むしろ、 「自分なんて…」 と思い始めてしまう子ほど、 必要な力だと思っています。Aチームに入れる子。 入れない子。試合に多く出る子。 思うように出られない子。その現実はあります。ですが、 どの子にも価値があります。どの子にも成長する力があります。私は、 子どもたちを「今の能力」だけで判断したくありません。今はできなくても、 今は自信がなくても、 今は不器用でも、いつか、 「頑張ってきて良かった」 と思える人生に繋がってほしい。そんな願いを持ちながら、 日々子どもたちと向き合っています。勝つことを目指しながら、 人としても成長していく。そんなチームを、 子どもたちと、 そして保護者の皆様と一緒に作っていけたら嬉しく思います。

順位決定戦。まさかの11位

小学校1年生のおねしょ

5月9日(土) 玖珂総合公園練習