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  1. 銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄ですある患者さんのご家族から、こんなメールをいただきました。*画像は読めないように縮小してあります以下、本文濱元先生ご無沙汰致しております。先生、お変わりございませんか。私共は、変わらず元気に過ごしておりますが、父が ー途中省略ー で、バタバタしそうです(笑)先生、今日 6/15は 、濱元先生と初めてお会いできた日なんです。ふと、あ、先生にメールしてみようと思い立ちました。CBDのバームを処方していただきたくて、オンラインで受診した日だったのです。コロナ真っ只中でした。前日の6/14に、私は初めて〇〇病院に付き添い、母の病状を目の当たりにし、当時の医師の酷さに、地の底まで落とされました。翌日の 濱元先生とのオンライン診察で、母も私も、その地の底から引き上げていただきました。懐かしいです。今でも思い出すと涙が溢れてきます。笑顔を忘れ、引きつった不安な顔をした母が、安心と嬉しさと幸せな笑顔に戻った瞬間でした。先生の第一声、覚えていらっしゃいますか?(笑)「こんにちは。あ、お母さんですね!お元気そうじゃないですか!大丈夫ですよ」って。 「え!本当ですか!嬉しい」と母は明るい声になりました。6/15のあの日、先生と出逢ってから、母は本当に変わり、私も、あの日からすごく前向きになれたことを思い出します。〇〇病院の医師に、人格まで否定され、これからどうしたら良いのかわからなかったあの日、先生に救っていただきました。そして、母は3年も生きてくれました。先生には感謝しかなく、毎年6月が来ると、胸がギュッと苦しくなりますが、同時に、6/15の母のあの笑顔を思い出すと、嬉しくなります。早いもので、来月16日には〇回忌を迎えます。まだまだ、実家に帰ると、明るい母が笑顔で迎えてくれるようで、寂しくて仕方ありません。いつになったら この辛さから抜け出せるのか、、、でも、前を向いて、しっかり頑張っていかなくては、母に叱られてしまいそうです。そんな思いの繰り返しで、あっという間に〇年が過ぎた気もします。とにかく、今日6/15に、〇年前に先生と母が運命の出逢いをさせていただいたことを、改めて感謝したいと思いメールいたしました。当時の病院の主治医からは、「手術できない状態だから抗がん剤ね。売店にガイドラインが売ってるから、次回までに必ず読んできて」と言われ、次の外来で「読んでも分からなかった?話にならない」といった感じだったようです。マジで。高齢者にそんなこと言ってもですね、、、難しいですよ、、、先のメールにお返事したら、さらにこんな感じで返ってきました。私は、先生とお会いできて、治療をしていただくようになった〇年前のことを、本当に良く思い出します。きっと、私の心の奥底に、母の不安など顔が、笑顔に変わったこと。そして先生とお会いしてからの、母のあの笑顔や笑い声がとても嬉しい記憶として刻まれているんだと思うのです。私が、「先生、母を治療していただけますか?」と尋ねたら、先生が仰いました。「先ずは、お母さん、〇〇さんの気持ちを聞いてあげてください。家族が決めず、ご本人が、この治療をしたいか、尊重してあげてください」と。私、母に電話をかけました。母は私の話を聞いてしばらくして「生きたい。治療をしていただきたい」と涙声で静かに、でも意思はとても強く答えてくれて。ー途中略ーあれから、クリニックにお邪魔する日が待ち遠しくて。銀座。学生時代に楽しんだ銀座。何を着て行こうかしら!といつも楽しみにしていました。母は本当によく笑っていましたよね。今振り返ると、先生には本当に心も支えていただいていました。母はもちろん、私たち娘もです。クリニックで、大爆笑して、ではまた。とエレベーターでお見送りいただき、また次の治療まで頑張った母。 先生のおかげです。あー、涙が止まらないよー先生(笑)あの日々のことは、私 全て思い出せます。あの母の笑顔が、今の私の支えなのかもしれません。きっと、今はあちらで、おしゃれをして、美味しいものを食べて 元気に暮らしていると思います。あの人のことですから(笑)先生、失礼しました。でも、文字にして吐き出したら、辛さより幸せな気持ちになりました。不思議です。またまた、長々と失礼いたしました。ブログ、ぜひ(笑)素敵にお願いします(爆)文章と思い出が素敵なので、そのまま掲載させてもらいました。銀座でクリニックを開業した時に、「治療帰りくらいは、がんということを忘れて、銀ブラを楽しんで欲しい」という思いがありました。末期と言われている患者さんでも、多くの方が、ちゃんとおしゃれをして来られます。ご家族からは「銀座に行くからと、久しぶりに洋服を引っ張り出した」なんて話もよく聞きます。