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アニメ・マンガレビュー
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昨年末にチケットを取ったコンサートの日が漸くやって参りました。予約をした時は余りにも先過ぎて、本当に行けるのか とめちゃめちゃ不安だったけど、無事にこの日を迎えられてホッとしました 当日、舞台袖から現れたみやけんさんの髪色がピンクで思わず客席から笑い声が燕尾服にピンク
★★★2-18「おいしい!!空腹は最高のスパイスね!」テリィの作ったスープは、意外にもとても美味しかった。「それ、褒めているつもり?けなしてないか?」「褒めているのよ!このクロワッサンもおいしいわ!久しぶりに食べたわ」朝食というよりは既に昼食に近い時間だ。「パン屋ぐらいシカゴ
11年目のSONNET・スピンオフ ジュリエットとオフィーリア・後編 ★★★ 「では、『きらきら星』を」テリュースの口から出た曲名に、オルガはぷっと吹き出した。「童謡?いいねぇ~」自ら恥をかきたいとは奇妙な奴だと鼻で笑う。他の団員も「最高
★★★2-23出航は明日の早朝―発つ前に、故郷の人たちに手紙を出したいと思った。列車事故に巻き込まれたのではないかと心配しているかもしれない。「構わないよ。俺の部屋に一式揃っているから使ってくれ」テリィは快く机を提供してくれた。私への手紙もここで書いていたのかと思うと、くすぐ
★★★2-14「さぁ、最後の患者を診るとしよう」「今の人で最後のはずでは?」キャンディが不思議そうに尋ねると、先生はキャンディの肘をゆっくり持ち上げ、二の腕を指した。「・・あっ、忘れてました。傷口は直ぐに水で洗いましたから平気です」「いやいや、破傷風は怖いからの。わしのバッグの中
タイトル/(pixivで)シリーズ101話目が結婚式と重なったという奇跡のタイミングにのっからせて頂きました 挨拶は無事に済んだし、ピアノ演奏はイザークも承諾してくれたし、結婚式までにすることは、後は何と何だっけ……?そんなことを考えながら、昨晩は、
★★★2-5黒い車に先導され赤い車が後に続く。大きな正面玄関のすぐ脇に車を停めると、玄関を入って少し進んだ所にある部屋に通された。大きなガラス越しに手入れの行き届いたトピアリー、色鮮やかな花壇や噴水が見える。部屋の奥にある大きなデスクと革張りの椅子が、いかにも大富豪の執務室といった趣
あのひとはどっちか?『あのひと考察』の本丸です♪ファイナルを未読の人でも分かるように書きました。一緒に考えましょう物語を自分の想像力で楽しみたい人は、読むのをお控えください🙇♀️※公平を期すため、アルバートさんの敬称を省略させて頂きます。 二人が別れてからの10年間
★★★2-21テリィはいくつか用事が残っているからと車で出て行った。「絶対敷地の外へ出るなよ!?二階に行ってもいいけど、今日は木に登るなよ!」そうキャンディに言い残して。何をそんなに神経質になっているのか。とりあえず、言いつけは守る事にした。キャンディはテラスから庭に出ると、苗を
★★★2-16暖かな陽の光が部屋いっぱいに広がっている。目を開けた時、一瞬自分がどこにいるのか分からなかったが、バスタオルの上に置かれた小さなメモを見て、キャンディは昨夜の記憶をゆっくり手繰り寄せた。 バスルームは部屋を出て左だよテリィの字―・・ここはテリィの家だ。(・・