みんなが見ている注目記事

  1. バーグマン400 駆動系交換
  2. まいどおおきに。今回は先日の記事(GEARの中古車整備)の後編です。前回は走行距離の少ない中古エンジンへの交換作業などをご紹介しました。今回は車体周りの整備です。ハンドルの動作がスムーズではなかったのでフロント回りを分解します。GEARは重心が後ろ寄りなので車体の保持はジャッキ一つでOKです。ステアリングステムのボールレース部分をメンテします。ベアリングはきれいな状態ですが・・・ボールレースが摩耗してベアリングの型が付いてしまっています。フレーム側のレースも同じように摩耗しています。ハンドルを動かした時にゴリゴリした引っ掛かりを感じていましたが、原因はこれです。発注していた新品のボールレースが届いたので交換します。ステムに圧入されているので抜き取りはコツが要ります。圧入完了です。専用の特殊工具があれば楽なのですが、あいにくうちには揃っていません。ボールレースにキズを付けないように色々なツールを駆使して作業しました。フレーム側のボールレースも新品に交換します。トップ側は負荷がほとんどかからないので綺麗な状態でした。グリスを注し直して組み付けます。ステムナットは強く締め過ぎるとハンドル操作がおかしくなりますし緩いとガタが出ます。ここの締め付け加減もちょっとしたコツが要ります。ホイールのベアリングもチェックしました。普通のスクーターよりもサイズが大きく、強化されているのが分かります。外装を取り付けたら磨きです。修理作業の合い間にやっていたので完成したのは夜になりました。なかなか綺麗に仕上がったと思います。電装品などのチェックを済ませて閉店後にテスト走行を行ないます。丈夫なフロントバスケット、少し劣化していたので取り外すべきか考えましたが、実用性重視でそのまま使う事にしました。手間とコストは掛かりましたが、その甲斐あって綺麗に仕上がりました。エンジンの調子も良好です。車両本体価格119,800円にて販売中です。詳細はこちら原付バイク、中古バイク販売・卸・買取・修理日野オートバイ奈良県生駒市南田原町121-1TEL 0743-78-2999OPEN 11:00~19:00毎週 水・木 定休日HP 日野オートバイ (hinomotorcycle.com)記事の内容を参考に整備などされる方は自己責任にてお願いします。電話やメール等による自己整備のサポート、設備機材の貸出は行っておりません。

    GEARの中古車整備(後編)
  3. パフォーマンスダンパー PART2
  4. 鋸山 登山