がん治療以外でも銀座が持つ魅力を生かせるのが、当院の特徴かなと思います。さて、タイトルに記載した「アピアランスケア外来」が気になっている方もいるかもしれせん。国のがん対策で、最近アピアランスケアというのが進められています。がんセンターのHPにも登場するようになりました。アピアランス(外見)ケアとは?国立がん研究センター中央病院のホームページです。www.ncc.go.jp以前から、当院でも開設したいなとずっと思っていて、アピアランスケアのメイク部門を担当してくれる仲間ができそうです。例えば、抗がん剤治療で・眉毛が無くなった後、もしくは生えそろっている途中の眉メイク・治療中にアートメイクをしてもよいのか・まつ毛が無くなったあと、どのようにメイクすればよいのか・肌がくすんでしまったけど、隠す方法を知りたいなどなど、相談に乗ります。着付けもできる方なので、治療後、メイクして着付けして銀ブラというのもアリかも?!諸々、決まり次第お知らせします。★「銀座みやこクリニック」では、がんの専門家がじっくり答えるセカンド・オピニオンを受け付けております★お申込みはお電話かお問い合わせフォームから

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    嬉しいメールと、アピアランスケア外来の計画
  2. 立憲、古賀氏に厳重注意処分 「極めて遺憾」 自衛隊巡る発言 | 毎日新聞 立憲民主党の古賀千景参院議員が15日の参院決算委員会で「経済的に厳しい子どもたちが自衛隊に行く。豊かな子どもたちは自衛隊員とかにはならない」と発言したことを巡り、同党は16日、古賀氏を田名部匡代幹事長による厳重注意処分とした。同党の斎藤嘉隆国対委員長が記者団に明らかにした。mainichi.jp 「経済的に厳しい子どもたちが自衛隊に行く。豊かな子どもたちは自衛隊員とかにはならない」 これは違うと思うし、まずい発言だとも思う。同級生の医師夫婦の子どもは、自衛隊に入ったと聞いた。医師夫婦共働きなので、裕福な家庭である。高校時代の同級生は、防衛大学を経て自衛隊員になった。幹部生だが、入学するのはかなり難しい。東北大震災が起こったとき、助けにきた自衛隊員にあこがれて、自衛隊に入隊した人も多い。これらは貧乏な家だから、自衛隊を志したのではない。学校の先生をしていると、裕福な家庭は4大入学をめざし、そうでない人は自衛隊に進むのかもしれない。学校の先生であれば、そんな人達ばかりみているし、「家庭が貧しいから自衛隊に行きなさい」という指導をいつもしているのかもしれない。家庭が貧しくても住居を保障してくれるので、そのような人には生活しやすいとは思う。しかし、自分が見ている子どもたちがすべてではない。いろいろな人がいるのだが、同じ環境で子どもを見続けると、同じような子どもたちしか目に入らないのであろう。親が裕福で子どもも頭がいいのだが、あえて自衛隊に入隊するという人は理解できないのではないか。いろいろな人がいるので、このように言い切ってしまうと、救いようがない。自衛隊員は貧しい人たちの職業ではなく、日本を守りたいと思う人たちの職業である。

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  3. こんにちは、内科医 ひとちゃんです月日が経つのは早いもので、6月も半ばになろうとしていますね。「円安」は、ジリジリと進行していて、すべての物の値段が高くなってきたなあ・・・と思う毎日です。日本の製品を海外輸出するためには、我慢(がまん)すべきと考えていましたが・・・円安は輸出企業にはプラスと言われてきたからですね。しかしながら、実際は、昨年下半期の輸出額を見ると、日本はイタリア、韓国にも抜かれ、世界5位から7位に転落しているそうで、とても不思議な気がしました。皆さまの体調は、いかがでしょうか?(AIで画像を作成)今回は、メディカルダイエット目的で使われることが多くなり、それと同時に社会問題化している「マンジャロ(一般名:チルゼパチド: GIP/GLP-1受容体作動薬)」について、お話をしてみたいと思います。「マンンジャロ」は世界初のGIP受容体+GLP‑1受容体のデュアル作動薬(ツインクレチン)となります(参考1)グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)およびグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)は、栄養素の摂取に応答して腸管内分泌細胞(L細胞およびK細胞)から分泌される「インクレチン」です。「インクレチン」が作用するGIPレセプターとGLP-1レセプターは。いずれも膵β細胞に発現し、「食後高血糖時」にインスリン分泌を増強するとされるとされています。このため、高血糖状態になりにくい「メディカルダイエット」目的の場合は、「低血糖」にはなりにくいとされています。