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小説・エッセイ・ポエム
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※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--※前話はこちらです※それからは毎日、一緒に仕事に行って、一緒の布団に寝て。(あ、シフトは同じにしていたけど、作業するラインを俺と一緒にしたのは最初だけで、その後翔くんには別のラインに入ってもらっていたよ。色んな場所を
*こちらで書いているお話はフィクションです。登場人物は実在の人物の名をお借りしていますが、ストーリーは作者の創作によるものです。 《恋人たち》何の考えもないはずはなかった。だが…いまは何も考えたくなか
「あらためて、乾杯」「乾杯」間接照明の明かりが反射して表面の細工がダイヤモンドみたいにキラキラ煌めいた。「おいしい!このグラスだと同じワインでも美味しく感じる!」「ほんとだね」さすが。高いグラスって口当たりが全然ちがう。「ふふ、先生とのペアグラスだからもっと美味しい」「……」潤は幸せそうに微笑んだ。
君とのご両親にご挨拶がしたいと小瀧君からお願いして貰ったのだが御前が部屋にやってきて 「小瀧から話は聞いたよ サクちゃん、両家の顔合わせは とても大事な行事の一つだと思うんだ その大切な行事に長が同席せず また儀式のついでに行う それは君のご両親に対して とて
「少し、昔話をしようか…」ユチョンは静かな口調で話し始めた。 「俺はまだガキの頃、ジュンスを手放しちまった事がある。俺がバカだったから気付けなかったんだ。そのせいでジュンスを守れなかった。俺の力が足りないばっかりに、ジュンスに一生消えない傷を負わせた」 「え…?消えない傷って…ま
「じゃ、俺、帰るわ。」食事も終わり、後片付けも終わったので、大野さんが手を振って帰っていく。「あ、俺、そこまで送ってくわ。」ニノが言うので、「じゃぁな。よろしく。」松本さんが手を振りそして俺らの方を向く。「俺も先。風呂もらうわ。いい?」「あ、大丈夫です。俺、さっきジムのプールで泳いだ後、シャワー浴び
妄想小説です。BLの意味が分からない方&不快に感じる方はブラウザバックでお願いします。 「しょおくん・・・自分でできるから!」 「・・・ダメ、俺がやる」 潤は翔が自分の世話を焼きたがることに赤面した。 けれどまるで溺愛しているペットの手入れをする
S大野くんが…俺の手をぎゅっと握った…。「…その代わり…」「え?」「……痛く…するなよ。」ドクン!大野くんが…困り顔でそう言った…「当たり前じゃん。こういうのはゆっくり時間をかけて慣らしていくもんなの。」「え…」「何日も…何週間も…ううん、何年かかってもいい。」「は…?」「絶対に痛くしないから…俺の
どん。どん。部屋のドアを荒々しく叩く音とともに、「やばいっ。翔さん。起きてっ。」ニノの甲高い声。はっと起きると、まだ早朝。翔ちゃんのベッドで、部屋着を着ながらも二人でお互いをだき枕のように寝ている姿で目を覚ます。「どうした?ニノ。」あせ あせ と慌てふためいている俺とは裏腹に、翔ちゃんが落ち着き払っ
若ちゃんと上ちゃんが上毛屋の庭に行くと蒼灯さんと翁は既に来ていて月見亭の濡れ縁に腰かけていた 「おはようございます 蒼灯殿と翁」 若ちゃんと上ちゃんがにこやかに挨拶をすると二人は満面の笑みを浮かべて答える 「おはよう」 「二人とも早いですねぇ」