これは,自分で何かビジネスをしている人や,大金持ちの人は感覚的に分かると思うが,お金が欲しい,という想いで頭も心もいっぱいになっていると,お金はさらに入ってこなくなる。金運はさらに悪くなり,ツキがなくなる。ようするに,良い運気や,お金を取り込む隙間がないような状態になっているといえる。たとえば,何かを紛失したとき,必死に探し回っても,どうやっても見つからないのが,そのことを忘れた頃(諦めた頃,執着を手放した頃)に,突然出てくることがある。これは執着を手放した時に起きる現象だが,これと同じように,金運は執着を手放した時に,動き出す性質がある。株や為替をやっている人は分かると思うが,やられたからと,お金に執着して,熱くなって,取り返そうとするとギャンブルになってしまい,さらにお金を失ってしまう。お金に執着せず,心を冷静に保ち,よく分析して,楽しみながらおこなうとお金はどんどん増えていく。ちなみに小生は,金運が下がったと感じたときほど,大きなお金を使うようにしている。ほとんどの人は,金運が下がると不安になるものだが,その不安がさらに金運を下げるのだ。金運が下がった時ほど,すぐにまた入ってくるという意識をもって使うと,回復が早くなるのである。お金は,出せば入る,出せば循環が起こる。という法則がある。お金持ちは,このような法則を知っているから,お金は惜しみなく使うのである。また,お金を使うことは厄払いにもなる。お金を払う(祓う)という意味もある。これは知っている人は多いと思う。運の悪い人は,常に頭の中が不安でいっぱいなので,行動できないし,お金も使わない。お金を使わないから払えない(祓えない)のである。
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