また、「インクレチン」と呼ばれるホルモンは、膵β細胞でインスリン分泌を高めるだけでなく、脳の摂食調節回路にも働きます。その結果、食欲低下と摂取カロリー減少を起こすことになります。GIP・GLP-1は視床下部などの「満腹(サティエティ)センター」のニューロンを活性化し、満腹感を高め摂食を減らすわけですね(参考2)。(AIを用いて画像を作成) 本来は、「2型糖尿病」の治療薬であるはずですが・・・なぜ「肥満」の治療薬に使用されるケースが出てきたのでしょうか?「肥満治療」における新たな到達点を示したのが、「マンジャロ(一般名:チルゼパチド)」の第3相試験であるSURMOUNT-1試験であるとされています。この試験では、糖尿病を伴わない肥満(BMI ≥ 30)または体重関連合併症を有する過体重(BMI ≥ 27)の成人2,539例を対象としています。この試験の中で、以下のようなことが確認されています。BMI≥30、またはBMI≥27かつ体重関連合併症あり、糖尿病なしの成人を1:1:1:1で5/10/15 mgまたはプラセボに無作為に分け、全員がカロリー制限(約−500 kcal/日)と週150分以上の運動の指導を受けたのだそうです(参考3)そして、主要評価項目はベースラインから治療終了までの体重%変化したかを見たわけですね。A)体重減少効果72週間の皮下投与(週1回)により、5 mg群で16.0%、10 mg群で21.4%、15 mg群で22.5%の平均体重減少を達成した。15 mg群では参加者の約3分の1が25%以上の減量に到達しているB)選択的な体組成改善機序的に特筆すべきは、減量の大部分が脂肪組織に由来する点である。脂肪量が33.9%減少したのに対し、除脂肪量の減少は10.9%にとどまったそうです。筋肉だけではなく、水分や骨、臓器も含めた脂肪以外のすべてが「除脂肪量」ということになります。これに伴い、血圧、ウエスト周囲径、脂質プロファイル、インスリン抵抗性、CRPといった心血管リスク因子が包括的に是正され、SURMOUNT-1では「臨床的に意味のある持続的な体重減少」が得られたと報告されています。ここで、炎症の指標である「CRP」が含まれることに違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。これらの中で「マンジャロ(一般名:チルゼパチド)の持つ効果として、特に重要なのが「抗炎症作用」であることが報告されているのですね。GLP-1受容体を作動させる性質は、「腫瘍壊死因子α(TNF-α)」や「インターロイキン-6(IL-6)」などの「炎症性サイトカイン」の産生を抑制し、C反応性蛋白(CRP)を低下させる。低悪性度の慢性全身性炎症は「動脈硬化」の進展や「心不全」を引き起こすリスクであるため、この抗炎症作用は双方の疾患に共通する強力な保護機序となると考えられているのですね。フレイルや加齢の観点から見ると、GLP-1/GIP系は単なる血糖調節ホルモンではないと言えます。近年は、 慢性炎症(inflammaging)の抑制 ミトコンドリア機能改善 脂肪組織炎症の軽減 インスリン抵抗性改善 心血管保護などが報告されており、加齢関連疾患への応用が期待されているのですね。では、心血管系には、どのような影響を及ぼすのか?そして、気になる「副作用」は?・・・となっていくわけですが、このお話の続気は、後日の話題にしたいと思います素敵な1週間をお過ごしくださいそれでは、また---------------------------------------------------------------------<ブログ後記>6月16日早くも6月の中旬を過ぎ、梅雨の季節の中でありますが、今日はとてもよいお天気で、青空を見ることができました。今回は「マンジャロ(一般名:チルゼパチド: GIP/GLP-1受容体作動薬)」のお話をさせていただきました。本来は、「2型糖尿病」の薬剤であり、いわゆる「痩せ薬(やせぐすり)」ではないわけですね。JTKクリニックでは「総合内科」として「糖尿病」の治療も行なっているのですが・・・副作用などのことを考えると、なかなか使いにくいと感じることが多いような気がします。しかしながら、心筋梗塞などの、いわゆる心血管イベントを予防し、心臓の機能を回復させる効果は特筆すべきものだと思います。「マンジャロ(GIP/GLP-1受容体作動薬)」は、血糖値を低下させるだけでなく。心血管イベントやリスク因子に影響することが、多くの大規模試験とメタ解析から示されています。「マンジャロ」の心血管への影響は、糖尿病・肥満・心不全などでこれまでに解析された結果が多く蓄積しています。その結果は「安全性は確認済み+多くの場面でリスク低下の可能性がある」ことが報告されています(参考4)。実臨床118,252例のメタ解析では、急性冠症候群(Acute Coronary Syndrome), 心不全, 脳卒中, 主要有害心血管イベント、全死亡がすべて有意に低下することが報告されています(参考5)現時点で得られているエビデンスから、「マンジャロ」は「少なくとも心血管イベントリスクを増やさず、多くの場合で明確なリスク低下」を示しています。ランダム化比較試験(RCT)だけでなく、実際の臨床データを用いた研究やメタ解析でも一貫した傾向として示されています(参考5)2型糖尿病がなく、肥満のある方で「マンジャロ」の効果は、どのように評価されているのでしょうか?SURMOUNT‑1試験の事後解析では、糖尿病のない肥満/過体重2,461人で10年ASCVDリスクスコアを算出し、72週時点で相対リスクが16〜24%低下し、プラセボではむしろ増加したことが報告されています(参考6)。ASCVD は Atherosclerotic Cardiovascular Disease(動脈硬化性心血管疾患) の略となります。単一の疾患名ではなく、動脈硬化を基盤として発症する心血管疾患の総称となりますね。また、同じ試験の3年追跡では、肥満かつ前糖尿病患者で、10年予測CVD(Cardiovascular Disease(心血管疾患)のリスクがプラセボで増加する一方、「マンジャロ」では用量依存的に低下したことが報告されています(参考7)。また、別の解析では、同コホートでの10年後に2型糖尿病発症するリスクも60〜69%相対低下していたことも報告されています(参考8)では、「マンジャロ」の副作用では、どのようなものが報告されているのでしょうか?消化器症状としては、悪心、下痢、嘔吐、消化不良、便秘などが最も多く、症状の発現は、用量が多いほど増えるとされています。5/10/15mgでいずれも、これらの有害事象が約4〜5割にみられ、悪心は最大約24%まで増加すると報告されています(参考9,10 11.)もちろん、投与量が増えれば、副作用の出現が増加する訳ですが、その程度の多くは軽度〜中等度で、開始後の用量増量期に集中し時間とともに減少するとされています(参考12,13)もちろん、重篤(じゅうとく)な副作用も報告されていますので、注意が必要です。重篤な副作用とは、どのようなものなのでしょうか?急性肝障害などによる肝機能障害を起こしたという症例報告があります(参考14)。また、神経・精神症状として、足下垂の原因となる腓骨神経障害、幻覚・被害妄想などの症例報告があり、急速な体重減少や栄養不良との関連が示唆されています(参考15)。月経異常・不正出血、睡眠障害なども報告されています(参考15)。また、「マンジャロ」を使用すると骨格筋が減少するということがよく言われますが、脂肪量は大きく減る一方で、除脂肪量(筋肉を含む)は相対的に保たれており、「骨格筋を大きく犠牲にしている」証拠は乏しいと述べられています(参考16)。内脂肪が減ることで筋肉の「質」は改善している可能性があると報告されています。しかしながら、高齢者やもともと筋力が弱い人では、レジスタンス運動と十分なタンパク摂取を組み合わせて筋量維持を図ることが推奨されると考えられています。さらに少数とはなりますが、膵炎、胆のう・胆道疾患、重度の脱水・腎障害、まれな神経・精神症状や甲状腺腫瘍を発症したという報告もあります。ここまでのことがおきますと・・・医学的な管理なしには管理が難しいということになります。JTKクリニックでは、初診は来院を原則としています、BMIの測定、検診データなどを持参していただき、リスクがないかを確認した上で、目標体重と必要なカロリー数の算出などをした上で「マンジャロ」による治療を開始しています、必要であれば、遠隔での「管理栄養士」による食事指導も行なっています。では、少しでも早く「肥満」を解消するのが重要と考えるか?・・・ということになるのですが、これには以下のような理由があります「肥満」、とくに「内臓脂肪型肥満」は、左室駆出率が保たれた「心不全(HFpEF)」の病因の1つである・・・という考え方があります。その原因としては、内臓脂肪・心外膜脂肪に由来する局所的・全身性の炎症、および機械的圧迫がそのベースにあります。「マンジャロ」の投与により、左室駆出率が保たれた「心不全(HFpEF)」に対して行われた試験で、その症状・QOL(KCCQスコア)や運動耐容能がどのように変化したかを報告した「STEP-HFpEF試験」というものがあり、以下のように報告されています。英国の26万人のコホート研究では、クラス3肥満(非常に高度)が、心不全3.3倍・全死亡2.7倍など最悪の転帰であったと報告されています(参考17)また、若年〜中年期で肥満を維持した人は、正常体重維持の人に比べ、全死亡HR 1.6〜1.7と一貫して高リスクであったと報告されています(参考18)最大の「BMI」値を24年間追った研究でも、最高BMIが高いほど死亡リスクが単調に増加し、正常域に一度も出なかった人が最も生存率良好であったと報告されています(参考19)。体重減少がなぜ、寿命を伸ばすのか?・・・という疑問に答える「心臓」というひとつの臓器に対してのみを見た試験に「SUMMIT試験のCMR(心臓MRI)サブスタディ」というものがあります。この試験は、「マンジャロ」がHFpEF+肥満患者の心臓リモデリングと心周囲脂肪をどこまで改善するか」を精密画像で評価した研究です。心臓MRIを用いたSUMMIT試験のサブ解析により、次のような解剖学的なメカニズムが明らかとなっています。「マンジャロ」投与群では、プラセボ補正後に左室心筋重量が11 g減少(95%信頼区間 -19 〜 -4 g、P=0.004)、心臓周囲(傍心臓)脂肪組織が45 mL減少(95%信頼区間 -69 〜 -22 mL、P<0.001)した。IL-6などを分泌する炎症性の心臓周囲脂肪が減少したこと、および左室肥大の退縮(逆リモデリング)が確認されたことは、抗炎症的心保護メカニズムを証明する上で極めて重要であると報告されています(参考20)つまり、「マンジャロ」は、単なる体重減少効果を超えて、以下のような心臓機能の保護・改善傾向があるということになります。1)全身性・局所性炎症の軽減2)血圧・循環血漿量低下による血行動態の改善3)心臓周囲脂肪の減少と左室肥大の退縮を生じる4)心筋エネルギー代謝の最適化と内皮機能改善を通じ、心血管イベントとHFpEF病態を多面的に改善する。最後に「マンジャロ」を中止すると、体重はどうなるのでしょうか?これは、URMOUNT‑4試験というもので報告されており、36週にわたりが報告されています。「マンジャロ」を投与して、約21%減量した後、継続群と中止群(プラセボ)に1:1で再割り付けて体重の増加を確認した試験となります。結果としては、次のように報告されています。52週後の結果として、継続群:さらに 5.5%減量中止群:+14.0%の体重増加(=大きなリバウンド)が確認されたという報告されています(参考21)。同じ試験の追加解析では、中止後1年で「体重減量分の25%以上を再増加した人」が大多数であったと報告されています(参考22)体重が戻るほど、腹囲・血圧・LDL相当・HbA1c・インスリンなど心代謝パラメータの改善も逆戻りしたとも報告されています(参考23)当然ながら、「マンジャロ」の投与量が多いほど、中止後にリバウンドをする体重は大きいわけですね。このために食事療法を徹底しながら、「マンジャロ」をできるだけ少ない投与量としていくことがリバウンドを防いでいくことが重要になるわけですね。今回も最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました参考)1)Cardiovasc Diabetol.2022 Sep 1;21(1):169.Tirzepatide, a dual GIP/GLP-1 receptor co-agonist for the treatment of type 2 diabetes with unmatched effectiveness regrading glycaemic control and body weight reductionMichael A Nauckら2)Front Endocrinal(Lausanne)Mechanisms of action and therapeutic applications of GLP-1 and dual GIP/GLP-1 receptor agonistsQiyuan Keith Liu3)Diabetes Obes Metab.2025 May;27(5):2720-2729.Body composition changes during weight reduction with tirzepatide in the SURMOUNT-1 study of adults with obesity or overweightMichelle Lookら4) Nat Med. 2022 Mar;28(3):591-598.Tirzepatide cardiovascular event risk assessment: a pre-specified meta-analysisNaveed Sattar ら5) Endocr Pract. 2026 Mar;32(3):369-379.Cardiovascular Outcomes in Adults With Type 2 Diabetes Treated With Tirzepatide: A Systematic Review and Meta-Analysis of Real-World StudiesA B M Kamrul-Hasan ら6)Diabetes Obes Metab. 2024 Jan;26(1):319-328.Tirzepatide reduces the predicted risk of atherosclerotic cardiovascular disease and improves cardiometabolic risk factors in adults with obesity or overweight: SURMOUNT-1 post hoc analysisEmily R Hankosky ら7) Diabetes Obes Metab. 2025 Dec;27(12):7385-7394.Tirzepatide and the 10-year predicted risk of cardiovascular disease and type 2 diabetes in adults with obesity and prediabetes: A post hoc analysis from the three-year SURMOUNT-1 trialEmily R Hankosky ら8) Diabetes Obes Metab. 2023 Dec;25(12):3748-3756.Tirzepatide reduces the predicted risk of developing type 2 diabetes in people with obesity or overweight: Post hoc analysis of the SURMOUNT-1 trialEmily R Hankosky ら9) J Endocr Soc. 2023 Jan 26;7(4):bvad016.Adverse 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to tirzepatideMengmeng Huang ら15)Drug Healthc Patient Saf. 2026 Jan 8:18:556918.Adverse Events Associated with Tirzepatide: Updated Pharmacovigilance Analysis Using FAERS (2022 Q1-2025 Q1) with an Adapted Time-to-Onset MethodSaisai Gu ら16) Cureus. 2025 Jul 29;17(7):e89020.Effects of Tirzepatide on Skeletal Muscle Mass in Adults: A Systematic ReviewRoberto A Hidalgo Ramos ら17)BMC Public Health. 2021 Apr 15;21(1):576.Long-term body mass index changes in overweight and obese adults and the risk of heart failure, cardiovascular disease and mortality: a cohort study of over 260,000 adults in the UKBarbara Iyen ら18)BMJ. 2019 Oct 16:367:l5584.Weight change across adulthood in relation to all cause and cause specific mortality: prospective cohort studyChen Chen ら19)JAMA Netw Open. 2018 Nov 2;1(7):e184587.Association of Obesity With Mortality Over 24 Years of Weight History: Findings From the Framingham Heart StudyHanfei Xu ら20)J Am Coll Cardiol. 2025 Feb 25;85(7):699-706.Tirzepatide Reduces LV Mass and Paracardiac Adipose Tissue in Obesity-Related Heart Failure: SUMMIT CMR SubstudyChristopher M Kramer ら21)JAMA. 2024 Jan 2;331(1):38-48.Continued Treatment With Tirzepatide for Maintenance of Weight Reduction in Adults With Obesity: The SURMOUNT-4 Randomized Clinical TrialLouis J Aronne ら22) JAMA Intern Med. 2026 Feb 1;186(2):157-167.Cardiometabolic Parameter Change by Weight Regain on Tirzepatide Withdrawal in Adults With Obesity: A Post Hoc Analysis of the SURMOUNT-4 TrialDeborah B Horn ら(東京スカイツリー)(筆者撮影)=================================JTKクリニックホームページ理事長・ 院長小笠原 均 (Hitoshi Ogasawara) 医学博士, 内科医(総合内科、リウマチ専門医)(新潟大医学部卒)(業績) Instagram    <マイ Piano Jazz リスト>Spotify <今週、なんとなく聞いてみたい曲> =====================<JTKクリニックからのお知らせ>◯Zoomを用いた遠隔医療相談を始めました(内科関連疾患)◯外来診療は予約制をとり、待ち時間が生じないようにしています。◯ ダイエット漢方製剤は、オンライン診療でも可能です。◯ 線維筋痛症に対するノイロトロピン等の点滴療法、トリガーポイント注射を行なっております。(セカンドオピニオン診療も可)自分の皮下脂肪から組織を採取し、「間葉系幹細胞」を培養して、自分自身の組織内に投与する「幹細胞治療」を開始しました。<JTKクリニック 所在地>〒102-0083東京都千代田区麹町4-1-5麴町志村ビル2階電話 03-6261-6386Mail:info@jtkclinic.com =================================

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    追記・『マンジャロ(GIP/GLP-1受容体作動薬)』: 肥満治療を超えて心血管・心機能改善へ
  4. にほんブログ私に似ている医師を紹介してください。出張時に行くからと相談されましたそもそもコミュ障の私は同じベクトルの人でさえつるむことはあまりいないので知ってる先生なんてほぼいないの全部ネットでみてるだけメンタルなら藤川先生紹介するけどあとはW福田先生Katsuhiko Fukuda MD PhD 福田 克彦 (@eitchan) on XIntegrated Medical Centre Fukuda Clinic/Founder of mRNA PVS/CHD JAPAN/MAKE JAPAN HEALTHY AGAIN❣/ワクチン後遺症提唱医/接種不可診断書8千通交付/著書「ワクチン後遺症社会の到来」「IVERMECTIN」他x.com福田世一 Seiichi Fukuda 小倉台福田医院 (@fseiichizb4) on X小倉台福田医院 院長(千葉県) | 日本透析医学会専門医、医学博士x.comでも二人とも忙しそうだからぱっと行って診てくれるかどうか微妙だよね私はぱっと来ても誰でもみれるけど糖尿病に詳しくて近いといえば荒井先生かな福島県か遠いなあさひ内科クリニックasahinaika.comHPも癖強めやなー一応相談してきた患者さん東北にも行くとの事なのでここ紹介しましたあと自分で探すならまず例のワクチンを自身に打ってない医師なら自分に近いかなとあとグーグル評価が4.3以上だと多分私と考え違うからやめとき私と同じ考えなら大体グーグル評価3.5前後に落ち着くと思う5と1が多いのも特徴ね低すぎる2.4以下もやばいからやめときなんて説明しようかなそういえば児玉先生もいたなー関西ならここか児玉診療所 | それいゆ会 こだま病院こだま病院公式サイトです。安心と信頼・納得のいただける医療サービス。鼻から診る内視鏡検査、甲状腺疾患・糖尿病の専門外来診療も行っています。救急は宝塚市御殿山1-3-2/電話番号0797-87-2525で24時間受け付けております。www.soreiyu.netでも児玉先生はワクチン問題は話聞いたことあるけど糖尿病に関してはどんな方針か知らないなー今度暇があったら調べておきます=================年中無休 糖尿病&内科診療もりぞの内科iHerbお買い物↓mor5261リブログ大歓迎直接メッセージには一切お答えできませんコメントに書いていただければ気が向けば返信します院長森園茂明北九州市八幡西区上上津役2-14-17電話:o93-611-5335X(旧twitter)=================

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